8時過ぎまで朝寝坊して目覚めた木曜日の朝。
晴れたり曇ったりで少し肌寒い、絶好のコート日和でした。
顔を洗って、ミルクティーとマフィンで軽い朝食。
お通じもいつも通り、自然にすみました。
その後、バスタブにお湯をはって、ゆっくりと入浴してから身づくろいとお化粧。
鏡に向かいながら、頭の中で今日のスケジュールを復習しました。
お昼ちょっと過ぎに全裸にコートでお家を出て、まず高層ビルふもとのファッションビルに向かいます。
そこでの目的は、ふたつありました。
ひとつは、すっかり気に入って愛用しているオリーブグリーンのコートをもう一着、同じものを手に入れることでした。
そう考えたのは、ずっと昔、やよい先生からお聞きした、ミーコさまの裸コートのことを思い出したからでした。
ミーコさまは、やよい先生とのデートのとき、ご自分の裸のからだをロープで緊縛して、その上にコートだけ着てくることがよくあったそうです。
そして、そのコートの、いつもやよい先生と腕を組むほうの右側ポケットには穴が空いていて、やよい先生がコートのポケットに手を入れれば、いつでもミーコさまのアソコに、直に触れることが出来るようになっていました。
それはステキなアイデアだと思いました。
確かに裸コートでポケットに手を突っ込むと、ちょうど股間に手が届きます。
私にはまだ、そういうえっちなデートをしてくれるパートナーはいないけれど、独り遊びのときでも、人知れずいろいろ、愉しむことが出来きそう。
穴を空けずにポケットの裏地越しに弄ることも出来ますが、それだと裏地がどんどん汚れてしまうし。
コート自体をとっても気に入っていたので、ポケットに穴を空けて普段使いが出来なくなってしまうのもイヤだったので、もう一着手に入れて、一着を裸コート専用服にしたいと思ったのです。
もうひとつの目的は、ファッションビルのブティック街でお買物して、お洋服一式を揃えること。
下着類とコートの下に着るお洋服。
それらをおトイレかどこかで着込み、次の目的地に向かうつもりでした。
全裸にコートで出かけて、現地調達で普通の服装に戻る、言わば、逆ストリップ、です。
どんなお洋服を買うか、ワンピースにするか、ブラウスとスカートにするか、はたまたパンツか、は、その場の気分とご予算に照らし合わせて決めることにしました。
ひょっとしたらオールインワンのややこしいやつを買ってしまうかもしれません。
買って、そのたびにいちいちどこかで身に着けるか、それともずっと裸コートのままお買物するかも、行ってから決めるつもりでした。
いずれにしても、それだけのお買物をするには、ブティックの店員さんとたくさん会話をしなければならないはず。
試着とか勧められちゃったら、どう言って断ろう・・・
想像しただけでキュンキュン疼いてきちゃいます。
そのファッションビルには、レストランフロアやフードコートも入っているので、お昼時には近くのオフィス街の人たちで、そのビル全体が大いに賑わうことは知っていました。
裸コートで、そんなにたくさんの人たちの前に出るのは初めてでドキドキしますが、ランチタイムなら、逆に関係のないブティック街のフロアは空いているのではないかな、と思い、その時間帯に決行することに決めました。
そうしてコートの下が全裸から普通の服装になったら、今度は一昨日訪れた商店街のお薬屋さんに行ってみるつもりでした。
もちろんそう、白衣のおばさまにお浣腸をしていただくために。
お客さまが来なくておヒマそうな、このあいだと同じくらいの時間帯に到着するのが理想です。
おばさまには、こう告げるつもりでした。
お浣腸は、なんとかひとりで出来ました。
おかげさまで良くなったような気がします。
今日もちゃんと普通のお通じでした。
それで、これからもそうならないように、あのときおばさまがおっしゃっていた、腸のうがい、っていう、ぬるま湯でのお浣腸というのも、しておいたほうがいいかな、って思って、今日は伺いました。
この言い訳なら不自然なところはないはずです。
おばさまは、それでもやっぱりびっくりはされるでしょうけれど、きっとしてくれるはず。
とうとう私はおばさまに、裸のお尻と、無毛のアソコをお見せすることになるのです。
そしてあの、冷たくて太いガラスのお浣腸器の先っちょが私のお尻の穴に挿入され、一生懸命がまんしている姿まで見られてしまうのです。
おばさまがお浣腸してくださるお部屋は、どんな雰囲気なんだろう?
そのとき私は、どうなってしまうだろう?
期待と不安に、乳首が弾けそうです。
めぐらせていた妄想に没入し過ぎて、結局そのままちょこっと慰めてしまい、もう一度軽くシャワーを浴びて身づくろいしていたら、時刻はすでに11時を回っていました。
いよいよ決行の時間が近づいてきました。
ワクワクドキドキで気がヘンになりそう。
なぜだかお腹がクゥーっと鳴りました。
いやらしい気分なときは、あまりお腹が空かない性質な私でしたが、独り暮らしになると、それで放っておいたら丸一日何も食べてないときとかもあって、いくらなんでもそれでは健康に良くないと思い、普段からなるべく朝昼晩、少量ずつでもちゃんと何か食べるように心がけていました。
そっか、これからしばらくは何も食べられないから、何か少しお腹に入れておいたほうがいいかな?
かと言って、数時間後にされる行為のことを考えると、あまり大げさなものは食べたくないし。
バナナでも1本、食べていこうか・・・
そのとき頭の中になぜだか、ヨーグルト、という単語が浮かびました。
ああ!ヨーグルトはいいかもしれない。
お腹に優しいし、乳酸菌は腸の味方だし。
これから数時間後、自分のヘンタイな欲求のために、腸に対してかなり苦しい思いをさせてしまう、という負い目があったせいかもしれません。
ヨーグルトがすっごく食べたくなりました。
キッチンへ行って、冷蔵庫を開けてみました。
生憎ヨーグルトの買い置きはありませんでした。
バナナもありません。
無いとなると、なおさら食べたくなってしまうもの。
まだちょっと時間はあるし、近所のコンビニに買いに行こう。
そう決めました。
そのときの私の格好は、例の乳首穴空きTシャツで下半身は裸。
股間にはタンポンを挿れていました。
火曜日の裸コートお散歩で、あまりにおツユを滴らせてしまった反省から、今日はこれで防御しようと、二度目の身づくろいのときに挿れたものでした。
ファッションビルで下着を買って身に着けたら、抜くつもりでした。
コンビニまでは歩いて一分くらい。
そのためだけに普通の格好に着替えるのもめんどくさいし、この上にコート着ちゃえばいいか。
よく行くお店で店員さんとも顔馴染みだけれど、ほんの数分のことだし、コートさえちゃんと着ていれば、さわられでもしない限り、中身が裸だなんて絶対わからないことは体験済みです。
一昨日の裸コートですっかり自信をつけ大胆になっている私は、すぐにサンルームへ行き、コートを手に取りました。
穴空きTシャツの上にオリーブグリーンのコートを羽織り、ボタンを上までびっちり留めて、小さいトートバッグにお財布だけ入れました。
玄関に出ていたバレエシューズぽいフラットなパンプスを裸足に引っかけ、いそいそとコンビニに急ぎました。
「あら?直子じゃない?」
コンビニまであと数メートルというところで、前から歩いてきた人がすれ違いざまに声をかけてきました。
ドッキーン!
