2024年8月15日

肌色休暇四日目~類に呼ばれた友 10

 それからは、私の膣口にこけしさまが挿入されては去りが何度もくり返され、そのたびに私はビチャビチャと潮を撒き散らしていました。

「あーあ、こうなっちゃうとこの子は、もう何をやっても制御不能なのよ。ずっとイキっぱだから最後にあなたたちに、人間ってこんなになっちゃうんだっていうくらい、強烈なオーガズムを見せてあげる。直子が気絶しちゃわなければ、の話だけれどね」

「えっ?大丈夫なのですか?」

「うん、直子はずっとシアワセの真っ只中だから、たぶん大丈夫」

 朦朧とした頭にお姉さまとどなたかとの会話が聞こえてきます。
 細かいことは理解出来ないけれど、お姉さまが私を更に悦ばせようとされているニュアンスは感じています。
 それを私はすっごくシアワセに感じています。

「それじゃあ今度はあなたがこけしを担当して。それであなたはこの無駄にやらしく目立っている三点、お豆と乳首を虐めてあげて。潰しても捻ってもひっぱたいても、何しても大丈夫だから」

 お姉さまのお声が聞こえ、担当替えがあったみたい。
 クリットにズキンという刺激を感じたので洗濯バサミが外されたのでしょう。
 こけしさまもすこしのあいだ膣の中でスンと休んでおられたのですが、またすぐにソロリソロリと動き始められます。

 今度のこけしさまの動きは激しさが影を潜め、膣壁全体を満遍なくねぶるようなねっとりとした動き。
 対称的にクリットのほうは無造作にむんずと摘まれギュッと捻られたりグイッと引っ張られたり。
 いずれにしても私の快感はとどまるところを知らず、苦痛も恥辱もすべて快楽へと変換され、より高く昇り詰めるだけ。

「あっ、そこっだめっ、もっとっ、もっとつよくぅ、あんっ、またイクっ、またイクぅぅっ!!!…」

 絶え間ない甘美なオーガズムの波に翻弄される私。
 からだ全体が性感帯になっちゃっています。

「あらあら、クリちゃん虐めに夢中で乳首まで手が回らないみたいだから、おっぱいはあたしが担当してあげましょう…」

 お姉さまのお声がどこかから聞こえたと思ったら、ブリッジ状態でぼんやり見えている地面と草むらに割り込むように、お姉さまのスリムジーンズから伸びる華奢でスッとお綺麗な生足首と白いスニーカーが現われます。
 首を必死に曲げて見上げると、見下ろすお姉さまと視線が合いました。

「気持ち良さそうに喘いでいるけれど、腕が落ちてブリッジが低くなっちゃっているわよ?腕をしっかり伸ばして綺麗にアーチを描かなきゃ駄目じゃない。手伝ってあげる」

 おっしゃったと同時に左右の乳首が同時にギュッと摘まれます。
 ってお姉さま、さっきまでビデオカメラをお持ちだったはずのに、なんで両手が使えるのですか?

「あなたもクリトリス摘んでね。イチニのサンでグイッと上に引っ張り上げるから」

 お姉さまのお言葉が終わるか終わらないかのうちに私のクリトリスをもてあそんでいるどなたかの指先にギューッと力が入ります。
 すかさずお姉さまのお声でイチニのサン!

「いやぁーーっ!いたぃぃぃーーっ!!いいぃぃーーっ、んんーーーぅぅぅっ!!!」

 左右の乳首とクリトリスが二等辺三角形を描いて凄い力で上に引っ張られ、敏感な恥部三点を襲う激痛が喩えようの無い快感に変わりイキ果てます。
 胸から下腹部にかけてが上方へと引っ張り上げられ、地面に突いていた両腕が伸び、結果、ブリッジのアーチが見事に復活します。

「うん、綺麗なブリッジ。まだまだがんばれるじゃん。そんな直子にはご褒美を上げましょう」

 両乳首を引っ張る激痛は去っていましたが、相変わらずの疼痛がジンジン両乳首を覆っています。
 お姉さまの足首も視界から消えたし、と首を持ち上げると、両乳首にはしっかりそれぞれ洗濯バサミが噛み付いていました。
 膣内とクリットを蹂躙する刺激は休むことを知らず、快楽の大波小波が相変わらず寄せては返しています。

「あんっ、いいっ、またイクっ、またいきますっ!いやっ、だめっ!!んんんぅぅぅぅーー!!!」

「あなたたちも気になってるでしょ?オマンコの下にある手つかずなもうひとつの穴…」

 ハアハア息も絶えだえな私の耳に、お姉さまのお声が今度は私の下半身のほうから聞こえてきました。

「さっきはあなたたちにはまだ早いかな、って言ったけど、この際だから見せてあげる。浅ましすぎるドマゾ女のお下劣なイキザマ」

 お姉さまの弾んだお声が聞こえてきます。

「もっともこんなふうになった直子だと、どこ触っても感じまくっちゃうトランス状態なんだけどね。でもまあ話のネタにはなるはずよ。絵面のお下品さがかなりインパクトがあるから」

 含み笑い混じりにおっしゃったお姉さま、おふたりが虐めている手にストップをかけたようです。
 膣からこけしさまが引き抜かれ、クリットへの愛撫も止まりましたが、私は余韻でまだビクンビクンと小イキ状態。

 束の間放置されて徐々に呼吸も落ち着き、もっと刺激が欲しいなと性懲りもなく思ったとき…
 お尻の穴をスッと撫ぜられました。

「はうんっ!」

 すぐに、多分私の愛液であろうヌルヌルした粘液を纏った細い指先が私のアヌスに侵入してきます。

「あんっ、あーーっ、そこはだめーーっ!」

「うわっ、ズッポリ…」

 驚愕満点なおふたりのお声がユニゾンで聞こえます。

「ほら、この子はこんなところ弄られても感じまくっちゃうの。お尻の穴に指突っ込まれて悦んじゃうのよ」

 お姉さまのご愉快そうなお声とともに私の肛門をお姉さまの指が出たり入ったり。

「ぬぅっ、うーーんっ、あんっ、あはーんっ、ぬふぅーんっ…」

 膣穴とはまた異なる恥辱感強めな背徳感溢れる快感。
 こんなところを弄られて感じちゃうなんて…でも気持ち良いのだからしょうがない…ああんっ、気持ちいいっ…

 お尻の穴がムズムズ疼き、何か余計なものまで出てしまいそうな不安。
 そのうち出入りする指の感触が落ち着き、そのまま指が奥へ奥へと潜り込んでくる感触。

「うわっ、二本も…」

 というどなたかのお声が聞こえたので、お姉さまの人差し指に中指も加わったのでしょう。
 深く挿入された指先が粘膜を介した膣側に折り曲げられ、腸壁越しの膣壁がトントントンとリズミカルに刺激されます。
 その瞬間、今までとは桁違いの凄まじい快感が下腹部から全身へと広がりました。

「あっ、あっあんっ、いいっ、いいっ、そこっ、あっ、あーんっ!!」
「いやっ、いやいやいやっ、いくぅ、いっちゃうっ、あっ、あっ、あぁぁぁぁーーっ!!!」
「んっ、んんーーーーっ、うぬぅぅぅーーーーっ、んぐぅぅぅーー、うっ、うぅぅぅっーーっ!!!」

