2010年8月28日

お医者さんごっこと私 07

「なおちゃんとわたしが先に裸ん坊になっちゃえば、弓子ちゃんもなりやすいんじゃないかなあ?」

 由美ちゃんのそんな提案で、その日のお医者さんごっこの段取りを二人で詳しく決めました。

 それとは別に、私もあるアイデアを思いついていました。
 でも当日ビックリさせちゃおうと思い、それは由美ちゃんにも言わないでおきました。

 結局その日は、由美ちゃんのお母さんが気を遣ってくれて、夕方から弓子ちゃんのご家族も由美ちゃんちに来て、私たち家族のさよならパーティみたいなことをやることになりました。

 その日はよく晴れた、2月中旬にしては暖かい日でした。
 母からは、くれぐれも戸締りと火の始末に気をつけるように、由美ちゃんのお母さんにご迷惑をおかけしないように、としつこく言われ、朝の9時頃に父と一緒に家を出て行きました。

 今日はお昼ご飯を食べた後に、由美ちゃんと弓子ちゃんが私の家にやって来る予定です。
 私はお気に入りのピンクのワンピースに着替えて、思いついたアイデアの準備をしてから、一人で母が作っておいてくれた昼食を温めて食べました。

 1時15分くらいに弓子ちゃんがやって来ました。
 真っ赤な厚手のステキなワンピースにピンクのショールを巻いています。
 髪の毛は可愛くおだんごに結ってあります。

「これ、お母さんがお土産にって…」

 ケーキの箱らしいものを手渡してくれます。

「ありがとう」

 弓子ちゃんをリビングに案内しました。
 今日のお医者さんごっこは私のお部屋ではなくて、せっかくだからリビングでやろうと決めていました。
 
 リビングのエアコンを調整して、裸ん坊になっても寒くないくらいの温度になっています。
 窓はすりガラスなので外から見えちゃう心配はありません。
 せっかくの晴れの日だし、カーテンは開けたままにしておきました。

 二人で並んでソファーに座っておしゃべりしていると5分くらい後に、由美ちゃんもやって来ました。
 淡いグリーンのサロペットの下に淡いピンクのブラウスと、その上に白い毛糸のカーディガンを着ています。
 髪はオールバックにして黄色いカチューシャで留めています。
 大き目の布製のバッグを肩にかけてニコニコ笑いながら登場しました。

 冷蔵庫からフルーツジュースを出してきて、弓子ちゃんのお土産のケーキを三人で食べました。
 一息ついてから、

「そろそろ、始めよっか?」

 由美ちゃんが言って、バッグの中からお医者さんごっこのおもちゃを取り出しました。

「今日は、最初にわたしが患者さんをやらせてね。チユちゃんがお医者さんで、なおちゃんは看護婦さん」

 バッグの中から取り出した白衣代わりのワイシャツを弓子ちゃんに渡しながら、由美ちゃんが言います。

 由美ちゃんは、三人で遊ぶときは由美ちゃんと弓子ちゃんの名前が似ていて紛らわしいので、弓子ちゃんのことを『小さいほうのユミちゃん』 という意味で『チユちゃん』 と呼んでいました。

 リビングに隣接したダイニングのテーブルが今日はお医者さんの机です。
 椅子だけを向かい合うように置いてワイシャツを羽織った弓子ちゃんとカーディガンを脱いだ由美ちゃんが向き合いました。
 私は二人の傍らに立っています。

 いつもは家族でご飯を食べている私んちのダイニングで、これから由美ちゃんが裸になります。
 そして、その後には私も…

 外の陽射しとお部屋の電気のせいでダイニングもリビングもとても明るいです。
 私の胸は、早くもドキドキしてきました。

 弓子ちゃんの、

「今日はどうしました?」

 の言葉で、お医者さんごっこが始まりました。

 由美ちゃんは上半身のシンサツのとき、サロペットの肩紐を両方はずして胸当てを下げてから、ブラウスのボタンを全部はずして腕も抜いて完全に脱いでしまいました。
 脱いだブラウスを看護婦さん役の私が受け取り、ハンガーに掛けます。

 それから、そろそろと由美ちゃんがスリップの裾をまくり上げます。
 由美ちゃんの白くてきれいな胸が露になりました。

 由美ちゃんは、おっぱいの乳首の上のところまでまくり上げたスリップの裾を両手でつかんだまま弓子ちゃんに丸出しな胸を突き出しています。
 弓子ちゃんが聴診器をペタペタと由美ちゃんの素肌に押し付けます。
 由美ちゃんは気持ち良さそうに目をつぶって、その感触を楽しんでいるようです。

