「あの、お姉さま、バスタオルか何かをお借り出来ますでしょうか?」
「いいけれど、なぜ?」
私が自分の足元に視線を落とすと、つられてお姉さまも、同じ場所に目線を移されました。
ニーハイソックスを脱がされてしまったため、内腿を滑り落ちるおツユを途中で堰き止めてくれるものがなくなり、床に恥ずかしい水溜りが出来ていました。
「このまま座ったら、ソファーを汚してしまいます」
「そんなこと気にしなくていいわ。そのソファー合皮だし、あとで拭き取れば大丈夫。それより早く、いやらしく悶える顔を見せて」
お姉さまに促され、おずおずとソファーに腰掛けました。
お尻の下がヌルッと滑ります。
両手は後頭部で組んだまま、両膝をピッタリ閉じて、背もたれに背中を預けました。
火照った素肌に、冷たいソファーが気持ちいい。
「両手、解いていいのよ。直子の好きなようにからだをまさぐって、好きなだけイキなさい」
両手を腰に当てたお姉さまが私の真正面に立ち、ソファーに座った全裸の私を見下ろしていました。
「明るいままでいいわよね?視られたがりなのだから」
「あ、はい」
お姉さまの瞳が妖しく輝いています。
射抜くように見つめてくるお姉さまの瞳に視線を合わせ、ゆっくりと両手を後頭部から放し、体の前に持ってきます。
居酒屋さんや街中での羞恥プレイで焦らしに焦らされた昂ぶりを、ついに慰めることが出来るのです。
それも、大好きなお姉さまに間近で視られながら。
すぐにイッちゃうだろうな・・・
そう思いながら、自分のふたつの乳房を、左右それぞれの手でわしづかみました。
「はうんっ!」
乳首に手のひらが触れた途端、からだがビクンと震え、閉じていた膝がだらしなく開き、恥ずかしい声がほとばしりました。
ずっと長いあいだ物理的な刺激を渇望しながらもお預け状態だった私のからだは、全身が性感帯と化していました。
乳首を指のあいだに逃がしてギュッと挟みつけながら、おっぱいをわしわしと揉みしだきます。
「あっ、あっ、あうっん!」
おっぱいが歪むたびに下半身の奥がジーンと痺れ、粘膜から粘液がジワジワ滲み出てくるのがわかります。
「んっ、んっ、ぅうぅっん!!!」
自分のからだが欲している淫らな刺激をお姉さまにもわかっていただけるように、すがるようにじっと見つめつつ、自分のおっぱいをいたぶりました。
両方の乳首を指先で思い切り潰すように責めていたら、早くも頭の中で火花が炸裂しました。
腰全体がクネクネ大きく悶えて、おっぱい虐めだけであっさりイってしまいました。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
無我夢中でついつぶってしまった両目を開けると、お姉さまの視線とぶつかりました。
お姉さまが形の良い唇の端を微かに上げて、小さな笑みをくださいます。
「はあんっ、お姉さまぁ・・・」
その微笑にお応えしたくて、両膝を大きく広げました。
両足をそれぞれソファーの上に乗せ、全開のアソコだけ前に突き出すような恥ずかしいM字です。
直子のいやらしく濡れたオマンコ、中までじっくり視てください、お姉さま・・・
お姉さまが大好き過ぎて、実際に声に出すことを躊躇してしまうヘンタイな科白を、心の中でつぶやきました。
左手はおっぱいにそのまま、右手を裂け目へ。
瞬く間にベットリ濡れる右手のひら。
つづけてイキたい、何度でもイキたい。
割れ始め付近でプックリ腫れている肉芽を、ギューッとつまみました。
「あうぅぅっ!!!」
全身を電流がビリビリッとつらぬき、腰がソファーから大きく浮き上がりました。
「あっ、あっ、あぁっ・・・」
