お尻をされていたときは、ずっとうつぶせだったので、アンジェラさんたちがどんなご様子で、どんな表情で私の恥ずかしい姿をご覧になっていたのか、わかりませんでした。
逆に私も、施術でお尻を弄られて感じてしまい、いやらしく歪んでいたであろう自分の表情を、みなさまに見られずにすんでいました。
それが、ある意味救いでもあり、ある意味物足りなくもありました。
今度は仰向け。
否が応でもアンジェラさんたちとお顔をつき合わせて、お互いの反応を目の当たりにしながら施術を受けることになります。
仰向けになれば、尖っている乳首も淫らな表情も隠せません。
アソコの周辺の施術ですから、それなりの格好にもさせられるでしょう。
溢れるほどの蜜をたたえたその部分を、さらけ出さなくてはいけなくなるはずです。
お尻のときに間近でご覧になっているとはいえ、アンジェラさんたちは、そんな私を見てどんな反応を示されるのでしょう?
お尻の施術で蓄積された欲情は、一刻も早い昇華を望んでいました。
こんな状態でアソコを弄られたら・・・
もちろん出来る限りはガマンするつもりですが、まったく自信はありません。
きっとお尻のとき以上に、はしたなく身悶えてしまうはずです。
私がいやらしく悦ぶ姿を、正面から間近で、みなさまに見られてしまうことになるでしょう。
私のドキドキは最高潮。
視て欲しいけれど、でもやっぱり恥ずかしい・・・
はい、と答えはしたものの、からだを反転させることを躊躇していました。
「アイ部分というのは、アヌスからヴルヴァの先まで、ヴァジャイナの左右ラビアを含む直線的な部分です」
「アヌスからヴルヴァの端までは、日本語だと、会陰とか蟻の門渡り、なんて言い方もあるわね」
「この部分は全体に皮膚がやわらかく、また、性器というからだの中で一番プライヴェートな箇所でもありますから、女性にとって肉体的にも精神的にも一番デリケートな領域です」
「その部分に触れての施術となりますし、痛みを感じるお客様もこの部分の施術が一番多いので、あらゆる面で細心の注意と心配りが必要です」
「ヘアの生え方の流れも、部位によって細かく異なります。ですからまず、じっくり観察することです」
アンジェラさんが研修のお3人にご説明されているあいだ、小野寺さんが近づいてきて、私の頭のところにあったテレビモニターをベッドの左側に移動されました。
仰向けになっても私がモニターを見られるように、というご配慮でしょう。
今度はあのモニターに、私のアソコが大写しになるんだ・・・
うつぶせのまま枕にギューッと顔を押し付けていたら、アンジェラさんからお声が掛かりました。
「恥ずかしがる必要はないのよ?ミス・ナオコ。あなたのからだは綺麗だもの。この子たちもみんな、ずっと羨ましそうに見ていたわ」
「感じたら感じるままでいいから、だから、さ、早く仰向けになりなさい?」
アンジェラさんの手が私の背中に触れました。
「は、はい・・・」
意を決して、両手で顔を覆って隠してから、思い切ってからだを反転し、仰向けになりました。
みなさまと視線を合わせるのが、なんだかきまりが悪くて、とても怖かったのです。
勢いが良すぎて、おっぱいがブルルンと派手に揺れました。
顔を覆う両手の肘で、ふたつの乳首を押し潰すように隠し、もちろん両脚もピッタリと揃えています。
すかさずシーナさまから冷たいお声が降り注ぎました。
「何をいまさら顔とおっぱい、隠してるのよ?直子は視られたがりのマゾでしょ?マゾの両手は頭の後ろよっ!」
「直子がえっちにサカっちゃっているのは、もうみんなわかっているんだから、さっさと言われた通りになさい!」
ポインターペンで手の甲をつつかれ、仰向けでの、マゾの服従ポーズ、のご命令。
あーん、もうどうにでもしてくださいーっ!
開き直り気味に観念して両手を顔からはずし、腹筋運動をするときみたいに後頭部にあてました。
アンジェラさん、リナリナトリオのお3人、蘭子さん、シーナさまが、ベッドを取り囲んで私を見下ろしていました。
仰向けから見上げると、どなたのお顔も翳り気味で、みなさん、薄いニヤニヤ笑いを浮かべでいるように見えました。
気分はまさに、淫らな生体実験の被験体、囚われの慰み者・・・
羞恥と被虐感で胸が張り裂けそうです。
不意にベッド脇のモニターが明るくなり、横目で追うと、私の顔が映っていました。
これはつまり小野寺さんの視線。
しばらく私の顔を映してからゆっくりと外れたカメラは、首筋を通って両腋を映し、右のおっぱいで止まりました。
天を衝くように隆起しているラズベリー色の大きめな乳首にズームしてしばらく留まった後、左の乳首に移りました。
それからおへそを通過して、まばらに陰毛の生えた土手へ。
私のからだを、文字通り隅々まで舐めまわすこの映像は、全部記録されているんだ・・・
見知らぬ人たちに、私のその部分を見せるために・・・
そんなことを考えていたら、アソコの奥から、淫らな欲求がキュンキュン渦を巻いて湧き上がってきます。
ああんっ!
被虐な妄想が止まりません。
「はい。それでは I 部分の施術に入りましょう」
アンジェラさんの一声で、妄想が途切れました。
ベッドの左側、私の腰のあたりにアンジェラさんと研修のお3人、その対面右側にはビデオカメラを構えた小野寺さん。
シーナさまと蘭子さんは、足元のほうに立ち、まっすぐに私を見下ろしています。
「ミス・ナオコ?そんなに脚をぴったり閉じていたら、施術出来ないわ」
アンジェラさんが、からかうみたいな笑みを浮かべておっしゃいました。
ビクン!
いずれアソコをみなさまにお見せするような格好にならなくてはいけない、と覚悟はしていましたが、とうとうそのときがやって来てしまいました。
どんな格好にされるのだろう?
ドキドキしていたら、またおツユが・・・
「わたくしの言うとおりのポーズにおなりなさい」
アンジェラさんの口調が、なんとなくご命令ぽくなってきている気がしました。
「左右の足の裏をペッタリくっつけるの。爪先からかかとまで、ペッタリとね」
一瞬、おっしゃた意味がわかりませんでした。
足の裏をくっつける?
そんなことだけでいいのかしら?
「は、はい・・・」
お答えして、実際にそうしようと脚を動かし始めたらすぐ、気がつきました。
足の裏を向き合わせるためには、両脚を横向きにしなければなりません。。
そうして足裏を合わせようとすれば、膝を左右とも外向きに曲げなければならず、ペッタリ合わせようとするほど、より深く曲げることになります。
必然的に両太股が割れて、その交差部分のスジも開いてしまいます。
「ぁんっ!ぃやん」
仰向けで、両脚の膝だけ45度くらいずつ曲げています。
足の裏をペッタリ合わせるために、両脚で菱形を形作っているような格好になりました。
下半身の小さく割れた唇から、ようやく出口をみつけた洪水がトロリとお尻の穴のほうへと滴り、タオルに吸い込まれていきます。
その粘液の感触で、施術したての無毛なお尻の穴がくすぐったい。
アンジェラさんたちの目は、そこに釘付け。
モニターにももちろん、蜜が滴る唇がアップで映っていました。
いやっ!恥ずかしすぎるっ!
