2026年11月1日

我慢と免許と脅迫状 09

 お姉さまとのめくるめく週末を過ごして迎えた週明け月曜日の出勤日。
 今日からまた、オフィス内オモチャの日々が始まるのかな、と期待と不安が半々、いえ禁欲期間中に自分のこれまでの境遇は凄くインモラルなことだと思い知ったので、3対7くらいの若干怯え気味な心持ちで出社しました。

 それがもはや日常となっているのでキチンと下着は上下着けて、かっちりブラウスと膝下スカートのスーツ姿に、一応細めな黒いチョーカーだけは首に巻いて。
 お姉さま成分はこの週末で充分補給出来ましたから、そんなにムラムラもしていません。

 一番乗りでオフィスに到着しフロアをお掃除。
 社内のSNSを見るとみなさま、先々月からの相談会などで受注された案件の納品やアフターサービスにまだまだてんてこ舞いなご様子。

 お姉さまは北陸へ出張、営業のおふたりは連日の直行直帰、開発部の綾音部長さまもリンコさまを連れて納品後のご挨拶やアフターサービスでお昼前頃にお顔を出されたな、と思ったらすぐにまたお出かけされる毎日。
 ミサさまだけはずっとオフィスにおられるようですが、9時半頃ご出社されたときにご挨拶しただけで開発部屋にその後ずっと籠もりっきり。

 私はと言えば午前中のルーティーン業務が終わったらあとはひたすら電話番だけ。
 同時にふたつ以上鳴ったらミサさまも出てくださるので、読みかけの本を読書したりしつつ退社時間を待つだけ。

 次の日もその次の日もそんな感じで過ぎて行きました。
 お姉さまが、接し方を変える、っておっしゃっていたし、こんな感じが日常になっていくのかな、それだとちょっとつまらいな、チョーカーだって毎日着けて出社しているのに…なんて不埒なことを考えたり。
 その日の夜は自宅に帰ってからお仕置き部屋で、自分主演の夏のバカンスのDVDを流しながら久々の盛大な妄想オナニーに耽ってしまいました。

 変化があったのは木曜日の午後でした。
 その日もミサさま以外みなさまご不在でしたが午後の2時過ぎ、綾音部長さまとリンコさまがお戻りになられ、その後、綾音部長さまだけが再びお出かけになられました。
 残られたリンコさまは帰られるなり開発部屋に入られたきり。

 手持ち無沙汰で読書をしていた午後3時過ぎ、社長室のドアにコンコンとノックの音が響きます。

「どうぞ」

 リンコさまたちがノックされるなんて珍しいなと思いつつ、リンコさまたちと会話するのも久々なので、ちょっとワクワクしながらお迎えします。
 今日のおふたりは、リンコさまはカッチリしたスーツ姿から着替えられたのでしょう、ボーダーのTシャツにスリムのジーンズ。
 ミサさまは外国のバンドらしいロゴのTシャツにルーズフィットなベージュのイージーパンツを合わせられています。

「直子どうせヒマでしょ?直子にちょっと頼みたいことあるんだ」

 大きめなショッパーを肩に提げられたリンコさまがなぜだか嬉しそうにイタズラっぽく尋ねてきます。

「誰もいないし、どうせならあっちの広いところでやろう」

 開け放したドアの向こう側、綾音部長さまのデスクなどが並ぶメインフロアを指さされるリンコさま。
 ミサさまは薄い笑いを浮かべられたまま何もおっしゃらずに私を見つめておられます。
 この時点で私の心中はえっちな期待と不安が半々くらい。

 社長室から連れ出された私は、めったにご自分の席には座られない営業部長の雅さまの何も置かれていないお綺麗なデスクの前に立たされます。
 何を始められるのか、ソワソワドキドキな私。
 リンコさまはショッパーの中を覗き込まれ何やら物色されています。

「おーけー。じゃあ直子はそこで裸になって」

「えっ!?」

 ほんのり期待していたような、でもそれを恐れていたような、複雑な感情に揺り動かされた驚愕の声が思わず口から出てしまいます。

「何がえっよ。禁欲してるあいだに自分がこの会社でどんな立場だったのかまで忘れちゃった?直子はうちらの命令にはどう足掻いたって逆らえない立場でしょ?」

 リンコさまが相変わらず嬉しそうにからかうようにおっしゃいます。

「それにこれは業務の一環でもあるんだ。仕事なんだからさっさと脱ぎなさい」

 最後のほうはお芝居っぽくワザとらしく怖いお顔をされてご命令くださるリンコさま。
 なんだか懐かしい気持ちがこみ上げてきて、同時にマゾ的被虐心もジワジワ全身を蝕み始めます。

「わ、わかりました…」

 お答えする声が震えてしまうのはコーフンし過ぎているからかもしれません。
 ブラウスから脱ごうとボタンに手をかけたとき、ミサさまからのお言いつけを思い出し、まずスカートのホックを外しました。
 ストンと床に落ちたスカートを確認してからショーツのゴムに指をかけます。

 一気にずり落とした途端、猛烈な恥ずかしさが全身を駆け巡ります。
 ショーツの裏側から股間へと粘性のある透明な液体が幾筋もか細い糸を引いています。
 約2ヶ月ぶりの白昼のオフィスでの下半身露出。
 今更ながらですがこんなのやっぱり、一女性としてあまりにヘンタイです。

 ブラウスのボタンを外し脱ぎ去ってから背中に手をまわしてブラジャーのホックを外します。
 ハラリと緩んだブラの隙間から痛いくらい背伸びした乳首が見えています。
 カッチリした衣服を着ていたぶん脱ぎ去る工程も増えて、それだけ恥ずかしさの度合いも増してしまいます。
 脱いだ衣服はミサさまが丁寧にたたんでくださりデスクの隅に置いてくださっています。

 全裸となった途端、両手を後頭部にまわしてしまうのはマゾの性。
 お風呂でもおトイレでも自宅でもない場所で、更には見守る目のある人前で素っ裸になるという罪悪感、背徳感、恥辱感…
 以前にも増して猛烈な恥ずかしさを感じているとともに、ある種の懐かしさも感じていました。

「おお、久しぶりの直子の裸だ。やっぱり直子はこうでなくっちゃ」

 私の裸身を点検するみたいに凝視しつつ、リンコさまが心底嬉しそうにおっしゃいます。

「少しだけ肉付き良くなったんじゃない?バスト、大きくなってない?」

 確かに。
 禁欲期間中は汗が滴るような激しい運動?は一切していませんし、オフィス、教習所、自宅の往復だけでしたから、からだが鈍っているのは事実…
 バストが大きくなるのは嬉し恥ずかしなのですけれどウエストやお腹に余計なお肉が蓄えられるのはちょっと…
 ダイエットしたほうがいいのかな?…

「とあるクライアントがね、スポーツユニのコンカフェバーを開きたいんで、あくまで合法な範囲で攻めたエロいユニフォームを作って欲しい、ってリクエストなんだ」

 リンコさまがショッパーから試作の衣装らしき物を引っ張り出されながらおっしゃいます。

「ほら、近年女子陸上の選手のユニフォームがエロくなったって話題になって、きわどいアングルの写真がネットにいろいろ投稿されるとかで問題になったじゃない?それ見て思いついたんだろうね」
「セパレートのユニが多くなって肌の露出が増えているけれど、それは彼女らがコンマ1秒、数センチでも記録を伸ばしたい、っていう選手としての必然であってさ、襟ぐりから風がユニに入り込むだけでタイムがコンマ1秒くらいロスになるんだって。そんな必死の努力を鼻の下伸ばして性的に見るような下衆な風潮っていうのはサイテーだな、とは思うんだけどさ」

