「何かいいのあった?」
ディスプレイラックの下のほうの段をしゃがみ込んだ格好であれこれ探していた私に、突然上から声が降ってきました。
「ひっ!」
小さく悲鳴をあげて顔を上げると、あの綺麗なマヌカンのお姉さんが真後ろから私を見下ろしていました。
探すのに夢中になってしまいすっかり忘れていたのですが、この姿勢だと、短かいスカートのお尻側の裾が盛大にたくし上がって、見下ろされたらピンクのパンティが丸見えのはずです。
いいえ、パンティの布部分は、もうすっかりお尻の割れスジにくいこんでTバック状態になってしまっていましたから、上から見たら裸のお尻状態、すなわちノーパンに見えているかもしれません。
期せずして、さっきの妄想が現実となってしまいました。
私があわてて立ち上がろうとすると、彼女も私のとなりにしゃがみ込んできました。
「こんなのは、どうかしら?」
わざわざ選んで持って来てくれたらしい下着を、しゃがんだままいくつか広げて見せてくれました。
全部ボトムでした。
前も後ろも紐みたいなTバックと、ストッキングみたいな布質のスケスケビキニ、あとクロッチ部分が割れているシルクのビキニでした。
「え、えっと・・・こういうのは・・・ちょっと・・・」
えっちな下着とマヌカンお姉さんの綺麗なお顔を交互に見ながら、ドギマギしつつ小声で言うと、
「えー、なんでー?あなたにはこういうの、絶対似合うと思うんだけどなあ」
ニッと笑って耳元でコソっとささやくんです。
少しハスキーがかったそのお声に、からだがゾクゾクしてしまいました。
「それなら、どういうのがお望みなの?」
興味シンシンな感じなマヌカンお姉さん。
「えっと、ボトムでしたら、両サイドを紐で結ぶような・・・」
お姉さんのニットもせりあがって、ストッキング越しの絶対領域が見えそうで見えない・・・
私のドキドキが急激に高まってきてしまい、マヌカンお姉さんのお顔から目をそらして、小さく告げました。
「了解。待ってて!」
マヌカンお姉さんは元気よく答えて立ち上がり、再び入口近くの棚に颯爽と歩いて行きました。
えっ?ひょっとしてあのマヌカンお姉さん、けっこうえっちぽいのかな?
マヌカンお姉さんが居ないあいだに私も立ち上がり、せり上がっていたスカートの裾とパンティの食い込みをコソコソ直しました。
なんだか期待出来そうな展開になってきちゃったみたいです。
パンティの布地にべったり貼りついてしまったアソコがヒクヒクうごめき、おシルが今にも内腿から滑り落ちそう。
「お待たせーっ」
楽しそうなお声を響かせて、マヌカンお姉さんが戻ってきました。
その左手には2、3枚のボトムらしき布を握っています。
私の横に着くや否や、右手で私の手を握り、
「さあ、試着してみようっ!」
おどけた感じで宣言され、私は右手を引っ張られ、レジとは反対側の隅へ連れていかれました。
試着室が設えてあるのは、お店の入り口側、すなわち通路に面した側の奥で、ディスプレイ什器で隔てられた向こう側は一般のお買い物客が行き交う通路になっていました。
2部屋ある試着室はけっこう広めで畳二畳分くらい、薄い木目の壁で仕切られていました。
お店フロア側には横開きの厚めなカーテンがかかり、試着室に入って正面の壁には、全身が映る大きな姿見の鏡が貼ってありました。
「あっ、ちょっと待ってて」
マヌカンお姉さんが一人スタスタとレジの方に向かいました。
私も、バッグからティッシュとハンカチを取ってこようと後を追いました。
マヌカンお姉さんはレジブースの中へ入り、棚から何かを取り出しています。
どうやら試着用の紙ショーツみたい。
それをいくつか紙袋に詰めています。
マヌカンお姉さんを待つでもなく、レジの前でハンカチとテイッシュを手に、どうしよう?私、本当に試着しちゃう気?って困惑気味に立ち尽くしていると、マヌカンお姉さんがまた私の手を取りました。
「はい。準備完了よ!」
いたずらっぽく笑いながら、少し強引な感じで試着室のほうへ引っぱられます。
手を引かれつつレジのほうを振り返ると、レジ前に戻って来ていた童顔なマヌカンさんがニコッと笑い、
「ごゆっくりー」
って、右手をパーにしてこちらへ向け、小さく振ってくれました。
今現在、お店に他のお客さまは一人もいないようです。
マヌカンお姉さんは、私に通路側の試着室に入るよう言いました。
「それから、これは試着用の紙ショーツ。これを穿いてからパンツを合わせてみてね」
試着を迷いながらもマヌカンお姉さんのペースに流されちゃった形の私は、覚悟を決めました。
穿き替えたら、お姉さんにお願いして、似合っているかどうか、じっくり見てもらおう・・・
サンダルを脱いで試着室にあがり、カーテンをピタッと閉じました。
お姉さんが選んでくれたショーツは、3種類。
黒いレースのちっちゃめスキャンティタイプ。
ピンクでサテンみたいなピカピカとした材質の若干ローライズなビキニ。
前が布少なめ、後ろはV字型の大きめな布で覆うハイレグタイプの明るいブルー。
どれも両サイド紐式で、片方だけ、すでに結んでありました。
へー、いろんなデザインのがあるんだなー。
それぞれ目の前で広げて感心しつつ、スカートに手をかけ、折り返しを戻そうとした瞬間、カーテンの端がめくれました。
「どうですかあ?」
お姉さんがカーテン越しにお顔だけ突っ込んで、覗いてきました。
「えっ?」
不意を突かれて驚きすぎて絶句していると、お姉さんがハイヒールを脱ぎ始めました。
「たまーに、紙ショーツ穿かないで試すお客さんがいるのよね。だから一応チェックを入れさせてもらっているの。いいでしょう?女同士なんだから、ね?」
ひそめた声で言いいながら、お姉さんが試着室に入ってきました。
それは・・・そうかな?
