スカートのウエストのところのボタンを外し、下ろしながら右脚、左脚とサンダルを引っ掛けないように抜きます。
これで下半身は剥き出しの丸出し。
脱いだスカートは五十嵐さまの右手が伸ばされて没収されました。
「んんっ!」
そのまま便座に腰を下ろすと同時に、股間から水流が勢い良くほとばしり出ます。
本当にがまんギリギリでした。
「ほら、もっと脚開いて。指でラビアも広げて、オシッコが出てくる穴までうちにちゃんと視せなさい」
五十嵐さまから、私の股間にお顔を近づけ見下ろしつつのご命令。
「…は、はい…」
ほとばしる水流に触れないよう右手を上から伸ばし、チョキの形にした指を恥丘に添えて陰唇を押し広げます。
潤んだ粘膜が直に空気に晒されているのがわかります。
「左手はブラウスの裾を持って、おへその上まで捲くり上げるの。女性器周辺が全部よーく見えるように」
「うつむかないで、視線はこっちよ」
五十嵐さまのご容赦ない追い打ちのご命令で私の下腹部はおへそから下まで全部丸出しに。
そこをじっと視つめられる五十嵐さまの視線通りの映像が、カメラで記録されているはずです。
ジョボジョボと音をたててほとばしる水流は、なかなか止まりません。
放出の快感と視姦されているという羞恥がないまぜとなり、下半身全体が熱く火照ってしまいます。
「直子、ずいぶんいやらしい顔になってる」
全体像を撮るためでしょう、一歩下がって私を見下ろす形の五十嵐さまが、からかうみたいにおっしゃいます。
永遠につづくかと思われた放尿もやがて勢いを失い、チョロチョロっと断続的に数回垂れて沈黙しました。
それでもお許しがないので、裾をめくったまま陰唇を拡げている私。
その姿をニヤニヤ数十秒見つめて、つまり録画した後、やっと五十嵐さまから次のご命令。
「終わったみたいね。じゃあマンコ周辺をビデでよく洗いなさい。スケベ汁で濡れた内腿まで念入りにね。こっから先はずっとノーパンで過ごすことになるから」
ビデのスイッチを入れると数秒置いてから勢いよく飛び出た水流。
押し拡げた膣穴にジャストミートなほとばしりに思わず、アんっ、と淫声が洩れてしまいます。
腰を少しくねらせて内腿に垂れた愛液も拭ってもらいます。
そんな様子をじーっと見つめてこられる眼鏡越しの熱い視線。
それはすなわち、デジタルで永久的に記録されてしまう私の痴態ということなのです。
「そんなもんでいいか。じゃあ紙で軽く拭いてからブラウス下ろしていいよ。余計なとこは触らないでね」
いたずらっぽく五十嵐さまがおっしゃり、私に赤いラップスカートを差し出してきます。
いつの間にかボタンが全部外されて、一枚の細長い布片に戻っていました。
「本当はここで声を殺してのオナニーとかも撮影したいところだけど、時間も限られてるしハッシーも待たせちゃってるし」
「ここはこれくらいにして、次の辱めに移りましょう」
すごくご愉快そうにヒソヒソ声で告げる五十嵐さま。
「スカート着けていいよ。シャツはインで、あとスカートのボタンは上から3つまでね」
そう促されて立ち上がり、剥き出しの下半身に赤い布片を巻きつけます。
ご命令通りに、前開きのボタンをウエストから順に三つまで留めていきます。
そうすると、ちょうど恥丘の上辺りにある四番目のボタン以降がノーガード。
ちょっと大きな歩幅で歩いたり、正面から強めの風を浴びたら、いともたやすく割れてしまい無毛の恥部がさらけ出されてしまうことでしょう。
そんな私の立ち姿を五十嵐さまが眼鏡越しにじーっと見つめられています。
と思ったら、つかつかと近づいて来られ、私の両肩に両手を伸ばされました。
「もうこれもいらないわね」
おっしゃると同時に両肩からボレロが剥がされ、くるくるっと丸めて五十嵐さまのバッグへ。
代わりに私のポシェットを、今や正真正銘薄物ブラウス一枚となってしまった私の肩に、おっぱいスラッシュの形で掛けてくださいました。
これで私は上下とも薄物一枚づつ、絆創膏で隠されたノーブラ、肝心なところのボタンを留めていない頼りないノーパン姿。
こんな格好でまた人混みを歩くんだ…
ポシェットのショルダーベルトを直そうとして何気無く首輪に触れたとき、諦めが呼ぶ開き直りのような興奮がゾクゾクっと背筋を駆け上りました。
