2012年1月14日

ピアノにまつわるエトセトラ 25

「えーっ!?あぁん、いやあぁんっ!」
 
 突然、視界を塞がれてしまったゆうこ先生が、不安げなお声をあげました。

「うふふ。先生?こうやって目隠しされちゃうと、なんだかすっごくドキドキしてきちゃうでしょう?次にどこに何をされるか、わからないですものね?」

 ゆうこ先生の耳元に口許を近づけてささやくように言いながら、左手でゆうこ先生の背中を背骨の線に沿ってスーッと撫ぜました。

「あーんっ!ぅふーんっ」

 このシチュエーションは、私がもっともされてみたいことのひとつでした。
 ひとりえっちでは絶対に叶わない、パートナーがいなければ出来ないプレイ。
 あの夏の日に、やよい先生の前で失禁するほど感じてしまった目隠しイヤリングプレイの強烈な快感を私はずっと忘れられずにいました。

「それにしても先生の肌、本当にキレイですねー。真っ白でスベスベ」

 ゆうこ先生の背中にまわした手のひらを腋の下のほうへコチョコチョとくすぐるように滑らせながら、やがて右のおっぱいの下まで移動させました。

「本当にキレイなおっぱい。乳首は上向きなのに下おっぱいの丸みがポッテリしていて…」

 おっぱいの下から持ち上げるみたいに手のひらで包み、やんわりとモミモミ。

「んふぅーっ」

 ゆうこ先生の淫らなお声。
 揉んでる私も、フワフワムニュムニュのやわらかい感触がすっごく気持ちいいー。
 揉んでお肉が歪むたびに、突き出ている乳首が別の生き物のようにうねうねと身をよじらせています。

「でも先生は、このキレイなからだを乱暴に扱って欲しいのですよね?たとえばこんなふうに」

 告げると同時に、左手では右おっぱいをやんわりと揉みしだきながら右手で左おっぱいの乳首をギューッとつまみ、キュッと強くひねり上げました。

「あっつぅ!いったぁいっいっ、うっう~~~んっ!」

 ひときわ大きなゆうこ先生の嬌声がお部屋に響いて、私の指から逃げるように、ゆうこ先生の上半身が弓なりに大きく後ろへ反りました。
 それに伴って腰が浮き上がり、両膝もいっそう大きく広がって、パックリとお口を開けた無防備なアソコを私に突き出してくるような姿勢になりました。

「だめですよ先生、そんなにオマンコを私のほうに突き出してきても、まだまだそこは虐めてあげませんよ?」
「まずは先生のお好きな洗濯バサミで、このキレイなからだを惨めに飾って差し上げますから」

 毛布の上に散らばっているステンレス製の洗濯バサミを拾い、ゆうこ先生の右脇腹の皮膚を無造作につまみました。

「はい、一個目」

「はあんっ!」

 ゆうこ先生の口許がへの字に歪み、色っぽ過ぎるため息が洩れました。

「すごい数の洗濯バサミですね?これ全部つけても大丈夫なのですか?」

「ああんっ!は、はいぃ、ゆうこは痛いのが気持ちいいんですぅ、たくさんつけてくださいませぃ」

 脇腹や腋の下、お腹、そしておっぱいを次々に挟んでいきました。
 ゆうこ先生は、洗濯バサミがひとつ、肌にぶら下がるたびに、あんあん、って切ない喘ぎ声をあげて身悶えていました。
 毛布の上の洗濯バサミがあらかたなくなったとき、ゆうこ先生の上半身は洗濯バサミだらけになっていました。

「うわー。すごい姿になっちゃいましたねー」

 全部で30個くらい?
 ゆうこ先生の上半身のいたるところで銀色の洗濯バサミがユラユラ揺れていました。
 左右のおっぱいは、わざと乳首だけは挟まず、乳首をまあるく囲むようにそれぞれ5つの洗濯バサミで飾りました。

