tag:blogger.com,1999:blog-61983926478253127882024-03-19T21:53:29.595+09:00恥ずかしがりたがり。直子のブログへお越しいただきまして、ありがとうございます。ここには、私が今までに体験してきた性的なあれこれを、私が私自身の思い出のために、つたない文章で書きとめておいたノートから載せていくつもりです。NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.comBlogger520125truetag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-73911711592571043182024-03-17T21:18:00.004+09:002024-03-18T10:57:47.339+09:00肌色休暇四日目~類に呼ばれた友 01<div style="text-align: left;"> 翌朝、尿意を感じて起きると枕元のデジタルはまだ朝の6時40分。</div><div> おトイレに行こうと起き上がると、お隣でご就寝したはずのお姉さまのスペースはもぬけの殻。</div><div><br /></div><div> あれ?お姉さまもおトイレなのかな?</div><div> 寝惚け頭で訝しみつつおトイレ前まで行っても鍵はかかっていません。</div><div><br /></div><div> ここでようやく不安を感じ始め、小用を足しながら、なぜお姉さまがいないのか、について考えます。</div><div> どんどん不安が膨らんできて、済ませるや否やおふんどしも締め直さずそのままにおトイレを飛び出しました。</div><div><br /></div><div> まずは広い寝室をグルっと見回します。</div><div> するとすぐに発見。</div><div> リビングへ通じるドア脇のソファーに置かれたレポート用紙大の置き手紙。</div><div> 急いで駆け寄り目を通しました。</div><div><br /></div><div> My Dear NAOKO</div><div> 昨夜の片付けの手伝いをしてきます。</div><div> シャワーを済ませて7時40分迄にホールに来ること。</div><div> もちろん全裸で。首輪も忘れずに。</div><div><br /></div><div> 昨夜の片付け、ということは私もお手伝いしに行ったほうがよいのでしょうか…</div><div> でも、シャワーを済ませて、と書かれてもいるので、シャワーを浴びるのはおーけーみたい。</div><div> それならば出来るだけ手早く済ませてからお手伝いに加わるのが得策と判断しました。</div><div><br /></div><div> あらためて洗面所に入り、まずは歯磨きと洗顔。</div><div> それからもう一度おトイレに入って大きいほうを排泄。</div><div> 髪を濡らさないようにシャワーキャップを着けて浴室へ。</div><div> 全身に気持ち良い水圧を感じていると、昨夜のことが思い出されます。</div><div><br /></div><div> 結局あの後、お尻花火をもう二回、やらされました。</div><div> 花火が六本あって二本づつですから計三回というわけです。</div><div><br /></div><div> 二回目からはお尻をいやらしく揺らすことも命じられ、私は花火を挿したお尻を精一杯突き上げて上下左右にグラインドさせました。</div><div> もちろんそうしながらも内側から伸ばした右手で肉芽を苛めることはやめず、たてつづけにイッていました。</div><div> みなさま、わあキレイ、なんてはしゃぎつつキャハハと大笑いされていました。</div><div><br /></div><div> お尻花火の後、五十嵐さまはそのままテーブルに私を寝かせてのローソクプレイをやらせたがったのですが、中村さまの強いご反対のため却下。</div><div> なんでも以前、あるM女さまにローソクプレイをシた後、そのM女さまが肌に付いた蝋をよく落とさずにシャワーを浴びたため排水溝を詰まらせて、修理に来られた業者のかたへのご説明で、とても恥ずかしい思いをされたそうで、後片付けが面倒臭いから、とにべ無くお断りされていました。</div><div><br /></div><div> 結局、他に良い案もないので、そこでオナニーショーでもしていなさい、ということになり、もっと明るく照らし出されるようにとスポットライトが私の近くに配置し直されました。</div><div> 空になったなで肩のワインボトルが手渡されたのは、それをマゾマンコに突っ込めという意味でしょう。</div><div><br /></div><div> そして、見物の方々を飽きさせないように自分が今何をシているのかいやらしい言葉でご説明しつつ喘ぎ声も大きく張り上げて身悶えながらイキなさい、という五十嵐さまからのご命令。</div><div><br /></div><div> クリットイキで充分火の点いていた私のからだは、より深い膣中イキの快楽を貪欲に切望していたので、表向きは恥じ入りながらもそのご提案をワクワクで受け入れました。</div><div> テーブルに仰向けに寝転んで両膝を立て、その中心に容赦無く空きワインボトルを呑み口のほうから突き立てます。</div><div> ボトルを掴んだ右手はすぐに抜き挿しを始め、左手は大きく膨らんだ右乳首を捻り潰します。</div><div><br /></div><div> …あん、奥まで深く突き挿さっています…ひんやりしていて気持ちいいですぅ…直子はワインボトルさまに犯されて悦ぶヘンタイ女なんですぅ…</div><div> …あぁん、奥まで届いてるぅ、イッちゃうぅん、みなさまぁイッてもよろしいですかぁ、ああん、イクぅ、イッちゃうぅぅ…</div><div><br /></div><div> ご命令通り自分の浅ましい行為を自分の口で説明しながらクネクネ身を捩らせてアンアン喘ぎます。</div><div> 目の前にはわざわざ椅子を移動されてこられた寺田さまと中村さま、私のマゾマンコ側には五十嵐さまと角田さまがそれぞれご親密に身を寄せ合われ、クスクスニヤニヤと薄笑いを浮かべて私の痴態を凝視されています。</div><div> 愛しのお姉さまだけはなぜだかお背中を見せて、大きなテーブルのほうを向かれて何かされていました。</div><div><br /></div><div> それでも、私の恥じ入るべき姿が好奇の目で視られている、という状況に私の被虐はヒートアップ、ボトルを乱暴に出し挿れしつつグングン昂ぶっていきました。</div><div><br /></div><div> …あぁん、またイキますぅぅ、イッちゃいますぅぅぅ…みなさまぁぁぁ、イッてもよろしいで、ぁんっ!よろしいでしょうかぁぁ!!あぁんイクっ!!キちゃうぅぅぅ!!!…</div><div><br /></div><div> 失神寸前の深く激しい絶頂感の中、意識を手放してはいけないとハァハァ荒い吐息とともにギュッと瞑っていた両目をなんとか開きます。</div><div> 始めはボンヤリとしていた視界が徐々につまびらかになってくると、すぐには信じられない光景がそこにありました。</div><div><br /></div><div> 寺田さまと中村さまが椅子から立ち上がられ、ひしと抱き合いながら熱い口づけを交わしておられます。</div><div> おふたりとも浴衣の前がはだけ気味で、元からサイズ違いの浴衣をお召しな寺田さまに至ってはすっかり帯は解け両襟が割れ、たわわな果実がおふたつともお外に飛び出ていました。</div><div><br /></div><div> 更に中村さまがその寺田さまの豊満な右おっぱいを左手でむんずと鷲掴みされ、更に更にわしわし揉みしだきもされています。</div><div> 恍惚のご表情でお顔を歪められる寺田さま。</div><div> 密やかに洩れるふたつの淫声。</div><div> 中村さまも寺田さまの左手で下半身を責められているようです。</div><div><br /></div><div> 何か視てはいけないものを視てしまった気がして視線を逸らすと、そちらには五十嵐さまと角田さま。</div><div> こちらのおふたりも浴衣を盛大にはだけられてくんずほぐれつの真っ最中。</div><div> </div><div> 露わとなった五十嵐さまの控えめな胸部に角田さまの長い舌が執拗に這い回っています。</div><div> 夜目の中で影を作るほどいきり勃っている五十嵐さまの乳首。</div><div> こちらも恍惚のご表情で弓なりにのけぞられる五十嵐さま。</div><div> 断続的に音量の変わる悩ましい吐息。</div><div><br /></div><div> 思いもよらぬ方々の痴態を唐突に見せつけられて最初は戸惑っていた私でしたが、これは私の浅ましいオナニー姿に誘発されて発情なさっているのでは、と思いついた途端になんだか嬉しくなってきました。</div><div> 緩慢になっていた私の右手の動きに活気がよみがえります。</div><div><br /></div><div> 私が淫らになればなるほど寺田さまや五十嵐さまたちにも気持ち良くなっていただける…</div><div> そう考えただけで得も言われぬ淫靡な高揚感に支配され、自分を虐める両手に拍車がかかり無我夢中の境地に。</div><div><br /></div><div> いつの間にか手放してしまっていた意識が戻り、そっと両眼を開けるとそこにはどなたもいらっしゃいませんでした。</div><div> ライト類はまだ灯っているものの聞こえるのは晩夏に気の早い控え目な虫の音、そして仰向けな目の前に広がる満点の星空。</div><div> えっ!?放置されちゃった?と思った瞬間…</div><div><br /></div><div>「あっ、起きたんだ?意外に早かったね。それじゃあ部屋に戻りましょう」</div><div><br /></div><div> 聞こえてきたのは愛しのお姉さまのお声。</div><div> お優しげなお顔で互いの唇が触れ合わんばかりに覗き込まれました。</div><div><br /></div><div> スポットライトやカンテラを全部消すと本当に怖いくらい真っ暗となり、お空の月や星たちが一層きらびやかに瞬きます。</div><div> お姉さまに手を引かれ裏口からお部屋に戻ると、時刻はまだ夜の10時前。</div><div><br /></div><div> ほろ酔いのお姉さまは上機嫌で、それからふたりでお風呂に入り、お互いのからだを洗いっこしてから裸のまんまベッドに倒れ込んで抱き合い、パジャマ代わりのロングTシャツを着てからもしばらくイチャイチャしていたのですが、いつの間にか眠りに就いていました。</div><div> もちろんそのあいだ中、お互いのからだをまさぐり合い貪り合い、お姉さまを何度もイカせて差し上げたのは言うまでもありません。</div><div><br /></div><div> 気持ち良いシャワーを浴びながら昨夜のあれこれを反芻してバスルームを出ると、時刻はもう7時15分に。</div><div> 急がなきゃ、と大急ぎで首輪を嵌め、軽くファンデと髪を梳かしてから全裸のままお部屋を飛び出します。</div><div><br /></div><div> 大広間に降りるといつもの楕円形テーブル席に中村さまがポツンとおひとり座って、スマホをいじっておられました。</div><div> たっぷりした白いワイシャツをルーズに羽織られた色っぽいお姿。</div><div> 頭上のシャンデリアが煌々と輝き、ヨハンシュトラウスさまのワルツ曲が低く流れています。</div><div> これは、美しく青きドナウ、だったかな…</div><div><br /></div><div>「あ、直子、おはよー。今日はどうしたの?ずいぶん早いじゃない」</div><div><br /></div><div> 私に気づいてくださった中村さまがお声をかけてくださいました。</div><div><br /></div><div>「あ、おはようございます。あの、昨夜のお片付けがあるとお姉さまから知らされて、早めに出てきたのですが…」</div><div><br /></div><div> 中村さまのお声を聞いた途端、昨夜の終わり際の光景を思い出してしまい、なぜだかドギマギしてしまう私。</div><div><br /></div><div>「ああ、もうとっくに終わったよ。食べ残しや生ゴミを昨夜エミリーがまとめておいてくれたから、テーブル類やカンテラを片付けるだけだったしね」</div><div><br /></div><div> 中村さまのお声につられるように、厨房へ通じるドアを開けて寺田さまとお姉さまもお姿をお見せになります。</div><div> 中村さまは真っ赤なタンクトップにジーンズ、お姉さまは黒のスウェット上下といういでたちです。</div><div><br /></div><div>「あたしもここでバーベキュー参加するのもう三度目だからね。終わり間際にしっちゃかめっちゃかになるのは知ってたから。去年うちの会社で来たときは、うちの社員一同だけドン引きしていたし」</div><div><br /></div><div> お姉さまが呆れたようにおっしゃると、寺田さまが後を引き継がれます。</div><div><br /></div><div>「ああ、あのときは大人数だったから広場でやったのよね。昨夜みたいにライト照らしてM女ふたりに調教ショーやらせて。百合草ママのお店のお客さんたちもいたから、いたるところでアオカン三昧だったっけ」</div><div><br /></div><div> 毎年ここでそんな愉しそうなことをされているんだ、と羨ましく思っていると、寺田さまがつづけます。</div><div><br /></div><div>「でも、去年も昨晩もエミリーが生ゴミを片付けておいてくれて助かったよ。一晩放置しちゃうと野生動物やカラスが食い散らかしたり虫が湧いたりして大変だったろうから」</div><div><br /></div><div> お姉さまは私がオナニーショーをやっているとき、どうやらおひとりでせっせと宴会の後片付けに精を出されていたみたいです。</div><div> さすがお姉さま。</div><div><br /></div><div>「ジョセの散歩までまだ時間あるから、直子もしばらくまったりするといいわ。今、お茶淹れてあげるから。二日酔い気味でしょ?」</div><div><br /></div><div> 寺田さまがおやさしくお声がけくださいます。</div><div> 不思議なことにそんなに二日酔いでもないのだけれど…</div><div> 寺田さまが厨房へと引っ込まれ、つづいてお姉さまも。</div><div> 中村さまも再びスマホに没頭されたので、手持ち無沙汰の私は座らずにフラフラと大広間の散策へ。</div><div><br /></div><div> それにしても立派な大広間。</div><div> 思えばここへ来てからこの大広間をじっくり観察するのは初めてなような。</div><div> そう言えば今日は東京へ帰る日だっけ、と思い出し少し感傷的な気分になりつつ、白黒市松模様のフロアをゆっくり歩いて、壁の絵画や見事な彫刻に目を遣ります。</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまと角田さまはどうされたのかな、ひょっとしてまだ眠ってらっしゃるのかな?なんて考えていたら、広間に設えてあるグランドピアノの前にたどり着いていました。</div><div> </div><div> 鍵盤の蓋は開きっぱなしで譜面台の上にも数枚の楽譜が置きっぱなし。</div><div> その、ところどころに手書き文字でメモが書かれたスコアシートのコピーには、確かな見覚えがありました。</div><div><br /></div><div>「あれ?この譜面…」</div><div><br /></div><div> 私が思わず独り言を洩らしたところへ、寺田さまが湯呑に淹れた熱いお茶をわざわざ私のもとまで持ってきてくださいました。</div><div><br /></div><div>「はい、煎茶のいいやつ淹れてあげたから。いくらかスッキリするはずよ」</div><div><br /></div><div> 寺田さまから手渡され、フーフーしながら一口啜ります。</div><div> いい香りとやわらかな口当たりで美味しい。</div><div> エアコンが適度に効いていますから熱いお茶でも美味しくいただけます。</div><div><br /></div><div>「五十嵐さまと角田さまはまだご就寝されているのですか?」</div><div><br /></div><div>「彼女たちは片付け手伝ってから、ちょっとその辺ひと回りしてくるって散歩に出かけたの。昨夜ずいぶん燃え上がったみたいだから、まだふたりだけで余韻に浸りたいんじゃないの」</div><div><br /></div><div> からかうようにイタズラっぽくおっしゃって、私の顔を覗き込むような仕草をされる寺田さま。</div><div> なぜだかドギマギしてしまう私。</div><div> </div><div>「あの、それでこの楽譜なんですけれど、どなたの…」</div><div><br /></div><div> お茶を半分くらいまで飲んで一息ついてから気を取り直し、目前に現われた不可思議な疑問について寺田さまにお聞きしてみようと思いました。</div><div><br /></div><div>「ああ、それは先週来ていたM女さんのものね。忘れてっちゃったんだ。東京に戻ったら返してあげなきゃ」</div><div><br /></div><div> あっけらかんとおっしゃった寺田さまがつづけられます。</div><div><br /></div><div><div>「アタシらはM女さんとだけ認識してて本名は知らないんだけど、音楽の世界ではそこそこ知られたお名前の人らしいわよ。今どきの若い人向け音楽の裏方さんなんだって。アタシはそういうのぜんぜん疎いのだけれど」</div><div>「マダムレイって呼ばれてる三十路半ばくらいのマダムのツレのM女さんで、たぶん百合草ママのお店のお客さんじゃないかな」</div><div><br /></div><div>「実際、そのピアノで何曲か弾いてくださったの。全裸に乳首クリップと錘ぶら下げて、ボールギャグ噛まされてヨダレぽたぽた垂らしながら」</div><div>「えっちだったわよー。豊満なバストがゆらゆら揺れて、そのたびにクリップも痛そうに揺れて」</div><div>「演奏の善し悪しってよくわからないけど、確かに凄くお上手だったし、なにより凄く色っぽかった」</div><div><br /></div><div>「どんな曲を弾かれたのですか?」</div><div><br /></div><div>「うーん、アタシ、クラシックそんなに詳しくないから、知ってた曲は、亡き王女のためのパヴァーヌ、だっけ?ラヴェルの綺麗なやつ。実際凄く綺麗だった。弾いてるのはおっぱいユラユラ、ヨダレだらだらなM女のクセにね」</div><div>「あと印象に残っているのは、なんだか軽やかな曲で、あっ、そう、テレビのお料理番組で聞いたようなメロディの曲」</div><div><br /></div><div> その曲の楽譜が目の前のピアノの譜面台に乗っています。</div><div> ストラヴィンスキーさまのペトリューシュカ。</div><div><br /></div><div>「こんな感じの曲ですか?」</div><div><br /></div><div> ピアノに向かい、立ったまま鍵盤に指を置きます。</div><div> あんな難曲、もちろん弾きこなすことは出来ませんが、両手でざっと冒頭のテーマのメロディをなぞるくらいのことは出来ます。</div><div> たぶんそのM女さまであろうかたに、途中まではレッスンしていただいた曲ですから。</div><div><br /></div><div> この旅行中も名塚先生絡みで何度かそのお名前を思い出していました。</div><div> 中学生の頃にその大胆な水着姿に衝撃を受けた母とお知り合いの美しい女性。</div><div> 高校生のある時期には文字通り身も心もご一緒し、私に名塚先生の官能小説を教えくださったそのかたのお綺麗なお顔といやらしいおからだがまざまざと脳裏によみがえります。</div><div><br /></div><div> 大貫ゆうこ先生。</div><div> マダムレイさまというかたは、その当時からゆうこ先生のパートナーだった立花レイカさまのことでしょう。 </div><div> </div><div> まだつづいていたんだ…</div><div> そしてゆうこ先生は今でもマゾヒストでレズビアンなんだ…</div><div> なんだか凄く嬉しい気持ちに満たされます。</div><div><br /></div><div>「そうそうそれそれ。タカタンタカタカタッタッターン!」</div><div><br /></div><div> 嬉しそうな寺田さまのお声。</div><div> 私も今でも意外と指が覚えていて、つっかえずに八小節ほど音符が追えました。</div><div><br /></div><div>「そのM女さまってたぶん、私が高校生の頃に個人レッスンしてくださっていたピアノの先生だと思います」</div><div><br /></div><div>「あれー?あたしその話、たぶん聞かされていないよ?」</div></div><div><br /></div><div> 私が告白すると同時にいつの間にか私の背後まで来られていたお姉さまが訝しげなお声をあげられました。</div><div><br /></div><div>「あらあら、エミリーがなんだか不満そうね。青かった頃の直子の秘められた思い出なのかな?」</div><div><br /></div><div> 寺田さまが愉しそうに混ぜ返されます。</div><div> あれ?私、お姉さまにゆうこ先生とのことは告げていなかったかな?</div><div> お姉さまのリアクションを見て私も動揺しています。</div><div> そこに助け舟を出してくださったのは中村さま。</div><div><br /></div><div>「まあまあ、その話は後でふたりでゆっくり追求してもらうとして、ジョセの散歩時間が迫っているから準備しなきゃ」</div><div><br /></div><div>「あら、もうそんな時間?じゃあ直子、こっちに来なさい」</div><div><br /></div><div> 少し怒ってるようなご様子を見せつつ、お姉さまが私を楕円テーブルのほうへと引っ張ります。</div><div> ぞろぞろと後へつづかれる寺田さまと中村さま。</div><div><br /></div><div>「直子、今朝のお通じはどうだった?大きいほう」</div><div><br /></div><div> 楕円テーブルの前に対峙してのお姉さまからのご質問。</div><div><br /></div><div>「どう?とおっしゃいますと…」</div><div><br /></div><div>「だから出したのか?って聞いてるの」</div><div><br /></div><div>「あ、はい。出ました…少しゆるめでしたけれど…けっこうたくさん…」</div><div><br /></div><div> ゆるめだったのはお酒のせいだと思います。</div><div><br /></div><div>「ゆるめね。それだと200ってとこかしら」</div><div><br /></div><div> お姉さまが背後の中村さまを振り向かれます。</div><div> その中村さまの右手には、いつの間にご用意されたのかガラス製のシリンジ、つまりお浣腸器。</div><div> あの大きさだと100ミリリットルのやつ。</div><div><br /></div><div>「このシリンジで二発ってとこね」</div><div><br /></div><div> お姉さまの手にシリンジが渡り、傍らのボウルから何やら液体を吸い込まれるお姉さま。</div><div> 満タンになったシリンジを私に見せてニヤリと笑われたお姉さまがおっしゃいました。</div><div><br /></div><div>「直子、そのテーブルに上半身だけ突っ伏して、お尻をこちらに差し出しなさい」</div><div><br /></div><div>*</div><div>*</div><div>*</div><div><br /></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-21674924583210753842024-02-25T17:32:00.004+09:002024-03-17T21:19:09.040+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 20<div style="text-align: left;"> サンダルを脱いでバスルームに入ると、少し薄暗いのでまず電気を点けました。</div><div> 予想以上の明るさに包まれるガラス張りの浴室。</div><div><br /></div><div> リードを外し、それから首輪も外して正真正銘の全裸になります。</div><div> 脱衣籠の中にはベージュのボディタオルと真っ白なバスタオルが用意されています。</div><div> 首輪に繋がっていたリードとボディタオルを手に浴室へ。</div><div><br /></div><div> ぬるま湯に調整してからシャワーのコックをひねり、まずは首から下に強い水滴を浴びます。</div><div> 気持ちいい…</div><div> しばらくそうした後リードを手にし、リードに染み付いていた私の恥ずかしい粘液を丁寧に洗い流します。</div><div><br /></div><div> お道具を綺麗に洗って濡れないところに干した後、ボディソープでからだを本格的に洗い始めます。</div><div> 少し迷ったのですが、汗で髪がベタついていることもありシャンプーもしちゃうことにしました。</div><div><br /></div><div> それにしてもこのバスルーム。</div><div> 温かいお湯を出すと束の間、ガラスが全体に曇るのですが、すぐに透明な素通しガラスに戻っちゃうんです。</div><div> どういう仕組みなのかはわかりませんが…</div><div><br /></div><div> けっこう暗くなったお外に明る過ぎるバスルーム、そして曇り一つ無いガラス張り…</div><div> お外から私の全裸での一挙手一投足が文字通り赤裸々に視えていることでしょう。</div><div> 私のほうからもバーベキューのご準備をする皆さまのお姿がいくつかのカンテラに照らされて幻想的に視えていました。</div><div><br /></div><div> 10分くらいかけて全身を念入りに洗い、最後に冷水を浴びてサッパリしてから脱衣所に戻ります。</div><div> からだを丁寧に拭いつつ姿見で全身を確認すると、二日前にはクッキリ残っていた乳首周りや陰部の恥ずかしすぎる日焼け跡がだいぶ小麦色に同化していました。</div><div> ただし、常時首輪を着けていた首周り部分だけは、逆により白くクッキリ目立つようになってしまっていました。</div><div><br /></div><div> まるで首輪していなくても白い首輪を嵌めているみたい…</div><div> これだと東京に戻っても肌の日焼けが引くまで当分のあいだ、首輪やチョーカーを外せないな…</div><div> 街中を首輪姿で歩く自分を想像してゾクゾクっと感じてしまいます。</div><div><br /></div><div> 髪を拭いながらお外に目を向けると、遠くカンテラの灯りの下で数名の人影がまだ行ったり来たりしているみたい。</div><div> 時間に余裕があると判断した私は、脱衣所に設えられたチェストの抽斗のひとつに手を伸ばします。</div><div> そこにあることは知っているけれど、今朝は時間に追われて使えなかったドライヤーとヘアブラシ。</div><div><br /></div><div> 手早く髪を整え、同じ抽斗に入っていたファンデーションと日焼け止めを軽く塗って首輪を着け、どうせすぐに剥ぎ取られてしまうだろうなと思いつつバスタオルをからだに巻きつけてバスルームの灯りを落とし、サンダルを履いて小屋を出ます。</div><div> 時計的なものを持っていないので正確なことはわかりませんが、そろそろ午後七時になろうとしているであろうお外はいい感じに黄昏れています。</div><div> バスタオル一枚でちょうどいいくらいにそよ風の吹く心地よい夕暮れ。</div><div><br /></div><div> そんな中でお姉さまたちが準備されているバーベキューパーティの一帯だけが一際明るく輝いています。</div><div> カンテラの灯りだけではなくて、スポットライトみたいなのもいくつか配置されているみたい。</div><div> パソコンか何かも持ち込んでいるのでしょうか、ムーディなピアノトリオのジャズ演奏がうっすらたなびく中、薄暗い芝生を進んで近づいていくと、その全容が見えてきました。</div><div><br /></div><div> ほぼ中央にパンやオードブルを乗せた大きめなテーブルが置かれ、その脇にバーベキューコンロが2台。</div><div> その周辺に食材を乗せた銀色の配膳カート数台、飲み物を冷やすクーラーボックスとアイスペールを乗せた小さめのテーブル。</div><div> ディレクターズチェアーと呼ぶのでしょうか、背もたれとアームレストの付いた木製の椅子が六脚、その周りを囲んでいます。</div><div><br /></div><div> 私が着いたときにはみなさま立ったまま中村さまが持たれた深緑色のボトルから、それぞれのプラスティックコップに何やら黄金色の飲み物を注がれておられる最中でした。</div><div> バーベキューコンロからはもうすでにお肉が焼けるいい匂いが漂っています。</div><div><br /></div><div> それにみなさま揃って、色艶やかな浴衣をお召しになっています。</div><div> お姉さまは温泉旅荘でいただいた紫寄りの青い浴衣、中村さまは黒地に赤い花柄のシックな浴衣、五十嵐さまは中村さまと色違いで黄色地にピンクの花柄の可愛らしい浴衣。</div><div> そして角田さまはお姉さまが貸し出されたのでしょう、私がいただいたはずの水色の浴衣を召されていらっしゃいました。</div><div> そんなみなさまにまとわりつくようにジョセフィーヌさまも、尻尾を興奮気味にブンブン振り回しながらウロウロしています。</div><div><br /></div><div>「ああ来た来たー、ナイスタイミング。そろそろ始めようとしてたとこ」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまが元気なお声で私にプラコップを渡してくださいました。</div><div> すかさず中村さまがシュワシュワの液体を注いでくださいます。</div><div> みなさまが中村さまの周りに集まられました。</div><div><br /></div><div>「直子も来たことだし、まずカンパイしましょう。うちの秘蔵のシャンパン出してきちゃった」</div><div><br /></div><div> 中村さまがプラコップを持った右手を高く掲げます。</div><div> いつの間にか私の隣に来られていたお姉さま。</div><div><br /></div><div>「ほら、いつまでこんなもの巻いて出し惜しみしているの?」</div><div><br /></div><div> おっしゃるなりコップを持っていないほうのお姉さまの左手が一閃。</div><div> ハラリとバスタオルが剥ぎ取られました。</div><div><br /></div><div>「それじゃあ今日はみんなお疲れー、明日も存分に愉しみましょう!カンパーイッ!!」</div><div><br /></div><div> 同時に乾杯の音頭を取られる中村さま。</div><div> いやん、と声をあげる暇も無く、艶やかな浴衣姿のみなさまの中ひとり、首輪ひとつの全裸で右手を弱々しく掲げる私。</div><div> でも、いただいたシャンパンは凄く美味しくて、ゴクゴク飲み干してしまいました。</div><div> すかさず五十嵐さまが冷えた赤ワインを注ぎ足してくださいます。</div><div><br /></div><div> バーベキューコンロを采配してくださるのは中村さまとお姉さま。</div><div> 片手に大きめのトング、もう一方の手にはお酒のコップを持たれて時々呑みながら、美味しく焼けた頃合いを見計らって私たちの紙皿に取り分けてくださいます。</div><div><br /></div><div> 牛肉も焼き鳥も、海老もウインナーも、串に刺したお野菜類もエリンギも、みんな美味しい。</div><div> とくに牛肉は良いお肉みたいでご用意されていたタレを付けて食べると、口の中で蕩けるように旨味が広がり、普段お肉はあまり食べない私でもパクパクいけちゃいます。</div><div> お酒のコップが空くとすかさずどなたかが何かしらのお酒を注ぎ足してくださいます。</div><div> ジョセフィーヌさまも生肉やお芋などのおこぼれを貰ってご満悦なご様子。</div><div><br /></div><div> 辺りがだんだん暗くなって来て、それにともない、まばゆく輝くカンテラには羽虫さんたちが徐々に集まってきていますが、防虫効果があるらしく時々パチパチ音がして虫さんたちの亡骸が落下しています。</div><div> </div><div> 宴の話題の中心は、この二日間で私がしでかした破廉恥な痴態のあれこれ。</div><div> あのときこうだったよねと、どなたかがおっしゃると私に視線が集まり、何か質問やからかいがあって私がモゴモゴとお答えするというくりかえし。</div><div> </div><div> そのうちにお姉さまが会社での私のマゾペット振りをご披露し始めた頃、私の素足にまとわりつかれていていたジョセフィーヌさまが急にタッタッタッと表玄関のほうへ駆け出されました。</div><div><br /></div><div>「でもさ、やっぱ第三者の目が無いと盛り上がんないし、直子もつまんないでしょう?」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまからの唐突なご質問。</div><div> だいぶお酒が進んでらっしゃるご様子で、呂律がちょっと怪しい感じ。</div><div> ニヤニヤ笑いで私を睨めつけながらつづけられます。</div><div><br /></div><div>「…らってもうほら、うちらの前じゃあもう、へーきでおっぱい丸出しーの、パイパンオマンコおっぴろげーじゃん」</div><div><br /></div><div>「いえ、あの、そんなことは…」</div><div><br /></div><div> お話の脈絡がわからないので一応当たり障りのないお返事を、と口に出したとき…</div><div><br /></div><div>「あー、おかえりー。もう先にやっちゃってるからさー、って、なにーその格好、超エロいぃー」</div><div><br /></div><div> 急に満面の笑顔になられた五十嵐さまが私の背後に向けて明るいお声を掛け、途中から更にそのお声が嬉しそうに弾みました。</div><div> 私も急いで振り返ると…寺田さまでした。</div><div><br /></div><div> 名塚先生の送り迎えでご帰還されたのでしょう。</div><div> 片手に大きめな紙袋を提げられ足元にはジョセフィーヌさまがまとわりつかれています。</div><div> 思わず息を呑む私。</div><div> 問題は、そのご格好でした。</div><div><br /></div><div> 私が旅荘でいただいたふたつめの浴衣を召されています。</div><div> 裾が私の股の付け根までしかないハッピのような水色の浴衣。</div><div> 私が着て股の付け根スレスレでしたから身長のお高い寺田さまがお召しになると付け根を数センチ上回る着丈となってしまっています。</div><div><br /></div><div> そしてその付け根部分から扇情的に覗いている赤い布片はおふんどし。</div><div> それも旅荘でのご宴会前にご用意くださったシルクのやつのようで、それが証拠に両おみ足のあいだに見える赤い前垂れ部分がずいぶん短かくて薄い。</div><div> それを私よりも背が高くてナイスプロポーションの寺田さまが、おそらく素肌に直にお召しになられていて、大きく開いた胸元から形の良いバストが今にも零れ落ちそうですし、バストトップの位置も丸わかりで見事に尖立しています。</div><div><br /></div><div>「締めにみんなでやろうと思って花火買ってきた。あと口さみしいとき用の乾き物」</div><div><br /></div><div> ご自分のずいぶんキワドイお姿に照れもせず、艶やかに笑われる寺田さま。</div><div> テーブルに紙袋を置かれました。</div><div><br /></div><div>「宴会は浴衣縛りってメール貰ってたからさ。あなたたちが広間に散らかしていた浴衣を見繕ってたらこれ発見して、なんかエロいなと思って着てみたんだけど、これ、うちのじゃないわよね?」</div><div><br /></div><div> ニコニコ顔の寺田さまのお問いかけにお応えされたのはお姉さま。</div><div><br /></div><div>「ここに来る前に寄った温泉宿で直子がもらったのよ。直子が着るとただのスケベな露出狂だったけれど、寺ちゃんだとずいぶんとセクシーになるのね」</div><div><br /></div><div>「ありがと。でもこんな浴衣プレゼントしてくれるなんて、さばけた温泉宿なのね。さてはそこでも直ちゃんに裸同然の格好させていろいろえげつないことさせたんでしょう?」</div><div><br /></div><div> みなさま一同がアハハとお笑いになられ、寺田さまは中村さまのお隣の椅子に落ち着かれました。</div><div> いらっしゃることを見越して取っておいたのであろうお肉や食材をお姉さまが焼き始めます。</div><div> そこで一転、笑顔を引っ込められた寺田さま。</div><div><br /></div><div>「もう、今日のインタビュアー最悪でさ、若い女の記者だったんだけど全然勉強して無くて、先生のこと殆ど知らなくて先生もどんどんご機嫌ナナメになっちゃうし」</div><div><br /></div><div> とりあえずもう一度カンパイしてから、自然と寺田さまのお話を聞くモードに入りました。</div><div> 寺田さまは注がれるままに、急ピッチでお酒のコップを飲み干しています。</div><div> 私は寺田さまの色っぽいお姿にドキドキですし、寺田さまもときどきチラチラと全裸の私に視線をくださいます。</div><div><br /></div><div>「先生もさすがに疲れたみたいで、今夜は早くに寝むって。お庭で宴会してますよって言ったんだけど、じゃあ二階の洋間の寝室で寝るからって」</div><div>「なんかムシャクシャするから、今夜は思い切り弾けちゃおうと思ってさ。こんな格好になってみた」</div><div>「そっちの彼女は…ああ、イガっちのツレアイのツノちゃんか。相変わらず可愛いね。今夜は楽しんでってね」</div><div><br /></div><div> 出されたお料理をパクパク食べつつお酒をグイグイ飲み干される寺田さま。</div><div> やがて再び話題が、今日の私のショッピングモールでの痴態に戻ります。</div><div> 今度は寺田さまから集中的にご質問され、私が顔を真っ赤に染めてお答えします。</div><div><br /></div><div>「…恥ずかしかったです…三回くらいイキました…視られていたと思います…おっぱいを揉まれました…気持ち良かったです…」</div><div><br /></div><div> 気がつくとお空はすっかり暗くなり、見上げると東京では信じられないほどの星々が夜空を埋めていました。</div><div> 私もいつになくたくさんお酒をいただいたせいか、星空に吸い込まれちゃいそうなくらいホワホワ気持ち良くなっています。</div><div> </div><div> お料理はあらかた食べ終わり、みなさまお酒のコップ片手に話題も途切れがちになった頃。</div><div> 五十嵐さまが突然また、私に絡んでこられました。</div><div><br /></div><div>「だーかーら、直子には他人の、身内じゃない第三者の目がないとだめなんだって」</div><div><br /></div><div> お隣に座っている角田さまに訴えているような、対面にいる私やみなさまに聞こえるようにおっしゃっているのか。</div><div> かなり酔われて大きなお声になっているので、みなさまのご興味が五十嵐さまに自然と向きました。</div><div><br /></div><div>「今だって直子だけ素っ裸でいるのに直子は恥ずかしがってもいないし、うちらも全然気にしちゃないじゃない。まあ、うちらが慣れて飽きちゃったってのもあるけど」</div><div><br /></div><div> そう言えばこの宴会中、どなたも裸の私に物理的なちょっかいを出してくるかたはいらっしゃいませんでした。</div><div> お言葉ではいろいろイジられましたけれど。</div><div><br /></div><div>「それじゃあ直子はつまんないの。見慣れちゃったうちらに裸視られてもコーフンできないし、おっぱい乳首だって全然勃ってないじゃない」</div><div><br /></div><div> いいえ、五十嵐さまからお言葉責めされて、乳首に血液がだんだん集まってきているのは感じています。</div><div><br /></div><div>「だからうちらはもっと直子を虐めてあげるべき、辱めてあげるべきなの。それがマゾ女の悲しい性なんだから」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまが立ち上がられ、私の正面までフラフラといらっしゃいました。</div><div> すっかりマゾモードに染まった私も立ち上がり、両手を後頭部に押し付けます。</div><div><br /></div><div>「そうよね直子?虐められたいよね?恥ずかしい姿をみんなに視られたいよね?もっとみじめになりたいよね?」</div><div><br /></div><div> イジワルそうなまなざしで息がかかるほどお顔を近づけられて念押しされる五十嵐さま。</div><div> 事実、凄くアルコールの香る吐息が私の鼻孔をくすぐります。</div><div><br /></div><div>「は、はい…虐められたいです…蔑まされたいです…マ、マゾですから…」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまの今までで一番のエスっぷりに気圧される形でグングンとマゾ度が上がっていく私。</div><div> すでに乳首はビンビン、膣内も激しく潤んでいます。</div><div><br /></div><div>「だったらアレやって欲しいな。花火があるんだよね。うち、一度この目で視てみたかったんだ」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまが不穏なことをおっしゃり、クーラーボックスが乗っているテーブルを指さされました。</div><div> </div><div>「あのテーブルの上で四つん這いになりなさい」</div><div><br /></div><div> 角田さまの手でクーラーボックス類が片付けられ、寺田さまたちが愉しげに花火を物色し始めます。</div><div> </div><div>「…はい」</div><div><br /></div><div> 降って湧いたような急展開に私のマゾ度は限界超え。</div><div> おずおずとテーブルに向かいお尻からテーブルの上に。</div><div><br /></div><div> そのテーブルの大きさは学校にある一般的な教卓くらい。</div><div> 四つん這いになるのには少し狭すぎる感じのスペースで、両膝を胸側に寄せてからだを縮こまらせると無駄にお尻が持ち上がってしまいます。</div><div> 中村さまがご丁寧にスポットライトの位置を、そのテーブルを照らすように調整されています。</div><div><br /></div><div>「ねえねえ、これなんかいいんじゃない?持ち手のところも全体も長いし六本もあるし」</div><div>「打ち上げ連発式のこれはちょっとヤバいかな。面白そうだけどお尻やけどしちゃったら可哀相だし」</div><div>「持ち手まで紙のこれは無理よね、やけど確実」</div><div><br /></div><div> みなさまの愉しそうなお声が聞こえてきます。</div><div> 私にはこれから何をやらされるのかわかっていました。</div><div> なぜならネットの画像で何度が見たことがあるから。</div><div> なんて惨めな辱めなんだろうと胸とアソコをキュンキュン疼かせていたことを思い出します。</div><div><br /></div><div>「じゃあ誰が突っ込んで火を点けるかだけど、ここはやっぱりお姉さまでしょう」</div><div><br /></div><div> これは五十嵐さまのお声。</div><div><br /></div><div>「えー、あたしは見物に回ったほうがいいなー。なんかあたしネトラレらしいし」</div><div><br /></div><div> お姉さまが笑いながら異議を申し立てて立候補されたのは寺田さま。</div><div><br /></div><div>「んじゃあアタシやるー。直っちを今日のダメなインタビュアーだと思ってアヌスにぶっ刺してやるー」</div><div><br /></div><div>「おーおー、寺っちってば、先生やワタシの前ではネコなのに、エム属性前にすると途端にタチに早変わりって、根っからのリバなんだねー」</div><div><br /></div><div> 中村さまが混ぜ返すと角田さまも、</div><div><br /></div><div>「中村さんとこもそうなんだー。うちのショーコもボクには根っからの受けのクセに、ちょっとエロくて従順そうなやつ見つけるとバリバリの攻めに転じちゃうんだ」</div><div><br /></div><div> へーそういうものなんだ、と感心する間もなく花火の束を持たれた寺田さまが私に近づかれます。</div><div> 私を囲むように他の方々も、もちろん手に手にスマホやビデオカメラを構えられて。</div><div><br /></div><div>「刺さりにくそうだったら直子のマゾマンコに指突っ込んでオツユでアヌスを潤滑するといいわ。どうせもうグショグショに濡らしているでしょうから。あ、でももちろん無理やり突っ込むのもありだけれどね」</div><div><br /></div><div> お姉さまからのご愉快そうなアドバイス。</div><div> それを聞いて私の粘液が膣口からテーブルへツツツーっと垂れ下がります。</div><div> </div><div> 寺田さまが私の背後に立たれた、という気配を感じたと同時にバチーンと左尻たぶに強烈な一撃。</div><div><br /></div><div>「はうんっ!」</div><div><br /></div><div>「ほら、もっと両膝広げてお尻突き出さないと、火の粉が飛び散ってふくらはぎとか火傷しちゃうよ?」</div><div>「四つん這いっていうより土下座状態でお尻を差し出すイメージかな」</div><div>「手は突かないで肩と顔面で上半身を支えなさい。お尻だけ大きく突き上げて、顔は横向きにして常時みんなによく見えるようにね」</div><div>「両手は内側からマンコやおっぱいに伸ばしてもいいよ。花火が燃えているあいだにまさぐってイッちゃいなさい」</div><div><br /></div><div> ご命令をくださるたびにバチンバチンと強烈に私のお尻を叩かれる寺田さま。</div><div> そのたびにあふんあふんと喘ぎ悶える私。</div><div><br /></div><div>「あーあーマンコからこんなにヨダレ垂らしちゃって、本当にドスケベな女だこと。痛いのがそんなにイイのかしら」</div><div><br /></div><div> 寺田さまの蔑むお声とともに膣内に指が二本、無造作にズブリと挿し込まれたと思ったら、すぐにその上の肛門をサワサワと撫ぜられました。</div><div> とろりとした粘液が肛門を塞ぐ感覚。</div><div><br /></div><div>「んふぅ…」</div><div><br /></div><div> それから何か細い棒で肛門の縁をつつくような刺激、そしてその棒が肛門の内部に侵入してくる異物感。</div><div><br /></div><div>「ああんっ」</div><div><br /></div><div>「うん、この角度ならお尻を火傷する心配もないでしょう。風向きが変わったらわからないけど」</div><div>「でも一本だとなんか寂しいわね。もう一本入れちゃおう」</div><div><br /></div><div> 先に挿し込まれた棒に寄り添うようにもう一本の棒が体内に侵入してきました。</div><div> 再度、あふん、と喘ぐ私。</div><div><br /></div><div>「覚悟を決めなさい」</div><div><br /></div><div> 寺田さまのお芝居がかったお声にブルルンと全身が震えます。 </div><div> 少ししてから火薬の匂い、お尻のほうからシューパチパチと何かが弾ける音、小刻みに揺れる肛門内の棒の震動、やがて盛大な火薬の匂いと火花の散る破裂音、ときどきお尻のあちこちを一瞬襲う熱いという感覚、どなたかからのわぁ綺麗という感嘆のお声…</div><div><br /></div><div> 顔を向けている先には、お姉さま、寺田さま、中村さま、五十嵐さま、角田さまがそれぞれにスマホやビデオカメラを私に向け、シャッターの音やフラッシュを私に浴びせていました。</div><div> </div><div> 私は、今みなさまにご披露しているみじめで無様で恥ずかし過ぎる醜態が切なすぎて、マゾマンコの奥からグングン感じながら、股間に伸ばした右手でクリトリスを押し潰していました。</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2024/03/01.html" target="_blank">肌色休暇四日目~類に呼ばれた友 01</a>へ</div><div>*</div><div><br /></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-20407912378397209992024-01-01T14:00:00.003+09:002024-01-02T11:55:52.402+09:00彼女がくれた片想い 07<div style="text-align: left;"> 結論から言うと、その日それ以降の彼女の尾行は出来なかった。</div><div><br /></div><div> トイレの個室を出てすぐに向かいの空き教室に入りトイレの出入りを監視していた。</div><div> と言っても、どうせ休み時間中は出てこないだろうと高を括り、チャイムが鳴るまでの監視がおざなりになっていたことは否めない。</div><div> スマホをチェックしたりノーパンが気になってジーンズのジッパーを少し上げたり下げたりもしていた。</div><div><br /></div><div> 次の講義開始のチャイムが鳴り再び辺りが静けさに包まれて5分10分、いっこうに彼女は出てこない。</div><div> 15分を過ぎた頃に、これはおかしい、それともひょっとして2回戦に突入しているのかも、と考え、再びトイレへ忍び込むことにした。</div><div><br /></div><div> トイレの出入口ドアをそっと押して中を窺う。</div><div> 中はもぬけの空。</div><div> 5つある個室のドアはすべて内側に開いていた。</div><div><br /></div><div> 束の間途方に暮れた。</div><div> いつ見過ごしたのだろう?</div><div> でもすぐに思い当たる。</div><div> 油断していた休み時間中に出ていったのだろうと。</div><div><br /></div><div> 尾行のための変装用小道具まで用意していた身としては残念ではあったが、すぐに仕方ないと諦めもついた。</div><div> 結局私のミスなのだから。</div><div><br /></div><div> それよりも先程のトイレ内での彼女の一部始終である。</div><div> 衝撃的だった。</div><div> その興奮はまだ私のからだを奥底からしつこく疼かせていた。</div><div> そのまま家路につき自分の部屋に戻ってから、彼女が洩らした一字一句を思い出しつつ遅くまで自慰行為に耽った。</div><div><br /></div><div> 次の体育の授業の日、私はひとつの決意を心に秘め、黒い膝下丈スカートを穿いて臨んだ。</div><div> いつもより早めに人影まばらな更衣室に入り、彼女がいつも着替えをするロッカー脇の物陰でまずショーツを脱ぐ。</div><div> もちろんスカートは穿いたまま素早く脱いだショーツをバッグに隠し、間髪をいれずアンダースコートを穿いた。</div><div><br /></div><div> 穿き終えた後にいつもの自分の着替え定位置に戻り、ゆっくりと着替えを続行する。</div><div> ブラウスを脱いでウエアを被り、スカートを脱いでスコートを着ける。</div><div> これで私も彼女とお揃いだ。</div><div><br /></div><div> そうしているあいだに更衣室が賑やかになってきた。</div><div> 着替えをほぼ終了している私は近くにあった椅子に腰掛け、ゆっくりとテニスシューズに履き替えている。</div><div> 両脚を幾分大きく広げてスコートを無駄に翻し、中のアンダースコートを周囲に見せつけるような格好になって。</div><div> 誰にも気づかれない秘めやかな恥ずかしさ。</div><div> その高揚感にゾクゾク感じていたら彼女が現われた。</div><div><br /></div><div> いつものように隅のロッカー脇、さっき私がショーツを脱いだ場所、に陣取った彼女はバッグから着替え一式を取り出し、一つ一つ確認した後に着替えを始める。</div><div> </div><div> 濃いベージュ色の薄手のジャケットを脱いだ後、七分袖で淡いピンクのニットの袖から両腕を抜いて頭から抜く。</div><div> 間髪を入れずテニスウエアを被って上半身は終了。</div><div> 本日のブラはピンクで背中にこれといった痕はなし、というのは、シューズの紐を整えるフリをしながら凝視していた私の見解。</div><div><br /></div><div> つづいて下半身。</div><div> 少し背後をキョロキョロしてから彼女は完全に背中を見せる。</div><div> 茶系でエスニックな柄の膝下丈スカートに両手が差し入れられ、ショーツがスルスルっと下げられる。</div><div> 今日も長めのスカートを穿いているということは、今日も授業の後はノーパンで過ごすつもりなのかもしれない。</div><div><br /></div><div> それから彼女がアンダースコートを手にし、これから脚にくぐらせようと屈んだ刹那、私はどうにも我慢が出来なくなってしまった。</div><div> 彼女に本当のことを伝えたら彼女はどんな反応を示すのか?</div><div> 幾分サディステイックな衝動とともに、それが知りたくてたまらなくなったのである。</div><div><br /></div><div> 自分でも思いがけないほどからだが自然に動いていた。</div><div> すっかり着替えの終わった私は彼女と私の間にいる数人の女子を掻き分け、背中を向けている彼女の前に立つ。</div><div> どうしようかと少し迷ったが、背中を向けた彼女の左肩甲骨辺りを右手の人指し指でチョンチョンと軽くつついた。</div><div><br /></div><div> 彼女は屈んでアンダースコートをずり上げている途中だった。</div><div> 彼女のからだが一瞬ビクンと震え、アンダースコートは中途半端なまま両手を離してこちらに振り返る。</div><div><br /></div><div>「それ、下着の上に穿くもの」</div><div><br /></div><div> 小声でもちゃんと意味がわかるように滑舌は良くしたつもりだ。</div><div> 彼女は瞬間、呆けたような顔して、えっ!?と絶句した。</div><div> 無言で私の顔を見つめながら言葉の意味を吟味しているようだ。</div><div><br /></div><div>「アンスコは下着を隠すためのもの。だから下着は脱がなくていい」</div><div><br /></div><div> そう追い打ちをかけると、あっ!と大きな声を上げて見る見る顔が赤く染まっていく。</div><div><br /></div><div>「あっ、あっ、そ、そうなのっ?」</div><div><br /></div><div> 私が告げた言葉の意味を完全に理解したらしい彼女は、羞恥に身悶えるように顔を歪めてうろたえている。</div><div> 顔全体をバラ色に染め、目尻には今にも零れ落ちそうな涙まで溜めて。</div><div> 膝まで上げたアンダースコートはそのままだ。</div><div><br /></div><div> 私に指摘された後の彼女の狼狽ぶりが演技だとは思えない。</div><div> どうやら彼女はアンダースコートの何たるかを本当に知らなくて、その行為をやっていたらしい。</div><div><br /></div><div>「そ、そうなんだ、教えてくれてありがとう…」</div><div><br /></div><div> とても小さな声でつぶやいた彼女をすごく可愛いと思った。</div><div> 同時にサディスティックな気持ちももう一段階加速して、余計な一言を追加してしまった。</div><div><br /></div><div>「でも、したくてしているなら、それでもいいと思う」</div><div><br /></div><div> 授業後にノーパンになることも知っているから、という意味を持たせた皮肉だが、言い過ぎたかな、とも思い、私はそそくさとラケットを持ってその場を離れた。</div><div><br /></div><div> テニスの授業中、私はソワソワ落ち着かなかった。</div><div> ショーツを脱いでアンダースコート一枚ということは、下着を常時丸出しで授業を受けているのと同じこと。</div><div> 他の人にはわからないけれど、している本人にはその認識となる。</div><div> からだを動かしてスコートが派手に翻るたびに、得も言われぬ恥ずかしさが下腹部を襲い、濡れにくい私でも秘部の奥から粘液がジワジワ潤み出ているのがわかった。</div><div><br /></div><div> 彼女はと見ると、彼女も今までとは違っていた。</div><div> いつもなら無邪気にコートを駆け回っていた彼女が、今日はなんだかモジモジ恥ずかしげ、しきりに自分の下半身を気にしている。</div><div> ということは、あの後彼女は下着を穿き直さずにそのままコートに出てきたのだろう。</div><div><br /></div><div> テニス授業を受けている者の中で彼女と私だけが恥ずかしい下着丸出し状態。</div><div> その事実がなんだか嬉しかった。</div><div><br /></div><div> 授業後の着替えでは、さすがに彼女をジロジロ観察することは躊躇われた。</div><div> 話しかけてしまった手前、彼女も私を意識しているだろう。</div><div> なので彼女から見えない場所に陣取ったため、アンダースコートを脱いだ彼女がショーツを穿き直したのかは確認出来なかった。</div><div> その代わり私が、スカートを着けてからアンダースコートを脱ぎ、そのままのノーパン状態でその後を過ごした。</div><div><br /></div><div> 三限目の授業前の教室で、彼女がわざわざ私のところまで来て律儀に再度お礼を言ってくれた。</div><div> 私はそんな彼女がますます好きになったけれど、ねえ今あなたもノーパン?って問い正したかったのも事実だ。</div><div><br /></div><div>*</div><div>*</div><div>*</div><div><br /></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-43762870367049928852023-12-24T15:05:00.006+09:002024-02-25T17:34:03.741+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 19<div style="text-align: left;"> 「…きなさい、ほら、着いたわよ、お勤めの時間よ…」</div><div><br /></div><div> どなたかのくぐもったお声とともに頬を軽くペチペチと叩かれる感触で意識が戻ります。</div><div> 束の間の、ここはどこ?私は誰?状態はお約束。</div><div> ここはまだお車の中で、私はぐっすり眠りこけていたよう。</div><div> 起こしてくださったのはお姉さまでした。</div><div><br /></div><div>「広場に着いたのよ。もう5時半過ぎだからジョセが散歩に向かっちゃってて、あたしらと同時くらいにここで鉢合わせたの」</div><div><br /></div><div> お姉さまがご説明くださりながら、私の首輪にリードを繋いでくださっています。</div><div> と、私の胸元を見るといつの間にかエプロンは外されて、首輪とサンダルだけの全裸に剥かれていました。</div><div><br /></div><div>「今はかなちゃんがジョセの相手してるから、早く行っておあげなさい」</div><div><br /></div><div> お車は広場の入口脇に駐められていて、お車の中には私とお姉さましか残っていません。</div><div> まだ半分寝呆け頭ながらも中腰になった私のお尻をパチンと叩かれ、首輪のリードを引っ張られて車外に連れ出されました。</div><div><br /></div><div> 幾分陽が翳ったとは言え夕陽の熱気がまだ残る高原の夕暮れ。</div><div> この辺りはゲリラ豪雨には襲われなかったらしく、水溜りも見当たらず木々も芝生も青々と乾いたまま。</div><div> 時折心地良いそよ風が素肌を撫ぜていきます。</div><div><br /></div><div> 広場の東屋がある場所から少し離れた芝生を中村さまがゆっくりこちらへ歩かれてきます。</div><div> どうやら木立から東屋へ戻られる途中みたい。</div><div> 今朝方私が東屋のテーブル下の簀子の上に置いたジョセフィーヌさまお散歩用のバッグを片手にぶら下げています。</div><div><br /></div><div>「ジョセのうんちはもうワタシが埋めといたから。ジョセは今パトロール中、程なく戻ると思う」</div><div><br /></div><div> おっしゃりながらお姉さまと私の前までいらっしゃった中村さま。</div><div> ジョセフィーヌさまのお散歩グッズバッグを私に差し出してきます。</div><div><br /></div><div>「はい、タッチ交代。それでこれはジョセ用のおやつね」</div><div><br /></div><div> バッグと一緒に中村さまから渡されたのは、わんちゃん用の一口ビスケットの袋。</div><div><br /></div><div>「今回はペーストのおやつはナシ。今夜は屋敷の庭でバーベキューディナーするから直子もジョセといつまでもイチャイチャしてないで、早めに切り上げて戻ってくること」</div><div><br /></div><div> 水道でシャベルを水洗いしつつ中村さまがつづけられます。</div><div><br /></div><div>「もっと人数が多いときはここでやるんだけど今日は6人だし時間も押しちゃったから。それに庭のほうが準備も後片付けもラクだしね」</div><div>「ジョセも勘付いてるみたいだから早く帰りたがるはず。ディナーのあいだにゆっくりイチャイチャすればいいよ」</div><div><br /></div><div> からかうような笑顔で中村さまがおっしゃり、洗ったシャベルをタオルで拭ってタオルごと私に差し出してきます。</div><div> それらを受け取ってバッグにしまい、他の方々は、と辺りを見回すと、五十嵐さまは角田さまを被写体に広場のあちこちで写真を撮られていました。</div><div> お姉さまはいつの間にか私の傍らを離れ、広場の入口近くにしゃがんでお背中を向けていました。</div><div><br /></div><div> 何をされているのだろう?と考えていたら、木立の奥からジョセフィーヌさまが私たちに向けてまっしぐらに駆け込んできました。</div><div> まず中村さまに纏わり付かれ頭をワシワシと撫でられています。</div><div><br /></div><div> しばらくそうされた後、傍らにいた私と目が合ったもののプイとそっぽを向かれ、タッタッタと芝生の中央付近まで駆け出されるジョセフィーヌさま。</div><div> お散歩の時間に遅れたことに怒ってらっしゃるのかな?お名前を呼んで私も後に付いていったほうがいいのかな?なんて考えていたら、急にまたUターンして戻っていらっしゃいました。</div><div><br /></div><div> 私の足元まで来られるとやおら、私の首輪に繋がったリードの持ち手をガブリ。</div><div> そのまま力任せに引っ張られトットットとつんのめる私。</div><div> 強い力で首輪を引っ張られ、前のめりに歩き出した私の剥き出しなおっぱいがブルンブルンと大袈裟に跳ねています。</div><div><br /></div><div> そのままいつもフリスビーをする広々とした空間までリードを引かれて連れて行かれます。</div><div> これでは本当にどちらが飼い主でペットなのかわかりません。</div><div><br /></div><div> 私がバッグの中からご愛用の青いフリスビーを取り出すと、ジョセフィーヌさまはやっとリードの持ち手からお口を離してくださいました。</div><div> ブランと戻った縄状ロープのリードが尖り始めた左乳首を軽く弾いて、ビクンと感じてしまいます。</div><div><br /></div><div>「あんっ!」</div><div><br /></div><div> と、一声悶えて顔を上げると、お姉さまがまたいつの間にか私の傍らにいらっしゃっていました。</div><div> 両手にピンクのゴム手袋をお嵌めになり、右手になにやら草の束を握られて。</div><div><br /></div><div>「ほらこれ、摘んどいてあげたわよ」</div><div><br /></div><div> 私の目の前に差し出されたのは見紛うこと無きおぞましきイラクサさまの草束。</div><div> 青ジソに似た青々とした葉がまばらに茂る20センチくらいの茎を4、5本の束にして、一括りにした持ち手のところにはご丁寧にウエットティッシュが白く巻かれています。</div><div><br /></div><div>「今回はペーストのおやつはナシなんでしょう?ジョセが構ってくれなくて刺激が欲しくなったら使うといいわ」</div><div><br /></div><div> ジョセフィーヌさまに強引にリードを引かれたことでマゾ心に小さく火の点いた私を見透かすみたいに目を細められた笑顔で、芝生に置いたバッグの上にその草束をソッと置かれたお姉さま。</div><div> その横にはおまけみたいに、ドライブ中の雨宿りで私が下と上のお口で味わった栄養ドリンク剤の空き瓶も。</div><div><br /></div><div>「だけどまあほどほどにして、早めに帰ってきなさいね」</div><div><br /></div><div> ついでみたいに付け足されたお姉さまは踵を返され、スタスタとお車の方に戻られます。</div><div> 私はそのあいだ中イラクサさまに目が釘付けで、一昨日あるじさまからいただいた、そのもどかしくも意地の悪い甘美な苦痛に思いを馳せていました。</div><div><br /></div><div> やがて遠くでお車のドアを閉じるバタンバタンという音が数回響いた後、エンジン音が遠ざかっていきます。</div><div> これでこの広場にはジョセフィーヌさまと全裸に首輪リードの私だけ。</div><div> ジョセフィーヌさまはブンブン尻尾をお振りになり、私の右手のフリスビーと私の顔を交互に見ています。</div><div><br /></div><div>「それではジョセフィーヌさま、運動のお時間です。フリスビーを一緒に楽しみましょう」</div><div><br /></div><div> まるでご主人さまのご子息と遊ぶ召使いのようなへりくだった気持ちで、ジョセフィーヌさまに語りかける私。</div><div> フルネームを呼ばれて益々ブンブン尻尾をお振りになるジョセフィーヌさま。</div><div><br /></div><div>「ジョセフィーヌさま、いきますよ。はい、フェッチです」</div><div><br /></div><div> はい、の後に思い切りバックスイングして、フェッチです、という号令と一緒にフリスビーを放り投げます。</div><div> 捻ったからだを戻すとき剥き出しの両乳房も左右に思いっきり暴れています。</div><div> ジョセフィーヌさまはフリスビーめがけてまっしぐら。</div><div><br /></div><div> ジョセフィーヌさまのお姿を目で追いかけながらふと考えます。</div><div> 今の私の状況。</div><div><br /></div><div> 人っ子ひとりいない山中の夕暮れに芝生広場で首輪とサンダル以外素っ裸の私が他人様のワンちゃん相手にフリスビー遊び。</div><div> おっぱいもお尻もマゾマンコも丸出しなのに少しの不安も感じていないばかりか、超リラックスしている私。</div><div> 普通に都会で日常生活をしていたら絶対に味わえない気分と体験です。</div><div><br /></div><div> 裸を視てもらいたいというマゾの露出症的な快楽とはまた別の、普通に野外で裸でいることの自然回帰的な開放感。</div><div> 俗に言う裸族への沼に嵌ってしまいそう。</div><div><br /></div><div> そんなことを考えていたらジョセフィーヌさまがフリスビーを咥えられて一目散に戻ってらっしゃいます。</div><div> フリスビーを受け取りジョセフィーヌさまの頭をワシワシ撫ぜながら左手に握ったご褒美のビスケットを差し出します。</div><div> 私の左手にジョセフィーヌさまの鼻先が当たり生温かい舌で掌がペロペロ舐められます。