私にとって、すっごく嬉しい展開になってきました。
こんな狭い空間で、私が一目見て惹かれた魅力的なマヌカンお姉さんに、恥ずかしい姿を間近で視てもらえそうです。
このお姉さんも見かけによらず、えっちなタイプの人だったみたい。
お姉さんが私の前に立ち、私たちが初めて顔を合わせたときみたいに、私の全身を上から下まで舐めるように見つめてきます。
その切れ長な瞳に、なんだか妖しい光が宿っているように感じました。
今までに何度か出会ったことのある、官能をくすぐるまなざし。
これから私、どうなるのだろう?
ドキドキワクワク、胸が盛大に高鳴ってきています。
ただ、すぐ向こう側が通路ですから、間違っても恥ずかしい声とか、出したりは出来ません。
お姉さんの視線は、私の足元を見つめて動かなくなっていました。
うつむいて何かを真剣に考えているようにも見えます。
ん?どうしたのかな?
思ったと同時に、お顔を上げたお姉さんが私の短いスカートの裾に手をかけ、おもむろにバサッと大きくまくり上げました。
「えっ!?あ、いやっ!ちょ、ちょっと?!」
思わず声は出たものの、されるがまま。
あまりに突然過ぎてスカートを押さえるのも忘れて立ち尽くす私には委細かまわず、お姉さんは片手で私のスカートをまくり上げたまま、私の穿いているパンティをじーっと見つめています。
「・・・やっぱり、そうだわ・・・」
しばしの沈黙の後、独り言みたいにつぶやくお姉さんのお声が聞こえました。
私のピンク色パンティの両腿付け根部分は、お家を出てからずーっと発情しっ放しな私のえっちなおシルで、一目でわかるほど色濃く変色していました。
それを少しでも拭おうと思って、さっきハンカチとティッシュを取りに行ったのに・・・
いやんっ!恥ずかし過ぎ・・・
全身が、カーーッっと熱くなるのを感じました。
*
*ランジェリーショップ 05へ
*
直子のブログへお越しいただきまして、ありがとうございます。ここには、私が今までに体験してきた性的なあれこれを、私が私自身の思い出のために、つたない文章で書きとめておいたノートから載せていくつもりです。
2010年6月6日
ランジェリーショップ 03
おめあてのランジェリーショップは、フロアのつきあたり、一番奥まったとこにありました。
下着売り場ということで、なんとなくこじんまりとしたショップを想像していたのですが、パッと見た感じ、けっこう売り場面積広くて品数多そう。
色とりどりのブラやショーツが通路側にまでたくさん並べられています。
通路側にディスプレイされているカラフルなポップやポスターを眺めて気持ちを落ち着かせた後、なるべくさりげなくお店に入りました。
店内にも、棚やショーケース、ラックを使って、さまざまな下着が飾られています。
奥行きがあって広々した、余裕のあるレイアウト。
背の高いディスプレイ什器で売り場を取り囲むようになっているので、お店の奥のほうは、通路や他の売り場からは見えないようになっていました。
壁際の一番奥まった隅にレジがあり、その前に立っていた小柄で童顔なマヌカンさんが、いらっしゃいませえ、と迎えてくれました。
店内には、OLさんぽい女性が一人だけ。
その人は、レジとは反対側の壁際にハンガー吊るしで飾られているボディスーツを真剣に眺めています。
あともう一人、20代中頃くらいに見えるマヌカンさんらしきスラッとした女の人が、OLさんのそばで平台のショーツを並べ直していました。
スカートの裾をなるべく気にしないようにしながら、目の前に広がる女性下着の山を眺めました。
ファッションビルに入っているお店だし、そんなに過激なのは無いだろう、と予想していたのですが、甘くみていたみたい。
レジのそばに飾ってあるマネキンたちが着けているそれが強力でした。
一体には、全体が目の粗いメッシュで、どう考えてもスケスケにならざるをえないベージュのブラとお揃いのビキニパンツ。
もう一体には、いわゆるティアドロップ。
ブラは最低限乳首を隠すだけのごく小さな涙型、ボトムに至っては、最低限ワレメを隠すだけなほとんど紐状、他の部分は全部透明な細い糸っていう、普通に考えれば、こんなの誰がどこでいつ着るんだろう?としか思えない黄色い下着を着せられていました。
ティアドロップのほうは、柔らかい素材らしく、マネキンのバストに、ご丁寧にも施されている乳首の出っぱりがくっきり浮き出ていて、卑猥さに拍車をかけていました。
私は、中学生の頃、母の知り合いの女性がこの手の水着を身に着けているのを見て、すっごいショックを受けたことがあったので、多少の免疫はありましたが、こうして明るい店内であらためて見ると、やっぱり強烈です。
今日は思い切って、こういうのを買っちゃう、っていうのもアリかなあ・・・
なんて、ぞのマネキンを見ながら考えていたら、
「今日はどんなのをお探しですか?」
と、声をかけられました。
あわてて声のしたほうに顔を向けると、私のすぐ左隣にスラッとした女性が来て居ました。
さっき、平台のショーツを並べ直していた女性です。
近くで見ると短かめなワンレングスがよく似合う、目鼻立ちのクッキリしたオトナな感じの美人さんでした。
背は私よりちょっと高く、からだの線にフィットとした青いニットのシンプルなワンピースがすっごく似合っています。
ニットがたおやかに曲線を描いている胸は、綺麗だけれどちょっぴり硬そうな感じ。
ウエストのラインはキュッと締まっていて、腰はやや細め、腰から足先までスラッとしなやか。
なんて綺麗な人なんだろう!
お顔も、そしてプロポーションも。
私は、一瞬でときめいてしまいました。
セクシーって言うよりは、いえ、じゅうぶんセクシーなんですが、何て言うか、エロティックかつクールな感じなんです。
こういう人は男の人がほっとかないだろうなあ、なんて、その美人さんを見ながら考えていたら、彼女の唇が動きました。
「あのマネキン見てびっくりしていらしたけれど、ひょっとして、セクシーなのをお探しなの?な~に?勝負下着とか?」
ニッと笑いながら、そんなことを聞いてきます。
女性にしてはいくぶん低めの、少し掠れたような艶っぽいお声。
「い、いいえ。そんなのじゃないのですが・・・でも、あの・・・今日はちょっと、えっちなやつを・・・」
自分でもびっくりしてしまいました。
なんで私、こんなに正直に答えちゃったんだろう?
