2011年3月21日

メールでロープ 12

やよい先生が送ってくれたDVDを見ていると、身の回りにあるさまざまな日用品が、オナニーやSM責めのために使われていました。
たとえば乳首を苛めるのに、洗濯バサミはもちろんですが、事務用のクリップで、とか、割り箸を割って両端を輪ゴムで留めたので挟んで揺らしたり、タコ糸でギュッと縛ってひっぱったり、とか。
日用品ではないですが、手術とかで使う鉗子で挟んでいたり、化学の実験で使うピペットのスポイト部分で乳首を吸い込んでいたり、なんていうのもありました。
その他にも、こんなものをそんな風に使うの?っていうのがいろいろあったのですが、私が一番、これ、やってみたい、って思ったのは、ナワトビのナワを使ったオナニーでした。

私が見たビデオでは、カワイイ感じの女優さんが裸の全身にビニール製のナワトビをでたらめにグルグル巻いて、片方のグリップを左手に持ってギュウギュウとナワを締めつけながら、もう片方のグリップをアソコに突っ込んでオナニーしていました。
身悶えするたびに肌に食い込むビニールのナワ。
ナワに絞られてたわむおっぱい。
握りやすいように曲線な凹凸のある形のグリップもなんだかえっちで、そのグリップが女優さんのアソコを出たり入ったりしていました。
その様子がすっごく気持ち良さそうだったので、すぐにでもそのナワトビが欲しくなってしまいました。

また違うAV女優さんは、オナニーをする前のインタビューのときに、その人もすごいオナニー好きなのだそうで、100円ショップやホームセンターに行くと、知らず知らず自分を気持ち良くしてくれそうなものを探してしまう、って言っていました。
日用品をみんなオナニーに結び付けてしまうのだそうです。
なるほど・・・
それを聞いて私は、早速パソコンの前に座り、近隣の品揃えが良さそうな100円ショップやホームセンターの場所を検索していました。

お盆明けの小雨がぱらつく蒸し暑い昼下がり。
私は、電車に乗ってこのあたりでは一番大きな繁華街がある駅へと向かっていました。
バレエ教室がある駅前にも、大きめの100円ショップがあるのだけれど、今日は目的が目的ですから、時間はかかりますが少し遠出をすることにしました。
今日の目的は、まずリモコンローターのコントローラー用の電池を買うこと。
そして、ナワトビのナワ。
あと、100円ショップとかでオナニーに使えそうなものを探すこと。

駅前に出た私は、あらかじめ調べておいた、一般雑貨から電気製品までなんでも扱っている大きな量販店へ向かいました。
この街に出るためには、電車で40分くらいかかるので、お友達と映画を見るときとか、大きなお買い物をするために両親と来るくらいで、私もそんなには来たことはありません。
でも、今日行くべきお店の場所は、昨夜ネットでしっかり調べてきたので、バッチリ頭の中に入っています。
小雨模様なのに街の大通りには、たくさんの人たちが行き交っていました。

量販店に着いた私は、まずファッション雑貨のコーナーで赤いセル縁の素通しなファッショングラスを買いました。
その足で女子トイレに急ぎます。
今日の私は、頭の中がえっちなことで一杯になっているので、万が一にでも知っている人には会いたくありません。
だから、もし会ってもわからないように変装しておこうと思ったんです。
髪を全部後ろに束ねてポニーテールにベースボールキャップ、白いTシャツの上に半袖Gジャン、下はジーンズにスニーカー、肩に大きめなトートバッグっていう、普段お友達の前ではあまりしないラフなファッションの私が、女子トイレの鏡に映っています。
ファッショングラスをかけてキャップを深めにかぶり直しました。
お化粧もリップ以外はすっぴんです。
これなら、私を知っている人でも一目では私ってわからないはず・・・

その格好で電気製品の売り場へ向かいます。
なるべく優しそうな女性の店員さんを探して、
「こういう電池はありますか?」
って言いながら一枚のメモ紙を見せました。
そのメモには、電池23A×10個、って書いてあります。

胸がどきどきしてきます。
なんだかすごく恥ずかしい・・・
私の頭の中では、この種類の電池を買う人はリモコンローター遊びをしている人って思われるんじゃないか、という疑念が昨夜からぐるぐる渦巻いていました。
だからいかにも、人から頼まれてきました、っぽくメモを用意することにしたのですが・・・

ちょっぴりふくよかなその女性店員さんは、
「それなら、あのコーナーのところにあるはずですよー」
って、指をさしつつ普通の感じでにこやかに教えてくれました。
ふー。
そんなに心配することでも無かったのかな?
恥ずかしさと緊張が解けた私は、言われた通りの場所で無事、電池を手に入れることができました。
普通の電池よりちょっとお高めのお値段だったのが誤算でしたが、無事第一目標達成です。

この量販店にも日用品やバラエティグッズなどがいろいろ売っているのですが、やっぱりお安くいろいろ買えたほうが嬉しいので、いったん量販店を出て、今度は100円ショップに行くことにします。

