2011年5月4日

メールでロープ 21

「柱を使っての自縛」というのは、お部屋の中の適当な柱にロープの先端を結び付けて、もう一方の端を持ってからだを回転させ、からだにロープを巻きつける、という方法です。
最終的には、柱を背に、からだにロープがグルグル巻きに縛られた状態になります。

と言っても、私のお部屋には、ロープを結び付けられるような柱なんてありません。
うーん・・・
お部屋をぐるーっと見渡すと、ベッドの足側つきあたりの壁に東南向きに設えてある、小さな三角出窓が目に留まりました。
ほとんど飾りみたいな存在の窓で、たぶん一度も開けたことないかも。
レースのカーテン内側の窓が突き出たスペースは単なる棚と化していて、大きなネコさんのぬいぐるみやなんかをいくつか飾っていました。
確かあの窓は外開きだから、あの窓の把手ならロープを結び付けるのにちょうどいいんじゃないかな?
早速、裸のまま出窓に歩み寄り、ぬいるぐみさんたちを床に降ろしてカーテンを開けました。
出窓の棚が私のおヘソの辺り、把手の高さが胸のちょっと上辺りで、良さそうな感じです。

一番長そうなロープを二つ折りにして、先端を出窓の把手に結び付けました。
ロープをずーっとひっぱって来ると、お部屋の真ん中あたりまで伸びてきました。
それから、ミーチャンさんのお手本ビデオをもう一度見て、やり方をしっかり頭の中に焼き付けました。

把手に結びつけたロープは二重になっているので、結びつけた元から二本のロープが絡んだりよじれが出ないように軽く引っぱりながら手でまっすぐにして、もう一方の端までピンと張ります。
自分の胸の位置くらいの高さでピンと張ったまま、二本のロープの端を右の手首に二度三度巻きつけ、端は右手で握ります。
右手首からつながるロープが背中に回るようにからだを左に回転させます。
このとき、両腕とも背中に回して後ろ手になります。
左手は、右腕の下に添えて右手首から肘のあたりを掴んでいるといいようです。
右手首からのロープが左の二の腕を後ろから通り、からだをさらに回転させるとロープが前に戻って、おっぱいの上を通過していきます。
「ああんっ!」
張りつめたロープがおっぱいの裾野に食い込んでくるとき、思わずえっちな声が出てしまいました。

さらにからだを左回りに回転させると、右の二の腕ごとロープでくくられて、再びロープは背中に回りました。
背面にきたロープを右手の指先で調整し、今度はおっぱいの下を通過するようにします。
さっきくくられた左二の腕の肌より数センチ下を通ったロープは、下乳に潜り込みます。
このとき、ロープに下乳を押し付けるようにからだをよじると、ロープはおっぱいを上下から強く搾り込むような形になります。
「あんっ!ぁはーん!」
痛いけど気持ちいい!
押しつぶされて飛び出した両方の乳首が恥ずかしいくらい突起して尖っています。
「ふんぅふーん」
上半身がカーーッと火照ってきます。
再び右二の腕を通過し、ロープが背中に回りました。

もう一回転できそうです。
今度は思い切って、飛び出している乳首の真上にロープが来るように調整してみます。
左二の腕を背中から通過する張りつめたロープが、これまた張りつめている左乳首をピンッと弾き、乳輪に食い込んできます。
ビクンッ!
下半身がガクンと崩れて、アソコから蜜がタラタラしたたり落ちました。
あーん、気持ち良過ぎますぅ・・・
右乳首も押し潰したロープが三たび背中に回ったとき、私の上半身は、出窓の把手から繋がれたロープによって、出窓を背にした壁際にギチギチに縛り付けられてしまいました。

二の腕ごと縛られて後ろ手になった両腕は、手のひら以外ピクとも動かすことが出来ません。
おっぱいは上下からキツク搾られ、さらにおっぱいの真上にもロープがキツク食い込んでいます。
肌に食い込むロープの痛さにからだをよじると、ロープはさらに食い込んできます。
からだ中をジンジン駆け巡る気持ち良さに下半身がクネクネ身悶えし、内股をスリスリするごとに下のお口からえっちなよだれがダラダラしたたってきます。
「あっぁーんっ!」
どうしても悦びの声が抑えられません。
心の中では、誰に向かってかずっと、許してください許してください、ってつぶやきながら、被虐の炎がどんどんどんどん燃え上がり、からだ中に熱い汗が浮いてきます。