うつむきがちに歩いていた私の全身が、ビックンと大げさに跳ねるほど驚いてしまった理由はふたつ。
ひとつは、人知れずのいやらしい行為実行中に不意に声をかけられての、単純なびっくり。
もうひとつは、かけられたお声が、私がよーく知っている人のものだったことでした。
「ごきげんよう。こんな時間に会うなんて珍しいわね?今日は学校、お休みなんだ?」
秋らしいシックなダークキャメルのワンピーススーツに身を包んだ小柄で可愛らしい女性が、ニコニコ笑って私に駆け寄ってきました。
「ご、ごきげんよう、シーナさま・・・」
裸コートをしているときに偶然シーナさまに会っちゃったら、どんなことになっちゃうだろう?っていう妄想をしたことは、ここ数日のあいだにも何度かありました。
シーナさまなら絶対、そういうアソビにも慣れていらっしゃるだろうから、私はきっと、言葉巧みに翻弄されて、とんでもない辱めを受けることになっちゃうのだろうな。
ひょっとしたら街中で、コートを剥ぎ取られて全裸で放り出されてしまうかも・・・
それは私にとって、とてつもなくワクワクする甘美な期待であるとともに、現実的には、もし本当にそんな事態になったら、って、ビクビク震えちゃうほどの不安と恐怖を伴う、諸刃の剣な妄想でもありました。
それが今、現実となってしまいました。
このコートの中身を、シーナさまに知ってもらいたいような、絶対知られたくないような・・・
「シーナさまも、こんな時間に、珍しいですね?」
私はとりあえず、シーナさまの出方を伺うことにしました。
シーナさまに何か他のご用事があって、二言三言言葉を交わすだけでお別れするのであれば、コートの中身は知られないままでいたい、と思いました。
お忙しいシーナさまですから、ありえることです。
ずるいようですが、私には、せっかく自分で考えたこの後のお愉しみを、ジャマされたくない、という気持ちもありました。
「それがさ、ずいぶん前にアポ取ってた約束をドタキャンされちゃってさあ」
シーナさまがうんざりしたお顔で私に訴えかけてきます。
「優雅にランチしながら打ち合わせしようと思っていたのに、ランチもろともパーになっちゃって、ポッカリ時間空いちゃったのよ」
「わたしとしてはかなり楽しみにしていた打ち合わせだったのよ?もう、ツイてないわ」
「なんだか無性にイライラもしているから、マンション戻って久々にひとりでスッキリして、ついでにお昼寝でもしちゃおうかなー、ってさ」
シーナさまが、うふふ、っていう感じで色っぽく笑いました。
私は、その妖艶な笑顔にドキン。
シーナさまがおヒマだということに、もっとドキン。
「直子は何?コンビニ?あっ、ひょっとしてお昼ご飯の買出し?」
「あっ、えっと、そうです・・・ちょっとコンビニまで」
「そっか。それならちょうどいいわ。これからふたりでどっかにランチ、行こうよ?」
「あっ、えっと、そ、そうですね・・・」
私はまだ態度を決めかねてモジモジ。
「それ、きれいな色のコートねー。そっか、もうすっかりそういう季節だもんね」
「シーナさまのスーツのほうがステキです。すっごく似合っています。カッコイイです」
本当によくお似合いで、見蕩れちゃいます。
「そう?わたしもこれ、気に入ってるんだ。生地だけ選んでオートクチュールよ。パリ製じゃないけどね」
「わたしほら、サイズ難しいからさ、作ってもらっちゃったほうがいろいろ捗るのよ」
今度は、えへへ、って笑いました。
私も曖昧に、うふふ。
私の煮え切らない態度に何かがピンときたのでしょう、シーナさまの瞳が妖しく輝いた気がしました。
「そうだ!あのお店のランチはどう?直子、行ったことないでしょう?」
シーナさまが誘ってくれたそのお店は、この界隈では一番高級と言われている有名なフレンチレストランでした。
「え?そんな!あんなお高そうなお店・・・」
「いいって、いいって、わたしがおごっちゃうから。ツキが無いときは、パーッと散財すると悪いツキも落とせるらしいしさ」
「そうと決まれば、タクシー止めましょう」
私がおろおろしているうちに、お話が決まってしまいました。
シーナさまがその場で、かっこよく右手を高く上げました。
ほどなく一台のタクシーが止まり、シーナさまが私を後部座席の奥に押し込めてお店の名前を告げ、タクシーが走り出しました。
「一週間ぶりくらいかしら?あの後どう?」
シーナさまとお会いするのは、正確に言えば12日ぶりでした。
先々週の土曜日の午後、私はシーナさまとあるところにお出かけをして、その数日後、私の激しかったムラムラ期がいったん治まったのでした。
それから一週間足らずで、またまたこんなことをしている私・・・
「どう、って言われましても・・・えっと、あの、まだキレイです・・・」
「そう。それはよかったわ」
シーナさまが私をじーっと見つめてきます。
私は、今の自分の服装のことが気が気ではありません。
シーナさまは、すでに何かに勘付いているご様子。
早めに自分から白状したほうがいいのか、それともしばらくは成り行きに任せるか・・・
タクシーは長い信号待ちで止まっていました。
運転手さんは初老のおじさまで、ラジオの音楽に合わせて小さくハミングをしていました。
隣に座ったシーナさまは、右向きに少しだけお顔を捻ってまだ、私の横顔を見つめています。
私は、視線を感じながらも、うつむいています。
タクシーが動き出すのを待っていたかのように、シーナさまがシートの上をお尻ごと滑らせて、私にぴったり身を寄せてきました。
それから私の左耳に唇を寄せ、ヒソヒソ声でささやきました。
「ところで直子、わかっているのよね?」
「えっ?」
うつむいていた顔を上げ、何をですか?とつづけながらシーナさまのほうを見ようとすると、再び左耳に唇が押し付けられました。
「これから行くフレンチのお店のことよ」
シーナさまは、そこでいったん私の耳から唇を離しました。
私は顔を左に曲げ、シーナさまと至近距離で見つめ合いました。
シーナさまが少し落としたお声で、私を正面から見つめながら、こうつづけました。
「ああいう気取ったお店ってさ、お店に入った途端に、お客様、コートをお預かりします、ってボーイが駆け寄ってくるわよ?」
「そんな大げさなコートを着たままでお食事をするなんて、そんなマナーは、ありえないもの」
「そうでしょう?ね?」
唇は閉じたままお口の両端だけをクイッと上げて、エレガントに、そしてすっごく楽しげに、シーナさまが微笑みました。
自分の全身がコートの下で、瞬く間に火照ってくるのがわかりました。
*
*コートを脱いで昼食を 12へ
*
直子のブログへお越しいただきまして、ありがとうございます。ここには、私が今までに体験してきた性的なあれこれを、私が私自身の思い出のために、つたない文章で書きとめておいたノートから載せていくつもりです。