 雅さまのデスクの上に衣装を並べながらリンコさまがおっしゃいます。
 一着ではなくて数点あるみたい。

「でもまあ需要のあるところに供給が生まれるのが自由資本主義だから。うちらクリエイターはリクエストに応じて作るのが仕事なわけで」
「まあ、そんなコンカフェ通いでスポーツ女子に対して邪な欲望を抱く連中が少しでも大人しくなるんなら、世の中の為にもなるんじゃない?」

 リンコさまが一点の衣装を手に取られます。

「まずはこれ。オーソドックスに一般的な女子の体操着がモチーフ、ッて言っても幾分レトロな昭和風味が入っているけどね、ボトムをブルマーっぽくしてみたり」

 その衣装のトップスは、クタッとした生地の白いTシャツ?
 首周りと半袖の袖周りに鮮やかな赤いラインが入っています。
 ボトムスは、ブルマーと呼ぶには少し股上が浅そうな、首周りのラインと同じ色の真っ赤なフィットパンツ。
 リンコさまから手渡され、服従ポーズを解いて身に着けます。

 Tシャツはオヘソがやっと隠れるくらい、ボトムスはオヘソ3~4センチ下くらいで太股は丸出しなビキニタイプ。
 どちらも素肌にピッタリフィットするボディコンっぽい着心地でシャツとボトムスのあいだの下腹が少し露出、結果としてノーブラの胸が露骨に強調されるデザインです。

「着衣で合法的なエロっていったらノーブラ乳首とキャメルトゥでしょ?だからバスト周りとクロッチ部分は響きやすいようにワザと薄くて伸縮性のある生地を使ってみた。もちろん生地の違和感は出ないようにね」

 視線を落とすと、丸首のTシャツがおっぱいの形通りに隆起して、その左右の先端も露骨なほど形通りに大きく尖立しています。
 下半身もお尻の形通りのカーブを描き、両腿の付け根では恥丘の膨らみと裂け目の形通りな布の食い込みが赤い陰影をつくっています。
 衣服は着ているのに、なんだか凄い恥ずかしさ。

「普通にまっすぐ気をつけっぽく立ってみて」

 服従ポーズがクセになってしまっている私に、少し仰け反ってみて、とか、両手でおっぱい持ち上げてみて、といろいろポーズをご命令くださるリンコさま。
 ポーズを変える私に対してリンコさまのデジカメがカシャカシャ呼応されます。

「おっけー。次はこれね。ビーチバレーのユニを意識してみた」

 次に手渡されたのはずいぶん布面積が少なそうな上下。
 上は黒色、下は白色。
 いったん全裸になってから、あらためて身に着けてみます。

 トップスとは思えない布部分の少なさと薄さ。
 上半身の首に掛けるストラップは細い紐状、それに繋がるブラ部分は下乳まですっぽりおっぱいの形そのままに収まる、まさに乳袋といって良い形状。
 もちろんバストトップもその形のまま窮屈そうに飛び出している黒光りするふたつの弾力ありそうな球体。
 乳袋ふたつのあいだも細い紐なのでバストの谷間は丸出しで、少し動いただけで黒い布の貼り付いたおっぱいが奔放にプルンと震える、ブラジャー本来の役目をまったく放棄した代物です。

 下半身はローライズというかローレグというか、恥丘の始まりからやっと隠してくれるほぼ一直線な幅5センチにも満たない純白の布片。
 お尻のほうも割れスジはほとんど隠してくれてなく、お尻の穴らへんをかろうじて布が覆っており、前のほうはしっかり布がワレメに食い込んできて私の大陰唇通りなカーブを浮き上がらせてくださっていて、もちろん腫れたクリトリスの凹凸もクッキリ。
 これも着ているほうが全裸より数段恥ずかしい感じな仕上がりです。

 リンコさまが、サーブを打つように上体を反らしてみて、とか、レシーブするみたいに深くしゃがんで、などポーズを指示され、カシャカシャと写真に収められます。
 そのたびに私のおっぱいはブルンブルンと奔放に揺れて乳首はいっそう尖り、股間の食い込みも激しくなり性器の形丸わかり。

「で、これが昨今の陸上ユニを意識した自信作。競技用ユニっていうより、スポーツジムでワークアウトする用のエロウェアって趣かな」

 乳袋とローレグを取るように言われ三たび全裸の私。
 全身が恥ずかしさで火照っているのが傍目でもわかるくらい肌が紅潮しています。

 次に手渡されたのはピンクベージュのタンクトップっぽいトップスと、明るめなグレイで太股が三分の一隠れるくらいな丈のショートレギンス。
 このレギンスの色を見た途端、悪い予感が急浮上します。

 着てみるとタンクトップは、形としてはよくあるバスケのユニフォームのような感じですが、肌に吸い付くくらいぴったりフィット仕様で丈はおへそ上5センチくらい。
 襟ぐりがUの字に大きく空いているので胸の谷間は丸出し、乳首の位置もその突起でこれでもかと思うくらい丸わかり。
 
 ショートレギンスの生地は極薄で、お尻全体を覆ってくださるのは良いのですがピチピチのキツキツで臀部の形丸わかり。
 もちろん前の部分も貼り付くように凹凸を再現しています。

 そして予感は大当たり。
 前のふたつの衣装で、恥ずかし過ぎる恥辱感の高まりと一緒に急激に性的な興奮をも感じてしまっていた私。
 執拗に恥ずかしいポーズの写真を撮られるカシャカシャというシャッター音と共にその興奮は性感の昂ぶりとなり、乳首やクリトリスの更なる勃起と共に膣内の愛液の分泌が活発となります。

 ショートレギンスを穿いた途端、薄い布地に擦れた両腿の付け根からジワジワと愛液が滲み出し、レギンスの明るい灰色の生地をみるみる濃い灰色、黒色へと染めていきます。
 まるでお漏らしでもしてしまったみたいに、私のマゾマンコ周辺だけが汗じみみたいに変色していて、見る人が見れば、この人はこの状況に感じてしまって性器を濡らしている、という事実が一目瞭然。
 すさまじい恥ずかしさです。

「やっぱりうちの読み通り。汗じみが一番目立つのって薄いグレイなんだよね。直子なら絶対濡らしてくれると思ってた」

 リンコさまが心底嬉しそうにおっしゃいます。

「スポーツジムでこんな姿でワークアウトしていたら、遅かれ早かれ間違いなく襲われちゃうだろうな」

 これまでただニヤニヤ無言だったミサさまが初めてお口を開かれました。

「その生地は速乾性もあるから普通ならシミも数分で消えるはずなんだけれど、直子だとそうはいかなそう。後から後から滲み出てくるから自分のド淫乱さを曝け出しっ放しになりそうだよね」

 リンコさまがミサさまに向けて愉しそうにおっしゃいます。

「だから直子はこの後、その姿で仕事をしなさい。退社時まで股間が濡れたままだったらうちの勝ち。何かお仕置きを考えといてあげる」

 リンコさまったら本当に愉しそう。
 ストレッチみたいにラジオ体操して、とか、その場でランニングの真似して、とか適当なご指示を出されながらカシャカシャたくさん写真を撮られました。