「ほらー、こうすると気持ちいいのでしょう?」

 ゆうこ先生の肌にぶら下がっている洗濯バサミの柄の部分だけに触れるように両手のひらを上下して、たくさんの洗濯バサミを盛大に揺らして差し上げました。

「むううっ!んうふぅーんっ…」

 ゆうこ先生がクネクネからだをよじらせて身悶えます。
 アイマスクの上の狭い額に深いシワが寄って、お口が真一文字になって、すっごく淫らな、でも美しいお顔。

「でも、これだけではまだ不満足ですよね?だって一番いやらしいところが、まだ虐められていないのですもの」

 自分にも言い聞かせるように言いながら、ゆうこ先生の尖りきった右乳首を指先でピンッと強く弾きました。

「あっ!だめっ!」

 乳首を弾かれた途端に、ゆうこ先生が小声で呻き、からだがピクンと硬直しました。

「あー、先生、ダメですよー。また小さくイっちゃったんでしょう?ちゃんと私の許可を取ってくださいねー。もうイっちゃだめですよ?がまんしてください」

 そうご命令しつつ、今度は左乳首をピンッ。

「うふんっ!」

 ゆうこ先生のからだが再びピクンって硬直し、股間から内腿へヌメリと透明な液体が滑り落ちました。

「すっごく敏感になっちゃっていますねー、先生?」

「あーん、早く、早くここにも痛いのをくださいぃ」

「ここって、どこですか?」

「ゆうこのいやらしい乳首ですぅ。いやらしく勃起している乳首を早く虐めてくださいぃ」

 ゆうこ先生が胸を突き出しておねだりしてきました。

「やれやれ、本当にえっちでヘンタイな先生ですねえ。この鎖付きのやつがいいんですか?」

「はい。それで挟んで、ゆうこの乳首がちぎれちゃうくらい引っ張ってやってくださいぃ」

 細いけれどけっこう重たい鎖で繋がれた乳首クリップで、まず右の乳首を挟みました。

「あああーーっ!」

 ゆうこ先生がひときわ高く呻きました。
 クリップの挟む力はかなりきつめで、指でつまんだゆうこ先生の乳首は硬くて熱くて、私はゆうこ先生が感じているであろうその痛みを想像して、ゾクゾク感じてしまいます。

 左の乳首にも取り付けた後、左手で支えていた鎖の束を手放しました。
 重力に引っ張られ、二つの乳首を支点にして鎖が下向きの半円状に、重たそうに垂れ下がりました。
 鎖の重みで乳首もお辞儀をするように下向きに引っ張られます。

「ああんーーーぅぅぅっんんんんー」

 ゆうこ先生は、唇を一直線にして歯を食いしばって痛みに耐えているみたいでした。

「どうですか先生?かなり痛いんじゃないですか?」

「あああ、い、いたいですうぅ、けどぉ、ゆうこはこれが、大好きなんですぅ…」

「そうですか。それならもっともっとサービスしてあげましょう」

 私は、垂れ下がった鎖に手を添えて重力を消し、ゆうこ先生の乳首の位置まで鎖を戻してあげました。
 引っ張られていた乳首への張力も失われて元に戻り、ゆうこ先生のお顔も少し緩みました。

 間髪を入れず、鎖から手を離しました。
 ジャラッ。

「あああんんんんーーっううううっ」

 鎖が勢い良く落下して、再び乳首がグイッと引っ張られました。
 ゆうこ先生の眉間にも、再び深いシワが戻りました。

 鎖を持ち上げては離しを何度も何度もくりかえしました。
 そのたびにゆうこ先生の乳首は引っ張られては緩み、眉間のシワが現れては消え、ゆうこ先生のからだ全体がどんどんピンク色に汗ばんでいきました。
 そんなゆうこ先生の変化を見ながら、ゾクゾクコーフンして、どんどんサディスティックな気分になっていきました。

「先生の乳首も下に引っ張られるばっかりじゃ可哀想ですよね?引っ張られて垂れ下がってばかりじゃ、先生のかっこいいおっぱいの形も崩れちゃいそうだし」
「今度は上に持ち上げてあげましょう、バストアップ大作戦です」

