2017年10月16日

夏休み自由研究観察会 12

 男の子たちのまっすぐな瞳が私の剥き出しの、女性たる部分、を食い入るように、無言で凝視しています。
 あれほどキャイキャイ弾んでいたお声も、体温計のスイッチを入れた途端にピタリと静まり、肩寄せ合うように身を乗り出した至近距離から固唾を呑んで。
 
 体温計の挿さった陰唇を抉じ開けてくるような視線の圧。
 まさに視姦という表現がピッタリ。

 これから先しばらく、この子たちが思春期となり、ネットなどでこっそり無修正のアダルトビデオを鑑賞出来るようになったり、セックス込みのガールフレンドと巡り逢うときまで、女性器とかオマンコという単語を見たり聞いたりするたびに、今日の私のパイパンマゾマンコを思い出すことになるのだろうな…
 そんなはしたないことを考えて、より強く体温計を締め付けてしまうヘンタイな私。

 恥ずかし過ぎる静寂を破り、唐突にピピピッという電子音が軽やかに鳴り響きました。

「おっ、計れたみたい。マサヒデ、抜いて」
 
 大先生のご指示でマサヒデ先生の右手が私の股間に伸びてきます。

「あふぅんっ…」
 
 温度計の先端が名残惜しそうに膣壁を擦り、か細い糸を引きつつ皮膚から離れました。

「うわー、体温計がベチョベチョだぁー」
 
 なぜだかとても楽しそうなお声を出されるマサヒデ先生。

「何度?」

「えっとね、えっ?37てん3度?お尻のときよりずいぶん上がっちゃってる」
 
 純粋に驚いたお声をあげられるマサヒデ先生。
 自分の淫乱さを数値で突きつけられ、カーッと恥じ入る私。

「へー。ミコトさんのマンコ、ずいぶん熱持っちゃってるんだ。平熱より1度近くも高いだなんて、お尻とマンコ視られて弄られて、かなりコーフンしちゃったみたいだね」
 
 大先生のからかい口調は、主に私に向けられたもの。

「そっか、気持ち良くてコーフンしちゃったから、体温が上がっちゃったんだ」
「ミコトさん、マンコに体温計が挿さっているあいだ中、ずっとジェットコースターの顔してたもんね」
「うん。マンコの中も動いてたみたいで、体温計の頭のところが、ときどきピクピク動いてた」
「そうそう、それに合わせてお尻の穴もヒクヒクって」

 みなさま、とても注意深く私のマゾマンコを観察してくださっていたよう。
 その恥ずかしいお言葉の数々に、私の菊座がまたヒクヒク蠢いてしまって恥の上塗り。

「これであんたたちもひと通り注射はしたから、最後は約束通りみんなでミコトさんのお尻とマンコをショクシンして、お医者さんごっこは終わりにしよっか」
 
 大先生のお言葉に、わーいっ!と、えーっ!?で、子供たちの反応がふた手に分かれました。

「まだ夕方じゃん。今日は夜の10時までに帰ればいいんでしょ?もっとずっとお医者さんごっこやろーよっ!」
 
 一番大きく、えーっ!?と叫んだユタカくんが、大先生に詰め寄るように猛抗議。

「わかってるって。あんたたちがミコトさんのショクシン終わる頃には、たぶんピザが届くから、そこで夕飯にして一息入れよう、っていう意味だから」
 
 凛子大先生が余裕のニヤニヤ笑いで子供たちにご説明されます。

「ユメコママには、あんたたちを遅くとも10時までには家に送り届ける、って約束したから、まあ9時にここを出ればラクショー」
「今6時過ぎだから、まだまだたっぷり時間はあるし、夕飯終わった後、みんなで何するかもアタシがちゃんと考えてあるから」
 
 大先生のお言葉に一斉の、やったーっ!

 気がつけば、さすがの真夏の陽射しもやや翳り、窓から射し込む光がずいぶんやわらいでいました。
 かと言ってまだ、電気を点けるほどの暗さでもなく、なんとも妖しく艶めかしい淫靡な薄暗さ。
 そんな中私はまだ、後ろ手を突いてマゾマンコを差し出した格好で、みなさまと対峙しています。

「じゃあ、これからもずっと、ボクらが帰るまで、ミコトお姉さんはハダカんぼでいてくれるんだねっ?」
  
 何が、じゃあ、なのか脈絡のわからないマサヒデくんの念押し。

「そうだね、あんたたちがそうして欲しいなら、ミコトさんもきっとそうしてくれるよ。ね?ミコトさん?」
 
 イジワルく私に承諾を迫る大先生。

「あ、はい…マサヒデさ、いえ、マサヒデくんたちが、そんなに私の裸を視たいと、おっしゃってくださるのであれば…」
 
 危うくマサヒデさま、とお呼びしそうになるほどに、わたしのマゾ度は昂ぶりきっています。

「それで次のショクシンだけど、ミコトさんは腰が凝ってだるいって、さっき言っていたから、みんなでお尻とか腰周辺をマッサージしてあげるといいよ」
 
 私のマゾマンコ周辺を指差しつつの、大先生からのアドバイス。

 覚えている限り、子供たちと出会ってから私は一言も、そんなこと言っていません。
 おそらくこれは、大先生が男の子たちに、さっき弄っていたマッサージ器=電マ、を私に使わせようという目論見のご誘導暗示。
 案の定、次にこんなお言葉がつづきました。

「あそこにある、さっきあんたたちがイタズラしてたいろんなオモチャ使ってさ、ミコトさんをいろいろ気持ち良くさせてあげるといい」
  
 大先生のお言葉で、子供たちの視線が一斉にワゴンへと走りました。

「で、その前にあんたたちがビビんないように、あらかじめ教えておくんだけどさ」
 
 子供たちと私を交互に見遣ってニヤニヤ顔の大先生。

「大人の女の人って、本当に気持ち良くなると、さっきからちょっと聞こえていたみたいな、えっちな声がいっぱい出ちゃうんだ。切ないみたいな苦しいみたいなやつね」
 
 真剣なお顔でウンウンうなずく男の子たち。

「それで、からだがビクンビクン震えたり、のけぞっちゃったりもするんだけど、それは決してイヤがっているわけじゃなくて、気持ち良すぎて身悶えちゃっうからなんだ」
「あんたたちがくすぐりっこしてふざけているようなもん。そうよね?ミコトさん?」

「あ、はい…」
 
 他にお答えのしようがありません。

「だから、あんたたちがショクシンしてて、ミコトさんがどんなに切なそうに身を捩ったり大きな声出しても、ビビって止めないこと。それはミコトさんが悦んでいるシルシだから」

「ただ、さっきマサヒデがオシッコの穴に体温計を突っ込もうとしたときみたいに、本当にイヤなときは、ミコトさんが、痛い、とか、やめて、って言うから、そのときはサクっとやめて、ごめんなさいをすること。わかった?」

「はーいっ!」
 
 大先生のご忠告に元気良く同意される男の子たち。

 どうやら大先生、子供たちの責めで私をイカせてくださるご決断をされたみたい。
 と同時に、今まで自分の中だけの決め事だった、痛い、いや、やめて、と口走ることも公式に禁じられてしまいました。

 気持ちいいときの口癖みたいになっているそれらの言葉を、口走らずに最後まで耐えられるかしら…
 一抹の不安がよぎります。

「それで、どんな格好でミコトさんにショクシンを受けてもらうか、なんだけど」

 思わせぶりに男の子たちを見渡す大先生。

「ほら、寝たままだと、おっぱいかお尻のどっちかが触りにくくなっちゃうじゃない?」
「えっ!?おっぱいもまた、さわっていいの?」
 
 飛びつくような勢いで大先生に尋ね返すシンイチくん。

「あたりまえじゃない。おっぱいだってミコトさんの気持ちいい場所だもん。触ってあげなきゃ可哀想でしょ?」

「よかったー。オレ、あのおっぱいの感触、大好きなんだー」
「オレはマンコに指、挿れてみたいな」
「ボクはお尻の穴に挿れてみたい」
「オレは、あのマッサージ器使って、ミコトさんの腰をほぐしてあげるんだ」

 口々に私への責め方を、あらかじめ教えてくださる男の子たち。
 それらをお聞きしているだけで、快感への期待にからだの疼きがグングン高まってしまいます。

「そう言えばさっきマサヒデ、映画でミーコが悪者に捕まって縛られてた、って言ってたよね?」
 
 弾む子供たちの会話に、意外な方向から割り込んでくる大先生。

「うんっ!」

「どんなふうに縛られていたの?」
 
 マサヒデくんがお目々をキラキラさせて大先生を見上げます。

「えっとね、ミーコがディーにさらわれて、ザウルスの中に閉じ込められてね、木のツルみたいなやつで両手を広げて繋がれて、こんなふうに縛られてた」
 
 マサヒデくんが、バンザイと大の字の中間くらいに両手を広げ、映画の中でミーコさんがされていたのであろう縛られ方を再現されました。

「ああ、磔みたいな感じか。それは裸で?」

「まさかー。ちゃんと服は着てたよ。ライブのときと同じやつ。上着は脱がされててミニスカートで、両方の肩とおっぱいの谷間はちょっと見えてた」
 
 じっと私のからだを視ながら、照れたようにお答えになるマサヒデくん。

「ふーん。そんなミーコを見て、マサヒデはどう思った?」
「うーん…ミーコが可哀想、とも思ったけれど…本当はなんだかえっちだな、とも思ってた…」
 
 うわー、マサヒデのスケベー、と一斉にあがる冷やかしのお声。

「だって、その格好でミーコはディーにお歌の力を吸い取られて、苦しそうに何度もえっちなお顔になってたでしょ?そこんとこが…」
 
 怒ったように弁明されるマサヒデくんと、かまわず、えっちー、スケベー、と冷やかされるひとつ歳上のお三かた。
 今ここで、こんなアソビを楽しんでいるのですから、子供たち全員、充分平等にえっちでスケベだと思うのですけれど。

「でも、オレもあの縛られてる場面は、えっちだと思ったな」
 
 冷やかしに飽きたらしいユタカくんが、クルッと手のひらを返してマサヒデくんに賛同の意を表します。

「それにオレがディーだったら、ミーコをさらってきたらすぐに、まずハダカにしちゃう」
 
 その上、マサヒデくん以上のスケベさをご披露。

「だってハダカにしちゃえば、恥ずかしくて外に逃げられなくなるじゃん?ミーコは捕虜なんだからさ。それに、縛って動けなくしちゃえば、じっくりハダカが見れるし」
 
 ユタカくんのあけすけなご意見に、またひとしきり、えっちー、スケベーの冷やかし声。
 明らかに呆れ顔の大先生。

「ま、ユタカがしょーもないドスケベなのは仕方ないから置いとくとして、面白そうだから今ここで、ミコトさんにミーコの役を再現してもらおっか?」
 
 子供たちのお話をニヤニヤお聞きになられていた大先生が、ここぞとばかりにご提案。
 間髪入れず、さんせーっ!の大合唱。

「ユタカが言ったみたいにミコトさんは捕虜、っていうことで、悪の親玉のユタカによって逃げられないように真っ裸にされちゃった、っていう設定でどう?スケベなあんたたちには、正義の味方より悪の軍団のほうがお似合いだし」
 
 笑い混じりの大先生のディスりに、んなことねーよ、とかおっしゃりつつ大盛り上がりされる男の子たち。

「でも、ミコトお姉さんは、本当に縛られちゃってもいいの?」
 
 おやさしいマサヒデくんが、私の顔を心配そうに覗き込みながらお尋ねくださいます。

「あ、は、はい…みなさまがお望みでしたら、縛られても大丈夫です。私は、捕虜になったみたいですし、捕虜はよく縛られてますし…」
 
 自分でもよくわけのわからない理由で、自らの拘束願望を口走る私。
 それよりも凛子センパイはよろしいのでしょうか?
 縛る、なんていうSMの領域にまで、男の子たちを引き込んでしまって…

「ミコトさんも大丈夫って言ってくれたから、最後のショクシンは、映画のミーコと同じ格好で、捕虜として縛られて受けてもらうことにしよう」
 
 どうやら子供たち以前に大先生自身が、私を縛らせたくて仕方ないようです。

「じゃあミコトさん?ベッドを下りて立ってくれる?」
 
 やっと大先生のお許しが出て、後ろ手マゾマンコ差し出し姿勢を解くことが出来ました。
 いったんお尻をタオルに着地させ一息ついてから、ゆっくりと両足を床に下ろし、ヨロヨロと立ち上がります。

「ただし、今日は特別だぞ?女の人を裸にして縛って触りまくる、なんてことをするのはヘンタイだし、女の人が嫌がっていたら、それは立派なハンザイで、おまわりさんに捕まって牢屋に入れられることなんだからな」
 
 一応、子供たちに釘を刺しておくことも忘れない凛子大先生。

「今のあんたたちは悪の組織で、やさしいミコトさんがやっていいって言ってくれたから、そんなヘンタイなごっこアソビが出来るんだからな?学校や家で女の子相手には絶対やるなよ?大人になってからもだぞ?」

 珍しく厳しい口調でおっしゃった大先生に、はーいっ!と元気の良いユニゾンのお返事。
 でも、その後すぐ、やーいヘンタイー、オレたちってヘンタイなんだー、とワイワイなぜだか嬉しそうな男の子たち。

「まあ、縛るって言っても、今はこんなのしかないんだけどね…」
 
 私にお顔を向けて、すまなそうに言い聞かせるみたくおっしゃりながら、大先生が取り出されたのは荷造り用のビニール紐でした。

 よくある小ぶりのキャベツ玉くらいの大きさに巻かれた、白色の梱包紐。
 たぶん、このお部屋のどこかにSM緊縛用麻縄の一本や二本はご用意されてそうな気もするのですが、さすがにそういう本格的なお道具は、子供たちにお見せになりたくないのかもしれません。

「ただ、ビニール紐って細い上に伸びるから、手首を直に縛っちゃって暴れると激しく肌に食い込んじゃって、ミコトさんが痛そうなんだよなー」
 
 大先生が私の肌を傷つけまいと真剣に悩んでいらっしゃるところを見ると、私を縛っちゃうシチュエーションは、本来のご予定に無かったアドリブな思いつきなのかもしれません。

「そうだ、テニス用のコットンのリストバンドが一組あったはずだから、それ嵌めて、その上から縛ろうか・・・」
 
 大先生が弾んだお声をお出しになったとき、シンイチくんが、あのぅ・・・とお声をかけてきました。

「オレ今、縄跳び持ってる。2本か3本なら…」
 
 おおっ、とどよめく一同。

「いいね、いいね、それ。ナイス、シンちゃんっ!」
 
 ホッとされたように、一番嬉しそうな笑顔をお見せになった大先生。

 私たちの元を離れ、入口ドア近くに置いたご自分のバックパックをガサゴソされるシンイチくん。
 やがて確かに縄跳びらしきロープの束を持って、戻ってこられました。

「シンちゃん、なんでそんなもん、持ち歩いてんの?」
 
 ユタカくんがストレートに尋ねます。

「オレ、新学期にやる体育のテストの二重跳び、まだ出来なくてっさ。時間あったら練習しようと思って、夏休みのあいだ持ち歩いてんの。でもほとんど練習してないんだけどね…」
 
 気弱そうに笑うシンイチくん。

「こんな重そうな縄跳び、使ってるからじゃない?」
 
 ミツルくんが、シンイチくんの縄跳びの束をチェックしながらダメ出しします。

 シンイチくんが持ってこられた縄跳びは3本。
 ずいぶん汚れてるのと真新しそうなのの2本は、綿ロープっぽい感じで、もう1本は青いビニール製。
 そのうちの綿ぽくて汚れたほうを、ミツルくんが指し示しています。

「だから、ビニールのほうででも出来ないのっ。だから重い縄跳びで練習すれば、軽いのなら楽勝かな、って」
 
 ちょっと怒ったように弁明されるシンイチくん。

「ボクもう、二重跳び3連続だって出来るもんねー」
 
 ムダにお兄さまを苛立たせるマサヒデくん。

「シンちゃん、ちょっとデブいからなー。ダイエットしたほうがいいんじゃね?」
「だから、スイミングスクールにも通ってるだろっ?」
 
 からかい口調のユタカくんに、ムキになって言い返すシンイチくん。

「まあ、まあ、まあ…」
 
 苦笑いの大先生が割って入ります。

「シンイチのダイエット問題も今は置いといて、この縄跳び、本当に使っていいのか?使うとしたらこっちの綿ロープ二本になるけど、こっちは買ったばっかりだろう?」

「うん。古いのが汚れちゃったから一昨日買ったばかりで、まだ長さも合わせてないんだけど、ミコトさんを縛るんなら、ぜんぜんいいよ。この縄跳びでミコトさんを縛ったんだなー、って思い出せば、練習も楽しくなりそうだし…」

 可愛らしいことをおっしゃってくださるシンイチくん。
 それに、古い縄跳びの汚れ方を見ると、人知れずけっこう練習されているみたいで、いじらしく思えます。

「おーけー。じゃあシンイチのご厚意に甘えて、この縄跳びを使わせてもらおう。その代わりシンイチには、真っ先にミコトさんのからだを触らせてあげる」
 
 大先生が汚れた方の縄跳びの縄をウェットティッシュで拭きながら、粋な計らい。

「ほんと?だったらオレ、これ使いたいっ!」
 
 ワゴンに駆け寄って他のものには目もくれず、電マを掴み取るシンイチくん。

「あ、ずりい。オレも狙ってたのに・・・」
「交代制だかんな。最初がシンちゃんていうだけで」
「ボクもボクも」
 
 一斉ブーイングのお三かた。

「まあ、そうあわてるなって。他の道具だって使い方次第で面白いことになるから」
 
 苦笑いが止まらない大先生。

「はいはい、それじゃあ捕虜を磔にするよ。ミツルはこの縄跳びの端をあそこに結んできて。ユタカはこれの端をあそこな」
 
 入口ドアの上に取り付けられたハンガーレールのスチールパイプと、反対側の窓の上のハンガーレールを順番に指さされた大先生。

「届かないだろうからダイニングの椅子使って、しっかり結びつけて」

 汚れたほうの縄跳びをミツルくん、新品のほうをユタカくんが持ち、それぞれ椅子に乗って縄跳びのグリップ部分をハンガーレールに縛り付けています。

「結び終わったらもう片方の端を持って再集合」
 
 椅子から下りたおふたりが、再び私たちに近づいてこられます。

「ミコトさん?こっち来て」
 
 大先生に呼ばれ、全裸で近づく私。
 どうせもうすぐ両腕全開のおっぱい開けっぴろげで拘束されてしまうのですから、今更ヴィーナスの誕生ポーズも取っていません。

 ドア側の汚れた縄跳びのほうが幾分短いようで、ベッドの場所より2歩分くらいドア寄りの場所で左手を取られ、大先生によって手首に縄跳びのグリップ部分を巻き付けられました。
 左腕を斜め上にまっすぐ伸ばした格好で、今度は右側へカニさん歩き。
 窓からの縄跳びロープは、私の右手首までの長さがギリギリで、両脚も大きく開き横幅を稼ぐことでやっと、右手首にロープが巻き付きました。