「あー、もうこんな時間。一時間位で切り上げようと思ってたのに」

 リンコさまがご自分のスマホをご覧になられて大きなお声でおっしゃいました。

「うちらはまだやらなきゃいけない仕事が山ほどあるからこれで開放してあげる」

 おっしゃりながら再びショッパーの中をガサゴソされるリンコさま。

「それでこれは別件だけれど、うちらが今開発中のピストンバイブ。リモコンでいろいろ複雑な動きが出来るのはもちろん、ピストンの最大可動部分を一般的な5~6センチから10センチにまでパワーアップしてみたんだ」
「女性の平均的な膣の深さが7~9センチっていうからより深く突けるのだけれど子宮を傷つけちゃうおそれもあるから先端5センチくらいは特殊な素材でかなり柔らかくしている」

 リンコさまが取り出されたのは一見長めのバナナのようですが側面が全体的に波打っていて細かいイボイボも全面的に施されたザラザラとした黄色い棒状の物体。
  緩く弓なりに沿っていて先っちょとお尻がやや太め。
 私が言うのもおこがましいですが、えっちな女性なら即座に、挿れてみたい、と思わせるような形状です。

「これを直子に預けるから来週の月曜日までに使ってみた感想とか自分で感じた問題点をレポートにして提出して。なるべく詳しく具体的にね。リモコンの使い方はこっちの紙に書いてある」
「ピストンさせるときは固定する支点が必要だから、股縄縛って挟むなり、伸びてもいいいらないパンツを上に穿くなり工夫して。あと、その様子は自撮りで録画もすること」

 リンコさまがデスクの上を片付けながらワザとらしく事務的におっしゃいます。

「あと、これは会社の業務だから勤務中にやってもいいよ。録画は義務ね」

 からかうようにおっしゃって開発部のお部屋へお戻りになられるリンコさまとミサさま。
 私はノーブラタンクトップと股間が変色したショートレギンス姿のままピストンバイブと共に取り残されました。

 デスク上に置き去りにされたピストンバイブとやらを手に取ってみます。
 意外と重量のあるそのオブジェは、根本のほうはカッチリ硬いプラスティックのような材質ですが、先のほうは握ったらすぐ潰れるくらい柔らかい、以前流行っていた握って感触を楽しむオモチャ、スクイーズみたいな素材で出来ているみたい。
 それと小さなディスプレイのあるリモコンとその説明書、そして脱衣した衣服一式を抱えて社長室に戻りました。

 さっきまでブラウスとスカートで普通にお仕事していたのに、今はなぜだか勃起乳首を見せつけるようなピチピチタンクトップに股間のシミが丸わかりなショートレギンスを素肌に纏ってオフィスのデスクに座っている見るからに露出狂でヘンタイな私…
 私って結局ここではこういう扱いになる運命なんだ、っていう諦めの気持ちと一緒になぜだかホッと安堵している自分もいました。

 さしあたってのお仕事もないので、このピストンバイブとやらを試してみようか、というえっちな好奇心がムラムラと湧いて、とりあえずワープロで箇条書きされた説明書を読んでみます。
 
 ピストンは速さ三段階、深さも三段階、振動の種類は15種類でランダム機能も有り。
 おまけに本体を締め付ければ締め付けるほど震えが激しくなる機能も。

 試しに根本を持ってリモコンのスイッチを入れてみると、ヴゥーッという低い唸りと共に黄色いオブジェが震えながらクネクネと卑猥にうねり始めました。
 ピストンのボタンを押すとうねりはそのまま、黄色部分の柔らかい棒状が伸びては縮みし始め、速さ深さも最大にした途端、信じられない速さで信じられない伸縮幅のピストン運動をし始めます。

 そのストロークは確かに10センチくらいのえげつない伸縮幅。
 これだと確実に先端は子宮まで到達してポルチオもGスポットも見事に凌辱されることでしょう。
 いくらスクイーズみたいにソフトな素材とはいえ、こんなので膣いっぱいに暴れられたら私の性感は制御不能な状態になり、連続中イキ、潮吹き必至、さぞかし破廉恥な修羅場状態に陥ることは火を見るよりも明らかでした。

 これはオフィスで試すのはやめたほうがいいな…
 私の、禁欲明けの臆病な理性が冷静にストップをかけました。
 恥ずかしいけれど自宅でひとりで録画の被写体になりつつ、思う存分に悶え乱れるのが最善だよね、という結論です。

 結局その日は18時の退社時間まで、手に持ったピストンバイブをリモコンの設定を変えていろいろ動かしながらその動きを研究して終わりました。
 こうしたらこんな感じになって気持ちいいだろうなあ、なんて妄想しながら、たまに布越しに飛び出た乳首に軽く当てたりしながら。
 
 退社時にはリンコさまのご命令でワークアウト用エロウェアも脱がされてリンコさまミサさまにお別れの全裸を晒した後、ノーブラでブラウス、ボトムスは淡いピンクのメッシュでシースルーなフルバックショーツに着替えさせられ、その上に穿いてきたスカート。

「これって六月のショーで絵理奈さん用に仕立てたやつ。出番はなかったけれどね。これならもう布地が伸びちゃってもかまわないからピストンバイブの支点押さえ役、ストッパーとして使っていいよ」
 
 というリンコさまのからかうようなアドバイス付き。
 絵里奈さまもこんなにキワドイものまで着せられちゃう予定だったんだ、とある意味感心しつつスーツの上着のボタンは全部きっちり留めて、久々のノーブラ外出にドキドキしながらオフィスを出ました。
 
 ちなみにショートレギンスの恥ずかしいシミは、ピストンバイブの機能をひとりデスクで試しながらあらぬ妄想が溢れかえっていたので乾く暇は当然無く、リンコさまからの後日のお仕置きも決定してしまいました。

 そんな服装で暗くなった家路を足早に急ぎ、自宅マンションのエレベーターを降りるなりショーツ以外完全脱衣、玄関からお仕置き部屋へ半裸で直行して、ドキドキワクワクしながら黄色いピストンバイブを取り出しました。

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2026年10月12日

我慢と免許と脅迫状 08

 ハアハアと荒い息をつきながらしばし見つめ合った後、やおら立ち上がられたお姉さまが広いベッドへ飛び込むように、私に覆いかぶさってこられます。
 押し倒された私を包むお姉さまの熱く火照った柔肌、そして間髪を入れずあの熱烈なくちづけ…

 私の口腔内を我が物顔で這い回られるお姉さまの舌に、為す術もなくうっとりされるがままな私と胸元にしたたるよだれ。
 お姉さまの右腕は私の背中に回され私を強く抱き寄せられ、左手は私の両腿の交わり部分へ。
 潤み切った裂け目へ躊躇なく挿し込まれる二本の指が肉襞を擦り始めます。

「ぬぐぅ、んっ、お姉さま、んぐっ、だめですだめですっ、そんなに激しくっ…」

 唇が少し離れた隙にほとばしった私の淫声も、すぐにまた唇で塞がれてしまいます。
 私も一矢報いようとお姉さまの股間へ手を伸ばそうと思うのですが、お姉さまにのしかかられてお尻とベッドの間に挟まれた右手が動かせません。
 そうしているあいだにもぐんぐん昂ぶる快楽の波。

