2011年12月31日

年末のごあいさつ 2011


おかげさまで私のお話ブログも2度目の年の瀬を迎えることになりました。
これで約一年半。
自分でも、よくつづいているな、って思います。
私のつたないお話を読みに来てくださっている皆様、本当にありがとうございます。

グーグルさんの解析によると、この一年半での訪問数は約9万3千、ページビュー数が約67万、ユニークユーザーが約2万となっていました。
海外在住の方々からも多くのアクセスをいただいているようです。
なんだかすごい!
私のお話は、長くなってしまうものが多いので、読まれるほうも大変と思うのに、この大きな数字はとても嬉しいです。

ちなみに、一番たくさん見ていただいた単独ページは、相変わらず「お医者さんごっこと私 01」、次が「ランジェリーショップ 01」、以下「グノシエンヌなトルコ石 01」、「図書室で待ちぼうけ 01」、「第二次性徴期と私 01」 の順でした。

今年はいろいろと大変なことがおきた中、私のブログにアクセスしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
私のつたないお話を読んで、少しでも楽しく明るい気持ちになっていただけたらな、と思っています。

最近パソコンを買い換えて、まだ使いかたがよくわからず、お話を書く時間をあまり作ることが出来なくて、この数週間、ブログの更新が滞りがちなってしまい申し訳ありませんでした。
お正月のお休みにゆっくりお勉強して、年明けからまた、まったりペースでつづけていこうと思っています。
来年も、おひまなときに、そういえばあのお話のつづきはどうなったかな?なんて思い出していただける程度に、おつきあいいただけたら嬉しいです。

私のブログを読みに来ていただいている皆様。
私のブログにリンクしていただいているサイトオーナーの皆様。
そして、コメントや拍手を送ってくださる皆様。
本年は、本当にありがとうございました。
来年も、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

来る年が皆様にとって、幸い多き楽しい一年となりますように。
ありったけの愛と祈りを込めて。

31/12/2011 NAOKO-M

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2011年12月24日

ピアノにまつわるエトセトラ 23

 私の舌が積極果敢に動くにつれて、ゆうこ先生の舌は段々おとなしくなっていきました。
 私の舌がゆうこ先生の歯や歯茎を舐めあげ、喉の奥まで侵入しようとすると、ゆうこ先生の舌は、口中にぐったり身を横たえてされるがまま、たまに私がゆうこ先生の舌にちょっかいを出すと、途端に元気を取り戻してクネクネ絡んできました。

 ゆうこ先生のからだもダランと力が抜けて、私にしなだれかかるように身を任せていました。
 ゆうこ先生のからだ全体が、このからだをもうどうにでもしてっ!って訴えかけていました。

 私の両腕だけがしっかりとゆうこ先生のからだを抱え込み、背中に回した両手のひらでゆうこ先生のスベスベな背中を落ち着き無く撫ぜまわしました。
 二人の上半身がぴったりとくっついて、ゆうこ先生のやわらかなおっぱいに私のおっぱいを思い切り押しつけました。
 お口が塞がれているので、性的に興奮されてているゆうこ先生の荒くて熱い呼吸がお鼻から、私の鼻の下あたりを激しくくすぐっていました。

 しばらくのあいだ、ゆうこ先生のお口の中を貪欲に堪能してから、不意にふりほどくようにからだを離して立ち上がりました。
 離れた二つの唇からよだれがダラーッと垂れて、私もゆうこ先生も、口の周りからおっぱいの裾野にかけてベトベトでした。

「はぁ、はぁ…先生がそんなにおっしゃるなら、これから私が先生をたっぷり虐めてさしあげます」

 口元と胸元のよだれを傍らのタオルで拭いて息を整え、つとめて冷たい声でゆうこ先生に言いました。
 私の心の中にサディスティックな欲求がどんどん膨らんでいました。
 ゆうこ先生の綺麗なお顔を、羞恥と苦痛と悦びで、いやらしーく歪ませてみたい、って心の底から思いました。

「は、はい…よ、よろしくお願いしますぅ」

 ゆうこ先生は、毛布の上に正座の形で座り直しました。
 その頭を深々と毛布に擦りつけるように下げてから、お顔を上げて私を見つめてきます。

 私はその正面で丸裸で、腰に両手をあててゆうこ先生を見下ろしていました。
 ゆうこ先生の視線が私の顔からずーーと下がっていって、私の薄い茂みのあたりで動きを止めました。

「なにをじろじろ人のからだを見つめているんですか?本当にいやらしい先生ですね」

 私の頭の中は、やよい先生たちとのプレイや、ゆうこ先生にお借りした小説からのシーンなどを思い出し、エス的に振舞うにはどんなふうにすればいいのか、というデータの検索と収集にフル回転していました。

 ゆうこ先生が放り投げたバスローブを拾って再び羽織り、ウエストの紐を緩く締めながらゆうこ先生の前に立ちました。
 ゆうこ先生は正座のまま、お顔だけ上げて私を見上げています。

「まず先生には、お仕置きを受けてもらいます」

 ゆうこ先生の長い睫毛がパチンて動きました。

「先生はなぜ、ストッキングを脱いでしまったのですか?」

「あ、そ、それは…さっき直子さまのお洋服を洗濯したとき、お風呂場で濡れてしまったので、それで…」

「私はそれは脱がないように、って言ったはずですよね?脱いでいい、という許可を出した覚えもありません」

「あ、ご、ごめんなさい…」

ゆうこ先生が小声で謝りつつうなだれました。

「それに、あのいやらしい水着もいつの間にか脱げちゃっているじゃないですか?私に奉仕するどさくさに紛れて、ご自分で脱ぎましたね?今は正真正銘のオールヌードじゃないですか」

「ご、ごめんなさい…」

「先生みたいなヘンタイさんには、中途半端に脱げかけてるみたいな、だらしない、ふしだらな格好が一番似合う、って言いましたよね?私」

「は、はい…」

「そんなに裸になりたいんですか?そんなにそのいやらしいからだを見せびらかせたいんですか?」

「え、いいえ、そんな、見せびらかせるだなんて…」

「だからお仕置きです」

 ゆうこ先生はうつむいたまま、からだを小さくモジモジ動かしていました。
 尖った乳首がプルプル本気で震えています。

「お仕置きと言えば、やっぱりお尻叩きの刑ですよね?先生、お好きでしょ?」

「え、いえ、そんな…」

「嘘をついてはいけません!お尻叩き、って聞いた途端に、先生の首筋から肩まで真っ赤になっちゃったじゃないですか?」

 その場にしゃがんでゆうこ先生と同じ目線の高さになり、ゆうこ先生の顎に手をかけてお顔を上げさせました。
 ゆうこ先生の瞳はトロンと潤み、唇を半開きにして私をじっと見つめてきました。

 その半開きの唇に軽く自分の唇を重ねてから、少し乱暴にゆうこ先生の右肩を押しました。
 後ろ手をついて倒れ込むのを防ぐゆうこ先生。

「はい。それじゃあその場で四つん這いになってください。お尻を私のほうに高く突き出して」

「あっ、は、はい…」

 ゆうこ先生はいったん横座りになってから両手を毛布につき、そのままからだを反転させて四つん這いになりました。
 私のほうに形のよい真っ白なヒップが突き出されました。

 すぼめたお口のようなお尻の穴から、真下へ縦一直線に走る無毛なワレメまで、丸見えでした。
 私はそれを眺めながらパチンって、軽くゆうこ先生の右の尻たぶを叩きました。

