テーブルの上で膝立ち前屈みになり、自分の両手で自分のお尻の割れスジを左右に押し拡げます。
たくさんのお客様がたが凝視されている、その目の前で。
アナルだけではなく、その少し下にある女性の穴の粘膜までもが外気にさらされている感覚があります。
私、今、大勢のみなさまの前で、とてつもなく恥ずかしいことをさせられている・・・
今更ながらの圧倒的な絶望感を伴った羞恥が、自分の全身を淫らに火照らせてくるのがわかります。
ああ・・・視ないで・・・でも・・・視て・・・
「ああっ・・・」
みなさまにお尻を向けているのをいいことに、こっそりと被虐に酔い痴れていた私の口から零れた、はしたないため息。
どなたかが私の割れたラビアのあいだに、指を挿入されたみたい。
いつもの習性で挿れやすいようにとお尻をグイッと高く突き出すと、両肩がテーブルのほうへとガクンと下がり、右ほっぺがテーブルの赤い敷物にくっつきそう。
「直子って本当、枯れない泉よね。さっきあんだけイキまくっていたのに、相変わらずマゾマンコ、グチュグチュ」
指をお挿れになったのはもちろん、最愛なるお姉さま。
そのまま膣壁を擦るみたいにズブズブとイタズラされ、不意に抜けました。
「筆を咥えやすいようにケツの穴をほぐしてあげる。マン汁がローション代わりになるから、直子って便利よね?」
からかうようなお声と一緒に、今度は私のアナルに、さっきと同じ指が侵入してきました。
細くて長くてしなやかな、お姉さまの生の右手人差し指。
「あんっ、あんっ・・・」
中をクイックイッとほじられるたびに、抑えられない喘ぎ声が出てしまいます。
お姉さまがテーブルに上がられてからは、ギャラリーの方々もずいぶんお静かになられていました。
余計な野次やクスクス笑いも聞こえず、何て言うか、固唾を飲んで見守られている感じ?
そのぶん自分の出す淫ら声がより大きく響き、いたたまれない恥辱感。
「このくらいほぐれればいいでしょう」
唐突に指が抜け、お姉さまが私の顔のほうへと移動される気配。
「両手はいったん外していいから、あたしに顔を向けなさい」
私の正面にしゃがみ込まれたお姉さま。
テーブルの敷物に顔を押し付けるみたく這いつくばっていた私は、お尻に回していた両手を外して敷物の上に突き、四つん這いに戻りました。
四つん這いの私の顔の、頭2つ分くらい上から見下ろしてこられる、しゃがみ込まれたお姉さまのお美しいお顔。
この構図って、本当に飼い主とそのペットそのもの・・・
と思ったとき、私の鼻先にお姉さまの右手が突きつけられました。
「ほら、しゃぶってキレイにして」
しなやかな5本の指のうち、1本だけ根本まで濡れそぼったお姉さまの人差し指。
その指から漂う、ツンと鼻をつく独特の臭い。
さっきまで私の肛門に突っ込まれていたお姉さまの人差し指。
もちろん私にためらいなんてありません。
舌を伸ばしてお姉さまの人差し指にむしゃぶりつきます。
しょっぱさと苦味が入り混じった自分の体内の味が消えると、そこに残るちょっぴり甘みを含んだお姉さまの指のお味。
もし私が本当にワンちゃんだったら、しゃぶっている最中ずっと、千切れんばかりに尻尾を振っていたことでしょう。
「はい、じゃあ本番よ。もう一度これをしゃぶって」
お姉さまの指が引き抜かれ、代わりに口腔に侵入してきた書道筆の軸先。
お姉さまの指に比べると三倍以上の太さに感じます。
ちょっぴりゴムの味を感じるそれも、私は夢中で頬張りました。
「おーけー、また自分でケツの穴おっ拡げていなさい」
書道筆を引き抜かれたお姉さまが立ち上がられ、お声が私の背後へと移動していきます。
今度は私は最初からお尻だけ高く突き上げ、自分の両膝と敷物に押し付けた右頬の3点だけでからだを支える、アナルおねだりポーズ、になりました。
なんだかお姉さまとふたりだけでえっちな遊びをしている感覚になっていました。
周りのかたたちの存在をいっとき、完全に忘れていました。
ビーズ状の軸先はまず膣内に深々と突っ込まれ、グリグリと私の愛液を絡め取った後、私が自ら押し拡げているお尻の穴にそっと充てがわられました。
「あぁ・・・」
それだけで期待の嬌声を洩らしてしまう、どうしようもない私。
「挿れるからね、力抜いていなさい」
お声と同時に体内にヌルっとした固いものが、ズブズブとゆっくり埋め込まれてきます。
「あっ、あーっ、ああーーっ・・・」
本来は出すこと専用なはずの器官に侵入してくる異物。
狭すぎる空間にピッタリ密着しながら無理やり押し入ってくる異物に戸惑う粘膜。
アナルに蓋をされ、排泄の一切を禁じられてしまったような屈辱。
そんな背徳感、被虐感、絶望感が長い溜息となって、私の喉奥からほとばしり出てしまいます。
「あらあら、あんなに太いのが、やすやすと入っちゃうような子になっちゃったんだ、なおちゃんは・・・」
遠くから聞き覚えのあるお声。
素で驚かれ、思わずお口から出てしまったような、お独り言のようなお声。
やよいママさまでした。
そのお声が耳に届いた瞬間、忘れかけていた羞恥心が決壊したダムの水流のように、胸中に押し寄せてきました。
いやっ、やよい先生・・・そんなこと、おっしゃらないで・・・
否応なしに現実へと引き戻されます。
そう、ここはたくさんの見知らぬお客様がたが見物されている大きなテーブルの上。
私はそこで、お姉さまからアナルを犯されて身悶えているということを。
初めは挿入はおろか弄られることも、視られることさえ恥ずかし過ぎてイヤだったアナル。
でも歴代のミストレスお三かたから、異物挿入、お浣腸、肛門拡張、アナルビーズと手解きを受け、今では、そこを刺激すれば確実に気持ち良くなれる方法まで会得していました。
お久しぶりにお会い出来たやよい先生、いえ、やよいママさまが思わず呆れられてしまうのも、ご無理の無いことでした。
「おっけー、こんなもんでいいでしょう。立ちなさい」
しばしのほろ苦い郷愁を破ったのは、お姉さまのお声。
再び私の顔のほうへとお戻りくださったお姉さまが、身を屈めてお手を差し伸べてくださいました。
「あ、はい・・・」
自分のお尻から両手を外し、いったん四つん這いに戻ってからそのお手を見上げ、おずおずと右手を差し出します。
私の手をしっかりと握ってくださったお姉さま。
そのお手に縋り、膝立ちから爪先立ちへと体勢を変えて立ち上がります。
両脚のあいだの違和感は、肛門に突き挿さった書道筆。
お尻の穴から幾分後方向きに、まるで硬いシッポみたいに突き出ていました。
ビーズ状の段々3つが全部埋まるくらい深く埋められたみたいで、からだを動かすと微妙に粘膜に擦れるみたい。
痛くはなくて、むしろ気持ち良い感じが心配です。
お姉さまに手を引かれ、私のお尻に群がられていたギャラリーのみなさまのほうを向かせられます。
こんなにたくさんの方々に、私は自ら押し拡げたアナルを晒していたんだ・・・
そして今は、全裸で筆のシッポを生やした姿をじっと凝視されています。
逃げ出してしまいたいほどの羞恥を嘲嗤うかのように、両内腿を愉悦の液体がダラダラ滑り落ちてしまいます。
「みなさん視ておわかりのように、アヌス書道はマンコと違って、筆が真っ直ぐ下にではなく、少し斜め後ろ向きになってしまいます」
ずいぶんお久しぶりにお聞きしたように感じる、マイク越しのミイコさまのお声。
お姉さまと手を繋いだままな私の裸身を指さしつつのご説明。
「ですので書くときは、さっきのおばさんのときとは逆を向き、スレイブは自分の股ぐらから覗き込むような姿勢で前進しながら、書き進むことになります」
ミイコさまのご愉快そうなお顔。
「これって意外と難しいらしいのよね、自分から見えている左右と紙の向きが逆になるから。おばさんもアヌス書道初めてのとき、かなり苦戦していたものね」
「みなさんも、そのあたりにも注目して見物すると面白いと思います。あと、このスレイブはなにぶんにも初体験ですので、指南役として飼い主さんのアドバイスも許可しますから、飼い主さんもそのまま壇上に残ってください」
ミイコさまのお声と一緒に、場内にもザワザワが復活して、拍手やがんばってー、のご声援も聞こえてくるようになりました。
「それではあらためまして、スレイブ直子のお題は、私はマゾ女、の5文字です。始めてください」
ミイコさまのご説明が終わると、ギャラリーのみなさまが見やすそうな位置へとザワザワ散らばられます。
結局360度、どちらを向いてもどなたかしらお客様のお顔が見える状況に。
「さあ始めましょう。まず最初に筆に墨を浸けなさい」
私の手を取ったまま、墨汁のボウルのほうへと導いてくださるお姉さま。
お姉さまってば、この公開調教っぽい雰囲気がお気に召されたみたいで妙にノリノリなご様子。
私へのご指示も全部マイクに乗せてみなさまにお聞かせしちゃうおつもりらしく、私をみなさまの見世物にする気マンマン。
ボウルの傍で恋人繋ぎが離れ、自由になった両手が自然に後頭部へと行ってしまう、哀しいマゾの性。
ボウルの少し前に立って和式のおトイレで用を足すときみたいにしゃがみ込み、お尻の穴から突き出ている書道筆の筆先に墨汁を含ませます。
この格好、かなり恥ずかしい・・・
排泄姿を間近から大勢に見物されている気分です。
「たっぷり浸けていいけれど、墨を紙に垂らさないように縁に擦りつけて絞りなさいよ」
お姉さまから見下ろしつつのアドバイス。
筆先をボウルの内側に擦り付けるとき、いやらしくグラインドしてしまう自分の腰の動きが恥ずかし過ぎます。
「そうだ、直子はジャッキーみたいに、緊張感をキープするための戒め、は要らないの?」
イジワルく尋ねてこられるお姉さま。
ギャラリーのみなさまがクスクス笑われています。
「あ、いえ。と、とくにはいらないです・・・」
今の私はそれどころではありません。
お尻の穴に筆を挿して見ず知らずのみなさまの前でお習字、なんていう生まれて初めての恥辱体験に胸がドキドキし過ぎて、一刻も早く終わらせてテーブルを降りたいだけ。
そんな私の返答に、クスクス笑いの波がより広がりました
「ふーん、珍しいのね。普段の直子は洗濯バサミとか目玉クリップとか、大好物なのにぃ」
お芝居がかったお姉さまのお言葉に、今度はみなさま大笑い。
私は笑い声を浴びながら、マゾマンコの奥が疼いて疼いて仕方ありません。
「じゃあさっさとお習字を始めましょう。最初の文字は、私、よ」
お姉さまに促され、服従ポーズのまま書き初め用紙を跨ぎました。
「ほらー、さっきミイコさんが言っていたじゃない?そっち向きではダメ。逆、逆」
文鎮のほうを向いてガニ股スタンバイした私に、笑いながらのお姉さまの駄目出し。
確かにこの状態でしゃがんでも、筆は遥か後ろにあって、まともに文字なんて書けなさそう。
よたよたと180度回転して和紙を跨ぎ直すと、筆先が文鎮のすぐ下に来て、逆よりずっと書きやすそうです。
「そう、それで股のあいだから筆を覗きながら、筆先をコントロールするの」
お姉さまから笑顔のおーけーをいただきホッとして、やや深めに腰を落としつつ考えました。
えっと、私、っていう漢字は、まず右から左斜め下に一回払ってから横棒、縦棒で、左右に払って、それから右側にカタカナのムを細長く、それで、は、は・・・
目を閉じて真剣に考えつつ、時折自分の股ぐらから筆先を覗き、どう動かすかシミュレーションしてみます。
だいたいの筆遣いが固まったところで、ふと周囲に目を遣ると、薄い笑いを一様に浮かべられた同性のお顔たちにぐるりと取り囲まれていました。
全裸に首輪でお尻に書道筆を挿してしゃがみ込んだ女を眺めている、憐れむような蔑むような、嗜虐と好奇に満ち溢れた無数の目、目、目・・・
私、なんで今、こんなところで、こんなことをしているのだろう・・・
今までにも不特定多数の方々の前で痴態を晒したときに感じたことのある、切ないような虚しいような、でも決して嫌いではない、いいえ、むしろ積極的に陥りたいような、蠱惑的な虚無感。
妄想で思い描いていたことがいざ現実となったとき、対応しきれない戸惑いと、ついにやってしまったという罪悪感、絶望感。
それらは徐々に願望を叶えたという喜びに変わっていき、性的な高揚感へと収束していきます。
真っ白な和紙の上に汗でも涙でもない透明な液体が一滴、ポタリと垂れました。
「ほら、早く書き始めないと墨が乾いちゃうわよ?」
お姉さまのお一言でフッと我に返り、思い切ってガクンと腰を沈めました。
「あんっ!」
筆先が和紙に着地し、体内の軸先がグイッとより深いところまで届きました。
まずは払い、次に横棒、縦棒を長く下ろして左右に払い・・・
私、の、のぎへん、のところで墨が掠れるようになり、いったん墨汁ボウルのほうへ戻り、しゃがんで墨汁に浸します。
腰を振って墨汁を絞ってからまた和紙に跨がります。
それからは夢中でした。
シミュレーション通りに腰をグイグイ振って、予想通りの線が引けると凄く嬉しく感じました。
腰を揺らすたびに、前屈みのため垂れ気味になっている自分のおっぱいがブルンブルン揺れているのが自分の目にも見えていました。
筆先が和紙に届くたびに、肛門に挿さった軸先が腸壁をなぶり、どんどん気持ち良くなって小さく声をあげていました。
それに伴って和紙にも無数の愛液染みが垂れ、その上を墨が通ると滲んでしまいました。
女、の字の最後の払いを書き終えて立ち上がろうとしたとき少しよろけて、すかさずお姉さまが背後から肩を抱いて支えてくださいました。
私はお姉さまのお胸に背中を預けながら、ビクンビクンと小さくイッていたと思います。
「はい。スレイブ直子も書き上がりましたー、終了でーす。こちらがその作品、私はマゾ女」
テーブル下のミイコさまのご合図。
お姉さまは片手で私を支えたまま、書き終えたばかりの私のお習字をもう片方の手で拾い上げ、高く掲げてみなさまにお見せになりました。
沸き起こる拍手と小さな笑い混じりのざわめき。
「ほら直子、シャンとなさい!」
まだお姉さまにもたれ気味な私の肩を揺すり、小さく叱責くださったお姉さま。
「は、はい・・・」
私もお姉さまからからだを離し、後頭部に両手を当てて基本ポーズに戻りました。
お尻の書道筆はまだ挿さったままです。
書き終えたお習字は、各文字の大きさのバランスが悪かったり、は、の字の右側のぐるんが逆巻きだったりはしましたが、初体験にしては我ながらよく書けたかなと思います。
お姉さまがテーブルサイドにおられた幾人かのお客様にマイクを向け、ご感想を募りました。
「ちっちゃな子供が見よう見真似で一生懸命書いた字みたいでカワイイ」
「変なところもあるけれどちゃんと、私はマゾ女、って読めるから合格」
「さすがに、マゾ、の二文字がとても上手い」
「書いているときの表情が凄くエロかったから、少しくらいのミスは許す」
などなど。
よかった、概ね好評みたい。
お姉さまもみなさまのご感想にお気を良くされたのか、再び私の傍らに戻られておっしゃいました。
「初めてにしたら上出来よ、よくがんばったわね直子。だからご褒美をあげる。もう一度四つん這いになりなさい」
嬉しそうな笑顔のお姉さまに促され、再び両膝を折る私。
今度は始めからミイコさまたちがいらっしゃるメインと思われるサイドにお尻を向けてひざまづきました。
顔だけ横上に向けて、私のお尻傍のお姉さまを見上げます。
「わかっているじゃない?一度言われたことは忘れずに、飲み込みも早い。本当に直子はいいマゾペットで可愛いスールよ」
お姉さまからのお褒めのお言葉に頬が緩んでしまう私。
「筆を抜きがてらあたしがイタズラしてあげるから、今度はアナルでイクところをみなさんに見ていただきなさい」
つづいたお言葉は、ドエスそのものなヘンタイ過ぎるご命令。
「えっ?い、今ここで、アナルだけで、ですか?・・・」
戸惑いがそのまま言葉になりました。
「そう。さっきはマゾマンコに電マ突っ込んでイッていたじゃない?でもあんなの普通の人なら誰でもイケるわ。だけど直子は普通じゃないでしょ?」
お姉さまってば、この雰囲気を完全に愉しんでいらっしゃいます。
「大丈夫よ。このあいだもあたしの前で何度もイッたじゃない?あちらのスレイブの飼い主さんからいただいた特性アナルビーズで」
テーブル下のシーナさまとジャクリーンさまにお顔をお向けになるお姉さま。
それは事実でした。
私がひとりアソビでみつけた、アナルのツボ、みたいな場所をお姉さまにお教えしたら、お姉さまはあっという間にその場所への刺激の仕方を体得してしまい、それからは面白半分に何度も何度も、ふたりのときでもオフィスでも、アナルだけでイカされていました。
「世の中には、アナルが気持ちいいのはゲイの男性だけ、女性がアナルでイケるはずがない、と思い込んでいる人もいるらしいの」
今度はしほりさまのほうに視線を遣るお姉さま。
私の目の前にいらっしゃったOL風なブラウス姿の女性おふたりも、お顔を見合わせてウンウンというふうにうなずいていらっしゃいます。
「そんな偏見をマゾ直子のヘンタイテクニックで覆しておあげなさい」
「あ、はあ・・・」
アナル書道中は小さくイッただけだったので、欲求不満は残っていました。
それに、お姉さま直々に私をイカせてくださる、というご提案が何よりも嬉し過ぎるご褒美でした。
見知らぬ大勢のみなさまがご覧になっている、という現実感が再び薄れかかっていました。
今日一日、午前中からあまりに恥ずかし過ぎることばかりしているので判断基準がおかしくなってしまっているのでしょう。
お姉さまからのヘンタイ過ぎるご褒美を、私は悦んで頂戴することにしました。
*
*三人のミストレス 29へ
*
直子のブログへお越しいただきまして、ありがとうございます。ここには、私が今までに体験してきた性的なあれこれを、私が私自身の思い出のために、つたない文章で書きとめておいたノートから載せていくつもりです。
2018年6月10日
2018年5月27日
三人のミストレス 27
テーブル上のジャクリーンさまに向けて書道筆を差し出すミイコさま。
服従ポーズを解いて近づいてこられたジャクリーンさまは、少し不安気なお顔です。
「さすがの牝ブタおばさんも浮かない顔しているわね?今までで文字数最高よね?それにこんなに細い筆も」
からかうようなイジワルいお声のミイコさま。
「でもまあわたしたちにも慈悲はあるの。まず、この筆、筆ペンよ。だからいちいち墨で筆先を湿らせる必要はないわ」
「これだけの画数の漢字だから、いちいち墨汁の場所に戻っていたら、墨がポタポタ垂れてせっかくの作品が台無しになっちゃうもの」
ミイコさまのわざとらしい、おやさしげなお芝居声。
「あと、これ」
ミイコさまが傍らのテーブル上から、何やらつまみ上げられました。
「このトゲトゲサックを軸先に取り付けていいわ。根本だけでもいくらか太さが増すでしょうから、マンコの奥でしっかり咥え込みなさい」
ミイコさまが右腕を高々と掲げてみなさまにお見せになったものは、柔らかそうなシリコンゴム製っぽい、肌色で長細い指サックみたいなもの。
長さは5センチくらい、指サックの周囲全面が1センチくらいのトゲトゲ突起にびっしりと埋め尽くされていました。
確かにあれを軸先に付ければ、軸先が2センチ以上は太くなるでしょう。
つまり都合、直径3センチ。
ただしトゲはたぶん柔らかくてふにゃふにゃだし、ザラザラな感触が無駄に腟内を刺激しちゃって、却って集中出来ないとも思うのだけれど。
「じゃあ舞台の真ん中で、筆をマンコに咥えるところから、みなさんにお見せしなさい。ひとりで出来るわよね?」
最後はご命令口調に戻られたミイコさま。
「はい、ミストレス」
筆ペンとトゲトゲサックを渡されたジャクリーンさまがテーブル中央へとゆっくり向かわれました。
豊満なお胸の前に書道筆をお持ちになり、筆の軸先にかぶせたトゲトゲサックをしげしげとご覧になっています。
書道筆の細長い軸三分の一くらいが肌色のトゲトゲに覆われ、健全だった書道筆があっという間に、妖しげな婬具に変わり果てていました。
休め、の形だった両脚のお膝をガクンと曲げて腰を落とし、M字開脚姿勢になられたジャクリーンさま。
右手に持たれた書道筆のトゲトゲを無造作にズブリと、こちらに思い切り突き出しているご自分のオマンコに突き挿しました。
「んふぅっ・・・」
色っぽい溜息がジャクリーンさまのお口の端から零れ出ます。
筆が膣内に潜り込んだとき、ラビアからポタポタと愛液が溢れ出たのも見えました。
「やだっ、あんなにすんなり入っちゃうの?」
「マンコがマン汁でグショグショなんだろうね」
「それも、あんなに奥まで・・・」
「あれじゃまんま、オナニー用のイボイボディルドじゃん」
ギャラリーのどなたかが感嘆のお声をおあげになった通り、書道筆の軸は、ジャクリーンさまの女性器内に奥深く挿し込まれていました。
30センチ位長さのあった軸の半分以上が体内に埋まっているみたい。
少し腰をユラユラさせて、収まり具合を確かめていらっしゃるような素振りをお見せになったジャクリーンさま。
M字開脚のまま、こちらにお顔をお向けになりました。
「恐れ入りますがミストレス水野さま?奴隷がみなさまの前で粗相をしないよう、あらかじめ戒めをお与えいただけないでしょうか?・・・」
潤んだ瞳でミイコさまを見つめられるジャクリーンさま。
「戒め?」
オウム返しなミイコさま。
「はい。奴隷の緩んだマゾマンコが、みなさまからせっかくお貸しいただいたお筆を取り落としたりしないよう、奴隷のいやらしく腫れ上がった部分に、痛みをお与えいただきたいのです。そうすることで奴隷は緊張感を保てる、どうしようもなく淫らな牝ブタでございますので・・・」
切なげなハスキーボイスで訴えかけてくるジャクリーンさま。
あ、ジャクリーンさまもご自分の性器のことを、マゾマンコ、ってお呼びになるんだ、となぜだか嬉しい気持ちになっている私。
「腫れ上がった部分に痛み?・・・ああ、乳首にクリップが欲しい、っていうことね?それでマンコの締まりがより良くなると。なるほど、マゾ女の真骨頂ってとこね」
嘲るようにおっしゃったミイコさま。
あらあら、みたいなニュアンスの呆れ笑いのさざ波がギャラリーのみなさまに拡がりました。
「ふーん。さすがにイベントショーに出慣れているおばさんね、場の盛り上げ方も心得てる、っていうか、今夜はずいぶん弱気なんじゃない?」
ミイコさまのからかうようなお声に、みなさまも更にクスクス。
「ハンデもあることだし、いいわよ、って言いたいところだけれど、これはわたしの一存ではいかないわね。おばさんが筆を落としちゃうところを見たい、っていう人もいるだろうし」
おっしゃりながらミイコさまは、少し離れたところでご覧になっていたシーナさまのほうにお顔を向けられました。
「ここはおばさんの飼い主さん、ドミナさまの裁量としましょう」
ミイコさまが腕を伸ばされ、シーナさまにマイクをお渡しになりました。
マイクを持たれたシーナさまは、一瞬ニヤッとミイコさまに笑顔を返され、おもむろにマイクに唇を近づけられます。
「うちの牝ブタが負けるのを期待しているかたには悪いけれど、わたしはどんなことでも負けるの大嫌いなの。だから牝ブタのわがままを許します」
ギャラリーのみなさまに向けてきっぱりとおっしゃったシーナさまが、次に壇上のジャクリーンさまをまっすぐに睨みつけながらつづけました。
「ただし、そこまでしてやったんだから途中で筆を落としでもしたら、バトルの勝敗に関わらず、夜明けに素っ裸で公園便器だからねっ!」
突き放すようにおっしゃったシーナさま。
ご自分のバッグをガサゴソされ、ミイコさまに何か手渡されました。
「悪いけれどこれを、テーブルの上に置いてやって」
「えっ?三つ?」
手渡されたミイコさまの不審げなお声。
それは、私たちがお店に来たときからジャクリーンさまがずっと乳首にぶら下げられていた、あの重そうなチェーン付きの金属製かけはりでした。
「ほら、さっさと自分で付けなさい」
シーナさまの冷たいお声にビクンと肩を震わされたジャクリーンさま。
中腰ガニ股で銀色のかけはりチェーンを拾い上げます。
「こいつには乳首以外にもう一箇所、いやらしく腫れ上がらせている肉豆があるからね。特別にキツイやつを大サービス」
シーナさまの蔑み切ったお声が場内に響きました。
股から筆を覗かせたまま壇上中央にお戻りになったジャクリーンさまは、まずご自分の左乳首を、左手の指先でつままれました。
「んんーっ」
色っぽい吐息をあげつつ、自らかけはりの先端をご自分の左乳首に噛みつかせます。
「あふぅ・・・」
左乳首からカーブを描いて重そうに垂れ下がった鎖のもう片方の先端を、今度は右乳首に挟むジャクリーンさま。
弓状になった鎖の真ん中らへんにもうひとつ、ちょっと大きめな黒色のかけはりがくっついていました。
黒かけはりを右手で外されたジャクリーンさまは、その禍々しい形をした責め具をご自分のお顔の前で2度3度、開閉させました。
先端の金属がぶつかりあう、カチカチという不穏な音が微かに聞こえました。
やおら前屈みになられたジャクリーンさまが、ご自身の股間を覗き込まれます。
膣口から伸びる書道筆の軸。
その少し上で、愛液にまみれてテラテラ艶光りしている小指先大の肉芽。
黒かけはりをお持ちになった右手がソロリと近づいていき、性器を覆った、と思ったらすぐに離れました。
「んぬぅぐぅーーっ!」
ゾクゾクするほど痛々しくも艶っぽい、エロ過ぎる呻き声が聞こえました。
「ハア、ハア・・・ドミナ、みなさま、あ、ありがとうございます・・・お、おまたせいたしました、そ、それでは、お習字させて、い、んっ、いただきます・・・」
一気に心拍数が上がられたご様子のジャクリーンさまが、息も絶え絶えにご挨拶されました。
「おーけー。おばさんはわかっていると思うけれど、書いているあいだ、筆に手を添えたりするのは反則よ。あくまでも腰の動きだけで書き切るんだからね」
「はいっ、心得ております」
ミイコさまのご注意にお応えされたジャクリーンさまの両手は、素早く後頭部へ動き両腋全開。
マゾ女の穴書道は、やっぱり服従ポーズが基本姿勢のようです。
赤い敷物の上に置かれた半切サイズの細長い和紙。
その和紙を跨いで、文鎮の置かれた側をお向きになり、グイッと腰を落とされたジャクリーンさま。
前屈みのM字体勢で狙いを定め、一文字目にとりかかられます。
ジャクリーンさまのお題は、被虐性淫乱変態熟女、の九文字。
どの文字も画数が多い上に、文字数も多いので和紙内のスペース配分も難しそう。
なのにジャクリーンさまはスラスラと、被虐性、まで進まれました。
「しかしいつ見ても、うまいもんよね?」
「あたし、右手で書いても、虐、っていう字、書けないかも」
「ジャッキーにとってあの文字列は自分の肩書みたいなものだもん。少なくともこのお店では」
「気持ち良さそうに顔歪めちゃって、腰がウネウネうねってる」
ザワザワ聞こえてくるギャラリーのみなさまのお好き勝手なご感想。
ジャクリーンさまは膣に突き挿さった筆を匠に操り、順調に筆を進めています。
時折ラビアから垂れた透明の雫が、ポタポタと和紙を汚してしまうのはご愛嬌。
跨いだ和紙の上をM字開脚でヨタヨタ後ずさりしながら、躊躇なく文字を書き上げられていきました。
ジャクリーンさまが字の形に腰を振るたびに、両乳首から垂れ下がった鎖とたわわなおっぱいが一緒にブランブランと揺れていました。
もちろん股間に噛みついた黒かけはりも一緒に。
終わってみれば拍子抜け。
ジャクリーンさまは難なくそつなく、九文字をお見事に書き切られました。
「書き上げたら自分で持って、みなさんにお見せしなさい。筆は抜いていいから」
ミイコさまに促され、ジャクリーンさまの右手が股間に伸びます。
筆を引き抜く一瞬前に、筆の軸がより深くグイッと、ジャクリーンさまの体内に埋まったように見えました。
同時にジャクリーンさまの両肩がビクビクンと震えました。
私は、あ、イッたんだな、と思いました。
それからジャクリーンさまは文鎮のほうへと移動され、文鎮をどかせて和紙の両端をつまみ上げられました。
上気したお顔を隠すように高々と掲げられたジャクリーンさまの作品、被虐性淫乱変態熟女。
一斉に湧き起こる大拍手。
確かに見事な書きっぷりでした。
途中、筆が抜けちゃいそうな場面も無く、各文字の大きさも端正に整った、まさに達筆。
垂れてしまった愛液でトメやハネの部分が滲んでしまったり、熟、の字の下の点々が、愛液の滲みで五個あるようにも見えますが、私だったらちゃんと手で書いても、これほど上手くは書けないだろうな、と思うほどの出来栄えでした。
「相変わらずの華麗な筆捌きだったわね?ハンデをものともせず、腰くねらせていやらしく自己紹介を書き切ったドマゾ牝ブタに、もう一度大きな拍手を」
ミイコさまの呆れ半分な賞賛のお言葉に、ヒューヒューご反応されるお客様がた。
「本当に、これはもうマンコのアートよ。あとで署名と、ルージュのマン拓で押印してもらって、掛け軸にして末永くお店に飾らせてもらうわ」
イタズラっぽくおっしゃったミイコさまのお言葉に、拍手が鳴り止まない場内。
「さあ次は直子の番。おばさんは降りてきていいわ」
ジャクリーンさまの作品は里美さまに手渡され、まだざわつく雰囲気の中、ミイコさまのお声が響きました。
ドキンッ!
