テーブルの上で膝立ち前屈みになり、自分の両手で自分のお尻の割れスジを左右に押し拡げます。
たくさんのお客様がたが凝視されている、その目の前で。
アナルだけではなく、その少し下にある女性の穴の粘膜までもが外気にさらされている感覚があります。
私、今、大勢のみなさまの前で、とてつもなく恥ずかしいことをさせられている・・・
今更ながらの圧倒的な絶望感を伴った羞恥が、自分の全身を淫らに火照らせてくるのがわかります。
ああ・・・視ないで・・・でも・・・視て・・・
「ああっ・・・」
みなさまにお尻を向けているのをいいことに、こっそりと被虐に酔い痴れていた私の口から零れた、はしたないため息。
どなたかが私の割れたラビアのあいだに、指を挿入されたみたい。
いつもの習性で挿れやすいようにとお尻をグイッと高く突き出すと、両肩がテーブルのほうへとガクンと下がり、右ほっぺがテーブルの赤い敷物にくっつきそう。
「直子って本当、枯れない泉よね。さっきあんだけイキまくっていたのに、相変わらずマゾマンコ、グチュグチュ」
指をお挿れになったのはもちろん、最愛なるお姉さま。
そのまま膣壁を擦るみたいにズブズブとイタズラされ、不意に抜けました。
「筆を咥えやすいようにケツの穴をほぐしてあげる。マン汁がローション代わりになるから、直子って便利よね?」
からかうようなお声と一緒に、今度は私のアナルに、さっきと同じ指が侵入してきました。
細くて長くてしなやかな、お姉さまの生の右手人差し指。
「あんっ、あんっ・・・」
中をクイックイッとほじられるたびに、抑えられない喘ぎ声が出てしまいます。
お姉さまがテーブルに上がられてからは、ギャラリーの方々もずいぶんお静かになられていました。
余計な野次やクスクス笑いも聞こえず、何て言うか、固唾を飲んで見守られている感じ?
そのぶん自分の出す淫ら声がより大きく響き、いたたまれない恥辱感。
「このくらいほぐれればいいでしょう」
唐突に指が抜け、お姉さまが私の顔のほうへと移動される気配。
「両手はいったん外していいから、あたしに顔を向けなさい」
私の正面にしゃがみ込まれたお姉さま。
テーブルの敷物に顔を押し付けるみたく這いつくばっていた私は、お尻に回していた両手を外して敷物の上に突き、四つん這いに戻りました。
四つん這いの私の顔の、頭2つ分くらい上から見下ろしてこられる、しゃがみ込まれたお姉さまのお美しいお顔。
この構図って、本当に飼い主とそのペットそのもの・・・
と思ったとき、私の鼻先にお姉さまの右手が突きつけられました。
「ほら、しゃぶってキレイにして」
しなやかな5本の指のうち、1本だけ根本まで濡れそぼったお姉さまの人差し指。
その指から漂う、ツンと鼻をつく独特の臭い。
さっきまで私の肛門に突っ込まれていたお姉さまの人差し指。
もちろん私にためらいなんてありません。
舌を伸ばしてお姉さまの人差し指にむしゃぶりつきます。
しょっぱさと苦味が入り混じった自分の体内の味が消えると、そこに残るちょっぴり甘みを含んだお姉さまの指のお味。
もし私が本当にワンちゃんだったら、しゃぶっている最中ずっと、千切れんばかりに尻尾を振っていたことでしょう。
「はい、じゃあ本番よ。もう一度これをしゃぶって」
お姉さまの指が引き抜かれ、代わりに口腔に侵入してきた書道筆の軸先。
お姉さまの指に比べると三倍以上の太さに感じます。
ちょっぴりゴムの味を感じるそれも、私は夢中で頬張りました。
「おーけー、また自分でケツの穴おっ拡げていなさい」
書道筆を引き抜かれたお姉さまが立ち上がられ、お声が私の背後へと移動していきます。
今度は私は最初からお尻だけ高く突き上げ、自分の両膝と敷物に押し付けた右頬の3点だけでからだを支える、アナルおねだりポーズ、になりました。
なんだかお姉さまとふたりだけでえっちな遊びをしている感覚になっていました。
周りのかたたちの存在をいっとき、完全に忘れていました。
ビーズ状の軸先はまず膣内に深々と突っ込まれ、グリグリと私の愛液を絡め取った後、私が自ら押し拡げているお尻の穴にそっと充てがわられました。
「あぁ・・・」
それだけで期待の嬌声を洩らしてしまう、どうしようもない私。
「挿れるからね、力抜いていなさい」
お声と同時に体内にヌルっとした固いものが、ズブズブとゆっくり埋め込まれてきます。
「あっ、あーっ、ああーーっ・・・」
本来は出すこと専用なはずの器官に侵入してくる異物。
狭すぎる空間にピッタリ密着しながら無理やり押し入ってくる異物に戸惑う粘膜。
アナルに蓋をされ、排泄の一切を禁じられてしまったような屈辱。
そんな背徳感、被虐感、絶望感が長い溜息となって、私の喉奥からほとばしり出てしまいます。
「あらあら、あんなに太いのが、やすやすと入っちゃうような子になっちゃったんだ、なおちゃんは・・・」
遠くから聞き覚えのあるお声。
素で驚かれ、思わずお口から出てしまったような、お独り言のようなお声。
やよいママさまでした。
そのお声が耳に届いた瞬間、忘れかけていた羞恥心が決壊したダムの水流のように、胸中に押し寄せてきました。
いやっ、やよい先生・・・そんなこと、おっしゃらないで・・・
否応なしに現実へと引き戻されます。
そう、ここはたくさんの見知らぬお客様がたが見物されている大きなテーブルの上。
私はそこで、お姉さまからアナルを犯されて身悶えているということを。
初めは挿入はおろか弄られることも、視られることさえ恥ずかし過ぎてイヤだったアナル。
でも歴代のミストレスお三かたから、異物挿入、お浣腸、肛門拡張、アナルビーズと手解きを受け、今では、そこを刺激すれば確実に気持ち良くなれる方法まで会得していました。
お久しぶりにお会い出来たやよい先生、いえ、やよいママさまが思わず呆れられてしまうのも、ご無理の無いことでした。
「おっけー、こんなもんでいいでしょう。立ちなさい」
しばしのほろ苦い郷愁を破ったのは、お姉さまのお声。
再び私の顔のほうへとお戻りくださったお姉さまが、身を屈めてお手を差し伸べてくださいました。
「あ、はい・・・」
自分のお尻から両手を外し、いったん四つん這いに戻ってからそのお手を見上げ、おずおずと右手を差し出します。
私の手をしっかりと握ってくださったお姉さま。
そのお手に縋り、膝立ちから爪先立ちへと体勢を変えて立ち上がります。
両脚のあいだの違和感は、肛門に突き挿さった書道筆。
お尻の穴から幾分後方向きに、まるで硬いシッポみたいに突き出ていました。
ビーズ状の段々3つが全部埋まるくらい深く埋められたみたいで、からだを動かすと微妙に粘膜に擦れるみたい。
痛くはなくて、むしろ気持ち良い感じが心配です。
お姉さまに手を引かれ、私のお尻に群がられていたギャラリーのみなさまのほうを向かせられます。
こんなにたくさんの方々に、私は自ら押し拡げたアナルを晒していたんだ・・・
そして今は、全裸で筆のシッポを生やした姿をじっと凝視されています。
逃げ出してしまいたいほどの羞恥を嘲嗤うかのように、両内腿を愉悦の液体がダラダラ滑り落ちてしまいます。
「みなさん視ておわかりのように、アヌス書道はマンコと違って、筆が真っ直ぐ下にではなく、少し斜め後ろ向きになってしまいます」
ずいぶんお久しぶりにお聞きしたように感じる、マイク越しのミイコさまのお声。
お姉さまと手を繋いだままな私の裸身を指さしつつのご説明。
「ですので書くときは、さっきのおばさんのときとは逆を向き、スレイブは自分の股ぐらから覗き込むような姿勢で前進しながら、書き進むことになります」
ミイコさまのご愉快そうなお顔。
「これって意外と難しいらしいのよね、自分から見えている左右と紙の向きが逆になるから。おばさんもアヌス書道初めてのとき、かなり苦戦していたものね」
「みなさんも、そのあたりにも注目して見物すると面白いと思います。あと、このスレイブはなにぶんにも初体験ですので、指南役として飼い主さんのアドバイスも許可しますから、飼い主さんもそのまま壇上に残ってください」
ミイコさまのお声と一緒に、場内にもザワザワが復活して、拍手やがんばってー、のご声援も聞こえてくるようになりました。
「それではあらためまして、スレイブ直子のお題は、私はマゾ女、の5文字です。始めてください」
ミイコさまのご説明が終わると、ギャラリーのみなさまが見やすそうな位置へとザワザワ散らばられます。
結局360度、どちらを向いてもどなたかしらお客様のお顔が見える状況に。
「さあ始めましょう。まず最初に筆に墨を浸けなさい」
私の手を取ったまま、墨汁のボウルのほうへと導いてくださるお姉さま。
お姉さまってば、この公開調教っぽい雰囲気がお気に召されたみたいで妙にノリノリなご様子。
私へのご指示も全部マイクに乗せてみなさまにお聞かせしちゃうおつもりらしく、私をみなさまの見世物にする気マンマン。
ボウルの傍で恋人繋ぎが離れ、自由になった両手が自然に後頭部へと行ってしまう、哀しいマゾの性。
ボウルの少し前に立って和式のおトイレで用を足すときみたいにしゃがみ込み、お尻の穴から突き出ている書道筆の筆先に墨汁を含ませます。
この格好、かなり恥ずかしい・・・
排泄姿を間近から大勢に見物されている気分です。
「たっぷり浸けていいけれど、墨を紙に垂らさないように縁に擦りつけて絞りなさいよ」
お姉さまから見下ろしつつのアドバイス。
筆先をボウルの内側に擦り付けるとき、いやらしくグラインドしてしまう自分の腰の動きが恥ずかし過ぎます。
「そうだ、直子はジャッキーみたいに、緊張感をキープするための戒め、は要らないの?」
イジワルく尋ねてこられるお姉さま。
ギャラリーのみなさまがクスクス笑われています。
「あ、いえ。と、とくにはいらないです・・・」
今の私はそれどころではありません。
お尻の穴に筆を挿して見ず知らずのみなさまの前でお習字、なんていう生まれて初めての恥辱体験に胸がドキドキし過ぎて、一刻も早く終わらせてテーブルを降りたいだけ。
そんな私の返答に、クスクス笑いの波がより広がりました
「ふーん、珍しいのね。普段の直子は洗濯バサミとか目玉クリップとか、大好物なのにぃ」
お芝居がかったお姉さまのお言葉に、今度はみなさま大笑い。
私は笑い声を浴びながら、マゾマンコの奥が疼いて疼いて仕方ありません。
「じゃあさっさとお習字を始めましょう。最初の文字は、私、よ」
お姉さまに促され、服従ポーズのまま書き初め用紙を跨ぎました。
「ほらー、さっきミイコさんが言っていたじゃない?そっち向きではダメ。逆、逆」
文鎮のほうを向いてガニ股スタンバイした私に、笑いながらのお姉さまの駄目出し。
確かにこの状態でしゃがんでも、筆は遥か後ろにあって、まともに文字なんて書けなさそう。
よたよたと180度回転して和紙を跨ぎ直すと、筆先が文鎮のすぐ下に来て、逆よりずっと書きやすそうです。
「そう、それで股のあいだから筆を覗きながら、筆先をコントロールするの」
お姉さまから笑顔のおーけーをいただきホッとして、やや深めに腰を落としつつ考えました。
えっと、私、っていう漢字は、まず右から左斜め下に一回払ってから横棒、縦棒で、左右に払って、それから右側にカタカナのムを細長く、それで、は、は・・・
目を閉じて真剣に考えつつ、時折自分の股ぐらから筆先を覗き、どう動かすかシミュレーションしてみます。
だいたいの筆遣いが固まったところで、ふと周囲に目を遣ると、薄い笑いを一様に浮かべられた同性のお顔たちにぐるりと取り囲まれていました。
全裸に首輪でお尻に書道筆を挿してしゃがみ込んだ女を眺めている、憐れむような蔑むような、嗜虐と好奇に満ち溢れた無数の目、目、目・・・
私、なんで今、こんなところで、こんなことをしているのだろう・・・
今までにも不特定多数の方々の前で痴態を晒したときに感じたことのある、切ないような虚しいような、でも決して嫌いではない、いいえ、むしろ積極的に陥りたいような、蠱惑的な虚無感。
妄想で思い描いていたことがいざ現実となったとき、対応しきれない戸惑いと、ついにやってしまったという罪悪感、絶望感。
それらは徐々に願望を叶えたという喜びに変わっていき、性的な高揚感へと収束していきます。