一刻も早く隠したいけれど、両手は頭の下なので隠すことは出来ません。
「はい。良く出来ました。でももう少し開いていただけるかしら、ミス・ナオコ?」
アンジェラさんが私のソコを覗き込むようにしながら、おっしゃいました。
「両足をくっつけたまま、もっと腰のほうへ近づけるの」
「えっ?」
戸惑いつつも、お言いつけ通りにしてみます。
「んっ!」
足のかかとがお尻に近づくと、両腿がいっそう広がります。
「もっと!」
「んっ!」
「もっとよ!」
「ぁぁーんっ!」
両腿がほぼ180度に開いていました。
膝の関節は閉じたコンパスのように、ふくらはぎと内腿がピッタリくっついた状態。
その状態で左右にほぼ全開しているので、両腿の交わり部分もパックリとお口を開けっ放しになってしまいました。
「ちょっと辛いかもしれないけれど、そのポーズをキープしておいてね」
アンジェラさんが私の開かれた部分をまじまじと見つめつつ、おっしゃいました。
「それにしても本当に、お綺麗なヴルヴァよねー。肌と一緒で真っ白だし、余計なものが一切はみ出ていないわ」
「これ、ヘア処理したら一直線でしょ?プックリしていて、まさにキャメルトゥね。艶かしいわ」
「ヘアは少ないから、施術はイージーね。セリナさん、タオル取ってちょうだい」
セリナさんと呼ばれた、リナリナトリオで一番背が高いワンカールボブの子が、あわててタオルを差し出しました。
その小さくて綺麗なお顔が、真っ赤に火照っていました。
「ミス・ナオコ、ちょっと失礼するわよ?」
アンジェラさんがおっしゃりながら、タオルで私の股間を塞ぎました。
「あんっ!」
不意の感触に思わず声を上げてしまいます。
「あら、可愛いらしいお声だこと。感じやすいのね?」
そのまま中の粘膜を擦るように、溜まった蜜を拭っています。
私は一生懸命、はしたない声をガマンします。
「だけどこんなにビシャビシャだと施術しにくいから、ね?」
「ねえミス・ナオコ?これって、さっきのアヌスでの施術で感じてしまったからなの?」
アンジェラさんが、まだ私の股間をさすりながら尋ねてきます。
「あっ、それは、えっと・・・」
「それもあるけれど、この子は視られていること自体でも感じちゃうのよ。ね、直子?」
シーナさまがお口をはさみました。
「でも、わたくしたちは同性じゃない?恥ずかしさは、それはあるでしょうけれど、ここまでセクシーな気分になってしまうもの?」
「だから直子は、そういう子なのよ。同性に恥ずかしい格好を視られて、虐められて、辱められるのが大好きなの。ちなみにオトコは一切NG」
「あらぁ、そうなの。それならひょっとして、ここには、殿方のアレは、一度も入ったことがないのね?」
アンジェラさんのタオルが、より奥へ入ってきました。
「ぁふんっ・・・」
ザラザラとしたタオル地で粘膜を擦られ、喉元からせり上がった吐息で唇が開いてしまいました。
「そう。なのにこんなに淫乱だなんて、なかなかレアでしょう?それが直子っていう女なのよ」
「そうなの。でもそれはそれでステキだわね。女性限定のイジメられっ子さんかー。なんだかわたくしも、このからだを触っていたら、虐めてみたくなってきたもの」
アンジェラさんが笑いながらおっしゃり、タオルが股間から離れました。
私は、おふたりの会話にいたたまれなくなって、今すぐこの場を逃げ出したい気持ち。
使用済みのタオルを、アンジェラさんがセリナさんに渡しました。
セリナさんは、何か不潔なものでも受け取ったかのようにビクビクした感じで、人差し指と親指でつまんだままお部屋の奥に駆け出しました。
それを見た私は、なんだかひどくみじめな気分。
「さて、それでは施術の準備です。ナオコのヴルヴァはヘアが少ないけれど、しっかり生え方を見極めるために、まずじっくり観察しましょう」
アンジェラさんは、撮影のジャマにならないようにというご配慮でしょう、その場にしゃがんで、お顔だけを私のソコに近づけています。。
リナリナトリオは、アンジェラさんの反対側に回り、モニターをじっと見つめています。
リナリナトリオに挟まれた小野寺さんは、ずーっとビデオカメラを下に向けて、私のアソコをレンズで覗きっ放しです。
「ナオコは、アヌスからヴルヴァまでのあいだには、まったくヘアが無いのね?ツルツルのスベスベ。羨ましいわ」
アンジェラさんの薄いゴム越しの指が、私の会陰をスーッと撫ぜました。
「ぅぅ・・」
こぼれそうな吐息を必死でこらえます。
そして、私の呼び方から、ミス、が消えて、呼び捨てになったことに気がつきました。
「ヴァジャイナを開いて、ラビア周りはとくに念入りにチェックすること。このあたりは、ヒダの内側にヘアが隠れていることが往々にしてありますから」
アンジェラさんに大陰唇を広げられました。
「ラビアも綺麗だこと。普段からミス・シーナに虐められているとは思えないほど初々しい感じだわ」
そんなことをおっしゃりながら、執拗に陰唇を引っ張り、ヒダを広げてきます。
「ワックス7~8回ってところかしらね。あらあら、またジュースが溢れてきちゃったわ」
吐息は必死にガマンできますが、分泌物は止められません。
モニターに、今まさにトロリと流れ出たおツユがアップで映って、リナリナトリオのみなさんが食い入るように見つめていらっしゃいます。
画面上部には、とっくに皮が剥けて飛び出してしまったグミのような突起物が映りっぱなしで、恥ずかしすぎます。
「それにクリットをこんなに腫らしちゃって、痛々しいくらいね?わたくしがヴァジャイナを触っているの、そんなに気持ちいい?」
「ほら直子?お答えしなさい!」
「は、はい・・・気持ちいです・・・ごめんなさい・・・」
「あらー、謝らなくてもいいわ。それに気持ち良いのならお声だって、がまんしてなくていいのよ?」
アンジェラさんの指は、クリトリスだけには決して触れず、大陰唇や小陰唇を引っ張りまわしています。
欲求が満たされないモヤモヤとした憔悴感で、私は気がヘンになりそう。
「ここを虐めるのは、全部終わってから、ね?」
「あうっ!」
最後の最後に肉芽を指で軽く弾いて、アンジェラさんが立ち上がりました。
「さあ、それでは・・・」
「さてと・・・」
アンジェラさんとシーナさまのお声が重なりました。
「あっ、ごめん、アンジー」
シーナさまがツカツカと私の顔のところまで来て、つづけます。
「アンジーも直子の扱い方がわかってきて、調子が出てきたようだから、わたしは別室で蘭子さんに天国に連れて行ってもらうことにするわ」
「マッサが終わる頃には、直子のソコもスッキリしている頃でしょう?」
「もしも直子が言うこと聞かなかったり、クネクネ身悶えてやりにくかったら、遠慮なく縛りつけちゃっていいからね」
「この両膝と足を縛っちゃえば動けなくなるし、M字でもまんぐり返しでも、施術のしやすいようにしちゃっていいから、そのほうが直子も悦ぶし」
「脱毛も、研修のあなたたちが実際に練習されるといいわ。少しくらい間違えて痛くなっちゃっても、この直子にはそんなの、気の利いたスパイスだから」
「でもそのたんびにいやらしいおツユが溢れて、もっとやりにくくなっちゃうかもしれないけれどね」
リナリナトリオのみなさんも、もはや遠慮無く、キャハハって大きく笑いました。
「この後の様子は、後で小野寺さんから未編集のビデオで見せていただくわ」
「くれぐれも紹介者のわたしに恥を掻かせないように、マゾはマゾらしくしていること。わかってるわね?直子?」
シーナさまが私の左乳首をギュッとつまんで捻りました。
「あうぅっ!・・・は、はいっ・・・シーナさま・・・」
「それじゃあ行きましょうか?蘭子さん」
シーナさまと蘭子さんが連れ立って、お部屋から出て行かれました。
*
*コートを脱いで昼食を 20へ
*
直子のブログへお越しいただきまして、ありがとうございます。ここには、私が今までに体験してきた性的なあれこれを、私が私自身の思い出のために、つたない文章で書きとめておいたノートから載せていくつもりです。
2013年11月10日
2013年11月3日
コートを脱いで昼食を 18
「それではまずO部分から始めましょう。ミス・ナオコ、ちょっと失礼するから、からだの力を抜いていて」
アンジェラさんがうつぶせの私の両腿のあいだに、やんわりと両手を差し込んできました。
アンジェラさんの両手のひらで膝の辺りから左右へ押し開くようにゆっくりと押され、ピタッと揃えて閉じていた私の両脚が40度くらいに開かれました。
「オー部分とは、アヌスの周辺です。アヌスを中心にOの字状の施術になるのでこう呼ばれます」
私の目の前のモニターに、私のであろうお尻が再び大写しになりました。
両脚を開かれてしまったので、すぼまったお尻の穴まで丸見え。
その部分がモニターの真ん中に映っていました。
これはつまり、ビデオカメラを覗いている小野寺さんが、私のその部分をじっと凝視しながら映しているということでしょう。
ものすごい恥ずかしさが全身を駆け巡りました。
「このO部分と I 部分は、お客様ご自身ではお手入れしにくい箇所ですから、入念にケアしてあげてください」
「大切なのはまず、その部分をよく観察することです。ミス・ナオコ、失礼してお尻を触らせてもらいますよ?」
「は、はい・・・」
モニターに映る自分のお尻の穴を見つめながら、私は羞恥で消え入りそうです。
アンジェラさんの極薄ゴム手袋に包まれたひんやりとした両手が私のお尻のワレメにかかり、その部分をゆっくり左右に押し広げました。
「あぁん・・・」
お尻の穴周辺の皮膚が左右に引っ張られる感触と共に、モニターの中で、すぼまっていた私の肛門がまあるく小さくお口を開けました。
「今回のお客様は、全体にヘアが薄くていらっしゃるので、施術がしやすい例ですが、お客様の中には、この部分にも太いヘアが密集していらっしゃるかたなどもいらっしゃいます」
「毛足が長すぎる場合は、あらかじめハサミで切ります。15~20ミリくらいが理想ね」
「ヘアの密度によってワックスを塗る面積と回数を変えたり、ワックスそのものの種類を選んだり、といった判断が必要になってきます」
「炎症や傷、ホクロの有無などもしっかりチェックしてください」
カメラが後ろに引いて今は、私のお尻を覗き込んでいる数人の後頭部が映っています。
みなさまが、私の押し開かれたお尻の穴を、じーっと見つめている・・・
うぅっ、恥ずかしい・・・
「このようにアヌスのシワのところにヒョロっと生えているヘアも見落とさないように。それにしても綺麗なアヌスだわー」
いやんっ!
