2013年6月1日

独り暮らしと私 11

 やっぱりTシャツとかかなあ?
 スープボウルを流しで洗いながら、何を着てびしょ濡れになるかを考えています。

 やわらかめな生地のぴっちりTシャツをノーブラで着て、それが濡れて肌にぴったりくっついた様子は、とてもえっちだと思います。
 乳房の丸みも、もちろん乳首も丸わかりになっちゃって恥ずかしさ満点。
 午前中のお買いものときにTシャツを選んじゃったことにして、汗で濡れ透けしちゃった妄想を楽しむのもいいかな。
 そう言えば、異国美人さまもTシャツノーブラだったっけ。
 濡れてはいなかったけれど。

 一方で、びしょ濡れっていうシチュエーションにこだわるなら、そういったもともと肉感的ボディコンシャスな衣類ではなく、もっと日常的な、ごく普通のお洋服姿でなったほうが理不尽さが増して、被虐感がいっぱい出るようにも思います。
 たとえば大人しめのワンピースとか、学校の制服とか、パンツスーツとか。
 服装がきっちりしていればしているほど、びしょ濡れ姿にありえない感が出て、哀れさが強調される、みたいな。
 そう思うのは、今まで私がびしょ濡れになったのが、制服を着ていたときが多かったからだけなのかもしれませんが。

 高校の時の制服はブラウスまで一式、クリーニングに出してからビニールのままクロゼットに保管してあります。
 あれを引っ張り出してくるって、ずいぶん大げさになっちゃうなー。

 あれこれ考えつつふと手元を見たら、無意識のうちにスポンジでキュッキュッと鎖を擦っていました。
 夏の昼下がりにキッチンで全裸で、自分の股に巻いて汚した鎖を洗っている女の子って、世界中で私だけだろうなー。
 ひとりで苦笑いしてしまいました。

 大学からの帰りに降られちゃったことにして、通学で着ているブラウスに下も普段着スカートでいいかな。
 リネンのブラウスだと、濡れちゃうと驚くくらい見事に透けちゃって、ぴったり肌に貼りついちゃうんだよね。
 今日お洗濯した中にも確かあったはず。
 せっかくそろそろ乾く頃なのにまた濡らしちゃうのもなんだかなー、って思うけれど、どうせ明日もお洗濯するんだし・・・
 そんな思考の流れで、これから着るお洋服は、今日洗ったお洗濯物の中から選ぶことにしました。

 洗い終えた鎖や手錠をベッドルームの所定の場所に戻した後、サンルームに寄りました。
 いくつかのお洗濯物に触れてみたら、2回目のお洗濯物まではだいたい乾いているようでした。

 サンルームいっぱいに吊り下がった、たくさんの衣類を見て回ります。
 下着の数がすごい。
 やっぱり下着まできっちり着けたほうがリアルさが増して、妄想しやすいかも。
 そんなの着けていたら風邪をひいてしまうわよ?なんて言われてやさしく脱がされて・・・とか。
 いろいろ考えながらサンルームの窓際まで来て、一番最初にお洗濯したものを干した一角で、とあるお洋服に視線が釘付けになりました。

 そうだった!
 これがあったんだ。
 そのお洋服を見た途端、私の頭の中に、これから私が受ける恥辱のイメージが滾々と湧き出てきました。

 そのお洋服は、テニスウェア。
 お盆の頃に、大学のお友達に誘われて数人で、都内のスポーツクラブの室内コートで遊んだときに着用したものでした。
 ということは私ったら、2週間位ずっと、お洗濯していなかったんだ。

 大学の体育の授業で、なんとなく選択したテニス。
 高校のとき、ほんのお遊び程度に数回、お友達にお借りしたラケットを振ったことはありましたが、まったくの初心者。
 ウェアがかわいい着てみたい、っていう理由だけで選んだようなものでした。
 大学での体育の授業は、出席さえしていればそれでいい、みたいな感じって、母ややよい先生に聞いていたので安易に選んじゃいました。
 あわよくば、ちょっとでもテニスが上手になったらいいなー、なんて思いながら。

 実際の授業では、そこそこ出来る人たちと初心者グループに自然に二分され、出来る人たちはコートで試合形式、初心者グループは講師の先生のご指導を受けて素振りから、みたいな形になって、それぞれそれなりにキャイキャイ楽しんでいました。

 ラケットやシューズ、ウェアなど一揃いは、ネットでざっと検索して目星をつけてから、ひとりで繁華街のスポーツショップに買いに行きました。
 初心者なのですけれど・・・って売り場のお姉さんに告げたら、その感じのいいお姉さんがとても親切にご相談にのってくださり、ネットで見ていいなと思ったもので揃えることが出来ました。