</div><div><br /></div><div>「よーし、もう一回です、ジョセフィーヌさま」</div><div><br /></div><div> そんな感じで3回4回とフリスビーに興じますが、私には段々と良からぬ欲求が。</div><div> 掌をジョセフィーヌさまに舐められるたびに、あのペーストを自分の秘部に塗りつけてジョセフィーヌさまに舐められる、気絶しそうなほどのめくるめく快感が体内によみがえるのです。</div><div> でも今はペーストが無いので、その快感は望めません。</div><div><br /></div><div> 私がなんとなく気落ちしてしまっていることにジョセフィーヌさまも勘付かれたのでしょうか。</div><div> 6度目のご褒美が終わって私の掌から離れたジョセフィーヌさまがそのまま後肢立ちになられ、私に覆い被さるように身体を預けて私のお腹を舐めてきました。</div><div><br /></div><div>「いやん、くすぐったいー」</div><div><br /></div><div> 一瞬腰が引けたものの、その反動で思わず前屈みになる私。</div><div> ジョセフィーヌさまのお口との距離が縮まり、私のおっぱいまで舌が届き、左右のそれを入念に舐めてくださっています。</div><div><br /></div><div>「ああんっ…」</div><div><br /></div><div> ペースト無しでも舐めてくださるんだ…</div><div> 汗はうっすらかいているので塩味が気に入ったのかな…</div><div> なんて考えながら芝生にお尻を突いた私は、いつしかジョセフィーヌさまに押し倒される格好に。</div><div><br /></div><div> 仰向けに横たわった私を四本肢で跨ぐ形に覆い被さったジョセフィーヌさま。</div><div> 私のからだを踏まないように器用に肢を動かしながら顔もからだも、おっぱいも下腹部もペロペロペロペロ舐めてくださっています。</div><div><br /></div><div> 尖った乳首を舌で転がされるとビビッと電流が走り、うぅーんと身悶えてしまいます。</div><div> やがて下腹部の裂け目から透き通った粘液が滲み出し、ジョセフィーヌさまはすかさずそこへと舌を這わせます。</div><div><br /></div><div>「はぁぁんっ!」</div><div><br /></div><div> 尖った肉芽が転がされ、思わず大きな淫声が迸ります。</div><div><br /></div><div>「そう、そこを、もっとぉぉ…」</div><div><br /></div><div> 仰向けの両脚の膝を立て180度近くまで広げ、その部分を誇示するようにジョセフィーヌさまに差し出す私。</div><div> でもジョセフィーヌさまはその部分にはそれ以上ご興味を示さず、私の広げた両膝のあいだにポツンと横たわるリードの持ち手を咥えられました。</div><div><br /></div><div> その途端に思い出したのが昨日、初めてのお散歩帰りの玄関先での出来事。</div><div> ジョセフィーヌさまが咥えられた持ち手に繋がるリードの太くてザラザラした感触が私の股間に食い込む股縄のような陵辱。</div><div> すかさず私は仰向けなからだを反転し、ジョセフィーヌさまに背を向けてしゃがみ込む体勢なります。</div><div> お尻の後方にリードを咥えたジョセフィーヌさま。</div><div><br /></div><div> 私の首輪からからだ前面にピンと張り詰めた縄状リードが股間で直角に折れ、ジョセフィーヌさまによってグイグイ引っ張られます。</div><div> 撓んでは張り詰め撓んでは張り詰め、腫れた肉芽ごと潰されては緩み、食い込んでは離れをくりかえす蹂躙。</div><div><br /></div><div>「あんっ、いたいぃ、いいっ、いいぃぃーっ、もっとぉぉ…」</div><div><br /></div><div> 苦痛のほうがより勝るような快感なのに頭がボーッとしてきてどんどん気持ち良くなってきます。</div><div> 股間への緩急出鱈目でランダムな刺激でも、快感が着実に下腹部の奥底に蓄積されています。</div><div> ああん、もっとぉ、もっと刺激を…</div><div><br /></div><div> 知らず知らず目の前のバッグの上に横たわる草束に右手が伸びていました。</div><div> これで素肌を嬲れば更なる苦痛が訪れるはずですが、更なる苦痛はより大きな快楽に変わるはずです。</div><div><br /></div><div> 茎の束を手に取り目をつぶって胸に近づけます。</div><div> 触れたか触れないかという刹那、左おっぱいにチクンとする刺激が広がります。</div><div> 今すぐにでも草束を放り出したいのですが、逆に自暴自棄のような感情の高まりで草束を左おっぱいから右おっぱいへと押し付けるように擦り付けました。</div><div><br /></div><div>「あーーっっ、いっつぅーーー!」</div><div><br /></div><div> 葉っぱたちが滑る感触に一瞬遅れて、素肌の皮一枚下からジンジンウズウズ痺れくる無数の痛痒い疼痛。</div><div> 瞬時に両乳房への刺激が許容を超え、右おっぱい上を通り過ぎた草束は芝生上に放り投げられました。</div><div> 同時に両おっぱいを乱暴に鷲掴む私の両手。</div><div><br /></div><div> 思い切り掻き毟りたいけれど赤く爛れてしまうから駄目。</div><div> 僅かに残った理性がお姉さまのアドバイスを思い出させます。</div><div> だから決して爪は立てずに乱暴に揉みしだきます。</div><div> シクシク疼く両方の乳房をむんずと掴み、人差し指と薬指のあいだに逃した勃起乳首をギュウギュウ押し潰します。</div><div><br /></div><div> ふと気づくと下半身への刺激は失くなっていました。</div><div> ジョセフィーヌさまは私がイラクサさまの草束に手を伸ばしたのをご覧になって、とばっちりは御免とばかりに避難されたのかもしれません。</div><div> 少し離れた芝生にゴロンと寝そべって、私の痴態を横からぼんやり眺めていらっしゃいました。</div><div><br /></div><div> それならと、私の左腕が眼の前の栄養ドリンク剤の空き瓶を掴みます。</div><div> 右手は腕まで使って両乳房を激しく擦りつつ左手は躊躇なくズブリと両足の裂け目へ。</div><div> もちろん飲み口の細いほうからです。</div><div><br /></div><div> しとどに濡れた粘膜は空き瓶を難なく呑み込み、底を握って抽送運動開始。</div><div> 継続的にもどかしく苛んでくるおっぱいへの疼痛とチュプチュプ音を立てて粘膜を摩擦する硬く冷ややかな感触にどんどん昂ぶる私。</div><div> 芝生に左頬を埋めて腰だけ高く突き出した顔面支点の四つん這いで昇天間近。</div><div><br /></div><div>「ああん、いいっ、いいのー、もっともっとぉーっ!!」</div><div>「いくっ、いっちゃうっ!あんっ、ジョ、ジョセフィーヌさま、イッてもいいですかっ、イッてもいいですかぁーっ!」</div><div>「もっとかきまわしてっ!めちゃくちゃにっ!ああーいいっ、いくぅ、いくぅ、いいーーーーくぅーーーっ!!!」</div><div><br /></div><div> 頭の中に無数の星が弾け飛び、やがて真っ白になるほどの快感。</div><div> 意識も弾け飛び、束の間気を失なったと思います。</div><div> 気がつくと芝生の上にうつ伏せで突っ伏していました。</div><div> さっきからハアハアとうるさいのは自分の呼吸でした。</div><div><br /></div><div> おっぱいはまだしつこくシクシクと疼いていますが、いつになく深く充実した快感の余韻を感じていました。</div><div> 屋外で何の不安も無く生まれたままの姿で自慰行為に耽るという行為は、子供の頃から憧れていたものでした。</div><div> お尻がムズムズするなと思ったら、ジョセフィーヌさまが舐めてくださっていました。</div><div><br /></div><div> 全身のあちらこちらがまだヒクヒクと痙攣している中、なんとかからだを起こし一息つきます。</div><div> からだを弄り始めた頃よりも太陽が少し翳っていますが、一体どのくらい時間が経ったのかはわかりません。</div><div> ジョセフィーヌさまは入口近くの東屋の屋根の下で私に視線を向けてブンブン尻尾を振っておられます。</div><div> もはやフリスビー遊びは切り上げて早く帰りたがっていらっしゃるのは一目瞭然でした。</div><div><br /></div><div> バッグからバスタオルを取り出し全身を軽く拭ってから、私も後片付けを始めます。</div><div> 私を慰めてくださった栄養ドリンクの空き瓶さまの中には、乳白色に濁った粘液が瓶の三分の一くらいに生暖かく溜まっていました。</div><div> 遠くの芝生まで飛んでいたイラクサさまの草束も一応怖々拾い、東屋のテーブルの上に、空き瓶さまは水道で洗ってバッグへ。</div><div><br /></div><div> ひと通りの片付けを終えて私が肩にバッグを提げると、ジョセフィーヌさまが私のリードの持ち手を再びパクリと咥えられます。</div><div> でも今度は強引に引っ張るようなことはされず、私の四、五歩先を私に合わせたペースで歩く形で帰途につくジョセフィーヌさまと私。</div><div> 首輪に繋がったリードをジョセフィーヌさまに引かれている私は完全にご主人さまの下僕ペットでした。</div><div><br /></div><div> 最初こそゆったり歩いてくださったジョセフィーヌさまでしたが、お屋敷が近づくに連れて段々と早足になっていかれました。</div><div> 帰路の三分の二くらい過ぎた頃には走っていると言っても良いくらいグングン首輪が引っ張られます。</div><div> それでなくても山道の上り坂ですから、私はハアハア肩で息をつきながら従います。</div><div><br /></div><div> とうとう我慢しきれなくなられたのか、お屋敷の門が見えるとジョセフィーヌさまはお口に咥えられたリードの持ち手をポロリとお離しになられ、全速力で敷地内に駆け込んでいかれました。</div><div> ギターの弦みたいに張り詰めていたリードがブランとお腹に戻り、息を切らせた私もトボトボ敷地内に入ります。</div><div><br /></div><div> 玄関へとつづくアプローチにはどなたもおらず、木立越しの芝生側で何やら物音がしていました。</div><div> 木立の向こう側がぼんやり明るく照らされているように見えるのは、何か明かりを灯しているから?</div><div> さっきよりまた少し薄暗くなった夕暮れのせいか、そこはかとなく幻想的です。</div><div><br /></div><div> みなさまがバーバキューの準備をされているのだな、と察した私は、玄関には向かわず木立を抜けて芝生のお庭のほうへ歩を進めました。</div><div><br /></div><div>「ああ、帰ってきたのね。結構早かったじゃない」</div><div><br /></div><div> お屋敷のほうから何やらカートを押してきたお姉さまが気づかれてお声をかけてくださいます。</div><div> お姉さまったら、一昨日に温泉旅荘さまからいただいた紫色寄りの青い浴衣をお召しになられ、優艶に微笑まれています。</div><div> 足元にはひと足お先に到着されたジョセフィーヌさまがブンブン尻尾を揺らしてじゃれつかれています。</div><div><br /></div><div> 今朝方お洗濯物が干されていた一帯にテーブルや椅子が置かれ、カートに載せたお料理がいくつかすでに運ばれているみたい。</div><div> お洗濯物の物干し紐に小洒落たデザインのカンテラがいくつも吊るされて、その灯りが暗くなり始めた夕暮れを淡く照らし出しています。</div><div><br /></div><div>「今日はあんまり汚れてないのね。でも汗まみれだからチャッチャとシャワーしてきなさい。もたもたしてたら先に始めちゃうからね」</div><div><br /></div><div> 芝生に置かれたコンロの脇にカートを置かれたお姉さまがこの位置からも内部が丸見えな例のシースルーバスルームを指差されます。</div><div> お姉さまが押されていたカート上にはステンレスの串に刺されたお肉やソーセージ、とうもろこし、各種お野菜などが並んでいて、いかにもこれからバーベキューという感じです。</div><div> 私が肩から提げていたバッグはお姉さまが引き取ってくださいました。</div><div><br /></div><div>「はいっ」</div><div><br /></div><div> 私もなんだかワクワクしてきて元気よくご返事し、首輪から垂れたリードをブラブラ盛大に揺らしながらいそいそとバスルームに駆け出しました。</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2024/02/20.html" target="_blank">肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 20</a>へ</div><div>*</div><div><br /></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-2361205264176669312023-10-09T12:14:00.005+09:002024-01-01T14:01:00.122+09:00彼女がくれた片想い 06<div style="text-align: left;"><div> 隣室の来客が立ち去った後もしばらく物音ひとつしない静寂がつづいた。</div><div> 私は端の個室の壁に向いて、蓋を閉じた便座の上にそっと腰掛け聞き耳を立てている。</div><div> 幸いなことに尿意も便意も感じていないので、ゆっくりとお付き合い出来そうだ。</div><div><br /></div><div> 壁の向こうで彼女が今、どんな姿なのかを想像する。</div><div> 3番めの個室の彼女にひとりの時間を邪魔されたのは明白であるから、その間にトイレ本来の目的を済ませたのかもしれない。</div><div> そうであれば、便座の上でショーツを下ろしたままなのか。</div><div> 私が見咎めたように彼女の着衣がコンビメゾンであったならば、オールインワンゆえ上半身ごと脱がなければならない。</div><div> そうなると彼女は上半身も下着姿ということになる。</div><div><br /></div><div> そんな風に想像を逞しくしていたら、端の個室からカタンという小さな音が聞こえた。</div><div> 3番めの彼女が去ってから二分も過ぎた頃だった。</div><div> それからカサコソと衣擦れの音。</div><div> 彼女はまだ脱衣していなかったようである。</div><div> その用心深さがこれからの展開に期待を抱かせる。</div><div> 私は便座の蓋からそっと離れ、中腰になって端の個室の壁に左耳を密着させた。</div><div><br /></div><div> どうやら彼女は立った姿勢で衣服を脱いでいるようだ。</div><div> 衣擦れの音が始め上の方から聞こえ、だんだんと下がっていく。</div><div> 下の方でコツコツと小さな音がしたのは、脱いだ衣服を足元から抜いて完全に脱ぎ去ったのだろう。</div><div> </div><div> やはりオールインワンだったようだ。</div><div> ひょっとすると今日のこの行動は計画的で、彼女はトイレで裸になるためにワザと不自由な、上下ともに脱がざるを得ない構造の衣服を選んだのかもしれない。</div><div> そんないささか彼女に失礼な妄想がふと浮かんだ。</div><div><br /></div><div> 少しの間を置いて上方で小さくパチンと響いたのはブラジャーのホックを外した音。</div><div> また少しの間を置いて下方でコツンコツンと小さく響いた足音はショーツをも脱ぎ去った音に思えた。</div><div> そして何より私を驚かせたのは次の瞬間だった。</div><div><br /></div><div>「…脱ぎました…」</div><div><br /></div><div> 押し殺したようなか細い彼女の声が聞こえて来たのである。</div><div><br /></div><div> 彼女は誰かと会話している。</div><div> おそらくスマホでであろうが、これで脅迫者の線が一段と濃厚になってきた。</div><div> その後長い沈黙がつづき、やがてまた彼女の押し殺した声が聞こえた。</div><div><br /></div><div>「…はい…」</div><div><br /></div><div>「…恥ずかしいです…」</div><div><br /></div><div> テレビ電話機能で送信しながらの行為なのだろうか。</div><div> その割に相手の声が一切聞こえて来ないのは、彼女がインカムを使用しているからと考えればいいのだろうか。</div><div> いずれにせよ彼女がこの薄い個室の壁の向こうで全裸になっているのは確実と思えた。</div><div> その割に身体をまさぐるような物音は聞こえてこないな、と思った矢先、再び彼女の押し殺した声が聞こえてきた。</div><div><br /></div><div>「…だってそれは、この間やよい先生が綺麗に剃り上げちゃったからじゃないですかぁ…」</div><div><br /></div><div> 押し殺しながらも甘えるような媚を含んだ声音。</div><div> ゾクゾクっとしながら完全にしゃがみ込んで、左耳を壁に痛いほど押し付ける私。</div><div> 何かを手にしたようなカタカタッという小さな音がしてから、今度は少し明瞭な声が聞こえた。</div><div><br /></div><div>「…ち、乳首にください…」</div><div><br /></div><div> えっ?何を?</div><div><br /></div><div>「…痛い、痛いですぅ…」</div><div><br /></div><div> それと同時に身体をまさぐるようなワサワサした音と、ンフゥーッという押し殺した溜息がしばらくつづいた。</div><div><br /></div><div> 私は混乱していた。</div><div> 彼女がつぶやいた、やよい先生、剃り上げちゃった、乳首にください、痛いです、という科白が頭の中を渦巻いていた。</div><div> その間も彼女の押し殺した悩ましい溜息が途切れ途切れにつづいている。</div><div><br /></div><div> やよい先生って、その先生は女性?脅迫者は女性?いやいや名字っていうことも有り得るし、UFO研究で有名な矢追という姓の聞き間違いということも…</div><div> 剃り上げちゃった、というのは陰毛を指しているはずだから、つまり彼女は今パイパンなのだろうか?</div><div> この間というのは、今週の体育後に目撃した鞭の痕、先週末に行われたかもしれないSMプレイ疑惑のことなのだろうか?</div><div> 痛いって、テレビ電話で物理的に相手に苦痛を与えることは不可能だし、彼女が自分で自分を痛くしているということなのか?</div><div><br /></div><div> 頭の中をクエスチョンマークがグルグル飛び交うにつれて、私の下半身はどんどん熱くなっていく。</div><div> ジーンズに包まれていても、その一番内側が中の方から濡れてくるのがわかるほどに。</div><div> 彼女の押し殺した吐息は切なげにつづいている。</div><div><br /></div><div> そして数分間ほど自分の上半身をまさぐったであろう彼女がつぶやいた、相変わらず押し殺した科白で、私はすべてを理解出来た気がした。</div><div><br /></div><div>「…やよい先生の指をください…指を直子のオマンコに挿れて滅茶苦茶に掻き回してください…」</div><div><br /></div><div> おおよそ清楚に見える彼女には似つかわしくない女性器の俗称をはっきり口にしたことにも驚いたが、その後につづいた物音が強烈だった。</div><div> 彼女の懇願に自分ですぐに応えたのだろう、プチュプチュクチュクチュ、どう考えても卑猥な音が聞こえてくる。</div><div> 十分に濡れそぼった女性器を指で愛撫抽挿蹂躙する自慰行為の音。</div><div><br /></div><div> 声は極力押し殺しているようだが、粘液を掻き回す音は押し殺しようが無い。</div><div> 激しく掻き回せば水音も激しくなる。</div><div> それにつれて押し殺している吐息、溜息もより激しくなってしまう。</div><div><br /></div><div>「…んふぅーーっ、んぐぅぅーーーーっ…」</div><div><br /></div><div> 最初に彼女と遭遇したときに聞いたような押し殺しきれない嬌声が聞こえ、しばらく沈黙。</div><div> 達したのだろうか?</div><div> 壁越しにハァハァハァハァという荒い彼女の息遣いが聞こえてくる。</div><div> しばらくしてそれも収まり本当の静寂が訪れたと思ったのだが…</div><div><br /></div><div>「…あぁんっ、またぁ…」</div><div><br /></div><div> 彼女の少し大きめな声とともにプチュプチュクチュクチュが再び始まる。</div><div> いつの間にか私も、ジーンズのボタンを外しジッパーを下ろし、露わになったショーツの上から自分の陰部をそっとまさぐっていた。</div><div><br /></div><div>「…もっと、そうそこ、そこを…」</div><div><br /></div><div> 彼女に合わせて自分を慰めながら考える。</div><div><br /></div><div> 彼女はこの行為を嫌がってはいない、むしろ愉しんでいる。</div><div> 脅迫の線は薄いのではないか、つまり自発的な行為。</div><div> だとするとテレビ電話の線も薄れ、これは彼女の独り芝居、妄想に没入しての密やかな自慰行為なのではないか。</div><div> 恥ずかしいです、も、痛いです、も彼女の妄想の中で自分に課した行為がフッと言葉に出ただけで、実際には彼女の頭の中では妄想の相手と絶えず会話をしている。</div><div><br /></div><div> やよい先生は女性でおそらく実在の人物、そして妄想の相手。</div><div> 男性であれば、指をください、ではなくもっと具体的なそのものズバリをねだるであろうから。</div><div> ということは彼女はレズビアン?</div><div> 陰毛を剃り上げられてパイパンとなっていることもおそらく事実だろう。</div><div> 自宅ではなくこういった日常のパブリックな場所、誰かに気づかれるかもしれないスリリングな場所での行為が好みなのであれば、体育後のノーパンの意味も理解出来る。</div><div> つまり彼女は、あんな顔をしてかなりアブノーマルな性癖の持ち主ではないのか。</div><div><br /></div><div>「…んふぅーっ、あんっ、いいっ、んんーーっ…」</div><div><br /></div><div> 彼女はだいぶ声を抑えきれなくなっている。</div><div> 私もかなり昂ぶっていた。</div><div><br /></div><div>「…ああっ、いいっ、いいっ、んぐぅぅーーーっ…」</div><div><br /></div><div> 一際低く唸るような彼女の押し殺した咆哮。</div><div> その後ハァハァハァと息を荒くしている。</div><div> オーガズムを迎えたようだ。</div><div><br /></div><div> 私もほぼ同時に同じ状態に達した。</div><div> 左耳を壁に押し付けしゃがみ込んだままジーンズを膝まで下ろし、ショーツの上から腫れたクリトリスを思い切り摩擦して。</div><div> 口を真一文字に結び、絶対に声を漏らさないと覚悟を決めて。</div><div> 彼女と一緒に昇り詰められたことが無性に嬉しかった。</div><div><br /></div><div> 徐々に収まっていく彼女の息遣い。</div><div> 私もまだ肩が大きく上下している。</div><div><br /></div><div> と、そのとき唐突に三限めの終了を告げるチャイムが鳴り響いた。</div><div> すぐにトイレ内にも教室から解き放たれた廊下の喧騒が聞こえてくる。</div><div> 彼女の密やかな禁断の時間も終わりを告げた。</div><div> トイレのドアを開くバタンという音がふたつつづき、個室のドアを閉じる音がそれにつづく。</div><div> トイレ内の足音やおしゃべりも騒がしくなっていた。</div><div><br /></div><div> どうしようか迷っていた。</div><div> おそらく彼女は休み時間が終了し次の講義が始まるまで個室から出てこない。</div><div> あの日のように静けさが戻ってからそっと退散するつもりだろう。</div><div><br /></div><div> それに付き合って私も彼女と一緒に立て籠もり、一緒に個室を出るのも面白いと思った。</div><div> 彼女が自慰行為をしている間中、隣の個室に誰かがいて一部始終を聞かれていたと知ったら、彼女はどんな顔をするだろうか。</div><div> でもそれは現実的ではない。</div><div> 私は今の所、彼女との関係性を変化させる気はないし、休み時間中ふたつの個室が閉じたままなのは大迷惑だ。</div><div><br /></div><div> 現実的には、休み時間中の喧騒に紛れて私が先に退出し、尾行を続行するのがベストと判断した。</div><div> 学校のトイレの個室で人知れずオーガズムに達した彼女が、どんな顔で日常に復帰し、どんな風にプライベートを過ごすのか。</div><div> 学内に残るにしても学外に出るにしても、まだ三時前、時間はたっぷりある。</div><div> 四限の自主休講が決定した。</div><div><br /></div><div> そうと決まれば急がなくては。</div><div> ショーツが濡れそぼっているので、このままジーンズを穿き直すのは気持ち悪い。</div><div> 幸いトイレ内はドアの開け閉めやおしゃべりで騒がしいので、私は音を立てることを気にせずにジーンズを脱ぎ去った。</div><div> </div><div> それから濡れたショーツも脱いで小さく畳みフェイスタオルに包んでバッグへ。</div><div> 最後に濡れた陰部をトイレットペーパーで丁寧に拭った後、ジーンズを穿き直す。</div><div> これで私は、今から帰宅までノーパンで過ごすことになってしまった。</div><div> 体育後の彼女とお揃いである。</div><div><br /></div><div> 最後に捨てたトイレットペーパーを盛大な音を立てて水洗に流し、普通にドアを開けて個室を出た。</div><div> 一番端の個室のドアは相変わらず固く閉ざされている。</div><div> 外ではふたりの学生がトイレ内に並んで個室が空くのを待っていた。</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2024/01/07.html" target="_blank">彼女がくれた片想い 07</a>へ</div><div>*</div><div><br /></div></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-22487323380347711052023-10-07T17:29:00.004+09:002023-10-09T16:36:47.192+09:00彼女がくれた片想い 05<div style="text-align: left;"><div> 木曜日の二限目が終わった後、私は彼女の行動に注目していた。</div><div> 彼女は親しい友人三人と楽しげに何か話しながら教室を出ていく。</div><div> 二階端の教室から廊下を少し進み、階段を下りて一階へ。</div><div> 昼休みの人波に紛れ、気づかれないように後を追う。</div><div><br /></div><div> やがて建物の正面玄関。</div><div> 先週はここで友人たちと別れ、彼女はひとり学外へと消えていった。</div><div> 今日もそうであれば、先週無事にレポート提出も済ませたことだし、四限目の講義をパスして彼女を尾行するつもりだった。</div><div><br /></div><div> 彼女がプライベート時間をどう過ごすのか、あわよくば彼女の住まいまでつきとめられるかもしれない。</div><div> そう思って、気づかれぬように変装する準備まで用意していた。</div><div><br /></div><div> だが彼女は友人たちと玄関を素通りし、その奥へと進んでいく。</div><div> この廊下の果てにあるのは学食ホール、どうやら今日の彼女は友人たちとランチを済ませていくらしい。</div><div> その後どうするつもりなのかはまだわからないが、私ももちろん付き合うことにする。</div><div> 気づかれぬようにこっそりとだが。</div><div><br /></div><div> 今日の彼女は珍しく茶系の膝丈キュロットスカート。</div><div> 同系色のトップスを合わせて薄手のベージュのカーディガンを羽織っていた。</div><div> 彼女にしてはいつになく垢抜けたコーデなので、ひょっとするとこの後カレシとデート?なんていう懸念も生まれる。</div><div><br /></div><div> 予想通り彼女たちは学食に入り、四人がけテーブルを確保すると食券売り場に並び始める。</div><div> 私も自分の定位置である出入口近くのぼっち飯相席ひとつを確保し、彼女の監視体制に入った。</div><div> 彼女と同じのものが食べたいと思ったので、彼女の注文を確認してから食券を買うつもりだ。</div><div><br /></div><div> やがて彼女がトレイをしずしずと捧げ持って所定の位置に着席する。</div><div> トレイ上の平皿に盛られた料理はドライカレー。</div><div> 私が彼女を追いかけ始めてから彼女がそれを学食で食べる姿を見るのは二度目だから、気に入ったメニューなのだろう。</div><div> 私はよやく立ち上がって同じものを手に入れるべく食券売り場に並んだ。</div><div><br /></div><div> 食事中の彼女はほとんど聞き役。</div><div> 他の三人がかまびすしいのもあるが、スプーンを動かしながら適度に相槌を打ち適度に笑っている。</div><div> 友人たちも彼女をより笑わせようとしているように感じた。</div><div> ドライカレーは適度にスパイスが効いて美味だった。</div><div><br /></div><div> 彼女たちは食事後、隣接している喫茶スペースに移り雑談続行。</div><div> 彼女はアイスミルクティーを飲んでいた。</div><div> 私は彼女を見失わないように注意しつつ食器を片付け、同じ場所で読書のフリを始めた。</div><div><br /></div><div> やがて昼休み終了、三限目の講義開始時刻が迫り、友人らが席を立つ。</div><div> 私も席を離れ、人混みに紛れて彼女らの近くまで近づいた。</div><div> 別れ際に、それじゃあまた明日ね、の声も聞こえたので、彼女がこの後に講義が無いのは確定だ。</div><div> が、彼女はひとり喫茶スペースに残り、持っていたトートバッグから文庫本を取り出して読書モードに突入した。</div><div><br /></div><div> 私も喫茶スペースまで踏み込もうかとも思ったが、ランチタイムが終わり空席の目立つ学食の喫茶スペースに近い位置に無料のお茶片手に陣取り読書のフリで、そっと彼女を見守る。</div><div> 素通しガラスで仕切られた喫茶スペースで彼女が読んでいる文庫本は、表紙カバーも取り外され表紙もやや黄ばんでいてずいぶん古い本のように見えた。</div><div> 私は広げている文庫本の活字も追わないまま、彼女が本から顔を上げ周りを見渡すような仕草をする度に頭を下げ、読書に没頭するフリをしていた。</div><div><br /></div><div> 三限に入って食堂も喫茶スペースも閑散としてきた二十分を過ぎた頃、彼女が動いた。</div><div> 飲み終えたグラスを返却口に戻し、文庫本をトートバッグに押し込んで学食出口のドアに向かう。</div><div> 私も慌ててお茶のコップを戻し、気づかれないように彼女がドアの向こうに消えるのを待ってから追尾した。</div><div><br /></div><div> 学食のドアを出ると、彼女の背中が10メートル先くらいに見えた。</div><div> 三限の講義中だが、私のようにその時間が空いている学生もいるので、廊下にはそこそこの人影があった。</div><div> 少し早足な彼女は正面玄関も素通りした。</div><div> その先にあるのは先程下ってきた階上へつづく階段である。</div><div><br /></div><div> それを見て私は確信した。</div><div> 彼女はあの日のようにあのトイレに向かっているのだろうと。</div><div> 三階まで階段を上って廊下を少し行ったところにあるトイレ。</div><div> 私が時間潰し用に使っている空き教室の斜め前。</div><div> この時間のその階はほとんどの教室で講義中、おまけに三階なので余計な人も来ず、非常に静かなのである。</div><div><br /></div><div> 私が階段の麓までたどり着いたとき、彼女は折返し階段の踊り場を曲がったところだった。</div><div> 背中しか見えなかったので、気づかれてはいないはずだ。</div><div> 静寂の中遠ざかる彼女のパンプスの控えめなヒールの音が小さく聞こえる。</div><div> 学外への尾行にも備えてスニーカーを履いてきたのは大正解だった。</div><div><br /></div><div> ヒールの音が垂直の高さでどんどん小さくなっていくのを聞きながら、二階へ三階へと極力静かに階段を上がっていった。</div><div> 三階に辿り着き、壁に隠れてそっと廊下を見遣ると、まさしく彼女がトイレのドアを開けているところだった。</div><div> いつの間にかカーディガンを脱いで左手に持っている。</div><div> あれ?あれってコンビネゾン?</div><div><br /></div><div> やっぱり、という気持ちで私は静かに興奮していた。</div><div> ここまで来ればもう焦る必要もないだろう。</div><div> いつもの空き教室に忍び込み、いつもの席に荷物を置いて一息ついた。</div><div><br /></div><div> 机の上に文庫本を置きながら考える。</div><div> 彼女が意図的に人のいないトイレを目指していたのは明白だ。</div><div> それは悲嘆に暮れる為ではなく別の目的で。</div><div> あの日彼女が洩らしていた艶っぽいため息から思うと、おそらく自慰行為。</div><div><br /></div><div> 今日も彼女はトイレの個室で自慰行為に耽るのだろうか?</div><div> それは脅迫者の命令で?それとも自発的に?</div><div> いずれにしてもこんな時間に意図的にトイレに籠るのは、単純に排泄の為だけではないだろう。</div><div> 逸る気持ちを束の間落ち着けてから、私もトイレに向かった。</div><div><br /></div><div> 極力音をたてないように内開きのドアを押す。</div><div> 今日は彼女の隣の個室で、こっそりじっくり耳をそばだてるつもりだ。</div><div> スニーカーを履いてきた自分をもう一度褒め称えた。</div><div><br /></div><div> 抜き足差し足でトイレ内を進み個室が5つ並ぶフロアへ。</div><div> おや?</div><div> 5つある個室のうち2つの扉が閉じている。</div><div> 一番奥と、ひとつおいてその隣、真ん中に位置する3番めの扉が。</div><div><br /></div><div> 彼女がトイレ内へ入ってから5分くらいが過ぎている。</div><div> 先客がいたのか、はたまた私が一息ついているあいだに誰かが駆け込んだのか。</div><div> どちらにしても私には好都合、両方の個室の様子を窺える4番めの個室に忍び込む。</div><div> 内開きのドアは今は閉めず、ドアの陰に隠れるように身を潜めた。</div><div><br /></div><div> 結論から言えば3番めの個室内では普通に排泄行為が行われているようだった。</div><div> 私が入ったときにはすでにチョロチョロという水音がそちらの壁の向こうから聞こえていた。</div><div> やがて水音が止まり少しの沈黙の後、新たな大きめな水音はビデを使う音だろう。</div><div><br /></div><div> それにしても聴覚に集中すると、個室の薄い壁の向こうの様子が手に取るようにわかるものだ。</div><div> 水音が止まりカラカラとトイレットペーパーを引き出す音。</div><div> 小さな咳払い、つづいてショーツを上げているのであろう衣擦れの音。</div><div><br /></div><div> それに比べてもう一方の端の個室は、物音ひとつしない静寂がつづいている。</div><div><br /></div><div> 排泄物を流したのであろうザザーッという一際大きな水音が流れたとき、私は個室の内開きのドアをそっと閉めた。</div><div> 間髪をいれずガタンと個室のドアを開ける音。</div><div> カツンカツンと大袈裟なヒールの音が遠ざかっていき、小さくザザーッと手を洗っているのであろう水音。</div><div> 少しの沈黙の後キーッバタンと廊下に出ていく足音。</div><div><br /></div><div> これでこのトイレ内には、隣同士の個室で彼女と私のふたりきりとなったはずだ。</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2023/10/06.html" target="_blank">彼女がくれた片想い 06</a>へ</div><div>*</div><div><br /></div></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-26193028292133129772023-10-01T00:05:00.002+09:002023-10-07T17:30:21.183+09:00彼女がくれた片想い 04<div style="text-align: left;"> 翌日から彼女のことが気になって仕方なくなっていた。</div><div> こんなにも誰かのことが気になるという状態は、私にとって久し振りの感覚だった。</div><div> 講義中のトイレや体育授業のロッカーで彼女が見せた不可解な行動が眠っていた私の好奇心という名の猫を起こしてしまったようだ。</div><div><br /></div><div> 一見気弱そうな彼女の笑顔と、していることとのアンバランスさ。</div><div> その本当の意味を知りたいと切望に近い感情を抱いていた。</div><div> かといって唐突に馴れ馴れしく話しかけることなど到底出来ない性分なので、講義中は離れた後方の席に座り彼女の背中を注視していた。</div><div><br /></div><div> 一年生のうちは必修科目が多いので、ほとんどの講義は彼女と同じ教室だったが、一部の選択科目では彼女と別れることになる。</div><div> 私の知らないところで彼女が何をしているのかまで気になってしまい、自分の講義はそっちのけで選択科目教室までこっそりついていき、彼女が教室に入るのを確認してから自分の講義に遅刻して入るということも何度かあった。</div><div><br /></div><div> そんな感じで一週間、もちろん学校が休みの土日は除いてだが、彼女に注目しつづけた。</div><div> その結果、彼女は木曜日のみ、午前中の授業だけで午後は丸々空いていることがわかった。</div><div> これは彼女が友人たちとそのような事を話していたのも聞いたし、実際その週の木曜日に彼女は午前中の講義の後、学食で昼食も取らずに駅の方へと消えていった。</div><div><br /></div><div> 木曜日の午後と言えば、私が最初にトイレで彼女に遭遇した昼休み後の三限から四限にかかる時間帯である。</div><div> その時間帯、私には四限に講義が一つあった。</div><div> その日は課題のレポート提出期日だったため尾行を断念したのだが、講義を無駄にしてでも木曜の午後は要チェックと心に書き留めた。</div><div><br /></div><div> 他の曜日には彼女に不審な行動はなく、一週間後にまた体育の授業を迎えた。</div><div> 彼女は相変わらず、隠れるように隅のロッカーでこそこそと慌ただしく着替えをしていた。</div><div> 慌ただしくブラウスを脱ぎ、慌ただしくウエアをかぶり、相変わらず下着を脱いでからアンダースコートを穿いていた。</div><div><br /></div><div> ん?</div><div><br /></div><div> 授業前の彼女の着替えを眺めながら、ほんの小さな違和感が私の五感のどこかにひっかかった。</div><div> 目で見たことなのか、音で聞いたことなのか、はたまた匂いなのか、それはわからない。</div><div> ただ、素肌のどこかに一本のか細い抜け毛が貼り付いたような、家を出て五分も歩いた頃にそう言えばエアコンのスイッチをちゃんと切ったか思い出せない、といった類のもどかしい違和感に苛まれる。</div><div><br /></div><div> 授業終わりの着替えでもう一度確認しよう。</div><div> そう決めた。</div><div><br /></div><div> テニスの授業中、彼女は実質的には下着であるアンダースコートを盛大に露出しながら体育館を走り回っていた。</div><div> 私はそれをドキドキしながら横目で視ていた。</div><div> そして授業は終わる。</div><div><br /></div><div> 例によって更衣室の隅っこに壁向きで、私に背中を見せながら着替えをする彼女。</div><div> かぶりのウエアから先に両腕を抜き、頭まで一気にたくし上げる。</div><div> ここで露わとなった彼女の背中を見て、もどかしい違和感の正体があっさりわかった。</div><div> やはり視覚であった。</div><div><br /></div><div> 真っ白な彼女の背中、今日のブラのストラップも白。</div><div> その白い肌に幾筋かの細いラインがうっすらピンク色に横切っていた。</div><div> 俗に言うミミズ腫れのような痛々しい感じではなく肌が白いがゆえに目立つ、といったうっすら加減なので上気しているようでもあり妙に艶めかしい。</div><div><br /></div><div> その背中も瞬くうちに白いブラウスで隠され、つづけて彼女のスコートが外される。</div><div> すぐに薄青色花柄の膝丈フレアスカートに素足が包まれ、前屈みの状態で裾から両手が差し込まれてアンダースコートが降ろされる。</div><div><br /></div><div> 彼女の着替えは今日もそこで終了した。</div><div> 今、彼女はウエア類を丁寧に畳んでいる。</div><div> つまり今日もこの後はノーパンで過ごすということである。</div><div><br /></div><div> すっかり身支度を整え私の横を歩き去っていく彼女の背中を見つめながら私は、今まで経験したことの無いサディスティック寄りな性的高揚を感じていた。</div><div> 彼女の正体を暴いてやりたい、みたいな感情だ。</div><div><br /></div><div> 学食、午後の講義と気づかれぬように彼女の挙動に注目しつつ、講義そっちのけで彼女について考えていた。</div><div><br /></div><div> まず、彼女の背中を飾っていた幾筋かの横向きなピンク色の痕。</div><div> 私の頭に真っ先に浮かんだのは、所謂SMプレイで行われる鞭打ち行為だった。</div><div> もちろん私は実際にしたこともされたこともなかったが、ネットでその手の動画は積極的に漁り、いくつも見ていた。</div><div><br /></div><div> その他の可能性、たとえば虫に刺されたとか何かにかぶれたとか、あるいは痒くて自分で掻いた等では、あの程度のうっすら加減では終わらないだろうし、痕ももっと部分的になる筈だ。</div><div> </div><div> そして鞭打ちの結果だとすると、一本鞭での打擲痕ではあの程度で終わる筈が無いので、おそらくバラ鞭で付けられたものだろう。</div><div> 彼女の背中を横向きに染めていたピンクの筋群は、ネットで見た、四つん這いな裸の背中に振り下ろされたバラ鞭の打擲痕によく似ていた。</div><div><br /></div><div> この憶測で何よりも私を興奮させたのは、自分の背中を自分であんな風に痛めつけるという行為は不可能ということから、彼女とは別の人間の存在、すなわち彼女は誰か第三者の手によって鞭打たれのではないかということだった。</div><div> そこから私の妄想がとめどなく広がり始めた。</div><div><br /></div><div> おそらく彼女は先週末に誰かとSM的なプレイをしたのだろう。</div><div> では誰と?</div><div> </div><div> 援助交際が出来るようなタイプには到底見えないから、ステディな恋人がいるのかもしれない。</div><div> でも、それでは学内での彼女の不可解な行動の理由までは説明できない気もする。</div><div> ここからは私の個人的な願望も入り混じってはいるのだが、内気そうな彼女が傍目に見てアブノーマルと言える行動を繰り返すような設定を私は知っている。</div><div><br /></div><div> 脅迫。</div><div><br /></div><div> 脅迫者に何かしらの弱味を握られ、抗いたい命令にも従うしか無い状態。</div><div> それが彼女にはピッタリだと思えた。</div><div><br /></div><div> では、その脅迫者は誰か。</div><div> 自然に思い浮かぶのは、嫌らしい笑みを湛えた冴えない名無しの中年男性。</div><div> ひょんなことから彼女の弱味を握り、その後は好き放題。</div><div> 呼び出しては彼女の身体を貪り、離れているときも破廉恥な命令を下して劣情を煽る。</div><div> </div><div> この設定は、私が今まで見聞きしてきたエロい創作物の影響を多分に受け過ぎているようにも感じたが、彼女が醸し出している雰囲気にしっくりと馴染み、どんどん妄想は広がっていった。</div><div><br /></div><div> ノーパンなはずの彼女は、その後はおかしな素振りも見せず普通に夕方まで講義を受け、友人数人らとキャンパスを去っていった。</div><div> 一瞬、尾行することも考えたが、今日は頭に渦巻く妄想のせいで自分の部屋に一刻も早く帰りたかった。</div><div><br /></div><div> 週末に脅迫者の薄汚いアパートの一室に呼び出された彼女。</div><div> すぐに服を脱がされ、縛られたりもしたかもしれない。</div><div> 嫌がる彼女に一方的な性行為の後、四つん這いにされ鞭打たれる彼女。</div><div> ひょっとするとアナルまでも涜されたかもしれない。</div><div> 学内のトイレでの自慰行為も体育後のノーパンも命令されてのことであり、スマホでの自撮りや送信を強要されている。</div><div><br /></div><div> 自分の部屋に着くなり服を脱ぎ捨てた私は、妄想の中の彼女と同化し、卑劣な脅迫者に嬲られ陵辱される被虐的な自慰行為に没入していった。</div><div><br /></div><div> その週の木曜日。</div><div> 彼女は友人たちと学食で昼食を取っていた。</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2023/10/05.html" target="_blank">彼女がくれた片想い 05</a>へ</div><div>*</div><div><br /></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-59278343979894235332023-09-18T11:59:00.006+09:002023-12-24T15:07:04.400+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 18<div style="text-align: left;"> 愛しのお姉さまの、これは中指一本。</div><div> 根本までズッポリ挿入され、指先がクネクネ蠢いています。</div><div><br /></div><div>「ほら、直子は右手は本に伸ばして、オマンコへのイタズラに耐えてる感じで」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまのご指示に顔がいっそう悩ましく歪みます。</div><div> お姉さまの指は丁寧に膣壁を撫ぜる螺旋運動。</div><div> チュプチュプチュプチュプいやらしい音が鳴り響いています。</div><div><br /></div><div>「ねえこれ、イカせちゃったほうがいいの?」</div><div><br /></div><div> お姉さまがのんびりと五十嵐さまにお尋ねになられます。</div><div> 私は必死に右手を上に伸ばしながら快感に耐えています。</div><div><br /></div><div>「うーん、このシーンはそこそこいい感じに撮れたから、これでいいや」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまの非情なお答えであっさり指は引き抜かれ、私は不完全燃焼。</div><div> 脚立の上で思わずしゃがみ込んでしまいます。</div><div><br /></div><div>「そのままの姿で床に降りてきてなさい。裾もバストも直してはダメ」</div><div><br /></div><div> ご命令口調の五十嵐さまがスマホを構えられたままおっしゃいます。</div><div> ひょっとすると動画も撮られているのかもしれません。</div><div> 私がご命令通りの姿で脚立を降り切ると、五十嵐さまが角田さまにお声掛け。</div><div><br /></div><div>「ねえユカリン、余ってて売れそうもないSM雑誌とか4、5冊貸して欲しいんだけど。うんと古いやつとか」</div><div><br /></div><div> そのお言葉を聞かれ、角田さまが眉を少し曇らせます。</div><div><br /></div><div>「あのね、大昔のSM本とかゲイカルチャーの雑誌とかって風俗資料としても貴重だから意外と良い値で売れたりするものなの。まあ、マニア限定だから探してる人も少ないけどさ」</div><div><br /></div><div> ぶつくさおっしゃいつつもその手の本のコーナーであろう大きな書架、この古書店で一番大きいかもしれません、に取りつかれ、物色くださっています。</div><div><br /></div><div>「このへんなら、古いけどページ抜けとかあって一律百円のだから、汚されても構わないか」</div><div><br /></div><div> 数冊の判型もバラバラな雑誌を五十嵐さまに手渡される角田さま。</div><div> そのあいだ私はなぜだか服従ポーズになり、おふたりを眺めていました。</div><div> もちろん裾はせり上がって下腹部丸出し、おっぱいも両方ともはだけたままの姿です。</div><div><br /></div><div>「それじゃあ直子、そうだな、そのレジ前の広いところで座っちゃって。お尻を床に着けて大股開きのM字開脚で」</div><div><br /></div><div>「えっ!?」</div><div><br /></div><div> 思わず上げた私の戸惑いの声は、五十嵐さまの冷たい視線に睨まれて即却下。</div><div> 脚立を離れ、ご指定いただいた場所へと服従ポーズのまま、すごすごと移動します。</div><div><br /></div><div> 来たときに角田さまが座っておられたレジカウンターの前は、そこだけ二メートル四方くらいポッカリと空間になっていて、その周囲にはまだ整理されていないらしい紐でくくられた古本の山。</div><div> そこにしゃがみ込むと真正面が古書店の入口です。</div><div><br /></div><div> コンクリートのひんやりとした床に生尻を置き、ためらいがちにゆっくりと両脚を開いていきます。</div><div> 五十嵐さまは手にした雑誌類を適当に開いては、乱雑に私の周囲に置いています。</div><div> いつしか私の周りは、縛られた裸の女性のグラビア写真だらけになっていました。</div><div><br /></div><div>「そこでオナニーしなさい。オカズは周りのエロ写真。直子好みっぽいのを見繕ってあげたつもりだから」</div><div><br /></div><div> こんなところで、みなさまが視ておられるその前で、という羞恥はもちろんありましたが、その前の脚立での不完全燃焼が一斉に小躍りする愉悦の声のほうが上回りました。</div><div> 私の一番傍にあった写真に目を遣ると、古民家風な和室の太い柱に縛り付けられ、片脚だけ大きく広げて吊るされた全裸女性の絶望で諦めきったお顔。</div><div> 私の大好物シチュエーションな絵面ですぐにあらぬ妄想が広がり、右手は押し拡げた股間へまっしぐら。</div><div><br /></div><div>「んっ!」</div><div><br /></div><div> 親指と人差し指で肉芽をつまみ、中指と薬指を膣内に潜り込ませればもう止まりません。</div><div> さっきみたいな不完全燃焼はもう御免とばかりに、快楽絶頂へ全集中です。</div><div><br /></div><div>「客のいない古本屋の床にエロ本ばら撒いてひたすらオナニーに耽る少女、っていうのも、うちの具現化したかった妄想のひとつなんだ」</div><div><br /></div><div> そんなことをおっしゃりながらスマホのレンズを私に向けてくる五十嵐さま。</div><div> もちろんその背後には角田さま、中村さま、そしてお姉さまの六つの瞳も、驚愕や呆れ、軽蔑の色を湛えて私を見つめています。</div><div><br /></div><div> 電車の中でお姉さまから言わされたはしたないセリフが、幾分アレンジされて思い浮かびます。</div><div> …ああん、直子がマゾマンコをいやらしく弄ってに淫らにイキ果てるところを、みなさま存分にご覧ください…</div><div> このかたたちの視線は安全だということがわかりきっていますので、ずいぶん大胆になっています。</div><div><br /></div><div> 左手は服からはみでた両おっぱいの乳首を重点的に虐め、右手の指はクチュクチュピチャピチャ淫靡な音を立てて暴れまわっています。</div><div> 両脚は180度に近いくらい大きく開き、幾分のけぞり気味に無毛の女性器をみなさまに差し出すような格好で行為をつづけます。</div><div><br /></div><div> …ん、んふぅ、くっ、んーーーーっ!!いいぃぃぃっ!!!…んふーーーっ!!いいっ、いいっ、いいいっ、くぅーーーーっ!!!…</div><div> 声を押し殺して立てつづけに二度三度、絶頂を迎えました。</div><div><br /></div><div>「うん、いい絵がたくさん撮れた。直子のスケベ顔はサイコーだわ」</div><div><br /></div><div> ハァハァ息を荒くしている私を横目に見つつ、そんなことをおっしゃりながら散らばった雑誌類をかたづけられる五十嵐さま。</div><div> 私の股間周辺はお漏らしでもしたようにビチャビチャでしたが、幸いシオを吹くまではイカなかったみたい。</div><div><br /></div><div>「一息ついたら次は日常のお仕事編ね。そのえっちな服は脱いで、いったん全裸になっちゃって」</div><div><br /></div><div> 床にモップをかけながら、さらっと大胆なご命令を下さられる五十嵐さま。</div><div> 再び角田さまにお声掛け。</div><div><br /></div><div>「でユカリン、エプロン貸して。直子に裸エプロンさせるから」</div><div><br /></div><div> そのお声を聞いた角田さまは仏頂面。</div><div> 私は快感の余韻を感じつつよろよろと立ちあがります。</div><div><br /></div><div>「えーーっ!?これ昨日下ろしたばっかりの新品で、気に入ってるから汚されたくないんですけどーっ!」</div><div><br /></div><div> それでもフッと気が付かれたように、つづけられました。</div><div><br /></div><div>「あ、でも捨てようとしてた古いやつ、まだゴミ出ししてないからゴミ袋の中にあるわ。すごいヨレヨレだけど」</div><div><br /></div><div> そうおっしゃってカウンターの下をガサゴソされ、やがてクタッとした濃い緑色の布片がゴミ袋から引っ張り出されました。</div><div> 広げてみると確かにエプロン、ただしあちこちがほつれて前掛け部分には引き攣れたような穴も空いて全体的に確かにヨレヨレ。</div><div> 色もシミや擦れで濃い緑と薄い緑のまだら模様です。</div><div><br /></div><div>「先代のバイトの人が使ってたお古をそのまま何も思わず使ってたのだけどね。ちょっと前にお腹んとこがビリッと破れちゃったから、さすがに変えようと思ってじいちゃんにお金もらって買ってきたんだ」</div><div><br /></div><div>「でも直子ならこっちのほうが似合うよ。うらぶれて倖薄そうな感じで、昭和レトロっぽくて」</div><div><br /></div><div> 角田さまと五十嵐さまの楽しげな会話。</div><div> 布地に鼻を少し近づけると埃っぽい匂いに混ざって、五十嵐さまがつけておられる柑橘系ぽいパフュームの香りがうっすらします。</div><div><br /></div><div>「ほら、直子も早くそのエロ衣装脱いで、汗ばんだからだを拭ってから素肌にこのエプロンを着けなさい」</div><div><br /></div><div> すっかりご命令慣れされた五十嵐さまに促され、まるで衣服の役目をしていないニットを裾からまくり上げて瞬く間に全裸。</div><div> お姉さまにニットを手渡し、代わりにバスタオルを受け取ろうとしたところで、このお店に入るときに聞いたことのあるチリンチリンという音色が聞こえた気がしました。</div><div><br /></div><div> 間髪を置かず少し建て付けの悪い引き戸をガラガラッと開ける音。</div><div> どなたかお客様がいらしたんだ、と思った瞬間、私は大パニック。</div><div> お姉さまもそちらに気を取られ私に手渡そうとされていたバスタオルを引っ込めてしまわれたので、私は正真正銘の全裸のまま慌てて胸と股間を庇いビーナスの誕生ポーズ。</div><div><br /></div><div>「あ、じいちゃん、おかえりー」</div><div><br /></div><div> ドキドキ最高潮な私の緊張感を嘲笑うような角田さまののんびりとしたお声。</div><div> えっ?じいちゃん?</div><div> うつむいていた顔をおずおずと上げ、みなさまが振り向いているお店の入口を見ると…</div><div><br /></div><div> パナマ帽をかぶられた少し痩せ気味な長身の男性のお隣に、杖を突かれたふくよかな感じの女性。</div><div> 男性の口ひげは真っ白で、女性のひっつめにした御髪も見事な銀髪、かなりお年を召しておられるよう。</div><div> おふたりとも呆気にとられたご表情で私を見つめておられました。</div><div><br /></div><div>「お邪魔していまーす」</div><div><br /></div><div> ご挨拶を口にされた五十嵐さまもご存知ということは、このかたがこのお店のご主人様なのでしょう、つられるように中村さまとお姉さまもお辞儀をされています。</div><div><br /></div><div>「ああ、ショーコちゃんも来てたのか、いらっしゃい。まあそれはそれとして、なんでわしの店にまっ裸の女の子がいるんだい?」</div><div><br /></div><div> 呆気から立ち直られたご主人様らしきかたが、怪訝五割好奇五割みたいな複雑そうなご表情で、それでもお優しく角田さまに尋ねられます。</div><div><br /></div><div>「この子はショーコの知り合いで見せる子ちゃんだから大丈夫。ショーコのリクエストでちょっとした撮影会してた最中なんだ」</div><div><br /></div><div> ご主人様らしきかたにわかったようなわからないようなご説明をされた角田さまが、今度は私たちのほうを見遣ります。</div><div><br /></div><div>「みんなにも一応紹介しておくね。このじいちゃんがこの古書店の店主。ぼくの親戚、母方の祖父の弟で斎藤常吉じいちゃん。みんなからはツネさんて呼ばれてる」</div><div> </div><div> そのお言葉を引き取るように店主さまがパナマ帽を取られ、深くお辞儀されました。</div><div> パナマ帽の下は見事な禿頭でした。</div><div><br /></div><div>「こんな田舎の古本屋にみなさんよくいらっしゃいました。どうぞゆっくり見ていってください」</div><div><br /></div><div> そうおっしゃいつつお顔を上げた店主さまの目は、胸と股間をガードした私の素肌に釘付けです。</div><div> ねっとりとした視線が私の素肌に絡みついてきます。</div><div><br /></div><div>「それで、この子だけが裸なのには何か理由があるのかい?犬の首輪まで着けて。まさかよってたかってのイジメとかじゃあないだろうな?」</div><div><br /></div><div> 店主さまが角田さまに尋ねられると、五十嵐さまが代わってお答えになられました。</div><div><br /></div><div>「ううん、裸も首輪も全部この子が自発的にやってることで誓ってイジメなんかじゃありません。この子、人に恥ずかしい姿を視られるのが大好物な特殊性癖、従順なマゾヒストなんです。今だって恥ずかしそうにおっぱい隠してますけど、本当は視てもらいたくってしかたないんですよ、ね?」</div><div><br /></div><div> 最後の、ね?は、私に向けてのものでした。</div><div> だからといってすぐ腕を外すわけにもいきませんが。</div><div><br /></div><div>「ほう、わしももう八十過ぎだからあっちのほうは、今はただ小便だけの道具かな、なんじゃが、助平なことは相変わらず大好きでな。こんな別嬪さんの裸を間近で拝めるのは眼福だわな」</div><div><br /></div><div> 店主さまの視線が好奇と好色100パーセントに変わり、無遠慮に私を見つめてきます。</div><div><br /></div><div>「ほら、直子も、ちゃんと斎藤さまにお見せしてご挨拶なさい」</div><div><br /></div><div> 沈黙を保っていたお姉さまから不意にお声をかけられ、お姉さまのお綺麗な顎がクイッと上にシャクられました。</div><div> 服従ポーズの合図です。</div><div> </div><div> 従うしかありません。</div><div> おずおずと両手を後頭部に持っていくと、開放された部分に痛いくらいの視線が集まります。</div><div> 完全に見世物状態です。</div><div><br /></div><div>「あらまあ、綺麗なおっぱい」</div><div><br /></div><div> それまで無言でニコニコされていた店主さまの傍らの杖の老婦人さまが初めてお言葉を発せられました。</div><div><br /></div><div>「うむ、良い乳だ。大きさも形も申し分ない」</div><div><br /></div><div> 店主さまもご感想を述べられ、ついでにという感じで老婦人さまをご紹介されます。</div><div><br /></div><div>「この人はわしの雀友で瑞江さん。わしよりふたつ年上じゃ。若い頃からバーのママを長いことやってた行かず後家でな、麻雀のあいだもシモネタばっかり言ってる、わしに輪をかけた助平女じゃ」</div><div><br /></div><div>「あら、初対面の人もいるのに、そんな本当のこと言っちゃいやですよう」</div><div><br /></div><div> 仲睦まじく笑い合う店主さまと瑞江さま。</div><div> そんなおふたりの目がますます不躾に私の裸身を撫ぜ回します。</div><div><br /></div><div>「それに綺麗なパイパン。太股が濡れちゃってるのはわたしたちに視られているからかしら。感じやすいのねえ」</div><div><br /></div><div> 瑞江さまがからかうみたいにお優しくおしゃいます。</div><div> 確かに休めの姿勢で軽く開いた両脚の付け根から、粘り気のある液体が内腿を伝って滑り落ちるのが自分でもわかっていました。</div><div> それでも服従ポーズを崩すことは出来ません。</div><div><br /></div><div>「ねえ、ちょっと触ってみてもいい?こんな綺麗なおっぱい見せつけられたら、その柔らかさも確かめたくなっちゃった」</div><div><br /></div><div> あくまでもお優し気な笑顔はキープしつつ、すっかり悪戯っ子のお顔になられた瑞江さまが、この座の中心と見定めたのであろうお姉さまに向けてお願いされました。</div><div><br /></div><div>「もちろんです。ほら、直子からも触っていただけるようにちゃんとお願いなさい」</div><div><br /></div><div> 満面の笑みなお姉さまから促されたら、逆らうことは出来ません。</div><div><br /></div><div>「は、はい…ど、どうぞ直子のからだを、心ゆくまで、ご自由にお触りください…」</div><div><br /></div><div> 自分で言った言葉に感じすぎてまた一筋、粘液が内腿を滑り落ちます。</div><div> その様子を総勢六名の瞳にしっかり目撃されています。</div><div><br /></div><div>「あら、お許しが出ちゃったわ。ほら、ツネちゃんもご相伴に預かりなさい」</div><div><br /></div><div> 瑞江さまが嬉しそうにおっしゃり、つづけて左右のおっぱいにそれぞれ違う感触の刺激が襲いました。</div><div> 右のおっぱいには節くれだってシワシワな店主さまの右手。</div><div> 左のおっぱいには少しふくよかで、だけど少しシワっぽい瑞江さまの右手。</div><div><br /></div><div> それぞれがおっぱいを揉みしだいたり乳首を摘んでみたり、自由奔放に蹂躙してきます。</div><div> 私は後頭部に両手を押し当てて悦びの声を必死に押し殺したままされるがまま。</div><div><br /></div><div>「おお、さすがに若い子の肌はなめらかで柔らかいのう。こんな瑞々しい女の素肌に触れるのはン十年ぶりじゃ」</div><div><br /></div><div> 店主さまが感極まったようにおっしゃいます。</div><div> 私も成人男性に生おっぱいを触られるのは生まれて初めてのことでした。</div><div><br /></div><div> 瑞江さまはもっと大胆でした。</div><div> しばらく左おっぱいを虐めていた瑞江さまの右手はやがて持ち場を離れ、ずっと下って無毛の下腹部をスリスリさすってきました。</div><div> その手が股下まで潜り込み、飛び出た肉芽が指の間に挟まれ、肉壷がやんわり抉じ開けられます。</div><div><br /></div><div>「んーっ!」</div><div><br /></div><div> とうとう堪えきれず歓喜の淫声を洩らしてしまう私。</div><div> それ以上のことをして欲しくて、自然に両足の幅が開いてしまいます。</div><div> でも瑞江さまの手はそれ以上に進む事はなく、いつしか両方の手とも私のからだを離れていました。</div><div><br /></div><div>「ツネさんも戻ってきたことだし、これでユカリンもお役御免ってことよね。さっさと残りの撮影済ませて、うちらも家路につくとしましょうか」</div><div><br /></div><div> タイミングを計っていたみたいな五十嵐さまの鶴の一声で、場の雰囲気が変わりました。</div><div><br /></div><div>「それじゃあ、わしらはここでその撮影会とやらを見物させてもらうとしようか」</div><div><br /></div><div> 店主さまと瑞江さまがレジカウンター脇のベンチに仲良く腰掛けられました。</div><div> 私にやっとバスタオルが手渡され、汗や粘液を軽く拭った後、撮影が再開されます。</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまのご指示で、レジカウンターでお店番をしているところ、お姉さまをお客様に見立てて接客をしているところ、お店のお外でホウキを持って掃き掃除をしているところを、それぞれ裸エプロンと全裸で2パターン、立てつづけに撮影されました。</div><div><br /></div><div> お店のお外に全裸で出るのは少し怖かったのですが、幸か不幸かお外にはまったく人影がなく、相変わらずギラギラ照りつけてくる晩夏の日差しに少し拍子抜け。</div><div> 五十嵐さまのテキパキとしたご指示で撮影は滞りなく終わり、古書店をお暇することになりました。</div><div><br /></div><div> 帰り際、まだ私が読んだことのない名塚先生の百合薔薇学園作品の古書を三冊、お姉さまが買ってくださいました。</div><div> お姉さまも古いSMの写真集か何かを何冊か買われたみたい。