彼女は、ふーーん?って、少し首をかしげてから、私と向かい合うように立ちました。
私の全身を正面から舐めるように見つめてきます。
切れ長の目がとっても綺麗・・・
文字通り頭のてっぺんからつま先まで、ゆっくりと彼女の視線が動いていくのが肌で感じました。
彼女は、視線を再び私の顔に戻し、
「だいじょうぶ。あたしのお店なら、きっとあなたが満足できるインナーがみつかるはず」
「あと、バッグとかはレジの横のあのベンチに置いておいていいわよ」
「盗まれないように、スタッフがしっかり見張っててあげるから」
とつづけました。
「あ、はい。ありがとうございます」
私は、少しドギマギしながらそう答えて彼女から離れ、レジ横のベンチに向かいました。
レジ前の童顔なマヌカンさんも、ゆっくり見ていってくださいねー、って微笑んでくれます。
ベンチにバッグを置いて一呼吸。
どうしよう・・・でも、そうするために来たのだし・・・
少しの躊躇の後覚悟を決め、カーディガンをササッと脱ぎ、バッグの上に置きました。
ああん、とうとう自ら透けブラ姿になっちゃった。
こんな営業中のお店の中で。
さっき声をかけてくれた綺麗なマヌカンさんは、さっきと同じ場所で、私の一連の行動をずっと見ていたようでした。
彼女、私のこんな姿、どう思うだろう?
私がゆっくりと彼女のいるところまで戻るとまた、ニッコリ笑いかけながら、
「ごゆっくり、ね?」
と言い残し、お店の入口のほうへ歩きかけました。
でも、すぐに私のほうを振り向き、こうつづけました。
「あたしのお店は、ボトムも試着できるから、いいのがあったら遠慮せずに言って、ね?」
その言葉を聞いた瞬間、私の心に何かがひっかかりました。
以前、その言葉をどこかで聞いたような、デジャヴのような、それとも違うような・・・
それが何かはわからないのですが、ウズウズするような不思議なざわめきに、私のからだと心が囚われました。
彼女がすっごく魅力的でしたから、そのせいで頭が混乱しているのかもしれません。
私の脳はすでに、素敵な彼女とのえっちな妄想を紡ぎ始めていました。
彼女に私の恥ずかしい姿をもっと見せてみたい・・・
軽蔑されちゃうかもしれないけど、でも見て欲しい・・・
もしも嫌われちゃったら、もうここには来なければいいだけだもの・・・
思い切ってやってしまおうかな・・・
このスカートでしゃがみ込んだら、お尻を見てもらえるな・・・
妄想を膨らませつつ彼女の姿を探すと、お店の入口近くで別のお客さまのお相手をされていました。
何か熱心にそのお客さまとお話されている彼女の姿を、なぜだか熱く見入ってしまいます。
この時間帯は客足もまばらで、私が来てからはまだ、レジのある奥のほうまでは誰も入って来ていません。
ときどき、お店の外に飾ってある下着を見てはしゃいでいるのか、女子学生っぽい、かん高い嬌声が聞こえていました。
しばらく待っても綺麗なマヌカンさんが戻って来てくれる気配が無さそうなので、がっかり気味な私はとりあえず、今日ここに来た本来の目的に戻ることにしました。
えっちな下着・・・
さて、どんな下着を買おうか?
さっきのメッシュやティアドロップみたいなのは、出来れば一着くらい欲しいし、あればこっそり着てコーフン出来ることは間違いありません。
でもいざ、これ買います、って、あの綺麗なマヌカンさんに告げることを想像すると、抵抗感がありました。
そんなキワドイ下着を購入する女。
それはそれで私の大好きな羞恥プレイにもなるのだけれど、あの綺麗なマヌカンさんをお相手とするのは、いきなり過ぎる気がするのです。
ついさっきまで、嫌われてもいいから恥ずかしい姿を見せてみたい、なんて妄想していたクセに、イザとなったらビビリな私。
お相手が私にとってどうでもいいマヌカンさんであれば、そんな羞恥プレイをひとり楽しんで、蔑まれたとしても、もう二度とこのお店に来なければいい、その場だけの関係で問題無いのだけれど、あの魅力的なマヌカンさんには、下手なことをしてあっさり嫌われたくない、という気持ちが芽生えたようでした。
そうなると、彼女と仲良くなるために、とりあえずあまり強烈じゃないのを探しつつ相談しながら会話して、彼女の出方を見てみるのがいいのかな。
強烈じゃないけれどえっちぽい下着・・・
Tバックとかはありふれているし、フリルやレースとかはいっぱい持っているし、うーん・・・と悩んでいたら、ひとつ思いつきました。
お洋服を着たままでも脱げちゃう下着ってないかしら?
どこかで急にムラムラして、ノーパンノーブラアソビをしたくなったとき、周囲の人に悟られず、お洋服を着たままでもはずせる下着・・・
シャツを脱がずにはずせるブラ、ジーンズを穿いていてもはずせるパンツ・・・
しばらく真剣に考えて閃いたのは、上はストラップレスでフロントホックのブラ。
下は両サイドを紐で結ぶ式のパンツ。
そういう仕様の下着は、まだ私、持っていません。
その線で行こう!