2013年9月23日
2013年9月21日
コートを脱いで昼食を 10
眼前にある自分の股間周辺にドボドボとベビーオイルを垂らしてから、右人差し指をアナルへ、左の人差し指と中指を膣へと、ズブリと突き挿しました。
オイルと愛液が入り混じった半透明な液体がピチャッと跳ね、間髪を入れず私の両手が猛然と動き始めました。
あんなイヤな臭いなのに、そんなのでこんなにコーフンしちゃうなんて、私は正真正銘のドヘンタイだ・・・
そんなドヘンタイは、もっともっと懲らしめてやらなくちゃ・・・
ゴム手袋をした両手の指がグリグリグリグリ、二ヶ所の粘膜を浅く深く陵辱しています。
「あーんっ、だめぇーーっ」
その快感にこらえきれなくなったよがり声が、大きく開いた口から洩れ出します。
「あっ、あっ、あっ、あっ・・・」
両手のリズムと同じテンポの切ない喘ぎ。
頭の中には、お薬屋さんで見た、大きくて無機質なガラスの浣腸器の姿がグルグルと回っていました。
あの太くて冷たそうな先っちょにつらぬかれてみたい。
お薬をたっぷり、このいやらしい肛門から注入されたい。
あんなに入れたら、どうなっちゃうんだろう・・・
そして、がまんしきれずに、おばさまの前で汚いものをお漏らししちゃう私・・・
妄想がもたらす恥辱に眉間を歪めつつ顔を上げると、鏡と化した窓に私の浅ましい姿が鮮明に映っていました。
だるまさんのように身を丸めて、大きく開いた両脚を空中に放り出すように高く掲げ、その両脚の付け根付近を熱心に両手でさすっているお下品な女の姿。
そのはしたない女の姿は、紛れもなく現実の私。
両手のスピードがいっそう上がってしまいます。
「ほらね?この子を一目見たときから、そうなんじゃないかと思ったんだ、ワタシ」
頭の中で、お薬屋さんで出会ったチーママさんのお声が聞こえました。
「この子の浣腸器を見つめる目が普通じゃなかったもの、すぐにわかったわよ」
「ワタシが言った、浣腸器をヘンなことに使う人種の最たるものね、このお嬢ちゃん」
「つまり変態よ。澄ました顔してても、頭の中ではいやらしいことしか考えていない、ドスケベ変態オンナ」
私の妄想力では、純粋そうなお薬屋さんのおばさまを、私を虐める意地悪な人としてキャスティングすることは、どうしても出来ないようでした。
なので、その代わりにご登場願ったのがチーママさん。
このかたは、お会いしたときからすぐに、虐め役にぴったりな雰囲気の人だと思っていました。
私をお浣腸するはずの白衣のおばさまは、チーママさんの後ろに退き、ただただ呆れたお顔で私を見つめていました。
私の目の前には、妖艶なチーママさんが腕を組んで、意地悪そうに目を細めています。
「それに知ってる?この子さっき、裸にコートだけ着て浣腸薬買いに来てたのよ?」
「コートの下は真っ裸だったはず。ワタシ、肘でさわったとき確信したわ」
「だから便秘なんて大嘘よ。本当は浣腸薬使って、よからぬ遊びでもしようとしてたんでしょうよ」
「自分を辱めたくて仕方ないのよ。マゾヒストっていうやつね。じゃなきゃこんな格好なんて出来るわけないもの」
チーママさんが軽蔑しきったお顔で薄く笑い、私が突き出しているお尻をパチンと叩きました。
「ああんっ!」
「あら?いい反応ね。痛いのもお好き?だったらこういうのはどう?」
チーママさんが片手で洗濯バサミを拾い、両手のリズムに合わせてプルプル揺れている私のおっぱいを、もう片方の手でむんずと掴みます。
「ほら、こんなもがシートの上に用意してあること自体、この子が虐めてもらいたがっている証拠よね?」
私は、左手をいったん膣から抜き、手探りで洗濯バサミを拾って、左右の乳首をそれぞれ根元まで挟みました。
「あーーいやーっ、痛いーっ!お許しくださいぃーーっ」
そうしているあいだも、右手は動きを止めません。
左手が性器に戻り、いっそう動きが激しくなり、乳首の洗濯バサミもブランブランと派手に揺れつづけます。
「本当にいい格好ね。あなた、そんなにド変態なら、うちの店で働きなさいよ。飛びっきりのスケベオヤジをあてがってあげるわよ?」
「カラオケステージでショーとかしてみない?オナニーショーとかエスエムショー」
「客がいっぱい来て、お金いっぱい貯まるわよ?」
「えっ?オトコはだめなの?なにそれ?変態のクセに生意気ね」
もう一回、バチンとお尻をぶたれます。
「女の子から虐められたいんだったら、いい考えがあるわ」
「うちのお店の子たちに声かければ、毎晩スケベオヤジのお相手でストレス溜まってる女の子たちが、喜んであなたを虐めてくれるはずよ」
「もっとも、お尻の穴弄って濡らしちゃうオンナなんて、彼女たちも人間扱いしないでしょうから、どんなにひどいことされることやら」
「そのパイパンだって、オマンコの中見せびらかしたくてしょうがないからなんでしょ?ほら、もっと開きなさいよっ」
「もう中グッチョグチョじゃない?いやらしいメスの生臭い臭いが、プーンと漂ってくるわ」
チーママさんがお下品なお言葉で、私を容赦なく責め立ててきます。
そんなひどいこと言わないでください・・
私は決してヘンタイなんかじゃないんです、おばさま、信じてください・・・
ただ、こうしていると、お尻の穴がすごく気持ちよくて・・・
私の左手は、人差し指と中指が膣の中をこねくりまわし、伸ばした親指の先でクリトリスを激しくコリコリ擦っていました。
右手の人差し指は、根元までズッポリと隠れ、アヌスの中でウネウネもがいていました。
「あああーーーぅっーーーっ!」
そろそろ限界。
もう、頭の中が真っ白。
「いいいーーーやぁーーーーいいいーくぅーーっ!!!」
結局、お浣腸はしないまま、激しくイってしまいました。
しばらくその場にぐったり横たわっていました。
ふと右手に目をやると、お尻に挿れていた人差し指部分だけ、ゴム手袋の白がうっすら変色していました。
それを見た途端、カーッと頭に血が上り、恥ずかしさにいてもたってもいられなくなって、バスルームに駆け込みました。
熱いシャワーをほとばしらせてから、両手のゴム手袋を剥ぎ取って床に投げ捨て、頭からシャワーを浴びて両手を滅茶苦茶に上下させ、全身を激しくまさぐりました。
今日の私はいつにも増して、ヘンタイなことばっかりしている・・・
お尻の臭いを嗅いでから、からだの火照りが治まらない・・・
お尻の穴であんなに感じちゃうなんて、自分でも信じられない・・・
これはきっと、裸コートのせいだ・・・
裸コートをやったおかげで、私のヘンタイ度がまたひとつ、レベルアップしちゃったんだ・・・
シャワーの熱い飛沫に身を任せながら、そんなことを考えていました。
バスルームの床に捨てたゴム手袋を拾って、右手人差し指の部分の臭いをもう一度嗅いで見たい衝動に駆られます。