 大の字の横線部分だけがYの形となったようなバンザイ磔状態で、全裸拘束されてしまった私。
 磔と言っても壁際にではなく、前後に充分空間がある状態。
 したがって、おっぱいもお尻も触り放題揉み放題な磔です。

 両手首に絡みつく縄跳びロープは、左右のハンガーレールからピンと張り詰め、たとえ数歩でさえ前後に動くことは出来ません。
 それは大の字に踏ん張った両脚も同じことで、無理に閉じようとすれば綿ロープが容赦無く、手首に食い込んできます。
 そんな姿は、さっきよりレンズに近づいた入口ドア上の監視カメラで、全裸横向き状態の全身として、美咲センパイのパソコンへと配信されているはずです。

「これで捕虜は身動きできないね。彼女は敵のスパイだから、容赦無く泣き叫ぶまでたっぷり悦ばせてあげなさい」
 
 悪の組織のラスボスそのものといった感じで、凛子大先生のイジワルいお芝居声が響きます。
 虐める、というお言葉を使わないところに、教育的な配慮が窺えます。

「何か重要なものを隠し持っているかもしれないから、からだ中の穴という穴は、とくに念入りにじっくり調べるんだよ…」
 
 最後に、うふふ、とゾッとするような艶っぽい冷笑を漏らされた大先生。

 気がつくと、お部屋内は更に薄暗くなり、お部屋のあちこちにポツンポツンとやけに明るく光るデジタル機器のライトが、なんだかSFっぽい。
 薄暗さで輪郭が曖昧になった男の子たち。
 束の間、自分がどこにいるのか、なんで裸で縛られているのか忘れてしまい、途端に妄想が広がります。

 まるで見知らぬ異星人の宇宙船に連れ込まれちゃったみたいで幻想的、と思うと同時に、自分より背の低い異星人たちによる、人体実験的と言うか、猟奇的な淫猥さを欲している自分がいます。

 電マ片手のシンイチくん。
 書道筆片手のユタカくん。
 ピンセットをカチカチされるミツルくん。
 スースーするお薬の容器片手のマサヒデくん。

 身動き取れない全裸姿を4人の異星人たちに取り囲まれ、ああ、これからこの異星人たちから興味本位の人体実験をされ、淫らなイキ顔をはしたなくご披露することになるんだ…
 マゾ性全開で恥辱に埋没する覚悟を決めた、そのとき…

 ピンポーンッ!
 インターフォンの音がやけに大きく、お部屋中に響き渡りました。


夏休み自由研究観察会 13


2017年10月9日

夏休み自由研究観察会 11

 ベッドの左横、私が突き上げているお尻の真横に立たれたミツル先生が、真上からお尻を見下ろしてきます。
 他の方々はベッドの後端、お尻の真正面に集まり、開いた両腿のあいだから曝け出されたアヌスとマゾマンコを、少ししゃがんで目線を合わせたかぶりつきで注目されているご様子。

「では、まず消毒をします。お尻の穴をさわりますよ?」
 
 大先生のお言いつけ通り、ミツル先生が律儀にお断りされてから、冷たいものが肛門に押し付けられました。

「あんっ!…んっ、んーっ!…」
 
 待ち望んでいた皮膚への物理的刺激を感じ取った瞬間、全身に鳥肌が広がるような、甘美な快感がゾワーッと駆け抜けます。
 ゴム手袋を着けたおかげでしょうか、何の躊躇いもなく肛門を撫ぜ回してくださるミツル先生の右手。

「んーっ…むぅぅ…むぅぅ…んっ!…」
 
 穴にめり込む勢いで菊座にギュウギュウ押し付けられるウェットティッシュの感触。
 堪らえようとしているのに、喉の奥から淫らな呻き声が零れてしまいます。

 不意に愛撫が途切れ、素肌から感触が去ってがっかり。

「あ、またマンコからよだれが垂れた」
 
 マサヒデくんらしき愉しそうな実況中継。

「ミツル?体温計拭いたら先っぽに、そのマンコのよだれをたっぷりなすり付けておくと、滑りが良くなって穴に挿れやすくなるよ」
 
 大先生の半分笑っているようなお声でのアドバイスが聞こえてきます。

「へー、そうなんだ…」
 
 ミツル先生のお言葉が終わるか終わらないかのうちに・・・

「はうんっ!」
 
 唐突にラビアを何か細いもので擦られ、大きな喘ぎ声をあげてしまう私。

 クリトリスのすぐ下から膣口のほうへと、ペン先のような感触が裂け目に沿って何往復か行ったり来たりし、小陰唇を掻き乱されます。

「んっ、んんっ…んぁぁっ…」
 
 自分の腕枕に唇を押し付けて、必死に声を洩らすまいと耐える私。

「うわぁ、先っちょがベトベトだー」
 
 その甘美な陵辱も十数秒で終わってしまい、照れたようなミツル先生のお声。

「では、これから体温計を肛門に挿れますので、ミコトさんはお尻の穴の力を抜いてください」
 
 ミツル先生のお声は弾み、明らかに面白がっている感じです。

「あ、はい…」
 
 意識して肛門に力を入れて一度締めて窄めてから、スッと力を抜きます。

「あ、また穴がヒクヒクって…」
 
 マサヒデくんの実況と共に、内腿にふしだら液がトロリと滑る感触。

 アヌス付近に手が触れた、と思う間もなく割れスジを左右に割られ、肛門が慎重に抉じ開けられます。
 すぐに菊座に何かが触れ、そのままゆっくりと侵入してきました。

「んうぅっ…んむぅぅぅ…」

「本当だ!なんだかヌルっと入っちゃう」

「もっと奥まで挿れていいよ、その角度なら。体温表示の手前くらいまでね」
 
 ミツル先生と大先生の愉しげな会話の後、ミツル先生の手が肌から離れました。
 残ったのは、肛門に何か異物が挿さっている感覚。

「ミコトさんは、体温計を落とさないように、肛門に少し力を入れて電子音が鳴るまでそのままね」
 
 凛子大先生のお声には、明らかに嘲りのニュアンスが混ざっています。

「うひゃー、手袋がヌルヌルだー」
 
 ミツル先生の戸惑いながらも愉しげなお声。

「ねえ?ミコトさんのお尻の穴さわって、どうだった?」
「うーん、なんだか思ってたよりもやわらかくてスベスベで、穴の周りだけちょっとザラザラしてて不思議な感じ。ぜんぜん汚いとは思わなかった」

「マンコにもさわったでしょ?どんな感じ?」
「マンコのほうは、ずいぶん熱くなってて、あのおツユは、よだれよりももっとヌルヌルしてて、さわってるとなんだか気持ちいい感じ」

「臭いとかは?」
「うーん、ちょっと汗臭いって言うかチーズっぽい臭いはしたけど、それより、近くで見るとマンコの中って、ヒダヒダがけっこうウネウネ動いてるんだ。それがなんでか、すっごくえっちに思った」

 ギャラリーのみなさまのご質問ひとつひとつに、丁寧にお答えされるミツル先生。
 自分の秘部の詳細なご感想レポートを、全裸尻上げ土下座のアヌスに体温計を挿し込まれた格好で、ただただ拝聴するしかない私。

「手袋してると、さわるのぜんぜん平気だよ。お尻の穴に指だって、挿れてみたいなって思ったもん」
「あーっ、いいなーミツル、オレも早くミコトさんのお尻、さわりてーっ!」

 私のみじめ過ぎる姿を眺めつつなのでしょう、男の子たちの容赦無いお言葉責めがつづいています。
 もうとっく1分以上は経っているはずなのに、一向に電子音は聞こえてこず、私の晒し者状態が終わりません。

「おかしいわね?検温終了の音、した?」
 
 大先生が子供たちに尋ねるお声と共に近づいてこられるまで、おそらく5分以上は体温計をアヌスに挿したまま放置されていたでしょう。

「あっ、ごめんごめん。肝心のスイッチを入れること、説明し忘れてたか。ここの頭のところをポンて押すと、液晶が灯って検温開始なんだわ」

「あうっ!」

 わざとらしい笑い交じりの言い訳で、体温計をもっとお尻深く挿し込むみたいにポンと押し込まれました。
 大先生がご説明されなかったのって、絶対ワザとだと思います。

「あ、体温計に光が点いた」
「その液晶に体温が出るはずなんだ。あと1分くらいで」
 
 ということで、私の晒し者姿が更に1分間延長となりました。
 男の子たちがミツル先生の傍まで寄ってこられ、至近距離からじっと体温計の液晶部分に注目されているようです。

「あっ、数字が出た!」
「ちょっとづつ上がっていくね」
 
 やがて待ちに待った、ピピピッという電子音が立て続けに3回聞こえました。

「あ、やっと鳴ったね。ミツル先生、抜いて数字を読んで」
 
 大先生に促されてミツル先生が動く気配がして、アヌスの異物がスッと抜かれました。

「36てん8、って出ている」
 
 ミツル先生の嬉しそうなお声。

「ミコトさんて、平熱は何度くらい?」
 
 大先生が世間話をするみたいに、普通に尋ねてきます。

「…あ、えっと…36度3分から5分くらい…です」
 
 相変わらずの尻上げ土下座姿勢でお答え。
 恥辱と被虐からくるからだの火照りでハアハア息をつき過ぎて、少し声が掠れてしまいました。

「ふーん、平熱よりちょっと高めか。やっぱりお尻弄られて、気持ち良くてからだが火照っちゃったのかな?」
 
 図星を突くイジワル声の大先生と、キャハハと無邪気に笑う男の子たち。

「これ面白いから、ボクもやってみたいー」
 
 大先生におねだりされるマサヒデくんのお声。

「オレもオレもー」
 
 すかさずユタカくんとシンイチくんのユニゾンおねだりもつづきます。

「そうくると思った。いいよ。ジャンケンでもして順番決めて、みんなで一回づつ挿してみたらいい」
 
 大先生の寛大なお言葉に一斉のワ~イッ!
 すぐに、最初はグーッ、ジャンケンポンっ!の掛け声が何度かつづき、勝った負けたの大騒ぎ。

 それからシンイチくん、ユタカくんの順番で代わる代わるにアヌスをもてあそばれました。
 肛門も垂れる愛液も、躊躇なくウェットティッシュ越しに撫ぜ回されいじくられ、挿れますよ、という宣言の後、尻穴に体温計を突き立てられました。
 菊の花弁が何度もヒクヒク疼き、内腿をよだれがダラダラ滴り…

「お尻、やわらけー」
「体温計の先、すんなりと入っちゃった」
「マンコのツユって、案外トロッとしてるんだ。こないだ海で使ったサンオイルみたいだ」
「誰かのお尻の穴なんて、間近でちゃんと見たことなかったけど、なんか可愛らしいよね」
「あ、さっきより体温が2分上がってる」

 キャイキャイワイワイご感想をおっしゃり、私の恥ずかしいふたつの穴について話題が尽きない男の子たち。
 ゴム手袋を着けたことで、私のからだを触る手の動きも大胆になり、アヌスだけでなく濡れそぼったラビアや内腿まで、躊躇なく撫ぜ回してくださいました。

 さすがにアヌスや膣口にまで指を挿入するところまではいきませんでしたが、男の子たちの手のひらや手首が何度もマゾマンコ上部で腫れ上がった肉芽をかすめ、そのたびにからだがビクンビクンと震え、官能の昂ぶりが蓄積されていきました。

 でもそれは、決しててっぺんまでは導いてくださらない、生殺しの陵辱。
 もどかしさとじれったさがますます淫欲を煽り立てる悪循環。
 ユタカくんにお尻を弄られているとき、マサヒデくんが私の正面までいらっしゃり、そんな私の被虐に歪む淫ら顔を、ご興味深そうにジーっと見つめてきました。

 今日3度めのピピピッという電子音が鳴って、最後はマサヒデくんの番。

「ねえ、おおせんせい?」
 
 シンイチくんとユタカくんが私をもてあそんでいるあいだ、しばらくお声が聞こえてこなかった凛子大先生に呼びかけるマサヒデくん。

「ん、何?」
 
 離れたところ、たぶんキッチンのほう、から聞こえたお返事。
 お声のしたほうに首を捻ると、右手に携帯電話を持たれた大先生が、こちらに近づいてこられるのが見えました。

「次はボクの番なんだけど、ちょっと思いついたことがあるの」
 
 マサヒデくんの弾んだお声が聞こえます。

「お尻の穴で体温が計れるんなら、おんなじように穴になってるマンコでも計れるんじゃないかな、って」
 
 おおおーっ、とみなさまがどよめきました。

「いいところに目をつけたねえ。マンコも穴になっているから体温計を挿すこと出来るもんね。でも、マサヒデは、なんでそうしてみたいって思ったの?やっぱりお尻の穴は汚そう?」
 
 凛子大先生が愉しそうなお声でご質問返し。

「ううん。ボク、ミコトお姉さんのお尻の穴もキレイだなって思うし、さわりたいとも思うけど、そういうことじゃなくて・・・」
 
 マサヒデくんが得意そうにお話し始めます。

「シンイチにーちゃんたちがミコトお姉さんの体温を計っているときボク、ミコトお姉さんのお顔をじっと観察してみたんだ。そしたらミコトお姉さん、ジェットコースターのお顔になっていたんだ」
「泣いちゃいそうな、困ったような、映画でディーに捕まったミーコみたいなお顔なんだけど、大人の女の人は、それが気持ちいいときのお顔なんでしょ?」
 
 再び大先生にお尋ねになるマサヒデくん。

「うん、そう。ミコトさん、あんたたちにお尻をいっぱい触られても、いやだ、やめて、とは言わなかったでしょう?それはね、触られるのが気持ちいいからなんだ」
 
 無責任に私の気持ちを代弁される大先生。

「気持ちいいときに出るっていうマンコのよだれもいっぱい出てるし、きっとミコトお姉さん、すごく気持ちいいんだなー、と思って」
「だったら、お尻よりもマンコをさわってあげたら、もっともっと気持ちいいんじゃないかなー、と思ったんだ」

「なるほど、ミコトお姉さんをもっと悦ばせてあげたい、っていうことなんだ?マサヒデ、えらいじゃん」
 
 大先生がノリノリでマサヒデくんのご提案を持ち上げます。

「マンコで検温するんだったら、うつ伏せよりも仰向けのほうがいいかな、さっきマサヒデも、おっぱいが見えなくてつまんない、って言ってたことだし」
 
 含み笑いな大先生のイジワルいお声が、私の頭のほうへと近づいてきました。

「ミコトさん?そういうわけだから、からだ起こして、今度は仰向けね」

「あ、はい…」

 両膝を伸ばして突き上げていたお尻を下ろしてから半回転し、仰向けに。
 みなさまとまともに顔を合わせることとなり、私の恥ずかしさはレッドゾーン。
 どなたとも目を合わせることが出来ず、寝そべったまま両腕でおっぱいとマゾマンコを庇うのが精一杯。

「何を今更、羞じらっちゃってるの?この子たちとは、お尻の穴の中まで視られ弄られしちゃった仲じゃない?」
 
 私の左手を掴み、強引におっぱいから引き剥がす大先生。
 大先生のお言葉とお振る舞いが最初のお約束と反して、どんどんエスな女王様っぽくなっている気がします。

「からだ起こして、両手を後ろ手にしてベッドに突いて、両膝立てて大きく開いて腰を浮かすの。マサヒデたちにマンコを突き出す感じでね」
「もっとベッドの縁ギリギリまで足を持ってきて。みんなが間近で視られるように」
 
 大先生のご指示通りに両手両脚を動かすと、なんとも卑猥な格好になっていました。

 顔は前を向いたまま上半身だけ起こし、後ろ手の両手を支えにして腰を浮かせ、思い切りM字に開いた両脚の付け根部分を前に突き出して・・・
 まさしくマサヒデくんに、私のマゾマンコをご自由に、と差し出しているような格好。

「うん、それでいいわ。さ、またこれかけてマサヒデ先生になって、ミコトお姉さんのマンコの温度、計ってあげて」
 
 ご自分がかけていた盗撮レンズ付き伊達メガネをマサヒデくんに渡す大先生。
 大先生に背中を押され、私が差し出しているマゾマンコの真正面にお立ちになる、伊達メガネ姿のマサヒデ先生。

「それではこれから、ミコトお姉さんのマンコの温度を計りますね?」
 
 律儀にご挨拶くださるマサヒデ先生。

「は、はい、先生…よろしくお願いします…」
 
 マゾマンコと顔とに交互に熱い視線を受け、喩えようのない恥ずかしさが全身を駆け巡ります。

「ねえ、おおせんせい?このマンコのよだれも、最初にティッシュで拭き取ったほうがいいのかな?」
 
 片手に体温計、片手にウェットティッシュを握ったマサヒデ先生が、背後の大先生を振り返りました。

「ううん。別にしなくていいよ。拭いたところでティッシュがベトベトになるだけだし、どうせ後から後から湧き出てきちゃうんだから」
 
 お鼻で笑うような大先生の蔑み声。

「そのままズブっと挿し込むだけで大丈夫。挿し込まれたらミコトさん、体温計が落ちないようにマンコをキュッと締めときなさい」
 
 もはや隠そうという気もなさそうな、大先生のドエスご命令口調。
 マサヒデ先生が握っていたウェットティッシュをワゴンの上に戻されました。

「ではミコトお姉さん、マンコに体温計を挿れますね?」
 
 マサヒデ先生がおやさしく宣言され、ゴム手袋の左手で、まずマゾマンコの上のほうを押さえてきました。

「んんーっ!」
 
 マサヒデ先生の小さな手のひらに腫れ上がったクリトリスがモロに押し付けられています。
 薄いゴムの越しの柔らかく生温かい体温で潰されるように包まれた肉芽が、そのじれったい感触にムズムズと疼き出します。

「あふぅーんっ!」
 
 ご自分の左手が私の急所を焦らすように責め立てているとは露とも知らないマサヒデ先生が、右手に持った体温計の先っちょを、指一本くらい開いた私の裂け目に近づけてきました。

 えっ!?何か嫌な予感・・・
 クリットと膣口とのあいだの粘膜に、体温計の先がグイッと押し付けられました。

「あうっ、いっ!」
 
 思わず大きな声をあげてしまった私は、心の中で、痛いっ!と叫んでいました。
 私の声に一瞬怯んだマサヒデ先生でしたが、チラッと私の顔を見てから、かまわずグイグイと粘膜に押し付けてきます。