アンジェラさんのお言葉の前半部分に、いたたまれないほどの羞恥が駆け巡りました。
「ミス・ナオコは、ここの部分もご自分で処理されているのでしょう?カミソリで、よね?」
「は、はい・・・」
「鏡に映したとしても大変よね。ほとんど手探り状態でしょ?」
「はい・・・」
「だめよ。もったいないわ。カミソリで剃るっていうことは、どんなに注意深くしても角質層も削ってしまうから、回数を重ねるほど色素沈着して、やがて黒ずんできてしまうものなの」
「せっかくこんなに白くて綺麗なお肌にピンクのアヌスなのだもの、カミソリは使わないほうがいいわ」
アンジェラさんが私のお尻の穴を左右に押し広げたまま、やさしくおっしゃいました。
小野寺さんのカメラは再び私のお尻に寄り、モニターに、短い毛がまばらに生えた私のその部分が鮮明に映っています。
みなさま、どんなお顔でソコを視ているのだろう・・・
うつぶせなので、タオルに押し付けられてひしゃげているおっぱいの、その先端が痛いほど尖ってムズムズしてきました。
「ねえアンジー?いっそ四つん這いにさせてお尻を突き上げさせちゃったほうがやりやすくない?」
「遠慮しなくていいわよ?直子はそういうの、慣れているから、メス犬スタイル」
足先のほうからシーナさまのお声。
「それもそうなのだけれど・・・、でも、ほら・・・」
モニターには私のお尻しか映っていないので、足先のほうでどんな仕草がされたのかはわかりません。
リナリナトリオのうちの誰かがクスリと笑ったのが聞こえました。
「そうね。あんまりソコを開いちゃうと面倒そうね。そのままの格好でタオルに吸わせちゃったほうがいいかも」
シーナさまの、苦笑混じりのそのお言葉で理解しました。
モニターを見ればまさしくその通り。
お尻の穴を押し開かれているので、そこから数センチ離れた亀裂の周りの皮膚も引っ張られ、中身が少し覗いていました。
その少し開いた唇の端に、いやらしいよだれがたっぷり溜まり、ライトにキラキラ反射していました。
もしも今、四つん這いにさせられて同じようにお尻の穴を押し広げられたら、亀裂からよだれをポタポタ、タオルに滴らせてしまうことでしょう。
こんな仕打ちを受けている私が性的に興奮していることは、誰が見ても一目瞭然。
恥ずかしさで爆発しそうな私は、モニターから目をそらし、真っ赤になった顔を枕に埋めました。
「それでは施術に入りましょう」
アンジェラさんは、いつのまにかマスクを着けたようで、お声が少しくぐもっています。
アンジェラさんの両手が私のお尻から離れて、ホッと一息。
でもすぐに、アンジェラさんが私に、ものすごく恥ずかしい行為を要求してきました。
「ミス・ナオコ、悪いのだけれどちょっとご協力をお願いしたいの」
「あ、はい?・・・」
「施術のあいだ、さっきわたくしがやっていたみたいに、ご自分の手でアヌス周辺の皮膚を引っ張っていて欲しいのよ」
「えっ!?」
「ヘアを抜くときは、皮膚が張っていたほうが痛みが少ないのね。痛くないほうがいいでしょう?」
「無駄な力は抜いてリラックスした感じでお願いね。ほんの数分だから」
自分で自分のお尻の穴を広げていろ、っていうことです。
私の羞恥心は、恥ずかしさなどとっくに通り越し、被虐の愉悦へと姿を変えつつありました。
「わ、わかりました・・・」
恥辱まみれな今の自分の状況に酔い痴れながら両手を背中へ回し、自分のお尻に両手を添えて左右に広げます。
ああっ・・・
自らの手で押し広げた肛門が、モニターにアップで映りました。
私の被虐メーターが振り切れました。
「まずはウェッティで施術箇所を消毒。それからワックスの塗布と剥離をくりかえします。ヘアの生え方の流れを見極めること」
「一度施術した箇所に再度の塗布は厳禁です。取り残しがあれば後にトゥイーザーで取り除きます」
アンジェラさんが研修のお3人に説明しつつ、ひんやりしたウエットティッシュみたいのが私のお尻にあてられました。
もはや私はマゾ性のかたまり。
辱めは、すべて気持ちいいことに変換されていました。
モニターに映った自分の手で押し広げた肛門周辺の恥ずかしい映像を、まるでお気に入りのえっちビデオを観ているみたく、瞬きもせずに凝視していました。
アイスのキャンディバーの棒のようなヘラですくいとられた水あめみたいな半液体状のもの、おそらくこれがワックスなのでしょう、が、私の肛門周辺に数センチくらい塗られました。
じんわりと温かい。
なんだか官能的な温かさです。
すぐに、剥がしますよ、というアンジェラさんのお声と共に、白い紙を持ったアンジェラさんの手がフレームインしてきて、ワックスを塗った箇所にあてがわれ、ペリッとワックスが剥がされました。
「ぁあんっ!」
思わず声が出てしまいましたが、毛を抜かれる、ということで予測していたほど、激しい痛みではありませんでした。
どちらかと言えば、私が好きな種類の痛み・・・
それからのアンジェラさんは無言で、塗っては剥がしをテンポ良くつづけていました。
剥がしますよ、ってお断りされたのは最初だけで、温かいな、ペリッ!、が小気味良いスピードでくりかえされました。
私は、ワックスが剥がされ、毛が抜ける小さな痛みを感じるたびに、
「んっ!」
「あんっ!」
「はんっ!」
「うっ!」
と小さく吐息を洩らしていました。
それは決して痛みによる苦痛の呻きではなく、紛れもなく官能的な理由による、悶え、でした。
モニターで、私のお尻周辺の毛が徐々に無くなっていくのを見ながら、ワックスが剥がされ毛が抜かれるときに感じる小さな痛みの刺激は、ローソクプレイのときの熱いロウがもたらす刺激に似ている、と感じていました。
素肌にロウを垂らされたときの、あの一瞬の痛み。
度重なるごとに、いつしかもっともっとと求めてしまう不思議な苦痛。
その感覚を思い出した途端、吐息を抑えることは出来なくなっていました。
心の中で、もっと・・・もっと強く、ってアンジェラさんにお願いしていました。
「はい、これで終わりね。残ったワックスを拭き取ってクールダウンしましょう。ひとまずお疲れさま、ミス・ナオコ」
お尻が再びウェットティッシュみたいなもので丁寧に拭われ、ローションみたいなものも塗られました。
そうして、モニターに映った私の肛門周辺は見事にツルッツル。
「もうお尻広げてなくていいわよ?」
アンジェラさんの笑い混じりなお声に、あわてて手の力を緩めました。
「最後に取り残しがないか、チェックね。ルーペをちょうだい。もしあればトゥイーザーで丁寧に抜きます」
モニターにアンジェラさんの後頭部がにゅっと入ってきて、モニターが真っ暗になりました。
再びお尻の皮膚が引っ張られるのを感じると、カメラが引いたらしく、アンジェラさんが私のお尻に覆いかぶさるようにお顔を近づけて、私の肛門周辺を覗き込んでいる後姿が映りました。
「ほらあった。こういうところが見落としがちなのよ」
「アヌスのシワのあいだに2本。一応撮影しておきましょう」
アンジェラさんのお声で、モニターが真っ暗になりました。
あれ?と思う間もなく、モニターに明るさが戻りました。
今度は、ルーペ越しの映像でした。
私のお尻がまたまた押し広げられ、その上に誰かがルーペをかざし、さらにその上からカメラが映しているようでした。
モニターいっぱいに私の肛門のドアップ。
シワシワの一本一本から中の粘膜まで鮮明な、まさに菊門と呼ぶべきその姿かたち。
まあるく肛門を飾るシワの上部外側に1本、左側のシワに隠れるように1本、極短い毛先が覗いていました。
ピンセットの先のようなものがフレームインしてきて、まず1本めが手際よく抜かれました。
抜かれる瞬間に、私は、ぃやんっ、と喘ぎ、肛門がヒクっと動き、アソコの奥がゾクッと潤みました。
2本目のときも、まったく同じ。
私はもう、とにかく、いてもたってもいられない気持ちで、気がヘンになりそうなくらい発情していました。
その2本を抜いたところで、私のお尻への施術は終了のようでした。
足元のほうにいるみなさまの緊張が解け、少しのあいだコソコソとリナリナトリオのみなさまがおしゃべりしているようでした。
私はうつぶせの枕に顔を埋めて、フゥーッと大きくため息。
疼くからだの欲求不満に、からだが弾けてしまいそう。
パンッ!