「ああんっ、いやんっ!」

「いやんっ!じゃないでしょう?何を今さら羞じらっているんですか?それに先生みたいな人の四つん這いは、そうじゃないでしょう?」

 私は先生のお顔のほうにまわり、両腕を突っ張らせているゆうこ先生の両肩を下方向へ強く押しました。

「先生みたいな虐められたがりドマゾなヘンタイさんの四つん這いは、お顔でからだを支えるんです。ほら、両手をどけて、その綺麗なお顔を毛布に擦りつけなさい」

 ゆうこ先生の両腕を多少強引に両脇へ掃うと、ゆうこ先生の両肩が毛布につき、首が捻じ曲がって右頬が毛布にへばりつきました。
 その分、お尻がより高く突き上がります。

「そうそう。とてもお似合いですよ、先生。それでこそ視せたがりのヘンタイマゾ女です」

 ゆうこ先生の豊満なおっぱいも毛布に押しつけられてひしゃげていました。
 私は、再びゆうこ先生のお尻のほうにまわりました。

「ほら、もっと両脚を広げてください。よく視えないじゃないですか?」

 言いながら両手で、ゆうこ先生の毛布についた両膝を左右へ大きく拡げさせました。

「あぅーんっ!」

 ゆうこ先生の悩ましいお声は、毛布にお顔が埋まっているせいで淫靡にくぐもっていました。

 私の目の前にハート型をさかさまにしたような形のいいお尻が、無防備に突き出されていました。

「うわー、すごい眺めですよ?先生のオマンコのスジがパックリ割れて、ピンクでヒダヒダグジュグジュな粘膜の中身まで視えています」

 わざとお下品な言葉を選んで言っている自分の科白にまで、ゾクゾク感じてしまいます。

「先生さっき、ご自分のオマンコはお年のわりにキレイだ、なんていばってましたよね?それならもっともっとよーく見せてください」
「ほら、先生の両手、だらんとしてておヒマそうだから、ご自分の手をお尻にまわして、左右に大きく拡げてみてくださいよ、ご自分のオマンコを」

「えっ?そ、そんな…恥ずかしい…」

 私はまた軽くパチンとゆうこ先生のお尻を叩きます。

「だって先生、視て欲しいのでしょう?視られちゃうのがお好きなんでしょう?視られるといやらしいオマンコが興奮しちゃうんですよね?」

 ゆうこ先生の右手を取って、ご自分の右太腿の付け根辺りにあてがわさせました。

「ほら、左手はご自分で、さっさとやってくださいっ!」

 今度は左の尻たぶをパチン。
 ゆうこ先生の左手がおずおずとご自分の女性器に伸びてきて、左腿裏付け根あたりをつかみました。

「はい、それでは、せーの、で左右に押し拡げるんですよ?中の中、ヘンタイオマンコの奥の奥まで私に晒すように」

「…は、はいぃ…」

「いいですか?せ-のっ!」

 私の号令でゆうこ先生の両手に力が入り、両腿の付け根周辺の皮膚が左右に引っぱられました。
 少しだけ開いていた亀裂がガバッと大きく広がりました。

 菱形っぽい楕円形に開かれたその中は、ピンク色の粘膜質が液体にまみれてテラテラきらめき、本当にとても綺麗でした
 内部のヒダヒダ具合は私よりも格段に複雑みたい。

「うわー。先生、こんなに開いちゃってますよ。すごいです。なんだか中がヒクヒク動いちゃっていますよ?」

「ああん、いやん!」

「お尻の穴も広がっちゃってます。シワシワが伸びちゃって、でも本当にキレイな肛門ですね」

「ああん、は、恥ずかしいぃ…」

「へー、先生でも恥ずかしいんですか?でもオマンコを拡げているの、ご自分の手ですよ?ご自分で淫乱女性器の中身を私に見せびらかせているのですよ?」

「いや、言わないで・・・ああんっ!」

 ゆうこ先生は、ご自分の指先が白くなるほど力を込めて、これでもかとご自分の秘部を押し拡げていました。

「恥ずかしいけれど気持ちいいんですよね?先生は。こういう屈辱的な格好をするのがお好きなんですよね?」

「ああん、そ、それは…」

 ゆうこ先生は、お尻だけ高く突き上げた四つん這いで、からだをウネウネくねらせて身悶えられています。
 それでもご自分のアソコを押し広げている両手は決して離しませんでした。

「これから私が20回、ゆうこ先生のお尻にお仕置きをします。先生はぶたれるたびに、わたしのオマンコもっとよく視て、とおねだりしてください」
「それが先生の本心なんですから、ご自分に正直になりましょう、ね?」

「は、はいぃ、わかりましたぁぁんっ!」

 ゆうこ先生の甘ったるいお声のお返事にコーフンしながら私は、ゆうこ先生のお尻を打ち据えるために大きく右手をバックスイングしました。


ピアノにまつわるエトセトラ 24

2011年12月17日

ピアノにまつわるエトセトラ 22

 丸裸で誰かのお顔の上にまたがる…
 普通の女の子だったらそんなの恥ずかしすぎて、尻込みしちゃう行為でしょう。
 でも私は、その言葉を聞いてゾクゾクッと淫らに感じてしまい、期待に胸がときめきました。

 なぜって私はすでに、その行為を体験していたから。
 やよい先生のお顔にまたがったり、やよい先生にまたがられたり。
 そのときの喩えようも無い嬉し恥ずかしな気持ち良さの記憶が全身によみがえりました。

 立ち上がった私は、ゆっくりとゆうこ先生のお顔のほうに移動しました。
 寝そべっているゆうこ先生のからだと反対の向き、すなわちお尻をゆうこ先生のお顔に向けてから左脚を少し上げ、ゆうこ先生のお顔をまたいで立ちました。

 私のアソコ、真下からゆうこ先生に見つめられている…
 振り向きながら見下ろすと、ゆうこ先生の綺麗な瞳が爛々と輝いていました。

 得も言われぬ恥ずかしさに痺れるように震えつつ、ゆっくりと両膝を曲げていきました。
 濡れそぼりながらもなんとか閉じていた私の下のお口が、徐々に開きつつあるはずです。

 唇が開いて中身が空気に触れた感覚がしました。
 よだれが垂れちゃったりしないかな?
 ゆうこ先生は、そんな様子を真下からじーっと視ているのだろうな?
 ああんっ、恥ずかし過ぎるぅ…

 そんなことを考えながら腰を落としていき、とうとう野球のキャッチャーさんみたいな姿勢になりました。
 私のアソコがちょうどゆうこ先生のお口にくるようにすると、私のお尻の穴はゆうこ先生のお鼻のあたり。
 これだけ股を広げていると、お尻の穴もけっこう広がっちゃっているはず。
 ゆうこ先生から丸見えだろうけれど、イヤな臭いもしちゃったら…
 思う間もなくアソコをペロンと舐められました。

「はうんっ!」

 思わず大きな声が出て、腰がビクンって跳ね上がりました。
 反動でゆうこ先生のお顔を押しつぶすみたいに私のお尻が着地します。

「んぐうぅ」

 ゆうこ先生はくぐもったお声をあげながらも、舌を私のアソコの中にねじ込んできました。

「ああんっ!んんーーっ!」

 ゆうこ先生の舌、けっこう長いんだ…
 アソコの中や、莢がめくれて顔を出してるおマメちゃんまで、ベロベロ舐めまわしてくださいます。

「んっ、んっ、んーーっ」

 私はジャンプする寸前のカエルさんみたいに腰を小刻みに上下して、より気持ちのいい場所にゆうこ先生の舌があたるように調節していました。

「直子さまの愛液、マン汁、甘辛くてすっごく美味しいっ!」

 私が少し腰を浮かせたとき、ゆうこ先生のくぐもったお声が聞こえてきました。
 ジュルジュルジュルジュル、ワザとおおげさに音をたてて啜っているみたい。
 その音のいやらしさに、私はどんどんコーフンしちゃいます。

「直子さまのアヌスも可愛いです。お魚みたいにお口パクパクヒクヒクしています」

 お尻の穴をツルンと舐められました。

「あんっ!イヤンっ!」

「もっと押し付けてください!直子さまのオマンコをゆうこの口に押し付けて、窒息するくらい押しつけてくださいっ!」

 そのお声にお応えするべく、私はしゃがんだ両膝を毛布に落として膝立ちになり、より腰を低く落としてアソコをゆうこ先生の顔面に押し付けました。

 私の股下で、ゆうこ先生の舌がベロベロジュルジュルと私のアソコを悦ばせてくださっています。
 私の目の前には、より近くなったゆうこ先生の綺麗なおからだ。
 おっぱいから下の部分がスラーッと眼前に横たわっていました。

 相変わらずピンッと真上を指しているえっちな乳首。
 ちょっと手を伸ばせば触れることが出来ます。
 ええぃ、さわっちゃえ!