 ウェアは、胸元が大きめに開いたタンクトップタイプのものにもすっごく惹かれたのですが、私の性格上、それを着た途端にヘンなスイッチが入ってしまう予感もあり、オーソドックスなポロシャツタイプのものにしました。
 テニスのときはスカート、じゃなくてスコートって呼ぶのでしたね、の下に、見られることが前提の下着、アンダースコートっていうのを穿く、ということは知っていました。
 なので、スコートは思い切って、かなり丈が短めのにしちゃいました。
 プリーツがたくさん入ったヒラヒラでかわいいやつ。
 私の持っているスカート類の中では、だんとつの短さ。
 アンダースコートも、お尻にフリルがたくさん付いた、ちょっと派手過ぎかもだけれど超かわいいの、に決めました。
 上下とも全部真っ白。
 ネットで見て一目で気に入った、とあるカッコイイ日本の女子プロテニスプレイヤーのかたのお写真をお姉さんにお見せして、お姉さんのアドバイスも参考に選びました。

 初めてのテニス授業の日。
 スコート短すぎて悪目立ちしちゃったらどうしよう、って着替えるのがドキドキだったのですが、やっぱりみんなお年頃な女子大生。
 男性の目が無い安心感もあってか、胸の谷間を見せつけている人、私のよりも短そうなワンピスタイルのウェアの人、からだの線が丸わかりなピチピチデザインのウェアの人とか少なからずいて、ドキドキは杞憂に終わりました。
 もうちょっと大胆にしてもよかったかな、なんて思ったりもして。

 このテニス授業を受け始めてからしばらくの間、私はひとつ、恥ずかしすぎる勘違いをずっとしていました。

 テニスウェアに着替えるとき、スカートを穿いたままショーツを脱いで小さくたたんでからバッグの奥深くにしまい、代わりにアンダースコートを穿いた後にスカートをはずしてスコートを着けていました。
 だから体育の授業がある日はいつも、長めのスカートを穿いていくことにしていました。
 その頃、私のアソコは常時パイパン状態と言ってもいいくらい、まめにお手入れをしていたので、万が一でも着替えのとき、誰かに無毛地帯を目撃されないように、と考えての防衛策でした。

 女性しかいない更衣室だし、誰かに見て欲しい気持ちも無いことはなかったのですが、その事実を知ったとき、みんなが私にどんなレッテルを貼るか、が、すっごく不安でした。
 まだ入ったばっかりで、これからも通わなければならない学校ですから、一時の衝動で動いてヘマをして、とりかえしのつかないことになる可能性を考えると、極力、私の特異な性癖は隠して普通に過ごすべきだと考えていました。

 テニスを始めてひと月経った4度目の授業のとき。
 更衣室でいつものように着替えていると、背中をツンツンとつつかれました。
 ちょうどアンダースコートを膝くらいまで上げたときでした。
 ドキンと胸が波打って、うろたえ気味に振り向きました。
「それ、下着の上に穿くもの」
 知らない女性が私の顔を見ながら小さな声で言いました。

 正確に言えば、まったく知らないわけではなく、このテニスの授業や他の講義のいくつかでご一緒していた人でした。
 お顔は知っていたけれど、まだお話したことがなくお名前も知らない同学年の人。
 前髪だけ長めなショートカットで、お化粧っ気の無い小さなお顔。
 小柄でスレンダーなからだにいつもモノトーンのお洋服を着て、お教室の後ろのほうで文庫本を読んでいる印象。
 無気力そうで、つかみどころのない不思議ちゃんタイプの女性。
 そのアンニュイな独特の存在感で、ある意味目立っていた人でした。

「えっ?」
 私は、言われた言葉の意味がとっさにはわからず、屈んでアンダースコートに両手をかけたまま固まっていました。
「アンスコは下着を隠すためのもの。だから下着は脱がなくていい」
 私の顔を前髪越しにじっと見つめたまま、その人は無表情に、そう言いました。

「あっ!」
 言われている意味をやっと理解した私は、たちまち全身が熱くなってきました。
「あっ、あっ、そ、そうなのっ?}
 自分の顔がみるみる真っ赤に染まっていくのが見えなくてもわかります。
 膝のアンダースコートを上げるべきか下げるべきか、迷っています。
 恥ずかしい・・・
 なぜだか目元までウルウルしてきてしまいました。

「そ、そうなんだ、教えてくれてありがとう」
 いたたまれない恥ずかしさに、出来ることならすぐにこの場から逃げ去りたい、と思いながらも、なんとか小さな声でお礼が言えました。
 そんな私を、彼女はまだじーっと見つめてきます。
 その視線に吸い寄せられるように見つめ返すと、前髪の隙間から覗く彼女の瞳は大きくて、白くて小さなお顔立ちとも相俟って、まるでフランス人形みたい。

「でも、したくてしているなら、それでもいいと思う」
 彼女の唇の両端が微かに上がったような気がしました。
 微笑んだのかな?
 考えているうちに彼女はクルッと背中を向け、ラケット片手に更衣室を出て行きました。
 とりあえず私は、ちょっと迷ってから、そのままアンダースコートを穿きました。
 授業の間中、自分の下半身が気になって気になって、ずっとそわそわしっぱなしでした。