真っ白な和紙の上に汗でも涙でもない透明な液体が一滴、ポタリと垂れました。
「ほら、早く書き始めないと墨が乾いちゃうわよ?」
お姉さまのお一言でフッと我に返り、思い切ってガクンと腰を沈めました。
「あんっ!」
筆先が和紙に着地し、体内の軸先がグイッとより深いところまで届きました。
まずは払い、次に横棒、縦棒を長く下ろして左右に払い・・・
私、の、のぎへん、のところで墨が掠れるようになり、いったん墨汁ボウルのほうへ戻り、しゃがんで墨汁に浸します。
腰を振って墨汁を絞ってからまた和紙に跨がります。
それからは夢中でした。
シミュレーション通りに腰をグイグイ振って、予想通りの線が引けると凄く嬉しく感じました。
腰を揺らすたびに、前屈みのため垂れ気味になっている自分のおっぱいがブルンブルン揺れているのが自分の目にも見えていました。
筆先が和紙に届くたびに、肛門に挿さった軸先が腸壁をなぶり、どんどん気持ち良くなって小さく声をあげていました。
それに伴って和紙にも無数の愛液染みが垂れ、その上を墨が通ると滲んでしまいました。
女、の字の最後の払いを書き終えて立ち上がろうとしたとき少しよろけて、すかさずお姉さまが背後から肩を抱いて支えてくださいました。
私はお姉さまのお胸に背中を預けながら、ビクンビクンと小さくイッていたと思います。
「はい。スレイブ直子も書き上がりましたー、終了でーす。こちらがその作品、私はマゾ女」
テーブル下のミイコさまのご合図。
お姉さまは片手で私を支えたまま、書き終えたばかりの私のお習字をもう片方の手で拾い上げ、高く掲げてみなさまにお見せになりました。
沸き起こる拍手と小さな笑い混じりのざわめき。
「ほら直子、シャンとなさい!」
まだお姉さまにもたれ気味な私の肩を揺すり、小さく叱責くださったお姉さま。
「は、はい・・・」
私もお姉さまからからだを離し、後頭部に両手を当てて基本ポーズに戻りました。
お尻の書道筆はまだ挿さったままです。
書き終えたお習字は、各文字の大きさのバランスが悪かったり、は、の字の右側のぐるんが逆巻きだったりはしましたが、初体験にしては我ながらよく書けたかなと思います。
お姉さまがテーブルサイドにおられた幾人かのお客様にマイクを向け、ご感想を募りました。
「ちっちゃな子供が見よう見真似で一生懸命書いた字みたいでカワイイ」
「変なところもあるけれどちゃんと、私はマゾ女、って読めるから合格」
「さすがに、マゾ、の二文字がとても上手い」
「書いているときの表情が凄くエロかったから、少しくらいのミスは許す」
などなど。
よかった、概ね好評みたい。
お姉さまもみなさまのご感想にお気を良くされたのか、再び私の傍らに戻られておっしゃいました。
「初めてにしたら上出来よ、よくがんばったわね直子。だからご褒美をあげる。もう一度四つん這いになりなさい」
嬉しそうな笑顔のお姉さまに促され、再び両膝を折る私。
今度は始めからミイコさまたちがいらっしゃるメインと思われるサイドにお尻を向けてひざまづきました。
顔だけ横上に向けて、私のお尻傍のお姉さまを見上げます。
「わかっているじゃない?一度言われたことは忘れずに、飲み込みも早い。本当に直子はいいマゾペットで可愛いスールよ」
お姉さまからのお褒めのお言葉に頬が緩んでしまう私。
「筆を抜きがてらあたしがイタズラしてあげるから、今度はアナルでイクところをみなさんに見ていただきなさい」
つづいたお言葉は、ドエスそのものなヘンタイ過ぎるご命令。
「えっ?い、今ここで、アナルだけで、ですか?・・・」
戸惑いがそのまま言葉になりました。
「そう。さっきはマゾマンコに電マ突っ込んでイッていたじゃない?でもあんなの普通の人なら誰でもイケるわ。だけど直子は普通じゃないでしょ?」
お姉さまってば、この雰囲気を完全に愉しんでいらっしゃいます。
「大丈夫よ。このあいだもあたしの前で何度もイッたじゃない?あちらのスレイブの飼い主さんからいただいた特性アナルビーズで」
テーブル下のシーナさまとジャクリーンさまにお顔をお向けになるお姉さま。
それは事実でした。
私がひとりアソビでみつけた、アナルのツボ、みたいな場所をお姉さまにお教えしたら、お姉さまはあっという間にその場所への刺激の仕方を体得してしまい、それからは面白半分に何度も何度も、ふたりのときでもオフィスでも、アナルだけでイカされていました。
「世の中には、アナルが気持ちいいのはゲイの男性だけ、女性がアナルでイケるはずがない、と思い込んでいる人もいるらしいの」
今度はしほりさまのほうに視線を遣るお姉さま。
私の目の前にいらっしゃったOL風なブラウス姿の女性おふたりも、お顔を見合わせてウンウンというふうにうなずいていらっしゃいます。
「そんな偏見をマゾ直子のヘンタイテクニックで覆しておあげなさい」
「あ、はあ・・・」
アナル書道中は小さくイッただけだったので、欲求不満は残っていました。
それに、お姉さま直々に私をイカせてくださる、というご提案が何よりも嬉し過ぎるご褒美でした。
見知らぬ大勢のみなさまがご覧になっている、という現実感が再び薄れかかっていました。
今日一日、午前中からあまりに恥ずかし過ぎることばかりしているので判断基準がおかしくなってしまっているのでしょう。
お姉さまからのヘンタイ過ぎるご褒美を、私は悦んで頂戴することにしました。
*
*三人のミストレス 29へ
*
直子のブログへお越しいただきまして、ありがとうございます。ここには、私が今までに体験してきた性的なあれこれを、私が私自身の思い出のために、つたない文章で書きとめておいたノートから載せていくつもりです。
2018年6月10日
2018年5月27日
三人のミストレス 27
テーブル上のジャクリーンさまに向けて書道筆を差し出すミイコさま。
服従ポーズを解いて近づいてこられたジャクリーンさまは、少し不安気なお顔です。
「さすがの牝ブタおばさんも浮かない顔しているわね?今までで文字数最高よね?それにこんなに細い筆も」
からかうようなイジワルいお声のミイコさま。
「でもまあわたしたちにも慈悲はあるの。まず、この筆、筆ペンよ。だからいちいち墨で筆先を湿らせる必要はないわ」
「これだけの画数の漢字だから、いちいち墨汁の場所に戻っていたら、墨がポタポタ垂れてせっかくの作品が台無しになっちゃうもの」
ミイコさまのわざとらしい、おやさしげなお芝居声。
「あと、これ」
ミイコさまが傍らのテーブル上から、何やらつまみ上げられました。
「このトゲトゲサックを軸先に取り付けていいわ。根本だけでもいくらか太さが増すでしょうから、マンコの奥でしっかり咥え込みなさい」
ミイコさまが右腕を高々と掲げてみなさまにお見せになったものは、柔らかそうなシリコンゴム製っぽい、肌色で長細い指サックみたいなもの。
長さは5センチくらい、指サックの周囲全面が1センチくらいのトゲトゲ突起にびっしりと埋め尽くされていました。
確かにあれを軸先に付ければ、軸先が2センチ以上は太くなるでしょう。
つまり都合、直径3センチ。
ただしトゲはたぶん柔らかくてふにゃふにゃだし、ザラザラな感触が無駄に腟内を刺激しちゃって、却って集中出来ないとも思うのだけれど。
「じゃあ舞台の真ん中で、筆をマンコに咥えるところから、みなさんにお見せしなさい。ひとりで出来るわよね?」
最後はご命令口調に戻られたミイコさま。
「はい、ミストレス」
筆ペンとトゲトゲサックを渡されたジャクリーンさまがテーブル中央へとゆっくり向かわれました。
豊満なお胸の前に書道筆をお持ちになり、筆の軸先にかぶせたトゲトゲサックをしげしげとご覧になっています。
書道筆の細長い軸三分の一くらいが肌色のトゲトゲに覆われ、健全だった書道筆があっという間に、妖しげな婬具に変わり果てていました。
休め、の形だった両脚のお膝をガクンと曲げて腰を落とし、M字開脚姿勢になられたジャクリーンさま。
右手に持たれた書道筆のトゲトゲを無造作にズブリと、こちらに思い切り突き出しているご自分のオマンコに突き挿しました。
「んふぅっ・・・」
色っぽい溜息がジャクリーンさまのお口の端から零れ出ます。
筆が膣内に潜り込んだとき、ラビアからポタポタと愛液が溢れ出たのも見えました。
「やだっ、あんなにすんなり入っちゃうの?」
「マンコがマン汁でグショグショなんだろうね」
「それも、あんなに奥まで・・・」
「あれじゃまんま、オナニー用のイボイボディルドじゃん」
ギャラリーのどなたかが感嘆のお声をおあげになった通り、書道筆の軸は、ジャクリーンさまの女性器内に奥深く挿し込まれていました。
30センチ位長さのあった軸の半分以上が体内に埋まっているみたい。
少し腰をユラユラさせて、収まり具合を確かめていらっしゃるような素振りをお見せになったジャクリーンさま。
M字開脚のまま、こちらにお顔をお向けになりました。
「恐れ入りますがミストレス水野さま?奴隷がみなさまの前で粗相をしないよう、あらかじめ戒めをお与えいただけないでしょうか?・・・」
潤んだ瞳でミイコさまを見つめられるジャクリーンさま。
「戒め?」
オウム返しなミイコさま。
「はい。奴隷の緩んだマゾマンコが、みなさまからせっかくお貸しいただいたお筆を取り落としたりしないよう、奴隷のいやらしく腫れ上がった部分に、痛みをお与えいただきたいのです。そうすることで奴隷は緊張感を保てる、どうしようもなく淫らな牝ブタでございますので・・・」
切なげなハスキーボイスで訴えかけてくるジャクリーンさま。
あ、ジャクリーンさまもご自分の性器のことを、マゾマンコ、ってお呼びになるんだ、となぜだか嬉しい気持ちになっている私。
「腫れ上がった部分に痛み?・・・ああ、乳首にクリップが欲しい、っていうことね?それでマンコの締まりがより良くなると。なるほど、マゾ女の真骨頂ってとこね」
嘲るようにおっしゃったミイコさま。
あらあら、みたいなニュアンスの呆れ笑いのさざ波がギャラリーのみなさまに拡がりました。
「ふーん。さすがにイベントショーに出慣れているおばさんね、場の盛り上げ方も心得てる、っていうか、今夜はずいぶん弱気なんじゃない?」
ミイコさまのからかうようなお声に、みなさまも更にクスクス。
「ハンデもあることだし、いいわよ、って言いたいところだけれど、これはわたしの一存ではいかないわね。おばさんが筆を落としちゃうところを見たい、っていう人もいるだろうし」
おっしゃりながらミイコさまは、少し離れたところでご覧になっていたシーナさまのほうにお顔を向けられました。
「ここはおばさんの飼い主さん、ドミナさまの裁量としましょう」
ミイコさまが腕を伸ばされ、シーナさまにマイクをお渡しになりました。
マイクを持たれたシーナさまは、一瞬ニヤッとミイコさまに笑顔を返され、おもむろにマイクに唇を近づけられます。
「うちの牝ブタが負けるのを期待しているかたには悪いけれど、わたしはどんなことでも負けるの大嫌いなの。だから牝ブタのわがままを許します」
ギャラリーのみなさまに向けてきっぱりとおっしゃったシーナさまが、次に壇上のジャクリーンさまをまっすぐに睨みつけながらつづけました。
「ただし、そこまでしてやったんだから途中で筆を落としでもしたら、バトルの勝敗に関わらず、夜明けに素っ裸で公園便器だからねっ!」
突き放すようにおっしゃったシーナさま。
ご自分のバッグをガサゴソされ、ミイコさまに何か手渡されました。
「悪いけれどこれを、テーブルの上に置いてやって」
「えっ?三つ?」
手渡されたミイコさまの不審げなお声。
それは、私たちがお店に来たときからジャクリーンさまがずっと乳首にぶら下げられていた、あの重そうなチェーン付きの金属製かけはりでした。
「ほら、さっさと自分で付けなさい」
シーナさまの冷たいお声にビクンと肩を震わされたジャクリーンさま。
中腰ガニ股で銀色のかけはりチェーンを拾い上げます。
「こいつには乳首以外にもう一箇所、いやらしく腫れ上がらせている肉豆があるからね。特別にキツイやつを大サービス」
シーナさまの蔑み切ったお声が場内に響きました。
股から筆を覗かせたまま壇上中央にお戻りになったジャクリーンさまは、まずご自分の左乳首を、左手の指先でつままれました。