「うっ、あっ、いっ、いたぃっ・・・」
 
 顔を盛大に歪め、とうとう痛いとつぶやいてしまった私を見て、やっと大先生が気づかれたようでした。

「ちょっとストップストップ!マサヒデ、あんたどこに体温計挿れようとしてるの?」
 
 大先生のお声で私のマゾマンコから両手を離したマサヒデ先生。
 きょとんとしたお顔で大先生を振り返ります。

「えっ?どこって、さっき見たオシッコの穴」
 
 さも当然そうなお顔で不思議そうに大先生を見上げるマサヒデ先生。

「あはは、そっちか。でもそれは無理よ。マサヒデだって、ちんちんの先っちょの穴に、その体温計の先っちょ、入らないでしょ?」
「男も女も形は違うけどオシッコの出る穴の大きさは同じくらいだから、それは無理」
 
 ご愉快そうにおっしゃる大先生。

「マンコの穴、って言ったら、もっと下のお尻の穴に近いほう。ちょっと両手でミコトさんのマンコのワレメ、こうやって左右に広げてみ」
 
 大先生が胸の前で両手を動かすジェスチャー付きでマサヒデ先生にレクチャー。

 すぐにマサヒデくんの両手が私の大陰唇にかかり、裂け目をいきなり大きく左右に広げられました。

「あぁぁーっ、そんなぁーっ…」
 
 粘膜の奥深くまでが外気に触れる感覚に、羞恥心が大騒ぎ。

「うわーっ、マンコって、すっごく広がるんだ」
「本当だ、マンコの下のほう、ずいぶん深そうな穴になってる」
「あんたたち、さっきオシッコの穴のときにもドアップで見たじゃない?女の人の気持ちいい穴って言ったら、こっちのこと」
 
 大先生も含めた全員が、私のマゾマンコを見つめながらワイワイガヤガヤ。

「すごいね、ピンク色のどこもかしこも満遍なく濡れて、テカテカ光ってる」
「でも、オシッコでもうんちのためでもないとしたら、何のための穴なんだろう?」
「見ていると、なんでかどんどん、えっちな気持ちになってくる気がする…」

「その穴なら、体温計も難なくスルッと入るでしょう?ほらマサヒデ、やり直し」
 
 大先生のお声でマサヒデ先生の両手が去り、私のマゾマンコ内晒しタイム終了。
 閉じた途端に大量の溢れたよだれが、開いた両内腿と股下のタオルをしとどに濡らしました。

「ミコトお姉さん?さっきは痛くしちゃってごめんなさい。今度は大丈夫」
 
 素直に謝るマサヒデ先生は可愛いですが、やっていることはスケベなお医者さんごっこのヘンタイ行為そのもの。
 背徳感がズキンとマゾマンコの粘膜を震わせます。

「はい、私も大丈夫です…よろしくお願いします…」
 
 尿道口を蹂躙されても、粛々と従順に、男の子たちのご要望にお応えしなければいけない言いなりマゾペット。
 私はマゾ女ですから、ご遠慮なさらずにお好きなように何をされても結構ですよ、と打ち明けたくてたまらなくなってきます。

 今度はワレメの会陰寄りにマサヒデ先生の左手がかかり、大陰唇が左右に押し広げられます。
 すぐにヌプっと体温計の先端が潜り込み、ズブズブと膣口に埋まっていきます。

「あうぅぅぅっ…」
 
 体温計の先端が膣口を擦り、結んだ唇から漏れる淫ら声。

「おおせんせい?これ、どこまでもスルスル入っていっちゃうよ?」

「ミコトさんのマンコ、ヌルヌルだからね。挿れようと思えば多分全部入っちゃうけど、ま、挿れすぎちゃって取れなくなっても困るから、液晶がみえるところらへんまででいいよ」
 
 含み笑いなお声で投げやりにおっしゃる大先生。

「ミコトさん、またジェットコースターの顔になってるね」
「マンコやお尻の穴に何か挿れられると、気持ちいいみたいだよね」
「男のちんちんと同じだっていう、くりとりす?もさっきよりもっと大きくなってる気がする」
「うん、おっぱいの乳首だって、さっきよりも腫れてる」
「ミコトお姉さん、きっと今、すっごく気持ちいいんだよ」

 凛子大先生の英才教育で、どんどんえっちな知識を身に付けつつある、まだ10歳にも満たない男の子たち。
 そんな彼らからの無邪気な辱めのお言葉と好奇の視線を真正面に浴びながら、再び1分間の全裸晒し者放置状態を強いられた私。
 
 無毛のワレメに突き挿さった体温計を落としてしまわないように、膣にギュッと力を込めました。


夏休み自由研究観察会 12


2017年10月1日

夏休み自由研究観察会 10

「それではミコトさん、おおせんせいが言った通り、そのタオルを取って、こっちのベッドに来てください」
 
 ミツル先生が、暫定ベッドであるカウチソファのほうへ移動しつつ、弾んだお声でおっしゃいました。

 ハダカがまた見れる、という素直な嬉しさがお顔にハッキリと見て取れました。
 ミツル先生と同じ表情をされた他のお三かたも、競うようにベッドの周りに集まり、こちらを凝視しています。

「あ、はい…」
 
 タオルを外そうと左胸元に持ってきた両手に、痛いほどの視線を感じます。
 内側に折り込んだタオルの端を引き出すと、からだに巻き付いていたタオルがハラリとほどけ、タオル端を掴んだ私の右手を起点として、からだの前にダラリと垂れ下がりました。

 露になった両乳房を、ワンテンポ遅れの左腕で庇うように隠します。
 そのときの男の子たちの残念そうなお顔。
 そのまま両手で自分の胸を抱く格好で、股間の目隠しは垂れ下がったタオルにお任せしたまま、しずしずとベッドの傍らまで行き、ミツル先生と向き合いました。

「そのタオルをこちらに渡してください。ベッドに敷きますので」
 
 ミツル先生が嬉しそうに右手を差し出してきます。
 これまでの私の所作振る舞いから、この人は何を要求しても決して、イヤ、とは言わない、と学習されたのでしょう、ミツル先生の態度に余裕が感じられます。

「はい…」
 
 右手で掴んだタオルの端をミツル先生に差し出します。

 おっぱいはまだ左腕で隠せていますが、タオルはからだから離れていくので、無毛の股間が再び露となります。
 男の子たちの視線が、吸い寄せられるようにその部分へ。

 ミツル先生がタオルをしっかり掴んだのを見届けてから、おもむろに右手を恥丘の前に。
 再びヴィーナスの誕生ポーズとなって、ミツル先生がベッドにタオルを敷く姿を見守ります。
 全身に男の子たちの舐めるような視線を感じながら。

「ではミコトさん、ここにうつ伏せになって寝てください」
 
 タオルを敷き終えたベッド状カウチソファを指し示すミツル先生。

「あ、はい…」

 ベッドに上がるためには、ヴィーナスの誕生=防御ポーズを解かなければなりません。
 私がベッドの左端に近づいていくと、すかさずその反対側に回って待ち構える男の子たち。
 おっぱいとマゾマンコ隠しは諦め、まず両膝をベッドの端に乗せ、つづいて両手を突いて四つん這い姿勢になり、その姿勢のままベッドの中央へと移動しました。

 位置を見計らって曲げていた両膝を伸ばし、両腕は顔のところで腕枕にして顎を乗せ、うつ伏せに寝そべります。
 もちろん両脚はまっすぐ、ピッタリと閉じたまま。
 自分の重さで押し潰されてひしゃげたおっぱいが、タオル地に押し付けられています。

「それではお尻のショクシンをしますので、痛いところがあったら言ってくださいね」
 
 寝そべったお尻のところらへんから、ミツル先生のお声が聞こえました。
 おそらく男の子たちの頭は全部、私の剥き出しなお尻の真上に群がっているのでしょう。

「あ、はい…」
 
 私の返事と同時くらいに、右の尻たぶにペタッと、小さな手のひらのような感触がありました。

「あっ!」
 
 すぐに左にも手のひらが貼り付き、尻肉をやんわりと揉みしだき始めます。

「んっ!」

 お尻中をさまようように動き回りながらムニュムニュとぎこちなく、でも満遍なく揉みしだかれる私の尻肉。
 腕枕に唇を押し付けるようにして、愉悦の声を抑え込みます。

「やらけー」
 
 ミツル先生の嬉しそうなお声。

「いいなー」
「本当にやわらかそー」
「お尻の真ん中を両側に引っ張るみたいにすると、お尻の穴も見えるね」
「うん。マンコの穴も見えた」
「ミツル、そんな上のほうじゃなくて、もっと下の、肛門のとこらへんを中心に揉んでよ。オレらはそこが見たいんだからさ」
 
 ギャラリーの方々から、容赦の無いリクエスト。

 それからは屈辱の肛門ご披露タイムでした。
 腿の付け根に近い部分の尻肉を重点的に左右に割られ、そのたびに菊の花弁状シワシワが空気に晒されるのを感じました。
 もちろん、広めな会陰と地続きな大陰唇まで割れているのもわかります。

「ピンクで、意外とキレイなんだね、コーモンって」
「魚の口みたいにパクパクして面白い」
「よく見えないけど、マンコにもまた、よだれが溜まってきちゃったみたい」
「えっちな気持ちになってるのかな?」
「でもミコトさんの裸って、本当に綺麗だよね」

 しばらくは、私の肛門観察でワイワイとお言葉責めをしてくださった男の子たちでしたが、そのうちお声が少なくなってきました。
 無言の中、それでも止めないミツル先生の両手によって、無駄にパクパクしつづける私のアヌス。
 どうやらミツル先生もこの後、シンサツをどう進めたら…な手詰まり状態に陥ってしまわれたようでした。

 そんな膠着状態を打開してくださったのは、一番無邪気で率直なマサヒデくんでした。

「ねえ、おおせんせい?ボクもミコトお姉さんのお尻、さわっていい?」
 
 凛子大先生にお尋ねされたのであろうマサヒデくんのお声。

「オレもさわりたい!」
「オレも、オレも」
 
 すかさず同調されるシンイチくんとユタカくん。

「うーん、でも今はミツルが先生の番だからなあ…」
 
 少しわざとらしいお声で、渋られる大先生。

「でも、ミツルばっかりズルいじゃん。おっぱいのショクシンのときはみんなでさわれたのに」
「それに、ミコトお姉さんがうつ伏せだと、おっぱいもマンコもちゃんと見えないから、見ててもつまんないんだもん」
 
 あけすけな不満を邪気無く口走られるシンイチくんとマサヒデくん。

「なるほどね。じゃあ最後はみんながお医者さんていうことで、ミコトさんの下半身をおっぱいのときみたいにショクシンしちゃおっか?」
 
 少しお道化たお声での大先生の粋な計らいに、わーっと大歓声をあげられる男の子たち。

「じゃあ、さわっていい?」

「ちょっと待て!」
 
 ユタカくんの弾んだお声を語気鋭く制せられた大先生。

「そう言えばあんたたち、さっきのおっぱいのときやお尻は、そんなに触りたがるのに、マンコのときは、触りたいって言い出さなかったよな?触りたくないんだ?」
 
 からかい口調で挑発するように尋ねられる凛子大先生。

「だって…ばっちいそうだし」
「なんか濡れてヌメヌメしてそうだし、オシッコの穴のことも知っちゃったし…」
 
 途端にお口ごもり気味になられるマサヒデくんとユタカくん。

「気持ち悪い?汚そう?こんなに可愛いミコトお姉さんの、あんたたちがあんなに見たがっていたマンコなのに、触りたくないんだ?」
 
 イジワルく問い詰められる大先生。

「別に、そんなことないけど…」
 
 バツの悪そうな、どなたかのつぶやき。
 自分のマゾマンコを、汚いもの、と断定されたように感じで、キュンと疼いてしまう私。

「じゃあ、これを着けたら触れる?」
 
 ご自慢げな凛子大先生のお声で、再び湧き上がる大歓声。
 何だろう?と私も顔を上げ、首を捻ってお声のしたほうを見遣りました。

 凛子大先生が子供たちにお見せしているのは、見覚えのある医療用の使い捨てゴム手袋が詰まったビニール袋でした。
 これも里美さまのネットショップで取り扱ったお品です。
 
 私が見ていることに気づかれた大先生と目が合い、レンズ付き伊達メガネのツルを気取った手つきで押し上げつつ、イタズラっぽくパチンとウインクをくださいます。
 なぜだか急激にいたたまれないほどの羞じらいがこみ上げ、あわてて目を逸らす私。

「女性のからだはデリケートだから、無闇矢鱈に汚れた手で触っちゃだめ、ってさっき言ったよね?ミツルはちゃんと、ショクシンの前にウェットティッシュで手を拭いていたけど、ユタカは今、そのまま触ろうとしたから止めたんだ」
「とくに肛門やマンコはデリケートなところだし、ま、そこから出すもんが出すもんだから、あんたたちが触るのを躊躇うのもわかるよ」
 
 ものわかりの良い本当の学校の先生のような、おやさしげなお声の凛子大先生。

「で、一応こういうものも用意しといたんだ。本当のお医者さんや看護師さんも使う医療用の使い切り薄手ゴムグローブ」
 
 ビニール袋から取り出して、一組づつ子供たちに配られる大先生。

「これすれば、ヌメヌメしてたってビビることなく触れるでしょ?あんたたちがこの次に女性のマンコ触れるチャンスなんて、たぶんかなり先だと思うから、触れるときに触らせてあげようと思ってさ」
「あ、嵌める前にもう一度、ちゃんとウェットティッシュで両手をキレイに拭きなさいよ?」

「うわー。このゴム、すっごい薄いんだね?」
「なんかヘンな感じー。でも指は自由に動くし感触もあるんだ」
「なんだかハカセとかカガクシャとかになったみたいだな。それでは実験を始めます。みたいな」
「シンちゃんが言うと、ぜってーワルモノな悪のカガクシャだよな?」
 
 ワイワイかまびすしいのは、男の子たちが喜々としてゴム手袋を嵌められているのでしょう。

「よし、じゃあ、お医者さんごっこ再開。ミツルのお医者さん役の締めは、約束通り、ミコトさんのお尻に注射な」
 
 大先生の、お尻に注射、というお言葉に、ビクッと小さく震える私。

「あ、わかった。これでしょ?」
 
 ミツル先生が何かを大先生にお見せしたようです。
 おそらくワゴンの上にあったプラスティックのオモチャの注射器でしょう。
 針は無く、先っちょが丸まった筒状ピストン型のチープな注射器。

 私がミツル先生くらいの年頃だった頃、お友達としたお医者さんごっこで、あの先っちょをお尻の穴に突き立てられたっけな。
 でもあれは、お注射じゃなくて、お浣腸ごっこだったんだっけ。
 その後、今度は私がお友達のお尻の穴に注射器を押し当てて…
 
 はしたなくも懐かしい、遠い思い出がよみがえります。
 思えばあの頃のお医者さんごっこ体験が、私の露出症性癖の原点?

 だけど、さすがの凛子さまも、オモチャの注射器でお浣腸ごっこなんて破廉恥なご指示はされないでしょう。
 今までお浣腸というお言葉は、子供たちとの会話の中に出てこなかったし、何よりそういうディープな知識はまだ教えたくないとおっしゃっていたし。
 たぶんお尻にオモチャの注射器を押し当てるくらいでおしまいだろうな、と幾分がっかり気味に高をくくっていた私の思惑は、つづいた大先生のお言葉で雲散霧消しました。

「何言ってるの?痛くないですよーとか言いながら、そんなオモチャの注射器をお尻の肉に押し付けるだけで面白がるほど、あんたたちもガキじゃないでしょう?」
 
 呆れたようなお声の大先生。

「さすがに本当に針を射す注射は無理だけれど、お医者さんごっこなんだから、ミツルには本当のお医者さんがするシンサツをさせてあげるよ。ほら、これ」
 
 大先生が何かをお見せになったらしく、男の子たちの、おぉーっ、というどよめきが聞こえました。

「これが何だかわかる人?」
 
 私も気になり、再度首を捻ってお声の方を見ます…えっ!?

「体温計?」
 
 ミツル先生の自信なさげなつぶやき。

「ピンポーン。正解」

「でも、なんで体温計なの?体温計でお尻をどうするの?」
 
 マサヒデくんの素朴で率直な疑問形がつづきます。
 私はハッと感づいて、途端にお尻がキュン!