 ブリッジの両腕を必死に踏ん張ったまま、あられもなく悶え乱れ暴れます。
 何度も何度も大小の快楽の波が寄せては返し、為す術なく翻弄されます。
 蓄積された快感は、やがて大きなうねりとなって終わらないオーガズムが訪れます。
 腸壁への愛撫とともにお尻をペチペチと叩かれる、そのリズムと同期して何度も何度もイキ果てました。

「…凄かったでしょ?これがケツマンコの威力。お尻側からのGスポット責め。あーあ、こんなにシオ撒き散らしちゃって…」

 手放しかけた意識の向こう側からお姉さまのお声が聞こえてきました。
 うるさいほどハアハアいっているのは自分の呼吸、全身あちこちの皮膚が意志とは関係なくヒクヒク引き攣っています。
 ブリッジはいつの間にか崩れ、膝から下の両脚だけ鉄棒の支柱に縛られたまま、地面に仰向けにだらしなく寝そべっていました。

 ヘンタイ過ぎる、信じられない、というお姉さま以外のご興奮気味なお声が耳に届いていますが、私には意味を成さず、五感すべてが放心してしまっています。
 寝そべったまままどろむように再び意識を手放しかけたとき、お姉さまの一際大きなお声が私の鼓膜を揺らしました。

「あら大変!あなたたち、もう2時を過ぎちゃってるわよ、部活、大丈夫?」

「えーーっ!?ちょっ、やばいぃーっ!」

 それからドタドタと走り去る音がして、そのあいだにお姉さまが私の足元にしゃがまれて支柱から解いてくださいます。
 両脚が開放されて私がよろよろ立ち上がる頃、おふたりがそれぞれバッグを提げてお姉さまの傍に駆け出してこられます。
 メガネの彼女さまがおもむろに小さな紙片を差し出されます。

「これ、わたしのケータイ番号ですっ。写真、必ず送ってくださいねっ!」

 息せき切られて投げつけるようにおっしゃられたかと思うと、踵を返されておふたりとも校門のほうへと猛ダッシュ。

「自転車、気をつけて事故らないように行きなさいねーっ、今日はありがとーっ」

 お姉さまが笑いながらおっしゃられたお礼も聞こえたかどうか。
 校門前の自転車にそれぞれ飛び乗るように跨り、瞬く間にお姿が見えなくなりました。

「やれやれ、想定外のハプニングだったわね。直子は充分愉しめたようだけれど」

 少しお疲れ気味っぽいお姉さまが苦笑交じりで汗みずくな私に広げたバスタオルをそっと掛けてくださいます。
 汗をザッと拭ったところでクーラーボックスにまだ残っていたスポーツドリンクを手渡してくださり、私はゴクゴクとそれを飲み干します。

「でもギャラリーがいなくなっちゃうと一段落ついちゃった気がして、一段落つくとこんな炎天下の暑さに耐えられなくなっちゃう」

 お姉さまがお独り言っぽくボソッとつぶやかれます。

「あたしたちもそろそろ戻ろうか。お迎えももうそろそろ着く頃だろうし」

 お姉さまのご提案で私たちもお屋敷に戻ることにします。
 私は敢えて服を着直すようなこともせず、首輪と愛液でベトベトなソックスにサンダルの全裸で、助手席にバスタオルを敷いてお車に乗り込みます。
 お車のクーラーが効いてきた途端、生き返る気分。

 お車の中では、お姉さまが運転されながらギャラリーになってくださったおふたりのご印象を、楽しそうにお話してくださいました。

「彼女たちと話していて、背の高いほう、髪を後ろで束ねてたほうね、の彼女はかなりウブなように感じたのよね。まあ、いわゆる下ネタ的な意味で」

 お姉さまがおっしゃるのはポニーテイルの彼女さまのことでしょう。

「人当たりは良いけれど、まあ普通の優等生っていう感じで、つまり奥手」
「たぶんあまりオナニーとかしていないんじゃないかな。だからあんまりヘンタイ的なことするとすぐ逃げちゃいそうだと思ってさ」
「だから早々と撮影係に任命したの。責任感はありそうだったし、役目を与えていればそうそう逃げ出せないでしょう」

「メガネの彼女のほうは、大人しそうな顔していたけれど相当なむっつりさんね。夜な夜な独りで性的快楽を追及するタイプの耳年増」
「直子を裸にしたときからすっごく嬉しそうにしていたし、縛ったりお尻叩いたりにも過剰に反応してたから、エスッ気もまあある感じ」
「ふたりとも男性経験はまだみたいね。レズッ気も感じなかったけど、メガネのほうはマゾ虐めは好物みたい」

 お姉さまのご感想をお聞きして、私も行為の最中に感じたことをお話ししました。

「ブリッジのときに、最初にこけしさまを突っ込まれたのがポニーテイルさま、交代されてメガネの彼女さまと思ったのですが…」

 ブリッジのときはみなさまのご様子が見えなかったので、それまでいろいろされた感触から私はこう予想していました。
 当たりよ、とお姉さまがお答えくださいます。

「ポニーテイルの彼女さまのほうは、からだの触り方に慣れていないっていうか、からだへの扱いがぞんざいな感じがしていました。だからこのかた、ひょっとしてご自分で慰めたことがまだないのかな?なんて。クリトリスも思いっきり潰してきたし…」
「逆にメガネの彼女さまのほうは、愛撫がいちいちねっとりしていて触り慣れているていうか、きっとご自分のからだでいろいろ試しているのだろうな、絶対オナニー知っているな、なんて思っていました」

「ふーん、直子もそんなこと考えていたんだ。まああたしらの予想が的外れだったとしても、あの子たちにとって青天の霹靂みたいな光景が目の前で繰り広げられたのは事実よね。直子のケツマンコ爆イキ大量シオ撒き散らしまで見ちゃったんだから。この先の人生がヘンな方向に向かわないことを祈るばかりだわ」

 お姉さまがお芝居っぽく両手を合わせてお祈りのポーズ。
 うふふとふたりで笑います。

「それでお姉さまはおふたりに、本当に私の恥ずかしい写真を送られるつもりなのですか?」

 別れ際に手渡された白い紙片のことをふと思い出し、尋ねてみます。

「ああ、まあ、あたしから言い出したことだし約束は守るべきよね。彼女たちだったら約束通りネットに拡散とかもしなさそうだし、オナニーのオカズにしてもらえたら直子も嬉しいでしょ?」

 イタズラっぽくおっしゃるお姉さまを見て、確かにそれも悪くないなと思います。
 お名前もついぞ聞きそびれたままの彼女さまたちですが。
 涼しい車内で心地良い疲れを感じつつ、そんな他愛も無い話題に興じているうちにもお車は順調に進み、お屋敷の一画が見えてきました。

