2010年7月4日

グノシエンヌなトルコ石 09

「まったく、なお子はどうしようもないわね」

私の口から抜き取った指を自分の舌で舐めながら、やよい先生は呆れたように言いました。
「こんなんじゃ、こっちのおっぱいはピアスにしなきゃだめね。あたしおんなじデザインのピアスも持ってるの。こんないやらしい乳首はピアスでも刺してお仕置きしなきゃ」
「えっ!?」
私は一瞬血の気が引いてしまいました。
「えっ、じゃないわよ」
そう言いながら、私にまたアイマスクをかけました。

「なお子のそのいやらしく尖った乳首にピアスの尖った針をブッ刺して、お仕置きするのっ!」
「えっ、あのー・・・先生、先生っ!私イヤです。そ、そんなのイヤです、やめてくださいっ!」
真っ暗になって、また不安が襲ってきます。
それに加えて、今のやよい先生の言葉。
私はからだをじたばたしながら、必死でお願いします。
「先生、やよい先生、それはイヤです。お願いです。やめてください・・・そういう本当に痛いのはダメです。それ以外なら何でもしますから、先生っ、先生えー」

また、まったく気配がしなくなっています。
私は、自分の乳首に針を刺される、穴を開けられる恐怖に本気で怯えていました。
「先生!先生!私本当にイヤですっ!お願いです、お願いします、そんなことしないでください、怖いです、なお子怖いです、お願いしますううう」
アイマスクの裏の私の目から、涙がぼたぼたこぼれ落ちています。

そのとき、右のおっぱいがやんわり掴まれました。
下乳のほうから、持ち上げるみたいにやんわりと。
乳首には何も触れる気配はありません。
私は上半身を必死に動かして、なんとか逃げようと試みます。
手首の縄はすごく食い込んでいるみたいです。
足首も膝も、締め付ける力が強くなっているようです。
でも、そんなの今は関係ありません。
左乳首の痛みなんて、吹っ飛んでいます。
「先生っ、先生えーっ、お願いします、お願いします、そんなのイヤです、やめてくださいーお願いです、やめて、やめて、やめてーっ」
おっぱいを持つ手にちょっと力が入りました。
私は必死に上半身を動かそうともがきます。

そのとき、右の乳首の根元真ん中あたりにチクっと何か刺さった感覚がありました。

私のからだは一瞬ビクっとしてから、動きを止めます。
そして、自分でもびっくりするような大きな声が出ました。

「いやーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」
そして、必死にもがきながら、うわ言のように叫び続けます。
「ヤダ、ヤダ、ヤダ、ヤダ、ヤダ、ヤダーーっ、やよい先生のバカーーーーーっ!」
叫びながら、なぜだか快感の波も押し寄せて来ました。

縛られたままじたばたしている私の顔に、何か柔らかくて温かいものが押し付けられました。
「ちょ、ちょっとなおちゃん、落ち着いてね・・・」
そう言われながら、アイマスクがはずされました。
私の顔に押し付けられていたのは、やよい先生の黄色いレオタード越しのおっぱいでした。

「もう、なおちゃん興奮しすぎ。ちょっと落ち着いてね。今のはお芝居だから」
「だって、だって・・・」
私はまだしゃくりあげながら、自分の右のおっぱいを確認します。
乳首が痛いくらい尖っている以外は、なんともありません。
やよい先生は、私の顔に手を添えて、涙の跡を舌で舐めてくれています。
私の右目の下のホクロを唇でちゅぶちゅぶと吸ってから、私の唇に重ねてきます。
舌がからまって、私もだんだん落ち着いてきます。

唇を離したやよい先生は、いたずらっぽく笑って、ふーっと私の耳に息を吹きかけた後、白状しました。
「さっきのは、こーれっ」
私の目の前に突き出されたのは、一本の爪楊枝でした。
「これでチクっとやっただけなのに、なお子ったら、あんなに大きな声出して」
「だって、だって、私本当に怖かったんだもん・・・」
私は、すねながらわざと甘えた声で答えます。
「でも、あんなに大きな悲鳴あげると気持ちいいでしょう?いくらこのマンション防音だからって、ちょっとやばいかなって、あたしはビビッたけど」
「う、うん・・・」
確かになんか、すっきりしています。
「だから最初に言ったでしょう?あたしは、なお子がして欲しいことしか、しないって」
やよい先生は、やさしく私の手首と足首と膝に食い込んだロープを緩めてくれました。

「それで、なお子は、右の乳首にイヤリング、欲しいの?欲しくないの?」
「お、お願いします・・・」
「お願いします、って何を?」
「イ、イヤリングを・・・右の、右の乳首にも」
「はいはい」
やよい先生は、無造作に私の右のおっぱいをつかんで、乳首を指でぎゅっとつまみ、左のと同じデザインのイヤリングをぐいぐい締め付けてくださいました。
「あーーーんっ、ああーーっ!」
忘れていた左の乳首の痛みとともに、右乳首初めての激痛が、からだを駆け巡ります。