 ふと思いついたアイデアを実行してみることにしました。
 垂れ下がっていた鎖を浮かせて胸の位置まで戻しました。

「先生、ちょっと前屈みになってうつむいてもらえますか?」

 ゆうこ先生が素直に従われ、言われた通りの姿になったので、私は鎖の中央部分を一つに束ねて、ゆうこ先生が着けているワンちゃんの赤い首輪の前部分に付いているリングにくぐらせました。
 乳首とリングを結ぶ鎖が少しだけたわんだ形になるように調節してから、余った鎖を束ねてリングに結び付けました。

「はい。先生、いいですよ。姿勢を直してください」

 ゆうこ先生がゆっくりと前傾姿勢を直していくにつれて、首輪のリングにつながれて左右に分かれた鎖がそれぞれピンと張っていき、クリップがつまんでいる乳首もそれぞれググーッと上に引っ張られてきました。

「あああーーーっ、いやーーっぁぁっっ!」

 叫ばれている内容とは裏腹な、ゆうこ先生のいやらしくも嬉しそうなお声。

 ゆうこ先生がすっかり上体を起こしたときには、鎖がこれ以上ないほどピーンと張りつめてクリップの先の乳首を引っ張り、おっぱい全体が上向きに吊り上げられた格好になっていました。

「ああん、直子さまのいじわるぅ~」

 まっすぐ前向きになると、けっこう痛いのでしょう、ゆうこ先生はお顔を上げようとしてはうつむきをくりかえして、うーうー身悶えています。
 そのたびに左右の乳首が、今度は上向きに伸びたり縮んだり。

「ほら、これなら先生がいやらしく身悶えるたびに、乳首がグングン引っ張られて、痛いの大好きマゾな先生にうってつけでしょう?」

 ゆうこ先生の腋の下をコチョコチョくすぐってみると、ゆうこ先生が身をよじって後ろ向きにのけぞり、鎖に繋がった乳首からおっぱい全体がありえないほどグイーッと上向きにひっぱられました。

「ああああー、乳首がぁ、乳首がちぎれちゃうぅぅぅぅ」

 ゆうこ先生は立て膝のまま上半身だけをクネクネよじって、私のくすぐりの魔の手から逃れようとしています。
 屈んだりのけぞったりするたびに、たわわなおっぱいが乳首を支点にタプタプユサユサと暴れまわっていました。

「ねえ先生、これだけ乳首が上に引っ張られてたら、お口を開けて舌を伸ばせば、ご自分の乳首、舐められるんじゃないですか?」

 私が冗談ぽく言うと、ゆうこ先生は早速お口を開けて舌を思いっきり突き出し、ご自分の乳首を舐めようとし始めました。
 でも、乳首を舐めようとうつむくと、おっぱいを吊り上げる張力も弱まってしまい乳首が上のほうに来なくて、うまく届かないようでした。
 それでもしばらくの間、ゆうこ先生はトライされていました。

 美しいお顔を歪ませて、大きくお口を開けてよだれが垂れるのもかまわず、舌をレロレロさせているゆうこ先生。
 その、なんと言うか、ヘンタイさん丸出しなドすけべで浅ましくも淫らなお姿を見ていたら、私の虐めたいメーターもグングン上がっていきました。

「くすぐるだけじゃ、刺激が足りないですか?だったらこんなのはどうでしょう?」

 サディスティックな気分に酔い痴れている私に、躊躇はありませんでした。
 ゆうこ先生の右脇腹にランダムに6個くらいぶら下がっている洗濯バサミの一番上の一つに、右手の人差し指を軽くあてがいます。
 そのまま右腕全体を一気に下へと振り下ろし、洗濯バサミの群れを勢い良く薙ぎ払いました。


ピアノにまつわるエトセトラ 26

2012年1月7日

ピアノにまつわるエトセトラ 24

バッチーン!

「ああーんっ!」

ビッターンッ!

「ううふーーんっ!」
「先生!そんなに嬉しがってばかりじゃダメじゃないですか?ちゃんと言われた通りに言ってください、先生の浅ましい本心を」

バッチーン!

「ああぁ、はいぃ、ゆ、ゆうこのオマンコ、視てくださいぃーーっ!」

パチーン!