親指と人差し指でおマメをつまんだまま、中指と薬指を曲げて穴へ潜り込ませました。
そのまま膣壁をひっかくようにピストン運動。
左腕でおっぱい全体を潰し、指先で右乳首を執拗に捻り回します。
「あああ、いい、いい、いぃーのぅっ!」
お姉さまのお顔を見上げながら、訴えるように喘ぎます。
「あ、あっ、イク、イク、イッちゃうぅぅぅ!!!」
潜り込んでいる指が強くキュッと締め付けられました。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
右手全体が濡れてふやけてふにゃふにゃ。
そのヌルヌルの手で左おっぱいを掴み、交代に左手を股間へ。
ソファーの上で膝立ちの四つん這いになり、お尻をお姉さまに向けました。
このほうがオマンコの奥までよく視ていただけるし、お尻の穴だって視て欲しいから。
今度は左手の指三本を潜り込ませ、粘膜をかきまわします。
ヂュプヂュプヂュプヂュプ・・・
卑猥な淫音が自分の股間から聞こえてきます。
首を思い切り捻ってお姉さまに向けると、バチッと視線がぶつかりました。
「何回イッたの?」
相変わらず両手を腰に当て、真剣なご表情で私を見守るお姉さま。
「ああんっ、えっと、3回か、4回か・・・」
自分のアソコを嬲る手は止めず、喘ぎ喘ぎお答えします。
「すごいわね。いくらか落ち着いた?」
「い、いいえ、どんどんどんどん昂ぶっちゃって、どんどんどん気持ち良くなっちゃっていますぅ・・・」
お姉さまに高く掲げたお尻をぶって欲しい、思いっきり強く、何度も何度もぶって欲しい・・・
そんな願望も口に出せないまま、それでもグングンのぼりつめていきます。
「あっ、あっ、あぁぁーーっ!」
お姉さまの視線、お姉さまのお声、お姉さまの香り、お姉さまの息遣い・・・
それらをこんなに近くに感じながら、浅ましく恥ずかしい自慰姿をご披露出来るだけで、本当に夢のよう。
「あーっ、あんっ、あぅんっ、え、絵美お姉さま、だ、大好きですぅぅ・・・!!!」
はしたなくも贅沢な願望は封印して、心の底から想っている本心を叫ぶように声にすると、クリトリスを擦る速度が猛烈に上がって、またまたイってしまいました。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
四つん這いだとお姉さまのほうを向きにくいことに気づき、再びM字に戻りました。
今度こそずーっとお姉さまを見つめながらイこう。
そう決めて、再び右手を股間に滑らせました。
お姉さまは私から目線をはずし、うつむいていました。
両手がご自分のおへそのあたりでゴソゴソしています。
「ああんっ、お姉さまぁ?・・・」
アソコをまさぐる手は止めず、こちらを向いて欲しくて語尾が上がりました。
「んっ?」
気づいたお姉さまが上目遣いで私を見ました。
「あたしのことは気にしないで、つづけてて」
おっしゃりながらお姉さまは、スーツのスラックスのベルトをはずし、ジッパーをジジジッと下げました。
「直子の凄いオナニー姿見ていたら、あたしもがまん出来なくなっちゃった」
照れたようにおっしゃってから身を屈め、スラックスを脱ぎ捨てました。
お姉さまがお洋服を脱いでいる!
お姉さまが裸になる!?
一瞬、何がおきているのかわからなくなり、軽いパニック状態。
それまでの私は、私だけが裸になってお相手は着衣のまま辱められる、という羞恥マゾプレイばかりを経験していたので、今日も、それが当然と思い込んでいたようでした。
ランジェリーショップのときもそうでしたし。
でも今日は、お姉さまも裸になって、私のお相手をしてくださるおつもりなんだ!