アンジェラさんが一回、アテンションの拍手をしたようで、みなさまのコソコソが収まりました。
「さて次は I 部分に移りますが・・・」
そこまでおっしゃって、アンジェラさんが少し黙り込みました。
モニターは真っ暗になっていて、足のほうにいるみなさまがどんなご様子なのかはわかりません。
私は、一行程終わってしまった寂しさを感じつつも、次は何をされるのかという期待にドキドキムラムラしていました。
「今日はビデオ撮影もしているし、ミス・ナオコがそういうかたなので、何て言うか、ちょっとヘンな雰囲気になってしまっているけれど・・・」
アンジェラさんのお話が再び始まりました。
「普通のお客様との施術のときは、世間話などをしながら明るい雰囲気で、なるべく施術でお客様が感じる恥ずかしさとか痛みから、意識を逸らして差し上げられるように気配りする必要があります」
「はいっ!」
リナリナトリオの元気良いお返事。
「今日のように、施術中にセクシーとなムード言うか、性的な昂ぶりをお感じになられてしまうお客様もたまにいらっしゃいますが、そういうかたにも極力普通に、気づかないフリをして接して差し上げるのが無難です」
「はいっ!」
「だけど直子みたいに露骨にアンアン喘がれちゃうと、アンジーたちもやりにくいでしょう?」
笑いを含んだシーナさまのイジワルいお言葉に、私はカーッ、リナリナトリオはクスクス。
「いいえ。わたくし、ミス・ナオコみたいな女性も好きよ。そういうお客様には、そういうおもてなしも出来るの、わたくしのサロンなら」
アンジェラさんが枕側にツカツカと歩いていらっしゃいました。
「心配いらないわ、ミス・ナオコ。あなたは感じたままの自然体でいればいいの。すべてわたくしたちにまかせて、ね」
アンジェラさんが私を見下ろしながら、おやさしい口調でおっしゃってくださいました。
「はい・・・」
アンジェラさんのほうに首をひねって見上げると、アンジェラさんはマスクをはずされて、ニッコリ微笑まれました。
「それでは施術をつづけるわね。ミス・ナオコ、今度は仰向けになってくださる?」
「あ、はい・・・」
どこが、とは言えませんが、アンジェラさんの私に対する物腰が、少し変化したような気がしました。
*
*コートを脱いで昼食を 19へ
*
アンジェラさんがうつぶせの私の両腿のあいだに、やんわりと両手を差し込んできました。
アンジェラさんの両手のひらで膝の辺りから左右へ押し開くようにゆっくりと押され、ピタッと揃えて閉じていた私の両脚が40度くらいに開かれました。
「オー部分とは、アヌスの周辺です。アヌスを中心にOの字状の施術になるのでこう呼ばれます」
私の目の前のモニターに、私のであろうお尻が再び大写しになりました。
両脚を開かれてしまったので、すぼまったお尻の穴まで丸見え。
その部分がモニターの真ん中に映っていました。
これはつまり、ビデオカメラを覗いている小野寺さんが、私のその部分をじっと凝視しながら映しているということでしょう。
ものすごい恥ずかしさが全身を駆け巡りました。
「このO部分と I 部分は、お客様ご自身ではお手入れしにくい箇所ですから、入念にケアしてあげてください」
「大切なのはまず、その部分をよく観察することです。ミス・ナオコ、失礼してお尻を触らせてもらいますよ?」
「は、はい・・・」
モニターに映る自分のお尻の穴を見つめながら、私は羞恥で消え入りそうです。
アンジェラさんの極薄ゴム手袋に包まれたひんやりとした両手が私のお尻のワレメにかかり、その部分をゆっくり左右に押し広げました。
「あぁん・・・」
お尻の穴周辺の皮膚が左右に引っ張られる感触と共に、モニターの中で、すぼまっていた私の肛門がまあるく小さくお口を開けました。
「今回のお客様は、全体にヘアが薄くていらっしゃるので、施術がしやすい例ですが、お客様の中には、この部分にも太いヘアが密集していらっしゃるかたなどもいらっしゃいます」
「毛足が長すぎる場合は、あらかじめハサミで切ります。15~20ミリくらいが理想ね」
「ヘアの密度によってワックスを塗る面積と回数を変えたり、ワックスそのものの種類を選んだり、といった判断が必要になってきます」
「炎症や傷、ホクロの有無などもしっかりチェックしてください」
カメラが後ろに引いて今は、私のお尻を覗き込んでいる数人の後頭部が映っています。
みなさまが、私の押し開かれたお尻の穴を、じーっと見つめている・・・
うぅっ、恥ずかしい・・・
「このようにアヌスのシワのところにヒョロっと生えているヘアも見落とさないように。それにしても綺麗なアヌスだわー」
いやんっ!
アンジェラさんのお言葉の前半部分に、いたたまれないほどの羞恥が駆け巡りました。
「ミス・ナオコは、ここの部分もご自分で処理されているのでしょう?カミソリで、よね?」
「は、はい・・・」
「鏡に映したとしても大変よね。ほとんど手探り状態でしょ?」
「はい・・・」
「だめよ。もったいないわ。カミソリで剃るっていうことは、どんなに注意深くしても角質層も削ってしまうから、回数を重ねるほど色素沈着して、やがて黒ずんできてしまうものなの」
「せっかくこんなに白くて綺麗なお肌にピンクのアヌスなのだもの、カミソリは使わないほうがいいわ」
アンジェラさんが私のお尻の穴を左右に押し広げたまま、やさしくおっしゃいました。
小野寺さんのカメラは再び私のお尻に寄り、モニターに、短い毛がまばらに生えた私のその部分が鮮明に映っています。
みなさま、どんなお顔でソコを視ているのだろう・・・
うつぶせなので、タオルに押し付けられてひしゃげているおっぱいの、その先端が痛いほど尖ってムズムズしてきました。
「ねえアンジー?いっそ四つん這いにさせてお尻を突き上げさせちゃったほうがやりやすくない?」
「遠慮しなくていいわよ?直子はそういうの、慣れているから、メス犬スタイル」
足先のほうからシーナさまのお声。
「それもそうなのだけれど・・・、でも、ほら・・・」
モニターには私のお尻しか映っていないので、足先のほうでどんな仕草がされたのかはわかりません。
リナリナトリオのうちの誰かがクスリと笑ったのが聞こえました。
「そうね。あんまりソコを開いちゃうと面倒そうね。そのままの格好でタオルに吸わせちゃったほうがいいかも」
シーナさまの、苦笑混じりのそのお言葉で理解しました。
モニターを見ればまさしくその通り。
お尻の穴を押し開かれているので、そこから数センチ離れた亀裂の周りの皮膚も引っ張られ、中身が少し覗いていました。
その少し開いた唇の端に、いやらしいよだれがたっぷり溜まり、ライトにキラキラ反射していました。
もしも今、四つん這いにさせられて同じようにお尻の穴を押し広げられたら、亀裂からよだれをポタポタ、タオルに滴らせてしまうことでしょう。
こんな仕打ちを受けている私が性的に興奮していることは、誰が見ても一目瞭然。
恥ずかしさで爆発しそうな私は、モニターから目をそらし、真っ赤になった顔を枕に埋めました。
「それでは施術に入りましょう」
アンジェラさんは、いつのまにかマスクを着けたようで、お声が少しくぐもっています。
アンジェラさんの両手が私のお尻から離れて、ホッと一息。
でもすぐに、アンジェラさんが私に、ものすごく恥ずかしい行為を要求してきました。
「ミス・ナオコ、悪いのだけれどちょっとご協力をお願いしたいの」
「あ、はい?・・・」
「施術のあいだ、さっきわたくしがやっていたみたいに、ご自分の手でアヌス周辺の皮膚を引っ張っていて欲しいのよ」
「えっ!?」
「ヘアを抜くときは、皮膚が張っていたほうが痛みが少ないのね。痛くないほうがいいでしょう?」
「無駄な力は抜いてリラックスした感じでお願いね。ほんの数分だから」
自分で自分のお尻の穴を広げていろ、っていうことです。
私の羞恥心は、恥ずかしさなどとっくに通り越し、被虐の愉悦へと姿を変えつつありました。
「わ、わかりました・・・」
恥辱まみれな今の自分の状況に酔い痴れながら両手を背中へ回し、自分のお尻に両手を添えて左右に広げます。
ああっ・・・
自らの手で押し広げた肛門が、モニターにアップで映りました。
私の被虐メーターが振り切れました。
「まずはウェッティで施術箇所を消毒。それからワックスの塗布と剥離をくりかえします。ヘアの生え方の流れを見極めること」
「一度施術した箇所に再度の塗布は厳禁です。取り残しがあれば後にトゥイーザーで取り除きます」
アンジェラさんが研修のお3人に説明しつつ、ひんやりしたウエットティッシュみたいのが私のお尻にあてられました。