 そう思って腕を伸ばそうとしたとき、ゆうこ先生の両腕がにゅうっと上に上がり、一足早く私のおっぱいを手探りで掴みました。

「ああんっ!」

 私の大きな声に、ゆうこ先生の舌の動きがますます活発化しました。
 ゆうこ先生の左手には私の左おっぱい、右手には右おっぱいがしっかり掴まれ、強く弱くやさしく揉みしだいてくれています。
 ときどき親指の爪で、硬くなっている乳首をコリコリひっかいてくれます。

「あっふぅーーーんっ!」
「あんっ!あんっ!うぅーーーんんっ!」

 私はどんどん昂ぶっていき、腰が知らずにウネウネ上下していました。

「あっ、そこ、そこそこっ!」

 私の上半身がどんどん前のめりなって、自分の顔がゆうこ先生のツルツルなアソコのほうへと近づいていきました。

「あ、いいですぅ、先生、もっと、もっとぉー」

 いつしか私は膝立ちの四つん這いで、ゆうこ先生の股間に自分の顔を埋めていました。
 両手にゆうこ先生の両腿を持って左右に大きく拡げ、開いたワレメの中をペロペロ舐めていました。

 ゆうこ先生の中はサーモンピンクですっごく綺麗。
 ひだひだもご自分で言うだけあって、黒ずみも無くまさしく可憐な花弁のよう。
 おシルもしょっぱめで美味しい!

 ゆうこ先生は上体を上げ気味にして私のお尻の穴付近をベロベロしつつ、下から右手の指を2本、私の中に侵入してかき回してきました。
 左腕は私の背中にまわして、手のひらがやさしい愛撫をくれています。

「ああん、直子さまのお肌、スベスベで気持ちいいっ。やっぱり十代の若さにはかなわないのかー」
「直子さま?気持ちいいのですか?ここはどうですか?ほら、こんなにクリトリスがピッカピカ!」

「あふんっ!そっこはだめんですっ…そ、そこは…もっと、もっとぉーっ」

「ほら、イっていいのですよ、イっていいんです、ここは?これは?」

「ああーーんっ、んっ、んっ、ふーっ…」

 ゆうこ先生の10本のお指のピッチが上がり、私のゆうこ先生へのサービスはお休みがち。

「はらー、ここですよね?ここがいいのでしょう?ね?イってイって、ほらぁ?」

「あんっ、だめっ、いいっ、だめっ、だめっ、いいぃーーーっ!」

 いつしか私は全身の力が抜けて、ゆうこ先生の陵辱に身を任せていました。
 両腕もとっくに力が抜けて毛布の上にダランと放り出されているので、私の顔はゆうこ先生の股間に埋まったまま、左右からゆうこ先生のウネウネ悶えるやわらかな太股に、強く弱く挟まれていました。

「あーーっ、いい、いい、いいーーっ」

 お顔が私のアソコの下敷きになっているゆうこ先生は、舌で、指で、手のひらで、私の中とその周辺、そしておっぱい、乳首まで、たくさんたくさん蹂躙してくださいました。

「あーっ、あーーっ、いいいですぅ、うーーんっうぬーーっ!」

 身悶えながらときどき自分のからだに力が戻り、キュッと硬直して、そのたびに気持ち良さのレベルがどんどん上がっていきました。
 目をギューッとつぶって、自分がどんどん高みへ昇ってゆくのをイメージしていました。

 頭上では、可愛らしい天使たちが羽ばたきながらクルクル回って、早くおいでーって私を呼んでいました。
 もうすぐ、もうすぐ、もう、すぐ…

「うううううっ、いいいいいいくぅぅぅぅーぅ、んーんっ!!!」

私の全身がビクビクンって震えて硬直し、ガクガクンと2、3回跳ねました。
頭の中が真っ白になって、すさまじい快感が全身を駆け抜けました。

「ああぁぁぁうううんっ、、ぅぅぅ…」

 気持ち良さがいつまでも収まらず、自分の口から洩れるうめき声が止められませんでした。

 目を開けると、生温かいものに包まれていました。
 これは、誰かの体温。

 ゆうこ先生がお尻を毛布につけて座っていて、その腿の上に私のお尻がありました。
 ゆうこ先生は赤ちゃんを抱くように私の背中を横抱きにして、覆いかぶさるようにぴったりと上半身を密着させていました。

「あっ!ゆうこ先生…」

「おかえりー。すごく気持ち良かったみたいですねー?」

 私の右おっぱいとゆうこ先生の左おっぱいが重なって、互いの乳首が肌にめり込んでいました。
 ああん、気持ちいい…
 思った瞬間、ゆうこ先生の唇が私のそれに重なりました。

 んっ!
 ゆうこ先生の唇は、初めはルージュの甘い味がして、それから舌が侵入してきて、ゆうこ先生の唾液の、もっと甘い味がしました。

 ゆうこ先生の長い舌で私の口中が嬲られました。
 うぐっ!
 私の喉の奥まで届きそうな長い舌の愛撫。
 気持ち良すぎて涙が出そう。

「直子さま、すごく気持ち良さそうでした…うらやましいです…」

 長い口づけの後、顎を濡らすよだれもそのままに、ゆうこ先生がおねだりするみたいに甘ったるく、私の耳元にささやいてきました。

「これで少しは落ち着いたのではなくて?今度はゆうこがされたいこと、してくださいますよね?ねっ直子さまっ?」

 ゆうこ先生の媚びに満ち溢れたお顔。
 上目遣いの甘えたご表情。
 快楽への期待に爛々と輝く淫らな瞳。
 いつまでも萎えることを知らない尖った乳首。

 ゆうこ先生って、本当にいやらしくてヘンタイな、ドすけべマゾさんなんだなー…
 さっきまでの昂ぶった性欲を抑え切れず全開にして身悶えてしまったはしたない自分をすっごく高い棚の上に上げて、こんな感想が心をよぎりました。

 自分の欲望がひと段落したことで余裕が出来たのでしょう、心からエス役になりきれそうな気がしていました。
 ドすけべゆうこ先生の、この綺麗なからだを好きなように虐めていい権限を今、私は持っているのです。

 こんなにナイスバディでカッコよくて、セクシーで、おやさしいけれど、どうしようもなくふしだらな美しい年上のマゾ女性を、とことん辱めてみたい…
 私のえっちな知的好奇心、言うなれば痴的好奇心がムクムクと湧き上がっていました。

 私のされたいことがゆうこ先生もされたいこと。
 まず手始めに、再び唇を重ねてきたゆうこ先生のお口の中に、勇んで私は自分の舌を勢い良くねじ込みました。


ピアノにまつわるエトセトラ 23

2011年12月11日

ピアノにまつわるエトセトラ 21

「わたしの自慰行為はいつも、おっぱいを激しく虐めるところから始まります」
 
 ゆうこ先生が自らの両手で左右のおっぱいをムギューッとわしづかみました。

 右手で右おっぱい、左手で左おっぱい。
 柔らかそうなおっぱいのお肉に、さっきまでピアノの鍵盤の上を軽やかに踊っていた、しなやかな10本の指が気持ち良さそうにめり込んでいます。
 
 形の良いポッテリした豊満なおっぱいが無残に歪みます。
 つかんだその手は、そのまませわしなく開け閉めを始め、弾力のあるお肉を乱暴に揉みしだき始めました。

「ああ~んっ」
 
 ゆうこ先生のお顔も悩ましく歪み、半開きの唇から淫らなお声が洩れ始めます。

「ああああ、うぅうぅぅ…んーっ」

 極小紐水着を着けたままの乳房にめりこむ左右の手。
 手のひらに隠れて乳首は見えませんが、あれだけ激しく揉みしだいていたら、あんな小さな布片はまたたく間に本来の用途からはずれてしまっていることでしょう。
 ゆうこ先生のM字に開いている両脚の距離も、おっぱいを揉みしだくスピードが上がるにつれてウネウネ身悶えて、ジリジリ広がっていきました。

