橋本さまと連れ立ってお店の外に出ると、お店脇の柱にもたれて五十嵐さまがスマホとにらめっこ。
足元にはそれなりに大きなお買い物袋が置かれています。
「ああ、戻ったんだ。意外に時間かかっちゃったね。ひとまず車に急ごう」
お買い物袋を拾い上げるとスタスタと来た道を急がれる五十嵐さま。
私も黒いレジ袋を片手に後につづき、橋本さまもメガネを外してつづかれます。
来たときより明らかに多くの人たちがすれ違いざまに私の首輪に目を留め、二度見してくるかたもいらっしゃいました。
裾が割れてしまうのを黒いレジ袋で隠すようにして、急がれる五十嵐さまに小走りでついていきます。
やがて広い駐車場へと入り、駐車されているお車の間を縫うように進み、橋本さまのお車へ。
着いたときよりも駐車されているお車の数がグンと増えていました。
ミニバンはフードコート側に近い一方通行順路際の一画に駐めてあります。
「もう一時半近いから、約束の集合時間まで二十分くらいしかないじゃない!」
橋本さまは運転席へ、私たちはスライドドアから後部座席へ。
お荷物をお車に乗せホッと一息も束の間、五十嵐さまの焦ったお声。
「ロケハンして車動かしている暇無さそうだから、ここから盗撮するしかなさそうね」
助手席側の窓を指さされる五十嵐さま。
そちら側の窓からは遮るもの無く駐車場順路のアスファルトが見え、その向こう側はショッピングモール裏側の壁。
壁際は少しの芝生になっていて、建物と建物のあいだにモール表側へとつづく広めな通路が直角につづいています。
「本当はもっと人通りの多いところでやらせたいんだけどな。ハッシー、あの壁際のところに立たせたらズームはラクショー?」
窓から見えるモール裏側の壁のほうをもう一度指さされ、橋本さまにお尋ねになられます。
「ああ、十メートル無いくらいだし、たぶんカントクさんが撮りたい部分のどアップだってラクショーだね」
橋本さまが再びリュックからハンディビデオカメラを出され、カメラをそちらに向けつつ笑いながらお答えになられます。
「おっけー、じゃあ直子?ケータイだけ持ってうちの後ついてきて」
五十嵐さまがお車のスライドドアを開けて車外へ。
私もあわててポシェットからスマホを取り出し、ポシェットは外して後につづきます。
駐車場内の一方通行順路である車道を渡り、建物のほうへとズンズン歩まれる五十嵐さま。
やがて、とあるモール店舗の裏側壁際の芝生のところで立ち止まりました。
「そうね、この辺りでいいか。直子、ここに立って」
芝生の上に駐車場に向けて立たされます。
壁沿い一メートルくらいでショッピングモール表側へT字路状につづく通路があります。
今も目の前を駐車場からモールへと急ぐカップルさまが足早に通り過ぎていかれました。
「ここに立ってちょっと待ってて。で、うちが直子に電話するから、その指示に従いなさい。あ、電話番号教えて」
私が自分の電話番号をお伝えすると五十嵐さまはご自分のスマホに登録され、すぐにコールバック。
…これが直子のマゾマン…
と自分の恥ずかし過ぎる呼び出し音声が私のスマホを震わせて、慌てて応答。
「おっけー。それじゃあ待っててね」
スタスタとお車にお戻りになられる五十嵐さま。
お車と私との距離は、一方通行車線とバスレーンを隔ててプラスアルファですから7~8メートルといったところでしょうか。
駐車場からモールへ向かう人、モールから駐車場へ戻る人が時々私の前を通り過ぎていかれます。
お外は快晴ですが時折気持ちの良い風も吹き、それほどの不快な暑さは感じません。
私がここで何をやらされるのか、だいたいの予想はついていました。