「んんーっ」
色っぽい吐息をあげつつ、自らかけはりの先端をご自分の左乳首に噛みつかせます。
「あふぅ・・・」
左乳首からカーブを描いて重そうに垂れ下がった鎖のもう片方の先端を、今度は右乳首に挟むジャクリーンさま。
弓状になった鎖の真ん中らへんにもうひとつ、ちょっと大きめな黒色のかけはりがくっついていました。
黒かけはりを右手で外されたジャクリーンさまは、その禍々しい形をした責め具をご自分のお顔の前で2度3度、開閉させました。
先端の金属がぶつかりあう、カチカチという不穏な音が微かに聞こえました。
やおら前屈みになられたジャクリーンさまが、ご自身の股間を覗き込まれます。
膣口から伸びる書道筆の軸。
その少し上で、愛液にまみれてテラテラ艶光りしている小指先大の肉芽。
黒かけはりをお持ちになった右手がソロリと近づいていき、性器を覆った、と思ったらすぐに離れました。
「んぬぅぐぅーーっ!」
ゾクゾクするほど痛々しくも艶っぽい、エロ過ぎる呻き声が聞こえました。
「ハア、ハア・・・ドミナ、みなさま、あ、ありがとうございます・・・お、おまたせいたしました、そ、それでは、お習字させて、い、んっ、いただきます・・・」
一気に心拍数が上がられたご様子のジャクリーンさまが、息も絶え絶えにご挨拶されました。
「おーけー。おばさんはわかっていると思うけれど、書いているあいだ、筆に手を添えたりするのは反則よ。あくまでも腰の動きだけで書き切るんだからね」
「はいっ、心得ております」
ミイコさまのご注意にお応えされたジャクリーンさまの両手は、素早く後頭部へ動き両腋全開。
マゾ女の穴書道は、やっぱり服従ポーズが基本姿勢のようです。
赤い敷物の上に置かれた半切サイズの細長い和紙。
その和紙を跨いで、文鎮の置かれた側をお向きになり、グイッと腰を落とされたジャクリーンさま。
前屈みのM字体勢で狙いを定め、一文字目にとりかかられます。
ジャクリーンさまのお題は、被虐性淫乱変態熟女、の九文字。
どの文字も画数が多い上に、文字数も多いので和紙内のスペース配分も難しそう。
なのにジャクリーンさまはスラスラと、被虐性、まで進まれました。
「しかしいつ見ても、うまいもんよね?」
「あたし、右手で書いても、虐、っていう字、書けないかも」
「ジャッキーにとってあの文字列は自分の肩書みたいなものだもん。少なくともこのお店では」
「気持ち良さそうに顔歪めちゃって、腰がウネウネうねってる」
ザワザワ聞こえてくるギャラリーのみなさまのお好き勝手なご感想。
ジャクリーンさまは膣に突き挿さった筆を匠に操り、順調に筆を進めています。
時折ラビアから垂れた透明の雫が、ポタポタと和紙を汚してしまうのはご愛嬌。
跨いだ和紙の上をM字開脚でヨタヨタ後ずさりしながら、躊躇なく文字を書き上げられていきました。
ジャクリーンさまが字の形に腰を振るたびに、両乳首から垂れ下がった鎖とたわわなおっぱいが一緒にブランブランと揺れていました。
もちろん股間に噛みついた黒かけはりも一緒に。
終わってみれば拍子抜け。
ジャクリーンさまは難なくそつなく、九文字をお見事に書き切られました。
「書き上げたら自分で持って、みなさんにお見せしなさい。筆は抜いていいから」
ミイコさまに促され、ジャクリーンさまの右手が股間に伸びます。
筆を引き抜く一瞬前に、筆の軸がより深くグイッと、ジャクリーンさまの体内に埋まったように見えました。
同時にジャクリーンさまの両肩がビクビクンと震えました。
私は、あ、イッたんだな、と思いました。
それからジャクリーンさまは文鎮のほうへと移動され、文鎮をどかせて和紙の両端をつまみ上げられました。
上気したお顔を隠すように高々と掲げられたジャクリーンさまの作品、被虐性淫乱変態熟女。
一斉に湧き起こる大拍手。
確かに見事な書きっぷりでした。
途中、筆が抜けちゃいそうな場面も無く、各文字の大きさも端正に整った、まさに達筆。
垂れてしまった愛液でトメやハネの部分が滲んでしまったり、熟、の字の下の点々が、愛液の滲みで五個あるようにも見えますが、私だったらちゃんと手で書いても、これほど上手くは書けないだろうな、と思うほどの出来栄えでした。
「相変わらずの華麗な筆捌きだったわね?ハンデをものともせず、腰くねらせていやらしく自己紹介を書き切ったドマゾ牝ブタに、もう一度大きな拍手を」
ミイコさまの呆れ半分な賞賛のお言葉に、ヒューヒューご反応されるお客様がた。
「本当に、これはもうマンコのアートよ。あとで署名と、ルージュのマン拓で押印してもらって、掛け軸にして末永くお店に飾らせてもらうわ」
イタズラっぽくおっしゃったミイコさまのお言葉に、拍手が鳴り止まない場内。
「さあ次は直子の番。おばさんは降りてきていいわ」
ジャクリーンさまの作品は里美さまに手渡され、まだざわつく雰囲気の中、ミイコさまのお声が響きました。
ドキンッ!
自発的に両腕を後ろ手に組んだジャクリーンさまが、ゆっくりとテーブルから降りてきました。
両乳首とクリトリスのかけはりはまだ挟んだまま。
お近くで見たらかけはりの挟み口が皮膚に食い込み、乳首もクリトリスも瓢箪型に変形していました。
鎖とかけはりとおっぱいをブラブラ弾ませつつ、ジャクリーンさまは嬉しそうにシーナさまのもとへと向かわれました。
入れ違いに私がテーブル上へと促されます。
首輪と手枷足枷のベルト以外、何ひとつ身に着けていない私は、みなさまの目線がちょうど私の無毛マゾマンコの位置の、360度から丸見えな舞台の上に立たされました。
えーと、舞台の上では服従ポーズ、だったっけ・・・
里美さまとしほりさまが手早く、赤い敷物の上に新しい半切紙をセットされています。
「牝ブタおばさんはマンコだったので、対戦者は無論のこと、アヌスです。アヌスにこれを挿して書いてもらいます」
私がテーブル中央でマゾの服従ポーズになったのを確認してから、ミイコさまが先ほどとは別の書道筆を取り出されました。
第一印象は、太い・・・
その筆は軸全体が真っ黒で、ジャクリーンさまのときのものよりふたまわりくらい軸が太く、おまけに軸先はアナルビーズみたく球体状の段々になっていました。
つまりは直径3センチくらいのアナルビーズを挿し込むのと同じこと。
球体の段々は3つ、筆先は太めで真っ白でした。
その禍々しい形状に自分のマゾマンコがキュンキュン疼いてしまうのを止められません。
「アヌス書道の場合は、マンコに比べて軸がしっかり固定されますから、筆捌きは比較的ラクなはずです」
マイクを通したご愉快そうなミイコさまのお声。
「とは言っても、こちらのスレイブにとってはおそらく人生初の穴書道挑戦ですから、揮毫するお題もイージーモードにしました」
ミイコさまのお声が本当に愉しそうに弾んでいます。
「私はマゾ女、の五文字。これもスレイブの自己紹介みたいなものですね」
ミイコさまのお声にクスクスご反応されるお客様がた。
「紙の用意も出来たようだし、早速筆をアヌスに突っ込んで欲しいところだけれど、なにぶん初めてだから、ひとりでやらせると危なっかしいわね・・・」
気をもたせるようにしばし沈黙されたミイコさま。
「やっぱりここは飼い主さんに、スレイブのアナルのお世話をしていただこうと思います。飼い主さん、どうぞ壇上へ」
やよいママさまのお隣で愉しそうにご覧になられていたお姉さまが、えっ?あたしが?というお顔を一瞬され、やよいママさまや他の見知らぬお客様からお肩をポンポン叩かれています。
まいったな、という照れたお顔でテーブルに上がられたお姉さまに、大きな拍手が贈られ、私の傍らに居心地悪そうに並び立たれました。
その拍手が止むのを待って、ミイコさまがつづけられます。
「今、壇上に上がられた飼い主さんをスレイブは私生活では、お姉さま、と呼ぶ関係で、社会生活上では、重役と秘書、という関係性だそうで、なかなか妄想が捗る乙女なご関係だと思いません?」
ミイコさまの茶化すようなお言葉に、ヒューヒューと冷やかしでお応えになるお客様がた。
ああ、やっぱりお姉さまのお名前やお仕事、お立場は、こういう場所では公にはされないんだな、と、ちょっぴりホッとした私。
でも、お姉さまは以前からこのお店にお遊びに来られていたようなので、常連さまにはそれなりに知られちゃってはいるのかもしれませんが。
「このスレイブ直子のアナル調教は、それ以前のミストレスだった百合草ママやシーナちゃんも、来たるべきステディな飼い主さんのために深くは手を出さずにとっておいた、という美談もあるようなので、この機会にその開発の進み具合を、じっくりと見せていただきたいと思いまーす」
ミイコさまのご冗談めかしたお言葉に、アハハ、と笑われるかた、へー、とご感心されるかた・・・
壇下からお姉さまにもマイクが手渡されました。
「あたしもこんな大勢の前で直子のアナルをほじくるハメになるとは、思ってもいなかったよー」
マイクを口許に、笑いながらつぶやかれたお姉さま。
けっこうアルコールを召されているはずのお姉さまは、思ったほどにお照れになってはおらず、ご愉快そうなお顔で私を見つめてくださいます。
「まあそういうことなら仕方ないかな。それじゃあ直子?おまえのケツにあたしが直々にこれをぶち込んであげるから、穴書道対決、がんばりなさい」
アルコールのせいなのか、普段あまりお口になさらない、品の無いお言葉を口走られるお姉さま。
ミイコさまから手渡された書道筆の淫靡な軸先をしげしげと見つめた後、視線を私に戻してニヤッと笑われました。
私をじっと見つめたまま、やおらにその軸先の球状段々部分をパクリと、形の良い唇に咥えられます。
そしてアイスキャンディでもしゃぶられているかのように、ジュルジュルと音をたてて軸先を舐め回し始めました。
そのあいだずっと、私の顔をじっと悩ましげに見つめたまま。
しばらくしてお姉さまのお口から取り出されたそれは、お姉さまの唾液に万遍なくまみれ、ライトを反射してヌラヌラ光っていました。
その軸先を私の鼻先に突きつけてきたお姉さま。
「あたしが今舐め回したヌルヌルのこれが、これから直子の淫らで貪欲な肛門に突き挿さるのよ?どう?嬉しいでしょ?」
完全に私とプライベートなときのエスモード発動と同じ眼つきになられている、麗しのお姉さま。
「は、はいっ!もちろんですっ!」
私もマゾ度全開の本心からお答えしました。
軸先から垂れているご自分の唾液が、お姉さまのしなやかな指先を濡らしています。
「でもその前に、これを直子のマゾマンコにぶち込みなさい。あたしの唾液と直子のマン汁が充分絡み合うようにね」
「はい、お姉さま、ありがとうございます・・・」
服従ポーズを解き、受け取った書道筆を前屈みで自分のマゾマンコに突き立てました。
ズブズブっと難なく埋まっていく球状段々の軸先。
三段の球状が見えなくなってもまだ、より奥へと筆を侵入させてしまいます。
段々がランダムに膣壁を擦って、気持ちいい・・・
ああ今、お姉さまの上のよだれと私の下のよだれが、私の膣内で混じり合っているんだ・・・
このままかまわず、軸でマゾマンコをめちゃくちゃに掻き回したくて仕方ありません。
「そんなものでいいわ。お出しなさい」
でもすぐに、お姉さまの無情なご命令で渋々筆を引き抜く私。
マゾマンコと軸先のあいだを、幾筋もの浅ましい糸が引いては途切れました。
「おや、さっきまでは付いていなかった白く濁ったおツユが混ざっているわよ?筆が黒いからよく目立つこと」
再び鼻先に突きつけられた軸先。
さっきとはあきらかに違う、いやらしい臭いがプーンと鼻を突きました。
「本当にスケベでいやらしいマゾ娘よね、直子って・・・」
イジワルくおっしゃった後、その白濁したおツユの部分を、舌先でチロッと舐め取ってくださったお姉さま。
ああん、早くソレを、私の爛れたケツの穴に、ぶち込んでくださぃぃ・・・
「ほら、さっさとそこに四つん這いになりなさいっ!」
思いついた、はしたないおねだりをお姉さまに告げるべきか迷っていたら、次のご命令をいただいてしまいました。
「は、はい・・・」
その場にひざまずき、お尻をお姉さまへと向ける私。
バチーンッ!