「相変わらず、なお子のここは、大洪水ね」
やよい先生が私のお尻の下に敷かれたバスタオルに視線を落とします。
私もつられて目を向けます。
気づいてしまいました。

「あらあー。なお子ったら、さっきのアレで、オモラシしちゃったのねー」
純白のバスタオルが、私のアソコの下だけ、直径20センチくらいうっすらと黄色く染まっています。
恥ずかしさで、かーっと血がからだ中を駆け巡ります。
そう言えば、ピアスの一件で悲鳴をあげたとき、下半身からもジョボジョボとえっちな液じゃないものを放出したような記憶がありました。

「高校二年生にもなって、バレエの先生の家でオシッコを漏らしてるようじゃ、しょうがないわね」
やよい先生は、その黄色くなった部分を右手の人差し指で撫ぜると、その指を私の鼻先に突きつけます。
「におう?」
「はい・・・」
「舐めなさい」
私は夢中でやよい先生の指をしゃぶります。


グノシエンヌなトルコ石 10

グノシエンヌなトルコ石 08

「でも、勘違いしないでね、なお子さん」

私は肩で息をしながら、やよい先生に、もっと、って目で訴えかけます。
「あたしが、これからするのはお仕置きよ。なお子を気持ち良くさせるのが目的じゃないの」
やよい先生は、私の背後にまわって私の手首の縄を点検しています。
「あらあら、ずいぶん食い込んじゃったわねえ。これじゃ痛いでしょ、なお子さん」
そう言って、両手首の縄を少し緩めてくれます。
「よくわかったでしょ?あんまり暴れないほうが、身のためよ」
そう言われた瞬間、私の視界が真っ暗になりました。
「えっ?」
どうやらアイマスクをされたようです。

視界を塞がれると、急に不安な気持ちがふくれあがってきました。
何をされるんだろう・・・
どきどきどきどき・・・
私は、視力以外の五感をとぎすませて、何が起こるのか予想をたてようと必死になります。
聞こえてくるのは、静かなBGMとエアコンの低いモーター音だけ・・・
他には何の気配も感じられません。
どきどきどきどき・・・
自分の鼓動だけがやけに大きく聞こえて、時間だけが過ぎていきます。

私の不安が最高潮に達して、やよい先生っ、と叫ぼうとした瞬間、左のおっぱいを乱暴に掴まれました。
「きゃーんっ!」

「変な悲鳴あげないでよ」
やよい先生が私のおっぱいをもみしだきながら、耳元で囁きます。
「なお子、乳首に普通の洗濯バサミはまだはさめない、って言ってたわね」
私の左の乳首を指でつまんで、押しつぶすようにしながら聞いてきます。
「あ、あんっ、は、はいっ」
「それができるように、あたしが手伝ってあげる」
「えっ?」

「つまりね・・・」
乳首が何か冷たいものにはさまれました。
そして、それが徐々に乳首を締め付けてきます。
「どう?痛い?」
「は、はい」
「でも、まだだいじょうぶよね?」
「・・・は、はい」
どんどん乳首を締め付けられます。
私は痛みに耐えながら、何をされているのかわからず、困惑しています。
「もうこれ以上だめと思ったら、言ってね」
「は、はい・・・」
「でも、本当にそれが限界と思ったときによ。もしも嘘を言って、これが後で落ちてしまったら、なお子はもっとひどいお仕置きを受けることになるからね」
「は、ははいーっ!」

私の乳首をはさんでいる何かは、じりじりと乳首を締め付けていきます。
少し締まるたびに、痛みが走ります。
私は、はあ、はあ、と荒い息をしながら、痛みをがまんしています。
もうがまんしきれない、という痛みになったときに声をかけました。
「お、お願いします。もうだめです。痛いですう」
「そう」
乳首の締め付けが止まりました。
ジーンとした疼痛が、おっぱい全体に広がっています。
やよい先生が私のからだから離れる気配を感じたとき、乳首が下にグイっとひっぱられました。
「あーーーーーーっ!」
激痛が走りました。

背後に気配を感じて、ふいに視界が戻りました。
アイマスクをはずされたようです。
私はおそるおそる自分の左のおっぱいに視線を向けます。
私の乳首には、大きくて綺麗な青緑色のトルコ石をぶら下げたイヤリングがはさまっていました。

「そのイヤリング、キレイでしょう。けっこう高かったのよ、でも重いのよね。なお子のいやらしい乳首には、よく似合ってるけど」
やよい先生は、そう言うと、イヤリングのぶら下がったおっぱいを、往復ビンタするみたいに、軽く右手でペチペチと叩きました。
落ち着いていた痛みが、トルコ石が揺れることでぶり返します。
「あーーんっ、あんっ、あんっ」
今度は下乳を手のひらに乗せて、上下にたぷたぷと揺らします。
トルコ石も上下に激しくゆれます。
「あんあんあんあん」

