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2011年5月4日

メールでロープ 21

「柱を使っての自縛」というのは、お部屋の中の適当な柱にロープの先端を結び付けて、もう一方の端を持ってからだを回転させ、からだにロープを巻きつける、という方法です。
最終的には、柱を背に、からだにロープがグルグル巻きに縛られた状態になります。

と言っても、私のお部屋には、ロープを結び付けられるような柱なんてありません。
うーん・・・
お部屋をぐるーっと見渡すと、ベッドの足側つきあたりの壁に東南向きに設えてある、小さな三角出窓が目に留まりました。
ほとんど飾りみたいな存在の窓で、たぶん一度も開けたことないかも。
レースのカーテン内側の窓が突き出たスペースは単なる棚と化していて、大きなネコさんのぬいぐるみやなんかをいくつか飾っていました。
確かあの窓は外開きだから、あの窓の把手ならロープを結び付けるのにちょうどいいんじゃないかな?
早速、裸のまま出窓に歩み寄り、ぬいるぐみさんたちを床に降ろしてカーテンを開けました。
出窓の棚が私のおヘソの辺り、把手の高さが胸のちょっと上辺りで、良さそうな感じです。

一番長そうなロープを二つ折りにして、先端を出窓の把手に結び付けました。
ロープをずーっとひっぱって来ると、お部屋の真ん中あたりまで伸びてきました。
それから、ミーチャンさんのお手本ビデオをもう一度見て、やり方をしっかり頭の中に焼き付けました。

把手に結びつけたロープは二重になっているので、結びつけた元から二本のロープが絡んだりよじれが出ないように軽く引っぱりながら手でまっすぐにして、もう一方の端までピンと張ります。
自分の胸の位置くらいの高さでピンと張ったまま、二本のロープの端を右の手首に二度三度巻きつけ、端は右手で握ります。
右手首からつながるロープが背中に回るようにからだを左に回転させます。
このとき、両腕とも背中に回して後ろ手になります。
左手は、右腕の下に添えて右手首から肘のあたりを掴んでいるといいようです。
右手首からのロープが左の二の腕を後ろから通り、からだをさらに回転させるとロープが前に戻って、おっぱいの上を通過していきます。
「ああんっ!」
張りつめたロープがおっぱいの裾野に食い込んでくるとき、思わずえっちな声が出てしまいました。

さらにからだを左回りに回転させると、右の二の腕ごとロープでくくられて、再びロープは背中に回りました。
背面にきたロープを右手の指先で調整し、今度はおっぱいの下を通過するようにします。
さっきくくられた左二の腕の肌より数センチ下を通ったロープは、下乳に潜り込みます。
このとき、ロープに下乳を押し付けるようにからだをよじると、ロープはおっぱいを上下から強く搾り込むような形になります。
「あんっ!ぁはーん!」
痛いけど気持ちいい!
押しつぶされて飛び出した両方の乳首が恥ずかしいくらい突起して尖っています。
「ふんぅふーん」
上半身がカーーッと火照ってきます。
再び右二の腕を通過し、ロープが背中に回りました。

もう一回転できそうです。
今度は思い切って、飛び出している乳首の真上にロープが来るように調整してみます。
左二の腕を背中から通過する張りつめたロープが、これまた張りつめている左乳首をピンッと弾き、乳輪に食い込んできます。
ビクンッ!
下半身がガクンと崩れて、アソコから蜜がタラタラしたたり落ちました。
あーん、気持ち良過ぎますぅ・・・
右乳首も押し潰したロープが三たび背中に回ったとき、私の上半身は、出窓の把手から繋がれたロープによって、出窓を背にした壁際にギチギチに縛り付けられてしまいました。

二の腕ごと縛られて後ろ手になった両腕は、手のひら以外ピクとも動かすことが出来ません。
おっぱいは上下からキツク搾られ、さらにおっぱいの真上にもロープがキツク食い込んでいます。
肌に食い込むロープの痛さにからだをよじると、ロープはさらに食い込んできます。
からだ中をジンジン駆け巡る気持ち良さに下半身がクネクネ身悶えし、内股をスリスリするごとに下のお口からえっちなよだれがダラダラしたたってきます。
「あっぁーんっ!」
どうしても悦びの声が抑えられません。
心の中では、誰に向かってかずっと、許してください許してください、ってつぶやきながら、被虐の炎がどんどんどんどん燃え上がり、からだ中に熱い汗が浮いてきます。

しばらくクネクネモジモジ身をよじって身悶えていました。
私は誰か悪い人に捕まって縛り上げられ、これからとてつもなく恥ずかしい責めを受けるのです。
本格的な自縛の経験、肌に絡みついてくる麻縄の感触は、私のオナニー生活の中でも決して忘れられないほど強烈なものでした。
でも・・・
やっぱり、最初の衝撃が過ぎると、ちょっと物足りなくなってきました。
両手を使えないから下半身は身悶えするしかない、っていうのが最大のネックでした。
もうちょっと、こう何か、下半身にも刺激が無いと、イクにイケない、って言うか・・・

そうだっ!
ステキなアイデアを思いつきました。
縛ったときと逆にからだを回転させ、いったんロープをほどきます。
肌から麻縄が離れていくたびに血行が戻り、気持ちのいい開放感を感じました。
右の手首と両二の腕に、縄目の痕が赤くクッキリとついていました。

まず、姿見を出窓の脇に。
ロープでグルグル巻きになった私を自分で見れる位置に移動しました。

次に、お勉強机の一番上の引き出しを鍵で開けて、リモコンローターを取り出しました。
ベッドの縁に腰掛け、両膝を開き、卵型のローターをアソコにあてがいます。
アソコの中はすでにヌルヌルなので、苦も無くツルリと入りました。
立ち上がってローターが落ちてこないか、少しお部屋を歩き回って確認します。
今まで、ずっと長い間挿れっぱなしにしていても、ローターが落ちてきちゃうことはありませんでした。
やよい先生とのときも、一人で遊んでいるときも。
でも、今日これから私がやろうとしていることで、万が一ローターがアソコから出て床に落ちてしまったら・・・
きっと、けたたましい音をたててしまい、それは間違いなく階下に聞こえてしまうはずです。
それに、そのとき私はギチギチに縛られているので、すぐに拾うこともできません。
やっぱり念のためにショーツを穿いておこうか。
いいえ、それならいっそのこと・・・

短かめのロープを手に取って、股縄をすることにしました。
ミーチャンさんが演じてくれる股縄のかけ方のお手本を見つつ、ロープのTバックのような股縄が完成。
お尻のスジからアソコにかけて、二重のロープをかなりキツク食い込ませました。
「ああんっ!」
ローターのアンテナになっている短かいコードを二重のロープの間に挟んで固定した上に、クリトリスの上に結び目のコブが一つくるように調整しました。
イイ感じ、これならローターが床に落ちることはないでしょう。

「ああんっ!」
ローターのコントローラーを出窓の棚のところへ置いてこようと一歩踏み出した私は、股縄のイジワルさに気がつきました。
足を一歩踏み出すたびに股間の縄が擦れて、クリトリスの上を縄のコブがお豆をひっかくように行ったり来たりするんです。
「あん、あん、あん、あんっ」
そろりそろりと歩いて、やっと出窓までたどりつき、コントローラーを棚に置きました。
再びそろりそろりとロープの端のところまで歩きます。

クリトリスを嬲る縄のコブに翻弄されながら、さっきの要領で再び縛られの身になりました。
今度は、さっきよりもさらにキツク、情け容赦無く縛られました。
二の腕ごとおっぱいを挟む上下のロープは、上下の幅をより狭くしたので、両方のおっぱいがキツキツに搾られてパンパンに張っています。
飛び出した乳首が二本のロープの間に挟まるように三回目のロープをからだに回しました。
ロープはおっぱいのお肉に食い込みながら、二つの乳首を上下から押しつぶしてきます。
「んふーーっ!」

出窓を背にして、二の腕ごと後ろ手に縛られている自分のみじめな姿が姿見に映っています。
ロープの間から搾り出された痛々しく歪んだおっぱいの二つの山。
その頂点で皮膚を突っ張らせながら派手に突起しているピンクの乳首を、二本の張りつめた麻縄が容赦なく挟んでいます。
上半身全体が火照って、上気して、紅潮しています。
両腿の付け根に食い込んだロープも 結び目のコブが見えないほど奥深く食い込んでいます。

私は、鏡の中の自分の顔を見ました。
額にじっとりと汗を浮かべて、目を細めて、眉根を寄せて、歯を食いしばって痛さをこらえる自分の顔。
下半身をモジモジするたびに、痛さが快感に変わり、ビクンと震えて口元が緩んでしまう自分の顔。
これから訪れるであろうさらなる刺激の期待に、うっとり思いを馳せている自分の顔。
我ながら、なんていやらしい女なんだろう、って思いました。

後ろ手の指で見えないコントローラーを探ります。
らしきものが指に触れたので、少し膝を折って屈むと、胸のロープがさらにギュッと締まり、股間のコブがまたクリトリスを直撃しました。
「あふんっ!」
コントローラーが手の中に入りました。
いよいよです。
このスイッチを指先でひねれば、囚われの縄奴隷直子の無限絶頂放置プレイの始まりです。
たぶんイクまで一分ももたないでしょう・・・

覚悟を決めてスイッチをひねりました。
もちろん、一気に最強です。
ヴーーーーーンーーーーーーー
「んんーーーーーっ!!」
全身が大きくブルンと震えると同時にアソコの中が強力に震動し始めて、頭の中が真っ白になりました。
「んっ、んっ、んっ、んーっ!」
大きな声を出すまいと必死に口をつぐんでいます。
右手に持っていたコントローラーは、最初の衝撃で棚に落としてしまいました。
股間からからだ中に広がる快感に、全身がクネクネ動いてしまいます。
屈もうとすると胸のロープがさらに締まります。
痛い・・・
腰を動かすとクリトリスをロープが擦ります。
気持ちいい・・・
脚を広げるとアソコの中をローターが暴れ回ります。

「はぁーんっ、はぁーんっ、はぁーんっ!」
だらしなく開けた口から荒い息がひっきりなしにこぼれてしまいます。
「いーーっ、いーーっいーーっ!!!」
呆気なく最初のピークを迎えた後も、ローターは容赦なく震え続けます。
「んんーーーーーっ!!!」
すぐに二回目のピーク。
頭の中に幾千の綺麗な花火が広がっています。
「ンんんんーーーいいいーーっ!!!」
三回目。
もうだめもうだめ、許して許して許してぇーーっ・・・
心の中で懇願しても震動を止めてくれる人は誰もいません。
「んんーーぐぅーーーぅーーーっ!!!」
四回目。
イってもイっても、後から後から休むヒマもなく快感の波が押し寄せてきます。
「んぁーーーぁーーんぁーーーーっ!!!」
五回目。
こんなにしたら、直子のオマンコ、きっと壊れちゃう・・・
後ろ手で棚の上にあるはずのコントローラーを探りますが、指には何も触れません。
許して、許して、もう許してくださいーっ・・・
と思っている間に六回目。

もう限界・・・

自分でも気づかないうちにからだを逆回転させて上半身の緊縛から逃れていました。
ロープがほどけて両手が自由になると、震えつづけるローターは挿れたままベッドに仰向けに倒れ込み、片手で右乳首を、もう片方の手でクリトリスを思いっきりつまんでひねっていました。
「いぃいいぃいーーーーーんぐぅーーーっ!!!」
七回目の天国を迎えた直後に、ローターのコードをひっぱってアソコから抜き、ローターの胴をひねって電池が通らないようにして震動を止めました。

そのまま気を失いました。

目を覚ましたのは、小一時間ほどしてから。
「はあぁーーーっ・・・」
大きなため息をひとつ。
がらだがグッタリ疲れ果てていました。
お部屋の電気は点けっぱなし。
後片付けしなくちゃ・・・
ヨロヨロとベッドを下りてフラフラと出窓のほうへ歩きます。
股縄はすっかり緩んでいたので、ベッドの上ではずしました。

私が縛られていた出窓の前の床には、あちこちに小さいとは言えない水溜りができていました。
私が漏らしたえっちなおシル・・・
姿見に映った自分のからだを見ると、二の腕からおっぱい、右の手首、そしてウエストにくっきり鮮やかに赤く縄目の痕がついていました。
一晩寝れば消えてくれるかなあ・・・
しでかしてしまったことの重大さを、いまさらのように悔やみながら、ロープを片付けたり床をざっと拭きました。
その最中に、どうしようもなく眠くなってきてしまったので、ロープなどは袋に入れてひとまずクロゼットに押し込み、お部屋の灯りを消して裸のままベッドに潜りこみました。

翌朝起きたら9時過ぎ。
早く起きてシャワーしようと思ってたのに・・・
全身がだるくて、まだかなり疲れが残っている感じです。
縛られるのって、案外体力を使うのかもしれません。
すっごく気持ち良かったのは確かですが、こんなに翌日にまで疲れが残っているオナニーは初めてでした。
つまり、激しい運動と同じ、ってことかな?
胸や右手首の縄の痕もまだ薄っすら残っていました。
朝シャンしても消えなかったら、今日は手首にブレスをしてごまかすことにしましょう。

その日の昼過ぎに生理が来てしまったので、それからしばらくえっちな実技はおあずけとなりました。
生理が去る前に夏休みが終わり、新学期を迎えました。
私は、短く切ったロープの切れ端とやよい先生が送ってくれたロープの結び方の本をいつも持ち歩いて、ヒマをみつけてはさまざまなロープの結び方の体得に励んでいました。
やよい先生とミーチャンさんに、一日も早く私のいやらしい縄化粧姿写真を見ていただくために。

ちょうどその頃、懐かしいある人と再会しました。


ピアノにまつわるエトセトラ 01

2011年4月30日

メールでロープ 20

お風呂上り。
バスタオル一枚からだに巻きつけただけの姿でお部屋に戻った私は、ベッドの縁に腰掛け、ドライヤーで髪を丁寧に乾かしました。
乾いた髪を日本髪っぽく上にまとめてヘアピンで留めます。
鏡で見ると、襟足から肩までの露出した白い肌が我ながら色っぽい感じ。
お部屋の鍵をかけ、テレビ画面正面のベッド縁にロープの束を持って座り直し、リモコンの再生スイッチを押しました。

いきなり、見知ったお顔のキレイな女の人がアップで映りました。
やよい先生のお部屋のテレビで初めて見て、7月最後の日、炎天下の道端でもお会いしたお顔。
ミーチャンさんでした。

直線に揃えた後ろ髪が肩に届くか届かないかなボブカットの女性が、その端正なお顔をこちらに向けて黙って薄く微笑んでいます。
肩先までを映していたカメラがゆっくりひいて、木目調の壁をバックにしたバストアップになりました。
ミーチャンさんは、すでに裸でした。
大きい、とは言えませんが、形の良い小ぶりな洋ナシみたいな二つの乳房に上向きのピンクな乳首が目立っています。
以前ビデオで見たときにしていた乳首のピアスは、していませんでした。

この夏の間に日焼けされたのでしょう、薄っすらと小麦色に焼けた健康的な肌と、両乳首の周囲5センチくらいだけが正三角形に日焼けを逃れて透き通るように真っ白、その三角形の中央にまあるくピンクのグラデーションが始まっています。
その三色のコントラストが、艶かしくも妙にふしだらな感じ。

ミーチャンさん、そんなに小さな水着で夏を過ごしたんだ・・・
私は、やよい先生とミーチャンさんがどこかのキレイな砂浜で、そんな水着で遊んでいる姿を想像して、すっごく羨ましくなってしまいました。
画面の中のミーチャンさんは、相変わらず無言のまま私をじっと見て微笑んでいます。
ビデオのバックには小さく低くピアノ曲が聞こえています。
ドビュッシーのデルフィの舞姫たち。

「ロープは、基本的に二つ折りにして使います」
少し低めですが良く通る、つややかな声がしました。
と同時に、私が今手にしている麻縄とまったく同じロープを持った右手が画面にフレームインしてきました。
細い指先が手馴れた感じで長いロープを二つ折りにしていきます。
あわてて私も立ち上がります。
勢い良く立ち上がってしまったせいで、からだに巻いていたバスタオルがパサッと足元に落ちてしまいました。
「あっ、やんっ!」
そばに誰もいないのになんだか恥ずかしくて、小さく声をあげてしまいました。
ミーチャンさんのつぶらな瞳がじーっと私を見つめているせいです。

「最初にロープでブラジャーをしてみましょう」
ミーチャンさんは、いかにも馴れているという手つきで長いロープをスルスルと器用に操っています。
二つ折りにしたロープを背中から回して左右の下乳の間に戻した後、ロープの折り返しの輪になっているところに先端を通しました。
「これは、ひばり結び、といいます」
結び目を背中に回してからロープの先端を前に持って来て、右おっぱい上部にロープを通し、真ん中でくぐらせて左おっぱいの上部に通し・・・
あれよあれよという間にミーチャンさんのおっぱいはロープで八の字にくくられていました。
その後、ちゃんとブラジャーのヒモの形までロープで再現されました。

私も画面を見ながら自分のからだにロープを巻きつけてはみたのですが、ミーチャンさんの手際の良さに早々と追いつかなくなってしまいました。
でも、ロープがからだの上をすべる感触、食い込んだり擦れたり、ふいに縄先が固くなった乳首を弾いたり、が何とも言えない狂おしい快感です。
とりあえず、おっぱい上下にロープを巻きつけて軽く縛っただけにして、ミーチャンさんのお手本演技を食い入るように見つめていました。

「これが、縄ブラ、ね。キツク縛るとおっぱいの根元がギュッと搾られて気持ちいいよ」
ミーチャンさんが私に向かってニコッと笑います。
ミーチャンさんのおっぱいはロープでキレイに八の字のブラ型に縛られ、キュッと尖立した乳首が鋭く天を衝いていました。

「次は下ね」
カメラがさらにひいて、ミーチャンさんの下半身、膝上あたりまでのショットになりました。
下半身もすでに裸、つまり最初からオールヌード。
ミーチャンさんのソコには、毛がまったくなくてツルッツル。
おっぱいと同じように、日焼けしたおヘソの下から少し開き気味に立った両腿までの間、アソコ間際の部分だけ小さな三角形で真っ白でした。
そして、そのプロポーションの美しさ。
グラマーとか、そういうのではなくて、しなやかスリムビューティ。
やよい先生の裸に似ている、って思いました。
ウエストがすごく細くて、なだらかな曲線でヒップの広がりにつづいています。
お腹はプラスティックの下敷きみたいにまっすぐ。
アソコの寸前でこんもりと盛り上がり、両脚の付け根に溶けていきます。
真正面からはアソコのスジの先端さえ見えないノッペラボウ、両内腿の隙間の部分だけ少し凹んでいるのが例えようも無く卑猥です。

やよい先生によると、ミーチャンさんは昔、男の人とも乱れて遊んでいたと言っていました。
やよい先生ともいっつもえっちに遊んでいるって言っていました。
それに年齢だってたぶん私より5つ以上は上のはずです。
それなのに、ミーチャンさんのからだには崩れたところが全然無くて、清楚な感じとコケティッシュさが両方あって、本当に綺麗。
もしそこにミーチャンさんが裸でいたら、誰だって迷わず抱きしめちゃうはずです。
ミーチャンさんのからだ、ズルイ・・・

このビデオの撮影者は、やよい先生のはずです。
おそらく三脚か何かにカメラを取り付けたフィックスの状態で、ズーム操作だけで撮影しているのだと思います。
合間にミーチャンさんに指示を出しているのでしょう。
そこはもうちょっとゆっくり、とか、もっといやらしく、とか・・・
私をじっと見つめるミーチャンさんの瞳の向こうには、やよい先生の目があるんです。
つまり、このビデオの前で裸になっている私は、ミーチャンさんとやよい先生に見つめられている・・・
やよい先生は、私がミーチャンさんがやっているのと同じようにえっちな格好になるのを望んでいる。
なんだかすっごくシアワセな気分です。
やよい先生はミーチャンさんが大好きで、ミーチャンさんもやよい先生が大好きで、私もやよい先生が大好きで、やよい先生も私を好きだから、私はミーチャンさんも好きで、ミーチャンさんも私を好きになって欲しい・・・

画面の中のミーチャンさんは、私がそんなことを思っているなんて知るはずも無く、もう一本のロープを下半身にかけ始めています。
ふんどしをするみたいに、Tバックな形でアソコに食い込ませながらロープを下半身に回しています。
ミーチャンさんは、たぶんわざと、アソコを突き出すようにからだを少しのけぞらせてロープをかけています。
私のほうに突き出されたミーチャンさんのアソコのスジが食い込ませた二本のロープで割れて、濡れてテラテラ光っている中身が見えました。
ミーチャンさんの中身は、キレイなサーモンピンク色でした。

「これが、股縄。ここをこうやってひっぱると、もっと気持ち良くなれるよ」
ミーチャンさんがまた、ニコッと笑いかけてきます。
いつの間にか縄ブラと股縄がお腹の辺りで繋がれていて、ミーチャンさんは、そのお腹のところのロープをリズミカルにひっぱっていました。
「ああんっ!」
ミーチャンさんのカワユク小さなえっち声にゾクゾクッとからだが震えます。
ミーチャンさんがロープをひくたびに、ミーチャンさんのおっぱいがたわみ、尖った乳首が上下して、股間のロープがさらに食い込んでいます。
「あんっ、あんっ」
「んっ、んーんっ・・・」

私は、ミーチャンさんのお手本に合わせて自分を縛ることはとっくにあきらめ、立ったまま画面を食い入るように見つつ、もう一本のロープの束を自分のアソコにグイグイ押し付けていました。
ミーチャンさんのえっち声に合わせてロープをアソコに押し付けているだけで、どんどん気持ち良くなってきます。
アソコにあたる麻縄の感触。
ヌルヌルなおシルで溢れている敏感な粘膜を擦る縄目のザラザラ。
萼から飛び出した敏感な肉の芽をロープがコソコソ愛撫しています。
「うーんっ!」
大きな声を出さないように声を殺して、テレビの前で腰を激しく上下していました。

画面の中でミーチャンさんのキレイなお顔が悦びに歪んでいきます。
まっすぐな髪がユラユラ揺れて、何本かが汗で頬に貼りつき、眉根に深くシワが寄って・・・
「うっ!んーーーっ!!!」
ミーチャンさんのロープをひっぱる手が止まったとき、私の腰の上下も止まりました。

テレビの画面が黒くフェードアウトしていき、すぐに明るくフェードイン、再びミーチャンさんの裸な上半身が映し出されました。
「次は、菱縄縛り、です」
立ったままイった余韻にユラユラ揺れていた私は、ベッドの縁にドサッと腰を下ろし、ひきつづきビデオを見続けました。

ビデオはその後、「亀甲縛り」「椅子に座ってのM字開脚自縛」「柱を使った自縛」とつづきました。
ときどきミーチャンさんが解説を入れて、縛り終えるたびにカワイク身悶えてくれました。
M字縛りのときは、ミーチャンさんのアソコの中がパックリ見えちゃいました。
ミーチャンさんのは、閉じてるときはただの一本スジみたく地味めなのに、開くとピンク色の薔薇の花びらのように幾重かにビラビラしていて、すっごくいやらしい形でした。
やっぱりラビアを洗濯バサミではさんでいると、伸びちゃうのかな?
私は、ビデオを見ている間中、ロープの束で自分の身体中を愛撫していました。
乳首になすりつけたり、アソコに食い込ませたり。
そして、ミーチャンさんの一挙一動に目が釘付けでした。
とくにミーチャンさんのお顔の変化。

ロープを真剣に操る鋭い目。
ロープが肌に食い込んだときにわずかに歪む口元。
キレイに縄化粧できたときの満足そうな微笑み。
ロープをひっぱって快感を導き出すときの、眉間にシワを寄せた淫靡な表情。
イクときにハスキーな声を絞り出す形の良い赤い唇。
そのどれもがセクシーで、綺麗で、せつなくて、儚くて・・・