「ひぃっ!」
すかさず右の尻たぶに強烈な平手打ちをいただいてしまいました。
「違うでしょ?直子のケツはみんなのケツなのだから、みなさんにお見せしなくてどうするの?」
「は、はいぃ、ごめんなさいぃ」
あわててミイコさまたちのほうへとお尻を方向転換する私。
私の右隣にしゃがまれたお姉さま。
「ほら、自分でケツに両手をやって、あたしに開発されたケツの穴を自分でおっ拡げなさい。みなさんに中まで、よーく見えるようにっ!」
耳元で囁いて欲しいのに、お姉さまの囁きはマイクに乗って、場内中に響き渡りました。
「は、はい・・・」
今までテーブル周りにバラバラ散らばっていたお客様がたも、ゾロゾロと私が突き出しているお尻の正面に集まってこられるのがわかりました。
*
*三人のミストレス 28へ
*
服従ポーズを解いて近づいてこられたジャクリーンさまは、少し不安気なお顔です。
「さすがの牝ブタおばさんも浮かない顔しているわね?今までで文字数最高よね?それにこんなに細い筆も」
からかうようなイジワルいお声のミイコさま。
「でもまあわたしたちにも慈悲はあるの。まず、この筆、筆ペンよ。だからいちいち墨で筆先を湿らせる必要はないわ」
「これだけの画数の漢字だから、いちいち墨汁の場所に戻っていたら、墨がポタポタ垂れてせっかくの作品が台無しになっちゃうもの」
ミイコさまのわざとらしい、おやさしげなお芝居声。
「あと、これ」
ミイコさまが傍らのテーブル上から、何やらつまみ上げられました。
「このトゲトゲサックを軸先に取り付けていいわ。根本だけでもいくらか太さが増すでしょうから、マンコの奥でしっかり咥え込みなさい」
ミイコさまが右腕を高々と掲げてみなさまにお見せになったものは、柔らかそうなシリコンゴム製っぽい、肌色で長細い指サックみたいなもの。
長さは5センチくらい、指サックの周囲全面が1センチくらいのトゲトゲ突起にびっしりと埋め尽くされていました。
確かにあれを軸先に付ければ、軸先が2センチ以上は太くなるでしょう。
つまり都合、直径3センチ。
ただしトゲはたぶん柔らかくてふにゃふにゃだし、ザラザラな感触が無駄に腟内を刺激しちゃって、却って集中出来ないとも思うのだけれど。
「じゃあ舞台の真ん中で、筆をマンコに咥えるところから、みなさんにお見せしなさい。ひとりで出来るわよね?」
最後はご命令口調に戻られたミイコさま。
「はい、ミストレス」
筆ペンとトゲトゲサックを渡されたジャクリーンさまがテーブル中央へとゆっくり向かわれました。
豊満なお胸の前に書道筆をお持ちになり、筆の軸先にかぶせたトゲトゲサックをしげしげとご覧になっています。
書道筆の細長い軸三分の一くらいが肌色のトゲトゲに覆われ、健全だった書道筆があっという間に、妖しげな婬具に変わり果てていました。
休め、の形だった両脚のお膝をガクンと曲げて腰を落とし、M字開脚姿勢になられたジャクリーンさま。
右手に持たれた書道筆のトゲトゲを無造作にズブリと、こちらに思い切り突き出しているご自分のオマンコに突き挿しました。
「んふぅっ・・・」
色っぽい溜息がジャクリーンさまのお口の端から零れ出ます。
筆が膣内に潜り込んだとき、ラビアからポタポタと愛液が溢れ出たのも見えました。
「やだっ、あんなにすんなり入っちゃうの?」
「マンコがマン汁でグショグショなんだろうね」
「それも、あんなに奥まで・・・」
「あれじゃまんま、オナニー用のイボイボディルドじゃん」
ギャラリーのどなたかが感嘆のお声をおあげになった通り、書道筆の軸は、ジャクリーンさまの女性器内に奥深く挿し込まれていました。
30センチ位長さのあった軸の半分以上が体内に埋まっているみたい。
少し腰をユラユラさせて、収まり具合を確かめていらっしゃるような素振りをお見せになったジャクリーンさま。
M字開脚のまま、こちらにお顔をお向けになりました。
「恐れ入りますがミストレス水野さま?奴隷がみなさまの前で粗相をしないよう、あらかじめ戒めをお与えいただけないでしょうか?・・・」
潤んだ瞳でミイコさまを見つめられるジャクリーンさま。
「戒め?」
オウム返しなミイコさま。
「はい。奴隷の緩んだマゾマンコが、みなさまからせっかくお貸しいただいたお筆を取り落としたりしないよう、奴隷のいやらしく腫れ上がった部分に、痛みをお与えいただきたいのです。そうすることで奴隷は緊張感を保てる、どうしようもなく淫らな牝ブタでございますので・・・」
切なげなハスキーボイスで訴えかけてくるジャクリーンさま。
あ、ジャクリーンさまもご自分の性器のことを、マゾマンコ、ってお呼びになるんだ、となぜだか嬉しい気持ちになっている私。
「腫れ上がった部分に痛み?・・・ああ、乳首にクリップが欲しい、っていうことね?それでマンコの締まりがより良くなると。なるほど、マゾ女の真骨頂ってとこね」
嘲るようにおっしゃったミイコさま。
あらあら、みたいなニュアンスの呆れ笑いのさざ波がギャラリーのみなさまに拡がりました。
「ふーん。さすがにイベントショーに出慣れているおばさんね、場の盛り上げ方も心得てる、っていうか、今夜はずいぶん弱気なんじゃない?」
ミイコさまのからかうようなお声に、みなさまも更にクスクス。
「ハンデもあることだし、いいわよ、って言いたいところだけれど、これはわたしの一存ではいかないわね。おばさんが筆を落としちゃうところを見たい、っていう人もいるだろうし」
おっしゃりながらミイコさまは、少し離れたところでご覧になっていたシーナさまのほうにお顔を向けられました。
「ここはおばさんの飼い主さん、ドミナさまの裁量としましょう」
ミイコさまが腕を伸ばされ、シーナさまにマイクをお渡しになりました。
マイクを持たれたシーナさまは、一瞬ニヤッとミイコさまに笑顔を返され、おもむろにマイクに唇を近づけられます。
「うちの牝ブタが負けるのを期待しているかたには悪いけれど、わたしはどんなことでも負けるの大嫌いなの。だから牝ブタのわがままを許します」
ギャラリーのみなさまに向けてきっぱりとおっしゃったシーナさまが、次に壇上のジャクリーンさまをまっすぐに睨みつけながらつづけました。
「ただし、そこまでしてやったんだから途中で筆を落としでもしたら、バトルの勝敗に関わらず、夜明けに素っ裸で公園便器だからねっ!」
突き放すようにおっしゃったシーナさま。
ご自分のバッグをガサゴソされ、ミイコさまに何か手渡されました。
「悪いけれどこれを、テーブルの上に置いてやって」
「えっ?三つ?」
手渡されたミイコさまの不審げなお声。
それは、私たちがお店に来たときからジャクリーンさまがずっと乳首にぶら下げられていた、あの重そうなチェーン付きの金属製かけはりでした。
「ほら、さっさと自分で付けなさい」
シーナさまの冷たいお声にビクンと肩を震わされたジャクリーンさま。
中腰ガニ股で銀色のかけはりチェーンを拾い上げます。
「こいつには乳首以外にもう一箇所、いやらしく腫れ上がらせている肉豆があるからね。特別にキツイやつを大サービス」
シーナさまの蔑み切ったお声が場内に響きました。
股から筆を覗かせたまま壇上中央にお戻りになったジャクリーンさまは、まずご自分の左乳首を、左手の指先でつままれました。
「んんーっ」
色っぽい吐息をあげつつ、自らかけはりの先端をご自分の左乳首に噛みつかせます。
「あふぅ・・・」
左乳首からカーブを描いて重そうに垂れ下がった鎖のもう片方の先端を、今度は右乳首に挟むジャクリーンさま。
弓状になった鎖の真ん中らへんにもうひとつ、ちょっと大きめな黒色のかけはりがくっついていました。
黒かけはりを右手で外されたジャクリーンさまは、その禍々しい形をした責め具をご自分のお顔の前で2度3度、開閉させました。
先端の金属がぶつかりあう、カチカチという不穏な音が微かに聞こえました。
やおら前屈みになられたジャクリーンさまが、ご自身の股間を覗き込まれます。
膣口から伸びる書道筆の軸。
その少し上で、愛液にまみれてテラテラ艶光りしている小指先大の肉芽。
黒かけはりをお持ちになった右手がソロリと近づいていき、性器を覆った、と思ったらすぐに離れました。
「んぬぅぐぅーーっ!」
ゾクゾクするほど痛々しくも艶っぽい、エロ過ぎる呻き声が聞こえました。
「ハア、ハア・・・ドミナ、みなさま、あ、ありがとうございます・・・お、おまたせいたしました、そ、それでは、お習字させて、い、んっ、いただきます・・・」
一気に心拍数が上がられたご様子のジャクリーンさまが、息も絶え絶えにご挨拶されました。
「おーけー。おばさんはわかっていると思うけれど、書いているあいだ、筆に手を添えたりするのは反則よ。あくまでも腰の動きだけで書き切るんだからね」
「はいっ、心得ております」
ミイコさまのご注意にお応えされたジャクリーンさまの両手は、素早く後頭部へ動き両腋全開。
マゾ女の穴書道は、やっぱり服従ポーズが基本姿勢のようです。
赤い敷物の上に置かれた半切サイズの細長い和紙。
その和紙を跨いで、文鎮の置かれた側をお向きになり、グイッと腰を落とされたジャクリーンさま。
前屈みのM字体勢で狙いを定め、一文字目にとりかかられます。
ジャクリーンさまのお題は、被虐性淫乱変態熟女、の九文字。
どの文字も画数が多い上に、文字数も多いので和紙内のスペース配分も難しそう。
なのにジャクリーンさまはスラスラと、被虐性、まで進まれました。
「しかしいつ見ても、うまいもんよね?」
「あたし、右手で書いても、虐、っていう字、書けないかも」
「ジャッキーにとってあの文字列は自分の肩書みたいなものだもん。少なくともこのお店では」
「気持ち良さそうに顔歪めちゃって、腰がウネウネうねってる」
ザワザワ聞こえてくるギャラリーのみなさまのお好き勝手なご感想。
ジャクリーンさまは膣に突き挿さった筆を匠に操り、順調に筆を進めています。
時折ラビアから垂れた透明の雫が、ポタポタと和紙を汚してしまうのはご愛嬌。
跨いだ和紙の上をM字開脚でヨタヨタ後ずさりしながら、躊躇なく文字を書き上げられていきました。
ジャクリーンさまが字の形に腰を振るたびに、両乳首から垂れ下がった鎖とたわわなおっぱいが一緒にブランブランと揺れていました。
もちろん股間に噛みついた黒かけはりも一緒に。
終わってみれば拍子抜け。
ジャクリーンさまは難なくそつなく、九文字をお見事に書き切られました。
「書き上げたら自分で持って、みなさんにお見せしなさい。筆は抜いていいから」
ミイコさまに促され、ジャクリーンさまの右手が股間に伸びます。
筆を引き抜く一瞬前に、筆の軸がより深くグイッと、ジャクリーンさまの体内に埋まったように見えました。
同時にジャクリーンさまの両肩がビクビクンと震えました。
私は、あ、イッたんだな、と思いました。
それからジャクリーンさまは文鎮のほうへと移動され、文鎮をどかせて和紙の両端をつまみ上げられました。
上気したお顔を隠すように高々と掲げられたジャクリーンさまの作品、被虐性淫乱変態熟女。
一斉に湧き起こる大拍手。
確かに見事な書きっぷりでした。
途中、筆が抜けちゃいそうな場面も無く、各文字の大きさも端正に整った、まさに達筆。
垂れてしまった愛液でトメやハネの部分が滲んでしまったり、熟、の字の下の点々が、愛液の滲みで五個あるようにも見えますが、私だったらちゃんと手で書いても、これほど上手くは書けないだろうな、と思うほどの出来栄えでした。
「相変わらずの華麗な筆捌きだったわね?ハンデをものともせず、腰くねらせていやらしく自己紹介を書き切ったドマゾ牝ブタに、もう一度大きな拍手を」
ミイコさまの呆れ半分な賞賛のお言葉に、ヒューヒューご反応されるお客様がた。
「本当に、これはもうマンコのアートよ。あとで署名と、ルージュのマン拓で押印してもらって、掛け軸にして末永くお店に飾らせてもらうわ」
イタズラっぽくおっしゃったミイコさまのお言葉に、拍手が鳴り止まない場内。
「さあ次は直子の番。おばさんは降りてきていいわ」
ジャクリーンさまの作品は里美さまに手渡され、まだざわつく雰囲気の中、ミイコさまのお声が響きました。
ドキンッ!