自発的に両腕を後ろ手に組んだジャクリーンさまが、ゆっくりとテーブルから降りてきました。
両乳首とクリトリスのかけはりはまだ挟んだまま。
お近くで見たらかけはりの挟み口が皮膚に食い込み、乳首もクリトリスも瓢箪型に変形していました。
鎖とかけはりとおっぱいをブラブラ弾ませつつ、ジャクリーンさまは嬉しそうにシーナさまのもとへと向かわれました。
入れ違いに私がテーブル上へと促されます。
首輪と手枷足枷のベルト以外、何ひとつ身に着けていない私は、みなさまの目線がちょうど私の無毛マゾマンコの位置の、360度から丸見えな舞台の上に立たされました。
えーと、舞台の上では服従ポーズ、だったっけ・・・
里美さまとしほりさまが手早く、赤い敷物の上に新しい半切紙をセットされています。
「牝ブタおばさんはマンコだったので、対戦者は無論のこと、アヌスです。アヌスにこれを挿して書いてもらいます」
私がテーブル中央でマゾの服従ポーズになったのを確認してから、ミイコさまが先ほどとは別の書道筆を取り出されました。
第一印象は、太い・・・
その筆は軸全体が真っ黒で、ジャクリーンさまのときのものよりふたまわりくらい軸が太く、おまけに軸先はアナルビーズみたく球体状の段々になっていました。
つまりは直径3センチくらいのアナルビーズを挿し込むのと同じこと。
球体の段々は3つ、筆先は太めで真っ白でした。
その禍々しい形状に自分のマゾマンコがキュンキュン疼いてしまうのを止められません。
「アヌス書道の場合は、マンコに比べて軸がしっかり固定されますから、筆捌きは比較的ラクなはずです」
マイクを通したご愉快そうなミイコさまのお声。
「とは言っても、こちらのスレイブにとってはおそらく人生初の穴書道挑戦ですから、揮毫するお題もイージーモードにしました」
ミイコさまのお声が本当に愉しそうに弾んでいます。
「私はマゾ女、の五文字。これもスレイブの自己紹介みたいなものですね」
ミイコさまのお声にクスクスご反応されるお客様がた。
「紙の用意も出来たようだし、早速筆をアヌスに突っ込んで欲しいところだけれど、なにぶん初めてだから、ひとりでやらせると危なっかしいわね・・・」
気をもたせるようにしばし沈黙されたミイコさま。
「やっぱりここは飼い主さんに、スレイブのアナルのお世話をしていただこうと思います。飼い主さん、どうぞ壇上へ」
やよいママさまのお隣で愉しそうにご覧になられていたお姉さまが、えっ?あたしが?というお顔を一瞬され、やよいママさまや他の見知らぬお客様からお肩をポンポン叩かれています。
まいったな、という照れたお顔でテーブルに上がられたお姉さまに、大きな拍手が贈られ、私の傍らに居心地悪そうに並び立たれました。
その拍手が止むのを待って、ミイコさまがつづけられます。
「今、壇上に上がられた飼い主さんをスレイブは私生活では、お姉さま、と呼ぶ関係で、社会生活上では、重役と秘書、という関係性だそうで、なかなか妄想が捗る乙女なご関係だと思いません?」
ミイコさまの茶化すようなお言葉に、ヒューヒューと冷やかしでお応えになるお客様がた。
ああ、やっぱりお姉さまのお名前やお仕事、お立場は、こういう場所では公にはされないんだな、と、ちょっぴりホッとした私。
でも、お姉さまは以前からこのお店にお遊びに来られていたようなので、常連さまにはそれなりに知られちゃってはいるのかもしれませんが。
「このスレイブ直子のアナル調教は、それ以前のミストレスだった百合草ママやシーナちゃんも、来たるべきステディな飼い主さんのために深くは手を出さずにとっておいた、という美談もあるようなので、この機会にその開発の進み具合を、じっくりと見せていただきたいと思いまーす」
ミイコさまのご冗談めかしたお言葉に、アハハ、と笑われるかた、へー、とご感心されるかた・・・
壇下からお姉さまにもマイクが手渡されました。
「あたしもこんな大勢の前で直子のアナルをほじくるハメになるとは、思ってもいなかったよー」
マイクを口許に、笑いながらつぶやかれたお姉さま。
けっこうアルコールを召されているはずのお姉さまは、思ったほどにお照れになってはおらず、ご愉快そうなお顔で私を見つめてくださいます。
「まあそういうことなら仕方ないかな。それじゃあ直子?おまえのケツにあたしが直々にこれをぶち込んであげるから、穴書道対決、がんばりなさい」
アルコールのせいなのか、普段あまりお口になさらない、品の無いお言葉を口走られるお姉さま。
ミイコさまから手渡された書道筆の淫靡な軸先をしげしげと見つめた後、視線を私に戻してニヤッと笑われました。
私をじっと見つめたまま、やおらにその軸先の球状段々部分をパクリと、形の良い唇に咥えられます。
そしてアイスキャンディでもしゃぶられているかのように、ジュルジュルと音をたてて軸先を舐め回し始めました。
そのあいだずっと、私の顔をじっと悩ましげに見つめたまま。
しばらくしてお姉さまのお口から取り出されたそれは、お姉さまの唾液に万遍なくまみれ、ライトを反射してヌラヌラ光っていました。
その軸先を私の鼻先に突きつけてきたお姉さま。
「あたしが今舐め回したヌルヌルのこれが、これから直子の淫らで貪欲な肛門に突き挿さるのよ?どう?嬉しいでしょ?」
完全に私とプライベートなときのエスモード発動と同じ眼つきになられている、麗しのお姉さま。
「は、はいっ!もちろんですっ!」
私もマゾ度全開の本心からお答えしました。
軸先から垂れているご自分の唾液が、お姉さまのしなやかな指先を濡らしています。
「でもその前に、これを直子のマゾマンコにぶち込みなさい。あたしの唾液と直子のマン汁が充分絡み合うようにね」
「はい、お姉さま、ありがとうございます・・・」
服従ポーズを解き、受け取った書道筆を前屈みで自分のマゾマンコに突き立てました。
ズブズブっと難なく埋まっていく球状段々の軸先。
三段の球状が見えなくなってもまだ、より奥へと筆を侵入させてしまいます。
段々がランダムに膣壁を擦って、気持ちいい・・・
ああ今、お姉さまの上のよだれと私の下のよだれが、私の膣内で混じり合っているんだ・・・
このままかまわず、軸でマゾマンコをめちゃくちゃに掻き回したくて仕方ありません。
「そんなものでいいわ。お出しなさい」
でもすぐに、お姉さまの無情なご命令で渋々筆を引き抜く私。
マゾマンコと軸先のあいだを、幾筋もの浅ましい糸が引いては途切れました。
「おや、さっきまでは付いていなかった白く濁ったおツユが混ざっているわよ?筆が黒いからよく目立つこと」
再び鼻先に突きつけられた軸先。
さっきとはあきらかに違う、いやらしい臭いがプーンと鼻を突きました。
「本当にスケベでいやらしいマゾ娘よね、直子って・・・」
イジワルくおっしゃった後、その白濁したおツユの部分を、舌先でチロッと舐め取ってくださったお姉さま。
ああん、早くソレを、私の爛れたケツの穴に、ぶち込んでくださぃぃ・・・
「ほら、さっさとそこに四つん這いになりなさいっ!」
思いついた、はしたないおねだりをお姉さまに告げるべきか迷っていたら、次のご命令をいただいてしまいました。
「は、はい・・・」
その場にひざまずき、お尻をお姉さまへと向ける私。
バチーンッ!
「ひぃっ!」
すかさず右の尻たぶに強烈な平手打ちをいただいてしまいました。
「違うでしょ?直子のケツはみんなのケツなのだから、みなさんにお見せしなくてどうするの?」
「は、はいぃ、ごめんなさいぃ」
あわててミイコさまたちのほうへとお尻を方向転換する私。
私の右隣にしゃがまれたお姉さま。
「ほら、自分でケツに両手をやって、あたしに開発されたケツの穴を自分でおっ拡げなさい。みなさんに中まで、よーく見えるようにっ!」
耳元で囁いて欲しいのに、お姉さまの囁きはマイクに乗って、場内中に響き渡りました。
「は、はい・・・」
今までテーブル周りにバラバラ散らばっていたお客様がたも、ゾロゾロと私が突き出しているお尻の正面に集まってこられるのがわかりました。
*
*三人のミストレス 28へ
*
服従ポーズを解いて近づいてこられたジャクリーンさまは、少し不安気なお顔です。
「さすがの牝ブタおばさんも浮かない顔しているわね?今までで文字数最高よね?それにこんなに細い筆も」
からかうようなイジワルいお声のミイコさま。
「でもまあわたしたちにも慈悲はあるの。まず、この筆、筆ペンよ。だからいちいち墨で筆先を湿らせる必要はないわ」
「これだけの画数の漢字だから、いちいち墨汁の場所に戻っていたら、墨がポタポタ垂れてせっかくの作品が台無しになっちゃうもの」
ミイコさまのわざとらしい、おやさしげなお芝居声。
「あと、これ」
ミイコさまが傍らのテーブル上から、何やらつまみ上げられました。
「このトゲトゲサックを軸先に取り付けていいわ。根本だけでもいくらか太さが増すでしょうから、マンコの奥でしっかり咥え込みなさい」
ミイコさまが右腕を高々と掲げてみなさまにお見せになったものは、柔らかそうなシリコンゴム製っぽい、肌色で長細い指サックみたいなもの。
長さは5センチくらい、指サックの周囲全面が1センチくらいのトゲトゲ突起にびっしりと埋め尽くされていました。
確かにあれを軸先に付ければ、軸先が2センチ以上は太くなるでしょう。
つまり都合、直径3センチ。
ただしトゲはたぶん柔らかくてふにゃふにゃだし、ザラザラな感触が無駄に腟内を刺激しちゃって、却って集中出来ないとも思うのだけれど。
「じゃあ舞台の真ん中で、筆をマンコに咥えるところから、みなさんにお見せしなさい。ひとりで出来るわよね?」
最後はご命令口調に戻られたミイコさま。
「はい、ミストレス」
筆ペンとトゲトゲサックを渡されたジャクリーンさまがテーブル中央へとゆっくり向かわれました。
豊満なお胸の前に書道筆をお持ちになり、筆の軸先にかぶせたトゲトゲサックをしげしげとご覧になっています。
書道筆の細長い軸三分の一くらいが肌色のトゲトゲに覆われ、健全だった書道筆があっという間に、妖しげな婬具に変わり果てていました。
休め、の形だった両脚のお膝をガクンと曲げて腰を落とし、M字開脚姿勢になられたジャクリーンさま。
右手に持たれた書道筆のトゲトゲを無造作にズブリと、こちらに思い切り突き出しているご自分のオマンコに突き挿しました。
「んふぅっ・・・」
色っぽい溜息がジャクリーンさまのお口の端から零れ出ます。
筆が膣内に潜り込んだとき、ラビアからポタポタと愛液が溢れ出たのも見えました。
「やだっ、あんなにすんなり入っちゃうの?」
「マンコがマン汁でグショグショなんだろうね」
「それも、あんなに奥まで・・・」
「あれじゃまんま、オナニー用のイボイボディルドじゃん」
ギャラリーのどなたかが感嘆のお声をおあげになった通り、書道筆の軸は、ジャクリーンさまの女性器内に奥深く挿し込まれていました。
30センチ位長さのあった軸の半分以上が体内に埋まっているみたい。
少し腰をユラユラさせて、収まり具合を確かめていらっしゃるような素振りをお見せになったジャクリーンさま。
M字開脚のまま、こちらにお顔をお向けになりました。
「恐れ入りますがミストレス水野さま?奴隷がみなさまの前で粗相をしないよう、あらかじめ戒めをお与えいただけないでしょうか?・・・」
潤んだ瞳でミイコさまを見つめられるジャクリーンさま。
「戒め?」
オウム返しなミイコさま。
「はい。奴隷の緩んだマゾマンコが、みなさまからせっかくお貸しいただいたお筆を取り落としたりしないよう、奴隷のいやらしく腫れ上がった部分に、痛みをお与えいただきたいのです。そうすることで奴隷は緊張感を保てる、どうしようもなく淫らな牝ブタでございますので・・・」
切なげなハスキーボイスで訴えかけてくるジャクリーンさま。
あ、ジャクリーンさまもご自分の性器のことを、マゾマンコ、ってお呼びになるんだ、となぜだか嬉しい気持ちになっている私。
「腫れ上がった部分に痛み?・・・ああ、乳首にクリップが欲しい、っていうことね?それでマンコの締まりがより良くなると。なるほど、マゾ女の真骨頂ってとこね」
嘲るようにおっしゃったミイコさま。
あらあら、みたいなニュアンスの呆れ笑いのさざ波がギャラリーのみなさまに拡がりました。
「ふーん。さすがにイベントショーに出慣れているおばさんね、場の盛り上げ方も心得てる、っていうか、今夜はずいぶん弱気なんじゃない?」
ミイコさまのからかうようなお声に、みなさまも更にクスクス。
「ハンデもあることだし、いいわよ、って言いたいところだけれど、これはわたしの一存ではいかないわね。おばさんが筆を落としちゃうところを見たい、っていう人もいるだろうし」
おっしゃりながらミイコさまは、少し離れたところでご覧になっていたシーナさまのほうにお顔を向けられました。
「ここはおばさんの飼い主さん、ドミナさまの裁量としましょう」
ミイコさまが腕を伸ばされ、シーナさまにマイクをお渡しになりました。
マイクを持たれたシーナさまは、一瞬ニヤッとミイコさまに笑顔を返され、おもむろにマイクに唇を近づけられます。
「うちの牝ブタが負けるのを期待しているかたには悪いけれど、わたしはどんなことでも負けるの大嫌いなの。だから牝ブタのわがままを許します」
ギャラリーのみなさまに向けてきっぱりとおっしゃったシーナさまが、次に壇上のジャクリーンさまをまっすぐに睨みつけながらつづけました。
「ただし、そこまでしてやったんだから途中で筆を落としでもしたら、バトルの勝敗に関わらず、夜明けに素っ裸で公園便器だからねっ!」
突き放すようにおっしゃったシーナさま。
ご自分のバッグをガサゴソされ、ミイコさまに何か手渡されました。
「悪いけれどこれを、テーブルの上に置いてやって」
「えっ?三つ?」
手渡されたミイコさまの不審げなお声。
それは、私たちがお店に来たときからジャクリーンさまがずっと乳首にぶら下げられていた、あの重そうなチェーン付きの金属製かけはりでした。
「ほら、さっさと自分で付けなさい」
シーナさまの冷たいお声にビクンと肩を震わされたジャクリーンさま。
中腰ガニ股で銀色のかけはりチェーンを拾い上げます。
「こいつには乳首以外にもう一箇所、いやらしく腫れ上がらせている肉豆があるからね。特別にキツイやつを大サービス」
シーナさまの蔑み切ったお声が場内に響きました。
股から筆を覗かせたまま壇上中央にお戻りになったジャクリーンさまは、まずご自分の左乳首を、左手の指先でつままれました。
「んんーっ」
色っぽい吐息をあげつつ、自らかけはりの先端をご自分の左乳首に噛みつかせます。
「あふぅ・・・」
左乳首からカーブを描いて重そうに垂れ下がった鎖のもう片方の先端を、今度は右乳首に挟むジャクリーンさま。
弓状になった鎖の真ん中らへんにもうひとつ、ちょっと大きめな黒色のかけはりがくっついていました。
黒かけはりを右手で外されたジャクリーンさまは、その禍々しい形をした責め具をご自分のお顔の前で2度3度、開閉させました。
先端の金属がぶつかりあう、カチカチという不穏な音が微かに聞こえました。
やおら前屈みになられたジャクリーンさまが、ご自身の股間を覗き込まれます。
膣口から伸びる書道筆の軸。
その少し上で、愛液にまみれてテラテラ艶光りしている小指先大の肉芽。
黒かけはりをお持ちになった右手がソロリと近づいていき、性器を覆った、と思ったらすぐに離れました。
「んぬぅぐぅーーっ!」
ゾクゾクするほど痛々しくも艶っぽい、エロ過ぎる呻き声が聞こえました。
「ハア、ハア・・・ドミナ、みなさま、あ、ありがとうございます・・・お、おまたせいたしました、そ、それでは、お習字させて、い、んっ、いただきます・・・」
一気に心拍数が上がられたご様子のジャクリーンさまが、息も絶え絶えにご挨拶されました。
「おーけー。おばさんはわかっていると思うけれど、書いているあいだ、筆に手を添えたりするのは反則よ。あくまでも腰の動きだけで書き切るんだからね」
「はいっ、心得ております」
ミイコさまのご注意にお応えされたジャクリーンさまの両手は、素早く後頭部へ動き両腋全開。
マゾ女の穴書道は、やっぱり服従ポーズが基本姿勢のようです。
赤い敷物の上に置かれた半切サイズの細長い和紙。
その和紙を跨いで、文鎮の置かれた側をお向きになり、グイッと腰を落とされたジャクリーンさま。
前屈みのM字体勢で狙いを定め、一文字目にとりかかられます。
ジャクリーンさまのお題は、被虐性淫乱変態熟女、の九文字。
どの文字も画数が多い上に、文字数も多いので和紙内のスペース配分も難しそう。
なのにジャクリーンさまはスラスラと、被虐性、まで進まれました。
「しかしいつ見ても、うまいもんよね?」
「あたし、右手で書いても、虐、っていう字、書けないかも」
「ジャッキーにとってあの文字列は自分の肩書みたいなものだもん。少なくともこのお店では」
「気持ち良さそうに顔歪めちゃって、腰がウネウネうねってる」
ザワザワ聞こえてくるギャラリーのみなさまのお好き勝手なご感想。
ジャクリーンさまは膣に突き挿さった筆を匠に操り、順調に筆を進めています。
時折ラビアから垂れた透明の雫が、ポタポタと和紙を汚してしまうのはご愛嬌。
跨いだ和紙の上をM字開脚でヨタヨタ後ずさりしながら、躊躇なく文字を書き上げられていきました。
ジャクリーンさまが字の形に腰を振るたびに、両乳首から垂れ下がった鎖とたわわなおっぱいが一緒にブランブランと揺れていました。
もちろん股間に噛みついた黒かけはりも一緒に。
終わってみれば拍子抜け。
ジャクリーンさまは難なくそつなく、九文字をお見事に書き切られました。
「書き上げたら自分で持って、みなさんにお見せしなさい。筆は抜いていいから」
ミイコさまに促され、ジャクリーンさまの右手が股間に伸びます。
筆を引き抜く一瞬前に、筆の軸がより深くグイッと、ジャクリーンさまの体内に埋まったように見えました。
同時にジャクリーンさまの両肩がビクビクンと震えました。
私は、あ、イッたんだな、と思いました。
それからジャクリーンさまは文鎮のほうへと移動され、文鎮をどかせて和紙の両端をつまみ上げられました。
上気したお顔を隠すように高々と掲げられたジャクリーンさまの作品、被虐性淫乱変態熟女。
一斉に湧き起こる大拍手。
確かに見事な書きっぷりでした。
途中、筆が抜けちゃいそうな場面も無く、各文字の大きさも端正に整った、まさに達筆。
垂れてしまった愛液でトメやハネの部分が滲んでしまったり、熟、の字の下の点々が、愛液の滲みで五個あるようにも見えますが、私だったらちゃんと手で書いても、これほど上手くは書けないだろうな、と思うほどの出来栄えでした。
「相変わらずの華麗な筆捌きだったわね?ハンデをものともせず、腰くねらせていやらしく自己紹介を書き切ったドマゾ牝ブタに、もう一度大きな拍手を」
ミイコさまの呆れ半分な賞賛のお言葉に、ヒューヒューご反応されるお客様がた。
「本当に、これはもうマンコのアートよ。あとで署名と、ルージュのマン拓で押印してもらって、掛け軸にして末永くお店に飾らせてもらうわ」
イタズラっぽくおっしゃったミイコさまのお言葉に、拍手が鳴り止まない場内。
「さあ次は直子の番。おばさんは降りてきていいわ」
ジャクリーンさまの作品は里美さまに手渡され、まだざわつく雰囲気の中、ミイコさまのお声が響きました。
ドキンッ!
自発的に両腕を後ろ手に組んだジャクリーンさまが、ゆっくりとテーブルから降りてきました。
両乳首とクリトリスのかけはりはまだ挟んだまま。
お近くで見たらかけはりの挟み口が皮膚に食い込み、乳首もクリトリスも瓢箪型に変形していました。
鎖とかけはりとおっぱいをブラブラ弾ませつつ、ジャクリーンさまは嬉しそうにシーナさまのもとへと向かわれました。
入れ違いに私がテーブル上へと促されます。
首輪と手枷足枷のベルト以外、何ひとつ身に着けていない私は、みなさまの目線がちょうど私の無毛マゾマンコの位置の、360度から丸見えな舞台の上に立たされました。
えーと、舞台の上では服従ポーズ、だったっけ・・・
里美さまとしほりさまが手早く、赤い敷物の上に新しい半切紙をセットされています。
「牝ブタおばさんはマンコだったので、対戦者は無論のこと、アヌスです。アヌスにこれを挿して書いてもらいます」
私がテーブル中央でマゾの服従ポーズになったのを確認してから、ミイコさまが先ほどとは別の書道筆を取り出されました。
第一印象は、太い・・・
その筆は軸全体が真っ黒で、ジャクリーンさまのときのものよりふたまわりくらい軸が太く、おまけに軸先はアナルビーズみたく球体状の段々になっていました。
つまりは直径3センチくらいのアナルビーズを挿し込むのと同じこと。
球体の段々は3つ、筆先は太めで真っ白でした。
その禍々しい形状に自分のマゾマンコがキュンキュン疼いてしまうのを止められません。
「アヌス書道の場合は、マンコに比べて軸がしっかり固定されますから、筆捌きは比較的ラクなはずです」
マイクを通したご愉快そうなミイコさまのお声。
「とは言っても、こちらのスレイブにとってはおそらく人生初の穴書道挑戦ですから、揮毫するお題もイージーモードにしました」
ミイコさまのお声が本当に愉しそうに弾んでいます。
「私はマゾ女、の五文字。これもスレイブの自己紹介みたいなものですね」
ミイコさまのお声にクスクスご反応されるお客様がた。
「紙の用意も出来たようだし、早速筆をアヌスに突っ込んで欲しいところだけれど、なにぶん初めてだから、ひとりでやらせると危なっかしいわね・・・」
気をもたせるようにしばし沈黙されたミイコさま。
「やっぱりここは飼い主さんに、スレイブのアナルのお世話をしていただこうと思います。飼い主さん、どうぞ壇上へ」
やよいママさまのお隣で愉しそうにご覧になられていたお姉さまが、えっ?あたしが?というお顔を一瞬され、やよいママさまや他の見知らぬお客様からお肩をポンポン叩かれています。
まいったな、という照れたお顔でテーブルに上がられたお姉さまに、大きな拍手が贈られ、私の傍らに居心地悪そうに並び立たれました。
その拍手が止むのを待って、ミイコさまがつづけられます。
「今、壇上に上がられた飼い主さんをスレイブは私生活では、お姉さま、と呼ぶ関係で、社会生活上では、重役と秘書、という関係性だそうで、なかなか妄想が捗る乙女なご関係だと思いません?」
ミイコさまの茶化すようなお言葉に、ヒューヒューと冷やかしでお応えになるお客様がた。
ああ、やっぱりお姉さまのお名前やお仕事、お立場は、こういう場所では公にはされないんだな、と、ちょっぴりホッとした私。
でも、お姉さまは以前からこのお店にお遊びに来られていたようなので、常連さまにはそれなりに知られちゃってはいるのかもしれませんが。
「このスレイブ直子のアナル調教は、それ以前のミストレスだった百合草ママやシーナちゃんも、来たるべきステディな飼い主さんのために深くは手を出さずにとっておいた、という美談もあるようなので、この機会にその開発の進み具合を、じっくりと見せていただきたいと思いまーす」
ミイコさまのご冗談めかしたお言葉に、アハハ、と笑われるかた、へー、とご感心されるかた・・・
壇下からお姉さまにもマイクが手渡されました。
「あたしもこんな大勢の前で直子のアナルをほじくるハメになるとは、思ってもいなかったよー」
マイクを口許に、笑いながらつぶやかれたお姉さま。
けっこうアルコールを召されているはずのお姉さまは、思ったほどにお照れになってはおらず、ご愉快そうなお顔で私を見つめてくださいます。
「まあそういうことなら仕方ないかな。それじゃあ直子?おまえのケツにあたしが直々にこれをぶち込んであげるから、穴書道対決、がんばりなさい」
アルコールのせいなのか、普段あまりお口になさらない、品の無いお言葉を口走られるお姉さま。
ミイコさまから手渡された書道筆の淫靡な軸先をしげしげと見つめた後、視線を私に戻してニヤッと笑われました。
私をじっと見つめたまま、やおらにその軸先の球状段々部分をパクリと、形の良い唇に咥えられます。
そしてアイスキャンディでもしゃぶられているかのように、ジュルジュルと音をたてて軸先を舐め回し始めました。
そのあいだずっと、私の顔をじっと悩ましげに見つめたまま。
しばらくしてお姉さまのお口から取り出されたそれは、お姉さまの唾液に万遍なくまみれ、ライトを反射してヌラヌラ光っていました。
その軸先を私の鼻先に突きつけてきたお姉さま。
「あたしが今舐め回したヌルヌルのこれが、これから直子の淫らで貪欲な肛門に突き挿さるのよ?どう?嬉しいでしょ?」
完全に私とプライベートなときのエスモード発動と同じ眼つきになられている、麗しのお姉さま。
「は、はいっ!もちろんですっ!」
私もマゾ度全開の本心からお答えしました。
軸先から垂れているご自分の唾液が、お姉さまのしなやかな指先を濡らしています。
「でもその前に、これを直子のマゾマンコにぶち込みなさい。あたしの唾液と直子のマン汁が充分絡み合うようにね」
「はい、お姉さま、ありがとうございます・・・」
服従ポーズを解き、受け取った書道筆を前屈みで自分のマゾマンコに突き立てました。
ズブズブっと難なく埋まっていく球状段々の軸先。
三段の球状が見えなくなってもまだ、より奥へと筆を侵入させてしまいます。
段々がランダムに膣壁を擦って、気持ちいい・・・
ああ今、お姉さまの上のよだれと私の下のよだれが、私の膣内で混じり合っているんだ・・・
このままかまわず、軸でマゾマンコをめちゃくちゃに掻き回したくて仕方ありません。
「そんなものでいいわ。お出しなさい」
でもすぐに、お姉さまの無情なご命令で渋々筆を引き抜く私。
マゾマンコと軸先のあいだを、幾筋もの浅ましい糸が引いては途切れました。
「おや、さっきまでは付いていなかった白く濁ったおツユが混ざっているわよ?筆が黒いからよく目立つこと」
再び鼻先に突きつけられた軸先。
さっきとはあきらかに違う、いやらしい臭いがプーンと鼻を突きました。
「本当にスケベでいやらしいマゾ娘よね、直子って・・・」
イジワルくおっしゃった後、その白濁したおツユの部分を、舌先でチロッと舐め取ってくださったお姉さま。
ああん、早くソレを、私の爛れたケツの穴に、ぶち込んでくださぃぃ・・・
「ほら、さっさとそこに四つん這いになりなさいっ!」
思いついた、はしたないおねだりをお姉さまに告げるべきか迷っていたら、次のご命令をいただいてしまいました。
「は、はい・・・」
その場にひざまずき、お尻をお姉さまへと向ける私。
バチーンッ!
