そんな始まりかたで私の、無期限連続全裸生活、が始まりました。
いいえ。
正確に言えば、まだ始まっていなかったのでした。
連続、の部分が早々と途切れる事態に直面してしまったのです。
その翌朝、全裸で目覚め、洗顔後に軽い朝食を、と冷蔵庫を開けたとき、全裸ではどうしても出来ない、お洋服を着なければこなせないお仕事が残っていたことに気がつきました。
食料の買い置きがほとんど無かったのです。
お米だけはたくさんあったのですが、パンやパスタ、おかずになりそうな食材は、もって明日いっぱいくらいの量。
調味料もいくつか切れかかっていました。
全裸生活中ずっと白米のおにぎりだけ、っていうのは、さすがにつらいし。
買い出しに行かなくちゃ・・・
せっかく、服を一切着ない日常生活、って意気込んでいたのに早くもこの仕打ち。
けっこうへこみました。
かと言って、全裸でお買い物になんて行けるはずありません。
それなら、露出願望マゾ女の最低条件、ノーパンノーブラで、とも思うのですが、行こうと思っているスーパーは、歩いて3~4分くらいのご近所さん、普段もよくお買い物に出かけるお店でした。
万が一お知り合いとかウワサ好きなおばさまとかに、ノーブラのポッチ突起やスカートがいたずらな風で翻ってしまったところを目撃され、ご近所に変なウワサがたったらおしまいです。
お引越しのときにわかったのですが、このマンションには母も学生時代に住んでいたので、管理人さんをはじめとして、母を今でも覚えている方々がご近所や商店街にけっこういらっしゃいました。
いくら夏とは言え、自分が身元バレしているご近所で、あんまりはしたない服装は出来ません。
さあ、どうしよう?
昨日からの流れ的に、外出するにしてもやっぱり、なんとなくえっちでヘンタイな雰囲気はキープしておきたい。
ここでいったんブラ着けてショーツも穿いて、ワンピースでも着て普通にお買い物、では、なんだか間が抜けている気がしました。
でもそんなにすごいことは出来ないし。
うーん・・・
しばらく悩んだ末、普段身に着けている下着=ブラとショーツの数、つまり衣服類を2つだけ、身に着けていいことにしました。
その代わり今夜は、外出とはいえ、主の留守中に衣服を着てしまった罰としての、キツイお仕置きが待っていることも決定しました。
衣服類を2つだけ。
たとえば下着を上下着けたらそこで終わり、ブラとショーツだけでお外に出て、お買い物してこなければなりません。
想像しただけで恥ずかしさにからだが火照りますが、現実的に考えて出来るわけありません。
ブラとワンピースだけ。
ノーブラ突起は回避出来るけれど、下半身が不安。
その日もお外はカンカン照りの猛暑で、風もあんまり無さそうだけれど、何かの拍子にスカートがめくれちゃう可能性も皆無ではありません。
かと言って、あまり丈の長いワンピだと、見た目が暑苦しくて悪目立ちしちゃいそうです。
うーん・・・
悩みながらリビングを裸でウロウロしつつサンルームのほうへ目を向けて、ふと目に留まったのが溜まってしまったお洗濯物の山。
そのお山のてっぺんに、ブルージーンズが裏返しでねじれて、だらしなく乗っかっていました。
そっか。
下はジーンズを穿こう。
下着は着けず、素肌にジーンズ。
これは、今までやったことがありませんでした。
以前観た外国映画で綺麗な女優さんがやってて素敵だったし。
早速クロゼットに行き、適当なジーンズを引っ張り出して穿いてみました。
ジーンズのごわごわとした布地が内腿や土手をザラザラと撫ぜ、今までにない刺激が私の下半身を覆いました。
いい感じ。
たとえ小さく薄い布地のショーツでも、一枚あいだに無いだけで、こんなにも感触が違うものなのですね。
少し内股気味に、左右の内腿を擦りつけるみたいに歩いてみると、ザラザラな感触が私のぷっくりした丘や唇、お尻の穴周辺を直に乱暴に、摩擦してきます。
こんなの、歩いているだけで溢れてきちゃいそう。
それでも、根っからのスケベでドMな私です。
自分をもっと追い込むことにしました。
そのとき穿いたのは、少しゆったりめのジーンズだったのですぐ脱いで、持っている中で一番ピチピチの、色が濃いめのスリムなブルージーンズに穿き替えました。
お尻がキツキツ。
これを買ったときより少しだけ太っちゃったみたい。
ジーンズのザラつく布地が肌に貼り付いたみたいに、私の無毛な下半身のあらゆるところに満遍なく密着しました。
ジーンズの上から両腿の付け根をそっと撫ぜただけで、直にさわられたみたいにビクンて感じてしまうほど。
足を一歩踏み出すたびに、ジーンズ地とアソコの唇の敏感な皮膚がコソコソ擦れているのがわかります。
すっごく刺激的。
濃紺なので少しくらいおツユが沁み出してもわからないでしょう。
試しに、ジーンズの上から自分の股間をしばらくサワサワ撫でさすりました。
じれったいような感触にアソコがムズムズ疼いて、中でジンワリと蜜が滲み出てくるのがわかりました。
腰を落としながら両膝を折って大きく開くと、ジーンズの内部で唇が少し割れ、布地に蜜が染み出すのもわかりました。
その部分を手でさわると、ほんのり湿ってきています。
でも、見た目でジーンズの色は変わっていません。
これなら大丈夫。
下が決まったので、上に関してはほとんど選択の余地がありませんでした。