「それでは、背中を向けてください」

 弓子ちゃんがそう言うと、その言葉を待っていたかのように、

「ねえ、チユちゃん?わたし、スリップずっとまくっているの疲れちゃうから、脱いじゃうね?」

 返事も待たずに由美ちゃんが立ち上がり、バンザイの形をしてスルスルっとスリップを頭から抜きました。
 また私が受け取ってハンガーにかけます。

 由美ちゃんが上半身裸になりました。
 恥ずかしそうに腕を胸の前で交差して隠しながら、また弓子ちゃんと対面します。
 弓子ちゃんにとっては初めての展開です。

 弓子ちゃんは由美ちゃんの上半身裸を間近で見て、まぶしそうに、ちょっと照れたように頬を染めています。
 由美ちゃんが胸を隠したままからだを回転させ、弓子ちゃんに背中を向けました。
 気を取り直したように弓子ちゃんが由美ちゃんの背中に聴診器を這わせていきます。

「はい。それではお注射を一本しておきましょうか」

 ひさしぶりのお医者さんごっこで楽しそうな弓子ちゃんがそう言うと、由美ちゃんは、弓子ちゃんのほうに向き直って、胸を隠していた両腕をはずしました。
 由美ちゃんの小さな乳首を弓子ちゃんがマジマジと見つめています。

「先生?わたしお腹が痛いので、お尻のほうに大きなお注射をしてください」

 由美ちゃんがワケのわからない理由を言って、お尻へのお注射をおねだりします。

「そ、そうですね…ではお尻にお注射しましょう」

「弓子先生、ベッドはこっちです」

 私の誘導で三人がリビングへ移動しました。

 さっき座っていたソファーの背もたれを倒して平らにして、大きいバスタオルを敷いておきました。

「そこのベッドにうつぶせに寝てくださいね?あ、おズボンは脱いでください」

 看護婦役の私がリードします。
 由美ちゃんは私たちに背を向けてから腰をかがめて、サロペットの下半身を脱ぎ始めました。

 脱いだサロペットを私に渡すと由美ちゃんは、ピンクのショーツと水玉のソックスだけの裸ん坊になりました。
 リビングにあるサイドボードのガラスに自分の姿が映っているのに由美ちゃんが気づいたらしく、顔を真っ赤に染めて、また両腕で胸を隠しました。

「では、ベッドに寝てください」

 私は大きな注射器を弓子ちゃんに手渡し、濡らしたハンドタオルを手に持ちました。
 うつぶせになった由美ちゃんの腰のところにかがんで、ショーツに手をかけます。
 由美ちゃんのショーツを私の手で脱がすのは、これで二度目です。

 なんだかすごくワクワクして、ドキドキして、顔が火照ってしまいます。
 ゴムのところを少し伸ばして、ショーツをいったん膝まで下ろします。
 由美ちゃんもお腹を浮かせて協力してくれます。
 白くてまあるい由美ちゃんのお尻が明るいお部屋の中であらわになりました。

 それを見つめていたら、このあいだのことを思い出して急にちょっとイジワルがしたくなってしまい、付け加えました。

「寝たままだとちょっと、先生がお注射しづらいので四つん這いになってくれますか?」

「えっ?!」

 由美ちゃんと弓子ちゃんが同時に声をあげます。

 由美ちゃんとの打ち合わせでは、とにかく二人とも先に丸裸になってしまおう、ということと、二人ができるだけ恥ずかしい格好をすれば弓子ちゃんの恥じらいが和らいで見せやすくなるだろうから、二人が患者さんのときは、そういう指示をしよう、と決めていました。

 由美ちゃんが、やっぱりそれは恥ずかしい、みたいな顔をして私を一瞬見ましたが、すぐに覚悟を決めたように、おずおずと肘と膝を立てて四つん這いになりました。
 顔が真っ赤です。
 そのあいだに私は由美ちゃんのショーツを両脚から抜き取って、由美ちゃんの枕元に置きました。

 とうとう由美ちゃんは、私の家のリビングでソックスだけの丸裸になりました。
 その上、お尻を突き出した四つん這いの恥ずかしい格好で、弓子先生のお注射をプルプル震えながら待っています。

 私は由美ちゃんのお尻全体を濡れたタオルで優しく拭いてから、お尻の穴近く右側の柔らかいお肉を入念にタオルでスリスリしました。

「先生、ここにお注射してあげてください」

 弓子ちゃんも、由美ちゃんのお尻を至近距離でしげしげと見つめ、顔を真っ赤にしています。
 由美ちゃんのお尻の穴とアソコのスジが丸見えです。
 弓子ちゃんの目が爛々と光って興味シンシンっていう感じです。

 弓子ちゃんがおそるおそる注射器をかまえて、私が指示した由美ちゃんのお尻の穴近くに持っていきます。
 注射器の先端が肌に触れたとき、由美ちゃんは、

「はうんっ!」

 って、小さなため息をつきました。

 弓子ちゃんが注射器のピストンをゆっくり押してから、注射器を肌から離しました。
 そのあいだも弓子ちゃんの目は由美ちゃんのお尻の穴とスジに釘付けです。

 それから弓子ちゃんは、またおそるおそるという感じで由美ちゃんのお尻に両手を近づけていき、今お注射したあたりの肌を頬を染めたすごく嬉しそうな顔で、やさしくニギニギ、モミモミしています。

 また由美ちゃんが、

「はふんっ!」

 と小さく啼きました。


お医者さんごっこと私 08

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