2010年11月7日

トラウマと私 18

両腕を胸の前で交差させて、両手を自分の肩にかけ、自分のおっぱいを押しつぶすようにぎゅーっと腕を押し付けます。
それからゆっくりと両手のひらを下に滑らせていきます。
脇腹を撫ぜて、おへそのあたりをやさしく愛撫して、徐々に下腹部へ近づきます。

「森下さんのアソコ、さわってもいいわね?」
私は、コクンと頷いて鏡の中の右手の動きを見守ります。

右手のひらが下腹部をゆっくりと滑り、陰毛の上で止まりました。
小さく爪をたてて、軽くひっかくみたいにジョリジョリと陰毛を弄びます。
「あはーん」
しばらくそこで停滞した後、右手がさらに下を目指してじりじりと移動していきます。
左手は、右のおっぱいを軽くつかんでやんわりともみもみしています。
左手の肘の下で、左乳首が押しつぶされてもなお尖ろうと背伸びをやめません。
ふいに右手が進路を変え、右内腿付け根あたりの肌をさわさわと撫ぜ始めました。
私は、早くアソコをさわって欲しくて堪りません。
鏡に映った自分の顔に訴えかけるように目線を合わせます。

「は、はやく、直子のアソコ、さわって・・・ください」
右手がじらすように少しずつ左方向に移動していき、やがて手のひらですっぽり覆うようにアソコの上に置かれました。
「ああーーんっ!」

「森下さんのココ、すごく熱くなってる・・・それに蜜が溢れ出しちゃってて、手のひらがもうヌルヌル」
やよい先生はそう言いながら、アソコ全体をもむように手のひらを動かしてきます。
長い薬指が肛門の寸前まで伸びています。
「ふーんんっ」
手首の手前の親指の付け根の皮膚が盛り上がっているところに、大きくなって顔を出したクリトリスがちょうど当たって、手が動くたびに土手ごと擦れて、私はどんどん気持ち良くなってきます。
「んんん・・・もっとーっ!」
私は、上半身を屈めて猫背になって、鏡の前で右手を動かしつづけます。
左手もおっぱいを中心に上半身全体を激しく撫でまわしています。
両脚がブルブル震えて、立っているのもやっとです。
「膝が震えているじゃない?そんなに気持ちいいの?そのままそこに座っちゃってもいいのよ」
私は、右手と左手は動かしたまま両膝をゆっくり折って、いったんしゃがみ込んだ後、お尻をペタンとフローリングの床に落としました。
冷たい床が火照ったお尻に気持ちいい。
その拍子に、アソコを包み込んでいる右手の中指がヌルリとアソコの中に侵入しました。
「ああんっ!」

「あらあら。指がツルって入っちゃったわよ。中がすごく熱いわ」
そう言いながら人差し指も揃えて中に侵入させてきて、中でグニグニと膣壁を陵辱し始めます。
「あんっ、あんっ、あんーっ!」
親指はクリトリスの上に置かれ、押しつぶしたり擦ったりされています。
「ん、ん、ん、んーっ!」

鏡の中に、床にぺったりお尻をついて、両脚を膝から曲げてM字にして大きく開き、その中心部分に右手をあててせわしなく動かしている裸の女の姿が映っています。
その右手の下の床には、小さな水溜りがいくつも出来ていました。
「森下さん、すごい格好ね。いやらしい・・・」
私には、やよい先生の声がはっきりと聞こえていました。
「ああーんっ、や、やよい先生・・・私を、私をイかせて、く、くださいいいいいーーっ」
右手の動きが激しくなり、くちゅくちゅくちゅくちゅ、恥ずかしい音が聞こえてきます。
左手は右の乳首をぎゅっとつまんで、強い力でひっぱっています。
「あーーっ、あーーっ、いい、いいい、いいいぃぃぃ・・・」
「もっと、もっともっとーーーっ」
私は、目をぎゅーっとつぶって、やよい先生のことだけ考えながら両手を動かしつづけました。

やがて目の前が真っ白になるような恍惚感が全身を包み、からだ全体がフワっと舞い上がるような感覚が訪れます。
「いいいい、いいいん、いくいくいくいく、いくーーーーっ!!!」
声を押し殺して小さく叫びながら、私は絶頂を迎えました。

まだ激しく上下している肩を両手で抱きながら、しばらくその場に座り込んでいました。
心の中に心地よい達成感を感じていました。
私は、やよい先生がお相手なら、ちゃんとイけるんです。
フラッシュバックがつけこんでくる隙もまったくありませんでした。