もはや私はマゾ性のかたまり。
辱めは、すべて気持ちいいことに変換されていました。
モニターに映った自分の手で押し広げた肛門周辺の恥ずかしい映像を、まるでお気に入りのえっちビデオを観ているみたく、瞬きもせずに凝視していました。
アイスのキャンディバーの棒のようなヘラですくいとられた水あめみたいな半液体状のもの、おそらくこれがワックスなのでしょう、が、私の肛門周辺に数センチくらい塗られました。
じんわりと温かい。
なんだか官能的な温かさです。
すぐに、剥がしますよ、というアンジェラさんのお声と共に、白い紙を持ったアンジェラさんの手がフレームインしてきて、ワックスを塗った箇所にあてがわれ、ペリッとワックスが剥がされました。
「ぁあんっ!」
思わず声が出てしまいましたが、毛を抜かれる、ということで予測していたほど、激しい痛みではありませんでした。
どちらかと言えば、私が好きな種類の痛み・・・
それからのアンジェラさんは無言で、塗っては剥がしをテンポ良くつづけていました。
剥がしますよ、ってお断りされたのは最初だけで、温かいな、ペリッ!、が小気味良いスピードでくりかえされました。
私は、ワックスが剥がされ、毛が抜ける小さな痛みを感じるたびに、
「んっ!」
「あんっ!」
「はんっ!」
「うっ!」
と小さく吐息を洩らしていました。
それは決して痛みによる苦痛の呻きではなく、紛れもなく官能的な理由による、悶え、でした。
モニターで、私のお尻周辺の毛が徐々に無くなっていくのを見ながら、ワックスが剥がされ毛が抜かれるときに感じる小さな痛みの刺激は、ローソクプレイのときの熱いロウがもたらす刺激に似ている、と感じていました。
素肌にロウを垂らされたときの、あの一瞬の痛み。
度重なるごとに、いつしかもっともっとと求めてしまう不思議な苦痛。
その感覚を思い出した途端、吐息を抑えることは出来なくなっていました。
心の中で、もっと・・・もっと強く、ってアンジェラさんにお願いしていました。
「はい、これで終わりね。残ったワックスを拭き取ってクールダウンしましょう。ひとまずお疲れさま、ミス・ナオコ」
お尻が再びウェットティッシュみたいなもので丁寧に拭われ、ローションみたいなものも塗られました。
そうして、モニターに映った私の肛門周辺は見事にツルッツル。
「もうお尻広げてなくていいわよ?」
アンジェラさんの笑い混じりなお声に、あわてて手の力を緩めました。
「最後に取り残しがないか、チェックね。ルーペをちょうだい。もしあればトゥイーザーで丁寧に抜きます」
モニターにアンジェラさんの後頭部がにゅっと入ってきて、モニターが真っ暗になりました。
再びお尻の皮膚が引っ張られるのを感じると、カメラが引いたらしく、アンジェラさんが私のお尻に覆いかぶさるようにお顔を近づけて、私の肛門周辺を覗き込んでいる後姿が映りました。
「ほらあった。こういうところが見落としがちなのよ」
「アヌスのシワのあいだに2本。一応撮影しておきましょう」
アンジェラさんのお声で、モニターが真っ暗になりました。
あれ?と思う間もなく、モニターに明るさが戻りました。
今度は、ルーペ越しの映像でした。
私のお尻がまたまた押し広げられ、その上に誰かがルーペをかざし、さらにその上からカメラが映しているようでした。
モニターいっぱいに私の肛門のドアップ。
シワシワの一本一本から中の粘膜まで鮮明な、まさに菊門と呼ぶべきその姿かたち。
まあるく肛門を飾るシワの上部外側に1本、左側のシワに隠れるように1本、極短い毛先が覗いていました。
ピンセットの先のようなものがフレームインしてきて、まず1本めが手際よく抜かれました。
抜かれる瞬間に、私は、ぃやんっ、と喘ぎ、肛門がヒクっと動き、アソコの奥がゾクッと潤みました。
2本目のときも、まったく同じ。
私はもう、とにかく、いてもたってもいられない気持ちで、気がヘンになりそうなくらい発情していました。
その2本を抜いたところで、私のお尻への施術は終了のようでした。
足元のほうにいるみなさまの緊張が解け、少しのあいだコソコソとリナリナトリオのみなさまがおしゃべりしているようでした。
私はうつぶせの枕に顔を埋めて、フゥーッと大きくため息。
疼くからだの欲求不満に、からだが弾けてしまいそう。
パンッ!
アンジェラさんが一回、アテンションの拍手をしたようで、みなさまのコソコソが収まりました。
「さて次は I 部分に移りますが・・・」
そこまでおっしゃって、アンジェラさんが少し黙り込みました。
モニターは真っ暗になっていて、足のほうにいるみなさまがどんなご様子なのかはわかりません。
私は、一行程終わってしまった寂しさを感じつつも、次は何をされるのかという期待にドキドキムラムラしていました。
「今日はビデオ撮影もしているし、ミス・ナオコがそういうかたなので、何て言うか、ちょっとヘンな雰囲気になってしまっているけれど・・・」
アンジェラさんのお話が再び始まりました。
「普通のお客様との施術のときは、世間話などをしながら明るい雰囲気で、なるべく施術でお客様が感じる恥ずかしさとか痛みから、意識を逸らして差し上げられるように気配りする必要があります」
「はいっ!」
リナリナトリオの元気良いお返事。
「今日のように、施術中にセクシーとなムード言うか、性的な昂ぶりをお感じになられてしまうお客様もたまにいらっしゃいますが、そういうかたにも極力普通に、気づかないフリをして接して差し上げるのが無難です」
「はいっ!」
「だけど直子みたいに露骨にアンアン喘がれちゃうと、アンジーたちもやりにくいでしょう?」
笑いを含んだシーナさまのイジワルいお言葉に、私はカーッ、リナリナトリオはクスクス。
「いいえ。わたくし、ミス・ナオコみたいな女性も好きよ。そういうお客様には、そういうおもてなしも出来るの、わたくしのサロンなら」
アンジェラさんが枕側にツカツカと歩いていらっしゃいました。
「心配いらないわ、ミス・ナオコ。あなたは感じたままの自然体でいればいいの。すべてわたくしたちにまかせて、ね」
アンジェラさんが私を見下ろしながら、おやさしい口調でおっしゃってくださいました。
「はい・・・」
アンジェラさんのほうに首をひねって見上げると、アンジェラさんはマスクをはずされて、ニッコリ微笑まれました。
「それでは施術をつづけるわね。ミス・ナオコ、今度は仰向けになってくださる?」
「あ、はい・・・」
どこが、とは言えませんが、アンジェラさんの私に対する物腰が、少し変化したような気がしました。
*
*コートを脱いで昼食を 19へ
*
2013年10月27日
コートを脱いで昼食を 17
お部屋の入口でサンダルを貸していただき、ゴージャスな応接室をいったん出て、ホテルのフロントみたいなエレベーターホールを横切ります。
もちろん私だけ裸のまま。
右手をシーナさまに引かれ、左手に持ったタオルでアソコを押さえて歩く自分の姿が、明るい廊下を飾るお洒落な鏡や窓に映り、無性に恥ずかしくなりました。
いくつか並んだドアのうちのひとつを、シーナさまが迷わず開けました。
どうやらそこが、アンジェラさんがおっしゃっていたゲスト用のドレッシングルームのようです。
応接室ほどゴージャスではないですが、明るい空間に品のいいドレッサーやチェスト、テーブルなどがセンス良く置かれていました。
「みんなに視られながら裸になったご感想は?キュンキュン感じちゃったんでしょ?」
シーナさまは、みなさまといたときの雰囲気とは打って変わって、なんだかご機嫌良さげに、愉しそうに尋ねてきました。
「えっ、えっと、すっごく恥ずかしかったです・・・」
「でも直子、そういうの大好きじゃない?わたし、このアイデア思いついたとき、直子なら絶対悦ぶ、って確信していたんだ」
「初対面の綺麗な女性が6人も、じーっと視ていてくれたんだものね?直子にとっては、夢のようだったでしょう?」
「・・・」
私はうつむいたままモジモジ。
「そう言えば、あのリナリナトリオの中にひとり、直子のご同類がいたようね?」
「気がつかなかった?直子のこと、すごく羨ましそうに、頬を真っ赤に染めて食い入るように視ていた、向かって右端の子」
私は顔を上げ、シーナさまを見つめながら小さく首を横に振ります。
私に、そんなことに気がつくような、そんな余裕があるワケがありません。
研修のかたたちのお顔も、どのかたがどのお名前だったかも、まったく覚えていませんでした。
それどころか、ご紹介いただいたお名前さえも。
マリナさんとサリナさん?あれ?カリナさん?あれ???