しばらくクネクネモジモジ身をよじって身悶えていました。
私は誰か悪い人に捕まって縛り上げられ、これからとてつもなく恥ずかしい責めを受けるのです。
本格的な自縛の経験、肌に絡みついてくる麻縄の感触は、私のオナニー生活の中でも決して忘れられないほど強烈なものでした。
でも・・・
やっぱり、最初の衝撃が過ぎると、ちょっと物足りなくなってきました。
両手を使えないから下半身は身悶えするしかない、っていうのが最大のネックでした。
もうちょっと、こう何か、下半身にも刺激が無いと、イクにイケない、って言うか・・・

そうだっ!
ステキなアイデアを思いつきました。
縛ったときと逆にからだを回転させ、いったんロープをほどきます。
肌から麻縄が離れていくたびに血行が戻り、気持ちのいい開放感を感じました。
右の手首と両二の腕に、縄目の痕が赤くクッキリとついていました。

まず、姿見を出窓の脇に。
ロープでグルグル巻きになった私を自分で見れる位置に移動しました。

次に、お勉強机の一番上の引き出しを鍵で開けて、リモコンローターを取り出しました。
ベッドの縁に腰掛け、両膝を開き、卵型のローターをアソコにあてがいます。
アソコの中はすでにヌルヌルなので、苦も無くツルリと入りました。
立ち上がってローターが落ちてこないか、少しお部屋を歩き回って確認します。
今まで、ずっと長い間挿れっぱなしにしていても、ローターが落ちてきちゃうことはありませんでした。
やよい先生とのときも、一人で遊んでいるときも。
でも、今日これから私がやろうとしていることで、万が一ローターがアソコから出て床に落ちてしまったら・・・
きっと、けたたましい音をたててしまい、それは間違いなく階下に聞こえてしまうはずです。
それに、そのとき私はギチギチに縛られているので、すぐに拾うこともできません。
やっぱり念のためにショーツを穿いておこうか。
いいえ、それならいっそのこと・・・

短かめのロープを手に取って、股縄をすることにしました。
ミーチャンさんが演じてくれる股縄のかけ方のお手本を見つつ、ロープのTバックのような股縄が完成。
お尻のスジからアソコにかけて、二重のロープをかなりキツク食い込ませました。
「ああんっ!」
ローターのアンテナになっている短かいコードを二重のロープの間に挟んで固定した上に、クリトリスの上に結び目のコブが一つくるように調整しました。
イイ感じ、これならローターが床に落ちることはないでしょう。

「ああんっ!」
ローターのコントローラーを出窓の棚のところへ置いてこようと一歩踏み出した私は、股縄のイジワルさに気がつきました。
足を一歩踏み出すたびに股間の縄が擦れて、クリトリスの上を縄のコブがお豆をひっかくように行ったり来たりするんです。
「あん、あん、あん、あんっ」
そろりそろりと歩いて、やっと出窓までたどりつき、コントローラーを棚に置きました。
再びそろりそろりとロープの端のところまで歩きます。

クリトリスを嬲る縄のコブに翻弄されながら、さっきの要領で再び縛られの身になりました。
今度は、さっきよりもさらにキツク、情け容赦無く縛られました。
二の腕ごとおっぱいを挟む上下のロープは、上下の幅をより狭くしたので、両方のおっぱいがキツキツに搾られてパンパンに張っています。
飛び出した乳首が二本のロープの間に挟まるように三回目のロープをからだに回しました。
ロープはおっぱいのお肉に食い込みながら、二つの乳首を上下から押しつぶしてきます。
「んふーーっ!」

出窓を背にして、二の腕ごと後ろ手に縛られている自分のみじめな姿が姿見に映っています。
ロープの間から搾り出された痛々しく歪んだおっぱいの二つの山。
その頂点で皮膚を突っ張らせながら派手に突起しているピンクの乳首を、二本の張りつめた麻縄が容赦なく挟んでいます。
上半身全体が火照って、上気して、紅潮しています。
両腿の付け根に食い込んだロープも 結び目のコブが見えないほど奥深く食い込んでいます。