 門を抜けて石畳を徐行して駐車場へ。
 出てきたときと同じ場所に静かに駐車しました。

「とりあえず軽くシャワーを浴びてから大広間に来なさい。その後お部屋に戻って帰る準備をするから」

 エンジンはまだ止めず冷房の効いた車内で、女子学生風編込みカチューシャな私の髪を解いてくださるお姉さま。
 お車の時計を確認すると午後二時四十分。
 ポニーテイルとメガネの彼女さまたちは無事に部活に間に合ったかしら、とふと思います。

 それからエンジンを止め荷物を降ろし、全裸の私にはトートバッグだけを持たせて正面玄関へと向かいます。
 もう今日でこのお屋敷ともお別れなのだなと思うと感傷的な気分。
 あと一週間は居たい感じです。

 玄関扉下の石階段前まで来てお姉さまが私からトートバッグを取り上げられ、トートバッグからバスタオルだけ取り出され、私に手渡してくださいます。

「はい。さっさとシャワーして、終わったら裸で大広間にね」

 それだけおっしゃって私の裸の背中をパチンとはたいたお姉さまが石階段を上がられ、玄関扉の向こうへ消えたのを確認してから、私は木陰のほうへと足を向けます。
 木陰を超えた芝生の端っこにあるシースルーなバスルーム。
 そこを使うのもこれが最後でしょう。

 今日までにここでやらかした破廉恥な行為の数々を次々に思い出し、赤面と共にセンチな気分に浸りつつ、ふと目を上げると、芝生脇の名塚先生のお仕事部屋和室のガラス戸が大きく開いているのが見えました。
 おやっ?あそこの引き戸が開いているのは珍しいな、と思い足を止めて見ていると、すぐに中から人影が出てきました。

 最初に出こられたのは名塚先生。
 涼しげなえんじ色の作務衣姿で、よく芸能人のかたがしているような縁が大きくて茶系のセレブサングラスをかけていらっしゃいます。
 その手には大きめなショッパーがおふたつ。

 その後ろから白い日傘を差しかけるようにつづかれる大柄な肌色の人影。
 遠目ながらギャングの人がしているような黒サングラス以外、どう見ても全裸の女性です。
 芝生に降り立った名塚先生の背後に日傘を差しかけつつスクッとお立ちになったそのボン・キュッ・ボンなお姿は…
 なんと寺田さまでした。

 芝生の上をご姿勢良く、スッスッと歩いてこられるおふたりの人影が、やがて芝生の端で呆然と立ち尽くす私の姿を見つけられたようでした。

「あら、あなた、お戻りになっていたのね。だったらちょうどいいわ。あなたのほうが適任だから」

 謎なことをおっしゃりながら私の目前まで来られた名塚先生と全裸の寺田さま。
 間近で見る寺田さまの、全裸であることをまるで恥ずかしがる素振りもないままスクッと立っているその立ち姿の美しさといったら。

 乳房は丸みを帯びてボリュウミーながら両乳首は上向きにツンと尖り、キュッとくびれたウエスト、下敷きみたいにまっすぐな下腹部に美しい縦長のおへそ。
 ヒップは逆ハート型にボンとせり出し、恥丘の上で狭い逆三角形に刈り揃えられた薄めの陰毛。
 背中とVゾーンがら空きのレースクイーンレオタード型にうっすら残る日焼け跡が、均整とれ過ぎな裸身をいっそうエロティックに引き立てています。

「さんざんもてあそばれたマゾ女が見せしめのために恥ずかしい姿で玄関外に放置される、っていうシチュの描写なんだけど、なんか、これだ、っていうイメージが湧いてこなくて」
「それで寺田にモデルをお願いして実際に外でいろいろやってみようとしていたところなの。でもオナ子がいるなら、オナ子のほうがイメージが湧きそう。寺田はやっぱり年増だしグラマー過ぎるから」

 なんだかとんでもない場面に出くわしてしまったみたい。
 どうやらシャワーどころのお話では無さそうです。

「今のマゾ子なら、視た感じいい感じに薄汚れているし、脚には縄痕まであって、どこに行ったのかはしらないけれど、ずいぶんお愉しみだったようね」
「今だって寺田の裸をやらしいまなざしでジロジロ視ていたし、わたくしが知る中でも稀にみる好色ドスケベ娘のようだから、わたくしも虐め甲斐があるよ」

 名塚先生の瞳がどんどん嗜虐色に染まっていきます。
 先生に例のスイッチが入っちゃったみたい。

「寺田はそのままわたくしの助手をしなさい。ああそうだ、緊縛放置されたオナ子が通りすがりのヘンタイ女に更にもっとひどい目にあわされるっていうのも面白いかしらね」

「はい先生。仰せのままに」

 寺田さまが初めてお声を出されました。
 濃いサングラスはされていますが、そのお綺麗なお顔にはずっと薄い笑顔が浮かんでいます。

 名塚先生、いえ、あるじさまとお呼びするべきべきでしょうか、がショッパーの中から古びたリードを出され、そのリードが寺田さまの手によって私の首輪に繋がれ、全裸の寺田さまにリードを引かれてお屋敷の表玄関前にたどりつきます。

「まずは寺田、がに股縛りね」

 あるじさまが寺田さまにご指示され、全裸の寺田さまが、あるじさまが地面に置かれたショッパーから麻縄を何束か取り出されました。


2024年7月28日

肌色休暇四日目~類に呼ばれた友 09

「その鉄棒の向こう側に回って、こっちを向いて立ちなさい」

 お姉さまに促され一番低い鉄棒の金網側に回り、みなさまのほうを向いて握り棒の真ん中辺りにまっすぐ立ちます。
 握り棒は私のおへそちょっと下の位置、この高さで前転したら頭が地面に着いてしまいそう。

「本当はジャングルジムを檻みたいに使って、大股開きのありえない格好に縛り付けてじっくりいたぶってあげたいんだけどね。もう一時半回ってるし、サクッと縛ってイかせるほうに時間を割いたほうがあなたたちが愉しめるかなと思ってさ」

 お姉さまがおふたりにご説明されながら、三脚ごとビデオカメラも私が映るように移動されてから、麻縄を片手に私に近づいてこられました。
 おふたりは少し離れたところから、次は何が起こるのだろう、というお顔つきで全裸の私を眺めています。
 お姉さまが私の傍らにしゃがみ込まれ、私の左足首に麻縄の輪が掛けられます。

「あっ!」

「直子はしっかり鉄棒掴んで、倒されないようにしていなさい」

 足下からお姉さまのお声が聞こえ、何?何?と慌てる間もなく、左足首が強引に引っ張られます。

「あんっ、いやんっ…」

 逆らえる術もなく、左足首が今度は鉄棒の支柱左側の地面に縛り付けられてしまいます。
つづいてもう一本の麻縄で右足首が右の支柱に。
 あれよという間に私の両足が鉄棒の幅の長さ、一メートルちょっとくらい?に広げられてしまいました。
 支柱に足首もろとも結び付けられた麻縄は、左右とも随分余っています。