私は、ミーチャンさんにすっかり恋をしていました。
いつの日か、ミーチャンさんとやよい先生の三人で、苛め苛められな恥ずかしいアソビをしてみたい、と心底思いました。

DVDを見終えたのは、夜の11時前でした。
DVDの最後でミーチャンさんは、ドビュッシーの喜びの島をバックに、
「それでは直子さん、がんばって練習してね。キレイでいやらしい写真、送ってきてくれるのを待ってます」
とセクシーに囁き、投げキッスまでくれました。

ミーチャンさんのキレイな裸体にすっかりコーフンしてしまった私は、もう一度思いっきりオナニーをしないと収まらない気分でした。
でも「亀甲縛り」みたいな複雑な自縛に挑戦するには、結び方などをよく研究してからでないと無理なことはわかっていました。
それに今夜の私は、でたらめに肌にあてたロープの感触だけでも気持ち良くイッちゃいそうなほど敏感な淫乱です。
難しい自縛は、ロープの結び方をよく練習してからにすることにして、DVDの中で一番簡単そうに見えた「柱を使っての自縛」を試してみることにしました。


メールでロープ 21

2011年4月24日

メールでロープ 19

お夕飯を食べて、また少しみんなとおしゃべりしてから自分の部屋に戻ると、パソコンにやよい先生からのメールが届いていました。
今度は、どんな課題なんだろう?
ワクワクしながらメールを一気に読みました。

親愛なる直子へ

課題レポートのメール読みました。
ずいぶん熱心にDVDを見てくれたみたいで、苦労して作った甲斐がありました。
すぐにエッチに使えそうなものを買いに行っちゃうなんて、とてもスケベな直子らしい。
直子が一人でエッチなことをやっているのを想像すると、私もしたい気分になってきて困りました。

直子のレポートを読むと、直子は自虐に大いに興味があるようなので、次の課題は「自縛」に決めました。
送った荷物の中に、ロープと結び方を紹介している本が入っています。
送ったロープは、本格的なSMプレイで使われるそれ専用の麻縄です。
なめし処理をした後、オイルをすり込んで手入れしてあるので、肌触りも心地良いはずです。
これで直子が自分の身体を綺麗に縛れるようになったら、一緒に送ったデジカメで写真を撮って私に送ること。
それが今回の課題です。

縛り方の詳しい手順は、直子も知っている女性がモデルになって、実際に自縛している過程をビデオに撮ったDVDを同封したので、それを見ながらがんばりなさい。
結び目などの細かいところは、一緒に送った本にわかりやすく書いてあるはずです。
アウトドア用の本だけど、色々なロープの結び方を知る事は、実生活にも大いに役立つから、覚えておいて損はありません。
最初のうちは、ほどきやすい結び方(八の字結びや引き解け結び等)を覚えるといいでしょう。

他に注意すべき点は、
・首にロープをかける時は強く絞りすぎて窒息しないように。
・結び目が血管の上にならないようにすること(血行不良で痣になりやすい)。
・長時間縛ったままにならないこと。
・縄の痕が肌に残るかもしれないので、服で隠せない場所を縛るときは注意すること。
このくらいかな。

ついでに直子が気に入っていたプレイについても少しアドバイスしておく。

ローソクプレイ
・直子も書いていたように、溶けた蝋の後始末が意外に大変=ビニールシートなどを床に敷いてから垂らすのが無難。
・一般に売っているローソクは、溶ける蝋の温度がとても高いものもあるので注意。
・SM用の低温度ローソクっていうのがあるから、どうしてもやりたいなら送ってあげるけど、火事の危険もあるし、ローソクプレイはパートナーが出来てからのほうがいいと思う。

野外露出
・直子が気に入っていることはよく知っているけれど、危険度が高いプレイなので、一人でするのはあまりおすすめしません。
・特に、直子の家のご近所と学校、学校の周辺等、顔見知りに出会いそうな場所では絶対やらないこと=一回の失敗が取り返しのつかないことになってしまうから。
ローソクプレイもそうだけど、どうしてもやりたいと思ったらユマに電話してつきあってもらいなさい。
直子が東京の大学に通うようになって一人暮らしを始めたら、私がじっくりと遊んであげるから、ご両親と一緒にいるうちは少しがまんして、いい子にしていてください。

まずは自縛をマスターすること。
私が思わず顔を赤らめてしまうような、いやらしい、Mな写真を送ってくれることを期待しています。
でも、くれぐれもお母様やご家族にみつからないようにね。
この課題をクリアしたら、以前送ったUSBメモリのパスワードを教えてあげる。

私の方は、お店も順調に知られてきて、お客様も増えてきました。
東京は、特に繁華街は、どこもかしこも狭くてうるさくてごちゃごちゃしているけれど、活気があるし、可笑しな人たちも多くて私には合っているみたい。
直子がしっかり勉強して、大学に受かって、2年後に再会できることを楽しみにしています。

もうそろそろ、毛も生え揃ってきた頃かな?
ちょろっと生え始めのアソコも、なんか生々しくていやらしいよね?
見てみたいなあ。
写真、楽しみです。
あ、もちろん私が言うまで剃ってはだめよ。

お母様にもよろしく伝えてください。
それではまた。

愛を込めて XXX やよい

メールを三回、一回目は一気に、二回目はじっくり、三回目はもっとじっくり読み直してから、ベッドの下に隠した荷物を引っ張り出しました。
心がワクワク高鳴っています。
本格的なSMのロープで自分を縛って、いやらしい姿の写真を自分で撮って大好きなやよい先生に送ること・・・
なんてえっちなご命令でしょう!
その過程を想像しただけで、みるみるからだにえっちな反応が起こってきました。

包みを包んだプチプチをちょっと乱暴に剥ぐと、中から優雅な紫色の風呂敷包みが現われました。
四隅からふんわりと結ばれた結び目を解きます。
とぐろを巻くようにまとめられたロープが四束、豆絞りの手ぬぐい一本、箱に入った新品のデジタルカメラ一台、A5判の本一冊、DVDロムが一枚、そしてロープのお手入れ用らしい馬油と書かれた小さな瓶が一本出てきました。

そのロープの束を見た瞬間、ゾクゾクッと気持ちのいい電流がからだを駆け抜けました。
ロープに色は着いてなくて、麻の生成りな色、白と薄茶色の中間、濃い目のベージュ系な独特の色合い。
全体に表面が濡れたみたいに鈍く光っていて、私が思い描く、SMのロープ、まさしくそのもの、っていう、なんとも淫靡な感じ。
この縄が私の肌に巻きついて、私の自由を奪って、おっぱいを歪めて、アソコに食い込むんだ・・・
考えただけで下半身がヌルんできます。

恐る恐るロープの束に手を伸ばします。
見た感じでは、なんとなくゴワゴワ硬そうな印象だったのですが、指に触れた瞬間にロープ全体がすごくしなやかなことがわかりました。
太さも、太すぎもせず細すぎもしない、いい感じ。
間髪を入れず、ロープの束全部を両手で鷲掴みにすると、Tシャツの胸に強く押し付けていました。
「あぁん・・・」
思わずえっちな声が洩れてしまいます。
ロープ全体がクタッとしなやかで、感触がしっとりと滑らかで、覚えのあるいい匂いがして・・・
これは、やよい先生ご愛用のパフュームの香り・・・
ロープの束を胸にかき抱いているだけで、その感触にうっとりと気持ち良くなってきてしまいました。

しばらくの間、ロープの束を抱きしめて目を閉じたまま恍惚としていました。
自分で自分を縛る・・・
DVDの中でも何人もの女の人がやっていました。
自分一人で縛るとなると、腕の拘束とかは出来ないけれど、両脚を開いたままにしたり、おっぱいをキツク縛ったりするのはとても気持ち良さそうでした。
私も同じ体験が出来るんだ・・・
私の性癖を目覚めさせてくれた、父が隠し持っていた写真集の女優さんみたいに、蜘蛛の巣みたいに綺麗な模様で縄をかけたりも出来るようになるのかな?
頭の中に写真集やDVDで見たさまざまな場面が、またグルグルと走馬灯のように甦っているとき、ふいに内線の電話が鳴りました。

「きゃんっ!」
びっくりして思わず小さく悲鳴を上げ、急いで電話に取り付きました。
「お風呂空いたから、いつでも入れるわよー。残ってるのはなおちゃんだけよん」
母の上機嫌なのんびりした声。
「はーいっ!」
必要以上に元気良く答えながら時計を見ると、9時になろうとしています。
母と篠原さんは、お夕食のときワインも飲んでいたから、お風呂上がってからまた二人で少し飲んで、たぶん今日は早めに寝ちゃうと思います。
ともちゃんは、最後に残った夏休みの宿題、8月に入ってからずっと書いていなかった日記を一気に片付けちゃう、って言ってましたから、もう自分のお部屋に戻っているはず。
チャンス到来。
今夜は、早めにえっちモードに入れそうです。

そうと決まったらさっさとお風呂を済ませちゃって、まずは、やよい先生が作ってくれたという自縛のやり方DVDをじっくり見ることにしましょう。
風呂敷の中から本とDVDだけ取り出し、胸に抱いているロープの束と共にベッドの掛け布団の下に隠しました。
デジカメやその他は、もう一度風呂敷に包んでクロゼットの奥深くにしまいました。
デジカメの使い方は、明日の昼にでもゆっくり研究しよう。

それから、テレビをキャスター台のデッキごとベッドの正面に移動しました。
こうしとけばベッドの縁に腰掛けても、ベッドに寝転んでも画面を見ることが出来ます。
準備万端。
お風呂セットを用意して、ルンルン気分でバスルームに向かいました。


メールでロープ 20

2011年4月17日

メールでロープ 18

課題への返信メールは、とても長文になってしまいました。

DVDで見たほとんどのプレイを、やってみたい、やられてみたい、と思いました。
中でも一番憧れるのはやっぱり、ロープで手足をキッチリ縛られ、あられもない格好のまま拘束されて、さまざまなお道具で蹂躙されること、でした。
ローソクも垂らされてみたいし、鞭で叩かれてもみたいし、アソコにローターを挿れっ放しで放置されてもみたいし・・・
それが、あの日みたいにやよい先生の手によって、だったらどんなにシアワセを感じられることでしょう・・・

SMっぽいことで考えると、私の場合、どうやら西洋っぽいボンデージな革と鎖の拘束具、みたいな世界よりも、純和風の、着物がはだけて荒縄が食い込んで、みたいなやつのほうがゾクゾクくるみたいでした。
立派な樹木に囲まれた和風なお屋敷の縁側やお庭で、青空の下のお仕置、みたいなシチュエーションがとくに萌えてしまいます。
ビデオの中に、女囚、って言うのでしょうか、江戸時代ぽい無地の質素な着物一枚の姿で、胸元や裾を乱された上に荒縄で縛られ、木の棒でグリグリされたり、大きな石を抱かされたり、お庭の大きな木に恥ずかしい格好で吊るされて桶の水を浴びせられたり、竹刀でお尻をぶたれたり、っていうのがあって、その姿の哀れさと儚さにビンビン感じてしまい、何度も何度も見返してしまいました。

その他にも気に入ったプレイについていろいろ細かく書いたのですが、それらはまたこの先、私のお話が進むに連れて、私自身が体験して徐々に明らかになりますから、ここでは書かないでおきます。

もちろん、DVDを見て感化され、100円ショップへえっちなお買い物に行ったことも、その後のナワトビオナニーとかのことも正直に全部書きました。
DVDを見たおかげで、今まで以上に自分で自分のからだを縛ったり拘束することや、恥ずかしい格好になって痛い刺激を受けることに貪欲になり、インターネットで自縛の仕方や自虐オナニーのことを真剣に調べたことも書き添えました。

あまりやって欲しくない、やりたくないプレイ、については悩みました。
たとえば、顔面を崩すプレイ・・・お鼻の穴にフックみたいのを引っ掛けてお鼻をブタさんみたくしたり、歯医者さんが使うみたいな歯茎まで露出しちゃう口枷をさせたり・・・みたいな醜い系のは、ちょっとイヤかな・・・とか、
女性同士でスルときに、相手が股間に男性のアレみたいな器具を付けて男女のセックスみたくサレるのも、ちょっとイヤかな・・・とか、
強烈なお浣腸とか、喉に棒状のものを突っ込んでもどしちゃうみたいなキタナイ系も出来ればパスしたい・・・とか・・・

でも、そういうプレイもお相手がやよい先生だったら、全然イヤじゃないのかもしれません。

絶対無理だな、と思ったのは、刺青とか乳首にピアスとか・・・
刺さっちゃったり血が出ちゃうようなやつは、やっぱり怖くてイヤでした。

そんなことがらを、徒然なるままにグダグダ書いて送りました。

で・・・
オナニー禁止を命じられていると、余計にしたくなっちゃうものなんですね。
一日、二日は、お友達と遊びに行ったり、母とお買い物に出かけたり、普通な日々で過ごせました。
さすがの私の性欲も、課題提出までの数日間、幾度と無く昇りつめたハードなオナニーのおかげで大人しくなっていたようでした。
でも、心の片隅で、オナニー禁止、っていうご命令がチクチクと私の被虐心を刺激していました。
どんなにえっちな気分になっても、からだを弄っちゃいけないんだ・・・と。

禁欲生活三日目の夜から、早くもえっちなDVDの数々を見たくて見たくてたまらなくなってきました。
でも、見てしまえば、からだを弄らずにいられるワケがありません。
がまんしていると、今度は頭の中がそのことで一杯になってきます。
えっちなことで一杯になった頭に反応してからだが悶々としてきます。
だめ!やよい先生のご命令なのだから、と自分を戒めながら、一日に何度も携帯電話とパソコンのメールボックスを覗きました。

やよい先生から携帯電話にメールが来たのは、私が返信した5日後の夜でした。
オナニー禁止で焦らすのもメール課題の一環でしょうから、一週間から10日くらいは待たされるだろうと覚悟していた私は、ちょっとだけ拍子抜けしました。

内容は、最初のメールと同じように素っ気ないもので、また昨日荷物を送ったから、それが届いたら連絡すること。
新しい課題はその後にパソコンのメールへ。
今度の荷物はちょっと大きいけれど、メインは私にくれる古着と母へのプレゼントだそうです。
それで、下のほうにまた、ヤバソウナモノ、を入れといたから、くれぐれも家族にみつからないようにがんばって、とのことでした。

一応メールが来たのだからオナニーも解禁なのかな?
一瞬、そう思いましたが、この焦らされている状態もマゾっぽい感じで心地良かったので、もう少しがまんすることにしました。
それに、やよい先生がくれる新しい課題とヤバソウナモノが、きっと私をすっごく気持ち良くしてくれるはずだから、今オナニーしちゃうのはもったいない。
そんな気もしました。

次の日は雨模様で、私は朝からソワソワ。
母も篠原さん親娘も家にいて、私はリビングでともちゃんの夏休みの宿題を手伝っていました。
ピンポーン!
午前11時過ぎにチャイムが鳴りました。
どきんっ!
「はーい」
篠原さんが応対しています。
「宅配便でーす。森下直子さまにお届けものでーす」
「はーい。今行きまーす」
篠原さんがパタパタと廊下を駆けて、玄関から出て行きました。
私はドキドキ最高潮。

「はい。百合草さんていう人から直子さんに」
戻って来た篠原さんが手渡してくれます。
30センチ立方くらいのかなり大きなダンボール箱でした。
でも大きさのわりには軽いです。
「あら、百合草先生から?何?何?」
母が興味シンシンな顔で聞いてきます。
「うん。昨夜先生からメールがあって、またお洋服送ってくれたみたい。ママにも何かプレゼントが入っているらしいよ」
「へー、何かしら。ねえなおちゃん、開けてみて」
「う、うん・・・でもね、先生が、お荷物着いたらすぐ連絡して、って言ってたの。私、先に先生にメールしてくるね」
言うや否や、荷物を持ったままリビングを飛び出し、まっしぐらに階段を駆け上がりました。

お部屋に飛び込むんでスグ、ダンボールのガムテープを丁寧に剥がしました。
幾重にもプチプチで守られた中から、プチプチで包まれた包みが三つ。
一番上は、直子、って書かれた紙が貼ってある一番大きな包みで、どうやらお洋服みたい。
その下に、お母さまへ、と書かれた四角い包み。
箱と同じ大きさのプチプチを何枚も敷いて隠されたその下にもう一つ、ヤ、ってマジックで大きく書かれた紙が付いた平べったい包みが隠れていました。
これがヤバソウナモノなのでしょう。
その包みだけベッドの下奥深くに隠し、他の包みとプチプチを元通りに箱に戻します。
やよい先生に携帯で届きましたメールを入れ、箱のふたを再度ガムテープで閉じた状態にしてから、大急ぎでリビングに戻りました。

母と篠原さんとともちゃんが、ガムテープを剥がしていく私の手元をじーっと見つめています。
私への包みは、秋冬もののお洋服数着。
「ステキねー」
と、篠原さん。
母への包みには、有名ブランドのスポンジケーキの詰め合わせと紅茶の詰め合わせ。
「わあー、美味しそうー」
と、ともちゃん。
あと、小さめなビニールのブティック袋みたいのが一つ。
「あらあらーっ!」
その袋を覗いていた母が黄色い声をあげました。
母の指につままれて姿を現わしたのは、下着、たぶんボトムのほう、なようでした。
ツヤツヤした真っ白なシルクに細かい刺繍の入った、布幅の小さいセクシーそうなやつみたい。
白の上下と黒の上下の二組。
「わぁー、うれしーっ!」
母はちょっぴり頬を赤らめて、ニコニコ笑っていました。

その日は一日中雨でした。
一刻も早くヤバソウナモノを確認したいのは山々でしたが、家にみんないる状態では、昼間っからえっちなことも出来ません。
深夜になるのをワクワク待ちつつ、久しぶりに母やともちゃんたちとゆっくりおしゃべりをして夜までまったり過ごしました。


メールでロープ 19

2011年4月10日

メールでロープ 17

二つの乳首が天を衝いています。
えっちな形のグリップを握った左手で、左乳首を乱暴にグリグリ押し潰しました。
「ぐぅうーっ」
ナワで搾られている上にスースーするお薬をたっぷり塗りつけられた乳首は、ちょっとさわっただけでからだがピクンって動いてしまうほど敏感になっていました。
それでもおかまいなしにグイグイ押しつけます。
「うううーっ!」
すっごく痛いけど、痛いだけじゃないんです。
それがとっても気持ちいいんです。

右手は右手で、せわしなくからだのあちこちをまさぐっています。
右おっぱいを鷲掴み、脇腹に爪を立て、股間のナワをグイグイひっぱり、お尻のお肉をキツクつねります。
「んぐぅーっ」
手探りでもう一方のえっちな形のグリップをみつけ、握ると同時にショーツの上からアソコに押しつけました。
「ぬーーっ!」
二本のナワの間をくぐり、ショーツの布もろともアソコをこじ開け、侵入してきます。
「んぅ、んぅ、んぅーっ!」
お薬が直に粘膜に擦りつけられる快感。

グリップをグリグリ動かすごとに、ワレメに食い込んでいたナワはだらしなく緩み、ショーツの布も伸びきって、いつしかグリップからはずれてしまいました。
紐状になったショーツが隠せなくなった隙間から、えっちな形のグリップは、苦も無くツルンと直にアソコに潜り込みました。
グリップの凸凹が膣壁をランダムに擦ります。
「んぐぅーーっ!」
グリップを逆手に握り、アソコの中を掻き回すみたいに激しく回転させました。

左手はとっくにグリップを捨てて、ゴム手袋越しの五本の指で、左右のおっぱいを交互に激しく蹂躙していました。
揉んで、つまんで、潰して、絞って、ロープをひっぱって・・・
背中はとっくにベッドに倒れていました。
おっぱいを締めつけていたロープもとっくに緩んでいましたが、そんなことも、もうどうでもよくなっていました。

右手も、グリップでの蹂躙ではじれったくなってしまい、五本の指に切り替えていました。
ゴムに包まれた三本の指が、膣壁をズブズブ引っ掻き回していました。
親指はクリトリスをまさぐり、小指は必死に背伸びしてお尻の穴を探していました。

グリップをアソコに入れてショーツを穿き直し、いやらしく出っ張ったショーツを机に押し付けて腰をグラインドさせながらのオナニー・・・
ビデオで見たその姿がとてもえっちでヘンタイチックで、ぜひともやってみたいと思っていたのですが、今はもう、それもどうでもよくなっていました。

ゴム越しでもわかる、自分のオマンコの中が今まで感じたことないほどの熱さになって、ヌメヌメ蠢いていること。
その事実にさらに欲情して、一心不乱、夢中で両手を動かしていました

私は、ひたすらからだの快感だけを求めていました。
今まで味わったことないくらい、より気持ち良くなることだけに集中していました。

頭の中には、いつものストーリー的妄想の欠片もありませんでした。
いつも思い描く、私を苛める特定の相手役、やよい先生も、ユマさんも、もう一人の自分も、誰も浮かんできませんでした。
ただただ、からだをめちゃくちゃにさわって、気持ち良くイクことだけを望んでいました。

後になって思うと、その夜、私のからだをいたぶっていたのは、6枚のDVDで私を発情させた人たち・・・苛められていた女性たちはもちろん、苛め役の人たちも含む全員だったのかもしれません。
DVDで見て頭の中に焼きついた、哀れな顔、泣き出しそうな顔、苦痛な顔、あきらめの顔、悦びの顔、放心の顔・・・
意地悪な声、冷たい声、憐れむ声、嘲笑の声、蔑む声、感嘆の声・・・
行為の間中、それらが脈絡無く頭の中に浮かんでは消えをくりかえしていました。
DVDで知った、やよい先生とのプレイ以上にヘンタイ的なプレイの数々。
飽和状態を超える性的情報をもてあました私の肉体は、すべての理性や知性を失くした単なるサカリのついたメス、そのものと化してました。

「んーんーんーんーんーんー」
仰向けの両目は固く瞑ったまま、股間の右手を両腿で挟むように小さく開け閉めしながら、ぐんぐん天国への階段を登っていきます。
左手は指先が白くなるくらい力を込めて、右乳首を潰しています。
からだが5メートルくらい上に浮いたままな感じ。
からだ中にチリチリした電流が駆け巡っています。
喘ぎ声も出ず、荒い呼吸音だけが喉の奥でくぐもっています。

もうどうなってもいい・・・
「んっ!」
もうすぐ来る・・・
{んーっ!」
もうすぐ・・・
「んーーっ!!」
もう・・・
「んんんーーーーっ!!!」

目が覚めたとき、お部屋の中は薄っすらと明るくなり始めていました。
私は、両膝下だけベッドの外に出して、シーツの上にナナメに仰向けで寝ていました。
猿轡をしたまま、からだに幾重も緩んだナワトビを巻きつけたまま。

ゆっくりとからだを起こし、肌に巻かれているナワトビを緩慢な手つきではずしてから、猿轡をはずしました。
「ふはーっ!」
よだれでべっちょリ濡れた手ぬぐいを片手に持ち、ヨロヨロとお勉強机に向かいます。
机の上の時計を見ると、朝の4時過ぎ。
「はぁ~っ」
思わず小さなため息をつきました。

今までしたオナニーの中で一番、強烈な絶頂感でした。
イった後、ぐったりシーツに身を沈めて、そのまま寝入ってしまったようです。
3時間くらい?
とてもぐっすり深い眠りでした。
その分、目覚めはすごくしゃっきりしていました。

私の下半身から、微かにミントの香りがしてきます。
目を落とすと、ヨレヨレになったショーツがみっともなく下半身に貼りついていました。
あわてて腰を屈め、それを脱ぎ捨てます。