それはとても恥ずかしい行為なのですが、不安を押し退けて余りあるドキドキとムラムラがからだにみなぎってきていました。
お車のドアが閉じて少しすると知らない番号から、これが直子のマゾマン…、と着信。
「…もしもし…」
「これから指示を出すから、その通りにしなさい。ケータイは左手に持って通話ね」
五十嵐さまのお声がスマホからハッキリ聞こえてきます。
「空いている右手でブラウスのボタンをもう一つ外しなさい」
お車のほうを見遣ると助手席側の窓が全開となり、少し奥から橋本さまのレンズが私を狙っているのがわかります。
ブラウスのボタンは三つまですでに外れていて、おっぱいの膨らみ始めまでが覗いている状態、四つめを外せば下乳の更に下までが無防備となってしまいます。
それでも私に拒む資格も権利もありません。
「…はい……外しました…」
四つめのボタンを外しても今のところ前立ては閉じたままで、さしたる変化はありません。
「直子は素直でいい子だねー。これからそこがいくらはだけても直したらだめだからね」
五十嵐さまが猫撫で声でお褒めくださった後、ピシャリとご容赦無いご命令口調。
「じゃあ右手をスカートの右ポケットに突っ込んで」
やっぱり…
私はたぶんここでオナニーをさせられるのでしょう…
こんな、不特定多数のみなさまが普通に行き交わられるショッピングモールの片隅で…
それでも逆らうことは出来ず、ソロソロと右ポケットに右手を差し入れる私。
「何に触った?」
「…わ、私の…は、肌です…」
「どこの?」
「お、お腹の…」
そのスカートのポケットには大きな穴が空いていて、と言うか、あるべきポケットの袋そのものが無く、差し込んだ手はそのまま裏地へ。
その上ノーパンですから、手は下腹部の素肌に直接触れます。
「もっと手を下まで伸ばしなさい」
「は、はい…」
「今度は何に触れた?」
「…私の…性器、女性器に…」
「あれ、ずいぶんとお上品だこと。本当の直子はそんなキャラじゃないでしょう?」
「ご、ごめんなさい…直子の、む、剥き出しマ、マゾマンコ…です…」
マゾマンコと自分で口にした途端に、そこの奥が盛大に潤んだのがわかりました。
そしてちょうどそのとき、スマホで恥ずかしい会話をしつつポケットに手を突っ込んでいる私の前を、お若い男性おひとりと大学生風のカップルさまがたてつづけに通り過ぎていかれました。
男性おふたりの目線は、明らかに私の首輪に来ていました。
それに気づいた私の膣内がヒクヒクンと何度も痙攣してしまいます。
「じゃあ、そのマゾマンコに指を一本だけ挿れなさい」
五十嵐さまの事務的な冷たいお声でのご命令。
「挿れた?」
「…はい…」
「どうなってる?」
「…は、はい…濡れて…す、すごく熱くなっています…」
「どうしたい?」
それはもちろん、思うままココをまさぐって快楽を得たいのは当然なのですが、場所が場所です…
何も言えないまま黙っていると、五十嵐さまが誘い水を撒いてこられます。
「こんな青空の下でイケたら気持ちいいだろうねぇ?ブラウスもスカートもちゃんと着ているし、こっそりやればわからないって」
「…で、でも…」
「大丈夫。こっから見ていても、ただ女の子がポッケに手を突っ込んでケータイで誰かと話しているだけにしか見えないし」
「…そ、そうでしょうか?…」
お答えしながらも膣内に潜り込んだ私の指は、ソロリソロリと動き始めています。
「そうよ、こんなに人目のあるところで、まさかマンズリこいてるヘンタイ女がいるなんて誰も夢にも思わないよ」
「踏ん切りつかないなら命令ってことにしてあげよっか。命令だったら逆らえないんでしょ?」
はじめからそのおつもりのクセに、ワザとお下品なお言葉遣いで恩着せがましくご提案くださる五十嵐さま。
「…は、はい…ご命令であれば…」