自発的に両腕を後ろ手に組んだジャクリーンさまが、ゆっくりとテーブルから降りてきました。
両乳首とクリトリスのかけはりはまだ挟んだまま。
お近くで見たらかけはりの挟み口が皮膚に食い込み、乳首もクリトリスも瓢箪型に変形していました。
鎖とかけはりとおっぱいをブラブラ弾ませつつ、ジャクリーンさまは嬉しそうにシーナさまのもとへと向かわれました。
入れ違いに私がテーブル上へと促されます。
首輪と手枷足枷のベルト以外、何ひとつ身に着けていない私は、みなさまの目線がちょうど私の無毛マゾマンコの位置の、360度から丸見えな舞台の上に立たされました。
えーと、舞台の上では服従ポーズ、だったっけ・・・
里美さまとしほりさまが手早く、赤い敷物の上に新しい半切紙をセットされています。
「牝ブタおばさんはマンコだったので、対戦者は無論のこと、アヌスです。アヌスにこれを挿して書いてもらいます」
私がテーブル中央でマゾの服従ポーズになったのを確認してから、ミイコさまが先ほどとは別の書道筆を取り出されました。
第一印象は、太い・・・
その筆は軸全体が真っ黒で、ジャクリーンさまのときのものよりふたまわりくらい軸が太く、おまけに軸先はアナルビーズみたく球体状の段々になっていました。
つまりは直径3センチくらいのアナルビーズを挿し込むのと同じこと。
球体の段々は3つ、筆先は太めで真っ白でした。
その禍々しい形状に自分のマゾマンコがキュンキュン疼いてしまうのを止められません。
「アヌス書道の場合は、マンコに比べて軸がしっかり固定されますから、筆捌きは比較的ラクなはずです」
マイクを通したご愉快そうなミイコさまのお声。
「とは言っても、こちらのスレイブにとってはおそらく人生初の穴書道挑戦ですから、揮毫するお題もイージーモードにしました」
ミイコさまのお声が本当に愉しそうに弾んでいます。
「私はマゾ女、の五文字。これもスレイブの自己紹介みたいなものですね」
ミイコさまのお声にクスクスご反応されるお客様がた。
「紙の用意も出来たようだし、早速筆をアヌスに突っ込んで欲しいところだけれど、なにぶん初めてだから、ひとりでやらせると危なっかしいわね・・・」
気をもたせるようにしばし沈黙されたミイコさま。
「やっぱりここは飼い主さんに、スレイブのアナルのお世話をしていただこうと思います。飼い主さん、どうぞ壇上へ」
やよいママさまのお隣で愉しそうにご覧になられていたお姉さまが、えっ?あたしが?というお顔を一瞬され、やよいママさまや他の見知らぬお客様からお肩をポンポン叩かれています。
まいったな、という照れたお顔でテーブルに上がられたお姉さまに、大きな拍手が贈られ、私の傍らに居心地悪そうに並び立たれました。
その拍手が止むのを待って、ミイコさまがつづけられます。
「今、壇上に上がられた飼い主さんをスレイブは私生活では、お姉さま、と呼ぶ関係で、社会生活上では、重役と秘書、という関係性だそうで、なかなか妄想が捗る乙女なご関係だと思いません?」
ミイコさまの茶化すようなお言葉に、ヒューヒューと冷やかしでお応えになるお客様がた。
ああ、やっぱりお姉さまのお名前やお仕事、お立場は、こういう場所では公にはされないんだな、と、ちょっぴりホッとした私。
でも、お姉さまは以前からこのお店にお遊びに来られていたようなので、常連さまにはそれなりに知られちゃってはいるのかもしれませんが。
「このスレイブ直子のアナル調教は、それ以前のミストレスだった百合草ママやシーナちゃんも、来たるべきステディな飼い主さんのために深くは手を出さずにとっておいた、という美談もあるようなので、この機会にその開発の進み具合を、じっくりと見せていただきたいと思いまーす」
ミイコさまのご冗談めかしたお言葉に、アハハ、と笑われるかた、へー、とご感心されるかた・・・
壇下からお姉さまにもマイクが手渡されました。
「あたしもこんな大勢の前で直子のアナルをほじくるハメになるとは、思ってもいなかったよー」
マイクを口許に、笑いながらつぶやかれたお姉さま。
けっこうアルコールを召されているはずのお姉さまは、思ったほどにお照れになってはおらず、ご愉快そうなお顔で私を見つめてくださいます。
「まあそういうことなら仕方ないかな。それじゃあ直子?おまえのケツにあたしが直々にこれをぶち込んであげるから、穴書道対決、がんばりなさい」
アルコールのせいなのか、普段あまりお口になさらない、品の無いお言葉を口走られるお姉さま。
ミイコさまから手渡された書道筆の淫靡な軸先をしげしげと見つめた後、視線を私に戻してニヤッと笑われました。
私をじっと見つめたまま、やおらにその軸先の球状段々部分をパクリと、形の良い唇に咥えられます。
そしてアイスキャンディでもしゃぶられているかのように、ジュルジュルと音をたてて軸先を舐め回し始めました。
そのあいだずっと、私の顔をじっと悩ましげに見つめたまま。
しばらくしてお姉さまのお口から取り出されたそれは、お姉さまの唾液に万遍なくまみれ、ライトを反射してヌラヌラ光っていました。
その軸先を私の鼻先に突きつけてきたお姉さま。
「あたしが今舐め回したヌルヌルのこれが、これから直子の淫らで貪欲な肛門に突き挿さるのよ?どう?嬉しいでしょ?」
完全に私とプライベートなときのエスモード発動と同じ眼つきになられている、麗しのお姉さま。
「は、はいっ!もちろんですっ!」
私もマゾ度全開の本心からお答えしました。
軸先から垂れているご自分の唾液が、お姉さまのしなやかな指先を濡らしています。
「でもその前に、これを直子のマゾマンコにぶち込みなさい。あたしの唾液と直子のマン汁が充分絡み合うようにね」
「はい、お姉さま、ありがとうございます・・・」
服従ポーズを解き、受け取った書道筆を前屈みで自分のマゾマンコに突き立てました。
ズブズブっと難なく埋まっていく球状段々の軸先。
三段の球状が見えなくなってもまだ、より奥へと筆を侵入させてしまいます。
段々がランダムに膣壁を擦って、気持ちいい・・・
ああ今、お姉さまの上のよだれと私の下のよだれが、私の膣内で混じり合っているんだ・・・
このままかまわず、軸でマゾマンコをめちゃくちゃに掻き回したくて仕方ありません。
「そんなものでいいわ。お出しなさい」
でもすぐに、お姉さまの無情なご命令で渋々筆を引き抜く私。
マゾマンコと軸先のあいだを、幾筋もの浅ましい糸が引いては途切れました。
「おや、さっきまでは付いていなかった白く濁ったおツユが混ざっているわよ?筆が黒いからよく目立つこと」
再び鼻先に突きつけられた軸先。
さっきとはあきらかに違う、いやらしい臭いがプーンと鼻を突きました。
「本当にスケベでいやらしいマゾ娘よね、直子って・・・」
イジワルくおっしゃった後、その白濁したおツユの部分を、舌先でチロッと舐め取ってくださったお姉さま。
ああん、早くソレを、私の爛れたケツの穴に、ぶち込んでくださぃぃ・・・
「ほら、さっさとそこに四つん這いになりなさいっ!」
思いついた、はしたないおねだりをお姉さまに告げるべきか迷っていたら、次のご命令をいただいてしまいました。
「は、はい・・・」
その場にひざまずき、お尻をお姉さまへと向ける私。
バチーンッ!