「ひぃっ!」
すかさず右の尻たぶに強烈な平手打ちをいただいてしまいました。
「違うでしょ?直子のケツはみんなのケツなのだから、みなさんにお見せしなくてどうするの?」
「は、はいぃ、ごめんなさいぃ」
あわててミイコさまたちのほうへとお尻を方向転換する私。
私の右隣にしゃがまれたお姉さま。
「ほら、自分でケツに両手をやって、あたしに開発されたケツの穴を自分でおっ拡げなさい。みなさんに中まで、よーく見えるようにっ!」
耳元で囁いて欲しいのに、お姉さまの囁きはマイクに乗って、場内中に響き渡りました。
「は、はい・・・」
今までテーブル周りにバラバラ散らばっていたお客様がたも、ゾロゾロと私が突き出しているお尻の正面に集まってこられるのがわかりました。
*
*三人のミストレス 28へ
*
2018年5月13日
三人のミストレス 26
「んぐぅぁ・・・」
不意にお隣から、ひときわ切なそうなジャクリーンさまのくぐもった唸り声が聞こえてきました。
そっと横目で観察すると、ジャクリーンさまの真ん前に陣取られたお若そうな女性がおふたり。
ロングとショートのソバージュヘアを同じように明るめに染めた、メイク濃いめなギャルっぽい雰囲気の、おそらくカップルさん。
「あー、さっきチーママが、奴隷には触っちゃダメ、って言ってたじゃん」
ショートヘアのかたがロングヘアのかたの脇腹に、肘をグイグイ押し付けつつ大きなお声でおっしゃいました。
といっても咎めるようなご様子ではなく、茶化してじゃれ合っておられる感じ。
「だって、すっごく触って欲しそうにでっかい乳首突き出してんだもん。弄らずにいられないじゃん」
ロングヘアのかたがまったく悪びれずにおっしゃいました。
「ジャクリーンおばさんの乳首、両方共すんごい熱持ってて、火傷しそうなくらい熱くなってた。そりゃそうよね、あんだけずっと乳首挟まれっ放しだったんだから」
どうやらおふたりのうちのおひとりが、ジャクリーンさまの乳首に直接何やらイタズラされちゃったみたいです。
ジャクリーンさまは少し潤んだ恨めしげな瞳で、おふたりのお顔を見つめていらっしゃいます。
「さっきの電マ、すっごく気持ち良かったみたいじゃん?緩んだからだがまだ汗とマン汁でヌラヌラだし。あ、太腿にはクッキリ鞭の痕までつけちゃって」
「オマンコからいまだに、酸っぱい臭いが漂ってるよ?」
「ジャクリーンてもういい歳なんでしょ?なのにいまだにそんなに牝フェロモン、ダダ漏れなんだ?」
「こんなにヘンタイな牝ブタマゾなのに、昼間はヒルズ辺りで素知らぬ顔で着飾ってセレブな奥様気取ってるって本当?」
可笑しそうに笑いながら大きなお声で、ジャクリーンさまをからかうように罵倒されるおふたり。
それからもいろいろと非道いことをジャクリーンさまにおっしゃいつつ、おっぱいにお手を伸ばしては、ギリギリ触れそうなところで引っ込めたり。
取り囲むみなさまも面白そうに、おふたりのお言葉にウンウンうなずいたりしていらっしゃいます。
「むぐぁぅう・・・」
ジャクリーンさまはといえば、ボールギャグを噛まされた自由にならないお口から、幾度となくお言葉にならない呻きをあげられるばかり。
口の端から溢れ出たよだれがダラダラと顎をつたい、豊満なおっぱいのカーブへと滴り落ちていました。
そんなおふたりとジャクリーンさまのやりとりに、いつの間にか見入っていた私。
ふと視線を感じて顔をフロアに向けようとしたとき、ショートヘアのほうのかたとバッチリ目線が合ってしまいました。
ニヤニヤ笑いを浮かべて私のほうへと移動してこられるおふたり。
お隣からまた、くぐもった呻き声が聞こえたのは、ジャクリーンさまがまた、どなたかにどこかを触られたのでしょうか。
でも近づいてこられたおふたりに目は釘付けで、確かめる余裕はありません。
「こっちのニューフェイスは、うちらとそんなに歳、変わんないんじゃね?」
「うん。おばさんとは肌の張りがだんちだよね。なのに、こんなところに裸で連れ込まれて、こんな格好させられちゃって」
「でも絶対自分で望んで来たんだと思うよ。だって見なよ、このドエム丸出しで物欲しげな誘い受け顔。絶対虐められて感じちゃうムッツリスケベだって」
「そうだよね。さっきのオナニーも、みんな固唾呑んで見入っちゃってスゴかったもん。おかげでこのイベントじゃ久々に、超エロいオーラで客まで盛り上がってない?」
おふたりが少し背伸びしながらフロア後方を見渡されました。
私もつられておふたりから目線を外し、少し薄暗いフロアを見渡します。
ジャクリーンさまと私の周りに群がった十数名以外のかたたちが、一団から少し離れた場所でそれぞれ独自に愉しまれていらっしゃいました。
もちろんみなさまステージのほうを向いてはいらっしゃるのですが、傍らのパートナーさまとも、いろいろご活発なご様子。
お酒片手に身を寄せ合い、こちらを指差して仲睦まじく談笑されているカップルさん。
互いの唇をずっとくっつけあったまま、微動だにされないカップルさん。
互いのからだをせわしなくまさぐりあうカップルさん。
ステージ前に押しかけてこられないお客様がたは、どうやらステディなカップルさんが多いみたい。
ブラウスのボタンがすっかり外れて、胸をはだけていらっしゃるかたや、ジーンズが半脱ぎになっていらっしゃるかた、すっかり下着姿になって踊っているかたなど、客観的に見たらかなり非日常的な光景となっていました。
「・・・なんつーか、フロアのほうもけっこうエロくない?」
ロングヘアのかたのつぶやくようなお声が聞こえ、視線をおふたりに戻しました。
「さっきのこいつらのケダモノじみたイキっぷりにアテられちゃったんだよね。うちだってかなりムラムラきてるもん。こんな雰囲気になるのって、超お久じゃね?」
「お仕置きタイムの前に脱いじゃうヤツが出るって、あたしが知ってる限りじゃ、例のアユが飛び入りしたとき以来じゃないかな?」
「ああ、あんときもスゴかったよね。客の大半がマッパで、あっちこっちで乳繰り合ってたっけ」
「あの日けっこう、カップルが出来上がったらしいよ。今日の客の中にもいるんじゃないかな」
私の裸身をニヤニヤ眺めつつ、愉しげにおしゃべりされるおふたり。
私もそのお話をお聞きしながら、このイベントって最後はそんなふうになっちゃうんだ?とびっくりしていました。
「ま、うちらは倦怠期だからさ、ぼっちのマゾい子でもいたら連れ出して遊べれば、なんて思ってたけど、今日は当たりだわ」
「どうせ今日の生贄はこいつだろうし、どう虐めるか、じっくり観察しとかなきゃ」
「こういう一見大人しそうなのに、実はど淫乱の虐められたがりマゾ子って、すげーそそるよね」
「マジ、泣かせたいもん。お仕置きタイムになったら、たっぷりご奉仕してもらわなきゃ」
「百戦錬磨のジャクリーンにマゾバトルで敵うわけないもんな。うちらだってレズ便器は新しいほうが愉しいし」
「ジャクリーンは上手いんだけどさ、なんか反応がワンパで飽きてきちゃった」
私たちの目前で大きなお声で、思い切りお好き勝手なお言葉責めで私たちをなぶられるおふたり。
レズ便器、というお言葉が、絶望的に自分にぴったりな感じがして、ゾクゾクヒクヒク感じてしまいます。
「おい、おまえ?名前、なんだっけ?」
ショートヘアのかたが私に突然問い掛けてきました。
「あぐぅぅ・・・」
お答えしようとしても言葉にならず、ただ空しく口の端からよだれを垂れ流す私。
「ギャグされてるんだから言える訳ないじゃん。確かみんなはナオコって呼んでた。あたしのダチと同じ名前だから覚えてる」
ロングヘアのかたが私に代わってお答えくださいました。
「ナオコか。じゃあナオコ?ケツの穴、見せて」
ショートヘアのかたがニヤニヤしながらおっしゃいました。
「ほら、命令されたらさっさと後ろ向いて、ケツをこっちに突き出しな」
これは・・・従わなければいけないのだろうな・・・
その蓮っ葉で高圧的なおっしゃりかたがなぜだかとても新鮮で、私のマゾ性がゾクゾクざわめいてしまいます。
「ほら、おまえらここにいる全員の性奴隷なんだろ?さっさと命令どおりにしろよっ!」
おそらくワザとなのでしょうが、本当に怒っているみたいな低くて怖いお声を投げつけられて、からだ全体がゾクゾクビクン。
「あぐぅ・・・」
声にならないお返事をしてからおずおずと両足を動かし、フロアに背中を向けました。
「よーし、もっと両足大きく開いて、ケツをこっちに突き出せ。両膝曲げて腰落として」
ショートヘアのかたのご命令通りにすると、後ろ手錠のガニ股前屈みでお尻だけ思い切りフロアに突き出した無様な格好。
いかにも突き出したそこに、何かしてください、とおねだりしているような気分になってくる、マゾ女以外には耐えられないお下品ポーズ。
「おー、見えた見えた、ナオコの肛門。マゾにしちゃ意外とひっそりしてるな。ジャクリーンのなんか糜爛しちゃって柘榴みたいなのに」
「でもこいつ、さっき電マでオナってたとき、手錠の指を必死に伸ばして、ケツの穴にも指突っ込んでほじってたから、けっこう使い込んでると思うよ」
ロングヘアのかたの大きなお声に、クスクスと忍び嗤う他のお客様がた。
視られていた・・・と全身の血液が逆流しそうなほどの羞恥に染まる私。
「お、マンコとケツ穴の襞が同時にヒクヒクうごめいた。こんなにこっ恥ずかしい格好視られて、そんなに嬉しいんだ?ナオコちゃんは?」
嘲嗤うようなお声の息がお尻に直接当たり、ますますゾクゾク感じてしまう、どうしようもない私。
「うわっ、だらだらマン汁まで垂らして悦んでるよ。本当、かなりのスキモノだね、このナオコちゃんは」
ショートヘアのかたのお芝居じみた嘲りのお言葉に、もはやクスクスではなく、はっきり侮蔑のニュアンスを含んだ乾いた笑い声がフロアに広がりました。
「お仕置きタイムになったら、うちらのマンコ、嫌っていうほど舐めさせてやるから、しっかり気持ち良くしてくれよな」
「ちゃんと気持ち良く出来たら、ご褒美にそのケツの穴に、ぶっといディルドをぶち込んでやるからさ、ね?ナオコちゃん?」
フヒャヒャヒャと品の無い笑い声がつづきました。
それからしばらくおふたりのお声は聞こえなくなり、かといってお許しもいただけていないので、お尻突き出しポーズを解く訳にもいかず、そのままフロアに背を向けつづけました。
明るい照明の下でお客様全員にアヌスとマゾマンコを赤裸々に晒しながら、いつ触られるか、いつ何か挿入されるかとソワソワドキドキ胸を高鳴らせながら。
ときどき、お尻をこっちにも見せてー、というお声がかかると、お尻をそちらにお向けし、こっちにもー、というお声で、またお尻を振り。
あまりの恥ずかしさに、いつしか両目をギュッと瞑り、口の端とマゾマンコからよだれをポタポタ垂らしながら辱めに耐えていました。
「はい、みなさま、お待たせしましたー。準備が整いましたので、今度はこちらでショーのつづきをお愉しみくださいー」
背後で唐突にミイコさまのお声が響き、ふと目を開けると目の前にしほりさまがいらしていました。
「ほら、第3ラウンド開始。もうそのポーズは解いていいのよ。それとももっとまだみんなに淫乱マンコとアナル、見せていたい?」
からかうようにおっしゃったしほりさまが、私のリードの先を掴まれました。
「次のバトルは、あのテーブルの上でやるんだって。芸術点勝負だから、直子にも十分勝つチャンスがある、ってママさんが言っていたわよ」
しほりさまにリードを引かれ後ろ手錠のまま、よたよたとステージを降りる私。
「みなさんはスレイブが通れるように、道を空けてやってくださーい」
ミイコさまのお声は、フロア中央のお酒やお飲み物が置かれていた大きなテーブルのほうから聞こえてきます。
いつの間にかフロア側も昼間のような明るさに戻り、BGMもクラシックのワルツ曲に戻っていました。
ステージからテーブルまで、リードを引かれたセイドレイたち、里美さまに引かれたジャクリーンさまとしほりさまに引かれた私、の厳かな行進。
左右に分かれて通り道を空けてくださったお客様がたの、至近距離からの視線、視線、視線・・・
ステージを降りてすぐのところにいらした、先ほどのショートとロングのおふたり組は相変わらずのニヤニヤ笑い。
ボタンの外れたブラウスを掻き合せて、気怠げにこちらを視つめてくるおふたり。
セクシーなランジェリー姿でお手を繋がれたまま眺めているおふたり。
しっかり抱き合いくちづけを交わしつつこちらも視ているカップルさん。
どなたの視線もジャクリーンさまと私を、自分たちとは違う種類のどうしようもないヘンタイな何か、としてご覧になっているのは確かでした。
そして、アルコールもけっこう進んだのでしょう、場内全体の緊張感が最初の頃よりもぐんと緩み、お客様がた同士の連帯感が増して、みなさま程好くリラックスされている雰囲気を感じました。
たどり着いた大きなテーブル脇。
テーブルの上はすっかり綺麗に片付けられ、長方形のテーブル上にひと回り小さく絨毯なのかタオルなのか、真っ赤な敷物が敷かれていました。
テーブル横には昇降用なのでしょう、木の踏み台がひとつ。
テーブル沿いの最前列にはすでに、お姉さま、やよいママさま、シーナさま、レンズを構えた小野寺さまが陣取っておられます。
「ほら、とりあえずスレイブはみなさんによく見えるように、上にあがりなさい」
ご指示されるミイコさまは、いつの間にか菱縄縛りを解かれていました。
代わりに身に着けられたのはオープンバストな黒のレザーハーネスボンデージドレス。
バストも性器も相変わらず丸出しながらカラーとタイ、襟は着けたままなので、お持ちになった乗馬鞭とも相俟って、一層女王様らしさが増しています。
キメの細かいお肌に縄目の赤い痕がチラチラ残り、エロティックなお美しさは10倍増しです。
「あ、リードと手錠は外してやって。それで、あがったらわたしのほうを向いていつものポーズね」
ミイコさまのお言葉で後ろ手錠が外され、久々の両手の自由を味わうも束の間、しほりさまに背中を押されてテーブルの上に追い立てられました。
「お待ちかねの第3ラウンドの勝敗は、お客様の拍手で決めていただきます。これからこの壇上でスレイブたちが、とある芸を披露します」
ご自身はテーブルには上がらず、言わばリングサイドでご説明を始められたミイコさま。
ミイコさまがご説明をされているとき、ジャクリーンさまと私はテーブルの上でマゾの服従ポーズ。
赤い敷物のほぼ中央で両手を後頭部に当て、360度、どこからでも眺められる位置に裸身を晒していました。
せっかく自由になった両手を有効に使うことも許されずに。
その上、テーブルの高さが絶妙で、こうして立ち尽くしているとお客様がたの目線がちょうど私たちの性器の位置。
お客様がたは普通に立っていると否が応でも、ジャクリーンさまと私のマゾマンコに目が行く高さでした。
長方形のテーブル四辺に万遍なくお客様がたが集まり、私たちを見上げています。
「みなさんには、スレイブたちがその芸をしているときの所作の美しさや、出来上がった作品の出来栄えなどを総合的に判断していただき、優劣を決めていただきたいと思います」
ミイコさまのご説明がつづいています。
私はみなさまから容赦無く視姦されつつ、これから何をやらされるのか気が気ではありません。
横目でチラッとジャクリーンさまを盗み見ると、悠然と落ち着いていらっしゃるご様子。
豊富なご経験上、何をさせられるのかおわかりなのでしょう。
ということはまた、私に勝ち目はないのかな・・・
「ということで、これからスレイブたちには、書道をしてもらいます」
ミイコさまのお声に、ああっ、とどよめくみなさま。
「と言ってもヘンタイマゾスレイブに普通にお習字させても面白くもなんともありませんから、第3ラウンドは穴書道バトル、です」
テーブルの周辺から、あ、それか!というお声やクックックという冷笑が聞こえてきました。
私も、穴、というお言葉でピンときました。
そう言えば以前、シーナさまからそんなビデオを見せられたことがあったっけ。
「ただ、今現在、こちらの直子が0勝2敗と劣勢ですので、バトル的にも盛り上げるために特別に、牝ブタおばさんにハンデを科したいと思います」
ミイコさまが私を見上げて軽くパチンとウインクをくださいました。
「牝ブタおばさんは何度か経験済みだし、プライベートでも練習しているなんてシーナちゃんに聞いちゃったからね」
ミイコさまのお道化たお声に、アハハと笑われるお客様がた。
「ご存知のように、百合草会の穴書道は、マンコかアヌスに書道筆を挿して、課題の文章を揮毫し、その優劣を競うものですが、ハンデ戦ということで、今回はこちらからスレイブに穴を指定します」
ミイコさまのご説明は、何をおっしゃっているのか、その意味はわかるのですが、内容そのものがあまりにアブノーマルで頭がクラクラしてしまいました。
つまり、性器かお尻の穴に書道筆を挿入して、何かしらの文章をお習字する、ということなのでしょう。
シーナさまからお見せいただいたビデオもそういう内容でしたし、そのときに、こういった芸は、大昔からストリップショーや温泉場の芸者さんの余興として、連綿と受け継がれてきたものだ、というご説明も受けました。
でも、いざ自分がするとなると、お話はぜんぜん別です。
こんな見知らぬ人が大勢ご覧になっている前で、全裸のマゾマンコに筆を挿し込んで、しゃがみ込んでヨタヨタとお習字するなんて・・・
そんなの、よってたかってふたりを笑い者にしようという魂胆が見え見えです。
でも、そんなご無体なご命令にさえ逆らえないのがマゾのマゾたる所以。
みなさまとご一緒になってアハハと屈託のない笑顔を見せられているお姉さまを盗み見て、これは、お姉さまもお望みになっていることなんだ、と覚悟が決まりました。
「では始めます。先攻は牝ブタおばさん。筆はマンコに挿してもらいます」
ミイコさまのお声が場内に大きく響きました。
「だから直子はいったん降りてきなさい」
ミイコさまに呼ばれてポーズを解き、おずおずとフロアに降り立つ私。
ミイコさまのお隣で、服従ポーズで待機するよう命ぜられました。
「これがなぜハンデかというと、牝ブタおばさんは歳のせいか使い過ぎのせいか、膣がかなり緩くなっているという情報を飼い主のかたからいただいたからです。確かに最近の穴書道でおばさんは、アヌスばかり使っていた記憶がわたしにもあります」
ミイコさまの身も蓋もないご説明に、ウヒャヒャヒャとご愉快そうに嗤うお客様がた。
「なので、その失われた膣圧を取り戻すためにも、敢えてこのいつもより細い筆をマンコでコントロールして、なおかつ達筆を披露してもらいたいと思います」
パチパチと沸き起こる拍手。
ミイコさまが取り出されたのは、軸の直径が1センチくらいな太さの、普通に中学生さんが学校でお使いになりそうなお習字筆。
確かにこの太さの筆を膣内に入れ、締め付けながら字を書くのは大変そう。
でも私なら出来ないこともない・・・かな・・・
「もちろん書いている最中に筆を取り落としたら、その場で失格です。相手も同じ失敗をしたら再戦。相手が書ききれば出来の優劣は問わず、相手の勝ちとなります」
ミイコさまのご説明に、再び品の無い笑い声。
テーブルの上には里美さまとしほりさまが上がられ、せっせとご準備されています。
赤い敷物の上に、お正月のお書き初めで使うような長方形の和紙が敷かれました。
文鎮が置かれ、傍らの透明のボウルの中にたっぷり墨汁が注がれました。
「それでは揮毫する文字を発表します。せっかく細めな筆にしたのだから、ちょっと複雑にしました。内容はおばさんの自己紹介みたいなものです」
可笑しそうにフッとお鼻で笑ったミイコさまが、一呼吸置かれてからつづけます。
「被虐性淫乱変態熟女。全部で9文字。全部漢字で書きなさい」
再び場内が下卑た笑いに包まれました。
*
*三人のミストレス 27へ
*
不意にお隣から、ひときわ切なそうなジャクリーンさまのくぐもった唸り声が聞こえてきました。
そっと横目で観察すると、ジャクリーンさまの真ん前に陣取られたお若そうな女性がおふたり。
ロングとショートのソバージュヘアを同じように明るめに染めた、メイク濃いめなギャルっぽい雰囲気の、おそらくカップルさん。
「あー、さっきチーママが、奴隷には触っちゃダメ、って言ってたじゃん」
ショートヘアのかたがロングヘアのかたの脇腹に、肘をグイグイ押し付けつつ大きなお声でおっしゃいました。
といっても咎めるようなご様子ではなく、茶化してじゃれ合っておられる感じ。
「だって、すっごく触って欲しそうにでっかい乳首突き出してんだもん。弄らずにいられないじゃん」
ロングヘアのかたがまったく悪びれずにおっしゃいました。
「ジャクリーンおばさんの乳首、両方共すんごい熱持ってて、火傷しそうなくらい熱くなってた。そりゃそうよね、あんだけずっと乳首挟まれっ放しだったんだから」
どうやらおふたりのうちのおひとりが、ジャクリーンさまの乳首に直接何やらイタズラされちゃったみたいです。
ジャクリーンさまは少し潤んだ恨めしげな瞳で、おふたりのお顔を見つめていらっしゃいます。
「さっきの電マ、すっごく気持ち良かったみたいじゃん?緩んだからだがまだ汗とマン汁でヌラヌラだし。あ、太腿にはクッキリ鞭の痕までつけちゃって」
「オマンコからいまだに、酸っぱい臭いが漂ってるよ?」
「ジャクリーンてもういい歳なんでしょ?なのにいまだにそんなに牝フェロモン、ダダ漏れなんだ?」
「こんなにヘンタイな牝ブタマゾなのに、昼間はヒルズ辺りで素知らぬ顔で着飾ってセレブな奥様気取ってるって本当?」
可笑しそうに笑いながら大きなお声で、ジャクリーンさまをからかうように罵倒されるおふたり。
それからもいろいろと非道いことをジャクリーンさまにおっしゃいつつ、おっぱいにお手を伸ばしては、ギリギリ触れそうなところで引っ込めたり。
取り囲むみなさまも面白そうに、おふたりのお言葉にウンウンうなずいたりしていらっしゃいます。
「むぐぁぅう・・・」
ジャクリーンさまはといえば、ボールギャグを噛まされた自由にならないお口から、幾度となくお言葉にならない呻きをあげられるばかり。
口の端から溢れ出たよだれがダラダラと顎をつたい、豊満なおっぱいのカーブへと滴り落ちていました。
そんなおふたりとジャクリーンさまのやりとりに、いつの間にか見入っていた私。
ふと視線を感じて顔をフロアに向けようとしたとき、ショートヘアのほうのかたとバッチリ目線が合ってしまいました。
ニヤニヤ笑いを浮かべて私のほうへと移動してこられるおふたり。
お隣からまた、くぐもった呻き声が聞こえたのは、ジャクリーンさまがまた、どなたかにどこかを触られたのでしょうか。
でも近づいてこられたおふたりに目は釘付けで、確かめる余裕はありません。
「こっちのニューフェイスは、うちらとそんなに歳、変わんないんじゃね?」
「うん。おばさんとは肌の張りがだんちだよね。なのに、こんなところに裸で連れ込まれて、こんな格好させられちゃって」
「でも絶対自分で望んで来たんだと思うよ。だって見なよ、このドエム丸出しで物欲しげな誘い受け顔。絶対虐められて感じちゃうムッツリスケベだって」
「そうだよね。さっきのオナニーも、みんな固唾呑んで見入っちゃってスゴかったもん。おかげでこのイベントじゃ久々に、超エロいオーラで客まで盛り上がってない?」
おふたりが少し背伸びしながらフロア後方を見渡されました。
私もつられておふたりから目線を外し、少し薄暗いフロアを見渡します。
ジャクリーンさまと私の周りに群がった十数名以外のかたたちが、一団から少し離れた場所でそれぞれ独自に愉しまれていらっしゃいました。
もちろんみなさまステージのほうを向いてはいらっしゃるのですが、傍らのパートナーさまとも、いろいろご活発なご様子。
お酒片手に身を寄せ合い、こちらを指差して仲睦まじく談笑されているカップルさん。
互いの唇をずっとくっつけあったまま、微動だにされないカップルさん。
互いのからだをせわしなくまさぐりあうカップルさん。
ステージ前に押しかけてこられないお客様がたは、どうやらステディなカップルさんが多いみたい。
ブラウスのボタンがすっかり外れて、胸をはだけていらっしゃるかたや、ジーンズが半脱ぎになっていらっしゃるかた、すっかり下着姿になって踊っているかたなど、客観的に見たらかなり非日常的な光景となっていました。
「・・・なんつーか、フロアのほうもけっこうエロくない?」
ロングヘアのかたのつぶやくようなお声が聞こえ、視線をおふたりに戻しました。
「さっきのこいつらのケダモノじみたイキっぷりにアテられちゃったんだよね。うちだってかなりムラムラきてるもん。こんな雰囲気になるのって、超お久じゃね?」
「お仕置きタイムの前に脱いじゃうヤツが出るって、あたしが知ってる限りじゃ、例のアユが飛び入りしたとき以来じゃないかな?」
「ああ、あんときもスゴかったよね。客の大半がマッパで、あっちこっちで乳繰り合ってたっけ」
「あの日けっこう、カップルが出来上がったらしいよ。今日の客の中にもいるんじゃないかな」
私の裸身をニヤニヤ眺めつつ、愉しげにおしゃべりされるおふたり。
私もそのお話をお聞きしながら、このイベントって最後はそんなふうになっちゃうんだ?とびっくりしていました。
「ま、うちらは倦怠期だからさ、ぼっちのマゾい子でもいたら連れ出して遊べれば、なんて思ってたけど、今日は当たりだわ」
「どうせ今日の生贄はこいつだろうし、どう虐めるか、じっくり観察しとかなきゃ」
「こういう一見大人しそうなのに、実はど淫乱の虐められたがりマゾ子って、すげーそそるよね」
「マジ、泣かせたいもん。お仕置きタイムになったら、たっぷりご奉仕してもらわなきゃ」
「百戦錬磨のジャクリーンにマゾバトルで敵うわけないもんな。うちらだってレズ便器は新しいほうが愉しいし」
「ジャクリーンは上手いんだけどさ、なんか反応がワンパで飽きてきちゃった」
私たちの目前で大きなお声で、思い切りお好き勝手なお言葉責めで私たちをなぶられるおふたり。
レズ便器、というお言葉が、絶望的に自分にぴったりな感じがして、ゾクゾクヒクヒク感じてしまいます。
「おい、おまえ?名前、なんだっけ?」
ショートヘアのかたが私に突然問い掛けてきました。
「あぐぅぅ・・・」
お答えしようとしても言葉にならず、ただ空しく口の端からよだれを垂れ流す私。
「ギャグされてるんだから言える訳ないじゃん。確かみんなはナオコって呼んでた。あたしのダチと同じ名前だから覚えてる」
ロングヘアのかたが私に代わってお答えくださいました。
「ナオコか。じゃあナオコ?ケツの穴、見せて」
ショートヘアのかたがニヤニヤしながらおっしゃいました。
「ほら、命令されたらさっさと後ろ向いて、ケツをこっちに突き出しな」
これは・・・従わなければいけないのだろうな・・・
その蓮っ葉で高圧的なおっしゃりかたがなぜだかとても新鮮で、私のマゾ性がゾクゾクざわめいてしまいます。
「ほら、おまえらここにいる全員の性奴隷なんだろ?さっさと命令どおりにしろよっ!」
おそらくワザとなのでしょうが、本当に怒っているみたいな低くて怖いお声を投げつけられて、からだ全体がゾクゾクビクン。
「あぐぅ・・・」
声にならないお返事をしてからおずおずと両足を動かし、フロアに背中を向けました。
「よーし、もっと両足大きく開いて、ケツをこっちに突き出せ。両膝曲げて腰落として」
ショートヘアのかたのご命令通りにすると、後ろ手錠のガニ股前屈みでお尻だけ思い切りフロアに突き出した無様な格好。
いかにも突き出したそこに、何かしてください、とおねだりしているような気分になってくる、マゾ女以外には耐えられないお下品ポーズ。
「おー、見えた見えた、ナオコの肛門。マゾにしちゃ意外とひっそりしてるな。ジャクリーンのなんか糜爛しちゃって柘榴みたいなのに」
「でもこいつ、さっき電マでオナってたとき、手錠の指を必死に伸ばして、ケツの穴にも指突っ込んでほじってたから、けっこう使い込んでると思うよ」
ロングヘアのかたの大きなお声に、クスクスと忍び嗤う他のお客様がた。
視られていた・・・と全身の血液が逆流しそうなほどの羞恥に染まる私。
「お、マンコとケツ穴の襞が同時にヒクヒクうごめいた。こんなにこっ恥ずかしい格好視られて、そんなに嬉しいんだ?ナオコちゃんは?」
嘲嗤うようなお声の息がお尻に直接当たり、ますますゾクゾク感じてしまう、どうしようもない私。
「うわっ、だらだらマン汁まで垂らして悦んでるよ。本当、かなりのスキモノだね、このナオコちゃんは」
ショートヘアのかたのお芝居じみた嘲りのお言葉に、もはやクスクスではなく、はっきり侮蔑のニュアンスを含んだ乾いた笑い声がフロアに広がりました。
「お仕置きタイムになったら、うちらのマンコ、嫌っていうほど舐めさせてやるから、しっかり気持ち良くしてくれよな」
「ちゃんと気持ち良く出来たら、ご褒美にそのケツの穴に、ぶっといディルドをぶち込んでやるからさ、ね?ナオコちゃん?」
フヒャヒャヒャと品の無い笑い声がつづきました。
それからしばらくおふたりのお声は聞こえなくなり、かといってお許しもいただけていないので、お尻突き出しポーズを解く訳にもいかず、そのままフロアに背を向けつづけました。
明るい照明の下でお客様全員にアヌスとマゾマンコを赤裸々に晒しながら、いつ触られるか、いつ何か挿入されるかとソワソワドキドキ胸を高鳴らせながら。
ときどき、お尻をこっちにも見せてー、というお声がかかると、お尻をそちらにお向けし、こっちにもー、というお声で、またお尻を振り。
あまりの恥ずかしさに、いつしか両目をギュッと瞑り、口の端とマゾマンコからよだれをポタポタ垂らしながら辱めに耐えていました。
「はい、みなさま、お待たせしましたー。準備が整いましたので、今度はこちらでショーのつづきをお愉しみくださいー」
背後で唐突にミイコさまのお声が響き、ふと目を開けると目の前にしほりさまがいらしていました。
「ほら、第3ラウンド開始。もうそのポーズは解いていいのよ。それとももっとまだみんなに淫乱マンコとアナル、見せていたい?」
からかうようにおっしゃったしほりさまが、私のリードの先を掴まれました。
「次のバトルは、あのテーブルの上でやるんだって。芸術点勝負だから、直子にも十分勝つチャンスがある、ってママさんが言っていたわよ」
しほりさまにリードを引かれ後ろ手錠のまま、よたよたとステージを降りる私。
「みなさんはスレイブが通れるように、道を空けてやってくださーい」
ミイコさまのお声は、フロア中央のお酒やお飲み物が置かれていた大きなテーブルのほうから聞こえてきます。
いつの間にかフロア側も昼間のような明るさに戻り、BGMもクラシックのワルツ曲に戻っていました。
ステージからテーブルまで、リードを引かれたセイドレイたち、里美さまに引かれたジャクリーンさまとしほりさまに引かれた私、の厳かな行進。
左右に分かれて通り道を空けてくださったお客様がたの、至近距離からの視線、視線、視線・・・
ステージを降りてすぐのところにいらした、先ほどのショートとロングのおふたり組は相変わらずのニヤニヤ笑い。
ボタンの外れたブラウスを掻き合せて、気怠げにこちらを視つめてくるおふたり。
セクシーなランジェリー姿でお手を繋がれたまま眺めているおふたり。
しっかり抱き合いくちづけを交わしつつこちらも視ているカップルさん。
どなたの視線もジャクリーンさまと私を、自分たちとは違う種類のどうしようもないヘンタイな何か、としてご覧になっているのは確かでした。
そして、アルコールもけっこう進んだのでしょう、場内全体の緊張感が最初の頃よりもぐんと緩み、お客様がた同士の連帯感が増して、みなさま程好くリラックスされている雰囲気を感じました。
たどり着いた大きなテーブル脇。
テーブルの上はすっかり綺麗に片付けられ、長方形のテーブル上にひと回り小さく絨毯なのかタオルなのか、真っ赤な敷物が敷かれていました。
テーブル横には昇降用なのでしょう、木の踏み台がひとつ。
テーブル沿いの最前列にはすでに、お姉さま、やよいママさま、シーナさま、レンズを構えた小野寺さまが陣取っておられます。
「ほら、とりあえずスレイブはみなさんによく見えるように、上にあがりなさい」
ご指示されるミイコさまは、いつの間にか菱縄縛りを解かれていました。
代わりに身に着けられたのはオープンバストな黒のレザーハーネスボンデージドレス。
バストも性器も相変わらず丸出しながらカラーとタイ、襟は着けたままなので、お持ちになった乗馬鞭とも相俟って、一層女王様らしさが増しています。
キメの細かいお肌に縄目の赤い痕がチラチラ残り、エロティックなお美しさは10倍増しです。
「あ、リードと手錠は外してやって。それで、あがったらわたしのほうを向いていつものポーズね」
ミイコさまのお言葉で後ろ手錠が外され、久々の両手の自由を味わうも束の間、しほりさまに背中を押されてテーブルの上に追い立てられました。
「お待ちかねの第3ラウンドの勝敗は、お客様の拍手で決めていただきます。これからこの壇上でスレイブたちが、とある芸を披露します」
ご自身はテーブルには上がらず、言わばリングサイドでご説明を始められたミイコさま。
ミイコさまがご説明をされているとき、ジャクリーンさまと私はテーブルの上でマゾの服従ポーズ。
赤い敷物のほぼ中央で両手を後頭部に当て、360度、どこからでも眺められる位置に裸身を晒していました。
せっかく自由になった両手を有効に使うことも許されずに。
その上、テーブルの高さが絶妙で、こうして立ち尽くしているとお客様がたの目線がちょうど私たちの性器の位置。
お客様がたは普通に立っていると否が応でも、ジャクリーンさまと私のマゾマンコに目が行く高さでした。
長方形のテーブル四辺に万遍なくお客様がたが集まり、私たちを見上げています。
「みなさんには、スレイブたちがその芸をしているときの所作の美しさや、出来上がった作品の出来栄えなどを総合的に判断していただき、優劣を決めていただきたいと思います」
ミイコさまのご説明がつづいています。
私はみなさまから容赦無く視姦されつつ、これから何をやらされるのか気が気ではありません。
横目でチラッとジャクリーンさまを盗み見ると、悠然と落ち着いていらっしゃるご様子。
豊富なご経験上、何をさせられるのかおわかりなのでしょう。
ということはまた、私に勝ち目はないのかな・・・
「ということで、これからスレイブたちには、書道をしてもらいます」
ミイコさまのお声に、ああっ、とどよめくみなさま。
「と言ってもヘンタイマゾスレイブに普通にお習字させても面白くもなんともありませんから、第3ラウンドは穴書道バトル、です」
テーブルの周辺から、あ、それか!というお声やクックックという冷笑が聞こえてきました。
私も、穴、というお言葉でピンときました。
そう言えば以前、シーナさまからそんなビデオを見せられたことがあったっけ。
「ただ、今現在、こちらの直子が0勝2敗と劣勢ですので、バトル的にも盛り上げるために特別に、牝ブタおばさんにハンデを科したいと思います」
ミイコさまが私を見上げて軽くパチンとウインクをくださいました。
「牝ブタおばさんは何度か経験済みだし、プライベートでも練習しているなんてシーナちゃんに聞いちゃったからね」
ミイコさまのお道化たお声に、アハハと笑われるお客様がた。
「ご存知のように、百合草会の穴書道は、マンコかアヌスに書道筆を挿して、課題の文章を揮毫し、その優劣を競うものですが、ハンデ戦ということで、今回はこちらからスレイブに穴を指定します」
ミイコさまのご説明は、何をおっしゃっているのか、その意味はわかるのですが、内容そのものがあまりにアブノーマルで頭がクラクラしてしまいました。
つまり、性器かお尻の穴に書道筆を挿入して、何かしらの文章をお習字する、ということなのでしょう。
シーナさまからお見せいただいたビデオもそういう内容でしたし、そのときに、こういった芸は、大昔からストリップショーや温泉場の芸者さんの余興として、連綿と受け継がれてきたものだ、というご説明も受けました。
でも、いざ自分がするとなると、お話はぜんぜん別です。
こんな見知らぬ人が大勢ご覧になっている前で、全裸のマゾマンコに筆を挿し込んで、しゃがみ込んでヨタヨタとお習字するなんて・・・
そんなの、よってたかってふたりを笑い者にしようという魂胆が見え見えです。
でも、そんなご無体なご命令にさえ逆らえないのがマゾのマゾたる所以。
みなさまとご一緒になってアハハと屈託のない笑顔を見せられているお姉さまを盗み見て、これは、お姉さまもお望みになっていることなんだ、と覚悟が決まりました。
「では始めます。先攻は牝ブタおばさん。筆はマンコに挿してもらいます」
ミイコさまのお声が場内に大きく響きました。
「だから直子はいったん降りてきなさい」
ミイコさまに呼ばれてポーズを解き、おずおずとフロアに降り立つ私。
ミイコさまのお隣で、服従ポーズで待機するよう命ぜられました。
「これがなぜハンデかというと、牝ブタおばさんは歳のせいか使い過ぎのせいか、膣がかなり緩くなっているという情報を飼い主のかたからいただいたからです。確かに最近の穴書道でおばさんは、アヌスばかり使っていた記憶がわたしにもあります」
ミイコさまの身も蓋もないご説明に、ウヒャヒャヒャとご愉快そうに嗤うお客様がた。
「なので、その失われた膣圧を取り戻すためにも、敢えてこのいつもより細い筆をマンコでコントロールして、なおかつ達筆を披露してもらいたいと思います」
パチパチと沸き起こる拍手。
ミイコさまが取り出されたのは、軸の直径が1センチくらいな太さの、普通に中学生さんが学校でお使いになりそうなお習字筆。
確かにこの太さの筆を膣内に入れ、締め付けながら字を書くのは大変そう。
でも私なら出来ないこともない・・・かな・・・
「もちろん書いている最中に筆を取り落としたら、その場で失格です。相手も同じ失敗をしたら再戦。相手が書ききれば出来の優劣は問わず、相手の勝ちとなります」
ミイコさまのご説明に、再び品の無い笑い声。
テーブルの上には里美さまとしほりさまが上がられ、せっせとご準備されています。
赤い敷物の上に、お正月のお書き初めで使うような長方形の和紙が敷かれました。
文鎮が置かれ、傍らの透明のボウルの中にたっぷり墨汁が注がれました。
「それでは揮毫する文字を発表します。せっかく細めな筆にしたのだから、ちょっと複雑にしました。内容はおばさんの自己紹介みたいなものです」
可笑しそうにフッとお鼻で笑ったミイコさまが、一呼吸置かれてからつづけます。
「被虐性淫乱変態熟女。全部で9文字。全部漢字で書きなさい」
再び場内が下卑た笑いに包まれました。
*
*三人のミストレス 27へ
*
2018年5月6日
三人のミストレス 25
乳首の痛みが増すほどに電マの唸りも大きくなり、今ではヴィーンという音程の上がったモーター音がハッキリ聞こえるほど。
チェーンに引っ張られ、ありえないほど伸び切った左乳首。
その充血した鴇色の表皮を、ステンレスの鰐口がジリジリと滑り落ちようとしているのがわかります。
「あーーっ!あっ!あっ!いぃーーっ!あーーっ!・・・」
痛みと気持ち良さで、一瞬たりとも口をつぐんでおくことが出来ません。
のけぞった横目の視界に映るたくさんのお客様がたのお顔。
こんなに浅ましい姿をじっと視られている、という事実。
電マがもたらす物理的な性的快感に、恥辱という精神的スパイスが加わることで、その高揚感を何十倍にも高めてくれていました。
「いぃっ!いいっ!もうだめっ!、あっ、あっ、イッちゃう、イッちゃいますぅーっ!!」
一際激しい痛みが左乳房を襲い、ワンテンポ遅れて伸び切っていた左おっぱいがブルンと胸に叩きつけられました。
「ああぁーーーっ!!!」
同時に膝立ちブリッジの腰がガクンガクンと跳ね、腰が抜けちゃいそうなほどのオーガズム電流が全身を駆け巡ります。
マゾマンコをジャクリーンさまのほうへとこれでもかと突き出し、拳ほどもある電マのヘッドを開いた陰唇に潜り込ませるみたいに押し付けたまま。
あまりの連続する快感に意識まで遠のきかけたとき、暴力的な力で右おっぱいが引っ張られました。
「ぐあっ!ぬうっーんーーーっ!!!」
おっぱいが引き千切られたのではないかというくらいの激痛に、電マのホイールも思わずフルに。
瞬く間に激痛までもが超快感へと変換され、からだが浮いちゃいそうなほどの到達感。
「あーっ、だめっ、でちゃうっ!でちゃうぅーっ!!!」
激し過ぎる振動のせいなのか、マゾマンコの奥がムズムズゾワゾワざわめいて、何かが跳び出しちゃいそうな感覚。
「いやーっぁぁ、みないで、みないでぇーっ!!!」
本能的な羞恥の叫びと、ギャラリーのみなさまからの、おおっ!という低いどよめきが同時でした。
その驚き呆れたようなお声の束が、見知らぬ方々に視られている、という現実を揺るぎないものとし、被虐の快感がより増幅してしまいます。
プシャーーッ!