「普通は体温計って腋の下に挟んで使うよね?あとは口で咥えたり。でも赤ちゃんとか病気で挟んだり咥えたりの力が弱っている人とかだとお尻を使うんだ。さて、どうするんでしょうか?」
 
 大先生のクイズコーナーがつづきます。

「わかった!お尻のスジに挟むんだ!」
 
 元気良いお答えのマサヒデくん。

「うーん、半分正解。でも挟んだだけじゃ、落ちちゃうかもしれないでしょ?だから?」
 
 ご愉快そうな大先生のお言葉に、一瞬静まり返り、まさか…というシンイチくんの驚いたようなお声がつづきました。

「そう、そのまさか。正解はお尻の穴に挿す。これは、直腸体温計って言って、それ用の体温計なんだ」
 
 心底嬉しそうにご説明される大先生の弾んだお声。

「犬とかネコとか、ペットの体温を計りたいときもお尻に挿すでしょ?見たことない?動物病院では見慣れた光景だよ」
 
 先ほどのオシッコシートといい、何かとペットを強調される凛子大先生。
 まるで子供たちに向けて、この女は動物扱いしていいペットなんだよ、とさりげなくサジェスチョンしているようにも聞こえてしまいます。

「それって、カンチョー、とは違うの?」
 
 ユタカくんのご遠慮気味なお声が聞こえました。

「へー、ユタカ、浣腸なんて言葉、知ってるんだ?」
 
 大先生の純粋に驚いたようなお声。

「浣腸って、具体的に何をどうするかまで知ってるの?」

「うーん、よくは知らないけど、3年のときクラスで流行ったんだ。両手組んで人差し指だけ立てて、カンチョーって言って誰かのお尻の穴狙ってつっつく遊び」

「ああ、あったあった。確か、何かのマンガでやってたってオカちゃんか誰かが始めて、流行らせたんだよね?」
「そうそう。でも結局、女子が先生に言いつけて、すぐ禁止になっちゃったんだった」
 他の男の子たちも、お話にノッてきました。

「ふーん。それって、アタシが小学生の頃にも男子がやってた遊びだから、世代を超えてガキンチョ心を揺さぶる魅力か何かがあるのかねえ…」
 
 感心されたようなお声でつぶやかれた大先生。

「ま、いつの時代も、それくらいの年頃の男子はバカばっか、ってことだとも思うけれど、それはそれとして…」
 
 苦笑いから薄笑いに切り替えた大先生が、お言葉をつづけます。

「本当の浣腸って言うのは、便秘とかでうんちが出なくなっちゃった人に、お尻から薬を流し込んで、薬の力でうんちを出させることなんだ」
「だから今もしも、ミコトさんに浣腸したら、ミコトさんはあんたたちの目の前で、うんち漏らしちゃうことになっちゃうんだけど、あんたたち、そんなミコトお姉さんの姿も見たいの?」
 
 イジワルいお声を男の子たちに投げかける大先生。

「やだーっ!」
「オシッコならいいけどうんちはやだーっ」
「そんなのミコトお姉さんが可哀想じゃん」
 
 一斉に抗議のお声をあげてくださる子供たち。
 ごめんなさい、私ついさっき、大先生にお浣腸されたばっかりです…

「でしょ?だから今回は、この体温計検診でがまんしなさい。ま、浣腸の道具が今ここに無いから、見たいと言われても困るんだけどさ」
 
 シレッと少しの嘘を混ぜつつ、見たいのなら見せてあげるのに、というニュアンスも残しているような。大先生の意味深なお言葉。
 なんとなく、子供たちに私への嗜虐を煽るようなご誘導が増えている気がします。

「いきなり肛門に体温計を挿せ、って言われても尻込みしちゃうだろうから、最初にアタシがミツルにお手本を見せる。ミツルはよく見て覚えて、その通りやればいい」
 
 大先生がツカツカと私の頭のほうへ近寄りました。

「ミコトさん?悪いけど四つん這いになってくれる?」
 
 私の背中を軽くパチンと叩き、顔を覗き込んでくる大先生。

「あ、はい…」

 そうなるだろうとわかってはいましたが、子供たちの前で四つん這いは、かなりの恥辱です。
 その上、肛門に体温計を挿入され、そのみじめで滑稽な姿を、間近で見物されちゃうのですから。
 膣壁がキュンキュンとわななき、淫らなよだれが粘膜からフツフツと湧き出ているのがわかるほどです。

 観念して両手をタオルに付き、両膝も立てました。
 潰れていたおっぱいとのあいだに空間が空き、腫れた乳首がその空間に垂れ下がります。

「ほらマサヒデ、これならおっぱいも見えるでしょ?マンコだって今すぐさっきより見えやすくしてやるから」
 
 私が完全に見世物扱いな、大先生からの無慈悲な一言。

「もうちょっと肩を下げて、その分お尻を突き上げて、両脚と膝はもっと開いて」
 
 大先生の両手で各部所の姿勢を細かく直され、私はベッドの上で尻上げ土下座をしているような格好になっていました。

 突っ伏した顔はドア上の監視カメラで、膝立ちでハの字になった両脚のあいだにそびえる押し広げたお尻と股間は、ミツル先生と大先生の伊達メガネレンズで、美咲センパイのパソコンに動画配信されているはずです。

 下りに傾斜した上半身は、垂れ下がった乳首がギリギリでタオル地に擦れています。
 男の子たちの頭が群がっているお尻側では、露になった肛門と包皮を脱ぎ捨てて腫れきった肉芽、そして脚を広げたために指一本分くらい開いてしまったピンク色の粘膜が、白日の下、赤裸々にさらけ出されているはずです。
 なんて屈辱的な、なんて恥ずかし過ぎる姿…

「まず最初に、ウェットティッシュで肛門の周りを軽く拭くこと。消毒のためね」

「はぅんっ!」
 
 唐突にひんやりとしたものが肛門に押し付けられ、思わず淫ら息が零れてしまいます。

「んっ、あっ、あんっ…」
 
 菊の花弁周りを冷たいティッシュでくすぐるように撫ぜ回され、だらしない淫ら顔をレンズに向ける私。

「肛門を拭き終えたら、使ってないキレイなところで体温計の先っちょも拭いておくこと。これも消毒のためね」
 
 不意にお尻から冷たい感触が離れ、同時に内腿を愛液が滑り落ちる感覚がありました。

「あ、ミコトお姉さん、お尻さわられて、またえっちな気分になってるんだね?マンコからまた、よだれが垂れた」
 
 マサヒデくんの無邪気なお言葉責めが、私の燃え盛るマゾ性炎に油をどんどん注いできます。

「そしたら今度は温度計の先を肛門に挿し込む。このときちゃんとミコトさんに声をかけてね。そしたらミコトさんが力を抜いてくれるから」
「力が入っているときに無理矢理挿れようとするとケガのもと。ミコトさん?挿れるよ?」

「あ、はい…」

 お答えすると同時に、肛門の中心に小さくて冷たいものが当たりました。

「んっ!」

「あ、今ミコトさんのコーモン、ヒクヒクって動いた」
 
 マサヒデくんの炎に風を送る実況中継。

「押し込むんじゃなくて、こうして探るように少しグリグリ動かしながらゆっくりとね…」
 
 何か細い管のようなものが、肛門から直腸へと侵入してくるのがわかります。
 
 ちょうどさっきされた、果実似容器のお浣腸薬の侵入と同じ感覚。
 ただ、体温計は先細りで全体が細長い涙型のため、奥深く入ってくるほどに入口付近は太く固くなり、圧迫感が増しています。

「んんっ、んーっ、ううう…」
 
 羞恥と被虐感で、いやらしい声を抑えることが出来ません。

「体温計全体の三分の一くらい、そうね、先から5センチくらいまで挿入しちゃっていいわ」

「えっ?そんなに挿れちゃって大丈夫?」
 
 ミツル先生の、少し引き気味なお声。

「うん。大人の女性だからね。ただ、角度が大事だから、今挿さっているこの角度をよく覚えておきなさい。ミコトさん?手を放すわよ?」

「あ、はいぃ…」

 お尻の中で体温計の先っちょが動いた気がして、肛門入口の皮膚に異物がひっかかったような重力がかかり、アヌスへの異物挿入感が一層増しました。
 おそらく今、どなたの支えもない体温計が肛門にぶら下がるように突き挿さっているのでしょう。
 自分では見れませんが、想像すると、なんてみじめで屈辱的な姿…

「これは電子体温計だから、あとは計れたら電子音が鳴って教えてくれる。だいたい30秒から1分くらいかな?これで説明終わり。じゃあミコトさん?抜くわよ」

「あ、はい…」
 
 体温計があっさりと引き抜かれ、また内腿をよだれがトロリ。

「てなわけでミツル、ミコトさんの肛門、じっくりシンサツしてあげなさい」

「あ、うん…」
 
 少し頼りなげなミツル先生のお返事が聞こえてきました。

「ではミコトさん?シンサツのためにこれから体温を計りますから、お尻を触りますよ?」

「あ、はい…ミツル先生…よろしくお願いします…」

 昨日までまったくお顔も知らなかった小学4年生の男の子によって、これから私のふしだらなアヌスが体温計でイタズラされちゃうんだ…
 そして、その一部始終を他の男の子たちにもじっくり見物され、おまけにビデオにまで録画され、ずっと残ってしまうんだ…

 羞恥、屈辱、被虐、背徳感…
 私のマゾ性を構成するアブノーマルな感情が綯い交ぜとなってひとつの淫欲と化し、全身を駆け巡っています。
 その淫欲は快感への昇華を欲し、一刻も早い素肌への物理的な刺激を切望していました。


夏休み自由研究観察会 11


2017年9月18日

夏休み自由研究観察会 09

「直子、今、イキたくって仕方なくなっているでしょう?」
 
 バスルームに入り、ドアに鍵をして振り向きざま、凛子センパイがオフィスにいるときのような口調で尋ねてきました。

「は、はい…とてもいろいろ、恥ずかし過ぎることが多すぎて…」

「そうよね。アタシもあのガキンチョどもが、こんなにストレートにスケベ全開で直子を辱めてくるとは思わなかったさ。いい意味での誤算」
 
 広めの脱衣スペースの壁に寄りかかり、全裸な私の全身を眺めてくる凛子センパイ。
 オシッコ観察授業のときにはマサヒデくんがかけていた盗撮レンズ付き伊達メガネを、いつの間にかかけ直されています。

「だからアタシもちょっと方針変更。本当はここで軽く直子を弄ってサクッとイカせて、直子の淫乱モードのタガを外してから後半戦突入のつもりだったけど、やめた。今日アタシは一切手出ししないで、やつらに任せる」
「あ、そのタオルは浴室で軽く水洗いして絞ってから、そこの脱衣籠に入れておいて」
 
 棚に置いてある籐製の脱衣籠を指さされる凛子センパイ。

「直子がからだをいじくられるのは、あの子たちの無自覚な好奇心からくる性的イタズラでだけ、ってことになるから、ずっと生殺しのまんまかもね」
「だから、イカせて欲しかったら直子からも、露骨にならない程度になら、ガキンチョたちを誘導してもいいよ」
 
 おっしゃりながら浴室へのドアが開けられました。
 シックな大理石調のタイルで統一された、意外に広めで落ち着いた雰囲気のバスルーム。

「でも、凛子センパイは私に、マゾっぽい素振りを極力見せないようにって、おっしゃいましたよね?子供たちにヘンなこと、お教えしたくないから、って」

「うん。言ったけど、あいつら、今までの直子のどう考えたって非常識なヘンタイっぷり見ても、そういうものなんだ、って素直に受け入れちゃうくらい何も考えてないみたいだからさ、もうちょっと踏み込んじゃっても、まだ伸び代あるかな、って思ったんだ」
「だから、これからもあいつらの言うことを、ものわかりの良いお姉さん、みたく唯々諾々と従いつつ、直子ももっと愉しめばいい」
 
 薄い笑顔でおっしゃった凛子センパイが、入れ、というご命令のように、浴室内のほうへ顎を突き出されました。

「直子のオシッコをたっぷり吸い込んだシートは、ぬるま湯に浸してクサい臭い薄めてからギューッと絞って、このビニール袋に密閉しなさい」
「バスタオルは、さっき言ったようにお湯で軽く洗って脱衣籠に。それが終わったら軽くシャワーを浴びて汗やら愛液やら流していいわ。髪は濡らさないように」
 
 ご説明の後に蛇口やシャワー類の使い方を教えてくださった凛子センパイは、浴室まで入られる気は無いらしく、脱衣スペースで着衣のまま。

「あ、それで直子?今日の朝、うんこしてきた?」
 
 突然のあけすけなご質問。

「あ、はい…朝食後に…」

「ちゃんと固形物が出た?」

「あ…はい、おかげさまで…」
 
 洗面台の収納を開けて、何やらガサゴソされる凛子センパイ。

「ランチはバナナとヨーグルトとか言ってたよね?なら、一個でいいかな」
 
 センパイが取り出したのは、果実の形をしたお浣腸薬。

「今日の直子用に、里美っちのネットショップ経由で取り寄せといたんだ。余りはオフィスに常備するから」
 
 私が普段使っているのより一回り大きい、容量40ミリのタイプでした。

「えっ?今ここで、するんですか?」

「そう。念には念を入れて、ってこと」
 
 悪魔的な微笑みをお見せになる凛子センパイ。

「直子はこの後、あいつらからお尻のシンサツを受けることになる。ガキンチョってお尻とか大好きだから、好奇心丸出しになると思うんだよね」
「それで、いろいろ弄られてるうちに、見せてはいけない茶色いものが見えちゃったり付いちゃったりして、せっかく慕ってくれているガキンチョどもを幻滅させたくないでしょ?」
 
 慕ってくださっているのかは別としても女子として、確かにそれは絶対避けたい事態です。

「だからこれは予防注射。ここで全部出してスッキリして、心ゆくまでガキンチョどもにイタズラしてもらいなさい」
 
 ニマっと笑った凛子センパイが、右手の人差指をまっすぐ立てて私の目の前に突き出してから、手招きのような手首の動きで指先を床に向けられました。
 四つん這いになりなさい、という合図です。

「手順はこうよ。浣腸したら最低10分間我慢。我慢しつつ、さっき言ったようにバスタオルとオシッコシートを浴室で水洗い処理」
「終わっても10分経っていなかったら、まだ我慢。そうね、そのあいだ、気を紛らわせるために乳首だけ弄っていいわよ。直子のスケベ気分も高まるように、特別に許してあげる」

「10分過ぎて、どうしても出したくなったらアタシに言ってから、シャワー出しっ放しにして、しゃがんですること」
「排水口は向こうの端だから、あっちにシャワーが流れるように。つまり、アタシのほうを向きながら、ってこと」
「排泄が終わるまで、乳首は弄っていていいわ。今の直子なら乳首だけでもイケるんじゃない?垂れ流しながらイクのなら、許してあげる」

 四つん這いの背中に、凛子センパイの冷たいご命令口調が降り注ぎます。
 最後のお言葉には、隠すおつもりのない嘲笑も混ざっていました。

「ほら、ケツをもっとこっちに突き出して、自分で肛門開きなさい」
 
 脱衣スペースの床に這いつくばり、お尻だけ持ち上げる私。
 背中から両手をお尻に回し、お尻の割れスジを左右に引っ張って肛門を差し出します。

「いいおねだりっぷりだこと。挿れるよ?」
 
 お言葉と共に細長い管がヌプっと5センチくらい、体内に侵入してきた感覚。
 つづいて生ぬるい液体が直腸に流れ込む感覚。

「あぁうぅぅ…」

 挿し込まれていた管がスッと抜かれ、右の尻たぶを軽くパチンと叩かれました。

「あふぅっ!」

「ほら、悶えてないでさっさと立ち上がって。ちゃっちゃと仕事しちゃいなさい」

「はい…」

 立ち上がった私がお風呂桶とタオルを持って浴室へ入ろうとすると、呼び止められました。

「見て。先っちょのところが黄色く汚れてる。やっぱり浣腸して正解でしょ?」

 私に使ったお浣腸薬の容器を、鼻先に突きつけてくる凛子センパイ。
 確かに私の中に入っていた管部分の先1センチくらいのところが、薄っすら黄色っぽくなって少し臭いました。

「あぁ、ぅぅ…」

 わざわざそんなもの、お見せくださらなくていいのに…
 喩えようのない恥ずかしさが全身を駆け巡ります。
 そんな私をニヤニヤ笑いで眺めている、どこまでもイジワルな凛子センパイ。
 その瞳は、オフィスで美咲センパイと一緒になって、喜々として私を辱めているときと同じ、嗜虐の炎が揺らめいていました。

「これも一緒に洗って捨てるから」
 
 私が持っているお風呂桶の中に、その使用済みお浣腸薬容器も放り込まれました。

 浴室のレバー式給湯蛇口の前に全裸でしゃがみこみ、バスタオルのお洗濯から始めます。
 お水の温度を調節し、ぬるま湯にしてから揉み洗い、ゆすぎ、揉み洗いを二、三度くりかえし、最後にギューっと絞ります。
 腿の上で綺麗に折りたたんでから立ち上がり、凛子センパイに手渡し。
 この時点ではお腹はまだ、なんともありません。

 再びしゃがみ込んで、今度はお風呂桶の中のものの処理。
 お風呂桶にジャーっとぬるま湯を流し込んだ途端、なんとも言えない臭いがあたりに立ち込めました。

「うわっ、クサい!直子のアンモニアの臭い」
 
 ワザとらしくお顔を歪め、お鼻をつまんでからかってくるセンパイ。

「そりゃあ、オシッコがたっぷり沁み込んだオムツシートをお湯に浸したら、臭いが湯気になって立ち込めちゃうわな。早くゆすいじゃいな」

 センパイのご指示に、あわてて溜まったお湯を流し、再びお湯を桶に溜めつつ両手を突っ込んで揉み洗いする私。
 目前の鏡に、全裸でしゃがみこみ、自分の排泄物の後始末をする哀れな女の姿が映っています。
 自分で汚したお浣腸容器の先を指で拭い、吸水シートを濡らしては絞り…
 
 そのみじめさにゾクゾク感じていたとき、しゃがみ込んだお腹がグルグルーッと、切なげに哭きました。
 しゃがんでいると肛門が勘違いして、勝手に排泄態勢に移ってしまいそうなので、大あわてで立ち上がり、絞り切った吸水シートの束を凛子センパイにお渡ししました。

「今、お腹がグルグル鳴ったよね?まだ5分くらいしか経ってないよ、我慢だからね。余った時間は約束通り、直子のお愉しみタイムの始まり始まりー」
 
 受け取った洗い済みシートをビニール袋に詰め込んでギュッと口を縛ってから脱衣籠に置いた後、裸足で浴室の床まで下りてこられた凛子センパイ。

「そのシャワーヘッドをアタシに渡して。流すのはアタシがやってあげるから、直子はゆっくりと愉しむといいよ。ほら、早く乳繰りなさい」

「は、はい…」

 シャワーヘッドを私に向けて構えた凛子センパイから2メートルくらい離れた真正面に立ち、おずおずと両手を自分の乳首に近づけていきます。

「あふぅっ!」

 ずっと弄って欲しくて仕方のなかった乳頭に指先が触れた瞬間、得も言われぬ甘美な電流が全身を駆け巡りました。
 全身が硬直して肛門もマゾマンコも窄み、便意までもが悦び勇んで引っ込みます。

 それからはもう無我夢中。
 左右の親指と人差し指の先で、左右の乳首を、捻り、引っ張り、抓り、押し潰し…

「あうっ!…いいっ!…あんっ!…んぐぅぅ…」
 
 知らずに洩れる淫ら声と、欲求の赴くままにまさぐって昇華出来るありがたさ。
 マゾマンコがキュンキュン疼き、みるみる昂ぶっていく私。

 だけど窄んだものは、やがて開くのが世の定め。
 時間が経つごとにお腹の痛みも増してきていました。
 
 グル、グルグルグルーッ!