オールヌードになった私は、カーテンを開き、窓を大きく開け放ちました。
お部屋にもミントの香りと、どんよりしたえっちな空気が溜まっているような気がしたから。
ぼんやりと白み始めた夏の明け方特有の爽やかな風が、ソヨソヨとお部屋の空気を入れ替えてくれます。

自分のからだに視線を落とすと、首筋やおっぱいや脇腹、あちこちに擦ったような赤い痕が残っていました。
からだに付いたさまざまなおシルは、寝ている間に乾いていましたが、腋や両腿の間、膝の裏などはまだ少し汗ばんでいます。
なんだか私のからだ、匂ってる・・・
すっごくシャワーを浴びたいけれど、少し時間が早過ぎます。
母にみつかったときの言い訳を考えるのがメンドクサイ・・・
5時半くらいまでがまんすれば朝シャンでごまかせます。
シャワーを浴びたらせっかくだから朝のお散歩に出かけよう、今日はいいお天気そうだし。
そう決めました。

夏のお日様がゆっくり昇り始めて、どんどんお部屋が明るくなってきます。
ベッドの上や床に散らばっている、私を喜ばせてくれたお道具が朝日に照らし出されます。
今さらながら、恥ずかしい・・・早く片付けなくちゃ。
しまうもの、捨てるもの、洗うもの。
捨てるものビニール袋にゴム手袋と穿いていたショーツ、洗うものビニール袋にナワトビ三本と手ぬぐいを入れて、その他のものは所定の場所に隠しました。

姿見の前に立ってみます。
数時間前、あんなに暴れていた乳首もアソコも、今はひっそりとしています。
あんなに頭の中で渦巻いていた欲望も、今は底のほうにちょっぴりだけ残して鎮まったようです。
心地良い疲労感。
でも、眠気もまったく無いので、シャワーの時間になるまで、あともう一息で終わる夏休みの宿題をやってしまうことにしました。
窓は開けたまま、裸のまま、机に向かいました。

その日の夜と次の日の夜。
あまり大げさではないオナニーを間に挟みながら・・・だってDVDを見ていると、どうしても手が下のほうに伸びてしまうんですもの・・・やよい先生の課題レポートをまとめました。
書き終わって、メール送信する前にもう一度、洗濯バサミオナニー。
レポートメールを送ったらお返事が来るまでオナニー禁止というやよい先生のご命令でしたから、ずいぶんがんばってしちゃいました。
快感の余韻がまだ残るアソコから引き抜いた、おシルでふやけてフニャフニャになった指で、メールの送信ボタンをポチッと押したのは、夏休みも残り10日となった日の深夜のことでした。


メールでロープ 18

2011年4月9日

メールでロープ 16

ショーツが両膝を通過して太腿のあたりまで来たとき、お尻の割れはじめのとこらへんにペチャッと最初の感触がありました。
かまわずショーツを腰までグイッとズリ上げます。

おヘソの5センチくらい下から土手を経て、両内腿の間、お尻の穴の少し上くらいのところまで、ネットリかつヒンヤリとした粘性の液体みたいなものに覆われた感触。
最初は、濡れたショーツを穿いているような気持ち悪さだけだったのだけれど、だんだんとそのあたり全体がムズムズしてきて、とくに敏感な場所・・・アソコの割れはじめからワレメの左右の縁、そしてお尻の穴のまわりが強烈にスースーしてきました。
スースーはやがてジンジンに変わり、火照った熱を持って下半身全体、みるみるうちにカーッと熱くなってきます。
「んくぅうーっ!」
なんて気持ちいいの・・・

ベッドの脇に立ったままの私は、ムズムズする下半身の気持ち良さに身悶えが止められず、両方の膝頭を合わせて内股になって、両脚付け根すぐの左右の内腿を盛んにスリスリしてしまいます。
そうしていると、お薬の塗られたショーツの布地が敏感な場所に一層押し付けられ、さらにお薬をグリグリ擦りつけてきます。
「んぐ、んぐ、んぐーっ」
呼吸が荒くなった鼻腔をくすぐる強いミントの香り。
下半身がもうどうしようもないくらい疼いて、頭がヘンになりそう。

そうだっ!
気づいてしまったら実行するしかありません。
私は、内股モジモジをいったん止めて、頭の中で、せーの、って号令かけてから、その場にストンとしゃがみ込みました。
野球のキャッチャーさんみたいな、両膝を左右に大きく開いた座り方。
思っていた通り、しゃがんだことで私のアソコとお尻の穴がくぱぁと開き、お薬をたっぷり塗りこんだショーツの布地がその部分にベッタリ貼り付きました。
「んーーーーっぐぅーーーーっ」
すでにツヤツヤ充血して萼から半分顔を出していたピンクの蕾も、中からのおツユでヌルヌルになった唇の粘膜も、その向こうにある菊の花びら模様のもう一つの穴も、スースーするお薬の洗礼をたっぷり受けました。
「むぅーーーーんっ!」
強烈な刺激にぎゅーっと目をつぶってしまうほど・・・

そのままゆっくり立ち上がると、粘性のあるお薬のためにショーツの布地が肌に貼りついたまま離れないので、アソコからお尻にかけての布地がワレメに沿って一筋に食い込んだままになりました。
そのはしたない感触に、下半身全体がさらに一層ジンジンムレムレに疼いてしまって仕方ありません。
このままからだを少しまさぐれば、呆気なく最高に気持ちいい瞬間を迎えられそう・・・

でもだめ!
もっともっともっと、いやらしい直子のからだを苛めなくっちゃ。
私は、下半身をモジモジクネクネさせながら、ベッドの上から白いナワトビを拾い上げました。

左手に一方のグリップをしっかり握り、おっぱいの上あたりから腰のあたりまで、でたらめにグルグル巻きつけてみます。
ナワを巻いているとき、ナワが左の乳首をかすって、うんっ!て喘ぎます。
ナワが右おっぱいをナナメに通過して、うぐっ、って唸ります。
ウエストがキュッと絞られて、むんっ、て啼いてしまいます。

全身にテキトーに巻きつけたナワトビ。
左手のグリップは胸の左前あたり、右手のグリップはお尻の右側あたり。
両方のグリップをグイッとひっぱってみます。
「ううんっ、ううんっ」
巻きついたナワがひっぱられ、ナワが通過している右おっぱいの、左脇腹の、お尻上あたりのお肉がぎゅうぎゅう絞られます。
「んんーっ、んんーっ」
ナワが肌に食い込んでくる感触に被虐心が燃え上がります。
何か悪いことをしてお仕置されている気分になってきます。
許して、許してくださいぃ・・・

立ったまましばらくそうしていると、だんだん物足りなくなってきました。
ナワの当たる部分がずっと同じなのがつまんない。
たとえば、左のおっぱいが苛められないのが不満。
せっかくジンジンになっているアソコを苛められないのも不満。
ナワが短かすぎるのが不満。

やっぱりちゃんと考えて縛ったほうがいいかなあ?・・・ナワトビ、あと2本あるし・・・
考える前に手が動いていました。
白いナワトビをいったんからだからはずし、ベッド縁のバスタオルの上に浅く腰掛けました。

100円ショップのナワトビのピンクのほうを手に取ります。
おっぱいの裾野、ふくらみはじめのあたりにピンクのナワを当て、グルッと背中に回します。
前面に戻って来たナワを今度は下乳にあてがい、おっぱい全体を持ち上げるようにしながらまた背中に回します。
二つのおっぱいが2本のナワの間で上下にギューッと搾られています。
ああ・・・痛いけどいい感じ・・・
私の大好きな縛られ方・・・
思わずウットリ目を閉じてしまうほど。

前に戻って来た余りのナワの長さが中途半端だったので、苦心して全体を調節し、左右の脇腹へんに一本ずつグリップが垂れ下がるようにしました。
こうすれば、二本のグリップを左右にひっぱればさらにナワが締まって、おっぱいをさもっとキツク搾ることもできるはず。

ナワが食い込んだ自分のおっぱいを見おろして、じっくり観察してみます。
左右のおっぱいが上下のナワに搾られ、いびつにひしゃげて飛び出しています。
肌に食い込むナワは血流を遮り、歪んだおっぱいの山全体がほんのりピンク色ぽくなってきています。
いつもに増して尖りながら突き出ている二つの乳首は、恥ずかしいくらい大きく派手に目立っていて、まるで金管楽器のマウスピースの先っちょのよう。

左のグリップを握り、右手で反対のグリップを軽くひっぱってみます。
「むふっーんっ!」
入れた力の分だけおっぱいがさらに歪み、大きな乳首がプルンと揺れて、喉の奥から歓喜の喘ぎ声。

つづいてブルーのナワトビを手に取り、立ち上がりました。
ナワの真ん中あたりを背中からウエストに回し、左右のナワを交差させてもう一周させた後、背中に戻します。
左右のグリップを揃えてから背骨のところでウエストのナワに対して直角にくぐらせ、揃えて二本になったナワをお尻のワレメに沿って前に戻し、おヘソの前のあたりで結びました。
ショーツの上からナワトビのTバックを着けているような格好です。
おヘソのちょっと下に、二本のグリップがぶら下がっています。
このグリップをひっぱると、お尻のスジに沿ってワレメのスジにまで、二本のナワが食い込んでくるはずです。

早速練習。
「んぐぅっーんっ!」
お薬まみれのベッチョリショーツごと、ナワが正しくお尻の穴、ワレメ、クリトリスの真上を通過して食い込んできました。
クリトリスは二本のナワの間に挟まれて萼が脱げ、布地の下で完全にこんにちは。
ベッタリとお薬にまみれてしまいました。
「んぅぐーっ!」

これでよしっ、です。

自分の今の姿がどのくらいいやらしくなっているか確認したくて、スースーするお薬の缶を片手に姿見の前に移動しました。
始めたときにかけていたDVDをリモコンで再スタートさせます。
薄暗闇のお部屋にテレビの光が戻り、姿見に映る奇妙な姿の女の子が見えるようになりました。

グッショリ濡れた猿轡を噛みしめる口元。
吸収しきれなくなった唾液がダラダラ、首筋から胸元を汚しています。
胸にはピンクのビニールロープ。
そのロープは柔らかそうなおっぱいを上下から挟み、搾り込むように圧迫しているので、形の歪んだ二つの乳房がぷにゅっと飛び出しています。
その頂点に痛々しいばかりに尖りきって上向きに突き出た大きな乳首。

そこまで見たとき、お医者さんがするようなゴム手袋をつけた手が、鏡の中にフレームインしてきました。
指先に盛った塗り薬のようなものを、その尖りきった乳首にたっぷり擦り込むように塗り付けていきます。
右の乳首、それから左。
あたりに漂う強いミントの香り。
女の子の全身が、クネクネと身悶えを始めました。

ひときわモジモジ落ち着き無く身悶えている、その女の子の下半身は白いショーツ一枚。
ショーツの前部分が、本来そのショーツで隠すべき下半身の窪んでいる部分と同じ形に食い込んで、すごく細くなっています。
きっとお尻のほうまでその状態でしょう。
おまけにそのショーツの上からTの字にブルーのビニールロープ。
そのロープも深く食い込んで、正面からは足の付け根付近のロープが見えないほど。

おヘソのあたりから垂れ下がっている二本のグリップ。
ゴム手袋の手がそのグリップをつかみ、グイッと上にひっぱりました。
ますます食い込む股間のロープと白いショーツ。
女の子の下半身がキュンと硬直し、両内腿を幾筋もの液体がツツツーッとすべり落ちていきます。

そこまでで、急に女の子が鏡からフレームアウトしました。

ベッドの前に戻った私は、もうガマンできませんでした。
一刻も早く自分のからだをめちゃくちゃに弄りまわしたい!
徹底的に苛めて苛めて苛め倒したい!
思う存分気持ち良くなりたい!

上半身と下半身をいたぶる二本のナワトビの上から、さらにもう一本、白のナワトビをでたらめにからだに巻きつけるや否や、ベッドの縁にペタンと腰掛けて、上半身をブリッジみたいにのけぞらせました。


メールでロープ 17

2011年4月2日

メールでロープ 15

姿見の前に両膝をついてへたり込んでいた私は、意を決してヨロヨロと立ち上がりました。
ベッドの前に戻り、まだ使っていないたくさんのお道具を眺めていると、さらなる快楽への欲求がムクムクと全身に滾ってきます。
さっきあれほど強烈な快感に酔い痴れたのに、私のいやらしいからだはどこまでも貪欲に、より激しい刺激を欲して疼き始めます。

ごく薄ゴム手袋を両手に嵌めてみます。
ゴム風船よりも薄そうな、以前、高校のお友達からこっそり見せてもらったコンドームくらいの薄さの、弾力のある皮膜に私の両手が包まれました。
そこはかとなく香るケミカルなゴムの非日常的な匂い。
両手に感じている小さな拘束感。
その手袋をした途端に、私の手が誰か他の人の手になったみたいな感じがしました。

汗とよだれでシットリと濡れている首筋からおっぱいのふもとへと手をすべらせます。
素手だったら手のひらに感じるはずの、液体に濡れる感覚が手のひらに伝わってこないのがなんか不思議。
一方では、肌をまさぐるゴムのヌメっとした愛撫も、今まで未体験の、何て言うか、されたことは無いけれど医療プレイチックな感触で、私の中では、幼い頃にしたお医者さんごっこの甘酸っぱさが甦り、官能が昂ぶってきています。

そのまま右のおっぱいを右手に包んでやんわり揉みしだいてみます。
「んんーっ」
さわっている手にも、さわられているおっぱいにも、自分でいつもさわっているのとは違う、なんだかもどかしい感触を受けて斬新。
自分の意思で動かしている手なのに、さわって伝わってくる感覚がゴム手袋のおかげでいつもより鈍く感じるからでしょうか?
手のほうは、他人のおっぱいを弄っているような感じになり、おっぱいのほうは、他人の手でさわられているような感じ。

このゴム手袋もなんだかクセになりそう・・・
私の両手だけがSになって、それ以外のMな心とからだを苛める算段を練り始めていました。

薄いゴム越しの右人差し指で、丸くて平べったい容器に入ったスースーする塗り薬を指先に一山、掬い取ります。
そ、それをどうするつもりなの・・・
私の両手以外は、すっかりマゾになって怯えています。
早くもツンツンに背伸びしている左乳首の先っちょに塊のままチョコンとつけます。
「んっ!」
最初はなんでもないのですが、ジワジワとくすぐったいようなスースーする刺激が乳首を包んでいきます。
「うぅーっ」
同じように右にも。

このお薬の場合でも、ダイレクトにいったん指につけてからだと、指についた瞬間にお薬の粘度や肌につく感触、温度、刺激の度合いなどの情報が脳に伝わってしまうので、その後に乳首につけるときのドキドキ感は、あらかじめ知っている分だけ、どうしても薄まってしまいます。
でも、ゴム手袋をしていると、感覚が鈍くなっているゴムの指でお薬を掬い取ったときにわかるのは粘度くらいですから、それを乳首につけるときのドキドキ感、ワクワク感が増大していました。

両方の乳首がお薬の刺激でジンジンジンジンしてきました。
両手は後ろに組んで、自分のからだをさわっちゃダメよ!
Sな両手の持ち主が私に命令します。
「んーっ、んーっ」
もはや、口中の唾液をたっぷり吸い込んでグショグショな手ぬぐい猿轡から垂れ始めているよだれが、ダラダラと両方のおっぱいをすべり落ちていきます。
お薬がくれるジンジンの上を熱いよだれがヌルヌルと肌を這って愛撫してくれています。
でも、おあずけを食らった乳首は、もっと強い刺激を求めて、自己主張のための精一杯な背伸びをやめません。
私は、後ろ手の休めの姿勢でモジモジ身悶えながら、ベッドの上のナワトビに手を伸ばしたくて仕方ありませんでした。

ふいにお部屋の電気が一段と暗くなりました。
流していたDVDが終わって、テレビが暗くなったからでした。
もう2時間くらい過ぎちゃったんだ。
そうするとそろそろ夜中の12時頃かな?
まだ全然眠くはないけれど、あんまりゆっくりもしていられないかな?

暗くなったと言っても、真っ暗闇になったわけではなくて、スモールライト一つ分くらいの薄暗がり。
新しいDVDはかけずに、このまま続行することにしました。

迷わずナワトビを手に取りました。
量販店で買ったえっちな形のグリップのほうです。
ナワは少し太めの白いビニール、握りやすい黒いグリップは、女性のからだのようななめらかなカーブの凹凸が三段ついています。

いよいよ夢にまで見たナワトビオナニー。
ベッドの上に並べていたお道具を一まとめにしてバスタオルに包み、枕元に置きました。
掛け布団と毛布は足側のほうにたたみ、ベッドの中央にスペースを作って、ベッド縁に腰掛けました。
本当は、ベッドに伸び伸びと寝転んでやりたかったのですが、汗やなにやらでベトベトになったからだでシーツ全体を汚したくなかったので、ベッド縁に座って、いざとなったら背中だけベッドに倒せば仰向けにはなれるような姿勢でやることにしました。

まず、ナワトビのナワを両手で幅40センチくらいの長さにして胸の前に持ちピンと張ってから、ツンと屹立した両方の乳首の上に当て、乳首だけ上下に弾くようにそのナワを動かしてみます。
「んっ、んっ、んっ、んっ!」
ビニールのナワが両方の乳首の上を擦り、乳首が下を向いた後にナワが通過して乳首がプルンと起き上がり、今度はナワが下から乳首を擦って乳首も上を向き、ヒモが通過して乳首はまたプルルンと揺れ、揺れが収まる間もなく再び上からナワが・・・
そのくりかえし。
私の両手はナワをしっかり張って握ったまま、胸の前で素早く激しく小刻みに上下していました。
「んっ、んっ、んっ、んっ!」
その上下と同じリズムで、私の喉の奥からくぐもったヨガリ声が洩れます。
なんて気持ちいい・・・

最初は乳首の先にだけ当たるようにしていたのですが、熱中するに連れて、おっぱいの先っちょ全体、乳暈のほうまで擦るようにすると、もっと気持ちいいことがわかりました。
それも、わざと乱暴におっぱいを叩くみたいに弾みをつけてやるんです。
パチンパチンて小さく音がするくらいに。
その頃はまだ実際にやられたことはありませんでしたが、まるでおっぱいに鞭をもらってるみたい、って思ったのを覚えています。
「んっ、んっ、んっ、んっー」

目をつぶったまま、しばらく夢中でそうしていると、困ったことがおきました。
腰を下ろした両腿の付け根からダラダラとおシルが滲み出て、シーツを汚してしまうんです。
これはちょっとマズイ・・・
私は、渋々両手を動かすのを止めて、立ち上がりました。

両方のおっぱいの先端の肌が叩かれたお尻みたいに赤く火照っているのが、薄闇の中でもわかりました。
熱く熱をもってジンジンと痺れたような心地良い痛み。
ここにあのお薬をもう一度塗ったら・・・

おっと、それよりも先に私のだらしない下半身への対策をしなければ、です。
実は、前からナワトビオナニーをするときは、ショーツを穿いて、って計画していました。
それは、ビデオでナワトビオナニーをしていた女の子がフィニッシュで行なっていた行為が、ショーツを着けていないと出来ないことだったから。
そして、それがすっごく気持ち良さそうで、絶対やってみたいと思ったから。
そういう理由で、お夕食の後、そろそろ捨ててしまおうと思っていた古びた白いコットンのスクールショーツをクロゼットの引き出しの一番上に用意しておきました。

ナワトビをいったんベッドの上に置いてクロゼットに歩き、そのショーツとバスタオルを一枚取り出して持ち、またベッドに戻ります。
からだや股間をバスタオルでざっと拭きつつ、枕もとのバスタオル包みから塗り薬と100円ショップの2本のナワトビ、そして新しく買ったギザギザの細かいルレットだけを取り出して、残りは枕元に戻しました。
ハケやタコ糸や花瓶、大きな洗濯バサミ、それに手錠とかも試してみたいのはもちろんなのですが、今夜は、時間的にもからだ的にも、これだけあれば充分な満足感を得られる確信がありました。
残りは、明日また試そう・・・

念のため、からだを拭いたバスタオルを広げて、私が腰掛けるベッド中央のシーツの上に敷きました。
さあ、それじゃあさっさとショーツを穿いて、と、暗がりの中、ショーツをつまんだ手を顔の前に持ってきてショーツの前後を確かめたとき、右手にはめているゴム手袋から微かにツーンと塗り薬のミント系な残り香がしました。
そのとき、予定外のえっちなアイデアが閃きました。

左手にショーツを広げて持ち、右手の人差し指でたっぷり掬い取った塗り薬をショーツの裏側のクロッチ部分の布にべったりと塗り付けました。
布地の裏のクリトリスが当たりそなところからお尻の穴のへんまで、何度も右指で塗り薬を掬い取って。
独特のミントっぽい香りが、一段と濃くお部屋に漂い始めます。
これを穿いたら、私のアソコは・・・
想像するだけで、またアソコからヌルリ。

ゴムの指に残った塗り薬は、当然、さっきまで苛められていた両方の乳首にすりこまれます。
「むぅーんっ!」
腫れも火照りもひいて、熱も冷めつつあった乳首がメントールの刺激であっという間にジンジン再燃。
「うっうぅーん」
身悶えしながらショーツを広げ、まず左脚を上げて足首を通し、つづけて右足も。
お薬を塗った内側がムダに両脚の肌につかないように、ソロリソロリと慎重に腰のほうに上げていきました。


メールでロープ 16

2011年3月27日

メールでロープ 14

入浴後の身繕いもそこそこに、今日買ってきたお道具を再びベッドの上に並べました。

バスタブに浸かりながら、お道具をどういう順番で使おうか、今夜のオナニーをどうやって盛り上げようか、ってことばかり考えていました。
ハケで撫ぜてみたい、トングでつまんでみたい、花瓶を挿れてみたい、塗り薬で悶えたい・・・
想像しているだけで乳首は尖り始め、アソコの中がピクピク震え、シャワーの水流やバスタブのお湯のゆらぎ、タオルの摩擦にさえ全身がビンビン感じてしまい困りました。
この浴室で軽くオナニーしちゃいたい、っていう欲求をなんとかガマンして、髪とからだをざっと洗っただけであわただしく自分のお部屋に戻ってきました。
バスタオル一枚の姿で。

お部屋のドアに鍵をかけ、照明を二段落としてから、音声を消したテレビにやよい先生からのレポート課題DVDを映します。
選んだのは、自分で自分のからだを苛めながらのオナニー映像集。
出てくる女性たちがさまざまに工夫をこらしたSMっぽい責めをしながらオナニーしている映像集です。
薄暗いお部屋の中、テレビのモニター周辺だけが浮き上がるように明るくなり、光に誘われた私の目に飛び込んでくるのは、裸の女性のあられもない姿だけ。
画面には、自分のおっぱいに赤いローソクを垂らして身悶えているキレイなお姉さんが映っています。
その画面を眺めながらも頭の中では、昨日まで飽きるほど見た6枚のDVDからのさまざまなお気に入り場面が渦巻いていました。
今夜はそれらを自分のからだで思う存分体験出来る・・・
ワクワクどきどき最高潮。
今日一日、絶えず欲情していた私のからだが、やっとありつける快楽への期待に喜び震えているのが自分でわかりました。