でもそれをしたら、またまた暴走してしまいそう。
ゴム手袋から目をそむけ、なんとかがまんしました。
そうしているあいだ中、右手は激しく股間を撫でさすっていました。
「ふーーっ・・・」
熱いシャワーからぬるま湯に切り換え、ずっと浴びているうちに心がだんだん落ち着いてきました。
髪も含めて全身をゆっくり丁寧に洗って、バスルームを出ました。
バスタオルで全身の水気を拭い、全裸のままリビングで髪を乾かし、入念に全身のお手入れ。
すべてを終えて一息ついたのは、夜の7時過ぎでした。
今日買ってきたから揚げとコロッケを温め、バゲットと簡単な野菜サラダと共にダイニングテーブルに並べました。
今の私の格好は、下半身は丸裸。
上半身には、真っ白なシルクの半袖Tシャツを着ています。
このTシャツは、衣替えの頃にお洋服を整理していて、クロゼットの奥底でみつけたものでした。
去年の夏の終わり頃のバーゲンワゴンで、ふんわりツヤツヤした感触が気に入って衝動買いしたものなのですが、お家に帰って着てみたらサイズが小さかったみたいで、あまりにもピッチピチ。
丈もおへそあたりまでしかなく、まるで昔流行った、ちびT、でした。
シルク自体の質は良いみたいで伸縮性が良く、からだの線が乳房のラインまでバッチリ出るし、もちろん、乳首の形まで丸分かりだったので、これはいくらなんでも、ブラしたってお外じゃ着れないからお部屋着にしよう、と思ったまま忘れちゃっていたものでした。
全裸生活中、お水や油が跳ねたり、おっぱいが自由に揺れるとジャマな作業のときに愛用していました。
ただし、全裸生活中ということは、つまりムラムラ期真っ只中な私ですから、普通に着ているだけでは満足出来ませんでした。
すぐに思い立って、バストの頂点を際立たせている部分二ヶ所の布をつまんで、それぞれハサミでチョキンと切ってしまいました。
Tシャツに空いた半径3センチくらいの穴から、これ見よがしに飛び出している尖りきった乳首がふたつ。
ちびT状態のときもそれなりにえっちぽかったのですが、それより数十倍、卑猥な着衣となりました。
わざわざTシャツに穴を空けて乳首だけ露出させている、ということは、それを見て欲しい、という意思表示以外の何ものでもありません。
ここに注目!っていう感じ。
その上、下半身はスッポンポンで、性器とお尻が丸出し。
つまり、こんな格好をする人は、その3箇所を見せたくてたまらないヘンタイ以外の何者でもないのです。
この格好が今のところ私にとっての、裸以上にいやらしい格好、ナンバーワンでした。
そんな破廉恥Tシャツも、数日前にムラムラ期を終えてお洗濯され、しばらく出番が無いはずでした。
まさかこんなにすぐ、またこれを着ることになるなんて。
ダイニングで美味しいから揚げをいただきながら、ひとり、苦笑いしてしまいました。
お夕食中もずっと、次にやる裸コートのことばかり考えていました。
明日は夕方までびっしり講義があるから無理だなー。
明後日は午前中だけだから、また早く帰ってきて出来るな。
今度はどこへ行ってみようか・・・
ファッションビルと、お薬屋さんのおばさまのとこにも、余韻が残っているうちに行かなくちゃ・・・
あのお浣腸器、楽しみだな・・・
考えているだけで、Tシャツから飛び出している乳首が性懲りもなく、グングン熱を持って尖ってきました。
私はもうすっかり、裸コートの虜でした。
出来ることなら毎日でも、その格好でお外を歩きたい、と思っていました。
だけどまだちょっと、夜するのは怖いし、大学に秋休みっていうのもあればいいのに・・・
お夕食を終えたら、からだのウズウズががまん出来ないほどになっていました。
食器を手早く洗い、まだお片づけしていなかったサンルームに戻り全裸になりました。
お尻の穴が少しヒリヒリしていたので、今回はお尻は弄らず、チーママさんのお店でオナニーショーをやらされる妄想を、鏡の前で洗濯バサミやローターを使って激しく演じた後、お片づけをしてから眠りにつきました。
翌日はノーパンジーンズで登校。
良いニュースがひとつありました。
その次の日、木曜日の2限目の授業が臨時休講になる、というお知らせを掲示板でみつけたのです。
その日の1限目は出席をとらない講義なので、後でお友達にノートを見せてもらえれば大丈夫。
学校をお休み出来ます。
丸一日を裸コートのためだけに使うことが出来るのです。
それからずっと、木曜日に裸コートで何をするか、ばっかり考えていました。
そして、かなり面白そうな、えっちな計画を作り上げることが出来ました。
まるで遠足の日の前の子供のように、木曜日の朝をワクワク待ちながら眠りにつきました。
*
*コートを脱いで昼食を 11へ
*
2013年9月14日
コートを脱いで昼食を 09
エントランスホールには誰もいませんでした。
柏木のおばさまに帰ってきたことを一応ご報告しておこうと、管理人室のインタフォンのボタンを押しました。
「はーい」
「あ、森下です。今戻りましたので、荷物をお部屋にいったん置いてからまた・・・」
言っているあいだに、柏木のおばさまがエントランスに出ていらっしゃいました。
「おかえりなさい。意外と早かったわね」
私のものであろう大きなダンボール箱を両手で抱えた柏木のおばさまが、ニッコリ笑いかけてくれます。
「ありがとうございます。いったん荷物を置いてからまた降りてきますので、それはそのへんに置いておいてください」
「あら、直子ちゃん、両手が塞がっているのね。だったらおばさんが一緒にお部屋まで持って行ってあげるわよ」
おばさまがそう言って、スタスタとエレベーターのほうへ歩いていってしまいました。
「あっ、ありがとうございます。お手数おかけしてごめんなさい」
「いいの、いいの、ヒマだから」
狭いエレベーターの中でおばさまとふたりきり。
今自分がしていることに負い目があるので、すっごく緊張してしまいます。
「やっぱり今の季節じゃまだ、そういうコートだと少し暑いのかしらね?直子ちゃん、お顔が火照っているわよ?」
「は、はい・・・けっこう歩いたので、ちょっと疲れちゃったみたいかな・・・」
ドキドキしながら答えます。
「あら?あそこの商店街まで行ってきたのね?」
私が肩に提げたトートバッグから覗いている、お肉屋さんの包み紙に目をやるおばさま。
「はい。以前お散歩していてみつけて、今日、ふと行ってみようかなって・・・」
マンションの門をくぐる前に、お薬屋さんの包みはバッグの奥底にしまい、から揚げの包みを一番上にしておいたんです。
エレベーターが私のフロアに着きました。
「わたしもたまに行くわよ。やっぱり自家製、作りたては美味しいものね。そういう揚げ物とかパンとか」
「あそこはとても古くからあって、昔はもっと賑わっていたのよ。お店も今の倍以上あって、わたしもその頃は、ちょっと遠いけれどよく行っていたの」
