2017年10月1日

夏休み自由研究観察会 10

「それではミコトさん、おおせんせいが言った通り、そのタオルを取って、こっちのベッドに来てください」
 ミツル先生が、暫定ベッドであるカウチソファのほうへ移動しつつ、弾んだお声でおっしゃいました。

 ハダカがまた見れる、という素直な嬉しさがお顔にハッキリと見て取れました。
 ミツル先生と同じ表情をされた他のお三かたも、競うようにベッドの周りに集まり、こちらを凝視しています。

「あ、はい・・・」
 タオルを外そうと左胸元に持ってきた両手に、痛いほどの視線を感じます。
 内側に折り込んだタオルの端を引き出すと、からだに巻き付いていたタオルがハラリとほどけ、タオル端を掴んだ私の右手を起点として、からだの前にダラリと垂れ下がりました。

 露になった両乳房を、ワンテンポ遅れの左腕で庇うように隠します。
 そのときの男の子たちの残念そうなお顔。
 そのまま両手で自分の胸を抱く格好で、股間の目隠しは垂れ下がったタオルにお任せしたまま、しずしずとベッドの傍らまで行き、ミツル先生と向き合いました。

「そのタオルをこちらに渡してください。ベッドに敷きますので」
 ミツル先生が嬉しそうに右手を差し出してきます。
 これまでの私の所作振る舞いから、この人は何を要求しても決して、イヤ、とは言わない、と学習されたのでしょう、ミツル先生の態度に余裕が感じられます。

「はい・・・」
 右手で掴んだタオルの端をミツル先生に差し出します。

 おっぱいはまだ左腕で隠せていますが、タオルはからだから離れていくので、無毛の股間が再び露となります。
 男の子たちの視線が、吸い寄せられるようにその部分へ。

 ミツル先生がタオルをしっかり掴んだのを見届けてから、おもむろに右手を恥丘の前に。
 再びヴィーナスの誕生ポーズとなって、ミツル先生がベッドにタオルを敷く姿を見守ります。
 全身に男の子たちの舐めるような視線を感じながら。

「ではミコトさん、ここにうつ伏せになって寝てください」
 タオルを敷き終えたベッド状カウチソファを指し示すミツル先生。
「あ、はい・・・」

 ベッドに上がるためには、ヴィーナスの誕生=防御ポーズを解かなければなりません。
 私がベッドの左端に近づいていくと、すかさずその反対側に回って待ち構える男の子たち。
 おっぱいとマゾマンコ隠しは諦め、まず両膝をベッドの端に乗せ、つづいて両手を突いて四つん這い姿勢になり、その姿勢のままベッドの中央へと移動しました。

 位置を見計らって曲げていた両膝を伸ばし、両腕は顔のところで腕枕にして顎を乗せ、うつ伏せに寝そべります。
 もちろん両脚はまっすぐ、ピッタリと閉じたまま。
 自分の重さで押し潰されてひしゃげたおっぱいが、タオル地に押し付けられています。

「それではお尻のショクシンをしますので、痛いところがあったら言ってくださいね」
 寝そべったお尻のところらへんから、ミツル先生のお声が聞こえました。
 おそらく男の子たちの頭は全部、私の剥き出しなお尻の真上に群がっているのでしょう。

「あ、はい・・・」
 私の返事と同時くらいに、右の尻たぶにペタッと、小さな手のひらのような感触がありました。
「あっ!」
 すぐに左にも手のひらが貼り付き、尻肉をやんわりと揉みしだき始めます。
「んっ!」

 お尻中をさまようように動き回りながらムニュムニュとぎこちなく、でも満遍なく揉みしだかれる私の尻肉。
 腕枕に唇を押し付けるようにして、愉悦の声を抑え込みます。

「やらけー」
 ミツル先生の嬉しそうなお声。

「いいなー」
「本当にやわらかそー」
「お尻の真ん中を両側に引っ張るみたいにすると、お尻の穴も見えるね」
「うん。マンコの穴も見えた」
「ミツル、そんな上のほうじゃなくて、もっと下の、肛門のとこらへんを中心に揉んでよ。オレらはそこが見たいんだからさ」
 ギャラリーの方々から、容赦の無いリクエスト。

 それからは屈辱の肛門ご披露タイムでした。
 腿の付け根に近い部分の尻肉を重点的に左右に割られ、そのたびに菊の花弁状シワシワが空気に晒されるのを感じました。
 もちろん、広めな会陰と地続きな大陰唇まで割れているのもわかります。

「ピンクで、意外とキレイなんだね、コーモンって」
「魚の口みたいにパクパクして面白い」
「よく見えないけど、マンコにもまた、よだれが溜まってきちゃったみたい」
「えっちな気持ちになってるのかな?」
「でもミコトさんの裸って、本当に綺麗だよね」