探す目標が決まったので、手近なレジ付近の棚から、真剣に見てまわることにしました。
*
*ランジェリーショップ 04へ
*
下着売り場ということで、なんとなくこじんまりとしたショップを想像していたのですが、パッと見た感じ、けっこう売り場面積広くて品数多そう。
色とりどりのブラやショーツが通路側にまでたくさん並べられています。
通路側にディスプレイされているカラフルなポップやポスターを眺めて気持ちを落ち着かせた後、なるべくさりげなくお店に入りました。
店内にも、棚やショーケース、ラックを使って、さまざまな下着が飾られています。
奥行きがあって広々した、余裕のあるレイアウト。
背の高いディスプレイ什器で売り場を取り囲むようになっているので、お店の奥のほうは、通路や他の売り場からは見えないようになっていました。
壁際の一番奥まった隅にレジがあり、その前に立っていた小柄で童顔なマヌカンさんが、いらっしゃいませえ、と迎えてくれました。
店内には、OLさんぽい女性が一人だけ。
その人は、レジとは反対側の壁際にハンガー吊るしで飾られているボディスーツを真剣に眺めています。
あともう一人、20代中頃くらいに見えるマヌカンさんらしきスラッとした女の人が、OLさんのそばで平台のショーツを並べ直していました。
スカートの裾をなるべく気にしないようにしながら、目の前に広がる女性下着の山を眺めました。
ファッションビルに入っているお店だし、そんなに過激なのは無いだろう、と予想していたのですが、甘くみていたみたい。
レジのそばに飾ってあるマネキンたちが着けているそれが強力でした。
一体には、全体が目の粗いメッシュで、どう考えてもスケスケにならざるをえないベージュのブラとお揃いのビキニパンツ。
もう一体には、いわゆるティアドロップ。
ブラは最低限乳首を隠すだけのごく小さな涙型、ボトムに至っては、最低限ワレメを隠すだけなほとんど紐状、他の部分は全部透明な細い糸っていう、普通に考えれば、こんなの誰がどこでいつ着るんだろう?としか思えない黄色い下着を着せられていました。
ティアドロップのほうは、柔らかい素材らしく、マネキンのバストに、ご丁寧にも施されている乳首の出っぱりがくっきり浮き出ていて、卑猥さに拍車をかけていました。
私は、中学生の頃、母の知り合いの女性がこの手の水着を身に着けているのを見て、すっごいショックを受けたことがあったので、多少の免疫はありましたが、こうして明るい店内であらためて見ると、やっぱり強烈です。
今日は思い切って、こういうのを買っちゃう、っていうのもアリかなあ・・・
なんて、ぞのマネキンを見ながら考えていたら、
「今日はどんなのをお探しですか?」
と、声をかけられました。
あわてて声のしたほうに顔を向けると、私のすぐ左隣にスラッとした女性が来て居ました。
さっき、平台のショーツを並べ直していた女性です。
近くで見ると短かめなワンレングスがよく似合う、目鼻立ちのクッキリしたオトナな感じの美人さんでした。
背は私よりちょっと高く、からだの線にフィットとした青いニットのシンプルなワンピースがすっごく似合っています。
ニットがたおやかに曲線を描いている胸は、綺麗だけれどちょっぴり硬そうな感じ。
ウエストのラインはキュッと締まっていて、腰はやや細め、腰から足先までスラッとしなやか。
なんて綺麗な人なんだろう!
お顔も、そしてプロポーションも。
私は、一瞬でときめいてしまいました。
セクシーって言うよりは、いえ、じゅうぶんセクシーなんですが、何て言うか、エロティックかつクールな感じなんです。
こういう人は男の人がほっとかないだろうなあ、なんて、その美人さんを見ながら考えていたら、彼女の唇が動きました。
「あのマネキン見てびっくりしていらしたけれど、ひょっとして、セクシーなのをお探しなの?な~に?勝負下着とか?」
ニッと笑いながら、そんなことを聞いてきます。
女性にしてはいくぶん低めの、少し掠れたような艶っぽいお声。
「い、いいえ。そんなのじゃないのですが・・・でも、あの・・・今日はちょっと、えっちなやつを・・・」
自分でもびっくりしてしまいました。
なんで私、こんなに正直に答えちゃったんだろう?
彼女は、ふーーん?って、少し首をかしげてから、私と向かい合うように立ちました。
私の全身を正面から舐めるように見つめてきます。
切れ長の目がとっても綺麗・・・
文字通り頭のてっぺんからつま先まで、ゆっくりと彼女の視線が動いていくのが肌で感じました。
彼女は、視線を再び私の顔に戻し、
「だいじょうぶ。あたしのお店なら、きっとあなたが満足できるインナーがみつかるはず」
「あと、バッグとかはレジの横のあのベンチに置いておいていいわよ」
「盗まれないように、スタッフがしっかり見張っててあげるから」
とつづけました。
「あ、はい。ありがとうございます」
私は、少しドギマギしながらそう答えて彼女から離れ、レジ横のベンチに向かいました。
レジ前の童顔なマヌカンさんも、ゆっくり見ていってくださいねー、って微笑んでくれます。
ベンチにバッグを置いて一呼吸。
どうしよう・・・でも、そうするために来たのだし・・・
少しの躊躇の後覚悟を決め、カーディガンをササッと脱ぎ、バッグの上に置きました。
ああん、とうとう自ら透けブラ姿になっちゃった。
こんな営業中のお店の中で。
さっき声をかけてくれた綺麗なマヌカンさんは、さっきと同じ場所で、私の一連の行動をずっと見ていたようでした。
彼女、私のこんな姿、どう思うだろう?