「今は高齢化と再開発で、閉めちゃったお店のほうが目立つけれどね。わたしが子供の頃からだもの」
「うちもここに住んで長いから、お知り合いもいっぱいいるのよ。そのお肉屋さんとも顔なじみよ」
私のお部屋のドアまで歩きながら、おばさまが懐かしそうにおっしゃいました。
私は、柏木のおばさまが、あのお薬屋さんのおばさまともお知り合いなのかどうか、聞いてみたくて仕方ありませんでした。
でも、脈絡なく突然そんなことを聞くのは絶対ヘン。
逆に、なぜだか尋ねられて、やぶへびになっちゃいそうなのでやめました。
「そのから揚げも絶対美味しいから、また、たまに買いに行ってあげてね」
おばさまが我が事のようにお肉屋さんの応援をして微笑みます。
「はい。あっ、荷物はそこに置いてください。後は自分でやりますから」
「そうね。よいしょっと。それじゃあまたね」
「わざわざありがとうございました」
「ううん。いいのよ。何かあったらまたいつでも言ってね」
ドア脇の棚の花瓶に活けたセイタカアワダチソウの束をちょいちょいと直してから、おばさまは優雅に会釈してエレベーターのほうへと戻っていかれました。
お辞儀をした頭を下げたまま、おばさまの背中をお見送りします。
おばさまがエレベーターの中へ消え、扉が閉じるとすぐに、エレベーターのほうに駆け出しました。
エレベーターの表示が3、2、1と変化して、1のまま動かなくなったのをしっかり確認してから、コートのボタンをはずし始めました。
お部屋のドア前に戻るまでに、一番下までボタンをはずし終えました。
コートの前を開いて、自分の裸を覗き込みます。
全身が満遍なくじっとりと汗ばみ、淡いピンク色に上気しています。
左右の乳首は、これでもかというくらいに背伸びして、その存在を誇示しています。
両脚の付け根付近は、ぱっと見でもわかるくらいテラテラと濡れそぼっています。
欲情している女のからだ、そのもの。
ゆっくりと両腕を袖から抜き、コートを脱ぎました。
脱いだコートを軽くたたんで、おばさまに運んでいただいたダンボール箱の上に置き、その場にしゃがんでショートブーツを脱ぎ始めます。
しゃがんだ途端に、通路の床にポタリとおツユが垂れました。
今日履いていたショートブーツは、ブーツの筒部分と足との隙間に余裕があるデザインだったので、腿から滑り落ちたいやらしいおツユは、みんなふくらはぎを伝ってブーツの中に消えていました。
そんなブーツの中は、まるで雨の日に誤って水溜りにはまってしまったように、左右ともじっとりと濡れていました。
裸コートになってお外を歩いているあいだに、こんなにもえっちなおツユを垂れ流していたんだ・・・
今更ながら、強烈な恥ずかしさがこみ上げてきました。
ブーツを両足とも脱ぎ終えたら、完全な全裸です。
これでお部屋に入れます。
通路のグレイな大理石風タイルの上を裸足で歩くと、濡れた裸足の足跡がうっすらと残ります。
このブーツ、よく洗ってからじゃないと履けないな・・・もしも臭っちゃったらどうしよう・・・
そんなことを考えながら、玄関の鍵を開けました。
夕方5時前。
薄暗い玄関の電気を点けました。
同時に目に飛び込んできたのは、鏡に映った自分の姿。
今、お外からお部屋に戻ってきたばかりなのに、なぜだか全裸な私。
まるで全裸のままお外を歩いてきたみたい。
鏡に映っている自分の顔は、私がよく知っている、えっちなことで頭がいっぱいになっているときの、トロンとした目で口許に締まりの無い、いやらしい私の顔でした。
今すぐにでも、全身をまさぐって気持ち良くなりたい欲求を懸命にがまんして、買ってきたものを所定の場所にしまいました。
実家からの荷物は、開けもせずそのままウォークインクロゼットへ。
ブーツは、中を乾拭きしてから除菌消臭スプレーをして窓際に日陰干し、コートも裏返しにしてサンルームの窓際に吊るしました。
そんな作業をしているあいだも、乳首はずっと尖ったまま。
早くさわって、って私を急かします。
ちょっとつまんでみたくなる気持ちを必死にこらえて、片づけを終えました。
汗ばんだからだにシャワーを浴びたい感じもありましたが、とりあえず一度慰めてから、ゆっくり浴びることにして、すぐさま快楽への準備に移りました。
ベッドルームに行き、ローソクプレイのときに使ったレジャーシートと他数点のお道具を取り出して、サンルームに向かいました。
お外が暗くなると窓全面が鏡張りになる、マジックミラーのサンルーム。
今回は久しぶりに、ここでしてみるつもりでした。
もちろん、この時間帯に中で電気を点けると、お外からは素通し丸見えになっちゃうことは知っています。
でも、よほど私が窓際に近づかない限り、中で何をしているのかがわかるような建物は、近くに無いことも確認していました。
これからする行為は、鏡があるほうが都合がいいし、ずっと寝そべっていれば遠くのビルからでも見えないだろうし。
裸コートをしたためなのか、すっごく気持ちが大胆になっていました。
それに、ここのほうがリビングよりおトイレに近いし・・・
ところどころに赤いローソク痕がこびりついている銀色のレジャーシートを、サンルームの入口付近に敷きました。
ここからおトイレまでは、直線で5メートルくらい。
サンルームのドアもおトイレのドアも開け放しておきます。
それから、お外の地面が駐車場なバルコニーに面した側の大きな窓にかかるブラインドを、次々に開いていきました。
鏡と化した大きな窓ガラスが、私の全裸な全身を映し出しました。
もしも今、バルコニーに誰かいたら、オールヌードの私がガラス越しの至近距離で、暗闇に煌々と浮かび上がって見えているはず。
そう考えただけで、キュンキュン感じてきちゃいます。
レジャーシートを少し窓のほうに寄せ、窓にお尻を向けて四つん這いになってみます。
大丈夫。
ちゃんとお尻が映ってる。
位置が決まって、その手元となるあたりに準備したお道具を並べました。
今日買ったお浣腸のお薬、ベビーオイル、バスタオル、お水を溜めたバスボウル、念のための木製洗濯バサミ数個とピンクローター。
そう。
これから私は、あのお薬屋さんのおばさまからお浣腸をされる妄想で、シミュレーションオナニーをしてみるつもりなのです。
両手に極薄の白っぽいゴム手袋をはめます。
看護婦だったというあのおばさまなら、絶対そうするはず、と思って用意したものでした。
この手袋をして自分のからだをさわると、自分の手でさわられているのではないような感触がして、好きなグッズのひとつでした。
その手で、今日買ったベビーオイルを開けました。
おばさまにお浣腸していただくなら、やっぱり四つん這いだろうな。
スカートを捲り上げられるのと、ズボンを下ろすのとでは、どっちがより恥ずかしいだろう?