 見せるための下着、という言葉をそのまま受け取っていた私は、アンダースコートも下着の一種だと思い込んでいました。
 だから、テニスのときには通常の下着を脱いだ上でその下着を着ける、と解釈して穿き替えていました。
 でも実際はみんな、下着の上にアンスコを穿き、本物の下着が見えちゃうのをカバーしているわけです。
 ということは、下着を取ってアンスコを直穿きしている私は、隠すべき下着が無いわけですから、理論上はアンスコが下着ということになって、つまりは下着を盛大に露出しながらテニスの授業を受けている、っていうことになるのかな?
 でも見ている人は、それをアンスコだと思って見ているのだから、別にヘンなこととは受け取らないだろうし。
 だけど私にとってそれは下着姿なわけで・・・

 考えているうちに、何がなにやらわけが分からなくなってしまいました。
 でもとにかく私が、かなり恥ずかしいことを知らずにしていた、という思いだけは残りました。

 たぶん彼女は、私が下着を脱いでアンダースコートを穿く、という一連の動作をずっと見ていたのでしょう。
 ひょっとすると今回が初めてではなく、以前から見ていて、教えるタイミングを探していたのかもしれません。
 少なくとも彼女だけは、知らずとは言え、私が実質上の下着丸出しで大学のグラウンドを跳ね回っていたことを知っていたわけです。
 彼女に対する恥ずかしさに胸が張り裂けそうでした。
 同時に不思議な雰囲気の彼女に興味も抱きました。

 テニス授業の後、仲の良いお友達に彼女のことを尋ねてみました。
「ああ。あのオタクっぽい子?群れるのが好きじゃない、ってタイプだよね」
「腐女子なのかな?でも服のセンスとかいいんだよね。何気にいいもの着てるし。テニスもそこそここなしてる」
「無口だよね。しゃべってるの見たこと無いかも」
「語学で一緒になったとき、ちょっとしゃべったことがある。確か、小宮さん、じゃなかったかな?」
「なあに?何かあったの?」

「ううん別に、ちょっとね・・・」
 って、その場は適当にごまかし、午後の講義で小宮さんと一緒になったとき、最後方の席で文庫本を読んでいた彼女に、あらためて、さっきは教えてくれてありがとう、ってお礼を言いに行きました。
 なぜだかどうしてももう一度、ちゃんとお礼を言いたかったのです。

「うん」
 お顔を少し上げた彼女がポツンとそう言って、また唇の端を微かに上げてくれた後、再び文庫本の世界に戻っていって、それっきりでした。


独り暮らしと私 12


2013年5月25日

独り暮らしと私 10

「お願いです、もうがまん出来ません。イかせてくださいぃ」
 仰向けの私を見下ろしている異国美人さまに、ホイッパーをアソコに擦りつけて身悶えながら懇願しました。
「オゥ、ソウリィ。ゴホウビアゲルノ、 ワスレテタ」
 異国美人さまがゴーヤを手に取りました。
「オマエガホシイノハ、コレカ?」
「はいぃ」
「コレハ、ダイジナタベモノ。プッシーデツカッタアト、チャントタベロ」
「はいぃ」
「ホラ」
 私のお腹の上にゴーヤをポンと投げてきました。
「ハンドカフモ、トッテヤル。ビターメロントクリームデ、スキナダケシロ」

 上半身を起こし、右手の指で左手首の手錠のマジックテープを剥がします。
 バリバリバリッと派手な音をたてて、左手が自由になりました。
 右手のもはずし、すっかり緩んでしまった鎖ふんどしもはずしました。

 トレイの上に転がっているゴーヤを右手で掴みます。
 濃い緑色の無数のイボイボ突起が荒々しくつらなる葉巻型物体。
 ある意味グロテスクなそのルックス。
 全長25センチくらい。
 ラグビーボールのように真ん中が一番膨らんでいて、その部分の直径は7~8センチくらい。

 もちろん、これが丸々全部、私の中に入るとは思ってもいません。
 先っちょから入るだけ挿れてみて、そのザラザラを味わってみたいと思っただけでした。
 ダメだったとき用の代役として、皮ごとのバナナも1本用意してありました。

 いざ手に取って挿れてみようとなると、ゴツゴツした手触りやずっしりした重さ、その特異なルックスと相俟って、やっぱり尻込みしてしまいます。
 とにかく太すぎ。
 私の、裂けちゃったらどうしよう・・・
 けれども、イボイボに対する好奇心にはあがらえません。
 こんなものを挿れてみようと思う女・・・
 自分がつくづくはしたないヘンタイなのだと、今さらながら思い知ります。

「ナニシテル?ハヤクソレデオマンコシェイクシテ、オーガズムニナレ!」
 頭の中で異国美人さまのお声が聞こえ、私は決心しました。
 お尻を床についた形で両膝を左右に大きくM字に広げ、受け入れる準備。
 右手に持ったゴーヤの先を、左手の指で思い切り押し開いたピンク色の入口にそーっと近づけていきます。

