私を虐めてくれたオモチャたちをキレイに洗い、お互いのからだの洗いっこもして、その後、バスタブの中でたっぷり愛し合いました。
お道具類はまったく使わず、ふたりの指と唇と素肌だけで。
ベッドに入るときには、時計は明け方の4時近くを示していました。
ふたりとも裸のまま、抱き合うようにシーツに倒れこんで、おやすみのキス。
さすがに疲れていたのでしょう、お姉さまも私も、すぐに寝入ってしまったようでした。
目覚めると隣にお姉さま。
だけどまだぐっすり夢の中なご様子。
起こしてしまわないように、そっとベッドを抜け出しました。
お姉さまが私のお部屋にお泊りして、今日もお姉さまとふたりで過ごせる。
そのことだけでもう、嬉しくてたまりません。
新しいガウンをお姉さまの枕元にご用意し、お姉さまのおでこにチュッとして時計を見ると、もうすぐお昼な11時25分。
軽くシャワーして身繕いを済ませ、ブランチの用意をすることにしました。
素肌に白のフリルエプロンだけ着けてキッチンへ。
お湯を沸かして、パンケーキを焼いて、スクランブルエッグを作って。
ルンルン気分でお料理を始めた頃、お姉さまがキッチンを覗きに来ました。
「おはよう。早起きなのね」
「あ、おはようございます。もうお昼近くですけれど。お姉さまよりは早起きしました」
寝惚けたお顔で、んーって欠伸されるお姉さまも、とても色っぽい。
私が用意したガウンを素肌に羽織っただけのようです。
「あと20分くらいで出来上がりますから、先にシャワーでもしていてください。新しい歯ブラシもご用意してありますから」
「んーっ。それは大丈夫。ちゃんとお泊りセット持ってきたから。それじゃあシャワー、お借りするわね」
お姉さまが私に近づいてきて、チュッと頬に触れてから、キッチンを出て行きました。
「休日に誰かの家で手料理を食べるのなんて、すごく久しぶりな気がする」
お姉さまがたっぷり蜂蜜を塗ったパンケーキを頬張りながらおっしゃいました。
「美味しい」
「手料理なんて呼べるものではないです。卵とパンケーキを焼いただけですから」
「ううん。こういうのがいいのよ。最近こういうの、忘れていたなーって」
「お姉さまはご自分でお料理、あまりされないのですか?」
「料理するのは嫌いではないけれど、最近ぜんぜんしてなかったなー。外食や出来合いのお惣菜ばっかりで」
「私もそうです。でも学校行かなくなって暇が増えたから、最近はちょくちょく自炊しています」
「あたしの場合、作るって決めると無駄に凝っちゃうのよ。ネット通販で珍しいスパイス取り寄せたりして」
「あ、それ、わかります。どこかのお店で美味しいもの食べて、自分でも作ってみよう、って始めると、ひとりで大騒ぎになっちゃいます」
とりとめのない会話をしながらの楽しいお食事を終えて、まったりお紅茶タイム。
「お姉さまは今日一日、ゆっくり出来るのですか?」
窓から差し込む春の陽射しは明るくて、ポカポカ暖かそうな土曜日です。
「そうね、大丈夫よ。夜まで直子と一緒にいれるわ」
「夜まで、ということは、日曜日には何かご用事がおありなのですね?」
ちょっとがっかりして尋ねます。
「うん。業界のコンベンションが関西のほうであって、それに出席しなければならないのよ。だから着替えとか取りにいったん、自宅に帰らないと」
「ビルの駐車場にあたしの車が置いてあるから、帰るのは夜遅くでも大丈夫。だから今日は直子と、まだまだたっぷり遊べるわよ?」
しょんぼり気味な私の心を見透かしたように、お姉さまが明るいお声で励ますみたくおっしゃいました。
「はいっ!嬉しいです。そうですよね」
私も前向きに気持ちを切り替えます。
「飯田橋に帰るのは半月ぶりくらいかな。きっと今頃、御濠端の桜が綺麗でしょうね。そうだ、今日はお花見に行こっか?」
食器を片付け始めた私の後ろをついてきて、私の背中で結んだエプロンの紐を解くお姉さま。
「あ、でも夜に車で帰るとなると、あまりお酒を飲めないから、お花見してもつまんないかも」