私は、鏡の中の自分の顔を見ました。
額にじっとりと汗を浮かべて、目を細めて、眉根を寄せて、歯を食いしばって痛さをこらえる自分の顔。
下半身をモジモジするたびに、痛さが快感に変わり、ビクンと震えて口元が緩んでしまう自分の顔。
これから訪れるであろうさらなる刺激の期待に、うっとり思いを馳せている自分の顔。
我ながら、なんていやらしい女なんだろう、って思いました。

後ろ手の指で見えないコントローラーを探ります。
らしきものが指に触れたので、少し膝を折って屈むと、胸のロープがさらにギュッと締まり、股間のコブがまたクリトリスを直撃しました。
「あふんっ!」
コントローラーが手の中に入りました。
いよいよです。
このスイッチを指先でひねれば、囚われの縄奴隷直子の無限絶頂放置プレイの始まりです。
たぶんイクまで一分ももたないでしょう・・・

覚悟を決めてスイッチをひねりました。
もちろん、一気に最強です。
ヴーーーーーンーーーーーーー
「んんーーーーーっ!!」
全身が大きくブルンと震えると同時にアソコの中が強力に震動し始めて、頭の中が真っ白になりました。
「んっ、んっ、んっ、んーっ!」
大きな声を出すまいと必死に口をつぐんでいます。
右手に持っていたコントローラーは、最初の衝撃で棚に落としてしまいました。
股間からからだ中に広がる快感に、全身がクネクネ動いてしまいます。
屈もうとすると胸のロープがさらに締まります。
痛い・・・
腰を動かすとクリトリスをロープが擦ります。
気持ちいい・・・
脚を広げるとアソコの中をローターが暴れ回ります。

「はぁーんっ、はぁーんっ、はぁーんっ!」
だらしなく開けた口から荒い息がひっきりなしにこぼれてしまいます。
「いーーっ、いーーっいーーっ!!!」
呆気なく最初のピークを迎えた後も、ローターは容赦なく震え続けます。
「んんーーーーーっ!!!」
すぐに二回目のピーク。
頭の中に幾千の綺麗な花火が広がっています。
「ンんんんーーーいいいーーっ!!!」
三回目。
もうだめもうだめ、許して許して許してぇーーっ・・・
心の中で懇願しても震動を止めてくれる人は誰もいません。
「んんーーぐぅーーーぅーーーっ!!!」
四回目。
イってもイっても、後から後から休むヒマもなく快感の波が押し寄せてきます。
「んぁーーーぁーーんぁーーーーっ!!!」
五回目。
こんなにしたら、直子のオマンコ、きっと壊れちゃう・・・
後ろ手で棚の上にあるはずのコントローラーを探りますが、指には何も触れません。
許して、許して、もう許してくださいーっ・・・
と思っている間に六回目。

もう限界・・・

自分でも気づかないうちにからだを逆回転させて上半身の緊縛から逃れていました。
ロープがほどけて両手が自由になると、震えつづけるローターは挿れたままベッドに仰向けに倒れ込み、片手で右乳首を、もう片方の手でクリトリスを思いっきりつまんでひねっていました。
「いぃいいぃいーーーーーんぐぅーーーっ!!!」
七回目の天国を迎えた直後に、ローターのコードをひっぱってアソコから抜き、ローターの胴をひねって電池が通らないようにして震動を止めました。

そのまま気を失いました。

目を覚ましたのは、小一時間ほどしてから。
「はあぁーーーっ・・・」
大きなため息をひとつ。
がらだがグッタリ疲れ果てていました。
お部屋の電気は点けっぱなし。
後片付けしなくちゃ・・・
ヨロヨロとベッドを下りてフラフラと出窓のほうへ歩きます。
股縄はすっかり緩んでいたので、ベッドの上ではずしました。

私が縛られていた出窓の前の床には、あちこちに小さいとは言えない水溜りができていました。
私が漏らしたえっちなおシル・・・
姿見に映った自分のからだを見ると、二の腕からおっぱい、右の手首、そしてウエストにくっきり鮮やかに赤く縄目の痕がついていました。
一晩寝れば消えてくれるかなあ・・・
しでかしてしまったことの重大さを、いまさらのように悔やみながら、ロープを片付けたり床をざっと拭きました。
その最中に、どうしようもなく眠くなってきてしまったので、ロープなどは袋に入れてひとまずクロゼットに押し込み、お部屋の灯りを消して裸のままベッドに潜りこみました。