「ああんっ!」
 入口の唇を揺らして、緑色の宇宙船がドッキングを開始。
「あああーーっ」
 突起がズリズリと乱暴に壁を擦りながら、ゆっくりと奥へ進んでいきます。
「いやーーんっ」
 私の蜜とクリームが入り混じった白濁色の液体が、入口からヌルヌル溢れ出てきました。
「あっ、あっ、あーんっ!」
 やだなにこれ、気持ちいい。
 無数のイボイボ突起が、荒々しく膣壁を擦り上げ、やわらかな粘膜がヒクヒク戸惑っています。
「あーーっ!」

 ゴーヤ全長の四分の一くらいが隠れたところで、私の入口はいっぱいいっぱい。
 私の中に先細りなゴーヤが5、6センチほど、入っている計算です。
 押し広げられた圧迫がちょっと痛い感じ。
 これ以上進むと、ゴーヤの直径がグングン太くなっていきます。

 その状態でとりあえず、右手に持ったゴーヤをゆっくりと前後に動かしてみます。
「あんっ、あんっ、あんっ」
 私の中でイボイボが前後に擦れ、ピンク色のヒダヒダが、この物体をもっと迎え入れようか追い出そうか、あわただしくさざめいています。
「んーーっ、ああーんっ」
 奥まった花ビラを擦られるのがすっごく気持ちいい。
 ゴーヤをいったん完全に外に出してから、再び挿入するのが一番いい感じぽいです。
 ゴーヤを持った腕のストロークが大きくなり、反復のピッチも上がりました。
「んっ、んっ、んーーっ」

 左手で持ったホイッパーをクリームまみれのおっぱいになすりつけ、左右の乳首をビンビン弾きます。
 ホイッパーのクリームを舐めては、また乳首へ。
 右腕はずっと、かなりのスピードで前後に動いています。
 出ては入りをくりかえすゴーヤの、三分の一くらいまでが隠れちゃうくらい、奥へ奥へと侵攻されていました。
 少しの痛さも快感に変換されています。
「あんっ、いやっ、だめっ、やんっ」
 背中がのけぞり、左右に激しく揺れてしまいます。
 ゴーヤが出て行くときに腰が跳ねて、イボイボがもろに、真っ赤に熟しきったクリトリスをその凸凹でザラザラッと踏みにじっていきました。
「あーーーぃーーーっ!」
 全身にゾゾゾーッと快感が走り抜けました。

 より刺激的な快楽の発見にすぐさま反応した右腕は、ストロークのフォームを水平ではなく斜め上気味、土手から擦りつけるように穴へ挿れ、裂唇上部から土手へと擦りつけるように出す、に変更しました。
 常時イボイボに蹂躙されるようになってしまった私の一番敏感な芽。
 効果はすぐにあらわれ、急速に昂ぶってきました。
「あーーっ、いいいいいいーーっ、いいいっ!!」

 ゴーヤ軍のキャタピラに踏まれ、擦られ、叩かれ、弾かれ、潰され、それでも精一杯背伸びして尖立することをやめない私のクリトリス。
 そんな勇敢だった戦いもそろそろ終焉のようです。
「あああだめーいい、いくいくいく、うううんんんぅ!!!」
 ビクンビクンと全身がのたうち、頭の中には真っ白な旗が翻っていました。

「ハァハァ・・・ああ、気持ち良かったぁ・・・」
 バスルームの床に仰向けに寝そべったまましばし休憩。
 ホイップクリームと私の体液でヌルヌルになったタイルでも、上気した全身には冷たい感触がそこそこ気持ちいい。

 寝そべったまま目だけ動かして周りを見ると、床や私のからだはもちろん、浴槽の側面にまでホイップクリームの白い飛沫が飛び散っていました。
 ずいぶん汚しちゃった。
 やっぱりバスルームにして正解だったな。
 よーし、このままお風呂掃除をしちゃおう。
 右手に握ったままのゴーヤから手を離し、上半身をゆっくりと起こします。

「あーーっ!」
 鏡に映った自分の首を見て、思わず大声が出ちゃいました。
 大切なチョーカーにまで、白いクリームがベットリついちゃってました。
 あわててはずそうとして、自分の両手もヌルヌルベチョベチョなことに気づき、そそくさと立ち上がって蛇口のところへ行き、まず両手をキレイに洗いました。
 
 はずしたチョーカーを濡れタオルに包んで丁寧にぬぐってから、もう一枚乾いたタオルで、細かい細工の隙間についたクリームを慎重に拭き取ります。
 濡れ染みが残っちゃうかなー?
 革って、濡らしちゃったら陰干しだったよね。
 早く干さなきゃ。
 チョーカーをひとまず脱衣所に避難させます。
 
 ぬるめのシャワーでからだのあちこちについたクリームをざっと洗い流し、バスタオルでからだを拭くのもそこそこ、ベッドルームのお勉強机の上に乾いたタオルを敷いてチョーカーを安置しました。
「ふーっ、これでよしっ。やれやれ・・・」