少し呼吸が落ち着いてきてから、立ち上がってクロゼットへ歩いて行き、大き目のバスタオルを2枚取り出しました。
それからベッドに行って愛用の枕を持ちます。
鏡の前に戻って、床にバスタオルを重ねて敷き、枕をその上に置きました。
今夜は、まだまだやめる気はありません。
この2週間の間感じていたモヤモヤにきっちりと決着をつけるつもりでした。
「今度は、やよい先生をイかせてあげます」
私は、小さな声でそう言ってからその場にひざまずきました。

なぜだか、ものすごく恥ずかしい格好をしたい気持ちになっていました。
それで思いついたのが、小学生のとき、お医者さんごっこの最中にお友達にやらされた四つん這いスタイル。
お浣腸の真似事のときにとらされた格好です。

私は、鏡にお尻を向けてバスタオルの上に膝立ちになります。
それから上半身を倒していって、両手を床につき、完全な四つん這いになりました。
首をひねって鏡を見ると、白くてまあるいお尻が薄闇の中にぽっかり浮いているのが映っています。
両膝を広めに開いてから、両手で支えていた上半身を両肘まで落とし、ちょうど顔がくるところにフカフカの枕を置きます。
枕の上に右向きに顔をひねって左頬を埋ずめ、両手をゆっくりとはずしました。
私のからだは四つん這いの格好から、顔面と両膝でからだを支えている惨めな格好になりました。
お尻だけが高く突き上げられています。
右向きになった顔をひねって鏡のほうに向けると、自分の両膝の間から、綴目がパックリ開いたアソコと、その上にちょこんとすぼまったお尻の穴までが映っていました。

からだの下から右腕を伸ばして、自分のアソコにあてがいました。
左手は、引力にひっぱられて下を向いているおっぱいに軽く副えます。
「これから、やよい先生のアソコも気持ち良くしてあげます。だから、もっとお尻を突き出してください」
小さな声でそう言ってから、腰に力を入れて自分でお尻をぐいっと持ち上げました。
アソコを覆っていた右手のひらの中指と薬指だけ、くの字に曲げて、ヌプっとアソコに潜り込ませます。
「あはんっ!」
まだ濡れそぼっているアソコの中をくにゅくにゅ掻き回しながら、左手で右おっぱいを激しく絞ります。
「き、気持ちいいですか?やよい先生?・・・」
私は、口ではそう言いながらも、両膝の間から見えている自分の惨めな格好の被虐感と、自分の指が紡ぎ出すめくるめく快楽に酔い痴れていました。
「あーん、いい、いい、いいいーっ」
「もっと責めて、もっと責めて、激しくしてー」
また、くちゅくちゅくちゅくちゅ、いやらしい音が聞こえてきました。
左手は、今度は左の乳首を押しつぶさんばかりに強くつまんで捻っています。
私は、枕に正面から顔を埋ずめてうーうー唸っています。
「うーんふー、うーんふー、うーんふーっ」
頭の中では、やよい先生大好き、っていう言葉だけ何度も何度もくりかえし叫んでいました。

やがて、左手もアソコに持っていってクリトリスの周辺をひっかくように、擦ってつまんで舐りまわし始めます。
右手は、アソコを叩くようににパシパシと音をたてて打ちつけながら、指の抽送のピッチをあげていきます。
両手でよってたかって陵辱されている私のアソコから、だらだらとすけべなよだれが両太腿をつたって床に滑り落ちていきます。
「んーふー、ぬーふー、ぬーふーんー、ぬんんんんんんーーーーっ!!!」

この夜二回目の絶頂は、一回目に勝るとも劣らない超快感でした。
イった瞬間にからだ中を電気みたいなのがビリビリビリっと駆け巡り、頭の中にフラッシュライトが何発もパチパチと瞬きました。

私のからだは、すべての動きを止め、その場につっぷして、からだからすべての力が抜けてしまいました。
私の意志とは関係なく、アソコの中を含めたからだ中のあちこちが、時折ヒクヒクっと痙攣しています。
やよい先生にイってもらうための妄想をしていたはずだったのに、終わってみれば結局また、やよい先生の指で私がイかされていました。

私のお腹の下敷きになっていた右手をのろのろと引っ張り出して、自分の顔に近づけてみます。
右手はグッショリと濡れて、人差し指と中指と薬指の三本が白くシワシワにふやけていました。


トラウマと私 19

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