テレビモニターの隣に姿見を配置してから、テレビに背を向けてベッドを見下ろします。
巻いていたバスタオルをはずして全裸になりました。

ベッド上のお道具をざっと眺め、まっ先に手が伸びたのはアイストング。
右手で持ったトングの先っちょのギザギザで、すでに硬く尖っている左の乳首を軽くつまんでみます。
「はうんっ!」
ステンレスのギザギザがすけべな期待でコチコチになっている乳首に鋭く食い込み、気持ちのいい電流が下半身までビビビってつらぬいて、予想以上のえっち声が出てしまいました。
あわてて左手で口をふさぎつつ、パスタ用の大きめなトングに持ち替えます。
大雑把な櫛みたいな切れ込みが入ったステンレスの先を左右に大きく開き、右の乳房全体を丸いパンを掴み取るように挟んでみます。
「うーーんっ!」
柔らかいお肉に食い込む金属の無機質で冷たい感触。
櫛の切れ込みの間からシマシマにはみ出てくるおっぱいの白い皮膚。
「んふーんっ、んふーんっ!」
おっぱい全体を絞るように、トングを開け閉めていると、必死につぐんだ上に左手で押さえてまでいるのに、唇の端から熱く淫らなため息が出てしまうのを防ぎきれません。
赤くシマシマに跡が残るほどきつくおっぱいを挟んだ後にトングの側面をあてると、ヒンヤリしてすっごく気持ちいい。
左内腿がくすぐったいのは、早くも漏れ出してしまったえっちなおシルのしたたり・・・

今夜の私のムラムラは極限にまで達しているので、知らず知らずいつもより大きな声を出してしまいかねません。
母や篠原さんたちに聞かれでもしたら・・・
うっかり大きな声が洩れないように、先に猿轡をしてみることにしました。

どこか暗い牢屋のような場所で猿轡をされて縛られている女性の姿を課題ビデオで見たとき、その絵面のみじめで無力な佇まいがとても気に入ってしまい、自分でもやってみたくてたまらなくなりました。
その場面に漂っていた、この子は、これまでもこれからも、ずーっとされるがまま、なんだろうなあ、みたいなあきらめ感。
私の好みにピッタリのマゾな装いだったんです。

ビデオでは、脱がされたショーツを丸めて口の中に押し込まれ、その上から猿轡をされていたのですが、あの日、やよい先生に同じことをされたとき、かなり息苦しかったのを覚えているので、その夜は猿轡だけにしときました。
日本手ぬぐいを細長く折って、半開きにした口の歯と歯の間にかませてから、後頭部のポニーテールにした髪の結び目下あたりに、両方の頬っぺたもへこむほどキツク縛りました。
口が半開きのまま固定され、舌が自由に動かせず、喉の奥で唸ることしか出来なくなってしまいます。
口中に湧き出るよだれは手ぬぐいが吸ってくれるので、今のところ垂れちゃう心配は無いみたい。
姿見に自分の顔を映して見ると、声を封じられて絶望的な顔になった可哀想な女の子が恨めしげな目で私を見つめていました。

そのまま姿見の前で、右手にパスタトング、左手にアイストングを持ち、おっぱいを集中的に苛めます。
おっぱいのお肉をつまみ、乳首をつまみ、肌に金属の冷たい側面をグリグリ滑らせて蹂躙します。
頭の中では、未知の異星人に誘拐されて裸にされ、ロボットの金属的な触手によって興味本位によってたかっての生体実験をされている妄想がくりひろげられています。

やめてください、お願いですぅ・・・
言葉が封じられているので、心の中で懇願します。
でもムダです。
パスタトングの柄のところで乳首の側面を往復ビンタするみたいに小刻みに弾いていると、涙が出そうなくらいジンジン感じてきてしまいます。
「んーーっ、んんーーーーっ!」
手で撫ぜたり揉んだりするのとは全然違う、私が大好きな金属からの乱暴な愛撫。
指ほど器用にコントロールできないお道具のもどかしさが、自分でではなく誰かから責められている妄想に拍車を掛けます。
二本のトングは不器用に操られ、やみくもに気持ち良くなれる場所、反応が激しくなる場所を探し、みつけると徹底的に責め立ててきます。
コリコリ乳首を執拗に挟んでくる冷たいギザギザ。
「うぅん、うぅん、んんーっ!」
挟まれるたびにアソコから内腿へとヌルヌルヌルヌルおシルが滑り落ちています。
そ、そんなに強くしたら、乳首に穴が開いてしまいますぅ・・・
どうか、どうか許してくださいぃ・・・

そんな姿を鏡に映して、自分のみじめな姿にますます欲情してしまう自分の恥ずかしいヘンタイ性。
それでも手を止めることができずに快感を貪欲に欲している私の本能。
トングの触手に苛まれる可哀想な自分を見て、より一層の加虐にいそしむもう一人の私。
自虐の果てにあるはずの快楽・・・

鏡のこちら側の私は、異星人の側に立ち、鏡の向こうの私にとどめを刺すことを決心します。
「んぐぅ、んぬんーーっ」
より乱暴に、より激しくおっぱいを嬲りながら、左手のアイストングが徐々にからだの下のほうに移動を開始しました。
「ぬーーーんっ、んーーっ!」
だめぇ、そっちに行っちゃだめぇ、そこはイヤッ、お願い、許してぇ・・・
心の中でそう叫んでも、言葉の通じない金属の侵略者は知らんフリで、1ミリにも満たないくらいの陰毛がようやくポツポツと生え始めたゆるやかな土手をジワジワと滑りながら下に進んでいきます。
ぬるんだおツユを湛えた沼のほとりに、ピンク色の大粒な真珠みたくテラテラと光る突起。
アイストングでつまむのにちょうどいい大きさになっているその真珠が、左右のギザギザの間に入りました。

だめだめぇ、お願い、それだけは許して、他のことなら何でもしますからぁ・・・
本当に挟む気なの?直子のクリトリス、潰れちゃうぅ・・・

鏡の中の女の子は、猿轡の手ぬぐいで抑え切れなくなったよだれを顎の端からおっぱいにポタポタ垂らしながら、がに股で踏ん張っている両脚をプルプル震わせて涙ぐんでいます。
汗ばんだ首筋の下、白くてまあるい二つのおっぱいのあちこちが、腫れたように、ひっかかれたように赤くなっています。
左のおっぱいは、全体を大きな銀色のハサミで挟まれてグリグリとせわしなく揉みしだかれ、痛々しいほどに尖った乳首もプルプル震えています。
両腿の付け根が交わるあたりに逆V字型のままピッタリあてがわれた小さめの銀色触手は、4センチくらい左右に開いたギザギザのハサミを、あとは閉じるだけの状態でスタンバイしています。
女の子は、観念したようにゆっくり目を閉じました。

「むぅんんんーーーーぅっ!」
ギザギザの先端が左右から同時に、今にも弾けそうな肉の芽の表皮にチクリと食い込んだ瞬間、私は喉の奥から、それでも精一杯に押し殺す努力をして、喜びの唸り声をあげていました。
「んんーーぅっ、んんーーぅっ!!」
左手で持ったアイストングの側面を親指と人差し指でカニさんのように開け閉めしつつ、右手は開いたトングごとおっぱいをわし掴み、滅茶苦茶に揉みしだきます。
「ぬーん、ぬーん、ぬうぅーーーーっ!!!」
クリトリスへの痛みに似た刺激は、からだの内側で痺れるような快感に変換され、その気持ち良すぎる波は、瞬く間にからだ中の四方八方に飛び散りました。
トングのギザギザがクリトリスに食い込むたびにその波が寄せては返し、たぶん5回目か6回目の波で、ついに私は両膝から崩れ落ち、イき果てました。

「んーーーん」
快感の余韻の中で目を開けると、姿見の横にあるテレビの画面ではナワトビオナニーの真っ最中でした。
余韻にピクピク細かく震えていたからだが、ビクンって大げさに反応しました。
これもやってみなくっちゃ・・・

今夜、鏡の中の可哀想な猿轡の女の子は、まだまだ眠ることを許してもらえません。


メールでロープ 15

2011年3月26日

メールでロープ 13

レジの店員さんは、ちょっと派手めで色っぽい感じの、若奥様風なキレイな女性でした。
私が置いたお買い物カゴの商品を一つ一つ取り出しては、機械をあててバーコードを読み込んでいきます。
私は、その作業をうつむいてどきどきしながら眺めていました。
店員さんは、事務的に、いたって普通な感じで次々に品物をお買い物袋に詰めていきます。
どうやら勘付かれないですみそう・・・

少しホッとしていたら、店員さんの手が一瞬止まり、私のほうに顔を向けてくるような気配がしました。
私は内心ビクッとしながらも、店員さんの手元に合わせていた視線を、顔を上げないようにうつむいたままそらして、肩にかけたバッグからお財布を探すフリをしてやりすごしました。
店員さんの手を止めたさせた商品は、オモチャの手錠でした。

全部で三千円ちょっとのお買い物でした。
「ありがとうございましたっ」
店員さんがおつりをくれながら、平坦な声で言いました。
上目遣いに店員さんを見ると、私と私が手にしているお買い物袋を交互に見つつ、真っ赤なルージュの口元がニヤニヤ笑っているような気がしました。
やっぱり見透かされちゃったみたい・・・
頬っぺたが一気にカーッと熱くなって、うつむいたままお買い物袋を受け取り、逃げるようにその場を離れました。

あの店員さん、絶対このお買い物の目的、わかっちゃってる・・・
エスカレーターで階下に降りながら、私のどぎどきはおさまりませんでした。
そのコーフンは、私の恥ずかしいお買い物を見破られてしまった、という恥ずかしさから来るものでしたが、その店員さんがかなりキレイな女性で、私を蔑むようなニヤニヤ笑いになんとなくSぽい雰囲気も感じていたので、羞恥プレイをさせられた、みたいなえっちで甘美な陶酔が含まれていたのも事実でした。
小さい頃から私の中に居る、恥ずかしいことをして恥ずかしがっている自分をもっと苛めたいと思っている、もう一人の自分・・・
ジーンズの下のショーツがジーンズ表面にまで染み出してしまうんじゃないか、って思うくらいヌレヌレになっているのが自分でわかりました。

一階のスーパーマーケットの食品売り場を横切って、建物の出口に向かいます。
その途中に、さまざまなお野菜が並べられていました。
キュウリ、ニンジン、ダイコン、ナス、ゴーヤ・・・
こういうのをアソコに挿れてオナニーしていた人もいたなあ・・・
頭の中にビデオで見た、裸エプロンでお台所のシンクに上がり、さまざまなお野菜をアソコに突っ込んで延々とオナニーしていた女性の場面が鮮やかに甦ります。
あのお野菜、後でちゃんと食べたのかなあ?・・・
お野菜売り場で立ち止まり、しばし妄想していると、知らないおばさまに肩をぶつけられて我に返り、足早に出口へ。

外に出た私は、もう一度量販店に戻って、もっと理想に近いナワトビを探してみよう、と考えていました。
グリップの形がもうちょっとちゃんとえっちな形のやつを・・・

雨は、降っているか降っていないかわからなくらいの小降りになっていました。
私は、火照ったからだと頭をクールダウンしたくて、傘はささず、相変わらずお買い物客でごったがえす大通りをゆっくりと量販店へと歩いていきます。
それでも今日の私の発情は、おさまることを知らないようでした。

駐車場に置いてある赤い三角錐のパイロンを見つけると、これに跨って気づかれないように街中でオナニーしていた女の子がいたなあ、って思い出しながらフラフラと近づいてしまいます。
電話ボックスを見ると、この中でセーラー服からスクール水着に着替えることを命ぜられたシーンがあったなあ・・・あの女の子は、どんな気持ちだったんだろう?って考えながらフラフラと近づいてしまいます。

靴屋さんで靴を試しながらノーパンの奥を無防備に見せつけていた奥様・・・
アソコにローターを入れたまま接客するブティックの店員さん・・・
街角の証明写真のボックスで全裸写真を撮る羞恥プレイ・・・
歩道橋の階段の途中でスカートをまくられてお浣腸されていた白いお尻・・・
タクシーの後部座席でアソコを弄られながら、えっち声を必死にがまんする人妻の歪んだ顔・・・

ビデオで見た場面と街の風景が重なるたびに、そのシーンを思い出しては、ムラムラが昂ぶりつづけます。
早くお家に帰って、思いっきり自分のからだを弄りまわしたい・・・
きっと今の私は、全身から淫乱オーラを強烈に発しているはずです。

量販店に戻った私は、スポーツ用品売り場で、ビデオで見たのと同じような、女性のからだみたくなだらかな曲線を描く理想的な形のグリップが付いたナワトビをみつけることができました。
お金を払うとき、売り場のお姉さん・・・見るからに快活そうなボーイッシュな感じの人が、
「何のスポーツ、やってるの?」
って、私のからだを上から下まで舐めるようにジロジロ見た後、聞いてきました。
「あ、えっと、バレエを少し・・・」
小さな声で答えます。
「ああ、なるほどー。どうりでステキなプロポーションしてると思った。トレーニング、がんばってね!」
お姉さんは、私の肩を軽くポンッてたたいて、ニッコリ笑ってくれました。
キレイな笑顔・・・
「あっ、はいっ」
答えながら頭の中では、そのお姉さんと裸で抱き合っているところを咄嗟に妄想してしまっているのですから、今日の私は重症です。

その日ほど、夜中になるのが待ち遠しい日はありませんでした。

お家に帰ってお夕飯になるまで、しばらく時間がありました。
買ってきたお道具をベッドの上に並べ、はやる気持ちを抑えながら、どれを試してみようか?って考えていると、知らず知らずに両手が胸と下に伸びてしまいます。
ジーンズのジッパーを下ろして、しっとり濡れたショーツのアソコのスジに沿って指を這わせます。
お道具を使うまでも無く、手で弄っているだけでビクンビクン感じてしまい、服を着たまますぐに軽くイってしまいました。

お風呂に入る前に、ローソクを試してみようと思いました。

買ってきたのは、長さ10センチくらい直径1.5センチくらいのお仏壇用ローソクと長さ約4センチ、直径も約4センチくらいのアロマキャンドル。
お仏壇用のローソクにマッチで火を点けて右手に持ち、左手を開いて手の甲に30センチくらいの高さから恐る恐る蝋を垂らしてみます。
「あっ!」
思わず声が出てしまうような強烈な刺激が肌を刺して、反射的に左手をぶんぶん振ってしまいました。
なんて言うか、爪楊枝をギュッと押し付けられたような、誤ってナイフで肌を軽く切ってしまったときのような鋭い痛みの刺激。
一瞬、熱いっ、と思いますが、その刺激はすぐに去っていきました。

気を取り直して、左手を動かさないようにがまんしながら蝋を垂らします。
二粒、三粒と滴るたびに、その刺激がくりかえされます。
そのたびにゾクゾクッとからだが震えます。
この刺激、けっこう気持ちいい・・・
肌に付いた蝋はすぐに冷めて固まり、付いた部分の肌をひっぱるように付着して少しだけ肌をひきつらせます。
そのもどかしい感覚もなんだかマゾ心をくすぐります。

慣れてきたので、左手を裏返して、手のひらから半袖の肘のあたりまでに順番に垂らしてみます。
蝋が垂れるたびに、んっ、とか、むん、とか声が出てしまいます。
これをおっぱいに垂らしたら・・・アソコに垂らしたら・・・って想像するだけで、どんどん濡れてきてしまいました。

ただ、さっきから気になっていたのは匂いでした。
ローソクを燃やしていると意外とお部屋にキナ臭い匂いがこもるんです。
今、たとえば母がこのお部屋に入ってきたら、間違いなく、何してたの?って聞かれてしまうほど匂っています。
もう一つのは、アロマキャンドルだからなおさらのはず。

それに、肌に付いた蝋を剥がすのもかなりの手間の上、誤って机の上に垂らしてしまったのを剥がすのは一苦労。
その上、後には溶けた蝋のゴミが大量に出てしまいます。
うーーん・・・
ローソクプレイは、ちゃんと計画を練って、万が一にも邪魔が入らないときに、後始末のことも考えて決行したほうが良さそうです。

そう結論を出した私は、とりあえずさっさとお風呂に入っちゃうことにしました。
ベッドの上のお道具をいったん全部袋に入れ直してクロゼットに隠し、そそくさとバスルームに急ぎました。


メールでロープ 14

2011年3月21日

メールでロープ 12

やよい先生が送ってくれたDVDを見ていると、身の回りにあるさまざまな日用品が、オナニーやSM責めのために使われていました。
たとえば乳首を苛めるのに、洗濯バサミはもちろんですが、事務用のクリップで、とか、割り箸を割って両端を輪ゴムで留めたので挟んで揺らしたり、タコ糸でギュッと縛ってひっぱったり、とか。
日用品ではないですが、手術とかで使う鉗子で挟んでいたり、化学の実験で使うピペットのスポイト部分で乳首を吸い込んでいたり、なんていうのもありました。
その他にも、こんなものをそんな風に使うの?っていうのがいろいろあったのですが、私が一番、これ、やってみたい、って思ったのは、ナワトビのナワを使ったオナニーでした。

私が見たビデオでは、カワイイ感じの女優さんが裸の全身にビニール製のナワトビをでたらめにグルグル巻いて、片方のグリップを左手に持ってギュウギュウとナワを締めつけながら、もう片方のグリップをアソコに突っ込んでオナニーしていました。
身悶えするたびに肌に食い込むビニールのナワ。
ナワに絞られてたわむおっぱい。
握りやすいように曲線な凹凸のある形のグリップもなんだかえっちで、そのグリップが女優さんのアソコを出たり入ったりしていました。
その様子がすっごく気持ち良さそうだったので、すぐにでもそのナワトビが欲しくなってしまいました。

また違うAV女優さんは、オナニーをする前のインタビューのときに、その人もすごいオナニー好きなのだそうで、100円ショップやホームセンターに行くと、知らず知らず自分を気持ち良くしてくれそうなものを探してしまう、って言っていました。
日用品をみんなオナニーに結び付けてしまうのだそうです。
なるほど・・・
それを聞いて私は、早速パソコンの前に座り、近隣の品揃えが良さそうな100円ショップやホームセンターの場所を検索していました。

お盆明けの小雨がぱらつく蒸し暑い昼下がり。
私は、電車に乗ってこのあたりでは一番大きな繁華街がある駅へと向かっていました。
バレエ教室がある駅前にも、大きめの100円ショップがあるのだけれど、今日は目的が目的ですから、時間はかかりますが少し遠出をすることにしました。
今日の目的は、まずリモコンローターのコントローラー用の電池を買うこと。
そして、ナワトビのナワ。
あと、100円ショップとかでオナニーに使えそうなものを探すこと。

駅前に出た私は、あらかじめ調べておいた、一般雑貨から電気製品までなんでも扱っている大きな量販店へ向かいました。
この街に出るためには、電車で40分くらいかかるので、お友達と映画を見るときとか、大きなお買い物をするために両親と来るくらいで、私もそんなには来たことはありません。
でも、今日行くべきお店の場所は、昨夜ネットでしっかり調べてきたので、バッチリ頭の中に入っています。
小雨模様なのに街の大通りには、たくさんの人たちが行き交っていました。

量販店に着いた私は、まずファッション雑貨のコーナーで赤いセル縁の素通しなファッショングラスを買いました。
その足で女子トイレに急ぎます。
今日の私は、頭の中がえっちなことで一杯になっているので、万が一にでも知っている人には会いたくありません。
だから、もし会ってもわからないように変装しておこうと思ったんです。
髪を全部後ろに束ねてポニーテールにベースボールキャップ、白いTシャツの上に半袖Gジャン、下はジーンズにスニーカー、肩に大きめなトートバッグっていう、普段お友達の前ではあまりしないラフなファッションの私が、女子トイレの鏡に映っています。
ファッショングラスをかけてキャップを深めにかぶり直しました。
お化粧もリップ以外はすっぴんです。
これなら、私を知っている人でも一目では私ってわからないはず・・・

その格好で電気製品の売り場へ向かいます。
なるべく優しそうな女性の店員さんを探して、
「こういう電池はありますか?」
って言いながら一枚のメモ紙を見せました。
そのメモには、電池23A×10個、って書いてあります。

胸がどきどきしてきます。
なんだかすごく恥ずかしい・・・
私の頭の中では、この種類の電池を買う人はリモコンローター遊びをしている人って思われるんじゃないか、という疑念が昨夜からぐるぐる渦巻いていました。
だからいかにも、人から頼まれてきました、っぽくメモを用意することにしたのですが・・・

ちょっぴりふくよかなその女性店員さんは、
「それなら、あのコーナーのところにあるはずですよー」
って、指をさしつつ普通の感じでにこやかに教えてくれました。
ふー。
そんなに心配することでも無かったのかな?
恥ずかしさと緊張が解けた私は、言われた通りの場所で無事、電池を手に入れることができました。
普通の電池よりちょっとお高めのお値段だったのが誤算でしたが、無事第一目標達成です。

この量販店にも日用品やバラエティグッズなどがいろいろ売っているのですが、やっぱりお安くいろいろ買えたほうが嬉しいので、いったん量販店を出て、今度は100円ショップに行くことにします。

その100円ショップは、スーパーマーケットの3階にあって、フロアがとても広くて、日曜大工用具とか自転車まで売っているホームセンターと併設していました。
100円ショップでは、ほとんどのものはもちろん100円、でも200円から500円くらいのものも豊富に揃っています。
店内にはお買い物に来た家族連れなどのお客さんで一杯でした。

えっちな目線で棚に並べられている商品を眺めていると、確かにいろいろな妄想が浮かんできます。

お台所用品のコーナーで、シロップを塗るためのシリコン製のハケを見て、これでおっぱい撫ぜたら気持ち良さそうだなあ、とか、泡立てるためのホイッパーを見て、これアソコに入るかなあ?とか・・・
先がギザギザになったステレンスのアイストングやパスタトングで乳首を挟んだら・・・
マドラーや菜ばしでアソコを掻きまわしたら・・・
目にするもののほとんどが私を苛めるお道具に変身していきます。
私は、中学生の頃からバターナイフをアソコに入れてオナニーをしていたように、金属的なものでからだを弄るのが大好きな性癖なので、ステンレスのお道具を前にするとすっごくコーフンしてしまいます。

私が台所用品をあれこれ手にしてえっちな思いに耽っている間にも、見知らぬ奥様やおばさま、たまにおじさまが私の傍らにひっきりなしに来ては、思い思いのお道具を自分の買い物カゴの中に入れていきます。
これだけたくさんのお買い物客の中で、並べられた日用品をこんなにすけべな目で選んでいるのは、たぶん私だけでしょう。
なんてはしたない女・・・
自分の淫らで貪欲な性欲が恥ずかしすぎて、どうしてもからだ中が火照ってしまい、まわりのお客さんと顔が合わせられずにうつむいてしまいます。
ブラの下の乳首が暴れて、ショーツの奥がヌメってしまいます。
私は、いやらしいヘンタイ女・・・
それでも妄想を止めることはできず、精一杯そ知らぬ顔を作って、商品をカゴの中に入れていきます。

サニタリーのコーナーでは、普通より大きめな洗濯バサミと渋い模様の日本手ぬぐい。
日本手ぬぐいは、ビデオの中で猿轡をされていた女性が綺麗だったので、やってみようと思って。
お医者さんがしているような使い捨ての極薄ゴム手袋、っていうのも売っていて、医療プレイのビデオの中でしてたのが艶かしい感じだったのでカゴに入れました。
レジャー用品のコーナーでは、大きめのレジャーシートと非常用ローソクにアロマキャンドル。
これはもちろん、ローソクプレイをやってみようと思って。
手芸や大工用具のところでは、ペンキを塗る毛足の長い刷毛とギザギザが細かいルレット。

ホームセンターの中にあるペットコーナーには、各種のペット用首輪や鎖やリードが並んでいました。
SMビデオ中には、首輪をさせられて四つん這いで鎖につながれ、ペットのように扱われている女性の場面もたくさんありました。
欲しい、とは思ったのですが、まさかその売り場で自分の首に合うかどうか、ワンちゃんの首輪をあててみるわけにもいかないので、あきらめました。

ワンちゃんと言えば、ビデオの中で、女の人を裸にして動けないように縛ってから、からだ中にバターを塗りつけてワンちゃんに舐めさせる、っていう責めもありました。
乳首やアソコの周辺にたっぷりバターを塗りつけると、ワンちゃんが嬉しそうにハアハア言いながら長い舌でペロペロ舐めつづけていました。
女の人は、泣きそうになりながらもいやらしく身悶えしていました。
ワンちゃんが間違ってアソコに噛み付いちゃったりしないのかな・・・
私は、ハラハラしながらもゾクゾクっと感じてしまい、これもちょっとやられてみたいな、なんて思っちゃいました。