「よしっと。それじゃあ出よっか」
ご自分のお荷物を肩から提げ、おトイレの鍵に右手を掛けられた五十嵐さま。
空いた左手で私の右手を握られます。
扉を開けると同時にグイッと引っ張られ、個室を出た途端にあっさり手が離されました。
そのままおひとりでスタスタと出口近くの洗面スペースに向かわれる五十嵐さま。
トットットとつんのめるように個室を出て取り残された私。
顔を上げると洗面スペース近くに順番待ちの行列が4、5名。
学生さん風や奥様風でみなさまお若い感じ。
ふたりだけの世界からいきなり公衆の面前、日常の空間に放り込まれ、そんなみなさまが一様に怪訝そうなお顔つきで私のほうを見ていました。
それはそうでしょう。
おトイレ個室から若い女性がふたり、連れ立って出てきたのですから。
スウェット上下で黒縁メガネな五十嵐さまの後ろから現われたのは、上半身透け気味な薄物ブラウスのパイスラ仕様、首に赤い首輪を巻いて頬を上気せている、いかにも情事の後然とした私。
五十嵐さまは平然と洗面スペースで手をお洗いになっていらっしゃいますが、私はその侮蔑まじりな好奇の視線でどんどん自虐的に興奮してきていました。
今の私の格好は自分が望んだ姿…私は視られたがりの露出症…視られることで性的に高揚するヘンタイ…
だから視ていただけることに感謝しなければいけないんだ…
今日のアウトレットへのドライブ中から今まで、たてつづけの公衆の面前での辱めが許容を超えてしまったのか、今の私は露出マゾとしての自分に酔い痴れつつありました。
もっと視てください…いやらしい姿を視て蔑んで、変態痴女って罵ってください…
顔をまっすぐ上げ、比較的大きな歩幅のモデルウォークで、洗面スペースまでゆっくり歩きます。
みなさまの視線が私に釘付けとなり、その視線が好奇から驚愕、呆気、軽蔑、冷笑とさまざまに変わっていくのがわかります。
5月連休中のお姉さまとの露出ショッピングや6月のファッションショーでの出来事など、これまでに受けた恥辱のあれこれが脳裏にまざまざとよみがえっていました。
ああん、いっそのこと乳首の絆創膏も取り去って、いやらしく尖った乳首も視ていただきたい…
「ほら、直子もさっさと手を洗って、先にいくよ」
五十嵐さまにびっくりするほど通るお声でご叱責され、ビクッとした拍子で私に少し理性が戻ります。
見ると五十嵐さまは内開きドアからおひとりで出る寸前。
「あ、はいっ、待ってください…」
私も大慌てで手を洗い、濡れた手のまま大急ぎで五十嵐さまを追いかけました。
お手洗いから出るとそこには人、人、人…
午後になって明らかに人出が増えたようで、いかにもショッピングモールという風景。
理性が少し戻った私は、やっぱり恥ずかしさでうつむきがちになってしまいます。
合流を約束したカフェの前では橋本さまが所在無さげにスマホを弄られていました。
「お待たせー」
「ずいぶんと長いお籠りだねー。10分以上だったからイベント2つもクリアしちゃったぜ」
橋本さまがからかうようにおっしゃってスマホの画面を見せてきます。
「悪い悪い、直子が調子に乗っちゃってさー。オナニーまで始めようとするのを無理やり引っ張ってきた」
五十嵐さまも軽口で返されます。
「さあ、あとはさっさとおつかい済ませて、どこかでゆっくりと直子を晒し者にしましょう」
五十嵐さまがご自分のバッグから紙片を取り出されます。
「直子は先生からの依頼品をゲットすること」
歩きながら振り向かれ、私にその紙片と一万円札を一枚渡して来られました。
「で、撮影はハッシーね。うちは虫除けスプレーとか他に買うもので別行動するから」
黒縁メガネを橋本さまに渡される五十嵐さま。
黒縁メガネを早速かけられたヤサ男風な橋本さまのお顔は、失礼ですが一層いかがわしさが増している感じ。
橋本さまはハンディビデオカメラをリュックにしまいこみ、両手をポケットに突っ込んで私を見つめています。
「買うところをしっかり撮影してね。直子はお店に入ったら探さずに、真っ先に店員さんに商品名を告げて売り場まで連れてってもらうこと」
「男性が側についていると、いかにも調教って感じになりそうじゃない?ハッシーは無言で終始ニヤニヤ笑って見てればいいよ」
名塚先生から渡されたという紙片メモには、買うべきものが事細かに書かれていました。