「ああんっ!こ、こうやって揉んでいると、ゆうこのおっぱいがどんどん熱を持ってきて、ち、乳首が石みたいに硬くなって、ますますビンカンに感じるようになってしまうんです…」
 
 おっぱいを嬲る手は休めずに、ゆうこ先生はお顔を上げて、挑むように私の顔を見つめてきました。

「わ、わたし、おおぬきゆうこ29才は、自分の乳首を虐めるのが大好きなんですぅ。んんーっ!ほら、直子さま、ご覧いただけますか?」
 
 ゆうこ先生の両手が左右のおっぱいを下乳から持ち上げるような形に変わり、おっぱいの頂上部が見えるようになりました。

 思ったとおり、涙型の小布片は脇のほうにはずれて、痛そうなくらいに尖った乳首が私のほうを向いていました。

「直子さまぁ、ゆうこの乳首、どうですかぁ?」
 
 トロンとした目つきで媚びるように問いかけてきました。

「あ、あの、す、すっごくキレイです…」
 
 あまりにエロティックな迫力に素直な感想を言ってしまう私。
 途端にゆうこ先生のお顔がつまらなそうに曇りました。

 あ、そうだった!
 私はエス役だったっけ…
 あわてて言い直しました。

「でも、よくそんなにツンツンに勃てられるものですね?私に見られているのが、そんなに嬉しいのですか?」
 
 わざと冷たい顔をつくりました。
 途端にゆうこ先生のお顔が嬉しそうにパーッとほころびました。

「あーんっ…そ、そうなんです。ゆうこは誰かに視られていると燃えちゃう、ヘンタイ女なんです」

「そのえっちな乳首、どのくらい伸びるもんなんですか?ちょっと引っぱってみてください」

「あ、は、はい…」
 
 ゆうこ先生の両手指先が左右それぞれに乳首をつまみ、自らギューッと手前に引っぱりました。
 おっぱいのフォルムが円錐のように尖ります。

「あっあ~~~んっ!」

 一際淫らに響くゆうこ先生の嬌声。

「うわー。すっごく伸びるんですねー。さすが、ヘンタイを自認する先生だけありますね。ドすけべそのものです」

「あっ、あっ、あっーん!」
 
 ゆうこ先生は、乳首を引っぱったり潰したり、こねくり回してしばらく身悶えていました。
 首の裏で結んだ紐ビキニのストラップはとっくに解け、ゆうこ先生のおっぱいの上で汗に貼り付いてブラブラ揺れていました。

「直子さま?このブラジャー、外してもいいですか?」
 
 今は両手でおっぱいからお腹の辺りまでをせわしなく撫で回しているゆうこ先生が、甘えたお声で聞いてきます。

「だめです。先生みたいなヘンタイさんは、そういう中途半端な、だらしのない格好のほうがお似合いです」
 
 答えながらも、ゆうこ先生が放つあまりにえっち過ぎるオーラに我慢出来ず、右手をバスローブの中に潜り込ませていました。

「直子さま?今度は性器を、ゆうこのいやらしいマンコを見てください」
 
 ゆうこ先生の左手は、相変わらずおっぱいを撫で回し、乳首をつまんだり引っぱったりしていました。
 
 その一方で、おっぱいから離れた右手がお腹をすべり、120度くらいに大きくM字に拡げられた両脚が交わる部分を、しきりに撫でさすっていました。
 その部分を覆っていた小さなベージュの布地は、今は完全にか細い一本の紐となり、股縄のように下の唇に食い込んでいました。

「ゆ、ゆうこのマンコは、年の割りにはキレイな、はずなんです、あまり黒ずんでもいなし、ビラビラもはみ出していないし…」
「ぜひ、ぜひ近寄って、じっくり観察してくださいぃ、直子さまぁーーっ!」
 
 ゆうこ先生が、背中を反らせブリッジをするように腰の部分だけを高く浮かせて、私にその部分を突き出してきました。

「はしたない先生ですね?自分から女性器を突き出して、キレイなんです、なんて自慢するなんて、よっぽど自信があるのですね?それほど言うのなら、じっくり視せてもらいます」
 
 右手をバスローブに突っ込んだまま私は席を立ち、毛布の上に乗って、ゆうこ先生が広げている両膝のあいだに膝立ちになりました。
 それを待っていたかのように、ゆうこ先生が上半身を起こしました。

 ゆうこ先生の左手がやっとおっぱいを離れ、腰骨に食い込んでいる紐ビキニのストラップにかかりました。

「ちょっと待ってくださいね、先生。このいやらしい紐パンツも脱いではだめですよ。恥ずかしいワレメが覗くくらいのところまでずり下げるだけですからね?ドすけべな先生にはそういう格好がお似合いなのですから」
「は、はいぃ。知っていますぅ、わかっていますぅ」
 
 ゆうこ先生は、私に言われたとおり、紐状のビキニをワレメぎりぎりまでずり下げて手を止めました。

 ゆうこ先生の無毛なアソコが私のすぐ目の前にありました。
 白くてキメの細かい肌が透明の液体を纏ってピカピカ輝いています。
 
 そのあたり全体がすごく熱を持っているみたいで、ホカホカ湯気まで見えそうなほど。
 同時に何とも言えない、喩えるならクセの強いチーズにも似た、私にも大いに身に覚えのある淫靡な匂いが私の鼻腔を襲いました。
 それを視て、嗅いで、もうどうにもこうにもがまん出来なくなってしまいました。

 ゆうこ先生のこのお肌に触れたい。
 その豊満なおっぱいをわしづかみしたい。
 この濡れそぼったオマンコに指を突っ込んでかき回してみたい。
 もうがまん出来ませんでした。

 バスローブに潜り込ませていた私の右手が躊躇無く、自分の一番敏感な場所をさすり始めていました。

「あ~んっ!」
 
 バスローブの紐が解けてはだけて、前が露になるのもかまわずに、私の左手は自分のおっぱいを求めていました。
 目の端に、ゆうこ先生が少々呆気にとられたような表情をしているのが見えました。

「直子ちゃん?なんで自分で慰めちゃっているの?」
 
 ゆうこ先生のお声が聞こえてきましたが、私はすでに自分の快楽に夢中でした。
 右手の人差し指と中指が中へ潜り込ませ、親指の腹でクリトリスを執拗に撫ぜ回していました。

「あーっ、あーっ、あ~んっ」

 すると突然、柔らかくていい匂いのする熱を持ったかたまりに、正面から上半身をやんわりと抱きすくめられました。

「あっ!?」
 
 驚いて指の動きが止まる私。

 膝立ちになった私の顔のところに、ゆうこ先生の首筋がありました。
 ゆうこ先生も膝立ちになっていました。
 ピンッと張った乳首の先が私の右おっぱい上の皮膚に食い込んでいました。

「直子ちゃんが自分でする必要なんてぜんぜん無いのよ。そんなこと全部、わたしがやってあげるから…早く言ってくれたらよかったのに」
 
 ゆうこ先生の掠れ気味なおやさしいささやきが、私の右耳をくすぐりました。

 私を抱き寄せていたゆうこ先生のからだがゆっくりと離れました。
 そのついで、という感じで私のバスローブの前が全開になり、間を置かずに私の背中側に滑り落ちました。
 
 丸裸になった私。
 ゆうこ先生が腕を伸ばし、膝立ちの私の背後に落ちた白い布のかたまりを拾い、ピアノのほうへポーンと投げ捨てました。
 腕を振ったとき、ゆうこ先生のおっぱいがプルルンと激しく揺れました。

 ゆうこ先生と向かい合います。
 ゆうこ先生は、お尻をついてM字に戻り、上半身を起こした姿勢。
 私は膝立ちのまま。
 ゆうこ先生の熱い視線が下から私の全身に注がれます。
 私も、どこも隠さずに応えます。

「直子ちゃん、綺麗なカラダ・・・」
 
 おっぱいやアソコに突き刺さるような視線を感じて、私もどんどん気持ち良くなってきました。

「ドマゾのゆうこが精一杯、ご奉仕させていただきます。ご主人様にご奉仕するのは、セイドレイのお務めですから」
 
 私を見つめてニッコリ笑ったゆうこ先生は、あらためて毛布の上に仰向けに寝そべりました。
 私は、その足元で膝立ちのまま、横たわるゆうこ先生の肢体をしげしげと見つめました。