考えてみれば、おつきあいを始めたふたりが夜更けにお部屋でふたりきりなのですから、そうなるのはあたりまえのことなのですが、マゾプレイに馴れ過ぎていた私にはひどく新鮮でした。
今夜はマゾプレイではなく、恋人同士。
初めてお姉さまの裸が見れる。
初めてお姉さまと裸で抱き合える。
初めてお姉さまと一緒にイける。
ワクワクが止まりません。
お姉さまは、スラックスの下は生足で、品の良いパープル色の布地が小さめな下着を着けていらっしゃいました。
レースっぽいキラキラした生地で、とてもローライズ。
ああいうのをスキャンティって呼ぶのかな。
薄い布地にうっすら翳りが透けているような気がします。
ブラウスのボタンをはずし始めるお姉さま。
スキャンティとお揃いなパープル色のお洒落な小さめブラが覗きました。
キリッとしたビジネススーツの下に、あんなえっちぽい下着を着けていたんだ。
それってひょっとして、私のため?
心臓がドキドキ弾んでいます。
「ほら、手が止まっているわよ?」
セクシー過ぎるランジェリー姿になった美し過ぎるお姉さまが、ゆっくりソファーに近づいてきました。
私の目前で立ち止まり、右手を伸ばしてきます。
この世の人とは思えないほどクールビューティ!
「立って」
お姉さまの右手を右手で捕まえると、ゆっくり引っ張られました。
よろけるように立ち上がった瞬間、お姉さまのしなやかな両腕が私の背中に絡みつきました。
「むぐぅ・・」
強く抱きすくめられると同時に、お姉さまの唇が私の唇を塞ぎました。
あのショッピングビルのエレベーターのときと同じように。
お姉さまの甘い舌が私の口内に挿し込まれます。
「むぅう・・・」
私も舌を伸ばして迎え入れ、ふたりの舌が激しく絡み合います。
お姉さまの右手は私の裸のお尻を撫で回し、私はお姉さまの背中に回した手探りで、ブラのホックをはずしにかかります。
長く熱いくちづけの後からだを離すと、お姉さまのブラがスルスルッとふたりのあいだに落ちました。
「直子のからだ、すっごく熱くなっているのね。それにベトベト」
「お姉さまのからだ、ほんとにほんとに、すっごくお綺麗です」
初めて見るお姉さまの生おっぱいは、少し小ぶりながら上向きにツンと尖った円錐形で、まさに美乳。
淡いピンクな小さめ乳輪の中心に、感度の良さそうな小さめ乳首が精一杯背伸びをしていました。
たまらず今度は、私からお姉さまにしがみつきます。
私が勢い良く飛びついたために、お姉さまがバランスを崩してよろけ、ソファーの上にお姉さまを押し倒すような格好になってしまいました。
仰向けになっても崩れない、お姉さまの美乳。
「あ、ごめんなさい、お姉さま」
あわててからだを離す私。
「大丈夫よ。脱がせて」
ソファーに腰掛け直したお姉さまが両脚をまっすぐに揃えて、私の前に突き出してきます。
私は床にひざまづき、お姉さまの腰から慎重に、スキャンティを抜き取りました。
お姉さまのソコには、細い逆三角形に美しく刈り揃えた小さな茂みがありました。
スキャンティの内側がしっとり湿っています。
お姉さまも感じていらっしゃるんだ。
すっごくシアワセな気持ちになりました。
「隣に来て。ふたりで気持ち良くなりましょう」
オールヌードのお姉さまがご自分の右隣をトントンと叩きました。
「はいっ」
喜び勇んでピッタリ寄り添います。
「試着室のときから、ずっとこうしたいと思っていたのよ。あなたとふたりきりで」
お姉さまが私の耳元でささやき、今度はやさしく唇が重なりました。
お姉さまの右手が私の股間をまさぐり、負けずに私もお姉さまのソコへ指を侵入させます。
ヘアがある人のをさわるのは、すっごく久しぶり。
サワサワした感触が新鮮です。
お姉さまの中も、すでに充分潤っていて、とっても熱くなっていました。