「もう一度脚を引っ張るから、しっかり鉄棒に掴まっていなさいね」

 お姉さまから念を押され、改めてしっかり鉄棒を掴むと、お姉さまは地面に這っていた余りの麻縄を拾い上げ私に近づいて来られます。
 支柱に縛り付けられた左脚近くにしゃがみ込まれ、今度は左膝の裏側に麻縄を通されました。
 麻縄がギュッと引っ張られると左脚の膝下部分が支柱のほうへと寄せられて、左脛が支柱に沿ってまっすぐ縛り付けられました。

「あんっ、お、お姉さま?…」

 思わず戸惑いの声を上げますがお姉さまは何処吹く風。
 同じように右脚も膝から引っ張られ、右の脛が右側の支柱に括りつけられます。
 あれよという間に、腰を落としたガニ股大股開きで鉄棒に拘束されてしまいました。
 大股開きですからマゾマンコの割れスジもパックリ開いてしまっています。

「まあこんなものかな。直子、鉄棒を握ったまま両腕をまっすぐ伸ばして上体を後ろに倒しなさい」

 お姉さまのご命令で、握り棒にしがみついていた両腕を恐る恐る伸ばしていくと、両足は膝から固定されていますから背中が地面に近づき仰け反るような格好となります。
 そうすることによりガニ股のままマゾマンコをより前に突き出すような姿勢となり、まるでみなさまに、ご自由にイタズラしてください、と差し出しているみたい。

「ふふん、これもなかなかに浅ましい格好でしょ?これ見よがしにその部分を見せびらかしているみたいで」

 私の股間部分に近づいてこられたお姉さまが腕を伸ばされ、指先が私の剥き出しな大陰唇を沿うようにツツーと滑ります。

「あんっ!」

「ご自由に弄ってくださいと言わんばかりの生け贄状態ね。今度はこの中を重点的に可愛がってあげる」

 おっしゃりながら左手に隠し持たれていた何かを右手に持ち替えられ、割れ始めの先端部分、未だ大きく腫れ上がっている肉の芽に触れました。

「ああんっ!」

 さっきまでは私の乳首を苛んでいた木製洗濯バサミが、今度は私のクリトリスに噛みつきました。
 その下の穴を邪魔しないように持ち手を上にしてお豆を押し潰してきます。
 少しは治まっていた肉の芽が刺激に反発するように再び腫れ始め、ジンジンする疼痛が下腹部に広がります。

「ほら、今、穴の奥のほうのビラビラがヒクヒク蠢いたの見えた?本当に感度が良すぎるんだから」

 からかうようにご説明されながら、お姉さまの指が私のマゾマンコをもてあそんできます。
 大陰唇の際をなぞられ、ラビアが引っ張られたと思うと膣穴が拡げられ…
 膣奥から愛液がとめどなく滲み出て地面にポタポタ垂れています。

「あ、あんっ、だめっ、ああんっ、そんなっ、弄られたらっ、ううんっ…」

「どう?見えた?弄るたびに奥のほうがウネウネ波打っているでしょう?」

 その場にしゃがみ込まれ、私の秘部を至近距離から食い入るように視つめられているおふたり。
 お姉さまのお問いかけに頷かれるように首が揺れます。

「どう?あなたたちも弄ってみる?」

「えっ!」

 からかうようなお姉さまのご提案に、おふたり同時にユニゾンで困惑のお声。
 アイコンタクトするように呆然と見つめ合ったお二人のお顔から、引き気味な、ちょっと遠慮したいというニュアンスがありありと読み取れます。

「まあ、それもそうね。こんなにビチャビチャよだれみたいに濡れ散らかしているマゾマンコ触るのは躊躇しちゃうかもね」

 おっしゃりながら畳んだバスタオルを私の秘部に押し付けてグリグリ擦ってくださるお姉さま。

「あんっ、ああんっ!」

「でもね、直子のおツユはとても美味なのよ。しょっぱ苦い中に適度な甘みもあって、いくらでも舐められるほど」

 嬉しいことをおっしゃってくださるお姉さまですが、おふたりに私たちの営みを露骨にご説明されているようにも感じて気恥ずかしさも少し。

「ほら、これだけ拭ってあれば気持ち悪さも減って触れるでしょう?真正マゾ女のオマンコ弄るなんて経験、滅多にできないんだから、さっきも言ったけれど演劇部なら何事も経験して役作りに活かさなきゃ」

 おっしゃっていることは思いっ切り破廉恥なのに、部活で励ます先輩みたいにさわやかにおっしゃるお姉さま。
 メガネの彼女さまが真剣なお顔で頷かれているのをご確認されてから、お姉さまが私にダメ押し的なご命令。

「ほら、直子からもお願いしなさい。触って欲しいのでしょう?触ってほしいからそんなにソコを突き出しているのでしょう?」

 詰るようにおっしゃりながらクリットに挟んだ洗濯バサミを指でピンと弾かれます。

「あうっ!は、はいっ…ど、どうか直子のマゾマンコを弄ってくださいぃ…どんなことをされても、わ、私はマゾなので大丈夫ですからぁ…」

 もはや本心がダダ漏れな、心の奥底からの真剣なおねだり。
 好奇のご表情が一層強くなられるメガネの彼女さま。
 驚愕から唖然を経て、軽蔑から侮蔑の色がより濃くなられているようなポニーテイルの彼女さま。
 メガネの彼女さまが意を決されたようにつぶやかれます。

「わたし、触ってみます」

「お、いいねいいね。遠慮なく触ってやって。ビラビラ引っ張ったり穴に指突っ込んだり、何してもいいから」

 私のマゾマンコを弄っていた指を引っ込められ、メガネの彼女さまに場所を譲られたお姉さま。
 メガネの彼女さまとお姉さまは私から見て右側のほうで地面に完全にしゃがみ込まれ、ポニーテイルの彼女さまは左側から中腰になられて、そして真正面には三脚のビデオカメラが、四者四様でそれぞれ私の剥き出しマゾマンコを凝視されています。

「弄っているとまたおツユが溢れ出してきちゃうと思うけれど、直子はただ濡れやすいドスケベヘンタイっていうだけで、ヘンな病気とかは一切持って無いっていつも舐めているあたしが保証するわ」

 ご冗談めかして舌なめずりをされたお姉さまに、クスクス笑われるおふたり。
 メガネの彼女さまの右手がおずおずと私の恥丘に伸びてきます。
 触れるか触れないかのところで一瞬止まったかと思うと、不意に左大陰唇真ん中辺に指先の感触。

「うわっ、熱い…」

 思わずお口をついてしまったという感じでメガネの彼女さまが、今までにない大きなお声でつぶやかれました。

「この人のここ、すっごく熱持ってますね?これってつまり、それだけ興奮してるってことなんですか?」

 メガネの彼女さまがお姉さまに問いかけます。
 私のソコに触れる指は恐る恐るふうにぎこちない優しい愛撫なのですが、大陰唇を形に沿うように一通りなぞってから内側に外れ、小陰唇のより敏感なラビアを執拗に撫ぜてくださっています。
 当然のことながら我慢し切れない私の淫声が喉奥から洩れてしまいます。

「んっ…あっ、あーんっ…」

「そうね、直子はドスケベでとくに感じやすいから、すぐにオマンコ全体に血が集まって熱くなっちゃうのね。ついさっきクリイキもしてたし、こうなるともう手をつけられないのよ」