私のマゾマンコからほとばしり出た大量の液体。
さっきバスルームでオシッコはしたばかりだから、これは紛れも無くお潮。
対面のジャクリーンさまに届きそうなほど勢い良く、断続的に何度も何度も、ピチャピチャとステージの床を叩きました。
全身が溶けちゃいそうなほどの超快感が徐々に去り始め、どこもかしこもヒクヒク痙攣しっ放し。
余韻の中でグッタリのけぞる私。
それでも括られた両手で握った電マは落とさず、いまだマゾマンコに未練がましく押し付けています。
からだの防衛本能なのか、さすがにホイールは最弱まで、知らないうちに戻していましたが。
「あーあ、第2ラウンドも直子の負けね。イキっぷりは可愛かったけれど・・・」
ぼんやりと呆けた頭に、マイクを通したミイコさまの憐れむようなお声が聞こえてきました。
「それにしてもこっちの牝ブタおばさんはしぶといわね。電マのヘッドをマンコにめり込ませているのに、ぜんぜんイク気配も無いじゃない」
ミイコさまのイジワルさ全開のお言葉。
そのお声で私も緩慢に上体を起こし、ジャクリーンさまのほうを見ました。
「あの音だと振動も最強のはず。なのにアウアウうるさく喘ぐだけで、余裕でオナニーを愉しんじゃってる。マゾ人生のベテラン過ぎて不感症になっちゃったんじゃない?」
嘲嗤うみたいにエスっ気たっぷりなミイコさま。
「もう決着は付いたのだから、やめるかイクか、どっちかになさい」
ツカツカとジャクリーンさまのもとに歩み寄ったミイコさまが、プルプル震えている右の太腿を乗馬鞭でピシリと打ち据えました。
鞭を振るうと、ミイコさまの剥き出しの美おっぱいもプルンと震えます。
「ひいっ!あぁミストレスぅ、イカせてくださいぃ、ここで止めるのだけはお許しくださいぃ・・・奴隷に、奴隷にもっと鞭を、鞭をお与えくださいぃ・・・」
荒い呼吸の掠れたお声で、ジャクリーンさまが悩ましく懇願されました。
「ここでやめさせたほうが、おまえにとって非情な罰になるのは、長いつきあいでわたしも知っているわ」
私が知っていたミイコさまとは別人みたいな、まるでやよいママさまのようにお見事な女王様っぷり。
「でも一応はバトルで勝ったのだし、勝者へのご褒美ということでイカせてあげるわ。直子も視ていることだし」
私のほうへチラッと視線を走らせたミイコさま。
「その代わりとっととイクのよ。この後の予定もあるのだから、5分以内。それに、お客様の前でイクからには、牝ブタのおまえらしく無様に浅ましく、お客様が愉しめるイキざまをご披露するのよ?初お目見えの直子でさえ、ちゃんと潮は吹いたのだから」
ミイコさまのそのお言葉にパラパラと起こった拍手は、私に向けてのものなのでしょうか。
「もう電マだけじゃイケないだろうから、手伝ってあげる。鞭だけでいいの?」
ミイコさまの乗馬鞭がヒュンと一閃します。
ピシッ!
「ひいっ!で、出来れば鎖も、思いっ切り引っ張ってくださいませ・・・ご遠慮なしに、奴隷のふしだらな乳房が千切れるくらい、思いっ切り・・・」
うるさいくらいヴーンと唸りをあげている白い電マヘッドのすぐ上で、私の親指くらいに腫れ上がったジャクリーンさまの柘榴色のクリトリスが、白濁した愛液にまみれてテラテラ光っています。
「思いっ切り、って言われても加減が難しいわね。じゃあ、お手数だけど手慣れているおまえのドミナにお願いしよっか。悪いけれどステージに上がってきてくれる?」
ミイコさまがシーナさまのほうをお向きになり、手招きされました。
「悪いのはわたしのほうよ。うちの牝ブタがすっかり手間かけさせちゃって」
シーナさまはステージにお上がりになった途端、クリップから鎖がだらしなく垂れ下がったジャクリーンさまの左乳房を、思いっ切り平手でバチバチーンと往復ビンタされました。
「ヒィャンッ!」
ジャクリーンさまの悲痛なのか嬉しいのかよくわからない、甘えたような悲鳴が響き渡りました。
「本当にこいつ、甘やかし過ぎたのかド淫乱が極まっちゃってイキにくくなっているの。次からはショーの前一ヶ月くらい、チャスティティベルトでも着けて禁欲させなきゃダメね」
面白くもなさそうに吐き捨てられるシーナさま。
「お手を煩わせて悪いけれど、そちらのおふたりも手伝ってくださる?里美さんは向かって右側のチェーンを、しほりさんは直子の電マを取り上げて」
シーナさまのご指示に従われてしほりさまが近づいて来られ、私がまだ未練がましくマゾマンコに押し当てていた弱振動の電マを奪い取っていきました。
「いい?わたしのワンツースリーの号令で、チェーンを思いっ切り、やり過ぎかな?って思うくらい強く引っ張っちゃって」
まず里美さまにご指示されるシーナさま。
「それと同時にあなたは、その電マを最強にして、こいつのマンコのてっぺんでテカテカ充血しているみっともないクリトリスに押し当てて。どんなに腰をくねらせても絶対外さないようにね。こいつ、クリも使い過ぎて、ずいぶん鈍感になっているから」
こちらはしほりさまへのご指示。
「ミイコさんは、鞭をお願い。どこでもご自由に、この牝ブタのからだ全体を真っ赤にしちゃっていいから」
お願いされたミイコさまの唇の端が、嬉しそうにクイッと上がりました。
「あ、それからあなたは、もっと右横のほうから引っ張ったほうがいいわ。そんなふうにこいつのマンコの後ろにいると、汚いマン汁が直撃しちゃうわよ?こいつ、イクときは絶対、恥ずかしげもなく潮を撒き散らすから」
シーナさまにご指摘され、里美さまがあわててジャクリーンさまの右横に避難されました。
「ほら牝ブタ?おまえごときのために、こんなにたくさんのレディースが、おまえがイクための手助けをしてくださるのよ?ちゃんと御礼を言いなさい」
シーナさまの往復ビンタが、今度はジャクリーンさまの右おっぱいにビビビッと炸裂します。
「ああーっ、み、みなさま、あっ、こんな、ど、奴隷のために、わざわざ本当に、はっ、ありがとうございますーっ!!んふぅう・・・」
甲高いモーター音をあげる電マをご自分の女性器に押し当てたまま、ジャクリーンさまの息も絶え絶えな御礼のお言葉。
さすがのジャクリーンさまも最強電マの長時間に渡る振動と、最愛のパートナーでいらっしゃるシーナさまからのツボを心得たビンタ責めで、かなり高まっていらっしゃるご様子です。
「じゃあまず、下準備にチェーンをこれくらい引っ張って。あ、チェーンは手首に巻きつけておいたほうがいいわ。こいつのおっぱい、意外に重いから」
ジャクリーンさまの左側、腰のすぐ脇の位置に陣取ったシーナさまが、ご自分の右手首に巻きつけたチェーンをグイーッと引っ張りました。
撓んでいたチェーンがみるみるピンと張り詰め、乳首を先頭に乳房が左方向へビローンと伸び切ります。
日焼けされたときは水着だったのか下着だったのか、浅めなハーフカップブラジャーのカップの形通りに焼け残った青白いおっぱいが、ほぼ仰向けにのけぞったジャクリーンさまの胸から持ち上がりました。
「見てよこのおっぱい。こいつ垂れパイだからだらしなくブヨブヨに伸び切っちゃって、牛のおっぱいそっくりよね」
嘲嗤うようなシーナさまのお声。
哺乳瓶の吸い口を思わせる柘榴色の大きな乳首と、それに連なる派手めの乳暈がクリップの鰐口に噛みつかれ、私の人差し指の第二関節くらいまでの長さに伸び切っていました。
乳暈につづくたっぷりの青白い房がジャクリーンさまの胸板から、まるで別の軟体な生き物のようにタプンと持ち上がっています。
胸板と乳房の付け根の皮膚には細かい縦ジワが走り、本当に今にも引き千切れちゃいそう。
それは、とても残酷で、そしてとてもエロティックな光景でした。
劣情のあまり思わず手錠で括られた不自由な両手の指をお尻側から、一生懸命自分の秘部に伸ばしてしまう私。
「こう、ですか?」
シーナさまを真似され、里美さまもご自分の右手に巻きつけたチェーンを引っ張り始めました。
ジャクリーンさまの右おっぱいが持ち上がり始めます。
「んくぁーっ!!」
切なげな悲鳴をおあげになるジャクリーンさま。
「うわっ、結構重い・・・」
「でしょ?もっと強く引っ張っても、まだまだ外れないわ」
里美さまのお独り言っぽいつぶやきに、嬉しそうにお応えになるシーナさま。
ジャクリーンさまの右おっぱいも左と同じように、里美さまの右手から伸びる張り詰めたチェーンによって右横方向に持ち上がっています。
左右に泣き別れとなったジャクリーンさまの青白いスライムおっぱい。
自分がされているわけでもないのに、視ているだけで私もゾクゾク昂ぶってしまいます。
うわー痛そう、よく伸びるもんね、ジャクリーンてあれで40超えているんでしょ?などなど、ギャラリーのみなさまがたの面白がられているお声。
ジャクリーンさまは、その端正なお顔を歪め切り、はぁ、はぁ、と荒い呼吸で身悶えていらっしゃいます。
「わかったでしょ?こいつのマゾ乳首から大好物のクリップを引き剥がすには、今している以上の力で思いっ切り引っ張らなっきゃいけないの」
里美さまにニヤッと、フレンドリーに笑いかけるシーナさま。
「わかりました」
とても嬉しそうに頷き返される里美さま。
「それじゃあ本番いくわよ?牝ブタもちゃんとイキなさいよ?これでイケなかったら、今夜はずっとおあずけだからね?」
「はいぃ、はいぃ、ドミナぁぁ、はっ、早く奴隷を、めちゃくちゃにしてくださいませぇぇーっ!!」
ジャクリーンさまはすでに全身がピクピク震え、爆発寸前というご様子。
「それじゃあスリーからカウントダウンね。カウントするたびにミイコさんは鞭をくれてやって、ゼロでミッション実行。いくわよ?」
シーナさまがステージ上のみなさまを見回しておっしゃいました。
「スリー!」
ピシッとミイコさまの乗馬鞭がしなり、ジャクリーンさまの膝立ちの右腿に真っ赤な鞭のベロ痕が。
「トゥー」
ピシッ!今度は左腿。
「ワンッ!」
ピシッ!
「あひぃっ!!」
鞭がジャクリーンさまの下腹部をヒット。
「ゼロッ!」
「くぅぅっ!あぁ、ひぃぃぃっ!!くぅぅーーっ、いっ、いっ、いぃぃーーーあぁぁーーーーっ!!」
ジャクリーンさまの左おっぱいがありえないくらい更に伸びた、と思ったら、ビッターンとダイナミックに胸元に戻っていきました。
クリップが外れたとき、ブチッという音が本当に聞こえたような気がしたほどの痛々しさ。
ジャクリーンさまのおっぱい、たわわな上にあんなに弾力性に富み、おっぱい全体があんなに伸びるのなら、ボリュームで完全に負けている私が綱引きで負けちゃうのも仕方ないな・・・
と、妙に納得してしまいました。
しほりさまは右足横からジャクリーンさまの無毛な股間に電マを押し付けていらっしゃいます。
ジャクリーンさまがご自分で当てられている電マと接触しているのか、時折ギュイーンという凄まじい唸り音があがります。
「あーーーっ、いぃあぁぁーーーっ、むぅぅーーっ、んぐぅぅーーっ!!」
少し遅れて里美さまが引っ張られていた右おっぱいも、一際激しくブルンと飛び跳ねました。
ようやく胸板へと舞い戻った両おっぱいに、ミイコさまの情け容赦無い乗馬鞭が振り下ろされます。
「ひっぎぃーっ!あーーっ、イキますっ、イッちゃいますっ、でますっ、でちゃいますぅぅ・・・」
立ち膝をたたんで思い切り後方にのけぞられたジャクリーンさまの腰が上下にガクンガクン波打ち、Vの字に開かれた両腿のあいだから勢い良くプッシャーと液体が飛び散りました。
「あうっ、あうっ、あうっ、あうっ」
波打つ腰の動きに合わせて、綺麗な波打ち線を描く、まさに潮、と呼ぶべき歓喜の洪水。
その飛距離は、真正面で対峙していた私の腰まで優に届き、腿と言わずマゾマンコ、そしておっぱいまでをもビチャビチャ濡らしてくださいました。
目の前の凄まじすぎる光景をオカズにしつつ必死に伸ばした指先で粘膜をクチュクチュ擦っていた私は、その潮を浴びながら人知れず再びイッてしまっていました。
「まったくうちのマゾ牝ブタのイキっぷりは、本当に品が無いわよね。ケダモノみたいな唸り声あげちゃって、羞じらいの欠片もないんだもの」
呆れ声であてつけるように言い放つシーナさま。
「でもまあ、ニップルファイトには勝ったのだからよしとするわ。その調子でそこの小娘を、百合草会名物、終わらない百合肉便器地獄に叩き堕としてやりなさい」
イキ呆けてトロンとされていたジャクリーンさまのお顔が、そんなシーナさまからの労いのお言葉で一瞬、あどけない幼女みたく嬉しげな笑顔になりました。
「ほら、いつまでへたりこんでいるの?さっさと立って、お客様がたにご挨拶なさい」
小さなお声でミイコさまに叱責され、おずおずと立ち上がるジャクリーンさまと私。
ふたりとも全身汗まみれ、とくに下半身は愛液と潮でビチョビチョのドロドロでした。
「ご覧のように第二ラウンド、ニップルファイトも牝ブタおばさんの勝利となりました」
ミイコさまがお客様がたに告げると、場内割れんばかりの大拍手。
拍手の中に、直子ちゃん、次はがんばってー、というご声援も聞こえました。
「つづきまして第3ラウンド、といきたいところなのですが、ご覧の通り、ステージがこんなありさまですので、次は場所を移動して、もっとみなさんのお近くで見物いただきたいと思います」
ミイコさまがお道化た感じでアナウンスされました。
確かにステージ上は私たちが撒き散らした潮と愛液でビショビショで滑りやすそう。
水はけはいいみたいだけれど、完全に拭き取るのにはけっこう時間がかかりそうです。
「準備が整うまで少し時間をいただきますので、みなさんしばしのご歓談を」
おっしゃってから、ステージ段差際に立たれているミイコさまから手招きされました。
「お待ちいただくあいだ、この位置にスレイブたちを立たせて展示しておきますので、たった今浅ましくイッたばかりの性器やアヌス、乳房などを、どうぞ間近で、心いくまでご覧になっていてください」
「ただしまだ、くれぐれもスレイブたちのからだには、触れないようにお願いします。いずれ勝敗が決まった後に、じっくりねっとりと弄らせてあげますから」
イタズラっぽくフロアに向けておっしゃったミイコさま。
すぐにこちらを振り返っておっしゃいました。
「ほら、ここに並んで立ちなさい。足は休めくらいに開いて」
指し示されたのは本当にステージの最前中央、フロアのお客様がたがちょっと手を伸ばせば容易に触れられる位置でした。
「基本的に立っているだけでいいわ。話しかけられるとめんどくさいでしょうから、これを嵌めといてあげる」
手慣れた手つきで、まずジャクリーンさまに、そして私にボールギャグが嵌められました。
「・・・あぐぅ・・」
「・・・あうぅ・・」
「触らないように、とは言っておいたけれど、それでも触ってくる人もいるかもね。まあ、適当にあしらいなさい。股開けとかアヌス見せろとか、ポーズのリクエストには出来るだけ応えてあげなさい。後ろ手錠で不自由だろうけれど」
ミイコさまからざっくりとしたご指示をいただいただけで、ジャクリーンさまと私はステージ上に後ろ手錠全裸置き去り放置。
たった今イッたばかりで、汗や体液もそのままの生々しく火照った裸身を、為す術なくみなさまに晒しつづけることとなりました。
ミイコさまたちが準備のためにステージを降りると、再び激しいヒップホップ音楽が流れ始めます。
フロア側の照明を少し落とし、ステージ周辺だけをワザと一際明るく目立たせる気配りがイジワル過ぎます。
お客様がたがゾロゾロと、ジャクリーンさまと私の眼前に群がってこられました。
「近づくとやっぱり臭うわね?すごい牝臭い」
「そりゃそうよ、あれだけ愛液やら潮やら垂れ流したんだもの」
「こうして間近で視ると、やっぱり年齢差って隠せないものね」
「うん、お肌のハリがぜんぜん違うよね。あと粘膜の色素沈殿」
お客様がたはアルコールのせいもあるのでしょうが総じてテンションがお高く、私たちの裸身を眺めつつ、口々にご勝手なことを愉しげにおっしゃっています。
おしゃべりしつつおっぱい寸前までお顔を近づけられ、じーっと私の乳首に見入るかた。
しゃがみ込んで下から私のマゾマンコを覗き込むかた。
まさしくジャクリーンさまと私は展示物でした。
もしも動物園で全裸の人間を展示したら、きっとこんな感じになるのでしょう。
でも動物園なら檻に入れられますが、今のふたりは手を伸ばせば触れられるサファリパーク状態。
その上、一切の抵抗は禁じられた、このお店中で最下層セイドレイ。
今の状態は、生きている剥製展示、と喩えたほうが近いかもしれません。
好奇と侮蔑の瞳と、お言葉の暴力に一方的に晒され、抵抗も逃避も出来ずにただひたすら恥じ入るばかり。
こんな至近距離からの見知らぬ大人数による視姦陵辱。
人間性さえ剥奪された見世物生体標本状態。
初めて味わう屈辱的なシチュエーションに、私のマゾ性はぐんぐんヒートアップしてしまい、マゾマンコからはもちろん、ボールギャグの隙間から垂れるよだれも抑えることが出来ませんでした。
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*三人のミストレス 26へ
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チェーンに引っ張られ、ありえないほど伸び切った左乳首。
その充血した鴇色の表皮を、ステンレスの鰐口がジリジリと滑り落ちようとしているのがわかります。
「あーーっ!あっ!あっ!いぃーーっ!あーーっ!・・・」
痛みと気持ち良さで、一瞬たりとも口をつぐんでおくことが出来ません。
のけぞった横目の視界に映るたくさんのお客様がたのお顔。
こんなに浅ましい姿をじっと視られている、という事実。
電マがもたらす物理的な性的快感に、恥辱という精神的スパイスが加わることで、その高揚感を何十倍にも高めてくれていました。
「いぃっ!いいっ!もうだめっ!、あっ、あっ、イッちゃう、イッちゃいますぅーっ!!」
一際激しい痛みが左乳房を襲い、ワンテンポ遅れて伸び切っていた左おっぱいがブルンと胸に叩きつけられました。
「ああぁーーーっ!!!」
同時に膝立ちブリッジの腰がガクンガクンと跳ね、腰が抜けちゃいそうなほどのオーガズム電流が全身を駆け巡ります。
マゾマンコをジャクリーンさまのほうへとこれでもかと突き出し、拳ほどもある電マのヘッドを開いた陰唇に潜り込ませるみたいに押し付けたまま。
あまりの連続する快感に意識まで遠のきかけたとき、暴力的な力で右おっぱいが引っ張られました。
「ぐあっ!ぬうっーんーーーっ!!!」
おっぱいが引き千切られたのではないかというくらいの激痛に、電マのホイールも思わずフルに。
瞬く間に激痛までもが超快感へと変換され、からだが浮いちゃいそうなほどの到達感。
「あーっ、だめっ、でちゃうっ!でちゃうぅーっ!!!」
激し過ぎる振動のせいなのか、マゾマンコの奥がムズムズゾワゾワざわめいて、何かが跳び出しちゃいそうな感覚。
「いやーっぁぁ、みないで、みないでぇーっ!!!」
本能的な羞恥の叫びと、ギャラリーのみなさまからの、おおっ!という低いどよめきが同時でした。
その驚き呆れたようなお声の束が、見知らぬ方々に視られている、という現実を揺るぎないものとし、被虐の快感がより増幅してしまいます。
プシャーーッ!
私のマゾマンコからほとばしり出た大量の液体。
さっきバスルームでオシッコはしたばかりだから、これは紛れも無くお潮。
対面のジャクリーンさまに届きそうなほど勢い良く、断続的に何度も何度も、ピチャピチャとステージの床を叩きました。
全身が溶けちゃいそうなほどの超快感が徐々に去り始め、どこもかしこもヒクヒク痙攣しっ放し。
余韻の中でグッタリのけぞる私。
それでも括られた両手で握った電マは落とさず、いまだマゾマンコに未練がましく押し付けています。
からだの防衛本能なのか、さすがにホイールは最弱まで、知らないうちに戻していましたが。
「あーあ、第2ラウンドも直子の負けね。イキっぷりは可愛かったけれど・・・」
ぼんやりと呆けた頭に、マイクを通したミイコさまの憐れむようなお声が聞こえてきました。
「それにしてもこっちの牝ブタおばさんはしぶといわね。電マのヘッドをマンコにめり込ませているのに、ぜんぜんイク気配も無いじゃない」
ミイコさまのイジワルさ全開のお言葉。
そのお声で私も緩慢に上体を起こし、ジャクリーンさまのほうを見ました。
「あの音だと振動も最強のはず。なのにアウアウうるさく喘ぐだけで、余裕でオナニーを愉しんじゃってる。マゾ人生のベテラン過ぎて不感症になっちゃったんじゃない?」
嘲嗤うみたいにエスっ気たっぷりなミイコさま。
「もう決着は付いたのだから、やめるかイクか、どっちかになさい」
ツカツカとジャクリーンさまのもとに歩み寄ったミイコさまが、プルプル震えている右の太腿を乗馬鞭でピシリと打ち据えました。
鞭を振るうと、ミイコさまの剥き出しの美おっぱいもプルンと震えます。
「ひいっ!あぁミストレスぅ、イカせてくださいぃ、ここで止めるのだけはお許しくださいぃ・・・奴隷に、奴隷にもっと鞭を、鞭をお与えくださいぃ・・・」
荒い呼吸の掠れたお声で、ジャクリーンさまが悩ましく懇願されました。
「ここでやめさせたほうが、おまえにとって非情な罰になるのは、長いつきあいでわたしも知っているわ」
私が知っていたミイコさまとは別人みたいな、まるでやよいママさまのようにお見事な女王様っぷり。
「でも一応はバトルで勝ったのだし、勝者へのご褒美ということでイカせてあげるわ。直子も視ていることだし」
私のほうへチラッと視線を走らせたミイコさま。
「その代わりとっととイクのよ。この後の予定もあるのだから、5分以内。それに、お客様の前でイクからには、牝ブタのおまえらしく無様に浅ましく、お客様が愉しめるイキざまをご披露するのよ?初お目見えの直子でさえ、ちゃんと潮は吹いたのだから」
ミイコさまのそのお言葉にパラパラと起こった拍手は、私に向けてのものなのでしょうか。
「もう電マだけじゃイケないだろうから、手伝ってあげる。鞭だけでいいの?」
ミイコさまの乗馬鞭がヒュンと一閃します。
ピシッ!
「ひいっ!で、出来れば鎖も、思いっ切り引っ張ってくださいませ・・・ご遠慮なしに、奴隷のふしだらな乳房が千切れるくらい、思いっ切り・・・」
うるさいくらいヴーンと唸りをあげている白い電マヘッドのすぐ上で、私の親指くらいに腫れ上がったジャクリーンさまの柘榴色のクリトリスが、白濁した愛液にまみれてテラテラ光っています。
「思いっ切り、って言われても加減が難しいわね。じゃあ、お手数だけど手慣れているおまえのドミナにお願いしよっか。悪いけれどステージに上がってきてくれる?」
ミイコさまがシーナさまのほうをお向きになり、手招きされました。
「悪いのはわたしのほうよ。うちの牝ブタがすっかり手間かけさせちゃって」
シーナさまはステージにお上がりになった途端、クリップから鎖がだらしなく垂れ下がったジャクリーンさまの左乳房を、思いっ切り平手でバチバチーンと往復ビンタされました。
「ヒィャンッ!」
ジャクリーンさまの悲痛なのか嬉しいのかよくわからない、甘えたような悲鳴が響き渡りました。
「本当にこいつ、甘やかし過ぎたのかド淫乱が極まっちゃってイキにくくなっているの。次からはショーの前一ヶ月くらい、チャスティティベルトでも着けて禁欲させなきゃダメね」
面白くもなさそうに吐き捨てられるシーナさま。
「お手を煩わせて悪いけれど、そちらのおふたりも手伝ってくださる?里美さんは向かって右側のチェーンを、しほりさんは直子の電マを取り上げて」
シーナさまのご指示に従われてしほりさまが近づいて来られ、私がまだ未練がましくマゾマンコに押し当てていた弱振動の電マを奪い取っていきました。
「いい?わたしのワンツースリーの号令で、チェーンを思いっ切り、やり過ぎかな?って思うくらい強く引っ張っちゃって」
まず里美さまにご指示されるシーナさま。
「それと同時にあなたは、その電マを最強にして、こいつのマンコのてっぺんでテカテカ充血しているみっともないクリトリスに押し当てて。どんなに腰をくねらせても絶対外さないようにね。こいつ、クリも使い過ぎて、ずいぶん鈍感になっているから」
こちらはしほりさまへのご指示。
「ミイコさんは、鞭をお願い。どこでもご自由に、この牝ブタのからだ全体を真っ赤にしちゃっていいから」
お願いされたミイコさまの唇の端が、嬉しそうにクイッと上がりました。
「あ、それからあなたは、もっと右横のほうから引っ張ったほうがいいわ。そんなふうにこいつのマンコの後ろにいると、汚いマン汁が直撃しちゃうわよ?こいつ、イクときは絶対、恥ずかしげもなく潮を撒き散らすから」
シーナさまにご指摘され、里美さまがあわててジャクリーンさまの右横に避難されました。
「ほら牝ブタ?おまえごときのために、こんなにたくさんのレディースが、おまえがイクための手助けをしてくださるのよ?ちゃんと御礼を言いなさい」
シーナさまの往復ビンタが、今度はジャクリーンさまの右おっぱいにビビビッと炸裂します。
「ああーっ、み、みなさま、あっ、こんな、ど、奴隷のために、わざわざ本当に、はっ、ありがとうございますーっ!!んふぅう・・・」
甲高いモーター音をあげる電マをご自分の女性器に押し当てたまま、ジャクリーンさまの息も絶え絶えな御礼のお言葉。
さすがのジャクリーンさまも最強電マの長時間に渡る振動と、最愛のパートナーでいらっしゃるシーナさまからのツボを心得たビンタ責めで、かなり高まっていらっしゃるご様子です。
「じゃあまず、下準備にチェーンをこれくらい引っ張って。あ、チェーンは手首に巻きつけておいたほうがいいわ。こいつのおっぱい、意外に重いから」
ジャクリーンさまの左側、腰のすぐ脇の位置に陣取ったシーナさまが、ご自分の右手首に巻きつけたチェーンをグイーッと引っ張りました。
撓んでいたチェーンがみるみるピンと張り詰め、乳首を先頭に乳房が左方向へビローンと伸び切ります。
日焼けされたときは水着だったのか下着だったのか、浅めなハーフカップブラジャーのカップの形通りに焼け残った青白いおっぱいが、ほぼ仰向けにのけぞったジャクリーンさまの胸から持ち上がりました。
「見てよこのおっぱい。こいつ垂れパイだからだらしなくブヨブヨに伸び切っちゃって、牛のおっぱいそっくりよね」
嘲嗤うようなシーナさまのお声。
哺乳瓶の吸い口を思わせる柘榴色の大きな乳首と、それに連なる派手めの乳暈がクリップの鰐口に噛みつかれ、私の人差し指の第二関節くらいまでの長さに伸び切っていました。
乳暈につづくたっぷりの青白い房がジャクリーンさまの胸板から、まるで別の軟体な生き物のようにタプンと持ち上がっています。
胸板と乳房の付け根の皮膚には細かい縦ジワが走り、本当に今にも引き千切れちゃいそう。
それは、とても残酷で、そしてとてもエロティックな光景でした。
劣情のあまり思わず手錠で括られた不自由な両手の指をお尻側から、一生懸命自分の秘部に伸ばしてしまう私。
「こう、ですか?」
シーナさまを真似され、里美さまもご自分の右手に巻きつけたチェーンを引っ張り始めました。
ジャクリーンさまの右おっぱいが持ち上がり始めます。
「んくぁーっ!!」
切なげな悲鳴をおあげになるジャクリーンさま。
「うわっ、結構重い・・・」
「でしょ?もっと強く引っ張っても、まだまだ外れないわ」
里美さまのお独り言っぽいつぶやきに、嬉しそうにお応えになるシーナさま。
ジャクリーンさまの右おっぱいも左と同じように、里美さまの右手から伸びる張り詰めたチェーンによって右横方向に持ち上がっています。
左右に泣き別れとなったジャクリーンさまの青白いスライムおっぱい。
自分がされているわけでもないのに、視ているだけで私もゾクゾク昂ぶってしまいます。
うわー痛そう、よく伸びるもんね、ジャクリーンてあれで40超えているんでしょ?などなど、ギャラリーのみなさまがたの面白がられているお声。
ジャクリーンさまは、その端正なお顔を歪め切り、はぁ、はぁ、と荒い呼吸で身悶えていらっしゃいます。
「わかったでしょ?こいつのマゾ乳首から大好物のクリップを引き剥がすには、今している以上の力で思いっ切り引っ張らなっきゃいけないの」
里美さまにニヤッと、フレンドリーに笑いかけるシーナさま。
「わかりました」
とても嬉しそうに頷き返される里美さま。
「それじゃあ本番いくわよ?牝ブタもちゃんとイキなさいよ?これでイケなかったら、今夜はずっとおあずけだからね?」
「はいぃ、はいぃ、ドミナぁぁ、はっ、早く奴隷を、めちゃくちゃにしてくださいませぇぇーっ!!」
ジャクリーンさまはすでに全身がピクピク震え、爆発寸前というご様子。
「それじゃあスリーからカウントダウンね。カウントするたびにミイコさんは鞭をくれてやって、ゼロでミッション実行。いくわよ?」
シーナさまがステージ上のみなさまを見回しておっしゃいました。
「スリー!」
ピシッとミイコさまの乗馬鞭がしなり、ジャクリーンさまの膝立ちの右腿に真っ赤な鞭のベロ痕が。
「トゥー」
ピシッ!今度は左腿。
「ワンッ!」
ピシッ!