「あふっ、あ、いやっ、だめっ…」
 
 乳首への快感ではカバーしきれないほどの便意が、下半身を震わせてきます。

「り、凛子さまぁ、そ、そろそろダメですぅ…そろそろ、だ、出していいですかぁ…」

「まだ駄目よ。まだ10分経ってないもん。ほら、乳首を弄る手がお留守になってるよ?」
 
 これ以上快感に身を委ねるとお尻を制御しきれないと思い、休めていた手を咎められます。

「そ、そんなぁ、もうだめ…もう、本当にだめなんですぅ…」

「あらら、両脚がガクガク震えちゃってるじゃん。マジで限界っぽいね。そんじゃ10分経ったことにしてやろっか」

 のんきにそんなことをおっしゃるセンパイ。
 そう言えばセンパイ、腕時計もされていないし、ちゃんと時間を計っているご様子もありませんでした。

「じゃあそこにしゃがんで、アタシの顔をじっと見つめながら排泄なさい」
 
 蔑みきったセンパイのお言葉を聞き終えるや否や、勢い込んでしゃがみ込みました。
 その途端にプシャッと音がしてチョロっと黄色いお水が…

「あ、直子、漏らしたっ!」

「いやぁーっ!!!」

 すぐに肛門から吐き出すようにお水がほとばしり出て、床のタイルに当たるプシャーッという音。
 ワンテンポ遅れてセンパイがシャワーのコックをひねってくださったのでしょう、ザザーッという音と共に足元をお湯が流れていきます。
 
 目の前に見えていた黄ばんだものが混ざった恥ずかしい水溜りも、あっという間に背後へと流されました。
 そのあいだ中、私は再び自分の乳首を思い切り捏ね上げ、排泄の開放感と屈辱の高揚感に酔い痴れました。

「ほら、スッキリしたんなら立って、もっとこっちに来なさい。シャワーで洗ってあげるから」
 
 近づいた私の下半身にセンパイの手によるシャワーの放水。
 かなり強めの水圧が下腹から太腿に当たります。

「もっと股広げないと、キレイになんないよ?」
 
 そのお言葉で両足を開き、中腰ガニ股でぬるま湯シャワーを浴びる私。
 マゾマンコに当たる水圧が気持ちいい。

「ふふ、いい格好。じゃあ今度はお尻ね。背中向けて」

「あ、はい、ありがとうございますぅ…」
 
 マゾマンコへの水圧嬲りが名残惜しかったのですが、ご命令通り背中を向けます。
 ガニ股のまま少し前傾姿勢になって、センパイにお尻を突き出すように。

 しばらくして、お尻に当たるお水の範囲が狭くなったような気がしました。
 それにつれて水圧も上がっているみたい。
 振り向くと水流は一直線。
 痛いくらいの水鉄砲が私の尻たぶを叩いていました。

「このシャワーヘッドは絞ると出方が調節出来るんだ。今はシャワーじゃなくてホース状態。これで仕上げにケツの穴の中までキレイにしてあげるから、自分で肛門、開いてなさい」
 
 心底ご愉快そうにご命令なさる凛子センパイ。

「ヒャッハー!汚物は消毒だーっ!」
 
 私が両手で押し広げたお尻の穴に、ピンポイント命中で水流を注ぎ込んできます。

「ああっ、うぅぅ…」

「気持ち良さそうね。この水圧だとけっこう中まで水が入っていってると思うから、アタシが的を外しているときにアヌスに力を込めて出すようにしなさい」
 
 ご指示通り、水圧が右の尻たぶに逸れたとき、力んでみるとお水が排出される感覚。

「その調子よ。アヌスがヒクヒク蠢いて、本当にうがいしてるみたい。じゃあもう一回」
 
 お言葉が終わるか終わらないかのうちに、再び水圧が肛門直撃。

「ひぃっ!」

「ついでにマゾマンコも洗っといてあげる」
 
 水圧が肛門から少し下に逸れ、今度は膣口直撃。

「あひぃっ!あっ、あっ、あぁーんっ…」

「ほらほら、そんなよがっていないで、ちゃんとアヌスのうがいもしなさい」
 
 そんなふうに数分間もてあそばれ、水圧シャワー陵辱タイムが終わりました。

「これで下半身もキレイになったし、マゾペット直子はここでひとまず封印ね。ここを出たら、何でも言うことを聞いてくれるお淑やかなミコトお姉さんに戻って、あと数時間、がんばんな」
 
 新しいバスタオルを手渡してくださりながら、センパイがからかうようにおっしゃいました。

「で、直子?今のでイケた?」
「あ…えっと…」

 自分でもよくわかりませんでした。
 お浣腸の排泄時は、乳首虐めとも相俟ってすっごく気持ち良かったのですが、オーガズムと言うよりも我慢からの開放感、爽快感が勝っていたような…
 水圧責めがクリトリスに当たったとき、ビビビッと快感電流が走ったけれど、イッたというほどでも…

「うーん…小さくはイッたような気もしますけれど…」

「つまり、ぜんぜん物足りない、っていうことね?」
 
 おっしゃりながら右手の人差し指を私のマゾマンコにツルッと潜らせた凛子センパイ。

「あふぅぅ!」

「あれだけ水鉄砲浴びせたのに、直子のマンコの中、相変わらずヌルヌルのホカホカで、ちゃんと吸い付いてくるじゃん。呆れちゃう」
 
 すぐに指を引き抜かれたセンパイが指先をペロリと舐め、ニマっと笑われました。

 それから、ふっと無表情になり、ンーッと大きく伸びをされ、やわらかなご表情に戻られました。
 表に出しすぎていた嗜虐オーラを意識して引っ込められたようにも見えました。

「それじゃあ戻るよ、ミコトさん?」

「はい…」
 
 からだを拭き終えた真っ白なバスタオルを胸の上から、からだに巻き付けます。
 センパイは、それをご覧になっても何もおっしゃいませんでした。

 私たちがバスルームに籠っていたのは20分間弱くらいでしょうか。
 リビングに戻ると男の子たちは、ワゴンに並べたお医者さんごっこグッズをあれこれ弄って遊ばれていました。

「お待たせー。あ、なんだおまえら?ちゃんと喰いたい物、選んだのか?」
 
 バスルームでのサディストオーラ凛子センパイから、シレッと、子供たちの姉貴分=凛子大先生、に戻っての上から詰問。
 
 私たちがバスルームで何をしてきたか露とも知らないであろう男の子たちが、無邪気にじゃれ合うのを止めて、一斉にこちらを振り向きました。
 バスタオル一枚姿の私に、痛いほどの視線の束が刺さってきます。
 
「おせーよ。もうとっくに選んじゃってるよ。はい、これ」
 
 ユタカくんが近づいてこられ、宅配ピザ屋さんのメニューとメモを大先生に渡しました。

「うわっ、こんなにたくさん?本当に食いきれるんだろうな?」

「ピザはリンねーちゃんたちが好きそーなのも選んで入ってるから、多分大丈夫だよ」

「ま、残ったら分けて持って帰らせればいーか。夕食7時前くらいとしたら、まだちょっと、頼むの早いな」
 
 大先生がメニューとメモを、そのままダイニングテーブルに置きました。

「それよりさ、これ、面白いね」
 
 マサヒデくんが手に持ってご自分の左肩に押し当てている器具を指さして、ユタカくんがおっしゃいました。
 さっきからヴーンという不穏な振動音が低く響いていて、少しドキドキしていたところでした。

「ああ、それはマッサージ器な。今マサヒデがやってるみたいに、肩とか腰とか凝ったところに当ててほぐすために使うのが正解だけど、ガキンチョはあんまり肩凝ったりしないだろ?」
 
 失笑気味にお答えになる大先生。

 それは、私のような種類の女には違う用途でおなじみの電動マッサージ器、通称、電マ、と呼ばれる器具でした。
 普通のバイブレーターなどと比べると振動がかなり強めなので、私がこれを当てられると呆気なくイキつづけてしまうため、一応持ってはいるけれど、あまり使わないようにしている、私にしては珍しく苦手な部類の性玩具。

 今マサヒデくんがお使いになっている電マは、よくある全長3~40センチくらいのものより二回りくらい小さいやつでした。

「次、オレな」
 
 シンイチくんがマサヒデくんに手を伸ばしています。
 
 好奇心に目を輝かせて、喜々として代わる代わるに振動を楽しんでいらっしゃる男の子たち。
 その好奇心の対象が私に向いたら…
 無理をすれば私のマゾマンコにすっぽり入ってしまいそうな大きさなので、無駄にゾクゾクしてしまいます。

「あと、これも凄い。一回挟んだら絶対緩まないんだね?」
 
 ミツルくんが手に持たれているのは、さっき私の大陰唇を挟んでいたコラン氏式舌鉗子。

「この筆とか羽根とか笛とか洗濯バサミとかは、何に使うの?」
 
 マサヒデくんの相変わらず素朴で率直なご質問。

 放って置かれてご退屈気味だったらしい子供たちからの堰を切ったようなご質問攻めに、嬉しそうな苦笑いの凛子大先生。
 まあまあ、となだめるように両手を振って、ご自分に子供たちの注目を集めます。

「だから、最初に言っただろ?ここにあるものは何でも、お医者さんごっこのシンサツに使っていいんだよ?あんたたちが自分で考えて、こう使ったら面白いかな、って思ったことを、どんどんミコトお姉さんのからだに試してみればいいじゃん」
 
 絶好のタイミングで、私にとっては絶望的なサジェスチョンをされる凛子大先生。

「あ、そっかー!!!」
 
 と、脳天気に盛り上がる男の子たち。

 私がバスタオルを纏って現われたことで、子供たちのあいだには、がっかりしたような、ホッとしたような、お医者さんごっこを始める前のときにも似た、微妙な空気が流れているような気がしていました。
 
 その分、空元気で無理してはしゃいでるようにも見えた男の子たちが、今の大先生のお言葉で一気に、この女の人には何をしてもいいんだった、と思い出し、男子の性的好奇心全開、な躁状態、えっちな無礼講的雰囲気に傾いた気がしました。

「先生役はミツルだっけ?それじゃあ、お医者さんごっこを再開するから、ミコトさんが巻いているタオルをベッドに敷いて、今度はお尻のシンサツだから、うつ伏せで寝てもらって」

 凛子大先生の無慈悲なご指示により、再び私は生贄の祭壇に、禊を済ませた無防備な裸身を差し出すことになるのでした。


夏休み自由研究観察会 10


2017年9月10日

夏休み自由研究観察会 08

 そんなふうに考えて、恥辱感にムラムラ疼いていたら、ユタカくんの素っ頓狂なお声が耳に飛び込んできました。

「オレわかった!女の人ってきっと、お尻の穴からオシッコとうんち、出し分けることが出来るんじゃないかなっ!?」
 
 世紀の大発見、みたいに興奮気味なお声で叫ばれたユタカくんに、アハハハと乾いた笑い声でお応えになる他のお三かた。

「んなわけねーだろっ!」
 
 という大先生の無慈悲なツッコミで、敢えなく瞬殺されました。

「しょーがねーな。ちゃんと穴が見えてるじゃん。よく目を凝らして視なさいよ?」
 
 大先生のお言葉でテレビ画面にグンと近づく4つの頭。
 これはすなわち、私のマゾマンコ大アップ映像が、しげしげと念入りに観察されているということに他ありません。
 言葉で言い表わしようのない、人間として、女性として消え去ってしまいたいほどの恥ずかしさ…

「あっ、ひょっとしたらこの、くりとりす?とおっきめな穴のあいだくらいにある、ちょこっと窪んでいるところじゃないかな?濡れててよくわかんないけど、なんだか穴になってるっぽい」
 
 マサヒデくんの小さな指がテレビ画面上で、正しく私の尿道口を指さしていました。

「おおっ!さすがお医者さんになりたいだけあるな?マサヒデ、大正解っ!」
 
 またまた大先生に褒められて、マサヒデくんニッコニコ。

「えーっ?穴なんてないじゃん?」
「その後ろにおっきな穴があるのに、なんでこんな中途半端なところからオシッコが出るんだよ?」
 
 ご不満そうな他のお三かたがますますテレビ画面にお顔をくっつけて、私のマゾマンコ粘膜をガン見です。

「そこが尿道口っていって、オシッコの出口なの」
 
 おっしゃりながら凛子大先生が私に近づいてこられ、いったんビデオカメラのスイッチをお切りになりました。
 真っ暗になる画面。
 当然、男の子たちの視線は、生身の私と凛子大先生に向けられます。

「ちょっと待ってな。嘘じゃないって証拠を見せてやるから」

「はうぅっ!」
 
 開かれた粘膜にウェットティッシュがあてがわれ、その周辺の愛液が拭われました。

 それから大先生が私の背後に回り、大陰唇を挟んでいる2本の舌鉗子を、より外側に2センチ位づつ、引っ張りました。
 つまり私のマゾマンコの粘膜が、より広く大きく面積を伸ばすように引っ張れた、ということです。
 引っ張られた粘膜が引き攣り、空気の当たる感触も広がりました。

「あうぅっ…」

 次にビデオカメラのスイッチが入ったとき、テレビ画面には、より露出面積が拡がった私のマゾマンコ内部が鮮明に映し出されました。
 尿道口周辺の粘膜が左右により引っ張られたおかげで平らになり、クッキリ窪んだいかにもオシッコが出そうな感じの黒くて小さな穴がハッキリ見えています。
 その上、もっと恥ずかしいことは、その下の穴まで物欲しそうにあんぐりと、いやらしい洞窟を覗かせていることでした。

「ほんとだ!穴が空いてるっ!」
「ちんちんの先っちょと同じくらいの穴だね?本当にここからオシッコするんだ…」
「でもこれじゃやりにくそう。ちんちんみたいに棒がないと手で持てないから、出すときの狙いがつけられないじゃん。あっ!だから女はわざわざしゃがんでオシッコするのか」
「これって、ストローを挿して飲む紙パックのジュースにストロー挿さないで、ストローの穴から直接出す、っていう感じだよね?ジュースが飛び散っちゃいそう」

 最後の喩えはミツルくん。
 男の子たち全員のご感想に、なんとなく女性のオシッコ事情をバカにしたようなニュアンスが感じられました。
 すかさずそこに突っ込む凛子大先生。

「ミツルの喩え方はずいぶんユニークだけど、でもそんなに不自由でもないんだよ?女性はみんなちゃんと、この構造でも狙ったところにオシッコ出来るんだ。小さい頃から慣れているから」

「嘘だーっ!」
 
 大先生のお言葉に、信じられない、という面持ちで一斉に反発される男の子たち。

「嘘じゃないよ?だったらあんたたちの前でミコトさんにオシッコしてもらって、証拠を見せてやろっか?」
 
 誘導尋問がまんまと大成功、とでもおっしゃりたげに私をニヤニヤ顔で見遣りつつ、更に子供たちを挑発される凛子大先生。

「ミコトさんだって、人前でオシッコするのは、すっごく恥ずかしいけど、あんたたちの勉強のためなら、きっと悦んでしてくれるはず。どうする?」
 
 子供たちのお答えは、もちろん全員歓声をあげての大賛成。

「ミコトさんがオシッコするんだって!?」
「オレ、女の人がオシッコする姿を見るの、初めてだ」
「本当にあの穴から出てるのか、テレビでわかるのかな?」
「まさか。トイレでするんだからカメラで映せるわけないじゃん。カメラが濡れちゃうし」
 
 口々に思いついたことを口走りつつ、興奮を隠さない男の子たち。

「聞いての通りだからさ、悪いけれどミコトさん、こいつらに、ミコトさんがエレガントにオシッコするところ、見せてやって」
 
 まったく悪びれていないご様子の大先生が、小動物をいたぶる猛禽類のような妖しい光を瞳にたたえて、私におっしゃいました。
 もちろんマゾな私に、ノー、とお答え出来る権限なんてありません。

「あ、はい…」
 
 ちょうど尿意を催してきたところだったので、タイミングを見計らって大先生にお許しを得なくちゃ…と考えていたところではありました。
 ただ、オシッコしたい、なんて言うと、それじゃあみんなで見ましょう、とか言われちゃうかな?とも思ってもいたので、そういう意味で今がそのタイミングだったのかもしれません。

「するのね?じゃあ早速準備しなくちゃ。ユタカ?お風呂場から桶持ってきて。プラスティックの大きいほうね。黄色いやつ」

「えっ!?」
 
 凛子大先生の意表を突いたご指示に、私と子供たちが同時に驚きの疑問符を投げかけました。

「なによ?」
 
 私たちのリアクションがお気に召さなかったらしく、何か文句あるの?とでもおっしゃりたげなご様子で、代表として私だけを睨みつけてくる大先生。

「あの、おトイレで、す、するのでは、ないのですか?」
 
 その迫力に気圧されて、マゾ性全開の卑屈さで上目遣いにお尋ねしてしまう私。

「トイレって…いくらガキンチョとは言え4人とアタシらふたり、いっぺんに入れるわけないじゃない。便座に座ってるの遠巻きに視てたって面白くもなんともないでしょ?」
 
 あんたたち、そんなこともわからないの?とつづきそうな、大先生の呆れ声。

「ここですればいいじゃん。みんなで取り囲んでゆったり視れるし。そのための段取りは、ちゃんとアタシが考えてあるから」
 
 わざとらしく諭すようなお優しげなご表情で私におっしゃった大先生が、子供たちのほうに向き直りました。

「ミコトさんはね、会社の仕事忙しいときはトイレまで行かないで、空のペットボトルにジョボジョボってオシッコ出来ちゃうんだ。一滴もこぼさずに」
 
 バレエを習っていた、とお教えしたときみたく、凄いでしょ?というニュアンスを込めたお言葉なのでしょうが、そんなのただのはしたないヘンタイ女です。
 それに、みなさまの前でペットボトルに放尿したのは、イベントショーの楽屋での一回きりですし…

 それでも、すげー、と驚愕と賞賛?のまなざしを私に向けてくださる純粋無垢な男の子たち。
 ユタカくんが無言で、お風呂場のほうへとダッシュで跳んでいかれました。

「このままだと壁際に集まっちゃうことになるから、ミコトさんの向きを変えよう。あんたたち、ちょっと手伝って」
 
 私の股間を狙うビデオカメラをいったん退避させ、私の左横に立たれた大先生に手招きされた男の子たちが、傍らに寄ってきます。

「椅子の肘掛けを持って、ミコトさんの向きを椅子ごとこのまま180度、ひっくり返すよ?つまり、あっちのテーブルに向くようにね」
 
 どうやら私は、今の格好のまま、みなさまの目の前でオシッコをしなくてはいけないようです。

 椅子の左側の肘掛けを大先生が持ち、右側をミツルくんとシンイチくんで持つことになりました。
 今までで一番の至近距離まで接近されてきた、おふたりのおからだ。
 股間や乳首に痛いほどの視線を感じます。
 肘掛けには私の両膝裏が乗っかっていますので、太腿におふたりの腕が触れ、その高めな体温が伝わってきます。

「まず持ち上げて、それから時計回りにターンするからね?せ-のっ!」」
 
 大先生の号令で私が腰を下ろしたディレクターズチェアがフワッと持ち上がり、そのままぎこちなくゆっくりと左に旋回します。

「あ、意外に軽い…」
 
 シンイチくんが、思わずお声に出た、という感じにつぶやかれました。

「さすがにビデオカメラが濡れちゃうと壊れそうだから、テレビに映すことは出来ないけど、これなら正面から肉眼で、じっくり視ることが出来るでしょう?」
「たぶんこれから先、あんたたちに恋人が出来たとしても、滅多に見せてもらえないほど女性にとって恥ずかしい姿なんだから、しっかり目に焼き付けておきなさいよ?」
 
 大先生から男の子たちに向けてのからかうようなご忠告は、そんなことを今、直子はしようとしているんだよ?と、私の羞恥心を煽るためのお言葉責めと受け取りました。
 
 向きを変えた私の目の前は、ダイニングテーブルまで4メートルくらいのフローリングの空間。
 ドア上のカメラからは、放尿姿がさっきとは反対向きの横向きでバッチリ映るであろう位置です。