このとき、やよい先生はトルコ石に親指をかけて、強い力でひっぱりました。
イヤリングが乳首から抜けて、フローリングの床に落ちた乾いた音と、激痛に絶えかねた私の悲鳴が、同時に部屋に響き渡りました。

「あーあ、落ちちゃった。さっきあたし言ったわよね。これが落ちちゃったら、もっとひどいお仕置きだって」
やよい先生は、落ちたイヤリングを拾うと、私の顔に顔を近づけて、冷たい声で言いました。
「ええー。そんなぁ・・・」
「何が、そんななの?」
やよい先生の唇が私の唇をふさぎ、右手がやさしく今陵辱されたおっぱいをマッサージするみたいにもみしだきます。
舌をからめていると、さっきの激痛が嘘みたいにいい気持ちになって、またお汁がにじみ出てきます。
ふいに唇を離したやよい先生は、また私の左乳首を強くつまんでイヤリングをはさみ、今度は無造作にネジを締め付けていきます。
ネジに締め付けられているのかやよい先生の指が押つぶしているのか、もはやわかりません。
「い、痛いっ!痛いです先生、痛い、痛いーっ」
「そりゃあ痛いわよ。もう嘘つきなお子の言葉なんて信用しません。なお子の痛いは、気持ちいいなんでしょ?」
「あーーっ、あーーっ!」
最後に乱暴にトルコ石を支える手がどけられ、グイーっと乳首が下にひっぱられました。
「あーーーーーんっ!」
やよい先生の指がまた、私のびしょびしょのアソコに突っ込まれ、乱暴に掻き回されます。
「うーーうーーうーーあーあーーーっ!」
抑えきれない喘ぎ声で開いた口に、私のお汁でびちゃびちゃになったやよい先生の指が無造作に突っ込まれます。
私は夢中でその指をしゃぶります。

「まったく、なお子はどうしようもないわね」


グノシエンヌなトルコ石 09

グノシエンヌなトルコ石 07

「ハァハァ・・・まったく、先生をこんなに疲れさせて・・・このどすけべ娘は何を考えてるの・・・ハァハァ・・・」
「・・・なお子は、全然自分の立場がわかっていないわねっ。お仕置きが必要ね」
「立ちなさいっ!」
そう言いながら、私に預けていたからだを起こし、さっきまでやよい先生の左頬が乗っていたお尻を、平手でバチンっと強くはたきました。
「あうっ!」
私はのろのろと起き上がり、よろよろと立ち上がります。

やよい先生は、バスタオルを手に自分のからだを拭きながらも、私をじーっと見ています。
拭き終えると、ぽんっ、と私にタオルを投げ渡しました。
私はふいをつかれて受け取り損ねてしまいます。
「ほらっ。何をぼんやりしてるのっ!さっさと拾ってからだを拭く。拭き終わったらアラベスクのポーズで待っていること!」
やよい先生は、さっき私が着替えた自分のお部屋に入って行きました。

私はあわててタオルを拾い、汗やいろんな液まみれの全身を急いで拭います。
まだまだ、私とやよい先生のSMプレイは始まったばかりのようです。
「グノシエンヌ」の3番 がどこからか低く小さく聞こえていました。
どうやらサティのCDをエンドレスでリピートしているみたい。

私が言われた通りに全裸でアラベスクのポーズをとって待っていると、やよい先生が大きなバッグを持ってお部屋から出てきました。

「はい。それじゃあ、お仕置きを始めるわよ。両腕を揃えて前に突き出しなさい」
やよい先生はバッグから赤いロープを取り出し、私が突き出している手にロープをかけ、手慣れた手つきで縛っていきます。
まず、片手ずつ手首を縛ってから一つにまとめて縛り、両手首の間にもう一本ロープを通して、ひっぱれるようにしました。
やよい先生は、そのロープの端を持って軽くひっぱります。
私は腕ごとひっぱられて、よろけます。

「どう?縛られたご感想は?」
「はい・・・う、嬉しいです・・・」
私は、正直に言いました。
さっきあれだけイったのに、また私のアソコがよだれを垂らし始めています。
「そう。それは良かった。今はそんなに痛くないだろうけれど、はずそうとしてもがいたり、暴れたりすると締まって食い込んでくるわよ」
やよい先生はニヤっと笑いました。
確かにロープ自体やわらかい素材で想像していたより全然痛くありません。
荒縄だったらまた違うのかな?
もがくと食い込む縛り方なんて、本当にあるのかな?
私は、自分の手首を縛っているロープの結び目をしげしげと見つめてしまいます。