「あの子は絶対Mっ子ね。直子に感情移入しちゃっていたわ」
シーナさま、とても嬉しそう。
「でもね直子?さっきのなんてまだまだ序の口よ。直子にはこれから、もっともっと恥ずかしい痴態をみんなに晒して、恥辱色に染まってもらうことになるのだから」
「あんっ!」
シーナさまのポインターペンが私の尖りっ放しな右乳首を軽く弾きました。
「そのガラス戸の向こうがシャワールームだから、首から下をざっと洗っておきなさい」
ポインターペンで指し示された素通しガラスの向こうを見ると、確かにそこは浴室のようでした。
大きなガラス戸はまるっきり素通しで、中が丸見えです。
ふと横を見ると、私がさっき脱いだスーツとブラウスが、ハンガーにきちんと掛けられ、洒落たハンガーラックにぶら下がっていました。
きっと小野寺さんがしてくれたのでしょう。
小野寺さんに私が汚したパンティストッキングとショーツをモロに見られたことを思い出し、恥ずかしさがぶり返してきました。
「下半身は中まで、よーく洗っておきなさいよ。これからいろいろ弄られまくることになるのだから」
シーナさまがニヤニヤしながらおっしゃいました。
「まあ、洗ったところですぐに濡らしちゃうのでしょうけれど、出来る限りはがまんなさい。はしたなく大声とか出して、わたしに恥を掻かせないでよね?」
バスタオルを床に置き、シャワールームに入ろうとして、気がつきました。
「あの、シーナさま?これははずしたほうが・・・」
首のチョーカーを指さしながら尋ねました。
「え?ああ、それはそのままでいいわよ。凄く似合っているし、一応防水加工もしてあるはずだから」
「濡れてシミが浮いたりして、見た目が汚らしくなっちゃったとしても、それもそれで直子にはお似合いだし、本当にみっともなくなっちゃったら、また新しいのをあげるから、気にしなくていいわ」
シーナさまがシャワールームの前まで来て、私の全身をあらためてジロジロ眺めてきます。
「失敗しちゃったなー。直子用にそれに付けるチェーンももう確保してあったのよ。ニップルとクリットとラビアの完全セット」
「オフィスの机の抽斗にずっといれっぱなのよね。持ってくるの忘れちゃったわ」
「帰りはあれ着けてドライブっていうのも良かったわねー。惜しいことしちゃった」
お言葉の内容ほどは、さほど惜しそうなお顔でもないシーナさまのニヤニヤ笑い。
「ほら、はやくからだ洗っちゃいなさい」
シャワーをぬるま湯にして、チョーカーをなるべく濡らさないように肌にお湯を当てました。
ガラス戸の片方は開けっ放しのまま。
そこからシーナさまが覗き込んでいるので、お部屋のほうにお湯が飛び散らないよう、奥でシャワーを使います。
下半身は念入りに、というご指示だったので、シャワーを強めにしてアソコとお尻に当てます。
「あっ、もしオシッコしたかったら、そこでしちゃいなさい。これから当分、出来ないから」
少し尿意を感じていた私は、シーナさまのお言葉を深く考えず、それでも一応シーナさまには背中を向けて、シャワーを出しっ放しのままその場にしゃがみ込みました。
シャーッ・・・
「あらあら呆れた。直子って、平気で人前でオシッコ姿晒すような女になっちゃたのねー?はしたない子。いくらマゾだからって恥じらい忘れたら、人間おしまいよ?」
「だって・・・あ、いえ、ごめんなさい・・・」
シーナさまにまんまとノせられた気もしましたが、確かに今の私はシーナさまだからいいや、と思って普通にオシッコしてしまいました。
言われた途端に、カーッと恥ずかしさが全身を駆け巡りました。
「ま、そのくらいでいいでしょう。あんまりお待たせしたら悪いから出てきなさい。からだ拭いてあげるわ」
シーナさまは、オシッコのことにはそれ以上深くツッコまれず、新しいバスタオルを持って私を待ち構えています。
シーナさまにからだを拭いていただくときのふたりの暗黙の了解、マゾの服従ポーズになりました。
シーナさまが、私の全身の水気を丁寧に拭ってくださいます。
最後にシーナさまの右手人差し指が、スルッと私のアソコに潜り込みました。
「ぁあんっ!」
「難なくヌルッと入っちゃうわね?まだ中ジュクジュク。まあ仕方ないわね、直子だから」
「アンジェラたち、驚くでしょうね?言ってあるとはいえ、直子の濡れ方は想像以上だから」
シーナさまの愉快そうなお声。
「さ、それじゃあそろそろ本番よ。グッドラック、直子」
パチンと私の裸のお尻を叩いてから、ドレッシングルームの一番奥にあるドアのほうへひとりでスタスタ歩いていかれるシーナさま。
私もあわてて後を追いました。
そのドアの向こう側は、何て形容したらいいのか、摩訶不思議で妖しい雰囲気のお部屋でした。
いの一番に、甘いアロマの香りに全身が包まれました。
裸足に冷たい大理石の床。
モーツァルトのピアノ曲が小さく流れています
お部屋の真ん中に小さめなベッドがひとつ置かれ、ベッドを中心にその周辺だけがスポットライトで照らされたみたく、眩しく浮かび上がっていました。
四方の壁際は間接照明で薄暗く、無機質で殺風景な感じです。
ベッドの周りには、ナース服に似た清潔そう、かつお洒落なデザインのユニフォームに身を包んだアンジェラさんと研修のお3人。
アンジェラさんのユニフォームは淡い藤色、研修のお3人は淡いレモン色です。
蘭子さんと小野寺さんは、先ほどと同じ私服姿で、4人とは少し離れて座っていらっしゃいました。
「お待ちしていたわ。こちらは準備万端よ。さあ、始めましょう」
アンジェラさんがニッコリ微笑んで、私を手招きしました。
「まずはこのベッドに上がって、うつぶせになってくださる?」
アンジェラさんが傍らのベッドを指さしました。
私は、恐る恐る近づいていきました。
「こちらに頭を向けてね」
大きな枕と、なぜだか20インチくらいの薄いテレビモニターが乗ったラックが置いてある方向を指示されました。
その反対側のほうには、見慣れない器具やタオルなどが乗ったキャスタートレイと大きめな姿見がベッドの傍らに置かれ、アンジェラさんたちは、その足側のほうに集まっています。
そのベッドは、普通のベッドよりもやや高めで、私のおへその下くらいの高さ、幅も一般的なシングルベッドよりひとまわり狭い感じでした。
あまり柔らかそうには見えないベッド表面には、見るからにふんわりしていそうな大きいタオルが敷かれていました。
私は、踏み台を使っておずおずとベッドに上がり、柔らかい枕に顔を埋めてうつぶせに横たわりました。
まばゆいくらいの光に照らされた私の背中とお尻を、みなさまが上から見下ろしてきます。
まるで手術台に乗ったような気分です。
小野寺さんが立ち上がったな、と思ったら、目の前のテレビモニターが明るく瞬き、何かが映り始めました。
何だろう?と思う間もなく、モニター一杯に誰かのお尻らしき映像が映りました。
「あっ!」
あわてて首を後ろに捻ると、ベッドの傍らに立った小野寺さんがハンディなビデオカメラを覗き込んでいました。
そのカメラのレンズの先には、私のお尻。
「今日の様子はね、録画して編集して、このサロンの新人エステティシャンの研修用教材として、活用していただくのよ」
シーナさまが枕側にいらして、私を見下ろしつつおっしゃいました。
「もちろん、施術する部分だけを映して、ミス・ナオコのお顔は一切出さないし、音声も全編アフレコで再編集するし、サロン関係者だけの内部閲覧に徹するから、ミス・ナオコには絶対ご迷惑はお掛けしないことを誓うわ」
アンジェラさんが、お優しいお声でつづけます。
「だから、ミス・ナオコも痛かったり気持ち良かったりしたら、遠慮せずにお声をどんどん出していいから、ね?」
「それに、こうして自分が何されているか、逐一自分で見れるのって、直子の性癖にぴったりでしょう?わたし、アンジーから誰かモデルになってくれる人いない?って相談されたとき、まっさきに直子の顔が浮かんだもの」
「そういうことだから、いいわね?直子?」
シーナさまに冷たいお声を投げつけられて、首を横に振れる私ではありません。
「は、はい・・・」
お答えしながら眼前を見ると、自分のお尻が超どアップで映っていました。
「さあ、それでは施術に入りましょう。みなさんは、すでにご自分のからだで具体的な手順は試してきたのよね?」