子供用の玩具のコーナーに、ナワトビがありました。
カラフルなビニール製のチープな感じのやつ。
グリップもただのプラスティックな円柱で今一なのですが、100円だったのでピンクとブルーの二本をカゴに入れました。
玩具の棚をずーっと見ていくと、プラスティックの手錠がありました。
思わず手が伸びて、二つカゴの中に入れました。

もう2時間近く、100円ショップとホームセンターのあちこちをうろうろしていました。
細長い一輪挿しのガラスの花瓶をみつけると、アソコに入りそう、と思ってカゴに入れ、タコ糸をみつけてカゴに入れ、スースーする塗り薬をカゴに入れ・・・

買い物カゴの中は、一見何の脈絡もない品物で一杯になっていました。
トング、ハケ、洗濯バサミ、ホイッパー、綿棒、ローソク、手ぬぐい、オモチャの手錠、ビニールシート、ナワトビ、花瓶、ルレット、塗り薬、ゴム手袋、アンテナペン・・・
でも、これって見る人が見ると、なんとなく用途がバレてしまいそうな品々でもあります。

もうこのくらいでレジに並ぼう、と思っていた私は、すっごくドキドキしてきてしまい、あわててたいして必要も無いノートやボールペン、お皿、なぜだかミトンなども足して、おずおずとレジに向かいました。


メールでロープ 13

2011年3月19日

メールでロープ 11

パソコンを起動して、送られてきたUSBメモリをつないでみました。
パスワードを聞かれて、それ以上進むことは出来ませんでした。
仕方ないので、次はCDロムを入れてみます。
認識しませんでした。
メールソフトを開いて、やよい先生からのメールが来ていないかも確認しました。
さすがにまだ届いていません。

やよい先生、どういうつもりなんだろう?
途方に暮れてCDロムの盤面をしげしげと見ていたら、気がつきました。
なんだか普通のに較べて盤面が青っぽい・・・
あわててDVDレコーダーに円盤を入れてみます。
メニュー画面も無しにいきなり、テレビに知らないキレイな女の人が大写しになりました。
これ、DVDだったんだ。
その頃の私のパソコンは、まだDVDディスクには対応していませんでした。

その女の人は、少しインタビューみたくおしゃべりしてから、おもむろに服を脱ぎ始めてオナニーをし始めました。
私は、あわてて音声を絞り、食い入るように画面を見つめました。

夕方の6時前、母が帰ってくるまでに2枚のDVDを見終えていました。
どうやらやよい先生が私のために、えっちなビデオの私が好みそうな場面を編集して作ってくれたDVDみたい。

一枚目は全部、女性のオナニーの映像でした。
日本のも外国のもまぜこぜでした。
アソコの部分にモザイクが入っているのも入っていないのもありました。
出てくる女性はみんなキレイな人ばかりで、みんないろいろ工夫して、身の回りにあるいろんな道具や器具を使って、いろんな場所でオナニーしていました。
私は、テレビの間近に座り込んで真剣にじーっと見入っていました。
これ、やってみたい!っていうのがいくつもありました。

2時間くらいで一枚目のDVDを見終わったとき、私はオナニーしたくて仕方ない状態になっていました。
見ているときにも、乳首が勃ってきて、ショーツの奥が潤ってきて、手を伸ばしたくてしょうがなかったのですが、がまんしていました。
一瞬たりともテレビから目をそらしたくなかったんです。

見終わったと同時に、立ち上がってお勉強机のところに行きました。
ビデオの中で、一人の女の人が机の角のところにショーツを穿いたままアソコを擦りつけてオナニーしていたんです。
それが、すっごく気持ち良さそうだったんです。

私のお勉強机は、私の股間よりちょっとだけ低い位置の高さでした。
ショートパンツを脱いで、下半身ショーツ一枚だけになります。
水色のショーツのクロッチ部分には、すでに内側からジワジワ滲み出てきているおシルで一筋のシミが浮き出ていました。
少しだけ両膝を曲げ、机の角にアソコを押し付けてみます。
机の角がショーツの布越しに、大きくなっている敏感なお豆にもろに当たりました。
「あはんっ!」
下半身から頭へと気持ちのいい電流が一気につらぬきました。
「んんーーーっ」
そのままの格好で、ビデオで見たのを真似して、角の線にワレメを合わせるようにアソコを押しつけたまま腰を上下してみます。
「あんっ、あんっ、あんっ」
すっごく気持ちいい・・・
いつのまにか左右のおっぱいを両手でTシャツの上から激しく揉みしだいていました。
「あっ、あっ、あーーっ!!」
気持ち良さに酔い痴れながらも頭の中で、早く次のDVDが見たい、っていう欲求も高まっていました。
「んんんんーーーーーーっ!!!」
軽くイってしまった後、脱ぎ捨てたショートパンツを拾ってすぐテレビの前に戻りました。

2枚目は、SMっぽい、女の人が苛められている映像集でした。
縛られたり、吊るされたり、ローソクを垂らされたり、鞭でぶたれたり、お浣腸されたり・・・
そういう場面が延々とつづきました。
苛める役の人は男性ばかりだったので、最初のうちは、男の人のアレが画面に出てきたらどうしよう、モザイクでぼけていても見たくない・・・ってビクビク不安でしたが、そこは、よくわかっていてくれるやよい先生のことですから、男性のアレが出てくる場面は一回も無くて、巧みに編集されていました。
使われているバイブレーターの形も露骨なものは無くて、さすが、やよい先生!って嬉しくなりました。

それにしても、苛めかたにもいろいろ方法があるものです。
これ、やられてみたい、って思うのから、こういうのは、いくら私でも無理、っていうのまで・・・
食い入るように画面を見つめながら、私の右手はショーツの中、左手はTシャツの上をもぞもぞ蠢いていました。

2枚目を見終える頃に、内線の電話が鳴りました。
私は、あわてふためいてテレビを消し、濡れた指のまま電話に出ました。
帰宅した母に、7時からお夕食だからお台所手伝って、と告げられ、はーい、と元気よく返事してから大急ぎでショーツを穿き替え、コットンのワンピースをかぶって、何食わぬ顔で階下に下りました。

お夕食を終えてお部屋に戻り、パソコンのメールを確認すると、やよい先生からのメールが届いていました。

東京での近況が少し書かれた後に、私への最初の課題が書かれていました。
要約すると、この6枚のDVDを見て、やってみたいプレイ、私が気に入ったプレイと、あまりやって欲しくない、やりたくないプレイをレポートにして提出せよ、ということでした。
それに沿って次の課題を出すそうです。
そして、そのレポートを出すまでは自由にオナニーをしてもいいけれど、レポートを出して、次の課題メールがやよい先生から来るまでの間はオナニー禁止。
あと、USBメモリには、あの日やよい先生と遊んだときにたくさん撮ったケータイやデジカメの写真が入っているのだけれど、日が経ってあらためて見返すと、直子がショックを受けそうな刺激が強すぎる、恥ずかしすぎる写真ばっかりなので、もうちょっと課題が進んで直子のヘンタイ度が上がったらパスワードを教える、と、冗談めかして書いてありました。

私は、もう少し違う、なんて言うか、もっと直接的なご命令ぽいえっち課題・・・どこそこにノーパンで行きなさい、とか、こういうシチュエーションを妄想してオナニーしなさい、とかを予想していたので、ちょっと拍子抜けした感じもありました。
でも、残りのDVDがすっごく楽しみ。
私が今までこういう映像を見れるのは、パソコンのえっちなサイトで、がすべてでした。
ただ、いつ男の人のアレに出くわすか、ビクビクしながらでしたから、面白そう、と思っても見れない動画がいくつもありました。
やよい先生が選んでくれたのなら、絶対安心です。

そして、USBの中に入っているはずの写真・・・
私も、さっきDVDの映像を見ながら考えていました。
映像の中で知らない女の人がしている恥ずかしい格好のいくつかは、あの日、やよい先生の前で私がした格好と同じでした。
大きく、アソコの奥が見えるくらいに両脚を広げて縛られたり、コブのついたロープに股間を擦りつけたり、お尻の穴にタンポンを詰め込まれたり・・・
そういう場面になるたびに、ああ、私もこの格好、やよい先生に見られたんだなあ・・・って思っていました。
そのたびに、いてもたってもいられない恥ずかしさで全身がカッカと火照りました。
そのときの画像、私がそんな恥ずかしい格好をした証拠が、この小さなUSBメモリの中に入っている・・・
そう考えただけで、私のからだは再び、いてもたってもいられない、身悶えするほどの恥ずかしさに震えます。
すっごく見てみたい、でも、見るのがすごく怖い、でも早く見たい・・・

きっと、やよい先生はミーチャンさんと二人で、夜な夜な私の恥ずかしい写真を一枚一枚じっくり見ているんだと思います。
このときはこうだったんだよ、なんてミーチャンさんに説明しながら・・・
ミーチャンさんは、どう思っているのでしょう?
いやらしい子だと軽蔑していないでしょうか・・・
えっちな気持ちになってくれているでしょうか・・・
やよい先生とミーチャンさんは、私の写真を見た後、愛し合っているのでしょうか・・・
私の右手は、知らない間にショーツに潜り込んで激しく小刻みに上下していました。
「ん、ん、んーーーっ!!!」
声を押し殺したまま、間もなく小さくイきました。

その日の夜から次の日の夜中までに、6枚すべてのDVDを見終えました。
夏休みの宿題を一気に片付けちゃうから、と母やともちゃんに言って、お食事とお風呂のとき以外はお部屋に閉じこもって。
ドアの鍵をかけて、すぐかぶれるワンピースを傍らに置いて、下着姿になって。
テレビの前に座って、ヘッドフォンをして、息を飲んで、声を押し殺して。
右手をショーツに潜り込ませて、何度も何度も小さくイきながら・・・

一通り真剣に見た後、次の日からは、やよい先生へのレポートを書くためにもう一度、パソコンでメモをとりながら、じっくりと見直していきました。
6枚のDVDには、本当にさまざまなタイプのえっち映像が入っていました。
6枚がそれぞれおおまかにジャンル分けされていて、一枚目はいろんなオナニーの方法、二枚目はSMの責めのいろいろを紹介してくれました。
三枚目は、屋外での露出がテーマのようで、いろんな場所で女の人がおっぱいやお尻やアソコを恥ずかしそうにお外の空気に晒していました。
四枚目は、女性同士のからみ、レズビアンな映像のあれこれ。

私が一番コーフンしたのが五枚目で、自分で自分のからだを苛めながらのオナニー映像。
自分で自分を縛ったり、さまざまな器具でおっぱいを苛めたり、鞭で叩いたりの映像集で、すっごく参考になりました。
最後の六枚目は、SMっぽいことをしながらのレズビアンの映像集で、こっちもすっごくコーフンしました。

メールをいただいてから4日めの夜には、やよい先生からの課題に対するレポートが出来上がっていました。
私の頭の中は、ここ数日間ずーっと、えっちなことだけで一杯でした。
毎日何度もオナニーしてしまいました。
それでもムラムラ気分が去る気配はありませんでした。

オナニー禁止になる前に、DVDに感化されてどうしてもやっておきたいことができたので、レポート返信は、もう少し後にするつもりでした。


メールでロープ 12

2011年3月6日

メールでロープ 10

「直子はお外で裸になって、オナニーしてイっちゃうヘンタイ女です・・・」
小さくつぶやくように声に出して、左腕で乳首の洗濯バサミを激しく揺らします。
「やよい先生に教えてもらったんです・・・」
右手で、子猫ちゃんを咥えているお口のすぐ上のお豆を強くつまみます。
「んんーーーっ!やよい先生、大好きです・・・」
両目を開けて大空にやよい先生のお顔を思い描きます。
「もうイきます・・・イっちゃいますぅ・・・だから、だからぁ・・・」
意味不明なことを口走りつつ、左手で洗濯バサミを揺らし、右手でクリトリス周辺を嬲ります。
子猫ちゃんの震動と同じくらい強く、早く、細かく・・・
最大級の波がやって来ました。

「んぐぅーーーーーーーっ!!!」
からだ中の血液がアソコに向かって急激に流れ込んでくるような収束感から、からだ全体がフワッと青空高く舞い上がるような高揚感と共に快感がからだの隅々にまで飛び散って、一瞬意識がトんで、すぐに戻り、私のからだはデッキチェアの上でビクンビクン跳び跳ねていました。

「はあ、はあ、はあ・・・・」
からだ中の力が抜けてぐったりしているのに、それでも子猫ちゃんだけはまだ、健気に中で震えつづけていました。
もう満足・・・これ以上無理・・・
快感の余韻の中、緩慢に右手を伸ばして子猫ちゃんのスイッチを切ろうとしました。
でも、右手の指先が子猫ちゃんの柄に触れた瞬間、カチリと私の中で新たな被虐のスイッチが入りました。
もっともっとめちゃくちゃになっちゃいたい・・・
気がつくと子猫ちゃんの柄を右手に握り、腰をスライドさせて子猫ちゃんの頭を激しく出し挿れしていました。

「あんっ!あんっ!あんっ!あーーっ!」
押し殺しても洩れてしまう声、止まらない腰と右手・・・
「んーーっ、んーーっ、ぬーーーんっ!」
左手は、洗濯バサミごと右のおっぱいをむちゃくちゃに揉んでいました。
痛いのが気持ちいいっ!
そうはっきり自覚していました。

やがてさっきよりもさらに大きな波がやって来て、私は呆気なく飲み込まれます。
「ぬぐぅーーんっ、んっ!んっ!んーーーんんっ!!!」
私のアソコからすけべな液体がビチャっと大げさに飛び散り、私の右手は震える子猫ちゃんを握ったまま、デッキチェアの外にだらんと垂れ下がりました。

「はあ、はあ、はあ・・・」
気持ち、良かったぁ・・・

からだは、ちょっと動かすのも億劫なくらい疲れきっていました。
でも、頭の中は今までにないくらいスッキリシャッキリしていました。
心地良い疲労感と満足感。
閉じた瞼の裏に、クッキリとやよい先生の魅力的な笑顔が映っていました。
やよい先生と知り合えて、えっちなアソビをご一緒できて、本当に良かったと心の底から思いました。

遠くから夕方5時を告げるチャイムが聞こえてきました。
えっちモードは終了です。
さあ、さっさとお片付けしちゃいましょう。
からだを起こした私は、なんだか新しく生まれ変わったみたいに清々しい気持ちになっていました。

汗まみれのからだをバスタオルで拭い、そのタオルをまたからだに巻きつけてからデッキチェアをかたし、シーツを手早く取り込んでベランダを後にします。
お部屋に戻ってスポーツドリンクを一口飲んでから、今日私を楽しませてくれたお道具たちを元通りにしまいました。
私のえっち液で汚してしまった輪っか付き赤いロープとレインコート、子猫ちゃん、そして新しいバスタオルを片手に持ち、バスルームに向かいます。
リビングに寄ってインターフォンも留守番電話も元に戻します。
もう5時20分になっていました。

シャワーをゆっくり浴びながら、赤いロープとレインコートと子猫ちゃんもついでにキレイに洗いました。
からだも髪も丁寧に洗い、脱衣室に出てからだを拭いていたら、母が帰って来ました。
「あら、なおちゃん。こんな時間にシャワー?」
母が脱衣室のドア越しに問いかけてきます。
「う、うん。ちょっとお部屋でストレッチがんばってたら、はりきりすぎてたくさん汗かいちゃったから・・・」
「あらあら、それじゃあ、お腹も空いてるでしょう?今日は美味しそうなもの、たっくさん買ってきたから、一息ついたら階下へ下りてらっしゃい」
「はーいっ!」

それからしばらくは、憑き物が落ちて頭の中からすべてのえっち的興味が消え失せちゃったみたいに、普通な感じで楽しく過ごしました。
ともちゃんとお庭で遊んだり、高校のお友達とショッピングに行ったり。
やよい先生に最後のお別れを言えなかったあの日の翌日、生理が来ました。

久しぶりにしーちゃんとも会いました。
その日、なおちゃんなら絶対ハマルと思う、っていうコメントと共にしーちゃんが貸してくれたすごく古いゲーム・・・風水師になって、近未来みたいな妖しい感じな香港ぽい町の風水を見立て直す、っていうゲームがすっごく面白くって、何日も徹夜しちゃいました。

やよい先生から最初のメールが来たのは、やよい先生が東京にお引越してから4日後の夜でした。
やっとなんとか落ち着いてきたから、近々最初の課題をメールする、っていう内容でした。
私はすぐに、会えなくて寂しいとか、バレエの新しい先生のこととか、課題が楽しみとか、とりとめのない長文メールを返してしまいました。
送った次の日にちょっと反省・・・

そのまた4日後、やよい先生から携帯電話に短いメールが入りました。
昨夜郵便で小さな荷物を送ったので、受け取ったらメールで教えること、その後にパソコンのほうへ最初の課題のメールをくれる、とのことでした。
昨夜出したのであれば、たぶん明日には届くでしょう。
なんだかどきどきしてきて、私は、自分の中にえっち的興味が復活しつつあることに気がつきました。

その日の夜は、3時過ぎまでかかって、とうとう風水師のゲームをクリアしたので、起きたのは10時過ぎでした。
我が家に郵便屋さんが配達に来るのは、だいたい午後の2時過ぎ。
その日も昼間は誰も家にいなかったので、私は2時近くなるとTシャツにショートパンツ姿でお庭のウッドデッキに出て、冷蔵庫から出してきたカップアイスを食べながら郵便屋さんがくるのを、ワクワクして待ちました。

郵便物がポストに落ちるのと同時に駆け出して、やよい先生からの郵便物を確保します。
20センチ四方くらいで厚さが3センチくらいの小さな荷物でした。
すぐに自分のお部屋に戻り、中身を確かめます。
無地で1から6までの番号が入ったCDロムが6枚と小さなUSBメモリが1本。
それだけでした。
お手紙とかメモ書きとかはまったく入っていません。
何なんだろう?

私は、少し戸惑いながらもとりあえず言われた通りに、荷物を受け取りました、というメールを送りました。


メールでロープ 11

2011年3月5日

メールでロープ 09

ベランダ入口のスペースに置かれた棚にあった、ツバの広い麦わら帽子を頭に乗せて、ベランダへ出るドアをそっと開けました。
ゆったり広がる長方形な空間に、色とりどりのお洗濯ものが意外にたくさん、干してありました。

レンガみたいな柄のタイルを敷きつめた一段低くなっている床に裸足で降り立ちます。
床は、排水のためにスノコみたいな形状の土台になっているそうで、ところどころでフワっと沈む感じがして、私はその不思議な感触が大好きでした。
ベランダスペースを囲う柵は、コーナーのところだけがコンクリート。
その間は、幅50センチくらいの厚い木の板と幅10センチくらいのすりガラスのくりかえしというパターン。
高さは、私の顎くらいまでありますから、低い位置からならまったく、ここと同じくらいの高さからでも、麦わら帽子と顔くらいは見えるかもしれませんが、からだまで見えてしまう心配は無さそうです。
目線を上げて四方を見渡しても、ベランダの内部を覗き込めるような建物もありません。
だいじょうぶ。
まずは、お洗濯ものを手早く取り込むことにします。

ベランダ柵際の一番外側三方に、柵より少し高いところまで電動物干しユニットで持ち上げられた大きなベッドシーツが目隠しのように干されています。
その内側の物干し台に、我が家と篠原さん家のシャツやジーンズや下着などがたくさん吊るされています。
我が家では、女性ものの下着類を干すことが圧倒的に多いので、なるべく外からそれらが見えないように、ベランダまわりをまずシーツなどの大きな洗濯もので覆うのが母と篠原さんの流儀なんです。

真夏の陽射しに照らされてカラカラに乾いているシャツや下着類を取り込んでは、キレイにたたんで入口の棚の籠に、我が家のと篠原さん家のと分けてしまっていきます。
洗濯ものからはずした洗濯バサミは、その都度、私が巻いているバスタオルに挟んでいます。
でももちろん、肌まで挟んだりはしません。
今は、お仕事優先です。
ベランダの正面、遥か向こうでは、市営グラウンドで野球の試合をやっているらしく、ときどきカキーンていう乾いた音とワッ!ていう歓声が遠く聞こえてきます。
そしてセミの声。

お洗濯ものを全部取り込み終えて、あとは三方を囲うシーツだけ、という状態になったとき、私が巻いているバスタオルはカラフルなプラスティックの洗濯バサミだらけになっていました。
肌まで挟んでいなくても、からだ中に洗濯バサミをぶら下げているのって、なんだかすごっくえっちな感じ。
さあ、これでやっとお外でイクことができる・・・
さっきおあずけを食らっちゃった分、より一層の期待感に私の胸はワクワク昂ぶります。

いったんベランダの入口に戻り、洗濯バサミをバスタオルからはずして籠に戻します。
赤いの2つだけは残して、全部はずしました。
棚に置いてあるデジタル時計を見ると、もう4時24分。
あまりゆっくりしていられなさそう。
私は、子猫ちゃんとリングつきの紐を手に取って、再びそそくさとベランダに戻りました。

今回は、とくに具体的な妄想のアイデアは無くて、とにかく青空の下で全裸になってイク、っていうことしか頭にありませんでした。
アソコはもう、充分濡れそぼっています。
早くイっちゃいたくてたまりませんでした。

ベランダの隅にたたんで置いてあったデッキチェアをほぼ中央まで運び、グラウンドのほうに向けて、少し上半身を起こした形で仰向けに寝そべれるように広げました。
バスタオルに残した2つの洗濯バサミを手に取り、今度はタオルの上から肌も挟む形で乳首に一つずつ噛ませます。
「んっ!」
タオルの上からですから、痛さはさほどではありませんが、ここが乳首だよ、って教えるように白いタオルにぶら下がっている二つの赤い洗濯バサミがすっごくえっち・・・

そのときまた、カキーンという乾いた音が聞こえたので、ふと思いつき、ベランダ正面を覆うシーツの外側まで、その格好で歩いて行ってみました。
少し背伸びをして柵から身を乗り出し、お外を覗いてみます。
お家の塀を越えてグラウンドのほうまでが遥かに見渡せます。
野球をしているグラウンドの手前、ここから30メートルくらい向こうの駐車場にも、何人かの人影がうろうろしていました。
お外にいるんだなあ、ってあらためて実感できます。
たとえそのうちの誰かが、私がこここから見ていることに気づいて見上げても、麦わら帽子をかぶった顔くらいしか見えないはず。
私、今、この柵に隠れた下は、すっごく恥ずかしい格好なのに・・・

「私、今バスタオル一枚しか身に着けてないの・・・」
「そのタオルの下は裸なの・・・」
「それに、乳首には洗濯バサミが噛みついてるの・・・」
人影に向かって、小さな声で精一杯いやらしく言ってみます。
自分の台詞にゾクゾクしてしまいます。

「バスタオルの下、見たい?」
言いながらおもむろに、バスタオルがからだから落ちないように右腋のところで挟んで留めていた端の折り返しを戻しました。
途端にバスタオルがハラリとほどけます。
まず後ろが垂れ下がり、お尻が露になったのがわかります。
お外の空気が私の生お尻を生温く撫ぜてきます。
「ああんっ・・・」
恥ずかしさに真っ赤になりながら、それでも表情を変えないようにがまんして駐車場の人たちに顔を向けています。