「ひぃっ!」
すかさず右の尻たぶに強烈な平手打ちをいただいてしまいました。
「違うでしょ?直子のケツはみんなのケツなのだから、みなさんにお見せしなくてどうするの?」
「は、はいぃ、ごめんなさいぃ」
あわててミイコさまたちのほうへとお尻を方向転換する私。
私の右隣にしゃがまれたお姉さま。
「ほら、自分でケツに両手をやって、あたしに開発されたケツの穴を自分でおっ拡げなさい。みなさんに中まで、よーく見えるようにっ!」
耳元で囁いて欲しいのに、お姉さまの囁きはマイクに乗って、場内中に響き渡りました。
「は、はい・・・」
今までテーブル周りにバラバラ散らばっていたお客様がたも、ゾロゾロと私が突き出しているお尻の正面に集まってこられるのがわかりました。
*
*三人のミストレス 28へ
*
2018年5月13日
三人のミストレス 26
「んぐぅぁ・・・」
不意にお隣から、ひときわ切なそうなジャクリーンさまのくぐもった唸り声が聞こえてきました。
そっと横目で観察すると、ジャクリーンさまの真ん前に陣取られたお若そうな女性がおふたり。
ロングとショートのソバージュヘアを同じように明るめに染めた、メイク濃いめなギャルっぽい雰囲気の、おそらくカップルさん。
「あー、さっきチーママが、奴隷には触っちゃダメ、って言ってたじゃん」
ショートヘアのかたがロングヘアのかたの脇腹に、肘をグイグイ押し付けつつ大きなお声でおっしゃいました。
といっても咎めるようなご様子ではなく、茶化してじゃれ合っておられる感じ。
「だって、すっごく触って欲しそうにでっかい乳首突き出してんだもん。弄らずにいられないじゃん」
ロングヘアのかたがまったく悪びれずにおっしゃいました。
「ジャクリーンおばさんの乳首、両方共すんごい熱持ってて、火傷しそうなくらい熱くなってた。そりゃそうよね、あんだけずっと乳首挟まれっ放しだったんだから」
どうやらおふたりのうちのおひとりが、ジャクリーンさまの乳首に直接何やらイタズラされちゃったみたいです。
ジャクリーンさまは少し潤んだ恨めしげな瞳で、おふたりのお顔を見つめていらっしゃいます。
「さっきの電マ、すっごく気持ち良かったみたいじゃん?緩んだからだがまだ汗とマン汁でヌラヌラだし。あ、太腿にはクッキリ鞭の痕までつけちゃって」
「オマンコからいまだに、酸っぱい臭いが漂ってるよ?」
「ジャクリーンてもういい歳なんでしょ?なのにいまだにそんなに牝フェロモン、ダダ漏れなんだ?」
「こんなにヘンタイな牝ブタマゾなのに、昼間はヒルズ辺りで素知らぬ顔で着飾ってセレブな奥様気取ってるって本当?」
可笑しそうに笑いながら大きなお声で、ジャクリーンさまをからかうように罵倒されるおふたり。
それからもいろいろと非道いことをジャクリーンさまにおっしゃいつつ、おっぱいにお手を伸ばしては、ギリギリ触れそうなところで引っ込めたり。
取り囲むみなさまも面白そうに、おふたりのお言葉にウンウンうなずいたりしていらっしゃいます。
「むぐぁぅう・・・」
ジャクリーンさまはといえば、ボールギャグを噛まされた自由にならないお口から、幾度となくお言葉にならない呻きをあげられるばかり。
口の端から溢れ出たよだれがダラダラと顎をつたい、豊満なおっぱいのカーブへと滴り落ちていました。
そんなおふたりとジャクリーンさまのやりとりに、いつの間にか見入っていた私。
ふと視線を感じて顔をフロアに向けようとしたとき、ショートヘアのほうのかたとバッチリ目線が合ってしまいました。
ニヤニヤ笑いを浮かべて私のほうへと移動してこられるおふたり。
お隣からまた、くぐもった呻き声が聞こえたのは、ジャクリーンさまがまた、どなたかにどこかを触られたのでしょうか。
でも近づいてこられたおふたりに目は釘付けで、確かめる余裕はありません。
「こっちのニューフェイスは、うちらとそんなに歳、変わんないんじゃね?」
「うん。おばさんとは肌の張りがだんちだよね。なのに、こんなところに裸で連れ込まれて、こんな格好させられちゃって」
「でも絶対自分で望んで来たんだと思うよ。だって見なよ、このドエム丸出しで物欲しげな誘い受け顔。絶対虐められて感じちゃうムッツリスケベだって」
「そうだよね。さっきのオナニーも、みんな固唾呑んで見入っちゃってスゴかったもん。おかげでこのイベントじゃ久々に、超エロいオーラで客まで盛り上がってない?」
おふたりが少し背伸びしながらフロア後方を見渡されました。
私もつられておふたりから目線を外し、少し薄暗いフロアを見渡します。
ジャクリーンさまと私の周りに群がった十数名以外のかたたちが、一団から少し離れた場所でそれぞれ独自に愉しまれていらっしゃいました。
もちろんみなさまステージのほうを向いてはいらっしゃるのですが、傍らのパートナーさまとも、いろいろご活発なご様子。
お酒片手に身を寄せ合い、こちらを指差して仲睦まじく談笑されているカップルさん。
互いの唇をずっとくっつけあったまま、微動だにされないカップルさん。
互いのからだをせわしなくまさぐりあうカップルさん。
ステージ前に押しかけてこられないお客様がたは、どうやらステディなカップルさんが多いみたい。
ブラウスのボタンがすっかり外れて、胸をはだけていらっしゃるかたや、ジーンズが半脱ぎになっていらっしゃるかた、すっかり下着姿になって踊っているかたなど、客観的に見たらかなり非日常的な光景となっていました。
「・・・なんつーか、フロアのほうもけっこうエロくない?」
ロングヘアのかたのつぶやくようなお声が聞こえ、視線をおふたりに戻しました。
「さっきのこいつらのケダモノじみたイキっぷりにアテられちゃったんだよね。うちだってかなりムラムラきてるもん。こんな雰囲気になるのって、超お久じゃね?」
「お仕置きタイムの前に脱いじゃうヤツが出るって、あたしが知ってる限りじゃ、例のアユが飛び入りしたとき以来じゃないかな?」
「ああ、あんときもスゴかったよね。客の大半がマッパで、あっちこっちで乳繰り合ってたっけ」
「あの日けっこう、カップルが出来上がったらしいよ。今日の客の中にもいるんじゃないかな」
私の裸身をニヤニヤ眺めつつ、愉しげにおしゃべりされるおふたり。
私もそのお話をお聞きしながら、このイベントって最後はそんなふうになっちゃうんだ?とびっくりしていました。
「ま、うちらは倦怠期だからさ、ぼっちのマゾい子でもいたら連れ出して遊べれば、なんて思ってたけど、今日は当たりだわ」
「どうせ今日の生贄はこいつだろうし、どう虐めるか、じっくり観察しとかなきゃ」
「こういう一見大人しそうなのに、実はど淫乱の虐められたがりマゾ子って、すげーそそるよね」
「マジ、泣かせたいもん。お仕置きタイムになったら、たっぷりご奉仕してもらわなきゃ」
「百戦錬磨のジャクリーンにマゾバトルで敵うわけないもんな。うちらだってレズ便器は新しいほうが愉しいし」
「ジャクリーンは上手いんだけどさ、なんか反応がワンパで飽きてきちゃった」
私たちの目前で大きなお声で、思い切りお好き勝手なお言葉責めで私たちをなぶられるおふたり。
レズ便器、というお言葉が、絶望的に自分にぴったりな感じがして、ゾクゾクヒクヒク感じてしまいます。
「おい、おまえ?名前、なんだっけ?」
ショートヘアのかたが私に突然問い掛けてきました。
「あぐぅぅ・・・」
お答えしようとしても言葉にならず、ただ空しく口の端からよだれを垂れ流す私。
「ギャグされてるんだから言える訳ないじゃん。確かみんなはナオコって呼んでた。あたしのダチと同じ名前だから覚えてる」
ロングヘアのかたが私に代わってお答えくださいました。
「ナオコか。じゃあナオコ?ケツの穴、見せて」
ショートヘアのかたがニヤニヤしながらおっしゃいました。
「ほら、命令されたらさっさと後ろ向いて、ケツをこっちに突き出しな」
これは・・・従わなければいけないのだろうな・・・
その蓮っ葉で高圧的なおっしゃりかたがなぜだかとても新鮮で、私のマゾ性がゾクゾクざわめいてしまいます。
「ほら、おまえらここにいる全員の性奴隷なんだろ?さっさと命令どおりにしろよっ!」
おそらくワザとなのでしょうが、本当に怒っているみたいな低くて怖いお声を投げつけられて、からだ全体がゾクゾクビクン。
「あぐぅ・・・」
声にならないお返事をしてからおずおずと両足を動かし、フロアに背中を向けました。
「よーし、もっと両足大きく開いて、ケツをこっちに突き出せ。両膝曲げて腰落として」
ショートヘアのかたのご命令通りにすると、後ろ手錠のガニ股前屈みでお尻だけ思い切りフロアに突き出した無様な格好。
いかにも突き出したそこに、何かしてください、とおねだりしているような気分になってくる、マゾ女以外には耐えられないお下品ポーズ。
「おー、見えた見えた、ナオコの肛門。マゾにしちゃ意外とひっそりしてるな。ジャクリーンのなんか糜爛しちゃって柘榴みたいなのに」
「でもこいつ、さっき電マでオナってたとき、手錠の指を必死に伸ばして、ケツの穴にも指突っ込んでほじってたから、けっこう使い込んでると思うよ」
ロングヘアのかたの大きなお声に、クスクスと忍び嗤う他のお客様がた。
視られていた・・・と全身の血液が逆流しそうなほどの羞恥に染まる私。
「お、マンコとケツ穴の襞が同時にヒクヒクうごめいた。こんなにこっ恥ずかしい格好視られて、そんなに嬉しいんだ?ナオコちゃんは?」
嘲嗤うようなお声の息がお尻に直接当たり、ますますゾクゾク感じてしまう、どうしようもない私。
「うわっ、だらだらマン汁まで垂らして悦んでるよ。本当、かなりのスキモノだね、このナオコちゃんは」
ショートヘアのかたのお芝居じみた嘲りのお言葉に、もはやクスクスではなく、はっきり侮蔑のニュアンスを含んだ乾いた笑い声がフロアに広がりました。
「お仕置きタイムになったら、うちらのマンコ、嫌っていうほど舐めさせてやるから、しっかり気持ち良くしてくれよな」
「ちゃんと気持ち良く出来たら、ご褒美にそのケツの穴に、ぶっといディルドをぶち込んでやるからさ、ね?ナオコちゃん?」
フヒャヒャヒャと品の無い笑い声がつづきました。
それからしばらくおふたりのお声は聞こえなくなり、かといってお許しもいただけていないので、お尻突き出しポーズを解く訳にもいかず、そのままフロアに背を向けつづけました。
明るい照明の下でお客様全員にアヌスとマゾマンコを赤裸々に晒しながら、いつ触られるか、いつ何か挿入されるかとソワソワドキドキ胸を高鳴らせながら。
ときどき、お尻をこっちにも見せてー、というお声がかかると、お尻をそちらにお向けし、こっちにもー、というお声で、またお尻を振り。
あまりの恥ずかしさに、いつしか両目をギュッと瞑り、口の端とマゾマンコからよだれをポタポタ垂らしながら辱めに耐えていました。
「はい、みなさま、お待たせしましたー。準備が整いましたので、今度はこちらでショーのつづきをお愉しみくださいー」
背後で唐突にミイコさまのお声が響き、ふと目を開けると目の前にしほりさまがいらしていました。
「ほら、第3ラウンド開始。もうそのポーズは解いていいのよ。それとももっとまだみんなに淫乱マンコとアナル、見せていたい?」
からかうようにおっしゃったしほりさまが、私のリードの先を掴まれました。
「次のバトルは、あのテーブルの上でやるんだって。芸術点勝負だから、直子にも十分勝つチャンスがある、ってママさんが言っていたわよ」
しほりさまにリードを引かれ後ろ手錠のまま、よたよたとステージを降りる私。
「みなさんはスレイブが通れるように、道を空けてやってくださーい」
ミイコさまのお声は、フロア中央のお酒やお飲み物が置かれていた大きなテーブルのほうから聞こえてきます。
いつの間にかフロア側も昼間のような明るさに戻り、BGMもクラシックのワルツ曲に戻っていました。
ステージからテーブルまで、リードを引かれたセイドレイたち、里美さまに引かれたジャクリーンさまとしほりさまに引かれた私、の厳かな行進。
左右に分かれて通り道を空けてくださったお客様がたの、至近距離からの視線、視線、視線・・・
ステージを降りてすぐのところにいらした、先ほどのショートとロングのおふたり組は相変わらずのニヤニヤ笑い。
ボタンの外れたブラウスを掻き合せて、気怠げにこちらを視つめてくるおふたり。
セクシーなランジェリー姿でお手を繋がれたまま眺めているおふたり。
しっかり抱き合いくちづけを交わしつつこちらも視ているカップルさん。
どなたの視線もジャクリーンさまと私を、自分たちとは違う種類のどうしようもないヘンタイな何か、としてご覧になっているのは確かでした。
そして、アルコールもけっこう進んだのでしょう、場内全体の緊張感が最初の頃よりもぐんと緩み、お客様がた同士の連帯感が増して、みなさま程好くリラックスされている雰囲気を感じました。
たどり着いた大きなテーブル脇。
テーブルの上はすっかり綺麗に片付けられ、長方形のテーブル上にひと回り小さく絨毯なのかタオルなのか、真っ赤な敷物が敷かれていました。