「うううっ!ゆうこのいやらしいオマンコ、もっともっともっとよーく視てーっ!」

バッチーンッ!

「もっと、もっと強くぶってくださいっー!淫らなおツユがしたったってるわたしのオマンコ、奥まで覗いてくだいーっ!」

 毛布に押し付けたゆうこ先生の唇から放たれる、くぐもったいやらしい心の叫び。

 ゆうこ先生の真っ白なお尻がみるみるピンク色に染まっていきました。
 ぶたれるたびに、ゆうこ先生は身をよじらせて、それでもアソコを拡げている両手だけは離さず、いやらしい願望を大声で口走っていました。

 叩いているうちに、私もどんどんコーフンしてきて、ピンク色の粘膜をひくつかせながらダラダラよだれを垂らすゆうこ先生のオマンコ同様に、私のオマンコからもおツユがジュルジュル滲み出ていました。

 途中までは数を数えていたのですが、コーフンしてわからなくなり、私の好きなだけ叩きました。
 30発くらい?
 ゆうこ先生のお尻はまっかっか。
 私の右手のひらもヒリヒリビンビンしていました。

 ゆうこ先生はお尻を叩かれただけでも小さくイってしまわれたようで、途中、ビクンビクンって小さく全身が痙攣されていました。

「ハアハアハア…先生?ぶたれてるときにイっちゃいましたよね?イクのは私の許可をとってからじゃなきゃダメじゃないですか?」

「ハアハアハア…ごめんなさい…直子さまのお仕置きがあんまりに気持ち良かったんですぅ…」

 オマンコを拡げている両手はまだ離さず、毛布に押し付けているお顔を捻じるようにこちらに向けて、ゆうこ先生が応えました。
 両方の内腿に、かたつむりが這ったようなテラテラ光る筋が幾本も走っています。

 ゆうこ先生はオシッコをがまんしてるときみたいな情けない苦悶の表情で私を見つめてきます。
 イった満足感と、でもまだまだ欲求不満っていうおねだり感が入り混じっているような、どすけべ丸出しなお顔でした。

「しばらくそのままの格好でいてください」

 言い残して私は、キッチンに向かいました。
 自分の手もヒリヒリしていましたが、ゆうこ先生のお尻は、見ただけでもすごく熱そうに全体が赤く腫れ上がって痛々しい感じでした。
 もともとのお肌がまっ白いからなおさら。
 なので、いったん濡れタオルで冷やして差し上げようと思ったんです。

 水道のお水を出しっぱなしにして自分の手を冷やした後、手近にあったタオルを濡らして絞り、ゆうこ先生のもとに戻りました。
 その途中で、さっきゆうこ先生が向こうのお部屋から持ってきた小さな紙袋が、椅子の上に置いてあるのが目に入りました。

 たぶん、と思いながら中を覗くとやっぱり、私にも身に覚えがある、洗濯バサミを筆頭としたえっちなことに使えそうなお道具や器具が乱雑にぎっしり入っていました。
 私はその紙袋を片手に持ち、もう片方の手で濡れタオルをゆうこ先生のまだ突き上げているお尻にピタッとあてがいました。

「あああーーーっ!冷たくて気持ちいいですぅぅ」

 ゆうこ先生が心底気持ちよさそうなお声を出して身をよじらせ、やっとアソコから両手を離して毛布につきました。

「この袋の中にえっちっぽいお道具がたくさん入っていますね?」

 私は、袋の中に手を入れて、どんなものが入っているのか確認しつつ、ゆうこ先生にお尋ねしました。

「あ、は、はいぃ…」

「こういうものを使って、私に辱めて欲しいのですね?」

「は、はい、そうです…」

「わかりました。もう四つん這いはいいですから、毛布の上に座ってください。両手は頭の後ろです」

「…はい…」

 ゆうこ先生がゆっくりとからだを起こされ、私の真正面に正座してから、両手を組んで頭の後ろにまわしました。
 胸が張られ、ゆうこ先生のたわわなおっぱいがわたしのほうへこれみよがしに突き出されます。