 細かい作業をあわただしくしたことでムラムラが落ち着いたのか、その後すぐ、真面目にお風呂掃除を始めました。
 ブラシで壁を磨き、スポンジで浴槽を磨き、デッキブラシで床を磨き、排水溝のゴミを取り除き・・・
 裸ですからどんなに水しぶきが跳んでもへっちゃら。
 ときどきシャワーで洗剤を流しつつ、しばらく夢中で働きました。

 だけどやがて、こんなことを考え始めてしまうのが私です。

 それにしてもさっきのゴーヤはスゴかったなー。
 あの感触は病みつきになっちゃいそう。
 今度は、もう少し細めのゴーヤを買って、もっと奥まで挿れてみたいな。
 あ、でも私、ゴーヤを使ったお料理って、チャンプルーくらいしか知らないや。
 今、お豆腐無いから作れないな。
 お掃除終わったらネットで、ゴーヤを使ったお料理、検索してみよう。

 えっちな遊びで野菜や果物を使ったら、無駄にせずに必ずお料理して食べること、っていうのは、やよい先生と交わしたお約束でした。
 食べ物を粗末にするのは良くない、っていうのは私も同じ意見なので、今までも必ずそうしていました。

 きゅうり、バナナ、茄子、ニンジン、長ネギ・・・
 あと何挿れたことあったっけ?
 ダイコンは太すぎて、ちょっと辛そうだな。
 あ、山芋がスゴイって何かで読んだっけ。
 皮剥いて挿れると、アソコが痒くなっちゃって、それがたまらないって。

 そんないやらしいことを考えながら、四つん這いで床を磨いていても、からだに発情の反応はありません。
 さすがの私のムラムラも、こうたてつづけだと疲れちゃったのかな?
 お風呂掃除が終わったら、ちょっと横になって休憩しよう。
 あともうちょっとだから、がんばろう。

 大きな鏡を濡れタオルと乾いたタオルで交互にピカピカに磨きます。
 鏡に私の全裸が等身大で映っています。
 それを見て、ふと思い当たりました。

 そっか。
 考えてみれば、バスルームに全裸でいるのは、いたって普通のこと。
 て言うか、日常生活で全裸になるもっともポピュラーな場所がバスルーム。
 だからここでは、裸でいても違和感を感じないから、さほど欲情を催さないのかもしれないな。
 浴場で欲情。
 あ、シャレになってる。

 バスルームでは、子供の頃から数え切れないほど、オナニーをしてきました。
 とくに中学、高校くらいの頃は、裸になることが当然な入浴タイムは、絶好のオナニータイムでした。
 
 バスルームでのオナニー。
 最初のうちは単純に、全裸のからだ中をまさぐるだけでしたが、やがてシャワーをアソコに当てたり、それに強弱をつけたり、浴槽の縁に跨って擦りつけたり、ブラシの柄を挿れてみたり・・・
 家族といる頃は、シャワーを全開にして派手な音をたてつつ、声を押し殺して、していました。
 独り暮らしになって声をひそめる必要はなくなったのに、その最中にシャワーを全開で流しっぱにする習慣だけ、しばらく残っていました。
 無意識のうちに身についてしまった習性って、不思議ですよね。
 バスルームでの裸を恥ずかしいと思わないのも、そんな習性のひとつかもしれません。

 バスルームで全裸はあたりまえ。
 だからそこでオナニーもあたりまえ。
 バスルーム以外、普通、裸にはならないはずの場所で、はしたなく裸になって気持ち良くなりたい・・・
 それが、実家にいた頃の私の一番の願望だったのかもしれません。

 お家に家族がいると、自分のお部屋でも、全裸になっての自慰行為は、とても勇気がいりました。
 万が一、その最中に両親が入ってきたら・・・
 だからお部屋では、たとえ真夜中でも、スカート穿いたままショーツだけずらして、とか、素肌にパジャマだけ着て、とか、思い切って全裸になっても、すぐさまお布団に潜り込めるように耳を澄ませてビクビクしながらがせいぜい。
 家族に不意に襲来されたとき、絶対言い逃れ出来る状態でコソコソ行なうのが常でした。

 たまに、私以外家族全員お出かけでお家に誰もいなくなり、いつ頃戻るかわかっているときがあればビッグチャンス到来。
 ここぞとばかりに、全裸になってお家中を、恥ずかしがりながら歩き回ったものでした。
 結局私って、ちっちゃな頃からお家で裸になりたくって仕方なかったんだな。
 我がことながら、なんだか苦笑いです。

 そこまで考えて、はたと気がつきました。
 裸でいるのが当然の場所なら、あえてそこでお洋服を着たら、どうだろう?