</div><div><br /></div><div> 近くに来たらまた寄ってくださいな、という店主さまのお言葉を背に受けつつ、五十嵐さまのお車に乗り込みます。</div><div> 私は角田さまのお古のくすんだエプロンだけ身に着けています。</div><div> 生尻にはバスタオルを敷き、中村さまとお姉さまに挟まれての後部座席。</div><div><br /></div><div>「意外に長居しちゃったね。この感じだと5時半前にお屋敷に着けるか微妙だな」</div><div><br /></div><div> ハンドルを握りながら五十嵐さまがお独り言っぽくおっしゃいます。</div><div> 助手席の角田さまは、物珍しそうに車窓を眺めています。</div><div><br /></div><div>「5時半ってジョセのことだったら大丈夫よ。あの子、5時半頃になって家に誰もいなかったらひとりで勝手に散歩に出かけちゃうから。たぶん家の敷地内でうんちをしたくないんだろうね」</div><div><br /></div><div> 中村さまが気怠げにお答えになられ、小さな欠伸をひとつ。</div><div><br /></div><div>「それにしても今日は濃ゆい一日だったわ。日光に当たりすぎて眠たくなっちゃった。少し仮眠するから着いたら起こしてね」</div><div><br /></div><div> そうおっしゃるなり両目を瞑られる中村さま。</div><div> 左隣を見るとお姉さまも両目を瞑られ安眠モード。</div><div> せっかく私が恥ずかしい裸エプロンなのにイタズラしてこられないおふたかた。</div><div><br /></div><div>「あー、寝ちゃうのはずるいよ。ユカは起きて話し相手になってよね。うちだってこう見えてちょっとは疲れてるんだから。居眠り運転で死にたくないでしょ」</div><div><br /></div><div>「あー、はいはい」</div><div><br /></div><div>「直子も眠かったら仮眠していいよ。まだまだ夜は長いから体力温存しといたほうがいい」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまの一見お優しい、でも不穏な含みのあるようなお言葉に、いえ、私は大丈夫です、と答えたものの、両隣のお二人がスヤスヤ寝息を立てているのを聞いて眠気が伝染したのでしょう。</div><div> </div><div> 行くときに通った、道の両脇から踏切の遮断機みたいな黄色い棒が行く手を塞いでいるところで、五十嵐さまがカードをかざしていたことまではぼんやり覚えているのですが、やがて睡魔に呑み込まれたようでした。</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2023/12/19.html" target="_blank">肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 19</a>へ</div><div>*</div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-2185617193272585092023-08-13T12:02:00.006+09:002024-02-24T22:44:21.872+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 17<div style="text-align: left;"> その衣服は薄っぺらくて伸縮性のあるニットで作られていました。</div><div> 座席に座ったまま広げてみると、見るからに布地部分が少ない感じ。</div><div><br /></div><div> 細いホルターネックで着丈も短め、バスト部分と背中部分が大胆に大きく開いています。</div><div> そして着る前からわかるくらい私にはちょっと小さめっぽい。</div><div><br /></div><div>「着てみよっか」</div><div><br /></div><div> お姉さまに促されて走行中の車内に全裸で立ち上がります。</div><div> ホルターネックですから頭からかぶって身に着けます。</div><div> さっき雨でズブ濡れになった首輪もすっかり乾いています。</div><div> 伸縮性ある生地が素肌に吸い付くようにバスト、ウエスト ヒップと覆っていくのですが…</div><div><br /></div><div> まず背中は見事にガラ空き。</div><div> お尻の割れスジが始まってすぐ辺りから、やっと狭い布地がお尻と下腹部を覆ってくださいます。</div><div><br /></div><div> 両肩は剥き出し、首の下を少し隠してから胸部分には大きな穴がおへそ辺りまで空いていて横乳と谷間が大胆に丸見え。</div><div> 両方の乳頭付近を隠してくれる布地はそれぞれ幅5センチくらいで、おっぱいを押し潰すように密着していますから当然、乳首部分丸わかり。</div><div> 着丈は膝上25センチ位のマイクロミニ状態で、ちょっと背伸びしただけで両腿の付け根ギリギリです。</div><div><br /></div><div>「うわっ、エロい…」</div><div>「薄いニットがピタピタで乳首がすごい目立ってる」</div><div>「露出が多くておまけにボデイコンだからハダカよりもいやらしい」</div><div>「これはドーテーじゃなくてもサカるわ」</div><div> </div><div> みなさま口々にからかうようなご感想。</div><div> 私も服は着ているのに、なんだか凄く恥ずかしい。</div><div> 本当にこんな格好でお外に出るのでしょうか…</div><div><br /></div><div>「ナビだともうすぐのはずなんだけどな」</div><div><br /></div><div> 運転席で橋本さまがつぶやかれます。</div><div> お車は、対面二台がやっとすれ違えるような細い道を進んでいます。</div><div><br /></div><div> まわりはたまに民家で、あとは何かの畑なのか空き地なのか、草木の生い茂った田舎道。</div><div> 民家の出現頻度が少し増えてきたかな、と思った頃、お車がスピードを緩めました。</div><div><br /></div><div>「…この辺だと思うんだけど…」</div><div><br /></div><div> 橋本さまがお車をお停めになったのは、進行方向側に大きな引き戸のお店屋さんぽい建物、道路の向かい側が広めな空き地になっている場所です。</div><div><br /></div><div>「ピンポーン、正解。車は向かいの空き地に止めればいいから」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまがおっしゃり、お車が右側へと曲がって空き地に突っ込みます。</div><div> 空き地にはすでに二台のお車が駐められていました。</div><div><br /></div><div>「うちらの荷物をそっちの青い車に移しちゃって」</div><div><br /></div><div> お車が停められるなり勢いよくスライドドアを開けられた五十嵐さまが、お外に飛び出されます。</div><div> 他のみなさまもンーっと背伸びをしつつゾロゾロつづかれます。</div><div><br /></div><div>「それがイガっちの車?」</div><div><br /></div><div>「うん。五人乗るとちょっと狭苦しいかもしれないけど」</div><div><br /></div><div> 中村さまのご質問に答えられる五十嵐さま。</div><div> スライドドアのすぐ横に、このお車より一回りくらい小さくてワゴン型の青いお車が駐めてありました。</div><div> 青いお車のハッチバックを開けられる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「ほら、直子もさっさと外に出なさい」</div><div><br /></div><div> おひとりだけまだお車に残られていたお姉さまから、ご命令口調で促されます。</div><div> でも…この格好で…とマゾには許されない口答えをしたくもなりますが、どっちにしろお外に出されるのはわかりきっていますから素直に従います。</div><div><br /></div><div> それに、これまで強烈な体験つづきで羞恥心が薄れてきてしまったのか、こんな格好でお外に出るという屈辱もなぜだか愉しく感じてきていました。</div><div> このかたたちと一緒にいる限り、どこでどんな格好になっても大丈夫、という信頼というか甘えが生まれていたのだと思います。</div><div><br /></div><div> さっきまでの豪雨が嘘のような午後三時前晩夏の晴天。</div><div> お荷物を五十嵐さまのお車へと移されるみなさまのご様子を、まだまだキツイ陽射しの中でボーッと眺めます。</div><div><br /></div><div>「田舎の古本屋ってちょっとワクワクしない?掘り出しもんありそうでさ。まだ時間少し余裕あるし、オレらもちょっと覗いていこう」</div><div><br /></div><div> 橋本さまのご提案で本橋さまもお車を降りられ、みなさま連れ立ってお向かいの古本屋さんへ。</div><div> お外に本とかは積んでなく、大きなガラスの引き戸に店名が白い文字で大書されています。</div><div><br /></div><div>「ヤッホー、お迎えにきたよ」</div><div><br /></div><div> お元気よいご挨拶と共に五十嵐さまがガラガラっと引き戸を開けると、戸の端に取り付けられた風鈴みたいな呼び鈴がチリンチリンと鳴りました。</div><div> 五十嵐さま、中村さま、橋本さま、本橋さま、お姉さま、そして最後に私とゾロゾロ店内に入ります。</div><div><br /></div><div> 床はコンクリートで内装もグレー系という見るからに年季の入った古本屋さんという感じ。</div><div> 引き戸の大きさに比べて店内は意外に奥行きがあり、背の高い書架が壁際に整然と立ち並び、中央のスペースにも通路を作るように書架が並んでいます。</div><div> ほどよく効いたエアコンの風に乗って、あの古本屋さん特有の少しカビ臭いような独特の香りが漂っています。</div><div><br /></div><div>「いらっしゃーい」</div><div><br /></div><div> 店内の正面奥に木製のカウンターみたいな机があり、正面を向いて座られていたお店番らしいお若い女性がお優しくおっしゃってくださいました。</div><div> 真っ直ぐな黒髪をお姫様カットにされ、涼し気な目元が印象的な美人さん。</div><div><br /></div><div>「一応紹介しておくね。こちら角田由香ちゃん、通称ユカリン。うちの中学からのツレで同人仲間」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまが差し出された右腕をこんどはこちらに向けられます。</div><div><br /></div><div>「かなっちとは何度か会ってるか。そんでこっちがお客様。東京で服飾のお仕事をされている渡辺エミリーお姉さまとその噂のマゾペットな森下直子ちゃん。んでこっちの男性ふたりは真正ビーエルカップル、ハッシーとモッチー。あ、いや正確に言うとモッチー×ハッシーだな」</div><div><br /></div><div> 今度は私たちが紹介され、同時に私がお店番の女性、角田さまの真正面にお姉さまの手で無理矢理押し出されました。</div><div><br /></div><div>「うわっ、すごい服…」</div><div><br /></div><div> 驚かれているみたいな割には抑揚のない低いお声で角田さまがつぶやかれます。</div><div> でもその視線は私の顔からおっぱい、下腹部を過ぎて足の先まで、すべての部位を吟味でもするように何遍も往復しています。</div><div> その舐めるような視線にマゾ性が刺激され、いつの間にか両手を後頭部に回してしまう私。</div><div><br /></div><div>「いいのよ直子は見せる子ちゃんだから。こうして恥ずかしい格好を誰かに視られるのが何よりも興奮する淫乱ドマゾ」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまの恥ずかしすぎるご説明。</div><div> でも、こんなお綺麗なかたにクールな瞳でマジマジと真剣に見つめられていると、それだけでゾクゾク感じてしまっているのは事実でした。</div><div><br /></div><div>「ふーん、そう。でショーコ、あんたこの人タイプでしょう?おっぱい目当てのおっぱい星人が」</div><div><br /></div><div> 角田さまが詰るようなからかうような微妙なニュアンスで五十嵐さまに尋ねられます。</div><div><br /></div><div>「タイプっていやいやいや、だって直子はエミリーお姉さまのものだし、うちは</div><div>便乗してアソバせてもらってるだけだから…」</div><div><br /></div><div> 焦ったような早口でご弁明される五十嵐さまが可愛らしい。</div><div> それに角田さまだって、エプロン越しのおムネはかなりご立派そうです。</div><div><br /></div><div>「ふーん。ま、いいけど。あとボク、ここ上がれるの三時半だから、あと40分くらいあるんだけれど、どうする?まったりするならその棚の脇にベンチがあるし、外に飲み物の自販機もある」</div><div>「まあ、じーさんが戻って来たら上がれるから、も少し早くなるかもしれないけど」</div><div><br /></div><div> 角田さまが立ち上がられました。</div><div> 背はあまりお高くなく私より少し低いくらい。</div><div> ただ、お顔が小さく出るところは出てくびれるところはくびれ、おまけに股下がスレンダーに長いというナイスプロポーションのボクっ子ということで、会社のミサさまに雰囲気が似ている気がしました。</div><div><br /></div><div>「あーそれは無問題でむしろちょうどいいの。なぜならここでうちの永年の夢だった、古本屋での露出恥辱写真を直子モデルにして撮りまくるから。そんでそれを参考に新作マンガを描き上げるんだ」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまが嬉しそうに不穏なことをおっしゃいます。</div><div><br /></div><div>「へー、ショーコにそんなしょーもない夢があったんだ」</div><div><br /></div><div> 角田さまが抑揚のないお声でおっしゃってからは、五十嵐さまの独演会。</div><div><br /></div><div><div>「ほら、さっき直子にも言ったけど、うちが性癖拗らせちゃった発端て、小坊の頃に畑で拾ったエロ本だったんだ」</div><div>「で、刺激的な写真や文章と一緒にマンガも載っててさ。今となってはタイトルも作者もわからないえっちマンガ。それが強烈に印象に残っちゃってるんだ」</div><div><br /></div><div>「んでそのストーリーが、えっちに興味津々の女子高生が町外れのばーさんが店番している小さな古本屋で、えっちな小説を万引しようとするんだ」</div><div>「当然バレて学校や親に報告しない代わりに、その店で一ヶ月間バイトさせられることになるんだ。その代わりその小説はもらえて、野外露出モノっぽいタイトルが描いてあった」</div><div><br /></div><div>「で放課後せっせとバイトに勤しむことになるんだけど、レジ周りにいつもSMぽいエロ本がこれみよがしに置かれてるんだ。町外れの古本屋ってエロ本充実しがちじゃん。もちろんばーさんの指し金」</div><div>「そんで店は暇だからその子も読んで、当然影響されて店番しながらレジカウンターに隠れてパンツだけ脱いでみたり、ブラ外してみたり」</div><div>「めったにお客さんが来ないのをいいことに裸エプロンで店番していたある日、みるからにスケベそうな中年男がやって来て、っていうところでその話は終わってた」</div><div><br /></div><div>「なんか妄想広がりまくっちゃってさ。子供の頃は、そのバイトの子の行動がわからなくて、なんで自分から恥ずかしい姿になりたがるんだろうとか」</div><div>「ばーさんが催眠術とかかけたのかななんて思ってたけど、年齢重ねるとわかってくるんだな、破滅願望的なスリルってやつ」</div><div><br /></div><div><div>「で、うちのヰタ・セクスアリス原体験とも言えるそんなストーリーにうちなりの解釈で決着を付けたいと思ったのが今回のマンガの構想。で、そんなときに都合よく現われてくれたのが直子だったんだ」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまは早口で一気にお話されました。</div><div> 聞いていたのは角田さま、お姉さまと私の三人。</div><div> 他の方々はそれぞれご興味のある書架へと散らばりご本を物色されていました。</div></div></div><div><br /></div><div>「へー、でもそんな永年の夢があったんならボクに言ってくれれば、バイト中にいくらでも、ここでエロい格好してあげたのに」</div><div><br /></div><div> 角田さまが五十嵐さまを真っ直ぐに見つめつつおっしゃいます。</div><div><br /></div><div>「う、うん…それも何度かは考えて何度か相談もしようと思ったのだけど…」</div><div><br /></div><div> 急に歯切れが悪くなられる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「でも、でもそれは絶対嫌なの…駄目なの…だって、だって…」</div><div><br /></div><div> そこでお顔を上げられ、角田さまを真っ直ぐに見つめ返される五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「だってそんなことしたらユカの裸を誰かに視られちゃう恐れがあるっていうことでしょ?不意の客とか店主のおじいさんとかに!それは絶対嫌なの!ユカの綺麗な裸はうちだけのものなの!」</div><div><br /></div><div> 投げつけるようにおっしゃった五十嵐さま。</div><div> なるほどおふたりはラブラブです。</div><div> でも逆に言うと私の裸はどなたに視られようが構わない、ってこと?</div><div><br /></div><div>「わっ!ここって名塚先生の本、大昔のからほとんど揃ってるじゃん!」</div><div><br /></div><div> そのとき、橋本さまの突拍子もない大きなお声が店内に響きました。</div><div><br /></div><div>「これ読んだことない、あ、これも、これも。しかも東京で買うよりぜんぜん安いし。いやあ寄って良かった。ここは楽園でしょ」</div><div><br /></div><div> 橋本さまの弾んだお声が店内に響きます。</div><div> ひと仕切り大騒ぎした後、橋本さまがご本を5、6冊抱えてレジにやって来ました。</div><div><br /></div><div>「これ、お願いしまーす」</div><div><br /></div><div> 満面な笑みの橋本さま。</div><div> 本橋さまも古いスポーツ雑誌みたいのを数冊お買い上げ。</div><div><br /></div><div>「それじゃあぼくたちは時間もヤバいし、このへんで失礼します。いろいろごちそうさまでした。楽しかったです」</div><div><br /></div><div> 本橋さまがかしこまった感じで深々とお辞儀をされました。</div><div> その横で橋本さまがお姉さまに右手を差し出されます。</div><div><br /></div><div>「ほい、これが撮影したSDカードとUSBメモリ。バックアップは一切取ってないから失くさないように」</div><div>「編集終わったらオレらにも一応観せて欲しいな、姫の避暑地露出紀行、なんてね」</div><div><br /></div><div> そんな感じで、楽しかった、気をつけて、また東京で、よい旅を、みたいなご挨拶が飛び交う中、本橋さまと橋本さまがお店を出ていかれました。</div><div><br /></div><div> おふたりが去って店内を包む束の間の静寂。</div><div> その静寂を破られたのはお姉さまでした。</div><div><br /></div><div>「イガっちのえっちマンガにかける情熱はよくわかったわ。思う存分直子を好きに使って」</div><div><br /></div><div> 冷たいお声で宣言され、私の撮影会が始まりました。</div><div><br /></div><div>「せっかくそんなエロい服着ているんだから、まず手始めにその脚立に乗って、棚の高いところの本を取っているフリをしてもらおうかな」</div><div><br /></div><div> のっけから五十嵐さまの無慈悲なリクエスト。</div><div> ノーパンで膝上25センチのボディコンマイクロミニですから、そんな格好したら膣もお尻の穴も真下から丸見えです。</div><div><br /></div><div>「あ、あの、で、でも今、このお店って営業中ですよね…そんな最中にもしも他のお客様がいらしてしまったら…」</div><div><br /></div><div> 軽く却下されるであろうことはわかっているのに、でも、だって、を言わずにはいられない臆病者な私。</div><div><br /></div><div>「あ、その点は大丈夫。この店、本当に客来ないから」</div><div><br /></div><div> お答えくださったのは角田さまでした。</div><div><br /></div><div>「今日だって午前中に通販の受注見て荷造りして、一時に宅配便が取りに来て、それ以外誰も来てないから。ボクはずっと新作のプロット練ったりゲーム三昧。そんな毎日」</div><div>「逆にそんな場にもしも客が来たら超ラッキなーことなんだから、じっくり視てもらえばいいんじゃない?見せる子ちゃんなんでしょ?」</div><div><br /></div><div> 最後のほうはちょっと小バカにした感じで私におっしゃった角田さま。</div><div> ああん、やっぱりミサさまに似て角田さまもイジワルそう。</div><div> アソコの奥がヒクッと潤んでしまいます。</div><div><br /></div><div>「そういうことだからさっさと登って」</div><div><br /></div><div> 全集ものらしき棚の前に折りたたみ式階段風の脚立を置かれ、私を促す五十嵐さま。</div><div> すべてを諦めて一段、二段と登っていく私。</div><div><br /></div><div>「ふふ、肛門まで丸見えだね、直子」</div><div>「もう濡れてるんだ。脚が交差するたびにオマンコの中が光ってる」</div><div>「キレイなパイパン。お尻のほうまでヘアが一本もない」</div><div><br /></div><div> いつの間にか中村さままでお集まりになり、女性お三かたが剥き出しな私の臀部を見上げられています。</div><div> その周りをスマホを構えられた五十嵐さまがアングルを変えてさまざまな角度からシャッターをお切りになられています。</div><div><br /></div><div>「その一番上の黒い本に手を伸ばして」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまのリクエスト。</div><div> その黒いご本は脚立を三段登りきって手を伸ばして届くか届かないかという位置なので、爪先立ちになり、からだを思い切り伸ばしてやっと右手がかかりました。</div><div><br /></div><div> パッツンパッツンのボディコン風ニットでからだを思い切り伸ばせば、みるみる裾がせり上がりお尻は丸出しに。</div><div> おまけに右手も精一杯伸ばしたので、それでなくてもキワドかったおっぱいを覆う部分も盛大にずれて右乳首がコンニチハ。</div><div><br /></div><div>「おお、右乳首が出たね。いい感じよ。直しちゃダメ。今度は左側の青い本に左手を伸ばして、左乳首も出しちゃおう」</div><div><br /></div><div> からかうようにおっしゃる五十嵐さま。</div><div> 言いなりになるしかない私。</div><div><br /></div><div> 脚立のてっぺんでずり上がったまま戻らない裾からお尻全体を丸出しにし、たわんだ胸元から左右おっぱいの乳首までを放り出した私に、更なる無慈悲なリクエストが襲います。</div><div><br /></div><div>「本を取ろうとしている直子のオマンコに指を突っ込みたいんだけど、エミリーお姉さま、やってくれる?」</div><div><br /></div><div>「えっ、あたしでいいの?どうせなら今日初めての角田さんとかのほうが面白くない?」</div><div><br /></div><div> お姉さまがそうご提案されたのですが、角田さまは、いや、いい、とお言葉少なに拒絶。</div><div><br /></div><div>「じゃあかなちゃん」</div><div><br /></div><div>「いやいや、直子はエミリーのものだもん。飼い主がやったほうが波風立たないのでは…」</div><div><br /></div><div> 苦笑いでやんわり拒絶される中村さま。</div><div><br /></div><div> おふたりに拒絶されてけっこうショックです。</div><div> きっと私のあまりの恥知らずぶりに呆れられているのでしょうけれど。</div><div><br /></div><div>「あらら、ふたりに拒否られちゃった。直子の淫乱マゾマンコなんかに指挿れたくないってさ」</div><div> </div><div> 私の心を読まれたかのように追い打ちをかけられるお姉さまのお言葉。</div><div><br /></div><div>「やれやれ、それじゃああたしがやるか。何指?人指し指?薬指?何本?一本?二本?三本?フィストはさすがにまだ無理よ」</div><div><br /></div><div> お道化たようにおっしゃるお姉さま。</div><div><br /></div><div>「いやいや、そんなにハードコアな作品にする気は無いから。いつもヤッてるようにヤッてください」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまが苦笑いでお答えされます。</div><div> 間髪を入れずにズブリと膣内に異物が挿入されました。</div><div><br /></div><div>「あんっ!」</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2023/09/18.html" target="_blank">肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 18</a>へ</div><div>*</div><div><br /></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-72884589777905555752023-07-02T20:52:00.006+09:002023-08-13T12:04:37.504+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 16<div style="text-align: left;">「あそこの自販機でみなさんのために飲み物を買ってきなさい。そのまま裸で」</div><div><br /></div><div> やっぱり。</div><div> お姉さまがお外をチラチラ見ておられたので、そんな予感はしていました。</div><div><br /></div><div>「モッチーハッシーにはコーラ、イガちゃんは?」</div><div><br /></div><div>「炭酸のオレンジ味」</div><div><br /></div><div>「かなちゃんは?」</div><div><br /></div><div>「ワタシはウーロン茶」</div><div><br /></div><div>「で、あたしは何でもいいんだけど、あったら小瓶の栄養ドリンク剤、元気ハツラツとかファイト一発とかのやつね。なかったらあたしもウーロン茶。あとは直子の好きなもの」</div><div>「千円札だと一瞬で濡れちゃって受け付けてくれなそうね」</div><div><br /></div><div> おっしゃりながらお財布を開かれ、500円玉2枚と100円玉数枚を差し出されます。</div><div> 服従ポーズを解いて受け取る私。</div><div><br /></div><div>「外に出たら存分に雨に打たれなさい。そうすれば汗やらマン汁のヌルヌルやらをキレイサッパリ洗い流せるでしょ?あなた本当にメス臭いもの」</div><div><br /></div><div> ワザとらしく顔をしかめられるお姉さま。</div><div><br /></div><div>「それでもしも栄養ドリンクが買えたら、戻る時は直子のマゾマンコに突っ込んで戻りなさい。膣をしっかり締め上げて落とさないようにね」</div><div><br /></div><div> からかうような笑顔で私にとんでもないご命令。</div><div> 五十嵐さまが私をスライドドアの側まで誘導してくださいます。</div><div><br /></div><div>「あ、ちょっと待って。飲み物6本も買ったら両手でも抱えきれないでしょ。これ持ってくといいわ」</div><div><br /></div><div> 中村さまがご自分のバッグから折りたたまれた何やら白い切れ端をお出しになられます。</div><div><br /></div><div>「ゴミ袋用に何枚か持ち歩いてるんだ。コンビニのレジ袋」</div><div><br /></div><div> 中村さまも私を全裸で豪雨のお外へパシリに行かせることに異論は無いようです。</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまがスライドドアを開けると、途端にザザーッという激しい雨音がライブで。</div><div> スライドドアの乗降口ギリギリまでお車が庇の中に入っているので、お外に降り立つときはまだ濡れずに済みそうです。</div><div><br /></div><div> いってらー、という五十嵐さまたちのお声を背に受けて、車外に放り出されます。</div><div> 赤い首輪とピンクのサンダル以外スッポンポンの全裸という姿で。</div><div><br /></div><div> お外は日没間近みたく薄暗く、叩きつけるような雨音とでたらめに吹きすさぶ風音が怖いくらい。</div><div> 庇を一歩出るや否や全身が満遍なくびしょ濡れとなりました。</div><div><br /></div><div> 大きな雨粒が乱暴に素肌のあらゆる部位を叩き、髪の毛がベッタリ顔面に貼り付きます。</div><div> 髪をすべて後に流してオールバックになると、激しい雨風が露わになった顔面を容赦なく蹂躙してきます。</div><div> 足下を低いほうへとすごい勢いで流れてゆく川みたいになった駐車場の敷地を、薄闇の中にぼんやり輝く街道沿いの自動販売機まで、お姉さまのお言いつけ通りシャワーを浴びているみたいにゆっくりと歩いていきます。</div><div><br /></div><div> こうして激しい雨に全裸で打たれていると、やよい先生が私に生まれて初めてちゃんとした屋外露出プレイを体験させてくださった高二のとき、通っていた高校の裏門で土砂降りの中、レインコートを脱ぎ捨てて全裸オナニーしたことや、高三の梅雨時、たまたま出会った幼い男の子に誘われて森のカクレガでさんざんえっちなアソビをした後、汚れた全裸を洗い流してくれた篠突く雨のことを思い出してしまいます。</div><div><br /></div><div> でも、もっとも鮮明に思い出すのは、まだ半年も経っていない今年のゴールデンウィークのこと、お姉さまに志願して三日間の全裸家政婦となった最終日。</div><div> お姉さまのご発案で臨んだオフィス街露出散歩の途中でのゲリラ豪雨。</div><div> 雨宿りに寄ったコインランドリーで全裸にされ、駐車場までの道のりは裸透明レインコート。</div><div> 夕方たどり着いたコインパーキングではそのレインコートさえ脱がされ、降りしきる雨の中、都会の駐車場に全裸で立ち尽くした後、街中走行中の後部座席で気を失うほどの全裸自慰行為。</div><div><br /></div><div> 私の記憶って、着々とお姉さま色に塗り替えられていっているんだな…</div><div> そんなことを思いつつ、ふとお車のほうを振り返ると、みなさまお車を降り庇の下から私を見守ってくださっていました。</div><div><br /></div><div> 橋本さまとお姉さまがそれぞれ私に向けてビデオカメラのレンズを向けています。</div><div> 五十嵐さまもスマホかデジカメみたいなものを私に向け、中村さまは肉眼で、本橋さまは降りていらっしゃらないみたいなので運転席で待機なのでしょう。</div><div><br /></div><div> やがて、その一帯だけやけに明るく光る自動販売機まで辿り着きました。</div><div> 街道の歩道沿い、豪雨とはいえこんな真っ昼間に絶対に全裸で出てはいけない場所です。</div><div><br /></div><div> と思う間もなく反対車線側に光が見え、こんな状況なのに一台のトラックが私をゆっくり照らし出して通り過ぎていきました。</div><div> 今度は歩道に近いほうの車線にヘッドライトをまばゆく点灯した乗用車が。</div><div><br /></div><div> どちらの車も停まることなく通り過ぎていっただけですから、気づかれることはなかったのだとは思いますが、この雨ですからかなりの安全運転でした。</div><div> スピードを出せずに周りを意識しながらの運転、ということであれば明かりの灯った自動販売機は注目される危険性大。</div><div> 急いだほうがよさそうです。</div><div><br /></div><div> その自動販売機は、よくあるひとつのメーカーの製品で統一されているものではなく知らない商品、おそらくローカルなブランドも混ざっている缶飲料が主体のものでした。</div><div> コーラはよくある赤いのではなく青いほうのメーカー、炭酸オレンジもウーロン茶も知らないメーカーのものでした。</div><div><br /></div><div> 無ければいいなと思っていた栄養ドリンクは、元気ハツラツのほうがしっかり入っていました。</div><div> わざわざご確認はされないだろうし無かったことにしちゃってもバレないよね、と一瞬思いましたが、お姉さまに嘘をつくことはやっぱり出来ません。</div><div><br /></div><div> そうしているあいだにも一台の乗用車が水しぶきを上げて私の背後を通り過ぎていきます。</div><div> 自分には初めて見るスポーツドリンクらしき缶飲料を買い、缶飲料は次々にコンビニ袋へ入れ、私の右手に栄養ドリンクの小さな瓶だけが残りました。</div><div><br /></div><div> これはマゾマンコに挿れてこいとのお姉さまからのご命令。</div><div> 私の背筋がゾクゾクっと泡立つのは雨の冷たさのせいだけではありません。</div><div><br /></div><div> あらためてその瓶をみると、飲み口は先細りで確かに挿入するのにはうってつけの形です。</div><div> ただ、飲み口のアルミのキャップを外すためのプルリングというのでしょうか、プラスティック製の小さなリングが瓶の飲み口の脇に飛び出ていました。</div><div> これを飲み口のほうから挿入したら、硬い突起で膣の粘膜を傷つけてしまいそうですし、アルミの縁も不安です。</div><div><br /></div><div> いっそのことキャップを外して私の愛液をブレンドしちゃった状態でお持ちしたら、なんてバカなことも考えましたが、絶対叱られるでしょうし、いくらお姉さまでも絶対飲んでくださらないでしょう。</div><div> 下手すれば心底呆れ果てられて、私だけこの場に裸のまま置き去りにされちゃうかもしれません。</div><div><br /></div><div> それなら底のほうから、と思い瓶の太さを見ると愛用のディルドの一番太いところと同じくらい。</div><div> 私の腟内はいっぱいいっぱいになっちゃいそうですが、逆に言えばそのまま歩いても落ちにくくなるとも言えます。</div><div> 我ながらいいアイデアに思えました。</div><div><br /></div><div> そっとお車のほうを窺うと、激しい雨脚で良くは見えませんが、みなさま相変わらず私に注目されているご様子。</div><div> 挿入するところをビデオに撮られてしまうのも恥ずかしいので、自動販売機の筐体の陰となる暗がりのほうへコソコソ移動します。</div><div><br /></div><div> 栄養ドリンクの瓶を逆さに持ち、自分の陰部にそっと押し当てます。</div><div> よく冷えた硬いガラス瓶が陰唇を抉じ開けるように侵入してきます。</div><div><br /></div><div>「ンぬぅ…」</div><div><br /></div><div> 入口からいきなり極太なので無理矢理気味でしたが、しとどに濡れた愛液のおかげでゆっくり奥へと痛み少なく挿さっていきます。</div><div><br /></div><div>「んふぅぅ…」</div><div><br /></div><div> 腟はパンパンの膨満状態。</div><div> 膣口から覗く先細りの飲み口をピンクの粘膜とラビアが飾るように囲んでいます。</div><div> マゾマンコからひっそりと瓶が生えているみたい…</div><div><br /></div><div> 瓶を挿入し終え再び自販機の灯りの前に戻ります。</div><div> 一歩動くたびに冷たいガラス瓶が腟内をゴリゴリいたぶってきます。</div><div><br /></div><div>「んんんぅ、いやんっ…」</div><div><br /></div><div> 小さく淫声をあげつつ眉間にシワを寄せた顔でお車まで戻ります。</div><div> 瓶を落とさないように両内腿を擦り付けるみたいな内股の千鳥足で。</div><div> 股間の違和感は半端なく、だけどそのゴツゴツした硬さとひんやり加減が気持ち良くて。</div><div> 歩くたびにより奥へと潜り込んでくるようなガラス瓶さまの陵辱。</div><div><br /></div><div><div> 早くお車に戻りたいけれど、瓶を落としてはいけないというジレンマ。</div><div> 一足ごとに昂ぶる性感、お外で全裸を晒しているという恥辱感。</div><div> 戻るときはカメラが私を正面から捉えているから、とは思うのですが、どうしても顔が淫らに歪んでしまいます。</div><div><br /></div><div>「すんごいいやらしい顔で戻ってきた」</div><div><br /></div><div> おそらく五十嵐さまでしょう、心底愉しそうなからかうお声が聞こえます。</div><div> 気がつけば雨の勢いが少しだけ衰え、お声が通るようになったみたい。</div><div><br /></div><div>「はい、お疲れさん。どうだった?豪雨の全裸お使いパシリは?」</div><div><br /></div><div> 中村さまがコンビニ袋を受け取ってくださり、代わりに真っ白なバスタオルを渡してくださいます。</div><div> いつの間にか本橋さまも車外に出ておられ、みなさまにお飲み物が配られます。</div><div> 入れ替わるようにお姉さまがそのバスタオルを広げ、私のからだを拭ってくださいます。</div><div><br /></div><div>「よかったじゃない、汗もよだれも愛液もすっかり雨で洗い流されて、もうそんなにメス臭くないわよ?」</div><div><br /></div><div> びっしょり濡れた全身をお優しく撫ぜてくださるバスタオルのザラザラ。</div><div> 知らずにとっている服従ポーズで、休めの間隔に両足を開いても落ちてこないガラス瓶。</div><div><br /></div><div>「栄養ドリンクもあったのね。ちゃんと言いつけ通りマゾマンコに挿れてきて、戻ってくるときの直子の顔が凄くエロかったわよ…」</div><div><br /></div><div> そこまでおっしゃったお姉さまがもう一度私の股間を見て唖然としたお顔に。</div><div><br /></div><div>「…って、あなた、逆向きに挿れてきたの?キャップが覗いているじゃない?」</div><div><br /></div><div> 信じられない、というお顔つきのお姉さまが私の足下にしゃがみ込み、マゾマンコをじっと覗き込んできます。</div><div><br /></div><div>「ああ、プルリング部分が出っ張っているからキャップのほうからはやめておいたんだ。それにしたって、あんなぶっといのをいきなり…」</div><div><br /></div><div> お姉さまにつられて他のみなさまも私の足下にしゃがみ込まれます。</div><div> もちろん橋本さまのカメラのレンズも。</div><div><br /></div><div>「直子、いまここでそのドリンクの瓶をマゾマンコから引っ張り出しなさい。みなさんが視ている眼の前で」</div><div><br /></div><div> しゃがみ込まれたお姉さまから冷たいお声でのご命令。</div><div> 挿入するところは視られずに済みましたが、取り出すところはバッチリ至近距離でみなさまにご覧いただくことになりました。</div><div> 更に恥ずかしいことにさっきまでが嘘だったみたいに、雨の勢いが急激に衰え、お空もどんどん明るくなってきていました。</div><div><br /></div><div>「は、はい…」</div></div><div><br /></div><div> 急速に復活する晩夏の明るい陽射し。</div><div><div> そんな健全さ戻りつつある屋外の一画で、ポッカリ開いた膣口を囲むラビアから覗く瓶の飲み口を右手で摘み、そっと手前に引っ張り出します。</div><div><br /></div><div>「…んっ、んふぅーっ…」</div><div><br /></div><div> 思わず漏れる淫ら声。</div><div> 膣壁をガラス瓶が滑り、膨満から開放され収縮した膣内がザワザワざわめきます。</div><div> 瓶が完全に抜かれても小さくお口を開けたままの膣口。</div><div><br /></div><div>「うわっ!これは…」</div><div>「予想以上にビチャビチャというかベタベタというか…」</div><div>「エロいっていうより、むしろ通り越してちょっとグロい感じ…」</div><div><br /></div><div> みなさまが口々に発せられるご感想が予想外に引き気味なので、私もよく見てみようと今抜いたばかりのガラス瓶を目の高さまで持ってきました。</div><div> !!!</div><div> これは…</div><div><br /></div><div> ガラス瓶は飲み口まで愛液にまみれ全体的にグショグショでした。</div><div> それだけならいいのですが、濃茶色のガラス瓶のところどころにくっきり目立つ白いまだら模様。</div><div> 白濁した愛液、つまり本気汁が、とくに瓶の底周辺にベッタリ付着していたのです。</div><div><br /></div><div>「直子ってば瓶突っ込んで、本気で感じていたんだね」</div><div>「こっちへ歩いて来ているときもイキそうな顔していたものね」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまと中村さまが呆れたお顔でおっしゃいます。</div><div> つづけてお姉さまも冷たいお声でおっしゃいました。</div><div><br /></div><div>「命令しといて悪いけれど、あたしでもそれは飲めないわ。直子のマン汁がガラスをも透して染み込んでそうだし、マゾマンコの熱でぬるくもなっていそうだし」</div><div>「あたしは直子が選んだやつを飲むから、直子がそれを飲みなさい」</div><div><br /></div><div> そうおっしゃってコンビニ袋内で最後に残っていたスポーツドリンクのプルリングを開けられるお姉さま。</div><div><br /></div><div>「直子は自分の瓶のマン汁をきれいに舐め取ってからそれを飲みなさい。本気イキ寸前でエネルギーも使ったでしょうしちょうどいいプラマイでしょう」</div></div><div><br /></div><div><div> 蔑むようにおっしゃったお姉さまがスポーツドリンクをゴクゴク喉を鳴らされて、美味しそうに飲み干されます。</div><div> 私はご命令通りに、瓶に滴るしょっぱ苦く生臭い自分の愛液を舐め取った後、キャップを開けて栄養ドリンクを飲み干します。</div><div><br /></div><div> 思ったよりも生ぬるんでもなく、やや冷たい炭酸が喉を抜けていきます。</div><div> 小さい瓶なのでほんの3口ほどで飲み干してしまいましたが、少しシャキッとした感じもするのが栄養ドリンクのプラシーボ。</div><div><br /></div><div> もはや雨はすっかり上がって、さっきまでの雨風の大騒ぎが嘘みたいな青空の午後。</div><div> 水滴が陽の光にキラキラと光る道端の雑草と水溜りだけが、つい数分前までの狂騒の名残。</div><div> でもそうなってしまうと私は、天下の往来でたったひとり全裸な公然猥褻露出狂痴女。</div><div><br /></div><div><div> お姉さまの両手で濡れた髪がすっぽりバスタオルに覆われ、みなさまが飲み物を飲み干されるまで私は、裸のお尻を道路に向けての服従全裸待機。</div><div> 街道を行き交うお車も増え、晴天に戻った屋外の庇の下で全裸な自分の姿に不安を覚え始めた頃…</div><div><br /></div><div>「雨も上がったことだし、そろそろ向かおうか」</div><div><br /></div><div> 本橋さまのお一言で、みなさまぞろぞろと再びお車へ。</div><div> 橋本さまもやっとカメラのレンズを私に向けるのを止めてくださり、私も全裸なまま乗り込みます。</div><div><br /></div><div>「直子はそのドリンクの瓶、捨てないで持っていなさい。またいつなんどき、直子のマゾマンコに挿入しなくちゃならない事態が起こるかもしれないから」</div><div><br /></div><div> お姉さまのお道化たようなおっしゃりようにドッと笑われるみなさま。</div></div><div> お車がゆっくりバックして切り返し、やがて再び良く晴れた街道を走り始めます。</div><div><br /></div><div>「直子が自販機に取り付いているあいだも、何台か車が通ったよね?」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまが中村さまに話しかけます。</div><div> 今の席順は、運転席に本橋さま、助手席に橋本さま、その後ろに私、お隣にお姉さま、最後部の座席に中村さまと五十嵐さま。</div><div> </div><div> なので橋本さまは助手席の背もたれから乗り出され、裸の私に相変わらずレンズを向けていらっしゃいます。</div><div> そんな私は、髪に巻いたバスタオルを解かれ、お姉さまにその髪の毛を丁寧に拭われ梳かされている、されるがまま状態。</div><div><br /></div><div>「裸だって気づいた車もあったんだろうけど、あの雨じゃさすがに停まって確かめるまでの気にはならかったのかな」</div><div>「直子、残念だったねー。せっかく外で全裸だったのにじっくり視てもらえなくて」</div><div><br /></div><div> からかうような五十嵐さまのお言葉。</div><div> お車は大きな街道を逸れ、ポツンポツンとまばらに民家が立ち並び、そのあいだは畑や空き地という典型的な田舎道に入っていました。</div><div><br /></div><div>「これから伺うのは、イガちゃんのお友達が働いている古本屋さんなのよね?」</div><div><br /></div><div> 中村さまから五十嵐さまへのお尋ね。</div><div><br /></div><div>「うん。うちのツレがそこで働いていて、そこで車を乗り換えて、この車とハッシーたちとはさよなら」</div><div><br /></div><div>「でも、こう言っちゃ悪いけれど、こんな田舎町で古本屋なんて、ご商売やっていけてるのかしら?」</div><div><br /></div><div> こちらはお姉さまから五十嵐さまへのご質問。</div><div><br /></div><div>「ああ、今はほとんどネット通販の売上だって言ってたな。お店のほうを開けているのは、ただの年寄りの道楽だって」</div><div>「あ、でも近隣にガイドブックやネットで有名な意識高い系の郷土史的な本が充実しているサロン的な古書店があってさ、そこを訪れた人がついでの散策がてらで発見して立ち寄ったりもするらしい」</div><div> </div><div>「昔は周辺に学校とか病院とか大きな会社の寮とかもあって、それなりの商売として貸しビデオとかにも手を広げたりもしたらしいけど、過疎が進んでからは近所のジジババの社交場と化していたんだって。お茶とかも出して集会場的な意味で」</div><div><br /></div><div>「そのジジババたちも最近は健康マージャンとかで、店主ともどもどっかのお家に入り浸り状態らしくて、うちのツレは、通販の発送といつ来るかもわからないお客さんを待つ、不毛な店番バイト。だったら店開けるなよ、とも思うけど、それが道楽たる所以なんだろうね。ちゃんと働いてもいますよ、っていう」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまがこれから伺う古本屋さまの現状を詳しくご説明してくださいます。</div><div><br /></div><div>「いや、でもそんな寂れた古本屋さんだとしてもさ、こんな全裸娘を全裸のまま連れ込むのはどうかと思うわよ」</div><div><br /></div><div> 中村さまが至極真っ当なご意見を述べられます。</div><div> って言うか私、ずっとこのままの姿でいなければならないのでしょうか。</div><div><br /></div><div>「うーん、うちは大丈夫だと思う。たぶん客いないし店主のジーサンもノリよくて悪い人じゃないし、どうせうちも店内で脱がせたり恥ずかしい格好させるつもりだったし」</div><div><br /></div><div> 柳に風の五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「それなら車降りてお店に入るまでは、これ着せて様子を見るっていうのはどう?あたしもせっかく直子のために買ったのだから着ているところ見てみたいし」</div><div><br /></div><div> お姉さまがクタッとした真っ白な布片を取り出されました。</div><div> 例の、ドーテーをコロす服、でした。</div></div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2023/08/17.html" target="_blank">肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 17</a>へ</div><div>*</div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-39221257035703948952023-06-04T16:52:00.001+09:002023-07-02T20:53:07.738+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 15<div style="text-align: left;"><div> ポケットに突っ込んでいる右手は愛液まみれ、とくに中指と薬指はフニャフニャにふやけています。</div><div> その二本を熱く火照った膣の奥深くへと挿入します。</div><div><br /></div><div> ンッ、と感じつつ前方を見ると、左斜め向こうから近づいてこられるのは、外国人観光客さま4名。</div><div> 欧米系のスラッとした容姿の女性2名に男性2名、ご夫婦なのかカップルさまなのか。</div><div><br /></div><div> 女性おふたりはセクシーなタンクトップとデニムのショーパン姿で夏らしくエロい感じ。</div><div> そのお姿に親近感が湧き、なぜだかホッとしてしまう私。</div><div> 仲睦まじそうに4人でおしゃべりされながら、だんだん私のほうに近づいてこられます。</div><div><br /></div><div> 視線を下に落とします。</div><div> まったくボタンの留まっていないブラウスは、幸いさっき直したばかりなので、まだはだけていません。</div><div> スマホに耳を押し当てて通話しているフリをしつつ、スカートの奥で挿入した指をソロリソロリと動かします。</div><div><br /></div><div> 視線を上げてチラチラ気にしていると、外国人さまがたは私を気にされるそぶりもなくモールへと向かう通路に入られてしまいます。</div><div> 安堵と落胆が半々くらい。</div><div> もう一度周りを見渡して見える範囲に近づく人影が無いことを確認してから、より大胆に指を動かし始めます。</div><div><br /></div><div> 中指と薬指を膣の中で開き、膣壁の違うところを互い違いにこすります。</div><div> そうしつつ指を曲げたり伸ばしたり、突いたり掻き回したり。</div><div> ついさっきクリイキしたばかりですから、すぐにラビアと膣壁がウネウネヒクヒク反応し始めます。</div><div><br /></div><div>「…んふぅぅ…」</div><div><br /></div><div> 通話口に淫らな吐息を送り込んでしまう私。</div><div><br /></div><div>「ほらほら、マンコ派手にまさぐり過ぎると、割れたスカートから手がはみ出しちゃってるよ?」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまの呆れ声で確認すると、ふたつに割れた赤いスカート生地のあいだから右手甲の肌色が確かに覗いています。</div><div> あわてて曲げていた手首をまっすぐ恥丘に貼り付けると、手の甲はあまり覗かなくなりました。</div><div> 代わりに手首寄りの手のひらで腫れた肉芽がこすられ潰されます。</div><div><br /></div><div>「ンゥゥゥーッ!」</div><div><br /></div><div> 一瞬、頭の中で星々が弾け飛び、絶頂が近いことを教えてくれています。</div><div> 私の意志とは関係ないところで、膣内の指がいっそう激しく暴れまわり、手のひらはギュウギュウ恥丘をこすりあげます。</div><div><br /></div><div>「そんな大きなアヘ声出してたら、みんなに注目されちゃうよ?」</div><div><br /></div><div> からかうようなご指摘で反射的に声は抑えようと試みますが、股間をまさぐる指の動きは抑えきれません。</div><div> 指の動きに呼応して私の腰はモゾモゾ蠢き、膝がプルプル震え始めています。</div><div><br /></div><div>「…んふぅぅぅ、いぃ…イぃ…」</div><div><br /></div><div>「あ、今度はモールのほうから誰か来たよ…」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまのからかうようなお声が聞こえてきますが、内容が入ってきません。</div><div> もはや私は気持ちイイが最優先。</div><div> 気持ちイイことに逆らえなくなっています。</div><div><br /></div><div> 二本の指は抽挿運動をくり返し、敏感な粘膜を乱暴にいたぶります。</div><div> 腕を揺らすので上半身も揺れ、ボタンの留まっていないブラウスもだんだんとはだけ始めます。</div><div> それでも二本の指と手のひらが奔放に暴れつづけています。</div><div><br /></div><div>「立ち止まった。三人で直子のほうを横からじっと視てる…」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまのせっかくのご指摘も上の空。</div><div> どなたかに視られているというその事実に、かえって感度がますます上がってしまいます。</div><div> </div><div> …視てください…直子が淫らにイキ果てる姿をみなさまどうか視てください…</div><div><br /></div><div>「直子は外でオナニーするのが大好きな露出狂マゾ女です、って言いなさい」</div><div><br /></div><div> 考えていることを見透かされたかのような、五十嵐さまからのタイミング良いご命令。</div><div> そのお言葉で被虐と快感のボルテージがもう一段アップしてしまいます。</div><div><br /></div><div>「ハァハァ、はい…な、直子は、お外で…ハァハァ、お、オナニーするのが、ンッ、ハァハァ、だ、大好きな、ハァハァ、だ、大好きな、ンッ、露出狂のマゾ、ンーッ、マゾ女でっすぅぅ…」</div><div><br /></div><div> 恥ずかし過ぎる真実を実際に言葉にして口から出したことで、背徳感と恥辱と被虐がないまぜとなった得も言われぬ甘い快感がせり上がってきました。</div><div> もうだめです。</div><div><br /></div><div>「イッ、イッてもよろしいでしょうか、い、五十嵐さまぁ…ハァ、ハァハァ…」</div><div><br /></div><div> 押し殺した声で躾けられた通りに今現在のミストレスさまへ、はしたない懇願をする私。</div><div> ここまで来たら、どんどんどんどん高ぶる快楽の波に押し流され果てるしかありません。</div><div><br /></div><div>「ハァハァ…イッてよろしいでしょうか、もうがまんできませんっ、ンッ!ンーーンッ、ハァハァ…」</div><div><br /></div><div> 青い空と肌を撫ぜる風、時折通り過ぎる車のエンジン音や遠くに聞こえる甲高い笑い声が、私が今居る場所が紛れもなくお外だということを教えてくださっています。</div><div> うつむきがち、目を瞑りがちにはなっていますが、お言いつけ通り五十嵐さまたちのいらっしゃる車の方を努めて見遣りながら、どんどん昇りつめていきます。</div><div><br /></div><div>「イッていいよ。ただし、直子がイクとこ視てください、って、ずっとスマホに言いつづけながらイキなさい」</div><div><br /></div><div>「ハァハァ…はいぃ、なおこがイクとこ視てください、ハァハァ、ンッ、なおこがイクとこみてくださいぃ、イイッ、なおこがイクぅ…」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまからお許しをいただき、押し殺した声でスマホに語りかけつつ、膣壁をめちゃくちゃにこすり上げます。</div><div> 根本まで挿入した二本の指で膣全体を叩くようなピストン運動。</div><div><br /></div><div>「ハァハァ…とこっ、視てくださいぃ、ハァハァハァハァ、イクぅ…なおこが、イクとこ、ンーッ、みて、みてくださいぃ、イイーッ…」</div><div><br /></div><div> 近くに人影がチラホラある気配も感じてはいますが、もうそんなことどうでもよくなっていました。</div><div> ただこのままま絶頂に達したいだけ。</div><div> それに私は、視てください、ってお願いしているのですから。</div><div><br /></div><div>「ンーッ、なおこがイクとこ、ハァハァ…イクとこみてくださいぃぃっ、ンーーーッな、なおこが、ハァハァ、イクぅぅ、ンンーーヌーゥゥゥーッ!!!」</div><div><br /></div><div> 膣内に挿入していた指が一際強くギュッと締めつけられると同時に、全身に電流のような快感が広がりました。</div><div> 頭の中に火花が散り、内腿や脇腹がヒクヒク痙攣しています。</div><div><br /></div><div> さっきクリでイッたときよりも、格段に深い陶酔感と多幸感。</div><div> 気を失うほどではありませんでしたが自然と両膝が折れ、その場に崩れ落ちてしまいます。</div><div><br /></div><div>「…ハァ、ハァ…ハァ、ハァ…」</div><div><br /></div><div> 息を荒くしつつ余韻と呼ぶにはあまりに強烈な快感の残り香に身を委ね、しばらくのあいだうつむいたまま。</div><div> 呼吸が少し落ち着いた頃、そっと顔を上げてみます。</div><div><br /></div><div> 焦点の合わない視界にぼんやり、青い空と緑の木々、そして何台もの停まっている車。</div><div> 遠巻きにちらほら人影も見え、あーここは駐車場だったっけ、と思い出します。</div><div><br /></div><div> 思い出すと同時に心の隅っこに追いやられていた理性のかけらも目を覚まし、あわてて自分の姿を確認しました。</div><div> ブラウスはおへそのところまで大げさにはだけ、ふたつののっぺらおっぱいがお外に完全に露出していました。</div><div> しゃがみ込んでいますからスカートも恥丘のかなり上のほうまで大胆に割れて、無毛の性器が私からでも丸見えです。</div><div><br /></div><div>「あ、いやんっ…」</div><div><br /></div><div> 一声鳴いてブラウスの前を掻き合せたとき、男性の大きなお声がしました。</div><div><br /></div><div>「あっ、あれは熱中症かもしれないっ!」</div><div><br /></div><div> お声のしたほうに目を遣ると、視界の右側のほうから大柄の男性がズンズン近づいてこられます。</div><div> その他にもあちらにおひとり、こちらにおふたりと遠巻きに、まばらな人影から注目されていました。</div><div> 盛大な恥ずかしさがカーッと全身を駆け巡る中、近づいてきた男性が本橋さまだと気がつきました。</div><div><br /></div><div> 大きなリュックを背負った本橋さまは、そのまま私の傍らにひざまずき、私の着衣を軽く直した後、そっと私を抱きかかえてくださいます。</div><div> 背中と両膝の裏に腕を差し込んだお姫様抱っこで。</div><div> そしてそのままスタスタと私たちのお車のほうへ。</div><div> 少し遅れて大きめなお荷物を両手に持たれたお姉さまと中村さまが、ニヤニヤ笑いながらつづかれていました。</div><div><br /></div><div>「おつかれー。いやー、いい画が撮れたよー」</div><div><br /></div><div> お車に戻ると開口一番、五十嵐さまのお元気なお声が迎え入れくださいました。</div><div><br /></div><div>「モッチーもナイスアシスト!直子が暴走してけっこうな人がチラチラ見ていたから、引き際をどうすればいいか悩んでたんだ」</div><div><br /></div><div> 本橋さまの両手を握りブンブン振り回される五十嵐さま。</div><div> 本橋さまは照れたようなお顔でされるがままになっています。</div><div><br /></div><div>「それにしてもきみたち、ずいぶん大胆な真似をするんだねぇ。直子をひとり屋外に放置して遠くからマンズリ姿を撮るなんて」</div><div><br /></div><div> 荷物を下ろされた中村さまが呆れたお声でおっしゃいます。</div><div><br /></div><div>「凄かったよ。最初は直子も恐る恐るだったのに、タガが外れてからはお構いなしなんだもん。チラ見を含めたら三十人以上に視られてたんじゃないかな」</div><div>「でもみんな遠巻きなんだよね。近づいたりはしないんだ」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまがご興奮気味にまくしたてられます。</div><div><br /></div><div>「直子が何をシているのか、正しく理解してた人も数人いると思う。道路が途切れたところに立って長いことじっと直子のほうを見つめていたオヤジがいたし、指差してコソコソ話してるカップルとか女のふたり連れとかもいたし」</div><div><br /></div><div>「イキ果ててしゃがみ込んじゃったときは、その場にいた全員が直子を視ていたよね。そのちょっと前にみんながモールのほうから戻ってきて直子に気づいて。そこからのモッチーのフォローはアカデミー賞ものだよ!」</div><div><br /></div><div> 嬉々としてご説明される五十嵐さまの隣に座っている私は、恥ずかし過ぎて顔を上げることが出来ません。</div><div><br /></div><div>「でもまあ何にせよ、直子が公衆の面前でマンズリこいて、それが不特定多数の人たちに視られて、その様子をゲリラ撮影していたんだから、ワタシらはさっさとこの場からオサラバしたほうが良いんじゃなくて?」</div><div><br /></div><div> 相変わらず呆れ顔の中村さまが茶化すようにおっしゃいます。</div><div> そのお言葉に場内一致でご賛同するように、運転席に本橋さま、助手席に橋本さま、その後ろに五十嵐さまと私、そのまた後ろに中村さまとお姉さまを乗せたミニバンがゆっくりと駐車場を滑り出しました。</div><div><br /></div><div>「この後は、ちょっと離れたイガっちの友達のとこまで行って、そこで車を乗り換えて帰るんだよね?」</div><div><br /></div><div> ショッピングモールの敷地を出て広い公道に出た頃、中村さまが五十嵐さまに念を押されるみたくお尋ねされました。</div><div><br /></div><div>「うん。そこに昨日モールまで乗ってきたうちの車があるから」</div><div><br /></div><div> 座席越しに会話されるおふたり。</div><div><br /></div><div>「カノジョの親戚が小さな古書店やっててさ、昨日と今日は昼間そこでバイトがあるからってカノジョは来れなかったんだけど、カノジョも直子に興味津々でさぁ」</div><div><br /></div><div> 私のことをイタズラっぽく見つめつつお話をつづけられる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「そこでも直子にやってもらいたいことがあるんだ。うちがこんなふうになった原点への回帰、いわばうちのヰタ・セクスアリス!」</div><div><br /></div><div> テンションの上がった五十嵐さまがご興奮気味に謎なことをおっしゃり、無造作に私の胸に手を伸ばされてきます。</div><div><br /></div><div>「もうここは関係者しかいない密室なのだから、こんなものも必要ないよね?」</div><div><br /></div><div> おっしゃるなり私の右おっぱいの絆創膏を乱暴に引き剥がされる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「ああんっ…」</div><div><br /></div><div> 思わず声は出てしまいますが、たっぷりの汗にもまみれ緩くはなっていたのでしょう、剥される痛みはさほど感じません。</div><div> それよりも勢いよく飛び出る、相変わらずの勃起乳首が恥ずかしい。</div><div><br /></div><div> 左おっぱいも同様に剥され、ボタンを留めることも相変わらず許されていませんので、乳首を含む the おっぱいが久々に白日のもとにさらけ出されました。</div><div> 運転席側のお二人もチラチラ目線を送っているのがルームミラー越しにわかります。</div><div><br /></div><div> 私の上半身が露わになるのを待っていたかのようなタイミングで、今度はお姉さまが会話に割り込んでこられました。</div><div><br /></div><div>「そう言えばあたしも、直子のためにお土産を買って上げてたんだった」</div><div><br /></div><div> 背もたれ越しに振り向いて見ていると、傍らのトートバッグをガサゴソしつつ何やらビニール袋を引っ張り出されるお姉さま。</div><div><br /></div><div>「ほら、ずいぶん前にネットで流行ってたじゃない、ドーテーをコロす服、っていうの。あれに便乗して作りすぎて売れ残っちゃったんじゃないかな?たまたま通りかかったアウトレットのワゴンセールで投げ売りしてた」</div><div><br /></div><div> お姉さまがビニール袋から取り出されたのは、クタッとした真っ白な布片。</div><div> 見た感じ薄手のニットぽく布面積は少ない感じです。</div><div><br /></div><div>「その中で一番直子に似合いそうなのを選んであげたわ。もちろんサイズもぴったりなはずよ」</div><div><br /></div><div> お姉さまが座席越しにその布片を私に手渡そうとしたとき、中村さまがお独り言ぽくポツリとつぶやかれました。</div><div><br /></div><div>「匂うわね」</div><div><br /></div><div>「ああ、直子でしょ?それはそうよ、炎天下の屋外で汗みずくの上に、発情してイキ果てた直後なんだもの。いやらしいメス臭さをからだ中から発散しちゃってる」</div><div><br /></div><div> お姉さまが冷たく言い放ちますが、中村さまは首を横に振られます。</div><div><br /></div><div>「ううん、そうじゃないの。