「あひぃっ!!」
鞭がジャクリーンさまの下腹部をヒット。
「ゼロッ!」
「くぅぅっ!あぁ、ひぃぃぃっ!!くぅぅーーっ、いっ、いっ、いぃぃーーーあぁぁーーーーっ!!」
ジャクリーンさまの左おっぱいがありえないくらい更に伸びた、と思ったら、ビッターンとダイナミックに胸元に戻っていきました。
クリップが外れたとき、ブチッという音が本当に聞こえたような気がしたほどの痛々しさ。
ジャクリーンさまのおっぱい、たわわな上にあんなに弾力性に富み、おっぱい全体があんなに伸びるのなら、ボリュームで完全に負けている私が綱引きで負けちゃうのも仕方ないな・・・
と、妙に納得してしまいました。
しほりさまは右足横からジャクリーンさまの無毛な股間に電マを押し付けていらっしゃいます。
ジャクリーンさまがご自分で当てられている電マと接触しているのか、時折ギュイーンという凄まじい唸り音があがります。
「あーーーっ、いぃあぁぁーーーっ、むぅぅーーっ、んぐぅぅーーっ!!」
少し遅れて里美さまが引っ張られていた右おっぱいも、一際激しくブルンと飛び跳ねました。
ようやく胸板へと舞い戻った両おっぱいに、ミイコさまの情け容赦無い乗馬鞭が振り下ろされます。
「ひっぎぃーっ!あーーっ、イキますっ、イッちゃいますっ、でますっ、でちゃいますぅぅ・・・」
立ち膝をたたんで思い切り後方にのけぞられたジャクリーンさまの腰が上下にガクンガクン波打ち、Vの字に開かれた両腿のあいだから勢い良くプッシャーと液体が飛び散りました。
「あうっ、あうっ、あうっ、あうっ」
波打つ腰の動きに合わせて、綺麗な波打ち線を描く、まさに潮、と呼ぶべき歓喜の洪水。
その飛距離は、真正面で対峙していた私の腰まで優に届き、腿と言わずマゾマンコ、そしておっぱいまでをもビチャビチャ濡らしてくださいました。
目の前の凄まじすぎる光景をオカズにしつつ必死に伸ばした指先で粘膜をクチュクチュ擦っていた私は、その潮を浴びながら人知れず再びイッてしまっていました。
「まったくうちのマゾ牝ブタのイキっぷりは、本当に品が無いわよね。ケダモノみたいな唸り声あげちゃって、羞じらいの欠片もないんだもの」
呆れ声であてつけるように言い放つシーナさま。
「でもまあ、ニップルファイトには勝ったのだからよしとするわ。その調子でそこの小娘を、百合草会名物、終わらない百合肉便器地獄に叩き堕としてやりなさい」
イキ呆けてトロンとされていたジャクリーンさまのお顔が、そんなシーナさまからの労いのお言葉で一瞬、あどけない幼女みたく嬉しげな笑顔になりました。
「ほら、いつまでへたりこんでいるの?さっさと立って、お客様がたにご挨拶なさい」
小さなお声でミイコさまに叱責され、おずおずと立ち上がるジャクリーンさまと私。
ふたりとも全身汗まみれ、とくに下半身は愛液と潮でビチョビチョのドロドロでした。
「ご覧のように第二ラウンド、ニップルファイトも牝ブタおばさんの勝利となりました」
ミイコさまがお客様がたに告げると、場内割れんばかりの大拍手。
拍手の中に、直子ちゃん、次はがんばってー、というご声援も聞こえました。
「つづきまして第3ラウンド、といきたいところなのですが、ご覧の通り、ステージがこんなありさまですので、次は場所を移動して、もっとみなさんのお近くで見物いただきたいと思います」
ミイコさまがお道化た感じでアナウンスされました。
確かにステージ上は私たちが撒き散らした潮と愛液でビショビショで滑りやすそう。
水はけはいいみたいだけれど、完全に拭き取るのにはけっこう時間がかかりそうです。
「準備が整うまで少し時間をいただきますので、みなさんしばしのご歓談を」
おっしゃってから、ステージ段差際に立たれているミイコさまから手招きされました。
「お待ちいただくあいだ、この位置にスレイブたちを立たせて展示しておきますので、たった今浅ましくイッたばかりの性器やアヌス、乳房などを、どうぞ間近で、心いくまでご覧になっていてください」
「ただしまだ、くれぐれもスレイブたちのからだには、触れないようにお願いします。いずれ勝敗が決まった後に、じっくりねっとりと弄らせてあげますから」
イタズラっぽくフロアに向けておっしゃったミイコさま。
すぐにこちらを振り返っておっしゃいました。
「ほら、ここに並んで立ちなさい。足は休めくらいに開いて」
指し示されたのは本当にステージの最前中央、フロアのお客様がたがちょっと手を伸ばせば容易に触れられる位置でした。
「基本的に立っているだけでいいわ。話しかけられるとめんどくさいでしょうから、これを嵌めといてあげる」
手慣れた手つきで、まずジャクリーンさまに、そして私にボールギャグが嵌められました。
「・・・あぐぅ・・」
「・・・あうぅ・・」
「触らないように、とは言っておいたけれど、それでも触ってくる人もいるかもね。まあ、適当にあしらいなさい。股開けとかアヌス見せろとか、ポーズのリクエストには出来るだけ応えてあげなさい。後ろ手錠で不自由だろうけれど」
ミイコさまからざっくりとしたご指示をいただいただけで、ジャクリーンさまと私はステージ上に後ろ手錠全裸置き去り放置。
たった今イッたばかりで、汗や体液もそのままの生々しく火照った裸身を、為す術なくみなさまに晒しつづけることとなりました。
ミイコさまたちが準備のためにステージを降りると、再び激しいヒップホップ音楽が流れ始めます。
フロア側の照明を少し落とし、ステージ周辺だけをワザと一際明るく目立たせる気配りがイジワル過ぎます。
お客様がたがゾロゾロと、ジャクリーンさまと私の眼前に群がってこられました。
「近づくとやっぱり臭うわね?すごい牝臭い」
「そりゃそうよ、あれだけ愛液やら潮やら垂れ流したんだもの」
「こうして間近で視ると、やっぱり年齢差って隠せないものね」
「うん、お肌のハリがぜんぜん違うよね。あと粘膜の色素沈殿」
お客様がたはアルコールのせいもあるのでしょうが総じてテンションがお高く、私たちの裸身を眺めつつ、口々にご勝手なことを愉しげにおっしゃっています。
おしゃべりしつつおっぱい寸前までお顔を近づけられ、じーっと私の乳首に見入るかた。
しゃがみ込んで下から私のマゾマンコを覗き込むかた。
まさしくジャクリーンさまと私は展示物でした。
もしも動物園で全裸の人間を展示したら、きっとこんな感じになるのでしょう。
でも動物園なら檻に入れられますが、今のふたりは手を伸ばせば触れられるサファリパーク状態。
その上、一切の抵抗は禁じられた、このお店中で最下層セイドレイ。
今の状態は、生きている剥製展示、と喩えたほうが近いかもしれません。
好奇と侮蔑の瞳と、お言葉の暴力に一方的に晒され、抵抗も逃避も出来ずにただひたすら恥じ入るばかり。
こんな至近距離からの見知らぬ大人数による視姦陵辱。
人間性さえ剥奪された見世物生体標本状態。
初めて味わう屈辱的なシチュエーションに、私のマゾ性はぐんぐんヒートアップしてしまい、マゾマンコからはもちろん、ボールギャグの隙間から垂れるよだれも抑えることが出来ませんでした。
*
*三人のミストレス 26へ
*
2018年4月22日
三人のミストレス 24
すべてが終わった後、ジャクリーンさまと私は立ち上がるように命ぜられ、もう一度ぬるま湯シャワーを浴びせられました。
その後、お隣の狭いお部屋に下がることを許され、そこで里美さまとしほりさまにバスタオルで全身を丁寧に拭っていただきました。
私の五感に残っているのは、目を覆いたくなる薄茶色に汚れた水流と、鼻をつまみたくなるバツの悪い不快臭、スピーカーから流れていたみなさまのヤンヤの拍手喝采の音と、手のひらにゼリーのように吸い付いたジャクリーンさまの柔らかなおっぱいの感触。
ジャクリーンさまと素肌を合わせたことで私の性的興奮も高まり、ジャクリーンさまの排泄に合わせて私も、クリットへの刺激で小さくイッてしまっていました。
からだをすっかり拭き終えた後、ジャクリーンさまと私は再び後ろ手に括られ、首輪にリードを繋がれました。
ジャクリーンさまのリードの先は里美さまの右手に、私のリードはしほりさまに掴まれ、小部屋からお外へと連れ出されました。
小部屋のドアを外側へ開けた途端、ガヤガヤさざめくフロアの喧騒とビートの効いたヒップホップ音楽のBGMが耳に飛び込んできました。
ミイコさまを先頭に、リードの鎖で引かれた私が最後尾という隊列で明るいステージ前まで進みます。
ギャラリーのみなさまの前に全裸亀甲縛りなミイコさまのお姿が見えた途端、場内に割れんばかりの拍手と歓声が沸き起こりました。
リードを引かれ舞台上へと導かれます。
バスルームへ行く前のような昼間と同じくらい明るい場内。
ステージ中央に並んで立つように指示され、里美さまとしほりさまがリードの持ち手を手放されました。
「ご覧の通り、第一ラウンドのバトルは牝ブタジャクリーンの勝利となりました。お食事中のお客様には、不快な光景をお見せしてしまったことをお詫び申し上げます」
マイクを握られたミイコさまがお道化た感じでアナウンスされると、ドッと笑い声が沸き上がります。
「つづいて第2ラウンドの準備に入りますので、しばしのあいだ、今夜の生贄スレイブのいやらしい裸身でも、じっくりねっとりご覧いただきながらお待ち下さい」
「ミイコ!今日もエロかっこいいわよーっ!」
「ありがと」
お客様からの掛け声に余裕でお応えになられるミイコさま。
ステージ上には3名の全裸女性。
そのうちの2名は後ろ手錠をされ、何も隠すことが出来ずただただ無力に、乳房と女性器をみなさまの前に晒しています。
ジャクリーンさま、そしてもちろんミイコさまも、場慣れた感じで堂々とされている分、ドキドキ恥じ入ってしまい伏目がちな私が悪目立ちしている感じです。
お酒片手の大勢の女性たちのギラついた視線が、3名の裸身に分散しているのがわかります。
バスルームのガラス越しと比べ、生身で向き合う大勢からの眼差しは迫力が大違い。
今さっき、恥ずかし過ぎる全裸排泄姿をご披露し、ジャクリーンさまと素肌をスリ合わせていたふしだらなおっぱいとマゾマンコに、刺さるように集まる好奇の視線。
視られている、観察されている、値踏みされている・・・
それらを全身で実感する、まさに視姦されている、という表現がピッタリな状況。
上目遣いにチラチラお客様がたを窺いつつ、そんなことを考えていたらぐんぐんマゾ性が昂ぶり、股のあいだの粘膜がヒクヒク疼き始めます。
間の悪いこととはこういうときにあるもので、粘膜から湧いたよだれは瞬く間に決壊寸前。
休め、の広さに開いた両脚のあいだから、とうとう滲み出た愛液が内腿を滑り落ちました。
一筋で終わらず、左右の内腿を二筋も三筋も、お客様がたが見守る、その眼の前で。
「若いほうの子、マン汁ダラダラ垂れ流しちゃっているじゃない。ただ突っ立っているだけなのに」
「たぶん裸視られて興奮する類の露出狂マゾなんでしょ。でもあの濡れ方はかなり重症なド淫乱ニンフォマニアね」
「可愛い顔しているのに、残念な子なのね。でもあんなにスケベなら、ジャクリーンとのバトルもいいところまでいくんじゃない?」
「そうよね。これからがかなり愉しみになってきた」
私の目の前に陣取ったOLさん風なブラウス姿のおふたりが、仲睦まじげに肩を寄せ合い、おそらく私に聞こえるようにわざとらしく大きめなお声で、私を指差しながらご感想を述べあっています。
そんな侮蔑のお言葉をお聞きして恥辱感に身悶え、ますます濡らしてしまうどうしようもない私。
幾分うるさくも感じていたBGMの音量が不意に下がり、私たちの横にマイクを持ったミイコさまが戻られました。
何か始まりそう、と思われたのか、フロアの後方で踊られていた方々も、ゾロゾロとステージ前に詰めかけてきました。
「第2ラウンドは、みなさんよくご存知のニップルファイトです」
ミイコさまのお呼びかけに、おおっ、とどよめきパチパチ拍手を贈られるお客様がた。
低く流れるBGMが再び、クラシカルなバイオリンワルツの調べに変わりました。
「ただし、今夜のニップルファイトは、今までと違う新しい趣向を凝らしてみました。みなさん今までもう何度かご覧になっていて、マンネリに感じている人もいらっしゃるでしょうから」
お茶目におっしゃったミイコさまをヒュウヒュウ囃し立てるお客様がた。
「わたしとママやスタッフだって、みなさんにイベントをたくさん愉しんでもらえるように、日夜たゆまぬ研究と実験をしているのよ?」
イタズラっぽくおっしゃるミイコさまへ、一層高まるご歓声。
「スレイブたちは舞台の中央で向き合いなさい」
ご命令口調のミイコさまが左手の乗馬鞭でヒュンと空を切り裂きます。
ビクッと肩を震わせ、おずおずと足を動かすジャクリーンさまと私。
「この中でニップルファイトのやり方を知らないのは直子だけだからね。一応説明しながら進めてあげる」
対面したジャクリーンさまと私のあいだに割って入られたミイコさまが、主に私のほうを見つつおっしゃいました。
「でもまあこれを見れば、勘のいい直子のことだから、何をさせられるのか、大方の予想はつくと思うけれど」
エプロン姿のしほりさまがミイコさまの目の前に差し出された銀盆。
その上に載っているのは、細いながらも頑丈そうな鎖、が2本?
ミイコさまがそれらを手に取られました。
「チェーンの先に付いているのは、直子も大好きなクリップ、洗濯ばさみね。それがチェーンの両端にひとつづつ」
「そういうチェーンが2本。それで2本の長さはまったく同じなの。これを使ってニップルファイト。これだけ言えば、もうわかったでしょう?」
ミイコさまがエスっ気たっぷりなお顔でニヤッと笑いました。
私も、チェーンを見て、自分の乳首を見て、対面のジャクリーンさまのおっぱいを見て、その残酷なゲームを理解した途端、ゾクッと震えました。
「つまりは乳首での綱引きね。両端のクリップでそれぞれの乳首を繋いで、手を使わずにチェーンを引っ張り合って先に外れたほうが負け」
よくあるカードゲームのルール説明のようなミイコさまの事務的な口調。
「それでは自分でニップルにクリップを噛ませなさい、と言いたいところだけれど、後ろ手錠じゃ無理だわね。それぞれの飼い主さんにでも、付けてもらいましょうか」
ステージ際のテーブル席で優雅にご覧になっていたお姉さまとシーナさまがステージに呼ばれました。
「あ、それからビデオ担当のあなたも、遠慮なさらずにご自由にステージに上がって近くで撮っていいんですよ。顔のアップとかマンコのアップとか」
ミイコさまから笑顔で呼ばれた小野寺さまも、レンズを私たちに向けたまま、ステージにお上がりになりました。
「このバトルも、うちの牝ブタが優勢みたいね。これまで何度かここで戦って、負け知らずなのはお客様もご存知のはずだし。さっきも見たでしょう?かけはりにさえ耐えられる可愛げのないマゾ乳首」
ジャクリーンさまのおっぱいを無造作に掴み、腫れた乳首をめり込ませるようにクリップの先を噛ませるシーナさま。
ジャクリーンさまの端正なお顔が淫靡に歪んでいます。
「そうでしょうけれど、うちの直子を見くびらないでくださいね。シーナさんやママさんもご存知の通り、この直子は、中学生の頃から乳首に洗濯ばさみを挟んでオナニーしていた、筋金入りのヘンタイマゾ女なんですから」
シーナさまのご挑発にお姉さまも負けてはいません。
私のはしたな過ぎる過去を暴露して、私に肩入れしてくださいます。
「あら、でもこのクリップ、ずいぶんとバネがキツイんだ・・・」
お姉さまのお独り言みたいな不穏なお言葉に、私はドキッ!
「あれ?もう弱音?」
すかさずシーナさまのからかい口調。
「大丈夫よ直子。あなただってオフィスでの裸エプロン業務を、布越しにクリップで乳首二点止めだけで、1時間以上も耐えられる、立派な秘書ドレイなのだから」
ますます恥ずかし過ぎる私の日常を暴露しつつ、お姉さまの右手が私の左おっぱいを掴みました。
「はうんっ!」
お姉さまの指先が私の尖りきった左乳首を絞るように強く摘み、乳暈のほうへと食い込ませるように、冷たい金属クリップの切っ先が押し付けられます。
「あっ、いっつぅぅ!」
お姉さまの指先がおっぱいから去ると同時に、左乳首全体を締め付ける激痛が走りました。
挟む力の強いクリップの場合は、お肉を分厚く噛ませたほうが痛みが少ないことは、お姉さまも私との経験上ご存知でした。
刺されたような痛みがやがてジンジンとした疼痛に変わる頃、今度は右乳首に激痛が走りました。
「いたっ!ぁぃぃ・・・」
私の右乳首もクリップの金属の中に隠れ、そこから繋がった鎖がジャクリーンさまのほうへと伸びています。
ふたつの乳首はジンジンと疼痛に苛まれ、おっぱい全体が痺れるよう。
その痺れが下半身を羽毛で撫ぜるように、トロトロ蕩けさせてきます。
「噛ませたら飼い主のおふたかたはお席にお戻りください。スレイブたちはそのまま待っていなさい」
ミイコさまのお言葉で、ジャクリーンさまと向かい合い、互いに顔を見つめ合います。
ジャクリーンさまと私とのあいだは1メートル弱くらい。
私の左乳首から伸びるチェーンはジャクリーンさまの左乳首へ、右乳首からのチェーンは右乳首へ。
つまり二本のチェーンが交差して、私の股間の辺りまで、ふたりのあいだにブランと垂れ下がっています。
細いチェーンでも意外に重さがあるようで、私のもジャクリーンさまの乳首も、硬く尖っているはずなのに重力に引っ張られ、だらしなく下方向へとうなだれています。
お姉さまとシーナさまがお席にお戻りになったのを見届けて、ミイコさまがお声をかけてきました。
「それではスレイブたち、わたしの号令に合わせてお互い一歩ずつ、後退りしなさい。大股気味に、ゆっくりとね。はい。まず一歩」
ミイコさまの乗馬鞭がペチッと、軽くジャクリーンさまの臀部を叩きました。
「はい、もう一歩」
「おーけー、もう一歩・・・」
ミイコさまが号令をかけるたびに、私とジャクリンさまを繋ぐチェーンの撓みが解消されていきます。
4歩ほど下がった頃には、私とジャクリーンさまとの距離は3メートルくらい離れている感じで、鎖の撓みも殆ど無い状態。
ほぼ胸の高さに空中で交差していました。
「はい。この状態でバトルを開始すれば今までと同じ。ここから先が新趣向なの」
フロアのみなさまに向けて、ちょっぴりご自慢そうにおっしゃったミイコさま。
「その今の両足の位置に膝立ちになりなさい。くれぐれも距離を変えないように。ふたり一緒だと難しそうだから、まず牝ブタおばさんから」
ミイコさまのイジワルなお言葉にクスクス笑うギャラリーのみなさま。
「いったんしゃがんで、それから膝を着くといいわ。よろけると危ないから里美さん?悪いけれど手伝ってあげて」
ミイコさまのお言葉でジャクリーンさまに駆け寄る里美さま。
「ぁいんっ!」
不意にグインッと、乱暴におっぱいを引っ張られ、その痛みに思わず淫ら声が出てしまいました。
引っ張られた先を見ると、ジャクリーンさまが膝を折られ、しゃがみ状態から膝立ち状態になろうとしているところでした。
ジャクリーンさまがおからだを動かすたびに、揺れる乳房の振動がチェーンを伝わって私の乳首に響き、おっぱいをも震わせてきます。
乳首同士が鎖で繋がっている、ということがなんだか凄くエロくて、まさに二匹の見世物セイドレイという感じ。
それにあれだけ乱暴に引っ張られても、このクリップたら、噛み付いたままビクともしない。
これから綱引きするって、わたしのおっぱい、どうなっちゃうんだろう・・・
不安と期待がないまぜになった、結果的に被虐へと収束する淫らな感情が全身を駆け巡ります。
「おーけー。次は直子。しほりさん?お願いね」
ミイコさまのお声でしほりさまに支えられ、今度は私がその場にしゃがみ込みました。
しゃがんだ後、少し前傾して両膝をステージの床に着き、ふくらはぎを伸ばして膝立ちになります。
今度はふたりのあいだのチェーンが張り詰めることもなく、無難に終わりました。
「うーん、鎖が少し緩んじゃったわね。直子、もう少し後ろに下がりなさい」
ミイコさまからのご命令でしほりさまのお手を借り、膝歩きでじりじり後退します。
「おーけー。そのくらいでいいわ」
ミイコさまのストップがかかり顔を上げると、ジャクリーンさまとのチェーンは膝立ちの胸の高さ、ほぼ一直線に戻っていました。
交差するほぼ中央付近で二本のチェーンが触れ合うと、その振動が乳首にビンビン伝わってきます。
噛まれている痛さと揺れの痛さが、おっぱい全体をサディスティックに絶えずなぶっています。
「ふたりとももう少し股を開いておきなさい。いいものをあげるから」
ミイコさまのご命令に従順に応じるジャクリーンさまと私。
休め、の幅くらいに開いた膝から伸びる腿の付け根を、空気がスースー通り抜けていきます。
「おまえたちにはこれを使わせてあげる。これで気持ち良くなりながらニップルファイトをするの。どう?嬉しいでしょ?」
ミイコさまが取り出されたのは、俗に、電マ、と呼ばれる電動マッサージ器。
一番ポピュラーな全長3~40センチくらいのゴツいやつでした。
それを一本づつ、里美さまとしほりさまに手渡されました。
「バトル開始と同時にその電マを握らせてあげるから、おまえたちはそれをオマンコに押し付けて、身悶えなさい」
「ニップルファイトはクリップが先に外れたほうが負けだけれど、もし電マを落としちゃったら、その時点で有無を言わせず負けね」
「電マのスイッチはオフれないようになっているから。振動の強弱は手元のホイールで好きなように操作出来るわ」
確かにさっきからずっとヴゥーンという淫靡な低音が聞こえていました。
「イキたいだけ、何度でもイッていいのよ、電マさえ落とさなければ。それでクネクネ身悶えて、相手の乳首のクリップも引っ張り落としちゃいなさい」
「ボールギャグも敢えて嵌めないから、ヨガり声も好きなだけあげなさい。このお店はバブルの頃はライブハウスだったらしくて、防音は完璧だから」
「これでギャラリーのみなさんも、ニップルファイトとスレイブどものオナニーショーが同時に愉しめるってわけ。いいアイデアでしょ?」
最後のお問い掛けをフロアに向けて投げかけると、一斉のイェーイッ!と大拍手。
「それでは始めましょう。里美さんしほりさん?お願いね」
ミイコさまのご合図でしほりさまが私の背面に近づかれ、後ろ手にされた両手にブルブル震えているもの握らせてくださいました。
双楕円錐状の持ち手を股のあいだにくぐらせると、ひと回り大きく突起したマッサージ部分が恥丘のすぐ前に飛び出しました。
こんな状態で、こんな器具をマゾマンコに押し付けたら・・・
私は身も蓋もなく、呆気なくイキ果ててしまうことでしょう。
見知らぬみなさまも見物されている、その前で。
「では始めましょう。レディ?」
ミイコさまのご合図のときはまだ、しほりさまが背後からお手を添えて電マを支えていてくださっていました。
おそらくジャクリーンさまもそうだったのでしょう。
「ゴーッ!」
ミイコさまの号令とともに電マの唸りがブーンッと一際上がり、しほりさまがお手を引くタイミングで電マの強い振動が胴体ごと、私の股間、肉芽、陰唇、粘膜、膣口、お尻の穴にまで万遍なく、グイーッと押し当てられました。
「あぁはぁーーっ、あーあっ、あっぁーーーっ!・・・」
ジャクリーンさまと私の切なく淫らで悩ましい悲鳴が同時に、ステージに響き渡りきます。
「あっ、あっ、いいっ、いいのぉーっ!」
あられもないお声をあげたジャクリーンさまが、グイーンと上体を後方へのけぞらせています。
「ああん、つ!いたぁいぃぃーっ!」
ジャクリーンさまのほうへとチェーンが引っ張られ、乳首ごとおっぱい全体が前方へと伸びています。
乳首を伸ばされ、おっぱいが引き千切れそうなほど引っ張られ、その痛みが官能に火を点けます。
痛みを少しでも紛らわそうと、不自由な後ろ手でしっかり握った電マを股間に押し付けて快感を貪る私。
イヤイヤをするように身を捩ると、チェーンが張り詰めたり緩んだり。
「あーっ、イキますっ、イッちゃいますぅぅーっ!」
ジャクリーンさまの一際甲高いお声が響き、見るとジャクリーンさまは、電マの胴体をゴシゴシとご自分の股間に擦りつけていらっしゃました。
「あ、いやっ、だめっ、そこっ、そこそこーっ!」
私も電マのヘッド部の段差になっている端っこが、いい具合にクリトリスに引っかかることを発見し、押し当てたままホイールを回して振動具合を強めました。
「あんっ、私もイキます、お姉さま、みなさま、イッても、イカせていただいて、よ、よろしでしょうかーっ!」
おっぱいの痛みはほとんど感じなくなっていました。
ジャクリーンさまが一足お先におイキになり、身悶えが静かになっていたからでしょう。
電マのヘッド部はいい感じで私の腫れた肉芽をなぶりつづけ、からだの底からの快感がせりあがりつつありました。
ただ、それに加えて私の汗まみれな右乳首からクリップの先端が、皮膚をザリザリ擦りつつ滑り始めていることにも気がついていました。
「あーっ、またくる、またくるーっ、またきちゃうーっ!」
ジャクリーンさまの咆哮が再び始まり、私のおっぱいが前方へと引っ張られます。
ジャクリーンさまはもはや膝立ちのお背中を後方へブリッジするみたいに大きくのけぞられ、電マのヘッド部分を押し当てたオマンコをこちらに突き出していらっしゃいました。
右乳首の痛みが凄く強くなっている気がします。
加えて左乳首も。
おそらくクリップが強く引っ張られて滑り、さっきより皮膚の薄いところへと移動してしまったのでしょう。
外れちゃうのも時間の問題。
こういうのって外れる瞬間が、一番の激痛なんだよね・・・
それでもかまわない、と思いました。
痛ければ痛いほど、その瞬間にイケば、快感も何倍にもなるはずだから。
もう少し、あと少し・・・
じりじりとホイールを回してクリットへの振動を強めながら、私はその瞬間を待っていました。
*
*三人のミストレス 25へ
*
その後、お隣の狭いお部屋に下がることを許され、そこで里美さまとしほりさまにバスタオルで全身を丁寧に拭っていただきました。
私の五感に残っているのは、目を覆いたくなる薄茶色に汚れた水流と、鼻をつまみたくなるバツの悪い不快臭、スピーカーから流れていたみなさまのヤンヤの拍手喝采の音と、手のひらにゼリーのように吸い付いたジャクリーンさまの柔らかなおっぱいの感触。
ジャクリーンさまと素肌を合わせたことで私の性的興奮も高まり、ジャクリーンさまの排泄に合わせて私も、クリットへの刺激で小さくイッてしまっていました。
からだをすっかり拭き終えた後、ジャクリーンさまと私は再び後ろ手に括られ、首輪にリードを繋がれました。
ジャクリーンさまのリードの先は里美さまの右手に、私のリードはしほりさまに掴まれ、小部屋からお外へと連れ出されました。
小部屋のドアを外側へ開けた途端、ガヤガヤさざめくフロアの喧騒とビートの効いたヒップホップ音楽のBGMが耳に飛び込んできました。
ミイコさまを先頭に、リードの鎖で引かれた私が最後尾という隊列で明るいステージ前まで進みます。
ギャラリーのみなさまの前に全裸亀甲縛りなミイコさまのお姿が見えた途端、場内に割れんばかりの拍手と歓声が沸き起こりました。
リードを引かれ舞台上へと導かれます。
バスルームへ行く前のような昼間と同じくらい明るい場内。
ステージ中央に並んで立つように指示され、里美さまとしほりさまがリードの持ち手を手放されました。
「ご覧の通り、第一ラウンドのバトルは牝ブタジャクリーンの勝利となりました。お食事中のお客様には、不快な光景をお見せしてしまったことをお詫び申し上げます」
マイクを握られたミイコさまがお道化た感じでアナウンスされると、ドッと笑い声が沸き上がります。
「つづいて第2ラウンドの準備に入りますので、しばしのあいだ、今夜の生贄スレイブのいやらしい裸身でも、じっくりねっとりご覧いただきながらお待ち下さい」
「ミイコ!今日もエロかっこいいわよーっ!」
「ありがと」
お客様からの掛け声に余裕でお応えになられるミイコさま。
ステージ上には3名の全裸女性。
そのうちの2名は後ろ手錠をされ、何も隠すことが出来ずただただ無力に、乳房と女性器をみなさまの前に晒しています。
ジャクリーンさま、そしてもちろんミイコさまも、場慣れた感じで堂々とされている分、ドキドキ恥じ入ってしまい伏目がちな私が悪目立ちしている感じです。
お酒片手の大勢の女性たちのギラついた視線が、3名の裸身に分散しているのがわかります。
バスルームのガラス越しと比べ、生身で向き合う大勢からの眼差しは迫力が大違い。
今さっき、恥ずかし過ぎる全裸排泄姿をご披露し、ジャクリーンさまと素肌をスリ合わせていたふしだらなおっぱいとマゾマンコに、刺さるように集まる好奇の視線。
視られている、観察されている、値踏みされている・・・
それらを全身で実感する、まさに視姦されている、という表現がピッタリな状況。
上目遣いにチラチラお客様がたを窺いつつ、そんなことを考えていたらぐんぐんマゾ性が昂ぶり、股のあいだの粘膜がヒクヒク疼き始めます。
間の悪いこととはこういうときにあるもので、粘膜から湧いたよだれは瞬く間に決壊寸前。
休め、の広さに開いた両脚のあいだから、とうとう滲み出た愛液が内腿を滑り落ちました。
一筋で終わらず、左右の内腿を二筋も三筋も、お客様がたが見守る、その眼の前で。
「若いほうの子、マン汁ダラダラ垂れ流しちゃっているじゃない。ただ突っ立っているだけなのに」
「たぶん裸視られて興奮する類の露出狂マゾなんでしょ。でもあの濡れ方はかなり重症なド淫乱ニンフォマニアね」
「可愛い顔しているのに、残念な子なのね。でもあんなにスケベなら、ジャクリーンとのバトルもいいところまでいくんじゃない?」
「そうよね。これからがかなり愉しみになってきた」
私の目の前に陣取ったOLさん風なブラウス姿のおふたりが、仲睦まじげに肩を寄せ合い、おそらく私に聞こえるようにわざとらしく大きめなお声で、私を指差しながらご感想を述べあっています。
そんな侮蔑のお言葉をお聞きして恥辱感に身悶え、ますます濡らしてしまうどうしようもない私。
幾分うるさくも感じていたBGMの音量が不意に下がり、私たちの横にマイクを持ったミイコさまが戻られました。
何か始まりそう、と思われたのか、フロアの後方で踊られていた方々も、ゾロゾロとステージ前に詰めかけてきました。
「第2ラウンドは、みなさんよくご存知のニップルファイトです」
ミイコさまのお呼びかけに、おおっ、とどよめきパチパチ拍手を贈られるお客様がた。
低く流れるBGMが再び、クラシカルなバイオリンワルツの調べに変わりました。
「ただし、今夜のニップルファイトは、今までと違う新しい趣向を凝らしてみました。みなさん今までもう何度かご覧になっていて、マンネリに感じている人もいらっしゃるでしょうから」
お茶目におっしゃったミイコさまをヒュウヒュウ囃し立てるお客様がた。
「わたしとママやスタッフだって、みなさんにイベントをたくさん愉しんでもらえるように、日夜たゆまぬ研究と実験をしているのよ?」
イタズラっぽくおっしゃるミイコさまへ、一層高まるご歓声。
「スレイブたちは舞台の中央で向き合いなさい」
ご命令口調のミイコさまが左手の乗馬鞭でヒュンと空を切り裂きます。
ビクッと肩を震わせ、おずおずと足を動かすジャクリーンさまと私。
「この中でニップルファイトのやり方を知らないのは直子だけだからね。一応説明しながら進めてあげる」
対面したジャクリーンさまと私のあいだに割って入られたミイコさまが、主に私のほうを見つつおっしゃいました。
「でもまあこれを見れば、勘のいい直子のことだから、何をさせられるのか、大方の予想はつくと思うけれど」
エプロン姿のしほりさまがミイコさまの目の前に差し出された銀盆。
その上に載っているのは、細いながらも頑丈そうな鎖、が2本?