 私の数あるヘンタイ性癖のひとつに、びしょ濡れ願望、というのがあります。
 
 中学の頃、不意のしのつく雨に打たれ、制服のブラウスがびしょ濡れになって、くっきり透けたブラジャー姿を町の見知らぬ人たちに視られて、アソコも濡らしてしまった私。
 自然気象がもたらした突発的な野外露出行為。
 そのとき体験した恥辱的刺激の虜になった私は、その後、雨の日にわざとずぶ濡れになることを何度かしていました。

 お洋服を着たまま全身びしょ濡れになってしまった理不尽な自分の姿の、何とも形容し難いみじめさと言うか不幸さと言うか負け犬ぽさと言うか、が、私の被虐心を強烈にくすぐりました。
 生地が肌に貼りつく感触、水分を吸った衣服の重さ、ぺちゃんこになった髪の毛、そして、普段隠されている部分まで透けて晒されてしまう羞恥。
 それらすべてが私の官能を激しく疼かせるのです。

 お洋服を着たままびしょ濡れ、という事態も、普通に暮らしていればありえないこと=非日常的行為のひとつと言えるでしょう。
 そういうのが大好物な私。

 最後に雨でずぶ濡れになったのは、いつだったっけ?
 そうだ、やよい先生との思い出の日、ユマさんと私の母校の前でだった。
 あのときは、薄っぺらいレインコート着てて、それもやよい先生に脱がされて、最後は全裸だったな。
 ユマさんの指で、当時通っていた学校の裏門の前でイかされちゃったっけ・・・

 あ、違う。
 一年ちょっと前。
 やよい先生が住んでいた町にある小さな山のカクレガ。
 あのときも全裸だったな。
 あの子、元気かな・・・

 いろいろ懐かしく思い出すうちに、ぜひとももう一度、あの感覚を味わいたくなりました。
 お風呂掃除もあとはお水であちこち流すだけ。
 バスルームで、全裸でずぶ濡れになっても、それは普通のこと。
 ここは、あえてお洋服を着て、濡れるのもかまわず、いいえ、積極的にずぶ濡れになって、スケスケエロエロになっちゃおう。
 そう決めて、そそくさとトレイにスープボウルとゴーヤや鎖などを載せ、ひとまずキッチンに戻りました。


独り暮らしと私 11


2013年5月19日

独り暮らしと私 09


 ここはまだ宇宙船の中。
 一回目の人体実験が終わって、宇宙人さんからお食事をふるまわれることになりました。
 ただし、たとえお食事タイムと言えども、その最中にも私に羞恥オーガズムオーラを出させたいと考える、ご自分の健康増進に貪欲な宇宙人さん。
 そのためにセッティングされた、恥辱のランチタイム。

 キッチンに戻った私は、午前中にスーパーで買ったゴーヤを1本のままよーく水洗いしてから水を切り、トレイに載せました。
 それから、余ったホイップクリームが入ったボウルと、皮を剥いていないバナナもよく洗って1本トレイに載せてベッドルームへ移動。
 シーナさまのオモチャ箱から選りすぐって別に保管している、お気に入りグッズ袋を漁り、重め太めな鎖と手錠を一つ、同じトレイに載せました。

 そのトレイをおっぱいの下くらいに両手で持って、しずしずとバスルームへ。
 トレイに載っているものたちを見ているだけで、下半身が期待で熱を帯びてきました。

 スープボウルの脇にトレイをそのまま置いて準備完了。
 鏡に映っているエンジ色の首輪の私を、もうひとりの私が淫らな瞳で見つめています。

「ショクジダヨ、スケベマゾオンナ!」

 宇宙船内の別のお部屋。
 湿気のある少しジメジメした大理石風タイル張りのお部屋に放り込まれた私の首には、いつの間にか首輪みたいなものが巻かれていました。
 宇宙人が私の意識をコントロールするための器具かもしれません。

 お部屋には、これもいつの間にか、あの異国美人さんが一緒でした。
 私の教育係として呼び寄せられたらしい彼女も、転送されてきたのでもちろんオールヌード。
 どこかのえっち漫画家さんが精魂込めて描き上げたような、見事なボンキュッボンのプロポーション。
 ほんのり日焼けした素肌のバストと下半身にだけ、細く紐状に残るかすかな日焼け跡がすっごく卑猥です。

「ナニジロジロミテル?ホントニスケベオンナダナ」
 お尻をバチンとぶたれます。
「ああんっ!」
 さっきとうって変わって、異国美人さんの言葉遣いがずいぶんぞんざいになっています。

「オマエハスケベマゾオンナダカラ、ランチモ、ドッグスタイルデ、レイダウンシテタベル。テヲツカウ、ダメネ」
 右手の人差し指をクイッと曲げて、そばに来るように、のジェスチャー。
 恐る恐る近づきます。
 手に持った鎖をジャラジャラ言わせて、邪悪な笑みを見せつける異国美人さん。

 私は鏡の前に立ち、股縄をする要領で鎖を下半身に巻きつけ始めました。
 お腹から背中のほうへとウエストに巻きつけから、背中側で鎖が交差するお尻のスジ上あたりで結び目を作って鎖の向きを変え、垂直に垂れ下がる鎖をそのまま両腿の間を通して前へ戻し、おへそのあたりを横に通る鎖に再度くぐらせました。
 鎖の余った部分がアソコの前に垂れ下がる形。
 鉄鎖ふんどしの出来上がりです。