その100円ショップは、スーパーマーケットの3階にあって、フロアがとても広くて、日曜大工用具とか自転車まで売っているホームセンターと併設していました。
100円ショップでは、ほとんどのものはもちろん100円、でも200円から500円くらいのものも豊富に揃っています。
店内にはお買い物に来た家族連れなどのお客さんで一杯でした。

えっちな目線で棚に並べられている商品を眺めていると、確かにいろいろな妄想が浮かんできます。

お台所用品のコーナーで、シロップを塗るためのシリコン製のハケを見て、これでおっぱい撫ぜたら気持ち良さそうだなあ、とか、泡立てるためのホイッパーを見て、これアソコに入るかなあ?とか・・・
先がギザギザになったステレンスのアイストングやパスタトングで乳首を挟んだら・・・
マドラーや菜ばしでアソコを掻きまわしたら・・・
目にするもののほとんどが私を苛めるお道具に変身していきます。
私は、中学生の頃からバターナイフをアソコに入れてオナニーをしていたように、金属的なものでからだを弄るのが大好きな性癖なので、ステンレスのお道具を前にするとすっごくコーフンしてしまいます。

私が台所用品をあれこれ手にしてえっちな思いに耽っている間にも、見知らぬ奥様やおばさま、たまにおじさまが私の傍らにひっきりなしに来ては、思い思いのお道具を自分の買い物カゴの中に入れていきます。
これだけたくさんのお買い物客の中で、並べられた日用品をこんなにすけべな目で選んでいるのは、たぶん私だけでしょう。
なんてはしたない女・・・
自分の淫らで貪欲な性欲が恥ずかしすぎて、どうしてもからだ中が火照ってしまい、まわりのお客さんと顔が合わせられずにうつむいてしまいます。
ブラの下の乳首が暴れて、ショーツの奥がヌメってしまいます。
私は、いやらしいヘンタイ女・・・
それでも妄想を止めることはできず、精一杯そ知らぬ顔を作って、商品をカゴの中に入れていきます。

サニタリーのコーナーでは、普通より大きめな洗濯バサミと渋い模様の日本手ぬぐい。
日本手ぬぐいは、ビデオの中で猿轡をされていた女性が綺麗だったので、やってみようと思って。
お医者さんがしているような使い捨ての極薄ゴム手袋、っていうのも売っていて、医療プレイのビデオの中でしてたのが艶かしい感じだったのでカゴに入れました。
レジャー用品のコーナーでは、大きめのレジャーシートと非常用ローソクにアロマキャンドル。
これはもちろん、ローソクプレイをやってみようと思って。
手芸や大工用具のところでは、ペンキを塗る毛足の長い刷毛とギザギザが細かいルレット。

ホームセンターの中にあるペットコーナーには、各種のペット用首輪や鎖やリードが並んでいました。
SMビデオ中には、首輪をさせられて四つん這いで鎖につながれ、ペットのように扱われている女性の場面もたくさんありました。
欲しい、とは思ったのですが、まさかその売り場で自分の首に合うかどうか、ワンちゃんの首輪をあててみるわけにもいかないので、あきらめました。

ワンちゃんと言えば、ビデオの中で、女の人を裸にして動けないように縛ってから、からだ中にバターを塗りつけてワンちゃんに舐めさせる、っていう責めもありました。
乳首やアソコの周辺にたっぷりバターを塗りつけると、ワンちゃんが嬉しそうにハアハア言いながら長い舌でペロペロ舐めつづけていました。
女の人は、泣きそうになりながらもいやらしく身悶えしていました。
ワンちゃんが間違ってアソコに噛み付いちゃったりしないのかな・・・
私は、ハラハラしながらもゾクゾクっと感じてしまい、これもちょっとやられてみたいな、なんて思っちゃいました。

子供用の玩具のコーナーに、ナワトビがありました。
カラフルなビニール製のチープな感じのやつ。
グリップもただのプラスティックな円柱で今一なのですが、100円だったのでピンクとブルーの二本をカゴに入れました。
玩具の棚をずーっと見ていくと、プラスティックの手錠がありました。
思わず手が伸びて、二つカゴの中に入れました。

もう2時間近く、100円ショップとホームセンターのあちこちをうろうろしていました。
細長い一輪挿しのガラスの花瓶をみつけると、アソコに入りそう、と思ってカゴに入れ、タコ糸をみつけてカゴに入れ、スースーする塗り薬をカゴに入れ・・・

買い物カゴの中は、一見何の脈絡もない品物で一杯になっていました。
トング、ハケ、洗濯バサミ、ホイッパー、綿棒、ローソク、手ぬぐい、オモチャの手錠、ビニールシート、ナワトビ、花瓶、ルレット、塗り薬、ゴム手袋、アンテナペン・・・
でも、これって見る人が見ると、なんとなく用途がバレてしまいそうな品々でもあります。

もうこのくらいでレジに並ぼう、と思っていた私は、すっごくドキドキしてきてしまい、あわててたいして必要も無いノートやボールペン、お皿、なぜだかミトンなども足して、おずおずとレジに向かいました。


メールでロープ 13

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