テーブル横には昇降用なのでしょう、木の踏み台がひとつ。
テーブル沿いの最前列にはすでに、お姉さま、やよいママさま、シーナさま、レンズを構えた小野寺さまが陣取っておられます。
「ほら、とりあえずスレイブはみなさんによく見えるように、上にあがりなさい」
ご指示されるミイコさまは、いつの間にか菱縄縛りを解かれていました。
代わりに身に着けられたのはオープンバストな黒のレザーハーネスボンデージドレス。
バストも性器も相変わらず丸出しながらカラーとタイ、襟は着けたままなので、お持ちになった乗馬鞭とも相俟って、一層女王様らしさが増しています。
キメの細かいお肌に縄目の赤い痕がチラチラ残り、エロティックなお美しさは10倍増しです。
「あ、リードと手錠は外してやって。それで、あがったらわたしのほうを向いていつものポーズね」
ミイコさまのお言葉で後ろ手錠が外され、久々の両手の自由を味わうも束の間、しほりさまに背中を押されてテーブルの上に追い立てられました。
「お待ちかねの第3ラウンドの勝敗は、お客様の拍手で決めていただきます。これからこの壇上でスレイブたちが、とある芸を披露します」
ご自身はテーブルには上がらず、言わばリングサイドでご説明を始められたミイコさま。
ミイコさまがご説明をされているとき、ジャクリーンさまと私はテーブルの上でマゾの服従ポーズ。
赤い敷物のほぼ中央で両手を後頭部に当て、360度、どこからでも眺められる位置に裸身を晒していました。
せっかく自由になった両手を有効に使うことも許されずに。
その上、テーブルの高さが絶妙で、こうして立ち尽くしているとお客様がたの目線がちょうど私たちの性器の位置。
お客様がたは普通に立っていると否が応でも、ジャクリーンさまと私のマゾマンコに目が行く高さでした。
長方形のテーブル四辺に万遍なくお客様がたが集まり、私たちを見上げています。
「みなさんには、スレイブたちがその芸をしているときの所作の美しさや、出来上がった作品の出来栄えなどを総合的に判断していただき、優劣を決めていただきたいと思います」
ミイコさまのご説明がつづいています。
私はみなさまから容赦無く視姦されつつ、これから何をやらされるのか気が気ではありません。
横目でチラッとジャクリーンさまを盗み見ると、悠然と落ち着いていらっしゃるご様子。
豊富なご経験上、何をさせられるのかおわかりなのでしょう。
ということはまた、私に勝ち目はないのかな・・・
「ということで、これからスレイブたちには、書道をしてもらいます」
ミイコさまのお声に、ああっ、とどよめくみなさま。
「と言ってもヘンタイマゾスレイブに普通にお習字させても面白くもなんともありませんから、第3ラウンドは穴書道バトル、です」
テーブルの周辺から、あ、それか!というお声やクックックという冷笑が聞こえてきました。
私も、穴、というお言葉でピンときました。
そう言えば以前、シーナさまからそんなビデオを見せられたことがあったっけ。
「ただ、今現在、こちらの直子が0勝2敗と劣勢ですので、バトル的にも盛り上げるために特別に、牝ブタおばさんにハンデを科したいと思います」
ミイコさまが私を見上げて軽くパチンとウインクをくださいました。
「牝ブタおばさんは何度か経験済みだし、プライベートでも練習しているなんてシーナちゃんに聞いちゃったからね」
ミイコさまのお道化たお声に、アハハと笑われるお客様がた。
「ご存知のように、百合草会の穴書道は、マンコかアヌスに書道筆を挿して、課題の文章を揮毫し、その優劣を競うものですが、ハンデ戦ということで、今回はこちらからスレイブに穴を指定します」
ミイコさまのご説明は、何をおっしゃっているのか、その意味はわかるのですが、内容そのものがあまりにアブノーマルで頭がクラクラしてしまいました。
つまり、性器かお尻の穴に書道筆を挿入して、何かしらの文章をお習字する、ということなのでしょう。
シーナさまからお見せいただいたビデオもそういう内容でしたし、そのときに、こういった芸は、大昔からストリップショーや温泉場の芸者さんの余興として、連綿と受け継がれてきたものだ、というご説明も受けました。
でも、いざ自分がするとなると、お話はぜんぜん別です。
こんな見知らぬ人が大勢ご覧になっている前で、全裸のマゾマンコに筆を挿し込んで、しゃがみ込んでヨタヨタとお習字するなんて・・・
そんなの、よってたかってふたりを笑い者にしようという魂胆が見え見えです。
でも、そんなご無体なご命令にさえ逆らえないのがマゾのマゾたる所以。
みなさまとご一緒になってアハハと屈託のない笑顔を見せられているお姉さまを盗み見て、これは、お姉さまもお望みになっていることなんだ、と覚悟が決まりました。
「では始めます。先攻は牝ブタおばさん。筆はマンコに挿してもらいます」
ミイコさまのお声が場内に大きく響きました。
「だから直子はいったん降りてきなさい」
ミイコさまに呼ばれてポーズを解き、おずおずとフロアに降り立つ私。
ミイコさまのお隣で、服従ポーズで待機するよう命ぜられました。
「これがなぜハンデかというと、牝ブタおばさんは歳のせいか使い過ぎのせいか、膣がかなり緩くなっているという情報を飼い主のかたからいただいたからです。確かに最近の穴書道でおばさんは、アヌスばかり使っていた記憶がわたしにもあります」
ミイコさまの身も蓋もないご説明に、ウヒャヒャヒャとご愉快そうに嗤うお客様がた。
「なので、その失われた膣圧を取り戻すためにも、敢えてこのいつもより細い筆をマンコでコントロールして、なおかつ達筆を披露してもらいたいと思います」
パチパチと沸き起こる拍手。
ミイコさまが取り出されたのは、軸の直径が1センチくらいな太さの、普通に中学生さんが学校でお使いになりそうなお習字筆。
確かにこの太さの筆を膣内に入れ、締め付けながら字を書くのは大変そう。
でも私なら出来ないこともない・・・かな・・・
「もちろん書いている最中に筆を取り落としたら、その場で失格です。相手も同じ失敗をしたら再戦。相手が書ききれば出来の優劣は問わず、相手の勝ちとなります」
ミイコさまのご説明に、再び品の無い笑い声。
テーブルの上には里美さまとしほりさまが上がられ、せっせとご準備されています。
赤い敷物の上に、お正月のお書き初めで使うような長方形の和紙が敷かれました。
文鎮が置かれ、傍らの透明のボウルの中にたっぷり墨汁が注がれました。
「それでは揮毫する文字を発表します。せっかく細めな筆にしたのだから、ちょっと複雑にしました。内容はおばさんの自己紹介みたいなものです」
可笑しそうにフッとお鼻で笑ったミイコさまが、一呼吸置かれてからつづけます。
「被虐性淫乱変態熟女。全部で9文字。全部漢字で書きなさい」
再び場内が下卑た笑いに包まれました。
*
*三人のミストレス 27へ
*
不意にお隣から、ひときわ切なそうなジャクリーンさまのくぐもった唸り声が聞こえてきました。
そっと横目で観察すると、ジャクリーンさまの真ん前に陣取られたお若そうな女性がおふたり。
ロングとショートのソバージュヘアを同じように明るめに染めた、メイク濃いめなギャルっぽい雰囲気の、おそらくカップルさん。
「あー、さっきチーママが、奴隷には触っちゃダメ、って言ってたじゃん」
ショートヘアのかたがロングヘアのかたの脇腹に、肘をグイグイ押し付けつつ大きなお声でおっしゃいました。
といっても咎めるようなご様子ではなく、茶化してじゃれ合っておられる感じ。
「だって、すっごく触って欲しそうにでっかい乳首突き出してんだもん。弄らずにいられないじゃん」
ロングヘアのかたがまったく悪びれずにおっしゃいました。
「ジャクリーンおばさんの乳首、両方共すんごい熱持ってて、火傷しそうなくらい熱くなってた。そりゃそうよね、あんだけずっと乳首挟まれっ放しだったんだから」
どうやらおふたりのうちのおひとりが、ジャクリーンさまの乳首に直接何やらイタズラされちゃったみたいです。
ジャクリーンさまは少し潤んだ恨めしげな瞳で、おふたりのお顔を見つめていらっしゃいます。
「さっきの電マ、すっごく気持ち良かったみたいじゃん?緩んだからだがまだ汗とマン汁でヌラヌラだし。あ、太腿にはクッキリ鞭の痕までつけちゃって」
「オマンコからいまだに、酸っぱい臭いが漂ってるよ?」
「ジャクリーンてもういい歳なんでしょ?なのにいまだにそんなに牝フェロモン、ダダ漏れなんだ?」
「こんなにヘンタイな牝ブタマゾなのに、昼間はヒルズ辺りで素知らぬ顔で着飾ってセレブな奥様気取ってるって本当?」
可笑しそうに笑いながら大きなお声で、ジャクリーンさまをからかうように罵倒されるおふたり。
それからもいろいろと非道いことをジャクリーンさまにおっしゃいつつ、おっぱいにお手を伸ばしては、ギリギリ触れそうなところで引っ込めたり。
取り囲むみなさまも面白そうに、おふたりのお言葉にウンウンうなずいたりしていらっしゃいます。
「むぐぁぅう・・・」
ジャクリーンさまはといえば、ボールギャグを噛まされた自由にならないお口から、幾度となくお言葉にならない呻きをあげられるばかり。
口の端から溢れ出たよだれがダラダラと顎をつたい、豊満なおっぱいのカーブへと滴り落ちていました。
そんなおふたりとジャクリーンさまのやりとりに、いつの間にか見入っていた私。
ふと視線を感じて顔をフロアに向けようとしたとき、ショートヘアのほうのかたとバッチリ目線が合ってしまいました。
ニヤニヤ笑いを浮かべて私のほうへと移動してこられるおふたり。
お隣からまた、くぐもった呻き声が聞こえたのは、ジャクリーンさまがまた、どなたかにどこかを触られたのでしょうか。
でも近づいてこられたおふたりに目は釘付けで、確かめる余裕はありません。
「こっちのニューフェイスは、うちらとそんなに歳、変わんないんじゃね?」
「うん。おばさんとは肌の張りがだんちだよね。なのに、こんなところに裸で連れ込まれて、こんな格好させられちゃって」
「でも絶対自分で望んで来たんだと思うよ。だって見なよ、このドエム丸出しで物欲しげな誘い受け顔。絶対虐められて感じちゃうムッツリスケベだって」
「そうだよね。さっきのオナニーも、みんな固唾呑んで見入っちゃってスゴかったもん。おかげでこのイベントじゃ久々に、超エロいオーラで客まで盛り上がってない?」
おふたりが少し背伸びしながらフロア後方を見渡されました。
私もつられておふたりから目線を外し、少し薄暗いフロアを見渡します。
ジャクリーンさまと私の周りに群がった十数名以外のかたたちが、一団から少し離れた場所でそれぞれ独自に愉しまれていらっしゃいました。
もちろんみなさまステージのほうを向いてはいらっしゃるのですが、傍らのパートナーさまとも、いろいろご活発なご様子。
お酒片手に身を寄せ合い、こちらを指差して仲睦まじく談笑されているカップルさん。
互いの唇をずっとくっつけあったまま、微動だにされないカップルさん。
互いのからだをせわしなくまさぐりあうカップルさん。
ステージ前に押しかけてこられないお客様がたは、どうやらステディなカップルさんが多いみたい。
ブラウスのボタンがすっかり外れて、胸をはだけていらっしゃるかたや、ジーンズが半脱ぎになっていらっしゃるかた、すっかり下着姿になって踊っているかたなど、客観的に見たらかなり非日常的な光景となっていました。
「・・・なんつーか、フロアのほうもけっこうエロくない?」
ロングヘアのかたのつぶやくようなお声が聞こえ、視線をおふたりに戻しました。
「さっきのこいつらのケダモノじみたイキっぷりにアテられちゃったんだよね。うちだってかなりムラムラきてるもん。こんな雰囲気になるのって、超お久じゃね?」
「お仕置きタイムの前に脱いじゃうヤツが出るって、あたしが知ってる限りじゃ、例のアユが飛び入りしたとき以来じゃないかな?」
「ああ、あんときもスゴかったよね。客の大半がマッパで、あっちこっちで乳繰り合ってたっけ」
「あの日けっこう、カップルが出来上がったらしいよ。今日の客の中にもいるんじゃないかな」
私の裸身をニヤニヤ眺めつつ、愉しげにおしゃべりされるおふたり。
私もそのお話をお聞きしながら、このイベントって最後はそんなふうになっちゃうんだ?とびっくりしていました。
「ま、うちらは倦怠期だからさ、ぼっちのマゾい子でもいたら連れ出して遊べれば、なんて思ってたけど、今日は当たりだわ」
「どうせ今日の生贄はこいつだろうし、どう虐めるか、じっくり観察しとかなきゃ」
「こういう一見大人しそうなのに、実はど淫乱の虐められたがりマゾ子って、すげーそそるよね」
「マジ、泣かせたいもん。お仕置きタイムになったら、たっぷりご奉仕してもらわなきゃ」
「百戦錬磨のジャクリーンにマゾバトルで敵うわけないもんな。うちらだってレズ便器は新しいほうが愉しいし」
「ジャクリーンは上手いんだけどさ、なんか反応がワンパで飽きてきちゃった」
