2024年5月11日

肌色休暇四日目~類に呼ばれた友 03

「ほら、直子の尻尾。洩れちゃったおツユや飛沫で毛並みがだいぶ汚れちゃったから、水洗いしておくといい。この天気なら日向に干せばすぐ乾くでしょ」

 自分の世界に入り込んで絶望していた私の前に、さも汚いもののように尻尾の先っちょを指先でつまんでぶら下げられた五十嵐さまがいらっしゃいました。
 私の鼻先に尻尾の濡れそぼって少し臭うプラグ部分がブラブラ揺れています。
 いつの間にかジョセフィーヌさまも私に寄り添うように私の背中側にお座りになられ、私の背中や脇腹を舐めてくださっています。

「ジョセのうんちも埋めといたから。ジョセがうちの服引っ張って、した場所を教えてくれたんだ。本当に賢い犬だよね」

 私も同感ですが、それについては何も応えられず五十嵐さまには心の中で感謝して、濡れたプラグ部分をかまわず手に握り、五十嵐さまから尻尾プラグを受け取ります。
 なんとか堪えていた私の目尻から涙が一粒二粒、溢れました。

「これからジョセと遊んであげるんでしょ?いつまでもくよくよしていないで切り替えなさい」
「けっこう飛沫が跳ねてたから直子のお尻も洗ったほうがいいし、一度東屋の水道のところに行こう」

 五十嵐さまに右腕を引っ張られ、のっそりと立ち上がります。
 芝生の上をおふたりと一頭に遅れがちになりながら、トボトボ歩いていきます。

「凄かった。この子が悲痛な声で絶叫したときには鳥肌立った」

 お珍しく角田さまが口火を切られて五十嵐さまに話しかけられています。

「うん。うちもある意味感動したよ。すべてをさらけ出してこそのマゾだし、直子もイイ線いってるよね」
「イッちゃってるマゾヒストって人権も放棄しちゃうらしいからね、自分で奴隷誓約書とか書いちゃって」

「あんな恥ずかし過ぎること出来るのはAVの女優だけだと思ってたから、現実に眼の前で生身の見知った女子が凄いことしてて、驚いた」

「マゾヒストってたぶんそれぞれに香ばしい被虐願望を持ってるんだろうけど、たいていは頭の中で人知れず妄想するだけで、実行まで出来る人ってそうはいないよね」

 褒められているのだか、からかわれているだけなのかわからないおふたりの会話を聞きながら、水道のお水でお尻を洗います。
 冷たいお水が気持ちいい。
 尻尾プラグも丁寧に水洗いして、東屋の軒先に洗濯バサミでぶら下げました。

「凄いもの見た動揺と緊張が解けたせいか、お腹空いちゃった」

 角田さまがお独り言のようにポツリとおっしゃいました。

「ああ、もう九時近いんだ。うちらは戻って朝食にしよっか」

 五十嵐さまがご自分のスマホで時刻を確認され、角田さまにお応えされます。
 それからタオルで身体を拭っている私のほうを振り向かれます。

「そういうことで、うちらは先にお屋敷戻って朝食いただくわ。直子はまだここでジョセとゆっくり遊んでっていいから」

 さっきまで角田さまがお持ちになられ、ずっと撮影されていたお姉さまのハンディビデオカメラを差し出しながら、五十嵐さまがおっしゃいました。

「あ、はい…」

 あっさりとした引き際に幾分戸惑いながらも、お姉さまのカメラを受け取ります。
 カメラを渡していただけたなら、ひょっとして今まで録画された映像も全部消せるかもと淡い期待を胸に秘めて。

「念の為に言っておくけど、さっきまで撮影したSDカードは抜いてここに持っているから。今入っているカードは64ギガの新品」

 五十嵐さまが左手のひら上にケースに入ったSDカードをヒラヒラお見せになりながら、とてもイジワルそうにおっしゃいました。
 私の思惑は一瞬で潰えました。

「それで直子のお姉さまはこうおっしゃったの。もしも直子より先に屋敷に戻るのだったらこう命令してくれる?ジョセと遊んだ一部始終をフィックスでいいから動画で記録して、あたしに提出しなさい。今日で最後だからね。三脚はバッグの中に入れておくから、って」