 額にうっすらと浮かんだ汗と上気した悩ましくも美しいお顔。
 白いお肌が火照りを纏い、全体的に淡いピンク色に染まったナイスバディな全身。
 たわわなおっぱいの下のあたりにだらしなくまとわりついている紐状のブラ。
 無毛なアソコは丸出し。
 
 太腿の途中でよじれている、かつてソコを隠していた紐状のボトム。
 中途半端によじれて肌にへばりついている布片に、陵辱の後、なんていう言葉が浮かんでくるような、すっごく刺激的かつ扇情的な眺めでした。

「直子さま、ゆうこの顔にまたがってください」
 
 寝そべっているゆうこ先生からお声がかかりました。

「お尻をゆうこの頭のほうに向けて、おトイレのときみたいにわたしの顔におまたがりください」


ピアノにまつわるエトセトラ 22

2011年12月10日

ピアノにまつわるエトセトラ 20

 バスルームは狭くも広くもないごく普通のユニットバスで、脱衣所の一角に洗濯機が置いてありました。

「本当にごめんなさいね。透明な飲み物だったから、ブラウスにシミにはならないと思うけれど…」
「さ、早く脱いで。とりあえずつけ置き洗いしちゃうから」

 ゆうこ先生がバスルームに入り、洗い場でタライにぬるま湯を溜めながらおっしゃいました。

 着けているのかわからないくらいの紐ビキニなゆうこ先生が、背中を向けてタライの前にしゃがみ込んでいました。
 小さく丸まったゆうこ先生の裸の背中に、背骨がうっすらとセクシーに浮き出ています。
 
 綺麗な女性が半裸姿で日常的な作業をしているのって、なんだかたまらなくエロティック…
 そんなことを思いつつ、スカートとブラウスをゆっくり、モジモジしながら脱ぎました。

「あーあ!ブラまで濡れちゃっているじゃない?本当にごめんなさいね」
 
 私の下着姿をしげしげと眺めていたゆうこ先生が、軽く私のブラカップに触れて大げさなお声をあげました。

「それもついでに洗っちゃいましょう」
 
 おっしゃりながら洗濯機の横の物入れみたいなところをガサゴソしています。

「ほら、これを羽織って」
 
 純白のタオル地みたいなバスローブを差し出してくださいました。

「ブラを取るところを見られるのが恥ずかしかったら、それを羽織ってから後ろ向きになって取ればいいからね」
 
 ゆうこ先生の熱いまなざしが私の胸元を見つめてきます。
 私は、正直に言えば、ゆうこ先生の目の前で、ゆうこ先生に見られながらブラをはずしたい気持ちでした。
 
 私がエス役なプレイをしていたことなどすっかり忘れて、ここで裸になる、という状況に私のエム心が盛大に疼き始めていました。
 でも、そうしてしまうとこれからのプレイのバランスが崩れてしまうかもしれないこともわかっていました。

 結局何も言わずに一回コクンと小さくうなずいて、袖を通さずにガウンを羽織り、ゆうこ先生に背中を向けました。
 ブラのホックをはずしてブラを取ってから、あらためてガウンの両袖に腕を通しました。
 
 私の乳首はもうこれ以上ないほどツンツン。
 バスローブの前を合わせると、裏のパイル地のザラザラにふたつの硬くなった乳首が擦れて、ゾクゾクッと感じてしまいました。

「ついでだから、ショーツも洗っちゃいましょうか?」
 
 いつの間にか私の背後に来ていたゆうこ先生が、私の右肩に顎を乗せて、耳元に息を吹きかけるようにささやいてきました。

「んんっ!」
 
 ビクン!
 再び盛大に感じてしまう私。
 またまたショーツのクロッチにおツユがジワリ染み出てしまいました。

 もう!ゆうこ先生のイジワル…
 私のエム心がまたまたザワザワ騒ぎ始めます。
 
 スパークリングワインではない液体で濡らしてしまっている私の恥ずかしいショーツ。
 ここで脱いでしまって、その恥ずかしいシミをゆうこ先生にぜひ見てもらいたい…
 もう一度黙ってコクンとうなずいた私は、バスローブの中に両手を入れ、思い切ってショーツを一気に足元まで下げました。

 私が差し出したブラとショーツを受け取ったゆうこ先生は、それらをすぐにタライには浸さず、右手に握ったまま私を見つめてニッと笑いました。

「本当に申し訳ございません。こんなところで直子さまがお洋服を脱ぐハメになってしまって。わたしはお洗濯をちゃっちゃとすませるので、直子さまはさっきのソファーに戻ってくつろいでいてください」
「飲み物は冷蔵庫にまだたくさん入っていますから、どうぞお好きなのを」
 
 それからゆうこ先生は、わたしのショーツを丸まってるまま、ご自分のお鼻のところに持っていっき、クンクン匂いを嗅いだあと、うっとりしたお顔で目をつぶりました。
 それを見た途端、カーッと全身が熱くなり、またまたキュンキュン感じてしまいました。

「せ、先生!戻ってきたら、今の粗相についても、いっぱいお仕置きを受けてもらいますからねっ!」
 
 感じてしまった自分をごまかすみたいに、ワザと怒った顔を作ってゆうこ先生に言い放ち、私はそそくさとバスルームを後にしました。

 まだ所々濡れているソファーやテーブルをフキンでキレイに拭い、グラスと銀盆をキッチンへ片付けてからソファーに腰掛けました。

 思わぬ展開で今私は、このバスローブの下は全裸です。
 お部屋をうろうろ歩いても、なんだか心もとない感じ。
 紐がほどけたら、前がはだけたら、たちまち裸んぼ。
 
 その上、ここは自分のお部屋ではなく、大好きなゆうこ先生のお家。
 なのに、こんなえっちな格好になっちゃった私。
 非日常な状況に、どんどんどんどんムラムラが高まってきます。

 今このお部屋にいるもう一人の人、ゆうこ先生も、着けていないも同然な紐ビキニ姿。
 もうすぐ私の目の前に戻ってくるでしょう。
 そして私たちは、やろうと思えば今すぐにでも、お互いの素肌のあらゆる部分に手を這わせて、むさぼり合うことが出来るのです。
 
 私のワクワクは最高潮。
 これからゆうこ先生にオナニーをやらせて、恥ずかしい姿をいっぱいさせて、それからそれから…
 考えているうちに自然と両腕が動き、バスローブの紐を緩め、左手は胸に、右手は下半身に伸びていました。

 自分の下半身に伸ばした右手のひらに、ごく薄い茂みの感触。
 約2ヶ月前にやよい先生から、アソコの剃毛過程の撮影課題を出されてクリアした後、私はアソコの毛のお手入れをしていませんでした。
 今現在は、狭い鋭角な逆三角形に短い毛がうっすっら、それでも遠目でもわかるくらいには翳りを作っていました。

 ゆうこ先生にはどうせなら、ツルツル状態の私を見て欲しかったな。
 なんて考えつつ、指先を中でクチュクチュ動かします。

「あんっ!」
 
 手のひらが敏感なおマメに触れて、思わず小さなため息が洩れました。
 いけないいけない。
 イきたいけどいけない。
 エスカレートし過ぎないように慎重に、まだまだ当分おあずけをさせられそうな自分のからだを、やさしくやさしく慰めました。