それから長いあいだ、お姉さまと私は互いのからだを貪り合いました。
唇を合わせ、乳房を揉みしだき、乳首をつまみ、肌を吸い、爪を立て、舌を這わせました。
指でかきまわし、宝石を磨き、蜜を舐め合い、粘膜を擦りつけ合って、再び唇を合わせました。
お姉さまのソコはやや上付きで、ラビア派手めで薔薇の花のようにとっても綺麗。
クリちゃんは、私よりぜんぜん小さいけれど感度良好。
ラブジュースも私より少ないながら、酸味ちょっぴりのしょっぱめで、大変美味でした。
しなやかでしっとりとした素肌は、肌を合わせると吸いつくようで、いつまででも抱いていたい、抱かれていたいからだでした。
「あぁっ!いいわっ。そこ、そこよっ!」
「直子、上手よ!そこをもっと、もっとぉーーー!」
「ああん、お姉さま、イキますぅ、イっちゃいますうぅ」
「あっ、だめっ、いやっ、もっとっ、だめーーーっ!」
貪欲に、何度も何度も求め合い、何度も何度もイカせ合いました。
ソファーからフローリングの床の上へ、そして、ふたりのからだ中がヌルヌルのベトベトになると、お姉さまのご提案でバスルームに移動。
泡まみれで抱き合いながら、お互いのからだをからだで洗いました。
湯船の中で向き合い、互いの股間に伸ばした指で同時にイったあと、ようやくふたり、落ち着きを取り戻しました。
湯船の中でギューッと抱き合い、お顔を寄せ合って、うふふ、って笑い合いました。
バスルームから出て、パウダールームでからだを拭き合いながら、お姉さまが私の無毛な土手を指さしました。
「直子って、オナニー好きを自認するだけあって、すごく上手よね、ソコへの愛撫が」
「あたし、こんなに乱れたの、生まれて初めてよ。自分では、そういうのには淡白なほうだと思っていたのに」
「私も、縛ったり痛くしていないのに、こんなに何度も何度も気持ち良くなったの、初めてです」
「きっとお姉さまが素敵過ぎるんです。だからキスされるだけでもう、舞い上がってしまうんです」
「そっか、そう言えば直子って、ドMのヘンタイさんだったわね。抱き合ったらすっかり忘れちゃっていたわ」
お姉さまが白いバスローブを羽織りながらおっしゃいました。
「それだったら、もっと虐めてもっと奉仕してもらえば良かったわ。直子のフィンガーテクに負けられない、って夢中になっちゃった」
おどけておっしゃるお姉さま。
「おっしゃってくだされば、いつでも精一杯ご奉仕させていただきます。だって私はお姉さまという魅惑のカゴの中の小鳥、恋のドレイなのですから」
私もおどけて返すと、お姉さまがあははと笑いました。
「ドレイだったら服はいらないわね。直子、自分の家ではほとんどいつも全裸って言っていたじゃない」
「あとはもう寝るだけだから、今夜はずっと裸でいてね。バスタオルも巻いちゃダメ」
「あたし直子の裸好きだから、ずっと視ていたいの」
「はい。もちろんです。ドレイ直子はいつでもお姉さまの仰せのままに・・・」
いやん、あんなにイったのに、また疼いてきちゃう。
リビングに戻ると、ソファー周辺が悲惨な有様でした。
「やだっ!もうこんな時間!?まいったなー。明日の朝早いのに」
ホワイトボードの脇に掛けてある学校にあったような丸いアナログ時計を見ると、すでに深夜0時を大きく回っていました。
「お姉さまは先にお寝みください。床とソファーは私が綺麗にしておきますから。ほとんど私が汚したようなものですし」
「何言ってるの?こんなのふたりでやればあっという間の楽勝じゃない。あたしはソファーを拭くから、直子は床をお願いね」
バスローブ一枚のお姉さまと全裸の私で拭き掃除開始。
固く絞ったタオルを何度かゆすいで、10分くらいで後片付けが終わりました。
髪を乾かし身繕いをして、寝室に入ったのは1時を過ぎた頃でした。
*
*ランデブー 6:42 10へ
*
0 件のコメント:
コメントを投稿