 お姉さまがご愉快そうにお応えくださるあいだも、メガネの彼女さまの愛撫は止まりません。
 小陰唇の襞の凹凸をご確認されるかのように念入りな愛撫。
 それでも洗濯バサミに挟まれた陰核や、すぐ下にある膣奥には決して指を伸ばされず、おやさしく慈しむような愛撫がつづいています。

「あんっ、ああんっ、んーっ、うぅーんっ…」

「うわっ、奥からみるみるおツユが溢れ出してきた。滑りが良くなってネットリしてるのにツルツルしてヘンな感じ。それに襞がヒクヒク蠢いて穴に誘っているみたい」

 メガネの彼女さまの的確に恥ずかし過ぎる実況中継。
 私は目を瞑り、グングン昂ぶる性感に身を任せるだけ。

「ほら、ちいちゃんも触ってみ、面白いよ。指を少し動かすだけでこの人がアンアン悶えるの。それにつれておツユもどんどん滲み出てくる」

 マゾマンコへの愛撫が突然途絶えて目を開けると、メガネの彼女さまがポニーテイルの彼女さまを笑顔で見つめています。
 メガネの彼女さまのお誘いに逡巡気味なポニーテイルの彼女さまは、メガネの彼女さまから視線を外すと仰け反った私の顔を見下ろして視線を合わせてきます。

 ポニーテイルの彼女さまの瞳がスッと細くなられたと思ったら意を決せられたらしく、その場にしゃがみ込まれ私の秘部におずおずと片手を伸ばされます。
 右手の人差指が真っ直ぐ伸びているな、と確認する間もなくズボッ!

「あうっ!」

 いきなり膣穴の奥深くまで乱暴に挿入されました。
 それもすんなり受け挿れる私のマゾマンコ。
 膣中で遠慮がちにウネウネと膣壁を擦るポニーテイルの彼女さまの右手人差し指。
 でも数秒ですぐに引き抜かれてしまいました。

「なんか本当に奥へ誘い込むように粘膜がウネウネ吸い付いてきた…」

 驚愕のご表情でご自分の濡れた人差し指を見つめられるポニーテイルの彼女さま。
 そんなご様子をご満足そうに眺められていたお姉さまが立ち上がられ、ご自分のバッグのほうへ。
 何かを取り出されて後ろ手に隠しつつ、おふたりに向き合います。

「すごいでしょ。これが直子のオマンコ。百戦錬磨で鍛えられたスケベなことにはとことん貪欲な名器中の名器なのよ」

 嬉しさと恥ずかしさ半分半分なお姉さまから私への剥き出しマゾマンコへの賛辞。
 膣穴が刺激の名残を惜しんで未だヒクヒク痙攣しています。

「いい感じにほぐれてきたみたいだから、これでさっさとイかせちゃいましょう。この感じならものの数分で、怒涛のオーガズムラッシュが視れるはずよ」

 お姉さまが後ろ手を前に回され、みなさまにお見せになられたのは…

「これもね、さっき言った温泉宿の若女将さんからプレゼントされたものなの。それも着いてすぐによ。直子がよっぽどスケベそうに見えたんでしょうね」

 お姉さまが円柱形な胴体の先っちょのところを持たれ、球形な頭をブラブラ揺らされています。

「それって、こけし、ですよね?」

「そうよ」

「それを、アソコに挿れるのですか?」

「そうよ」

「そんなに太いのを、ですか?」

「直子ならラクショーよ。頭のほうからズッポリ」

 お姉さまとメガネの彼女さまとの会話です。
 数日前、露天風呂や宴会場で味わったこけしさまの快感を思い出した私は、マゾマンコからのよだれが止まりません。

「本当は避妊ゴム、いわゆるコンドームとかを被せたほうが衛生上良かったり、ゴムに付いているジェルで滑りが良くなったりするのだけれど、直子は天然のローションが枯れずに湧き出てくるからこのまま突っ込んでぜんぜんおーけー」

 お姉さまが持たれたこけしさまの頭が私の陰部になすり付けられ、みるみる愛液まみれになっていきます。
 粘膜を擦られ、あんあん、と身悶えてはしまいますが、いつまでたっても穴のほうへ下りてきてはくださいません。

「このままこのこけしを直子のマゾ穴に突っ込んで4、5回も出し挿れすれば、すぐに直子はイキ果てちゃうと思うんだけれど、それだと直子だけ気持ち良くなるだけで、なんかズルイわよね?直子にも何かしら辛い思いをしてもらわないと」

 お姉さまからおふたりに向けてのご提案にうんうん頷かれるおふたり。
 ポニーテイルの彼女さまのほうがより力を込められ深く頷かれている感じ。

「それじゃあ直子、鉄棒から両手を離して、そのまま地面に背中から倒れ込みなさい」

「えっ?えーっ!?それってどういう…」

「つべこべ言わずに言われた通りにすればいいのっ!倒れたら両手を地面に突いてお腹を持ち上げる。つまりブリッジの格好よ」

 お尻をバチンと叩かれ、両手を握り棒から強引に剥がされます。
 両足は膝から下が鉄棒の支柱にガニ股状態で固定されていますから、膝を立てた状態でお尻から崩れ落ちました。

「ほら、なに悠長に寝そべってんのよ。頭の横に両手を突いてお腹持ち上げてオマンコ突き出しなさい」

 お姉さまに叱責され慌ててご命令通りの動作を取ります。
 倒れ込んだからだを地面に突いた両手に力を込めて両腕で持ち上げると、お腹と一緒におっぱいも誇示するかのような姿勢。
 尖り切った乳首が脂肪の山のてっぺんで天を衝いています。

 そこまでは視えるのですが下半身の状態はわかりません。
 ガニ股で突き出した下腹部を誇示していることは体感的にわかるのですが、そこに何をされても自分では目視出来ません。
 先程お姉さまもおっしゃっていた、ご自由にどうぞの生け贄状態。

 そんなふうに考えていたら唐突に、マゾマンコに何かが押し当てられ、膣穴をこじ開けるようにヌプっと挿入されました。

「はうんっ!」

 思わず洩れる私の淫声。
 この感触は、太さや凹凸の具合から言って、カッパさまを模したこけしさまのまあるい頭部分でしょう。
 ただ、潜り込んだきりで動かしてはくださいません。

「それじゃあ始めるけど、いい直子?いくらでもイッていいけれど、絶対そのブリッジの形を崩しては駄目よ。もし崩れたらこの動画を直子の顔にもモザイクかけずにインターネットに放流するからね」

 いつの間にかビデオカメラを再び手持ちにされレンズをこちらに向けられたお姉さまが、ブリッジ状態の私の顔のほうまで来られてレンズを私に向けながら恐いお顔でおっしゃいます。