「んあっ、ああぁ、イキますぅ、イッちゃいますぅ、お姉さまぁ、イッてもよろしいでしょうかぁぁっ…!!!」

 また唇が離れた隙にお姉さまにお許しを乞う私。
 言い終えると同時に気持ち良さがスパーク、頭の中が真っ白となり、お尻全体をビクンビクンと痙攣させながらイキ果てていました。

 お姉さまもそれに気づかれたのでしょう、私に覆いかぶさっていたおからだが離れ、私を跨ぐ形で上半身を起こされた膝立ちのお姿で、仰向けな私のイッたばかりな顔を見下ろされます。
 目と目が合い、その端正な口元がニッとほころんだと思ったら、私の頭だけいささか乱暴にグイッと持ち上げられ、膝立ちなお姉さまの股間にベタッと押し付けられました。

「んぐぅっ!」

 鼻腔を満たすお姉さまの甘酸っぱい香り。
 口いっぱいに広がるお姉さまの苦甘いお味。
 目一杯舌を伸ばした私は、熱く潤うお姉さまの秘唇を夢中で舐め上げ始めます。
 柔らかい粘膜襞とまだベールは被ったまま硬い粒状となった魅惑の真珠をまんべんなく。

 お姉さまの花園がヒクヒクと蠢いているのを感じます。
 舌先をすぼめて侵入を試みると、先っちょが割って入っただけでキュッとすぼまるのがわかります。
 上目遣いで見上げると、スラリとした肢体の先、ふたつの小山の向こう側に仰け反られたお姉さまの白くてしなやかな喉と形良い顎先。
 
 ますます奥深く侵入させた私の舌をギュウギュウと締め付けてくださるお姉さまの膣壁。
 お声は我慢されているのか、切なげで悩ましい苦悶寄りの喘ぎ声だけが聞こえています。

 そんなふうにお姉さまのラブジュースを美味しく味わいつつ懸命にご奉仕していたら、やがてひときわ大きく仰け反られました。
 上空でハアハアハアと大きな息遣い、どうやらお姉さまも天国へ達せられたみたい。

 少しのあいだ荒い吐息のままうなだれられていたお姉さまでしたが、よろよろとその場で立ち上がられ、私を跨ぎ返して方向転換。
 今度は私の顔にお尻を向けられ、お姉さまのお顔が私の股間へ。
 そう、シックスナインの体勢です。

 大きく広げられた私の股間はお姉さまのお口にむしゃぶりつかれ、私も負けじと膝立ちのうつ伏せ、つまり四つん這いとなられたお姉さまの両脚を大きく広げてその秘部に指を二本挿入。
 そのお美しくも淫猥な形状を眼前で堪能しつつ、ときに優しくときに激しく、もちろん半分ベールを脱ぎかけた真珠さまも仲間外れにすることなく全力愛撫。
 お姉さまが私のマゾマンコを可愛がってくださっている、というその事実だけで私は天にも昇る心持ちですから、お姉さまにご奉仕する指にも当然熱が入ります。

「ああん、いい、いいわっ直子、もっと奥まで、もっと激しく掻き回してぇ…」

 お姉さまはお声を我慢されるのを諦めたようで、率直なご要求を艶っぽい淫声と一緒に聞かせてくださいます。
 私のマゾマンコにも熱い吐息が吹きかけられ、ますます淫らに高ぶってしまいます。

「ああん、あっ、あっ、そこっ、そこっ、本当に直子の指使いのうまさは国宝級ね、あっ、そこっ、クリを、そこをもっとつよくぅ…」

 お姉さまも私のマゾマンコに指を挿入、たぶん3本、した上でクリトリスを舐めたり甘噛みしたりの責め方で私を追い詰めていきます。

「あんっ、お姉さまぁ、イキそうですぅ、イッちゃいますぅ、お、お姉さま、イッてもよろしいでしょうかぁ、あ、すぐぅ、もうすぐぅ…」

「あ、あ、あ、そ、それならまた、また一緒にイキましょう、イコー、そこをもっと激しく、もっとつよくぅ…!!!」

 それからのふたりはケダモノでした。
 広すぎる円形ベッドを隅々まで使ってくんずほぐれつ。
 いつの間にか私のハイソックスも脱がされていました。
 お互いの素肌のいたるところを舐め合い、お互いの乳首を擦り付け合い、お互いの性器を擦り合わせて愛液のカクテルを作ってから横向きでお互いのお尻を掴み、そのカクテルを啜り合ったり…

 何度オーガズムを迎えたかわからないほど愛し合いました。
 縄も鞭もえっちなグッズも使わず、お互いのからだ、腕と手と指と脚と口と舌だけで。

 イキ果て疲れた汗みずくでふたり飛び込んだバスルーム。
 広い浴槽にちょうどいい微温湯気味なお湯が波々と張ってあるバスタブに抱き合って飛び込みました。

「ああ~気持ちよかったぁ…沈殿していたからだと心の澱がスーっと引いていったみたい…」

 お姉さまがお湯の中で私をやんわりと抱き寄せながらおっしゃったお一言が、まさに私の心中を代弁してくださっていました。
 髪も洗ってお互いのからだを洗いっこし、広いバスタブでリラックスしているとき、お姉さまが真面目なお顔で唐突におっしゃいました。

「今後はあなたに抵抗する権利を与えてあげる。イヤだなと思った命令に異を唱える自由ね」

「えっ?えっと…それは…つまりどういうことですか?」

 お話の脈絡が無さすぎて何をおっしゃっているのか皆目わからず、思わず聞き返してしまいます。

「禁欲期間中に会ったときに言ったでしょ?今後はあたしたちも直子への接し方を少し変えるつもり、って」

 お姉さまが両手でお湯をすくわれては零すという子供っぽい遊びをされながらつづけられます。

「これまでは絶対服従、口答えも厳禁って有無を言わさず命令通りにさせてきたじゃない?それに直子も素直に従って言われるままの言いなりになっていた」
「直子がどんどんはしたなくど淫乱な方向にエスカレートしていった一因がそれだったような気もするの」

 そこまでおっしゃってからお姉さまはやおら立ち上がられ、優雅に浴槽から上がられます。
 そのお美しい裸身にしばし見惚れる私。

「ああ、スッキリしたぁ」

 ひと言残されて脱衣所へと戻られるお姉さま。
 私も慌てて後を追います。

 備え付けの真っ白なバスタオルで丁寧に全身を拭われてから、もたもたとからだを拭いていた私を手伝ってくださるお姉さま。
 背中を撫ぜるやさしい繊維の感触に性懲りもなくゾクゾクっと感じてしまう私。
 
「直子があきらめっていうか、開き直りみたいな感情になって、どうせ何を言っても命令通りすることになるんだし、それならどんなことでも受け入れて気持ち良くなっちゃおう、って、もともとドマゾだからドすけべ欲がより貪欲に増長しちゃったんじゃないかってね」

 お姉さまがさっきのお話のつづきを教えてくださいます。
 すっかりさっぱり水気が拭われた全裸のふたり。
 お姉さまは、ホテルがご用意されている湯上がり用のフワフワなバスローブに袖を通されます。

 私も、ともう一着のそれに腕を伸ばそうとすると、それを見ていたお姉さまが私を見つめて眉を少しだけひそめられ、そのお顔が左右に小さく振られたような気がしました。

 お姉さまはまだ私に裸でいて欲しいんだな、とマゾ的に空気を読んだ私は腕を引っ込め、外していた首輪だけ巻きつけてから、ふたりお揃いのリングを右手薬指にそれぞれ嵌め直してシースルーな脱衣所を出ます。