私がゆっくりと彼女のいるところまで戻るとまた、ニッコリ笑いかけながら、
「ごゆっくり、ね?」
と言い残し、お店の入口のほうへ歩きかけました。
でも、すぐに私のほうを振り向き、こうつづけました。
「あたしのお店は、ボトムも試着できるから、いいのがあったら遠慮せずに言って、ね?」
その言葉を聞いた瞬間、私の心に何かがひっかかりました。
以前、その言葉をどこかで聞いたような、デジャヴのような、それとも違うような・・・
それが何かはわからないのですが、ウズウズするような不思議なざわめきに、私のからだと心が囚われました。
彼女がすっごく魅力的でしたから、そのせいで頭が混乱しているのかもしれません。
私の脳はすでに、素敵な彼女とのえっちな妄想を紡ぎ始めていました。
彼女に私の恥ずかしい姿をもっと見せてみたい・・・
軽蔑されちゃうかもしれないけど、でも見て欲しい・・・
もしも嫌われちゃったら、もうここには来なければいいだけだもの・・・
思い切ってやってしまおうかな・・・
このスカートでしゃがみ込んだら、お尻を見てもらえるな・・・
妄想を膨らませつつ彼女の姿を探すと、お店の入口近くで別のお客さまのお相手をされていました。
何か熱心にそのお客さまとお話されている彼女の姿を、なぜだか熱く見入ってしまいます。
この時間帯は客足もまばらで、私が来てからはまだ、レジのある奥のほうまでは誰も入って来ていません。
ときどき、お店の外に飾ってある下着を見てはしゃいでいるのか、女子学生っぽい、かん高い嬌声が聞こえていました。
しばらく待っても綺麗なマヌカンさんが戻って来てくれる気配が無さそうなので、がっかり気味な私はとりあえず、今日ここに来た本来の目的に戻ることにしました。
えっちな下着・・・
さて、どんな下着を買おうか?
さっきのメッシュやティアドロップみたいなのは、出来れば一着くらい欲しいし、あればこっそり着てコーフン出来ることは間違いありません。
でもいざ、これ買います、って、あの綺麗なマヌカンさんに告げることを想像すると、抵抗感がありました。
そんなキワドイ下着を購入する女。
それはそれで私の大好きな羞恥プレイにもなるのだけれど、あの綺麗なマヌカンさんをお相手とするのは、いきなり過ぎる気がするのです。
ついさっきまで、嫌われてもいいから恥ずかしい姿を見せてみたい、なんて妄想していたクセに、イザとなったらビビリな私。
お相手が私にとってどうでもいいマヌカンさんであれば、そんな羞恥プレイをひとり楽しんで、蔑まれたとしても、もう二度とこのお店に来なければいい、その場だけの関係で問題無いのだけれど、あの魅力的なマヌカンさんには、下手なことをしてあっさり嫌われたくない、という気持ちが芽生えたようでした。
そうなると、彼女と仲良くなるために、とりあえずあまり強烈じゃないのを探しつつ相談しながら会話して、彼女の出方を見てみるのがいいのかな。
強烈じゃないけれどえっちぽい下着・・・
Tバックとかはありふれているし、フリルやレースとかはいっぱい持っているし、うーん・・・と悩んでいたら、ひとつ思いつきました。
お洋服を着たままでも脱げちゃう下着ってないかしら?
どこかで急にムラムラして、ノーパンノーブラアソビをしたくなったとき、周囲の人に悟られず、お洋服を着たままでもはずせる下着・・・
シャツを脱がずにはずせるブラ、ジーンズを穿いていてもはずせるパンツ・・・
しばらく真剣に考えて閃いたのは、上はストラップレスでフロントホックのブラ。
下は両サイドを紐で結ぶ式のパンツ。
そういう仕様の下着は、まだ私、持っていません。
その線で行こう!
探す目標が決まったので、手近なレジ付近の棚から、真剣に見てまわることにしました。
*
*ランジェリーショップ 04へ
*
ランジェリーショップ 02
バッグからピンクのブラを取り出しました。
下乳のほうからすくうようにおっぱいにあてがうと、サイズが小さいので乳房がカップにおさまりきらず、おっぱい全体が上のほうに押し出される形になります。
すでに尖ってしまった硬い乳首も、カップにつぶされて窮屈そう。
フロントホックを無理してギュッとはめると、おっぱいを押し潰される責めを受けているような気持ちになり、あーんっ! と小さく声が出てしまいました。
胸から首にかけて、肌がどんどん火照ってきました。
その上からシルクのブラウスを羽織りました。
薄手の白い生地に、微妙にブラのピンクが透けています。
下からボタンをはめていくと、上から二番目のボタンが押し出されたおっぱいのお肉に阻まれてキツキツです。
普段の私からすれば、かなり大胆な、大冒険的ファッション。
お家から遠く離れた場所だからこそ出来るチャレンジ。
その日のムラムラ具合は、そのくらい強いものでした。
もちろん、ノーブラで、尖らせた乳首を透かせながら歩いてみたい欲求もあるにはあるのですが、臆病な私には到底無理なことはわかりきっていました。
そんな乳首は今、ブラのカップに押しつぶされても、なおも尖ろうと背伸びをして、ブラの裏地にその卑猥な突起を擦らせています。
次は、いよいよあのパンティです。
目の前に広げてみると、レースですから全体にかなり透け気味。
穿く前にティッシュでアソコの湿りを拭います。
すでにかなりに濡れている・・・
ティッシュをスジに捻じ込むように3回拭っても、まだテイッシュが湿ります。
て言うか、あとからあとから溢れ出てきている感じ。
5回拭ったところであきらめて、輪っかになってるほうに左脚を通し、前面部分の布をアソコにあてがいました。
無毛な恥丘の肌色がレース部分に薄く透けています。
うわっ!えろい・・・
お家でも何回かは穿いたことがあったのですが、この状況、駅の女子トイレの個室の中、だと余計に卑猥に見えます。
思ってた以上にローライズだし、後ろの布地も小さくて、歩いているうちにお尻の溝に食い込んで、絶対Tバック状態になっちゃいそう・・・
えっちな期待にプルプル震える指で、右側の紐を右腰骨のところにしっかりと結びました。
こんなにコーフン状態だと、ファッションビルまで行く途中、街を歩いているときに、アソコからいやらしいおシルが溢れ出てきて、太腿をつたわっちゃうんじゃないかしら?