お浣腸薬はメーカーと商品名の後に、30g×10、40g×10
避妊具もメーカーと商品名の後に、002 12×3
ローションもメーカーと商品名の後に、360ml×2
どれも女性が買うには恥ずかしいものばかり。
その上、この組合わせでこの量を買うなんて、この人は一体どんな生活をしているんだろう、って絶対思われそう。
紙片メモを確認して一万円札と一緒にポシェットに押し込んだ後、こう思うことにします。
これは私へのお仕置きなんだ…
恥ずかしい姿で恥ずかしい買い物をして、みなさまに私がどんな女なのかわかっていただいて、蔑んでいただくための…
だって私は本当にそういう女なのだもの…
ドラッグストアは、アウトレットにいくつかある出口のひとつ近くの一画にありました。
私たちが駐めた駐車場とはまた違う駐車場の側なので人の出入りも激しく、行き来が一際激しい一帯。
そんな中を私はメガネをかけた橋本さまと横並びで進み、やがてガラス張りのドラッグストアへ。
「じゃあ、うちは自分の仕事済ませちゃうから。直子はくれぐれも言われた通りに、ね」
五十嵐さまがお店の奥に消えていき、入口自動ドア付近に取り残された私と橋本さま。
お店はあまり広くなく都心部の大きめなコンビニくらいの感じで、数名のお客様かたが右往左往されています。
橋本さまは何もおっしゃらず、ニヤニヤ笑いで私の顔や全身を眺めていらっしゃいます。
ご命令を守るべくスタッフさまはと見回すと、お会計であろうお薬処方のカウンターにご中年のおばさまがおひとりと、お品出しをされているっぽい若めな男性がおひとり。
出来れば男性にはご相談したくないし、女性、それもご年配のスタッフさまのほうがいいなと思っていたら、お薬処方のおばさまにお客様が付いてしまいました。
仕方ないので男性に聞くしかないか、とお買い物カゴを取って奥へ進んでいくと、棚に隠れて見えなかったところにもうひとり、女性のスタッフさま。
こちらもお若い感じですが、男性より女性のほうがずいぶん気分的にラクです。
「あ、あの、恐れ入ります…」
おずおずとお声をかけると、芳香剤をお品出ししていたその女性のお背中がビクンと震え、あ、はい…というお声とともにこちらを向いてくださいます。
二十代半ばか少し上くらいの落ち着いた感じの美人さんでした。
「あ、あの、お、お通じのお薬はどこにありますか?」
やっぱりお浣腸という言葉は口に出せず、口ごもりながら早口で尋ねてしまう私。
「えっ、お習字…ですか?」
怪訝そうな女性の視線が私の顔から首輪へと移動し、胸元を凝視した後下半身へ移り、それからまた首輪へと戻ります。
それからじっと曖昧な笑顔で私を見つめる女性。
明らかに引いていました。
「あ、いえ、あの、お浣腸です。お浣腸のお薬はどこにありますか?」
沈黙に耐えられず、思わず恥ずかしい商品名を早口で口走る私。
こんな至近距離ならば透け気味なブラウスの下には何も着けてなく、乳首に絆創膏が貼ってあることまでわかってしまったことでしょう。
「ああ、それなら突き当たって右側のあちらの棚になります」
女性スタッフさまがお店の奥、突き当りを指さされ、その指を少し右側へと振りました。
そのお声はいたってお優しげでしたが、私を見る視線に苦笑のような冷笑のような、呆れているニュアンスが感じられました。
「あ、ありがとうございます…」
小声でつぶやき逃げるようにスタッフ女性さまから離れる私。
その傍らを橋本さまがニヤニヤ笑いのままついてこれらます。
突き当りを曲がるときそっと背後を窺うと、女性スタッフさまはまだ私のほうを見ていました。
お浣腸薬はすぐみつかりました。
私にとっては見慣れたパッケージ。
30g入10個の青い箱と40g入10個の薄紫の箱をお買い物カゴに入れます。
近くに避妊具も置いてあれば、スタッフさまにお尋ねしなくても買えるなと思ったのですが、残念ながらお浣腸薬周辺には消化器系のお薬ばかり。
ということで、こちらもスタッフさまにお尋ねしなければいけないことに。
当然のことながら私は今まで自分で避妊具の類を購入したことがありませんでした。