からだ正面を隠すバスタオルは、タオルごと乳首を噛んでいる洗濯バサミによってしばらく持ちこたえていました。
乳首が大きくなっているので摩擦面も大きいからでしょうか。
バスタオルが二つの乳首を起点に私の半身を隠すカーテンのようにぶら下がっています。
視線をそこに落とすと、洗濯バサミに挟まれた布地が乳首をひっぱりながらジリジリと少しずつ下へ滑っているのがわかります。
「あーーんっ」
じれったい痛みにからだ全体がウズウズ疼いて、内股をモジモジしてしまいます。
やがて、バスタオル自体の重みに負け、まず左の乳首から洗濯バサミがはずれました。
「ああんっ!」
解放された左乳首がプルンと跳ねて、その快感に少し大きな声が出てしまい、あわてて口を押さえようとしたとき、右の乳首からも洗濯バサミがはずれ、バスタオルが足元にパサッと落ちました。

オールヌードです。
真夏の夕方のベランダで、真っ裸です。
言い知れぬ快感がジーンとからだを駆け巡ります。
私は、わざとそのまま、何もなかったように駐車場のほうに顔を向けていました。

「ほら、とうとう裸だよ・・・見える?」
遠くに見える誰かも知らない人影に、思い切り背伸びをしながら、そう言ってみます。
もちろん、おっぱいが柵の高さを越えることはないのですが。
私ったら、なんて恥ずかしいことをしているんだろう・・・
きゃーっ。
その場でジタバタしたくなってきます。
もう、いてもたってもいられません。
足元のバスタオルを拾い上げました。

そそくさとデッキチェアのところに戻った私は、麦わら帽子を取り、バスタオルを広げてデッキチェアの上に敷き、仰向けに寝そべります。
いくぶん日が翳ってきたとは言え、真っ青な高い空が眼前を埋め尽くします。
デッキチェアの幅の分だけ両脚を広げ、子猫ちゃんをスイッチは止めたまま、ゆっくりとアソコへ挿入しました。
滴るほどヌルヌルなので、ツルッと入ってしまいます。
それから固定用のリングをはめて、紐を両腿に結びつけます。
赤い洗濯バサミで今度は直に、両乳首を噛ませます。
「んーーっ!」

これで、子猫ちゃんのスイッチを強に入れれば、私は、やよい先生と遊んだあの日に戻ることが出来ます。
たとえ、両手両脚が縛られていなくても、今の私はそれらを動かすことはできません。
私は、ここに放置されて、アソコの中で暴れる子猫ちゃんと、やよい先生との思い出に翻弄されながら、気持ち良くなるんです。

上半身を起こして、自分のアソコを覗き込むような格好で子猫ちゃんのスイッチをひねりました。
「んんーーーっ!」
強烈な刺激に早くもからだが震え始めます。
私は、頭の後ろに手を組んで目を閉じて、再びデッキチェアに上半身をあずけました。

恥ずかしいレオタード姿で私を踊らせて、嘲笑ったやよい先生・・・
黒い椅子に私を縛りつけて、さんざん苛めたやよい先生・・・
お風呂場で私のマン毛を剃り落としてしまったやよい先生・・・
知らない女の人に私を弄ばさせたやよい先生・・・
トイレで四つん這いにして、お浣腸をくれたやよい先生・・・
イキたくて仕方ない私のお尻を思いっきり叩いてくれたやよい先生・・・
私に恥ずかしい格好をさせて、雨の神社の境内を連れ回したやよい先生・・・
私の指でイってくれたやよい先生・・・

両目をギュッとつむって、頭の中をやよい先生一色にして、子猫ちゃんのくれる淫らな震動に身を委ねます。
何度も何度も気持ち良くなって、下半身がのけぞり、その寄せては返す波は永遠につづくようでした。
えっちな声が洩れないように口もギュッとつぶっているのですが、どうしても、ふーんふーん、って喘いでしまいます。
あまりの気持ち良さに、自分のからだをめちゃくちゃに弄り回したくなってしまいます。
でも、私の両手両脚は、やよい先生の見えないロープで縛られているんだ、と言い聞かせて一生懸命がまんします。
がまんしていると、もっとどんどんめちゃくちゃにして欲しくなってきます。

もう何度もイっていると思います。
頭の中が真っ白になっては、少しするとやよい先生が現われて、また私を苛め始めます。
身悶えしながら薄目を開けると、果てしない青空が広がっています。
遠くから野球の音や車が走る音も、セミの声も聞こえてきます。
ここはお外なんだ・・・
あらためて実感した途端に、より一層えっちな気持ちが増幅して、とうとうこらえきれずに自分のからだをまさぐり始めてしまいました。


メールでロープ 10

2011年2月26日

メールでロープ 08

「んんーーーっ!」
左手のひらを唇に強く押し付け、必死に声を出すまいと口をつぐみますが、それでもくぐもったえっち声が洩れてしまいます。
やっぱり強は、強烈です。
たまらず両膝がガックリと折れて、その場にしゃがみ込んでしまいました。
「んっ、んっ、んーっ!」
すでに充分に昂ぶっているからだは、より高みへとどんどん誘導されていきます。
そう言えば今日は、ほとんどおっぱいとクリトリス責めばっかりで、中イキするのは初めてかな・・・
このままだと、もうあと少しでイってしまいそう・・・
でも、せっかくのお外なんだから、お日様の下へ歩かなきゃ・・・
私は、なんとかしゃがみ込んだ腰を持ち上げようと、テーブルに右手を伸ばし、縁に手をついて力を入れました。

中腰くらいまで立ち上がったとき、急にアソコの中の震えが弱まり、みるみるどんどん弱くなっていきました。
あれ?
と思う間もなく、震動がピタッと止まってしまいます。
えーーっ!?

コントローラーの電池切れでした。
コントローラーに点灯していた赤いランプが消えています。
んーっもうっ!!
期せずしての焦らし責めに、大声で泣き出したい気持ちでした。

私は、しゃがみ込んだまま、イジワルなおあずけ状態に疼くからだを持て余します。
このまま、指を突っ込んでイっちゃいたくてたまりません。
でも、それをなんとかがまんして、考え直しました。
これもSな女ご主人様のイジワルの一環なのです。
「イきたいのなら、そのままそこでレインコートも脱いで、全裸で郵便受けを見てきなさい」
どこからか、ご命令が聞こえてきました。

立ち上がった私は、コートの前をかき合わせながらウッドデッキの屋根下から出て、もう一度注意深くあたりの様子を見渡します。
変わったところはありません。
相変わらずお隣の二階の窓は、ピッタリとカーテンが閉じられています。
決心しました。
その場でそそくさとレインコートの両袖から両腕を抜きます。
レインコートは、放り投げるようにテーブルの上に置きます。
スーッと一回、大きく息を吸ってから、転がるように郵便受けのほうへ駆け出しました。

郵便受けは門の脇。
周囲は2メートル以上の塀で囲われているので、道行く人がもしいても、見えちゃう心配は無いはず。
芝生の上に足を一歩踏み出すたび、おっぱいがプルンプルンと揺れています。
サンダルだけの裸のからだのどこもかしこもを、真夏の陽射しが焦がすように照りつけてきます。
17歳間近にもなって、オールヌードで真昼間に自宅のお庭に出ている私。
なんて恥ずかしい娘・・・

郵便受けの中には、投げ込みらしい何かの宣伝チラシが二、三枚入っていました。
考えてみれば今日は日曜日、郵便屋さんの配達があるわけありません。
ひったくるようにそれらを片手に掴んで、また一目散にウッドデッキのほうに駆け出そうとしたとき・・・
「ワンッワンッ!」
突然、塀の向こうでワンちゃんの元気な鳴き声がしました。
表の通りを誰かが散歩させていて、他のワンちゃんでもみつけたのでしょうか?
「ウーーッ、ワンッワンッワンッ!」
ワンちゃんはしつこく吠えています。

青空の下、私が素っ裸になっている、その一メートルもしない向こうに誰か知らない人がいる・・・
それを隔てているのはこの塀一枚だけ・・・
そう気づいたとき、強烈な羞恥心が私の全身を襲いました。
真っ赤に火照りながら全速力でウッドデッキの下に逃げ込みます。

「ハア、ハア・・・」
息が盛大に切れています。
だいぶぬるくなってしまったスポーツドリンクを喉の奥に放り込みながら、早くお部屋に戻って、今のはしたない行動のご報告をSな女ご主人様にして、苛めてもらって今度こそイかせてもらわなくちゃ、と考えていました。
一息つく暇もなくテーブルの上のレインコートとペットボトルを掴み、コートは着ずに裸のまま玄関に向かいました。
玄関に入り、ドアを閉じて鍵をかけます。
全身汗ビッショリなので、滴る汗をハンドタオルでざっと拭いてからお家に上がり、階段を駆け上ります。
お部屋に入ると、エアコンがヒンヤリと心地良く迎えてくれました。

大きなバスタオルで全身の汗を拭っていると、今の全裸全力疾走で火照りきったからだをどうしてもまさぐり始めてしまいます。
時間にすれば僅か1、2分の間でしたが、オールヌードで昼間のお庭に出てしまったという事実が、私を異様にコーフンさせていました。
「直子は、本当にはしたない露出狂マゾ女です・・・」
恥ずかしい台詞を実際に声に出した途端にキュンとからだが騒いで、バスタオル越しにおっぱいをぎゅうぎゅう揉んでしまいます。
「あーんっ」
とりあえずこのまま、もう一回イっとこうかな・・・
姿見の前で立ったまま、焦らされたからだにバスタオルを滑らせてまさぐっている私の視界の端に、さっき郵便受けから取ってきた一枚のチラシが入りました。

家電ショップのバーゲンのチラシみたいで、洗濯機と青空に翻るお洗濯もののキレイなイメージ写真。
いっけなーい!
唐突に思い出しました。
4時頃になったら、お洗濯もの取り込んでおいて、って母に頼まれていたことを。
今何時?
4時5分過ぎでした。

と同時に閃きました。
ベランダもお外じゃない?
次のアソビの妄想が瞬く間に頭の中に広がりました。

早速準備を始めます。
止まってしまったリモコンローターをアソコから抜きます。
「んーっ!」
ヒモをひっぱってヌポンと抜けたローターはベトベトでした。
ティッシュで丁寧に拭いてから、床の上のバスタオルに戻します。
今回のパートナーは、子猫ちゃんのマッサージ器に決めました。
さっき中イキ出来なかったので、今回は絶対アソコに何か入れたままイこうと思ったんです。
念のため、やよい先生が作ってくれた固定用のリングがついた紐も持っていくことにします。
洗濯バサミは・・・
これからしまうお洗濯ものにたくさん付いているはずだから、ま、いいか。

我が家のベランダは、けっこう広くて6帖分くらいあるのかな?
庇には覆われていなくて、庇が無いのはバルコニーっていうんだよ、って父が言っていましたが、みんな普通にベランダって呼んでいました。
日当たりのいい東南のほうに設えてあって、まわりに建物も無く、ベランダを囲む柵も高めに作ってあるので、あそこなら裸になっても、誰かに見られることはまず無さそうです。
今まで何度もお洗濯物の取り込みとかでベランダに出ているのに、そこでえっちなアソビをする、っていう発想がなぜだか今まで一度も浮かびませんでした。
私としたことが・・・
引越してきたばっかりの頃、夏にはここで水着になって日光浴とかも出来るわねえ、なんて母も言っていたのに。
初挑戦・・・どきどきものです。

それでもやっぱり、最初から裸で行くのはなんだか不安です。
さっきまで着ていたレインコートは、ナイロンだから汗をまったく吸わないので、炎天下では、からだが汗でビチャビチャになってしまって今一だったし。
うーん・・・
とりあえず、バスタオルを一枚巻いて行こうか?
それともやっぱりワンピースか何か、一応着ていったほうが無難かな・・・

私は、一生懸命、使い慣れているベランダのまわりの状況がどうだったかを、あらためて思い出そうとします。
たぶん、ベランダの中まで見られちゃうような建物はまわりに無かったと思うけど・・・
ベランダの下は、お庭と通りを挟んで市営グラウンドの駐車場で、その先にはグラウンドがあって、右側は小さな林になってて・・・
いざ思い出そうと思うと、意外と思い出せないものです。
下の通りから見上げても、柵だけ見えて中にいる人は見えなかったはずだし・・・
とにかく、柵の中を覗き込めるような構造ではなかったはず。
悩んでいるうちにどんどん時間が経ってしまいます。
もう4時15分。
まあいいやっ!

「今度は、洗濯ものを取り込んできてちょうだい。裸に、バスタオル一枚だけ巻いていいわ」
Sな女ご主人様のご命令です。
「後であたしも行くから。青空の下でたっぷり苛めてあげるわ」
「は、はい・・・」
私は、お風呂上りみたくバスタオルを胸から巻き、子猫ちゃんとリング付き紐を持ってベランダに向かいました。


メールでロープ 09

2011年2月20日

メールでロープ 07

お掃除は、ちゃんと真剣にやりました。
二階のトイレにある洗面台でタオルを濡らして固く絞り、二階の廊下から、四つん這いになって丁寧に拭き掃除しました。
私のいろいろな液体は、けっこうあちこちに垂らしてしまっていて、注意深く探しながら拭き取っていきました。
お部屋の外だとエアコンが効いていないので、すっごく暑いです。
なので、拭いているそばから汗がポタポタ垂れてしまいます。
私は、もう一回お部屋に戻り、乾いたバスタオルを首からかけて、自分の顔やからだの汗を拭きつつお掃除に専念しました。
何度も最寄の洗面台に戻ってはタオルをゆすいでキレイにしつつ、階段、一階の廊下、リビングの床、ダイニングの床と、私が立ち寄った場所を一通り拭いて回ってお部屋に戻ると30分くらい経っていました。

お掃除をしている間、ガラスや鏡に映る自分の姿・・・首にかけたタオルだけの全裸で四つん這いになって、下に垂れたおっぱいをユラユラ揺らしながら、生理でもないのにワレメから紐をプラプラさせたお尻を高く突き上げて拭き掃除をしている、みじめな女の子の姿・・・をチラチラ確認して、えっちな気分がどんどん高まっていました。

なんだか本当にご主人様から罰を受けている、えっち奴隷な女の子みたい。
この子は、家にいる間、服を着ることは一切禁じられ、家事も食事も勉強も何もかも全裸でしなければならないのです。
そして、Sな女ご主人様が気が向いたときだけ、その場でえっちなアソビのお相手をさせられているのです。

お部屋に戻った私の頭の中には、すでに次のアソビのシナリオが出来上がっていました。
冷蔵庫から持ってきた二本目のスポーツドリンクを一口飲んでから、私は、再び妄想の世界に入り込みました。

「門のところの郵便受けを見て来てちょうだい」
Sな女ご主人様が突然言います。
「えっ?」
「今日は一回もチェックしてないのよ。ほら、さっさと行って!」
「こ、この格好で、ですか?・・・」
「そうよ。裸のまま。さっと行ってさっと帰ってくればだいじょうぶよ・・・って言いたいとこだけど、お隣さんに見られたらあたしがヘンな目で見られちゃうから、これを羽織っていいわ」
ピンク色のレインコートです。
「ただし、ボタンはどっか一か所だけしか留めちゃダメだからね」
「そ、そんな・・・」
クロゼットからピンクのレインコートを取り出しました。

「それと、今度はこれを入れて行きなさい。そこに座って膝を大きく開いて!」
私は、また姿見の前にしゃがみ込みます。
まず、タンポンの紐をゆっくりひっぱります。
本体がヌルヌルの膣壁をじわじわ滑ってヌルンと顔を出しました。
タンポンはグズグズになっていました。
代わりに、リモコンローターの卵型なローター部分をヌプッと挿し込みます。
「あんっ」
右手の人指し指でゆっくり奥まで押し込みます。
同時に一瞬スイッチが入りました。
「ああーんっ!」
すぐに切れて、Sな女ご主人様が言います。
「あたしは、この窓から監視しながら、ときどきスイッチを入れるから、あんた、大きなヨガリ声とか出して、あたしのご近所さんから恥かかせないでよね!」

ピンクのレインコートに袖を通します。
ナイロンのペラペラでツルツルした感触が肌をヒンヤリ滑り、なぜだか官能的な気持ちが昂ぶります。
ポンチョみたいに末広がりのストンとしたシルエットで、裾は私の膝上10センチくらい。
パチっとはめる式のボタンは、それぞれの間隔が長めで全部で4つ。
襟元と、胸元、おへそのあたり、そして一番下。
少し迷ってから、胸元のボタンだけはめました。
すでに固く尖ってる両乳首が、薄いナイロンを露骨に突っ張らせます。
長袖を二の腕くらいまで折りたたんでまくりました。

姿見に映すと、胸の二つのポッチだけがやけに目立ちます。
少し動くとすぐに裾が割れて、私のツルツルなアソコが丸出しになってしまいます。
恥ずかしいー。
でも、遠目に見れば、普通のワンピースかロングパーカー姿に見えないこともないでしょう。
リモコンローターのコントローラーとハンドタオルを一枚ポケットに入れて、スポーツドリンクのボトルを手にお部屋の外に出ました。

玄関ドアを開けるとき、コートの一番下のボタンも一応留めました。
お外に出てまわりを見渡し、お隣さんの2階のお部屋やベランダに人影があるようだったら、この計画は中止するつもりでした。
ペッタンコなサンダルを突っかけて玄関ドアを開き、石畳を5メートルくらい歩いてからまわりを見渡しました。
抜けるような青空が広がっています。
両隣とも見える範囲の2階のお部屋の窓は、カーテンがピッタリ閉じていました。
ベランダはこちらからは見えないところにあるみたい。
だいじょうぶそうです。

それにしても、なんていいお天気なんでしょう。
少しだけ西に傾いたお日様は、まったく輝きが衰えることなくギラギラと地上を炙っています。
私の家は住宅街なので、ほとんどまわりの物音がせず、時おり前の通りを自動車が過ぎていく音が聞こえるだけ。
あと、遠く近くにセミの声。
ゆるーい風がたまーに吹いて、私の束ねたポニーテールを微かに揺らしていきます。
なんて健康的な真夏の昼下がり。

それにひきかえ、今の私の格好の不謹慎なことと言ったら・・・
薄いペラペラのレインコートの下は丸裸。
乳首はツンと尖って、アソコの中もヌルヌル。
おまけに、アソコの中には、自分でもっと気持ち良くなるためのえっちなオモチャまで入れてるんです。

門へとつづく石畳を途中で下りて、芝生を突っ切ってウッドデッキのほうへ向かいます。
ウッドデッキの屋根の下に置かれている木製の椅子に腰掛け、テーブルにスポーツドリンクのボトルを置きました。
これからしようとしていることにワクワクドキドキが高まります。
ナイロンのレインコートは、通気性が悪いので、コートの下は汗で全身がしっとり濡れている感じです。
からだもどんどん熱くなっています。
でも、私のからだが上気しているのは、真夏の熱気のせいだけではありません。

意を決してゆっくりと立ち上がり、コートの一番下のボタンをパチンとはずします。
裾がパサッと割れて、私の無毛なアソコが一瞬目に入りました。
右内腿の洗濯バサミ痕の青紫がすごく目立ちます。
ポケットからリモコンローターのコントローラーを取り出し、左手で自分の口を押さえながら、まず弱に入れてみました。
アソコの中に緩い震動が伝わってきてムズムズしてきますが、声が出ちゃうほどじゃありません。

おもむろに中まで上げてみます。
「んっ!」
さっきより明らかに強くなった振動にビクンと両肩が揺れ、手のひらで押さえた口から小さな吐息が洩れてしまいます。
両腿がどうしても内股になってしまいます。

そのままコントローラーをテーブルの上に置きました。
たぶんこっち側から電波が出ているんだろうと思うほうをお庭に向けて。
同時にウッドデッキの屋根下から一歩踏み出し、お庭の芝生を門のほうへ一歩一歩ゆっくりと歩いて行きます。
ウッドデッキから門までは、だいたい15~20メートルくらい?
これで、このコントローラーがどのくらいの距離まで電波が届くのかがわかるはずです。

股間を震動で刺激されながら歩くのは、とてもつらくて、でも一歩歩くたびにコーフンが昂ぶってきちゃうような、甘美な拷問でした。
やよい先生と露出アソビをして神社から駐車場まで一緒に歩いて行ったときも、ローターは震えっぱなしだったなあ。
あのときも中だったのかな?
あのときは、赤いワンピの前裾をまくり上げたまま洗濯バサミで留められて、アソコ丸出しで、はだけた両胸の乳首も洗濯バサミに噛ませたまま、やよい先生と相合傘で神社の境内を歩いたのでした。

そんな思い出を切なく反芻しながら、それでもときたままわりを見渡して警戒しながら、内股気味にゆっくり歩きます。
門まであと7~8メートル、っていうところで、ふいにピタッと震動が止まりました。
電波が届く範囲を超えたのでしょう。
コントローラーを置いたテーブルから10メートルくらいの場所でした。

一歩だけコントローラのほうに近づくとまた震え始めます。
一歩退くと止まります。
振動が始まるたびにビクンとからだが震えてしまいます。
それが面白くて、電波の限界域あたりを今度は横に移動してみます。
動くだびにスイッチが入ったり切れたりしてもどかしくって、じれったくて・・・
振動って、ずーっと震えているより断続的なほうが刺激に緩急があって、より感じちゃうみたい。
私は、ビクンビクン肩を震わせ、そのたびにウッ、ウッ、て押し殺した声をあげながらしばらく、そのアソビに熱中しました。
コントローラーは、電波を扇状に発しているらしく、幅で言うと7~8メートルくらいの範囲が有効でした。

よーし、それじゃあまたウッドデッキに戻って、今度は強でやってみよう。
電波の届く範囲に戻った私は、もう一度顔を上げてまわりを見渡してから、思い切ってコートの胸のボタンもはずしました。
ペラペラのナイロンは弱い風にも軽やかにそよぎ、途端に私の生おっぱいがはだけました。
あーんっ、いやん!
心の中で声をあげます。
ついに、昼下がりの自宅のお庭で生おっぱいを青空の下に晒してしまいました。
ビンビンに上を向いた乳首にお日様の光が燦燦と降り注ぎます。
あーん、もうっ!
アソコを刺激してくる震動の気持ち良さと、いてもたってもいられない恥ずかしさが旋律を紡ぎ合う被虐羞恥で甘美なハーモニーにからだをブルブル震わせながら、小走りな内股でウッドデッキに逃げ帰りました。

激しい運動とかまったくしていないのに、私の息は、熱病にかかったみたいにはあはあと荒くなっていました。
頭の中は、イクことしか考えていませんでした。
私の淫らが最高潮に達したときの、いつもの症状。
もうどうにでもしてっ!
っていう、理性が吹っ飛んだ状態。
これからスイッチを強に入れて、お庭の真ん中まで歩いて行って、私は何をするつもりなのでしょう?
自分でもわかりません。
でも、それはやらなくてはならないことなんです。

最後の理性が辛うじて働き、私は再び左手で自分の口を覆いました。
目線を下に向けると、私の全身は汗ビッショリ。
おっぱいと言わず内股になっている太腿と言わず、汗の筋がヌルヌルと幾筋も滑り落ちています。
だらーんとだらしなく垂れ下がったコートの裏には、いくつもの水滴がついて、背中にだけナイロンがベッタリへばりついています。

アソコの中がひっきりなしにヒクヒク動いているのが自分でもわかります。
両脚が股間の震動に共鳴してプルプル、小刻みに震えています。
私は、口を強く押さえたまま、これまた微かに震えている右手を伸ばし、ギュッと目をつぶってからコントローラーのスイッチを強に合わせました。


メールでロープ 08

2011年2月19日

メールでロープ 06

私を起こしてくれたのは、床の上でカタカタとうるさく音をたててまだ震えている子猫ちゃんでした。
振動を止めようと左手を子猫ちゃんのほうに伸ばすと、なぜだか右手も同じ方向にグイッとひっぱられ、おまけに股間をロープがスルリと撫ぜて、コブがクリトリスを下から上に乱暴に擦って通過しました。
「んぐぅっ!」
その刺激で私は、完全に意識を取り戻しました。
私、今、両手と両脚、繋がれているんでした。