そうだ、オールインワンのサロペットやコンビネゾンを着ていけば、上半身もろとも脱がなきゃいけなくなっちゃう。
そういうのもいいかな?
でも、お浣腸してもらおうって訪問してるのに、そんなややこしい服を着てくるのは、ちょっとわざとらし過ぎるかも。
どうするか、行くときまでに服装をちゃんと真剣に考えたほうがいいな・・・
銀色のレジャーシートの上で実際に四つん這いになってから、ベビーオイルをゴム手袋の右手のひらにたっぷり垂らしました。
それから下着を取られて、最初は肛門の消毒かな?
それからオイルでマッサージ。
おばさま、どんなふうにマッサージしてくれるだろう?
四つん這いのまま右手を背中からお尻に回し、穴のあたりをオイルまみれにしました。
あっ、その前に、私のその周辺に毛が無いこと、絶対聞かれるだろうな。
今はとくに、入念にお手入れしちゃった直後で、まったく無い状態だからなー。
何て答えようか?
生まれつき薄いからかっこ悪いと思って、いっそのこと、って思って全部剃っちゃいました、で、ご納得してくださるかな?
看護婦さんなら、そういうのも見慣れているだろうし、あら、そうなの、って、あっさり流してくれるといいな・・・
そんなことを考えながら、お尻の穴を中心に周辺を右手でヌルヌル愛撫しています。
指先が肛門に触れると、肛門がヒクっとすぼまるのがわかります。
お浣腸器を挿れやすくするためのマッサージなのだから、滑りをよくするために、当然おばさまの指が穴に、アナルに入ってくるのだろうな。
どんな感じなんだろう?
自分でお尻に手をやって、広げたほうがいいのかな?
昔、やよい先生にタンポンを突っ込まれたことがあったけれど、アナルに何か挿れるなんて、あれ以来かな。
そう言えばアナルって、響きがなんともいやらしい感じだな。
そうそう、アヌスっていう言葉もいやらしい・・・
頭の中の妄想を具現化するように、私の右手人差し指がそろそろと、肛門の中に進入してきました。
「んっ!」
ヌルヌルしているから別に痛くは無く、むしろ、むず痒い官能にゾクゾクしていました。
指が少しづつ、より深く前進するたびに、肛門がキュッと締まるのがわかります。
「んんーっ」
埋まった指を中で少し動かすと、下半身全体がモゾモゾ悶えてしまいます。
考えてみると私は今まで、さほど積極的に自分のアナルを虐めたことはありませんでした。
お浣腸のほかは、ローターを当てて震わせたりがせいぜい。
やよい先生のタンポン挿入が一番ハードな責めだったかもしれません。
やっぱり、そこから出てくるもの、に対する禁忌感、嫌悪感が大きかったのだと思います。
だけど今、なんだかすごく気持ちいい。
人差し指は、第二間接くらいまで埋まっていました。
指先をクイクイ動かすたびに新鮮な官能を感じていました。
「んあんっ、んーぅんっ」
やだっ、私ったら、ここでこれに目覚めちゃったら、おばさまとの本番でもマッサージだけであんあん喘いじゃいそう・・・
気持ちはいいのですが、四つん這いという格好に無理がありました。
これだと疲れるし、右手しか使えないし、鏡を見るにも首を大きく捻らなければなりません。
そこでいったん手を止めて、別の体勢になることにしました。
おばさまがおっしゃっていた、もっとも恥ずかしいお浣腸の体勢。
でんぐり返しの途中みたいな、赤ちゃんがオムツを取り替えるときのような格好。
窓に足を向けて仰向けになった私は、そのまま両脚を大きく開いて自分の肩のほうにぐるんと跳ね上げ、代わりに上体を少し起こしました。
後転の途中みたいな格好、と言うよりも、俗に言うまんぐり返しの格好、と言ったほうがわかりやすいでしょう。
からだが柔らかい私は、この姿勢になると自分の目で、自分のアソコもお尻の穴もほぼ正面から目視することが出来ました。
ああんっ!なんて恥ずかしい格好・・・
そしてもちろん、窓である鏡にも自分の姿がバッチリ映っていて、突き出したお尻越しに鏡の中の自分とバッチリ目が合っちゃいました。
もしもこの姿勢でおばさまからお浣腸を受けたなら、私は始終おばさまとお顔を合わせたまま、束の間の恥辱に耐えなければならなくなるのです。
こんな姿勢だと、私の開いたアソコからとめどなく溢れ出るいやらしいおツユを、おばさまの目から隠すことも出来ません。
お浣腸されながら愛液を垂らす女・・・
さすがの純粋なおばさままも、私のそんな姿を見たら、この女は淫乱な変態娘だ、と思い知ることになるでしょう。
それはたぶん、私の身の破滅、でもやってみたい・・・
そんな妄想にいてもたってもいられなくなり、自由な両手が私の下半身に伸びていきました。
左手は性器、右手はアナル。
そのとき何を思ったのか、右手をお尻に伸ばす前に何の気なしに自分の鼻先に持ってきて、人差し指の匂いを嗅いでしまいました。
手袋のゴムのケミカルな匂いに混じった、形容し難い、ケダモノじみたお下品な匂い。
匂いと書くより臭いと書くべき、はしたない臭い。
それを嗅いだ瞬間、私の中で何かがバチンと、音をたてて弾け跳びました。
*
*コートを脱いで昼食を 10へ
*
柏木のおばさまに帰ってきたことを一応ご報告しておこうと、管理人室のインタフォンのボタンを押しました。
「はーい」
「あ、森下です。今戻りましたので、荷物をお部屋にいったん置いてからまた・・・」
言っているあいだに、柏木のおばさまがエントランスに出ていらっしゃいました。
「おかえりなさい。意外と早かったわね」
私のものであろう大きなダンボール箱を両手で抱えた柏木のおばさまが、ニッコリ笑いかけてくれます。
「ありがとうございます。いったん荷物を置いてからまた降りてきますので、それはそのへんに置いておいてください」
「あら、直子ちゃん、両手が塞がっているのね。だったらおばさんが一緒にお部屋まで持って行ってあげるわよ」
おばさまがそう言って、スタスタとエレベーターのほうへ歩いていってしまいました。
「あっ、ありがとうございます。お手数おかけしてごめんなさい」
「いいの、いいの、ヒマだから」
狭いエレベーターの中でおばさまとふたりきり。
今自分がしていることに負い目があるので、すっごく緊張してしまいます。
「やっぱり今の季節じゃまだ、そういうコートだと少し暑いのかしらね?直子ちゃん、お顔が火照っているわよ?」
「は、はい・・・けっこう歩いたので、ちょっと疲れちゃったみたいかな・・・」
ドキドキしながら答えます。
「あら?あそこの商店街まで行ってきたのね?」
私が肩に提げたトートバッグから覗いている、お肉屋さんの包み紙に目をやるおばさま。
「はい。以前お散歩していてみつけて、今日、ふと行ってみようかなって・・・」
マンションの門をくぐる前に、お薬屋さんの包みはバッグの奥底にしまい、から揚げの包みを一番上にしておいたんです。
エレベーターが私のフロアに着きました。
「わたしもたまに行くわよ。やっぱり自家製、作りたては美味しいものね。そういう揚げ物とかパンとか」