あ、直子がメス臭いのももちろんそうなんだけど、それとは別に雨の匂いがする」</div><div><br /></div><div>「あら、ずいぶんロマンティックなこと言うじゃない」</div><div><br /></div><div> お姉さまが混ぜ返されました。</div><div><br /></div><div> お車は片側二車線の広い街道筋を逸れ、双方向一車線で周辺には広大な森と畑がつづく典型的な山間の道路に入っていました。</div><div> 滅多に信号はなくたまに対向車とすれ違うくらいの交通量。</div><div> そんな田舎道を快調に飛ばしていた私たちの眼前に突如、文字通りの暗雲が垂れこめました。</div><div> </div><div> あれよという間にお空が黒い雲で覆われ、最初はポツポツ、と降っていた雨脚があっと言う間にバケツをひっくり返したような豪雨に。</div><div> 車体を叩く雨音でカーステのレディガガさまのお歌もくぐもるほど。</div><div><br /></div><div>「これはちょっとヤバいな」</div><div><br /></div><div> 運転席で本橋さまがつぶやかれます。</div><div> 暗いお空にピカピカ稲妻が光り、風がゴーゴー音を立てているのが雨音の中でも聞こえます。</div><div><br /></div><div>「ワイパーも効かなくなってるし、安全な場所でやり過ごしたほうがいいかも。どうせゲリラ豪雨だろうから、たぶん十分くらいで終わるでしょ」</div><div><br /></div><div> お車を徐行くらいに減速させた本橋さまに、助手席の橋本さまもご賛同。</div><div><br /></div><div>「ナビ見た感じ目的地まであと十キロないくらいだから、大したロスでもないし、それが安全策だべな」</div><div><br /></div><div> カチカチとハザードランプを灯しつつ徐行で安全な場所を探される本橋さま。</div><div> やがておもむろにお車を左折させ、ファミレスの駐車場みたいな空き地に入りました。</div><div><br /></div><div> 空き地に面した建物は古民家風で、たぶんおそばや郷土料理をメインとした路面店のレストラン風。</div><div> ただし定休日なのかもうとっくに営業されていないお店なのか、建物は真っ暗で駐車場にも私たちの車以外駐まっていません。</div><div><br /></div><div> 建物から飛び出している庇がお車の半分くらいまでを覆う場所に前向きでお車を駐められました。</div><div> 窓から見渡すとお空は相変わらず真っ暗で、駐車場の出口付近にポツンと立っているお飲み物の自動販売機の灯りだけがヤケに目立っています。</div><div><br /></div><div>「やれやれだわね。別に急ぐ旅じゃあないからいいけど」</div><div>「逆に車に乗って街道走ってるときに降られて良かったんじゃない?徒歩で買い物の途中とか帰りの山道に入った後とかよりは」</div><div>「それにしても凄い雨ね。洗濯物取り込むの、忘れないでよかったー」</div><div><br /></div><div> 窓からお外を眺めつつ口々に他愛もないご感想を述べられる女性陣。</div><div> 状況のわりに悲壮感は皆無です。</div><div><br /></div><div> 駐車場に避難した後も雨脚は衰えるどころか、いっそう激しくなっているみたい。</div><div> こういうのを篠突く雨って呼ぶのかな、なんて考えている私。</div><div> おっぱい丸出しのはだけた胸を直しもせずに。</div><div><br /></div><div>「なんか喉乾いた。今オレ、無性にコーラが飲みたいっ」</div><div><br /></div><div> 助手席の橋本さまが本橋さまに問いかけるようにおっしゃいました。</div><div> そのおっしゃりかたが、ちっちゃな子供さんみたいだと笑われる五十嵐さま。</div><div> つられて笑うお姉さまと中村さま。</div><div><br /></div><div>「それじゃあヒマ潰しの余興をしましょう」</div><div><br /></div><div> 窓からお外を眺められていたお姉さまが、突然そう宣言されました。</div><div><br /></div><div>「直子?裸になりなさい」</div><div><br /></div><div> 唐突なご命令。</div><div> でも今でも裸同然な格好ですし、この方々の前で裸になるのは慣れ過ぎてしまっているので、さほどの羞恥も躊躇もありません。</div><div><br /></div><div>「は、はい…」</div><div><br /></div><div> 従順にご返事してはだけたブラウスを脱ぎ去り、腰を浮かして赤いスカートも取り去りました。</div><div> そのまま立ち上がりマゾの服従ポーズ。</div><div><br /></div><div> お姉さまがもう一度窓の外をご覧になられ、私に向かってニッコリ微笑まれます。</div><div> そのとき、お姉さまが私に何をやらせるおつもりなのかわかってしまいました。</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2023/07/16.html" target="_blank">肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 16</a>へ</div><div>*</div><div><br /></div></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-41936385568627849032023-04-23T21:13:00.006+09:002023-06-04T16:54:17.204+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 14<div> 橋本さまと連れ立ってお店の外に出ると、お店脇の柱にもたれて五十嵐さまがスマホとにらめっこ。</div><div> 足元にはそれなりに大きなお買い物袋が置かれています。</div><div><br /></div><div>「ああ、戻ったんだ。意外に時間かかっちゃったね。ひとまず車に急ごう」</div><div><br /></div><div> お買い物袋を拾い上げるとスタスタと来た道を急がれる五十嵐さま。</div><div> 私も黒いレジ袋を片手に後につづき、橋本さまもメガネを外してつづかれます。</div><div><br /></div><div> 来たときより明らかに多くの人たちがすれ違いざまに私の首輪に目を留め、二度見してくるかたもいらっしゃいました。</div><div> 裾が割れてしまうのを黒いレジ袋で隠すようにして、急がれる五十嵐さまに小走りでついていきます。</div><div><br /></div><div> やがて広い駐車場へと入り、駐車されているお車の間を縫うように進み、橋本さまのお車へ。</div><div> 着いたときよりも駐車されているお車の数がグンと増えていました。</div><div> ミニバンはフードコート側に近い一方通行順路際の一画に駐めてあります。</div><div><br /></div><div>「もう一時半近いから、約束の集合時間まで二十分くらいしかないじゃない!」</div><div><br /></div><div> 橋本さまは運転席へ、私たちはスライドドアから後部座席へ。</div><div> お荷物をお車に乗せホッと一息も束の間、五十嵐さまの焦ったお声。</div><div><br /></div><div>「ロケハンして車動かしている暇無さそうだから、ここから盗撮するしかなさそうね」</div><div><br /></div><div> 助手席側の窓を指さされる五十嵐さま。</div><div> そちら側の窓からは遮るもの無く駐車場順路のアスファルトが見え、その向こう側はショッピングモール裏側の壁。</div><div> 壁際は少しの芝生になっていて、建物と建物のあいだにモール表側へとつづく広めな通路が直角につづいています。</div><div><br /></div><div>「本当はもっと人通りの多いところでやらせたいんだけどな。ハッシー、あの壁際のところに立たせたらズームはラクショー?」</div><div><br /></div><div> 窓から見えるモール裏側の壁のほうをもう一度指さされ、橋本さまにお尋ねになられます。</div><div><br /></div><div>「ああ、十メートル無いくらいだし、たぶんカントクさんが撮りたい部分のどアップだってラクショーだね」</div><div><br /></div><div> 橋本さまが再びリュックからハンディビデオカメラを出され、カメラをそちらに向けつつ笑いながらお答えになられます。</div><div><br /></div><div>「おっけー、じゃあ直子?ケータイだけ持ってうちの後ついてきて」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまがお車のスライドドアを開けて車外へ。</div><div> 私もあわててポシェットからスマホを取り出し、ポシェットは外して後につづきます。</div><div><br /></div><div> 駐車場内の一方通行順路である車道を渡り、建物のほうへとズンズン歩まれる五十嵐さま。</div><div> やがて、とあるモール店舗の裏側壁際の芝生のところで立ち止まりました。</div><div><br /></div><div>「そうね、この辺りでいいか。直子、ここに立って」</div><div><br /></div><div> 芝生の上に駐車場に向けて立たされます。</div><div> 壁沿い一メートルくらいでショッピングモール表側へT字路状につづく通路があります。</div><div> 今も目の前を駐車場からモールへと急ぐカップルさまが足早に通り過ぎていかれました。</div><div><br /></div><div>「ここに立ってちょっと待ってて。で、うちが直子に電話するから、その指示に従いなさい。あ、電話番号教えて」</div><div><br /></div><div> 私が自分の電話番号をお伝えすると五十嵐さまはご自分のスマホに登録され、すぐにコールバック。</div><div><br /></div><div> …これが直子のマゾマン…</div><div><br /></div><div> と自分の恥ずかし過ぎる呼び出し音声が私のスマホを震わせて、慌てて応答。</div><div><br /></div><div>「おっけー。それじゃあ待っててね」</div><div><br /></div><div> スタスタとお車にお戻りになられる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div> お車と私との距離は、一方通行車線とバスレーンを隔ててプラスアルファですから7~8メートルといったところでしょうか。</div><div> 駐車場からモールへ向かう人、モールから駐車場へ戻る人が時々私の前を通り過ぎていかれます。</div><div> お外は快晴ですが時折気持ちの良い風も吹き、それほどの不快な暑さは感じません。</div><div><br /></div><div> 私がここで何をやらされるのか、だいたいの予想はついていました。</div><div> それはとても恥ずかしい行為なのですが、不安を押し退けて余りあるドキドキとムラムラがからだにみなぎってきていました。</div><div><br /></div><div> お車のドアが閉じて少しすると知らない番号から、これが直子のマゾマン…、と着信。</div><div><br /></div><div>「…もしもし…」</div><div><br /></div><div>「これから指示を出すから、その通りにしなさい。ケータイは左手に持って通話ね」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまのお声がスマホからハッキリ聞こえてきます。</div><div><br /></div><div>「空いている右手でブラウスのボタンをもう一つ外しなさい」</div><div><br /></div><div> お車のほうを見遣ると助手席側の窓が全開となり、少し奥から橋本さまのレンズが私を狙っているのがわかります。</div><div> </div><div> ブラウスのボタンは三つまですでに外れていて、おっぱいの膨らみ始めまでが覗いている状態、四つめを外せば下乳の更に下までが無防備となってしまいます。</div><div> それでも私に拒む資格も権利もありません。</div><div><br /></div><div>「…はい……外しました…」</div><div><br /></div><div> 四つめのボタンを外しても今のところ前立ては閉じたままで、さしたる変化はありません。</div><div><br /></div><div>「直子は素直でいい子だねー。これからそこがいくらはだけても直したらだめだからね」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまが猫撫で声でお褒めくださった後、ピシャリとご容赦無いご命令口調。</div><div><br /></div><div>「じゃあ右手をスカートの右ポケットに突っ込んで」</div><div><br /></div><div> やっぱり…</div><div> 私はたぶんここでオナニーをさせられるのでしょう…</div><div> こんな、不特定多数のみなさまが普通に行き交わられるショッピングモールの片隅で…</div><div><br /></div><div> それでも逆らうことは出来ず、ソロソロと右ポケットに右手を差し入れる私。</div><div><br /></div><div>「何に触った?」</div><div><br /></div><div>「…わ、私の…は、肌です…」</div><div><br /></div><div>「どこの?」</div><div><br /></div><div>「お、お腹の…」</div><div><br /></div><div> そのスカートのポケットには大きな穴が空いていて、と言うか、あるべきポケットの袋そのものが無く、差し込んだ手はそのまま裏地へ。</div><div> その上ノーパンですから、手は下腹部の素肌に直接触れます。</div><div><br /></div><div>「もっと手を下まで伸ばしなさい」</div><div><br /></div><div>「は、はい…」</div><div><br /></div><div>「今度は何に触れた?」</div><div><br /></div><div>「…私の…性器、女性器に…」</div><div><br /></div><div>「あれ、ずいぶんとお上品だこと。本当の直子はそんなキャラじゃないでしょう?」</div><div><br /></div><div>「ご、ごめんなさい…直子の、む、剥き出しマ、マゾマンコ…です…」</div><div><br /></div><div> マゾマンコと自分で口にした途端に、そこの奥が盛大に潤んだのがわかりました。</div><div> そしてちょうどそのとき、スマホで恥ずかしい会話をしつつポケットに手を突っ込んでいる私の前を、お若い男性おひとりと大学生風のカップルさまがたてつづけに通り過ぎていかれました。</div><div><br /></div><div> 男性おふたりの目線は、明らかに私の首輪に来ていました。</div><div> それに気づいた私の膣内がヒクヒクンと何度も痙攣してしまいます。</div><div><br /></div><div>「じゃあ、そのマゾマンコに指を一本だけ挿れなさい」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまの事務的な冷たいお声でのご命令。</div><div><br /></div><div>「挿れた?」</div><div><br /></div><div>「…はい…」</div><div><br /></div><div>「どうなってる?」</div><div><br /></div><div>「…は、はい…濡れて…す、すごく熱くなっています…」</div><div><br /></div><div>「どうしたい?」</div><div><br /></div><div> それはもちろん、思うままココをまさぐって快楽を得たいのは当然なのですが、場所が場所です…</div><div> 何も言えないまま黙っていると、五十嵐さまが誘い水を撒いてこられます。</div><div><br /></div><div>「こんな青空の下でイケたら気持ちいいだろうねぇ?ブラウスもスカートもちゃんと着ているし、こっそりやればわからないって」</div><div><br /></div><div>「…で、でも…」</div><div><br /></div><div>「大丈夫。こっから見ていても、ただ女の子がポッケに手を突っ込んでケータイで誰かと話しているだけにしか見えないし」</div><div><br /></div><div>「…そ、そうでしょうか?…」</div><div><br /></div><div> お答えしながらも膣内に潜り込んだ私の指は、ソロリソロリと動き始めています。</div><div><br /></div><div>「そうよ、こんなに人目のあるところで、まさかマンズリこいてるヘンタイ女がいるなんて誰も夢にも思わないよ」</div><div>「踏ん切りつかないなら命令ってことにしてあげよっか。命令だったら逆らえないんでしょ?」</div><div><br /></div><div> はじめからそのおつもりのクセに、ワザとお下品なお言葉遣いで恩着せがましくご提案くださる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「…は、はい…ご命令であれば…」</div><div><br /></div><div>「じゃあ命令してあげる。ヘンタイ直子はそこでマンコ弄ってイキなさい。ちゃんとイクこと。クリで一回ナカで一回ね」</div><div><br /></div><div>「…はい…わかりました…」</div><div><br /></div><div><div> ご命令であるなら、私に拒否権なんてありません。</div><div> 出来る限り周りの方々に勘付かれないよう、声を押し殺してイクしかありません。</div><div> ポケットを素通りした手を股間に貼り付けます。</div><div><br /></div><div>「顔は車のほうに向けて、うつむいてはだめ。会話しつづけながらヤりなさい」</div><div><br /></div><div> 外陰部ごとマゾマンコを包むように手をあてると、手のひらにぶつかる硬い突起。</div><div> 中指はすでに膣内に侵入していますから、あとは全体を揉み擦るだけで楽にイケそうです。</div><div> 手首寄りの手のひらでクリットをギュウギュウ潰しつつ、膣内の中指で膣壁を捏ね繰り回します。</div><div><br /></div><div>「ほら、駐車場のほうから家族連れがやって来るよ。直子のこと、気づいちゃうんじゃない?」</div><div><br /></div><div> からかうようにおっしゃる五十嵐さまのお言葉に視線を動かせば、向かって右奥からお若そうなご夫婦。</div><div> 左右から手を繋いだ真ん中に、5~6歳くらいの可愛い女の子がスキップではしゃいでいます。</div><div> ビクンとして、右手の動きを止めてしまう私。</div><div><br /></div><div>「ほら、手は止めない。視線もうつむかずにそっちに向けるの、笑顔を浮かべて」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまのご命令で再び右手を緩慢にニギニギしつつ、虚ろな視線を家族連れさまに向けます。</div><div> 家族連れさまはまだ私には気づいていないらしく、お三かたとも満面の笑顔を浮かべて何やら話し合っておられます。</div><div><br /></div><div>「今度はモール側から男の二人組。直子に気づいてくれないかなぁ。ほら、ちゃんと手は動かすのっ!」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまが周囲の状況を実況中継してくださっています。</div></div><div> 私はそれでも徐々に昂ってきていて、遠ざかりつつある理性と引き換えに、視てほしい、という被虐羞恥願望がどんどん高まってきています。</div><div><br /></div><div><div> 中指をいったん膣から抜き、クリットを重点的に責めることにします。</div><div> 親指と中指でクリットを摘み、強く弱く爪を立てます。</div><div> クリットは茹でる前の大豆くらいに固くしこり、触れるたびに頭の中で電流が走ります。</div><div><br /></div><div>「…あっ…んぅーーーっ…あぁぁぁー…ふぅぅぅ……」</div><div><br /></div><div> 堪えきれずに小さな吐息を通話口に洩らしてしまう私。</div><div><br /></div><div>「いいねいいね。いやらしい声はどんどん聞かせて。バレないようにがんばってね」</div><div><br /></div><div> からかうような五十嵐さまのお声。</div></div><div><br /></div><div>「あ、また駐車場のほうから女性の三人連れ。今度は直子のだいぶ近くを通りそうよ」</div><div>「あの人たちを見ながらイキなさい。ていうか、あの人たちに視られながらイキなさい」</div><div><br /></div><div> 瞑りがちだった両目を開いて前方を見ると、右前方十メートルくらいの位置に妙齢の女性が三名、今まさに一方通行順路を建物側へと渡ろうとされています。</div><div> 学生さまかOLさまなのか、三者三様の気合の入った薄着ファッションで、いかにもリゾートではっちゃけに来た、という感じです。</div><div><br /></div><div> 車道を渡ったお三かたは芝生ギリギリを私に向かって歩いておられるので、私の目の前すぐを通り過ぎてモール表側へと曲がられるでしょう。</div><div> 楽しげに談笑されつつ私へと近づいてこられる彼女たちお三かたのうち、薄いサマーセーターのバストを一番盛り上げていらっしゃる童顔のおひとりが一際目を惹きます。</div><div><br /></div><div> スマホを耳にあてて通話している体を装いながら、彼女たちのほうに目を向けますが、会話に夢中なのか私に気づかれたご様子はありません。</div><div> 充分に昂りきっている私の性感は、クリットへの次の蹂躙でいともたやすく昇天へと導かれるでしょう。</div><div><br /></div><div>「…ハァ…ンッ、ハァ、ハァ、ハァ…ンーーッ…」</div><div><br /></div><div> 肉芽周辺に焦らすような愛撫を施しつつ、五十嵐さまのケータイに熱い吐息のささやきを届けつづける私。</div><div> 乳首やおっぱいもまさぐりたくてたまりません。</div><div><br /></div><div> 彼女たちはもう私のすぐ傍らまで来られていました。</div><div> お声高におしゃべりしつつ私の目前を通られるとき、サマーセーターの女性さまの目線がフッと私の首輪に注がれたような気がしました。</div><div><br /></div><div>「ンゥゥゥーーーーーーーッ!!!」</div><div><br /></div><div> 咄嗟に彼女たちに背中を向け、同時にクリットをギュッと押し潰しました。</div><div> 頭の中が真っ白になると同時に痺れるような快感が下半身から全身へと駆け巡りました。</div><div> 辛うじてしゃがみ込んでしまうことは我慢出来ましたが、突っ張った両脚ともヒクヒク震えています。</div><div><br /></div><div>「ちょっと!誰が背中向けていいって言った?肝心のイキ顔アヘ顔が撮れなかったじゃない!」</div><div><br /></div><div> 通話中の五十嵐さまから猛烈なご抗議です。</div><div> 自分でもどうしてそうしたのかわからないのですが…</div><div> やっぱりイク瞬間を見知らぬ方々にお視せすることに、抵抗感があったのでしょうか…</div><div> </div><div> 快感の余韻がまだ渦巻く中、お車のほうに向き直ります。</div><div> 彼女たちお三かたはモール表側へつづく通路の方に曲がられたようで、もうお姿は見えません。</div><div><br /></div><div>「悩ましげにシワ寄せて火照らせちゃって、いやらしい顔。イキ顔撮り損ねたのが尚更、残念この上ないね」</div><div><br /></div><div>「…ご、ごめんなさい…」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまからの未練たっぷりな恨み言に、ひたすら恐縮する私。</div><div><br /></div><div>「でも一回イッたからもうイキやすいでしょ?今度はナカイキね。で、何が起きても車のほうを向いていること」</div><div>「あと、今回の命令違反にペナルティも必要だな。何がいいかな…」</div><div><br /></div><div> しばし沈黙するスマホ。</div><div> 私は快感の余韻がまだ治まらず、息をハァハァ吐いています。</div><div><br /></div><div>「一番恥ずかしいのは絆創膏剥がさせることだけど、ブラウスがあの状態じゃ、完全に公然猥褻物だし…」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまのそのお言葉に、何気無く自分の上半身を見下ろすと…</div><div><br /></div><div> 辱めによる性的な興奮でじっとり汗ばんだ薄物ブラウスは満遍なく素肌に張り付き、白いはずの布地が肌色となってからだの線を浮き上がらせていました。</div><div> その上、襟元から4つまでボタンの外れた前立ては大げさにはだけ、左右おっぱいが三分の二以上飛び出しています。</div><div> もしも絆創膏を貼っていなかったら、両乳首ともお外にコンニチハしていました。</div><div><br /></div><div> 直すことは禁じられていますから、そのままの状態でモジモジソワソワ。</div><div> 今の状態がそんなに破廉恥だと知ってしまったことで、羞恥がマゾ性を刺激して被虐感が増し、いっそうの性的興奮へと変化して、ラビアはヒクつきクリットが性懲りも無くぐんぐん腫れてきます。</div><div><br /></div><div>「ま、いっか、生ぬるいけどボタン外しで許してあげる。ブラウスのをもう一個とスカートももう一個、外しなさい」</div><div><br /></div><div> スマホから五十嵐さまのお声が聞こえて来て我に返りました。</div><div><br /></div><div>「はだけたブラウスはいったん直していいから、ボタンをそれぞれもうひとつ外してから、膣内イキしなさい」</div><div><br /></div><div>「はい…ありがとうございます…」</div><div><br /></div><div> 許してあげる、というお言葉に反応したお礼を述べてブラウスを直し、あらためてボタンを外します。</div><div> </div><div> その結果、ブラウスはスカートにインした下の部分までのボタンが全部外れて、すなわち上半身がいつ全開になってもおかしくはない無防備状態。</div><div> 下半身もボタンはふたつだけ、恥丘はおろか下腹のおへその下ぐらいまでが露わになりそうな心細い状態となってしまいました。</div><div><br /></div><div>「外したら今度も、どんなにはだけてもブラウス直したらダメだからね。ちゃんと膣内だけでナカイキして、カメラに背中向けることも絶対禁止」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまの無慈悲なお声がスマホのスピーカーを震わせます。</div><div><br /></div><div> こんな状態で私はこれから、自分のマゾマンコを自分の指で弄んだ挙げ句の果て、青空の下でイキ果てるんだ…</div><div><br /></div><div> 前方からまた、数人の人影が近づいてこられています…</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2023/06/15.html" target="_blank">肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 15</a>へ</div><div>*</div><div><br /></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-55691201572194895462023-04-09T21:44:00.005+09:002023-04-23T21:14:59.393+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 13<div style="text-align: left;"> スカートのウエストのところのボタンを外し、下ろしながら右脚、左脚とサンダルを引っ掛けないように抜きます。</div><div> これで下半身は剥き出しの丸出し。</div><div> 脱いだスカートは五十嵐さまの右手が伸ばされて没収されました。</div><div><br /></div><div>「んんっ!」</div><div><br /></div><div> そのまま便座に腰を下ろすと同時に、股間から水流が勢い良くほとばしり出ます。</div><div> 本当にがまんギリギリでした。</div><div><br /></div><div>「ほら、もっと脚開いて。指でラビアも広げて、オシッコが出てくる穴までうちにちゃんと視せなさい」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまから、私の股間にお顔を近づけ見下ろしつつのご命令。</div><div><br /></div><div>「…は、はい…」</div><div><br /></div><div> ほとばしる水流に触れないよう右手を上から伸ばし、チョキの形にした指を恥丘に添えて陰唇を押し広げます。</div><div> 潤んだ粘膜が直に空気に晒されているのがわかります。</div><div><br /></div><div>「左手はブラウスの裾を持って、おへその上まで捲くり上げるの。女性器周辺が全部よーく見えるように」</div><div>「うつむかないで、視線はこっちよ」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまのご容赦ない追い打ちのご命令で私の下腹部はおへそから下まで全部丸出しに。</div><div> そこをじっと視つめられる五十嵐さまの視線通りの映像が、カメラで記録されているはずです。</div><div><br /></div><div> ジョボジョボと音をたててほとばしる水流は、なかなか止まりません。</div><div> 放出の快感と視姦されているという羞恥がないまぜとなり、下半身全体が熱く火照ってしまいます。</div><div><br /></div><div>「直子、ずいぶんいやらしい顔になってる」</div><div><br /></div><div> 全体像を撮るためでしょう、一歩下がって私を見下ろす形の五十嵐さまが、からかうみたいにおっしゃいます。</div><div> 永遠につづくかと思われた放尿もやがて勢いを失い、チョロチョロっと断続的に数回垂れて沈黙しました。</div><div><br /></div><div> それでもお許しがないので、裾をめくったまま陰唇を拡げている私。</div><div> その姿をニヤニヤ数十秒見つめて、つまり録画した後、やっと五十嵐さまから次のご命令。</div><div><br /></div><div>「終わったみたいね。じゃあマンコ周辺をビデでよく洗いなさい。スケベ汁で濡れた内腿まで念入りにね。こっから先はずっとノーパンで過ごすことになるから」</div><div><br /></div><div> ビデのスイッチを入れると数秒置いてから勢いよく飛び出た水流。</div><div> 押し拡げた膣穴にジャストミートなほとばしりに思わず、アんっ、と淫声が洩れてしまいます。</div><div> 腰を少しくねらせて内腿に垂れた愛液も拭ってもらいます。</div><div><br /></div><div> そんな様子をじーっと見つめてこられる眼鏡越しの熱い視線。</div><div> それはすなわち、デジタルで永久的に記録されてしまう私の痴態ということなのです。</div><div><br /></div><div>「そんなもんでいいか。じゃあ紙で軽く拭いてからブラウス下ろしていいよ。余計なとこは触らないでね」</div><div><br /></div><div> いたずらっぽく五十嵐さまがおっしゃり、私に赤いラップスカートを差し出してきます。</div><div> いつの間にかボタンが全部外されて、一枚の細長い布片に戻っていました。</div><div><br /></div><div>「本当はここで声を殺してのオナニーとかも撮影したいところだけど、時間も限られてるしハッシーも待たせちゃってるし」</div><div>「ここはこれくらいにして、次の辱めに移りましょう」</div><div><br /></div><div> すごくご愉快そうにヒソヒソ声で告げる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「スカート着けていいよ。シャツはインで、あとスカートのボタンは上から3つまでね」</div><div><br /></div><div> そう促されて立ち上がり、剥き出しの下半身に赤い布片を巻きつけます。</div><div> ご命令通りに、前開きのボタンをウエストから順に三つまで留めていきます。</div><div><br /></div><div> そうすると、ちょうど恥丘の上辺りにある四番目のボタン以降がノーガード。</div><div> ちょっと大きな歩幅で歩いたり、正面から強めの風を浴びたら、いともたやすく割れてしまい無毛の恥部がさらけ出されてしまうことでしょう。</div><div><br /></div><div> そんな私の立ち姿を五十嵐さまが眼鏡越しにじーっと見つめられています。</div><div> と思ったら、つかつかと近づいて来られ、私の両肩に両手を伸ばされました。</div><div><br /></div><div>「もうこれもいらないわね」</div><div><br /></div><div> おっしゃると同時に両肩からボレロが剥がされ、くるくるっと丸めて五十嵐さまのバッグへ。</div><div> 代わりに私のポシェットを、今や正真正銘薄物ブラウス一枚となってしまった私の肩に、おっぱいスラッシュの形で掛けてくださいました。</div><div> </div><div> これで私は上下とも薄物一枚づつ、絆創膏で隠されたノーブラ、肝心なところのボタンを留めていない頼りないノーパン姿。</div><div> こんな格好でまた人混みを歩くんだ…</div><div> ポシェットのショルダーベルトを直そうとして何気無く首輪に触れたとき、諦めが呼ぶ開き直りのような興奮がゾクゾクっと背筋を駆け上りました。</div><div><br /></div><div>「よしっと。それじゃあ出よっか」</div><div><br /></div><div> ご自分のお荷物を肩から提げ、おトイレの鍵に右手を掛けられた五十嵐さま。</div><div> 空いた左手で私の右手を握られます。</div><div> 扉を開けると同時にグイッと引っ張られ、個室を出た途端にあっさり手が離されました。</div><div><br /></div><div> そのままおひとりでスタスタと出口近くの洗面スペースに向かわれる五十嵐さま。</div><div> トットットとつんのめるように個室を出て取り残された私。</div><div><br /></div><div> 顔を上げると洗面スペース近くに順番待ちの行列が4、5名。</div><div> 学生さん風や奥様風でみなさまお若い感じ。</div><div> ふたりだけの世界からいきなり公衆の面前、日常の空間に放り込まれ、そんなみなさまが一様に怪訝そうなお顔つきで私のほうを見ていました。</div><div><br /></div><div> それはそうでしょう。</div><div> おトイレ個室から若い女性がふたり、連れ立って出てきたのですから。</div><div> </div><div> スウェット上下で黒縁メガネな五十嵐さまの後ろから現われたのは、上半身透け気味な薄物ブラウスのパイスラ仕様、首に赤い首輪を巻いて頬を上気せている、いかにも情事の後然とした私。</div><div> 五十嵐さまは平然と洗面スペースで手をお洗いになっていらっしゃいますが、私はその侮蔑まじりな好奇の視線でどんどん自虐的に興奮してきていました。</div><div><br /></div><div> 今の私の格好は自分が望んだ姿…私は視られたがりの露出症…視られることで性的に高揚するヘンタイ…</div><div> だから視ていただけることに感謝しなければいけないんだ…</div><div><br /></div><div> 今日のアウトレットへのドライブ中から今まで、たてつづけの公衆の面前での辱めが許容を超えてしまったのか、今の私は露出マゾとしての自分に酔い痴れつつありました。</div><div> もっと視てください…いやらしい姿を視て蔑んで、変態痴女って罵ってください…</div><div><br /></div><div> 顔をまっすぐ上げ、比較的大きな歩幅のモデルウォークで、洗面スペースまでゆっくり歩きます。</div><div> みなさまの視線が私に釘付けとなり、その視線が好奇から驚愕、呆気、軽蔑、冷笑とさまざまに変わっていくのがわかります。</div><div><br /></div><div> 5月連休中のお姉さまとの露出ショッピングや6月のファッションショーでの出来事など、これまでに受けた恥辱のあれこれが脳裏にまざまざとよみがえっていました。</div><div> ああん、いっそのこと乳首の絆創膏も取り去って、いやらしく尖った乳首も視ていただきたい…</div><div><br /></div><div>「ほら、直子もさっさと手を洗って、先にいくよ」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまにびっくりするほど通るお声でご叱責され、ビクッとした拍子で私に少し理性が戻ります。</div><div> 見ると五十嵐さまは内開きドアからおひとりで出る寸前。</div><div><br /></div><div>「あ、はいっ、待ってください…」</div><div><br /></div><div> 私も大慌てで手を洗い、濡れた手のまま大急ぎで五十嵐さまを追いかけました。</div><div><br /></div><div> お手洗いから出るとそこには人、人、人…</div><div> 午後になって明らかに人出が増えたようで、いかにもショッピングモールという風景。</div><div> 理性が少し戻った私は、やっぱり恥ずかしさでうつむきがちになってしまいます。</div><div><br /></div><div> 合流を約束したカフェの前では橋本さまが所在無さげにスマホを弄られていました。</div><div><br /></div><div>「お待たせー」</div><div><br /></div><div>「ずいぶんと長いお籠りだねー。10分以上だったからイベント2つもクリアしちゃったぜ」</div><div><br /></div><div> 橋本さまがからかうようにおっしゃってスマホの画面を見せてきます。</div><div><br /></div><div>「悪い悪い、直子が調子に乗っちゃってさー。オナニーまで始めようとするのを無理やり引っ張ってきた」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまも軽口で返されます。</div><div><br /></div><div>「さあ、あとはさっさとおつかい済ませて、どこかでゆっくりと直子を晒し者にしましょう」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまがご自分のバッグから紙片を取り出されます。</div><div><br /></div><div>「直子は先生からの依頼品をゲットすること」</div><div><br /></div><div> 歩きながら振り向かれ、私にその紙片と一万円札を一枚渡して来られました。</div><div><br /></div><div>「で、撮影はハッシーね。うちは虫除けスプレーとか他に買うもので別行動するから」</div><div><br /></div><div> 黒縁メガネを橋本さまに渡される五十嵐さま。</div><div> 黒縁メガネを早速かけられたヤサ男風な橋本さまのお顔は、失礼ですが一層いかがわしさが増している感じ。</div><div> 橋本さまはハンディビデオカメラをリュックにしまいこみ、両手をポケットに突っ込んで私を見つめています。</div><div><br /></div><div>「買うところをしっかり撮影してね。直子はお店に入ったら探さずに、真っ先に店員さんに商品名を告げて売り場まで連れてってもらうこと」</div><div>「男性が側についていると、いかにも調教って感じになりそうじゃない?ハッシーは無言で終始ニヤニヤ笑って見てればいいよ」</div><div><br /></div><div> 名塚先生から渡されたという紙片メモには、買うべきものが事細かに書かれていました。</div><div><br /></div><div> お浣腸薬はメーカーと商品名の後に、30g×10、40g×10</div><div> 避妊具もメーカーと商品名の後に、002 12×3</div><div> ローションもメーカーと商品名の後に、360ml×2</div><div><br /></div><div> どれも女性が買うには恥ずかしいものばかり。</div><div> その上、この組合わせでこの量を買うなんて、この人は一体どんな生活をしているんだろう、って絶対思われそう。</div><div><br /></div><div> 紙片メモを確認して一万円札と一緒にポシェットに押し込んだ後、こう思うことにします。</div><div><br /></div><div> これは私へのお仕置きなんだ…</div><div> 恥ずかしい姿で恥ずかしい買い物をして、みなさまに私がどんな女なのかわかっていただいて、蔑んでいただくための…</div><div> だって私は本当にそういう女なのだもの…</div><div> </div><div> ドラッグストアは、アウトレットにいくつかある出口のひとつ近くの一画にありました。</div><div> 私たちが駐めた駐車場とはまた違う駐車場の側なので人の出入りも激しく、行き来が一際激しい一帯。</div><div> そんな中を私はメガネをかけた橋本さまと横並びで進み、やがてガラス張りのドラッグストアへ。</div><div><br /></div><div>「じゃあ、うちは自分の仕事済ませちゃうから。直子はくれぐれも言われた通りに、ね」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまがお店の奥に消えていき、入口自動ドア付近に取り残された私と橋本さま。</div><div> お店はあまり広くなく都心部の大きめなコンビニくらいの感じで、数名のお客様かたが右往左往されています。</div><div> 橋本さまは何もおっしゃらず、ニヤニヤ笑いで私の顔や全身を眺めていらっしゃいます。</div><div><br /></div><div> ご命令を守るべくスタッフさまはと見回すと、お会計であろうお薬処方のカウンターにご中年のおばさまがおひとりと、お品出しをされているっぽい若めな男性がおひとり。</div><div> 出来れば男性にはご相談したくないし、女性、それもご年配のスタッフさまのほうがいいなと思っていたら、お薬処方のおばさまにお客様が付いてしまいました。</div><div><br /></div><div> 仕方ないので男性に聞くしかないか、とお買い物カゴを取って奥へ進んでいくと、棚に隠れて見えなかったところにもうひとり、女性のスタッフさま。</div><div> こちらもお若い感じですが、男性より女性のほうがずいぶん気分的にラクです。</div><div><br /></div><div>「あ、あの、恐れ入ります…」</div><div><br /></div><div> おずおずとお声をかけると、芳香剤をお品出ししていたその女性のお背中がビクンと震え、あ、はい…というお声とともにこちらを向いてくださいます。</div><div> 二十代半ばか少し上くらいの落ち着いた感じの美人さんでした。</div><div><br /></div><div>「あ、あの、お、お通じのお薬はどこにありますか?」</div><div><br /></div><div> やっぱりお浣腸という言葉は口に出せず、口ごもりながら早口で尋ねてしまう私。</div><div><br /></div><div>「えっ、お習字…ですか?」</div><div><br /></div><div> 怪訝そうな女性の視線が私の顔から首輪へと移動し、胸元を凝視した後下半身へ移り、それからまた首輪へと戻ります。</div><div> それからじっと曖昧な笑顔で私を見つめる女性。</div><div> 明らかに引いていました。</div><div><br /></div><div>「あ、いえ、あの、お浣腸です。お浣腸のお薬はどこにありますか?」</div><div><br /></div><div> 沈黙に耐えられず、思わず恥ずかしい商品名を早口で口走る私。</div><div> こんな至近距離ならば透け気味なブラウスの下には何も着けてなく、乳首に絆創膏が貼ってあることまでわかってしまったことでしょう。</div><div><br /></div><div>「ああ、それなら突き当たって右側のあちらの棚になります」</div><div><br /></div><div> 女性スタッフさまがお店の奥、突き当りを指さされ、その指を少し右側へと振りました。</div><div> そのお声はいたってお優しげでしたが、私を見る視線に苦笑のような冷笑のような、呆れているニュアンスが感じられました。</div><div><br /></div><div>「あ、ありがとうございます…」</div><div><br /></div><div> 小声でつぶやき逃げるようにスタッフ女性さまから離れる私。</div><div> その傍らを橋本さまがニヤニヤ笑いのままついてこれらます。</div><div> 突き当りを曲がるときそっと背後を窺うと、女性スタッフさまはまだ私のほうを見ていました。</div><div><br /></div><div> お浣腸薬はすぐみつかりました。</div><div> 私にとっては見慣れたパッケージ。</div><div> 30g入10個の青い箱と40g入10個の薄紫の箱をお買い物カゴに入れます。</div><div><br /></div><div> 近くに避妊具も置いてあれば、スタッフさまにお尋ねしなくても買えるなと思ったのですが、残念ながらお浣腸薬周辺には消化器系のお薬ばかり。</div><div> ということで、こちらもスタッフさまにお尋ねしなければいけないことに。</div><div><br /></div><div> 当然のことながら私は今まで自分で避妊具の類を購入したことがありませんでした。</div><div> お姉さまやシーナさまとの遊びの際に、オモチャにそういうものをかぶせて使われたことは何度もあるのですが、主に使われる用途が用途ですからあまりよく研究観察する気にもなれず、どんな箱でどんなふうに売っているのかも知らないままでした。</div><div><br /></div><div> あの女性スタッフさんには、すっかり呆れられてしまったようなので出来れば他のスタッフさまに、と思うのですが、このお店のスタッフさまは、お薬処方のおばさまと男性と女性スタッフさまの計3名だけみたい。</div><div> やっぱり男性よりは、ということで再び女性スタッフさまのもとへ。</div><div> 女性スタッフさまはまだ、芳香剤の棚のところで何やら作業をされていました。</div><div><br /></div><div>「あ、あのぅ、もうひとつお聞きしたいのですが…」</div><div><br /></div><div> 消え入りそうな声を投げかけつつ近づく途中で、女性スタッフさまがお顔を上げられ私を見ます。</div><div> 橋本さまを引き連れて戻ってきた私のお買い物カゴの中には大量のお浣腸薬。</div><div><br /></div><div> 女性スタッフさまは、カゴと私の首輪と、傍らの橋本さまを交互に眺め、今度はなぜだかご愉快そうに、ニコッ、と微笑まれます。</div><div><br /></div><div>「はい、なんでしょう?」</div><div><br /></div><div> あからさまな作り笑いには、あなたたち、そういう妖しい関係なのね、という見透かすような冷やかすような雰囲気が感じ取れました。</div><div><br /></div><div>「あの、ひ、避妊具の売り場は…」</div><div><br /></div><div> 思い切っての早口でお尋ね。</div><div><br /></div><div>「避妊具?あ、コンドームで宜しかったでしょうか?」</div><div><br /></div><div> 女性スタッフさまってば、イタズラっぽくからかうみたいにおっしゃいます。</div><div><br /></div><div>「あ、は、はい…」</div><div><br /></div><div>「それでしたら今度は突き当たって左。処方カウンター脇の棚にございます」</div><div><br /></div><div>「あ、ありがとうございます…」</div><div><br /></div><div> もはや遠慮無しに私のからだを見つめてくださる女性スタッフさまの視線。</div><div> 絆創膏を貼られた乳頭付近とボタンの外れた恥丘付近を布越しにじっくりと舐めるように視られ、最後に首輪と顔を凝視。</div><div> それからフッと目を逸らされ、フフンと蔑むように笑われました。</div><div><br /></div><div> その途端、カーッと体中の血液がさんざめき、逃げるようにお店の奥へ。</div><div> 火照った頬が被虐に震え、間違いなく性的な快感を感じていました。</div><div><br /></div><div> 避妊具はどれも綺麗な箱に入れられて売られていました。</div><div> その中からご指定のメーカーの0.02と書かれた箱を12個入りというのも確認して3箱、カゴにいれます。</div><div><br /></div><div> 幸い避妊具コーナーの横がローションコーナーでしたので、ローションもメーカーを確認しつつ360mlを2本カゴへ。</div><div> これでミッション完了です。</div><div> あとはお会計を済ませるだけ。</div><div><br /></div><div> カゴの中には大きなお浣腸薬の箱2つと避妊具が3ダース、それにローションの太いボトルが2本。</div><div> こんな組み合わせのお買い物って、まさしくヘンタイ以外の何者でもない気がします。</div><div> でも一刻も早くこの場から立ち去りたい一心で、お会計の場であろうお薬処方のカウンターへ急ぎました。</div><div><br /></div><div> カウンター前にはおふたり、先客さまがいらっしゃいました。</div><div> お会計中のおひとりは処方箋を出してお薬を見繕っていらっしゃる最中らしく、カウンターのおばさまがカウンター内で忙しくしていらっしゃいます。</div><div><br /></div><div> 私の前のお客様はお買い物カゴに芳香剤やシャンプーなどをまばらに詰めて並んでらっしゃる、少しご年配のご婦人。</div><div> その次が私なのですが、そうこうしているうちに私の後ろにもお客様が付きました。</div><div><br /></div><div> 歯ブラシ2本と歯磨き粉を手に持たれた学生風のお若い女性なのですが、そのかたがどうも私のカゴの中身に気づいてしまったようでした。</div><div> 列から少しずれて私の顔を見ようとしているのが気配でわかります。</div><div> </div><div> 橋本さまは列から少し離れたところで、おそらく行列全体を撮ろうと思われているのでしょう、相変わらずのニヤニヤ笑いで眺めていらっしゃいます。</div><div> 私はひたすらうつむいて自分の番が早く来るのを待つしかありません。</div><div><br /></div><div> ようやく私の番となり、カウンターにお買い物カゴを置きました。</div><div> そのときのレジのおばさまの驚いたようなお顔。</div><div> </div><div> カゴの中身を見て、私を見て、首輪に気づいて、上半身を見て…</div><div> 驚いて、呆れて、曖昧な笑顔が冷笑に変わって、見透かしたようなお顔に変わり…黒いビニール袋に商品を入れつつの、おばさまの心の動きが手に取るようにわかりました。</div><div> </div><div> 商品を受け取った私は、文字通り逃げるようにお店を後にしました。</div><div> 商品の合計額が一万円払っても小銭しか返ってこないくらいの金額だったのにも驚きつつ…</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2023/04/14.html" target="_blank">肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 14</a>へ</div><div>*</div><div><br /></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-40463850018869421062022-11-06T22:01:00.003+09:002023-04-09T21:45:42.348+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 12<div style="text-align: left;"> 五十嵐さまのお言葉に甘えて、元の席の椅子にスカートごと座ってしまう私。</div><div> 生尻で直に座るより座面を汚さないであろうという判断です。</div><div><br /></div><div>「理不尽な命令に嫌がるようなフリはするクセに、結局受け入れちゃうところがいいよね。それもけっこう嬉しげ愉しげに」</div><div><br /></div><div> 同じ目線の高さとなった五十嵐さまが身を乗り出されるようにされ、話しかけてくださいます。</div><div><br /></div><div>「うちもけっこう幼い頃から屋外露出には興味あったんだ。最初に触れたエロものがそういうシチュだったから。近所の畑に捨ててあったエロ本。小四だったかな…」</div><div><br /></div><div>「もちろん男性向けの雑誌で今思えばえぐい内容の調教物だったんだけどね。外で恥ずかしい格好させられている女の子たちの切なげな表情が、なんて言うか、凄く儚げで綺麗だと思ったんだ…」</div><div><br /></div><div>「外で裸にされて見知らぬ人たちににジロジロ視られたらどんな気持ちになるんだろう、って思うけど、でも、自分でやる勇気なんてないから、漫画描いて発散してんだよね、昔から絵を描くのが好きだったから…」</div><div><br /></div><div> お言葉を選ぶように途切れ途切れに、照れ臭そうにおっしゃる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「だから今日は直子と、って言うか、直子で遊べてすっごく愉しい。うちが頭ん中であれこれ思い描いていた妄想が現実に目の前で起こるんだもん。感謝してる」</div><div><br /></div><div> あらためてお礼を告げられると私のほうこそ照れ臭いのですが、逆にそれだけ露出に思い入れがあるとすれば、これから私は何をさせられちゃうのか、少し怖い気もしてきます。</div><div> 五十嵐さまがつづけて何かおっしゃろうとしたとき、橋本さまが悠然と戻っていらっしゃいました。</div><div><br /></div><div>「お待ちどうさん」</div><div><br /></div><div> 戻られた橋本さまはまず、テーブルに置かれたご自分のビデオカメラを大事そうにお手に取られ、その代わりにたたまれたメガネ状の物体をテーブルに置かれます。</div><div><br /></div><div>「へー、これがスパイカメラなの…」</div><div><br /></div><div> 横細な四角いレンズの黒縁素通しメガネ。</div><div> つるのところが少し太い感じですが、メガネレンズの幅に合わせた感じでデザイン的にはマッチしています。</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまは物珍しげにお手に取られてしげしげとご覧になっておられますが、私は既に経験者。</div><div> リンコさまのお部屋で行なわれた夏休み女体観察会で、同じようなメガネをかけられたお子さまたちにさんざん撮影されました。</div><div><br /></div><div>「カメラのレンズはどこにあるの?」</div><div><br /></div><div>「フレームの眉間のところ」</div><div><br /></div><div>「ああ、ちょこっと凹んでる。でもぱっと見じゃわかんないね」</div><div><br /></div><div>「充電フルだから回しっぱなしでも一時間くらいは保つはず。使いたいときは言って」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまがメガネ型カメラをテーブルに戻されて、橋本さまがそれをご自分のウエストポーチに仕舞われます。</div><div><br /></div><div>「そんじゃあカントク?ご指示を。我々はカントクの仰せのままの下僕ですから」</div><div><br /></div><div> 橋本さまがお芝居っぽく茶化すようにおっしゃいます。</div><div><br /></div><div>「うーん、迷ってるんだよね。買い物もしなきゃいけないし、撮影場所も探さなきゃなんないし…」</div><div><br /></div><div> 座ったまま頬杖をつかれ、本当にお悩みなご様子の五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「ドラッグストアって、どこにあるの?」</div><div><br /></div><div> 橋本さまが五十嵐さまにお尋ね。</div><div><br /></div><div>「うーんと、ここからだとちょっと距離あるかな?通りから車で入ってきたあの入口の辺り」</div><div>「頼まれた買い物もけっこう嵩張りそうだから、買うのは最後でいいかな、とも思ってるんだけど…」</div><div><br /></div><div> それきりまた黙り込んでしまわれる五十嵐さま。</div><div> やがてお顔を上げられて橋本さまにお尋ねになります。</div><div><br /></div><div>「ハッシーのそのカメラって、ううんメガネじゃないほう、ってズーム、どれくらい?」</div><div><br /></div><div>「光学で50倍」</div><div><br /></div><div>「それって10メートルくらい離れてても表情までくっきり写るの?」</div><div><br /></div><div>「そのくらいの距離なら余裕でラクショーだね」</div><div><br /></div><div>「うちが考えてるのは、そこそこ人通りのある場所に直子をひとり放置して、うちらが遠くから隠し撮りみたいに撮影するプランなんだけど、どこで撮ればいいのか、場所が浮かばないんだよね」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまが、ひとり放置、なんて何やら不穏なことをおっしゃって、私の背筋がゾクッと震えます。</div><div> 五十嵐さまのお話が途切れて少しの沈黙の後、橋本さまがいつになく真面目なお顔でご自分のお考えを述べ始められました。</div><div><br /></div><div>「なるほど。それだと姫をどこに置くかじゃなくて、俺らがどこから撮影するかを考えたほうが早いよね」</div><div>「たとえばこの場で、姫を10メートル先に立たせてここからカメラで狙っても、隠し撮りにはならないわな。姫にカメラ向けているのが周りから丸見えなわけだし」</div><div><br /></div><div>「かと言ってどこかのお店の中からとかは建物内撮影禁止でNG、となると俺らの車から狙うしか無いんじゃない?つまりは駐車場周辺」</div><div><br /></div><div> 理路整然とお話を進められる橋本さま。</div><div><br /></div><div>「駐車場内なら車は動かせるし、移動しちゃってもチーフたちとの合流はケータイでどうにでも連絡つくし」</div><div>「となると、まずは買い物済ませて、嵩張る荷物はいったん車に置いて、それから駐車場周辺でロケーションするのが最適解なんじゃないかね」</div><div><br /></div><div> 淡々とお話される橋本さまを、爛々としたまなざしで見つめられる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「何ハッシー?美大中退のクセに理系脳だったの?」</div><div><br /></div><div> 嬉しそうに幾分ご無礼なことを口走られる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「それ採用。それで全部うまくいきそう。ハッシー段取りの天才。そうと決まればレッツでゴー!」</div><div><br /></div><div> 勢い良く立ち上がられる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「ほら、直子も」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまに軽く左肩を叩かれ、私もビクッとしつつ立ち上がります。</div><div> すると五十嵐さまの右手が私の胸元へと伸ばされ、ボレロカーディガンの結び目リボンがスルスルっと解かれます。</div><div><br /></div><div>「あっ、いやんっ!」</div><div><br /></div><div> ハラリと左右に割れた短いカーディガンの布地の下に、私のスケスケおっぱい。</div><div> ブラウスの布地は乾いていて透け具合もそれほど露骨ではないのですが、膨らみ始めから下乳まで、その全貌が白くて薄い布地越しに薄っすら浮かび上がっています。</div><div> 思わず胸元を両手で庇う私。</div><div><br /></div><div>「大丈夫よ、乳首は絆創膏で隠したのっぺらおっぱいだもん。目線を惹くアクセントになるような色味や突起が無いから見た人も、なんだベージュの肌着か、くらいにしか思わないって」</div><div><br /></div><div> 他人事ですから、思い切り楽観的なご意見を述べられる五十嵐さま。</div><div> 私の左手首が五十嵐さまの右手で掴まれ、胸元から強引に引き剥がされます。</div><div><br /></div><div>「いい?これからドラッグストアまで歩いていくけど、直子はおっぱいを一切隠してはダメ。そうね、後ろ手に組むくらいの感じで付いてきなさい」</div><div>「もしも命令に背いたら、もっとひどいことになるから。その絆創膏剥がしてブラウスまで脱がせたり…」</div><div><br /></div><div> 心底愉しそうにご命令くださる五十嵐さま。</div><div> そのご無体なご命令に、私の心も着々とドマゾモードへと移行しています。</div><div> 橋本さまのハンディカメラがいつの間にか少し離れた位置から、私を被写体にして撮影を再開されています。</div><div><br /></div><div>「それじゃあ移動しよっか」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまが私のスマホをポシェットに収められ、パイスラ仕様に掛けてくださいます。</div><div> ブラウスの布地がポシェットのストラップで押さえ付けられ、私のおっぱいの谷間が割られて膨らみが殊更強調されてしまいます。</div><div> 橋本さまは私たちの前へ横へと撮影アングルを工夫されつつ歩調を合わされています。</div><div><br /></div><div> フードコートの建物を背にし、芝生の広場をもう一方の建物側へと進む私たち。</div><div> やがてモールの通路へと入ると、擦れ違う人たちがグンと増えてきました。</div><div><br /></div><div> お洒落な雑貨を扱われているお店が立ち並ぶ、広い通路を行き交う老若男女。</div><div> 派手な服装の男性が構えるビデオカメラに誘導されるようにゆっくり歩く女性ふたり連れに、幾人かの人が好奇の視線を投げかけてきます。</div><div><br /></div><div> 完全に左右に割れてしまい役立たずのボレロカーディガン。</div><div> 乳首は隠されているとは言え、気分的にはおっぱい丸出しで歩いているも同然なのですが、そんなの何も気にしていない、というフリを必死に装い、モデル的無表情で歩を進める私。</div><div><br /></div><div> そしてこのとき私にはもうひとつ、差し迫った懸案事項が浮上していました。</div><div> お姉さまがくださったカシスオレンジのせいではないのでしょうが、急に尿意が高まってきてしまっていたのです。</div><div><br /></div><div> でも下手に、おトイレに行かせてください、なって頼んでしまうと、より一層ご無体なご命令、例えば物陰に連れて行かれて、ここでしちゃいなさい、みたいな事態にもなってしまいそうなのでガマンしていました。</div><div> </div><div> だけどガマンし切れなくて歩きながらお漏らししてしまっても結果は同じ…いえ、もっと悲惨なことになるかも…</div><div> どうしようか、と内心悶え苦しんでいます。</div><div><br /></div><div> モール通路を進んで道路からのお車の出入口近くまで辿り着くと、ショッピングモール全体の出入口のひとつでもあるようで、前にも増して行き交う人が増えてきました。</div><div> そんな一画にある東京でも有名なカフェチェーン店の前まで来たとき、五十嵐さまが私を振り返りおっしゃいました。</div><div><br /></div><div>「ちょっとトイレ行ってくるけど、直子も行く?」</div><div><br /></div><div> えっ?これは奇跡?想いが通じたの?</div><div><br /></div><div>「は、はいっ!」</div><div><br /></div><div> 思わず大きな声でつんのめるようにご返事。</div><div><br /></div><div>「あ、んっじゃあ俺も」</div><div><br /></div><div> 橋本さまもご便乗されます。</div><div><br /></div><div>「で、ハッシーさ、スパイカメラっていうの貸して」</div><div><br /></div><div> やっぱり一筋縄ではいかれない五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「ああ、そういうことね。ほい」</div><div><br /></div><div> 何を察されたのか、あっさりとメガネ型カメラをお渡しになる橋本さま。</div><div><br /></div><div>「それ、実際の自分の目線よりも下気味に撮影されるから、対面で撮るなら若干顎を上げ気味にしてたほうがいいよ」</div><div><br /></div><div> 何度か使われていないとわからないはずの適切なのであろうアドバイスまでくださいます。</div><div><br /></div><div>「録画オンにしたから、行っといで。またこの店の前で合流な」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまがメガネをかけられ、私を見つめてきます。</div><div> 黒縁メガネ姿の五十嵐さまは、知力がグンとアップした感じで、なんて言うか、お召し物が上下スウェットなので、体育の授業を抜け出してきた名門高校生徒会副会長という感じ。</div><div> サイドに流された髪の毛でメガネの太めなつるも隠れ、不自然さはありません。</div><div><br /></div><div> カフェを素通りして少し行くと男女隣り合わせのお手洗いがありました。</div><div> ドア前に並ぶ行列もなく、橋本さまと別れて女子トイレに入ります。</div><div><br /></div><div> 中にはおふたりほどの先客さま。</div><div> ご中年であろう派手めなお召し物のご婦人とノースリワンピの女子大生風なかた。</div><div> 私たちが後ろに並ぶなり、おふたりが振り向かれ、しばらくじっと、主に私が視られます。</div><div><br /></div><div> それはそうでしょう。</div><div> アクセサリーと呼ぶにはいささか大げさな首輪を着けて、下着を着けているのかわからない薄物でバストを透けさせている女が、生徒会副会長風黒縁メガネ女子に従うように入ってきたのですから。</div><div> 個室は全部で六つ、全て扉が閉じています。</div><div><br /></div><div> 女子大生風のかたはすぐに前を向かれてそれきりでしたが、ご婦人のほうは私が気になるらしくお顔をしきりに動かされてチラチラと目線を送ってこられます。</div><div> 私は素知らぬふうを装って無表情に努めているのですが、内心、何か言われたらどうしよう、とドキドキです。