ミイコさまがそれらを手に取られました。
「チェーンの先に付いているのは、直子も大好きなクリップ、洗濯ばさみね。それがチェーンの両端にひとつづつ」
「そういうチェーンが2本。それで2本の長さはまったく同じなの。これを使ってニップルファイト。これだけ言えば、もうわかったでしょう?」
ミイコさまがエスっ気たっぷりなお顔でニヤッと笑いました。
私も、チェーンを見て、自分の乳首を見て、対面のジャクリーンさまのおっぱいを見て、その残酷なゲームを理解した途端、ゾクッと震えました。
「つまりは乳首での綱引きね。両端のクリップでそれぞれの乳首を繋いで、手を使わずにチェーンを引っ張り合って先に外れたほうが負け」
よくあるカードゲームのルール説明のようなミイコさまの事務的な口調。
「それでは自分でニップルにクリップを噛ませなさい、と言いたいところだけれど、後ろ手錠じゃ無理だわね。それぞれの飼い主さんにでも、付けてもらいましょうか」
ステージ際のテーブル席で優雅にご覧になっていたお姉さまとシーナさまがステージに呼ばれました。
「あ、それからビデオ担当のあなたも、遠慮なさらずにご自由にステージに上がって近くで撮っていいんですよ。顔のアップとかマンコのアップとか」
ミイコさまから笑顔で呼ばれた小野寺さまも、レンズを私たちに向けたまま、ステージにお上がりになりました。
「このバトルも、うちの牝ブタが優勢みたいね。これまで何度かここで戦って、負け知らずなのはお客様もご存知のはずだし。さっきも見たでしょう?かけはりにさえ耐えられる可愛げのないマゾ乳首」
ジャクリーンさまのおっぱいを無造作に掴み、腫れた乳首をめり込ませるようにクリップの先を噛ませるシーナさま。
ジャクリーンさまの端正なお顔が淫靡に歪んでいます。
「そうでしょうけれど、うちの直子を見くびらないでくださいね。シーナさんやママさんもご存知の通り、この直子は、中学生の頃から乳首に洗濯ばさみを挟んでオナニーしていた、筋金入りのヘンタイマゾ女なんですから」
シーナさまのご挑発にお姉さまも負けてはいません。
私のはしたな過ぎる過去を暴露して、私に肩入れしてくださいます。
「あら、でもこのクリップ、ずいぶんとバネがキツイんだ・・・」
お姉さまのお独り言みたいな不穏なお言葉に、私はドキッ!
「あれ?もう弱音?」
すかさずシーナさまのからかい口調。
「大丈夫よ直子。あなただってオフィスでの裸エプロン業務を、布越しにクリップで乳首二点止めだけで、1時間以上も耐えられる、立派な秘書ドレイなのだから」
ますます恥ずかし過ぎる私の日常を暴露しつつ、お姉さまの右手が私の左おっぱいを掴みました。
「はうんっ!」
お姉さまの指先が私の尖りきった左乳首を絞るように強く摘み、乳暈のほうへと食い込ませるように、冷たい金属クリップの切っ先が押し付けられます。
「あっ、いっつぅぅ!」
お姉さまの指先がおっぱいから去ると同時に、左乳首全体を締め付ける激痛が走りました。
挟む力の強いクリップの場合は、お肉を分厚く噛ませたほうが痛みが少ないことは、お姉さまも私との経験上ご存知でした。
刺されたような痛みがやがてジンジンとした疼痛に変わる頃、今度は右乳首に激痛が走りました。
「いたっ!ぁぃぃ・・・」
私の右乳首もクリップの金属の中に隠れ、そこから繋がった鎖がジャクリーンさまのほうへと伸びています。
ふたつの乳首はジンジンと疼痛に苛まれ、おっぱい全体が痺れるよう。
その痺れが下半身を羽毛で撫ぜるように、トロトロ蕩けさせてきます。
「噛ませたら飼い主のおふたかたはお席にお戻りください。スレイブたちはそのまま待っていなさい」
ミイコさまのお言葉で、ジャクリーンさまと向かい合い、互いに顔を見つめ合います。
ジャクリーンさまと私とのあいだは1メートル弱くらい。
私の左乳首から伸びるチェーンはジャクリーンさまの左乳首へ、右乳首からのチェーンは右乳首へ。
つまり二本のチェーンが交差して、私の股間の辺りまで、ふたりのあいだにブランと垂れ下がっています。
細いチェーンでも意外に重さがあるようで、私のもジャクリーンさまの乳首も、硬く尖っているはずなのに重力に引っ張られ、だらしなく下方向へとうなだれています。
お姉さまとシーナさまがお席にお戻りになったのを見届けて、ミイコさまがお声をかけてきました。
「それではスレイブたち、わたしの号令に合わせてお互い一歩ずつ、後退りしなさい。大股気味に、ゆっくりとね。はい。まず一歩」
ミイコさまの乗馬鞭がペチッと、軽くジャクリーンさまの臀部を叩きました。
「はい、もう一歩」
「おーけー、もう一歩・・・」
ミイコさまが号令をかけるたびに、私とジャクリンさまを繋ぐチェーンの撓みが解消されていきます。
4歩ほど下がった頃には、私とジャクリーンさまとの距離は3メートルくらい離れている感じで、鎖の撓みも殆ど無い状態。
ほぼ胸の高さに空中で交差していました。
「はい。この状態でバトルを開始すれば今までと同じ。ここから先が新趣向なの」
フロアのみなさまに向けて、ちょっぴりご自慢そうにおっしゃったミイコさま。
「その今の両足の位置に膝立ちになりなさい。くれぐれも距離を変えないように。ふたり一緒だと難しそうだから、まず牝ブタおばさんから」
ミイコさまのイジワルなお言葉にクスクス笑うギャラリーのみなさま。
「いったんしゃがんで、それから膝を着くといいわ。よろけると危ないから里美さん?悪いけれど手伝ってあげて」
ミイコさまのお言葉でジャクリーンさまに駆け寄る里美さま。
「ぁいんっ!」
不意にグインッと、乱暴におっぱいを引っ張られ、その痛みに思わず淫ら声が出てしまいました。
引っ張られた先を見ると、ジャクリーンさまが膝を折られ、しゃがみ状態から膝立ち状態になろうとしているところでした。
ジャクリーンさまがおからだを動かすたびに、揺れる乳房の振動がチェーンを伝わって私の乳首に響き、おっぱいをも震わせてきます。
乳首同士が鎖で繋がっている、ということがなんだか凄くエロくて、まさに二匹の見世物セイドレイという感じ。
それにあれだけ乱暴に引っ張られても、このクリップたら、噛み付いたままビクともしない。
これから綱引きするって、わたしのおっぱい、どうなっちゃうんだろう・・・
不安と期待がないまぜになった、結果的に被虐へと収束する淫らな感情が全身を駆け巡ります。
「おーけー。次は直子。しほりさん?お願いね」
ミイコさまのお声でしほりさまに支えられ、今度は私がその場にしゃがみ込みました。
しゃがんだ後、少し前傾して両膝をステージの床に着き、ふくらはぎを伸ばして膝立ちになります。
今度はふたりのあいだのチェーンが張り詰めることもなく、無難に終わりました。
「うーん、鎖が少し緩んじゃったわね。直子、もう少し後ろに下がりなさい」
ミイコさまからのご命令でしほりさまのお手を借り、膝歩きでじりじり後退します。
「おーけー。そのくらいでいいわ」
ミイコさまのストップがかかり顔を上げると、ジャクリーンさまとのチェーンは膝立ちの胸の高さ、ほぼ一直線に戻っていました。
交差するほぼ中央付近で二本のチェーンが触れ合うと、その振動が乳首にビンビン伝わってきます。
噛まれている痛さと揺れの痛さが、おっぱい全体をサディスティックに絶えずなぶっています。
「ふたりとももう少し股を開いておきなさい。いいものをあげるから」
ミイコさまのご命令に従順に応じるジャクリーンさまと私。
休め、の幅くらいに開いた膝から伸びる腿の付け根を、空気がスースー通り抜けていきます。
「おまえたちにはこれを使わせてあげる。これで気持ち良くなりながらニップルファイトをするの。どう?嬉しいでしょ?」
ミイコさまが取り出されたのは、俗に、電マ、と呼ばれる電動マッサージ器。
一番ポピュラーな全長3~40センチくらいのゴツいやつでした。
それを一本づつ、里美さまとしほりさまに手渡されました。
「バトル開始と同時にその電マを握らせてあげるから、おまえたちはそれをオマンコに押し付けて、身悶えなさい」
「ニップルファイトはクリップが先に外れたほうが負けだけれど、もし電マを落としちゃったら、その時点で有無を言わせず負けね」
「電マのスイッチはオフれないようになっているから。振動の強弱は手元のホイールで好きなように操作出来るわ」
確かにさっきからずっとヴゥーンという淫靡な低音が聞こえていました。
「イキたいだけ、何度でもイッていいのよ、電マさえ落とさなければ。それでクネクネ身悶えて、相手の乳首のクリップも引っ張り落としちゃいなさい」
「ボールギャグも敢えて嵌めないから、ヨガり声も好きなだけあげなさい。このお店はバブルの頃はライブハウスだったらしくて、防音は完璧だから」
「これでギャラリーのみなさんも、ニップルファイトとスレイブどものオナニーショーが同時に愉しめるってわけ。いいアイデアでしょ?」
最後のお問い掛けをフロアに向けて投げかけると、一斉のイェーイッ!と大拍手。
「それでは始めましょう。里美さんしほりさん?お願いね」
ミイコさまのご合図でしほりさまが私の背面に近づかれ、後ろ手にされた両手にブルブル震えているもの握らせてくださいました。
双楕円錐状の持ち手を股のあいだにくぐらせると、ひと回り大きく突起したマッサージ部分が恥丘のすぐ前に飛び出しました。
こんな状態で、こんな器具をマゾマンコに押し付けたら・・・
私は身も蓋もなく、呆気なくイキ果ててしまうことでしょう。
見知らぬみなさまも見物されている、その前で。
「では始めましょう。レディ?」
ミイコさまのご合図のときはまだ、しほりさまが背後からお手を添えて電マを支えていてくださっていました。
おそらくジャクリーンさまもそうだったのでしょう。
「ゴーッ!」
ミイコさまの号令とともに電マの唸りがブーンッと一際上がり、しほりさまがお手を引くタイミングで電マの強い振動が胴体ごと、私の股間、肉芽、陰唇、粘膜、膣口、お尻の穴にまで万遍なく、グイーッと押し当てられました。
「あぁはぁーーっ、あーあっ、あっぁーーーっ!・・・」
ジャクリーンさまと私の切なく淫らで悩ましい悲鳴が同時に、ステージに響き渡りきます。
「あっ、あっ、いいっ、いいのぉーっ!」
あられもないお声をあげたジャクリーンさまが、グイーンと上体を後方へのけぞらせています。
「ああん、つ!いたぁいぃぃーっ!」
ジャクリーンさまのほうへとチェーンが引っ張られ、乳首ごとおっぱい全体が前方へと伸びています。
乳首を伸ばされ、おっぱいが引き千切れそうなほど引っ張られ、その痛みが官能に火を点けます。
痛みを少しでも紛らわそうと、不自由な後ろ手でしっかり握った電マを股間に押し付けて快感を貪る私。
イヤイヤをするように身を捩ると、チェーンが張り詰めたり緩んだり。
「あーっ、イキますっ、イッちゃいますぅぅーっ!」
ジャクリーンさまの一際甲高いお声が響き、見るとジャクリーンさまは、電マの胴体をゴシゴシとご自分の股間に擦りつけていらっしゃました。
「あ、いやっ、だめっ、そこっ、そこそこーっ!」
私も電マのヘッド部の段差になっている端っこが、いい具合にクリトリスに引っかかることを発見し、押し当てたままホイールを回して振動具合を強めました。
「あんっ、私もイキます、お姉さま、みなさま、イッても、イカせていただいて、よ、よろしでしょうかーっ!」
おっぱいの痛みはほとんど感じなくなっていました。
ジャクリーンさまが一足お先におイキになり、身悶えが静かになっていたからでしょう。
電マのヘッド部はいい感じで私の腫れた肉芽をなぶりつづけ、からだの底からの快感がせりあがりつつありました。
ただ、それに加えて私の汗まみれな右乳首からクリップの先端が、皮膚をザリザリ擦りつつ滑り始めていることにも気がついていました。
「あーっ、またくる、またくるーっ、またきちゃうーっ!」
ジャクリーンさまの咆哮が再び始まり、私のおっぱいが前方へと引っ張られます。
ジャクリーンさまはもはや膝立ちのお背中を後方へブリッジするみたいに大きくのけぞられ、電マのヘッド部分を押し当てたオマンコをこちらに突き出していらっしゃいました。
右乳首の痛みが凄く強くなっている気がします。
加えて左乳首も。
おそらくクリップが強く引っ張られて滑り、さっきより皮膚の薄いところへと移動してしまったのでしょう。
外れちゃうのも時間の問題。
こういうのって外れる瞬間が、一番の激痛なんだよね・・・
それでもかまわない、と思いました。
痛ければ痛いほど、その瞬間にイケば、快感も何倍にもなるはずだから。
もう少し、あと少し・・・
じりじりとホイールを回してクリットへの振動を強めながら、私はその瞬間を待っていました。
*
*三人のミストレス 25へ
*
2018年4月15日
三人のミストレス 23
「んぐぬぅぅーーっ・・・」
お尻の穴に潜り込んだ管の先から、間断なく体内に侵入してくる生ぬるい液体。
何度されても慣れることのない、からだの内側からじんわり侵略されているような、おぞましい感覚。
体内に送り込まれる液体の量に比例して、我慢しきれない呻き声が長く零れ出てしまいます。
「これで200。あと50ね」
ミイコさまのお声と一緒にいったん肛門から侵入者が離れ、あわてて括約筋をキュッと窄める私。
お腹の中が違和感で満たされ、早くもそれらを追い出したがっています。
「んふぅーーんーっ・・・」
お隣からも私よりハスキーで色っぽい、甘えるような溜息が聞こえてきました。
首を右に傾けると、悩ましげに眉をしかめ、顎の先を突き出して唇を真一文字に結んだジャクリーンさまのエロティックなお顔がありました。
四つん這いを支える小麦色に日焼けした二の腕。
その小麦色と淫靡なコントラストを描いて、日焼けしていない青白く重たそうなおっぱいが、尖った乳首を下にしてタプンと垂れ下がっています。
少しお肉がだぶつきながらもちゃんとくびれたウェストへと、なめらかに下る背中のカーブが凄くいやらしい。
「そっちのシリンジはいっぱいで300だから、あと200ね」
里美さまへご指示されるミイコさまのお声に、あうぅぅ、と呻くジャクリーンさま。
視ていた私と目が合うと、尚更お顔を大げさにしかめつつ、切なげに見つめ返してきました。
「はうっ!んぅぅ・・・」
私のお尻にも再び冷たい注入口が突き立てられ、更に下半身の膨満感が増していきます。
「最低限5分は我慢。5分超えて先に出しちゃったほうが負け。ほら直子?みなさん視てくださっているのだから、ちゃんと顔を上げていなさい」
ミイコさまの愉しそうなお叱り声が、お尻のほうから聞こえてきます。
伏し目がちに視線を正面へと走らせると、素通しガラスの向こうにたくさんのお顔。
どなたのお顔も瞳と唇が薄っすら笑っていて、動物園で珍しい生き物を見ているような、まさに好奇の眼差しというお顔つき。
私、見世物なんだ・・・
これから排便姿を観察される、人間以下の見世物なんだ・・・
こんなにたくさんの見知らぬお客様がたに、自分の汚いものを垂れ流す姿をお見せしなくてはいけないんだ・・・
みなさまの嘲笑と軽蔑が入り混じったような視線に、マゾ性がキュンキュン反応してしまい、心はこんなに絶望的なのに、からだだけ気持ち良がっている・・・
「スレイブたちが我慢しているのをただ視ているだけじゃ、ギャラリーはいまいちつまらないわよね?」
ミイコさまがフロアに問いかけると、ガラスの向こうで一斉に、イェーイ、という形に動く無音の唇たち。
「そちらのマイクをこっちにも聞こえるようにするから、それぞれの飼い主からスレイブに、応援の罵声を浴びせてあげて」
ミイコさまのご提案と同時に、バスルーム内に臨場感あるザワザワする音が聞こえるようになりました。
どこにスピーカーが有るのだろう?
少し見渡してもわかりませんでしたが、フロアにおられるお客様がたは、かなりお賑やかなご様子。
「いきなり浣腸対決なんて、今夜は凄いことになりそうね・・・」
「若いほうの子は、もうなんだか泣きそうじゃない?・・・」
「こんな大勢に排泄姿を見物されるなんて、女としてサイテーな、おぞましいくらいの屈辱よね・・・」
「本当、ジャクリーンはゾクゾクするくらい、いやらしい顔になってる・・・」
みなさま口々に、お好き勝手なご感想を述べられているのが洩れ聞こえてきます。
「この勝負はボーナスステージよね。うちの牝ブタには500ccの浣腸なんて、快楽のアペリティフにさえならないもの」
突然、マイクに乗ったシーナさまの一際大きなお声が、バスルーム内に響き渡りました。
ガラスの向こうでは、ステージに上がられて私たちと距離が近くなったシーナさまとお姉さまが、それぞれマイク片手にこちらを覗き込んでいます。
「普段から1リットル以上飲み込んでも10分は我慢するように躾けているから、どう転んでもわたしの牝ブタの勝ちよ」
シーナさまがニヤニヤ笑いでお姉さまを挑発されます。
「それは認めるしかないですね。うちの直子はまだエネマ経験が浅くて堪え性が無いの。たぶん5分も保たずに出しちゃうんじゃないかな?」
それを受けてのマイク片手なお姉さまからは、まるで他人事のようなコメント。
「だからせいぜい早々と無様な排泄姿を晒して、見物されているみなさまから盛大に蔑んでいただくのが、マゾ女としての最低限の務めよね?」
突き放したようなお姉さまのお言葉で、イェーイッ!パチパチパチと大いに盛り上がるギャラリーのみなさま。
「ちなみにこの直子、大きいほうの排泄姿は私とママさん、あとはシーナさんとミイコさん、それにあそこにいる里美か、だからつまり、えっと・・・」
しばし宙を見上げ、右手の指を順番に折りたたむお姉さま。
「その5人にしか視られたことないんです。だから今夜のお客様は、かなりレアな現場の目撃者になられるんですよ?」
お道化た口調でのフロアへのお問い掛けに、ヒューヒューとますます盛り上がるお客様がた。
「うちの牝ブタがぶっ放すところなんて、みんなもう何度も視て見飽きちゃっているもんね」
半笑いでまぜ返すようなシーナさまの自虐的なお言葉に、ドッと沸くギャラリーのみなさま。
そうしているうちにも私の便意はグングン高まっていました。
お腹の内側を捩るようなキリキリとした痛みが絶えず走り、自分の耳にも聞こえるくらい、お腹がグルグルゴロゴロ呻いています。
四つん這いの両腕がフルフル震え、ちょっとでも力を抜いたら即、噴射しちゃいそうなエマージェンシー状態。
唇をかみしめると目尻から冷汗ではない水滴がたらり。
「はい、只今5分経過で我慢バトル開始でーす。ここからは2分ごとに追加注入していきまーす」
キリキリ痛む下腹部を懸命になだめていたら不意に、ずいぶん朗らかなミイコさまのお声が響きました。
「ジャッキーには100cc、直子には50ccづつね」
つづいて放たれたそのお言葉をお聞きして、あえなく私は観念しました。
これ以上注入されたら、私のお腹はパンクしてしまいます。
いえ、注入口を肛門に押し込まれた時点で決壊し、無様に垂れ流してしまうことでしょう。
「あうっ、ご、ごめんなさい・・・わ、私もう、もう限界ですぅ・・・」
ミイコさまのお声のしたほうに首を曲げ、震える唇で懇願しました。
「あら?直子はもうギブアップ?出したいの?」
ご愉快そうなミイコさまのお声。
「は、はい・・・だ、出してもよろしいでしょうか?・・・」
お腹の中をキューッと捻り上げてくる痛みに必死に逆らいつつ、ギュッとアヌスに力を込めています。
「出すって、何を?]
「あのえっと、べ、べん、です・・・」
「べん?」
「あ、いえ、その、つまり、う、うんち・・・です・・・」
どこまでもイジワルなミイコさまからのお言葉責め。
「そう、こんなに大勢の同性のみなさんの前で直子は、アナルからうんち撒き散らしちゃう姿、見せたいんだ?」
心の底から愉しそうなミイコさまの弾んだお声。
「そこまで言うなら、いいわよ、許してあげないこともないけれど、でも許しを乞う相手は、わたしではなく視ているお客様たちなのではなくて?ガラス越しとは言え、直子の汚いもの、強制的に視なくてはいけないのだから」
ミイコさまの冷たいお声に、便意と一緒に性的高揚もグングン昂ぶってしまいます。
「わたしの言う通りにお願いしなさい。いい?みなさま、ヘンタイマゾメスの直子が浣腸に耐えきれず、はしたなくうんちを撒き散らす姿を、どうぞじっくりご覧になってください。ほら?」
「ひっ!」
ほら、という掛け声と共にミイコさまの乗馬鞭が、私の左尻たぶをピシッと打ち据えました。
思わず括約筋が一瞬緩み、チョロっと洩れた生温かいお水が内腿を垂れていくのがわかりました。
「は、はい・・・み、みなさま・・・へ、ヘンタイマゾ、ヘンタイマゾメスな、な、直子・・・」
「違うでしょ?お願いするのならちゃんと前を向いて、みなさんにしっかり顔を向けながら、でしょ?」
ミイコさまの鞭が今度は右の尻たぶへ、お言葉と一緒に振り下ろされます。
「ひっ、はっ、はいっ、ヘンタイマゾメス直子が、お、お浣腸に耐えられずに、う、う、うんちをはしたなく垂れ流す姿を・・・」
ご命令通りまっすぐ前に顔を向けていると、みなさまのご様子が否が応にもわかります。
興味津々な瞳、侮蔑の瞳、嗜虐に溢れた瞳。
どの瞳も一様に愉しげで、蜘蛛の巣に捕まった憐れな虫を観察しているみたい。
この人たちみんな、私の排泄姿を心待ちにしているんだ・・・
そう考えた途端、筆舌に尽くせない恥辱感と、めくるめく甘美な被虐性の興奮が全身を駆け巡りました。
「ど、どうぞ、どうぞじっくり、ご観察くださいぃぃ・・・」
「はい、よく出来ましたっ!」
ピシッ!
ミイコさまのお言葉と同時に響いた3発目の打擲音。
その音が合図だったかのように、すぼめていた菊門が力尽き、一気に開花する感覚。
プスプスピシャピシャと恥ずかし過ぎる破裂音がつづきました。
「あああーー、ごめんなさい、ごめんなさいぃーーっ・・・」
文字通り堰を切ったようにお尻の穴からお外へと飛び出していく私の水流。
「いや~~ぁぁあっ、見ないでぇーーっ・・・」
意図せず口をつく心からの叫び。
やがてそこはかとなく漂ってくる、いたたまれない恥ずかし過ぎる臭い。
後方へと飛び散った私の水流が床を流れ、四つん這いの私の手のほうへと戻ってきます。
その水流が僅かに茶色がかっていて、尚更私を赤面させます。
「あーあ、あの子、本格的に泣いちゃったよ」
「そりゃそうよ。こんな大勢の前でうんこ漏らす姿、見られちゃったんだもん」
「でも、あの子の乳首、ずっと尖りっぱですっごく硬そうじゃん。感じちゃってるんじゃない?」
「マゾだもの、当然でしょ。辱められたいから今夜、このイベントに連れてこられたんだろうし」
私が噴出した瞬間、ドッと沸いたフロアから口々のご感想が漏れ聞こえていました。
そして事実私は、肛門を開放すると同時にマゾマンコの粘膜をヒクつかせ、軽いオーガズムを感じていました。
ザザーッという派手な水音でフロアのざわめきが遠のきました。
私の汚水を流し清めるために、ミイコさまがシャワーを全開にして床を流してくださっているみたい。
床を流れゆく水流が透明に変わり、いたたまれないあの臭いもみるみる薄れていきました。
しばらくすると今度は私のからだにお尻のほうから、ぬるま湯が激しく浴びせかけられます。
瞬く間に全身びしょ濡れの私。
だけど自分の汚水で汚れた腕や足も綺麗に流され、お腹の違和感も解消してなんだかサッパリ気分。
「第一ラウンドは直子の負け、ということで、直子は立ち上がっていいわよ」
シャワーを止めてバスルーム内に静寂が戻ったところで、ミイコさまがおっしゃいました。
「あとはこっちのおばさんね。さっきシーナちゃんは1リットル以上でもへっちゃらって、言っていたけれど」
ミイコさまからお許しをいただき、私はゆっくりと立ち上がりました。
ジャクリーンさまのお尻の脇で立っていらっしゃるミイコさまに手招きされ、おずおずと近づきました。
「今、いくつ追加した?」
里美さまに尋ねられるミイコさま。
「直子の噴射が終わった後に100入れましたから、都合600ですね」
里美さまの嬉しそうなお返事。
私が床に這いずって打ちひしがれていたときも、里美さまは淡々とご自分の任務を遂行されていたようです。
「おーけー。じゃあちゃっちゃとあと400入れちゃって」
全身から水滴を滴らせた私と、全裸に亀甲縛りでカラーとカフス付きなミイコさま。
それにメイドエプロン姿の里美さまとしほりさま。
4人に取り囲まれて見下される、全裸四つん這いなジャクリーンさまの小麦色のお背中。
その無防備なお背中は、本当にみじめで、無様で、滑稽で、もっと虐めたい、という嗜虐心を煽リ立ててくるお姿でした。
「了解。200ccを2本ですね」
弾んだお声の里美さまが、ミイコさまから小さいほうのお浣腸器を譲り受けました。
嬉々としたお顔でボウルの液体を、お浣腸器に目一杯吸い上げる里美さま。
そそくさとジャクリーンさまのお尻側に回ってひざまずき、無言で肛門に突き立てました。
「うぬぅ・・・」
小さく呻かれたジャクリーンさま。
「んんぬぅーーっ・・・」
里美さまが持たれたお浣腸器のシリンダーが押し込まれるのと呼応するように、ジャクリーンさまの長い呻き声が響きました。
「最後の200は直子、入れてみる?」
抜いたお浣腸器を再び液体で満たす里美さまを眺めつつ、ミイコさまが尋ねてきました。
「えっ?私が、ですか?いいんですか?私、負けたのに・・・」
思いもよらないご提案に、盛大にあわてる私。
「負けたも何も、わたしたちに言わせれば直子もおばさんも同じドマゾ。まあ、わたしもパートナーの前ならエムなんだけどさ、たまにエスになるのも、愉しいわよ?マゾがマゾを虐めるのを見物するって、単純に面白いじゃない?」
からかうようにおっしゃるミイコさま。
お受けして良いものなのか決めかね、ガラスの向こうにお姉さまたちのお姿を探すと、お姉さまも私を見て、ウンウンとうなずいてくださいました。
「どうせ自分でもひとりエネマえっち、してるんだろうから、入れ方のコツはわかるでしょ?ほら、がんばって」
里美さまから、ずっしりと重いお浣腸器を手渡されました。
先ほどの里美さまのように、ジャクリーンさまの突き上げたお尻の麓にひざまずきます。
至近距離で対面するハート型の大きなヒップ。
おそらくTバックで日焼けされたのでしょう、お尻の割れスジに沿ってだけ、か細く日焼けしていない白い線が出来ている小麦色の小山。
そのスジの真ん中辺に、幾分色素が沈殿して赤みがかった派手めな菊座が、ヒクヒクと波打っていました。
左手をお浣腸器の筒に添え、ゆっくりと注入口を穴へと差し挿れました。
「あふぅぅ・・・」
頭のほうから漏れ聞こえて来たジャクリーンさまの切なげな溜息。
注入口がズッポリと埋まったのを確認してから、ゆっくりとシリンダーの押子を押し込んでいきます。
「ああ・・・んふぅぅーーー、ぬぅぅーーーっ・・・」
気持ち良さそうなジャクリーンさまの喘ぎ声が響き、押子がどんどんシリンダーに埋まっていきます。
押子がこれ以上進めない状態となり、お浣腸器を引き抜く頃には、何とも言えないサディスティックな気持ちになっていました。
「直子?浣腸器抜いたら今度は50cc分何も入れずに注入してやりなさい。その押し手をちょっと引っ張るだけでいいから」
フロア側からシーナさまの冷たいお声が聞こえてきました。
「ああ、ドミナ、そんなぁ・・・」
ジャクリーンさまの、今までになく悲痛なお声。
「牝ブタの弱点なのよ、空気浣腸。これやると余裕失くして、すぐにみっともなくおなら響かせながらぶち撒けちゃうはずよ。あれが早く出すもの出さないと、次のバトルに移れないでしょ」
心底ご愉快そうなシーナさまのお声がかぶりました。
シリンダーを引っ張って目盛りを50ccに合わせ、再びジャクリーンさまの肛門に突き立てました。
「ああぁ・・・」
さっきまでとはニュアンスの違う、切羽詰まったジャクリーンさまの呻き声。
かまわず押子を押し、ジャクリーンさまの体内に空気を送り込みます。
お浣腸器を抜いた途端、ジャクリーンさまのお腹が大きく、グルグルーッと啼きました。
再び見下すジャクリーンさまの裸体。
ジャクリーンさまは、んふぅ、とか、ぬぐぅ、とか唸りつつ、必死に便意に耐えておられるご様子。
ときどきお背中がフルフル震え、全身が紅潮しきています。
どなたかがお浣腸に耐えているお姿をライブで間近に拝見するのは初めてでした。
自分の姿なら鏡で何度か視ていましたけれど。
なんてみじめで可哀想なお姿だろう、と思いました。
と同時に、もっと苦しめ、もっと恥じ入れ、と心がどんどんエス寄りになっている自覚もありました。
それでもジャクリーンさまは、よく耐えていらっしゃいました。
追加のお浣腸から5分以上経過してもまだ、全身を震わせつつ我慢しておられました。
はしたない喘ぎ声だけは、とても大きくなっていらっしゃいましたが。
「サカッちゃうばかりで、これじゃ埒が明かないわね」
ミイコさまが呆れ顔で私を見ました。
「直子、この牝ブタをもっと虐めて、早く楽にしてあげなさい」
ニヤッと笑ってのご命令。
「えっ?でも・・・いいんですか?」
「いいんですか?も何も、浣腸して出さないまま第二ラウンドでステージに上がったら、フロアでぶちまけちゃうかもしれないじゃない?そうなったらお客様が大迷惑でしょ」
「あ、はい、で、でも、どうやって・・・」
「簡単なことでしょ?直子が虐められているとき、こうされたいな、って思うことを、おばさんにしてやればいいのよ」
お鼻で笑うようにおっしゃったミイコさま。
同じようなことをずっと以前、言われたことがありました。
大学受験のためにピアノを習っていたときのピアノ先生から。
その先生は母のお知り合いで、私と同じような性癖を持つ大人の女性で、私に虐められたがっていました。
「有能なエムの人っていうのは、必然的に優秀なエスの素質を持っているものなの。だって自分と同じようなエム気質を持っている人が、どんなことをされると嬉しいのか、全部わかっているのだから」
そのときの興奮が脳裏に、あざやかによみがえりました。
「わ、わかりました・・・やってみます」
表向きはおずおずを装っていましたが、心の中はワクワク弾んでいました。
ジャクリーンさまの四つん這いのおからだの側面にひざまずいて、右手をゆっくりと伸ばします。
実は、ジャクリーンさまの蠱惑的な裸身をひと目拝見したときから、その重くて柔らかそうな乳房を触ってみたくて仕方なかったのです。
「失礼します」
一応ご挨拶をしてから、垂れ下がった左乳房を右手で乱暴にワシづかみました。
ムニュッと指がめり込む柔らかいお肉の感触。
手のひらに当たる、私の親指くらいありそうな固くシコった乳首。
気持ちいい・・・
予想通り弾力に富んだ、いつまでもムニムニしていたいような中毒性のある感触に、夢中で揉みしだいてしまう私。
「な、直子さまぁ?・・・」
最初は戸惑い気味だったジャクリーンさまも、私の執拗な揉みしだきに段々と気持ち良くなられてきたみたい。
「ああ、そんな、およしくださいませ、あ、あっ、そんなにされますと、奴隷はもう、奴隷はもう、ガマンが効かなくなってしまいますぅ・・・」
みるみるお声を荒げ、上半身を身悶えさせるジャクリーンさま。
「そんな横から手を突っ込んでいたらやりにくいでしょう?直子、ジャッキーに跨って覆いかぶさって、両手で揉んであげれば?両方のおっぱいを一度に」
ミイコさまが笑いながらアドバイスしてくださいました。
私はミイコさまにお返事も返さずに立ち上がり、四つん這いなジャクリーンさまのお背中に、はしたなくも馬乗りになりました。
「ああんっ、直子さまぁ・・・」
ジャクリーンさまが突っ伏していた両腕を持ち上げ、正しく四つん這いのお馬のような姿勢になられます。
ジャクリーンさまのお背中を跨いでいる私は、上半身を前傾して両手にひとつづつ、ジャクリーンさまの左右の乳房を再びワシづかみます。
「ああ、もっと激しく、もっと乱暴に奴隷のおっぱいをなぶってくださいませぇ・・・」
暴れ馬みたいにお背中をクネクネくねらせながら、ジャクリーンさまが身悶えます。
私は両手のひらでおっぱいを引き千切るみたいに、揉んで伸ばして摘んで抓って。
大きく開いた私の股間には、ジャクリーンさまの背骨の筋が密着して、腫れた肉の芽を刺激してきます。
前傾姿勢の私の乳首が時折、ジャクリーンさまのお背中の肌に擦れます。
「あっ、んっ、いいっ・・・」
そのたびに淫らな溜息を洩らす私。
ジャクリーンさまと私の嬌声がバスルームに響き渡ります。
ガラス越し真正面に陣取られた小野寺さまのビデオのレンズが、私たちをまっすぐ捉えていることはわかっていました。
それも含めた他のお客様がたの視線さえ、まったく意に介さないほど、私はいつしかその行為に夢中になっていました。
ジャクリーンさまのお背中の上で腰を前後に揺らし、開いた股を擦りつけて高みに昇ることだけに熱中していました。
もちろんジャクリーンさまのおっぱいをなぶる両手も休めずに。
「あんたたち、アンアン喘ぐのはいいけれど、スレイブが気持ち良くなるためのバトルではないんだからね?とくに直子、おばさんに早くうんちをさせるための責めをしなさい」
ミイコさまの呆れ声と共に、ピシッとまず私のお尻に鞭が打たれ、つづけてもう一発音だけがピシッ!