ご自分で提案してご自分で却下されたお姉さまは、持ってきた食器をシンクに置いて、私の顔を覗き込んできました。
「それよりも今日は、直子の家を探検して、私生活の秘密を赤裸々に暴き出しちゃうほうが面白そうよね?」
お姉さまの手が私の首の後ろに回り、そこに結ばれた紐も解かれ、エプロンが足元にパサリと落ちました。
「ふたりとも裸のまんまで、さ?」
お姉さまもガウンをスルリと脱いで、同時にギューッと抱きしめられました。
「部屋で裸のまま過ごすのって、とても気持ちいいものだったのね。開放的で、エロティックで。クセになりそう」
舌が喉の奥まで届きそうな、攻撃的な長いくちづけの後、お姉さまがハスキーなお声でおっしゃいました。
「直子といると、あたしまでどんどんスケベになっちゃう。こんなにえっちに貪欲になるのって、間違いなく生まれて初めてよ」
お姉さまの指が私のアソコに侵入し、負けずに私もお姉さまの下半身に右手を滑らせます。
左手だけでしっかり抱き合い、唇は重ねたまま、お互いの指がクチュクチュ音をたてています。
「んふぅ、お姉さまぁぁ・・・」
互いの唇から糸をひき、切ないため息を頬に感じながらふたり、どんどん高まっていきました。
「直子のお尻、まだ叩かれた痣がうっすら残っているわね。昨夜虐められた場所の具合はどう?」
「まだちょっとヒリヒリしているけれど、大丈夫そうです」
「今日はお通じした?」
「はい、朝起きてすぐに・・・普通でした」
「ふーん」
キッチンで互いにイカせあった後、洗い物を済ませてからリビングでちょっと休憩。
ソファーで裸のからだをピッタリ寄せ合うと、すぐにまた疼いてきてしまいます。
それからはふたり、家中のお部屋を全裸でうろうろ。
やよい先生やシーナさまに撮られた過去の私の恥ずかしい写真やビデオをじっくり観られたり、ミイコさまのハウトゥ緊縛DVDを流して縛りの練習をしたり、ウォークインクロゼットに篭って私の手持ちのお洋服を下着から全部チェックして、えっちなコーディネートを研究したり。
気がつくとお外は薄暗くなっていました。
そのあいだ、私は数え切れないくらい、お姉さまも少なくとも3回はオーガズムを迎えたと思います。
余韻の残るからだにシャワーを浴びて、湯船にゆったり浸かって、頭とからだにタオルを巻いたままふたり、リビングのソファーにドサッと腰を落ち着けたとき、時計はすでに夕方の6時になろうとしていました。
「ふー。気持ち良かった。ねえ、そろそろお腹が空いてこない?」
「あ、何かお作りしましょうか?パスタとか」
「うーん、直子の手料理も捨てがたいけれど、やっぱりどこか外に食べに出ましょう」
お姉さまがニッコリ笑い、きっぱりおっしゃいました。
「だって、このままこの部屋にいたら、直子のえっちテクに翻弄されつづけて、帰るのさえ億劫になっちゃいそうだから」
照れくさそうにおっしゃったお姉さまが、グラスに注いだアイスティーをゴクゴクッと一気に飲み干しました。
「そうだ。これからあたしのオフィスに行こう。下のレストラン街で食事してから、オフィスに連れていってあげる」
「え?いいのですか?」
「いいも悪いも、直子はあたしのとこで働くこと、決めたのでしょう?」
「は、はい・・・」
「だったら何も問題無いわ。会社訪問みたいなものよ。あたしも日曜のために確認しておきたい資料とかあるから好都合。オフィスを案内してあげる」
「あ、あの、入社試験とかは、しなくていいのですか?」
私の髪をブラッシングしてくださるお姉さまの手が止まり、あはは、って大きく笑われました。
「面白いこと言うのね。うちはそんな大会社じゃないわよ」
「でも私、服飾関係のことなんてぜんぜん詳しくないし、ファッションセンスだって自信ないし」
「大丈夫。そのへんを期待して誘ったのではないから。直子には、あたしの仕事の手伝いをして欲しいだけ、事務関係の」
「それに、直子がそばにいると、きっといろいろ愉しそうだし」
お姉さまの手が私の頭をやさしく撫ぜてくださいます。
すっごく嬉しい気分です。
「でもまあ最初のうちは、雑用係みたいになっちゃうと思うけれどね」