</div><div><br /></div><div> そうしているあいだに一番手前の個室のドアが開き、真っ赤なワンピースのご婦人が出てこられました。</div><div> そのかたは私たちを一瞥もされず、急いでるふうに洗面スペースへと直行されました。</div><div><br /></div><div> これでご中年のご婦人がその個室へと消えられ、入れ代わるようにおふたり連れらしき女性、おひとりはロックバンドのロゴ入Tシャツ、もうおひとりはボーダー柄のタンクトップというお若いであろう方々、が私たちの後ろに並ばれます。</div><div><br /></div><div> 後ろからなら首輪も髪で隠れているし、ボレロガーディガンで背中も上のほうが隠れるしで、ブラウスが透けていてもヘンタイぽいところはないな、と一安心。</div><div> でも安心したら、そのぶんだけ尿意が高まった感じ。</div><div> </div><div> 私の前に立たれている五十嵐さまは、おからだを半分私のほうに向けられ、無言で私の顔をじっと視られたり、ときたま舐めるように全身を眺めたり、その合間におトイレ内全体をぐるっと見渡されたり。</div><div> でもこれってつまり、五十嵐さまは今、女子トイレ内を盗撮されている、っていうことだよね、なんて思ってみたり。</div><div><br /></div><div> すると今度は一番奥の個室、少し遅れてそのお隣の個室の扉がたてつづけに開きました。</div><div> 出てこられたのはいずれもスラッとした妙齢の女性。</div><div> 擦れ違うときにそのおふたりからは、同じように訝しげな視線を、主に首輪の辺りに投げつけられました。</div><div><br /></div><div> ノースリワンピの女性がひと足早く一番奥の個室に入られました。</div><div><br /></div><div>「一緒に入ろっか」</div><div><br /></div><div> えっ!?</div><div> 問いかけられたお言葉の意味を咀嚼できないうちに、五十嵐さまの左手に私の右手を掴まれます。</div><div><br /></div><div>「あの、えっと…」</div><div><br /></div><div> 戸惑いマックスのまま引っ張られるように、奥から二番目の扉前まで連行される私。</div><div> 個室に入るときに列のほうを見遣ると、Tシャツとタンクトップのおふたりが、信じられない、とでもおっしゃりたげな唖然としたお顔をされていました。</div><div><br /></div><div> 個室の内部はけっこう狭く、ドアに向いた便器の前のスペースは一メートル四方くらい。</div><div> お先に入られた五十嵐さまが便器の蓋を開けられます。</div><div><br /></div><div>「失礼して先にやらせてもらうね」</div><div><br /></div><div> おっしゃりながらこちらを向かれたまま、スウェットパンツのゴムにお手をかけられます。</div><div><br /></div><div>「え?あの、ちょっと…」</div><div><br /></div><div> うろたえながら後退り、個室のドアにべったりと背中を預ける私。</div><div><br /></div><div>「何ビビってるの?オシッコするだけだよ。女同士だし、見たかったら見てていいから」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまってば、お着替えになるときも無造作に裸になられていたし、そういうところは意外と無頓着なご性格のよう。</div><div> ドギマギしている私のほうがおかしいのかもしれません。</div><div><br /></div><div> お立ちになられたまま少し上体を前傾された五十嵐さまが、スウェットのハーフパンツを膝下まで勢い良く下ろされます。</div><div> ショーツごと下ろされたのでしょう、薄め少なめの陰毛に覆われた下腹部が眼中に飛び込んできて心臓がドキン。</div><div> 五十嵐さまの下腹部はマシュマロみたいに色白で、そこに小さく翳る漆黒の逆三角形が鮮烈です。</div><div><br /></div><div> 便座に腰掛けられた五十嵐さまは、薄い笑みを浮かべて私をじーっと見つめられています。</div><div> その不自然さで、あのメガネで撮影されている、ということを思い出しました。</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまのオシッコ姿には興味あるけれど、そんなことに興味津々な私の腑抜けた顔が後で他のみなさまにも見られてしまう…</div><div><br /></div><div>「ご、ごめんなさいっ」</div><div><br /></div><div> なぜだかお詫びの言葉を口走りつつ五十嵐さまに背を向ける私。</div><div> 私が好きな種類の性的な恥ずかしさとは別物の、照れ臭いような居心地悪い恥ずかしさがこみあげてきたからです。</div><div><br /></div><div> 個室のドアを見つめている私に音が聞こえてきます。</div><div> ジョロジョロという音はおそらく放尿されている音。</div><div> それが静まりンーッという機械音の後のシューッと言う音はたぶんビデを使われた音。</div><div> </div><div> その後にガサゴソとトイペを使われる音がして、一番大げさなザバーっという音は排出物が流された音。</div><div> 少しの衣擦れの音の後、背後から左肩を叩かれます。</div><div><br /></div><div>「はい、お待たせ。タッチ交代」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまが壁際へ避けられるようにお立ちになられ、私に便座に座るようご誘導されます。</div><div> 私の尿意もかなり差し迫っていましたから、すんなり便座の前までは行きました。</div><div><br /></div><div> でも…</div><div> ここで私と五十嵐さまの立場の違いにはっきり気づきました。</div><div> 五十嵐さまに見られる、ということはすなわち、私の放尿姿が撮影され保存される、ということなのです。</div><div> </div><div>「ノーパンだったよね。スカートは脱いで下半身丸出しになりなさい」</div><div>「それで両脚は大きく広げて自分の指でラビアも開いて、うちの顔をじっと見つめながらオシッコしなさい」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまの扇情的に歪んだ微笑みで、私への辱めを心の底から愉しまれていらっしゃることがわかります。</div><div> 五十嵐さまだけではなく決壊寸前の尿意にも追い込まれている私には、ご命令通りに従って恥ずかしい放尿姿をご披露するしかありません…</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2023/04/13.html" target="_blank">肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 13</a>へ</div><div>*</div><div><br /></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-62168725501057382832022-10-30T23:39:00.002+09:002022-11-06T22:02:10.661+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 11<div style="text-align: left;">「…で、でも…」</div><div><br /></div><div> さっき後ろ手に回したときの感触を思い出し、座っているプラスティック製の椅子の背後を手探りで確認したら案の定だったので、その結果マゾとして禁句な否定語をまた発してしまいました。</div><div><br /></div><div> だって今座っている椅子、背もたれと座面のあいだが背もたれの幅の分だけ20センチくらい隙間となって空いているんです。</div><div> 生尻で腰掛けたとしたら、ちょうどあの恥ずかし過ぎる自己紹介文からお尻の割れ始めまで、バッチリ素肌が覗けちゃうくらいに。</div><div><br /></div><div>「でも何?何がでも?それじゃ答えになっていないわよね?直子はあたしの提案に対してどう考えたのかから、みんなにわかるようにきちんと説明なさい」</div><div><br /></div><div> お仕事のときの会議のようなご真剣なまなざし。</div><div> 一瞬オフィスにいるのか、と錯覚しちゃうほど。</div><div><br /></div><div>「あ、はい…お姉さま、あ、いえ、チーフのお考えをお聞きして、私が汚してしまったスカートは直ちに水洗いなりをするべきだと思いました…」</div><div><br /></div><div>「だけど私がこのスカートを脱いでしまうと、私の下半身を覆う衣服はありませんから、汚れを落とすあいだ私は下半身裸で過ごすことになります…」</div><div><br /></div><div>「椅子の背もたれで隠れるならそれでもいいかなとも思ったのですが、念の為に背もたれを確認すると下の方に隙間が空いていました…」</div><div><br /></div><div> 一生懸命頭を整理して弁明します。</div><div><br /></div><div>「私がそれをした場合、芝生におられるみなさまに後ろから裸のお尻が視られ放題となるので、その結果ご迷惑をおかけしてしまうかな、と…」</div><div><br /></div><div> ただ、自分で説明しているうちに、その状態になりたい、と思っているもうひとりの自分がいることに気づいてしまいます。</div><div> </div><div> お昼時フードコートのテラス席で下半身を剥き出しにして、椅子の背もたれ下から生尻を覗かせている女…</div><div> 背後を行かれる方々に、あれ?あの人、お尻が出ていない?なんてコソコソ後ろ指をさされたい、なんて思ってしまっているのです。</div><div><br /></div><div>「ご迷惑と言ったら、現在進行系で迷惑を被っているのは五十嵐さんよね?私物のスカート汚されちゃっているのだから。まず、そのご迷惑を解消するのが最優先ではなくて?」</div><div><br /></div><div> 至極ごもっともなご意見を投げかけてこられるお姉さま。</div><div> カメラを構えられた五十嵐さまのレンズの下から覗いているお口元がニンマリと歪んでいます。</div><div><br /></div><div>「それに、ラッキーなことに直子が今座っている椅子の色、肌色に近いベージュだから、少しくらい生尻が覗いていたって、よっぽど近寄らない限り気づかれないわよ」</div><div><br /></div><div> 決めつけられるようにおっしゃったお姉さま。</div><div> そこで質疑は終了、私の異議はあっさり却下されます。</div><div><br /></div><div>「わ、わかりました…」</div><div><br /></div><div> 不安なのか被虐の悦楽なのか、こんな場所で下半身丸裸になるという緊張に震える指先を、そっとスカートのウエストに近づけます。</div><div> 一番上のボタンを外せばスカートは脱げるはずですが二番目、三番目と六個すべてのボタンを外して一枚の布地状態となったスカートを、お尻を少し上げて腰から外します。</div><div><br /></div><div> ブラウスの裾は私の恥丘手前、下腹部の始まり辺りで途切れていますから、私のうつむいた視線に自分の露わになった無毛の下半身が女性器の割れ始めまではっきり見えています。</div><div><br /></div><div> 細長い一枚の布状となった真っ赤なスカートを、テーブルの下からおずおずと差し出します。</div><div> すぐにお姉さまが取り上げられ、矯めつ眇めつしげしげと検められます。</div><div><br /></div><div>「やっぱりちょうどお尻のとこらへんの裏地がベッタリ汚れちゃってるわね。表側まで少し湿ってる」</div><div>「あたしが持ってるウエットティッシュくらいじゃ、どうにもならない感じ」</div><div><br /></div><div> 真っ白なテーブルの上に広げて置かれた派手な赤い布地は、きっと遠くからでも目立っているはずです。</div><div> 何をしているんだろう?と吸い寄せられた視線が私の浅ましい姿に気づかなければいいのですが…</div><div><br /></div><div>「だったらちょうどワタシ、お手洗い行きたいから、ついでに水洗いしてきてあげるよ」</div><div><br /></div><div> 中村さまがお足下に置かれたご自分のバッグからお化粧ポーチを取り出されながらおっしゃいました。</div><div><br /></div><div>「誰かタオル持っていない?フェイスタオルくらいのがいいかな。あとエミリー?ウエットティッシュも貸して」</div><div><br /></div><div> 中村さまご要望のお品を、どちらもお姉さまが差し出されました。</div><div> 中村さまはスカートの濡れている部分にウエットティッシュをかぶせてからたたまれ、タオルで包んで小脇に挟まれます。</div><div><br /></div><div>「パンツも洗っとく?」</div><div><br /></div><div> テーブルの上にポツンと残された私が汚した薄青色のショーツ。</div><div><br /></div><div>「いや、パンツはいいよ。直子に自分の淫乱さを反省してもらうために、ずっとここで晒し物にしておく」</div><div><br /></div><div> ずっと私にビデオカメラを向けられている五十嵐さまが、私の顔を撮影しつつおっしゃいました。</div><div><br /></div><div>「そう。んじゃあ、行ってくる」</div><div><br /></div><div> お席を立たれた中村さまをお見送りすると、カメラを構えられた五十嵐さまはわざわざお席を立たれ、テーブルの上の私のショーツにレンズを向けられます。</div><div> それから私のすぐそばまで寄り添われ、至近距離から私の視線と同じアングル、すなわち剥き出しの恥丘を上から撮影された後、背後に回られ生尻を覗かせている私も撮影されています。</div><div><br /></div><div>「お待たせー、いやードリンク類は行列で予想外に混んでてさ…」</div><div><br /></div><div> 中村さまと入れ違うように近づいてこられる、本橋さまの明るいお声。</div><div> トレイにさまざまなドリンクやスイーツを乗せた男性陣がお戻りになられました。</div><div><br /></div><div>「うわっ、なんでテーブルの上に下着が置いてあるの?」</div><div><br /></div><div> お飲み物をそれぞれに配ろうとされていた本橋さまの驚きのお声。</div><div> ショーツを数秒じっと見つめられた後、迷いなくその視線を私に移されます。</div><div><br /></div><div>「あーあー、とうとう姫がパンツまで脱がされちゃったんだ」</div><div><br /></div><div> 私のすぐそばまで来られていた橋本さまからは呆れたお声。</div><div> そんな橋本さまは立たれたまま私を見下ろされ、その視線の先のことにも気づかれ、今度は、えーっ?という大きな驚きのお声。</div><div><br /></div><div>「てか、スカートまで脱がされちゃってるじゃん…まったく、オンナ同士のイジメってのは情け容赦無いからなー」</div><div><br /></div><div> 心底呆れられているような、はたまた、からかいたいだけのような、お芝居っぽいご口調で嘆かれる橋本さま。</div><div> その視線はずっと、椅子の座面に剥き出しな形で乗っている、私の恥丘とその先の割れ始め部分に釘付けです。</div><div><br /></div><div>「あら、イジメだなんて失礼ね。直子がお料理待っているあいだに勝手にひとり遊びして下着とスカートを汚しちゃったから洗うために脱がせただけよ。これはお仕置きであり躾けなの」</div><div><br /></div><div> お姉さまがニヤニヤ笑いでご反論。</div><div><br /></div><div>「それにこれがイジメだとしたら、この子がこんなエロい顔をしているわけないじゃない?」</div><div><br /></div><div> 確かに、男性おふたりから剥き出しの股間をじっと覗き込まれ、私は得も言われぬ甘美な恥辱を感じていました。</div><div> しかも、この場は公共の屋外、周囲や背後からは見知らぬ人々がさんざめくお声も聞こえているのです。</div><div><br /></div><div> 裸のお尻を直に乗せたプラスティックの椅子の座面が、性懲りもなく潤んできているのがわかります。</div><div> 視られていると実感することで、はしたないおツユが滲み出し、腫れきった肉芽が萼を脱ぎ捨てます。</div><div><br /></div><div> あーんっ、こんな恥ずかしいお仕置きをされているみじめな私をもっと視て…</div><div> 自分が今していることの破廉恥さに興奮してしまっている私は、困ったような曖昧笑顔を浮かべてこの状況を耐え忍ぶしかないのです。</div><div><br /></div><div>「あたしたちはこの子がして欲しそうなことをしてあげてるだけ。あなたたちだって昨夜、みんなでモッチーを押さえつけてスネ毛をひん剥いたって言ってたじゃない。むしろそういうのこそイジメじゃないの?」</div><div><br /></div><div> テーブルにはそれぞれの飲み物が行き渡り、お姉さまがハイボールのグラスを軽く傾けられてからおっしゃいました。</div><div> 五十嵐さまはソフトクリーム、私の目の前にはカシスオレンジのグラス、本橋さま橋本さまは仲良くお揃いで、片手にソフトクリーム、片手にコーラのグラス。</div><div> 男性おふたりはご自分たちのテーブルにお戻りにならず、私の傍らにお立ちになったまま。</div><div><br /></div><div>「確かにあれはイジメに近いと思う」</div><div><br /></div><div> 本橋さまのお声が私の背後から聞こえてきます。</div><div> ひょっとすると本橋さま、椅子の背もたれ下に覗く私の生尻をご自分のからだで隠してくださっているのかも…</div><div><br /></div><div>「でもおまえ、機会があれば全身脱毛とかもしてみたい、って俺に言ってたじゃん」</div><div><br /></div><div> 私の右脇の橋本さまの茶化すようなお声。</div><div><br /></div><div>「言ったけど、その機会はぼくが決めることでしょ?ぼくは森下さんみたいにマゾッ気強くないから、この旅行中みんなにそれぞれリベンジするつもり。だからハッシーも覚悟しておいて」</div><div><br /></div><div> 本橋さまがきっぱりしたご口調でおっしゃって女性陣がワッと沸きます。</div><div><br /></div><div>「ほらね、ハッシー、やっぱり誘い受け…」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまがお姉さまに向けてコソッとつぶやかれました。</div><div><br /></div><div> それからしばらくは、脱毛した後のお手入れ方法などの雑談が主に五十嵐さまと本橋さまのあいだで交わされ、そこにお姉さまと橋本さまが茶々をいれられるという感じ。</div><div> そんな会話を聞きながらカシスオレンジをチビチビいただいていると、赤い布地を剥き出しで持たれた中村さまがお戻りになられました。</div><div><br /></div><div>「あら?意外と早いお戻りね」</div><div><br /></div><div> お姉さまが中村さまにお問いかけ。</div><div> 中村さまはテーブルの上に置きっぱなしだったアイスコーヒーをブラックのまま半分ほどクイッと煽られてホッとひと息。</div><div><br /></div><div>「うん。個室は混んでたけど洗面とパウダールームは空いてたから使い放題だった」</div><div>「お尻のほうだけ水洗いしてドライヤー当ててきたの。ポリエステル100パーだからか乾きが早かった」</div><div><br /></div><div> おっしゃりながらスカートをお姉さまに手渡された中村さまは、ご自身もメイクをし直されてこられたみたいで、お顔の艶やかさがよみがえっています。</div><div><br /></div><div>「だけどもう一時を回ってしまったから、買い物も急いだほうが良さそうね、ワタシらもタチネコさんにもこの後の予定があるでしょうから」</div><div><br /></div><div> 残っていたアイスコーヒーをもう一口で飲み干された中村さまがご自分のバッグの中をガサゴソ掻き回されて紙片を引っ張り出されます。</div><div><br /></div><div>「ここからは二手に別れましょう、ワタシとエミリー、それにそちらも買い出しがあるでしょうから本橋さん、は食材の買い付け担当。残りの三人は、ショーコの取材でどこでも好きにしていていいのだけれど、ひとつだけ頼まれて欲しいの」</div><div><br /></div><div> おっしゃりながら紙片を五十嵐さまに渡された中村さま。</div><div><br /></div><div>「先生からの頼まれ物。全部ドラッグストアで揃うはず。あとついでに虫除けスプレーも4、5本買っておいて」</div><div><br /></div><div> 紙片に視線を落とされた五十嵐さまが素っ頓狂なお声を上げられます。</div><div><br /></div><div>「やだっ、コンドームと浣腸薬とベビーローションだって。それもこんなにたくさん。先生、誰に使う気なのかしら」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまが私の前に紙片を置かれ、見せてくださいます。</div><div> ご年配のかたっぽい流麗なご筆跡。</div><div> 避妊具もお浣腸薬もローションもブランドと個数がご指定されています。</div><div><br /></div><div>「そういうのは直子に買わせるといいわよ。店員に聞かせて売り場まで案内させるの。この子、それだけで濡らしちゃうはず」</div><div><br /></div><div> お姉さまからのイジワルなサジェスチョン。</div><div><br /></div><div>「あ、それいい。この組み合わせを女子が買うの、かなり恥ずかしいもんね。あ、でも店内じゃ撮影は出来ないか…」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまのテンションが上ったり下がったり。</div><div><br /></div><div>「あ、俺、そういうこともあろうかとスパイカメラも持ってきてるよ、メガネ型の。今は車に置いてきちゃってるけど」</div><div><br /></div><div> 橋本さまがあっさりおっしゃって、五十嵐さまが、さすがハッシー、と再びハイテンション。</div><div><br /></div><div>「それじゃあ、そうね、二時十分前に駐車場に再集合ということにしましょう」</div><div><br /></div><div> 中村さまのご提案にみなさま頷かれ、すぐにもみなさま散開という雰囲気なのですが、あの、私は…</div><div><br /></div><div>「いや、ちょっと待って。森下さんはどうするの?このままはいくらなんでもマズイでしょ」</div><div><br /></div><div> 背後に立たれている本橋さまが助け舟を出してくださいます。</div><div><br /></div><div>「ああ、そうだったわね。直子はまだ下半身スッポンポンだったっけ」</div><div><br /></div><div> 知っておられるクセにイジワルくおとぼけなさるお姉さま。</div><div><br /></div><div>「あたしたちがこのまま移動し始めたら、この子どうする気だったのかしら。案外その格好のままで大人しく従ってきたかもね、直子ってそういう子だから」</div><div><br /></div><div> イジワルさ全開のお姉さまに股間の襞がヒクヒクッ。</div><div><br /></div><div>「で、イガちゃん?パンツはどうする?」</div><div><br /></div><div>「無しで」</div><div><br /></div><div> お姉さまのご相談に即答なさる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「おっけー。なら直子?立ちなさい」</div><div><br /></div><div> えっ、ここでですか?でも…とは思うのですが、異議を申し立てたところで時間の無駄になることはわかりきっています。</div><div> 背後は本橋さまが守ってくださっていますし、前方の椅子には中村さま、その背後にも遠くのほうにしか人影は見えません。</div><div> ここはさっさとスカートを穿いてしまうのが得策です。</div><div><br /></div><div>「はい…」</div><div><br /></div><div> 椅子を少し後ろにずらして立ち上がると、テーブルの高さが私の両腿の付け根ギリギリ。</div><div> したがって下腹部、恥丘と割れ始めは白日の下に曝け出されています。</div><div> そこにおられる全員の視線とカメラのレンズがその部分に集まっているのを感じています。</div><div><br /></div><div> ああん、お姉さま、早くスカートをお渡しください…</div><div> 私の願いを嘲笑われるように、まずタオルを差し出して来られたお姉さま。</div><div><br /></div><div>「どうせこうしているあいだもムラムラしっ放しで、椅子をマン汁で汚しちゃっているんでしょう?汚したままだと次に座る人があまりにも可哀想じゃなくて?」</div><div>「ほら、このタオルで椅子の汚れと、あなたの淫乱マゾマンコをまず拭いなさい。かなちゃんがせっかく洗ってきてくださったのだから」</div><div><br /></div><div>「は、はい…」</div><div><br /></div><div> 確かに私の裸のお尻を乗せていたプラスティック椅子の座面はじっとりと粘液でヌルンでいました。</div><div> 手渡されたタオルも中村さまがお手洗いで使われたものなので、絞ってはありましたが全体が湿っています。</div><div><br /></div><div> 立ち上がった私は椅子をもう少し後方へとずらし、テーブル側に裸のお尻を突き出す格好で前屈みとなり、椅子の座面を丁寧に拭き取り始めます。</div><div> 両腿をくっつけたまま、というわけにはいかないので、どうしても両脚が開いてしまい、テーブル側の方々には、その裂け目から濡れそぼった陰唇が見事に覗けていることでしょう。</div><div><br /></div><div> 椅子を拭き取り終わって上体を起こしたとき、見下ろされている本橋さまと目が合います。</div><div> その瞳に憐れみが宿られているような気がして、どうして私はこんなところでこんな格好でこんなことをしているのだろう…という被虐に全身が包まれます。</div><div><br /></div><div> 椅子を拭いた側の布地を裏返してからテーブル側へと向き直り、今度は自分の股間にタオルをあてがいます。</div><div> みなさまにまっすぐに見つめられる中で、自分の性器をタオル越しにまさぐる私。</div><div><br /></div><div>「…んぅッ…」</div><div><br /></div><div> 絶対にヘンな声は洩らすまいとがまんしていたのに、クリットに擦れた布地で喉奥から迸ってしまう淫声…</div><div><br /></div><div>「ほら、いつまでマゾマンコ撫ぜてるの?急がなきゃって言われたでしょう」</div><div><br /></div><div> 呆れたお声と一緒にやっとスカートを手渡してくださるお姉さま。</div><div> それをいただくと同時にタオルをテーブルに置いて赤い布地をウエストに巻きつけた私。</div><div> 大急ぎですべてのボタンを留め終えます。</div><div><br /></div><div>「パンツはあたしが洗っておくから」</div><div><br /></div><div> 最後までテーブル上で晒し物となっていた薄青色のショーツは、私が今使ったタオルに包んでビニール袋に入れられ、お姉さまのバッグに仕舞われます。</div><div> これで私が着けていた下着類はすべて没収されました。</div><div><br /></div><div>「イガちゃんはタオル持ってる?次に直子をどこかに座らせるときは、生尻の下に敷くように命令したほうがいいよ、スカート汚されたくないなら。持ってなかったら貸すけれど」</div><div><br /></div><div> お席を立ち上がりつつのお姉さまから五十嵐さまへのアドバイス。</div><div><br /></div><div>「大丈夫。持ってるし、直子がどのくらいマン汁を垂れ流すのかにも興味あるから」</div><div><br /></div><div> 一応身支度の整った私をなおも撮影しつづけられている五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「じゃあワタシらはグラス類とゴミをお店に返しがてら、そのまま買い物に向かうから。一時五十分に再集合ね。さ、行きましょう、本橋さん」</div><div><br /></div><div> 中村さまの号令でそれぞれのお荷物を手にフードコートの建物のほうへと歩き始められた中村さまとお姉さま。</div><div> 本橋さまが空のグラスや紙くずの乗ったトレイを捧げ持たれて後からつづかれます。</div><div><br /></div><div>「んじゃあ俺はひとっ走り車まで戻ってスパイカメラ取ってくるから。きみたちはもう少しここでまったりしてな」</div><div><br /></div><div> 橋本さまがご自分のビデオカメラをこちらのテーブル上に置かれたまま、ささっと芝生のほうへと駆け出されます。</div><div> 五十嵐さまとふたりきりで取り残される私。</div><div><br /></div><div>「直子って、ホント、面白いよね。虐め甲斐があるって言うか、虐めざるを得ないって言うか」</div><div><br /></div><div> ビデオカメラをやっと下ろされた五十嵐さまが私の顔をじっと見つめながら感慨深げにおっしゃいます。</div><div> ふたりともテーブル脇に立ったまま。</div><div><br /></div><div>「うち、直子がモデルならいくらでもエロい露出調教漫画描けそうな気がする」</div><div><br /></div><div> おっしゃりながら五十嵐さまはお近くの椅子に腰掛けられますが、私はさっきのお姉さまのお言葉もあり、座ってもいいものか考え中。</div><div><br /></div><div>「直子も座っていいよ。タオルなんか敷かずにスカートのまんまで」</div><div><br /></div><div> おやさしくおっしゃってくださる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「またスカートのお尻をマン汁で濡らして、傍から見てお漏らしみたいになったとしても、それは直子の自業自得だし、そんな姿で公衆の面前を徘徊する直子を見てみたい気もするし」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまの唇の両端がニヤリと歪みました。</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2022/11/12.html" target="_blank">肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 12</a>へ</div><div>*</div><div><br /></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-90212620208905776772022-10-16T21:18:00.003+09:002022-10-30T23:40:10.430+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 10<div style="text-align: left;">「…コです…奥の奥まで、どうぞ、じっくり…」</div><div><br /></div><div> お姉さまからのお電話でいただいた、動いては駄目、両手は椅子の背もたれの後ろに、というご命令が頭をよぎり、お電話に出てもいいものか一瞬迷います。</div><div> だけどこれは明らかにお姉さまからのコールなのだし…</div><div> 結局、着信音声を黙らせたのは、すべて言い終えてしまい二周めに移った真ん中辺の頃でした。</div><div><br /></div><div>「んっ、ハァ、はいィ…」</div><div><br /></div><div> お電話に応答しつつも周りをキョロキョロ見回してしまいます。</div><div> …よかった、気づいた人はいないみたい…</div><div> そう思っていると、唐突に停止するローター。</div><div><br /></div><div>「お料理受け取ったから、これから戻りまーす」</div><div><br /></div><div> お姉さまってば、人の気も知らないでとても愉しげなお声。</div><div><br /></div><div>「んーッ、は、はいィ……」</div><div><br /></div><div>「どうしたの?ずいぶんと声が上ずっているけれど」</div><div><br /></div><div> んもう、わかっていらっしゃるクセに、お姉さまのイジワル…</div><div> 私が数秒黙り込むと、すかさずお姉さまのヒソヒソ声。</div><div><br /></div><div>「それで、イッちゃった?」</div><div><br /></div><div>「あ、あの、ハアァ、えっと、はい…」</div><div><br /></div><div>「ふうん、そんな感じじゃまだご不満みたいね」</div><div><br /></div><div> なんでもお見通しなお姉さま。</div><div><br /></div><div>「なら、そっちに戻るまでボーナスタイムをあげましょう。数分かからずに着くと思うけれど、せいぜい頑張りなさい」</div><div><br /></div><div>「ハァハァ…いえ、あの、それはもう…」</div><div><br /></div><div> 充分ですから、とつなげるつもりがプチンと切れた通話。</div><div> 数秒遅れて膣内でローターが前にも増した勢いで暴れ始めました。</div><div><br /></div><div>「いやんっ、んんーーーッ、ンッ、ンッ、ンヌぅーーーーッ!!!」</div><div><br /></div><div> 電話を置いて十数秒で膣奥から全身へとくまなく行き渡る気持ちいい陶酔、あんなにがまんしていたのにあっさりイキ果ててしまう私。</div><div> 頭の中はハレーション状態、ご命令も忘れて両手で顔を覆ったままテーブルに突っ伏してしまいます。</div><div><br /></div><div> それでも股間のローターは相変わらずの暴れまくりで、意識を手放すことさえ許してくださいません。</div><div> 頭脳以下のからだはぐったりしているのに、下半身だけがヒクンヒクン反応しています。</div><div> 快感が極まった、と思った途端にもっと深くて濃密な絶頂感がこみ上げてきています。</div><div><br /></div><div> 両手を枕にしてテーブルに突っ伏したまま終わらない快楽の暴力を耐え忍んでいると、複数のお声が近付いてこられるような気配。</div><div> と思う間もなく伏せた背中をゆさゆさ揺すられます。</div><div><br /></div><div>「ちょっと、大丈夫?」</div><div><br /></div><div> あ、お姉さま?と思い、しんどいながらもなんとかからだを起こすと、私の顔を覗き込まれているのは中村さま。</div><div><br /></div><div>「顔、真っ赤じゃない。まさか熱中症?暑くてまいっちゃった?」</div><div><br /></div><div> ご心配してくださっているような声音ですが何かお芝居っぽくて、無理矢理笑みを噛み殺されているようなそのお顔を拝見すれば、中村さまが愉しんでいらっしゃることが丸わかりです。</div><div><br /></div><div>「へー、本当にあんな距離からでも届いちゃうんだ!直子、ちゃんとイっちゃってるじゃん」</div><div><br /></div><div> 弾んだお声は五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「今朝、何気に取説を読み返していて気づいたのよ。あたしも半信半疑だったのだけれど」</div><div><br /></div><div> 今度こそ正真正銘なお姉さまのお声。</div><div><br /></div><div>「最初にセッティングしたときは、あたしのスマホから直でコントロールしていたのだけれど、直子のスマホをハブとして介することで、どんなに遠くからでも管理可能なんだって」</div><div><br /></div><div> 気がつけばいつの間にか、あんなに暴れておられたローターさまが今は力尽きたみたいに沈黙されています。</div><div><br /></div><div>「ブルートゥースでしょ?確か届く範囲はせいぜい10メートルって言われてるよね?」</div><div><br /></div><div>「それがあたしのスマホから直子のスマホを呼び出して、直子のスマホのブルートゥースでコントロールするらしいの。だから、どんなに遠く離れていても、極端な話、海外からでもネットさえ繋がれば直子のマゾマンコに埋まったローターを管理出来るそうよ」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまとお姉さまが喜々として何やら専門的なお話をされています。</div><div> そんな会話をお聞き流しつつ、私も徐々に現実世界へと意識が戻ってきました。</div><div><br /></div><div>「ほら、とりあえずこれ、飲みなさい」</div><div><br /></div><div> お姉さまが差し出してくださったのは、プラスティックのコップになみなみと注がれた透明の液体。</div><div> 恐る恐る口をつけたら普通の冷たいお水で、これが火照ったからだに気持ち良くて、ごくごくごくごく飲み干しました。</div><div><br /></div><div> ひと息つくと急にいい匂いに鼻をくすぐられ、テーブル上にみなさまのお料理が乗せられているのに気づきます。</div><div> パスタらしき平皿に盛られた麺類が二種類と、一番良い香りを漂わせているのはオムライスのプレート。</div><div><br /></div><div>「直子の分はモッチーたちが持ってきてくれるわよ。彼らステーキ頼んでいたからもう少し時間がかかるみたい」</div><div><br /></div><div> お姉さまからのご説明は、自分の分は無いみたいとちょっと落胆気味に曇った顔を見られてしまったからでしょうか。</div><div> 五感が落ち着くにつれて空腹が戻ってきています。</div><div><br /></div><div>「あたしたちは先にいただいちゃいましょう。どうせ彼らのほうが食べるの早いでしょうから」</div><div><br /></div><div> お姉さまの音頭でみなさま、いただきまーす。</div><div> 中村さまが良い匂いのデミグラスソースたっぷりなオムライス、五十嵐さまは冷やしごまダレぶっかけのおうどん。</div><div><br /></div><div> お姉さまは何かのバラ肉と温泉玉子等が乗った、こちらも冷たいおうどんでパスタではありませんでした。</div><div> お姉さまだけ生ビールのジョッキをお供にされています。</div><div><br /></div><div> お姉さまがたが食べ始められて少ししてから、本橋さまと橋本さまもお戻りになられました。</div><div><br /></div><div>「森下さん、お待たせー」</div><div><br /></div><div> 本橋さまが私の目の前に置いてくださったのは、学校のお給食みたいなワンプレートに盛られたお料理。</div><div> ハンバーグがメインで付け合せのナポリタンとコーンバターにポテトフライ、そこに市販のフルーツゼリーが付いて、ご飯は型で半球形に盛られ頂上に小さな緑色の旗まで立っています。</div><div><br /></div><div>「可愛らしいでしょ?キッズプレート、お子様ランチ。直子は食欲よりも性欲だから、そのくらいがちょうどいいんじゃないかなって思ったのよ」</div><div><br /></div><div>「でも、お子様なのに性欲のほうが強かったらやばくない?」</div><div><br /></div><div>「うちはおねショタも好物だけどね」</div><div><br /></div><div> 私の左隣のお席に陣取られたお姉さまから私へのご説明を混ぜっ返されたのは、私の対面のお席の中村さま。</div><div> 右隣の五十嵐さまが脈絡の無いご感想を述べられ、そこから私が先月リンコさまのご親戚の男の子とそのご友人たちと行なったあれこれをお姉さまが面白可笑しくお話され始めて、バツの悪さにお尻がムズムズしちゃう私。</div><div> その一件も映像でちゃんと残されているから今度見せてあげる、なんてお約束までしてしまわれるお姉さま。</div><div><br /></div><div> 極力聞こえないフリを装ってお食事に全集中しようとしていると、</div><div><br /></div><div>「いっただきまーす」</div><div><br /></div><div> 右隣のテーブルから弾んだ男性のお声。</div><div> 本橋さま橋本さまの前には、肉片がびっしり敷き詰められた大きな丼がおふたつ。</div><div> ああいうの、ステーキ丼ていうのかな?</div><div><br /></div><div> おふたりともその丼を片手で持たれ、もう片方の手でお箸を動かされ、お口からお迎えに行かれて美味しそうにわしわし食べ進めていらっしゃいます。</div><div> 私もハンバーグが好みの味付けだったので俄然食欲が湧き、食べ切れるかな?と思った量でしたが大丈夫みたい。</div><div> こちらのテーブルの話題がずっと私の事なので、全集中のまま黙々と食べ進めます。</div><div><br /></div><div>「美味かったー。ごちそうさまでした」</div><div><br /></div><div> 私たちより5分くらい遅く食べ始めたのに私たちより先に食べ終えられる男性おふたり。</div><div><br /></div><div>「早っ。あそこのステーキ、美味しいからね。うちも肉でもよかったかな」</div><div><br /></div><div>「うん。でもワタシらは夜のお楽しみがあるでしょ?冷凍庫に秘蔵のマツザカ、あるから」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまと中村さまがこそこそ謎の会話。</div><div><br /></div><div>「食休みに何か飲み物でも買ってきますよ。今度はぼくらが奢ります。ドリンクでもデザートでも」</div><div><br /></div><div> 本橋さまが立ち上がられ、私たちにお声がけ。</div><div> あら、気が利くじゃない、と盛り上がる女性陣。</div><div><br /></div><div>「アルコールが欲しいところだけれど車の運転ありそうだしなー」</div><div><br /></div><div>「まあそれも夜のお楽しみってことで、ワタシはアイスコーヒー」</div><div><br /></div><div>「あたしたちは純然たる観光客だから昼飲みおっけーよね。あたしにハイボールで直子にはカシスオレンジ」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまがソフトクリーム、中村さまがアイスコーヒー、お姉さまがハイボールで私にカシスオレンジ。</div><div> 私もネットで評判のご当地ソフトクリーム食べてみたいな、とも思うのですが、お姉さまのご決定は絶対です。</div><div><br /></div><div> ご注文品を忘れないようにということなのでしょう、男性おふたりはお隣のテーブルに座り直され、何やらメモを書かれているご様子。</div><div> それからガタガタとトレイや食器をまとめられる音。</div><div><br /></div><div>「空いた食器もついでに戻してきますよ」</div><div><br /></div><div> 本橋さまが再度立ち上がられます。</div><div> その頃には私も含めてみなさま食べ終えられていて、橋本さまが形の違う食器をひとつのトレイ上にご器用にまとめられます。</div><div> そんなトレイをお互い両手で捧げ持たれ、肩寄せ合わられテラス敷地から建物へと遠ざかっていかれる男性おふたりのお背中。</div><div><br /></div><div>「やっぱりゲイって一般男性に比べて細やかでよく気が利くんだね」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまがなんだかしみじみとおっしゃいます。</div><div> テーブルの上にはお水の入った手つかずのコップがふたつと私のスマホだけ。</div><div> ランチを終えた方々がフードコートの建物からショッピングに戻られるのでしょう、背後の芝生に人影が増えてきています。</div><div><br /></div><div>「ひと息ついたら二手に別れようか、ワタシとエミリーで食材買ってくるから、イガちゃんと直子は好きに遊んでいて。あ、でも先生から頼まれている…」</div><div><br /></div><div> 中村さまがお話しされている最中に、突然割り込んできた音声。</div><div><br /></div><div>「これが直子のマゾマ…」</div><div><br /></div><div> 中村さまもびっくりされたようで、お言葉が宙ぶらりんのまま絶句されます。</div><div><br /></div><div> ギョッと一瞬うろたえた私も、すぐに立ち直り急いでテーブルに手を伸ばしながら横目で見ると、すぐ横でお姉さまがニヤニヤ笑いでテーブルに置いたご自分のスマホを見つめつつ、ハンディビデオカメラのレンズを私に向けておられます。</div><div> えっ、どういうこと?少し迷ってしまい、…どうぞ、じっくり、視て…のところでやっと応答ボタンを押しました。</div><div><br /></div><div>「もしもし…」</div><div><br /></div><div> 困惑しつつ私が答えてもお姉さまはスマホを見つめられたまま。</div><div> 伸ばされた指がスマホ画面上で踊っています。</div><div><br /></div><div>「あれ?」</div><div><br /></div><div> 今度はお姉さまが怪訝そうなお声を出されます。</div><div><br /></div><div>「直子?ローター動いていない?」</div><div><br /></div><div> お隣のお席から直接私に尋ねられるお姉さま。</div><div> カメラもいったん下げられました。</div><div><br /></div><div>「あ、はい…」</div><div><br /></div><div>「おっかしいな、故障?それとももう電池切れ?距離が長いとたくさん電池使っちゃうのかしら」</div><div>「あたしのも直子のもスマホはまだバッテリー充分だし、ローターのほうの充電が不充分だったのかな。いずれにしてもこれは今後の製品化に向けて要検討事項だわね」</div><div><br /></div><div> ご不満そうなお姉さまのお声。</div><div> そのお声のまま私にこう告げられます。</div><div><br /></div><div>「動かないんじゃ挿れていても意味ないし、直子?ローター出しちゃっていいわよ」</div><div><br /></div><div> お姉さまがそうおっしゃると、右隣の五十嵐さまが身を乗り出されてきます。</div><div><br /></div><div>「いいですね。うちも、そろそろ直子のパンツを脱がせようかな、って思ってたとこ」</div><div><br /></div><div>「そうなの?ならイガちゃん、直子に命令してやって。今日は本来イガちゃん用の取材でディレクターなのだから」</div><div><br /></div><div> ご命令役をあっさり五十嵐さまに譲られ、お姉さまは再び私にカメラを向けてこられます。</div><div><br /></div><div>「そういうわけだから直子?今ここでパンツを脱いでマンコに挿しているローターを抜きなさい。こんな屋外でひとりイキ果てていた直子のパンツがどれくらい濡れまくっているのか、見ものだわね」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまの私への蔑みぶりに、どんどん磨きがかかっています。</div><div> 私ももう、でも、とか、今ここでですか?とかの異議は申し立てません。</div><div> </div><div> したところで状況が変わらないのはわかり切っていますし、お食事をいただいて食欲が収まった代わりにムラムラがぶり返してきている私自身が、性懲りも無くドマゾモードに逆戻りしたがっていました。</div><div><br /></div><div> 椅子に座った腰を少し浮かせて両手を裾側からスカートの内側奥へと入れ、腰骨の辺りのショーツのゴムに指を掛けます。</div><div> 少し触っただけでショーツがゴムの辺りまで、じんわり湿っているのがわかります。</div><div><br /></div><div> もう少し腰を浮かせた半立ち前傾姿勢となり、ショーツを一気に膝まで下ろします。</div><div> そこからは手探りで、サンダルに引っ掛けないように右足、左足とくぐらせると、私の左手に生暖かい濡れた布片が残りました。</div><div><br /></div><div> それをテーブルの下で隠し持ったまま、今度は右手だけをスカートの奥に突っ込み、膣口から覗いているはずのローターのアンテナ部分を手探ります。</div><div><br /></div><div>「んっ!」</div><div><br /></div><div> 最初の淫声は、股間をまさぐっていたとき誤って、やっぱり貪欲に充血しつつある肉芽を指先で擦ってしまったときのもの。</div><div><br /></div><div>「んーっ!」</div><div><br /></div><div> 二度目の淫声は、やっとみつけたアンテナを引っ張り、ローターが膣壁をなぞって出ていったときのもの。</div><div> このとき、腫れ切った肉芽が完全に脱皮して空気中に露出したのが自分でわかりました。</div><div><br /></div><div>「ほら、早くテーブルの上に出して、見せなさい」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまにせっつかれますが、ふたつとも、こんな晴天の公衆の場でお見せ出来るような物体ではありません。</div><div> かたや、ヌルベトな愛液にまみれた薄青色のビキニショーツ、こなた、ついさっきまで私の中に埋まっていた体温でまだホカホカ温かい、これまた愛液滴るローター…</div><div><br /></div><div> だけどいつまでもそうしているわけにもいきません。</div><div> 目を瞑って思い切って、えいやと左右の手を同時にテーブルの上に出します。</div><div><br /></div><div>「ぅわっ!」</div><div><br /></div><div> お化け屋敷で耳にするような驚愕のお声がユニゾンで聞こえ、私も思わず目を開けます。</div><div> ぅわっ!</div><div> みなさまと同じように驚き、心の中で盛大に恥じ入る私。</div><div><br /></div><div> 細長い円柱が少し反り返るようにカーブしたローターの黒くシリコンコーティングされた側面が満遍なく濡れそぼり、ひと筋、ふた筋、白い粘液状のラインも見て取れます。</div><div> それは明らかに、俗に言う本気汁、白濁した愛液が作る筋でしょう。</div><div><br /></div><div> ショーツのほうも、最初に穿いたときのお色とは全く変わり、薄青色が満遍なく濃青色に変色し、薄青色が見えるのはゴム近辺に僅かだけ。</div><div><br /></div><div>「うわ、パンツ、グッショグショじゃない、これ本当にえっち汁だけなの?潮も吹いていない?」</div><div>「ローターのほうにはしっかり本気汁。本気で気持ち良かったんだろうねえ」</div><div>「どっちも冬だったらホカホカ湯気立ってるよね。生々し過ぎてまさに、the性欲、theスケベって感じ」</div><div><br /></div><div> 口々に私を恥じ入らさせてこられるみなさまですが、本当に生々し過ぎるようで、どなたも現物には手を伸ばしてこられません。</div><div> 両手をテーブルの上に伸ばし、恥ずかしい貢物をただ差し出している私に、お姉さまが黙ってレンズを向けています。</div><div><br /></div><div>「イガちゃん?ちょっと撮影変わってくれる?」</div><div><br /></div><div> 最初に行動に移られたのはお姉さまでした。</div><div> 五十嵐さまにビデオカメラを渡され、まず私の右手からローターを取られます。</div><div><br /></div><div> しげしげと少し眺められた後、形の良い唇を艶っぽくお開けになり、ローターの先っぽから躊躇なくパクっとお咥えになられます。</div><div> キュンと高鳴る私の心臓。</div><div> 少しのあいだジュブジュブとしゃぶられた後、ご自分の足下に置かれたバッグからタオルをお出しになられ、ローターを包んで仕舞われました。</div><div><br /></div><div>「さすがお姉さま。直子のおツユは美味しいの?」</div><div><br /></div><div> からかうように問われた中村さまに、それが困ったことに美味なのよ、クセになっちゃった、と嬉しいご返事を返されるお姉さま。</div><div> そして、お姉さまの右手が濡れそぼったショーツに伸びてきます。</div><div><br /></div><div> お姉さまの手に渡ったショーツはお姉さまの手で機械的に広げられ、完全なビキニショーツの形となってテーブル中央に置かれます。</div><div> それもご丁寧にクロッチ部分を中心として裏返された状態で。</div><div><br /></div><div>「うわっ、触らなくてもベトベトヌルヌルってわかるわね」</div><div>「こっちにも本気汁が混ざってる」</div><div>「それに少しオシッコ臭くもない?」</div><div><br /></div><div> 再び口々に私を恥じ入らさせてこられるみなさま…</div><div> それに、こんな場所でみなさまが身を乗り出されて凝視するようなものではないはずのものなのですが…</div><div> 周りからでも少し注意して見れば、それが何なのか、すぐにわかってしまうはず…</div><div><br /></div><div>「パンツがお尻のほうまでこれだけ濡れているということは、スカートのお尻のほうにも滲み出しているはずよね、どう?直子」</div><div><br /></div><div> お姉さまの的確なご指摘に、私は正直にお答えするだけ。</div><div><br /></div><div>「は、はい…」</div><div><br /></div><div> 実際、今は生尻が直にスカート裏地に密着する状態で座っているのですが、お尻を下ろした途端にヒヤッとするほど布地が湿っているのがわかりました。</div><div><br /></div><div>「それなら今のうちに粘液だけでも拭っておかないと、シミが残ったり、乾いたら嫌な臭いを放ったりしそうだわよね?」</div><div>「そのスカートはあたしや直子の私物じゃなくて、今日知り合ったばかりの五十嵐さんからお借りしているスカートだったわよね?」</div><div><br /></div><div>「…は、はい…」</div><div><br /></div><div> お姉さまが私の顔を覗き込まれ、その様子を五十嵐さまが至近距離からじーっと撮影されています。</div><div><br /></div><div>「だったら直子は、どう対処するべきだと思う?」</div><div><br /></div><div> イジワルさご満開なお顔で尋ねてこられるお姉さま。</div><div> すなわちお姉さまは私に、この場でスカートまで脱いで下半身丸出しにおなりなさい、とおっしゃられているのです。</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2022/10/11.html" target="_blank">肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 11</a>へ</div><div>* </div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-14839071836633322112022-10-10T20:57:00.008+09:002022-10-16T21:19:33.921+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 09<div style="text-align: left;"><div> スカートにインしたブラウスの裾も抜いて完全に脱ぎ去り、上半身スッポンポン状態。</div><div> お外にはスモークガラス越しに私の剥き出しな背中が見えているはずです。</div><div><br /></div><div>「ふーん、確かに直子の乳首はいやらしいわ。こう、思わず手を伸ばして摘みたくなっちゃうのはわかる」</div><div><br /></div><div> 私のおっぱいにお顔を寄せられ、至近距離からしげしげと見つめてこられる五十嵐さま。</div><div> お話されるときの息が敏感乳首に吹きかかってきて、こそばゆい。</div><div><br /></div><div>「乳輪も大きめだから、こっちの指用じゃガーゼに収まらないだろうな」</div><div><br /></div><div> 普通の切り傷で指に巻き付けるくらいの絆創膏の箱と私の乳首を見比べていらっしゃいます。</div><div><br /></div><div>「でも、乳輪がチラッと絆創膏からはみ出しちゃってるのも、それはそれで卑猥な趣があるんだけれども…バッテンに貼ったりして」</div><div><br /></div><div> 車内におられるすべての方々の視線が私のおっぱいの先端に集中されています。</div><div><br /></div><div>「だけどやっぱり安全策としは面積の広いこっちだな。それにこっちのほうが見るからに絆創膏然としていて、見てくれるギャラリーにもわかりやすいだろうし」</div><div><br /></div><div> もうひとつの箱のほうは、肘とか膝のケガに貼る、四角くて真ん中がガーゼのタイプ。</div><div> と言うか、せっかく隠すのに、周りのみなさまに見ていただくことが前提となっていません?</div><div> そんな私の戸惑いも知らず、箱を開けて中から数枚取り出される五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「ちゃんと汗を拭き取っておかないと、すぐ剥がれちゃうからね」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまがリュックから小さなハンドタオルも取り出され、私が丸出しにしているおっぱいに近づけてこられます。</div><div><br /></div><div>「んっ!」</div><div><br /></div><div> ザラッとしたタオル地が尖り切った敏感乳首に触れた途端、ビクンと感じてしまいます。</div><div> ハンドタオルを被せた五十嵐さまの右手が私の左おっぱいを優しく包み、その手を押し付けるように握ったり開いたり。</div><div><br /></div><div> 絶対ワザとでしょうが、タオルに被せた人差し指と中指のあいだに私の乳首を挟まれ、キュッキュッとしごくように刺激してこられるんです。</div><div> その心地良さに私の腰は思わずモジモジとくねり、屈めた両膝を切なく擦り合わせてしまいます。</div><div><br /></div><div>「んふっ…んっふぅーんっ…」</div><div><br /></div><div> はしたない声は極力がまんしようと努力はしているのですが、口をつぐんでも鼻から洩れてしまう淫ら息。</div><div> </div><div> 左おっぱいが存分に弄ばれた後、五十嵐さまのタオルが右おっぱいに移ります。</div><div> こちら側はやや乱暴に、揉みしだくようにタオルが押し付けられ、尖った乳首を潰されます。</div><div><br /></div><div>「んふぐぅっ…」</div><div><br /></div><div> 絶妙な愛撫に思わず漏れ出てしまう歓喜の鼻息。</div><div> タオルで覆われた乳首を爪先でコリコリ嬲られ、ゾクゾクっと背筋を駆け上がる快感。</div><div> ローターを挿れられた股間から一筋のおツユがツツーっと内腿を滑り落ちたのがわかりました。</div><div><br /></div><div>「こんなもんでいいか」</div><div><br /></div><div> タオルがおっぱいから離れて股間のムズムズだけが置き去りに。</div><div> 五十嵐さまってば、ご自分のおっぱいは控えめなのに、ぽってりおっぱいへの愛撫が的を射ていて手慣れた感じなのは、なぜなのかしら?</div><div> </div><div> そんな謎を秘められた五十嵐さまは、5、6センチ四方の四角い絆創膏シール部分のあて紙を剥がされ、私の左おっぱい乳頭へと近づけて来られます。</div><div> 何かが肌に貼り付く感覚、つづいて何かに乳首を覆われる感覚。</div><div><br /></div><div>「んっ!」</div><div><br /></div><div>「ちょっと、直子の乳首、超3D。おまけに凄く硬いから横向きに押さえ付けるみたいになっちゃうけどがまんしてね」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまのお言葉通り、硬く飛び出した乳首がガーゼ部分に押し倒され、おっぱいのお肉にめり込む感じに。</div><div> それでも懸命に起き上がろうとしているので、絆創膏中央にうっすら頂点が出来てしまっています。</div><div><br /></div><div> 右おっぱいにも同じ仕打ちを施され虐げられた私の両乳首。</div><div> 見た目は肌と同色に近い肌色絆創膏のおかげで、シュールなのっぺらぼうおっぱいと化しました。</div><div><br /></div><div>「これでよしっ、猥褻物が人の目に触れる心配はなくなった、と。シャツ着て上着羽織って」</div><div><br /></div><div> ご満足気におっしゃる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「終わった?じゃあ早く行こう。ワタシもうお腹ペコペコ」</div><div><br /></div><div> 中村さまのお言葉に急かされて大慌てでブラウスを着直し、ボレロカーディガンを羽織り直します。</div><div> リボンを結んでパイスラポシェットを提げ直すと同時に、どなたかに右手を引っぱられました。</div><div><br /></div><div> 顔を上げると、手をつないでくださったのはお姉さま。</div><div> そのままみなさまと一緒に車外へ。</div><div> 駐車場内からショッピングモールの表側へと出る通路をぞろぞろ歩くと、やがて目の前に開ける芝生の広場。</div><div><br /></div><div>「やっぱり夏休みが終わるとぐんと人が減るわね。先週なんかこの辺り、ごった返してショップによっては入場制限までしていたのに」</div><div><br /></div><div> 中村さまのお言葉に周りを見回すと、こちらのモールは有名なハイブランドばかり集まっているみたい。</div><div> そして確かにおっしゃられた通り、行き交う人はまばらでのんびりした雰囲気です。</div><div> 私も今は、何か恥ずかしいものが見えてしまう心配が全く無くなったので超リラックス。</div><div><br /></div><div> 目指すフードコートはVの字に連なるモール通路の、開いている上部分に位置するらしく、男性おふたりと女性四名の謎集団が人影まばらな芝生広場をぶらぶらと斜め横断していきます。</div><div> 太陽が真上で輝くお昼どき、暑いは暑いのですが、嫌な湿気がなく時折り心地良いそよ風も吹いてくださり、まさに高原の夏という感じ。</div><div><br /></div><div>「天気いいからテラス席で食べると気持ち良さそうだね。熱いラーメンとかはさすがにカンベンだけど」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまがどなたにおっしゃるでもない感じのお独り言。</div><div><br /></div><div>「それにここって店内での撮影は軒並みNGらしいけど、テラスなら撮影出来そうだし」</div><div><br /></div><div> 今度は、はっきりと私に笑みを向けられておっしゃいました。</div><div> ドキンと跳ねる私の心臓。</div><div><br /></div><div> お食事中にも何かしらの辱めを考えられているみたい。</div><div> 思わずお姉さまの手をギュッと握りしめたのが合図となったかのように、お姉さまが前を行かれる男性おふたりにお声をかけられます。</div><div><br /></div><div>「あなたたちはどうせ肉なんでしょ?直子の貪欲なヘンタイ性癖につき合ってくれるギャラとして今日はあたしが全員に奢るから、何でも好きなもの好きなだけ食べていいわよ」</div><div><br /></div><div> お姉さまがおっしゃったお言葉でみなさまがドッと沸き、口々に、さすがチーフ、あざーす、あざーす、とお礼を述べられます。</div><div> ひと気少ない芝生広場でわいわい騒ぐ男女グループに、たまにすれ違う人たちから訝しげな視線が集まります。</div><div> 目前にグリーンやベージュのパラソルの海が見えてきて、その奥数十メートル先が飲食店の連なる建物みたい。</div><div><br /></div><div>「やっぱ人少な。夏休み中の混雑が嘘みたい」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまがおっしゃるように、お昼時のフードコートですからそれなりの数の人々が集まってはおられるのですが、敷地も広いのでちょっと寂しい賑わい。</div><div> パラソルのテラス席にも、こちらにおひと組、遠くのあちらにもうおひと組という感じです。</div><div><br /></div><div>「ワタシたちは六人だから、こことそこのテーブルを使わせてもらおっか」</div><div><br /></div><div> 芝生に近いグリーンのパラソル下のお席を指さされた中村さま。</div><div> 五十嵐さまとお姉さまがそのテーブルにリュックやバッグを置かれ、一メートルくらい離れたお隣のお席に本橋さまも提げていたバッグを置かれます。</div><div><br /></div><div>「ハッシーもカメラ置いていいよ。一時休憩ね」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまのお声で橋本さまが、お車にいるときからずっと私に向けられていたビデオカメラをやっと下ろされます。</div><div><br /></div><div>「あー、腹減ったぁ。今朝は二日酔いヒドくて殆ど食えなかったんだよな…」</div><div><br /></div><div> 橋本さまの情けないお声にみなさまがクスクス笑われています。</div><div><br /></div><div>「直子はここで席取り荷物番ね。メニューはあたしが選んだものでいいでしょ?どうせ一文無しなんだし」</div><div><br /></div><div> お姉さまからからかうように尋ねられ、もちろん、はいっ、と即盲従。</div><div> それからお姉さまは、ご自分のバッグからいつものビデオカメラをわざわざお出しになられてテーブルに置かれ、こうつづけられました。</div><div><br /></div><div>「あ、それと、直子のスマホもテーブルの上に出しておきなさい」</div><div><br /></div><div>「あ、はい…」</div><div><br /></div><div> 私の前にある椅子を引いてくださるお姉さま。</div><div> 私がそこへ腰掛けてポシェットからスマホを取り出すのを横目に、みなさまぞろぞろとお店のほうへと歩き始められます。</div><div> そのお背中をお見送りしてから、目前に視線を落としました。</div><div><br /></div><div> 目の前には自分のスマホとお姉さまのビデオカメラ。