「は、はい…」

 ブリッジ状態は結構苦しいですが、両脚が支柱に固定されているので足から崩れる心配が無いのは救い。
 両手だけならなんとか踏ん張れそう。

「それじゃあ、あなた、この部分を持ってこけしを動かしてみて。前後に動かしたり掻き回すようにしたり。そのたびに直子はあんあん喘ぐはずだから面白いわよ」

 私の下半身のほうに舞い戻られたお姉さまがどなたかに語りかけられています。
 少しの静寂の後、私に挿入されたこけしさまに手が添えられた気配がしました。

 始めはぎこちなく恐る恐るな感じがこけしさまから伝わっていたのですが、すぐに大きく乱暴な前後のストロークに変わっていきました。
 当然、私の興奮もダダ上がりです。

「あっ、あんっ、あんあんっ、あーーっ、いやーっ、あっ、あっ、いいっ、だめぇーっ、やめないでやめないでぇ、もっとぉ、もっとつよくぅーっ!!…」

 腟内が乱暴に掻き回されています。
 カッパさまの頭のお皿やくちばしの凹凸が粘膜を滅茶苦茶に蹂躙して、あっという間に昂ります。
 乱暴過ぎる抽送運動はどんどん奥まで侵入し、より深い場所まで刺激してきます。
 崩れまいと両腕に力を込めるごとに、下腹部の快感が大きくなっていきます。

「ぁあんっ、もうイキますっ、みなさまっ、イッてもいいですかっ、イカせてくださいぃぃっ、イッてもよろしでっ、うっ、くぅっ、ふぅんっ、いぃぃくぅぅぅっ!!!」

「今よ!こけしを完全に穴から抜いてから、またすぐに挿すの、それをくりかえすと呆気なく潮を吹くから面白いわよ。あ、でも潮はオマンコ正面に飛んでくるから上手く避けてね」

 朦朧としている頭にお姉さまのご愉快そうなお声が聞こえて、膣内から異物が去っていく感覚。
 粘膜が空虚に取り残された寂寥感の後、でも、またすぐに去っていった異物が奥まで潜り込んでこられる感触が膣壁に戻り、同時にすさまじい高揚感と多幸感が訪れます。

 次に異物が去っていくとき、一緒に気持ちのいい開放感に全身が包まれます。
 目視は出来ませんでしたが、何かの液体が体外に排出される感覚、そしてビチャビチャと何か液体が撒き散らされた音は聞こえました。
 
 たしかに私は晴天の屋外の空の下で、勢い良くマゾマンコから潮を吹いていました。


2024年7月7日

肌色休暇四日目~類に呼ばれた友 08

「長時間血行を阻害しちゃうとからだに良くないからね。このご褒美もいったんリセット」

 お姉さまが弾け飛んだ洗濯バサミを拾い上げつつ、心底ご愉快そうにおっしゃいます。
 おふたりは唖然とされたお顔つきでニヤニヤ笑いのお姉さまと苦痛の余韻で歪む私の顔とを交互に見遣っています。

「あら直子、今の強烈な痛みでまたイッちゃったみたい。見て、オマンコから白く濁ったおツユがだらだら」

 確かに私の太腿をだらだらと滑り落ちる粘液に白濁した雫が混ざっています。
 もはや私は更なる辱めを受けたくてどうしようもない状態です。

「レクチャーするには直子の剥き出しマゾマンコをもっと至近距離で観察する必要があるわよね?」

 おふたりにご同意を求められ、うんうんと頷かれるメガネの彼女さま。
 ポニーテイルの彼女さまはレンズを私に向けてじっとモニターを覗かれています。

「じゃあ直子、今度はあの鉄棒の前に行きなさい」

 お姉さまが雲梯の右隣にある鉄棒を指さされました。
 はい、とお返事してしずしずとそちらへ向かう私。

 その鉄棒は三基並んでいて、それぞれの幅は一メートルちょっとくらい。
 支柱はそれぞれ共有のため全部で4本、向かって左側のほうから低い順に並びますが、小学校の鉄棒ですから私がちゃんと両足まで浮かせてぶら下がれるような高さのものはありません。
 三基の内一番低いのは私のおへそくらい、2番目がおっぱいの下くらい、一番高いのでも私の肩の位置の高さです。

「そうね、それじゃあその真中の鉄棒、それに掴まって」

 みなさまと対面したほうが良いかと考え、金網側に回って握り棒に両手を置きます。
 最近でも遊ぶ人がいるのかどなたかがお手入れされているのか、握り棒にサビなどは一切無くピカピカ銀色に光っています。
 
 両手で握るとひんやりした感触が気持ちいい。
 握り棒に掴まった姿勢で下乳が棒に触れるか触れないかくらいの高さです。

「まずは前転ね、前回り。超イージーモード。それこそ小学一年生でも出来る技よね」

 お姉さまがおふたりにご冗談ぽくおっしゃり、おふたりもクスクス笑っていらっしゃいます。
 私も何かもっと凄いこと、例えば片脚かけ上がり、とかをご命令されるかもとヒヤヒヤワクワクしていたのですが、なんだか拍子抜け。
 それでもご命令ですから、まず鉄棒を握った両腕を踏ん張ってからだ全体を引き上げました。

 からだを引き上げたときに気が付きます。
 そう言えば全裸で鉄棒をするなんて生まれて初めての経験。
 それも複数のギャラリーさまが見守っている人前で。

 前転ですから上半身を前に傾け始めたとき、わたしの理性という臆病なストッパーが働き始めます。
 なるべく脚を真っ直ぐ揃えて余計なものが見えないように…
 なるべく早く回転して恥ずかしい姿がすぐ終わるように…

 くるり。
 おっぱいがブルンと揺れ、地面とお空が一瞬逆転して元に戻りました。
 着地したとき、もう一度おっぱいが大きく暴れます。

 全裸とは言え、普通に鉄棒で前転しただけですからリアクションに戸惑われ、困惑気味なおふたり。
 対照的に何か考え込まれているようなお姉さまのお独り言。

「…そっか、あっち側だと反対向きになっちゃって…それじゃつまんないもんね…」

 すぐにお姉さまからご命令が下されます。

「直子、そっちじゃなくてこっち側にいらっしゃい。あたしたちにお尻を向ける位置に」

 理由もわからず粛々とお姉さまのご命令に従う私。
 握り棒をくぐり抜け、みなさまにお尻をお見せしつつ再び鉄棒に掴まりました。

「今度は逆上がり。これも直子ならラクショーだろうけれど」

 お姉さまがおやさしくおっしゃってくださり、そういうことならと今度は逆手で握り棒を握り直します。
 背中を向けたのでみなさまのご表情はわかりません。

 逆上がりの一般的なやりかたは助走っぽく地面を蹴って勢いで回るものですが、私は上体を引き上げて反動をつけて腕の力だけで回ることも可能でした。
 先程の前転があまりに普通だったので、少しくらいお見せしちゃうのもいいかな、という自虐の気持ちで地面を蹴るほうを選択します。
 両脚を大きめに開き、剥き出しのスジが少し開くのを意識しながら地面を蹴ります。

 くるり。
 おっぱいがブルンと揺れ、地面とお空が一瞬逆転して元に戻りました。
 着地したとき、もう一度おっぱいが大きく暴れますが、背中を向けているのでみなさまには見えていないでしょう。