「はいっ!」
足のほうで、アンジェラさんと研修のお3人のやりとりが始まっていました。
小野寺さんは、いったんビデオカメラを切ったらしく、モニターは真っ暗になっていました。
「それならワックスの使い方などに関しては、言及しません。今日は、実際にお客様に施術するとき、どういう点に気を遣うべきか、に重点を置いて説明していきます」
「はいっ!」
アンジェラさんと研修のお3人、シーナさまが命名されたところのリナリナトリオのみなさんとのあいだに、緊張した雰囲気が流れています。
シーナさまは、私の頭を見下ろしながらニヤニヤ笑い。
蘭子さんも立ち上がって、私のお尻付近を見下ろしていらっしゃいました。
私は枕に顔を埋め、でもまたすぐに不安になって上下左右をキョロキョロ。
「さて、まず最初の注意点ですが、O・I・V脱毛の場合、今日のミス・ナオコのように全裸になっていただく必要は、まったくありません」
「ケースバイケースですが、脱毛だけのお客様なら、上半身は普通に着たまま、もしくはローブを着ていただくとか、なるべく羞恥を感じられないように心配りすることが大切です」
「ご年配のかたは、それほどでもないですが、お若いと、とても恥ずかしがるかたもいらっしゃいます。そんな場合は、施術が見えないようにお腹のところにカーテンをしたり、お部屋を暗くしたり、工夫してください」
「そういう意味で、施術前のカウンセリングは重要です。お客様のニーズをしっかり把握して、出来る限り合わせるように」
「お客様が満足されれば、必ずリピーターになってくださいます。ですので、とくに初回のお客様には細心の心配りで接すること」
「ちなみにミス・ナオコの場合は、ミス・シーナが、ミス・ナオコはこうしたほうがお悦びになるとアドバイスをくれたので、そうしただけです」
リナリナトリオのうちの誰かおひとりがクスっと笑ったようでした。
それも恥ずかしかったのですが、何よりも冒頭のアンジェラさんのお言葉にピクンとからだが震えました。
脱毛。
エステにかかる、ということ自体が生まれて初めての体験でしたので、いったいこれから何をされるのか、ほとんど見当がついていませんでした。
マッサージ的な何か、かな、と思いながらも、シーナさまから無駄毛処理を禁じられての訪問でしたから、そっちの関係だろうな、とも予想はしていました。
今のお言葉でハッキリしました。
私はこれから、みなさまの前でアソコ周辺の毛を脱毛されるんだ・・・
いったいどんな方法で?
私が知っている脱毛方法は、カミソリか脱毛テープ、それとレーザー。
レーザー脱毛器ぽい機械は見当たらなかったので、たぶんテープなのかな?
そう言えばさっき、ワックスっておっしゃっていたな・・・
ワックスって、ローソク?
いずれにしても私はこれから、その部分をみなさまにじっくり視られながら、思う存分弄られちゃうことにはなるのでしょう。
おまけにそれがビデオとして残されてしまうのです。
あっ、だめぇ・・・
アソコの中がみるみるうちに、ウルウル涙ぐんできました。
*
*コートを脱いで昼食を 18へ
*
もちろん私だけ裸のまま。
右手をシーナさまに引かれ、左手に持ったタオルでアソコを押さえて歩く自分の姿が、明るい廊下を飾るお洒落な鏡や窓に映り、無性に恥ずかしくなりました。
いくつか並んだドアのうちのひとつを、シーナさまが迷わず開けました。
どうやらそこが、アンジェラさんがおっしゃっていたゲスト用のドレッシングルームのようです。
応接室ほどゴージャスではないですが、明るい空間に品のいいドレッサーやチェスト、テーブルなどがセンス良く置かれていました。
「みんなに視られながら裸になったご感想は?キュンキュン感じちゃったんでしょ?」
シーナさまは、みなさまといたときの雰囲気とは打って変わって、なんだかご機嫌良さげに、愉しそうに尋ねてきました。
「えっ、えっと、すっごく恥ずかしかったです・・・」
「でも直子、そういうの大好きじゃない?わたし、このアイデア思いついたとき、直子なら絶対悦ぶ、って確信していたんだ」
「初対面の綺麗な女性が6人も、じーっと視ていてくれたんだものね?直子にとっては、夢のようだったでしょう?」
「・・・」
私はうつむいたままモジモジ。
「そう言えば、あのリナリナトリオの中にひとり、直子のご同類がいたようね?」
「気がつかなかった?直子のこと、すごく羨ましそうに、頬を真っ赤に染めて食い入るように視ていた、向かって右端の子」
私は顔を上げ、シーナさまを見つめながら小さく首を横に振ります。
私に、そんなことに気がつくような、そんな余裕があるワケがありません。
研修のかたたちのお顔も、どのかたがどのお名前だったかも、まったく覚えていませんでした。
それどころか、ご紹介いただいたお名前さえも。
マリナさんとサリナさん?あれ?カリナさん?あれ???
「あの子は絶対Mっ子ね。直子に感情移入しちゃっていたわ」
シーナさま、とても嬉しそう。
「でもね直子?さっきのなんてまだまだ序の口よ。直子にはこれから、もっともっと恥ずかしい痴態をみんなに晒して、恥辱色に染まってもらうことになるのだから」
「あんっ!」
シーナさまのポインターペンが私の尖りっ放しな右乳首を軽く弾きました。
「そのガラス戸の向こうがシャワールームだから、首から下をざっと洗っておきなさい」
ポインターペンで指し示された素通しガラスの向こうを見ると、確かにそこは浴室のようでした。
大きなガラス戸はまるっきり素通しで、中が丸見えです。
ふと横を見ると、私がさっき脱いだスーツとブラウスが、ハンガーにきちんと掛けられ、洒落たハンガーラックにぶら下がっていました。
きっと小野寺さんがしてくれたのでしょう。
小野寺さんに私が汚したパンティストッキングとショーツをモロに見られたことを思い出し、恥ずかしさがぶり返してきました。
「下半身は中まで、よーく洗っておきなさいよ。これからいろいろ弄られまくることになるのだから」
シーナさまがニヤニヤしながらおっしゃいました。
「まあ、洗ったところですぐに濡らしちゃうのでしょうけれど、出来る限りはがまんなさい。はしたなく大声とか出して、わたしに恥を掻かせないでよね?」
バスタオルを床に置き、シャワールームに入ろうとして、気がつきました。
「あの、シーナさま?これははずしたほうが・・・」
首のチョーカーを指さしながら尋ねました。
「え?ああ、それはそのままでいいわよ。凄く似合っているし、一応防水加工もしてあるはずだから」
「濡れてシミが浮いたりして、見た目が汚らしくなっちゃったとしても、それもそれで直子にはお似合いだし、本当にみっともなくなっちゃったら、また新しいのをあげるから、気にしなくていいわ」
シーナさまがシャワールームの前まで来て、私の全身をあらためてジロジロ眺めてきます。
「失敗しちゃったなー。直子用にそれに付けるチェーンももう確保してあったのよ。ニップルとクリットとラビアの完全セット」
「オフィスの机の抽斗にずっといれっぱなのよね。持ってくるの忘れちゃったわ」
「帰りはあれ着けてドライブっていうのも良かったわねー。惜しいことしちゃった」
お言葉の内容ほどは、さほど惜しそうなお顔でもないシーナさまのニヤニヤ笑い。
「ほら、はやくからだ洗っちゃいなさい」
シャワーをぬるま湯にして、チョーカーをなるべく濡らさないように肌にお湯を当てました。
ガラス戸の片方は開けっ放しのまま。
そこからシーナさまが覗き込んでいるので、お部屋のほうにお湯が飛び散らないよう、奥でシャワーを使います。
下半身は念入りに、というご指示だったので、シャワーを強めにしてアソコとお尻に当てます。
「あっ、もしオシッコしたかったら、そこでしちゃいなさい。これから当分、出来ないから」
少し尿意を感じていた私は、シーナさまのお言葉を深く考えず、それでも一応シーナさまには背中を向けて、シャワーを出しっ放しのままその場にしゃがみ込みました。
シャーッ・・・
「あらあら呆れた。直子って、平気で人前でオシッコ姿晒すような女になっちゃたのねー?はしたない子。いくらマゾだからって恥じらい忘れたら、人間おしまいよ?」