</div><div> その奥にみなさまのお荷物。</div><div><br /></div><div> スマホを出しておけというご指示は、ランチを頼みに行かれたお姉さまからやがてお電話が来る、と理解していいように思います。</div><div> 私のスマホの今の着信音は自分の恥ずかし過ぎる音声ですから、もしも着信が来たら、すぐに応答しなければなりません。</div><div><br /></div><div> 今は幸い周りのテーブルも空席ばかりで、見知らぬ人に聞かれる心配もありませんが、いつ、近くに人が来られるかはわかりません。</div><div> それにあの音声、ボリューム大きめだし周りは静かだしで、少し離れた所でも聞き取れちゃいそうだし。</div><div><br /></div><div> そう考えて、着信が来たらすぐ手に取れるようにと、スマホの真っ黒な画面とにらめっこを始めます。</div><div> ときどき無音のスマホを手に取ると、自分の恥ずかし過ぎる待受画面が映っては消え、ついでに映る時計で時間がわかります。</div><div><br /></div><div> 置き去りにされて3分くらい経った頃、緊張が少し緩み、周りを見渡す余裕が出てきます。</div><div> ごくたまにですが、私のテーブルの傍を通り過ぎて行かれる方々もいました。</div><div> 仲睦まじそうなカップルさんや、女性同士または男性同士のおふたり連れ、ご中年のご夫婦のような方々。</div><div><br /></div><div> そんな方々がなぜだか一様に、じーっと私のほうを見ていくような気がしていました。</div><div> 通り過ぎてからも振り向いて見てくるかたとか、一度目線を切られても慌てて二度見されてくる人とか。</div><div> なんでだろう、今はじっと視られるような恥ずかしい服装ではないのに、と当惑していたら、はたと気づきました。</div><div><br /></div><div> おそらく首輪です。</div><div> 自分では慣れすぎていて、していることも忘れ去っていた首輪。</div><div> 今の私のファッションでは明らかな異物である、くすんだ赤色の無骨なワンちゃん用首輪。</div><div><br /></div><div> 私にとってはマゾのシルシとしていたって自然な姿なのですが、こんな健全な商業施設にマゾ女がそのシルシを着けて平然と座っていること自体、市井の人たちにとっては奇異に映っているんです。</div><div> 長らく眠り込んでいた理性という常識がやっと息を吹き返し、今、自分はとんでもなく恥ずかしい姿を世間様に晒しているんだ、という逃げ出したいほどの羞恥が一気に押し寄せてきました。</div><div><br /></div><div> もちろん首輪をしているからと言って、それをマゾという性癖にすぐ結び付けられる人は多くはないとも思います。</div><div> でも変なファッションの変な女、とは誰しもが思われ、だからこそじろじろ視られているのは事実でしょう。</div><div> 知られたくないはずの不健全で後ろめたい性癖を、こんなに明るく健全な公然で平然と晒してしまっている自分…</div><div><br /></div><div> そうなんです…私、マゾなんです…どうぞご自由に貶めてください…</div><div> </div><div> やっと目覚めた理性がマゾ特有の自虐願望でみるみる隅に追いやられ、脳内の変なスイッチが入ってしまったとき、目前のスマホがブルッと震えて画面が明るくなります。</div><div><br /></div><div>「あっ!」</div><div><br /></div><div> 大慌てでスマホを手に取ると浮かび上がる自分のヘンタイ画像。</div><div> 着信音が鳴ったらすぐ応答しなきゃ、と周りをきょろきょろ見回す私。</div><div> 幸い近くに人影は見当たりません。</div><div><br /></div><div> スマホに視線を戻し、自分のくぱあ画像を数秒見つめますが、一向に着信音は鳴りません。</div><div> 代わりに別のところに反応が…</div><div><br /></div><div>「んっ!」</div><div><br /></div><div> 思わず声が出てしまうくらい、股間のローターが震え始めます。</div><div> スマホの時刻表示では、置き去りにされて6分後くらい。</div><div> 最初は強烈だったローターの震えがだんだんと緩めになってきたなと思っていたら…</div><div><br /></div><div>「これが直子の…」</div><div><br /></div><div> 私のスマホがいきなり喋り出し、焦って応答ボタンをタップする私。</div><div><br /></div><div>「もしもし?ハンバーグか牛ステーキ小さめ4切れか、あと小ぶりなチャーハンだと、どれがいい?」</div><div><br /></div><div> お姉さまからの突然&想定外のご質問にパニックとなる私。</div><div> お電話の向こうでは、あの子、サカッちゃうと食欲出ないのよ、とどなたかにご説明されるお姉さまの小さいお声。</div><div><br /></div><div>「あ、ではハンバーグでお願いします…」</div><div><br /></div><div> 確かに今の私は食欲どころではないので、一番最初に告げられた選択肢をオウム返し的にお答えします。</div><div><br /></div><div>「おーけー、ハンバーグね。その他に何か変わったことあった?」</div><div><br /></div><div> お電話の向こうにおられても、お姉さまがイタズラっぽい笑顔になられていらっしゃるのがわかるようなニュアンス。</div><div><br /></div><div>「あ、あの、私の中のバイブ、あ、いえローターが震え始めているのですけれど…」</div><div><br /></div><div> 恥ずかしい会話をしている自覚はあって、ヒソヒソ声になってしまいます。</div><div><br /></div><div>「へー、こんなに距離があってもちゃんと動くんだ、やっぱりうちのミサは優秀ね」</div><div><br /></div><div> お姉さまがご感心されたお声をあげられ、数秒してからローターも完全に鎮まります。</div><div><br /></div><div>「じゃあ直子?これからあたしの言う通りにしなさい」</div><div><br /></div><div> お声のニュアンスががらりと変わられ、冷たくご命令されるミストレスのご口調に。</div><div><br /></div><div>「テーブルの上のあたしのビデオカメラの電源を入れて直子の顔がちゃんと映るようにモニターを見ながらセットしなさい。出来るわよね?今朝だって上手に自撮りしていたのだから。で、セット出来たらあたしにコールバック」</div><div><br /></div><div> それだけおっしゃってプチっと通話が切れました。</div><div> そしてそれだけでお姉さまが何をなされたいのかを察してしまう私。</div><div><br /></div><div> 更に今朝のジョセフィーヌさまとのお散歩映像をすでにお姉さまがご覧になっていた、という事実に、自ら率先して繰り広げたジョセフィーヌさまとの痴態の数々を思い出し、体温が二度くらいカーッと上がってしまいました。</div><div> </div><div> おそらく私がシャワーしているあいだにみなさまでご覧になられたのでしょう。</div><div> 嬉々として自撮りしたのは自分ですから、完全な自業自得ではあるのですが。</div><div><br /></div><div> 気を取り直してビデオカメラの電源を入れ正面に置き、モニター画面を自分に向けます。</div><div> 自分の顔が画面中央に映るようレンズを向けるために距離を調節し、少し上向きにするために空になった自分のポシェットを外してビデオカメラ本体の下にかませて微調整。</div><div> お姉さまのご指示通りになったところでコールバック。</div><div><br /></div><div>「はい?」</div><div><br /></div><div>「出来ました」</div><div><br /></div><div> すぐにお出になったお姉さまから、おーけー、のお返事。</div><div><br /></div><div>「ビデオを録画にして、直子はその場から絶対動いちゃ駄目よ。両手は椅子の背もたれの後ろに」</div><div><br /></div><div> 冷たいお声のご指示をいただき、通話は再度、唐突に切断されます。</div><div> スマホをテーブルに置き、ご命令通り両手を背もたれの後ろで組んでセルフ磔状態に。</div><div><br /></div><div>「んーっ!」</div><div><br /></div><div> 数秒の沈黙後、股間に強烈な振動。</div><div> 思わずうつむいて両腿をギュッと擦り合わせてしまうほど。</div><div><br /></div><div> ついさっきまで、せっかく挿れたのに動かしてくださらないんだ、なんて無い物ねだりをしていた思いが、あっさり後悔に塗り替えられます。</div><div> 膣壁の粘膜を乱暴に震わせてくださる振動で、その後悔も瞬く間に悦びへと変わっていきます。</div><div> ブゥウンという低い振動音さえ聞き取れるくらいの激しい震え。</div><div><br /></div><div>「んーーーっ、んーーーっ!!」</div><div><br /></div><div> 薄れている理性とは言え、こんな場所ではしたない淫ら声を洩らしてはいけないということはわかっています。</div><div> 必死に唇を噛み締めて、必死に悦楽の波に逆らいます。</div><div><br /></div><div> 来るときの電車内でお姉さまが試されていた振動のパターン、規則正しい震え、強弱をつけたランダムな震え、膣中を掻き回すような乱暴な震え、膣奥に侵入してくるようなピストンに似た震え…</div><div> そんな振動たちが電車のときよりも強めの振動をキープしたまま、ランダムな間隔で私のマゾマンコを蹂躙してくださっています。</div><div><br /></div><div> いやっ、だめっ、許してっ…</div><div> そうつぶやかずにはいられないほど嬲られ放題な蹂躙の嵐。</div><div><br /></div><div> 目の前にはビデオカメラのレンズ。</div><div> 私がこうして人知れず身悶え犯され乱れているライブな表情が、カメラ本体横の小さなモニターで確認出来、更にもれなくデジタルで記録されているのです。</div><div><br /></div><div> 振動のパターンは、強弱をつけたランダムな震え、に落ち着いたみたい。</div><div> ときに強く長く、かと思うと急に弱くという焦らし責め。</div><div> 押し潰されている両乳首が絆創膏の下でヒクヒク暴れています。</div><div> 股間はビシャビシャに潤み、スカートのお尻側まで染み出して椅子の座面をも汚しているのが布地の冷たさでわかります。</div><div> </div><div> 両膝を固く閉じ合わせたまま、全身が細かく痙攣しています。</div><div> 快感の蓄積を感じつつ、小さく何度もイッています。</div><div> ここは公共の場、避暑地の商業施設。</div><div> なのに陵辱の振動を止めてくださらない、イジワルなお姉さまの手の内にあるコントローラー。</div><div><br /></div><div> 目の前に置いた自分のスマホは、なぜだかずっと待受画面を映し出したまま。</div><div> それが私に、ほら、おまえはつまりそういう女なんだよ、と思い知らしめてくださっているかのよう。</div><div><br /></div><div> 絶え間なく迫りくる快感に何度もうつむいたり顔を上げたり。</div><div> フードコートのテラス席に独り座って独り身悶え、ハッハッと熱い息を吐きつづけている首輪の女。</div><div> モニターには、私の背後の芝生を歩いて行かれる人影が時折り映り込んではいましたが、もはや私に周りを気にする余裕なんてありません。</div><div> </div><div> ヴイィィン…ヴゥン…ヴイイィィィィーーッ…ブン…ヴゥン…</div><div><br /></div><div> 股間から響く振動音が一段上がった気がします</div><div> 振動は、膣中を掻き回すような乱暴な震え、に変わったみたい。</div><div> お姉さまは私をこの場でイカせてしまうことに決められたようです。</div><div><br /></div><div> 膣壁を縦横無尽に揺すりたてて蹂躙しつづけてくる振動。</div><div> どんどん増幅される快感の波に翻弄され、意識はもはやホワイトアウト寸前。</div><div> </div><div>「んーッ、んぬーーーッ、んぐぅーーーーッ!!」</div><div> </div><div> 抑えようにも抑えきれない喉奥から湧き上がる淫声。</div><div> じっと見つめてくるレンズ横のモニターに、自分の泣き出しそうに切なげで、それなのにとても嬉しそうな、つまりは淫靡に歪んだアヘ顔が映っています。</div><div><br /></div><div>「んっ、んっ、んーっ、ンッンッンッンッーっ…」</div><div> </div><div> もうがまんするのはやめて、すべてを受け入れてラクになっちゃおう…</div><div> 覚悟を決めたとき、テーブルのスマホがブルッと震え、またもや喋り始めます。</div><div><br /></div><div>「これが直子のマゾマン…」</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2022/10/10.html" target="_blank">肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 10</a>へ</div><div>*</div></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-1230105684784037932022-10-02T17:52:00.003+09:002022-10-10T20:57:57.638+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 08<div style="text-align: left;"> この場でブラウスを脱いでブラを外すか、脱がないままモゾモゾ外すか…</div><div> そんなのどっちもおいそれと出来るわけありません。</div><div> 今だって少し離れた場所に白いお車が駐車され、大学生風のカップルさんが私たちのほうをチラチラ見遣りながら数メートル前を歩いて行かれたのですから。</div><div><br /></div><div>「ほら、早くしないと、もっとひどい命令にアップグレードしちゃうよ?」</div><div><br /></div><div> とっても愉しげに残酷な笑みを浮かべられる五十嵐さま。</div><div> 仕方ありません…</div><div> ブラウスのボタンを外して、脱いで、ブラを取って、またブラウスを着てボタンをして、という行程はあまりにも時間がかかって危険そうなので、着たまま外すことに決めます。</div><div><br /></div><div> 両手を背中に回してブラウスの布の上からブラのホックを外しました。</div><div> それからブラウスの前ボタンをもうふたつ外し、左半袖の中へ肘のほうから左腕を無理やりブラウスの中に押し込みます。</div><div> この時点でブラウスの前立てはおへそ上まではだけているので、緩んだ薄青色のブラジャーのほとんどが外気に晒されています。</div><div><br /></div><div> ブラウス内に潜り込ませた左腕からブラの左肩紐を抜き、急いで左腕を左袖に通し直してブラウスのボタンも留め直しました。</div><div> その後は左手を右半袖に潜り込ませ、右肩紐を引っ張って袖からブラを引き摺り出すだけ。</div><div> その一部始終は、橋本さまが構えられたビデオカメラで記録されているはずです。</div><div><br /></div><div>「へー、ずいぶん手慣れてるもんだ、すごいすごい。何度もやっていなくちゃ出来ない芸当だね」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまからのお褒めのお言葉は良いのですが、良くないのはブラが去ってしまった私の格好です。</div><div> 炎天下の汗と私の冷や汗が重なり、それでなくても透けやすい生地がべったり肌に貼り付いて、ところどころだけ乳白色な肌色ビニール状態。</div><div> おっぱいの形はもちろん、乳暈と、自分でも恥ずかしいくらい尖りきっている乳首の色と形まで丸わかりなんです。</div><div><br /></div><div> 外したブラを握ったまま、思わず両手を交差してバストを隠してしまう私。</div><div> 五十嵐さまが前抱きにされたリュックからスマホを取り出され、どこかにお電話されています。</div><div><br /></div><div>「P3のラルフの裏あたりで右のミラーに黄色いバンダナね。了解」</div><div><br /></div><div> 通話を終えられた五十嵐さまが私に近づかれます。</div><div> 無造作に伸ばされた右手でブラがひったくられ、五十嵐さまのリュックの中へ。</div><div><br /></div><div>「なに今更おっぱい隠しちゃってるの?誰が隠していいって言った?」</div><div><br /></div><div> 胸の前で交差した私の右手首を握ってこられる五十嵐さま。</div><div> 離れる腕に弾かれた乳首がピクンと跳ねて布地を押し上げます。</div><div><br /></div><div>「あっ、あの、で、でも…」</div><div><br /></div><div> 木々と建物で隔てられた私の背面側のモールのほうから、キャハハハという数人の女性の甲高い笑い声。</div><div> そこから私が見えているはずはないのに、私に向けての嘲笑に思えてしまいます。</div><div><br /></div><div>「露出狂のクセにデモもストもないの。えっちな格好をみんなに視てもらって恥ずかしい思いがしたいんでしょう?それで興奮しちゃう変態マゾ女なんでしょう?」</div><div><br /></div><div> こんな健全な公共施設の屋外で、変態マゾ女、なんて面と向かって決めつけられたら、それだけでドキンと心臓が口から飛び出しそう。</div><div> 同時に両腿の付け根もヒクヒクンと盛大に疼いてしまいます。</div><div><br /></div><div>「ほら、汗でいい感じの透け具合になってるし、そのいやらしいおっぱいをみんなにしっかり視てもらわなくちゃ」</div><div><br /></div><div> おっしゃりながら五十嵐さまに掴まれた手首がゆっくりと私の背中側に回されます。</div><div> されるがままに左手も胸から剥がされ、お尻の上くらいで両手がひとまとめに。</div><div> うつむく私の目前に恥ずかし過ぎる透け乳首がふたつ。</div><div><br /></div><div>「でも、とか言って嫌がるわりに、全然抵抗はしてこないんだね。直子ってほんとマゾ」</div><div><br /></div><div> からかうようにおっしゃった五十嵐さまが後ろ手となった私の手首に何か硬い物を押し付けてこられます。</div><div> あっ!と思う間もなくカチンカチンッと軽めな音が二回。</div><div> そこまでされるとは思っていなかった、想定外の後ろ手錠。</div><div><br /></div><div>「これでよしっと。さ、みんなのところに戻ろっか。ハッシー?周りの雰囲気込みでじっくり撮ってね」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまに軽く背中を押され、閑散とした駐車場の端っこから、普通に人とお車が行き交うもう片側のモール沿いのほうへ。</div><div> 後ろ手錠されてしまったので、透け透けのおっぱいを隠すことは一切出来ません。</div><div> 橋本さまが近づかれたり遠ざかれたり、前へ横へ後ろへとポジショニングされつつ撮影してくださっています。</div><div><br /></div><div> 施された手錠はその軽さや感触から、お姉さまやシーナさまが私に使われるスチール製の本物仕様ではなく、お子様向けけいさつごっこ用なプラスティック玩具みたい。</div><div> 私も以前、同様のものを百円ショップで購入したことがあるので知っているのですが、この手のオモチャは安全対策として鍵を使わなくても手錠本体に外せるボタンが付いている場合がほとんど。</div><div> 今されている手錠も、見えないながら表面を指でなぞると、それらしきボタンがちゃんとあるのが確認出来ました。</div><div><br /></div><div> それでも私は自分からこの手錠を外すことはしません。</div><div> お姉さまがご懇意にされているかたからのご命令は絶対服従、というレズ便器体質がからだに刷り込まれているのもあるのですが、何よりも自分が、今のこんなご無体な境遇に興奮してしまっているからです。</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまは前抱きリュックのまま薄い笑みを浮かべられたお顔をまっすぐ前に向けられ、私の左横を同じ歩調で歩かれています。</div><div> 撮影されている橋本さまが私にレンズを向けての後ずさりな感じになってしまうので、どうしても歩くペースはゆっくりになってしまいます。</div><div><br /></div><div> 私はと言えば、とても正面に顔を上げることは出来ずうつむきがち、それでもときどき視線だけ動かして周りを窺わずにはいられません。</div><div> お姉さまなら、そんなにモジモジしていると却って悪目立ちするわよ、とすかさずご叱責されることでしょう。</div><div> うつむいた視野には否応なく自分の透け乳首が入り、そこから目を逸らすと青空と駐車場。</div><div><br /></div><div> 場内を進むごとに、駐車されているお車と周りを行き交う人の数が増えてきます。</div><div> これから進む方向にある空きスペースにお車が駐められ、ドアが開いて男女が出てこられたり、若い女性のおふたり連れと一メートルも隔てていない距離で擦れ違ったり。</div><div> 私たちから5、6メートル離れた駐車スペースで棒立ちになられ、明らかに私たちをじーっと見つめている男性おふたり組を視界の端にみつけたとき、視られている、という実感が股間の粘膜を震わせながらせり上がってきました。</div><div><br /></div><div> 視られて当然です。</div><div> こんなに目立つ首輪を嵌めて、衣服の用を成していないブラウスの下の生おっぱいを見せびらかすように晒している変態女が、ランチタイムの健全なショッピングモールの駐車場を撮影されながら歩いているのですから。</div><div><br /></div><div> 罪悪感と恐怖感を盾として崩落を食い止めている理性と呼ばれるストッパーが、恥辱願望という性的興奮でみるみる緩んできます。</div><div> こんな恥ずかしい姿、お願い視ないで…という懇願が、どうぞじっくり視て蔑んでください…という被虐の快楽へと飲み込まれそう。</div><div><br /></div><div> 自分の生活圏ではない一期一会の見知らぬ土地であるという開放感も、大胆さへとそそのかされる呼び水になっているみたい。</div><div> 視られている、という実感をより強烈に体感したくなり、歩きながらうつむいている顎を徐々に上げていく私。</div><div><br /></div><div> 知らぬ間にずいぶん歩いたみたい。</div><div> 広い駐車場でも、ひときわ密集してお車が駐車されているほうへと近づいているので、そちら側のショッピングモールへと出るのに便利な場所なのでしょう。</div><div> 当然のこと人々の姿も増え、前から後ろから、さまざまな人に追い越されたり擦れ違ったり。</div><div><br /></div><div> 顔は前に向けたまま、そんな方々と極力目を合わせないよう無表情を繕って、でも浴びせられる視線は充分意識して歩きつづける私。</div><div> 時代劇で見たことのある、市中引廻し、みたいな猥雑な見世物になっている気分で心臓はドキドキ冷や汗タラタラ、なのに下半身はキュンキュン感じてしまっているのです。</div><div><br /></div><div>「やっとみつけた。あそこだね」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまが突然立ち止まられ、目前を指さされます。</div><div> いろんなお車が前後左右に整然とズラッと並んだ一画に、確かに見覚えのあるシルバーグレイのワゴン車。</div><div> いいえ、さっきのドライブ中の会話で本橋さまがおっしゃっていたお話によると、こういうお車を今はミニバンと呼ぶのだそう。</div><div> そして五十嵐さまがお電話でおっしゃていた通り、確かにミラーのところに黄色いバンダナが巻かれて垂れ下がっています。</div><div><br /></div><div> 戻ってこられた五十嵐さまや私のはしたない姿をお車のほうでもみつけられたのでしょう、ドアが開いてお姉さま、中村さま、本橋さまもお外に降りてこられました。</div><div> 居並ぶお車たちのあいだを縫うように進み、お姉さまたちと合流します。</div><div><br /></div><div>「そんな姿であそこから歩いてきたの!?」</div><div><br /></div><div> 私の姿を見られた中村さま、ご驚愕の第一声。</div><div><br /></div><div>「バンダナ付けてくれて助かったよ。似たような車ばっかりで、もうみんなに一生会えないかと思った」</div><div><br /></div><div> 中村さまのご驚愕を、大げさなご冗談でスルーされる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「バスト丸出しじゃない?透けているっていうレベルじゃないわよ?」</div><div><br /></div><div> なおも呆れ果てられている中村さまとご愉快そうに苦笑いのお姉さま。</div><div> 唖然としたお顔で私の上半身を見つめられている本橋さま。</div><div> </div><div> みなさまに取り囲まれ、更に周りも背の高いお車ばかりで自分の姿が隠されて、ちょっとホッとしている私。</div><div> そんな私から五十嵐さまがおもちゃの手錠を外してくださいました。</div><div> 両手は自由になったのに、あらためておっぱいを隠そうともしないのは、お姉さまが私を見て微笑んでくださっているから。</div><div> </div><div>「でも人って意外と他人のこと気にしていないもんなんだね。これだけ凄い格好した女子がすぐ近くを歩いているのに、他所向いてたりスマホに夢中だったり」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまがあらためてしげしげと私の透けおっぱいを見つめてこられます。</div><div> その後ろから橋本さまも変わらず撮影をつづけておられます。</div><div><br /></div><div>「もちろんガン見してきたり、痴女?なんてつぶやく声も聞こえたけど、ほとんど男で、うちがそっちに目線向けると慌てて視線逸らすの」</div><div>「ひと組だけ中年の夫婦っぽい男女が、一瞥してしかめっ面になって、あ、これはひょっとするとヤバいかな、と思った。あのときが一番焦ったな」</div><div>「でもまあ、こんな首輪もしてるし業界風のハッシーも付いているしで、そういう撮影なんだろうって有耶無耶に納得した人たちがほとんどなんじゃないかな」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまのお言葉で、やっぱりそんなに大勢に視られていたんだ、とゾクゾクがぶり返す私。</div><div> ビクンと震えて視線を上げると、その先にお姉さま。</div><div> 薄い笑顔の冷たい目でじっと私を見つめられてから、おっしゃいます。</div><div><br /></div><div>「でも、ランチタイムのフードコートにその格好はいろいろマズイと思うな。この子は良くてもあたしたちの立場的に」</div><div><br /></div><div>「うん、うちもそれはそう思う。一応羽織るものも用意してるから、それを着せようかなって」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまが素直にご同意され、リュック内をもぞもぞされ始めます。</div><div><br /></div><div>「フードコート行くなら、もう少し車を近いところまで移動させましょうか?見たところ、まだ空きはいっぱいあるし」</div><div><br /></div><div> 気不味い話題を無理矢理はぐらかされるような本橋さまのご提案で、もう一度みなさまミニバンに乗ることに。</div><div> 橋本さまが構えていたカメラを下ろそうとされたとき、お姉さまから待ったがかかります。</div><div><br /></div><div>「いい機会だからその前にカメラの前で、直子がどういう女なのかはっきりさせておきましょう。直子、スカートをまくりあげなさい」</div><div><br /></div><div> お姉さまの冷たいご命令口調。</div><div><br /></div><div>「は、はい…」</div><div><br /></div><div> お姉さまがみなさまに何をお見せになりたいのかは、わかりきっています。</div><div> 橋本さまを中心に、みなさまが私の正面に並ばれます。</div><div> 私はおずおずと両手をスカートの裾に添え、ゆっくりとめくり上げていきます。</div><div><br /></div><div>「うわー、グショグショじゃない」</div><div>「パンツの色まで変わっちゃって、土手に貼り付いちゃってる」</div><div>「腿にも垂れてない?クロッチに雫浮いてるし」</div><div>「露出狂って恥ずかしさだけでここまでなっちゃうんだ」</div><div><br /></div><div> いたたまれないご感想は、中村さまと五十嵐さまから。</div><div> 本橋さまはただただ唖然、お姉さまだけが艶然と微笑まれていらっしゃいます。</div><div><br /></div><div>「イガちゃんはまだ、直子のパンツまで脱がす気は無いんでしょ?」</div><div><br /></div><div>「ああ、うん。もっと人目の多い日常的な場所で脱がさせたほうが、露出症的には嬉しいのかな、と」</div><div><br /></div><div> お姉さまのご質問に率直に答えられる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「正解。見ての通り直子のスケベさは底無しだから、ちゃんと緩急つけておかないと好き勝手に暴走しちゃって、あたしたちまで危ない目に遭うことになるかもしれないの。とくにこういう公然猥褻スレスレ事例だと」</div><div><br /></div><div> お姉さまがビデオカメラのお邪魔にならないように一歩前に出られ、私を嗜虐的な瞳で見据えられます。</div><div><br /></div><div>「直子、今、何がしたい?」</div><div><br /></div><div>「えっ、あの、何って…」</div><div><br /></div><div>「オナニーしたいでしょう?早くイキたいのでしょう?」</div><div><br /></div><div>「えっ、あ、は、はい…」</div><div><br /></div><div>「でもこんなところでそんなことしちゃったら、どんなことになるかもわかるわよね?」</div><div><br /></div><div>「はい…」</div><div><br /></div><div> 唇の両端を微かに上げられたお姉さまがつづけられます。</div><div><br /></div><div>「聞き分けがよくて助かるわ。ご褒美を上げましょう」</div><div><br /></div><div> もう一度唇の両端を上げられたお姉さまの右手が、すっかり私の背中側まで回っていたパイスラポシェットを開けられ、何か取り出されます。</div><div> もちろん私に手渡されたのは例のリモコンローターのローター部分。</div><div><br /></div><div>「ほら、これを許して上げるから、みなさんの前で、自分で挿れなさい」</div><div><br /></div><div>「はい…」</div><div><br /></div><div> もはや私にはお姉さましか見えていません。</div><div> ゾクゾク感じながら再度自らスカートをまくり上げ、いそいそとショーツを太腿中間まで摺り下げます。</div><div><br /></div><div> か細い糸を何本も引いて股間から離れた布片。</div><div> 外気に晒された無毛の膣口にローターを押し当て、ズブリと右手で押し込みます。</div><div><br /></div><div>「んっ!!」</div><div><br /></div><div> 刺激を渇望していた粘膜がヒクッとざわめき、小さくイッてしまいます。</div><div> そのままの格好で縋るようにお姉さまを見つめる私。</div><div> 膣口からはリモコン受信用の柔らかいアンテナがピンと飛び出しています。</div><div> それ以上の刺激が欲しくて堪りません。</div><div><br /></div><div>「ほら、さっさとパンツ上げなさい。これからみんなでランチなのだから」</div><div><br /></div><div> お姉さまの突き放すようなおひと言で、渋々ショーツを股間に戻します。</div><div> はしたない声を抑える準備は出来ていたのに…</div><div> やっぱり一番イジワルなのはお姉さまです。</div><div><br /></div><div>「ド淫乱でド変態の百合主従で露出狂なドマゾ女…うちが蓄えた知識だけじゃ追いつかなそう…」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまがお独り言のようにつぶやかれたお言葉で、私とお姉さまだけだった世界が呆気なく崩れ去ります。</div><div><br /></div><div>「さあ、これで当面は穏やかに過ごせるはず。ランチにしましょう」</div><div><br /></div><div> お姉さまの号令で、みなさま我に返られたみたいにお車に乗り込まれます。</div><div> 本橋さまがブルンとエンジンをおかけになられ、静かに流れ出すバラード曲、確かジョージ・マイケルさん、に乗ってお車が走り始めます。</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまが羽織らせる用にご用意されていたというお洋服は、薄いニットのクタっとした半袖カーディガンでした。</div><div> 淡いピンク色の無地で、丈がバスト下くらいまでしか無いのでボレロカーディガンと呼んだほうがよいかも。</div><div> 前ボタンも付いてなく、ブラジャーのセンター位置くらいをリボンで結ぶタイプ。</div><div><br /></div><div> 羽織ってみると軽くて着心地良く、前リボンを結べばおっぱいもすっぽりキレイに隠れます。</div><div> なんだかブラウスの上から緩いブラジャーを着けたみたい。</div><div><br /></div><div> ただ、ブラウスもカーディガンも生地が薄いので、バストトップは露骨に響き、位置も形も丸わかりな感じ。</div><div> それにリボンが解けたら生地が容易に左右に割れ、透けおっぱいは丸出しに逆戻りとなります。</div><div><br /></div><div>「うーん、やっぱり乳首が露骨だわよね」</div><div><br /></div><div> 中村さまに、見せて、とお願いされ、お車のスライドドア脇まで出て、膝を屈めた姿勢で胸を突き出しています。</div><div><br /></div><div>「直子が戻ってきたとき何よりも驚いたのが、その格好よりも左右の乳首の存在感だったのよ」</div><div>「痛そうに尖りながら膨らんでいて、うわー卑猥だーこれはどう見ても猥褻物だー、って思ったの」</div><div><br /></div><div> 中村さまがお隣のお姉さまに向けて力説されます。</div><div> 橋本さまが助手席から半身を乗り出され、そんなご様子まで撮影されています。</div><div><br /></div><div>「だからあの卑猥な勃起乳首は、なるべく不特定多数の公衆の面前には出さないほうがいいと思うのよね」</div><div><br /></div><div> 捉えようによっては、ずいぶん失礼なご意見ではあります。</div><div> 私の乳首って、そんなに卑猥なんだ…</div><div><br /></div><div>「んなこと言ったって、じゃあどうすんの?またブラ着け直す?なんかそれって調教プレイの流れとしてマヌケ過ぎじゃん」</div><div><br /></div><div> 中村さまのお話を黙って聞いていらっしゃった五十嵐さまが、ご不満げにご抗議のお声。</div><div> 今していることって五十嵐さまの中では、調教プレイ、っていう位置付けなんだ、と妙に納得してしまう私。</div><div> でもすぐに何か新しいアイデアが閃かれたらしい五十嵐さまが、お声のトーンを上げてつづけられます。</div><div><br /></div><div>「ならこうしない?絆創膏貼るの。グラドルとか着エロでよくある絆創膏ヌード。乳首とワレメだけ絆創膏で隠すやつ。あれなら全裸とはまた違った独特のエロさがあるし、服にも響かなくなるはず」</div><div>「うちの予備のニップレスもあるけど、それより断然、絆創膏のほうがエロいよね。見せたいけど見せたくない、ここさえ隠せば裸じゃない的屈折した乙女心」</div><div><br /></div><div> みなさまのお返事も待たられずに五十嵐さまが再び、ご自分のリュックの中を漁り始められます。</div><div><br /></div><div>「あったあった。じゃあ直子、上半身全部脱いで」</div><div><br /></div><div> お車はすでにフードコートに近い場所まで移動したようで、今は駐車の状態。</div><div> 今度はさっきよりモールの店舗脇通路に近い場所に駐められたらしく、お外から漏れ聞こえる喧騒もさっきより賑やかな気がします。</div><div> スモーク加工が施されたお車の窓をそっと覗くと、平日朝10時過ぎの東池袋駅周辺くらいの人通り。</div><div><br /></div><div> そんな中で私は、スライドドアの大きな窓を背中にして、ブラウスのボタンを外し始めました。</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2022/10/09.html" target="_blank">肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 09</a>へ</div><div>*</div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-39756046490070869772022-09-25T15:29:00.003+09:002022-10-02T17:53:06.038+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 07<div style="text-align: left;">「あ、それでこちらは某出版社で名塚毬藻先生のご担当を長らくつづけられて、今はフリー編集者の中村佳奈さん。夏のあいだずっと先生とここで過ごされている、言わばこのお屋敷の管理人のおひとり」</div><div><br /></div><div> お姉さまのご紹介に身を乗り出されたのが橋本さま。</div><div><br /></div><div>「名塚先生って、あの、S氏の典雅な生活、の名塚先生ですよね?俺、中坊の頃から大ファンでシリーズ全部持ってます。先生、今いらっしゃるんですか?」</div><div><br /></div><div> 少し早口お声高になられ、ずいぶんご興奮気味な橋本さま。</div><div> 名塚先生って男性向け?たぶんBL?も書かれているんだ、って私もちょっとびっくり。</div><div><br /></div><div>「ごめんなさいね、名塚は今日は仕事でタカサキのほうまで出ているんです。でも、そんな以前からの作品を今でも読んでくださっている男性ファンがいると知ったら名塚もとても喜びますわ」</div><div><br /></div><div> なんだかお仕事っぽい口調になられている中村さま。</div><div><br /></div><div>「ハッシーはね、こんなサイケなアロハ着てチャラいけれど美大の映像科出てるんだって。だから今日は直子の資料映像の撮影カメラマンもやってもらおうって」</div><div>「あ、橋本だからハッシーね。で、こちらのガタイのいいほうが彼のパートナーの本橋さん、モッチー」</div><div><br /></div><div> お姉さまのご紹介にペコリと頭を下げられる本橋さま。</div><div><br /></div><div>「ちょい訂正。俺、美大出てはいない。中退。小難しい理屈ばかりの講義に途中で飽きて嫌になった…」</div><div><br /></div><div>「あ、でもこいつ、今でもボディビル大会があるとあちこちから呼ばれるほど撮影の腕とセンスはいいんですよ。アングルのとり方とか躍動感の捉え方とか…」</div><div><br /></div><div> ご中退告白で少しやさぐれられた橋本さまを、すかさずフォローされる本橋さま。</div><div> 五十嵐さまがこれ以上無いくらい嬉しそうにご相好を崩されています。</div><div><br /></div><div> そんなご様子を曖昧な笑顔で眺められていた中村さまが、提げていたバッグからスポーツドリンクのペットボトルを二本出され、おふたりにそれぞれ手渡されます。</div><div><br /></div><div>「ワタシたちはもう少し準備があって、ほら、女の支度は長いから。本当は中で待っていただくのが筋なのだけれど、名塚の滞在中には男性を屋敷の中に入れてはならない、っていうジンクスみたいな不文律みたいなのがあるの。だからあと5分くらい、本当に申し訳ないのだけれど、ここでお待ちいただいていい?」</div><div><br /></div><div> おふたりが頷かれるのを見極められてから、お言葉がつづきます。</div><div><br /></div><div>「渡辺社長のお車は、そこを右に折れて突き当たって左、建物の裏手が駐車場になっていますから、適当に空いているところに入れておいてください」</div><div><br /></div><div> なぜだかずっとお仕事っぽくよそよそしい事務的口調な中村さまに促され、私たち4人はもう一度お屋敷の中へ。</div><div><br /></div><div>「モッチー✕ハッシーいいじゃんっ!お揃いのバミューダパンツ穿いちゃって、見るからにラブラブだねえ」</div><div><br /></div><div> 上機嫌な五十嵐さまは、ご自分の大きめリュックを覗き込まれ、持っていかれるもののチェックをされているご様子。</div><div> お姉さまが私に近づいてこられ、私のポシェットをたすき掛けのパイスラ仕様にセッティング。</div><div><br /></div><div> またブラに布地が貼り付いちゃう、と思ったのですが、乾きも早い生地みたいで空調の効いた室内に戻ったせいか、着たときに感じた通常の透け具合に戻っていました。</div><div> 厨房にしばらくこもられてから出てこられた中村さまは、把手の付いた大きなクーラーボックスをぶら下げていらっしゃいます。</div><div><br /></div><div>「夕方まで時間があるからさ。生鮮食料品は遅めに買って、この中に突っ込んどけばいいわ」</div><div><br /></div><div> そのお腰には緑のチュニックによく映えるお洒落可愛い橙色のウエストポーチが巻かれています。</div><div><br /></div><div>「かなちゃん、ハッシーと話すとき妙によそよそしかったけれど、あの手の男、苦手なの?」</div><div><br /></div><div> お姉さまはいつものトートバッグ、たぶん私を虐めるおもちゃもたくさん入っている、を肩に提げられ、中村さまに笑顔でお問いかけ。</div><div><br /></div><div>「うーん、出版社にいた頃、バイトの女子や作家志望で持ち込みに来る若い女の子にすぐに下品なセクハラまがいかます、ワタシより少し年上の既婚編集者がいてさ、そいつにルックスや雰囲気が似ていたんで、ちょっと身構えちゃった」</div><div><br /></div><div> 苦笑いを浮かべられる中村さま。</div><div><br /></div><div>「でも彼、ホモセクシャルなんでしょ?なら心配ないよね。好きだって言っていた先生の小説もちゃんとBLものだったし」</div><div><br /></div><div> ご自分に言い聞かせられるように中村さまがおっしゃいます。</div><div><br /></div><div>「かなぴっぴ?うちらに害をなすかもっていう杞憂なら大丈夫。ハッシーはどう見てもゲイ、それも絶対ウケのほうだよ」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまが自信満々におっしゃり、私たち声を揃えて、えーーっ!?</div><div><br /></div><div>「ああいうちょっとヒネた感じのやさ男って、ゲイの中では総じて受けになりがちなんだ。ハッシーは誘い受けだね。ベッドじゃ組み伏せられて悦んでるタイプ、つまるところエム」</div><div><br /></div><div>「でもあのマッチョな彼のほうが物腰柔らかくて、受けっぽくない?」</div><div><br /></div><div> 中村さまが異議を申し立てられますが、ふふんとお鼻で笑われる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「ううん、彼のほうはベッドじゃたぶんケダモノよ。ラグジャー着ていてあのガタイだもん、絶対脳筋だし、本能に忠実な攻めタイプ」</div><div><br /></div><div>「ふーん、ホモセクシャルってそういうものなのかしら…」</div><div><br /></div><div> 何やら生々しい会話が繰り広げられ、私はかなり引き気味。</div><div> そうこうしているうちにみなさまのご準備が整ったようです。</div><div><br /></div><div> 4人で再びお庭に出て、中村さまがしっかり施錠。</div><div> 玄関の壁に掛かったアンティークな振り子時計を見ると、時刻は午前11時を15分くらい過ぎた頃。</div><div> 本当に私は、人がたくさん集まっていらっしゃるらしいアウトレット?モール?に、こんな透けブラ姿で連れ出されることになってしまいました。</div><div><br /></div><div> 見慣れぬ男性おふたりをご警戒されていたのか、少し遠巻きにウロウロされていたジョセフィーヌさまが、現われた私たちをみつけられ嬉しそうに駆け寄ってこられます。</div><div> 中村さまが持たれていたコンビニ袋をお見せになられつつ、ジョセフィーヌさまに何事かを語りかけられながら、芝生の小屋へと連れ戻されます。</div><div> </div><div> アプローチには門に向けて方向転換されたシルバーグレイのワゴン車のみ。</div><div> お姉さまのお車は駐車場に入れられたのでしょう、消えていました。</div><div><br /></div><div> 出てきた私たちに気づかれ、車外へと降りられる本橋さまと橋本さま。</div><div> 同時にワゴン車側面のスライドドアがススーっと開いたのですが、それを無視され五十嵐さまが橋本さまに駆け寄られます。</div><div><br /></div><div>「はい、これビデオカメラ。充電バッチリで32ギガ積んである。頼んだわよ、撮影カントク、ハッシーさん?」</div><div><br /></div><div>「あ、いや俺、自分の使い慣れたやつ持ってきたから。メモリーカードに録画するから終わったらすぐに渡せる」</div><div><br /></div><div> そうおっしゃって右手に嵌めたオレンジ色のハンディビデオカメラを私に向けてこられる橋本さま。</div><div> 思わずバストを庇ってしまう私。</div><div><br /></div><div>「そっか、ならこのビデオはエミリーさんに託そう。撮影されている直子を撮影するのもメイキング映像みたいで面白そう」</div><div><br /></div><div> この三日間、私の痴態を記録しつづけてきたビデオカメラが本来の持ち主さまのお手に戻ります。</div><div><br /></div><div>「おっけー、任せといて」</div><div><br /></div><div> お姉さまの朗らかなお声が合図だったかのように、本橋さまと橋本さまがそれぞれ運転席と助手席へ。</div><div> スライドドアから覗く車内はずいぶん広く、座り心地の良さそうな立派な後部座席シートがフロントグラス向きに三列も並んでいます。</div><div><br /></div><div> 運転席に本橋さま、助手席に橋本さまがお座りになられ、その後ろの席に私と五十嵐さま、その後ろに中村さまとお姉さま。</div><div> それぞれのお荷物を足下に置き、大きなクーラーボックスを積んでもまだまだ余裕な広さ。</div><div><br /></div><div> それぞれがシートベルトを締め、スライドドアがススーっと閉じるとブルンッとエンジン音。</div><div> 一拍置いて流れてきたノリのいい音楽は、来るときにも聴いた覚えのあるレディ・ガガさまのヒット曲。</div><div> 車内にはエアコンがほどよく効いて、フローラル系の芳香剤っぽい香りが甘く漂っています。</div><div><br /></div><div>「森下さん?大丈夫?臭くない?」</div><div><br /></div><div> ゆっくりと滑り出すお車のシートに背中を預けてひと息ついていた私に、唐突にお尋ねくださる本橋さま。</div><div><br /></div><div>「えっ?あの、えっと、何が…ですか?」</div><div><br /></div><div>「この車、いつも男ばかりの集団で使っているからさ、シートとかに男臭い体臭が染み込んでるんじゃないかと思って、掃除がてら消臭剤と芳香剤みんなでかけまくってきたんだ。タバコ吸うやつもいるし」</div><div><br /></div><div>「あ、そうだったのですか…大丈夫です。ぜんぜん気になりません。それにあの、却ってお気を遣わせてしまって、ごめんなさい…」</div><div><br /></div><div> その細やかなお心遣いに恐縮してしまう私。</div><div> 私、スタンディングキャット社の方々から、本当に姫扱いされているのかもしれません。</div><div> でも、そんなせっかくのご厚意をまぜ返すお声が、私の背後から聞こえてきました。</div><div><br /></div><div>「あれ?あたしの車のほうは?」</div><div><br /></div><div> お姉さまのお声にすかさず応えられたのは橋本さま。</div><div><br /></div><div>「はいはい、チーフの車は近くのスタンドで洗車ワックスと室内清掃オイル点検殺菌消毒までして、ガス満タンでお戻ししましたよっ」</div><div><br /></div><div> お姑さんがお嫁さんに口答えするみたいなニクタラシイご口調でのお答えに車内爆笑。</div><div> 和気藹々とした雰囲気で発車です。</div><div> ジョセフィーヌさまのお散歩コースな広場へとつづく曲り角もお車だとすぐに通過。</div><div><br /></div><div> お車はずーっと木立の道、未舗装の林道のような道を進んでいきます。</div><div> 時折ガタガタはしますが乗り心地はいい感じ。</div><div> なだらかな円周カーブがつづいているので、お山をグルっと周りながら下っているのでしょう。</div><div><br /></div><div> 風景は見渡す限り延々つづく木立で、その奥はいずれも草木の生い茂る森林です。</div><div> 人家や建物っぽいものは何一つ見えず、もちろん信号機もすれ違うお車もひとつもありません。</div><div><br /></div><div> お車が走り始めてからしばらくは、お隣に座られた五十嵐さまから、いつ私に恥ずかしいご命令が下されるのか、とビクビクしていたのですが、今のところそんな気配もありません。</div><div><br /></div><div> と言うか五十嵐さま、本橋さま橋本さまへの取材に夢中なご様子で、本当に女性の裸を見ても興奮しないのかとか、初見で会ってホモとノンケの区別はつくのかとか、サウナや銭湯の男湯で好みのからだに出会ったらマークするのかとか、いささか下世話なご質問を矢継ぎ早に投げかけられています。</div><div><br /></div><div> そんなご質問にひとつひとつ律儀にご丁寧に、ときにユーモアを交えてお答えになられる橋本さまと本橋さま。</div><div> ちなみに、女性の裸で興奮しないのか、というご質問に橋本さまは、綺麗な裸だったら、ああ綺麗だなーと美的芸術的な感心はするけれど性的な興奮は無い、綺麗じゃなかったら不快感しか無い、というお答えでした。</div><div><br /></div><div> お姉さまは後ろのお席で、私の知らないお仕事関係のかたのお話で中村さまと盛り上がられているご様子。</div><div> どちらの会話にも混ざれない私だけ暇を持て余し気味に、車窓を流れる森林の景色を漫然と眺めていました。</div><div><br /></div><div> そんな感じで20分くらい走った頃、延々つづいていた森林が突然途切れ、草ばかり生い茂る平地に出ました。</div><div> 緩いカーブがつづくその道の左右は、以前は何かの畑だったのだろうなと思わせるそれほど広くはない草地となっていて、私の窓の側に凄く久しぶりに見る人の手が入った建物らしきものが迫ってきています。</div><div><br /></div><div> 通り過ぎるときに目を凝らすと、そこだけ少し人為的に草を刈り取られたっぽい空き地の奥に、お寺か神社かなと思わせる木造二階建ての大きめな建物。</div><div> </div><div> なにぶんお車があっという間に通り過ぎてしまったので、その建物が何なのかまではわかりませんでしたが、もう長いあいだ使われていない=どなたも住まわれてはいない、ということは、見た感じの古さや荒れ具合でわかります。</div><div> せっかくの建物なのに他のどなたも気に留められなかったようで話題にはならず、通り過ぎるとすぐにまた鬱蒼とした森へと入り、木立の林道へと戻りました。</div><div><br /></div><div> その林道を更に5分くらい走った後、お屋敷から走り始めて初めてのブレーキ。</div><div> えっ?どしたの?と前を見ると、道の両脇から踏切の遮断機みたいな黄色い棒が行く手を塞いでいました。</div><div><br /></div><div> 本橋さまが窓を開けられ、傍らの機械にカードみたいのをかざすと棒がスルスルっと左右に割れます。</div><div> お車が通過してから振り向くと、棒がすぐに元に戻って再び通せんぼ。</div><div><br /></div><div> なるほど。</div><div> これでみなさまが、ここは私有地だから、とおっしゃる意味が初めて理解出来た気がしました。</div><div> でも、あんな遮断器、その気になればたやすく突破出来ちゃうような気もしますが…</div><div><br /></div><div>「ほい、カード返しますわ」</div><div><br /></div><div> 橋本さまが背もたれ越しにカードを私に差し出されてきます。</div><div> 受け取ると、表面に少し前に流行った動物を擬人化したアニメの美少女キャラ百合カップルの絵柄シールが貼られたクレジットカード大のプラスティックのカード。</div><div> 私も振り返り、斜め後ろのお姉さまに差し出します。</div><div><br /></div><div>「それはエミリー、持っていていいよ。どうせ来年も来るでしょう?」</div><div><br /></div><div> お姉さまは中村さまに渡されようとされたのでしょう、中村さまのそんなお声が聞こえてきました。</div><div> お車はいつの間にかまた木立を抜けて田園風景の中を一直線、やがてT字路に突き当り、舗装された普通の二車線道路が現われます。</div><div><br /></div><div>「国道だー、やっと外界に降りられたーっ」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまのずいぶんはしゃいだお声。</div><div><br /></div><div>「今日は空いていそうだし、ここまで来たらもう20分も走らずに着けるはずです」</div><div><br /></div><div> 運転席の本橋さまからのご説明。</div><div><br /></div><div>「今日って金曜日でしょ?やっぱ混んでるんじゃない?先週の金曜日なんて駐車場どこも一杯だったよ」</div><div><br /></div><div>「いや、でももうガキンチョの夏休みは終わってるから、少なくとも家族連れはもういないでしょ。いるのは暇な大学生と外国人観光客くらいじゃない?」</div><div><br /></div><div>「でも週末だから、夕方から夜にはカップルとか増えそうね。モール目当ての客目当てで駅周辺にホテルも増えたし」</div><div><br /></div><div> 口々にいろんなことをおっしゃるみなさま。</div><div> 車窓の田園風景にも民家やお店のお姿が混ざり、すれ違うお車も増え、歩道を歩かれる人のお姿もちらほらお見かけして私も、今までいたお屋敷周辺は明らかに別世界だったんだ、と実感しています。</div><div><br /></div><div> そんな窓を見ていてふと気づいた、スモーク加工された暗めのガラスに薄っすらと映り込む今の自分の姿。</div><div> 赤い首輪を嵌めて青いブラが透けている薄物一枚な私の上半身。</div><div><br /></div><div> すっかり別世界に馴染み切っていたので、自分がワンちゃんの首輪を嵌めていることをすっかり忘れていました。</div><div> 首輪…マゾ女のシルシ…</div><div> 途端に背筋を快感のような悪寒のような、心地良いような悪いようなさざめきがゾゾゾーっと駆け上ります。</div><div><br /></div><div>「直子的にはギャラリー多いほうが嬉しいんだろうけど、そもそもあのモールって撮影おっけーだったっけ?」</div><div><br /></div><div> 中村さまから今更ながらの根本的な疑問のご提示。</div><div><br /></div><div>「うーん、知らないけれど動画投稿サイトであのモールの食レポとかお店ガイドやレビューとかよく見るし、大丈夫なんじゃない?」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまからのいたって楽天的なお答え。</div><div><br /></div><div>「でもまあ有名企業の運営だから、あんまり目立たないほうがいいことだけは確かだよね。あたしらは動画をネットに上げる気は更々無いけれど」</div><div><br /></div><div> ご慎重なご意見はお姉さまから。</div><div><br /></div><div>「目立たないようにって言ったって、アブノーマルな首輪嵌めてスケスケ衣装のこんな女の子被写体にしていたら、人目につかないわけないとは思うな」</div><div><br /></div><div> 中村さまの至極常識的なご意見。</div><div><br /></div><div>「まあそのへんはハッシーモッチーのボディガード勢に頑張ってもらいましょう」</div><div><br /></div><div> あくまで楽天的な五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「あ、でも先週来てたM女も、ここでけっこうキワドイ撮影したって寺っちが言ってたっけ。ワタシは用事で参加出来なかったのだけれど」</div><div><br /></div><div> 傍証を思い出された中村さま。</div><div><br /></div><div>「ヤバいゲリラ撮影したいなら変にコソコソせず、許可ちゃんと取ってまーす、って感じであっけらかんとカメラ向けていれば、見てるほうも、あ、何かのロケだな、って感じで意外とスムースに無駄なトラブル無く撮れるもんだよ」</div><div><br /></div><div> 橋本さまの、おそらくご経験則からきているのであろうお言葉で、その議論は終りとなりましたが、逆に私のドキドキは最高潮。</div><div> これからどんな辱めが待ち受けるのか、両腿の付け根が潤みっ放しで股間のクロッチがべったり貼り付いているのがわかります。</div><div><br /></div><div> お車は舗装された道路を快調に進み、行き交う他のお車や歩道を歩かれる方々のお姿もどんどん増え、日常世界に舞い戻ってしまったことをあらためて思い知ります。</div><div> 平日のランチタイムが終わった午後二時過ぎ頃の池袋繁華街くらいに人波とお車が増えてきた頃、進む先の路上に赤い棒を持たれた警備員さまらしき制服を着られた複数の男性のお姿が。</div><div><br /></div><div> その警備員さまが振られる赤い棒に導かれ、お車は広大な駐車場へ。</div><div> とうとう着いてしまいました。</div><div> 意味も無くブルッと身震いしてしまう私。</div><div><br /></div><div> 出入口近くこそ色とりどりのお車が整然と駐車されていますが、もっと奥の広大な駐車スペースにはまばらにポツンポツンという感じ。</div><div> お近くに空きスペースをみつけられ駐車態勢に入られようとする橋本さまに、五十嵐さまから待ったがかかります。</div><div><br /></div><div>「もちろん車は出入口近くに駐めるとして、直子とうちはあの警備員から死角になりそうな遠くで降ろしてくれない?もちろんモッチーもカメラマンとして着いてきて」</div><div><br /></div><div> 五十嵐カントクさまのご指示が下され、いよいよ私の辱め映像撮影が始まるようです。</div><div> 駐車態勢から方向を変えられた橋本さまは、そのままゆっくりと広大な駐車場の出入口から見て一番端っこ、芝生と建物の背面で隔てられた駐車まばらなスペースまでお車を移動されます。</div><div><br /></div><div>「そうね、この辺でいいわ。戻って車を駐車しておいて。悪いけれどみんなはちょっと待っていてくれる?外が暑かったら車の中で」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまに促され、お車を降りる私とビデオカメラ片手な本橋さま。</div><div> 本橋さまはいつの間にか、これもペイズリー柄の真っ赤なバンダナを頭に海賊巻きにされています。</div><div><br /></div><div> お車が私たちを離れ、相変わらず快晴なお空の下、五十嵐さまと私が芝生の手前で対峙し、その横から本橋さまのレンズが私たちを狙っています。</div><div> 遠くにはひっきりなしに行き交う人たちのお姿が見え、背中側からはショッピングを楽しまれているのであろう賑やかな人々の喧騒が聞こえてきます。</div><div><br /></div><div>「さて直子ちゃん、これからお望み通り、あなたの露出癖が充分満足出来るくらいに、おまえを公衆の面前で辱めてあげる。ふふっ、嬉しいでしょう?」</div><div><br /></div><div> ずいぶんお芝居がかった、でも充分嗜虐的なお顔になられた五十嵐さま。</div><div> あの、いえ、私、それほど望んでもいないんですけれど…</div><div> </div><div> 反発心からか心ではそう思うのですが、反比例するみたいに肉体でざわめく性的興奮。</div><div> 聞こえ来る人々の喧騒が頭の中でわんわん鳴り響いています。</div><div><br /></div><div>「まずはこの場で、そのブラジャーを外しなさい」</div><div> </div><div> 最初から悪魔のような五十嵐さまのご命令。</div><div><br /></div><div>「シャツを脱いでからでも、着たまま両手を中に入れてのモゾモゾでも、どっちでもいいよ。要はさっさと脱いでブラをうちに渡しなさいっ!」</div><div><br /></div><div> 心の底から蔑み切ったような五十嵐さまのお声が、怯える私に投げつけられました。</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2022/10/08.html" target="_blank">肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 08</a>へ</div><div>*</div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-7827449457639900652022-09-19T15:02:00.006+09:002022-09-25T15:30:25.050+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 06<div style="text-align: left;">「メイクはこんなもんでいいでしょ。次はイガちゃんにコーデしてもらいなさい」</div><div><br /></div><div> お姉さまのご指示で五十嵐さまのもとへ。</div><div> テーブルの上に色とりどりのお洋服類が乱雑に置かれています。</div><div><br /></div><div>「ほい、じゃあまずこの下着を着けて」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまから手渡されたのは、シルクっぽい手触りの薄手なブラとショーツ。</div><div> 光沢のある薄い青色で、ブラはハーフカップ、ショーツはローライズ気味のビキニタイプ。</div><div><br /></div><div>「あれ?ノーブラノーパンで連れ回すんじゃないんだ?」</div><div><br /></div><div> ご自身でのメイクを終えられ一段と艶やかなお顔となられた中村さまが、からかうみたいに五十嵐さまへご質問。</div><div><br /></div><div>「あたりまえじゃない。露出調教のキモって、まわりにたくさん人がいるところでだんだん薄着になって、なんで自分はこんなありえない場所で、ありえないくらい恥ずかしい格好をしているんだろう、っていう背徳的な興奮を愉しむものだもん」</div><div>「最初から大サービス全部おっぴろげーじゃ、ファーストインパクトだけですぐ行き詰まっちゃうし、運が悪けりゃ公然猥褻、即通報。ね?直子?」</div><div><br /></div><div> ね?と同意を求められても私は、これからされることへの不安7と期待3のドキドキでおっしゃっているお言葉の意味を考えることが出来ず、上目遣いに五十嵐さまを見つめるばかり。</div><div><br /></div><div>「ふーん、そんなもんなのかー。生憎アタシにはそういう特殊でアンモラルな性癖、ないからなー」</div><div><br /></div><div> 相変わらず茶化されるみたいにご愉快そうな中村さま。</div><div><br /></div><div>「はいはい、シャツはこれね」</div><div><br /></div><div> 中村さまの軽口をスルーでいなされて、クタッとした白い布片を私に渡してくださる五十嵐さま。</div><div> 布片を広げてみるとシフォン?の半袖ブラウス。</div><div> 一昨日駅に着いたときに、前結びTシャツの上に羽織るのを許されたシャツブラウスによく似た質感。</div><div><br /></div><div> 襟ぐりと袖口にレースが施してあってふうわり可愛いらしいのですが、生地全体が頼りなさげに薄っぺらい気が…</div><div> 前ボタンを全部外してから袖を通すと案の定、薄いスカーフのような真っ白い生地が光を通し、ブラの青色がスケスケ。</div><div> </div><div> はっきりと言うほどではないにしても、薄っすらというほど奥床しくもなく。</div><div> 生地はしんなり軽やかで夏向きの良い素材なのでしょうけれど、汗をかいたらすぐにべったり肌に貼り付いちゃいそう。</div><div><br /></div><div>「で、下はこれ」</div><div><br /></div><div> 差し出されたのは真っ赤な布地。</div><div> 広げてみると台形シルエットのショートスカート、フロントに銀色の大きめなボタンが六つ並んでいます。</div><div><br /></div><div> ウエスト部分のボタンをひとつ外して両脚を通すと、丈は膝上10センチくらい。</div><div> ウエストも私にピッタリでベルトをしなくても大丈夫な感じ。</div><div> ただし、普段こんな派手に真っ赤なスカートは穿かないので、なんだか気恥ずかしい。</div><div><br /></div><div>「シャツはスカートにインしちゃったほうが可愛いいね。うん、そうそう。