 五十嵐さまがあまり似ていないお姉さまの物真似も交えて、心底愉しそうにおっしゃいました。
 お姉さまがそこまでご指示されているということは、おふたりも最初から私がお浣腸されていることまで知っていたのかも知れません。
 もはやそんなことはどうでもいいことですが。

「それじゃあまた、後でね」

 五十嵐さまが笑いながらおっしゃり、角田さまも手を小さく振ってくださって、おふたりが手をつないで仲睦まじく広場を去って行かれます。
 ジョセフィーヌさまもおふたりのお背中をユラユラ揺れる尻尾で束の間見送っていらっしゃいましたが、見えなくなると同時に私に飛びついてきます。

 バッグの中を漁ると確かにビデオカメラ用の三脚が入っています。
 いつもフリスビーを行なう一画にバッグごと持って移動、ジョセフィーヌさまは私の足元にじゃれつきながら着いてこられます。
 
 幾分遠目から、立っていても寝そべっても画面の中心に私が映るように三脚のカメラを設置して録画開始。
 私の覚悟は決まっています。

「ジョセフィーヌさま」

 あらたまってジョセフィーヌさまのお名前をハッキリとした滑舌でお呼びします。
 お名前を正しく呼ばれて、その場にきちんとお座りをされ、尻尾をパタパタさせながら私を見上げるジョセフィーヌさま。
 私もその場にしゃがみ込み、ジョセフィーヌさまと同じ目線の高さになります。

「今日は私の都合で遊ぶのが遅れてしまい、申し訳ございませんでした」

 今度は芝生に両膝を着いて土下座の姿勢となり、ジョセフィーヌさまに深々と頭を下げます。
 ジョセフィーヌさまがどうされているのかは頭を下げているのでわかりませんが、裸の背中をペロペロ舐められている感触がします。

 長い土下座の後、頭を上げてゆっくりとしゃがみの体勢に戻り、目線を合わせます。
 被虐的な気持ちが心の中に溢れ返っています。
 ジョセフィーヌさまが目の前でまたお座りの姿勢になられました。

「お詫びのしるしとして今日は、じっくり私と遊んでください。いいえ、直子のからだを心ゆくまでもてあそんでください。何でもご要望通りに従い、決して逆らったりはしませんので…」

 マゾ度全開でジョセフィーヌさまに懇願します。

 とにかく滅茶苦茶にされたい気分でした。

 ゆっくりと立ち上がり、傍らのバッグからご愛用のフリスビーを取り出します。
 ジョセフィーヌさまは尻尾をブンブン振られ、ワクワクが抑えきれないご様子。

「ジョセフィーヌさま、フェッチです」

 青いフリスビーを青空に溶け込むように投げ上げます。
 嬉々として追いかけ始められるジョセフィーヌさま。

 そのご様子を目で追いながら、おやつペーストを手に取る私。
 今日のペーストはいつものより容量が一回り大きいみたい。
 味はジョセフィーヌさまが大好きなチーズ風味です。

 右手にこんもりと盛ったペーストを最初からマゾマンコにべったりなすり付けます。
 熱を持ったマゾマンコからプーンとチーズの匂いが漂うほどに。
 ジョセフィーヌさまに存分に愉しんでいただくために。

 フリスビーを咥えられて戻られたジョセフィーヌさまからフリスビーを受け取り、代わりにマゾマンコを差し出します。
 すぐにジョセフィーヌさまの長い舌が私の無毛な恥丘の肌に伸びて、撫ぜられ、ねぶられ、潜り込まれます。
 長い舌でラビアが掻き分けられ、肉芽が転がされ、膣穴が犯されます。