子猫ちゃんのスイッチを切り、上半身を起こします。
舌と両方の乳首にまだ、洗濯バサミが揺れています。
とりあえず右手首の輪っかを緩めて右手を抜き、それから左手、両足首と輪っかを緩めてロープをはずしました。

舌の洗濯バサミをはずします。
「ふはーっ!」
滞っていた血液が動き出す感覚とともに、舌全体の痺れがジーンと大きくなります。
意味もなく口の中で舌をいろいろ動かしてみます。
「あえいうえおあおー」
まだちょっと舌がもつれている感じですが、普通に声が出せるのって、すっごく気持ちいい。
乳首の洗濯バサミもはずします。
「んんんーっ!」
はずした途端にジワリと血流が戻る激しい刺激がツーンとおっぱい全体を襲い、大げさな声が出てしまいます。

よろよろ立ち上がり、ベッドの上に置いたバスタオルを手に取って、汗やよだれでヌルヌルになったからだ全体を入念に拭いました。
洗濯バサミが噛んでいた箇所と、ロープの輪っかが食い込んでいたところが痛々しい感じに赤くなっています。
右内腿の一か所は、噛ませた場所が悪かったのか内出血みたく薄っすらと青黒い痕になってしまっていました。
これはちょっとマズイ。
バレエのときレオタードになると目立つだろうな。
今度のレッスンは濃い色のタイツ、持っていかなきゃ。
それまでに消えるといいけど・・・

ベッドの縁に腰掛けて、まだ充分冷たいスポーツドリンクをゴクゴク飲みながら、心地良い疲労感と満足感を感じていました。
時計を見ると3時ちょっと前。
母と篠原さん親娘は、たぶん6時くらいに帰ってくるはずです。
母がデパ地下でお惣菜をたくさん買ってくるから、今晩は、それをみんなで一緒に食べましょ、って言っていたのを思い出しました。
ともちゃんがおいなりさんと出汁巻き卵をリクエストしてたっけ。

5時にヘンタイ直子モードから通常モードに復帰してシャワーを浴びるとしても、まだ2時間はあります。
少し休んでから、次のアソビを考えよう。
スポーツドリンクを全部飲み干して、ベッドの上に裸のままゴロンと仰向けに寝転び、ンーンッて伸びをしてからうつ伏せに寝返りました。
ベッド傍のフローリングを濡らしている数滴の水滴が目に入りました。

そうだった!
さっき、滴る汗やなんかで汚してしまった廊下や階段を拭いておかなくちゃ。
この暑さだから、水滴なんてすぐ乾いてしまうだろうし、乾いちゃったら跡をみつけるの大変そうだし、今のうちやっちゃおう。
思い立ってしまったので、ムクッと上半身を起こし、髪の毛を後ろにまとめて一つにくくります。
ベッドを下りて、クロゼットへ向かいました。

何か雑巾代わりになる古いタオル、使い捨てちゃってよさそうなやつ、あったかなあ?
クロゼットの扉を開けたとき、ふんわりとやよい先生の匂いが香った気がしました。
あれ・・・?
あっ、そうかっ!
やよい先生からいただいたお洋服を昨日全部、とりあえずハンガーにかけて吊るしておいたのでした。
そのお洋服たちに残っているやよい先生ご愛用のパフュームの残り香がまだ、そこはかとなく香っているようです。
なんだか胸がキュンとしてしまいました。

やよい先生との野外露出アソビで使ったナイロン製のポンチョみたいなピンク色のレインコートと、ちょうどその下に転がっていた、あるもの、の包みを見たとき、さっきまでしていた誘拐、監禁妄想のつづきのストーリーが、スラスラスラッと頭の中に浮かんできました。

私は、雑巾代わりに使う用の少しくたびれたフェイスタオルを二枚確保してから、まず床の上に散らかしたポラロイド写真を全部拾い集めて封筒に入れ直し、机の引き出しの中に戻しました。
さっきから、ちょっとよろけた拍子にでも踏んでしまいそうで、気になっていたんです。
やよい先生との思い出の、大切な大切な写真たちですから。
同じように、いろんなところに散らかしていた、輪っか付ロープや子猫ちゃん、洗濯バサミも床の上のバスタオルに戻しました。
クロゼットは開け放したままにして、微かに漂ってくるやよい先生の香りにお鼻をひくつかせながら、再び妄想の世界に入っていきます。

私を誘拐したSな女の人が外出から戻ってきました。
「ちょっと!廊下や階段、いたるところにポタポタ何か水みたいのが垂れてるじゃない?あんた、何してたの?」
女の人は、すごく怒ってる顔で私を睨みます。
「あたしのいない間に、どうせまたなんかいやらしいこと、してたんでしょう?あんたのソコから垂れたえっちなおツユなの?あー汚いっ!本当にすけべな娘ね!」
私は、何も言えずに身をすくませます。
「今すぐキレイに掃除しなさい。裸のまま四つん這いになって這いつくばって、廊下も階段もキレイに拭き掃除なさい!」
「は、はい・・・」
「でもその前にお仕置が必要ねっ!そこに前屈みになって、そのいやらしいお尻をこっちに突き出しなさい!」

私は、右手に50センチのプラスティック定規を握り、姿見にお尻が映るように前屈みになります。
「それじゃあいくわよ。10発だからね。ちゃんと反省しなさい」
鏡の中が見れるように首を右側から捻じ曲げて、右手で持った定規を自分のお尻に容赦なく打ちつけます。
バッチーン!
「ああんっ!」
バッチーン!
「あっつぅーん!」
バッチーン!
「んんんんーっ」

鏡の中の私のお尻が見る見る赤く腫れ上がっていき、熱を持ってヒリヒリ火照ってきます。
私のからだもまたどんどん、いやらしく火照ってきます。
左右の尻たぶを交互に5発ずつ打ち終わる頃には、私のアソコの中がまたもやヌルヌルビチョビチョになっていました。
「まったく、叩かれても喜んでオマンコ濡らしちゃうんだから、どうしようもないヘンタイ娘よね。ほら、さっさと掃除してきなさい!」

「でも、そんなグッショリオマンコだと、廊下を拭き取るそばから垂れちゃって、ぜんぜん掃除にならなそうね・・・」
「あんた、そのはしたないオマンコに、これ、突っ込んでおきなさい」
さっきクロゼットでみつけた、あるもの・・・それは、私がめったに使わないタンポンでした。

私がタンポンを初めて使ったのは、中学3年の夏でした。
それまでも、すっごく興味はあったのですが、なんとなく怖い感じもするし、買うのが恥ずかしい気もして手が出せませんでした。
母もナプキン派みたいだったし。
中三の夏に、お友達の愛ちゃんたちとのおしゃべりで何かの拍子に、愛ちゃんとユッコちゃん、それに曽根っちが使ってるっていうことを聞かされて、私も思い切って使ってみることにしたのでした。
愛ちゃんは、陸上部なスポーツ少女でしたから、先輩とかに気軽に相談して、生理が来るようになってすぐの頃から普通に使っていたようでした。
「最初はやっぱり違和感あったけど、もう馴れちゃったから・・・馴れるとラクチンだよ」
そう言ったときの照れたような、はにかんだ愛ちゃんの可愛らしいお顔は、今でも鮮明に思い出せます。

でも、私はやっぱり、アソコに何か入っているという状態を、なんて言うか、えっちな方向でばかり意識してしまって、ナプキンのときよりも数段落ち着けない感じでした。
幸い私は量が少ないほうらしい・・・多い日にはタンポンしてからナプキンもしないといけない、っていう子もいました・・・ので、ナプキンだけで全然不都合は無かったので、そのとき以降は、運悪く生理中にバレエ教室が重なってしまったときとかくらいしか使用しませんでした。
あと、生理中だけどちょっとムラムラな気分のときは、わざとタンポンにしてみたり・・・

「ほら、入れるとこ見てて上げるから、自分でやんなさい。ヘンな声、出すんじゃないわよ?」
姿見の前にバスタオルを敷いてペタンとお尻をついて座り、両膝をM字に軽く広げて、ツルンと先端を挿入しました。
アプリケーターをソロソロと押していくと、タンポンが中のほうへ挿し込まれて行く感覚がして、抜いたキャップとアプリケーターはベッタリとヌルヌルになっていました。
「ああーんっ!」
アソコの入口から紐の先がプラプラ覗いています。

「さ、早く掃除してらっしゃい!」
パチンと平手でお尻を自分で叩いて、雑巾代わりのタオルを二枚手に持ち、真夏の熱気が充満した廊下に再び全裸で出ていきました。


メールでロープ 07

2011年2月13日

メールでロープ 05

一瞬、本気でマズイと思い、頭の中がパニックになりかけました。
でも、落ち着いて考えれば、左手にハサミが握れればロープを切ることもできますし、そんなに大げさなことをしなくても、右の太腿を高く上げれば、その下から左手が右手首に楽勝で届きます。
私は、立ったまま右太腿を高く上げて、左手で右手首のロープをゆるめ、輪っかから右手をあっさり抜きました。

鏡の前で舌を思いっきり突き出し、右手にプラスティックの洗濯バサミを持って、舌の真ん中あたりを挟みます。
深く差し込んで厚いところを挟んだほうが痛みは減るみたい。
「ぬぐぅ・・・」
舌を引っ込めることが出来なくなり、私の口は半開きのままになって、意味のある声を封じられました。
あの日、学校ごっこのアソビでやよい先生からもらった舌への洗濯バサミを、私はとても気に入っていました。
最初はすっごく痛いのですが、だんだん舌が痺れてきて、よだれがダラダラ垂れて、それを訴えることもできなくて、本当にみじめな気持ちになれたんです。

再び股の間にロープを通し、お尻の後ろで右手首を輪っかにくぐらせました。
ロープのコブのある真ん中のあたりは、早くもグッショリ湿っています。
姿見の前に立つと、ますますみじめな姿になっています。
「うぐぅぅぅ・・」

尿意もかなり高まってきていて、本気で早くオシッコがしたくなっていました。
半開きの口に、早くもよだれが溜まり始めています。
さあ、早く階下へ行かなきゃ。
お部屋のドアを開けて、夏の熱気がどんより澱む廊下へ出ました。

一歩歩くごとにロープがアソコを擦ります。
左手を少し上に上げると、結び目のコブがちょうどクリトリスを擦る位置にくるようです。
内腿の二つの洗濯バサミが歩くたびにぶつかって、噛んでいるお肉をひっぱります。
「んぐぅ、んんんーっ」
もはやちゃんと喘ぐことさえも出来なくなった私の口から、ポタポタとよだれが垂れて私のおっぱいを汚します。
「んぐんぐ、んぐぅーん」
股間のロープがすっごく気持ちいいので、味わうように一歩一歩ゆっくりと歩き、やっと階段までたどり着きました。

ここからは慎重にいかなくてはいけません。
もしも足を踏み外して階段を転げ落ち、こんな姿で気絶でもしていたら、どんなに言葉を尽くしたって両親やお知り合いに申し開きができません。

私は、階段の左端に立ち、左手が手すりをつかめるように少し腰を落とし、左の壁に寄り添うようにして一段一段、がに股気味にゆっくりと下りて行きました。
右足を一段下ろしたらその段に左足も、というちっちゃな子供のような下り方です。
手すりをつかんでいる左手からつながるロープに強引にひっぱられて、私の右手はお尻の間からワレメを隠すような形に密着し、指先はクリトリスまで届いています。
ビッショリ濡れて熱くなっているアソコを右の手のひらで、お尻の穴のほうから覆っているような状態なのですが、その指を動かすとか、えっちなことをしているヒマはありません。
階段から転げ落ちないように必死です。

ロープが精一杯伸びきっているので、輪っかが絞られて両方の手首を容赦なく締めつけてきます。
えっちなお汁をたっぷり吸って赤色が濃くなっているロープは、ピンと張りつめているので、ヌルヌルなコブが左太腿をハードに擦り、ときどき内腿の洗濯バサミを落とさんばかりに揺らします。
「ん、ん、んぐーつぅぅぅ・・・」
気持ちいいけど、つらいです。
足元にポタポタと、おシルなのか、汗なのか、よだれなのか、が絶えず落ちてきます。
全身ですごく力んでいるせいなのか、尿意も一層強まってきました。
んぐんぐ喘ぎながら汗びっしょりで、ようやく無事一階の廊下に降り立ちました。

ちょこまかとした歩幅でトイレに急ぎます。
便座に座り、さあ、となったところでまた問題です。
すでにえっちなおシルでグッショリなロープではありますが、オシッコで汚したくはありません。
ちょっと考えて、右腿だけ少し上に上げて両腕も右のほうへ寄せ、ロープを右腿の下に逃がし、ついでに思いっきり締めつけている両手首の輪っかを指先でゆるめてから、用を足しました。

意外と長いオシッコが止まり、ビデを噴射させます。
自分でお尻を動かして位置を調整しつつ、アソコの中をキレイに洗い流しました。
ビデの水流がクリトリスを直撃して、
「ぬぐぅ・・」
とかも言ってしまいました。

トイレを終えてホッと一息、ダイニングへ向かいました。
ダイニングの窓ガラスや食器棚のガラスに私のみじめな姿が等身大で映っています。
「んんーんっ」
苦労して冷蔵庫を開けて、苦労して500ミリリットルのスポーツドリンクのペットボトルを取り出し、苦労して左手に握ります。
その間もロープが股間を刺激しつづけ、洗濯バサミは気まぐれに痛みを思い出せてくれました。

再び階段を上がる前に、また玄関の鏡のところで自分の姿を映してみました。
振り乱れて、額やこめかみに汗でべったりと貼りついた髪。
顎を汚す、いく筋ものよだれの跡。
上気して赤くなった首筋から鎖骨のあたり。
よだれに濡れてテラテラ光っているおっぱいの裾野。
舌と乳首に揺れる洗濯バサミ。
それはそれはみじめなマゾ女の姿でした。

上がりの階段は、下りより数倍ラクでした。
前屈みになれるので、四つん這いのような格好になれば、足を交互に出して階段を上がることが可能みたいです。
ペットボトルを右手に持ち替え、左手も階段についてお尻を突き出し、ワンちゃん気分で階段を上がっていきます。
これはこれですっごく恥ずかしい格好だけれど、右手に持った冷たいペットボトルがときどきお尻にヒンヤリあたって気持ちいい。

お部屋に戻ったら、とにかくイこう。
この刺激的な短い冒険で、私のからだはめちゃくちゃに欲情していました。
からだ中のあらゆるところが敏感になっていました。
イきたくて、イきたくて仕方ありませんでした。
洗濯バサミの痛みや、ロープの刺激、鏡に映ったみじめな姿に感じた自虐の陶酔感を、全部まとめて気持ち良く昇華させるために、思う存分好きなようにからだをいたぶって、イかなければならない、と感じていました。
このみじめな姿から解放され、被虐ストーリーを完結させるために。

転がり込むようにお部屋に入り、ペットボトルをベッドに放り投げて、代わりに子猫ちゃんのマッサージ器を左手で掴みます。
姿見の前で右腿を上げ、子猫ちゃんのスイッチを右手でひねりました。
ンーーーという頼もしい振動音が聞こえてきます。

左手で当てられる範囲のお腹や脇腹、太腿に子猫ちゃんを這いまわせます。
子猫ちゃんのカワイイお顔がけなげに振動して、敏感になった肌をプルプル震わせてきます。
「んーーーっ!」
これから訪れるであろう快感にゾクゾクからだが震え出し、同時に、なぜだか今まで以上に自虐的な行為がしたい気持ちにもなっていました。

子猫ちゃんの頭を、左内腿を噛んでいる洗濯バサミにふれさせました。
洗濯バサミに伝わった振動が噛んでいる肌を激しく疼かせます。
「うぐーーっ!」
私は、子猫ちゃんの頭を内腿に押しつけ、洗濯バサミが噛んでいる箇所をはらうように子猫ちゃんを激しく振りました。
カターン!
「うんぐぅぅぅーーーっ!」
洗濯バサミが床に弾け飛び、私のくぐもった悲鳴が響きます。
その間も右手はお尻を激しく上下して、つながっているロープをワレメに食い込ませ、擦りつづけています。

洗濯バサミが弾け飛んだときの激痛がおさまるのも待たずに、今度は右内腿の洗濯バサミに子猫ちゃんを移動します。
しばらく振動を味わってから、同じように一気にはらい落とします。
カターン!
「ぬんぐぅぅぅーーーっ!」
私の両脚はガクガク震え、よだれがポタポタ床を汚します。

次は、脇腹とおっぱい横の洗濯バサミです。
左手を離して子猫ちゃんの頭を左右の内腿で挟み、落とさないように内股気味にぴったり両脚をくっつけます。
子猫ちゃんのいやらしい振動が両内腿とアソコに三角形に広がります。
「それ、落としたら、もっとひどいお仕置だからね」
頭の中でやよい先生の声が聞こえた気がしました。

そのままの格好で、両腕全体をからだの左右側面に擦りつけるようにクネクネ振り、洗濯バサミ4つを無理矢理はらい落としました。
「んーーーーっぐーーーーっ!」
両脇腹と左おっぱい横の洗濯バサミは、次々とはずれましたが、右おっぱい横のだけがなかなかはずれませんでした。
噛んでいる洗濯バサミが抵抗しながら肌の上をずれて、遂にはずれるときの激痛は、声を封じられていなかったら凄まじい悲鳴を上げざるをえないほど、強烈でした。
でも、内腿の間の子猫ちゃんの振動がどんどん私のアソコを気持ち良くしていてくれたので、そんな痛みも一瞬で忘れ去り、残されたジンジンする疼痛は、逆に気持ちいいとさえ感じていました。

間髪を入れずに、内腿に挟んでいた子猫ちゃんを再び左手に持ち、両足を肩幅くらいに広げて鏡の前にまっすぐに立ちました。
今は、両乳首と舌の洗濯バサミだけが揺れています。
子猫ちゃんの頭を迷わず股間に持っていき、クリトリスにぎゅっと押しつけました。
「んんーっ!」
振動がクリトリスをムズムズと蠢かせ、快感がからだ全体に広がります。
左手は子猫ちゃんの頭でクリトリスを押しつぶすように、擦るように動かし、右手はロープを股間に思いっきり食い込ませるように上下させます。
ロープのコブがちょうど膣の入口を出たり入ったりしています。

どんどんどんどん高まってきました。
さっきまで噛まれていた6か所に残る疼痛も、今噛まれている乳首と舌からの疼痛もすべて、気持ちいい刺激、として変換され、股間の振動と摩擦の快感に収束されていきます。

「んんーーっ、んんーーっ、んんーーっ・・・」
からだがフワリと浮き上がる感じです。
アソコが中心点となって、快感の波がからだ全体にすごいスピードで拡散していく感覚です。
でも、せっかく今までがまんしてきたんです。
まだまだイクのはもったいない。
私は、股間を嬲る両手を休めません。

「んぐーっ、んぐーーーっ!」
頭の中が真っ白になってきました。
無意識のうちに両脚がガクガク震えています。
でもまだがまん、まだまだ・・・

「んーーーっ、ぬーーーーっ!」
もうだめかも・・・でもがまん・・・
「んーーうんうんうん、ぬぐぅーーっ!」
脚が震えすぎて、もう立っていられそうにもありません・・・がまん・・・
「んっ、んっ、んっ、んーーーーーーーーんっ!」
右手がロープを思い切りアソコに食い込ませたまま止まってしまいました・・・
もうだめ・・・
もう・・・だめ・・・
もう・・・だ・・・めっ!
「ぬぅんぐぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーっ!!!」

二度、三度、からだが大きくビクンビクンと揺れた後、私は、ズルズルとその場にへたり込みました。

「ふぁー、ふぁー、ふぁー・・・」
ほんの数分間くらいですが、気を失なっていたみたいです。
気がつくと、床の上で横向きに、だらしなく寝そべっていました。


メールでロープ 06

2011年2月12日

メールでロープ 04

少しだけ余韻に浸ってから、バスタオルの上に置いたルレットに手を伸ばします。
今日の私は貪欲です。
もうこれ以上は無理、って思うまで自分のからだを苛めるつもりです。

ルレットの先のトゲトゲを右のおっぱいの裾野にあてて、乳首のほうへとコロコロ転がしてみます。
イったばかりで敏感になっている肌に、チクチクとした感触がくすぐったいような痛いようなで、すっごく気持ちいい。
「ああーんっ!」
思わずえっちな声が洩れてしまいます。
少し力を入れて肌に押し付けるように転がすとチクチクの刺激も強くなって、なんだか危険なメにあってるみたいな被虐感が増します。
乳首の上を通過させたときは、思わずビクっと腰が浮くほど感じてしまいました。
「あーーんっ!」

私は、バターナイフもそうですが、金属的なもので乳首やアソコをなぶられるのが異常に好きみたいです。
右おっぱい、左おっぱい、お腹、アソコの土手とルレットを通過させるたびに、ふんふんふん、って啼いてしまいます。
ルレット一本でからだを苛めて、仕上げにクリちゃんをトゲトゲでうりうりすれば、すぐにもう一回イけそうでしたが、それではつまらないので、右手に太いお習字の筆、左手にルレットを持って、おっぱいだけを徹底的に苛めることにしました。

姿見の前に座り込んで、自分の姿を映しながら筆の毛先で乳首をくすぐりつつ、ときどきルレットで蹂躙します。
筆のこそばゆい感じとルレットのチクチク。
左右のおっぱいを交互に愛撫していると、私はどんどんマゾな思考になってきます。
「あんっ、だめだめ、もうやめてぇ、やめてくださいーっ」
「あ、あんっ、あんっ、くすぐったい、あん、あーそんなに力入れたら、いたい、痛いー」
思わず声に出してしまいます。
乳首はもう左右とも、これ以上突っ張れないっていうくらいビンビンに尖っています。
鏡の中の私の顔は、泣き出しそうなくらいに歪んでいますが、でもなぜだか淫らに嬉しそう。
「あん、あん、あんっ!」
あえて、自分のからだの他のところにはさわらないようにしているので、もどかしさでヘンになりそうです。
乳首が刺激されるたびに、両脚を盛大に開いたり閉じたりしてクネクネ身悶えます。
膝を大きく開くたびに、アソコの奥が濡れそぼってヌラヌラ光っているのが視界に入ります。

セルフ焦らしによるがまんも、そろそろ限界に近づいてきました。
「あーんっ。直子のオマンコにも、オマンコにも刺激を、チクチクをくださいー」
わざといやらしい言葉を使って、どんどん被虐感を盛り上げます。
「しょうがないヘンタイすけべマゾ直子っ!でもがんばったからそろそろ、ご褒美ね」
鏡に向かってちょっと怒った顔を作って自分に言ってから、私は筆を床に落として、ルレットを右手に持ち替えました。

左手の親指と人差し指で、下から自分のワレメの上のほうを押し開きました。
鏡に映る自分の開いたアソコを見つめて狙いを定め、おへその下からルレットのトゲトゲをゆっくりと転がしています。
土手をまっすぐに下らせて、丸々と大きくなったクリトリスの真上をじりじりと、トゲトゲを食い込ませながら通過させました。
「あーーーーーーっ!」
最初のトゲトゲがクリトリスの表皮をチクッとへこませた瞬間、下半身から全身に電流のような快感が飛び散りました。
膣内が盛大にビクンと動いて、蜜がヌルンと分泌されたのがわかりました。
「んんーーっんんーーーっ、んーーーーーーっ!!!」
ルレットのトゲトゲにクリトリスの上を行ったり来たりさせながら、私はからだを硬直させてのぼりつめていました。

「はあ、はあ、はあ・・・」
さすがに、2回たてつづけにイクと疲れました。
私は、よろよろと立ち上がり、きれいなバスタオルで全身の汗を拭きました。
ちょっと休憩。
ベッドの縁に腰掛けて伸びを一回。
時計を見るとまだ午後の2時前、まだまだ時間はたっぷりあります。
焦る必要はありません。