 ユタカくんがお風呂場から持ってこられた、直径30センチほどの黄色いプラスティック製お風呂桶の内側に、凛子大先生が何やら白い紙みたいなものを敷き詰めています。

「それはなあに?」
 
 マサヒデくんが無邪気にご質問。

「これはね、ペット用のオシッコ吸水シート。何も敷かないまま直にプラスティックにオシッコを受けるとピチャピチャ跳ねて、床まで飛び散っちゃいそうでしょ?だから」

「えっ?リンねーちゃん、ペットなんて飼ってるの?オレ、何も聞いてないよ?」

 お身内のユタカくんから素朴な疑問が投げかけられました。
 確かに、ペットのいないお宅にペット用のオシッコシートがあるなんて、用意周到過ぎます。
 凛子センパイ、今日のこの鑑賞会をするにあたって、かなり綿密なご計画を錬られたのだなー、と感心しつつ、どんな言い訳をされるのかにも興味津々な私。

「うちの会社のオフィスでね、ペットを一匹飼ってるんだ。飼い主は一応社長だから、基本的に社長が面倒見るんだけど、会社が休みの日に社長が自宅へ連れて帰れないときは、社員が一時預かるときもあるんだ」
 
 私の顔をニヤニヤ見つつ、スラスラとご事情をご説明されます。

「だからうちにも、一応こういうものが用意されているわけ。こんなふうに役に立つとは思ってなかったけどね」
 
 最後だけ心にも無いことをおっしゃった凛子大先生。

 だけど、今のご説明で嘘はおっしゃっていませんでした。
 その、ペット、とは、私のこと。
 オシッコシートは、まさに私のためにご用意くださったもの。

 ふーん、と、あっさりご納得顔の男の子たち。
 そのペットって、犬?ネコ?ってご質問されたら、何とお答えされるおつもりだったのでしょう?
 赤い首輪のサカリっ放しなメス犬よ、とお答えになる凛子センパイのイジワルイお声が私の脳内で聞こえました。

 私の股間から5~60センチくらいの床に吸水シートを敷き詰めたお風呂桶が置かれました。
 その桶のすぐ背後に、4人の男の子とおひとりの成人女性。
 全員が私の、二本の舌鉗子で大きく抉じ開けられた粘膜まで剥き出しの女性器を注視しています。
 私の尿意も、幸か不幸か、いい感じに高まっていました。

「あんまり身を乗り出してると、ミコトさんのオシッコがひっかかっちゃうよ?」
 
 大先生が桶にかぶさらんばかりに前屈みになっているマサヒデくんに、苦笑いを浮かべながらお声をかけます。

「ちょっとぐらいかかってもいいんだ。ボク、本当にあの穴からオシッコが出るのかどうか、ちゃんと見て、確かめたいんだ」
 
 探究心旺盛な、さすがお医者様志望のマサヒデくん。

「おおっ!はりきってるねえ。じゃあ、顔のほうに飛んできても大丈夫なように、このメガネを貸してあげよう」
 
 ご愉快そうに笑いながら、レンズ付きメガネをマサヒデくんにバトンタッチする大先生。
 これで美咲センパイに配信される映像は、マサヒデくん視点とミツルくん視点となりました。

「でもさ、桶がこんなに離れていていいの?真下にポタポタ垂れちゃったりしない?」
 
 私の股間とお風呂桶を交互に見ながらの、ユタカくんからご質問。

「大丈夫。マンコはこっち向いてるでしょ?ミコトさんが力を込めて、ちゃんとあの桶に入るようにコントロールしてくれるから」
 
 大先生が無責任におっしゃいます。

「普通、女の人が立ったままオシッコすると、ほぼ真下に落ちるんだ。しゃがむと斜め前くらい。ミコトさんは今ほぼ正面にマンコを向けているから、放物線を描いてこのくらいの距離まで飛ぶはず」
「ミコトさんは上付き気味だから、オシッコが出る様子がよく視えるはずよ。下付きの人だと、もう少しマンコをグイッと斜め前に突き出さないとだめかな」

「上付き、ってなあに?」
 
 すかさずマサヒデくんから無邪気なご質問。

「女の人のマンコはね、人によってそれぞれある位置がちょっとづつ違ったりするんだ。お尻の穴に近い方にある人が下付き、前の方に寄っているのが上付き。ミコトさんは上付きだから、マンコが見えやすくて、あんたたちの観察にもピッタリなんだ」
 
 わけのわからないご説明をされる大先生。

「おーけー、それじゃあミコトさん?オシッコを出す態勢になって。思い切って一気にここまで飛ばして、なるべく床にこぼさないように」
 
 凛子大先生が半分ご命令口調でおっしゃいます。

「出口で溜めて、出すときには、出しまーす、って宣言してね。こっちも身構えるから」
「あんたたちも、ミコトさんが、出しまーす、って言ったら離れなよ?オシッコがかかったとか文句言ったら、その場で今日のお医者さんごっこは終了、帰らせるからな?」

「はーいっ!それまでは、もっと近くで見ててもいいんだよね?」
 
 マサヒデくんの屈託ない笑顔。

 一メートルにも満たない至近距離にある8つのつぶらな瞳が、私のマゾマンコへ熱い視線を注いでいます。
 左右のラビアを舌鉗子で挟まれ、無理矢理中身のすべてを晒しっ放しの私のマゾマンコ。

 こんな明るい真夏の昼下がりに、今日初めて訪れた他所様のお家のリビングルームで、ただひとりだけチョーカーひとつの全裸姿になって、小学生男子4名に放尿姿をご披露しようと股間に力を込めているマゾ女…
 今日お家を出るときに、まさかこんなことにまでなろうとは、思ってもいませんでした。

 ムラムラと性感が昂ぶるにつれ、ウズウズと尿意も高まっていました。
 このくらいの力を入れて、このくらいの角度で…
 少し腰を浮かせ、マゾマンコをみなさまにもっと突き出すみたいにして、位置を調節します。

「中のビラビラがヒクヒク動いているね」
「うん。ビラビラが動いて、さっき確かにちっちゃな穴もピクピク動くのが見えた」
「お尻の穴も窄んだり開いたり、一緒にヒクヒクしてる」
「ミコトお姉さんのお顔、なんだか切なそう」

 男の子たちの実況お言葉責めにマゾ性が反応し過ぎて、なかなか排尿行為に集中出来ません。
 でも、高まる生理的欲求で着実に、オシッコが尿道口へと集まりつつありました。

 その姿を視られること前提で自分から放尿開始を宣言する、という行為も、かなり恥ずかしいことでしたが、大先生のご命令なので破るわけにはいきません。
 もう少し、というところまで来て、目前のみなさまを見遣り、舌先で素早く唇を濡らしました。

「ぅあぅぅ、そろそろです…そろそろ出ます…もうちょっとで…」
 
 掠れ気味に発した私の言葉に、お風呂桶より前に出ていた子供たちがあわてて、桶の後ろまで退避しました。
「あっ…出ます、出ちゃうぅく、あーっ、出しまぁーすぅぅ!」

 言い終わると同時に、前方でポタッというような音がしました。
 自分のマゾマンコから桶の中央付近へと、ほとばしり出たオシッコが緩い放物線を描いています。
 
 シートが敷かれた桶の中にボタボタッという音をたてて飛び込んで行く私の恥ずかしい排泄液体。
 桶の背後で呆然としたように、私の顔とマゾマンコとオシッコの軌道を眺めている子供たち。

 一度解き放たれた排泄欲は、意に反してなかなか収まらず、なかなかオシッコが止まりません。
 後から後から湧き出てくる排尿の爽快感は、オーガズム時のシオフキの感覚にも似ています。

「あぁいいぃーやぁぁぁーんっふぅ!」
 
 その永遠とも思われる排尿姿ご披露の恥辱時間の中で、思わず淫猥な声が漏れてしまいました。

 気がつくと排尿は終わり、私は異常な性的昂ぶりの真っ只中でした。

「はぁ、はぁ、はぁ…」
 
 吐息は荒ぶり、全身が火照り、今すぐどなたかにからだ中、めちゃくちゃにいたぶって欲しい気分でした。

「凄かったー。本当に女の人もオシッコ、コントロール出来るんだ!」
「桶の中のシートがけっこう黄色くなってる」
「ヤバイ、オレ、なんかコーフンしてる!?」

「本当にあのおマメの下くらいのちっちゃな穴から出てた。ボク、ちゃんと見たっ!」
「そのおマメ、さっきよりもっと、大きくなってない?」
「オシッコしてるときのミコトさんの顔が、なんだかすっごくえっちだった。オシッコしてるだけなのに、なんでそう見えたんだろう?」

 子供たちのお声にマゾマンコの襞が、いちいちヒクヒク反応してしまいます。
 どなたかこの大きくなったおマメ、思い切り捻り潰してください…
 そうお願いしたくてたまりません。

 そのとき私の股間に、ヒラヒラッと何か白いものが舞い落ちました。

「はい、お疲れさん。こいつらも満足したみたいだから、もうM字解いていいわよ。そのウエットティッシュでマンコ拭って」
 
 私の足元にひざまずき、舌鉗子を外してくださりながら、大先生が普通におっしゃいました。

「あんたたちも勉強になっただろ?女のオシッコ姿見れて、よかったよな?」

「うんっ!」

「ならちゃんとミコトお姉さんにお礼を言いな。ミコトお姉さん、オシッコするとこ見せてくれてありがとう、って。ほれ、せーのっ!」

「ミコトお姉さん、オシッコするところ、見せてくれてありがとーっ!!!!」
 
 四声ユニゾンの甲高い感謝のお言葉をいただけただけで、私の性的昂ぶりの物理的昇華は、当然ながらおあずけのようです。

 包帯と舌鉗子を外され、やっと閉じることの出来たマゾマンコからは、収斂した洞穴から絞り出されるかのように、ふしだらなよだれが溢れ出て内腿を滴ります。
 肘掛けに乗せていた両脚も下ろし、やっと人間らしい普通の腰掛け姿に。
 と言っても相変わらず、チョーカーひとつの全裸姿ではありますが。
 股間にウエットティッシュを滑らせ、オシッコの雫と愛液を拭き取っている私の姿を、男の子たちがジーっと見つめているのがわかります。

「やっぱり少し床にも垂れちゃったみたいだから、ミコトさん?今お尻の下に敷いているタオルで、軽く床も拭いといて」

「あ、はい…」

 凛子大先生に素っ気なくご命令されて、あわてて立ち上がる私。
 バスタオルは、私のマゾマンコの下になっていた部分だけ、愛液と垂れたオシッコでグッショリ濡れ、少しだけ黄ばんでいました。

「これでアタシの特別授業はおしまい。これからアタシとミコトさんは、お風呂場行って、その桶の後始末とかミコトさんの汗ばんだからだを軽く洗ったりしてくるから、そのあいだ、あんたたちは休み時間な」
 
 使ったお道具をテキパキとお片付けされながら、大先生がおっしゃいました。

「アタシたちが戻ったら、お医者さんごっこのつづきをするから、ミツル、ベッドを整えておけよ」
 
 上から目線で子供たちに指図される凛子大先生の傍らで、全裸でひざまずき、自分のオシッコが飛び散った床をタオルで拭き掃除する私。

「マサヒデ、ミコトさんのオシッコ、服にちょっとかかってたじゃん?やーい、エンガチョーっ!」
 
 シンイチくんが私のオシッコを吸い込んで黄色く変色した桶内のシートを見下ろしながら、マサヒデくんをからかいます。

「ボク、ミコトお姉さんのオシッコならぜんぜんかまわないもん。シンイチにーちゃんだってさっき、オシッコ飛び散ったとこ裸足で踏んでたじゃん。エンガチョ切った、バリアーっ」

「へー、最近の小学生にも、エンガチョ、って通じるんだ?」
 
 ご兄弟でじゃれ合うおふたりに、なんだか嬉しそうな凛子大先生。

「あ、それで、あんたたちの夕飯、宅配ピザでいいよな?ほら、アタシらがお風呂場に居るあいだに、この中から選んで、食べたいモノ紙に書き出しておきな」
 
 宅配ピザ屋さんのメニューチラシとメモ用紙、鉛筆をユタカくんに手渡される大先生。

「何でも好きなもの選んでいいけど、食べ切れる量だけにしておけよ?飲み物は冷蔵庫にコーラとかジュースとかまだいろいろあるから、選ばなくてよし」

 そのお言葉にふと、近くにあったオーディオ機器のデジタル時計表示を見ると、すでに午後5時を過ぎていました。
 お医者さんごっこが始まってからすでに二時間以上が経過していました。
 それでもまだ窓から射し込む真夏の陽射しは少し翳ったかなと思うくらいには明るく、私の裸身を照らしています。

「わーいっ!何食う?」
 
 一斉にメニューに群がる子供たち。
 すぐにワイワイとトッピング選び検討会が始まりました。

「それじゃあミコトさん、ついてきて」
 
 自分の尿がたっぷり染み込んだシートが入ったお風呂桶とバスタオルを抱えた私は、凛子大先生のお背中を全裸姿でしずしず追いつつ、お風呂場へと向かうのでした。


夏休み自由研究観察会 09



2017年9月3日

夏休み自由研究観察会 07

「ほら、あんまりくっついてると危ないよ。ミコトさんが大きく脚を左右に開くから、いったん下がりな」
 
 私の下腹部の上に群がっていた4つの小さな頭たちが、凛子大先生のご指示で数歩づつ後退しました。

「そう、そのくらい下がればおーけー。さ、ミコトさん、こいつらにマンコの中身、じっくり見せてやって」
 
 大先生がとても愉しそうなお声で催促してきますが、いざ、からだを動かそうとすると、さすがの私もやっぱり躊躇してしまいます。
 こんな明るいお部屋で自ら大股開きとなり、自らの指で自らの女性器の大陰唇を開き、自らの意思で年端も行かない男の子たちにご覧いただくなんて…

「ほら、ミコトお姉さん優しいから、あんたたちがマンコの中見ちゃって、やっぱりグロくて気持ち悪い、になっちゃったら可哀想だなって、見せるの迷っちゃってるんだよ」
 
 大先生がイジワルそうなお顔で、意外な方向から私の躊躇を咎め立ててこられました。

「あんたたち、マンコの中、見たいんだよな?」

「うんっ!」
 
 四声からなる力強い肯定のお答え。

「ちょっとくらいグロくても、後悔しないんだよな?」

「うんっ!!」

「ミコトお姉さんを、がっかりさせないよな?」

「うんっ!!!」
 
 大先生がなんだかロックコンサート前のMCの人みたいに、男の子たちを煽っています。

「それならちゃんとミコトお姉さんにお願いしないとな。いくよ?マンコのなーかー見・せ・てっ!ハイッ!」
 
 おかしな節を付けて手拍子を打ちながら、子供たちを扇動される凛子大先生。

「マンコのなーかー見・せ・てっ!マンコのなーかー見・せ・てっ!マンコのなーかー見・せ・てっ!…」

 妙にリズムのノリだけは良いお下品過ぎるおねだりを、大先生とご一緒になって手をパンパン叩きながら楽しそうな大合唱で囃し立ててくる男の子たち。
 その無邪気で残酷なご命令に、自分を恥辱に追い込みたいというマゾ性が居ても立ってもいられなくなり、両脚が無意識のうちに動き始めていました。

 まず、両脚はピッタリ閉じたまま両膝だけ立てました。
 この姿勢から両膝頭を左右に割ればM字開脚。
 でも、大先生のリクエストはハッピーベイビーのポーズ。
 両脚を大きく開いた上で、マット運動の後転のようにお尻を持ち上げなければいけません。

 本来のハッピーベイビーのポーズでは、その姿勢になって自分の両手で左右の足を掴むのですが、大先生のご指示は更に自分の指で大陰唇を開いて中をお見せせよ、とのこと。
 両足を掴みつつマゾマンコを指で開くことは出来ませんので、両脚は自分の意志だけで開きながら、両手をお尻のほうから性器へと伸ばすことになるでしょう。

 両脚を伸ばしたまま垂直に中空高く上げた後、足先を上体側に引き寄せつつ、ゆっくりと股関節を左右に開き始めます。
 両膝を折り曲げて左右の膝頭を両肩のほうまで引き寄せると、お尻が持ち上がり、Vの字に拡がった股間部分が天井を向くような姿勢となります。
 全裸での開脚後転でお尻が天を突いた瞬間、時間が止まったような状態。

「ミコトさんはね、クラシックバレエをやっているからからだがすごく柔らかいの。両脚を180度、えっとつまり、左右に一直線に広げちゃうことも出来ちゃうんだよ?」
 
 大先生のどうでもいい余計なご説明。
 クラシックバレエの優雅なパの動きと今の私の格好とでは、天と地以上の差があります。

 今の状態でも私の発情しているマゾマンコの陰唇は半開きとなり、濡れそぼったピンク色の中身をちょっぴり覗かせているはずです。
 数歩退いていた男の子たちの頭が、ジリジリとその部分に、再びにじり寄って来ていました。

 両脚をだらしなく逆Mの字に抱え込むような姿勢で左右から両腕をお尻に回し、両手の指先をそれぞれ大陰唇の左右の縁にかけます。
 ああん、これから自分で、男の子たちに見せつけるみたいに、マゾマンコを開かなくちゃいけないんだ・・・
 
 今スグ逃げ出したくなるような恥ずかしさが全身を駆け巡る一方で、視てください、奥の奥まで私のいやらしいマゾマンコを視姦してください、と心の中で被虐全開で懇願している私もいました。

 指先に力を入れて外陰唇を内腿側に引っ張ります。
 皮膚が引き攣る感覚と共に内側の粘膜に空気が当たる感触がして、火照っている粘膜内の温度が少し下がったような気がします。
 おおぉっ、と、少し引き気味な子供たちのどよめき。

「ほんとだー、確かに口の中に似ているね…」
「なんかヌラヌラした襞がうねってる…」
「中のピンク色が、擦り剥いちゃったときのカサブタになる前の色みたい。でも全体に濡れているから、痛そうには見えないね…」
「こっちのはお尻の穴だよね?コーモンだぁ…」

 私が自から開いているマゾマンコを、真上から凝視してくる8つの瞳。
 最初のうちは引き気味だったけれど、すぐに慣れちゃったみたい。
 お尻を持ち上げている分、子供たちの目線との距離も近くなり、それこそ息さえかかりそうなほどの至近距離までお顔を寄せてきています。

 それだけでも恥ずかし過ぎるのですが、この俗に言う、マンぐり返し、の格好が、他のどんなポーズよりも羞恥と屈辱、イコール恥辱を搔き立ててくる理由がもうひとつありました。