「あっ、あっ、あぁーんっ、もっと、もっとぉーっ…」

 マゾの服従ポーズな上半身をのけ反らせてグイッと突き出したマゾマンコを蹂躙していただく私。
 さっきまでのお浣腸我慢という残酷な公開処刑で、私のどうしようもないマゾ性は限界近くまで燃え滾っていました。
 ジョセフィーヌさまの触手責めのように絶妙な舌の愛撫に呆気なく、一度目のオーガズムに包まれました。

 二投目のときは、おっぱいや首筋、脇腹にもペーストを塗りつけます。
 もちろんマゾマンコにもたっぷりと。

 フリスビーを受け取り、差し出されたマゾマンコに飛び付いてこられるジョセフィーヌさま。
 押し倒されるように芝生に仰向けに寝そべり、ジョセフィーヌさまを迎え入れる私。
 
 おっぱいを下乳から揺すられ、尖った乳首を転がされ、首筋や脇腹を執拗に愛撫され。
 仰向けな私のからだに覆いかぶさるようにのしかかられ、私の発情したあちこちの性感帯が丹念に舐め上げられます。
 
 そして最後には、仰向けのまま両膝を立てて拡げた私の股間にお鼻先を突っ込んでくださるジョセフィーヌさま。
 自分の乳房を激しく揉みしだきながら、ジョセフィーヌさまの舌技にあんあん喘いで二度目の絶頂を迎えます。

 ハアハア息を荒くして投げた三投目の後は、さっき醜態を晒したお尻を重点的に責めていただくつもりです。
 お尻の割れ筋に沿ってベッタリとペーストを塗りたくり、もちろんおっぱいやマゾマンコにも。

 お戻りになられたジョセフィーヌさまに対して顔面支点で両膝を大きく割り、四つん這いならぬ三つん這いとなって高く掲げたお尻を差し出します。
 ペーストは割れ筋部分に多く溜まっていますから、そこを舐めていれば当然、その下の二つの穴部分も。
 
 前肢を私の尻肉に掛けられたジョセフィーヌさまが、大きく開いてさらけ出された私の膣穴とアヌスを下から丹念に舐めてくださいます。
 舐められるたびに尻穴と膣穴がヒクヒク蠢いてしまいます。

「ああん、いいっ、そこっ、そこをもっと、もっといたぶってくださいぃ…」

 左頬を芝生に埋めた私は両腕を背中で組んで、拘束された哀れな性的生贄に成りきって、両腿を更に拡げてジョセフィーヌさまの蹂躙を受け入れます。
 ふしだらな直子をもっと汚してください、穢してください、貶してください、辱めてください…
 被虐度マックスで三度目のマゾイキを味わってからは、理性という名のタガが完全に外れていました。

 もうフリスビーそっちのけで、ひたすらペーストを寝そべったからだ中に塗りたくり、ジョセフィーヌさまの蹂躙を誘導します。
 おっぱいやマゾマンコにはたっぷり、顔にも首筋にもおへそにも太腿にも足先にも。
 ジョセフィーヌさまもハアハア息を荒げヨダレを垂らされて、私のからだにかまわず四肢をお乗せになり、あちこちのペーストを舐め取ってくださいます。

 ジョセフィーヌさまに組み伏せられたような形の私は、その重さや痛さに被虐を感じつつ、自分の指でも激しく自分を蹂躙しています。
 乳首を捻り上げ、クリトリスを擦り上げ、膣穴を指三本で奥深く責め上げ。
 
 あんあん喘いでハアハア悶えて、イク、イキます、イッちゃいます、イってもよろしいでしょうかと何度も叫びました。
 寄せては返すオーガズムの気持ち良さは、より大きく、より深いところまで私を連れて行ってくださり、遂にまばゆい奈落の底へと吸い込まれます。

 首輪を引っ張られる感触で、瞑っていた目を開きました。
 どうやら少しのあいだ意識が飛んじゃってたみたい。
 リードを引っ張っていらっしゃったのは、持ち手を咥えられたジョセフィーヌさまでした。