それを誰かに見られたら・・・
誰かに何か言われたら・・・
心配になってきました。
悪い予感を頭を振って振り切って、仕上げのミニスカートを取り出しました。
膝上5センチくらいのやつだから、階段とかでも気をつけていれば、見えてしまうことはないと思うけれど・・・
今のムラムラ状態だと、それがなんだかじれったいような気持ちもちょっぴり・・・
でも、仕方ないんです。
私、臆病なヘンタイさんなのだから。
それに何よりも、男の人の視線は怖いし・・・
最後に大きめなファッショングラスをかけて準備完了。
地元ではないので変装用のウイッグは無し。
おトイレを出て、目標のファッションビルに向かいました。
後ろ手に持ってお尻を隠しているトートバッグには、さっき脱いだジャケットとワンピースと下着類が底のほうに入っています。
ブラウスの上には、ピンク色のカーディガンを羽織ってボタンもキッチリ留めたので、えっちなブラ透けを心配することもなく無事、ファッションビルに到着しました。
このビルは、ビル全体がほとんど女性向けの品を扱っているお店ばかりなので、来ているお客さまも店員さんも女性ばかり。
たまに見かける男性は、デート中の誰かのカレシさんかダンナさんなのでしょう。
早く帰りたい、っていうお顔をしている男性ばかり目について、なんだか可笑しいです。
私は、とりあえず安心して、お尻を隠していたバッグをはずし、肩に提げました。
おめあてのランジェリーショップは4階にあるので、エスカレーターで4階へ。
まず、その階の女子トイレを探して、洗面台でお化粧を直すことにしました。
おトイレに入り、入口そばの洗面台の鏡を覗きました。
これからすることへの期待と興奮とで、いやらしく火照っている自分の顔が映りました。
早速個室に入ろうと思ったのですが、ふとまわりを見回すと誰もいません。
個室も全部空いているようです。
急に、より大胆な気持ちが湧き起こりました。
個室でやろうとしていた妄想ごっこを、ここでやってしまおうか?
鏡に映る私の顔が、瞬間、更にえっちに上気しました。
この場所でやろうと描いていた妄想ごっこは、私が濡れやすいことをご存知なドSなお姉さまとの羞恥プレイの最中、お買い物客でにぎわうデパートのおトイレに連れ込まれて、アソコを入念にチェックされる、というものでした。
シーナさまと東京で初めて出会ったときの再現、思い出しプレイみたいな感じ。
もちろんイジワルなお姉さま役には、シーナさまのお顔が浮かんでいました。
それを個室に入らずに、洗面台の鏡の中で実行できるチャンスがやって来ました。
えーい、やっちゃおう。
見知らぬ土地であることも相俟って、いつもの臆病さが影を潜めていてくれるみたいです。
洗面台の鏡の前に立ち、うつむいてスカート正面の裾を指でつまみ、ゆっくりとまくり上げました。
つまんだスカートの裾をウエストのおへそのところに挟み込みます。
鏡に、真正面を向いたパンティ丸出しの女の子が映ります。
羞恥に潤む目でそれを確認してから、パンティの紐はほどかず、ゆっくりと両膝のところまでずり下げていきました。
洗面台の大きな鏡に、スカートをまくり上げられ、下着までも下ろされた、恥ずかしそうなメガネの女の子の姿が、両腿の付け根辺りから顔まで、鮮明に映っていました。
そのままその場を一歩下がってみると、その子の無毛なアソコの割れ始めスジも、両膝下ににひっかかって揺れているピンクの布きれまでが、クッキリハッキリ映し出されました。
あなたみたいなヘンタイが個室使うなんて贅沢よ!
ここで見てあげるから、早くパンツずり下げなさい!
早くしないと誰か来ちゃうわよ?
私の頭の中には、シーナさま似の冷たいお声なご命令が聞こえていました。
あら?直子ったら、またオマンコ濡らしているのっ!
それに今日は、ずいぶんいやらしい下着なのねえ?
・・・ご、ごめんなさい・・・
ほんとにスケベな子!オマンコの中、見せたくて仕方ないんでしょう?
毛で隠す気なんてまったくないから、いっつもパイパンなのよね!
妄想の会話をしながら、恥ずかしくって、でも愉しくって気持ち良くって、ドキドキジュクジュク感じてしまいます。
でも、そうしているあいだも、周りの物音には敏感に耳をそばだてていました。
あのドアが今開いたらどうしよう?
ささっとパンティ上げて、一番近い個室に飛び込もう・・・
でも入ってくるのは絶対同性だし・・・
何しているの?って聞かれたら、正直に言っちゃおうかな・・・
運良くエスっぽい人だったら、虐めてくれるかな?
でも、警備員さんとか、呼ばれちゃうかも・・・
今の私の恰好、紛れもないヘンタイさんだし・・・
そろそろ、急いだほうがいいよね・・・
コーフンし過ぎて、頭の中がとっちらかっちゃっています。
そのままの姿勢でバッグからティッシュを取り出し、濡れてるアソコにあてがって、鏡を見ながら拭いました。
ここに来るまで、人前でおツユがしたたることは幸いありませんでしたが、膝下で引っかかっているパンティの内側を見下ろすと、ソコ周辺がグッショリ濡れて濃いピンク色に変わっていました。
「私って、ほんとにヘンタイ・・・」
小さく声に出してみたら、その途端にまた、ヌルって・・・
「んんんーっ」
今回もティッシュ5回であきらめ、パンティをずり上げて穿き直しました。
色が変わっちゃった部分の布が再度アソコに当たったとき、冷んやりして気持ち良かった。
もう一度右腰の紐を結び直し、スカートの裾を戻しました。
まだ、ひとりもこのおトイレに入ってきません。
とりあえず私の恥ずかしい格好は、誰にも見られずに済みました。
良かったような、残念なような・・・
スカートを戻していくぶんリラックスした私は、あらためて鏡を覗き、今度は両手をスカートのウエストに置きました。
最後の仕上げです。
今まで公然ではやったことの無い、大胆なチャレンジ。
地元や生活圏では絶対出来ないこと。
スカートのウエスト部分全体の布を幅2~4センチくらいで一段ずつ、内側に折り込みます。
こうするとスカートの裾も一段ずつ上にずり上がり、太腿の露出部分が増えていきます。