私たちの目前で大きなお声で、思い切りお好き勝手なお言葉責めで私たちをなぶられるおふたり。
レズ便器、というお言葉が、絶望的に自分にぴったりな感じがして、ゾクゾクヒクヒク感じてしまいます。
「おい、おまえ?名前、なんだっけ?」
ショートヘアのかたが私に突然問い掛けてきました。
「あぐぅぅ・・・」
お答えしようとしても言葉にならず、ただ空しく口の端からよだれを垂れ流す私。
「ギャグされてるんだから言える訳ないじゃん。確かみんなはナオコって呼んでた。あたしのダチと同じ名前だから覚えてる」
ロングヘアのかたが私に代わってお答えくださいました。
「ナオコか。じゃあナオコ?ケツの穴、見せて」
ショートヘアのかたがニヤニヤしながらおっしゃいました。
「ほら、命令されたらさっさと後ろ向いて、ケツをこっちに突き出しな」
これは・・・従わなければいけないのだろうな・・・
その蓮っ葉で高圧的なおっしゃりかたがなぜだかとても新鮮で、私のマゾ性がゾクゾクざわめいてしまいます。
「ほら、おまえらここにいる全員の性奴隷なんだろ?さっさと命令どおりにしろよっ!」
おそらくワザとなのでしょうが、本当に怒っているみたいな低くて怖いお声を投げつけられて、からだ全体がゾクゾクビクン。
「あぐぅ・・・」
声にならないお返事をしてからおずおずと両足を動かし、フロアに背中を向けました。
「よーし、もっと両足大きく開いて、ケツをこっちに突き出せ。両膝曲げて腰落として」
ショートヘアのかたのご命令通りにすると、後ろ手錠のガニ股前屈みでお尻だけ思い切りフロアに突き出した無様な格好。
いかにも突き出したそこに、何かしてください、とおねだりしているような気分になってくる、マゾ女以外には耐えられないお下品ポーズ。
「おー、見えた見えた、ナオコの肛門。マゾにしちゃ意外とひっそりしてるな。ジャクリーンのなんか糜爛しちゃって柘榴みたいなのに」
「でもこいつ、さっき電マでオナってたとき、手錠の指を必死に伸ばして、ケツの穴にも指突っ込んでほじってたから、けっこう使い込んでると思うよ」
ロングヘアのかたの大きなお声に、クスクスと忍び嗤う他のお客様がた。
視られていた・・・と全身の血液が逆流しそうなほどの羞恥に染まる私。
「お、マンコとケツ穴の襞が同時にヒクヒクうごめいた。こんなにこっ恥ずかしい格好視られて、そんなに嬉しいんだ?ナオコちゃんは?」
嘲嗤うようなお声の息がお尻に直接当たり、ますますゾクゾク感じてしまう、どうしようもない私。
「うわっ、だらだらマン汁まで垂らして悦んでるよ。本当、かなりのスキモノだね、このナオコちゃんは」
ショートヘアのかたのお芝居じみた嘲りのお言葉に、もはやクスクスではなく、はっきり侮蔑のニュアンスを含んだ乾いた笑い声がフロアに広がりました。
「お仕置きタイムになったら、うちらのマンコ、嫌っていうほど舐めさせてやるから、しっかり気持ち良くしてくれよな」
「ちゃんと気持ち良く出来たら、ご褒美にそのケツの穴に、ぶっといディルドをぶち込んでやるからさ、ね?ナオコちゃん?」
フヒャヒャヒャと品の無い笑い声がつづきました。
それからしばらくおふたりのお声は聞こえなくなり、かといってお許しもいただけていないので、お尻突き出しポーズを解く訳にもいかず、そのままフロアに背を向けつづけました。
明るい照明の下でお客様全員にアヌスとマゾマンコを赤裸々に晒しながら、いつ触られるか、いつ何か挿入されるかとソワソワドキドキ胸を高鳴らせながら。
ときどき、お尻をこっちにも見せてー、というお声がかかると、お尻をそちらにお向けし、こっちにもー、というお声で、またお尻を振り。
あまりの恥ずかしさに、いつしか両目をギュッと瞑り、口の端とマゾマンコからよだれをポタポタ垂らしながら辱めに耐えていました。
「はい、みなさま、お待たせしましたー。準備が整いましたので、今度はこちらでショーのつづきをお愉しみくださいー」
背後で唐突にミイコさまのお声が響き、ふと目を開けると目の前にしほりさまがいらしていました。
「ほら、第3ラウンド開始。もうそのポーズは解いていいのよ。それとももっとまだみんなに淫乱マンコとアナル、見せていたい?」
からかうようにおっしゃったしほりさまが、私のリードの先を掴まれました。
「次のバトルは、あのテーブルの上でやるんだって。芸術点勝負だから、直子にも十分勝つチャンスがある、ってママさんが言っていたわよ」
しほりさまにリードを引かれ後ろ手錠のまま、よたよたとステージを降りる私。
「みなさんはスレイブが通れるように、道を空けてやってくださーい」
ミイコさまのお声は、フロア中央のお酒やお飲み物が置かれていた大きなテーブルのほうから聞こえてきます。
いつの間にかフロア側も昼間のような明るさに戻り、BGMもクラシックのワルツ曲に戻っていました。
ステージからテーブルまで、リードを引かれたセイドレイたち、里美さまに引かれたジャクリーンさまとしほりさまに引かれた私、の厳かな行進。
左右に分かれて通り道を空けてくださったお客様がたの、至近距離からの視線、視線、視線・・・
ステージを降りてすぐのところにいらした、先ほどのショートとロングのおふたり組は相変わらずのニヤニヤ笑い。
ボタンの外れたブラウスを掻き合せて、気怠げにこちらを視つめてくるおふたり。
セクシーなランジェリー姿でお手を繋がれたまま眺めているおふたり。
しっかり抱き合いくちづけを交わしつつこちらも視ているカップルさん。
どなたの視線もジャクリーンさまと私を、自分たちとは違う種類のどうしようもないヘンタイな何か、としてご覧になっているのは確かでした。
そして、アルコールもけっこう進んだのでしょう、場内全体の緊張感が最初の頃よりもぐんと緩み、お客様がた同士の連帯感が増して、みなさま程好くリラックスされている雰囲気を感じました。
たどり着いた大きなテーブル脇。
テーブルの上はすっかり綺麗に片付けられ、長方形のテーブル上にひと回り小さく絨毯なのかタオルなのか、真っ赤な敷物が敷かれていました。
テーブル横には昇降用なのでしょう、木の踏み台がひとつ。
テーブル沿いの最前列にはすでに、お姉さま、やよいママさま、シーナさま、レンズを構えた小野寺さまが陣取っておられます。
「ほら、とりあえずスレイブはみなさんによく見えるように、上にあがりなさい」
ご指示されるミイコさまは、いつの間にか菱縄縛りを解かれていました。
代わりに身に着けられたのはオープンバストな黒のレザーハーネスボンデージドレス。
バストも性器も相変わらず丸出しながらカラーとタイ、襟は着けたままなので、お持ちになった乗馬鞭とも相俟って、一層女王様らしさが増しています。
キメの細かいお肌に縄目の赤い痕がチラチラ残り、エロティックなお美しさは10倍増しです。
「あ、リードと手錠は外してやって。それで、あがったらわたしのほうを向いていつものポーズね」
ミイコさまのお言葉で後ろ手錠が外され、久々の両手の自由を味わうも束の間、しほりさまに背中を押されてテーブルの上に追い立てられました。
「お待ちかねの第3ラウンドの勝敗は、お客様の拍手で決めていただきます。これからこの壇上でスレイブたちが、とある芸を披露します」
ご自身はテーブルには上がらず、言わばリングサイドでご説明を始められたミイコさま。
ミイコさまがご説明をされているとき、ジャクリーンさまと私はテーブルの上でマゾの服従ポーズ。
赤い敷物のほぼ中央で両手を後頭部に当て、360度、どこからでも眺められる位置に裸身を晒していました。
せっかく自由になった両手を有効に使うことも許されずに。
その上、テーブルの高さが絶妙で、こうして立ち尽くしているとお客様がたの目線がちょうど私たちの性器の位置。
お客様がたは普通に立っていると否が応でも、ジャクリーンさまと私のマゾマンコに目が行く高さでした。
長方形のテーブル四辺に万遍なくお客様がたが集まり、私たちを見上げています。
「みなさんには、スレイブたちがその芸をしているときの所作の美しさや、出来上がった作品の出来栄えなどを総合的に判断していただき、優劣を決めていただきたいと思います」
ミイコさまのご説明がつづいています。
私はみなさまから容赦無く視姦されつつ、これから何をやらされるのか気が気ではありません。
横目でチラッとジャクリーンさまを盗み見ると、悠然と落ち着いていらっしゃるご様子。
豊富なご経験上、何をさせられるのかおわかりなのでしょう。
ということはまた、私に勝ち目はないのかな・・・
「ということで、これからスレイブたちには、書道をしてもらいます」
ミイコさまのお声に、ああっ、とどよめくみなさま。
「と言ってもヘンタイマゾスレイブに普通にお習字させても面白くもなんともありませんから、第3ラウンドは穴書道バトル、です」
テーブルの周辺から、あ、それか!というお声やクックックという冷笑が聞こえてきました。
私も、穴、というお言葉でピンときました。
そう言えば以前、シーナさまからそんなビデオを見せられたことがあったっけ。
「ただ、今現在、こちらの直子が0勝2敗と劣勢ですので、バトル的にも盛り上げるために特別に、牝ブタおばさんにハンデを科したいと思います」
ミイコさまが私を見上げて軽くパチンとウインクをくださいました。
「牝ブタおばさんは何度か経験済みだし、プライベートでも練習しているなんてシーナちゃんに聞いちゃったからね」
ミイコさまのお道化たお声に、アハハと笑われるお客様がた。
「ご存知のように、百合草会の穴書道は、マンコかアヌスに書道筆を挿して、課題の文章を揮毫し、その優劣を競うものですが、ハンデ戦ということで、今回はこちらからスレイブに穴を指定します」
ミイコさまのご説明は、何をおっしゃっているのか、その意味はわかるのですが、内容そのものがあまりにアブノーマルで頭がクラクラしてしまいました。
つまり、性器かお尻の穴に書道筆を挿入して、何かしらの文章をお習字する、ということなのでしょう。
シーナさまからお見せいただいたビデオもそういう内容でしたし、そのときに、こういった芸は、大昔からストリップショーや温泉場の芸者さんの余興として、連綿と受け継がれてきたものだ、というご説明も受けました。
でも、いざ自分がするとなると、お話はぜんぜん別です。
こんな見知らぬ人が大勢ご覧になっている前で、全裸のマゾマンコに筆を挿し込んで、しゃがみ込んでヨタヨタとお習字するなんて・・・
そんなの、よってたかってふたりを笑い者にしようという魂胆が見え見えです。
でも、そんなご無体なご命令にさえ逆らえないのがマゾのマゾたる所以。
みなさまとご一緒になってアハハと屈託のない笑顔を見せられているお姉さまを盗み見て、これは、お姉さまもお望みになっていることなんだ、と覚悟が決まりました。
「では始めます。先攻は牝ブタおばさん。筆はマンコに挿してもらいます」
ミイコさまのお声が場内に大きく響きました。
「だから直子はいったん降りてきなさい」
ミイコさまに呼ばれてポーズを解き、おずおずとフロアに降り立つ私。
ミイコさまのお隣で、服従ポーズで待機するよう命ぜられました。
「これがなぜハンデかというと、牝ブタおばさんは歳のせいか使い過ぎのせいか、膣がかなり緩くなっているという情報を飼い主のかたからいただいたからです。確かに最近の穴書道でおばさんは、アヌスばかり使っていた記憶がわたしにもあります」
ミイコさまの身も蓋もないご説明に、ウヒャヒャヒャとご愉快そうに嗤うお客様がた。
「なので、その失われた膣圧を取り戻すためにも、敢えてこのいつもより細い筆をマンコでコントロールして、なおかつ達筆を披露してもらいたいと思います」
パチパチと沸き起こる拍手。
ミイコさまが取り出されたのは、軸の直径が1センチくらいな太さの、普通に中学生さんが学校でお使いになりそうなお習字筆。
確かにこの太さの筆を膣内に入れ、締め付けながら字を書くのは大変そう。
でも私なら出来ないこともない・・・かな・・・
「もちろん書いている最中に筆を取り落としたら、その場で失格です。相手も同じ失敗をしたら再戦。相手が書ききれば出来の優劣は問わず、相手の勝ちとなります」
ミイコさまのご説明に、再び品の無い笑い声。
テーブルの上には里美さまとしほりさまが上がられ、せっせとご準備されています。
赤い敷物の上に、お正月のお書き初めで使うような長方形の和紙が敷かれました。
文鎮が置かれ、傍らの透明のボウルの中にたっぷり墨汁が注がれました。
「それでは揮毫する文字を発表します。せっかく細めな筆にしたのだから、ちょっと複雑にしました。内容はおばさんの自己紹介みたいなものです」
可笑しそうにフッとお鼻で笑ったミイコさまが、一呼吸置かれてからつづけます。
「被虐性淫乱変態熟女。全部で9文字。全部漢字で書きなさい」
再び場内が下卑た笑いに包まれました。
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