 心地良くぐったりしたからだに力を込めて、なんとか立ち上がります。
 今何時なんだろう?お姉さまから、10時には戻りなさい、とご指示されていたけれど…
 裸の私に時間を知る術はありません。

 ふと思いつき、録画を止めてビデオカメラの日付表示を確認します。
 9時40分過ぎ。
 今から戻ればお姉さまとのお約束は守れそうです。

 急いで戻る準備に取り掛かります。
 汚れたからだをザッと洗おうかと思いましたが、ジョセフィーヌさまの土色の肉球痕が散りばめられた自分のからだを見てやめました。
 そのほうが私らしいと思ったから。

 東屋の軒先に吊るしておいた尻尾はフワフワに乾いていて、私は躊躇なく自らの手でそれを自分の肛門に捻じ挿れました。
 ついでに使っていた洗濯ばさみも右乳首に。
 そのほうが私らしいと思ったから。

 三脚をたたんでバッグにしまい、空となったペーストチューブもゴミ袋に入れてバッグにしまい、少し斜めにズレていたネコミミカチューシャを正しく直してから、ジョセフィーヌさまが咥えられたリードに引かれて広場を後にします。
 
 右手には動画モードで自画撮りしつつのお姉さまのビデオカメラ、左肩にお散歩セットのバッグを提げ、次にジョセフィーヌさまに逢えるのはいつなのだろうと、少しセンチメンタルな気持ちになりながら。

「あらあら、からだ中にジョセの足跡付けちゃって、洗濯バサミまでぶら下げて、メス犬直ちゃんはずいぶんお愉しみだったみたいね」

 寺田さまが呆れたような笑みで私をからかいます。

「チーズの匂いプンプンさせて、またペースト全部使いきっちゃったんでしょう?」

 中村さまは完全に呆れ顔です。
 お屋敷に着いて、玄関口で出迎えてくださったのはお姉さまと寺田さま中村さまのお三かた。
 五十嵐さまと角田さまは朝食後、二度寝する、とおっしゃってお部屋に籠もられたそう。

「直子の野糞動画も見たわよ。叫んじゃって泣いちゃって、大騒ぎだったわね」

 お姉さまがニヤニヤ笑いでおっしゃいます。
 野糞っていうストレートに品の無いお言葉に、ああ、あれは客観的に見たらつまりそういう行為なんだと、あらためて赤面してしまいます。
 お姉さまのご感想を中村さまと寺田さまが引き継がれます。

「あんな恥ずかし過ぎることやらされているのに、顔は悲痛そうでも、なんだか嬉しそうにも見えるんだよね。この子って根っからのドエムなんだって思った」

「またイガちゃんの虐めかたが絶妙なのよね。直ちゃんの逃げ場をどんどん失くしていって、最後には泣かしちゃうっていう」

 一瞬、あのときの絶望感がよみがえりますが、お姉さまがたのご感想が思いの外いつも通りに明るいので、ずいぶんホッとしたものでした。
 変わらずに接していただけることが、まだ傷心気味の私には何より嬉しいことだったのです。
 
 ネコミミを外して、ビデオカメラとバッグとネコミミをお渡しし、尻尾とリードはもう一度よく洗っておきなさいとご指示を受けて、洗濯バサミは付けたまま、いつもの屋外バスルームに向かいました。

 全裸に首輪、濡れた髪をタオルで巻いてバスルームから戻ると、大広間の楕円テーブルの上にはメロンやパイナップルの乗ったフルーツサラダのお皿だけが置いてありました。
 お姉さまと寺田さま、中村さまが思い思いの席でスマホやタブレットを弄られていて、五十嵐さまと角田さまはまだお部屋なのかな。
 知らない洋楽の女声バラード曲が低く流れています。