 パチパチパチとお愛想程度の拍手が聞こえます。
 背中越しなのでよくはわかりませんが、なんだか空気がビミョーな感じ。

「おっけー。じゃあ今度はもう少しゆっくり、もう一度逆上がりして。直子なら助走無しで腕の力だけでも回れるはずよね?」

 お姉さまの嬉しそうなお声が背後から聞こえ、何やらガサガサする音も聞こえてきました。
 ギャラリーのみなさまがたのご様子がわからない私は、お姉さまのお言葉に従うのみです。

 握り棒を今度は順手で掴み、懸垂の要領で上体を引き上げてお腹を鉄棒に密着させてから、両脚を揃えて前後に揺らし反動をつけてくるりと回ります。

「上手い上手い、今度はそのままゆっくり前転」

 回り終えた後も懸垂状態で鉄棒を握って浮いている私に、お姉さまから今更なご指示。
 訝しみつつもゆっくりと上体を前に傾け始めたとき…

「ストップ!」

 突然お声がして、どなたかに背中を押さえつけられます。
 私のお尻が天を衝き、下腹部を境にして上半身は逆さ吊り、下半身は宙ぶらりん。
 ちょうど物干しに干したお布団のような状態で握り棒にぶら下がっている状態。
 おっぱいが下向きな私の顔のほうへと垂れ下がり、がんばれば腫れた乳首まで舌が届きそう。

「ほら、この格好、なかなかイイ感じに恥ずかしいでしょう?」

 お姉さまの弾んだお声が聞こえます。
 逆さ吊り状態ながらみなさまと対面はしているので、みなさまのご動向もわかります。

 至近距離まで近づいてこられるみなさま。
 見下ろしたその真正面に私のお尻側の両腿の付け根。
 両脚をピッタリ閉じてはいましたが、30センチにも満たない距離にお尻の穴、そのすぐ下に私のアソコがあるはずでした。

「いい?そのままの格好で動いちゃだめよ」

 お姉さまがバッグから取り出されたのでしょう、麻縄の束を片手に近づいてこられます。
 手慣れた手つきで短かめの麻縄を二重にされ、出来た輪っか部分を私の左足首にソックスを避けて引っ掛けられてグイっとそのまま左側に引っ張ります。

「あんっ、いやんっ…」

 ピッタリ閉じていた両脚が強引に抉じ開けられ、左脚が40度くらい開いた状態となり、余った麻縄が鉄棒左側の支柱の高い位置に括り付けられました。
 左側のラビアがひっぱられ、少し口を開けたのがわかります。

 このままで終わるはずもなく当然右足も同じようにもう一本の麻縄で引っ張られ、右側の支柱に括り付けられます。
 かくして私の両腿は160度くらいに大きく開かされ固定されてしまいました。

 当然、お尻の穴際の皮膚もラビア周辺のお肉も左右水平方向に引っ張られ、ポッカリお口を開けています。
 最後に握り棒と私のお腹の皮膚とのあいだに真っ白なバスタオルを畳んで挟んでくださったお姉さま。

「鉄棒でお腹が擦れちゃうと可哀想だからね。長丁場になりそうだし」

 なんて、おやさし気なことをおっしゃりながら。
 私は二つ折りの宙吊り大股開き状態で、みなさまにお尻を向けたまま鉄棒に固定されてしまいました。
 両足が高い位置で縛り付けられているので下半身の身動きは一切取れず、唯一自由になる両手も必死に握り棒を掴むだけ。

「うわっ、なんだかSMって感じになりましたね」

 メガネの彼女さまらしき弾んだお声が上から聞こえます。
 逆さまになっている頭を首から曲げて見上げると、みなさま覗き込むように私の丸出しな恥ずかしい部分を間近から見下ろしておられます。
 私とみなさまの目が合ってしまいます。

「誰かのお尻の穴、こんなにドアップで見るの初めて。本当にお尻のほうにも全然毛が生えてないんだ。丸出し過ぎてすっごく生々しい」

 ご興奮気味なメガネの彼女さまのお声と一緒に、吐息が私の秘部に直接当たります。
 それだけお顔を近づけられているということでしょう。
 私のヌルヌルに濡れそぼって大きく口を開いたマゾマンコと肛門に。

「そっちの穴でも気持ち良くなれるんだけれど、あなたたちの年齢じゃ少し早いかな?」

 お姉さまの愉しそうなお声が聞こえます。

「まずきちんとオマンコでイクことをマスターしないとね。マスターベーションっていうくらいだし。ほら、そっちの彼女も撮影ご苦労さま。もう直子も動けないし、あとは三脚立ててフィクスで撮影するから、あなたも間近でじっくり観察するといいわ」

 軽口を叩かれながらポニーテイルの彼女さまからビデオカメラを受け取り、私を斜めから狙う感じの場所に三脚を立ててビデオカメラを固定されるお姉さま。
 そのあいだにポニーテイルの彼女さまも私に近づかれ、今度は肉眼で私の開けっぴろげな恥部を覗き込んでこられます。

「はい、お待たせー。これが直子自慢の剥き出しマゾマンコね。今日はよく晴れているから陽射しを浴びてスケベなおツユがキラキラきらめいているわね」
「閉じているときは柏餅みたいにふっくら地味なんだけれど、いざ開いちゃうとお豆ちゃんとか中身のビラビラとか意外と派手なのよ」

 カメラを設置し終えたお姉さまが、私の左尻たぶを軽くツンツンつつきながら愉しそうにおっしゃいます。
 お姉さまは左尻たぶ側に、おふたりは右尻たぶ側に別れ、私のその部分もちゃんとフィクスのビデオカメラに映るようにご配慮されたお立ち位置です。

「あなたたち、自分のオマンコだってこんな間近でまじまじと視たことないでしょう?滅多に無い機会なんだから思う存分視姦してやって」

 私のスマホでその部分を撮影されながら、お姉さまがおっしゃいます。
 数回シャッター音がした後スマホはバッグに仕舞われ、お姉さまがおふたりに語りかけられます。

「まず、手っ取り早く気持ち良くなれるのはこの部分、割れ始めに覗いているお豆、クリトリスね」

 ご説明のお声と一緒に、パンパンに腫れ上がった私の肉芽が当然のようにお姉さまの指でつままれます。

「あ、あんっ!」

 不意に訪れた物理的快感に思わず洩れる私の淫ら声。
 そんな声など意にも介されないご様子なお姉さまがお話をつづけられます。

「普段は皮の下に隠れていて、性的に興奮してくると充血して大きくなるのね。そのときに皮が完全に脱げちゃう人もいるし先っちょだけ少しって人もいるの。慣れないうちは直だと刺激が強過ぎて触っても痛いと感じるだけかもしれないけれど、やさしく皮の上から愛撫するだけでも充分気持ち良くなれるはずよ」
「直子の場合は、小学生の頃からひとりえっちで弄りまくっているから、こんなにやらしく肥大化しちゃって皮もすぐに脱げちゃうんだけれどね」

「あっ、あっ、あんっ、だめっ、あんっ、いやっ、あっそこっ、あっ、あーっ…」

 お話されているあいだ中、お姉さまの指が私の剥き出しクリットをもてあそんでいます。
 撫でられ、擦られ、潰され、引っ張られ、爪を立てられ…
 みるみる昂ぶる私の性感。
 逆さ吊りの頭には血が集まってきてボーッと気持ち良く何も考えられなくなっています。