お姉さまやシーナさまとの遊びの際に、オモチャにそういうものをかぶせて使われたことは何度もあるのですが、主に使われる用途が用途ですからあまりよく研究観察する気にもなれず、どんな箱でどんなふうに売っているのかも知らないままでした。
あの女性スタッフさんには、すっかり呆れられてしまったようなので出来れば他のスタッフさまに、と思うのですが、このお店のスタッフさまは、お薬処方のおばさまと男性と女性スタッフさまの計3名だけみたい。
やっぱり男性よりは、ということで再び女性スタッフさまのもとへ。
女性スタッフさまはまだ、芳香剤の棚のところで何やら作業をされていました。
「あ、あのぅ、もうひとつお聞きしたいのですが…」
消え入りそうな声を投げかけつつ近づく途中で、女性スタッフさまがお顔を上げられ私を見ます。
橋本さまを引き連れて戻ってきた私のお買い物カゴの中には大量のお浣腸薬。
女性スタッフさまは、カゴと私の首輪と、傍らの橋本さまを交互に眺め、今度はなぜだかご愉快そうに、ニコッ、と微笑まれます。
「はい、なんでしょう?」
あからさまな作り笑いには、あなたたち、そういう妖しい関係なのね、という見透かすような冷やかすような雰囲気が感じ取れました。
「あの、ひ、避妊具の売り場は…」
思い切っての早口でお尋ね。
「避妊具?あ、コンドームで宜しかったでしょうか?」
女性スタッフさまってば、イタズラっぽくからかうみたいにおっしゃいます。
「あ、は、はい…」
「それでしたら今度は突き当たって左。処方カウンター脇の棚にございます」
「あ、ありがとうございます…」
もはや遠慮無しに私のからだを見つめてくださる女性スタッフさまの視線。
絆創膏を貼られた乳頭付近とボタンの外れた恥丘付近を布越しにじっくりと舐めるように視られ、最後に首輪と顔を凝視。
それからフッと目を逸らされ、フフンと蔑むように笑われました。
その途端、カーッと体中の血液がさんざめき、逃げるようにお店の奥へ。
火照った頬が被虐に震え、間違いなく性的な快感を感じていました。
避妊具はどれも綺麗な箱に入れられて売られていました。
その中からご指定のメーカーの0.02と書かれた箱を12個入りというのも確認して3箱、カゴにいれます。
幸い避妊具コーナーの横がローションコーナーでしたので、ローションもメーカーを確認しつつ360mlを2本カゴへ。
これでミッション完了です。
あとはお会計を済ませるだけ。
カゴの中には大きなお浣腸薬の箱2つと避妊具が3ダース、それにローションの太いボトルが2本。
こんな組み合わせのお買い物って、まさしくヘンタイ以外の何者でもない気がします。
でも一刻も早くこの場から立ち去りたい一心で、お会計の場であろうお薬処方のカウンターへ急ぎました。
カウンター前にはおふたり、先客さまがいらっしゃいました。
お会計中のおひとりは処方箋を出してお薬を見繕っていらっしゃる最中らしく、カウンターのおばさまがカウンター内で忙しくしていらっしゃいます。
私の前のお客様はお買い物カゴに芳香剤やシャンプーなどをまばらに詰めて並んでらっしゃる、少しご年配のご婦人。
その次が私なのですが、そうこうしているうちに私の後ろにもお客様が付きました。
歯ブラシ2本と歯磨き粉を手に持たれた学生風のお若い女性なのですが、そのかたがどうも私のカゴの中身に気づいてしまったようでした。
列から少しずれて私の顔を見ようとしているのが気配でわかります。
橋本さまは列から少し離れたところで、おそらく行列全体を撮ろうと思われているのでしょう、相変わらずのニヤニヤ笑いで眺めていらっしゃいます。
私はひたすらうつむいて自分の番が早く来るのを待つしかありません。
ようやく私の番となり、カウンターにお買い物カゴを置きました。
そのときのレジのおばさまの驚いたようなお顔。
カゴの中身を見て、私を見て、首輪に気づいて、上半身を見て…
驚いて、呆れて、曖昧な笑顔が冷笑に変わって、見透かしたようなお顔に変わり…黒いビニール袋に商品を入れつつの、おばさまの心の動きが手に取るようにわかりました。
商品を受け取った私は、文字通り逃げるようにお店を後にしました。
商品の合計額が一万円払っても小銭しか返ってこないくらいの金額だったのにも驚きつつ…
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