「あ、でも一応、履歴書だけは提出してね。会社の決まりだから」
「それだったら、就職活動のときに書いたのが何通か残っています。幼稚園用に書いたものですけれど」
「それでぜんぜんおっけーよ。だったら今日それ、いただいていくわ」
「はい。わかりました」
「それじゃあ服着て、お出かけしましょう」
お姉さまが下着を着け始めます。
私もクロゼットへ行こうと立ち上がりました。
お姉さまの右手が不意に伸びて、私のからだに巻いたバスタオルが剥がされました。
「あんっ、いやんっ」
「うふふ、可愛い声。ねえ、直子はあれ着て見せてよ。先週部室に来たとき置いておいた白のニットワンピ。あれ着た姿、あたしまだ見てないもの」
「あ。あれだったらクリーニングに出して、昨日お返ししようと思ってバッグにいれたままでした」
「え?あれは直子にあげたのよ?絶対似合うと思って。返さなくていいの」
「そうだったのですか。ありがとうございます」
「うん。だから着て見せて。もちろん素肌に直にね」
あの、すっごくボディコンシャスでからだのラインがクッキリ出てしまう薄でのニットワンピース。
あれを身に着けたえっちな姿を、週末で賑わうショッピングモールを行き交うみなさまに視てもらいなさい、というご命令なのでしょうか。
そして、お姉さまの会社の方々にも。
「で、でもこれから伺うのは会社ですよね?」
「社員がいるのじゃないかって、心配しているの?大丈夫。あれ、うちのブランドだもの。もし会っても、似合ってるって褒められるはずよ」
「あ、そうだったのですか。とっても着心地良くてすっごく気に入ったのですが、サイズが小さいのかピッタリし過ぎて・・・とくにノーブラだと胸が・・・」
「ううん。あれはもともとそういうコンシャスなデザインなの。まあとにかく着て見せてよ」
「は、はい・・・」
お姉さまに押し切られる形で、クリーニング屋さんのビニール袋を破り、ニットワンピを頭からかぶりました。
「ほら!ジャストフィットじゃない。超お似合いよ。とってもセクシー」
お姉さまが、薄くてふわふわの生地が盛り上がった私のバスト部分をまじまじと見つめながら、感嘆のお声をあげました。
じーっと視られているその先端には、これ見よがしな突起がクッキリふたつ。
ああん、恥ずかしい・・・
「まるでキャットスーツみたい。いやらしいくらいピッタリフィットじゃない。それで街歩いたら絶対みんな振り返るわね」
ビジネススーツを着終えてエレガントなキャリアレディに戻ったお姉さま。
からかうようにおっしゃってから、ニッと笑いました。
「でもまあ確かに、バストトップはちょっと刺激が強すぎるかな。おっけー。あのコーヒーブラウンのショートジャケットを羽織るといいわ」
「同じような色合いでアーガイルのハイソックスがあったでしょう?あれ履いて、足元はあのショートブーツね」
私の手持ち衣装を今日一日ですべて把握してしまったお姉さまが、てきぱきコーディネートしてくださいました。
「お尻のまあるくて卑猥なラインは隠せないけれど、行きはあたしと一緒だし、帰りは車でここまで送ってあげるから。それでいいでしょ?」
「は、はい・・・」
ショートジャケットを羽織って、そそくさとボタンを留めて胸元を隠します。
鏡に映す自分の姿は、我ながらなかなかオシャレな感じ。
だけど、からだの内側がキュンキュン疼いて仕方ありません。
「顔が火照っているわね?なあに?もう濡れてきちゃった?その格好で外に出るんだ、って思って」
「はい・・・少し・・・」
「垂れちゃいそう?」
「え?あの、えっと・・・」
「パンツ穿きたい?」
「あ、はい、穿きたいです・・・」
「だーめ」
「あぁんっ」
「えっちな声。本当にスケベな子」
お姉さまがメイクの手を止めて、満足そうにフフンて笑いました。
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*面接ごっこは窓際で 02へ
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