 相変わらずビンビン、精一杯尖っている大きく充血した2つの乳首。
 ああ、早くこのえっちな乳首を洗濯バサミでギュッと挟んで、ゆうこ先生の痛みに歪むお顔が見たい…

 私の心の中にサディスティックな欲望とマゾヒスティックな期待感とがないまぜになって溢れていました。
 ゆうこ先生が感じるであろう痛みに私の体も共鳴して、キュンって快感が下半身から全身をつらぬきました。
 ゆうこ先生はじーっとそんな私をうらめしげに見つめていて、その表情にはいやらしい期待を孕む淫らなおねだりの哀願が浮かんでいました。

「この短い鎖で繋がっているのは手枷とかですよね?それに洗濯バサミがこんなにたくさん…あ、これは何だろう?」

 ゆうこ先生が座っている目の前の毛布に袋の中身をぶちまけて、ひとつひとつ手に取りながら使い方を質問しました。
 ゆうこ先生は恥ずかしそうに、でもそれ以上にすっごく嬉しそうに、使い方を教えてくださいました。

「わかりました。それで先生は、こういうお道具を使って、ご自分でオナニーしているのを私に視られるのと、私がゆうこ先生を動けなくしていろいろ虐めるのと、どちらがいいですか?」

「ゆうこは、直子さまに虐められたいです。ゆうこは、どんなに痛くされてもがまん出来ます。みじめな格好で直子さまにされるがままになりたいんです…」

 ゆうこ先生が待ちきれないみたいに上半身を乗り出してこられ、上目遣いで私に訴えかけてきました。

「そうですか。それならお望み通りそうしてあげましょう」

 数分後、私の目の前に両手足の自由を奪われたゆうこ先生の美しい肉体が艶かしくも無防備に転がされていました。
 正座の格好から立て膝にさせて両腕を後ろにまわし、右手首を右足首に、左手首を左足首に、長さ10センチに満たないくらいの短い鎖で繋がった黒い革の拘束具で繋いだ格好。

 いかにしなやかなゆうこ先生のからだと言っても、立て膝のままでは後ろにまわした手首が足首にまでは届きません。
 必然的に腰を落とすことになり、それにつれて両膝が左右に大きく開きます。

 腰砕けで毛布にへたり込んだような格好だったゆうこ先生は、やがて両腕がいっぱいに伸びきるくらいまで腰を浮かせてから、上半身を少し反らし気味にしておっぱいを私のほうへ突き出し、期待に満ちた瞳を私に投げかけてきました。
 ご自分の意志で左右それぞれ、足首を掴んでいるようです。

 腰を浮かせた分、両腿の交わり部分と毛布に20センチくらいの空間が出来ていました。
 正面からは割れ始めまでしか見えませんが、おそらくパックリと開いているであろう濡れそぼったオマンコから、ポタポタえっちな蜜をじかに毛布へ垂れ滴らせていました。

「面白そうなものをたくさんお持ちなんですね?先生。これはワンちゃんの首輪ですよ
ね?」

 赤い革の無骨な首輪をゆうこ先生の目の前で振ってみせます。

「はい…それを着けられると、ゆうこは完全にそれを着けてくれた人の奴隷になります。もう絶対にその人には逆らえなくなります」

「そうなんですか?それなら、私が着けて差し上げましょう」

 ゆうこ先生の背後にまわり、ベルト式の首輪を着けてあげました。
 華奢なゆうこ先生の首なので、一番きつい位置まで絞っても首周りに2、3センチくらいの余裕があるようです。

「うわー、すっごくヘンタイさんらしくなりましたねー。本当はもっときつーく嵌めてもらいたいのでしょう?」

「はい、でもゆうこの首は細いから…」

 首輪の正面にあたるところには、鎖をひっかけるためでしょう、直径3センチくらいの金属リングがぶら下がっていました。

「それにこれ。私、えっちなビデオとかでなら見たことありましたが、本当に持っている人がこんなに身近にいたなんて、思っても見ませんでした」

 それは、よく欧米のSM画像とかで見る、鎖で繋がった乳首クリップでした。
 細いけれどけっこう重い長さ50センチくらいの鎖の両端に金属製のクリップ挟みが二つ。
 クリップが挟む力もかなりきつめでした。
 今の私では無理そうなくらい…