だいぶ喉が渇いていたし、オシッコをしたい感じもあります。
キッチンに飲み物を取りに行こう。
そう決めました。
バスタオルをたたんでベッドの上に置き、ドアへ向かおうと思ったとき、視界の端に床に置いてある赤いロープが目に入りました。
そうだっ!
えっちなことで一杯になっている私の頭に、ある妄想が閃きました。

私は、誰か悪いSな女の人に誘拐されて、このお家に監禁されています。
その女の人は、私をさんざんいたぶった後、外出してしまいました。
私は、トイレに行きたくなり、拘束されたからだでなんとか階下のトイレへ行こうとする、というストーリーです。

まず、輪っかのついた赤いロープの長いほうを両足首につけました。
立ち上がって歩いてみると、その足錠によって歩幅40センチくらいが限界になります。
これで階段を下りれるのかしらん?
早速廊下に出て、階下への階段を4、5段下りてみました。
ちょっと危なっかしいですが、手すりに掴まればなんとかなりそうです。
また自分のお部屋に戻ります。

あとは・・・
バスタオルの上に並べられたお道具を順番に眺めます。
トルコ石のイヤリングをつけようか・・・
でも、私の中でこのイヤリングは、私とやよい先生を繋ぐある意味神聖なものと感じていました。
またいつか、やよい先生に逢えたとき、やよい先生の手でつけていただく、みたいな・・・
私の思い込みだけのこだわりなんですが、そんな気持ちでした。
それに、万が一はずれてしまって落として、綺麗なトルコ石に傷をつけるのも絶対イヤだし・・・
おっぱいへの責めは、木製の洗濯バサミですることにしました。

木製の洗濯バサミは全部で8つあります。
からだの左右に4つずつか・・・

まず左右の脇腹に一つずつつけました。
「んつーっ!」
3日ぶりの洗濯バサミが肌を噛む痛さに、思わず大きな声が出てしまいます。

次にアソコに近い両内腿に一つずつ。
「ああんっ!」
一瞬の激痛の後、広がる疼痛が私のアソコをジンジンと包みます。

それから腋の下と横乳の間くらいのところに左右一つずつ。
「んーーっ!」
ここにつけてると、両腕を動かすたびに二の腕の内側が洗濯バサミに引っかかり、洗濯バサミがそのたびにユラユラ揺れて刺激が落ち着くヒマがありません。

そして最後の二つは・・・

私は、右手に洗濯バサミを持ち、左手の指で左の乳首をつまみ、ギューッと押し潰します。
「あーーーんっ!」
押し潰したままの乳首を素早く洗濯バサミに噛ませます。
「あーーーーーっ!」
局地的だった激痛がやがて乳房全体へと拡散しながら、痺れるようなもどかしい痛みに変わっていきます。
同じように右乳首にも。
「ああんっ!んーーーーーっ!」
私のからだの8か所から、終わらない疼痛がジンジンジンジンからだ全体へ広がっていきます。

姿見に全身を映してみました。
全裸のからだに左右対称に4つずつ、木製の洗濯バサミをぶら下げたその女性の顔は、眉根に深くシワを作り、目尻には涙さえ浮かべた苦悶の表情を浮かべていました。
足元は赤いロープでくくられ、隠すものの無い両腿の付け根が交わる一点から、二筋、三筋、何か液体が滑り落ちた跡がテラテラと白い太腿を飾っていました。
なんてみじめな姿・・・

最後の仕上げに、もう一本の赤いロープの輪っかを両手首に通します。
私の両腕は、縄手錠によってからだの前で幅30センチくらいの間隔だけ動かせる自由度に拘束されてしまいました。
これでよし、っと。
もう一度姿見の前に立ちます。

うーん・・・
両腕が前で拘束されていると比較的腕の自由度があり過ぎて、今一拘束感に欠けるかなあ・・・
鏡の前で右手の輪っかをはずしてから、両手を後ろにまわして、もう一度右手を輪っかにくぐらせました。
ロープ全体が後ろにまわり、後ろ手での拘束姿になりました。
うん、こっちのほうが被虐感がある。
腕を動かそうとするとそのたびにロープが私のお尻を擦って、その感触にビクンとしてしまいます。
イイ感じです。

そのとき、またまたもっとえっちなアイデアが閃いてしまいました。
私は、再び右手を輪っかから抜きます。
それから、ロープのちょうど真ん中のところにくるように調整しながら結び目を一つ作りました。
そして、輪っかにくくられた左手を左太腿のところに置いて、自分の両腿の間にロープをくぐらせました。
右手はお尻のほうにまわして、右手首に輪っかをくぐらせます。
私の両手を繋ぐロープは、私のアソコの下をくぐっていることになります。
いいえ、正確には両手の間のロープの距離が短いために余裕が無く、ロープがたわまずに私のアソコに常時食い込んでいる状態です。
両腕を少し動かすたびに、ロープがアソコを擦ります。
そして、ロープの真ん中には結び目のコブ。

そうです。
あの日やよい先生とやった綱引き遊びのセルフバージョンです。

試しにお部屋の中を少し歩いてみました。
からだ全体の自由にならなさ、拘束感もちょうどイイ感じ。
歩くたびに、ちょっとよろけるたびに、股の間に食い込んだロープがアソコを擦ります。
結び目のコブが前へ行ったり後ろへ行ったりして、いろんなところをゴツゴツ擦ります。
加えて、左腕がからだの左側面前にきているので、そっち側につけている洗濯バサミは、いつも左腕に接触して揺らされることになるので、収まっていた噛まれている痛みが頻繁にぶり返します。
おまけに、どうしても内股気味になってしまうので、内腿につけた二つの洗濯バサミも頻繁に擦れて揺れてしまいます。
「あんっ、あ、あ、あーんっ!」
まさに、一歩歩くたびに苦痛と快楽に苛まれ、えっちな声がどんどん洩れてしまいます。

いい!
これいいっ!
鏡の前に戻り、そこに映った自分の姿を見つめました。
そこに映っていたのは、私が常々妄想で思い描いていた、かわいそうなマゾ少女直子の姿そのものでした。

でも、この姿でお家の廊下や階段を歩いたら、いやらしいおシルをいっぱい垂らして、そこいらじゅうを汚してしまいそう・・・
一瞬そんなことも考えました。
でも、まあいいや。
後でちゃんと拭いてキレイにしておくから。

そうか!それだったらベロにも洗濯バサミ、欲しいな。
お口も不自由にしちゃいたいな。
どうせ後で拭くのだから、少しくらいよだれが垂れても同じです。
木製の洗濯バサミは全部使っちゃったけれど、この際プラスティックのでもいいです。
そうと決まったらとりあえずまた、右手を輪っかから抜こう。

そこでやっと気づきました。
この姿だと私、右手を自由にすること、できないんじゃない・・・かな?


メールでロープ 05

メールでロープ 03

机の上に、これから使おうと思っているお道具を並べました。

トルコ石のイヤリング、子猫ちゃんのマッサージ器、リモコンローター、お習字筆、ルレット、木製の洗濯バサミ、赤い輪っか付きロープ、そして、ポラロイド写真の入った封筒。
あと、私物の50センチのプラスティック定規と銀のバターナイフ、愛用のプラスティックの洗濯バサミ、電気の延長コードも出してきました。

お勉強机の上がなんだか禍々しい感じです。
置いてあるものすべてが、えっちな妄想を煽ります。
私は、ゾクゾクワクワクしてきて、乳首がピンピンに張ってきました。
おっと、その前に確認しておかなきゃ。

子猫ちゃんのマッサージ器を手に取って、スイッチになっている胴体をひねりました。
子猫ちゃんがブーンって震え始めます。
そんなに大きな振動音は、しないみたい。
ツマミを強までひねってもンーーーって音が少し聞こえるくらい。
お部屋のエアコンの音のほうが大きいくらいです。
これならあんまり心配することはないかなあ。

でも、あの日よりなんだか震えが弱い気も・・・
スイッチを止めてから胴のところを強くひねってはずし、電池を交換します。
単三電池一本でした。
新しい電池に変えて、もう一度強までひねります。
ンーーーー。
やっぱり電池が弱ってたみたいで、さっきより震えが強まりました。
だけど音は同じくらい。

子猫ちゃんを止めて、今度はリモコンローターのコントローラーを手に取ります。
スイッチを入れるといきなり二つのローターが震え始めました。
机の上だったのでカタカタカタって大げさな音をたてて、飛び跳ねるように転がって暴れだします。
きゃっ!
私は、あわててスイッチを切りました。

机から離れ、ベッドのお布団の上にローターを乗せてもう一度。
弱や中ならそうでもありませんが、強にするとブーーーーンて低い唸り声のような音がします。
こっちは少し要注意かな?
でも、使うときはアソコの中に入れてるワケだし・・・

スイッチを止めて、こっちも念のために電池を交換しておくことにします。
卵型のローターのほうには、単四電池が2本必要。
ピンクとブルーの両方に電池を入れておくと、スイッチを入れるたびに二つが動き出してしまうので、今はとりあえずピンクのほうだけに入れることにしました。

コントローラーのほうの電池は、私が今まで見たことの無い形の電池でした。
単四より短くてちょっと太いの。
こんな電池は買ってきてありません。
急いでネットで調べると、23Aっていう種類の力が強い電池のようです。
えっちなおもちゃのネット通販のページでは、リモコンプレイのファンにはおなじみの、なんて書いてあります。
普通のコンビニとかでは買えないみたい。
もしも私が電気屋さんでこの電池を買ったら、お店の人から、この子はリモコンローターで遊んでるんだな、なんて思われちゃうのかな?
そんなことを考えて一人で赤くなっています。

コントローラーの電池交換はあきらめて、子猫ちゃんとリモコンローターを強にセットし、お布団の上に置いたままコントローラーだけ持ってお部屋を出ました。
エアコンの効いていない廊下に出ると、夏の熱気がムッと裸の全身を包みます。
ドアを閉じて、廊下で耳を澄まします。
微かにウーーンって音が聞こえる気がします。
コントローラーでリモコンローターのスイッチを切ると、音はしなくなりました。
子猫ちゃんのほうだけなら、外に音が漏れる心配はまったくなさそうです。

なぜこんなことをしているのか?と言うと、私のお部屋が在る2階には、もう一つお部屋を隔てた向こうに篠原さん親娘が住んでいます。
篠原さん親娘の住居と我が家の2階は、鍵のかかる扉で仕切られていて、向こうからこちらへは自由に出入りはできません。
でも同じフロアですから、たとえば私が夜中にローターを使って遊んでいて、次の日に、昨夜何かブーンって音がしてた、なんて篠原さんに言われたらすっごく恥ずかしいので、どのくらい音が漏れるものなのか、確かめておきたかったんです。

念には念を入れて、階下への音漏れの有無の確認するため、再びローターを強にセットしてから、階段を下りました。
階下で私のお部屋の物音が一番響きそうな場所、すなわち私のお部屋の真下は、父の部屋です。
一階の廊下では、当然のことながらまったく音はしません。
父の部屋のドアを開けて、そーっと忍び込みます。
だいじょうぶ。
全然音は聞こえません。
私のお部屋のエアコンの音さえしません。

カーテンがひかれて薄暗く、しんと静まり返った父の部屋。
窓際にあるサイドボードのガラスに、私のツルツルな無毛の下半身が映りました。
私ったら、なんてはしたないことをしているんでしょう。
真夏の真っ昼間に真っ裸になって乳首尖らせてお家の中をウロウロして・・・
全身しっとり汗ばんだからだに、ジーンと恥ずかしさと快感が駆け巡りました。

父の部屋を出て、意味もなくリビングを一周してから、ふと思い立って廊下をまっすぐに玄関へ向かいました。
日当たりの良い明るい玄関。
壁に飾ってあるロココ調な装飾が施された大きな鏡にも、私の裸の上半身が映りました。
普段の生活の場に全裸でいるのって、なんだかすごく非日常的でエロい・・・
私は、普段はお出かけ前に髪型や襟元を確認するために覗く鏡に映った、何も着ていない自分の顔をまじまじと見つめてしまいます。
火照ってて、汗ばんでて、恥ずかしげで、でも嬉しそうで、なんとも言えない、いやらしい顔・・・

サンダルをつっかけて、そっと玄関ドアを開けてみます。
見事に晴れ渡った真夏の真昼の眩し過ぎる陽射しと熱気に、私の無防備な全身が晒されます。
このままお庭に出ちゃおうか・・・
その誘惑はとても魅力的でしたが、もしもお隣の家の2階やベランダに誰かいたら、見られちゃう・・・
と思い至って、残念ながらあきらめました。

もはや、いてもたってもいられません。
早くいろいろ気持ちいいことをしたい、恥ずかしいことをしたい、自分のからだを撫で回したい・・・
すでに乳首はツンツン、アソコの中もヌルヌルです。
「もう、本当になお子はすけべねぇ」
どこからか、やよい先生の声が聞こえてくるような気がしました。

もう一つ、試しておきたかったのは、このリモコンローターがどのくらいの距離まで電波が届くのか?っていうことだったのですが、それは後回しにすることにして、大急ぎで階段を駆け上がり自分のお部屋のドアを開けます。
エアコンの冷気が汗ばんだからだをひんやりと迎えてくれました。

CDプレイヤーにサティのなるべくたくさん曲の入っているCDを入れてエンドレスにセットします。
お部屋にジムノペディが低く流れ始めました。
それから床に大きなバスタオルを敷いて、用意したお道具を全部並べます。
その横に自分もたたんだバスタオルをお尻にあててぺったりM字気味に座り込みました。

まずは、ポラロイド写真の入った封筒を掴み、口を留めているセロテープを丁寧に剥がします。
トランプみたいに束ねた写真を床に置き、上から一枚ずつ右手で取って見つめます。
瞬時にあの日のコーフンが甦りました。
どの写真もあまりにもいやらしくて、アブノーマルで・・・
そして、その被写体は紛れもなく私・・・

アソコに子猫ちゃんが挿しこまれています。
このときはまだ、毛があったんだ・・・
だらしなく開いた口元から、よだれが垂れています。
歪んだ顔が媚びるようにレンズを見て微笑んでいます。
乳首からぶら下がったトルコ石が激しく揺れてブレています。
両手と両足首と両膝を赤いロープで縛られています。
三つ編みおさげ髪の女の子がM字開脚で座っています。
パイパンなワレメから短いヒモが覗いています。
泣きそうな顔で笑っています。
顎を突き出して、必死でイクのを耐えています。

私は、順番に一枚一枚念入りに写真を見ては、自分のまわりに並べていきました。
こんな恥ずかしいことをやったなんて、どうしても信じられない・・・
でも、この被写体は紛れもなく私・・・

写真を半分くらいまで見たとき、もうどうしてもこらえきれなくなり、左手で自分のからだを激しくまさぐり始めていました。
右手に写真を持って、その写真で苛められている場所を自分で苛めます。
乳首を指でギューッとつまんで押し潰します。
おっぱいを乱暴に鷲掴みます。
アソコに指を入れて掻き回します。
「あんっ、あっ、あっ、あーんっー」
写真を食い入るように見つめながら、その写真と同じ表情をしてみます。

写真が突きつけてくる、見るに耐えないくらい恥ずかしい自分の姿を見るという、いてもたってもいられないほどの恥ずかしさ。
その恥ずかしさを和らげたくて、それならいっそのこと、今の自分をもっともっと恥ずかしい状態に追い詰めようとする衝動が私の左手をつき動かし、容赦なく自分のからだを責めたてます。

ほとんどの写真を並べ終えた頃、私は、大きく左右に両膝を広げて上半身を屈め、左手親指と人差し指でツヤツヤに大きくなったクリトリスをつまんだり擦ったりして熱心に苛めていました。
「あん、あん、あん、あーんっ!」
もう少しでてっぺんです。
そして、床に残った最後の一枚・・・

それは、やよい先生と、とある有名女性タレントさんとのツーショット写真。
二人とも全裸。
女性タレントさんは、緊縛大股開きで悩ましげなお顔。
やよい先生は、女性タレントさんの少し後ろに立って、右手を座っている彼女の左肩に軽くかけてニヤッと笑っています。
「んんんんーーーーーーんんっ!!!」
私は、その写真のやよい先生のお顔と形の良いおっぱいを見た、その瞬間にのぼりつめていました。

「はあ、はあ、はあ・・・」
今日の第一ラウンドは、せっかく用意したお道具を何も使わず、左手一本だけであっさりイってしまいました。


メールでロープ 04

2011年2月6日

メールでロープ 02

やよい先生が渡してくれたヤバソウナモノを含むお土産の中身を確認したのは、日曜日でした。

やよい先生とお別れした土曜日の夜は、さすがにからだがとても疲れていたみたいで、母と少しおしゃべりした後ゆっくりお風呂に入ったら急激に眠くなってしまい、入浴後のお手入れもそこそこに早々とベッドに入って眠ってしまいました。
お風呂で見たら、おっぱい上下の縄の跡とやよい先生がくれたキスマークがまだ微かに残っていました。
洗面鏡に映るやよい先生に剃られてしまってツルツルになったアソコ。
今さらながら、すっごく恥ずかしい気持ちになりました。

翌朝も寝坊して10時くらいに目覚めました。
午前中は、とりあえず分けておいたやよい先生からのお土産健全編のお洋服袋をチェックしました。
最後に追加された赤いワンピースとレインコートを除いて、さまざまなワンピやトップス、スカートなどが11点も入っていました。
有名なブランドのお高そうなものばかり。
どれもカワイイと言うより、シャープでクールな大人っぽいデザインでサイズもだいたいぴったり。
自分で買うときは、こういうデザインや色はカッコイイけれど私には似合わないかも・・・って躊躇しちゃう種類のものも、着てみると私でも案外似合ったりして、すっごく嬉しくなりました。
着替えては階下に降りて、母に見せびらかしました。
「じゃーんっ!」
「あらー、ステキねー。百合草先生、やっぱりセンスいいわねー。私でも着れるかしら?」
「着てみて、着てみてっ」

ハウスキーパーの篠原さん親娘が午後3時頃にご実家から戻ってきたので、それから夜にかけては、母と四人でおしゃべりしながらまったりゆったりと過ごしました。
ともちゃんももう小学三年生。
カワイク元気に成長しています。
まだ周囲に自然がたくさん残っているらしい篠原さんのご実家で、さんざん遊びまわってきたのでしょう、腕や脚が真っ黒に日焼けしていました。

夜の10時過ぎに一人でお風呂に入りました。
縄の跡もキスマークもすっかり消えていました。
一緒に暮らすようになってから、たまにともちゃんとも一緒にお風呂に入るのですが、さっきも、ともちゃんの日焼けした姿を見て、日に焼けていない部分とのコントラストが見てみたいな、なんて思ってつい、一緒にお風呂入る?って声かけようとして、あわてて思いとどまりました。
私、今アソコに毛が無いんでした。
あぶない、あぶない・・・
ともちゃんから質問責めされちゃうところでした。

今日はお風呂後のお手入れも入念にして、一息つくと11時になっていました。
お部屋のドアに鍵をかけてから、ベッドの下に押し込んでおいたヤバソウナモノ袋を引きずり出します。
ベッドの上にバスタオルを敷いて、その上に中身を出していきます。

大きなトルコ石が付いたイヤリング一対、子猫ちゃんのマッサージ器、マッサージ器を固定する用の細い糸が付いたリング、ワイヤレスのリモコンローター・・・これはピンク色のと水色のが二種類、アイマスク、太いお習字用の筆一本、ムダ毛処理用のカミソリと替え刃、薄いピンクのレンズのまん丸ファッショングラス、木製の洗濯バサミ8個。
ここまではあの日、やよい先生とのあれこれで使ったものでした。

リモコンローターは、ユマさんが入れていたのも私にくれちゃったみたい。
コントローラーは一つしか入っていません。
ユマさん、どうするんだろう?
思わずクスっと笑ってしまいます。

その他に、お裁縫のとき布に印をつけるために使うトゲトゲした丸い輪が付いているルレットが一本。
これはたぶん、肌の上をコロコロ転がして遊ぶのでしょう。
試しに左手の甲に軽く転がしてみます。
チクチクした感触が肌を転がっていきます。
これでおっぱいを刺激したら気持ち良さそう・・・

あと、短かめな赤いロープが一本。
よく見ると両方の先端が輪っかの形になっています。
左手を輪っかに入れてみました。
ロープを軽く引っぱると、輪を作っている結び目がスルスルと動き、輪っかのロープが右手首を絞り込んで締め付けてきます。
なるほどー。
右手も反対側の輪っかに入れて絞ってみます。
私の両手は、ちょうど私のウエストくらいの幅で拘束されてしまいました。
ロープの手錠っていうわけです。
これなら、はずすのも簡単だし、ロープは太くて柔らかい素材なので、跡がつく心配も無さそうです。

ロープ手錠をしたまま右手を袋に入れると、同じようなロープがもう一本。
両方の輪の間が少し長めです。
こっちは足首用なのでしょう。
私はワクワクが抑えられません。

そして、袋の一番底から出てきたのは、封筒に入った厚さ3センチくらいの何かの束。
これは、私のいやらしい姿を撮ったポラロイド写真のはず。
もちろん、すぐにでも見たかったのですが、これを今見てしまうと絶対、とことんオナニーをしなきゃ眠れなくなると思ったので、グッとがまんしました。
明日は、母も篠原さん親娘も出かける用事があって、午前中から夕方までお家にいないことがわかっていました。
私一人でお留守番です。
なので、私は明日の日中、思う存分思い出しオナニーをすることに決めていました。

それより今は、これらの隠し場所を決めることが先決です。
イヤリング、筆、アイマスク、ファッショングラス、カミソリ、ルレットは、別に誰に見られても不自然ではないので、アクセサリー箱や机の引き出しに普通にしまいました。
残りのものは、使わなくなった少し大きめの化粧ポーチに入れておくことだけは、決めていました。
問題は、その化粧ポーチをどこに隠すか、です。
母も父も私のお部屋に勝手に入って、いろいろ探し回るようなことは絶対しないので、そんなにナーバスになることでもないのかもしれませんが、万が一みつかっちゃったときは、すっごくややこしいことになっちゃうのは確実ですし・・・

クロゼットは、衣替えの頃とかに母が気を利かせて、クリーニング屋さんに出さなきゃいけないお洋服を私のいないときにお部屋に入って整理してくれていたことが何度かあったので、ちょっと危険かも。
本棚もCDラックも隠すようなスペースはないし。
やっぱり、お勉強机の鍵がかかる引き出しかな・・・

だんだん眠たくなってきたので、大急ぎで鍵がかかる引き出しの中を整理して、化粧ポーチを入れるスペースを作りました。
以前から隠していた父秘蔵のえっち写真集二冊に重ねて、化粧ポーチをなるべく平らにして奥に入れ、ポラロイド写真の入った封筒を日記帳に挟んで手前に置くと、ちょうど全部がスッポリ収まりました。
引き出しを閉めて、一応鍵をかけます。
ふぅー。
これで鍵のかかる引き出しには、えっちなものと私の日記帳しか入っていないことになりました。
なんだかなー・・・

次の日の朝、母と篠原さん親子を送り出すとすぐ、自転車を飛ばして近くのコンビニへ行き、単三と単四の電池をそれぞれ8本づつ買ってきました。
ダイニングで早めの昼食をとりつつ、これからのお楽しみ時間の計画を練ります。

一階の戸締りをきちんと確かめ、インターフォンの音量を最小に絞り、留守番電話に切り替えてからトイレも済まし、バスルームで軽くシャワーを浴びました。
からだを拭いたバスタオルを片手に持ち、裸のまま廊下に出ました。
今日は、夕方までずっと全裸で過ごすつもりです。

二階の自分のお部屋に戻って、昨夜しまいこんだ化粧ポーチとポラロイド写真の封筒を取り出し、お勉強机の上に置きました。
さて・・・
お楽しみを始める前に、試しておきたいことがいくつかありました。


メールでロープ 03