 カチャン。
 背後でドアが開くような音がして、私はあわててバスローブの前を合わせました。

「お待たせしました」
 
 ややあって、ゆうこ先生が私の傍らに立ちました。
 右腕にベージュ色の毛布を抱えていました。

「直子さまにわたしの自慰姿をお見せするのでしたね?」
 
 おっしゃりながらゆうこ先生は、毛布をフローリングの床に敷き始めました。

「わたしはいつも、ここでオナニーをしています」
 
 ツカツカと窓辺に近づくゆうこ先生。

「カーテンはいつでも全開です。昼でも夜でも、夏でも冬でも」
 
 大きなガラス窓の三分の一ほどを隠していたカーテンを左右それぞれの縁まで引いて束ね、タッセルで留めました。

「夏なら、窓も開け放してしまいます。この向こうのベランダがけっこう広くて、裸のまま外まで出ることもあります」
 
 私の目を見ながら、ニッコリ笑うゆうこ先生。

「ベランダには背の高い観葉植物を目隠しに並べてありますし、ここより高い建物も周囲にはないので、残念だけれど視られちゃう可能性は低いのです」
「もちろん道路から見上げたって視えません。ヘリコプターとかで上空を飛んでくれれば、視てもらえるかもしれません」
 
 お外が真っ暗なので、大きなガラス窓にゆうこ先生のえっちな紐水着姿が全身、くっきりと映っていました。

「…でも、お外でやるとき、お声はがまん出来るのですか?」
 
 思わず聞いてしまう私。

「そういうときはたいてい、ボールギャグを口に嵌めています。あ、ボールギャグっていうのは口枷みたいなものです。だからうーうー唸るだけ。わたしは声が大きいタイプなので、そのへんは配慮しています」
「やっぱり、ご近所でウワサになったらマズイもの、ね?」
 
 ゆうこ先生が照れくさそうに笑いました。

「でも今日は部屋の中だし、直子さまにわたしのいやらしい声もお聞かせしたいから、口枷はしません」
「直子さま、わたしにたくさん、えっちで淫らなマゾの喘ぎ声をあげさせてくださいね?」
 
 ゆうこ先生の淫ら過ぎる微笑。

「わたしが自慰行為をするときは、やっぱり全裸が多いです」
 
 フローリングの上、毛布が敷いていない場所に大きな姿見やオシャレなデザインのデッキチェア、さっきお隣のお部屋から持ってきた紙袋などをせっせと運びながら、ゆうこ先生がお話をつづけます。

「えっちな水着や下着とか、一人妄想プレイで痴漢されているのを想像しながら、みたいなときは、わざわざスーツを着込んだりコスプレっぽいことをするときもあるけれど、一番多いのはやっぱり全裸です」
「そして、絶対に自分の姿を鏡に映しながらやります。自分の恥ずかしい格好を見るのが大好きなのです」
 
 私と同じだ!
 思わず言いそうになりましたが、なんとか抑えました。

「自分で自分を縛ったり、いろいろ器具を使うこともあるけれど、今日は直子さまが視守っていてくださるので、一番シンプルな、だけど一番激しいオナニーをご披露しようと思います」
「直子さまは、そこの椅子に座ってください。わたしは、直子さまと、鏡と窓ガラスに映った自分の淫らな姿を交互に見ながら、思いっきり恥ずかしい格好をしたいと思っています」

 ゆうこ先生がご用意してくださったデッキチェアに腰掛けました。
 私の左隣に、高さが2メートルくらいありそうな大きな姿見鏡が毛布のほうを向いて並んでいます。
 ゆうこ先生は、フラットシューズを脱いで裸足になってから毛布の上に上がり、私の真正面の位置にお尻をついて座り込みました。

「直子さまが見ていてくださる、と思うだけで、わたしのすけべな女性器からヌルヌルとめどなく蜜が溢れ出てきています」
 
 ゆうこ先生は、両手を毛布について背中を少し後ろに反らし、涙型のベージュ色の小さな布で隠された派手な突起二つと、M字気味に開いた両脚のあいだの細いベージュ色の濡れそぼった一本線を、私のほうへ突き出すようなポーズになりました。

 低い位置から上目遣いに私をじーっと見つめてくるゆうこ先生の悩ましいお顔は、今まで見た中でもだんとつな、一番いやらしい表情になっていました。


ピアノにまつわるエトセトラ 21

2011年12月4日

ピアノにまつわるエトセトラ 19

 私の中でクニクニ動きつづける私の人差し指と中指。
 ゆうこ先生が戻ってきたとき、私がオナニーの真っ最中だったら、ゆうこ先生、どんなお顔をされるだろう?
 
 ううん、ここで私がイってしまったら、この後の計画が台無しになっちゃうし…
 あれこれ考えながらも、私の指は相変わらず強く弱く、私の粘膜を刺激つづけていました。
 ここでクリちゃんを軽くひっかけば、もっと…
 どうしようか迷っていると、ガチャンと鉄製扉が開く音がしました。

 あわててショーツから右手を引き抜き、スカートの裾を直しました。
 ビッチョリ濡れている右手は、スカートのポケットから出したハンカチで拭います。
 そのハンカチを再びポケットに押し込んだとき、裸のゆうこ先生が目の前に現われました。

 黒のニーハイストッキング以外は生まれたままの姿。
 外と内との温度差からか、からだ全体がピンク色に上気して、すっごくえっちなオーラを放っています。

「お待たせしました…」
 
 ゆうこ先生は、ピアノ椅子の上でお尻を滑らせて振り返った私の正面に立ち、右手に提げていた小さな紙袋を差し出してきました。
 時計を見ると5時50分ちょうど。
 なんとか課題はクリアです。

「裸でエレベーターホールに出た気分は、どうでした?」

「ドキドキして、どんどん淫らな考えが浮かんできて…」

「物足りないのではありません?」

「いえ、でも、ちょっと…」

「一緒にエレベーター、乗りましょうか?」

「あ、それは…許してください。万が一のとき、わたし、ここに住めなくなってしまいますから…」

「でも、これに味を占めて、エレベーターホールまでの露出行為は、これからもするつもりでしょう?」

「あ、は、はい…」
 
 ゆうこ先生は、イジワルな質問をされるのが嬉しくてたまらないみたいです。

「それで、その袋にあの水着が入っているのですか?でしたらそれを早く着てください。私に差し出してもしょうがないでしょう?」
 
 さっきまで自分で弄っていた余韻がまだ残っていて、イけなかった不満を理不尽にもゆうこ先生にぶつけていました。

「は、はい…」
 
 冷たい私の言葉に、ゾクゾク感じているご様子のゆうこ先生。
 ガサゴソと袋の中をかきまわし、小さな布片を引っ張り出しました。

 ゆうこ先生は、その場でまずボトムのほうを穿きました。
 Vゾーンがベージュ色の小さな逆三角形に隠れました。
 見る見る布地の色が濃くなって肌に貼りついて、白いお肌だから逆に目立ちます。
 ゆうこ先生のすけべな泉は、枯れることを知らないようです。

 次はトップです。
 透明の細い紐に2か所だけ小さな布が付いた不思議なオブジェ。
 小さな布部分を乳首のあたりにあてがってから、両腕を後ろに回して紐を結び始めました。
 首の裏側と背中、2か所を結ぶ方式のようでした。
 着け終えたゆうこ先生のお姿を見たとき、約3年前の夏の日のことがあざやかに頭の中に甦りました。
 
 そうです。
 私はあの日、この姿のゆうこ先生に恋をしてしまったんです。
 この水着を着て、本当に恥ずかしそうにされていたゆうこ先生。
 私の背中にオイルを塗ってくれたゆうこ先生。
 私がご披露したバレエを真剣に褒めてくださったゆうこ先生に。

 ゆうこ先生は、自らマゾの服従ポーズをとって、遠い夏の思い出に耽っている私を見つめていたようでした。
 視線に気づいた私は、がまんしきれずに素に戻って告白していました。

「それなんです!私、先生のそのお姿が見たかったんです!あの日、先生、本当にお綺麗でした」
「私もいつか、そんな格好をしてみたいな、って憧れて。きっと先生も私と同じような性癖なんだろうな、って考えて」
「私と同じような人がいる、それもすっごくお綺麗な人が、ってすっごく嬉しかったんです。だからいつか、ゆうこ先生とちゃんとお話したいなってずっと思っいてたんです」

 ゆうこ先生は服従ポーズのまま、黙って私の話を聞いた後、すっごく可憐な微笑をくれました。

「ありがと。直子ちゃんに、そんなに影響を与えていたなんて知らなかったけれど、慕ってもらえるのは、すごく嬉しいわ」
「わたしも直子ちゃんは、カワイイ子だなーって思っていたのよ。素子さんの娘さんなのだから、あたりまえだけれどね。だから今回のピアノレッスンのお話は、ドキドキしちゃうほど楽しみだった」