 このポーズだと、マゾマンコとお尻の穴と尖った乳首と私の顔を、いっぺんに見下ろされちゃうんです。
 その上、見下ろしてくる視線と否応無しに目が合ってしまうのです。

 見下ろしている側のかたたちは、その視界に私の肛門と女性器とおっぱいと顔が一セットですっぽり収まり、仰向けの私からは、自分の恥ずかしい部分をじっくり観察されているご様子が、それこそ手に取るように見えてしまう、その恥ずかしさ…
 現に今、驚きと好奇心に満ち溢れたご表情のユタカくんが、舐めるように私の粘膜と顔を交互に見比べて私と視線が合い、ニコッと微笑みかけてきました。

 目をつぶってしまえば、少なくとも自分を観察している視線を目の当たりにしなくて済みますが、そうしたところで観察されている事実に変わりはありません。
 それに、恥ずかしそうにそんな素振りをすると、厭がっているような印象を与えてしまうかも、という懸念も浮かび、結局ずっと曖昧な笑みを浮かべたまま、男の子たちの熱いマゾマンコ観察視線を受けとめていました。
 もちろん、粘膜から潤々と愉悦の粘液を分泌させながら。

「どう?ミコトさんのマンコの中身は」

「色がピンクでキレイだし、ぜんぜん気持ち悪くないじゃん」
「口の中と同じで、なんだかヨダレみたいのがジワジワ滲み出ているみたい。あと、ときどきヒクヒクって襞がウネってるよね」

「お尻の穴ってカワイイんだね?オレ初めて人のコーモン、じっくり見たよ」
「なんかちょっとチーズっぽい臭いがする。あと、なんかやっぱり、えっちな感じ」
 大先生のお問い掛けに、思い思いにご感想をお答えされる男の子たち。

「それで、オシッコがどこから出るのかわかった?」
 
 次のお問い掛けには、うーん、と首を捻る子供たち。

「なんだかごちゃごちゃしててよくわかんないー」
「手前のプックリしているお豆みたいのじゃないかなー?」
「あのウネウネな襞のどっかに穴があるんじゃ…」
「奥のほうが深い穴っぽくなってる気がするけど…」

「やっぱり肉眼じゃわかりづらいか…じゃあ、あのテレビにマンコを大きく映して、アタシが説明してあげよっか?」
 
 壁面の60インチ位の大画面テレビのディスプレイを指さされ、悪魔のご提案をされる凛子大先生。

「えっ、そんなこと出来るの?賛成、賛成、大賛成」
「うわー、こんな大画面テレビでマンコのどアップが見れるんだ!?すげーっ!」
「さんせーっ!」
 
 大喜びの男の子たち。

「そういうことだからミコトさん?もうポーズを解いていいわよ。ちょっとそこで待っていて、準備するから」
 
 大先生からお許しをいただき、ラビアを引っ張る指を緩め、宙空に上げていた両脚も下ろしました。

 かと言って全裸のまま今更どんな格好で居ればいいのかわからず、とりあえず両膝を抱えて体育座り、三角座りの格好で待機します。
 大陰唇を引っ張っていた両手の指先が、滴り出る愛液によってシワシワにふやけていました。

 そのあいだに大先生は、ミシンやトルソーなどをまとめてひと山になっていたお部屋の片隅からマイクスタンドのようなものを引っ張り出し、その先端にワゴンに乗っていたハンディビデオカメラを取り付けられています。
 それからコード類をテレビ下ラックの機材に配線され、最後にディレクターズチェアのような折りたたみ椅子をベッド代わりのカウチソファの傍らに設置されました。

「それではミコトさん?いったんベッドから下りて、今度はこの椅子に座って」
 
 大先生のお声に導かれ、カウチソファをしずしずと下りる私。
 一応移動の際はまだ、胸と股間を隠す、ヴィーナスの誕生ポーズ、をつづけています。

「あ、そうか、ミコトさんだってテレビ画面見たいよね?自分のマンコなんだし。じゃあこっち向きにしましょう」
 
 いったんはドアのほうを向いて置いたディレクターズチェアを、壁のディスプレイに向けて置き直す大先生。
 
 おそらく、これから設置されるビデオカメラの映像も、無線か何かで美咲センパイのところへ飛ばせるようになっているのでしょう。
 正面からの映像を無理にドア上のカメラで拾わなくてもいい、というご判断だと思います。

 お尻を乗せる部分に白いタオルが敷かれて両脇に肘掛けのあるディレクターズチェアは、ゆったり気味で座高が高め。
 両脚はピッタリ閉じて、股間の上に両手を揃えて座りました。

 凛子大先生が私の足元にひざまづき、スタンドの位置と高さを調整されています。
 先っちょにカメラが付いたブーム式のアームの長さを調整し、私の股間をレンズが至近距離で狙う形で固定されます。
 作業される大先生と私の裸身を、興味深そうに見守られる男の子たち。

 やがて立ち上がられた大先生が壁際のラックの機材をいくつか弄ると、目前の大型ディスプレイが一瞬閃き、画面一杯に私の左手の甲が映し出されました。

「おおっ!」
 
 どよめく子供たち。
 今、左手の甲が映っているということは、この手をどけたら私のマゾマンコが、あの大きさでテレビ画面にどアップで映る、ということです。

「じゃあミコトさん?両脚をそれぞれ、椅子の左右の肘掛けに乗っけちゃってくれる?そのほうがラクなはず。両膝の裏をそれぞれ乗せる感じでいいから」

「えっ!?」

 レンズの前で大股開きせよ、というご命令。
 そうなることはわかってはいましたが、自分でその画面を見ながら、というのは死ぬほど恥ずかしいことです。

「は、はい…」
 
 とりあえずお返事して、左足からゆっくり持ち上げます。
 それまで、画面の中央に映し出された真っ白な恥丘の中で一際目立っていた一直線の亀裂が左側へと引っ張られ、テレビ画面の中央左部分だけにピンク色の妖しい粘膜が覗いてきました。

「おおーっ!」
 
 テレビの大画面と生身の私のその部分とを、何度も見比べるように頭を動かされる男の子たち。
 左膝を乗せ終わり右脚に移ると、画面中央のピンク色も細長い楕円形へと形を変えていきました。

 生身の私は、絵に描いたように見事なMの字開脚ポーズ。
 両膝を横の肘掛けに乗せたために股間を突き出すような形にお尻が浮き、それまで隠されていたお尻の穴まで画面に入るようになっていました。

 両脚大股開きで肘掛けに膝裏を乗せたこんな格好、実生活ではまずしませんから、動かし難くなった両脚の感覚と相俟って、なんだか無理矢理拘束されちゃった気分にもなってきます。
 大先生が私の股間寸前にひざまずき、レンズの位置を微調整されています。

「やっぱり脚を開いただけじゃ、中までは見えにくいか・・・かと言ってまたずっと指で開いているのも疲れるだろうし…」
 
 ちょっとわざとらしい大先生の思案顔。
 すぐにお芝居っぽくつづけました。

「そうだ、あれを使おう。あれなら開きっ放しで固定出来るから」
 
 再びお部屋の隅のひと山のところから何かを持ってこられた大先生。

 じゃーん、というお声とともに取り出されたのは、コラン氏式舌鉗子2本。
 ハサミのような把手が付いた医療用の固定クリップ。
 お医者さんごっこを始めるとき、ワゴンに並べたお道具の中に姿が見当たらず、私がホッと胸を撫で下ろしていたマゾ的虐待具の一種でもありました。

「これはね、れっきとしたお医者さんが使う医療器具なのよ?これでからだの皮膚を挟んで固定して治療するの。ベロとかね」
 
 なんだか言い訳がましく子供たちにご説明される凛子大先生。

「だから挟んでもそんなに痛くないように出来ているんだ」
 
 おっしゃりながら私の股間に手を伸ばしてきます。

「んっ!」
 
 左側の大陰唇をまず指でつままれ、すぐに金属質な感触で挟まれました。
 カチカチっとストッパーの音がして挟む力が強まり、ラビアの皮膚を挟まれたまま左腿のほうへと引っ張られます。

「あうぅ…」

「ねっ?痛くないわよね?ミコトさん?」

「あ、は、はいぃ…」
 
 本当にたいして痛くはないのですが、恥ずかしさは相当なもの。
 テレビ画面に左側だけラビアを広げられ、歪な三角形の穴となって粘膜を見せている私のマゾマンコが大映しになっています。

 大先生は、鉗子の持ち手のところを私の左内腿に置き、腿ごと真っ白い包帯でグルグル巻きに固定しました。
 この包帯も、巻くだけで包帯同士がくっついちゃう、よく拘束プレイで用いられるマゾ的虐待グッズのひとつです。

 ひょっとすると凛子大先生、もはや私のマゾ性とかSMのこととか、子供たちに隠す気無くなっちゃったんじゃないか、と疑ってしまいます。

 大陰唇右側も舌鉗子で摘まれて包帯で腿に固定され、今や菱形に大きく口を空けた私のマゾマンコ粘膜がディスプレイにどアップで映っていました。
 おまけにカメラに付いている夜間用の補助ライトも点灯されたので、奥の奥までハッキリクッキリ、自分でもこんなにマジマジとは見たこと無いほどの鮮明さ。

 ライトにおツユが反射してテラテラヌラヌラ。
 みなさまが見守る中、ジュンと溢れ出た婬汁が肛門のほうへと滑り落ちるのまで、リアルタイムで映し出されています。

「はいはーい注目ぅ。なかなか凄い絵面になったわね。これがミコトさんのマンコのアップ、だいたい5倍から6倍くらいの拡大図かしらね」
 
 伸ばしたアンテナペンを右手にお持ちになった凛子大先生が、テレビ画面の真ん中へんをつっつきながらおっしゃいました。

「これならよくわかるわよね?オシッコの出る場所もちゃんと映っているわよ。さあ、どこでしょう?」
 
 テレビの大画面に、舌鉗子2本によって無理矢理抉じ開けられた私のマゾマンコの恥ずかし過ぎる中身が、文字通り赤裸々に、余すところなくさらけだされていました。
 
 もはや躊躇すること無く、クイズの正解を探そうと画面に見入る男の子たち。
 ときどきこちらを振り返り、自発的に大股開きで拘束されている生身の私の全身も、まじまじと見つめてきます。
 私は両手を椅子の背もたれの後ろに回し、自ら課した拘束生贄晒し者状態に酔い痴れています。

「うーんと、あそこの上の方のプクッと腫れてるお豆みたいなとこじゃないかな?あそこだけちょっと外に出ているみたいだし…」
 
 シンイチくんの自信なさげなお声が聞こえました。

「この膨らんでるところ?」
 
 凛子大先生がアンテナペンで差し示されたのは、私の腫れ上がったクリトリスの部分でした。
 画面上では、包皮をすっかり脱ぎ捨ててパンパンに膨れ上がった肉芽が3~4センチくらいに拡大され、濡れそぼったピンク色の大きな真珠のようにテラテラ光り、確かに一番目立っていました。

「でもここって、オシッコ出そうな穴がないじゃん?」
 
 可笑しそうにツッコミをお入れになる大先生。

「うーん、そうなんだよねえ…」
 
 素直に途方に暮れるシンイチくん。

「だけど目の付けどころは悪くないよ?ここからオシッコは出ないけれど、ある意味ここって、あんたたちのちんちんと同じようなもんなんだ」
 
 大先生のお言葉に、えっ!?どーゆーこと?とザワつく男の子たち。

「ここはね、正式には陰核とかクリトリスとか呼ばれる部分でね、あんたたちのちんちんと同じで、えっちな気持ちになったり、たくさん触られたりすると血が集まってきて、大きくなるんだ」

「えーっ!?」
 
 一斉に驚きのお声をあげる子供たち。

「これって今、大きくなってるんだよね?じゃあ今、ミコトお姉さんもえっちな気持ちなんだ?」
 
 シンイチくんが妙に嬉しそうにおっしゃいました。

「そうね。これは今、充分過ぎるほど大きくなっている状態だから、ミコトさんは今、すごくえっちな気持ちになっているのかもね」
 
 含み笑いを噛み殺しながらの、大先生のイジワルいお声。
 男の子たちが4名ともテレビ画面そっちのけで振り返り、私の全身を興味深そうに視姦してきます。

「ミコトお姉さん、すっごく恥ずかしそうだね?」
「そりゃそうだよ。だってミコトさん、女の人なのにえっちな気持ちになっちゃってるんだもん」
「オレなんて、さっきからずっとえっちな気持ちになりっ放しだよ」
「そっか、オトナの女の人ってえっちな気持ちになると、チクビと、くりとりす?がおっきくなるんだ」

 無邪気さゆえに辛辣で容赦の無い、男の子たちからマゾ女へのお言葉責め…
 被虐感とみじめさの相乗効果で、本当に視線だけでイッちゃいそう…

「ほらほら、まだ正解は出てないよ?オシッコが出るとこ、探して探してー」
 
 大先生がパンパンと手を叩き、子供たちの視線をテレビモニターに戻します。

「この下のほうの、お尻の穴に近いところが穴っぽくて、ずっと奥までつづいているように見えるんだけど…」
 
 ミツルくんがテレビ画面に近づかれ、膣口のあたりを指さされました。

「ああ、なるほどね。確かにそこの穴は深いんだけど、そこもオシッコとは関係ないんだなー」
 
 からかうようにお答えになる凛子大先生。

「じゃあ、この穴は何なの?」
 
 好奇心爛々で無邪気にお尋ねになられたマサヒデくんに、ニヤニヤ笑いを浮かべたまま少し間を置かれた大先生。

「そのことについてもね、もう少ししたら多分学校で習うし、あんたたちだって知る努力を惜しまないと思うから、今は教えちゃわないほうがいいかな」
 
 イタズラっぽくおっしゃいました。

「あんたたちがオトナになれば、いずれ自然と興味が湧いて、わかることだからさ。とっても大切な穴なんだ。お愉しみはとっておいたほうがいいでしょ?」
 
 嬉しそうに子供たちへおあずけを食らわす大先生。

 さすがにセックスの具体的行為についてまで子供たちにご教示されるのは、躊躇われたみたいです。
 この調子ですと、そこはちんちんを挿れる場所だ、なんて教えてしまうと、挿れてみたい、なんて言い出しかねませんし。

 この子たちが数年後、その穴の役目を自ら知るとき…
 当然、その頃には今よりグンと性知識も身につけていることでしょう。
 そのときに、私とのことを思い出したら…

 あの小学3、4年だった頃の夏休み、凛子叔母さんのお部屋で、言われるがまま全裸になって何もかもを見せてくれたミコトお姉さんという見知らぬ女が、世間一般の女性と比べて、どれほどアブノーマルでヘンタイな露出狂マゾ女であったか、という真実にも気づいてしまうことでしょう…


2017年8月20日

夏休み自由研究観察会 06

「おおおっ…」
 
 という短かい歓声の後、またしばらく沈黙がつづきました。

 うつむいた自分の目線の先には、両腿の付け根から恥丘の盛り上がりくらいまで、ショーツの布地がグッショリ濡れそぼって肌が半透けになるほどベッタリ貼り付いるのが確認出来ます。
 
 私のマゾマンコの形通り、膨らむところは露骨に膨らみ、凹んだところはクッキリ凹み…
 欧米の隠語で言うところのキャメルトゥ状態。
 ある意味、脱いだ状態より卑猥に見えます。

 白の綿パンて、濡れるとこんなに透けちゃうんだ…
 凛子大先生がクロッチの裏地を剥いでしまったせいもあるでしょうが。

 あまりにリアクションが無いので、ドン引きされちゃったかと不安になってきました。
 おそらく全員、私のその部分を凝視されているのでしょうけれど、恥ずかし過ぎて顔が上げられません。
 そろそろ淑女らしく股間を手で隠したほうがいいかな、と腕を動かそうとしたとき、お声がかかりました。

「そ、それではシンサツを…」
 
 掠れ気味なミツル先生のお声に、もうひとつのお声がかぶさってきました。

「ねえ、おおせんせい?」
 マサヒデくんの、いつになく不安そうなお声に、私も思い切って顔を上げました。

「ん、なあに?」
 
 立っている私のほぼ真横で、余裕綽々なご表情で腕組みされている凛子大先生が、おやさしげに尋ね返されました。

「ミコトお姉さん、お漏らししちゃったの?パンツが濡れてるよ…」
 
 その心配そうなマサヒデくんのお声に、私はひたすらただ恥じ入るばかり。
 対照的に心底ご愉快そうな凛子大先生がマサヒデくんに笑顔を向け、ご説明が始まります。

「やっぱりそうくるよね、あんなに濡れていたら。でもあれはね、オシッコのお漏らしじゃないんだ」

「えーっ!?」
 
 子供たち全員、訝しげなお顔からビックリ顔を経て興味津々顔になり、私の股間と凛子大先生のお顔を交互に見比べつつ、お話のつづきを待つ態勢。

「これも大人の女性のことなんだけど、女性はね、えっちな気分になったり、気持ち良かったりすると、マンコからオシッコではない、もっとヌルヌルした液体を分泌するの。あ、分泌ってわかる?汗みたいに、出そうと思っていなくても水分が出てきちゃうことね」
「人間て、けっこういろんな水分を分泌するでしょ?汗とか涙とか鼻水とかよだれとか。そういうののマンコから出るおツユをミコトさんは、出しただけなの」

「なぜ出たかって言うと、あんたたちがさっきまで、ミコトさんのおっぱいを触ったり揉んだりしてたでしょ?スースーする薬塗ったり。それでミコトさんは、気持ちいい、って思ったんだね。それであんなにマンコが濡れちゃったんだ」
 
 身も蓋もなく正しいご説明ですが、果たして子供たちに理解出来るのでしょうか。

「本当にオシッコじゃないの?」
 
 少なくともマサヒデくんには、難しいお話のようです。

「オシッコじゃないよ。嘘だと思ったらさわってごらん。よだれみたいにヌルヌルしてるから」
 
 さすがにさわりに来る勇者さまはいません。

「あんたたちだって、もう少し大人になったら、ちんちんからオシッコ以外の水分も出るようになるんだよ?ヌルヌルしたのやベトベトしたのが、オシッコと同じ穴から」

「えーーーっ!!」
 
 大げさにご反応されたのは4年生のお三かた。

「オシッコと同じ穴って、汚いじゃん」
「何のために、そんな液、出すの?」
「大人になったらって、何歳くらいでそうなるの?」
「ちんちんがおっ勃っちゃうのと関係あるの?」
 
 さすがに自分たちのからだのこととなるとお気になるようで、かまびすしいお三かた。

「まあ落ち着けって。ちんちんの成長具合や役目については、4年生ならもうそろそろ習う頃だから、学校の保健体育のこれからの授業をしっかり聞いておきな」
「ちんちんからオシッコ以外のものが出るようになるのは、人それぞれで結構違いがあるみたいだな。早いと小学4、5年頃、遅いと中学3年ぐらい」
「別に早いから偉いってわけじゃないし遅いからおかしいわけでもない。まあ、ちんちんの周りに毛が生え始めるのと同じ頃、って思ってればいい」
 