 アメニティスペースの近くに設えてあるふかふかのソファーに二人並んで腰掛けます。
 お姉さまはバスローブ姿、私は首輪ひとつの全裸で。
 お姉さまが冷蔵庫からスポーツドリンクのボトルを取り出され、それぞれグラスに注いで乾杯。
 美味しい!イキ果てた入浴後の冷たい水分が全身に染み渡ります。

 一息ついたお姉さまが備え付けのドライヤーで私の髪を丁寧にブローしてくださいます。
 私の髪をお優しく梳いてくださるお姉さまの指の動きに私はただうっとり。

「でもね、あたしがそんな提案をしたときに、リンコは何て応えたと思う?」

 お姉さまがドライヤーをいったん止められて、唐突に尋ねてこられます。
 どうやら先ほどのお話がまだつづいているようです。

「でもうちらの手には直子の恥ずかしい写真や動画が山ほどあるから、それを無修正でネットに流出させるぞ、って脅せば結局、言いなりになるしか道は無いんじゃないかな、だって」

 それからまたブローを再開されるお姉さま。
 ドライヤーのやかましい風音の中で、確かにその通りだな、自分の性的なだらしなさが招いた今の境遇だから仕方ないことだけれど、と被虐的ドマゾ心がムクムク膨れ上がっていきました。
 やがてドライヤーの音がやみます。

「はい、おわり。でも口答え出来るってだけでも、あなたにとっては幾分の慰めにはなるんじゃない?本当にイヤなことだったらこちらも空気読めるだろうし。あたしはシンプルに羞じらう直子を見ていたいのよ。つまり、どんなに乱れても品格と羞恥心だけは失くさないで欲しい、ってことね」

 お姉さまが私の剥き出しの肩をポンと軽く叩き、ニッコリ微笑まれます。
 剥き出しのおっぱいがプルンと震え、その先っちょの乳首は性懲りもなく固く尖り始めています。

「いろいろスッキリしたら、久々に直子のことをえっちに虐めたくなっちゃった。縄とか鞭とか使って本格的にね」

 嬉しいことを突然ご宣言されたお姉さま。
 膨れ上がったマゾ心が暴発寸前です。

「でもここじゃあ道具も無いし、直子の部屋へ戻りましょう。今何時?」

 どなたに聞くでもなしなお姉さまのお言葉。
 ご自分のスマホを確かめられます。

「5時前か。池袋まで戻るのに小一時間、ちょっと小腹が空いているかな。あ、安心して、帰りはあたしが運転してあげるから」
「ルームサービスで軽くサンドイッチでも取ろうか。ディナーはお酒も含めて池袋に着いてからゆっくりということで」

 ご自分でどんどんお決めになられるお姉さま。

「直子も同じものでいいわよね」

「あ、はい」

 早速テーブルに置いてあるタッチパネルを操作し始められます。

「15分で来るって。それまで直子の髪の毛をいじってあげる」

 お姉さまが私の背後にまわられ、再び私の髪を梳き始めます。
 どうやら三つ編みに編んでくださるみたい。
 それはともかく、ルームサービスって…

「ルームサービスっていうことは、従業員さまがこのお部屋に運んでくださるっていうことですよね?」

 辱めの予兆を感じて思わず尋ねてしまいます。

「そうよ」

「それを私が、この格好で受け取らなければならない、っていうことですか?」

 背後のお姉さまは無言。
 それで私は察します。

 来たときにフロントでストリップさせられてもお咎めはなかったし、ここはそういうホテルなんだ…
 だけどルームサービスの人が男性だったらちょっと怖いな…
 お姉さまもおられることだしいきなり襲われるようなことはないだろうけれど…
 
 ここで今さっきいただいたばかりの拒否権を使ってみようかな、バスローブを着させてください、って…
 でも、お姉さまがそれを望まれて悦ばれるなら裸を晒すべきなんだろうな…
 こんなにドキドキするのも久しぶりだな…

 いろいろとどうしようもないことを考えつつも、私の覚悟は決まっていました。
 そうこうするうちにお部屋のチャイムがピンポーンと鳴ります。

「あ、来たみたいね」

 お姉さまが私の髪から手を離されておっしゃったのと同時に私はスクッと立ち上がり、ゆっくりとお部屋のドアのほうへと歩き始めます。
 
「もし対面で受け取るつもりなら、一切隠しちゃだめよ」

 後ろからお姉さまのからかうようなお声が聞こえました。

 意を決して恐る恐るドアを開けるとそこはホテルの廊下、ではなくて玄関の沓脱ぎだけの小部屋でその先にもうひとつ、正真正銘のお部屋への出入口ドアがありました。
 あれ?そう言えばそんな造りになっていたんだったっけ…
 沓脱ぎでお部屋履きに履き替えたことは覚えていますが、その先にまたドアがあったかは思い出せません。

 その玄関口の小部屋では白いワイシャツ姿の従業員さまとおぼしき人がサービングカートから玄関内の台の上にお姉さまが頼まれたのであろうハンバーガーとかお飲み物のトレイを移そうとしているところでした。

 「あっ!」

 私と従業員さま、ふたり同時に短く叫んで一瞬固まります。
 目前の従業員さまは頭髪が少なめでややふくよかなご中年の男性でした。
 一瞬たじろかれた従業員さまでしたが、すぐにニヤニヤ笑いの嬉しそうなお顔にお変わりになられ、私のからだをじっくりと眺められながらひとつづつゆっくりとルームサービスの品を台の上に置いていきます。

 私も固まった瞬間、ヴィーナスの誕生ポーズになりかけたのですが、すぐにお姉さまのお言葉を思い出し、両手を後ろにまわした休めの姿勢でその場に立ち尽くします。
 私の顔から首輪、おっぱい、おへそ、下腹、無毛の恥丘へと、従業員さまの無遠慮、不躾な視線を感じていました。

「…あ、ありがとうございます…」

 何か言わなくちゃ、と思い、小声でやっとそれだけ言って棒立ちな私。
 視線の圧がいっそう激しくなった気がして全身がキュンキュン疼いてしまいます。
 やがてすべて置き終えた従業員さまは、もう一度私のからだを舐めるように眺めた後…

「お嬢ちゃん、見せたがりやさんかい?ずいぶんえっちなからだしてるねえ。おじさん、勃っちゃったよ。それじゃあひきつづきごゆっくり」

 嬉しそうに笑いながらおっしゃり、カートを押してお部屋から出ていかれました。
 ドアが閉じるともう一度チャイムがピンポーンとなりビクッとする私。
 そのまま数秒待ってみても何も起こらないようなので、ハンバーガーなどが乗ったトレイを両手で持ってしずしずとお姉さまが待たれるお部屋へと戻ります。

「本当に対面で受け取っちゃったんだ。がっつり視られたでしょう、裸」

「はい…舐めるように視られました…」

「来たスタッフは男?女?」

「男性です。ご中年の…それで帰り際に、えっちなからだ、って言われました…」

「自発的に裸を見せに行って、それで濡らしちゃっているんだから、直子は本当にド淫乱なドマゾだよねえ」

 テーブルにトレイを置き終えた私の股間をスーッと撫ぜるお姉さまの右手。
 確かに私のマゾマンコはジワジワ濡れ始めています。

「えっ!?自発的って?」

「あのね、ラブホのルームサービスにはルールがあるの。最初のチャイムはサービスが部屋に到着した合図。それでスタッフが玄関口に注文品を置いていって、二度目のチャイムが置き終えて部屋を出ましたよ、っていう合図。二度目のチャイムが鳴ってから取りに行けば裸でもスタッフと顔を合わせなくて済むっていうシステムなの」