「だって・・・あ、いえ、ごめんなさい・・・」
シーナさまにまんまとノせられた気もしましたが、確かに今の私はシーナさまだからいいや、と思って普通にオシッコしてしまいました。
言われた途端に、カーッと恥ずかしさが全身を駆け巡りました。
「ま、そのくらいでいいでしょう。あんまりお待たせしたら悪いから出てきなさい。からだ拭いてあげるわ」
シーナさまは、オシッコのことにはそれ以上深くツッコまれず、新しいバスタオルを持って私を待ち構えています。
シーナさまにからだを拭いていただくときのふたりの暗黙の了解、マゾの服従ポーズになりました。
シーナさまが、私の全身の水気を丁寧に拭ってくださいます。
最後にシーナさまの右手人差し指が、スルッと私のアソコに潜り込みました。
「ぁあんっ!」
「難なくヌルッと入っちゃうわね?まだ中ジュクジュク。まあ仕方ないわね、直子だから」
「アンジェラたち、驚くでしょうね?言ってあるとはいえ、直子の濡れ方は想像以上だから」
シーナさまの愉快そうなお声。
「さ、それじゃあそろそろ本番よ。グッドラック、直子」
パチンと私の裸のお尻を叩いてから、ドレッシングルームの一番奥にあるドアのほうへひとりでスタスタ歩いていかれるシーナさま。
私もあわてて後を追いました。
そのドアの向こう側は、何て形容したらいいのか、摩訶不思議で妖しい雰囲気のお部屋でした。
いの一番に、甘いアロマの香りに全身が包まれました。
裸足に冷たい大理石の床。
モーツァルトのピアノ曲が小さく流れています
お部屋の真ん中に小さめなベッドがひとつ置かれ、ベッドを中心にその周辺だけがスポットライトで照らされたみたく、眩しく浮かび上がっていました。
四方の壁際は間接照明で薄暗く、無機質で殺風景な感じです。
ベッドの周りには、ナース服に似た清潔そう、かつお洒落なデザインのユニフォームに身を包んだアンジェラさんと研修のお3人。
アンジェラさんのユニフォームは淡い藤色、研修のお3人は淡いレモン色です。
蘭子さんと小野寺さんは、先ほどと同じ私服姿で、4人とは少し離れて座っていらっしゃいました。
「お待ちしていたわ。こちらは準備万端よ。さあ、始めましょう」
アンジェラさんがニッコリ微笑んで、私を手招きしました。
「まずはこのベッドに上がって、うつぶせになってくださる?」
アンジェラさんが傍らのベッドを指さしました。
私は、恐る恐る近づいていきました。
「こちらに頭を向けてね」
大きな枕と、なぜだか20インチくらいの薄いテレビモニターが乗ったラックが置いてある方向を指示されました。
その反対側のほうには、見慣れない器具やタオルなどが乗ったキャスタートレイと大きめな姿見がベッドの傍らに置かれ、アンジェラさんたちは、その足側のほうに集まっています。
そのベッドは、普通のベッドよりもやや高めで、私のおへその下くらいの高さ、幅も一般的なシングルベッドよりひとまわり狭い感じでした。
あまり柔らかそうには見えないベッド表面には、見るからにふんわりしていそうな大きいタオルが敷かれていました。
私は、踏み台を使っておずおずとベッドに上がり、柔らかい枕に顔を埋めてうつぶせに横たわりました。
まばゆいくらいの光に照らされた私の背中とお尻を、みなさまが上から見下ろしてきます。
まるで手術台に乗ったような気分です。
小野寺さんが立ち上がったな、と思ったら、目の前のテレビモニターが明るく瞬き、何かが映り始めました。
何だろう?と思う間もなく、モニター一杯に誰かのお尻らしき映像が映りました。
「あっ!」
あわてて首を後ろに捻ると、ベッドの傍らに立った小野寺さんがハンディなビデオカメラを覗き込んでいました。
そのカメラのレンズの先には、私のお尻。
「今日の様子はね、録画して編集して、このサロンの新人エステティシャンの研修用教材として、活用していただくのよ」
シーナさまが枕側にいらして、私を見下ろしつつおっしゃいました。
「もちろん、施術する部分だけを映して、ミス・ナオコのお顔は一切出さないし、音声も全編アフレコで再編集するし、サロン関係者だけの内部閲覧に徹するから、ミス・ナオコには絶対ご迷惑はお掛けしないことを誓うわ」
アンジェラさんが、お優しいお声でつづけます。
「だから、ミス・ナオコも痛かったり気持ち良かったりしたら、遠慮せずにお声をどんどん出していいから、ね?」
「それに、こうして自分が何されているか、逐一自分で見れるのって、直子の性癖にぴったりでしょう?わたし、アンジーから誰かモデルになってくれる人いない?って相談されたとき、まっさきに直子の顔が浮かんだもの」
「そういうことだから、いいわね?直子?」
シーナさまに冷たいお声を投げつけられて、首を横に振れる私ではありません。
「は、はい・・・」
お答えしながら眼前を見ると、自分のお尻が超どアップで映っていました。
「さあ、それでは施術に入りましょう。みなさんは、すでにご自分のからだで具体的な手順は試してきたのよね?」
「はいっ!」
足のほうで、アンジェラさんと研修のお3人のやりとりが始まっていました。
小野寺さんは、いったんビデオカメラを切ったらしく、モニターは真っ暗になっていました。
「それならワックスの使い方などに関しては、言及しません。今日は、実際にお客様に施術するとき、どういう点に気を遣うべきか、に重点を置いて説明していきます」
「はいっ!」
アンジェラさんと研修のお3人、シーナさまが命名されたところのリナリナトリオのみなさんとのあいだに、緊張した雰囲気が流れています。
シーナさまは、私の頭を見下ろしながらニヤニヤ笑い。
蘭子さんも立ち上がって、私のお尻付近を見下ろしていらっしゃいました。
私は枕に顔を埋め、でもまたすぐに不安になって上下左右をキョロキョロ。
「さて、まず最初の注意点ですが、O・I・V脱毛の場合、今日のミス・ナオコのように全裸になっていただく必要は、まったくありません」
「ケースバイケースですが、脱毛だけのお客様なら、上半身は普通に着たまま、もしくはローブを着ていただくとか、なるべく羞恥を感じられないように心配りすることが大切です」
「ご年配のかたは、それほどでもないですが、お若いと、とても恥ずかしがるかたもいらっしゃいます。そんな場合は、施術が見えないようにお腹のところにカーテンをしたり、お部屋を暗くしたり、工夫してください」
「そういう意味で、施術前のカウンセリングは重要です。お客様のニーズをしっかり把握して、出来る限り合わせるように」
「お客様が満足されれば、必ずリピーターになってくださいます。ですので、とくに初回のお客様には細心の心配りで接すること」
「ちなみにミス・ナオコの場合は、ミス・シーナが、ミス・ナオコはこうしたほうがお悦びになるとアドバイスをくれたので、そうしただけです」
リナリナトリオのうちの誰かおひとりがクスっと笑ったようでした。
それも恥ずかしかったのですが、何よりも冒頭のアンジェラさんのお言葉にピクンとからだが震えました。
脱毛。
エステにかかる、ということ自体が生まれて初めての体験でしたので、いったいこれから何をされるのか、ほとんど見当がついていませんでした。
マッサージ的な何か、かな、と思いながらも、シーナさまから無駄毛処理を禁じられての訪問でしたから、そっちの関係だろうな、とも予想はしていました。
今のお言葉でハッキリしました。
私はこれから、みなさまの前でアソコ周辺の毛を脱毛されるんだ・・・
いったいどんな方法で?
私が知っている脱毛方法は、カミソリか脱毛テープ、それとレーザー。
レーザー脱毛器ぽい機械は見当たらなかったので、たぶんテープなのかな?
そう言えばさっき、ワックスっておっしゃっていたな・・・
ワックスって、ローソク?
いずれにしても私はこれから、その部分をみなさまにじっくり視られながら、思う存分弄られちゃうことにはなるのでしょう。
おまけにそれがビデオとして残されてしまうのです。
あっ、だめぇ・・・
アソコの中がみるみるうちに、ウルウル涙ぐんできました。
*
*コートを脱いで昼食を 18へ
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