翌朝起きたら9時過ぎ。
早く起きてシャワーしようと思ってたのに・・・
全身がだるくて、まだかなり疲れが残っている感じです。
縛られるのって、案外体力を使うのかもしれません。
すっごく気持ち良かったのは確かですが、こんなに翌日にまで疲れが残っているオナニーは初めてでした。
つまり、激しい運動と同じ、ってことかな?
胸や右手首の縄の痕もまだ薄っすら残っていました。
朝シャンしても消えなかったら、今日は手首にブレスをしてごまかすことにしましょう。

その日の昼過ぎに生理が来てしまったので、それからしばらくえっちな実技はおあずけとなりました。
生理が去る前に夏休みが終わり、新学期を迎えました。
私は、短く切ったロープの切れ端とやよい先生が送ってくれたロープの結び方の本をいつも持ち歩いて、ヒマをみつけてはさまざまなロープの結び方の体得に励んでいました。
やよい先生とミーチャンさんに、一日も早く私のいやらしい縄化粧姿写真を見ていただくために。

ちょうどその頃、懐かしいある人と再会しました。


ピアノにまつわるエトセトラ 01

6 件のコメント:

  1. お邪魔します。

    今日FC2小説 累積閲覧数 最上位の作者様から 投稿頂きました。

    お薦めなされてる「恥ずかしがりたがり」のページ、
    覗かせていただき、ひどく感心しました。blogspotで、
    あんなページテクニック、自分にはまったく無理です。
                   でわm(_ _)macsho

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  2. porunomanさま
    いつもコメントありがとうございます。

    私のブログをたくさん宣伝してくださって、感謝しきれないほど感謝しております。

    作りかけのホームページも拝見しました。すっごくイイ感じだと思います。お許しが出たらリンクしちゃいますからね(≧∀≦)ノ

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  3. 作りかけのホムペ 好感をお持ち頂き ありがとうございます。

    今日は ちょっと真面目な お話をしますね。
    小生が 貴女を 賞賛するのは 決してお世辞では 無いのです。

    数ある 官能作品の中で 他人を 愉しませると 云う点で
    一人称が 最高に 難しいと 何時も 思っています。
    でも 上手く仕上げれば 最高に 面白いと 言えるのでは。

    ちなみに ~悪戯の 最新 切り裂き~数編を 嫌いでも(男女交)
    参考までに 一読して下さい。
    あんなもの 貴女なら 数十分で書けます。
    複数の 絡み合いの 官能なんて 中学生でも 書けるんです。
    ホムペと一緒に 更新しているので 今 手抜きなんですけど。

    官能小説は 読者の イマジネーシュンが 頼みです。
    男女の情事は 中学生でも 容易に想像が 出来ますから。
    合体 なんて言葉でも すぐに イメージが 湧いてきます。

    でも 女同士 独り自慰で 合体って書けば なんのこっちゃです。
    想像させるのには かなりの描写が 必要です。

    一人称が ここまで書ける 貴女は 心底から最高です。
    ではまた。 そうそう お魚 ありがとうございました。

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  4. 連絡事項です。

    貴女のサイトから お邪魔して
    駄文同盟の バナーを 頂いてきました。
    お世話様です。宜しくお願い申し上げます。

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  5. porunoman さま
    いつもコメントありがとうございます。

    身に余るお褒めのお言葉に恐縮してしまいます。
    正直に言ってしまうと、私は、あんまり読んでいただく人のことを考えずに書いちゃってます。
    とくに男のかたが私のお話を読んでどう感じてらっしゃるか、っていうのは、まったく気にしてないんです(≧∀≦)ノ

    でも、やっぱり褒められると嬉しいし、気に入ってもらえたなら、書いている甲斐もあるし、楽しいです。

    私のところに貼ってあるバナーは全部、そのサイト様の公認純正なものなので、転用されても問題ないと思います。

    またおヒマなときに読みにきてくださいね(≧∀≦)ノ

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  6. 何時もお世話様です。

    もう一度 貴女のサイトから 入らせて頂いて
    駄文同盟に 登録させて 頂きました。
    どうも ありがとうございました。

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