「でもでも、そんなことお姉さま、教えてくださらなかったじゃないですかぁ…」
 
 そんなの私には初耳でした、
 恨めしくお姉さまに抗議する私。

「知っていると思ったのよ。わかってやっているんだろうなって。入るときに玄関ドアと部屋のドアが別々になっていることにも気がついていたと思ったし」

 ご愉快そうに種明かしされるお姉さま。
 そう言えば以前、やよい先生たちとラブホを使ったときもルームサービスを全裸で取りに行かされたけれど、あれもそういう余興だったのかな。

「どっちにしても、そんな破廉恥なことして悦んで濡らしている直子にはお仕置きが必要よね。さっさと食べて、さっさと帰ってじっくりお仕置きしてあげないと」

 ルームサービスにしてはパンもお肉も本格的で美味しいハンバーガーと付け合せのポテト、それにオレンジジュースを全裸のままいただいてから、下着が返していただけないのでノーブラノーパンのままブラウスとキュロットを身に着け、首輪も着けたまま三つ編みヘアでお車に乗り込みました。

 お車の中では助手席で自慰行為をするよう命ぜられ、いやらしい声が大きくなるたびに助手席側ドアの窓ガラスを上下されるイタズラをされました。
 池袋に戻ってお車を駐車スペースに駐めてからは、オフィスのある高層ビルのてっぺん近くのお寿司屋さんで日本酒で乾杯、普通にお食事を堪能した後、すでに暗くなった住宅街の道を私のマンションへとふたり手をつないでお散歩です。

 なるべく人通りの少ない道を選んで、おっぱい出したりキュロットずり下げたりの野外露出を命ぜられつつマンション到着。
 エレベーターで自室フロアに到着するなり脱衣を命ぜられ、お部屋に入ったら全面鏡張りのサンルーム=お仕置き部屋に直行。

 私所有の麻縄やバラ鞭、手錠、足枷、ディルドやバイブやアナルビーズに電動ハブラシ、洗濯バサミ、クリクリップ、ローソク、それにこれは私所有ではありませんがお寿司屋さんからいただいたワサビなどで夜遅くまでお仕置きをいただきました。

 せっかくいただいた口答えする自由ですが、麗しのお姉さまにに対しては意味ないみたい。
 だってお姉さまから虐められてお姉さまが悦んでくださることが私にとって最大のご褒美なのですもの…

*
*

2026年8月2日

我慢と免許と脅迫状 07

 お姉さまのお顔を見たくもないなんて思うことは、私には未来永劫ありえませんし、あたしだってひと月以上我慢していた、というお言葉はつまり、お姉さまも私とえっちなことをしたいとずっと思ってくださっていたという告白とも受け取れるので、私は天にも昇る気持ち。
 
 それに着衣の下がノーブラノーパンというはしたなさが久し振りともいうことで、以前にも増しての新鮮な恥ずかしさで裏地に擦れる尖った乳首の刺激だけで全身がキュンキュン疼いてしまいます。
 落ち着かなきゃと思い何か話題を…

「ホテルって、さっき通り過ぎたあのお城みたいな建物ですか?」

「そう。農村部の見渡す限り田園田畑っていう地域には唐突にラブホがありがちなのよ。ほら、今は知らないけれど昭和の頃、農家って世代同居な大家族が多いし家も日本家屋で防音とかは考えられていないでしょ?若い夫婦が家族やご近所に気兼ねなくイチャイチャ出来るところが必要だったのね」

「私、来るとき田園風景の中に突然西洋のお城が現われて、一瞬どこか中世の頃にでもタイムスリップしちゃったのかって思いました」

「ふふ、直子らしいわね。見た感じかなり前からありそうな感じの建物だったからユカリもあそこでご両親に仕込まれたのかもね。あ、でもユカリの実家はそんなところ使わなくても敷地内のお屋敷使いたい放題か」

 ハンドル片手にご愉快そうな笑顔でおっしゃるお姉さまも心無しかウキウキされているご様子。
 これからお姉さまとホテル、一ヶ月以上ぶりのえっちな交わり…私、何されちゃうんだろう?とワクワクが止まりません。
 そうこうしているとフロントガラスの奥にあの建物が見えてきました。

「近付いてみるとそんなに大きくはないんですね。でも円錐形の塔にトンガリ屋根の装飾とか城壁のてっぺんもノコギリ状だし、絶対お城がモチーフですよね」

 ワクワク気分のまま私が言うと、すぐにお姉さまも返してくださいます。

「でもやっぱり相当年季が入っている感じね。ほら、あそこ、塗装が剥げて折角のレンガ風模様がまだらになっちゃってる」

 と言う間にもお車は城門のようなアーチ型ゲートをくぐり、地下にあるらしいホテルの駐車場へと滑り込んで行きました。
 お車が十数台くらいは駐められるであろうコンクリート打ちっ放しな薄暗い駐車場に数台のお車がポツンポツン。
 奥の壁際で一際オレンジ色に輝いている一画がホテル館内へと通じるエレベーターのようです。

 一階に停まっていてすぐにやって来たエレベーターの狭い箱の足元には真紅の絨毯、壁三面は鏡となって上気した私たちの姿を三方から映し出し、これからえっちする身にとってなかなか気恥ずかしい空間。
 一階がフロントのようで、階数ボタンを押すこともなく扉が閉まると同時にすぐ上昇し始めます。
 と思った数秒後、軽やかな電子音をたててエレベーターが停止し扉が静かに開きました。

「あ、でも中はちゃんと今どきの感じにリニューアルしているのね。フロントが無人だしモニターで部屋選べるし」

 お姉さまがお独り言のようにおっしゃり、私の手を引いて明るい光のほうへと歩き出されます。
 薄暗い間接照明でジャズピアノが低く流れるなかなかに幻想的なフロントに降り立った私たちの眼前に燦然と広がる明るい大画面モニター、30室くらいある各お部屋の画像?映像?
 その画面が黒一色になって、在室、とだけ表示されているお部屋は三部屋だけでした。

「どうせなら一番ゴージャスぽいお部屋にしない?あそこなんかどう?」

 お姉さまが指をさされたのは、最上階の4階にある、エクスタシー・スイーツ、というお名前のお部屋です。

「こっちのパネルで操作するのね」

 大画面モニターの手前側に大画面と同じ画面を縮小したタッチパネルがあり、お姉さまが、エクスタシー・スイーツの画面にタッチすると、女性のお声で音声アナウンスが流れ始めます。
 そのアナウンス通りに操作しているとルームカードキーがパネル下の機械から発行され、これで4階のお部屋に入室出来るようです。

「休憩も宿泊もあまり値段変わらないみたいだけれど、とりあえず休憩にしておいた。疲れて寝ちゃっても後から変更も出来るみたいだし」

 いつもより小さめ軽めな淡いベージュのトートバッグを提げられたお姉さまがお財布をしまわれながら愉しそうにおっしゃいます。
 お姉さまもヤる気マンマンなご様子。
 これだとお部屋に入るなり、またあの強烈なくちづけがいただけそう…
 ワクワクとドキドキがごちゃまぜになったワキドク状態でお姉さまを見ると、お姉さまもニッと笑い返してくださり、つづけてこうおっしゃいました。