ノーブラポッチ突起がイヤなら、胸パッド付きのお洋服しか選べません。
私が持っている胸パッド付きのお洋服は、レオタードや水着を除けば3着だけ。
どれもやよい先生からいただいたものでした。
その中で、こんな暑い日に着てもおかしくなさそうなのは1着だけ。
私が高2の夏、やよい先生と生まれて初めて本格的な野外露出を体験したときに着た赤いワンピースでした。
そのワンピースは、私の思い出の品として宝物みたいに大切に保管していました。
その後ほとんど袖は通さず、あっ、ノースリーブですからもともと袖は無いのですが、それでもこちらに出てくるときにはもちろん、持ってきました。
クロゼットのよく見える位置に、クリーニングから戻ったビニールに包まれたままの姿で吊るしておいて、たまには手に取って思い出に耽ることもありました。
あのとき撮影した、私の恥ずかしい野外露出写真を見返したときとかに。
今日こそ、このワンピースをもう一度着るときなのかもしれない。
そんな気持ちになってきました。
丁寧にビニールをはずし、赤いワンピースをそっと頭からかぶりました。
素肌に布地が触れた瞬間、あのときの空気感、温度や湿度や小雨を含んだ風の匂いみたいな感覚が、一瞬のうちに鮮やかによみがえりました。
そうそう、こんな肌触りだった。
カップのひんやりとした感触がこんな風に乳首に当たって、ノースリーブの腋が妙に心細くて・・・
やよい先生に胸元のボタンを大きく開けるように言われて、車の中でおっぱいを片方出して・・・
そうそう、あのときはこれ1枚しか着ていない、見事なノーパンノーブラだったっけ・・・
私が濡れやすいからって、タオルの上に生尻じか座りするように言われて・・・
いけないいけない。
床に座り込んだまましばしタイムスリップしてしまいました。
立ち上がって鏡に映してみます。
真っ赤なノースリワンピにスリムジーンズ。
いたって普通な夏の服装です。
ワンピのスカート部分が膝丈なので、ジーンズの腰の部分は膝上まで隠れています。
これなら股間は見えないから、いくら湿っても気にする必要も無いし。
よし、これでいきましょう。
暑いので髪はアップにして後ろでまとめ、ゴムとヘアピンでおだんごにアレンジ。
日焼け止めとファンデ、目元だけちょこっといじった手抜きメイク。
前ボタンは一番上だけはずし、ウエストのリボンをきつめに絞ったら準備完了。
念のために両腕を大きく上げてみて、ノースリーブの隙間からも余計なものが見えないことを鏡で確認しました。
大きめなトートバッグにお財布を入れ肩に提げ、素足にサンダルをひっかけて玄関を出ました。
お外は、まだ朝の10時過ぎだというのに、太陽がジリジリ音をたてているみたいに勢いよく照りつけてくる猛暑。
35度以上はあるのではないでしょうか。
アスファルトの照り返しで熱気が足元からムワッときて、あっという間に全身に汗が滲み出し、薄いワンピの生地が背中や胸元に貼り付きました。
これは誤算。
胸のカップの形が露骨にわかるくらい、胸元の生地が汗で変色してクタッとなってしまいました。
ウエストのリボンを緩め、上半身がゆったりになるように再調整します。
もしもTシャツかなにかを選んで、パッド無しのノーブラに挑戦していたら・・・
汗でシャツが肌にくっついてボディコン状態、乳首はおろか乳房の形まで丸わかりの格好で歩かなければならなかったかもしれません。
そう考えたら、途端に妄想が広がって下半身のモジモジが加速します。
なるべく人通りの少ない住宅街の路地を、と思って歩き始めると、ほとんど人影はありません。
こんな暑い日はやっぱり、誰だってお外に出たくないですよね。
少し安堵した途端、スケベな心がむくむくっと起き上がってきました。
さっきお部屋でやったみたいに、なるべく内股で、両方の内腿を擦りつけるように歩いてみます。
両脚の付け根付近の裂地と皮膚が擦れ合い、外気とも相俟って熱くなっている秘部がモヤモヤウズウズ淫らに暴れます。
いいっ・・・
だけどやっぱり暑すぎです。
エアコンの効いたスーパーの店内を思い描き、一刻も早く、と内股のまま歩調を上げてみました。
上半身の動きも大きくなり、ブラの支えの無い左右のおっぱいが大げさにプルンプルン揺れてしまいます。
そのたびに両乳首の先がワンピの中でカップを乱暴に擦り、ますます尖って変な気持ちがどんどん膨らんできます。
あぁんっ、気持ちよくなっちゃう。
自分が今、相当いやらしい顔になっているのがわかるので、伏し目がちに地面と自分の足元だけを見て歩きつづけます。
そんな風にしてしばらく歩いていたら、交通量の多い大通りに出ました。
目標のスーパーは、この通りをまっすぐ行ったところ。
すれ違う人や同じ方向に歩く人も現れ始めたので理性を呼び戻し、なるべく胸が揺れないように歩調を緩め、努めてゆっくり普通に歩くよう心がけました。
行き交う人たちは皆、暑さにげんなりしてうなだれてる感じ。
すれ違うときに、覇気の無い視線をときどき感じます。
誰も今私が、ノーパンノーブラで発情しているなんて思ってもいないのだろうな・・・
気づかれたくないけど気づいて欲しい、視られたくないのに見せてみたいもどかしさ。
そんなことを考えているうちにスーパーに到着しました。
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