「直子はお腹空いていると思うけれど、この後お出かけしてお昼にお弁当いただくつもりだから、今は軽くで我慢してね」

 お姉さまが私の頭のタオルを外され、私の髪をおやさしく拭ってくださいながらおっしゃいました。

「えっ?お出かけって、もう帰るのではないのですか?」

 私の髪を弄られているお姉さまを思わず振り返ってしまいます。
 食べているあいだにドライヤーかけてあげる、とお姉さまにフルーツサラダの前まで誘導され着席します。
 
「運転手が来るのは午後だもの。寺っちに敷地内に面白い場所があるって聞いたからさ」

 要領を得ないお姉さまのお応え。

「最後の日くらいスール水入らずで過ごさせてあげようと思ってね。それにピッタリの衣装も用意してあげたから…」

 寺田さまがご説明くださいますが、その後すぐにドライヤーのスイッチが入れられたのでうるさくて何も聞こえなくなりました。
 フルーツサラダはメロンもパインもマンゴーも甘くて瑞々しくてとても美味しかったです。

 フルーツも食べ終え、髪もすっかり乾いてお皿が片付けられると、入れ代わりに中村さまがビニール袋に入った衣装のようなものをお持ちくださいました。
 お姉さまが袋を次々に開けられ、中身をテーブルに並べていかれます。
 
 まず下着の上は、乳首しか隠れないくらいの薄い水色のティアドロップマイクロビキニ、下も幅2センチがほぼ一直線と言っていいくらいの同色のウルトラローライズショーツ。
 このふたつは下着ではなく水着なのかもしれません。

 衣装はごくオーソドックスな半袖セーラー服。
 白地に紺色のセーラーカラーやラインが入り、スカーフは鮮やかな赤。
 スカートは紺色のプリーツスカートで、超ミニというわけでもなく、穿いたら腿の半分くらいまでは隠れそう。
 それに白いハイソックス。

「このセーラーってコスプレ用のペラペラ生地のじゃなくて、ちゃんとした制服ぽいじゃん」

 お姉さまがどなたに尋ねるでもなくお独り言っぽくおっしゃると、中村さまがお応えになります。

「それは何年か前、名塚先生のファンて言うか崇拝者だった当時現役のジェーケーが置いてったのよ。学校卒業して淫行条例とかに触れなくなったら、それ着て名塚先生に調教してもらうんだとか言って。あれから姿現わさないけど」

「ふーん。そんな子もいるんだ。インナーとセーラーの落差がエロくていい感じね。直子、さっさと着てみなさい」

 お姉さまのご命令でまず下着から。
 本当に両方の乳首だけをギリギリ隠してくれる超紐ビキニと、穿いてもお尻の破れスジはおろか肛門さえ覆ってくださらない直線ブーメランな超ローライズショーツ。
 
 生地は薄手で肌触り良く、でも乳首の形にしっかり響いてはいますが、ストラップもしっかり縫製されている感じ。
 生地素材からするとやっぱり水着として作られているみたいです。
 実際にこんな水着を着て人前で泳ぐような人がいらっしゃるかは知りませんが。
 
 ただ、私は会社でこの手の衣装をさんざん着せられ慣れしていたので、とくにそれ以上の感想は浮かびませんでした。
 普通に恥ずかしいのは恥ずかしいですけれど。
 外野の方々は大騒ぎです。

「うわー、これって真っ裸より恥ずかしくない?視線を否応なくソコに誘導してる感じ」

「横乳、下乳も丸見えだし、土手もお尻のスジもさらけ出しちゃって、これ、陰毛生えてたら大げさにはみ出して恥ずかし過ぎて卒倒しちゃうんじゃない」

「これって水着でしょ?こんなんでプールやビーチに出たら公然猥褻待ったなしだし、プライベートビーチでも持ってなきゃ着れなそう。誰が作ってて誰が買うんだろ」

「セクシーって言うよりも卑猥って言葉のほうが絶対しっくりくるよね。まさに変態露出狂御用達って感じ」

 いつの間にか五十嵐さまと角田さまも大広間に下りて来られていて、みなさまワイワイ愉しそう。
 お姉さまだけが何もおっしゃらずにニコニコ私を見つめてくださっています。


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