「それじゃあ直子はここで服を脱ぎなさい」

「えっ?!」

 一瞬おっしゃったご命令の意味がわからず、でもすぐに意味も理解して…

「えーーっ!?だってここはまだホテルのフロントですよ?」

 お姉さまはニヤニヤ笑いで私を見つめ返してくるだけ。

「そう、ホテルのフロントだけれどここはラブホテル。そういうことをするための場所だから大丈夫なはずよ、今は他のお客さんも少ないようだし」

 ご愉快そうにお姉さまがおっしゃいます。

「たぶんここも監視カメラでホテル側に見張られているのだろうけれど、もともとそういう場所なんだから、そういうことをしてもそういうプレイとして見逃がしてくれるはず」
「集音マイクで音声も拾っていると思うからはっきり言うけれど、この子は露出性癖があって見知らぬ人に自分の裸を視られると興奮しちゃうヘンタイさんなので、カメラの向こう側のかたたちも、この子のいやらしいからだをじっくり視てやってくださいね」
「直子だって、誰かに視られていると思うとより淫らになれるでしょう?スケベなことを1ヶ月半くらい我慢してきたのだもの、そのくらいのご褒美はあたしだって考えているから」

 相変わらずニヤニヤ笑顔なお姉さま。
 ここで裸になったらどんな気持ちになるのだろう?あ、でもえっちなおツユが垂れ流し状態になっちゃいそう…と、ご命令を受け入れそうな私。

「ほら、あたしがこれだけはっきりお問い掛けしたのにホテル側からは何の動きも無いでしょ?それはつまりそういうこと。だから直子は脱ぎなさい」

 私たちがフロントに降り立ってから5分以上は経っているでしょうが、フロント内はジャズピアノの調べが低く流れる以外はしんと静まり返っています。
 プライベートではない場所、いつどなたが来られるかわからない場所で裸になるという、一ヶ月半振りの逡巡、背徳感、羞恥、被虐がまざまざとよみがえってきます。

「わ、わかりました…」

 ワキドク状態でもうどうなってもいいと思ってしまった私は覚悟を決めます。
 ジャケットはお車の中ですでに脱いでいてお車に置いてきてしまったので、今はブラウスと膝丈キュロットスカートだけ。
 その下に着けていた下着もすでにお車内で脱いでいますから、上も下も脱いだ途端に即裸ん坊です。

「監視カメラは多分あそこらへんにあると思うから、そっちを向いて脱ぎなさい。脱いだら隠しちゃ駄目よ。いつものポーズで思う存分視てもらうこと」

 お姉さまが大画面モニターの上のほうを指さされます。
 私もきっとその辺りにあるのだろうなと思っていました。

 ふと、ずっと前にミサさまからご命令されたお言いつけを思い出し下半身、キュロットスカートから脱いでいきます。
 ウエストのゴム内側に両手を入れ、グイッと外側へと緩めて腰骨をくぐらせただけで、スカートだった布地はいとも簡単にストンと足元に落ちました。
 落ちたスカートはお姉さまが回収してくださいます。

「この子はマンコを余計な邪魔なくよく視てもらいたいがためだけにマン毛を永久脱毛しています。上付きの無毛なスジから皮を脱ぎ去って卑猥に飛び出している腫れきったクリトリスにもご注目ください」

 お姉さまが監視カメラを視ているかたたちへ向けたサービスなのでしょう、恥ずかし過ぎる解説が私の被虐を煽り立てます。
 休めの形に広げた両脚の内腿を溢れ出た愛液がツツーッと滑り落ちます。

 次はブラウス。
 下のほうからボタンを外すとすぐに現われる素肌、胸元まで外したら一層イキリ立つ両乳首。
 両袖を抜いてブラウスがお姉さまに回収されると同時に両手を後頭部へ持っていく私。
 これで私は全裸、正確に言うと黒のハイソックスとチョーカー、茶色のローファーだけ身に着けた全裸です。
 見上げる大画面モニターの向こう側にあるであろう好奇の視線を確かに感じていました。

「これがドマゾ女の服従ポーズ。こんなあたしたちですから大目に見てくださいね」

 お姉さまの半ば薄笑い気味の媚びるようなお願いをお聞きしながら、私は禁欲期間中忘れかけていた恥辱感、屈辱感を久々に思い出します。
 夏日に滴る汗のように内腿を次々と滑り落ちる愛液がハイソックスに染み込んでフロントの床を汚していないのだけが救いです。

「さあ、それじゃあお部屋に向かいましょう。でもその前にこれも、ね?」

 いたずらっぽい笑顔のお姉さまがおっしゃって何やらトートバッグ内をガサゴソされています。
 マゾの服従ポーズのままそれを見守る私。

「見事禁欲中の課題をクリア出来た直子にもう一つご褒美を用意したの。直子もきっと気に入ると思うわ」

 そうおっしゃって取り出されたのは何やら高級そうな山吹色の四角い箱。
 それを開けて更に中から取り出されたのは…えっ何?チョーカー?首輪?

「ブランドものの首輪。正真正銘の中型犬用のワンちゃん用首輪。一式買ったらけっこう値が張ったんであたしもびっくりしちゃった」

 お姉さまがお見せくださったのは、濃茶なベルトの両端に肌色のラインが走る細めの首輪。
 リードを付ける金属の輪っかのところにLとVを組み合わせた金色のチャームがぶら下がっていました。
 
 お姉さまがいつの間にやら私の背後に回られ、手慣れた感じに私の黒いチョーカーを外されてから、代わりにその首輪を巻き付けてくださいます。
 同じブランドものなのでしょう、同じような柄のリードがチャームと同じ輪っかに取り付けられます。

「思った通り、やっぱり似合う。直子ほどのマゾペットならやっぱり首輪もブランドものじゃないと世間が許さないわよね」

 ワケのわからないご感覚で悦に入られるお姉さま。
 正真正銘のワンちゃん用首輪というお言葉で被虐感に拍車がかかってしまう私。
 でも着け心地はいい感じ。
 リードがグイッと引っ張られてエレベーター方向へと戻るお姉さまと私。

「そういうことなら私、四つん這いになったほうが良いですか?」

 気を利かせたつもりだったのか、マゾっ気全開だったのか、自分でも思いもよらなかった言葉を口走ってしまいます。

「あら、四つん這いになりたいの?四つん這いになってマンコも肛門も見せびらかしたいんだ。直子がしたかったらしてもいいけれど、でも早く部屋に行きたいからやっぱりそのまま着いていらっしゃい」

 エスっ気全開なお姉さまらしい、私の心中を値踏みされるように蔑むご口調。
 再び三面鏡張りなエレベーターに乗り込み、服従ポーズな自分の裸がこれでもかと映し出される箱内。
 お姉さまはそんな私を眺めてニヤニヤされるばかり。
 エレベーターは2階3階へと静かに進み、4階へ着いて扉が開いた瞬間…

 そこにはちょうど退出なされるのでしょう、見知らぬカップルさまが待ち受けておられました。
 扉が開いてしばらく、対面したまま固まる四名。

 そう言えば4階は二部屋だけだったけれどもう一部屋のほうは在室だったな…
 いくらお客さまが少ないと言っても、こういう可能性はあったんだ…
 このカップルさま、女性のほうがお年上っぽいな…
 お若そうな男性のほうはギョッとしたお顔の後にすぐ嬉しそうなお顔に豹変されたけれど、女性のほうはたじろがられてからすぐにムッとしたお顔に変わられていたな…
 いずれにせよ私の恥ずかし過ぎる格好、また見知らぬ人さまに目撃されちゃった…