「なんかアソコ全体がヒクヒク蠢いていない?」

「うん。愛液?も増えて溢れて腿から滴っちゃってるし」

 おふたりがヒソヒソと私のソコの状態を見たままに実況報告されているあいだもお姉さまのイタズラは止まりません。
 腫れた肉芽を根本から絞り込むように擦り潰してくる快感が溜まりに溜まってもう暴発寸前。

「あんっ、もうだめっ、もうだめですぅ、イッちゃいますぅ、お、お姉さま、みなさまぁ、イッても、イッてもよろしいでしょうかっ!…ああんっ、イキそうですっ、イッちゃいますっ、イカせてくだいぃっ、みなさまぁぁっ!!…」

「あれ?何かヘンタイマゾ女があたしたちにお願いしているみたいよね?イキたいんだって、どうする?聞いてあげる?」

 お姉さまがおふたりに向けて尋ねられているのでしょう、ご愉快そうにお芝居じみたお声が聞こえます。
 おふたりのリアクションは宙吊りな私の位置からはわかりません。

「ふたりともやさしいからイッてもいいってさ。ただし、ただイッてもつまんないから、こう言いつづけながらイキなさい」

 私のクリトリスを蹂躙するお姉さまの指がふと止まり、昇り詰め寸前の快感が寸止めで焦らされます。

「やらしいヘンタイマゾ女が浅ましくイキ果てる姿を、どうかじっくりご覧ください、ってね」

 お姉さまの蔑み切った冷たいお声が私のマゾマンコの辺りから聞こえます。
 中断された陵辱を一刻も早く再開して欲しくて、お姉さまのお声が終わるか終わらないかのうちに、私の懇願の声が重なります。

「やらしいヘンタイマゾ女が浅ましくイキ果てる姿を、どうかじっくりご覧くださいぃ…やらしいヘンタイマゾ女直子が、あ、浅ましくイキ果てる姿をどうかじっくりご覧ください…いやらしいヘンタイマゾ女直子が浅ましくイキ果てる姿を、どうかじっくり視てやってください…ああんっ、やらしいヘンタイマゾ女直子が浅ましくイキ果てる姿を、あっ、あっ、どうかじっくりご覧くださいっ…」

 懇願の呪文を三回ほどくりかえしたところでお姉さまの指が戻り、前にも増した活発さで再度、私のクリトリスがもてあそばれ始めます。
 停滞していた快感が一気に戻り、スピードアップした摩擦としごきの蹂躙で一気に快楽が駆け上がっていきます。

「ああんっ、い、いやらしいヘンタイマゾ女、な、直子が、あんっ、あさっ、浅ましくぅ、うっ、そう、そこっ、浅ましくっ、イキっ、イキっ、イキ果てるすがっ、ああんっ、姿をっ、いやんっ、イクぅ、イッちゃうっ…」

「あなたたち、気をつけたほうがいいわよ、潮吹くかもしれないから。直子のオマンコの正面に立っていると浴びせられちゃうかも」

 お姉さまがおふたりに笑いながらアドバイスされているようですが私には関係ありません。
 グングン昂ぶるクリットへの快感に全神経を全集中してオーガズムに達したい一心です。

「どうかっ、どうかっ、どうかじっくりぃぃいいっ、ご覧っ、ごらんっ、ごらんっ、視てっ、視て視てっ、ああっ、いいっ!いいっ!視てやって視てやってっ、ああっ、くださいぃぃぃ、いいっ!!いいのっ!!いっぃぃくぅぅぅっっ!!!」

 目眩く快感の大きなうねりが二つ折りの全身をつらぬきました。
 自分がどこで何をしているのか生きてるのかいないのか、それさえわからなくなるほどの深い陶酔感。
 逆さ吊りにされているせいか、ギュッと目を瞑った脳内をいつもより鮮明で強烈な無数の火花が埋め尽くしました。

 ハアハアという呼吸音が自分の耳にフェードインしてきて、少しうるさいな、と訝しんでいたら自分が発している荒い吐息でした。
 全身のアチコチがまだ勝手にヒクヒク蠢き、口からはよだれが垂れています。
 虚ろな目で眼前を見ると地面はさほど濡れてなく、潮はそんなに吹かなかったみたい。

 とにかく未だ快感の余韻に翻弄されている感じで、正常な思考が出来ません。
 それほど強烈なオーガズムでした。

「こんな感じでドスケベドマゾな直子でも、ものの数分で淫らにイキ果てちゃうくらい気持ちいいのがクリトリス、所謂クリイキね。見て、まだ膣の粘膜がヒクヒク蠢いて、何か誘っているみたいじゃない?」

 お姉さまが私のマゾマンコを指さして呆れたように笑われます。
 おふたりもクスクス笑いながら私のマゾマンコと逆さまになった私のイキ直後顔を交互に見比べておられます。

「こんな感じで今まで乳首イキ、クリイキと視てもらったんだけど、あと残るのは中イキ、ズバリ、オマンコの穴に何か異物を挿入して膣壁を摩擦しながらエクスタシーに至る方法ね」

 お姉さまがご説明しながら鉄棒の支柱に縛り付けた私の足首を、まず左足から解いて開放してくださっています。

「あたしたちはレズビアンだから異物って言ったけれど、男女の恋愛関係だったら挿入するのは男性器ってことになるわね。男性がオマンコ内に射精して精子が子宮に着床したら妊娠して赤ちゃん誕生っていう一連の流れ」

 お姉さまが右足も開放してくださり久々に着地が許され、逆さ吊りからも開放されます。
 頭に昇っていた血が戻るのと、まだ残っている強烈な快感の余韻で全身がクラクラしています。

「長時間逆立ち状態だと命が危ないって言うからね。逆にこれくらいの宙吊りなら血の巡りが良くなって美容と健康にもいいらしいわよ」

 鉄棒から外したバスタオルで汗みずくな私のからだを軽く拭ってくださりながら、お姉さまがイタズラっぽく微笑まれます。
 敏感になっている皮膚にバスタオルのザラザラが心地よく、ぐったりされるがままの私。

「それじゃあ次はいよいよ直子の淫らな中イキ姿をご披露するのだけれど、直子としてはやっぱり何か普通じゃない恥ずかしい格好になって、より直子らしい姿を視てもらいたいわよね?」

 選択肢を委ねているようにも聞こえますが、実質ご命令なお姉さまのお言葉責め。

「は、はい…」

 小さな声でお答えした私に呆れ顔なポニーテイルの彼女さま、ニヤニヤ笑いのメガネの彼女さま。
 おふたりともすっかり、この淫靡な見世物に馴染まれてしまったご様子。

「どうしよっかなー」

 お姉さまがグルっと辺りを見回され、私を辱める算段を模索されているのでしょう。

「あんまり時間もかけられないからそんなに凝らなくてもいいか。じゃあ直子、今度はそこに立ちなさい」

 お姉さまが指さされたのは、さっきの鉄棒のお隣、私のおへそくらいな高さの一番低い鉄棒でした。

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