「あそこはとても古くからあって、昔はもっと賑わっていたのよ。お店も今の倍以上あって、わたしもその頃は、ちょっと遠いけれどよく行っていたの」
「今は高齢化と再開発で、閉めちゃったお店のほうが目立つけれどね。わたしが子供の頃からだもの」
「うちもここに住んで長いから、お知り合いもいっぱいいるのよ。そのお肉屋さんとも顔なじみよ」
私のお部屋のドアまで歩きながら、おばさまが懐かしそうにおっしゃいました。
私は、柏木のおばさまが、あのお薬屋さんのおばさまともお知り合いなのかどうか、聞いてみたくて仕方ありませんでした。
でも、脈絡なく突然そんなことを聞くのは絶対ヘン。
逆に、なぜだか尋ねられて、やぶへびになっちゃいそうなのでやめました。
「そのから揚げも絶対美味しいから、また、たまに買いに行ってあげてね」
おばさまが我が事のようにお肉屋さんの応援をして微笑みます。
「はい。あっ、荷物はそこに置いてください。後は自分でやりますから」
「そうね。よいしょっと。それじゃあまたね」
「わざわざありがとうございました」
「ううん。いいのよ。何かあったらまたいつでも言ってね」
ドア脇の棚の花瓶に活けたセイタカアワダチソウの束をちょいちょいと直してから、おばさまは優雅に会釈してエレベーターのほうへと戻っていかれました。
お辞儀をした頭を下げたまま、おばさまの背中をお見送りします。
おばさまがエレベーターの中へ消え、扉が閉じるとすぐに、エレベーターのほうに駆け出しました。
エレベーターの表示が3、2、1と変化して、1のまま動かなくなったのをしっかり確認してから、コートのボタンをはずし始めました。
お部屋のドア前に戻るまでに、一番下までボタンをはずし終えました。
コートの前を開いて、自分の裸を覗き込みます。
全身が満遍なくじっとりと汗ばみ、淡いピンク色に上気しています。
左右の乳首は、これでもかというくらいに背伸びして、その存在を誇示しています。
両脚の付け根付近は、ぱっと見でもわかるくらいテラテラと濡れそぼっています。
欲情している女のからだ、そのもの。
ゆっくりと両腕を袖から抜き、コートを脱ぎました。
脱いだコートを軽くたたんで、おばさまに運んでいただいたダンボール箱の上に置き、その場にしゃがんでショートブーツを脱ぎ始めます。
しゃがんだ途端に、通路の床にポタリとおツユが垂れました。
今日履いていたショートブーツは、ブーツの筒部分と足との隙間に余裕があるデザインだったので、腿から滑り落ちたいやらしいおツユは、みんなふくらはぎを伝ってブーツの中に消えていました。
そんなブーツの中は、まるで雨の日に誤って水溜りにはまってしまったように、左右ともじっとりと濡れていました。
裸コートになってお外を歩いているあいだに、こんなにもえっちなおツユを垂れ流していたんだ・・・
今更ながら、強烈な恥ずかしさがこみ上げてきました。
ブーツを両足とも脱ぎ終えたら、完全な全裸です。
これでお部屋に入れます。
通路のグレイな大理石風タイルの上を裸足で歩くと、濡れた裸足の足跡がうっすらと残ります。
このブーツ、よく洗ってからじゃないと履けないな・・・もしも臭っちゃったらどうしよう・・・
そんなことを考えながら、玄関の鍵を開けました。
夕方5時前。
薄暗い玄関の電気を点けました。
同時に目に飛び込んできたのは、鏡に映った自分の姿。
今、お外からお部屋に戻ってきたばかりなのに、なぜだか全裸な私。
まるで全裸のままお外を歩いてきたみたい。
鏡に映っている自分の顔は、私がよく知っている、えっちなことで頭がいっぱいになっているときの、トロンとした目で口許に締まりの無い、いやらしい私の顔でした。
今すぐにでも、全身をまさぐって気持ち良くなりたい欲求を懸命にがまんして、買ってきたものを所定の場所にしまいました。
実家からの荷物は、開けもせずそのままウォークインクロゼットへ。
ブーツは、中を乾拭きしてから除菌消臭スプレーをして窓際に日陰干し、コートも裏返しにしてサンルームの窓際に吊るしました。
そんな作業をしているあいだも、乳首はずっと尖ったまま。
早くさわって、って私を急かします。
ちょっとつまんでみたくなる気持ちを必死にこらえて、片づけを終えました。
汗ばんだからだにシャワーを浴びたい感じもありましたが、とりあえず一度慰めてから、ゆっくり浴びることにして、すぐさま快楽への準備に移りました。
ベッドルームに行き、ローソクプレイのときに使ったレジャーシートと他数点のお道具を取り出して、サンルームに向かいました。
お外が暗くなると窓全面が鏡張りになる、マジックミラーのサンルーム。
今回は久しぶりに、ここでしてみるつもりでした。
もちろん、この時間帯に中で電気を点けると、お外からは素通し丸見えになっちゃうことは知っています。
でも、よほど私が窓際に近づかない限り、中で何をしているのかがわかるような建物は、近くに無いことも確認していました。
これからする行為は、鏡があるほうが都合がいいし、ずっと寝そべっていれば遠くのビルからでも見えないだろうし。
裸コートをしたためなのか、すっごく気持ちが大胆になっていました。
それに、ここのほうがリビングよりおトイレに近いし・・・
ところどころに赤いローソク痕がこびりついている銀色のレジャーシートを、サンルームの入口付近に敷きました。
ここからおトイレまでは、直線で5メートルくらい。
サンルームのドアもおトイレのドアも開け放しておきます。
それから、お外の地面が駐車場なバルコニーに面した側の大きな窓にかかるブラインドを、次々に開いていきました。
鏡と化した大きな窓ガラスが、私の全裸な全身を映し出しました。
もしも今、バルコニーに誰かいたら、オールヌードの私がガラス越しの至近距離で、暗闇に煌々と浮かび上がって見えているはず。
そう考えただけで、キュンキュン感じてきちゃいます。
レジャーシートを少し窓のほうに寄せ、窓にお尻を向けて四つん這いになってみます。
大丈夫。
ちゃんとお尻が映ってる。
位置が決まって、その手元となるあたりに準備したお道具を並べました。
今日買ったお浣腸のお薬、ベビーオイル、バスタオル、お水を溜めたバスボウル、念のための木製洗濯バサミ数個とピンクローター。
そう。
これから私は、あのお薬屋さんのおばさまからお浣腸をされる妄想で、シミュレーションオナニーをしてみるつもりなのです。
両手に極薄の白っぽいゴム手袋をはめます。
看護婦だったというあのおばさまなら、絶対そうするはず、と思って用意したものでした。
この手袋をして自分のからだをさわると、自分の手でさわられているのではないような感触がして、好きなグッズのひとつでした。
その手で、今日買ったベビーオイルを開けました。
おばさまにお浣腸していただくなら、やっぱり四つん這いだろうな。
スカートを捲り上げられるのと、ズボンを下ろすのとでは、どっちがより恥ずかしいだろう?