 瞬時にそんなことを考えた私の股間から淫らな液体が更にダラダラと滴り落ちていきます。
 エレベーターの扉が閉まるときに垣間見えたお若そうな男性さまの未練たらしいお顔…

 エクスタシー・スイーツのお部屋は、色鮮やかなペルシャ絨毯が優雅に敷き詰められ、品の良い調度品があちこちに置かれた本当に広くてゴージャスなお部屋。
 ローファーを脱いで真っ白くて高級そうな室内履きに履き替えます。
 大きな円形ベッドの向こう側に全面ガラス張りな浴室が見えます。

 でも期待に反してお部屋に入ってもお姉さまは私にむしゃぶりつかれてはくださいませんでした。
 リードを握る手を離されたお姉さまはエスっ気全開な瞳で私を睨みつけられ、こうおっしゃいます。

「ここであたしはまず直子の自慰行為、オナニーを見物します。禁欲の果てに辿り着いた直子渾身のオナニーをね」
「でもその前にあたしもヘンな汗かいて気持ち悪いから先にシャワーを浴びてきます。浴びているあいだに我慢しきれない直子がひとりで果ててしまったら台無しなのでイタズラできないように手錠をしましょう」

 おっしゃるなり私は後ろ手にされ、重くて無骨な本格的手錠で両手を拘束されました。

「こうしていれば直子の指もアヌスぐらいにしか届かないでしょう。アヌスでならイッてもいいわよ。あたしの期待を裏切りたいならね」

 意地悪くおっしゃるお姉さま。

「あ、それにここのバスルーム、シースルーだからあたしの裸で直子が発情しちゃう可能性もあるわね。だからおまけにアイマスク」

 お姉さまってば、お洒落なトートバッグに不釣り合いなアイテムをいろいろしのばされていたみたい。
 入口ドア付近の壁際に後ろ手錠で立たされた私の視界も塞がれました。
 両手の自由と五感のひとつが奪われた私の意識の中に、これまで経験した同じような状況のさまざまな恥辱が鮮やかによみがえります。

 やがて聞こえてくる微かな衣擦れの音。
 しばらくして遠くから聞こえくるくぐもった水音。
 私の意志に抗うようにお尻をまさぐりたがる両手の指を必死になだめる私。
 お姉さまのご期待を裏切るようなことなど到底出来ません。

 10分くらい経ったのでしょうか。
 全裸アイマスクの後ろ手錠で立ち尽くすお預け状態な私。
 聴覚だけが鋭くなり、周囲の物音のどんな小さな変化にも敏感に反応してしまいます。

 あ、今水音が止まった、しばし沈黙、ガタン、これってドアが開いた音?あ、ドアが閉じた、人が近づいてくる気配、でもこっちには来ない…

 それと一緒にミント系の嗅ぎなれない香りがただよってきます。
 お姉さまがシャワーで使われたボディソープかなにかの香りでしょうか。

 その香りはしばらく私の周辺に淡くただよっていたのですが、急に香りが強くなったと思ったら首輪に繋いだリードを引っ張られました。

「あんっ!」

 目が見えない上に後ろ手錠でしたから、さほど強くない力で引っ張られてもヨロヨロよろめいてしまいます。

「あ、驚かしちゃった?ごめんごめん。用意が出来たから着いてきて。見えなくて不安だろうけれどゆっくりでいいから」

 お姉さまのお優しいお声がすぐそばで聞こえ、ミントの香りも一段と強くなっています。
 そのままソロリソロリとリードに導かれるまま10歩くらい進むと、またお姉さまからお声がかかります。

「はい、そこでストップ。止まったらそこで回れ右して、ゆっくり腰を下ろしなさい。大丈夫、すぐにお尻が着くから」

 ご指示通りに腰を落としていくとお尻に何かが触れる感触。
 その何かはクッションみたいに柔らかく、でも表面は少しザラザラしている感じ。
 結局そこに座り込む格好になりました。

「手錠を外してあげるから、直子のオナニーショータイムの始まりね。思う存分からだをまさぐってイキ果てなさい」

 お姉さまのお言葉と共にミントの香りが強くなり、まず首輪からリードが、次に後ろ手錠が外されます。
 アイマスクはまだ装着されたまま。

「ほら、目の前で視ていてあげるから、溜まりに溜まった性欲を爆発させなさい。最初は乳首?それともいきなりマゾマンコに指を突き挿すのかしら」

 からかうようなお姉さまのお声がすぐ近くに聞こえます。

「は、はい…」

 とお答えはしたものの、まずはお姉さまと抱き合いたかったな、という無念の思いがよぎります。
 でも、これもお姉さまのリクエストなのだから、と気を取り直してまずはおずおずと両乳首を虐めにかかります。

 さっきからの焦らしプレイでパンパンに腫れ上がっている両乳首は、ちょっと触れただけで電流のような快感がピリピリ走り、思い切って捻り上げると、それだけでイキそうなほどの高感度。
 右手で右乳首、左手は股間へ滑らせておマメを摘んだだけでもうだめです。

「あーっ、いいです、気持ちいいです、あぁーんっ、お、お姉さま、お姉さまぁ、イッてもいいですかぁ、イッてもいいですかぁーーっ!!!」

 お姉さまのお赦しのお声もないままにあっさり一回目のオーガズム、でも両手は止まることなく左手が膣内へと潜り込み、右手は両乳房をせわしなく乱暴に揉みしだいています。

「ああんっ、いいっ、いいですぅ、お姉さまぁ、直子のイクとこ視てくださいぃ、いやらしい直子がいやらしくオナニーでイクところをぉ、あっ、イクっ、またイクっ、イッちゃうぅぅぅっ!!!」

 そんなふうに何度目かにイキそうなったとき、お姉さまのお声が聞こえました。

「やっぱりアイマスクしていると表情がよく見えないから魅力が半減だわね。直子はなんていってもイキ顔が本当にいやらしいのだから…」

 お声が聞こえたと思ったら視界が戻りました。
 そこで驚愕。
 私のアイマスクを外して、ご自分のお席に戻られるお姉さまの後ろ姿。
 トップが高くて張りのある形の良いヒップ、お姉さまも全裸でした。

 私が座らされたのは大きな円形ベッドの縁。
 そこに大きめの青いバスタオルが敷かれ、その上に私のお尻が乗っています。

 お姉さまはその私と1メートルも隔たない至近距離な位置でスツールに腰掛けられ、真正面から私の痴態を眺められています。
 その素肌は上気され、美乳の先端はツンと尖り、右手の指先が濡れたように光っているのは、お姉さまも私を視ながらご自分で慰めていらっしゃったのでしょう。

 そんなふうに考えながらも私が自分をまさぐる手は止まりません。
 お姉さまが今、私をオカズにオナニーされている…
 その現実に私の性感がぐんぐんヒートアップしていきます。

 それからはずっとお姉さまの裸身を見つめながら自分を虐めました。
 お姉さまも私の痴態を凝視しつつ淡い翳りに隠された股間の指を動かされています。
 
 互いの瞳がふと見つめ合い、間を置いて同時に歪みました。
 私とお姉さま、一緒にイケたみたい…

*
*