 ちんちんに毛、という表現がウケたのか、子供たちが引き気味に笑いました。
 それにしても凛子大先生の意外な分野での博識ぶりに、ちょっとビックリ。

「女の子のオシッコって、ちんちん無いのに、どこから出るの?」
 
 おひとりだけマイペースのマサヒデくんに、大先生も苦笑い。

「マサヒデは、女の人のオシッコがすごく気になるみたいだな?」

「うん、だって・・・」
 
 とおっしゃりながら、隠すタイミングを失なってずっと公開中な私のキャメルトゥ股間を、じーっと視つめてきます。

 そんなマサヒデくんをニヤニヤ笑いでしばらく見ていた大先生が、マサヒデくんから視線を外し、他のお三かたに問いかけました。

「マサヒデ以外のあんたたちが、ちんちんの話題に食らいつくから、なんか雰囲気が学校の授業みたいになっちゃったし、いったんお医者さんごっこ中断して、アタシが先生になって、あんたたちの好きそうなお勉強の授業ごっこでもやろっか?」

「えーーっ!」
「反対ーっ!」
「やだーっ!」
 
 と一斉のブーイング。

「あれ?見たくないの?あんたたちが興味津々なマンコを観察する授業。もちろんミコトさんに手伝ってもらうんだよ?」

「賛成ーっ!」
「やるーっ!」
「見るーっ!」
「リンねーちゃんサイコーっ!」
 
 一転して賞賛の嵐。

「じゃあ、学校でもたぶん男子には教えない保健体育の授業、ってことでやってやるよ。ミツルには悪いけどお医者さんごっこはいったん中断な。がっかりするなって。再開したらミツル先生には、ミコトさんのお尻に注射、打たせてやるからさ」

「うわっ!本当に?ミコトさんのお尻に触れるんだっ!?やったー!」
 
 凛子大先生の余計な計らいに、ムッツリ、から、あからさま、へと変わりつつあるイケメンミツル先生大興奮。

「それじゃあミツル先生、ミコトさんに下着も脱いでもらって、そのまま、あちらのベッドまでご案内してあげて。あと助手のキミたちは、そのワゴンもベッド脇まで押してきなさい」
 
 突然お芝居口調になられた大先生。
 大沢病院の大先生から、今度は大沢小学校の保健体育の先生に変身なされたようです。

 ちゃんとミツル先生のお口から私に下着を脱ぐようご命令させるなんて、さすが大先生、私の嗜好性癖を知り尽くしていらっしゃいます。
 あらためて全員のご期待の視線が、私に注目していました。

「そ、それじゃあミコトさん、そ、そのパンツ、あいや、下着も脱いで、あちらのベッドに行ってください・・・あ、あとは、おおせんせいがやりますので」
 
 日焼けしたお顔をもっと茶色く染めて、しどろもどろなミツル先生。

「あ、は、はい…」
 
 遂に全裸になりなさいのご命令が下されました。
 男の子たちは、一番手前の特等席なミツル先生以外全員立ち上がられ、一瞬たりとも見逃さない、というような勢いで私のほうを凝視されています。

 本来のコンセプトであった清楚な淑女なら、ここは羞じらいながら背中を向けて縮こまりつつモジモジと脱ぐところでしょうが、凛子大先生のエスっぽさが増したお振る舞いや、この後に予定されている授業内容を考えると、そういうのを求められているようには思えません。
 ここは、しっかり前を向いて、だけど男の子たちが一番見たい秘部は出来る限り隠しながら脱ぐ、が正解と判断しました。

 私はまず、おもむろに右手をショーツの中に滑り込ませ、右手のひらで恥丘の上を覆い隠しました。
 思っていた以上にその周辺は濡れそぼっていて、右手のひらも甲も、あっという間にヌルヌルのグショグショ。

 右手はそのままにして、左手だけでショーツの左端をつまみ、左太腿の側面へと布地をずり下げます。
 それ以上下がらないところまできたら、右手の甲に左手のひらを重ねてから、素早くガードを左手にチェンジ。
 今度は右手でショーツの右端をつまみ、右太腿の側面を滑らせます。

 手で覆い隠した股間から、ずり下げたショーツのクロッチ部分裏側へと、粘質なか細い糸が、まるで納豆の粘りみたいに糸を引いては千切れます。
 子供たちにもそれが見えているはずなのに、驚きや冷やかしのお言葉は無く、ただただ股間を覆う手の甲を、穴が空きそうなほど凝視されているのを感じます。

 同じことを数度くりかえしてショーツの両端が膝頭を超えたとき、布片は引力に引かれてスルスルと足元まで滑り落ち、私の恥丘の上には左手が残っていました。
 男の子たちにはまだ、私の生ワレメは目撃されていない状態が保たれたはずです。
 ショーツのゴムはずいぶんと伸びてしまったでしょうけれど。

 私の足元に落ちたミニスカートとショーツを凛子大先生が回収され、男の子たちのほうへと持って行かれました。

「ほら、ヌルヌルしているし、オシッコの臭いもしないでしょ?さわってみ?」

 盛大に濡れそぼったクロッチ部分をよく見えるように広げて、子供たちにお見せになる大先生。
 それって今日で一番恥ずかしいかも・・・

「うわー!」
「なんか酸っぱい臭いがするね」
「ほんとだ、確かにベトベトっぽい」
「おおせんせいか言った通り、見た目がよだれに近い感じがする」

 私の脱ぎ捨てたショーツに引き気味にお顔を寄せ、口々にご感想をおっしゃる子供たちですが、やっぱり、その粘液に指先で触ろうとするまでの勇者さまはいらっしゃいませんでした。

 私は、左手で股間を押さえ右腕でおっぱいを庇い、出来損ないのヴィーナスの誕生みたいな絵面で、子供たちの前に立ち尽くしています。
 こうして全裸になってしまうと、人間ていうのはつくづく、何かしらの着衣で性器だけは隠しておくべき動物なんだな、と思います。
 ほんの僅かな布面積の紐ビキニでも、濡れそぼった綿100パンツでも、着けているのといないのでは心細さが段違い。

 とくに私はそう思う傾向が強いようで、ひとりお家でオナニーをするときですら、下半身スッポンポンになった途端、不安感とマゾ度が増してしまいます。
 ノーパンミニスカでも股縄褌でも、何かしらの衣類でその部分を隠そうとしているならまだ人間で、そんな頼りない衣類まで取って、もしくは取られてしまったらもう動物と同じ、人間の形をしていても人間扱いしなくていい、人間性をすべて剥ぎ取られた性的人形、みたいに思えてしまうマゾ性の物悲しさ。

 ひとりのときでもそう思うのですから、今のようにちゃんと着衣した人が大勢いる中での全裸、性器剥き出しは格別です。
 その集団の中で最下層。
 もともと始めから、凛子さまと子供たち全員に服従する心づもりはあったのですが、私が全裸になったことで、主従関係が絶対的になった、と感じていました。

「それではミコトさん、ベッドへ行ってください」
 
 ミツル先生のお言葉にうなずき、ヴィーナスの誕生の形のまま、しずしずとカウチソファのほうへ歩きます。

「お尻だ、お尻」
 
 後ろから控え目に囃し立てるような、どなたかのお声が聞こえます。
 生尻を初めて視姦され、両頬にジワッと血液が集まってきます。
 今の私は、ここに来てから一番、全身からマゾオーラを発していると思います。

 カウチソファは、シンサツシツを設えた場所から向かって左にある壁に掛けられた大きな壁掛けディスプレイの前にあったのですが、入口ドア上のカメラで映せることを考慮されたのでしょう、シンサツシツの並びでもっと奥の窓際に寄った位置に移動されていました。
 窓際に寄ったことで周辺に陽が射し、ソファの上もシンサツシツより一段と明るくなっています。

「そこに仰向けに寝そべってください。両脚はピッタリ閉じたままでね」
 
 相変わらず少し気取ったお芝居口調で保健体育の先生に成り済ました凛子大先生が、大き目のバスタオルが敷かれ、頭の側だけちょっと高く傾斜したカウチソファを指し示されます。

「はい…」
 
 まずカウチソファの真ん中辺りに腰を下ろし、お尻を滑らせて両脚を揃えたままソファに乗せます。
 あくまでも左手は股間に、右腕でおっぱいを庇った恥ずかしがり屋さんポーズのまま。
 それから背中をソファーへと倒して仰向けに寝そべりました。

 ドア上のカメラレンズに足先を向ける形。
 全身を真夏の午後の眩しい陽射しが包んでいますが、エアコンが良く効いているので、さほど暑くはありません。

 男の子たちは、おふたりづつに分かれてソファ左右の縁に寄ってこられ、頭だけ垂れてじーっと私の全裸のからだを見下ろしてきます。
 なんだか異星人の円盤内に拉致されて、これから背の低い異星人たちによって興味本位な人体実験を始められちゃいそうな雰囲気。

「それではここからは、アタシ、凛子おおせんせいが講師、あ、講師っていうのは授業をする先生のことね、講師となって、みなさんに女性のマンコについての授業を始めたいと思います」
 
 ノリノリな凛子大先生のお芝居口調。
 小学校ではまずあり得ない授業内容に、わーいっ、と歓声をあげる子供たち。

「じゃあ早速ですがミコトさん、まずその両手を脇にどけてください。寝そべったままで、気をつけ、みたいな姿勢になり、そのまま動かないでください」
 
 大先生のお言葉が、どんどんご命令っぽくなっている気がします。

「は、はい…」
 
 お返事して、最初におっぱいを隠していた右腕をソファに敷かれたタオルの上へと下ろしました。
 
 再び丸出し露となった私の生おっぱいに群がってくる見下ろし視線。
 ベッドの頭の側が少しだけ高くなるよう傾斜しているので、相変わらずはしたなく尖りきって天を突いている自分のふたつの乳首が、顔を動かさずとも自分の目線に否応なく飛び込んできます。

 それから恥丘を覆っていた左手をゆっくりと左太腿の皮膚のほうへと滑らせ、タオル地の上にパタンと落としました。
 それまで私のおっぱいに群がっていた子供たちの頭が、素早く一斉に腰のほうへと移動しました。

 ああん、とうとう全部視られちゃってる…
 おっぱいも無毛のマゾマンコも、何も隠すもの無しで、明るい陽射しの中に晒しちゃってる…
 手足を縛られたり拘束されたりの無理矢理でも無いのに、凛子大先生のお言葉によるご命令だけで、自分から全裸姿を、子供たちにご披露しちゃっているんだ…
 
 からだ中がゾワゾワと疼いて仕方ありません。
 恥ずかしさの洪水が理性や知性をざぶんと洗い流し、心の奥底でくすぶっていた本能と情欲がここぞとばかりに暴れ出し、みるみる全身の肌をピンク色に染め上げていきます。

 子供たちの四つの頭は私の腰の真上で、覆いかぶさるように一点を見つめているのがわかります。
 ぷっくり膨らんだ恥丘のカーブから突然刻まれ始める一筋のワレメ。
 やがておひとつの頭が少し上がり、独り言のようなつぶやき。

「本当に女の人って、ちんちんもタマキンも付いていないんだなあ…」
 
 それをお耳にされ、たまらずプッと吹き出される凛子大先生。

「なにミツル?今更そこからなの?あんただってママとお風呂ぐらい入っているでしょう?」
 
 お芝居から素に戻らざるをえない大先生の、心底呆れたようなお声。

「それはそうだけど、そんなお母さんのなんてジロジロ見れないよ、恥ずかしくって…それにマン毛もあるから隠れてよくわからないしっ!」
 
 お顔を真っ赤、いえ、日焼けされているので濃茶に染めて、ムキになってご反論されるイケメンミツルくん。

「オレは知ってたもんね。ママのもねーちゃんのもじっと見たことあるから」
 
 ご自慢出来ることでは無いとも思うのですが、威張りん坊口調のユタカくん。

「ボクはママが入院しちゃったから、ずいぶんママとは一緒にお風呂、入ってないんだ…」
 
 お寂しそうなマサヒデくんと、その横でうなずかれるシンイチくん。

 急にしんみりしちゃった雰囲気を振り払うように、はいっ!と元気良く右手を挙げられたユタカくん。

「なにユタカ?」
 
 どうせロクでもないことしか言わないんでしょ、とでもおっしゃりたげな大先生が、ジロッとユタカくんを睨みました。

「なんでミコトお姉さんのソコにはマン毛が生えていないの?マン毛って大人になったら生えてくるんでしょ?ママだってモジャモジャだし。オレ、ミコトお姉さんがパンツのときからずっと気になってたんだ、マン毛が無いみたいだなー、って」
 
 大先生の視線にぜんぜんめげない、ユタカくんのどストレートなご質問。

「ユタカもあんたたちも、さっきからマン毛マン毛って、もうちょっと奥床しい言い方出来ないの?ヘアーとかインモーとか」

「インモー?」
 
 呆れ声の大先生に、無邪気なオウム返しはマサヒデくん。

「カゲの毛って書いて陰毛。って言っても、あんたたちにはまだ無理か・・・いいわ、今日だけはマンコもマン毛も好きなだけ言っていいから、インモーも覚えて帰って、明日からはちゃんと奥床しい言葉を使うこと。マンコはアソコかジョセーキ、マン毛はヘアーかインモーね、わかった?」
 
 お手上げ状態の大先生に、はーいっ、明日からは言いませーん、とお道化るように返される子供たち。

「それでミコトさんに陰毛、マン毛が無い理由だけど、たぶん今日、あんたたちにマンコをよく見てもらえるように剃ってきてくれたんだと思うよ。ミコトさん、優しいから」
 
 さすがに、マゾだから、と本当の理由はお教えされない大先生ですが、それもどうかと思うようなご説明。

「へー、そうなんだ」
「ミコトさんて、いい人だね…」
 
 と感心しきりな子供たち。

「で、どう思った?ミコトさんのマンコを見て」

「うーん…」
「なんかつまんないよね、何もなくて」
「うん。脚のあいだがスジになってて、スジの先っちょに何か膨らんでいるのがちょこっと見えてるだけなんだもん」
「マンコのこと、なんでワレメっていうのかわかった」

 スジの先っちょに、っていうのは、パンパンに腫れて鞘をめくり上げ、襞を抉じ開けるように少し顔を出してしまっている、私のやんちゃなクリトリスのことでしょう。
 ううっ、恥ずかしい…

「確かにミコトさんのマンコは、見た人みんなから柏餅って呼ばれちゃうくらい、外見は地味で質素だからねえ」
 
 可笑しそうに含み笑いをしながら同意される大先生。

「えっ?ミコトさんて、いつもそんなにみんなにマンコ、見せちゃってるの?」
 
 ギクッ!
 シンイチくんからの、大先生のお言葉尻を逃さない鋭いご質問。

「えっ?あ、えっと、もちろん女同士でのことよ。会社でほら、着替えのときとかお風呂のときとかで、ねっ?」
 
 凛子大先生、そんなに取り乱されたら、却って怪しまれちゃうと思うんですけれど・・・

「女の人の中には、脚をピッタリ閉じていても、いろいろはみ出しちゃってる人もけっこういるんだよね、これが」
 
 なんとか持ち直してイタズラっぽく微笑んだ大先生がつづけました。

「やっぱりマンコはね、このワレメを開いて中身まで見ないと、マンコを見た、っていうことにはならないんだな。中を見れば、オシッコがマンコのどこから出るかもわかるし」
 
 ご愉快そうにマンコを連呼される凛子大先生。

「見たい?」

「うんっ!」
「見たい見たいーっ」
「オシッコがどこから出るのか見たいーっ!」

「でもねえ…」
 
 焦らすようにわざとらしいしかめ顔をお作りになられ、子供たちのお顔を見渡す大先生。

「マンコの中見たらあんたたち、気持ち悪い、ってなっちゃうかもよ?けっこうグロいし、ある意味、内臓みたいなもんだから」

「えーっ!?」
 
 素直に引き気味になられてザワザワされる子供たちの中で、唯一マサヒデくんだけが、間髪を入れずご反論されてきました。

「ボク大丈夫。だってボク大きくなったらお医者さんになるつもりだもん。それでママがまた病気になっても絶対にスグに治してあげるんだ。だから保健室のジンタイモケーだって、ぜんぜん怖くも気持ち悪くもないんだっ!」
 
 一番歳下のマサヒデくんが健気な勇気をお見せになったので、歳上のお三かたも尻込みしていられません。

「オレだってだいじょぶだもんね。パパがやってたゾンビの頭とか切っちゃうグロいゲームだって、横で見ててもヘーキだったし」
「オレも。マサヒデより先にお医者さんになりたい、って言ったのオレだし」
「ぼくもぼくも…マンコの中見てみたい」

 子供たちのご様子をニヤニヤ眺められていた凛子大先生が、静まれ静まれという感じに両手を動かされ、つづけてこうご提案されました。

「おーけー。それじゃあんたたち、ちょうどふたり一組になってるから、お互いに向き合って、口の中の見せっこしな」
「ひとりが大きく口を開けて、もう片方がその口の中を覗き込む。奥のノドチンコまでしっかり目を背けずに覗き込むんだぞ?」

 大先生のご提案に、早速従う子供たち。
 うがーっ、うわーっ、うひゃーっ、といった甲高く賑やかな大騒ぎがしばらくつづきました。

「どうだった?人の口の中っていうのもヌラヌラウネウネしていて、けっこう気味悪いもんだろう?」
 
 興奮された面持ちで、うんうんとうなずかれる子供たち。

「マンコの中っていうのはな、今見た口の中から歯だけ消しちゃったようなもんなんだ。それでも見たいか?」

「うんっ、見たいーっ!」
「後悔しないか?」
「しないーっ!」
 
 示し合わせたように綺麗なユニゾンでの甲高いお返事。

「よーし。そこまで言うならミコトさんのマンコの中、見せてやろう」
 
 すっかりご自分の所有物のように、私のマゾマンコを見世物として扱われる凛子大先生。
 
「それではミコトさん?」
 
 伊達メガネのツルを気取った指先で少し押し上げて、凛子大先生が唐突に学校の先生風に戻られます。

「そこでハッピーベイビーのポーズになって指でラビアを開いて、この子たちに女性器の中身を見せてやって」

 まるで学校の授業で教科書を忘れてきてしまった隣の席の子に、あなたの教科書を一緒に見せてやって、とご指示される先生みたいな、さも当然という感じの凛子大先生のご命令口調により、子供たちへのマゾマンコの御開帳を余儀なくされてしまう私なのでした。


夏休み自由研究観察会 07