「じゃあ、こっちにいらっしゃい」
ロープをひっぱられて、私はよたよたついて行きます。
「ここに座って」
カーテンの前に置いてあるリラックスチェアーみたいな大きな椅子を指さされました。
黒いビニールレザーと太い金属のパイプで作られた立派な椅子でした。

私がおそるおそる腰掛ようとすると、
「あっ、ちょっと待って」
鋭い声がとびました。
私はビクっとして、中腰のまま動きを止めました。
やよい先生がスタスタとクロゼットに歩いて行き、大きな白いバスタオルを取り出して戻ってきます。
それを広げて、ちょうどいい大きさにたたむと椅子の座るところに敷きました。
「さあ、どうぞ」
私はまた、おそるおそる腰を落とし、その椅子に浅く腰掛けました。
もちろん膝の頭をきっちりくっつけています。
やよい先生は、どこからか大きなぶ厚いクッションを持ってきて、私の背中と椅子の背もたれの間にはさみました。
「背中倒してもたれてみて」
やわらかいクッションに背中を預けます。
お尻が5センチくらい、後ろにすべりました。
「やっぱりもう一枚必要ね」
やよい先生は、一枚目より少し薄いクッションを私の背中とクッションの間にはさみました。
私の腰は、最初に浅く座ったときと同じ位置に戻りました。

「うーん、こんなもんかしらね」
そう言いながら、やよい先生がロープの端を持ったまま背もたれの背後にまわります。
グイっとロープがひっぱられて、私の両腕も上にひっぱられました。
「ああん」
ロープにひっぱられて頭の上に上げられた私の両手の先は、ちょうど椅子の背もたれの高さと同じです。
やよい先生は、私の手首をひっぱるロープを椅子の下のほうのパイプに結び付けました。
「これで、もう両手は動かせないわね」
笑いながら、私の無防備な腋の下をこちょこちょくすぐります。
「あはん、いやーん」
私は身悶えて、脚をばたばたさせました。

「それで、あとは」
やよい先生は、また別の赤いロープを手に私の足元にしゃがみました。
私の右足首を掴むと、するすると椅子の右脚のパイプに縛り付けます。
「あっ!」
私は、あわてて左脚を右脚のほうに寄せて、脚が開くのを食い止めようとします。
「何無駄な抵抗してるの?」
私の左足首が掴まれ、椅子の左脚のパイプのほうへ強引に持っていこうとされています。
「あーーんっ!」
私は、そうされまいと必死に左脚に力を入れます。
「ほら、あんまり暴れると、手首の縄が食い込んで、痛くなるわよ」
本当でした。
私が動くたびに、両手首を縛っている縄がギリギリと手首に食い込んできます。
私は抵抗をやめました。
左足首も椅子の左脚に縛り付けられました。

椅子の幅は1メートルくらいあるので、私の両脚は大きく広げられてしまいました。
それでもなんとかアソコを隠そうと、両膝に力を入れて内股な格好になっています。
「だから無駄だってば」
今度は右膝を、膝の裏からロープを入れ、右の肘掛のパイプにくくりつけられます。
同じように左膝も。
私の全裸のからだは、両手を頭の上にまっすぐに上に上げて、両脚を膝から大きく開いた形で椅子にがっちり固定されてしまいました。

「なかなか、いい感じね。どう?気分は?」
「は、恥ずかしいです・・・」
「でも、嬉しいんでしょ?」
「は、はい・・・」
「ふーん」
やよい先生は、私の開かれた両脚の真ん中のところにしゃがみこんで、パックリ開いた私のアソコを目の前で観察しています。
「わあ、またグショグショ。クリちゃんもこんなに大きくなってる」
指でピーンっとクリトリスを弾きます。
「ああ~んっ!」
ぞくぞくっと快感が走り、またアソコの奥からヌルッとお汁がにじみ出てきます。
指が二本、何の前触れもなく挿し込まれました。
「ああーっん」
「うわあ。すんなり入っちゃった。こんなにヌルヌルなんだから、あたりまえかあ」
「中がすごく熱いよ、なお子。それに、なんかピクピク動いてる」
「ああーーん」
やよい先生が指をくねくねして中を掻き回します。
「ああーーっ、いいいーーん!」
「ねえ、なお子、気持ちいいの?」
中を掻き回しながら聞いてきます。
「は、はいぃぃぃーっ」
「どこが?」
「お、オマンコの中、が・・・」
「誰の?」
「な、なおこ、のーっ、んんん」
「恥ずかしくないの?」
「恥ずかしいいいぃぃぃーで、ですーうぅぅ」
「でも、気持ちいいの?」
「は、はいーーっ」

私がもう少しでイキそう、と思ったとき、スっと指が抜かれました。


グノシエンヌなトルコ石 08