そうでした。
ジャクリーンさまの排泄を促すのが私の任務。
私がお浣腸されたとき、一番されたくないのに望んでいることって・・・
考える間もなくからだが動いていました。
四つん這いのジャクリーンさまに跨った両足を浮かせ、背後からおんぶでしがみつくようにからだを密着せました。
それから浮かせた両脚のかかとで、ジャクリーンさまの下腹部をグイグイ押し始めます。
排泄を我慢している膨れたお腹を押されることほど、切ないことはありません。
「ああーっ、直子さまぁ、そんな、それは、それだけはーっ!」
ジャクリーンさまが悲痛なお声をあげてもかまわず、両足のかかとで叩くように、柔らかな下腹部を圧迫しつづけます。
「ああ、もう、もう、お許しくださいぃ、それ以上は、もう、もうーっ!」
お背中に乗っているのでご表情は見えませんが、ジャクリーンさまのあられもなく歪んだお顔が見えるよう。
プスゥーーッ・・・
とても恥ずかしくはしたない音が背後から聞こえた後、密着した肌から緊張が解け、弛緩した諦めが伝わってきました。
すぐにブジューーッというお水が弾ける音。
水音はずいぶん長いあいだ途切れ途切れにつづき、鼻腔をくすぐる得も言われぬ硫黄に似た恥ずかし過ぎる異臭。
力尽きたジャクリーンさまは四つん這いの腕をたたみ、縁の溝へと流れ落ちる薄茶色のご自分が出された汚水に浸って突っ伏していらっしゃいました。
私がしがみついているその肩だけを、ハアハアと荒々しく上下させながら。
*
*三人のミストレス 24へ
*
お尻の穴に潜り込んだ管の先から、間断なく体内に侵入してくる生ぬるい液体。
何度されても慣れることのない、からだの内側からじんわり侵略されているような、おぞましい感覚。
体内に送り込まれる液体の量に比例して、我慢しきれない呻き声が長く零れ出てしまいます。
「これで200。あと50ね」
ミイコさまのお声と一緒にいったん肛門から侵入者が離れ、あわてて括約筋をキュッと窄める私。
お腹の中が違和感で満たされ、早くもそれらを追い出したがっています。
「んふぅーーんーっ・・・」
お隣からも私よりハスキーで色っぽい、甘えるような溜息が聞こえてきました。
首を右に傾けると、悩ましげに眉をしかめ、顎の先を突き出して唇を真一文字に結んだジャクリーンさまのエロティックなお顔がありました。
四つん這いを支える小麦色に日焼けした二の腕。
その小麦色と淫靡なコントラストを描いて、日焼けしていない青白く重たそうなおっぱいが、尖った乳首を下にしてタプンと垂れ下がっています。
少しお肉がだぶつきながらもちゃんとくびれたウェストへと、なめらかに下る背中のカーブが凄くいやらしい。
「そっちのシリンジはいっぱいで300だから、あと200ね」
里美さまへご指示されるミイコさまのお声に、あうぅぅ、と呻くジャクリーンさま。
視ていた私と目が合うと、尚更お顔を大げさにしかめつつ、切なげに見つめ返してきました。
「はうっ!んぅぅ・・・」
私のお尻にも再び冷たい注入口が突き立てられ、更に下半身の膨満感が増していきます。
「最低限5分は我慢。5分超えて先に出しちゃったほうが負け。ほら直子?みなさん視てくださっているのだから、ちゃんと顔を上げていなさい」
ミイコさまの愉しそうなお叱り声が、お尻のほうから聞こえてきます。
伏し目がちに視線を正面へと走らせると、素通しガラスの向こうにたくさんのお顔。
どなたのお顔も瞳と唇が薄っすら笑っていて、動物園で珍しい生き物を見ているような、まさに好奇の眼差しというお顔つき。
私、見世物なんだ・・・
これから排便姿を観察される、人間以下の見世物なんだ・・・
こんなにたくさんの見知らぬお客様がたに、自分の汚いものを垂れ流す姿をお見せしなくてはいけないんだ・・・
みなさまの嘲笑と軽蔑が入り混じったような視線に、マゾ性がキュンキュン反応してしまい、心はこんなに絶望的なのに、からだだけ気持ち良がっている・・・
「スレイブたちが我慢しているのをただ視ているだけじゃ、ギャラリーはいまいちつまらないわよね?」
ミイコさまがフロアに問いかけると、ガラスの向こうで一斉に、イェーイ、という形に動く無音の唇たち。
「そちらのマイクをこっちにも聞こえるようにするから、それぞれの飼い主からスレイブに、応援の罵声を浴びせてあげて」
ミイコさまのご提案と同時に、バスルーム内に臨場感あるザワザワする音が聞こえるようになりました。
どこにスピーカーが有るのだろう?
少し見渡してもわかりませんでしたが、フロアにおられるお客様がたは、かなりお賑やかなご様子。
「いきなり浣腸対決なんて、今夜は凄いことになりそうね・・・」
「若いほうの子は、もうなんだか泣きそうじゃない?・・・」
「こんな大勢に排泄姿を見物されるなんて、女としてサイテーな、おぞましいくらいの屈辱よね・・・」
「本当、ジャクリーンはゾクゾクするくらい、いやらしい顔になってる・・・」
みなさま口々に、お好き勝手なご感想を述べられているのが洩れ聞こえてきます。
「この勝負はボーナスステージよね。うちの牝ブタには500ccの浣腸なんて、快楽のアペリティフにさえならないもの」
突然、マイクに乗ったシーナさまの一際大きなお声が、バスルーム内に響き渡りました。
ガラスの向こうでは、ステージに上がられて私たちと距離が近くなったシーナさまとお姉さまが、それぞれマイク片手にこちらを覗き込んでいます。
「普段から1リットル以上飲み込んでも10分は我慢するように躾けているから、どう転んでもわたしの牝ブタの勝ちよ」
シーナさまがニヤニヤ笑いでお姉さまを挑発されます。
「それは認めるしかないですね。うちの直子はまだエネマ経験が浅くて堪え性が無いの。たぶん5分も保たずに出しちゃうんじゃないかな?」
それを受けてのマイク片手なお姉さまからは、まるで他人事のようなコメント。
「だからせいぜい早々と無様な排泄姿を晒して、見物されているみなさまから盛大に蔑んでいただくのが、マゾ女としての最低限の務めよね?」
突き放したようなお姉さまのお言葉で、イェーイッ!パチパチパチと大いに盛り上がるギャラリーのみなさま。
「ちなみにこの直子、大きいほうの排泄姿は私とママさん、あとはシーナさんとミイコさん、それにあそこにいる里美か、だからつまり、えっと・・・」
しばし宙を見上げ、右手の指を順番に折りたたむお姉さま。
「その5人にしか視られたことないんです。だから今夜のお客様は、かなりレアな現場の目撃者になられるんですよ?」
お道化た口調でのフロアへのお問い掛けに、ヒューヒューとますます盛り上がるお客様がた。
「うちの牝ブタがぶっ放すところなんて、みんなもう何度も視て見飽きちゃっているもんね」
半笑いでまぜ返すようなシーナさまの自虐的なお言葉に、ドッと沸くギャラリーのみなさま。
そうしているうちにも私の便意はグングン高まっていました。
お腹の内側を捩るようなキリキリとした痛みが絶えず走り、自分の耳にも聞こえるくらい、お腹がグルグルゴロゴロ呻いています。
四つん這いの両腕がフルフル震え、ちょっとでも力を抜いたら即、噴射しちゃいそうなエマージェンシー状態。
唇をかみしめると目尻から冷汗ではない水滴がたらり。
「はい、只今5分経過で我慢バトル開始でーす。ここからは2分ごとに追加注入していきまーす」
キリキリ痛む下腹部を懸命になだめていたら不意に、ずいぶん朗らかなミイコさまのお声が響きました。
「ジャッキーには100cc、直子には50ccづつね」
つづいて放たれたそのお言葉をお聞きして、あえなく私は観念しました。
これ以上注入されたら、私のお腹はパンクしてしまいます。
いえ、注入口を肛門に押し込まれた時点で決壊し、無様に垂れ流してしまうことでしょう。
「あうっ、ご、ごめんなさい・・・わ、私もう、もう限界ですぅ・・・」
ミイコさまのお声のしたほうに首を曲げ、震える唇で懇願しました。
「あら?直子はもうギブアップ?出したいの?」
ご愉快そうなミイコさまのお声。
「は、はい・・・だ、出してもよろしいでしょうか?・・・」
お腹の中をキューッと捻り上げてくる痛みに必死に逆らいつつ、ギュッとアヌスに力を込めています。
「出すって、何を?]
「あのえっと、べ、べん、です・・・」
「べん?」
「あ、いえ、その、つまり、う、うんち・・・です・・・」
どこまでもイジワルなミイコさまからのお言葉責め。
「そう、こんなに大勢の同性のみなさんの前で直子は、アナルからうんち撒き散らしちゃう姿、見せたいんだ?」
心の底から愉しそうなミイコさまの弾んだお声。
「そこまで言うなら、いいわよ、許してあげないこともないけれど、でも許しを乞う相手は、わたしではなく視ているお客様たちなのではなくて?ガラス越しとは言え、直子の汚いもの、強制的に視なくてはいけないのだから」
ミイコさまの冷たいお声に、便意と一緒に性的高揚もグングン昂ぶってしまいます。
「わたしの言う通りにお願いしなさい。いい?みなさま、ヘンタイマゾメスの直子が浣腸に耐えきれず、はしたなくうんちを撒き散らす姿を、どうぞじっくりご覧になってください。ほら?」
「ひっ!」
ほら、という掛け声と共にミイコさまの乗馬鞭が、私の左尻たぶをピシッと打ち据えました。
思わず括約筋が一瞬緩み、チョロっと洩れた生温かいお水が内腿を垂れていくのがわかりました。
「は、はい・・・み、みなさま・・・へ、ヘンタイマゾ、ヘンタイマゾメスな、な、直子・・・」
「違うでしょ?お願いするのならちゃんと前を向いて、みなさんにしっかり顔を向けながら、でしょ?」
ミイコさまの鞭が今度は右の尻たぶへ、お言葉と一緒に振り下ろされます。
「ひっ、はっ、はいっ、ヘンタイマゾメス直子が、お、お浣腸に耐えられずに、う、う、うんちをはしたなく垂れ流す姿を・・・」
ご命令通りまっすぐ前に顔を向けていると、みなさまのご様子が否が応にもわかります。
興味津々な瞳、侮蔑の瞳、嗜虐に溢れた瞳。
どの瞳も一様に愉しげで、蜘蛛の巣に捕まった憐れな虫を観察しているみたい。
この人たちみんな、私の排泄姿を心待ちにしているんだ・・・
そう考えた途端、筆舌に尽くせない恥辱感と、めくるめく甘美な被虐性の興奮が全身を駆け巡りました。
「ど、どうぞ、どうぞじっくり、ご観察くださいぃぃ・・・」
「はい、よく出来ましたっ!」
ピシッ!
ミイコさまのお言葉と同時に響いた3発目の打擲音。
その音が合図だったかのように、すぼめていた菊門が力尽き、一気に開花する感覚。
プスプスピシャピシャと恥ずかし過ぎる破裂音がつづきました。
「あああーー、ごめんなさい、ごめんなさいぃーーっ・・・」
文字通り堰を切ったようにお尻の穴からお外へと飛び出していく私の水流。
「いや~~ぁぁあっ、見ないでぇーーっ・・・」
意図せず口をつく心からの叫び。
やがてそこはかとなく漂ってくる、いたたまれない恥ずかし過ぎる臭い。
後方へと飛び散った私の水流が床を流れ、四つん這いの私の手のほうへと戻ってきます。
その水流が僅かに茶色がかっていて、尚更私を赤面させます。
「あーあ、あの子、本格的に泣いちゃったよ」
「そりゃそうよ。こんな大勢の前でうんこ漏らす姿、見られちゃったんだもん」
「でも、あの子の乳首、ずっと尖りっぱですっごく硬そうじゃん。感じちゃってるんじゃない?」
「マゾだもの、当然でしょ。辱められたいから今夜、このイベントに連れてこられたんだろうし」
私が噴出した瞬間、ドッと沸いたフロアから口々のご感想が漏れ聞こえていました。
そして事実私は、肛門を開放すると同時にマゾマンコの粘膜をヒクつかせ、軽いオーガズムを感じていました。
ザザーッという派手な水音でフロアのざわめきが遠のきました。
私の汚水を流し清めるために、ミイコさまがシャワーを全開にして床を流してくださっているみたい。
床を流れゆく水流が透明に変わり、いたたまれないあの臭いもみるみる薄れていきました。
しばらくすると今度は私のからだにお尻のほうから、ぬるま湯が激しく浴びせかけられます。
瞬く間に全身びしょ濡れの私。
だけど自分の汚水で汚れた腕や足も綺麗に流され、お腹の違和感も解消してなんだかサッパリ気分。
「第一ラウンドは直子の負け、ということで、直子は立ち上がっていいわよ」
シャワーを止めてバスルーム内に静寂が戻ったところで、ミイコさまがおっしゃいました。
「あとはこっちのおばさんね。さっきシーナちゃんは1リットル以上でもへっちゃらって、言っていたけれど」
ミイコさまからお許しをいただき、私はゆっくりと立ち上がりました。
ジャクリーンさまのお尻の脇で立っていらっしゃるミイコさまに手招きされ、おずおずと近づきました。
「今、いくつ追加した?」
里美さまに尋ねられるミイコさま。
「直子の噴射が終わった後に100入れましたから、都合600ですね」
里美さまの嬉しそうなお返事。
私が床に這いずって打ちひしがれていたときも、里美さまは淡々とご自分の任務を遂行されていたようです。
「おーけー。じゃあちゃっちゃとあと400入れちゃって」
全身から水滴を滴らせた私と、全裸に亀甲縛りでカラーとカフス付きなミイコさま。
それにメイドエプロン姿の里美さまとしほりさま。
4人に取り囲まれて見下される、全裸四つん這いなジャクリーンさまの小麦色のお背中。
その無防備なお背中は、本当にみじめで、無様で、滑稽で、もっと虐めたい、という嗜虐心を煽リ立ててくるお姿でした。
「了解。200ccを2本ですね」
弾んだお声の里美さまが、ミイコさまから小さいほうのお浣腸器を譲り受けました。
嬉々としたお顔でボウルの液体を、お浣腸器に目一杯吸い上げる里美さま。
そそくさとジャクリーンさまのお尻側に回ってひざまずき、無言で肛門に突き立てました。
「うぬぅ・・・」
小さく呻かれたジャクリーンさま。
「んんぬぅーーっ・・・」
里美さまが持たれたお浣腸器のシリンダーが押し込まれるのと呼応するように、ジャクリーンさまの長い呻き声が響きました。
「最後の200は直子、入れてみる?」
抜いたお浣腸器を再び液体で満たす里美さまを眺めつつ、ミイコさまが尋ねてきました。
「えっ?私が、ですか?いいんですか?私、負けたのに・・・」
思いもよらないご提案に、盛大にあわてる私。
「負けたも何も、わたしたちに言わせれば直子もおばさんも同じドマゾ。まあ、わたしもパートナーの前ならエムなんだけどさ、たまにエスになるのも、愉しいわよ?マゾがマゾを虐めるのを見物するって、単純に面白いじゃない?」
からかうようにおっしゃるミイコさま。
お受けして良いものなのか決めかね、ガラスの向こうにお姉さまたちのお姿を探すと、お姉さまも私を見て、ウンウンとうなずいてくださいました。
「どうせ自分でもひとりエネマえっち、してるんだろうから、入れ方のコツはわかるでしょ?ほら、がんばって」
里美さまから、ずっしりと重いお浣腸器を手渡されました。
先ほどの里美さまのように、ジャクリーンさまの突き上げたお尻の麓にひざまずきます。
至近距離で対面するハート型の大きなヒップ。
おそらくTバックで日焼けされたのでしょう、お尻の割れスジに沿ってだけ、か細く日焼けしていない白い線が出来ている小麦色の小山。
そのスジの真ん中辺に、幾分色素が沈殿して赤みがかった派手めな菊座が、ヒクヒクと波打っていました。
左手をお浣腸器の筒に添え、ゆっくりと注入口を穴へと差し挿れました。
「あふぅぅ・・・」
頭のほうから漏れ聞こえて来たジャクリーンさまの切なげな溜息。
注入口がズッポリと埋まったのを確認してから、ゆっくりとシリンダーの押子を押し込んでいきます。
「ああ・・・んふぅぅーーー、ぬぅぅーーーっ・・・」
気持ち良さそうなジャクリーンさまの喘ぎ声が響き、押子がどんどんシリンダーに埋まっていきます。
押子がこれ以上進めない状態となり、お浣腸器を引き抜く頃には、何とも言えないサディスティックな気持ちになっていました。
「直子?浣腸器抜いたら今度は50cc分何も入れずに注入してやりなさい。その押し手をちょっと引っ張るだけでいいから」
フロア側からシーナさまの冷たいお声が聞こえてきました。
「ああ、ドミナ、そんなぁ・・・」
ジャクリーンさまの、今までになく悲痛なお声。
「牝ブタの弱点なのよ、空気浣腸。これやると余裕失くして、すぐにみっともなくおなら響かせながらぶち撒けちゃうはずよ。あれが早く出すもの出さないと、次のバトルに移れないでしょ」
心底ご愉快そうなシーナさまのお声がかぶりました。
シリンダーを引っ張って目盛りを50ccに合わせ、再びジャクリーンさまの肛門に突き立てました。
「ああぁ・・・」
さっきまでとはニュアンスの違う、切羽詰まったジャクリーンさまの呻き声。
かまわず押子を押し、ジャクリーンさまの体内に空気を送り込みます。
お浣腸器を抜いた途端、ジャクリーンさまのお腹が大きく、グルグルーッと啼きました。
再び見下すジャクリーンさまの裸体。
ジャクリーンさまは、んふぅ、とか、ぬぐぅ、とか唸りつつ、必死に便意に耐えておられるご様子。
ときどきお背中がフルフル震え、全身が紅潮しきています。
どなたかがお浣腸に耐えているお姿をライブで間近に拝見するのは初めてでした。
自分の姿なら鏡で何度か視ていましたけれど。
なんてみじめで可哀想なお姿だろう、と思いました。
と同時に、もっと苦しめ、もっと恥じ入れ、と心がどんどんエス寄りになっている自覚もありました。
それでもジャクリーンさまは、よく耐えていらっしゃいました。
追加のお浣腸から5分以上経過してもまだ、全身を震わせつつ我慢しておられました。
はしたない喘ぎ声だけは、とても大きくなっていらっしゃいましたが。
「サカッちゃうばかりで、これじゃ埒が明かないわね」
ミイコさまが呆れ顔で私を見ました。
「直子、この牝ブタをもっと虐めて、早く楽にしてあげなさい」
ニヤッと笑ってのご命令。
「えっ?でも・・・いいんですか?」
「いいんですか?も何も、浣腸して出さないまま第二ラウンドでステージに上がったら、フロアでぶちまけちゃうかもしれないじゃない?そうなったらお客様が大迷惑でしょ」
「あ、はい、で、でも、どうやって・・・」
「簡単なことでしょ?直子が虐められているとき、こうされたいな、って思うことを、おばさんにしてやればいいのよ」
お鼻で笑うようにおっしゃったミイコさま。
同じようなことをずっと以前、言われたことがありました。
大学受験のためにピアノを習っていたときのピアノ先生から。
その先生は母のお知り合いで、私と同じような性癖を持つ大人の女性で、私に虐められたがっていました。
「有能なエムの人っていうのは、必然的に優秀なエスの素質を持っているものなの。だって自分と同じようなエム気質を持っている人が、どんなことをされると嬉しいのか、全部わかっているのだから」
そのときの興奮が脳裏に、あざやかによみがえりました。
「わ、わかりました・・・やってみます」
表向きはおずおずを装っていましたが、心の中はワクワク弾んでいました。
ジャクリーンさまの四つん這いのおからだの側面にひざまずいて、右手をゆっくりと伸ばします。
実は、ジャクリーンさまの蠱惑的な裸身をひと目拝見したときから、その重くて柔らかそうな乳房を触ってみたくて仕方なかったのです。
「失礼します」
一応ご挨拶をしてから、垂れ下がった左乳房を右手で乱暴にワシづかみました。
ムニュッと指がめり込む柔らかいお肉の感触。
手のひらに当たる、私の親指くらいありそうな固くシコった乳首。
気持ちいい・・・
予想通り弾力に富んだ、いつまでもムニムニしていたいような中毒性のある感触に、夢中で揉みしだいてしまう私。
「な、直子さまぁ?・・・」
最初は戸惑い気味だったジャクリーンさまも、私の執拗な揉みしだきに段々と気持ち良くなられてきたみたい。
「ああ、そんな、およしくださいませ、あ、あっ、そんなにされますと、奴隷はもう、奴隷はもう、ガマンが効かなくなってしまいますぅ・・・」
みるみるお声を荒げ、上半身を身悶えさせるジャクリーンさま。
「そんな横から手を突っ込んでいたらやりにくいでしょう?直子、ジャッキーに跨って覆いかぶさって、両手で揉んであげれば?両方のおっぱいを一度に」
ミイコさまが笑いながらアドバイスしてくださいました。
私はミイコさまにお返事も返さずに立ち上がり、四つん這いなジャクリーンさまのお背中に、はしたなくも馬乗りになりました。
「ああんっ、直子さまぁ・・・」
ジャクリーンさまが突っ伏していた両腕を持ち上げ、正しく四つん這いのお馬のような姿勢になられます。
ジャクリーンさまのお背中を跨いでいる私は、上半身を前傾して両手にひとつづつ、ジャクリーンさまの左右の乳房を再びワシづかみます。
「ああ、もっと激しく、もっと乱暴に奴隷のおっぱいをなぶってくださいませぇ・・・」
暴れ馬みたいにお背中をクネクネくねらせながら、ジャクリーンさまが身悶えます。
私は両手のひらでおっぱいを引き千切るみたいに、揉んで伸ばして摘んで抓って。
大きく開いた私の股間には、ジャクリーンさまの背骨の筋が密着して、腫れた肉の芽を刺激してきます。
前傾姿勢の私の乳首が時折、ジャクリーンさまのお背中の肌に擦れます。
「あっ、んっ、いいっ・・・」
そのたびに淫らな溜息を洩らす私。
ジャクリーンさまと私の嬌声がバスルームに響き渡ります。
ガラス越し真正面に陣取られた小野寺さまのビデオのレンズが、私たちをまっすぐ捉えていることはわかっていました。
それも含めた他のお客様がたの視線さえ、まったく意に介さないほど、私はいつしかその行為に夢中になっていました。
ジャクリーンさまのお背中の上で腰を前後に揺らし、開いた股を擦りつけて高みに昇ることだけに熱中していました。
もちろんジャクリーンさまのおっぱいをなぶる両手も休めずに。
「あんたたち、アンアン喘ぐのはいいけれど、スレイブが気持ち良くなるためのバトルではないんだからね?とくに直子、おばさんに早くうんちをさせるための責めをしなさい」
ミイコさまの呆れ声と共に、ピシッとまず私のお尻に鞭が打たれ、つづけてもう一発音だけがピシッ!