あと胸元はもうひとつ空けちゃって」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまのご指示通りにすると、シャツの薄い布地がますますバストに吸い付き、ブラジャーの青色が白地の下にますます浮かび上がってしまいます。</div><div> 胸元のボタンは三つ目まで外れ、おっぱいの膨らみ始めまで素肌が覗いています。</div><div><br /></div><div>「直子って、こういうブリっ子ぽいのもよく似合うんだよね。地下アイドルグループの一番右端、歌はいまいちだけどダンスのキレはダントツ、みたいな」</div><div><br /></div><div> お姉さまからの褒めらているんだか、茶化しているだけなのかご不明なご感想。</div><div> 私は、明らかに透けているブラが気になって仕方ありません。</div><div> こんな格好で本当に人前に出るのでしょうか…</div><div><br /></div><div>「あのお姉さま?…このシャツ、ブラが完全に透けちゃっているのですけれど…」</div><div><br /></div><div> 堪えきれずお姉さまに向かってすがるように直訴してしまう私。</div><div> お手持ちのタブレットに視線を落とされていたお姉さまがお顔を上げられ私を見遣り、ニッと笑いかけておっしゃいます。</div><div><br /></div><div>「それくらいなら気にすることないわ。透け感コーデはここ数年定着しているし、今年の夏はへそ出しや肌見せも流行っているじゃない」</div><div><br /></div><div> にべ無く却下されるお姉さま。</div><div><br /></div><div>「あ、そのスカート、ポケットに小銭とか入れないでね。左右ともざっくり穴空きだから」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまがいたずらっぽくおっしゃって、私をじっと見つめてきます。</div><div><br /></div><div>「どうしてだかわかる?」</div><div><br /></div><div> 見るからにえっちなお顔で私の顔を覗き込まれる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「えっ?あっ、ぃいえ…」</div><div><br /></div><div> 自分の衣服にもそういう細工を施したことがあるので、思い当たるフシが充分にあるのですが、ここは敢えて知らんぷり。</div><div><br /></div><div>「直子みたいなスケベな変態ちゃんがいつでもどこでも、ポッケに手を突っ込みさえすればバレずに直でクリちゃんに触れちゃう街角アクメ仕様、って、そんなのAVとかエロ漫画でしか見たこと無いんだけどもね」</div><div><br /></div><div> とても嬉しそうに教えてくださった五十嵐さま。</div><div> つまりこれで、私は公然の場でクリ弄りを命ぜられるのが確定したということです。</div><div> それにこのスカートの前ボタン仕様にも不穏な意図を感じています。</div><div><br /></div><div>「だったら直子の私物はポシェットに入れてぶら下げさせればいいわね」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまにお応えされつつ、お姉さまが私のポシェットに私のスマホを入れられます。</div><div> これでパイスラも確定。</div><div> ついで、という感じで、一昨日から私を何度も悦ばせてくださったリモコンローターのローター部分だけを放り込まれたのも見逃しません。</div><div><br /></div><div>「直子はこれでよしとして、うちもお出かけ仕様に着替えようっと」</div><div><br /></div><div> その場で何の躊躇もされず、スルスルっとTシャツをお脱ぎになられる五十嵐さま。</div><div> やっぱりノーブラで白い素肌に控えめな膨らみ、淡いピンク色の頂点だけが艶かしく目立っています。</div><div><br /></div><div> ふたつの頂点に幅広めなニップレスを貼り付けられた五十嵐さまが、無造作にグレイのスウェット生地らしき半袖パーカーを素肌に羽織られます。</div><div> 更にジーンズ地のショートパンツも勢いよく下ろされ、下着は何の変哲も無い白無地フルバックショーツ。</div><div> その上に同じスウェット地の膝丈ボトムを合わせられます。</div><div><br /></div><div>「ちょ、ちょっと、イガっちの基準だとそれでお出かけ仕様になるの?あたしのジョーシキだと、それってただの部屋着なんだけど」</div><div><br /></div><div> 心底ご愉快そうにツッコまれるお姉さまを、唇の前でチッチッチと人差し指を振られてお芝居っぽくいなされる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「ふふん、うちはジモッティだからね、モールに行くぐらいでいちいちオシャレとかしないのだよ。それに今日はカントクだし」</div><div><br /></div><div> 得意満面な笑顔を見せられた五十嵐さまが、その笑顔でお姉さまと中村さまをじーっと見つめられました。</div><div><br /></div><div>「エミリー姉さんは直子のマネージャーみたいなものだから、そのままオシャレッティでいいけど、かなぴっぴのそのキャミ、ちょっとえっち過ぎない?主役にケンカ売ってる的な。かなぴっぴは今回、うちのAD的な役割なんだし」</div><div><br /></div><div> 中村さまを挑発されるように見つめられる五十嵐さま。</div><div> その視線をまっすぐに受け止められた中村さまの唇が苦笑の形に綻びました。</div><div><br /></div><div>「ワタシだってこの格好で外に出かけるつもりは無いわよ。ヘンに目立つと後々めんどくさいし、毎年来るところだからね」</div><div><br /></div><div> テーブル上の衣類を物色され、やがて決められたのか、キャミワンピの裾を一気にまくり上げられます。</div><div> 上下黒で布小さめな三角ブラにTバック、その他は何も身に着けていらっしゃらない中村さまの艶やかな肢体に息を呑む私。</div><div><br /></div><div> 形良く上向きなバスト、シュッとくびれたウエスト、そのくびれからなだらかにつづく引き締まったヒップ。</div><div> そこから更につづくスレンダーなおみ足が黒いレギンスに包まれ、上半身は鮮やかなグリーンのざっくり半袖チュニックで隠されます。</div><div> 先ほど仕上げられたメイクとも相俟って、妖艶な美女ADさまの出来上がり。</div><div><br /></div><div>「これなら文句無いでしょ?で、お迎えは何時だっけ?」</div><div><br /></div><div> 最初のは五十嵐さまへ、後のはお姉さまへのお尋ね。</div><div><br /></div><div>「もうそろそろと思うけれど…」</div><div><br /></div><div> お姉さまのお答えが終わらないうちに中村さまの絶叫が響き渡りました。</div><div><br /></div><div>「あーっ!洗濯物取り込むの忘れてたぁーっ!」</div><div><br /></div><div>「そう言えばさっきネットニュース見てたら、午後からゲリラ豪雨あるかも、って」</div><div><br /></div><div> お姉さまのお言葉にみなさま大慌てで散りました。</div><div> 中村さまは厨房の中に一度引っ込まれ、すぐに大きなランドリーバッグを肩に提げて戻られます。</div><div> 五十嵐さまはテーブル上に残った衣類をひとまとめにしてスーツケースに戻した後、ホール奥のお廊下のほうへと走られます。</div><div><br /></div><div>「ほら、あたしたちも手伝わないと」</div><div><br /></div><div> お姉さまに手を引かれ、私たちは正面玄関へ。</div><div> 扉を開けるとお外はドピーカンの残暑晴れ。</div><div> サンダルをつっかけて芝生へと急ぎます。</div><div><br /></div><div> そう言えば、こんなにちゃんと下着まで着けてお洋服を着たのはいつぶりだろう?</div><div> 木立を抜けながら考えたら、たぶん出発のとき、お姉さまのお車に乗り込んだとき以来?</div><div> からだに纏わり付く布地の感触に違和感を感じてしまっている自分に少し呆れてしまう私。</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまは芝生のほうの出入口から、大きなランドリーバスケットを携えてご登場。</div><div> ちょうど例のシースルーバスルームのすぐ裏手に当たり、そんなところに出入口があるなんて知りませんでした。</div><div> でもまあ知ったところで、私には使わせていただけないのでしょうけれど…</div><div> </div><div> そよ風にひらひら揺れているお洗濯物たちは、どれも完全に乾いているようでした。</div><div> 広大なシーツ類を私たちが取り込んで雑にたたむと五十嵐さまがランドリーバスケットに投げ込まれ、中村さまは下着類のほうを手際良くバッグに取り込まれます。</div><div><br /></div><div> 急に全員わらわら現われた私たちに気づかれたジョセフィーヌさまが、喜び勇んだご様子で駆け寄ってこられ、中村さまと私とのあいだを行ったり来たりじゃれつかれます。</div><div> まばゆいばかりのお陽さまが真上近くまで昇り、緑の芝生に陽光が燦々と降り注いでいます。</div><div><br /></div><div> 空調の効いた室内からいきなりの炎天下ですから、全身に汗がじわりと滲み出ます。</div><div> そして気づいてしまいました。</div><div><br /></div><div> 今着ているこの白いブラウス。</div><div> 濡れると嘘みたいに透けるんです。</div><div><br /></div><div> 大きなシーツを持ち運べるくらいにたたんでランドリーバッグへ。</div><div> それだけの作業で私の首筋から胸元くらいまで汗じんわり。</div><div> 濡れたブラウスの布地が私の素肌に貼り付き、その部分がまるで透明ビニールみたいに肌色とブラの青色に透けていました。</div><div><br /></div><div> 布地を肌から離せばいくらかマシにはなるのですが、濡れた布地はすぐに肌にくっつきたがります。</div><div> 全部の取り込みを終える頃には、私のバストアップは満遍なくブラウスが貼り付いて青色ブラジャー丸見え状態。</div><div><br /></div><div> これ、もしもノーブラで着せられていたら…</div><div> やっぱりお姉さまにお願いして、せめて上に何か羽織るものくらいお許しいただこう…</div><div> そう決めてお姉さまのお姿を探そうとしたとき、木立の向こうでお車のエンジン音が。</div><div><br /></div><div>「あ、来たみたいね。タイミングいいじゃない」</div><div><br /></div><div> 私から離れた支柱から紐を外されていたお姉さまが、お近くにおられた五十嵐さまに話しかけられ、五十嵐さまに紐を預けられて玄関口のほうへと駆け出されました。</div><div> 離れて見守っていた私は五十嵐さまと目が合い、五十嵐さまが近づいてこられます。</div><div><br /></div><div>「へー、そのシャツ、汗で濡れるといい感じに透けるねー。本番が愉しみ…」</div><div><br /></div><div> お独り言にしては大きめなのは、ワザと私に聞こえるようにおっしゃったのでしょう。</div><div> そのお一言で私は、お姉さまに助けを乞うタイミングを失います。</div><div> そこにブッ、ブッと短いクラクションの音。</div><div><br /></div><div>「ほら、直子もお出迎えしなくちゃ。今日の運転手と撮影カントクだってさ」</div><div><br /></div><div> 今度は五十嵐さまに手を引かれ、正面玄関側へと連れ出されます。</div><div> アプローチにお車が二台。</div><div> 玄関に近いところにお姉さまの愛車、その後ろにシルバーグレイで大きめのバン?ワゴン車?</div><div><br /></div><div> その傍らでお姉さまとお話されている男性おふたり。</div><div> 本橋さまと橋本さま。</div><div> そう言えば昨日、ここまで送っていただいて去り際に、明日お姉さまのお車を戻しにこられる、とおっしゃっていたのを思い出しました。</div><div><br /></div><div>「あっ、直子が来た。ほら、こっち来てご挨拶なさい」</div><div><br /></div><div> お姉さまに呼ばれ近づきます。</div><div> 本橋さまは相変わらずのラグビージャージ姿ですが、昨日のとは色が違って今日は黒と山吹色の横縞模様。</div><div> 橋本さまもTシャツにアロハはお変わりありませんが、今日のアロハは赤やピンクの極彩色で目眩ましみたいなペイズリー柄。</div><div> ボトムは昨日と同じ、おふたりお揃いの濃茶のバミューダパンツ。</div><div><br /></div><div>「イガちゃんの取材ツアーに無理言ってつきあってもらうことにしたのよ。ほら、いろいろアブナイことすることになるから、女性だけより周りにゴツい男性もいたほうが何かと心強いでしょ」</div><div><br /></div><div> お姉さまに促され、胸元に貼り付いているブラウス布地をさりげなく剥がしてから、よろしくお願いいたします、とお辞儀してご挨拶。</div><div><br /></div><div>「いやいや、チーフにはいつもお世話になっていますし、今日はちょうどぼくらが買い出し当番だったから予定的にも問題無いんです」</div><div><br /></div><div> マッチョ体型の本橋さまがにこやかな笑顔でおっしゃいます。</div><div><br /></div><div>「それに、森下さんは、あのイベント以来すっかり弊社のアイドルになっているんです。大胆なのに儚げで、絶対に汚してはいけない存在、みたいな。あ、もちろんそこに男女間の性的な意味は一切ないですよ」</div><div><br /></div><div> 最後の部分だけ慌てたように強調される本橋さま。</div><div><br /></div><div>「だから今日も、くれぐれも粗相のないように、って言われてきてるんです」</div><div> </div><div> あの急遽モデルをさせられたファッションショーイベントのとき、スタンディングキャット社の方々もたくさんお手伝いに来てくださいました。</div><div> あのときはメイクやウイッグで別人のモデルになりすましたはずだったのですが、その後も両社の交流で社員同士お顔を合わせていたりしていましたので、あのモデルが私だったということは、すっかりバレていました。</div><div><br /></div><div>「ちょっとモッチーの脚、見てやってくださいよ」</div><div><br /></div><div> それまでニヤニヤと本橋さまのお話を聞いておられたアロハ姿の橋本さまが、お話に割り込まれてきます。</div><div><br /></div><div>「あーっ!」</div><div><br /></div><div> 私とお姉さまで綺麗なユニゾン。</div><div> 確か昨日はモジャモジャだったスネ毛が今日はツルツルのスベスベ。</div><div><br /></div><div>「昨日の夜の宴会で、チーフたちを迎えに行ったときの話になったんですよ」</div><div><br /></div><div> 思い出し笑いを堪えきれない、という感じの橋本さま。</div><div><br /></div><div>「で、俺らが旅館に着いて車から降りて、チーフたちが出迎えてくれたじゃないですか。あのとき、おまえの脚を見て姫が、あ、俺ら身内では森下さんのこと姫って呼んでるんで、姫が怯えてたぞ、と」</div><div>「姫が男性のモジャモジャした体毛や体臭が苦手なことは、チーフや玉置さんから聞いてみんな知っているんで。で、明日もお供を頼まれたのにそいつはケシカラン、ってことになって」</div><div><br /></div><div> もはや半分笑いながらお話をつづけられる橋本さま。</div><div> 私、橋本さまたちから姫なんて呼ばれてたんだ…と、なんともこばゆい気分。</div><div><br /></div><div>「で、俺ら八人で旅行に来てるんだけど、七人がかりで嫌がるモッチー押さえつけてズボン脱がせて、脱毛テープでスネ毛をバリバリっと…」</div><div><br /></div><div> そこまでおっしゃられて、もはやお話できないくらいに吹き出された橋本さま。</div><div><br /></div><div>「本当ひどいやつらでしょ。でも最近の脱毛テープって意外に痛くないんだね。専用のローションとかもあってスーッとして。スベスベも案外悪くない」</div><div><br /></div><div> マッチョな本橋さまが満更でもないお顔でおっしゃいます。</div><div> 私あのとき、そんな顔しちゃっていたのかな、と申し訳ない気持ちも湧きますが、お姉さまはただただ呆れられているご表情。</div><div> そこに五十嵐さまが興味津々なお顔で割り込まれてきます。</div><div><br /></div><div>「あなたたちって、本物のゲイカップルなんだ!?」</div><div><br /></div><div> 率直と言うかいささか不躾なご質問。</div><div> 眉間にちょびっとシワを寄せられたお姉さまが割って入られ、ご紹介が始まります。</div><div><br /></div><div>「ごめんなさいね。こちらは、この別荘の住人のお友達の五十嵐ショーコさん。あたしも昨日初めてお会いしたばかり。同人で漫画を描かれていて、その取材の一環として今日の直子の大冒険を企画した首謀者でありディレクター。イガちゃんて呼んであげて」</div><div><br /></div><div> つづけて五十嵐さまに向けて、</div><div><br /></div><div>「こちらは、あたしたちの会社とパートナーシップを結んでいるスタンディングキャット社の社員さんで、マッチョなこちらが本橋さん、チャラ男風なこちらが橋本さん」</div><div><br /></div><div> チャラ男はひどくね?と本橋さまに小声で訴えられる橋本さま。</div><div><br /></div><div>「スタンディングキャット社、あたしたちはタチネコ社って呼んでいるんだけど、ていうのは、あたしたちがレズビアン向けのアパレルを扱っているように、タチネコはダンショクカの人たちに向けての商材を専門に扱ってる会社。目指す方向が同じかつ特殊だから生地の相談とか何かと話が早くて、仲良くさせていただいているの」</div><div><br /></div><div> そこでいったんお言葉を切られ、いたずらっぽく微笑んだお姉さま。</div><div> </div><div>「それでイガちゃんのさっきの質問だけど、答えはイエス。昨日ここに着く前にランチタイム休憩を森の中で別行動で取ったのだけれど、あたしらから離れた場所でここぞとばかりにくんずほぐれつヤッてたみたい」</div><div><br /></div><div> 本橋さまが照れたようなお顔をされ、五十嵐さまの瞳が爛々と輝いてお独り言みたいにつぶやかれます。</div><div><br /></div><div>「今日は夢みたい。エロ可愛い真性マゾ娘の野外羞恥露出と本物三次元BLのイチャイチャをこの目で生ライブで堪能できるんだ…」</div><div><br /></div><div> 感極まって祈るようにお空を見上げる五十嵐さまの瞳からお星様がキラキラ本当に零れてきそう。</div><div> そこへ、お洗濯物のお片付けを終えられたのでしょう中村さまが、片手に小さなバッグを提げられ、私たちへと近づいてこられました。</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2022/09/07.html" target="_blank">肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 07</a>へ</div><div>*</div><div><br /></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-25595338727211750212022-08-27T22:36:00.001+09:002022-09-19T15:03:28.949+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 05<div style="text-align: left;"> さあ大変。</div><div> これから10分以内にこの場を片付けて、お屋敷別荘に戻らなくてはなりません。</div><div> これまで一往復半した経験から10分あればまあまあ余裕で帰れる道のりではあるはずなのですが、広場のお片付けにもある程度時間を見ておかないと…</div><div><br /></div><div> 電話が切れてすぐ、まずテーブル上のあれこれをバッグに闇雲に詰め込みます。</div><div> バスタオル、濡れタオルと言うか今は乾いているタオル、フリスビー、シャベル、カリカリの袋、使わなかったゴミ用レジ袋。</div><div><br /></div><div> そのバッグを片手に芝生に戻り、ビデオカメラを外して三脚をたたみ、タオルに巻いてバッグに詰め込みます。</div><div> 芝生に転がっている肥後ずいきさまを手に取ったとき、その全体がヌルヌルに湿っていることに気づきました。</div><div> 突端から持ち手まで満遍なくヌラヌラグズグズ、そして嗅ぎ慣れ過ぎている自分のソノ臭い…</div><div> 落ちていた場所も私が寝そべっていた場所の下腹部付近…</div><div><br /></div><div> えっ?私、ずいきさま、アソコに挿入しちゃっていたの?知らず知らず無意識のうちに…???</div><div> そう思った途端に膣内の粘膜がムズムズ疼くような…</div><div><br /></div><div> 恥ずかし過ぎる疑問が湧き上がりますが、今は追求している暇がありません。</div><div> このまま芝生上に放っておくわけにもいきませんから、空となったおやつチューブとペットボトル2本と一緒にゴミ用レジ袋に放り込みます。</div><div><br /></div><div> あと、洗濯ばさみさまがもうひとつあったはずなのだけれど、それとおやつチューブのキャップ…</div><div> 痴態を繰り広げた一帯の芝生を真剣に見回してみますが、そんな小さなものたちがおいそれと見つかるはずがありません。</div><div> 仕方ありません、今は時間のほうが大切なんです。</div><div><br /></div><div> 東屋に戻ろうと視線を上げてふと見回すと…</div><div> あの大木の木陰に猫さんたちが絶妙な距離感で、仲よさげにダランとリラックスされていらっしゃいます。</div><div> テーブル下でお見かけしたキジトラさんと、お初にお目にかかる白黒のハチワレさん?</div><div><br /></div><div> いつもだったらそっと歩み寄ってご挨拶したいところなのですが、今はだめ。</div><div> 後ろ髪を引かれる思いで再び東屋へ。</div><div><br /></div><div> 猫さん、おふたりになってカリカリとお水、足りているのかな…</div><div> しつこくそう考えてしまう私は、バッグの中からカリカリの袋を引っ張り出し、袋のジップを半分だけ開けた状態でバッグから覗くように一番上に置きました。</div><div> それから水道の蛇口をほんの少しだけ緩め、一秒に一滴くらい水滴が落ちるようにします。</div><div><br /></div><div> そんなバッグを早朝キジトラさんが眠られていた簀子のすぐ手前に安置。</div><div> これでお片付け完了、と思ったらテーブル上にポツンと残された私のスマホ。</div><div><br /></div><div> 右手にビデオカメラを持って、左手に日傘、左手首に引っ掛けたゴミ入のレジ袋。</div><div> 私は全裸なので、スマホを押し込めるポケットなんてどこにもありません。</div><div><br /></div><div> レジ袋には自分の愛液でグズグズになった肥後ずいきさまもそのまま入っているので、スマホを一緒に入れたくないし…</div><div> 一瞬途方に暮れましたが、ビデオカメラに手のひらが差し込めるグリップがあったことに気づき、右手のひらをそこに差し込み、その手でスマホを握ります。</div><div><br /></div><div> 今度こそオールオーケー。</div><div> スマホの液晶画面は9:27の文字…あ、28になっちゃった。</div><div> あと7分以内にお屋敷まで戻らなければなりません。</div><div> 通話を終えて以来、途端に機敏となって右往左往している私の後を、嬉しそうに付いて回られているジョセフィーヌさま。</div><div><br /></div><div>「さあ急いで帰りましょう、ジョセフィーヌさま」</div><div><br /></div><div> もう一度広場全体を見渡してから、勢い良く駆け出す私。</div><div> 広場から去り際に入り口脇の草むらが目に入り、あ、イラクサさまに虐めていただくの忘れちゃった、なんて性懲りも無い私。</div><div><br /></div><div> おっぱいの先にぶら下がる洗濯ばさみさまがでたらめにプランプラン揺れるのもかまわず、早足よりももうちょっと早い校内体育マラソン走りで木立の道を駆けていきます。</div><div> ジョセフィーヌさまは競争と思われたのか、ワンちゃんらしい敏捷さであっという間に私の十数メートル先へと突っ走られ、振り向いて私を待たれる余裕のご表情。</div><div><br /></div><div> 思わぬ誤算は、帰り道はずっと緩い上り坂となること。</div><div> 最初の数分はマラソン走りをつづけられたのですが、上り坂道にどんどん体力を削られ、途中からは息も切れ切れの早足競歩にペースダウン。</div><div> それでも街中に全裸で置き去りにされるなんて絶対にイヤですから、汗みずくになって一生懸命両脚を動かしました。</div><div><br /></div><div> お屋敷の門をくぐったときチラッとスマホを見ると9:32の文字。</div><div> なんとか間に合ったみたい。</div><div> ヘトヘトになりつつ石の階段を上り、あの荘厳な正面玄関扉前へ。</div><div><br /></div><div> ハアハア…えっと、インターフォンっておっしゃっていたっけ…</div><div> 目の前に聳える全体に細かい流麗な魔除けの文様?みたいのが施された西洋のお城ライクな観音外開きの重厚な扉。</div><div><br /></div><div> そのどこにもインターフォンの押すところ、みたいなボタンは見当たりません。</div><div> えっ、嘘でしょう?</div><div> 確かにこの扉なら、お獅子のお顔が付いたノッカーとかのほうがお似合ですけれど…</div><div><br /></div><div> かなり焦って扉の把手を引っ張りますが、鍵がかかっているようで開きません。</div><div> ひょっとしてインターフォンて門のほうに付いていたのかしら…</div><div> 間に合っているのに…こんなことでお仕置きになっちゃう…</div><div><br /></div><div> そのとき、石階段までは上がってこられずアプローチの舗道で待機されていたジョセフィーヌさまが、石階段脇をグルっと迂回され私の右側下からワンッと一声。</div><div> そのお声につられてそちらを見遣ると、向かって右側へと開く扉が取り付けられている脇の太い石柱にインターフォンらしき物体が。</div><div><br /></div><div> ハガキくらいの大きさで応答のためのマイクとスピーカーらしき凸凹も付いた、どこにもあるようなずいぶん庶民的な外見。</div><div> 大あわててそこに取り付き、ボタンを押すなりの大声です。</div><div><br /></div><div>「直子ですっ!ハアハア…今戻りましたっ!」</div><div><br /></div><div> 室内でチャイムやらブザーが鳴ったかは、こちらには聞こえてこなかったのでわかりません。</div><div> ただ、ボタンを押したときマイクが通ったのであろう、ブチッ、という雑音はスピーカーから聞こえました。</div><div> </div><div> スマホをチラ見して9:34の文字にとりあえずホッ。</div><div> 数秒遅れてインターフォンのスピーカーからお姉さまのお声が。</div><div><br /></div><div>「お帰りおつかれー、残り10秒、ギリギリだったねー。待ってて、今開けるから」</div><div><br /></div><div> お姉さま、なんだかとっても愉しそうなお声。</div><div> やっと心底ホッとしてスマホを見ると9:35に変わるところでした。</div><div><br /></div><div> やがて観音開きがススーッと開き、お姉さまを中央にして左に中村さま、右に五十嵐さま。</div><div> お三かたとも私が出かけたときと同じお服装です。</div><div><br /></div><div>「あらあら、息切らしてヨレヨレに薄汚れちゃって、なんだか山賊にでも襲われて命からがら逃げてきた、って感じ」</div><div>「乳首に洗濯バサミぶら下げたまんま帰ってきたんだ?さすが、先生に気に入られるドエムは格が違うわ」</div><div>「よく見るとからだ中、ジョセの抜け毛と足跡だらけじゃない?さぞかしお愉しみだったのねぇ、あーあーお熱いこと」</div><div><br /></div><div> お三かたご三様にとってもご愉快そう。</div><div> まだハアハア荒い息を吐きつつ、うつむくしかない私。。</div><div> 五十嵐さまがデジカメで、そんな私の姿をパチパチとデジタル保存されています。</div><div> 中村さまが一歩前に出られ、私からビデオカメラと日傘、ついでに私のスマホも回収されました。</div><div><br /></div><div>「その手首にぶら下げているコンビニ袋は何?」</div><div><br /></div><div> お姉さまがワザとらしいイジワルなお顔で詰問されます。</div><div><br /></div><div>「あ、これは…ゴミ、って言うか、ペットボトルとか、使っちゃったものとかで、お片付けしなくちゃって…」</div><div><br /></div><div> この後きっと私は、シャワーを浴びてこいと言われるでしょうから、そのときに汚した肥後ずいきさまも一緒に洗おうと思っていました。</div><div> そんな矢先のご質問だったので、なんとなく左腕を背中に回して隠すような素振りをしてしまいました。</div><div><br /></div><div>「そう。だったらこっちで捨てておいてあげるから」</div><div><br /></div><div> 今度はお姉さまが一歩近づかれ、右腕を私に伸ばして来られます。</div><div><br /></div><div>「あ、あの、でも…」</div><div><br /></div><div> ベチョベチョの肥後ずいきさまを見られてしまうのが恥ずかしくて躊躇する私。</div><div><br /></div><div>「渡しなさい」</div><div><br /></div><div> お姉さまの取り付く島もない高圧的なご命令口調。</div><div> おずおずと左手を差し出します。</div><div><br /></div><div>「さっさとシャワーを浴びてきなさい。シャンプーしてもいいけれど出かける準備もあるから、なるべく早くホールに戻ってくること」</div><div><br /></div><div> レジ袋を受け取られたお姉さまは、その場で中身を確かめられることはせず、お庭のシースルーバスルームの方向を指さされます。</div><div><br /></div><div>「あと、直子は気に入っているのだろうけれど、いつまでおっぱいに洗濯ばさみをぶら下げてる気?自分で外して、それもあたしに渡しなさい。あとリードも」</div><div><br /></div><div>「あ、はい…」</div><div><br /></div><div> ご存知のように皮膚を噛ませたクリップ類を外すときは、滞っていた血流が戻るためか、かなりの痛みを伴います。</div><div> 更に今回はかなり長いあいだ挟みっ放しだったはずなので、その痛みを想像するだけでゾクゾクッ。</div><div><br /></div><div>「あっつぅっ!ぃたぁぃぃ…」</div><div><br /></div><div> 左乳首のを外したときの悲痛な喘ぎ。</div><div> それをもう二回くりかえして、3個の洗濯ばさみさまとリードの引き綱をお姉さまに手渡しました。</div><div><br /></div><div> そんな私の様子を無言のニヤニヤ笑いで眺めていらした中村さま、五十嵐さまとご一緒にお姉さまのお背中が玄関扉の内側に引っ込まれ、重い扉がバタンと閉じられます。</div><div> ジョセフィーヌさまも何かやるべきことがおありになるのか、さっさとご自分の小屋へ。</div><div> 私はすごすごと木立の向こうのシースルーバスルームへと向かいます。</div><div><br /></div><div><br /></div><div> 玄関アプローチ沿いの木立を抜けて芝生に出ると、そこに広がる予想外のランドリーゲート。</div><div> 支柱に渡された長いロープに吊るされたお洗濯物たちが緩いそよ風に揺れていました。</div><div><br /></div><div> 最初に目を引くのは真っ白で広大な数枚のシーツ。</div><div> 枕カバーやタオル類、お姉さまと私が就寝時に使用したパジャマ代わりの純白ロングTシャツも数枚干されています。</div><div><br /></div><div> 別のロープに目を移すと、どなたのものかはわからない色とりどり形さまざまな下着類とジャージやスウェット。</div><div> その一番端でひときわヒラヒラひらめいて目立っているのは、私の真っ赤なおふんどし。</div><div><br /></div><div> 青い空と緑の芝生にひるがえる真っ白いシーツと真っ赤なおふんどし…</div><div> そのシュールな風景にしばらく呆然と見惚れてしまいますが、いけない、急がなきゃ。</div><div><br /></div><div> ガラス張りの小屋に入り、脱衣所でタオル類を確認してから首輪を外して浴室へ。</div><div> 熱めのシャワーを頭から浴びた後、ボディソープでからだを洗って手早く洗髪。</div><div> 仕上げにぬるま湯で全身の泡泡を洗い流しながらお肌のチェック。</div><div><br /></div><div> 全体に日焼けが進んじゃって、乳首や恥丘の焼け残しも赤みを帯びて殆どまわりと同化しているし、これならたぶんお尻の上の恥ずかしい自己紹介も読めなくなっているはず…</div><div> ほとんどずっと首輪を嵌めている首の周りが全身で唯一、元の肌色が白く残る部分となっています。</div><div><br /></div><div> あ、右脇腹の噛まれ痕が内出血して薄紫の痣になっちゃってる…</div><div> 首筋や鎖骨脇のお姉さまからのキスマークもまだ消えてないな…</div><div> 水流に打たれながら素肌のあちこちをまさぐっていると、また性懲りも無くムラムラが…</div><div><br /></div><div> だめだめ、さっさと戻ってきなさいって言われたでしょ?</div><div> 急いで脱衣所へ出てバスタオルでからだを拭います。</div><div> 濡れた髪をもう一枚のタオルで包み、首輪を嵌め直し、バスタオルは…</div><div><br /></div><div> いいか、どうせホールに戻ったらすぐ脱がされちゃうのだろうし…</div><div> この旅行中、お外や人前に全裸で出ることへのためらいが、どんどん薄れてきているみたい…</div><div> 私はここでは慰み者セイドレイなんだから、なんてマゾ気分に浸りつつ、バスタオルは巻きつけず裸んぼのまま芝生に出ました。</div><div><br /></div><div> 正面玄関の扉に鍵はかかってなく引っ張ったら開いたので、インターフォンのお世話にはならずに屋内へ。</div><div> ホールへ通じるドアをそっと開けると…</div><div><br /></div><div>「あっ、超淫乱娘が帰ってきた」</div><div>「ほらね、うちの予想通り、それがあたりまえみたいにマッパでご登場」</div><div><br /></div><div> 中村さまと五十嵐さまが私を見るなり、愉しそうにからかってこられます。</div><div> それを聞いて私も、やっぱりはしたかなかったかな、と今更ながらの羞恥心。</div><div><br /></div><div> ホールの中はとても明るく、早朝のときと少しレイアウトが変わっていました。</div><div> 厨房の近くにもうひとつテーブルが用意され、それを囲んで洒落た木製の椅子が三脚。</div><div> いつも集まるソファー周りには、おでかけのご準備なのでしょうか、テーブル上に衣類らしきものやバッグなどがゴチャゴチャ乗っています。</div><div><br /></div><div>「まったくあなたって子は。中村さんが呆れ返っていたわよ、ジョセのペーストのチューブ、新品だったのに丸々一本使い切っちゃってる、って」</div><div><br /></div><div> お姉さまご自身も心底呆れられているお顔をされながら、私を手招きされます。</div><div> 今お三かたがおられるのは厨房近くのテーブル脇。</div><div> ホール内には小さく、ショパンのピアノ曲が流れていて、テーブルにはお一人分くらいのお食事が乗っています。</div><div><br /></div><div>「普通ならチューブ一本で散歩三、四回分は保つはずなのに直子が大サービスしちゃうから、今日のジョセの栄養配分が大変だって。こんな朝からたぶん使わないでしょう、ってみんなで予想していたずいきもベタベタにしているし」</div><div><br /></div><div> 詰るような感じも強いのですが、ご愉快そうなニュアンスも混ざったお姉さまのご口調。</div><div><br /></div><div>「まあそのへんは後でしつこくイジるとして、それだけ盛り上がったのならお腹も空いたでしょう?さっさと朝食いただいちゃいなさい」</div><div><br /></div><div> お姉さまが椅子を引いてくださり、おずおずと腰掛ける私。</div><div><br /></div><div>「この後もうすぐにランチも食べることになるから、少なめにしといたよ」</div><div><br /></div><div> 中村さまの補足ご説明。</div><div> 目の前のお料理は、ベーコンエッグケチャップ添えが乗ったバタートーストが一枚とメロン、スイカ、イチゴ、リンゴ、バナナなどをチマチマ盛ったフルーツサラダ、それにアイスミルクティ。</div><div> その美味しそうな香りにお腹がグゥ、いただきます、勢い込んで食べ始める私。</div><div><br /></div><div> 周りで見ていたらかなり、はしたない光景だったと思います。</div><div> 湯上がり頭髪にタオルだけの全裸女がフォーク一本忙しなく動かしながら黙々とお食事に没頭しているのですから。</div><div> </div><div> そのあいだお姉さまたちはソファーのほうへ移動され、中村さまはコンパクト片手にメイクを直され、五十嵐さまはテーブル上に並べられたお洋服のチェック、お姉さまはタブレットで何やらご覧になられています。</div><div><br /></div><div>「食べ終わったらこっちへいらっしゃい。メイクしてあげるから」</div><div><br /></div><div> 少し遅めの朝食を全部美味しくいただいて、アイスミルクティをゴクンと飲み干したとき、タイミング良くお姉さまからお声がかかります。</div><div><br /></div><div>「あ、はい」</div><div><br /></div><div> 空のグラスをテーブルに置き、お席を立ってお姉さまのもとへ。</div><div> 髪に巻いたタオルが外され、そのタオルを敷いたソファーに座らされます。</div><div><br /></div><div> まずはドライヤーとブラッシング。</div><div> 乾いた髪を頭の上でまとめられてから顔全体にファンデーション、コンシーラー…</div><div><br /></div><div>「嬉しいでしょ?」</div><div><br /></div><div> お姉さまに顔のあちこちを弄り回されている私に、五十嵐さまが話しかけてこられます。</div><div> 最愛のお姉さまにかまっていただけていることについてのご質問なのだろうと思い、はい、と素直に応える私。</div><div><br /></div><div>「だよね。せっかく全裸になっているのに、ここだとうちらしか視てくれる人いないし、二日目ともなるとうちらも見飽きて慣れちゃってるし、直子くらいの露出上級者には物足りなさすぎるよね?」</div><div><br /></div><div> なんだか謎なことをおっしゃる五十嵐さまに、私の頭は???</div><div><br /></div><div>「任せといて。そんな直子でもGスポまでキュンキュン疼いちゃって人目憚らずに深イキしちゃうような恥ずかしい目に遭わせてあげるから。あのアウトレットならそれなりにギャラリーいるだろうし」</div><div><br /></div><div> 更につづいた五十嵐さまのご説明に、思わず、えっ!?とお顔を向けてしまう私。</div><div><br /></div><div>「こら!動かないのっ!」</div><div><br /></div><div> 私のアイメイクに移られていたお姉さまからご叱責。</div><div> 作業をつづけられつつ、五十嵐さまからのお話を引き継がれるお姉さま。</div><div><br /></div><div>「イガちゃんも野外露出には興味津々なんだって。それで、そういう新作漫画のプロットを練っていたところに昨日買い出しに行ったスーパーで、あたしと中村さんと偶然会って、直子の話をしたら是非取材させて、ってなったのよ」</div><div><br /></div><div>「だからワタシは、そんなに興味あるならイガちゃんが自分で実践してみればいいじゃん、っていつも言ってるんだけどね」</div><div><br /></div><div> 茶化すように会話に割り込んでこられたのは中村さま。</div><div><br /></div><div>「だから、いつも却下してるように悪いけどうちにそんな度胸はないんだって。ジモッティだから、それなりにどこ行っても知ってる顔にも会うし…それに…」</div><div><br /></div><div> 少しお顔を赤くされながらご弁解される五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「それに、うちの裸なんて誰も視たくないって。胸もお尻も凹凸無い子供体型の裸なんて…」</div><div><br /></div><div> ご自嘲気味におっしゃった五十嵐さまを横目に見遣られ、ニッと笑われた中村さま。</div><div><br /></div><div>「あら、ワタシはイガちゃんの裸、好きだけどな。なんて言うか、薄幸の美少年を愛でてる感じ?明治大正の耽美派浪漫って言うか、ワタシはレズだけどBLにも萌えるみたいな倒錯的な気持ちになれるんだよね」</div><div><br /></div><div>「だから、それはヒンヌークラスタのフォローになっていないって、何度も言ってるでしょ?」</div><div><br /></div><div> 傍から見ているとずいぶんと仲良さそうに、言い争いを始められるおふたり。</div><div> 苦笑気味なお姉さまがその場をまとめられるように教えて下さいます。</div><div><br /></div><div>「とまあそんな感じで、これからあたしたちはこのへんで一番人が集まる観光地までドライブしてランチをいただくついでに、直子の露出願望も心ゆくまで満足させてあげよう、っていうイガちゃん発案の企画」</div><div>「で、あたしは、せめて顔くらいは視られて恥ずかしくないようにメイクしてあげているってワケ。せっかく有名な観光地へ繰り出すのだから」</div><div><br /></div><div> どんどんイジワル度が濃くなっていかれるお姉さまのお言葉。</div><div> 私の顔へのメイクは唇へと移り、お姉さまのしなやかなお指先で私の唇が撫ぜられています。</div><div><br /></div><div>「それの一部始終を記録して、イガちゃんの作品の参考資料にもしてもらうっていう、一石二鳥か三鳥かっていう大事なイベント。もちろんディレクター、監督はイガちゃんで他のみんなはイガちゃんの補助役」</div><div> </div><div> 私の唇に塗られたルージュが残る指先を、意味ありげにペロッと舐められたお姉さま。</div><div><br /></div><div>「だからここから先はイガちゃん、じゃなくて五十嵐翔子統括ディレクターさまが直子のご主人さま、あ、いえ、名塚先生に倣うなら、あるじさま、ね。で、あるじさまのご指示には絶対服従、口答えは許されないのはわかっているはずよね?」</div><div>「そしてもちろんこれは、直子が一番守るべき、あたしからの命令、でもあるの」</div><div><br /></div><div> 嗜虐に揺れるお姉さまの瞳に見つめられながら、これから確実に私の身に襲いかかるであろう未だ見ぬ恥辱=羞恥と辱めに、どうしようもなく疼き始める思いを馳せていました。</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2022/09/06.html" target="_blank">肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 06</a>へ</div><div>*</div><div><br /></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-75865380006932742302022-08-15T21:09:00.003+09:002022-08-27T22:37:21.584+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 04<div style="text-align: left;"> ペーストの量が多かったせいもあるのでしょうが、ずいぶん念入りに舌で蹂躙してくださるジョセフィーヌさま。</div><div> 肥大したクリット裏側の辺りにお尻から垂れてくるペーストが溜まるのでしょう、その周辺を執拗に愛撫してくださっています。</div><div><br /></div><div>「あーんっ、イぃっ、そこっ、そこイーのっ、もっと、もっとーぉっ!!」</div><div><br /></div><div> 大陰唇をなぞるように舐め回され、膨れ上がった肉の芽も頻繁に舌先で転がされて…</div><div> 前の二回で充分に昂ぶっている性感に加えて、四つん這いというマゾの大好物の屈辱…</div><div> 私の淫欲が仕上げに向けて加速していきます。</div><div><br /></div><div>「あんっ、じょ、ジョセフィーヌさまぁ、どうかそのまま、あんっ、そのまま直子をイかせてくださいーっ!!」</div><div><br /></div><div> 知らず知らずに両腕を背中に回し、互いの手首を握リ合っています。</div><div> すっかり拘束されている気分になっているんです。</div><div><br /></div><div>「はっ、はっ、はっ、はぁんっ、そこっ、それっ、だめっ、イやっ、もっと…」</div><div><br /></div><div> 脳内妄想は剣と魔法のファンタジー世界。</div><div> 悪い魔物に囚われてしまった一国の姫が、魔物の手下のケモノたちによって蹂躙される見世物なのです。</div><div> 私の周りには無数の群衆が好奇と侮蔑の視線でせせら笑いながら見物しているんです。</div><div><br /></div><div> 快感がどんどんせり上がってくるのがわかります。</div><div> こんなに惨めなのは死んでも嫌なのに、肉体が貪る快楽に抗いきれないドマゾ姫。</div><div> 膣内の肉襞とその上の菊門がパクパク弛緩と収縮をくりかえしているのが自分でわかります。</div><div><br /></div><div>「あっ、イキそうっ、んーーーっ、んんーーーっ、んーーーーっ!!!」</div><div><br /></div><div> 頭の中に真っ白な花火が散り、お尻がビクンと跳ね上がります。</div><div> 遠退きそうになる意識と、それを食い止めようとする意識。</div><div> ふたつがせめぎ合うあいだも股間のくすぐったさはつづいています。</div><div><br /></div><div>「あんっ、ジョセフィさまぁ、もうだめ、もうやめてっ、んふぅーっ、んーーっ!!!」</div><div><br /></div><div> 後者がなんとか勝って、戻った皮膚感覚を愚弄するようにつづく執拗な愛撫責め。</div><div> ジョセフィーヌさまが私のマゾマンコから離れてくださらないのです。</div><div><br /></div><div>「んっ、あっ、いやっ、もうだめっ、ゆるしてっ、ああんっ!!!」</div><div><br /></div><div> 一度しっかりイッて全身が敏感になっているところに追い討ちを掛けてくる苦痛寄りの快感。</div><div> 内腿を撫ぜられただけでも全身がゾワゾワ粟立ち、ビクンビクンと小さく何度もイッてしまいます。</div><div><br /></div><div>「んーっ、ゆるしてっ、もうっ、もうゆるしてくださぃーーーっ、イーーーっ、んぬぅーーーっ!!!」</div><div><br /></div><div> 腫れ上がったクリットに、おそらくジョセフィーヌさまのおヒゲでしょう、何かチクッと刺さるような刺激を感じたとき、二回目の花火が盛大に飛び散りました。</div><div> その後に股間への愛撫も止んだみたい。</div><div><br /></div><div>「はぁはぁ、はぁはぁ…」</div><div><br /></div><div> 右頬を芝生に押し付けたまま荒い息をくりかえす私。</div><div> 意識はどうにか飛ばさずに済んだようです。</div><div><br /></div><div> ジョセフィーヌさまが私の顔のところまでいらしてくださり、不思議そうに覗き込まれます。</div><div> それからペロッと左頬を舐められました。</div><div><br /></div><div>「はぁ…はぁっ…ああんっ、ジョセフィーヌさまぁっ」</div><div><br /></div><div> よろよろとからだを起こし、女の子座りの格好で懐にジョセフィーヌさまを抱き寄せます。</div><div> もちろん私は全身汗みずく火照りっ放しですが、嫌がらずに抱かれてくださるジョセフィーヌさま。</div><div> フワフワした毛並みが敏感素肌にすごく気持ちいい。</div><div><br /></div><div> しばらくそうしていたら呼吸も落ち着いてきたので、フリスビー遊びに戻ることにしました。</div><div> でもこんなイキ癖のついた状態だと、ご褒美でどこを舐められてもまたすぐにイッてしまいそう…</div><div> そんなことを考えてゾクゾクムラムラ疼いてしまうのは、私の心がもはやマゾ性一色に染まり切っているからでしょう。</div><div><br /></div><div> ゆっくりと立ち上がり、芝生に放り出したままのフリスビーを拾おうと二歩三歩踏み出したとき…</div><div> 横から飛び出されたジョセフィーヌさまが一足早くお口で拾い上げられ、私に持ってきてくださるのかな、と思っていたら東屋のほうへと駆け出されました。</div><div><br /></div><div> 東屋のベンチにピョンと跳び乗られたジョセフィーヌさまは、テーブルの上にペッとフリスビーをお捨て置きになり、そのまま私のもとへとまっしぐらに駆け戻っていらっしゃいます。</div><div> あれ?これってもうフリスビーはしたくない、帰ろうよ、っていうことなのかな?</div><div><br /></div><div> でもそのわりに戻られたジョセフィーヌさまは、また私にまとわりじゃれつかれ、まだまだ遊ぶ気満々なご様子。</div><div> うーん、どうすればいいのでしょう…</div><div><br /></div><div> 私が困惑していると不意に首輪が引っ張られます。</div><div> リードの先を咥えられているのは、もちろんジョセフィーヌさま。</div><div> 引かれるままに付いていくと、少し離れた芝生の上にご褒美用おやつのチューブが転がっています。</div><div> 知らないあいだに私がでたらめに投げ出していたみたい。</div><div><br /></div><div> それを私が拾い上げるとジョセフィーヌさまも、リードの先を離してくださいました。</div><div> 再び元の場所、ビデオカメラの設置場所、まで戻られるジョセフィーヌさま。</div><div><br /></div><div> ははーん、なんとなくわかった気がします。</div><div> つまりこんな炎天下の朝早くからでは、さすがのジョセフィーヌさまでも何度もフリスビーを追いかけて駆け回るのはキツイ、と。</div><div> だからフリスビー遊び無しで、ご褒美プレイだけでもう少し遊ぼうよ、と。</div><div> オナ子もフリスビーより、そういうことのほうがしたいのでしょ?と。</div><div><br /></div><div> もしもう帰りたいというのであれば、私のリードを引っ張って出口に向かわせるようなアピールをすればいい、ということを、賢いジョセフィーヌさまならご理解されているはずです。</div><div> それをせず、私におやつチューブを拾わせただけでご満足された、ということは、つまりそういうことなのでしょう。</div><div> この推理は正しい、と、そのとき私は確信していました。</div><div><br /></div><div> そういうことならば、私もとことんおつきあいさせていただきます。</div><div> 私の生足にまとわりつかれるジョセフィーヌさまの頭をわしわし撫ぜながら、萎みつつあったマゾ性がぐんぐん息を吹き返しています。</div><div><br /></div><div>「ジョセフィーヌさま?では、もう少しだけ、オナ子を虐めてくださいね」</div><div><br /></div><div> 媚びるようにお願いして、タオル上に置いた肥後ずいきと洗濯ばさみを芝生の枕元となる位置に移動します。</div><div> そう、今度は仰向けに寝そべるつもりなのです。</div><div> ビデオモニターに全身が映るよう、慎重に調整します。</div><div><br /></div><div>「ジョセフィーヌさま?ステイです。オナ子が準備するあいだ、ちょっと待っていてください」</div><div><br /></div><div> 昨日の昼間のあるじさまとジョセフィーヌさまとのやりとりを思い出し、お願いしてみます。</div><div> 賢いジョセフィーヌさまは、その場にチョコンとお座りになられ、舌をハアハアさせつつちゃんと、待て、のご態勢。</div><div><br /></div><div> 芝生の上にお尻をついた私は、そのまま背中を倒して仰向けに寝そべります。</div><div> そうしてから両膝を立て、更に両膝のあいだを広げていきます。</div><div> そう、つまり仰向けでの秘部全開放M字開脚状態。</div><div> 首輪に繋がれているリードは、私の頭のほうに丸めておくことにします。</div><div><br /></div><div> 脳内妄想は、魔物世界での野外見世物パート2。</div><div> 囚われの姫が実はとんでもない淫乱マゾ女ということがバレてしまい、そういうことなら皆でよってたかって性的なおもちゃにして滅茶苦茶にしてやろう、という公開拷問ショー。</div><div> もちろん私はこの格好で身動き出来ないように拘束されています。</div><div><br /></div><div> 右手に持ったおやつチューブには、まだ中身が半分以上残っています。</div><div> ペーストを私が舐めて欲しい箇所に塗れば、ジョセフィーヌさまは必ずそこを舐めてくださるでしょう。</div><div><br /></div><div> そして今度は仰向け。</div><div> ジョセフィーヌさまとお顔を突き合わせ見下されながら、その眼前にあられもない痴態とアヘ顔をさらけ出すこととなるのです。</div><div><br /></div><div> 最初は、私のふしだらなおっぱいを虐めていただくことにします。</div><div> 右手と左手をおっぱいの上で交差してチューブのキャップを緩めると、お座りされていたジョセフィーヌさまのお顔がピクッと動きました。</div><div><br /></div><div>「ジョセフィーヌさま?まだですよ?まだステイです」</div><div><br /></div><div> ジョセフィーヌさまはお座りされたまま、お顔だけお首ごと乗り出すようにこちらへ向けられ、私の両手の動きに釘付けです。</div><div> 左手のひらに多めに乗せたペーストを、まずは左おっぱいの裾野から頂上まで、満遍なく塗りつけます。</div><div> 乳首が軟骨かと思うくらい硬く大きくいやらしく、突起しています。</div><div><br /></div><div> つづいて右おっぱいも同じようにコーティングした後、仕上げとして両乳首の頂がペーストで隠れるくらいの増量トッピング。</div><div> 手のひらに残ったペーストは脇腹や腋の下になすりつけます。</div><div><br /></div><div>「あ…あの、ジョセフィーヌさま?お、オーケーです、ご、ゴーです…」</div><div><br /></div><div> 本当にこれから魔界のケモノたちに襲われてしまうかのような、ドマゾ全開の被虐的な気持ちでジョセフィーヌさまにご合図しました。</div><div> 私の右側におられたジョセフィーヌさまは、任せなさい、みたいなご様子で、そのまま側面から私の胸の上にまでお首を伸ばされ、まずは右おっぱいが餌食となります。</div><div><br /></div><div>「あっ、あんっ、んふっ、んふぅぅ、あんっっ、ああんっ…」</div><div><br /></div><div> ヌメヌメした軟体生物におっぱいを這い回られている感じ。</div><div> 幾分垂れ気味でぽてっとした下乳の裏側にまで舌を挿し込まれ、乳房の付け根をくすぐられるのがたまりません。</div><div> それ以上に、コリコリ硬い乳首が乱暴に弾かれる刺激に、思わず淫ら声が…</div><div><br /></div><div>「あぁんっ、イやっ、そこっ、だめっ、イぃっ、もっと、そこぉ…」</div><div><br /></div><div> 右おっぱいがあらかた舐め尽くされ、ジョセフィーヌさまのご興味は左おっぱいへ。</div><div> 私の右側からいっそう身を乗り出され、懸命に舌を伸ばされます。</div><div><br /></div><div>「んふぅ、イぃっ、そうっ、そこっ、ああんっ、んーーっ…」</div><div><br /></div><div> 私の右脇腹と右おっぱいはジョセフィーヌさまのフワフワなお腹の体毛でくすぐられ、左おっぱいの頂点が重点的に責められています。</div><div> 放って置かれている右おっぱいにも、ときどきおヒゲがチクチク刺激をくださいます。</div><div><br /></div><div> そのうちにジョセフィーヌさまの右前肢が私のみぞおち辺りに置かれ、体勢によってジョセフィーヌさまの体重がかけられるのか、ときたまギュギュッと踏み込まれてしまいます。</div><div> そんなふうに蹂躙されている感じが、私のどうしようもないマゾ性を益々昂ぶらせてくださいます。</div><div><br /></div><div>「あうっ、もっと、もっぉと、んふーーっ!」</div><div><br /></div><div> やがてジョセフィーヌさまは両前肢ともに私のお腹に乗せられ、私は組み伏せられたようにされるがまま。</div><div> ペーストが塗られていないはずの首筋や顔までペロペロ舐められます。</div><div><br /></div><div> 両おっぱいへの蹂躙がひと段落ついてしまったようなので、そろそろ他の箇所にも愛撫と陵辱が欲しいところ…</div><div> </div><div> 右手に持っているおやつチューブはキャップを外したまま。</div><div> タイミングを見計らって、そっとその右手を下腹部へ伸ばします。</div><div> 恥丘の辺りに直にペーストをひねり出し、素早く左手で股間周辺に塗りたくります。</div><div><br /></div><div> 私のマゾマンコからはすでに愛液がトロトロ溢れ出し、芝生を汚していたようです。</div><div> 恥ずかしいくらいに火照ったそこに左手が届いた瞬間、弄り回したくて仕方なくなってしまいます。</div><div><br /></div><div> だけど本来この状況はジョセフィーヌさまへのご褒美遊びであり、私如きの勝手な行動は許されません。</div><div> 愛液にまみれて味が薄くなってしまっているであろうペーストを、内腿やアヌス付近など、自分がもどかしい場所になすりつけます。</div><div><br /></div><div> 匂いで気づかれたらしいジョセフィーヌさまのお顔がピクンと動き、私の股間へと向きました。</div><div> そう、そこです…早く虐めてください…</div><div> 心の中でお願いするのとジョセフィーヌさまの行動は、ほぼ同時でした。</div><div><br /></div><div> 私のお腹に乗せていた両前肢を私のウエスト左右の芝生に下ろされ、後肢はそれぞれ私の首の両脇の芝上。</div><div> すなわち私の顔面上にジョセフィーヌさまの下半身が覆いかぶさり、フワフワな尻尾が私の頬から額の辺りをユラユラ撫ぜています。</div><div><br /></div><div> これって人間で言えばまさしくシックスナインの体位そのもの。</div><div> ジョセフィーヌさまに完全征服されてしまったような屈服感に、私のマゾ性が大騒ぎ。</div><div><br /></div><div> ピチャピチャピチャピチャ…</div><div><br /></div><div>「あぁぁぁーんぅぅぅーーーんっ!!」</div><div><br /></div><div> 期せずして恥丘からクリトリスへと、ピアノ演奏の高速トリルみたいに小刻みな集中攻撃が加えられ、思いも寄らず大きな淫声を洩らしてしまいました。</div><div> クリットの苞片やラビアの襞に溜まったペーストを嬉々として舐め取られているのだと思います。</div><div> その舌技が絶妙で呆気なく私は小さくイッてしまいました。</div><div><br /></div><div> 私の唐突な大淫声にびっくりされたのか束の間、ジョセフィーヌさまの舌が私の皮膚から離れました。</div><div> 私はもちろんつづけていただきたい一心で極力、淫ら声をがまんすることに決めます。</div><div> そんな私が、んーんー唸り始めると、すぐに股間に愛撫が戻ってきました。</div><div><br /></div><div> ピチャピチャピチャピチャ…</div><div><br /></div><div>「んーっ、んーーっ、んふぅーーーっ!」</div><div><br /></div><div> 組み伏せられている私は屈服している身ですから、ジョセフィーヌさまを驚かせてしまった罰は当然、受けなければなりません。</div><div> 昨日あるじさまがしてくださった私へのお仕置きを思い出し、手探りで肥後ずいきを手に取り、自分の口に横向きで咥えて口枷とします。</div><div><br /></div><div>「んっ、んぐぅーっ、んふぅーん…」</div><div><br /></div><div> これでいくら気持ち良くても、喉鳴りと鼻息と唇の端からよだれが洩れるだけです。</div><div> ジョセフィーヌさまの舌使いは私が四つん這いのときとは変わって、恥丘から膣口へ向けてのストローク。</div><div> 上から下への舐め方では、どうも効率的ではなさそう。</div><div><br /></div><div>「んふぅんっ!んぬぐぅっ!」</div><div><br /></div><div> ジョセフィーヌさまも同じように考えられたらしく、後肢が私の右おっぱいと左脇腹を思い切り踏み付けてシックスナイン状態をお解きになり、ぐるっと回られ私の両脚のあいだに位置を移されます。</div><div><br /></div><div> 私のM字、もはや両腿が180度近くまで割られてM字とさえ言えなくなっていますが、の真正面、マゾマンコを至近距離真正面から堪能出来る位置にジョセフィーヌさまのお顔があります。</div><div> 早速、私の菊門からラビア、恥丘まで、舐め上げモードに移行されたジョセフィーヌさま。</div><div><br /></div><div> ペチャペチャペチャペチャ…</div><div><br /></div><div>「んんーっ、んふぅーん、んぐぅーーぅーぅぅんっ!!!」</div><div><br /></div><div> たちまちの花火で全身痙攣。</div><div> それなのにより腰を浮かせてペーストをその部分に補充してしまう私。</div><div><br /></div><div> ごめんなさいジョセフィーヌさま、舐めにくかったですよね?全部直子のせいです…</div><div> 言葉は発せないため、心の内で勝手に謝罪して勝手にお仕置きを受ける私。</div><div> 洗濯ばさみさまたちに両方の乳首とその周辺を噛んでいただきます。</div><div><br /></div><div>「んーぐぅーーっ、ふぬぅーんっ、ふぅぅーーんっぅぅぅぅっ!!!」</div><div>「んふぅんーーーんっ、んぐぅうーーっ、んむーーーーーーっ!!!」</div><div>「ぬぅーぅーんっ、んっぐぅっ、んぬぅーーぐぅむぅーーーっ!!!」</div><div>「んぁーーっ、イぃーーーっ、いゃっ、だめっ、んぁーーーっ!!!」</div><div><br /></div><div> もうさっきから何度も何度もイッていました。</div><div> それでも何度もチューブからペーストをひねり出して全身になすりつけ、全身が性感帯。</div><div> </div><div> ジョセフィーヌさまのおからだの一部、舌でもお鼻先でも体毛の毛先、尻尾でも、が私の皮膚に触れたらそれだけでイッてしまうようなド淫乱マゾ牝恍惚状態。</div><div> </div><div> 妄想の中で私は、性別不明な異形の魔物たちに囲まれ、見るからに卑猥でおぞましい器具によって性的刺激を施されて何度も何度も絶頂するさまを嘲笑われながら、ぐったり意識を手放そうとしていました…</div><div><br /></div><div>「…ンゥーンッ、ワンッ!」</div><div><br /></div><div> どなたかに耳元で呼ばれている気がして、目が開きます。</div><div> 朦朧とした意識で、ここはどこ私は誰状態。</div><div> </div><div> 右頬を舐められるような感触でそちらを向くと、舌を伸ばされたワンちゃんのお顔。</div><div> あっ、ジョセフィーヌさま?…</div><div> 途端に意識がスーッとクリアになっていきます。</div><div><br /></div><div> 私が気がついたことをご確認されたジョセフィーヌさまは、プイッとお顔を逸らされ、そのまま東屋の方向に駆け出されました。</div><div> </div><div> えっ?何?</div><div> 東屋に到着されたジョセフィーヌさまがテーブルに跳び乗られてこちらを向かれ、私を呼ぶように大きなお声でもう一度、ワンッ!</div><div><br /></div><div> えっ?どうしたの?またフリスビーがしたいの?それともお水が飲みたいの?</div><div> 困惑している私の耳に、風に乗って微かなお声、木々のざわめきでも鳥さんの囀りでも蝉さんの鳴く声でもない、確かに人間の日本語、女性のお声が聞こえてきました。</div><div><br /></div><div> え?嘘、まさか…誰かいるの?</div><div> </div><div>「…まで、どうぞ、じっくり、視てください……これが直子のマゾマンコです…奥の奥まで、どうぞ、じっくり、視てください……これが直子のマゾマンコです…奥の奥まで、どうぞ、じっくり、視てください……これが直子のマゾマンコ…」</div><div><br /></div><div> 耳を澄ませばクッキリ聞き取れるのは、来るときの電車で私が吹き込んだ、と言うかお仕置きとして吹き込むようにご命令された、恥ずかし過ぎる着信音。</div><div> ということは私のスマホが着信しているのです。</div><div><br /></div><div>「いやーーーーっ!」</div><div><br /></div><div> 後から思えば、その場にいたのは私とジョセフィーヌさまだけで、他のどなたに聞かれる憂いも無かったのですが、そのときはあまりの恥ずかしさにガバっと立ち上がり、つんのめるみたいに東屋に走りました。</div><div> 果たして着信画面には、私が自ら膣口を押し広げているM字開脚写真、発信者はお姉さまでした。</div><div><br /></div><div>「あ、もしもし…直子です…」</div><div><br /></div><div> 走ってきたからか喘ぎすぎたのか、声が掠れてしまいます。</div><div><br /></div><div>「ちょっと、いつまでジョセと遊んでる気?もうとっくに9時回って半近くなんだけど?」