「じゃあ命令してあげる。ヘンタイ直子はそこでマンコ弄ってイキなさい。ちゃんとイクこと。クリで一回ナカで一回ね」
「…はい…わかりました…」
ご命令であるなら、私に拒否権なんてありません。
出来る限り周りの方々に勘付かれないよう、声を押し殺してイクしかありません。
ポケットを素通りした手を股間に貼り付けます。
「顔は車のほうに向けて、うつむいてはだめ。会話しつづけながらヤりなさい」
外陰部ごとマゾマンコを包むように手をあてると、手のひらにぶつかる硬い突起。
中指はすでに膣内に侵入していますから、あとは全体を揉み擦るだけで楽にイケそうです。
手首寄りの手のひらでクリットをギュウギュウ潰しつつ、膣内の中指で膣壁を捏ね繰り回します。
「ほら、駐車場のほうから家族連れがやって来るよ。直子のこと、気づいちゃうんじゃない?」
からかうようにおっしゃる五十嵐さまのお言葉に視線を動かせば、向かって右奥からお若そうなご夫婦。
左右から手を繋いだ真ん中に、5~6歳くらいの可愛い女の子がスキップではしゃいでいます。
ビクンとして、右手の動きを止めてしまう私。
「ほら、手は止めない。視線もうつむかずにそっちに向けるの、笑顔を浮かべて」
五十嵐さまのご命令で再び右手を緩慢にニギニギしつつ、虚ろな視線を家族連れさまに向けます。
家族連れさまはまだ私には気づいていないらしく、お三かたとも満面の笑顔を浮かべて何やら話し合っておられます。
「今度はモール側から男の二人組。直子に気づいてくれないかなぁ。ほら、ちゃんと手は動かすのっ!」
五十嵐さまが周囲の状況を実況中継してくださっています。
私はそれでも徐々に昂ってきていて、遠ざかりつつある理性と引き換えに、視てほしい、という被虐羞恥願望がどんどん高まってきています。
中指をいったん膣から抜き、クリットを重点的に責めることにします。
親指と中指でクリットを摘み、強く弱く爪を立てます。
クリットは茹でる前の大豆くらいに固くしこり、触れるたびに頭の中で電流が走ります。
「…あっ…んぅーーーっ…あぁぁぁー…ふぅぅぅ……」
堪えきれずに小さな吐息を通話口に洩らしてしまう私。
「いいねいいね。いやらしい声はどんどん聞かせて。バレないようにがんばってね」
からかうような五十嵐さまのお声。
「あ、また駐車場のほうから女性の三人連れ。今度は直子のだいぶ近くを通りそうよ」
「あの人たちを見ながらイキなさい。ていうか、あの人たちに視られながらイキなさい」
瞑りがちだった両目を開いて前方を見ると、右前方十メートルくらいの位置に妙齢の女性が三名、今まさに一方通行順路を建物側へと渡ろうとされています。
学生さまかOLさまなのか、三者三様の気合の入った薄着ファッションで、いかにもリゾートではっちゃけに来た、という感じです。
車道を渡ったお三かたは芝生ギリギリを私に向かって歩いておられるので、私の目の前すぐを通り過ぎてモール表側へと曲がられるでしょう。
楽しげに談笑されつつ私へと近づいてこられる彼女たちお三かたのうち、薄いサマーセーターのバストを一番盛り上げていらっしゃる童顔のおひとりが一際目を惹きます。
スマホを耳にあてて通話している体を装いながら、彼女たちのほうに目を向けますが、会話に夢中なのか私に気づかれたご様子はありません。
充分に昂りきっている私の性感は、クリットへの次の蹂躙でいともたやすく昇天へと導かれるでしょう。
「…ハァ…ンッ、ハァ、ハァ、ハァ…ンーーッ…」
肉芽周辺に焦らすような愛撫を施しつつ、五十嵐さまのケータイに熱い吐息のささやきを届けつづける私。
乳首やおっぱいもまさぐりたくてたまりません。
彼女たちはもう私のすぐ傍らまで来られていました。