そうでした。
ジャクリーンさまの排泄を促すのが私の任務。
私がお浣腸されたとき、一番されたくないのに望んでいることって・・・
考える間もなくからだが動いていました。
四つん這いのジャクリーンさまに跨った両足を浮かせ、背後からおんぶでしがみつくようにからだを密着せました。
それから浮かせた両脚のかかとで、ジャクリーンさまの下腹部をグイグイ押し始めます。
排泄を我慢している膨れたお腹を押されることほど、切ないことはありません。
「ああーっ、直子さまぁ、そんな、それは、それだけはーっ!」
ジャクリーンさまが悲痛なお声をあげてもかまわず、両足のかかとで叩くように、柔らかな下腹部を圧迫しつづけます。
「ああ、もう、もう、お許しくださいぃ、それ以上は、もう、もうーっ!」
お背中に乗っているのでご表情は見えませんが、ジャクリーンさまのあられもなく歪んだお顔が見えるよう。
プスゥーーッ・・・
とても恥ずかしくはしたない音が背後から聞こえた後、密着した肌から緊張が解け、弛緩した諦めが伝わってきました。
すぐにブジューーッというお水が弾ける音。
水音はずいぶん長いあいだ途切れ途切れにつづき、鼻腔をくすぐる得も言われぬ硫黄に似た恥ずかし過ぎる異臭。
力尽きたジャクリーンさまは四つん這いの腕をたたみ、縁の溝へと流れ落ちる薄茶色のご自分が出された汚水に浸って突っ伏していらっしゃいました。
私がしがみついているその肩だけを、ハアハアと荒々しく上下させながら。
*
*三人のミストレス 24へ
*
2018年3月25日
三人のミストレス 22
「スレイブたちは部屋の真ん中まで行きなさい」
「仰せのままに、ミストレス」
ミイコさまのご命令にジャクリーンさまがお芝居っぽくお答えになり、しずしずとバスルーム奥へと進まれます。
ジャクリーンさまのお背中を数歩遅れて追う私。
バスルームの床は排水の為なのでしょう、縁の四方に溝が走り、洗い場スペースは階段ニ段分くらい高くなっていました。
歩きながら何気なく左側を見たとき、ドキッと心臓が跳ねました。
そちら側の壁一面が全部、鏡になっていたからです。
明るい照明の下で、前を行かれるジャクリーンさまと、後につづく私の全裸姿が鮮やかに映し出されていました。
「おーけー、その辺りで鏡のほうを向いて並んで立って、髪が濡れないように、自分で後ろ髪をまとめて上げていなさい」
「里美さんたちは飛沫で濡れないように入り口付近にいていいわ、これからスレイブたちに水浴びさせるから」
背後からミイコさまのお声が聞こえてきます。
そう言えば、さっき上がったステージも、後ろ側が全面鏡張りだったっけ。
それでこのバスルームは、そのステージのちょうど真裏に位置しているはず。
もしかしたらこの鏡って・・・
不穏な予感が脳裏をよぎりました。
お隣を見るとジャクリーンさまは、両手で後ろ髪を束ねて後頭部まで上げ、鏡に向かって背筋を伸ばしてスクッと立たれておられます。
露になったうなじとほつれた後れ毛が凄く色っぽい。
鏡には両腋の下全開な、結果的にマゾの服従ポーズとなったジャクリーンさまの等身大の裸身が鮮明に映っていました。
ジャクリーンさまがこのバスルームの存在にまったく驚かれていないのは、このお店のイベントに何度もご出演されてご存知だったからでしょう。
全面鏡にも、さも当然のようなお振る舞い。
私たちが来る前にもショーをされていたようだし、ここは経験値のお高いジャクリーンさまの真似をしておけば間違いないだろうと思い、私もお隣で同じポーズを取ることにします。
「ひゃんっ!」
不意に背中に刺激を感じました。
鏡を見ると私たちの背後から笑顔のミイコさまが、シャワーホースで水流を当ててきていました。
シャワーと言うより、お庭のお水撒きみたくほぼ一本線となった勢いの良い水流。
ジャクリーンさまと私を交互に狙って、強い水流が背中を打ちつけてきます。
少し湯気の立つほどよいぬるま湯なので、冷たさは感じません。
ピシャピシャという奔放な水音がバスルームに響き、目前の鏡がみるみる曇っていきました。
「これからお客様にじっくり視て、弄ってもらう淫乱マンコは、とくに念入りに洗ってあげる。もっと脚をガバっと開いて、こっちにお尻を突き出しなさい!」
らしくないミイコさまの大きなご命令声は、やかましい水音に負けないためでしょう。
「お心遣い、ありがとうございます、ミストレスっ!」
ジャクリーンさまも負けじと大きなお声でお答えされ、両脚をグイッと左右に大きく開いて膝を折り、腰を落として前屈みになられました。
何て言うか、取り組み前のお相撲さんみたいな、女性がするととても浅ましい感じのガニ股大開脚。
「ほら、直子もっ!」
「あ、は、はいっ!」
ミイコさまの怒声に煽られ、あわてて私もジャクリーンさまのポーズを真似します。
「あふぅぅ・・・」
お隣からジャクリーンさまの悩ましいお声。
激しい水流がジャクリーンさまの開いた膣穴を直撃しているのでしょう。
「あぁんっ!」
すぐに私も同じ声をあげることになりました。
大きく割れた股間の粘膜に、勢い良く飛び込んでくる太くて乱暴な水流。
おまけに予想に反して真水に戻った冷たい刺激。
水流はお尻の穴とその下の穴をせわしなく上下して、イタズラに情欲を刺激してきます。
私は小さくあふんあふん、喘ぎっ放し。
一番敏感な部分に水流を当てたくてお尻を捩っていたら、唐突に水流がピタッと止まりました。
「上半身を起こして、こっちを向きなさい」
ミイコさまのご命令に即座にご反応されるジャクリーンさま。
私もジャクリーンさまと同じように、ガニ股のまま回れ右をしてミイコさまのほうに向き直ります。
間髪入れずほとばしる水流が、今度は先に私のほうへと襲いかかってきました。
水温は真水のまま、冷たい刺激がおっぱいに打ち付けられます。
さーこママさまのお店を出るときは濡れタオルで全身を拭かれた程度でしたから、まだなんとなくベタベタしていた素肌の汗やよだれの残滓が、ビシャビシャという水音と一緒に洗い流されていきます。
気持ちいい・・・
水流に合わせて両手を素肌に滑らせたくて堪りませんが、マゾドレイの身ですから服従ポーズを崩すわけにはいきません。
水流が徐々に下っておへそを穿たれ、お腹の辺りはとくに入念に。
さらに両脚を流し、最後に少し長めに股間へと。
剥き出し肉芽が水流の振動にもてあそばれ、身悶えしそうになったとき、スーッと水流はジャクリーンさまのほうへと逸れていきました。
「まあこんなもんでいいでしょ。これでふたりともさっぱりしたんじゃない?汗臭かったもんね。心機一転がんばろう!って気になった?」
ジャクリーンさまも私と同じように水流でなぶられた後、ミイコさまがシャワーを止め、からかうように尋ねてきました。
浅ましいガニ股服従ポーズのまま、はい、とうなずくジャクリーンさまと私。
「オシッコしたいなら、今のうちにしといたほうがいいわよ。ショーが始まったら休憩は無し。放尿姿も見世物になっちゃうからね」
亀甲縛りの乳首を尖らせたミイコさまがニヤニヤなお顔でおっしゃいました。
「するんなら鏡のほうを向いて、端の溝に向けて飛ばしなさい。床に水を流しておいてあげるから」
「はい。失礼ながらミストレス、お言葉に甘えて奴隷は放尿させていただきます」
ジャクリーンさまが妙に色っぽいお声でお応えになり、再び鏡のほうへと向き直ります。
私も少し尿意を感じていたのですが、里美さまやしほりさまも見守る中で、という状況ではやっぱり躊躇してしまいます。
「直子は?したくないの?」
ミイコさまの冷たいお声でのご尋問。
「あ、いえ、少ししたいのですが・・・」
視線を里美さまたちのほうへと泳がせる私。
「何?ここまできて今更羞じらっているの?会社の同僚に放尿姿を晒すのが嫌なの?」
イジワルく尋ねてくるミイコさま。
「言っておくけれど、これからオシッコ姿よりもみじめで浅ましい姿を、同僚どころか見知らぬお客様全員にご披露する身なのよ?こんなところで躊躇っているようじゃ、先が思いやられるわ」
呆れ返ったお声でミイコさまが天を仰がれました。
「やれやれ、わかった。これは連帯責任ね。ジャッキーのオシッコもお預け。直子が放尿を開始したら、ジャッキーも出していいわ」
ミイコさまがお背中を向けられているジャクリーンさまのお尻に、ピシリと乗馬鞭を一発見舞われながらおっしゃいました。
「ヒィッ!」
打擲と同時にジャクリーンさまのお背中がビクンと硬直しました。
ジロリとうらめしそうに私を見遣るジャクリーンさま。
「ねえナオちゃん?ナオちゃんは忘れてしまっているようだけれど、わたしの言葉は全部、命令なのよ?」
妙におやさしく、同情するみたいにご心配そうに私の顔を覗き込んでくるミイコさま。
「さっきステージで宣誓したでしょ?スレイブには一切の拒否権は無いの。逆らうのなら、素っ裸でお店の外に放り出して、わたしたちとは永遠にさようなら。それでもいいの?」
薄い笑いを唇に浮かべながらも瞳だけは笑っていない、ミイコさまの残忍なお顔。
「ご、ごめんなさい・・・わかりました、わ、私もここで、オ、オシッコしま、あ、いえ、させていただきます・・・」
ミイコさまの迫力に気圧され、冷たいお水を浴びせられて尿意が高まっていたこともあり、里美さまたちの前での放尿を承諾しました。
「いい子ね。ならさっさと鏡に向きなさい。前に飛ばせるなら、どんな格好でしてもいいから」
ミイコさまの乗馬鞭の先が私の両おっぱいの谷間をつつきます。
「は、はい・・・」
お返事を返しつつジャクリーンさまを見ると、 両手は後頭部で重ねたまま完全にしゃがみ込んでおられます。
お相撲で言うところの蹲踞、バレエだとグランプリエ、すなわち和式のおトイレで用を足そうとしているときの姿勢。
両腿をグイッと180度近く開いたジャクリーンさまの無毛の陰唇が割れ、中身の柘榴色までが真正面の鏡に鮮明に映り込んでいました。
その格好で私を悩ましく見上げてくるジャクリーンさま。
あなたもさっさとそこにしゃがんで、わたくしに早くオシッコさせてちょうだい・・・と訴えかけてくるかのよう。
仕方なく私もジャクリーンさまと同じ格好にしゃがみ込みました。
「おーけー。直子が発射したらジャッキーも放尿していいわよ。まだこれはバトルじゃないから、飛距離とか量は測らないから、心いくまでオシッコ出し切るといいわ」
ミイコさまが嘲るようにおっしゃいました。
鏡に映っている光景が凄くヘンタイです。
首輪だけの全裸で女性器を開ききってしゃがみ込むマゾドレイがふたり。
その背後に、これまた全裸に亀甲縛りを施し、蝶ネクタイの襟と袖だけで裸身を飾ったミストレスが、乗馬鞭片手にニヤニヤ笑い。
清楚なエプロン姿の里美さまとしほりさまもいつの間にかミイコさまのお隣におられ、鏡の中の私とジャクリーンさまに好奇に満ちたまなざしをぶつけてきています。
「直子さま、早くオシッコを・・・でないと奴隷はもう・・・」
「あ、はい・・・」
ジャクリーンさまにまで急かされて、覚悟を決めて下腹部に力を入れます。
爪先立ちな両足の指に、背後から音も無く床を流れてくる水の冷たさを感じたとき、尿道が開く感覚がありました。
チョロリ・・・
最初は真下の床に垂れ落ちる程度だったのですが、あれよと言う間に放物線を描くほど勢いが増していました。
けっこう溜まっていたんだ・・・
鏡の脇の溝へとピチャピチャ恥ずかしい水音をたてて飛び散る私のお小水。
「直子が出たからジャッキーも出していいわよ。ほら、うつむかないで、自分の恥ずかしい放尿姿をちゃんと見つめていなさいっ!」
ミイコさまのお言葉に顔を上げ、自分の放尿姿を鏡に確認すると同時に、面前の鏡がフッと消えました。
「えっ!?」
思わず大きな声が出てしまいました。
今まで鏡だった壁一面が大きな素通しガラスに。
当然、そのガラスの向こう側にはステージがあり、明るくなったステージ前に詰めかけたお店のお客様がたのお姿が丸見え。
私たちがしゃがんでいる床はステージよりも更に一段上にあるようで、座っているお客様の目線の高さに、ちょうど私たちの女性器があるみたい。
みなさま満面の笑顔でこちらを指差し、ニヤニヤ笑われていました。
そんな状況になっても私のオシッコは止まりませんでした。
相変わらず開いた陰唇奥の尿道口から水流がガラス窓に向けて、ジョボジョボほとばしっています。
ふと気になってジャクリーンさまは、と見ると、切なそうに眉根を寄せつつもなんとも嬉しそうなお顔で、私と同じようにお客様がたに向けてジョボジョボと水流を放たれています。
私の放尿姿、お店のお客様たち全員の見世物に、すでになっていたんだ・・・
このお部屋はこういう仕掛けで、それがわかっていてジャクリーンさままで、私にオシッコするようにけしかけていたんだ。
その事実に逃げ出したいほどの恥ずかしさが背筋を駆け上ったとき、やっとオシッコが止まりました。
「どう?面白いでしょ?この壁一面はマジックミラーになっているの。それも電流を流すことで鏡が一瞬でガラスになるハイテク仕様」
ミイコさまがご自慢そうに告げると、ガラスの向こうのお客様たちが一斉に拍手。
「あなたたちがここに入ったときから、フロアのお客様たちには全部丸見えだったのよ。この鏡、普通のマジックミラーの機能もあるからね。もちろん音声もマイクを通じて向こうに筒抜け」
ご愉快そうな笑顔でご説明くださるミイコさま。
さっきのガニ股水責めも、すべてフロアから丸見えだったんだ・・・
「ジャッキーは何度も出ているから知っていたでしょうけれど、直子の反応は面白かったわ。たぶんその初々しさにお客様がたも、この後のショーの期待がどんどん膨らんだと思う」
ミイコさまのお言葉に呼応するように、ガラスの向こうで手を叩かれ盛り上がるお客様がた。
ガラス越しの私の真正面には、お姉さまとシーナさま、やよいママさま、そしてこちらにレンズを向ける小野寺さまが陣取り、互いに何かおっしゃりながら私を指差して笑われています。
ジャクリーンさまと私は、まさに性的な余興のための見世物なんだ・・・
里美さまたちはおろか、ここにいるお客様がた全員に放尿姿を晒して、嘲笑われているんだ・・・
これまでオナニーのために何度も妄想してきた、不特定多数の方々に痴態を視姦され、慰み者となるシチュエーション。
それが今、紛れも無く現実となっていることに気づいて、からだの奥底から得も言われぬ被虐の快感が湧き上がってきていました。
「さあ、それではみなさん、お待たせいたしました。夏の百合草会スペシャルイベント、新旧マゾスレイブ、恥辱のバトルショーを始めたいと思いまーす」
ミイコさまのお声の調子が変わり、ガラスの向こう側のお客様がたを意識した、司会進行役っぽいよそ行きなお声になられていました。
まるで昔、家族で観たイルカさんの水上ショーでの司会のお姉さんみたい。
ジャクリーンさまと私は、ショーで芸をご披露する調教されたイルカさんです。
もはや逃げも隠れも出来ないと悟り、却って心が落ち着いてきました。
「第一ラウンドはオーソドックスにエネマ対決です。アナルを綺麗にしておいたほうがみなさんもこの後弄りやすいと思うので、この密室で先にちゃっちゃと済ませておきたいと思いまーす」
そこまでおっしゃり、イタズラっぽくニッと微笑まれたミイコさま。
「みなさんが飲み食いされているそちらのフロアで、スレイブたちの汚いものをぶちまける訳にはいきませんからね」
お道化た口調のミイコさまに、嬉しそうに笑われるお客様がた。
何か野次みたいなものを叫ばれているかたもいらっしゃるみたいですが音声は一方通行のようで、こちらにはそのお声までは聞こえてきません。
「最初ですからルールはシンプルに、これからふたりにぬるま湯浣腸を施して、より長く我慢出来たほうが勝ち」
「ただしジャクリーンと直子ではマゾとしてのキャリアが違い過ぎますから、ハンデをつけます。ジャクリーンは500cc、直子は半分の250ccとします」
私が見たこともない大きなガラスのお浣腸器を取り出しながら、おっしゃいました。
えっ?最初からお浣腸姿をみなさまにお見せするの?
せっかく落ち着いてきた心臓が一気にドキドキに戻ってしまいます。
「スレイブたちはその場で四つん這いになりなさい。お客様に顔を視てもらえるように」
しほりさまが差し出したポリ容器からお浣腸器に液体を吸引しつつ、ミイコさまがご命令を下しました。
「お客様だって、おまえたちが噴射するものなんて見たくもないでしょうからね。苦痛に悶え苦しむ憐れなマゾ顔をお見せして、お客様に愉しんでいただきなさい」
ミイコさまは、ご自身もマゾでいらっしゃるので、マゾが悦ぶ虐め方をよくご存知なのでしょう。
冷たいご命令口調に、私のマゾ性もぐんぐんヒートアップ。
同時に泣きたいほどの絶望感も全身を駆け巡っています。
お隣を見るとすでにジャクリーンさまは、濡れたタイルの床に両手を突いてひざまずき、おねだりするような蕩け顔。
私もおずおずと四つん這いになります。
私、またお浣腸されてしまうんだ・・・
今日はすでに、さーこママさまのお店に向かう前に、オフィスの女子トイレでお姉さまから果実型容器のお浣腸薬をいただいていました。
そしてその排泄の瞬間を、里美さまに間近で視られていました。
私が今までに排泄姿をご披露したのは、今夜ここにお集まりの歴代ミストレスの方々と里美さまだけ。
うまくご説明出来ないのですが、私の中では、性的にあられもない姿をお見せするのと、排泄姿を観察されるのとでは、恥ずかしさの質がかなり異なっていました。
たとえばイク姿を視られるのと、お浣腸で我慢しきれず洩らしてしまう姿を視られるのとでは、圧倒的に後者のほうが居心地の悪い、負のベクトル寄りな羞恥を強く感じてしまうのです。
種類は違っても羞恥が強い分、マゾ性ゆえの被虐感や恥辱感も強まり、結果、性的興奮もより高まることではあるのですが、してしまった後の屈辱感と後悔が大きいことが、人前でのお浣腸プレイを私が勧んでしたがらない理由でした。
今回は里美さまどころではなく、今夜初めてお会いしたやよいママさまのお店の常連さまたち全員に、私の排泄の瞬間を観察されてしまいます。
それも同性好きな女性ばかり、その数、およそ30名以上に。
人間失格とか公衆肉便器とか変態露出奴隷とか、マゾ性を滾らせる恥ずかしい単語が、頭の中をグルグル回っています。
ガラス越しに注がれる私への視線すべてが、私を貶み、嘲笑い、軽蔑しきっているように感じられてしまいます。
そして、性質の悪いことにそう感じることで、私は性的にグングン昂ぶっていました。
「里美さんは浣腸器、扱ったことあるのよね?」
四つん這いの頭の上で、ミイコさまのお声がしました。
「あ、はい。するのもされるのも経験済みです。直子にはまだしたことないけれど」
弾んだお声でご返事された里美さま。
そっか、ああ見えて里美さま、お浣腸をした、はわかるけれど、されたこともあるんだ・・・
「じゃあ里美さんはジャクリーンをお願いね。同時に注入しないと不公平になっちゃうから」
里美さまに大きなお浣腸器を手渡し、ご自分はあらためて一回り小さいお浣腸器に液体を満たすミイコさま。
「はい、それではエネマ対決を始めます。今からスレイブたちのアナルにぬるま湯を注入して、どちらがより長く噴射を我慢出来るか、というバトルです」
私のお尻の穴にガラスのひんやりとした感触が当たりました。
顔を横に向けるとジャクリーンさまの、とても嬉しげに悩ましいお顔。
「ワンツースリーで浣腸液を同時に注入し、浣腸器が離れたところからカウントスタートです」
「スレイブたちは絶対うつむかないこと。常に顔をみなさんにお見せして、出ちゃうときは、ちゃんと直前に宣言しないと、即失格だからね」
語気鋭いミイコさまのお言葉の後、肛門に固いものがズブリと押し挿り、つづいて生温かい液体がお腹を満たし始めました。
*
*三人のミストレス 23へ
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「仰せのままに、ミストレス」
ミイコさまのご命令にジャクリーンさまがお芝居っぽくお答えになり、しずしずとバスルーム奥へと進まれます。
ジャクリーンさまのお背中を数歩遅れて追う私。
バスルームの床は排水の為なのでしょう、縁の四方に溝が走り、洗い場スペースは階段ニ段分くらい高くなっていました。
歩きながら何気なく左側を見たとき、ドキッと心臓が跳ねました。
そちら側の壁一面が全部、鏡になっていたからです。
明るい照明の下で、前を行かれるジャクリーンさまと、後につづく私の全裸姿が鮮やかに映し出されていました。
「おーけー、その辺りで鏡のほうを向いて並んで立って、髪が濡れないように、自分で後ろ髪をまとめて上げていなさい」
「里美さんたちは飛沫で濡れないように入り口付近にいていいわ、これからスレイブたちに水浴びさせるから」
背後からミイコさまのお声が聞こえてきます。
そう言えば、さっき上がったステージも、後ろ側が全面鏡張りだったっけ。
それでこのバスルームは、そのステージのちょうど真裏に位置しているはず。
もしかしたらこの鏡って・・・
不穏な予感が脳裏をよぎりました。
お隣を見るとジャクリーンさまは、両手で後ろ髪を束ねて後頭部まで上げ、鏡に向かって背筋を伸ばしてスクッと立たれておられます。
露になったうなじとほつれた後れ毛が凄く色っぽい。
鏡には両腋の下全開な、結果的にマゾの服従ポーズとなったジャクリーンさまの等身大の裸身が鮮明に映っていました。
ジャクリーンさまがこのバスルームの存在にまったく驚かれていないのは、このお店のイベントに何度もご出演されてご存知だったからでしょう。
全面鏡にも、さも当然のようなお振る舞い。
私たちが来る前にもショーをされていたようだし、ここは経験値のお高いジャクリーンさまの真似をしておけば間違いないだろうと思い、私もお隣で同じポーズを取ることにします。
「ひゃんっ!」
不意に背中に刺激を感じました。
鏡を見ると私たちの背後から笑顔のミイコさまが、シャワーホースで水流を当ててきていました。
シャワーと言うより、お庭のお水撒きみたくほぼ一本線となった勢いの良い水流。
ジャクリーンさまと私を交互に狙って、強い水流が背中を打ちつけてきます。
少し湯気の立つほどよいぬるま湯なので、冷たさは感じません。
ピシャピシャという奔放な水音がバスルームに響き、目前の鏡がみるみる曇っていきました。
「これからお客様にじっくり視て、弄ってもらう淫乱マンコは、とくに念入りに洗ってあげる。もっと脚をガバっと開いて、こっちにお尻を突き出しなさい!」
らしくないミイコさまの大きなご命令声は、やかましい水音に負けないためでしょう。
「お心遣い、ありがとうございます、ミストレスっ!」
ジャクリーンさまも負けじと大きなお声でお答えされ、両脚をグイッと左右に大きく開いて膝を折り、腰を落として前屈みになられました。
何て言うか、取り組み前のお相撲さんみたいな、女性がするととても浅ましい感じのガニ股大開脚。
「ほら、直子もっ!」
「あ、は、はいっ!」
ミイコさまの怒声に煽られ、あわてて私もジャクリーンさまのポーズを真似します。
「あふぅぅ・・・」
お隣からジャクリーンさまの悩ましいお声。
激しい水流がジャクリーンさまの開いた膣穴を直撃しているのでしょう。
「あぁんっ!」
すぐに私も同じ声をあげることになりました。
大きく割れた股間の粘膜に、勢い良く飛び込んでくる太くて乱暴な水流。
おまけに予想に反して真水に戻った冷たい刺激。
水流はお尻の穴とその下の穴をせわしなく上下して、イタズラに情欲を刺激してきます。
私は小さくあふんあふん、喘ぎっ放し。
一番敏感な部分に水流を当てたくてお尻を捩っていたら、唐突に水流がピタッと止まりました。
「上半身を起こして、こっちを向きなさい」
ミイコさまのご命令に即座にご反応されるジャクリーンさま。
私もジャクリーンさまと同じように、ガニ股のまま回れ右をしてミイコさまのほうに向き直ります。
間髪入れずほとばしる水流が、今度は先に私のほうへと襲いかかってきました。
水温は真水のまま、冷たい刺激がおっぱいに打ち付けられます。
さーこママさまのお店を出るときは濡れタオルで全身を拭かれた程度でしたから、まだなんとなくベタベタしていた素肌の汗やよだれの残滓が、ビシャビシャという水音と一緒に洗い流されていきます。
気持ちいい・・・
水流に合わせて両手を素肌に滑らせたくて堪りませんが、マゾドレイの身ですから服従ポーズを崩すわけにはいきません。
水流が徐々に下っておへそを穿たれ、お腹の辺りはとくに入念に。
さらに両脚を流し、最後に少し長めに股間へと。
剥き出し肉芽が水流の振動にもてあそばれ、身悶えしそうになったとき、スーッと水流はジャクリーンさまのほうへと逸れていきました。
「まあこんなもんでいいでしょ。これでふたりともさっぱりしたんじゃない?汗臭かったもんね。心機一転がんばろう!って気になった?」
ジャクリーンさまも私と同じように水流でなぶられた後、ミイコさまがシャワーを止め、からかうように尋ねてきました。
浅ましいガニ股服従ポーズのまま、はい、とうなずくジャクリーンさまと私。
「オシッコしたいなら、今のうちにしといたほうがいいわよ。ショーが始まったら休憩は無し。放尿姿も見世物になっちゃうからね」
亀甲縛りの乳首を尖らせたミイコさまがニヤニヤなお顔でおっしゃいました。
「するんなら鏡のほうを向いて、端の溝に向けて飛ばしなさい。床に水を流しておいてあげるから」
「はい。失礼ながらミストレス、お言葉に甘えて奴隷は放尿させていただきます」
ジャクリーンさまが妙に色っぽいお声でお応えになり、再び鏡のほうへと向き直ります。
私も少し尿意を感じていたのですが、里美さまやしほりさまも見守る中で、という状況ではやっぱり躊躇してしまいます。
「直子は?したくないの?」
ミイコさまの冷たいお声でのご尋問。
「あ、いえ、少ししたいのですが・・・」
視線を里美さまたちのほうへと泳がせる私。
「何?ここまできて今更羞じらっているの?会社の同僚に放尿姿を晒すのが嫌なの?」
イジワルく尋ねてくるミイコさま。
「言っておくけれど、これからオシッコ姿よりもみじめで浅ましい姿を、同僚どころか見知らぬお客様全員にご披露する身なのよ?こんなところで躊躇っているようじゃ、先が思いやられるわ」
呆れ返ったお声でミイコさまが天を仰がれました。
「やれやれ、わかった。これは連帯責任ね。ジャッキーのオシッコもお預け。直子が放尿を開始したら、ジャッキーも出していいわ」
ミイコさまがお背中を向けられているジャクリーンさまのお尻に、ピシリと乗馬鞭を一発見舞われながらおっしゃいました。
「ヒィッ!」
打擲と同時にジャクリーンさまのお背中がビクンと硬直しました。
ジロリとうらめしそうに私を見遣るジャクリーンさま。
「ねえナオちゃん?ナオちゃんは忘れてしまっているようだけれど、わたしの言葉は全部、命令なのよ?」
妙におやさしく、同情するみたいにご心配そうに私の顔を覗き込んでくるミイコさま。
「さっきステージで宣誓したでしょ?スレイブには一切の拒否権は無いの。逆らうのなら、素っ裸でお店の外に放り出して、わたしたちとは永遠にさようなら。それでもいいの?」
薄い笑いを唇に浮かべながらも瞳だけは笑っていない、ミイコさまの残忍なお顔。
「ご、ごめんなさい・・・わかりました、わ、私もここで、オ、オシッコしま、あ、いえ、させていただきます・・・」
ミイコさまの迫力に気圧され、冷たいお水を浴びせられて尿意が高まっていたこともあり、里美さまたちの前での放尿を承諾しました。
「いい子ね。ならさっさと鏡に向きなさい。前に飛ばせるなら、どんな格好でしてもいいから」
ミイコさまの乗馬鞭の先が私の両おっぱいの谷間をつつきます。
「は、はい・・・」
お返事を返しつつジャクリーンさまを見ると、 両手は後頭部で重ねたまま完全にしゃがみ込んでおられます。
お相撲で言うところの蹲踞、バレエだとグランプリエ、すなわち和式のおトイレで用を足そうとしているときの姿勢。
両腿をグイッと180度近く開いたジャクリーンさまの無毛の陰唇が割れ、中身の柘榴色までが真正面の鏡に鮮明に映り込んでいました。
その格好で私を悩ましく見上げてくるジャクリーンさま。
あなたもさっさとそこにしゃがんで、わたくしに早くオシッコさせてちょうだい・・・と訴えかけてくるかのよう。
仕方なく私もジャクリーンさまと同じ格好にしゃがみ込みました。
「おーけー。直子が発射したらジャッキーも放尿していいわよ。まだこれはバトルじゃないから、飛距離とか量は測らないから、心いくまでオシッコ出し切るといいわ」
ミイコさまが嘲るようにおっしゃいました。
鏡に映っている光景が凄くヘンタイです。
首輪だけの全裸で女性器を開ききってしゃがみ込むマゾドレイがふたり。
その背後に、これまた全裸に亀甲縛りを施し、蝶ネクタイの襟と袖だけで裸身を飾ったミストレスが、乗馬鞭片手にニヤニヤ笑い。
清楚なエプロン姿の里美さまとしほりさまもいつの間にかミイコさまのお隣におられ、鏡の中の私とジャクリーンさまに好奇に満ちたまなざしをぶつけてきています。
「直子さま、早くオシッコを・・・でないと奴隷はもう・・・」
「あ、はい・・・」
ジャクリーンさまにまで急かされて、覚悟を決めて下腹部に力を入れます。
爪先立ちな両足の指に、背後から音も無く床を流れてくる水の冷たさを感じたとき、尿道が開く感覚がありました。
チョロリ・・・
最初は真下の床に垂れ落ちる程度だったのですが、あれよと言う間に放物線を描くほど勢いが増していました。
けっこう溜まっていたんだ・・・
鏡の脇の溝へとピチャピチャ恥ずかしい水音をたてて飛び散る私のお小水。
「直子が出たからジャッキーも出していいわよ。ほら、うつむかないで、自分の恥ずかしい放尿姿をちゃんと見つめていなさいっ!」
ミイコさまのお言葉に顔を上げ、自分の放尿姿を鏡に確認すると同時に、面前の鏡がフッと消えました。
「えっ!?」
思わず大きな声が出てしまいました。
今まで鏡だった壁一面が大きな素通しガラスに。
当然、そのガラスの向こう側にはステージがあり、明るくなったステージ前に詰めかけたお店のお客様がたのお姿が丸見え。
私たちがしゃがんでいる床はステージよりも更に一段上にあるようで、座っているお客様の目線の高さに、ちょうど私たちの女性器があるみたい。
みなさま満面の笑顔でこちらを指差し、ニヤニヤ笑われていました。
そんな状況になっても私のオシッコは止まりませんでした。
相変わらず開いた陰唇奥の尿道口から水流がガラス窓に向けて、ジョボジョボほとばしっています。
ふと気になってジャクリーンさまは、と見ると、切なそうに眉根を寄せつつもなんとも嬉しそうなお顔で、私と同じようにお客様がたに向けてジョボジョボと水流を放たれています。
私の放尿姿、お店のお客様たち全員の見世物に、すでになっていたんだ・・・
このお部屋はこういう仕掛けで、それがわかっていてジャクリーンさままで、私にオシッコするようにけしかけていたんだ。
その事実に逃げ出したいほどの恥ずかしさが背筋を駆け上ったとき、やっとオシッコが止まりました。
「どう?面白いでしょ?この壁一面はマジックミラーになっているの。それも電流を流すことで鏡が一瞬でガラスになるハイテク仕様」
ミイコさまがご自慢そうに告げると、ガラスの向こうのお客様たちが一斉に拍手。
「あなたたちがここに入ったときから、フロアのお客様たちには全部丸見えだったのよ。この鏡、普通のマジックミラーの機能もあるからね。もちろん音声もマイクを通じて向こうに筒抜け」
ご愉快そうな笑顔でご説明くださるミイコさま。
さっきのガニ股水責めも、すべてフロアから丸見えだったんだ・・・
「ジャッキーは何度も出ているから知っていたでしょうけれど、直子の反応は面白かったわ。たぶんその初々しさにお客様がたも、この後のショーの期待がどんどん膨らんだと思う」
ミイコさまのお言葉に呼応するように、ガラスの向こうで手を叩かれ盛り上がるお客様がた。
ガラス越しの私の真正面には、お姉さまとシーナさま、やよいママさま、そしてこちらにレンズを向ける小野寺さまが陣取り、互いに何かおっしゃりながら私を指差して笑われています。
ジャクリーンさまと私は、まさに性的な余興のための見世物なんだ・・・
里美さまたちはおろか、ここにいるお客様がた全員に放尿姿を晒して、嘲笑われているんだ・・・
これまでオナニーのために何度も妄想してきた、不特定多数の方々に痴態を視姦され、慰み者となるシチュエーション。
それが今、紛れも無く現実となっていることに気づいて、からだの奥底から得も言われぬ被虐の快感が湧き上がってきていました。
「さあ、それではみなさん、お待たせいたしました。夏の百合草会スペシャルイベント、新旧マゾスレイブ、恥辱のバトルショーを始めたいと思いまーす」
ミイコさまのお声の調子が変わり、ガラスの向こう側のお客様がたを意識した、司会進行役っぽいよそ行きなお声になられていました。
まるで昔、家族で観たイルカさんの水上ショーでの司会のお姉さんみたい。
ジャクリーンさまと私は、ショーで芸をご披露する調教されたイルカさんです。
もはや逃げも隠れも出来ないと悟り、却って心が落ち着いてきました。
「第一ラウンドはオーソドックスにエネマ対決です。アナルを綺麗にしておいたほうがみなさんもこの後弄りやすいと思うので、この密室で先にちゃっちゃと済ませておきたいと思いまーす」
そこまでおっしゃり、イタズラっぽくニッと微笑まれたミイコさま。
「みなさんが飲み食いされているそちらのフロアで、スレイブたちの汚いものをぶちまける訳にはいきませんからね」
お道化た口調のミイコさまに、嬉しそうに笑われるお客様がた。
何か野次みたいなものを叫ばれているかたもいらっしゃるみたいですが音声は一方通行のようで、こちらにはそのお声までは聞こえてきません。
「最初ですからルールはシンプルに、これからふたりにぬるま湯浣腸を施して、より長く我慢出来たほうが勝ち」
「ただしジャクリーンと直子ではマゾとしてのキャリアが違い過ぎますから、ハンデをつけます。ジャクリーンは500cc、直子は半分の250ccとします」
私が見たこともない大きなガラスのお浣腸器を取り出しながら、おっしゃいました。
えっ?最初からお浣腸姿をみなさまにお見せするの?
せっかく落ち着いてきた心臓が一気にドキドキに戻ってしまいます。
「スレイブたちはその場で四つん這いになりなさい。お客様に顔を視てもらえるように」
しほりさまが差し出したポリ容器からお浣腸器に液体を吸引しつつ、ミイコさまがご命令を下しました。
「お客様だって、おまえたちが噴射するものなんて見たくもないでしょうからね。苦痛に悶え苦しむ憐れなマゾ顔をお見せして、お客様に愉しんでいただきなさい」
ミイコさまは、ご自身もマゾでいらっしゃるので、マゾが悦ぶ虐め方をよくご存知なのでしょう。
冷たいご命令口調に、私のマゾ性もぐんぐんヒートアップ。
同時に泣きたいほどの絶望感も全身を駆け巡っています。
お隣を見るとすでにジャクリーンさまは、濡れたタイルの床に両手を突いてひざまずき、おねだりするような蕩け顔。
私もおずおずと四つん這いになります。
私、またお浣腸されてしまうんだ・・・
今日はすでに、さーこママさまのお店に向かう前に、オフィスの女子トイレでお姉さまから果実型容器のお浣腸薬をいただいていました。
そしてその排泄の瞬間を、里美さまに間近で視られていました。
私が今までに排泄姿をご披露したのは、今夜ここにお集まりの歴代ミストレスの方々と里美さまだけ。
うまくご説明出来ないのですが、私の中では、性的にあられもない姿をお見せするのと、排泄姿を観察されるのとでは、恥ずかしさの質がかなり異なっていました。
たとえばイク姿を視られるのと、お浣腸で我慢しきれず洩らしてしまう姿を視られるのとでは、圧倒的に後者のほうが居心地の悪い、負のベクトル寄りな羞恥を強く感じてしまうのです。
種類は違っても羞恥が強い分、マゾ性ゆえの被虐感や恥辱感も強まり、結果、性的興奮もより高まることではあるのですが、してしまった後の屈辱感と後悔が大きいことが、人前でのお浣腸プレイを私が勧んでしたがらない理由でした。
今回は里美さまどころではなく、今夜初めてお会いしたやよいママさまのお店の常連さまたち全員に、私の排泄の瞬間を観察されてしまいます。
それも同性好きな女性ばかり、その数、およそ30名以上に。
人間失格とか公衆肉便器とか変態露出奴隷とか、マゾ性を滾らせる恥ずかしい単語が、頭の中をグルグル回っています。
ガラス越しに注がれる私への視線すべてが、私を貶み、嘲笑い、軽蔑しきっているように感じられてしまいます。
そして、性質の悪いことにそう感じることで、私は性的にグングン昂ぶっていました。
「里美さんは浣腸器、扱ったことあるのよね?」
四つん這いの頭の上で、ミイコさまのお声がしました。
「あ、はい。するのもされるのも経験済みです。直子にはまだしたことないけれど」
弾んだお声でご返事された里美さま。
そっか、ああ見えて里美さま、お浣腸をした、はわかるけれど、されたこともあるんだ・・・
「じゃあ里美さんはジャクリーンをお願いね。同時に注入しないと不公平になっちゃうから」
里美さまに大きなお浣腸器を手渡し、ご自分はあらためて一回り小さいお浣腸器に液体を満たすミイコさま。
「はい、それではエネマ対決を始めます。今からスレイブたちのアナルにぬるま湯を注入して、どちらがより長く噴射を我慢出来るか、というバトルです」
私のお尻の穴にガラスのひんやりとした感触が当たりました。
顔を横に向けるとジャクリーンさまの、とても嬉しげに悩ましいお顔。
「ワンツースリーで浣腸液を同時に注入し、浣腸器が離れたところからカウントスタートです」
「スレイブたちは絶対うつむかないこと。常に顔をみなさんにお見せして、出ちゃうときは、ちゃんと直前に宣言しないと、即失格だからね」
語気鋭いミイコさまのお言葉の後、肛門に固いものがズブリと押し挿り、つづいて生温かい液体がお腹を満たし始めました。
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