「あっ、わたし今、直子ちゃん、なんて気安く呼んでしまいまいした…これはお仕置きものですね…」
「直子さまの願いは、今日こうして叶ったのですから、あとはもうふたりでいっぱい愉しむだけです」

「はい!」

「だから今は、わたしをたくさん虐めて」
 
 パチンとウインクをくださったゆうこ先生に大きくうなずいて、私はエスの人に戻ることにしました。

「それでは先生、先生がお約束を守らなかったことに対するお仕置きを、これから受けてもらいます」

「あ、は、はい…」

「先生がいつもしている自慰行為を、私に視せてください。私の目の前で、オナニーしてください」

「えっ?あ、は、はい…」
 
 ゆうこ先生は、刹那は予想外というお顔をされていましたが、やがてどんどん淫らにお顔がほころんでいきました。

「わかりました。わたしがいつもやっている、とってもヘンタイでいやらしいオナニー姿を、直子さまにだけ、じっくりお見せいたします」
 
 服従ポーズのまま、一言づつ区切るようにゆっくりと答えたゆうこ先生が、丁寧にお辞儀をくれました。

「でも、少し準備が必要なので、このポーズを解いてもよろしいでしょうか?」

「はい。なるべく早く準備してください」

「ありがとうございます。お待ちになっているあいだ、何かお飲み物をご用意しましょう。直子さまもおそらく、喉がお渇きでしょうから」
 
 ベージュの紐水着と黒のニーハイストッキング姿となったゆうこ先生がキッチンのほうへ歩いて行き、冷蔵庫をバタバタさせ始めました。

「直子さま、あちらのソファーで少しお待ちください。わたしはいつも、オナニーはあそこの窓際でするのです。お外の景色がよく見える窓際で。お飲み物もそちらへお持ちいたしますから」
 
 ゆうこ先生のお声がキッチンのほうから聞こえたので、立ち上がってご指示通り移動しました。

 応接セットのソファーに腰掛け、2メートルくらい離れた大きなガラス窓の向こうを見るともなしに見ていました。
 もうお外はすっかり暗くなっていました。
 この高さからでは家々の灯りも見えませんが、窓辺に近づいて見下ろせばきっと、キレイな夜景を見ることが出来るのでしょう。

 えんじ色のカーペットは応接セットまでで終わっていて、窓の周辺のスペースは茶色いフローリングのままになっていました。
 ゆうこ先生、いつもここでオナニーしているんだ…
 
 背の高さ以上ある大きな素通しのガラス窓。
 その向こうのお外は、広めのバルコニー。
 
 見える範囲にここより高い建物も見当たりませんから、お外から覗かれる心配は皆無のようでした。
 確かにここで暖かい日に、窓を開け放してオナニーしたら、気持ちいいだろうなあ。
 ぼんやりそんなことを考えていたら、ゆうこ先生が近づいて来ていました。

「お待たせしました。クリスマスも近いのでスパークリングワインにしました。アルコールはほんのちょびっとだから」
 
 銀盆の上に、細かい泡がシュワシュワしている透明の飲み物が入ったグラスを2つ載せて、ゆうこ先生が私の向かい側のソファーに座ろうとしたとき、
 
 ドンガラガラガッシャーンッ!
 ゆうこ先生が何かに見事につまずいて、座っている私へ銀盆を投げ出すようにぶちまけてしまいました。

「きゃーっ!」

「ごめんなさいごめんなさい!だいじょうぶ?グラス割れていない?ガラスでケガしていない?」
 
 ゆうこ先生のあわてふためいたお声。

 私のブラウスとスカートはびしょ濡れでした。
 幸いグラスが割れたりはしなかったので、お洋服だけの被害で終わりました。

「大丈夫です、先生」
 
 ソファーに転がったグラスを拾いながら立ち上がりました。

「ごめんね、ごめんね。制服がグショグショになっちゃたわね。本当にごめんなさい」
「すぐにお洗濯しますから。この部屋にもバスルームに洗濯機があるから、そこで濡れた服、脱いじゃって」
「ほら、こっちこっち」
 
 あわてた素振りのゆうこ先生の丸出しのお尻を追いながら、私は苦笑いをこらえていました。

 これはどう見ても、ゆうこ先生の策略でした。
 私にお洋服を脱ぐための口実を与えてくださったのでしょう。
 
 つまずき方が下手なコントみたいにいかにもワザとらしかったし、グラスが落ちてきてから思い出したようにお盆が落ちてきたし、飲み物の入ったグラスも厚いガラスのやつだったし。
 普通、ワインとかシャンパンには薄いガラスの小洒落たグラスを使いますよね?
 
 グラスが本当に割れちゃって、万が一にも私がケガをしないようにというご配慮だったのでしょう。
 飲み物の入ったグラスは、ビールジョッキみたいに分厚いガラス製でした。

 早くお洋服を脱ぎたいな、と思っていた私には、嬉しいご配慮でした。
 ブラジャーまでグッショリでしたから、ここでゆうこ先生に私の生おっぱいをご披露することになりそうです。
 
 急激に高まってくるドキドキとワクワクを隠すのがもう大変。
 嘘でも怒ったフリをして、ゆうこ先生のお尻を2、3発はぶたなきゃいけないかな、なんて考えながら、バスルームまでついていきました。


ピアノにまつわるエトセトラ 20

2011年12月3日

ピアノにまつわるエトセトラ 18

 わざとらしいくらいゆっくりと私の真正面に戻ってきたゆうこ先生。
 まっすぐに私を見つめ、薄い笑みを浮かべました。

「ごめんなさい、直子さま。お約束を破ってしまいました。罰を受けます」
 
 私に一度お辞儀をして、おもむろに両腕をご自分の背中に回しました。
 ゆうこ先生の両肘がクイッと動いたと思ったら、胸元の小さな涙型の布地がフワッと浮き上がりました。
 
 その途端にゆうこ先生の頬がポッと赤らんで、左腕全体で両方のおっぱい、とくに乳首を隠すようにかばいながら、右手だけでマイクロビキニの透明ストラップを両腕から抜いていきました。

 小さな布片がゆうこ先生の足元に落ちると、ゆうこ先生は両腕で本格的に胸を隠しました。
 すっごく恥ずかしそうな素振りですが、演技しているのは見え見えです。
 ゆうこ先生ったら、私に叱って欲しくてしょうがないんです。

「何を今更隠しているんですか?そんな水着、着けてても着けていなくても同じじゃないですか?」
 
 プラスティック定規でゆうこ先生の腕をペチペチしつつ、ゆうこ先生のお顔に自分の顔を近づけました。

「何度も同じことを言わせないでください。しょうがない先生ですね」
「先生の両腕の位置は、そこではないでしょう?」
「さあ、早く私に見せてください。コーフンしていやらしく感じちゃって、ピンピンにとんがっちゃってるのですよね?えっちな先生の乳首は」

 ゆうこ先生が悩ましいお顔で私を見ながら、両腕をゆっくりとホールドアップしていきました。
 左腕が動いた瞬間に、まさにプルンッて音が聞こえてきそうな勢いで、押さえつけられていた左の乳首が跳ねるように宙に飛び出しました。
 
 私と同じくらの大きさで、私よりちょっぴり長め、私のよりいくぶん赤が濃い、硬そうで立派な乳首。
 少しの間小刻みに揺れてから静止したその乳首は、今はツンって斜め上に精一杯背伸びしています。
 
 乳輪は私より小さめで、淡いピンクのグラデーションが綺麗。
 右側の乳首もまったく同じ感じにいやらしく、豊かなバストトップに堂々とした存在感を誇示して君臨していました。

「先生!すっごくキレイです!」
 
 SMプレイ中なのも忘れて、思わず感嘆の声をあげてしまったほど綺麗なおっぱい。
 両手をご自分の頭の後ろに回したポーズのゆうこ先生は、少し胸を張り気味にして、私の視線の動きを目で追いながら、恥ずかしいけれど嬉しいことも隠せない、という、私にも大いに身に覚えのある、マゾな視られたがり特有の表情をしていました。