お声高におしゃべりしつつ私の目前を通られるとき、サマーセーターの女性さまの目線がフッと私の首輪に注がれたような気がしました。
「ンゥゥゥーーーーーーーッ!!!」
咄嗟に彼女たちに背中を向け、同時にクリットをギュッと押し潰しました。
頭の中が真っ白になると同時に痺れるような快感が下半身から全身へと駆け巡りました。
辛うじてしゃがみ込んでしまうことは我慢出来ましたが、突っ張った両脚ともヒクヒク震えています。
「ちょっと!誰が背中向けていいって言った?肝心のイキ顔アヘ顔が撮れなかったじゃない!」
通話中の五十嵐さまから猛烈なご抗議です。
自分でもどうしてそうしたのかわからないのですが…
やっぱりイク瞬間を見知らぬ方々にお視せすることに、抵抗感があったのでしょうか…
快感の余韻がまだ渦巻く中、お車のほうに向き直ります。
彼女たちお三かたはモール表側へつづく通路の方に曲がられたようで、もうお姿は見えません。
「悩ましげにシワ寄せて火照らせちゃって、いやらしい顔。イキ顔撮り損ねたのが尚更、残念この上ないね」
「…ご、ごめんなさい…」
五十嵐さまからの未練たっぷりな恨み言に、ひたすら恐縮する私。
「でも一回イッたからもうイキやすいでしょ?今度はナカイキね。で、何が起きても車のほうを向いていること」
「あと、今回の命令違反にペナルティも必要だな。何がいいかな…」
しばし沈黙するスマホ。
私は快感の余韻がまだ治まらず、息をハァハァ吐いています。
「一番恥ずかしいのは絆創膏剥がさせることだけど、ブラウスがあの状態じゃ、完全に公然猥褻物だし…」
五十嵐さまのそのお言葉に、何気無く自分の上半身を見下ろすと…
辱めによる性的な興奮でじっとり汗ばんだ薄物ブラウスは満遍なく素肌に張り付き、白いはずの布地が肌色となってからだの線を浮き上がらせていました。
その上、襟元から4つまでボタンの外れた前立ては大げさにはだけ、左右おっぱいが三分の二以上飛び出しています。
もしも絆創膏を貼っていなかったら、両乳首ともお外にコンニチハしていました。
直すことは禁じられていますから、そのままの状態でモジモジソワソワ。
今の状態がそんなに破廉恥だと知ってしまったことで、羞恥がマゾ性を刺激して被虐感が増し、いっそうの性的興奮へと変化して、ラビアはヒクつきクリットが性懲りも無くぐんぐん腫れてきます。
「ま、いっか、生ぬるいけどボタン外しで許してあげる。ブラウスのをもう一個とスカートももう一個、外しなさい」
スマホから五十嵐さまのお声が聞こえて来て我に返りました。
「はだけたブラウスはいったん直していいから、ボタンをそれぞれもうひとつ外してから、膣内イキしなさい」
「はい…ありがとうございます…」
許してあげる、というお言葉に反応したお礼を述べてブラウスを直し、あらためてボタンを外します。
その結果、ブラウスはスカートにインした下の部分までのボタンが全部外れて、すなわち上半身がいつ全開になってもおかしくはない無防備状態。
下半身もボタンはふたつだけ、恥丘はおろか下腹のおへその下ぐらいまでが露わになりそうな心細い状態となってしまいました。
「外したら今度も、どんなにはだけてもブラウス直したらダメだからね。ちゃんと膣内だけでナカイキして、カメラに背中向けることも絶対禁止」
五十嵐さまの無慈悲なお声がスマホのスピーカーを震わせます。
こんな状態で私はこれから、自分のマゾマンコを自分の指で弄んだ挙げ句の果て、青空の下でイキ果てるんだ…
前方からまた、数人の人影が近づいてこられています…
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