大学のお友達に教えてもらった、ミニスカを超ミニスカにしちゃう、お手軽なワザ。
二段、三段、四段と折り込んだところで、スカートの裾から、私の脚の付け根が2センチくらい覗いてしまいました。
いやらしいお湿りで濃いピンク色に変色してしまったパンティのクロッチ部分がモロに。
こんなモロ出しな格好でお外を歩くのは、どう見てもヘンタイ露出狂さんです。
私はヘンタイ露出好きなのですが、臆病なヘンタイなのでやっぱりそれは、出来ません。
三段に戻してみましたが、これでもクロッチ先端スレスレ過ぎ。
もう一段戻すと、股下約10センチ、ギリギリの超ミニスカって感じになりました。
チラ見せおっけー、という感じ。
ただ、これでも、もしもしゃがんだり、前屈みになったら、それでなくてもタイトなスカートですし、裾がせり上がってきて戻らず、お尻や前が丸見えになってしまうでしょう。
今日は大冒険の日だし、これでいってみようか?いざとなったらすぐ直せるし、って決めたとき、おトイレのドアが突然開きました。
私は、かなりビクンとして、小さく、ヒャツ、って叫んでしまったほどでした。
入ってきたのは、派手なお花柄の上着を召したおばさまでした。
彼女は、切羽詰っていたのか洗面台前の私には目もくれず、素早く個室に消えていきました。
それを見届けた私はホッとため息をひとつ。
洗面台に散らかしたティッシュをゴミ箱に捨て、再びカーディガンを羽織ってからもう一度手を洗い、ちょっと迷ってからファッショングラスをはずしてポーチに入れました。
口紅やらお化粧をちょちょいと直し、髪をブラシで整えました。
バッグを肩に提げ、今やかなり短かくなったスカートの前を軽く両手で押さえて、おトイレを出ました。
*
*ランジェリーショップ 03へ
*
下乳のほうからすくうようにおっぱいにあてがうと、サイズが小さいので乳房がカップにおさまりきらず、おっぱい全体が上のほうに押し出される形になります。
すでに尖ってしまった硬い乳首も、カップにつぶされて窮屈そう。
フロントホックを無理してギュッとはめると、おっぱいを押し潰される責めを受けているような気持ちになり、あーんっ! と小さく声が出てしまいました。
胸から首にかけて、肌がどんどん火照ってきました。
その上からシルクのブラウスを羽織りました。
薄手の白い生地に、微妙にブラのピンクが透けています。
下からボタンをはめていくと、上から二番目のボタンが押し出されたおっぱいのお肉に阻まれてキツキツです。
普段の私からすれば、かなり大胆な、大冒険的ファッション。
お家から遠く離れた場所だからこそ出来るチャレンジ。
その日のムラムラ具合は、そのくらい強いものでした。
もちろん、ノーブラで、尖らせた乳首を透かせながら歩いてみたい欲求もあるにはあるのですが、臆病な私には到底無理なことはわかりきっていました。
そんな乳首は今、ブラのカップに押しつぶされても、なおも尖ろうと背伸びをして、ブラの裏地にその卑猥な突起を擦らせています。
次は、いよいよあのパンティです。
目の前に広げてみると、レースですから全体にかなり透け気味。
穿く前にティッシュでアソコの湿りを拭います。
すでにかなりに濡れている・・・
ティッシュをスジに捻じ込むように3回拭っても、まだテイッシュが湿ります。
て言うか、あとからあとから溢れ出てきている感じ。
5回拭ったところであきらめて、輪っかになってるほうに左脚を通し、前面部分の布をアソコにあてがいました。
無毛な恥丘の肌色がレース部分に薄く透けています。
うわっ!えろい・・・
お家でも何回かは穿いたことがあったのですが、この状況、駅の女子トイレの個室の中、だと余計に卑猥に見えます。
思ってた以上にローライズだし、後ろの布地も小さくて、歩いているうちにお尻の溝に食い込んで、絶対Tバック状態になっちゃいそう・・・
えっちな期待にプルプル震える指で、右側の紐を右腰骨のところにしっかりと結びました。
こんなにコーフン状態だと、ファッションビルまで行く途中、街を歩いているときに、アソコからいやらしいおシルが溢れ出てきて、太腿をつたわっちゃうんじゃないかしら?
それを誰かに見られたら・・・
誰かに何か言われたら・・・
心配になってきました。
悪い予感を頭を振って振り切って、仕上げのミニスカートを取り出しました。
膝上5センチくらいのやつだから、階段とかでも気をつけていれば、見えてしまうことはないと思うけれど・・・
今のムラムラ状態だと、それがなんだかじれったいような気持ちもちょっぴり・・・
でも、仕方ないんです。
私、臆病なヘンタイさんなのだから。
それに何よりも、男の人の視線は怖いし・・・
最後に大きめなファッショングラスをかけて準備完了。
地元ではないので変装用のウイッグは無し。
おトイレを出て、目標のファッションビルに向かいました。
後ろ手に持ってお尻を隠しているトートバッグには、さっき脱いだジャケットとワンピースと下着類が底のほうに入っています。
ブラウスの上には、ピンク色のカーディガンを羽織ってボタンもキッチリ留めたので、えっちなブラ透けを心配することもなく無事、ファッションビルに到着しました。
このビルは、ビル全体がほとんど女性向けの品を扱っているお店ばかりなので、来ているお客さまも店員さんも女性ばかり。
たまに見かける男性は、デート中の誰かのカレシさんかダンナさんなのでしょう。
早く帰りたい、っていうお顔をしている男性ばかり目について、なんだか可笑しいです。
私は、とりあえず安心して、お尻を隠していたバッグをはずし、肩に提げました。
おめあてのランジェリーショップは4階にあるので、エスカレーターで4階へ。
まず、その階の女子トイレを探して、洗面台でお化粧を直すことにしました。
おトイレに入り、入口そばの洗面台の鏡を覗きました。
これからすることへの期待と興奮とで、いやらしく火照っている自分の顔が映りました。
早速個室に入ろうと思ったのですが、ふとまわりを見回すと誰もいません。
個室も全部空いているようです。
急に、より大胆な気持ちが湧き起こりました。
個室でやろうとしていた妄想ごっこを、ここでやってしまおうか?