 それから、まず左手首に赤いエナメル手錠の片方を嵌めました。
 その左手で股間に垂れ下がっている鎖の真ん中へんを持った後、両手をお腹の前で合わせ、手錠のもう片方を右手首に嵌めました。
 左右の手錠を繋いでいるチェーンは5センチくらい。
 そのチェーンに余った鎖の端のほうをでたらめにグルグル巻きつけます。
 これで、手錠と鎖が繋がった状態になりました。

 ただ、今嵌めたエナメル手錠は、手首に巻きつけてマジックテープで留める式のものなので、その気になれば自分でバリバリッと容易にはずすことが出来ちゃう代物。
 お手軽に拘束感を味わいたいとき、よく使っているものでした。

「ユー、ビッチスレイヴ、ハンズアップ!」
 ご命令通りに両手を挙げた全裸の私の腰に、異国美人さんが手馴れた手つきで太い鎖をふんどしみたいに巻きつけました。
「オマエハドッグダカラ、チェインデツナイデ、ニゲラレナイニスル」
 余った鎖の端を持ってクイッと引っ張る彼女。
「ああんっ!」
 私のおへそからアソコを通過してお尻に至る冷たい鎖が、陰の唇をこじ開けてグイグイ食い込んできます。
「ああん、いやんっ・・・」
「ハハッ。コレハ、オマエノシタノクチノゴチソウダ。ウレシイダロ?」
 鎖をクイクイしながら、上に挙げていた私の両腕を乱暴に掴んで下ろし、瞬く間に手錠をかけられました。

「サア、タベロ。シッダウン!イータァップ!」
 背中を押されて、よろめくようにスープボウルの前にひざまずきます。
 今まで見たことも無い不思議な食べ物。
「ゼンブノコザズタベタラ、コッチノクチニモ、モットイイモノヤル。ゴホウビダ」
 私の股間を這う鎖をクイクイ引っ張りつつ、彼女の視線がトレイの上のゴーヤを捉えていました。

 スープボウルの手前、バスルームの冷たいタイルの上に正座している私。
 その向こうには、私の姿を映す大きな鏡。
 両手は手錠で拘束され、その手錠から伸びた鎖が股間へとつづいています。
 腕を胸の前くらいまで上げると、たわんでいた鎖がピンと張って、股間の唇に食い込んできます。

「いただきます」
 小さく言ってから、スープボウルに顔を近づけようと、膝立ちで上体だけ前へ傾けていきます。
 前のめりの上半身を腹筋だけでは支えきれなくなってバランスが崩れ、まず拘束された両手がスープボウルのすぐ左隣に腕から着地しました。
 四つん這いでお尻だけ高く突き上げた、いやらしい格好。
 手錠と股間との距離が今までに無く開き、その間を繋ぐ鎖が張りつめて股間に食い込み、閉じていたワレメを強引に押し開きました。
「ああーーっ!」
 閉じ気味だった両膝が知らずに大きく開き、鎖がますます深くめり込んできます。

 幸い、溢れるほどの蜜が潤滑剤となり、鎖が擦れてもたいして痛くはなかったのですが、小さな唇もこじ開けられ、粘膜に直接当たっているのがわかりました。
 それどころか、熟しきって外へ飛び出していたつぶらな果実が、ちょっと動くたびに、鎖のデコボコにズリズリ翻弄されちゃっています。
「あんっあん、だめぇーん」
 こんなんじゃ、お食事どころじゃありません。
 両手を手前に引き寄せ、鎖の張力を緩めました。
 とりあえずはまず、食べるほうが優先です。

 こんもり盛られたホイップクリームを、舌を思い切り伸ばしてペロリとすくい上げました。
 はあんっ、おいしー。
 甘くって、フワフワやわらかくて。
 やっぱりちゃんと、お腹へってたみたい。
 最初は恐々だったのですが、やがてスープボウルに顔を突っ込むように、しばらく夢中でクリームだけベロベロ舐め上げました。

 クリームを舐め、スープボウルの縁を舐め、立っているバナナの側面を舐め、自分の口の周りを舐め。
 そうしているうちになんだかどんどん、狂おしい気持ちになってきました。
 四つん這いになって、手を使わずに食べるお食事。
 何て言ったらいいのか、野性的な感情?
 性的なコーフンにも似ているような、動物的な昂ぶり。

 上目遣いで鏡を見ると、床にひれ伏した自分の顔のあちこちに白いクリームがついています。
 ほっぺ、鼻のアタマ、あご、おでこ、髪の毛にも・・・
 顔が汚れるのもおかまいなしに、口だけでものを食べる自分の姿。
 お尻だけ高く突き出して、これって後ろから見たら絶対、広がったアソコも肛門も丸見えのはず。
 そんな自分のあさましく恥ずかしい姿に、もっと辱めて欲しい、むちゃくちゃにして欲しい、っていうマゾの性分がいっそう駆り立てられます。
 同時に、感情がどんどん野生的になってきて、ウガーッって、意味も無く吼えてみたい気分。
 夢中で舐めていたらいつの間にかピチャピチャピチャ、舌がミルクに届くようになっていました。