そうだ、オールインワンのサロペットやコンビネゾンを着ていけば、上半身もろとも脱がなきゃいけなくなっちゃう。
そういうのもいいかな?
でも、お浣腸してもらおうって訪問してるのに、そんなややこしい服を着てくるのは、ちょっとわざとらし過ぎるかも。
どうするか、行くときまでに服装をちゃんと真剣に考えたほうがいいな・・・
銀色のレジャーシートの上で実際に四つん這いになってから、ベビーオイルをゴム手袋の右手のひらにたっぷり垂らしました。
それから下着を取られて、最初は肛門の消毒かな?
それからオイルでマッサージ。
おばさま、どんなふうにマッサージしてくれるだろう?
四つん這いのまま右手を背中からお尻に回し、穴のあたりをオイルまみれにしました。
あっ、その前に、私のその周辺に毛が無いこと、絶対聞かれるだろうな。
今はとくに、入念にお手入れしちゃった直後で、まったく無い状態だからなー。
何て答えようか?
生まれつき薄いからかっこ悪いと思って、いっそのこと、って思って全部剃っちゃいました、で、ご納得してくださるかな?
看護婦さんなら、そういうのも見慣れているだろうし、あら、そうなの、って、あっさり流してくれるといいな・・・
そんなことを考えながら、お尻の穴を中心に周辺を右手でヌルヌル愛撫しています。
指先が肛門に触れると、肛門がヒクっとすぼまるのがわかります。
お浣腸器を挿れやすくするためのマッサージなのだから、滑りをよくするために、当然おばさまの指が穴に、アナルに入ってくるのだろうな。
どんな感じなんだろう?
自分でお尻に手をやって、広げたほうがいいのかな?
昔、やよい先生にタンポンを突っ込まれたことがあったけれど、アナルに何か挿れるなんて、あれ以来かな。
そう言えばアナルって、響きがなんともいやらしい感じだな。
そうそう、アヌスっていう言葉もいやらしい・・・
頭の中の妄想を具現化するように、私の右手人差し指がそろそろと、肛門の中に進入してきました。
「んっ!」
ヌルヌルしているから別に痛くは無く、むしろ、むず痒い官能にゾクゾクしていました。
指が少しづつ、より深く前進するたびに、肛門がキュッと締まるのがわかります。
「んんーっ」
埋まった指を中で少し動かすと、下半身全体がモゾモゾ悶えてしまいます。
考えてみると私は今まで、さほど積極的に自分のアナルを虐めたことはありませんでした。
お浣腸のほかは、ローターを当てて震わせたりがせいぜい。
やよい先生のタンポン挿入が一番ハードな責めだったかもしれません。
やっぱり、そこから出てくるもの、に対する禁忌感、嫌悪感が大きかったのだと思います。
だけど今、なんだかすごく気持ちいい。
人差し指は、第二間接くらいまで埋まっていました。
指先をクイクイ動かすたびに新鮮な官能を感じていました。
「んあんっ、んーぅんっ」
やだっ、私ったら、ここでこれに目覚めちゃったら、おばさまとの本番でもマッサージだけであんあん喘いじゃいそう・・・
気持ちはいいのですが、四つん這いという格好に無理がありました。
これだと疲れるし、右手しか使えないし、鏡を見るにも首を大きく捻らなければなりません。
そこでいったん手を止めて、別の体勢になることにしました。
おばさまがおっしゃっていた、もっとも恥ずかしいお浣腸の体勢。
でんぐり返しの途中みたいな、赤ちゃんがオムツを取り替えるときのような格好。
窓に足を向けて仰向けになった私は、そのまま両脚を大きく開いて自分の肩のほうにぐるんと跳ね上げ、代わりに上体を少し起こしました。
後転の途中みたいな格好、と言うよりも、俗に言うまんぐり返しの格好、と言ったほうがわかりやすいでしょう。
からだが柔らかい私は、この姿勢になると自分の目で、自分のアソコもお尻の穴もほぼ正面から目視することが出来ました。
ああんっ!なんて恥ずかしい格好・・・
そしてもちろん、窓である鏡にも自分の姿がバッチリ映っていて、突き出したお尻越しに鏡の中の自分とバッチリ目が合っちゃいました。
もしもこの姿勢でおばさまからお浣腸を受けたなら、私は始終おばさまとお顔を合わせたまま、束の間の恥辱に耐えなければならなくなるのです。
こんな姿勢だと、私の開いたアソコからとめどなく溢れ出るいやらしいおツユを、おばさまの目から隠すことも出来ません。
お浣腸されながら愛液を垂らす女・・・
さすがの純粋なおばさままも、私のそんな姿を見たら、この女は淫乱な変態娘だ、と思い知ることになるでしょう。
それはたぶん、私の身の破滅、でもやってみたい・・・
そんな妄想にいてもたってもいられなくなり、自由な両手が私の下半身に伸びていきました。
左手は性器、右手はアナル。
そのとき何を思ったのか、右手をお尻に伸ばす前に何の気なしに自分の鼻先に持ってきて、人差し指の匂いを嗅いでしまいました。
手袋のゴムのケミカルな匂いに混じった、形容し難い、ケダモノじみたお下品な匂い。
匂いと書くより臭いと書くべき、はしたない臭い。
それを嗅いだ瞬間、私の中で何かがバチンと、音をたてて弾け跳びました。
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