鏡に映る私の顔が、瞬間、更にえっちに上気しました。
この場所でやろうと描いていた妄想ごっこは、私が濡れやすいことをご存知なドSなお姉さまとの羞恥プレイの最中、お買い物客でにぎわうデパートのおトイレに連れ込まれて、アソコを入念にチェックされる、というものでした。
シーナさまと東京で初めて出会ったときの再現、思い出しプレイみたいな感じ。
もちろんイジワルなお姉さま役には、シーナさまのお顔が浮かんでいました。
それを個室に入らずに、洗面台の鏡の中で実行できるチャンスがやって来ました。
えーい、やっちゃおう。
見知らぬ土地であることも相俟って、いつもの臆病さが影を潜めていてくれるみたいです。
洗面台の鏡の前に立ち、うつむいてスカート正面の裾を指でつまみ、ゆっくりとまくり上げました。
つまんだスカートの裾をウエストのおへそのところに挟み込みます。
鏡に、真正面を向いたパンティ丸出しの女の子が映ります。
羞恥に潤む目でそれを確認してから、パンティの紐はほどかず、ゆっくりと両膝のところまでずり下げていきました。
洗面台の大きな鏡に、スカートをまくり上げられ、下着までも下ろされた、恥ずかしそうなメガネの女の子の姿が、両腿の付け根辺りから顔まで、鮮明に映っていました。
そのままその場を一歩下がってみると、その子の無毛なアソコの割れ始めスジも、両膝下ににひっかかって揺れているピンクの布きれまでが、クッキリハッキリ映し出されました。
あなたみたいなヘンタイが個室使うなんて贅沢よ!
ここで見てあげるから、早くパンツずり下げなさい!
早くしないと誰か来ちゃうわよ?
私の頭の中には、シーナさま似の冷たいお声なご命令が聞こえていました。
あら?直子ったら、またオマンコ濡らしているのっ!
それに今日は、ずいぶんいやらしい下着なのねえ?
・・・ご、ごめんなさい・・・
ほんとにスケベな子!オマンコの中、見せたくて仕方ないんでしょう?
毛で隠す気なんてまったくないから、いっつもパイパンなのよね!
妄想の会話をしながら、恥ずかしくって、でも愉しくって気持ち良くって、ドキドキジュクジュク感じてしまいます。
でも、そうしているあいだも、周りの物音には敏感に耳をそばだてていました。
あのドアが今開いたらどうしよう?
ささっとパンティ上げて、一番近い個室に飛び込もう・・・
でも入ってくるのは絶対同性だし・・・
何しているの?って聞かれたら、正直に言っちゃおうかな・・・
運良くエスっぽい人だったら、虐めてくれるかな?
でも、警備員さんとか、呼ばれちゃうかも・・・
今の私の恰好、紛れもないヘンタイさんだし・・・
そろそろ、急いだほうがいいよね・・・
コーフンし過ぎて、頭の中がとっちらかっちゃっています。
そのままの姿勢でバッグからティッシュを取り出し、濡れてるアソコにあてがって、鏡を見ながら拭いました。
ここに来るまで、人前でおツユがしたたることは幸いありませんでしたが、膝下で引っかかっているパンティの内側を見下ろすと、ソコ周辺がグッショリ濡れて濃いピンク色に変わっていました。
「私って、ほんとにヘンタイ・・・」
小さく声に出してみたら、その途端にまた、ヌルって・・・
「んんんーっ」
今回もティッシュ5回であきらめ、パンティをずり上げて穿き直しました。
色が変わっちゃった部分の布が再度アソコに当たったとき、冷んやりして気持ち良かった。
もう一度右腰の紐を結び直し、スカートの裾を戻しました。
まだ、ひとりもこのおトイレに入ってきません。
とりあえず私の恥ずかしい格好は、誰にも見られずに済みました。
良かったような、残念なような・・・
スカートを戻していくぶんリラックスした私は、あらためて鏡を覗き、今度は両手をスカートのウエストに置きました。
最後の仕上げです。
今まで公然ではやったことの無い、大胆なチャレンジ。
地元や生活圏では絶対出来ないこと。
スカートのウエスト部分全体の布を幅2~4センチくらいで一段ずつ、内側に折り込みます。
こうするとスカートの裾も一段ずつ上にずり上がり、太腿の露出部分が増えていきます。
大学のお友達に教えてもらった、ミニスカを超ミニスカにしちゃう、お手軽なワザ。
二段、三段、四段と折り込んだところで、スカートの裾から、私の脚の付け根が2センチくらい覗いてしまいました。
いやらしいお湿りで濃いピンク色に変色してしまったパンティのクロッチ部分がモロに。
こんなモロ出しな格好でお外を歩くのは、どう見てもヘンタイ露出狂さんです。
私はヘンタイ露出好きなのですが、臆病なヘンタイなのでやっぱりそれは、出来ません。
三段に戻してみましたが、これでもクロッチ先端スレスレ過ぎ。
もう一段戻すと、股下約10センチ、ギリギリの超ミニスカって感じになりました。
チラ見せおっけー、という感じ。
ただ、これでも、もしもしゃがんだり、前屈みになったら、それでなくてもタイトなスカートですし、裾がせり上がってきて戻らず、お尻や前が丸見えになってしまうでしょう。
今日は大冒険の日だし、これでいってみようか?いざとなったらすぐ直せるし、って決めたとき、おトイレのドアが突然開きました。
私は、かなりビクンとして、小さく、ヒャツ、って叫んでしまったほどでした。
入ってきたのは、派手なお花柄の上着を召したおばさまでした。
彼女は、切羽詰っていたのか洗面台前の私には目もくれず、素早く個室に消えていきました。
それを見届けた私はホッとため息をひとつ。
洗面台に散らかしたティッシュをゴミ箱に捨て、再びカーディガンを羽織ってからもう一度手を洗い、ちょっと迷ってからファッショングラスをはずしてポーチに入れました。
口紅やらお化粧をちょちょいと直し、髪をブラシで整えました。
バッグを肩に提げ、今やかなり短かくなったスカートの前を軽く両手で押さえて、おトイレを出ました。
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