 ミルクを舌だけで飲むのって、すっごくまどろっこしいんです。
 一度で口の中に入る量はごくわずか。
 何度も何度も舌ですくい上げなくてはなりません。
 その行為に段々イライラしてきて、わざともっと大きな音が出るように舌を鳴らして舐めつづけます。
 そしてまた、このピチャピチャというお下品な音が、凶暴な感情をさらに煽ってくるのです。

 私はただのケモノ。
 食欲も性欲も、したいときにしたいようにしたいだけ。
 もはや理性は、遠い宇宙の彼方へ完全に消え去っていました。
 気持ちの昂ぶりがはっきりと、性欲にも繋がっていました。

 ミルクをピチャピチャ舐め上げながら、拘束された両手をジリジリと前へ滑らせて鎖の張力を復活させます。
 アソコに食い込んでくる鎖をより奥へと迎え入れるように、上下左右に腰を振り始めてしまいます。
 冷ややかな鎖に粘膜とつぶらな果実を蹂躙されながら、お皿をベロベロ舐め回し、立っているバナナをあんぐりと咥え込み、そのままムシャムシャと歯を立て、ゴックンと喉を鳴らして咀嚼します。
 一つ食べたらすかさず次の獲物へ。
 バナナが全部なくなったらスープボウルに顔を突っ込み、キスするみたいに尖らせた唇でふやけたシリアルもろとも、残りのミルクをチュルチュルと音をたててすすりこみます。

 シリアルの最後の一かけらまでキレイに舐め上げて、スープボウルが洗い立てみたく真っ白のツルツルになったとき、食欲は消え失せ、私のからだは、性欲だけの塊となっていました。
 高く突き上げた腰を絶え間なく上下に動かし、お尻の割れスジに沿って張りつめている鎖をヌルヌル滑らせます。
 上半身も床を擦り、へばりついたおっぱいがタイルを磨き、尖った乳首が刺激してもらおうとタイルの境目を探していました。
「ふーんっ、ぅふーんっ」
 ああーんもう・・・早くイっちゃいたい・・・
 身悶えしながら目を閉じて、異国美人さまのごほうびを待ちわびます。

「ユー、クレイジービッチ!オオサワギシテ、ホントニドッグミタイダナ。ハズカシイオンナダ」
 うすら笑いの異国美人さまに鎖をグイグイ引っ張られ、私はそれに合わせてワンちゃんみたいに、しっぽならぬお尻を激しく振っています。
「ホラ、ゴホウビダ。コレガホシイカ?」
 目の前でプラプラ、ゴーヤを振られます。
「コノビターメロン、オマエノシェイヴドプッシーデタベロ。オンザバック!」
 異国美人さまのしなやかな素足に腰の辺りを軽く蹴られ、私は仰向けになりました。

「デモ、コレハビターダカラ、スコシスイートニシテアゲルヨ」
 異国美人さまは、いったんゴーヤをトレイに戻し、代わりにクリームの入ったボウルを手にしました。
 ボウルに残ったホイップクリームをホイッパーですくい、仰向けの私のからだにポタポタ垂らし始める彼女。
 私のおっぱいがみるみる、白く染まっていきます。
 ホイッパーごとクリームを肌になすりつけられ、ホイッパーのワイヤーが固くなった乳首をピンピン弾きます。
「ああん、やめてくださいぃ、いたいですぅー・・・」

 バスルームのタイルに仰向けになった私は、手錠の両手でボウルをつかみ、自分のからだにトロトロとホイップクリームを垂らしました。
 おっぱい、おへそ、お腹、土手・・・
 ボウルが空になったらホイッパーで、肌にクリームをでたらめになすりつけます。

 バルーン状のワイヤーが私の肌をヌルヌル滑り、その無機質な感触にからだがビクンビクン反応してしまいます。
 おっぱいの頂上をシャカシャカすると、乳首が弾力のあるワイヤーにプルプル弾かれてどんどん尖ります。
 土手のクリームをホイッパーですくい取り、鎖をずらしてホイッパーの頂上部をアソコの入口に直に押し付けます。
 私の蜜とクリームが混ざり合ってヌルヌルベトベト。
 直径5センチくらいのホイッパーがツルっとアソコに入っちゃいそう。
 もちろん、萼から飛び出たつぶらな果実はワイヤーの餌食。
 横殴りに蹂躙するとすっごく気持ちいい。
「あんっ、あんっ、あんっ!」

 手錠で両手を拘束されているので、一度に一箇所しか責められないもどかしさ。
 異国美人さまにおねだりして、そろそろフィニッシュを迎えさせてもらおう。
 私の蜜とクリームとのブレンド味がついたホイッパーをペロペロ舐めながら、目をつぶりました。


独り暮らしと私 10