「せっかくマゾの服従ポーズをしているのだから、ボトムは私が脱がせてあげます。先生はそのまま、肩幅くらいに脚を開いて動かないでくださいね」
 
 下もゆうこ先生にご自分で脱いでもらう予定でしたが、一刻も早くゆうこ先生の肌に触れてみたい、という欲求が抑えきれず、自分でも想定外の科白を口にしていました。

「あ、ありがとうございます…直子さま…」
 
 ゆうこ先生は、ささやくようなお声でそうつぶやいた後、期待のこもった熱いまなざしを私に向けてきました。
 ゆうこ先生の両方の太腿が、アソコを軸として微かにクネクネ揺れています。
 
 でもまだダメよ、直子。
 もっともっと気分を盛り上げて、ゆうこ先生を焦らしに焦らして、どんどん悶えさせてあげなくちゃ。
 自制を胸に、ゆうこ先生の足元にしゃがみ込みました。

 ゆうこ先生の股間が私の目の前20センチくらいのところにあります。
 間近で見るゆうこ先生の股間の小さな布片は、満遍なくシットリ濡れて肌にペッタリ貼りついていました。
 
 濡れた白い布は、向こう側まで完全に透けていて、スジの割れ始めまでクッキリわかりました。
 ゆうこ先生もけっこう上ツキなんだ。
 近づけた鼻をくすぐる、汗で湿った布地が人肌に温められたときに出るような匂いプラスアルファの淫靡な香り。
 
 この匂いにも、私は身に覚えが大いにあります。
 それをかいだとき、私の股間も盛大にヌルリとざわめきました。

 ふっと見上げると、ゆうこ先生は服従ポーズのままうつむいて、私を潤んだ目つきで見下ろしていました。
 白くて平べったいお腹から上に辿っていくと、視界を遮るように突然現われる、ぼってりと重そうなふたつのたわわな果実。
 
 下から見上げたゆうこ先生のおっぱいもすっごく綺麗。
 そのもっと向こうにゆうこ先生のお顔。
 目と目が合うと、ゆうこ先生が心細そうな微笑を浮かべてきました。
 
 それは、何か、控えめにおねだりをするような、儚い期待を湛えた微笑でした。
 あわてて、再び正面に視線を戻しました。

 それにしてもなんて白くて綺麗な肌。
 このままこの股間に顔を埋めてしまいたい。
 そんな誘惑を振り切るように、わざとぞんざいに両手を、ゆうこ先生の両腿に貼りついているビニール紐にあてがいました。

「あっ!んーーっ」
 
 私の手が腿に触れた途端、頭上から悩ましげお声が降って来ました。
 一方私は、ゆうこ先生のあまりになめらかな肌の感触にゾクゾクッと背中が震えてしまいました。
 
 私の心の中に、普段はあんまり感じたことの無い、ちょっと暴力的かつ加虐的な何か、がメラメラッと湧き起こりました。
 早くこの綺麗なからだの女性にいろいろなことをして虐めたい、いやらしい声をあげさせたい、悦びに歪んだ顔を見てみたい、もっとしてって懇願させたい…
 そんな思いに衝き動かされ、いささか乱暴にビキニボトムを一気にずり下げました。

 黒いストッキングの膝まで下ろされた小さな布。
 その布から無毛なアソコへと、か細い透明な糸が数本、蜘蛛の糸のように伝っています。
 
 ゆうこ先生の秘所を隠すものは何も無くなりました。
 布が隠していた場所にも、お腹のほうと同じなめらかそうな白い肌が、ただつづいていいます。
 
 毛穴のプツプツやシミとか黒ずんだところも、ホクロさえもないまったくツルッツルのスベッスベ。
 両腿の付け根付近だけがゆるやかにプックリと膨らんでいて、その行き止まりにほんの少し、スジの割れ始めが覗いていて、その周辺だけ少し肌色が濃くて。
 そこからも小さな雫が垂れ下がっていました。

 いやらしすぎるっ!
 綺麗すぎるっ!
 ゆうこ先生って、ズルイっ!
 心の底からそう思いました。

「ほらっ!両脚上げて、このいやらしい布きれを脚から抜いちゃってください。それでさっさと向こうのお部屋からお約束の水着を取って来ることっ!」
 
 私は、ゆうこ先生の真っ白な太腿を定規でペチペチ叩きながら、追い立てるように玄関先まで追いやりました。
 演技でもなんでもなく、エス的な気持ちがフツフツと沸き立っていました。

「5分以上かかったら、裸のままで私と一緒にそのエレベーターに乗って、全部の階のボタンを押して1階まで行ってもらいます。いちいち扉が開けば、どこかの階で誰かに裸を視てもらえるかもしれませんよ?」
 
 咄嗟に浮かんだ妄想をそのまま口にしました。

「そ、そんな…」
 
 ゾクッと感じちゃったみたいなゆうこ先生。

「いやだったら、さっさと取って来てください。今5時45分ですから、50分までです」
 
 玄関のドアを外側に開け放しました。
 12月の冷たい空気がゾワゾワーッとお部屋に流れ込んできました。

「あ、鍵を忘れちゃった!」
 
 外に一歩踏み出そうとしたストッキング以外全裸のゆうこ先生があわてて室内に戻り、すぐに鍵を片手に戻ってきました。

「何をもたもたしているのですか?」
 
 今日初めて、定規ではなく私の右手で、ゆうこ先生のお尻をかなり強めに叩きました。
 フワッとお肉にのめりこむような、いい感触。

 パッチーンッ!
 わかる人にはわかる、調教、懲罰、躾、お仕置き、などという単語を連想させる淫靡な音が、反響の良いエレベーターホールに鳴り響きました。

「あっあんっ!」
 
 つづいて、ゆうこ先生の甘えるような喘ぎ声。

「なにいやらしい声を出しているのですか。ほら、もう30秒経っていますよ?ひょっとしてワザとですか?そんなにエレベーターに乗りたいですか?そんなに誰かに視られたいですか?」
 
 何も考えなくてもイジワルな科白がスラスラと出てきました。

 黒いオーバーニーストッキングだけを身に着けたゆうこ先生の後姿が、蛍光灯に照らされて小走りにお隣のお部屋のドアのほうに駆け出していきました。
 お尻の左側にうっすら赤く、私の手形がついています。

 ありふれた日常を感じさせる殺風景なエレベーターホール。
つい数時間前、普通にお洋服を着た私とゆうこ先生がおしゃべりしながら立っていたエレベーターホール。
 郵便配達の人も宅配便の人も管理人さんも普段から普通にうろうろしているエレベーターホール。
 
 そんな日常的空間に、今はおっぱいとアソコとお尻を丸出しにしたゆうこ先生が、ご自分のお部屋のドアに取り付いて、鍵を開けようとガチャガチャやっていました。
 横向きになったゆうこ先生のおっぱいがプルプル揺れています。
 この寒さにもめげず、ゆうこ先生の乳首がお元気なことは、少し離れた私からもわかりました。

 その姿をしっかり目に焼き付けて、私はレッスンルームのドアをガチャリと閉じました。
 室内に戻った私は、ピアノの椅子に腰掛けて大急ぎで制服のスカートをまくり上げ、ショーツの上から股間に右手をあてました。

 グッショリ。
 少し触れただけで、からだがビクンと反応してしまいます。
 このままオナニー出来たら、どんなに気持ちいいだろう…
 
 思う間もなくショーツのゴムと肌の隙間に右手がもぐりこんでいました。
 当然左手は胸へ。
 ブラジャーの下で、やんちゃな乳首も力いっぱい背伸びをしたがっていました。
 ブラの裏地に擦れるたびに、ムラムラがどんどん大きくなっていきます。

 ああんっ!
 私も早くお洋服を脱いじゃいたい。
 私もゆうこ先生に裸を見てもらいたい。
 ゆうこ先生が戻ってこられるのを待ちながら、私の右手がショーツの中でクチュクチュ音をたてていました。


ピアノにまつわるエトセトラ 19