「先生は、こういうのをおっぱいにぶら下げるのがお好きなんですね?私だったら我慢できないかもです」

 それを着けられる自分を想像して、着けてみたいような怖いようなとゾクゾクしながら手の中で弄びました。

 バイブレーターも二つほどありましたが、ツルンとした金属製なロケット型のやつと、長いスティックの先に大きめなローターの付いた、これまた欧米的なグッズだったので、ホッとしていました。
 男性器っぽい形のオモチャが出てきたらどうしよう?って内心ドキドキしていたんです。

「こういうものは、いったいどこで手に入れるんですか?」

「あ、はい…通信販売とか…あと、東京に行ったときには、直接お店に行くこともあります。行きつけのお店があって…」

「へー。恥ずかしくないのですか?お店の人って、たいがい男の人なんでしょう?」

「ううん、そのお店は女性のために女性がやっているお店なの。それにわたしは、同性の前でこそ、恥ずかしいことをして蔑まされたいのだもの」

「そうでしたね。今日は私がとことんまで蔑んで差し上げましょう」
「本当に先生のからだに、どんなことをしてもかまわないんですね?」

「は、はい。ここにあるお道具なら、どれを使われてもゆうこはがまんできます。ゆうこは悦びます。お好きに虐めてください」
「ぶってもつねってもひっかいても、どこに何を突っ込まれても文句は決して言いませんから。直子さま、ゆうこをめちゃくちゃにしてください。気持ち良くしてくださいぃ」

 ビクンッ!
 ゆうこ先生の、めちゃくちゃにしてください、っていう科白が、再び私の下半身を直撃しました。

 それこそ、私がいつもオナニーのときに熱望していることでした。
 先生の気持ちがすっごくよくわかりました。
 よーし、がんばって先生を気持ち良くして差し上げよう。

「それでは、始めますよ?」

 そう宣告してから私はまず、ゆうこ先生の視界を奪うべく、お顔にアイマスクを装着しました。


ピアノにまつわるエトセトラ 25

2011年12月31日

年末のごあいさつ 2011


おかげさまで私のお話ブログも2度目の年の瀬を迎えることになりました。
これで約一年半。
自分でも、よくつづいているな、って思います。
私のつたないお話を読みに来てくださっている皆様、本当にありがとうございます。

グーグルさんの解析によると、この一年半での訪問数は約9万3千、ページビュー数が約67万、ユニークユーザーが約2万となっていました。
海外在住の方々からも多くのアクセスをいただいているようです。
なんだかすごい!
私のお話は、長くなってしまうものが多いので、読まれるほうも大変と思うのに、この大きな数字はとても嬉しいです。

ちなみに、一番たくさん見ていただいた単独ページは、相変わらず「お医者さんごっこと私 01」、次が「ランジェリーショップ 01」、以下「グノシエンヌなトルコ石 01」、「図書室で待ちぼうけ 01」、「第二次性徴期と私 01」 の順でした。

今年はいろいろと大変なことがおきた中、私のブログにアクセスしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
私のつたないお話を読んで、少しでも楽しく明るい気持ちになっていただけたらな、と思っています。

最近パソコンを買い換えて、まだ使いかたがよくわからず、お話を書く時間をあまり作ることが出来なくて、この数週間、ブログの更新が滞りがちなってしまい申し訳ありませんでした。
お正月のお休みにゆっくりお勉強して、年明けからまた、まったりペースでつづけていこうと思っています。
来年も、おひまなときに、そういえばあのお話のつづきはどうなったかな?なんて思い出していただける程度に、おつきあいいただけたら嬉しいです。

私のブログを読みに来ていただいている皆様。
私のブログにリンクしていただいているサイトオーナーの皆様。
そして、コメントや拍手を送ってくださる皆様。
本年は、本当にありがとうございました。
来年も、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

来る年が皆様にとって、幸い多き楽しい一年となりますように。
ありったけの愛と祈りを込めて。

31/12/2011 NAOKO-M

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