</div><div><br /></div><div> 呆れていらっしゃるようなお姉さまのお声。</div><div><br /></div><div>「…あ、はい…ごめんなさい…」</div><div><br /></div><div>「息弾ませて声嗄らしちゃって、どうせジョセとスケベなことしてたんでしょ?」</div><div><br /></div><div>「あ、いえ…あの、えっと、はい…」</div><div><br /></div><div>「今日はランチタイムにみんなで街に繰り出すことになったから。準備もあるし、早く戻ってらっしゃい」</div><div><br /></div><div> そのとき、お姉さまの背後からどなたかがお呼びになったような気配があり、しばらく無言がつづきました。</div><div> ただ当惑しているうちに再びお姉さまのお声。</div><div><br /></div><div>「あ、もしもし?散歩用の道具は広場に置きっ放しでいいって。ビデカメと日傘だけ持って帰ってきてって。あとのもろもろは適当にバッグに詰めて東屋のテーブルの下に置いておいて、ってさ」</div><div>「それと、今のその状態のままで帰ってきなさい。からだをタオルで拭いたり、水道で洗ってはだめ。からだの汚れ方を見ればそこで直子が何していたか、だいたいわかるからね」</div><div><br /></div><div>「そういうことで、今から10分以内に戻ってきなさい。うーんと、今9時24分だから、あたしの時計で9時35分ジャストまでね。玄関のインターフォンを押したらゴール。1秒でも遅れたら罰としてドライブの途中、ひと気の多い場所を見繕って素っ裸で放り出して置き去りにするからそのつもりで」</div><div><br /></div><div> 一方的にそれだけおっしゃって電話が切れました。</div><div> そのとき初めて、私の両乳首と右脇腹に洗濯ばさみさまがまだ噛み付いていらっしゃることに気づきました。</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2022/08/05.html" target="_blank">肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 05</a>へ</div><div>*</div><div><br /></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-74070479009772449612022-08-13T20:03:00.004+09:002022-08-16T21:36:39.497+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 03<div style="text-align: left;"> ジョセフィーヌさまをお見送りし、私は屋根のある東屋のほうへ。</div><div> でも草むらに飛び込まれたジョセフィーヌさまのお姿を目で追うことはやめません。</div><div> だって、ジョセフィーヌさまがどの辺りでご用を足されたのかを見失ってしまったら、私に託されたお仕事が出来無くなってしまいますから。</div><div><br /></div><div> 東屋のテーブルの上にバッグと日傘を置き、まずは何よりもシャベルの確保。</div><div> 右手に嵌めっ放しなビデオカメラも一旦外します。</div><div> シャベルを取り出すときに手に触れた冷たい感触。</div><div> 凍らせてくださったスポーツドリンクのペットボトルが二本。</div><div><br /></div><div> そのうちの一本の飲み口付近に溶け出して液体となっている僅かな部分をクイッと煽ります。</div><div> 口内、そして喉へと滑り落ちるひんやりが気持ちいいー。</div><div> ホッと一息つくと、今まで気にしていなかったセミさんたちの大合唱が聞こえてきます。</div><div><br /></div><div> でもいつまでものんびりはしていられません。</div><div> ジョセフィーヌさまがひと仕事終えられた後、定期巡回で空き時間が出来るはずですから、バッグ内の確認はそのときにするとして、今はジョセフィーヌさまの現場を押さえることが最優先。</div><div> とりあえずシャベルだけ持って東屋を出ます。</div><div><br /></div><div> 歩いてきた木立の道とは違い、芝生広場全体に燦々と降り注ぐ晩夏のお陽様。</div><div> 芝生の緑にクッキリと、私の裸体通りな曲線の黒い影を描いてくださっています。</div><div> まだ中学生だった同じような暑い夏の日、自宅のお庭に初めて素肌に直レオタードで出たときの性的興奮を不意に思い出していました。</div><div><br /></div><div> 乳首が疼き始めるのを感じつつ、ジョセフィーヌさまが飛び込まれた草むらに歩を進めます。</div><div> 足元の伸び切った草葉さんたちが足首からふくらはぎくらいまでをサワサワチクチク愛撫してくださいます。</div><div><br /></div><div> 意外に奥行きのある草むらの最奥木立近くに、ジョセフィーヌさまが所在なげに立っておられました。</div><div> 私が草むらに入ってくる足音に気づかれたのでしょう、お顔が私のほうに向いています。</div><div> </div><div> 目と目が合ったのを確認されたかのように大きくお口を開けられて伸び欠伸をされたジョセフィーヌさまは、プイッとお顔を逸らされ、そのまま木立沿いを奥のほうへと駆け出されました。</div><div> 私が来るのを待っていてくださったのかな。</div><div><br /></div><div> ジョセフィーヌさまが立っておられたところまで進んでみると、そのすぐ傍らの草が途切れた地面の上にジョセフィーヌさまの残留物。</div><div> 昨日のより少し小さめですが、こんもり太くて健康そうなのがふたつ。</div><div><br /></div><div> その一帯を慎重に跨ぎ、木立沿いで地面がお顔を出している場所を見繕い、しゃがみ込みます。</div><div> 地面の土にシャベルを突き立てて穴掘り。</div><div> しゃがみ込んだ剥き出しのお尻を後ろから、伸びた草の葉がサワサワ撫ぜてきます。</div><div><br /></div><div> 穴を掘るのってけっこう重労働。</div><div> 幾分木陰になっているとは言え晩夏早朝の晴天夏日。</div><div> シャベルを振るうたびに、しゃがみ込んだからだ全体にじわじわと汗が滲み出てきます。</div><div> 腋の下や両膝の裏は汗で滑ってヌラヌラ、全裸ですから全身がローションを塗られたみたいにテラテラ。</div><div><br /></div><div> このくらいでいいかな…</div><div> お言いつけされた30センチまではいってなさそうですが、カツンという手応えでそれ以上掘り進められません。</div><div> どうやらその下に岩か木の根か何かが埋まっているみたい。</div><div><br /></div><div> ゆっくり立ち上がって現場へ戻り、シャベルで下の土ごと残留物をすくい上げ、掘ったばかりの穴の中へ。</div><div> 残土で埋め戻してからサンダルで2度3度踏みしめて作業完了する頃には、顎や乳首の先からポタポタと汗の雫が滴り落ちていました。</div><div> 一刻も早く汗を拭いたい一心で、小走りに東屋へと駆け込みます。</div><div><br /></div><div> バッグをひっくり返し、出てきたバスタオルでからだをざっと拭ってから、かなり溶け出していたスポーツドリンクを立ったままひと口。</div><div> 傍らの水道の蛇口を勢いよく捻って、土の付いたシャベルを水洗い。</div><div> ほとばしる冷たい水滴が素肌のあちこちに当たって気持ちいい。</div><div><br /></div><div> 小さいほうのタオルで洗い終えたシャベルを拭いた後、今度はそのタオルを濡らして絞って自分のからだも拭いました。</div><div> 濡れタオルで汗のベタつき感が消え、さっぱりリフレッシュ。</div><div> ただ、タオルでいろいろ素肌をまさぐってしまったせいか、ムラムラもじわじわ沸き起こってきているみたい。</div><div><br /></div><div> 気分が落ち着ついてくるにつれ、今現在自分が置かれている状況のアブノーマルさをあらためて思い知らされるような感じ。</div><div> まったく見知らぬ土地の屋外を、首輪だけ着けた生まれたままの姿で散歩するド変態痴女…</div><div> 今すぐにでも全身いたぶって自分を懲らしめたい欲求を、なけなしの理性で律します。</div><div><br /></div><div> 石のベンチにバスタオルを敷いて腰掛け、心を落ち着かせるようにバッグの中の点検に移りました。</div><div> フリスビー、ジョセフィーヌさまのご褒美用おやつ、猫さん用のフードボウルふたつとカリカリ、まだ開けていないスポーツドリンク、ゴミ持ち帰り用のレジ袋数枚、私のスマホ…</div><div> ひとつひとつ確認しつつテーブルに並べます。</div><div> 私のスマホ待受画面にはしばらくのあいだ、私の恥ずかし過ぎる姿が映りっ放しです。</div><div><br /></div><div> これは何だろう?</div><div> バッグの一番奥底にタオルで包まれているパイプ状の棒。</div><div> 中村さまのご説明にはなかったその棒ですが、見覚えもありすぐわかりました。</div><div><br /></div><div> ビデオカメラを据え置きに固定するための三脚。</div><div> 理解すると同時に、えっちなことをしたら極力自撮りすること、というお言いつけも思い出します。</div><div> そのタオルには三脚と一緒に、昨日使ったのと同じものでしょうか、明らかに新品ではない乾いた肥後ずいきが一本、木製洗濯ばさみ4つを添えられて包まれていました。</div><div><br /></div><div> これはもうあからさまに、全裸野外自虐オナニー姿を自撮り撮影してきなさい、というみなさまからのご命令でしょう。</div><div> バスタオルに置いたお尻の奥がキュンと疼いてしまったのをごまかすように、スポーツドリンクをもうひとくち。</div><div><br /></div><div> あっ!いけないっ…</div><div> そのときボトルのキャップがコロコロとテーブルを転がって足元の地面へ。</div><div> あわててベンチから立ち上がり、しゃがみ込んでテーブルの下を覗くと…</div><div><br /></div><div> テーブルの下に簀子が一枚敷いてあり、その中央に猫さんが丸くなっていました。</div><div> そんなに大きくはない茶色系のキジトラ柄。</div><div> たぶんこの広場でそこが一番、風の通りの良い日陰で涼しいのでしょう、気持ち良さそうに毛並が上下していてぐっすりお寝みのご様子。</div><div><br /></div><div> このカリカリはあなた用なんだね…</div><div> なんだか優しい気持ちになります。</div><div> キャップを拾い上げてボトルに戻してから、テーブルの上のフードボウルを手に取り、まず一枚に水道のお水をなみなみと注ぎました。</div><div><br /></div><div> あの真ん中の大きな木の木陰っておっしゃっていたっけ…</div><div> 着いた早々、全裸手錠爪先立ちで吊るされた曰く付きの大木…</div><div> 吊るされ状態無抵抗な私を思うがままに嬲ってくださったお姉さまのしなやかな指…</div><div> 思い出すだけでゾクゾク疼いてしまいますが、ここはお仕事優先、極力お水を零さないように慎重に木陰まで運びます。</div><div><br /></div><div> 大木の根本、平らな地面にお水ボウルを安置してから小走りで取って返し、今度は空のフードボウルとカリカリの袋を持って再び木陰へ。</div><div> お水ボウルから少し離れた地面に空のフードボウルを置き、しゃがみ込んで袋の中身をザザーっと開けていると、遠くの繁みから飛び出されたジョセフィーヌさまがタタタッと近づいてこられました。</div><div><br /></div><div> しゃがんだ私にからだを擦り付けるように纏わりつかれた後、少し離れたお水ボウルへ。</div><div> 長い舌を水中に浸され、せっせとお水を飲まれ始めます。</div><div><br /></div><div> あっ、それ猫さんの…</div><div> と一瞬焦りましたが、考えてみればこの炎天下、ジョセフィーヌさまだって喉が渇かれているのでしょう。</div><div> また足せばいいよね、と考え直し、ジョセフィーヌさまはそのままに、東屋へと戻ることにします。</div><div><br /></div><div> 東屋に戻って私もスポーツドリンクの残りをグーッと飲み干しました。</div><div> ボトルを水道水でゆすぐのは、ジョセフィーヌさまが飲まれてしまったお水ボウルに注ぎ足す用のお水を、そのボトルで持っていくため。</div><div> その最中にジョセフィーヌさまも東屋に戻ってこられました。</div><div><br /></div><div> 水道の蛇口からほとばしるお水の飛沫が気持ちいいのか、その周りをしばらくウロウロされたジョセフィーヌさまは、つづいて私の足元に。</div><div> 私のお腹にそっと前肢をかけられ、私の顔を見上げつつ長いベロを突き出されてハアハアハア。</div><div> 早く遊ぼう、っておねだりしているみたい。</div><div><br /></div><div>「ちょっと待っててね、準備しちゃうから」</div><div><br /></div><div> ジョセフィーヌさまにそう告げて背中を向け、テーブルのほうを向く私。</div><div> 持っていくものをまとめるために前屈みになって突き出された私の太腿やお尻を、ジョセフィーヌさまがペロペロ舐めてくださっています。</div><div><br /></div><div> 巾着袋にジョセフィーヌさまのおやつのチューブとまだ開けていないスポーツドリンク、そして肥後ずいきと洗濯ばさみ…</div><div> その巾着袋を右手首に掛けて、右手にはビデオカメラ。</div><div> 左手にはゴミ用レジ袋に入れたタオルと三脚とお水のペットボトルを持ち、フリスビーは小脇に挟んで準備完了。</div><div><br /></div><div>「これでよしっと。それじゃあ行きましょう」</div><div><br /></div><div> 私がジョセフィーヌさまのほうへ振り向くと、ジョセフィーヌさまは私の顔を見上げながら尻尾をブンブン振られています。</div><div> そんなジョセフィーヌさま越しの視線の先にこの広場の入口。</div><div> </div><div> 見るともなしに見ていたらみつけてしまいました。</div><div> 昨日あるじさまから目の前に突きつけられ涙を零すほどの恐怖を感じた、忘れたくても忘れられない葉の形。</div><div> 入口左の草むらの少し奥に、3~40センチくらいに伸びたイラクサが生い茂る一帯があることに。</div><div><br /></div><div> 昨日味わわされた苦痛がもたらす快楽が鮮やかによみがえり、マゾの血が沸々と滾るのがわかります。</div><div> あの一帯にこの格好で足を踏み入れたら、私どうなっちゃうだろう…</div><div> 今すぐにでもやってみたいっていう気持ちと、そんなの絶対無理っていう気持ちと…</div><div><br /></div><div>「ワンッ!」</div><div><br /></div><div> ジョセフィーヌさまに呼ばれるお声で我に返りました。</div><div> もうすでに芝生へと駆け出されていたジョセフィーヌさまは、芝生部分のほぼ真ん中辺りから私を見据えられ、早くおいで、とでもおっしゃるようにピョンピョン跳びはねていらっしゃいます。</div><div><br /></div><div> そうでした。</div><div> 今の私の役目はジョセフィーヌさまのお相手をして遊ぶこと。</div><div> ひとりであれこれ自虐しなくても、ジョセフィーヌさまがちゃんと私を弄って辱めてくださるはずです。</div><div> ただイラクサをみつけてしまったことで、被虐願望により拍車がかかってしまっているのは事実でした。</div><div><br /></div><div> ジョセフィーヌさまは、昨日中村さまに教わったフリスビーにうってつけな見通しの良い一画で待っていらっしゃるようですが、私はまず広場中央の大木へ。</div><div> お水ボウルはかなり減っていましたが、カリカリのほうは手つかずのよう。</div><div> あるじさまの躾の賜物なのか、猫さん用はお口に合わないのか…</div><div><br /></div><div> お水ボウルにペットボトルのお水を足してから、急いでジョセフィーヌさまのもとへ。</div><div> じゃれついてこられるジョセフィーヌさまにあちこち舐められつつ、フリスビーの準備です。</div><div><br /></div><div> 三脚を組み立てて私の全身が横向きに映る位置に置き、モニターで自分の姿が確認出来るようこちら向きにセット。</div><div> これから私がどうなるにせよ、偽りのない一部始終を録画してお姉さまにご覧いただきたい、と思ったからです。</div><div> それから巾着袋の中身を芝生に敷いたタオルの上に並べ、フリスビーとおやつのご褒美チューブだけ持ってジョセフィーヌさまに近づきます。</div><div><br /></div><div>「ジョセフィーヌさま?」</div><div><br /></div><div> 青いフリスビーをひらひらさせつつ呼びかけると、尻尾ブンブンのご返答。</div><div> </div><div>「それじゃあいきますよ?はいっ、フェッチです」</div><div><br /></div><div> 青空に向けて思い切りフリスビーを放り投げます。</div><div> 腕の動きに合わせてプルンと弾む私のバスト。</div><div> 思いの外遠くまでスーッと飛んでいくフリスビー。</div><div> 嬉々として追いかけていかれるジョセフィーヌさま。</div><div><br /></div><div> ジョセフィーヌさまがお戻りになるあいだに、左手に持ったチューブを右手に移し、左手のひらにペーストをチョロっとひねり出します。</div><div> あれ?昨日のと匂いが違う?今日のはなんだか少しケモノくさい…</div><div><br /></div><div> パッケージをよく見ると、トリササミ、と書いてあります。</div><div> へー、鳥さん味なんだ、なんて思いながらジョセフィーヌさまを待ちます。</div><div><br /></div><div> やがてフリスビーを咥えられたジョセフィーヌさまが文字通りまっしぐらに、私目がけて駆け戻っていらっしゃいます。</div><div> 私はペーストを塗った左手を背中側に隠し、右手を振ってジョセフィーヌさまを迎え入れます。</div><div><br /></div><div>「よーしよしよし、えらいねー」</div><div><br /></div><div> 前屈みになった私に咥えているフリスビーを指し出されるジョセフィーヌさまの毛むくじゃらな頭を、右手でわしわし撫ぜてからフリスビーを受け取ります。</div><div><br /></div><div>「よくできました。はい、今日のご褒美はこれよ」</div><div><br /></div><div> おもむろに左手のひらをジョセフィーヌさまのお鼻先に差し出す私。</div><div> 間髪を入れず長い舌でペロペロと舐め始めるジョセフィーヌさま。</div><div> その生温かく少しざらついた軟体が、指の一本一本、付け根の股のあいだまで丹念に舐めてくださっています。</div><div><br /></div><div> やがてご褒美を堪能されたジョセフィーヌさまが私を見上げられ、第二投。</div><div> 嬉々として駆け出されるジョセフィーヌさま、ご褒美のご用意をする私。</div><div> 渡されるフリスビー、舐め尽くされる左手、心地よい余韻…</div><div><br /></div><div> とりあえず第三投くらいまでは、がまんするつもりでした。</div><div> だけど第三投を投げ終わりペーストを左手に出すとき、チューブを少し強く押しすぎたのか、予想外にこんもり多めに出してしまいました。</div><div> あちゃー、と思いつつ、ふと横を見るとビデオカメラのモニター。</div><div><br /></div><div> そうだった、ずっと撮影していたんだっけ…でもこれだとワンちゃんと裸の女がただ遊んでいるだけで見てもつまらないだろうな…</div><div> そんなふうに思った瞬間に、私の頭の中のなけなしの理性が弾け飛びました。</div><div><br /></div><div> まっしぐらに戻ってこられたジョセフィーヌさま。</div><div> 尻尾をブンブン振りながら嬉しそうに私にフリスビーを差し出してきます。</div><div><br /></div><div>「ジョセフィーヌさまは本当にえらいですね。だからこれからはオナ子のとっておきのご褒美を差し上げます」</div><div><br /></div><div> 自分でも何を言っているのかわからないセリフが口をつき、ゆっくりとガニ股中腰になります。</div><div> ペーストたくさん出しちゃったのだから手のひらだけじゃもったいないものね、と自分に言い訳。</div><div> 背中に隠した左手をジョセフィーヌさまのお鼻先に突き出した無毛な恥丘の上に重ねます。</div><div><br /></div><div> すごく熱い…それにもうグショグショに濡れそぼってる…</div><div><br /></div><div> それから、お尻の割れスジに沿ってふたつの穴、肉芽、恥丘へと擦り込むようにペーストを塗りつけます。</div><div><br /></div><div>「さあ、どうぞ召し上がってください…」</div><div><br /></div><div> 私の恥ずかしすぎるセリフが終わらないうちに、股のあいだにヌッと挿し込まれたジョセフィーヌさまのお口。</div><div><br /></div><div>「あーーっ、あんっ、あんっ あーーーんっ!」</div><div><br /></div><div> 得も言われぬ野蛮な愛撫に内股が、粘膜が蹂躙され始めます。</div><div> お尻のスジをなぞられ、アヌスを啄かれ、会陰を撫ぜられ、ラビアをこじ開けられ…</div><div> 粘膜を擦られ、肉芽を弾かれ、恥丘をくすぐられ…</div><div><br /></div><div>「あっ、だめっ、んっ、そこっ、イやっ、んっ、んーーっ!」</div><div><br /></div><div> ピチャピチャピチャピチャ…</div><div> 文字通りな舌舐めずりの音は、ジョセフィーヌさまのベロと私の愛液が奏でるハーモニー。</div><div> 気がつけば私の両手は知らないうちに、自分のおっぱいを激しく揉みしだいています。</div><div><br /></div><div>「あーっ、イぃっ、んっ、イぃーーっ、そう、そこ、そこっ!」</div><div><br /></div><div> どんどん昂ぶる快感に、いっそのこと膝を突いて寝そべってしまいたい、とも思うのですが、しゃがみ込んだらカメラに映らなくなっちゃうかも、なんてヘンなことまで気にしているガニ股の私。</div><div> このままあっさりイッてしまいそう…</div><div><br /></div><div> と思う間もなくスッと股間から離れる刺激。</div><div> スンとされたお顔で私を見上げられるジョセフィーヌさま。</div><div> 美味しい味のするペーストが舐め尽くされてしまったのでしょう。</div><div> </div><div> それとも長年あるじさまとM女虐めを共にされているジョセフィーヌさまですから、あっさりイカせちゃうのはつまらない、ということをご理解されているのかもしれません。</div><div> もう、焦らし上手なんだから…</div><div><br /></div><div> そういうことなら、と気を取り直しての第四投は、同じくマゾマンコを差し出して充分感度を上げた後、第五投で趣向を変えてみることにしました。</div><div><br /></div><div> ジョセフィーヌさまがフリスビーを追いかけているあいだにビデオカメラのレンズ位置を、モニターに自分の下半身と芝生が映るような角度へと変えました。</div><div> すなわち、私がその場に寝そべってもちゃんとカメラに映るような位置です。</div><div><br /></div><div> ジョセフィーヌさまがフリスビーを咥えられて戻ってこられ、よーしよしをした後、やおら私はその場に四つん這いになりました。</div><div> お尻をジョセフィーヌさまに向けて膝を大きく開き、突き上げたお尻の割れ目から下へと左手のひらをなすりつけます。</div><div><br /></div><div> 普通に四つ足で立たれているジョセフィーヌさまのお顔の位置に、私のアヌスから下のワレメ部分がペーストにまみれて突き出されているはずです。</div><div> すぐに舌を伸ばしてくださるジョセフィーヌさま。</div><div><br /></div><div>「あーっ、あんっ、あんっ、イぃーっ、んーっ!」</div><div><br /></div><div> 前向きで恥丘を差し出しているときより、より奥まで侵入してきてくださるジョセフィーヌさまのベロ。</div><div> それを嬉々として迎え入れるために、より大きく開いてしまう私の両膝。</div><div><br /></div><div> 芝生に突いていた両手両腕はあっと言う間に崩れ落ち、地面に右頬と両肩をへばりつかせ、膝立ちのお尻だけ高々と突き上げたマゾ女の四つん這い。</div><div> 芝生に押し付けられるおっぱいの尖り切った両乳首が、ジョセフィーヌさまの舌技に合わせてリズミカルに芝の葉先に擦られています。</div><div><br /></div><div>「あんっ、イぃっ、あんっ、そこっ、あんっ、そうっ、イぃっ、もっとぉ…」</div><div><br /></div><div> 私、ジョセフィーヌさまに四つん這いで蹂躙されている…</div><div> とてつもない屈辱感…被虐感…背徳感…</div><div> 全身を駆け巡る真性マゾヒストの充足感…</div><div> </div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2022/08/04.html" target="_blank">肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 04</a>へ</div><div>*</div><div><br /></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-42834693663054305612022-07-24T23:30:00.003+09:002023-05-29T17:11:17.353+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 02<div style="text-align: left;"><div> どうやらジョセフィーヌさまは、私がいつまで待っても出てこないことに痺れを切らされ、おひとりでお散歩に出かけようと門の近くまで行ってらしたみたい。</div><div> バッグの中からスマホを出して確かめると、午前8時を3分ほど過ぎてしまっていました。</div><div> 私のスマホ待受は相変わらず来るときの電車内で撮られた、全裸くぱぁ写真、のままです。</div><div><br /></div><div> 尻尾をブンブン振り回しつつ私に飛びかかってこられるジョセフィーヌさま。</div><div> 爪を立てないように両前肢をちょこんと私のお腹や背中にお乗せになり、いたるところをベロベロ舐めてくださいます。</div><div><br /></div><div>「ああんっ、ごめんなさい、ごめんなさいぃ…」</div><div><br /></div><div> 私が遅かったことにご不満なのだろうと、あんあん喘ぎつつ身を屈ませて謝り倒す私。</div><div> やがて完全にしゃがみ込んでしまった私のからだにフサフサのおからだやお顔を押し付けられ、私の周りをグルグル回られます。</div><div><br /></div><div> 五、六周もしてから、ワンッ、とひと声。</div><div> 私の首輪から垂れ下がって地面に転がっているリードの持ち手をパクリと咥えられると、そのまま再びずんずんとお屋敷の門のほうへと歩み始められるジョセフィーヌさま。</div><div><br /></div><div>「あんっ、ちょっ、ちょっと待ってくださいぃ、ジョセフィーヌさまぁ…」</div><div><br /></div><div> しゃがみ込んでしまって肩からずり落ちてしまったバッグ、手放してしまった日傘を拾うあいだにリードがピンと張り詰めます。</div><div> ジョセフィーヌさまのリードに引かれるまま、中腰前屈みでヨタヨタと後を追う私。</div><div> これではワンちゃんと私、どちらがお散歩に連れて行かれるのかわかりません。</div><div><br /></div><div> 玄関前に広がるお屋敷の広大な芝生と石畳のアプローチをジョセフィーヌさまのご先導で進む全裸の私。</div><div> リードに繋がれた首輪を引かれるお力はとても力強く、まさしく後に従う私のほうがペット状態。</div><div><br /></div><div> ところどころに綿アメみたいな真っ白い雲を散りばめた青空の下。</div><div> これからどなたのアシストも無くたったひとり野外で全裸のまましばらく過ごす、という生涯初の大冒険に対するドキドキとも相俟って、私の被虐メーターはとっくにレッドゾーンを振り切っています。</div><div><br /></div><div> そうしているうちにお屋敷の門までくぐってしまい、そこからは緑溢れる未舗装の山道。</div><div> 自動車一台が通れるくらいの木々が立ち並ぶ緩い下り坂を、確か10分くらい歩くことになるはずです。</div><div> 昨日は中村さまとご一緒でしたが、今日は私ひとりが全裸で…</div><div><br /></div><div> お屋敷の門を出てすぐにジョセフィーヌさまは、咥えられていたリードの持ち手をお口から放され、おひとりでご自由に山道沿いの草むらを右へ左へとスンスン嗅ぎ回っておられます。</div><div> おそらくジョセフィーヌさまなりのお散歩のルーティーン、チェックポイントがおありになるのでしょう。</div><div> ササーッと駆け出されたかと思うと立ち止まられ、早く早く、とでもおっしゃりたげに私のほうを振り返ってくださるのがとても愛らしい。</div><div><br /></div><div> 左右の木立からこぼれる木洩れ日は夕方のときより明るく、澄んだ空気を心地よく揺らすそよ風に乗って、チチチッという小鳥さんたちの囀りがどこからともなく聞こえてきます。</div><div> </div><div> なんだか夢見心地と言うか、現実ではないみたい。</div><div> だって、ここは紛れもなくお外で私は紛れもなく裸なのに、どなたかに視られたり襲われたりする不安も恐怖も感じずにいられるのですから。</div><div><br /></div><div> 緩やかな右カーブを過ぎると周りの景色はいっそう森と言うか樹海っぽくなり、ここまでで広場までの道のり半分くらい。</div><div> </div><div> そう言えば有名な女優さんの芸術性が高いとされている写真集とかだと、鬱蒼とした森の中で裸になっているような幻想的お写真をよく見るような…</div><div> ふと思い立ち、右手のひらに嵌めっ放しだったハンディビデオカメラのレンズを自分に向けてみます。</div><div><br /></div><div> 小さな液晶モニタを自分側に向けると、緑の木々をバックにして素肌を満遍なく晒している女性の姿。</div><div> その顔は紛れもなく私。</div><div> ゆっくり歩きながら右手を遠くへと伸ばしてなるべく全身が映るように工夫すると、まさしく私が裸でお外を歩いていることが客観的に確認出来ます。</div><div><br /></div><div> カメラのレンズを顔からその下のほうへと舐めるように移動すれば、尖った乳首のアップ、無毛な股間のアップが容赦なくモニタに映し出されます。</div><div> 嵌めている首輪のせいで健全な芸術性という点には若干疑問が残りますが、確かに森と裸婦という組み合わせは非現実的にシュールで幻想的に思えます。</div><div><br /></div><div> 周りの木立をぐるっと一周映してから自分の裸体に戻したり、腕を前に伸ばしバストアップ固定にして自分が進んでいく様子を映したり。</div><div> いろいろ工夫を凝らして、この自撮り行為が愉しくなってきていたときでした。</div><div><br /></div><div> 私の10メートルくらい先まで進んでいらっしゃったジョセフィーヌさまが突然、脱兎の如くの全速力で私のほうへと戻ってこられます。</div><div> えっ?何?と思う間もなく、私の横をあっさり走り抜けられ、今度は私の後方10メートルくらいの位置で急ブレーキ。</div><div> 振り向いた私にお尻を向けられ、四肢をしっかり踏ん張られて遠くを見据えられ、ときどきお耳をピクリ、尻尾が忙しなくゆらゆら揺れています。</div><div><br /></div><div> その先がちょうどさっきの右カーブ、今の位置からだと左カーブとなっているので、ジョセフィーヌさまがまっすぐ見つめていらっしゃる先は道ではなく木立です。</div><div> 何?どうしたの?と頭の中が疑問符だらけな私の耳に、不意にフェードインしてくる物音。</div><div><br /></div><div> 最初は本当に微かに、舗装されていない林道の砂利や小枝を踏みつけながら近づいてくるような低い振動音。</div><div> その持続的な振動音がだんだんと大きくなり、やがてカーブを抜けて姿を現わした自動車の先端部分。</div><div><br /></div><div>「えっ!?うそっ!?」</div><div><br /></div><div> 思わず大きな声で叫んだものの、そこからパニック状態。</div><div><br /></div><div> …なな、なんで車が、でもとにかく隠れなきゃ、隠れるってどこに、この日傘を広げてやりすごそうか、でもそれって却って目立つんじゃ…</div><div><br /></div><div> 頭ではいろいろ考えるのですが足がすくんで動けません。</div><div> そうしているあいだにも自動車は、ゆっくりとですがどんどんこちらに近づいてきます。</div><div> </div><div> 鮮やかな山吹色で可愛らしいお顔、少し小さめだけれどカッコいい感じの、いかにもSNS映えしそうな、そういう方々に人気ありそう的オシャレな乗用車。</div><div> その真正面の位置に全裸で呆然と対峙している私。</div><div><br /></div><div> フロントグラスには正面からの陽射しがまばゆく反射していて、乗っている人のお姿はわかりません。</div><div> ジョセフィーヌさまは車の邪魔にならないよう助手席側の木立にお入りになり、草むらを車と同じ速さで併走されています。</div><div> 車がいよいよ数メートルまで迫り、このままでは轢かれてしまう、となったとき、やっと私の足が動きました。</div><div><br /></div><div>「いやーっ!」</div><div><br /></div><div> もう一度大声で叫び、ジョセフィーヌさまとは反対の、車の運転席側の木立に飛び込みます。</div><div> 車に背中を向け、背の高い草むらに紛れるようにしゃがみ込み、背中を丸めてうずくまります。</div><div><br /></div><div> でも、こんなことをしても隠れたことにはならないのは、わかりきっています。</div><div> 更に隠れてみてもどうしようもないことも知っています。</div><div> 車に乗っている人は確実に私の姿を視ているでしょうし、私が女性で、おまけになぜだか全裸なことにも気づいているはずです。</div><div><br /></div><div> 車の人が男性、それも一昨日私にいやらしいイジワルをしてきたあのお蕎麦屋さんの若い店員さんみたいにえっちな男性だとしたら…</div><div> こんなひと気の無い山の中、腕力ではかないっこない男性に捕まってしまったら…</div><div> それに乗っているのはひとりとは限りません、幾人ものスケベな男性に囲まれて車に連れ込まれ拐われでもしたら…</div><div><br /></div><div> 悪いほうばかりに想像が広がり、大ピンチを抜け出すための有効な思考が出来ません。</div><div> しゃがみ込んだ足元、葉先の尖った草の葉たちに剥き出しの股間のあちこちをサワサワチクチク撫ぜられています。</div><div> 状況は充分に絶望的なのに、その極まりきった被虐感に強い性的興奮を覚えている自分もいるみたい。</div><div><br /></div><div> 車が私の背後を通り過ぎる音がします。</div><div> どうかそのまま走り去って、の願いも虚しく、低く聞こえつづけていたタイヤの走行音がすぐに途絶えました。</div><div> 私のすぐそばで停車したみたい。</div><div><br /></div><div> 少ししてからバタンッという鈍い音。</div><div> 車の人が車外に降りて、ドアを閉じた音でしょう。</div><div> 逃げなきゃ!</div><div> 本能的な判断で中腰に戻り、木立のより奥のほうへと駆け出そうとしたとき…</div><div><br /></div><div>「直子っ!」</div><div><br /></div><div> 聞き覚えあるようなないような、いずれにしても紛れもない女性のお声…</div><div> それに加えて私の名前を知っているということは、お知り合いの中のどなたかのはず…</div><div> ホッと安堵するとともに緊張がドッと緩みます。</div><div><br /></div><div> それでも一応念の為、中腰で胸と股間を庇ったへっぴり腰ヴィーナスの誕生ポーズで、恐る恐る草むらを抜け出して道端へ。</div><div> お声のしたほうをそっと窺うと、山吹色の背面扉を見せている自動車の脇に寺田さま。</div><div> 右手を高々とお上げになり、おいでおいでと手招きされています。</div><div><br /></div><div> そのお姿を確認して緊張が完全に解け、ついでにヴィーナスポーズも解き、剥き出しおっぱいがポヨンポヨン弾むのもかまわず駆け寄ります。</div><div> 近づいていくと、昨日とは別人と思えるくらい打って変わられた寺田さまのそのおいでたちにまたビックリ。</div><div><br /></div><div> 目元口元メイクばっちり、アダルティなショートボブは毛先までシャープに揃えられ、涼しげなシルバーグレイのシュッとしたパンツスーツ姿。</div><div> 幾分深めに開けたVゾーンから覗くブラウスを分ける胸元の素肌が超セクシーで、どこからどう見てもお仕事バリバリな美人キャリアウーマンさまそのもの。</div><div> もちろん昨日一日ご一緒した素っぴんTシャツなお姿だって充分お美しいのですが、今日のお姿はよそ行き的アップグレードで百二十点満点です。</div><div><br /></div><div>「ずいぶん焦ってたみたいじゃない?驚かす気は無かったのに。今朝は先生と出かけるって昨日言ったわよね?」</div><div><br /></div><div> ご愉快そうに笑われる寺田さま。</div><div><br /></div><div>「知らない人が来ちゃったって思ったの?どうしよう、襲われちゃうーって」</div><div><br /></div><div>「…はい、朝のホールに寺田さまのお姿が見えなかったので、てっきり既にお出かけになられたのだと思っていましたし…見たことのないお車だったので…山道に迷い込まれた観光客のかたか何かだと思い込んでしまって…」</div><div><br /></div><div>「可愛いらしい車でしょ?先生お気に入りの愛車、クラブマン。でも昨日はずっと駐車場に置いてあったわよ。今日はまず宇都宮でラジオ局の取材なの」</div><div><br /></div><div> 寺田さまがお車の屋根を軽くポンポンと叩かれます。</div><div> 寺田さまのお足元にはジョセフィーヌさまが嬉しそうに纏わりつかれています。</div><div><br /></div><div> だけどお言葉ですが寺田さま。</div><div> 昨日の私はみなさまから矢継ぎ早に放たれるご命令に脊髄反射でご対応することにイッパイイッパイで、あの敷地内のどこに駐車場があるかもまだ存じ上げていないのです。</div><div> もちろんそんなこと、口には出しませんが。</div><div><br /></div><div>「車の中で先生も大笑いしてしていたわよ。ほら、先生、って言うか、ここでのオナ子のあるじさまにご挨拶は?」</div><div><br /></div><div> からかうように笑われながら助手席のほうを指さされる寺田さま。</div><div><br /></div><div>「あ、はい」</div><div><br /></div><div> 寺田さまに促されお車の後ろを回って助手席窓際へ。</div><div> すぐにウインドウがスーッと三分の二くらい下りて、名塚先生がお顔を向けてこられました。</div><div><br /></div><div>「お、おはようございます、名塚先生…」</div><div><br /></div><div>「うふふ。朝から面白いものを見せていただいたわ。車が近づいてくるのを見て唖然呆然とされる森下さんのお顔が忘れられない」</div><div><br /></div><div> 思い出し笑い含みなのであろう笑顔でおっしゃる名塚先生。</div><div> そんな名塚先生も今朝はメイクばっちりの薄紅リップ、薄い紫色の大きなサングラスをおかけになり、ボートネックのゆったりした濃茶系のラメニット。</div><div> こちらも昨日のジャージお姿とは打って変わられ、どなたが見ても異口同音、お上品なセレブリティマダムそのものな装いです。</div><div><br /></div><div>「留守中のジョセフィーヌのお守り、よろしく頼むわね」</div><div><br /></div><div> お優しくおっしゃられた名塚先生が、ふと何か思いつかれたようなお顔になられ、助手席ウインドウをスーッと全部下まで下ろされました。</div><div><br /></div><div>「もう少しこちらに近づいて来ていただけるかしら?」</div><div><br /></div><div> ご自身も窓から乗り出し気味になられながら、私に手招きされる名塚先生。</div><div><br /></div><div>「あ、はい…」</div><div><br /></div><div> 私も素直にお車のドア部分に近づきます。</div><div> 窓から半身を乗り出されるようにされた名塚先生。</div><div> その左腕までを窓の外に伸ばされ、左手のひらで私の両腿の付け根を包み込むようにツルンと撫ぜてこられました。</div><div><br /></div><div>「あっ、いやんっ…」</div><div><br /></div><div> 思わずドアから一歩、飛び退いた私。</div><div> 私の足元にじゃれつかれるジョセフィーヌさま。</div><div><br /></div><div>「やっぱりわたくしが思った通り。森下さん、怖かったけれど性的に興奮もしていたのね。ほら、感じちゃった証拠の愛液がこんなにべったり」</div><div><br /></div><div> ご自身のテラテラに濡れた左手のひらを窓から突き出され、お見せくださる名塚先生。</div><div> 撫でられたとき、一本だけくの字に曲げられた薬指がすんなり膣内に挿入された感覚も残っていました。</div><div> 得も言われぬ恥ずかしさが全身を駆け巡ります。</div><div><br /></div><div> 私がドアから一歩下がったのをいいことに入れ替わりでドアに取り付かれ、差し出された名塚先生の左手をペロペロと嬉しそうにお舐めになるジョセフィーヌさま。</div><div> それって私の恥ずかしい体液…舐められるがままの名塚先生。</div><div><br /></div><div>「真性マゾの子ってそういうものよね、ああ面白かった。そういうことなら早くあの広場まで行ってジョセフィーヌにいっぱい慰めてもらいなさい。ジョセフィーヌも直子さんをたくさん気持ち良くさせておあげなさいね。それではごきげんよう、どうぞ良い一日を」</div><div><br /></div><div> あくまでもお優しいご口調でそんなふうに告げられてから優雅に左手を引っ込められ、同時に助手席側ウインドウがスーッと上がっていきます。</div><div> いつの間にか寺田さまも運転席に戻られており、お名残惜しそうなジョセフィーヌさまをその場に残されたままお車がスーッと遠ざかっていきました。</div><div><br /></div><div> 取り残されて思わずその場で見つめ合うジョセフィーヌさまと私。</div><div> 最初に視線を逸らされたのはジョセフィーヌさま。</div><div> ご自分に託されたお役目にはたとお気づきになられたみたいに、私の首輪から垂れ下がるリードの持ち手をパクリと咥えられ、グイグイと引っ張られます。</div><div><br /></div><div>「あんっ、ジョセフィーヌさまぁ…」</div><div><br /></div><div> そこからはずっと小走り、軽い駆け足ジョギング状態。</div><div> ピンと張り詰めたリードに首ごと引っ張られ、あれよという間に広場へとつづく小径へと折れ、あれれという間に広場の入口に到着。</div><div><br /></div><div>「ワンッ」</div><div><br /></div><div> 私に向かってひと声アピールされるジョセフィーヌさま。</div><div><br /></div><div>「ハア…ハア…い、いいですよ…どうぞ、どうぞごゆっくり行ってらっしゃいませ…ハアハアハァ…」</div><div><br /></div><div> 思いがけない強制的な駆け足運動で息が上がってしまうも、昨日中村さまからレクチャーいただいたルーティーンをなんとか思い出し、ジョセフィーヌさまに語りかける私。</div><div><br /></div><div> その言葉さえ待ちきれないみたいに咥えられていたリードの持ち手を放り出され、広場の芝生を一目散に突っ切って向かいの繁みに飛び込まれるジョセフィーヌさまなのでした。</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2022/08/03.html" target="_blank">肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 03</a>へ</div><div>*</div><div><br /></div></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6198392647825312788.post-77920921607738155802022-07-18T23:48:00.002+09:002022-07-24T23:31:37.162+09:00肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 01<div style="text-align: left;"> どなたかにからだを揺すられています。</div><div><br /></div><div>「…急がないと…遅れちゃうわよ…」</div><div><br /></div><div> 耳覚えのあるお声が私の意識の中に入ってこられ、夢から現へと緩やかに引き戻されます。</div><div><br /></div><div>「んーーっ…」</div><div><br /></div><div> からだを覆っていた羽みたいに軽いふわふわお布団が、ゆっくりと起こした上半身をスススっと滑り落ちました。</div><div> 瞼に差し込む光はすでに充分に明るく、そっと開けた瞳に飛び込んできたのは広すぎるくらいの真っ白なシーツの海。</div><div><br /></div><div> あれ?私さっきまで、どこかの古びた和室の座卓の上に蟹縛りの股縄コブクリ固定で放置されていたはずなのに…</div><div> 夢の残滓に現実が混ざり合い、いつもの、ここはどこ?私は誰?状態。</div><div><br /></div><div>「8時前の約束でしょ?もうあと一時間切っているわよ?」</div><div><br /></div><div> 麗しのお姉さまのお声に、ハッと覚醒してあたりをキョロキョロ見回すも、相変わらずの???</div><div> 嘘みたいに広過ぎるダブルベッド、薄いベージュ色を基調にシックに統一された広々とした瀟洒なお部屋、ふわっとしたオフショルダーのブラウスにジーンズ姿のお姉さま…</div><div> あれ?ここってお姉さまのお部屋だったっけ…?</div><div><br /></div><div> 起こしたからだに纏っているのは、ゆったりとした真っ白いTシャツ。</div><div> そのとき唐突に、就寝前にお姉さまと交わした会話を思い出します。</div><div><br /></div><div> …だめよ裸じゃ、寝汗でシーツを汚してしまったらご迷惑でしょ?それに今夜の直子は絶対えっちな夢を見ると思う。愛液って無意識下でも分泌されるんだって。それでなくても直子のマゾマンコはだだ漏れ垂れ流しなんだから…</div><div><br /></div><div> そこですべて思い出しました。</div><div> ここは名塚先生の避暑地の別荘で、今は一泊後の早朝、お姉さまとのバカンスの真っ最中だということを。</div><div><br /></div><div>「ほら、さっさと顔洗ってシャワー浴びて、出すもの出して下に行かなきゃ」</div><div><br /></div><div> お姉さまがバスタオルとシャワーキャップを投げてくださいます。</div><div><br /></div><div>「朝食はひと仕事終えた後ね。ほら、急いで急いで」</div><div><br /></div><div> 私の下半身をまだ覆っていたふわふわ掛け布団をススッと剥がされ、たたみ始めるお姉さま。</div><div> よたよたとベッドから降りた私は、膝丈の真っ白いロング&ビッグTシャツ姿。</div><div> お姉さまとお揃いで二着、お部屋にご用意いただいていたものでした。</div><div><br /></div><div>「ハミガキハブラシはバスルームの洗面台に置いてあるから。直子のは黄色のほうね」</div><div><br /></div><div> 広大なダブルベッドのシーツを念入りにチェックされつつ、ベッドメイクし直されているお姉さまからお声がかかります。</div><div><br /></div><div> バスルームはリビング窓際の隅にあり、昨日の昼間、一度使わせていただきました。</div><div> リビングのソファーからゆったりじっくり中を眺められる、全面ガラス張りシースルー。</div><div> 着いた早々ここで何をされたかをまざまざと思い出してしまい、ひとり赤面してしまいます。</div><div><br /></div><div> 入ってすぐの脱衣所一画が洗面台。</div><div> 真っ白な陶器の棚上に、緑と黄色のハブラシとお姉さまご愛用のハミガキチューブ。</div><div> その横で丸まっているのは私の赤い首輪。</div><div> 大きな鏡に私の寝惚け顔が映っています。</div><div><br /></div><div> 少し迷いましたが尿意を感じていたので、先におトイレを済ませてしまうことにします。</div><div> おトイレはバスルームの一番端。</div><div> さすがにそこだけはちゃんとした壁で仕切られ、お外から見えないようになっていました。</div><div><br /></div><div> 扉を開けるとすぐ便器。</div><div> 便座に座ろうとTシャツの裾をまくりあげると、真っ赤な布地が目に飛び込んできました。</div><div><br /></div><div> そうでした。</div><div> さっき思い出したお姉さまからのアドバイスで寝る前に私は、一昨日に宿泊した温泉旅館でいただいた赤いおふんどしを着けさせられてベッドに入ったのでした。</div><div> </div><div> 無性に恥ずかしくなり、カァーッと顔が火照ります。</div><div> その旅館でそのおふんどし姿で、何をされ何をやらされたのかを急に思い出してしまったのです。</div><div><br /></div><div> Tシャツの裾を大きくまくりあげ、おふんどしを外しにかかります。</div><div> 前垂れを抜いて、ウエストで縛った紐を解きます。</div><div> 股間を通る布はすっかり直線状となり、割れスジにしっかり食い込んでいました。</div><div><br /></div><div> スルスルッと腰から布地が外れる寸前、腿の付け根と紐状布地のあいだにツツッーとか細い糸が引きます。</div><div> 私のその部分が密着していた一面だけ、赤い布地にサラダ油を垂らしたみたいに、より色濃くべっとり変色していました。</div><div> お姉さまのご忠告通り寝ているあいだも私は、やっぱりえっちな陵辱を夢見ていたようです。</div><div><br /></div><div> 剥き出しのお尻を便座に乗せた途端、オシッコが勢い良く飛び出します。</div><div> 自分でもわからないうちにずいぶん我慢していたみたい。</div><div> ただよう香りが少しアルコール臭いのは昨夜のお酒のせいでしょう。</div><div><br /></div><div> オシッコがひと段落したら一度流し、次に力を込めるのはその少し後ろの穴。</div><div> いつも通りに健康的にすっきりし、シャワーノズルを前に後ろに切り替えて丁寧に洗浄。</div><div> おそらく今夜も使うだろうからと、おふんどしはシャワー中に一緒に洗ってしまうことにして、ノーパンのままおトイレを出ました。</div><div><br /></div><div> ハミガキ、洗顔をサクサク済ませ、Tシャツを脱ぎ去りシャワーキャップをかぶって浴室へ。</div><div> お姉さまと同じ香りのボディソープを熱いお湯で流していると、昨夜就寝前のお姉さまとのあれこれが思い出されます。</div><div><br /></div><div> 全裸人間テーブルでみなさまに全身を好き放題弄くられ、欲求不満不完全燃焼のままお座敷から放り出された私。</div><div> 賭け七並べで最下位になってしまい、罰ゲームとして私の性的な要求に応えなければならないことになってしまわれたお姉さま。</div><div><br /></div><div>「よかったねー、愛しのお姉さまが今夜はたっぷり可愛がってくれるってさ」</div><div>「エミリー、直子をちゃんと満足させてあげなさいよー」</div><div><br /></div><div> 冷やかしのお声を背中に浴びつつ、ふたりだけのお部屋に戻った途端に、お姉さまのほうから熱烈なくちづけ。</div><div> アルコールが香る互いの口腔を貪るように押し付け、口中で激しく絡み合う舌と舌。</div><div><br /></div><div> 自らスウェットのジッパーを勢いよく下げられ、スウェットパンツももどかしそうにずり下げられるお姉さま。</div><div> 酔いのせいなのか、お姉さまのほうが積極的で少しビックリ。</div><div> もちろんその下には何も着けていらっしゃいません。</div><div><br /></div><div> 生まれたままの姿となったふたりは、ボクシングのクリンチみたいに固く抱き合ったまま、ジリジリとベッドのほうへ。</div><div> 互いの右手は相手の股間に潜り、尖った乳首が相手の乳房を凹ませ、重ねた唇から垂れる唾液に負けないくらいお姉さまも濡れていらっしゃいました。</div><div><br /></div><div> 広いベッドに倒れ込んでからは、まさにケダモノのまぐわいでした。</div><div> お互いの弱いところが執拗になぶりなぶられ、歓喜の淫声はすかさず唇で塞がれ、挿入された指はどんなに締め付けられても抜かれず…</div><div> お姉さまから、もうダメ、お願い、許して…的なお言葉をいただくほど、ふたりで幾度も昇り詰めつづけました。</div><div><br /></div><div> しばしグッタリした後はバスルームへ。</div><div> そこでは優しく愛し合い、日付が変わって小一時間ほど過ぎた頃に眠りに就いたのでした。</div><div><br /></div><div> そんな甘美なひと時を反芻しながらぬるま湯シャワーを浴びていると、ガラスの向こうでソファーに座られたお姉さまと目が合いました。</div><div> ご自身の左腕に嵌められた腕時計を指し示され、手招きのジェスチャー。</div><div> もう時間が無いのだから早く出てこい、という意味でしょう。</div><div><br /></div><div> あわてておふんどしを水洗いした後、脱衣所に戻ります。</div><div> 同時にお姉さまも脱衣所まで入ってこられました。</div><div><br /></div><div>「なにのんびりしているのよ?もう8時15分前よ?」</div><div><br /></div><div> 責めるようなご口調ですが、バスタオルでおやさしく私のからだを拭いてくださるお姉さま。</div><div> シャワーキャップを脱いだ髪を丁寧に梳いてくださり、仕上げに首輪も嵌めてくださいました。</div><div><br /></div><div> 首輪のひんやりした感触に喉元が覆われたとき、鎮まっていたマゾの血がゾワゾワっとざわめきます。</div><div> 目の前の大きな鏡に映る、くすんだ赤い首輪を巻かれたおっぱい以下丸出しの女。</div><div> 思えばここに来てから昨夜寝るまで、ほとんどこの首輪ひとつの全裸で過ごしていた気がします。</div><div><br /></div><div> 一昨日までまったく見ず知らずの関係だった年上のお姉さまがたに、屋内でも屋外でも着衣を禁じられ、いいようにもてあそばれ辱められる慰み者状態。</div><div> これから始まる今日一日も同じように過ぎていくのでしょう。</div><div> そんな境遇にソワソワ怯えながらも、ドキドキ期待もしちゃっている自分…</div><div> </div><div>「ほらっ!なにをボーッとしちゃってるの?時間無いんだってばっ!」</div><div><br /></div><div> バチンッ!</div><div><br /></div><div>「ひゃんっ!」</div><div><br /></div><div> お姉さまに剥き出しのお尻を強くひっぱたかれ、現実に引き戻されます。</div><div> </div><div>「まったく、あなたって首輪した途端にマゾっ気全開で心ここにあらずになっちゃうんだから。さあ、さっさと下へ降りるわよ」</div><div><br /></div><div> 素っ裸のままの私の手を取り、強引に引っ張られるお姉さま。</div><div><br /></div><div>「あの、でもでも、みなさまの前に出るのでしたら、せめてタオルとか巻いておいたほうが…それに少しくらいはメイクも…」</div><div><br /></div><div>「なに言ってるの?もう寺さんたちとは知らない仲じゃないんだから、素っぴんで充分。それに昨日決めたでしょう?最初だからエプロン貸してあげるけれど、次からはずっと素っ裸で、って」</div><div><br /></div><div> お姉さまが苛立ち気味におっしゃりつつ、私の手を引っ張っていかれます。</div><div> お部屋のドアを抜け長いお廊下そして階段、素っぴん素っ裸で引かれるままに付き従う私。</div><div><br /></div><div> シャンデリアがまばゆく照らす一階のホールに降り立ったとき、ホールにはどなたもいらっしゃいませんでした。</div><div> しずしずといつものソファーコーナーのほうまで歩いていくと、向かって左側壁際のドアが勢いよく開き、中村さま、五十嵐さまがお姿をお見せになります。</div><div><br /></div><div>「あ、おはようございます」</div><div><br /></div><div> お姉さまがバレエのレヴェランス風で優雅にご挨拶。</div><div> 私もつられてペコリとお辞儀。</div><div><br /></div><div>「やっと来たー、まあギリ遅刻じゃないけど。そんなことより聞いてよエミリー、昨日の今日でわかってたつもりだったけどこのイガっち、厨房じゃまったく使い物になんないんだわ」</div><div><br /></div><div>「だってうち、食事はコンビニかチェーン店、冷凍チルド、レトルトオンリー、たまに出前や宅配サービスつー女だもん」</div><div><br /></div><div> 中村さまの呆れたようなご抗議を、戯けるように受け流す五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「そう言えば寺さん、今朝は早くから先生とお仕事って言ってたっけ」</div><div><br /></div><div> 苦笑い交じりのお姉さまにつられて私も、おふたりのお姿をまじまじと観察。</div><div> </div><div> 中村さまは、シルバーレースの膝丈キャミワンピで下に着けられている布少なめな黒いブラとショーツが薄っすら透けています。</div><div> 五十嵐さまは昨日とは違うアニメキャラのダボッとしたTシャツにジーンズ地の短パン、バストトップの感じからノーブラっぽい。</div><div><br /></div><div>「そんなことより直子っち、朝っぱらから完全完裸のマッパでご登場なんて、本当に見せたがりーの露出狂変態さんなんだねえ」</div><div><br /></div><div> 悪びれない五十嵐さまが私のほうに近づいてこられ、今度は私が全身をしげしげと眺められます。</div><div><br /></div><div>「あれー、直子っちの左おっぱい上のところ、薄っすら紫になっているの、キスマークじゃない?」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまが私のからだを指さされ、からかうようにおっしゃいます。</div><div><br /></div><div>「あー、よく見たらここにも、あ、こっちにも。エミリーさん、罰ゲームちゃんとがんばったんだね、えらいえらい」</div><div> </div><div> ご愉快げにおっしゃる五十嵐さまと、さっきとは違った感じの照れ臭そうな苦笑いを浮かべられるお姉さま。</div><div> お姉さまの柔肌にだって、全身あちこちに私が夢中で吸い付けた薄い内出血痕が残っているはずです。</div><div> </div><div>「ラブラブなのはいいけれど、さっきキッチンの窓から覗いたら、ジョセフィーヌちゃん、直子っちをお待ちかねみたいよ?快晴ドピーカンのお庭を舌垂らしてハアハアいいながらあちこちウロウロしてたし」</div><div><br /></div><div> ますます嬉しそうに五十嵐さまがおっしゃりながら、テーブルの上に丸められていたリード綱が私の首輪にカチリと繋げられました。</div><div> 中村さまも近づいてこられ、テーブルの上のビニールトートを広げて私に中身のご説明。</div><div><br /></div><div>「ジョセの今日のおやつはビスケット無しでペーストだけにしたから、直子も思う存分好きなように愉しんでくるといいわ。あと、こっちの袋はジョセのお友達の猫ちゃん用カリカリ。そのフードボウル一杯くらい入れて、もうひとつのフードボウルには水道水入れて、あの大きな木の下に置いておいて。で、夕方に回収してきてね」</div><div><br /></div><div>「猫さんもあの広場に来るのですか?」</div><div><br /></div><div>「うん。ジョセと知り合いになった猫ちゃんがこの界隈に二、三匹くらいいるみたい、三毛とキジトラ、黒ブチも見たことあるかな。ま、今朝来てるかどうかなんてわからないけれどね」</div><div><br /></div><div> ご興味なさそうにおっしゃった中村さまが、早口でつづけられます。</div><div><br /></div><div>「で、フリスビーとシャベル、タオル、ゴミ用袋。こっちは直子用の凍らせたスポーツドリンク、何かあったとき用のスマホ。朝は直子用おやつは無し。それとこのビデカメでいやらしいことするなら極力自撮りしてくること」</div><div><br /></div><div> 立て板に水でご説明くださった中村さまが、ささっとお姉さまのほうに向かわれます。</div><div><br /></div><div>「さ、そんなことよりエミリー、早く手伝ってよ。こんな調子じゃワタシらの朝食、ジャムかバターのトーストオンリーになっちゃうぅ」</div><div><br /></div><div> 急かすようにお姉さまのお背中を押され、厨房入口へと向かわれる中村さま。</div><div> ソファーに座られたままニヤニヤ私を見ていらっしゃる五十嵐さま。</div><div><br /></div><div>「ほら、直子っちも早くお仕事しなきゃ。外でジョセがきっと焦れてる」</div><div><br /></div><div> 五十嵐さまからビニールトートを差し出され、剥き出しの左肩に掛ける私。</div><div> それをご確認された五十嵐さまがもうひとつ、細長いものを差し出してくださいます。</div><div><br /></div><div>「外は朝から太陽ギンギラギンだからね。日傘、持ってくといい」</div><div><br /></div><div> 真っ白地に細かいお花柄の模様の散った見るからに高級そうな日傘。</div><div> 持ち手が真っ直ぐな木製で、凸凹した細かな彫刻?が施され、その形状がなんだか卑猥な感じ…</div><div><br /></div><div> 全裸の左肩にビニールトートバッグ、その左手に畳まれた白い日傘、右手のひらにはハンディビデオカメラを携えた私の姿をご自分のスマホで数枚撮影された五十嵐さま。</div><div> 私の背中を軽くポンと叩かれ、いってらー、というお声とともにお姉さまたちの後を追うように厨房入口のほうへとゆっくり歩み始めました。</div><div> 途端にシンと静まり返る大ホール。</div><div><br /></div><div> こうなってしまったら、私も課せられたお仕事を全うするしかありません。</div><div> すなわち、この別荘の持ち主である名塚先生の愛犬ジョセフィーヌさまのお散歩にご同伴すること。</div><div><br /></div><div> 全裸のまま屋外に出て、全裸のまま山道を歩き、全裸のまま広場でジョセフィーヌさまと戯れ、全裸のまま再びこの別荘へ帰還する…</div><div> それも、お姉さまはもちろん、どなたのサポートも無く、たったひとりと一匹で…</div><div><br /></div><div> 不安や逡巡、背徳感、それと同じくらいの未知への期待、高揚、開き直り…</div><div> 昨日だって大丈夫だったし、ここは私有地だからってみなさまいたって楽天的だし…</div><div> 子供の頃から一度はしてみたいと思っていたことでしょ?絶好のチャンスじゃない?</div><div> お姉さまが放っといているということは絶対安全なのよ、だからこれもお姉さまからのご命令と思えばいいでしょ?…</div><div> </div><div> いろいろうじうじ考えつつもホール出口の扉の前まで歩く私。</div><div> 扉前までたどりついた私に、唐突に左後方からお声がかかりました。</div><div><br /></div><div>「覚えていると思うけど、イラクサは広場に入る入口周辺にたくさん生えてるからねーっ」</div><div><br /></div><div> からかうようなお声は中村さま。</div><div> わざわざキッチンのドアを開いて伝えてくださったのでしょう。</div><div> そのお言葉の意味にズキンと疼いてしまう私のどうしようもないマゾマンコ。</div><div> </div><div> 扉を開けると瞳に広がる晩夏早朝自然光の明るさ。</div><div> 短いお廊下を玄関まで歩いてやがて沓脱ぎ。</div><div> そこにポツンと一足だけ揃えられた私用のピンクのサンダル。</div><div><br /></div><div> そのサンダルに素足をくぐらせる私。</div><div> 意を決するまでもなく、マゾな私にはこうするしかないのです。</div><div><br /></div><div> 玄関の荘厳な観音開き扉を外側に開くと、まだ朝の8時少し前と言うのにお外は盛夏真っ盛り的な日本晴れ。</div><div> 高地なので湿度が高くないのが幸いし、素肌に浴びる陽射しがなんとも清々しい気持ち良さ。</div><div><br /></div><div> 思わず両手を上に広げ、ンーーーっと全裸な全身をお陽様にフルオープン。</div><div> 気持ちいぃーーーっ!</div><div> と、ひと息ついて、あれ?ジョセフィーヌさまは?と辺りを見廻したとき…</div><div><br /></div><div>「ワンっ!」</div><div><br /></div><div> 一声聞こえたと思ったら、山道へとつづく敷地の門のほうから、私目がけて一目散に走ってこられるジョセフィーヌさまのお姿が…</div><div><br /></div><div>*</div><div>*<a href="https://naoko-m-underwood.blogspot.com/2022/07/02.html" target="_blank">肌色休暇三日目~避暑地の言いなり人形 02</a>へ</div><div>*</div><div><br /></div>NAOKO-Mhttp://www.blogger.com/profile/14457320783877042781noreply@blogger.com1