 しばらくは、私の肛門観察でワイワイとお言葉責めをしてくださった男の子たちでしたが、そのうちお声が少なくなってきました。
 無言の中、それでも止めないミツル先生の両手によって、無駄にパクパクしつづける私のアヌス。
 どうやらミツル先生もこの後、シンサツをどう進めたら・・・な手詰まり状態に陥ってしまわれたようでした。

 そんな膠着状態を打開してくださったのは、一番無邪気で率直なマサヒデくんでした。
「ねえ、おおせんせい?ボクもミコトお姉さんのお尻、さわっていい?」
 凛子大先生にお尋ねされたのであろうマサヒデくんのお声。

「オレもさわりたい!」
「オレも、オレも」
 すかさず同調されるシンイチくんとユタカくん。

「うーん、でも今はミツルが先生の番だからなあ・・・」
 少しわざとらしいお声で、渋られる大先生。

「でも、ミツルばっかりズルいじゃん。おっぱいのショクシンのときはみんなでさわれたのに」
「それに、ミコトお姉さんがうつ伏せだと、おっぱいもマンコもちゃんと見えないから、見ててもつまんないんだもん」
 あけすけな不満を邪気無く口走られるシンイチくんとマサヒデくん。

「なるほどね。じゃあ最後はみんながお医者さんていうことで、ミコトさんの下半身をおっぱいのときみたいにショクシンしちゃおっか?」
 少しお道化たお声での大先生の粋な計らいに、わーっと大歓声をあげられる男の子たち。

「じゃあ、さわっていい?」
「ちょっと待て!」
 ユタカくんの弾んだお声を語気鋭く制せられた大先生。

「そう言えばあんたたち、さっきのおっぱいのときやお尻は、そんなに触りたがるのに、マンコのときは、触りたいって言い出さなかったよな?触りたくないんだ?」
 からかい口調で挑発するように尋ねられる凛子大先生。

「だって・・・ばっちいそうだし」
「なんか濡れてヌメヌメしてそうだし、オシッコの穴のことも知っちゃったし・・・」
 途端にお口ごもり気味になられるマサヒデくんとユタカくん。

「気持ち悪い?汚そう?こんなに可愛いミコトお姉さんの、あんたたちがあんなに見たがっていたマンコなのに、触りたくないんだ?」
 イジワルく問い詰められる大先生。

「別に、そんなことないけど・・・」
 バツの悪そうな、どなたかのつぶやき。
 自分のマゾマンコを、汚いもの、と断定されたように感じで、キュンと疼いてしまう私。

「じゃあ、これを着けたら触れる?」
 ご自慢げな凛子大先生のお声で、再び湧き上がる大歓声。
 何だろう?と私も顔を上げ、首を捻ってお声のしたほうを見遣りました。

 凛子大先生が子供たちにお見せしているのは、見覚えのある医療用の使い捨てゴム手袋が詰まったビニール袋でした。
 これも里美さまのネットショップで取り扱ったお品です。
 
 私が見ていることに気づかれた大先生と目が合い、レンズ付き伊達メガネのツルを気取った手つきで押し上げつつ、イタズラっぽくパチンとウインクをくださいます。
 なぜだか急激にいたたまれないほどの羞じらいがこみ上げ、あわてて目を逸らす私。

「女性のからだはデリケートだから、無闇矢鱈に汚れた手で触っちゃだめ、ってさっき言ったよね?ミツルはちゃんと、ショクシンの前にウェットティッシュで手を拭いていたけど、ユタカは今、そのまま触ろうとしたから止めたんだ」
「とくに肛門やマンコはデリケートなところだし、ま、そこから出すもんが出すもんだから、あんたたちが触るのを躊躇うのもわかるよ」
 ものわかりの良い本当の学校の先生のような、おやさしげなお声の凛子大先生。

「で、一応こういうものも用意しといたんだ。本当のお医者さんや看護師さんも使う医療用の使い切り薄手ゴムグローブ」
 ビニール袋から取り出して、一組づつ子供たちに配られる大先生。

「これすれば、ヌメヌメしてたってビビることなく触れるでしょ?あんたたちがこの次に女性のマンコ触れるチャンスなんて、たぶんかなり先だと思うから、触れるときに触らせてあげようと思ってさ」
「あ、嵌める前にもう一度、ちゃんとウェットティッシュで両手をキレイに拭きなさいよ?」

「うわー。このゴム、すっごい薄いんだね?」
「なんかヘンな感じー。でも指は自由に動くし感触もあるんだ」
「なんだかハカセとかカガクシャとかになったみたいだな。それでは実験を始めます。みたいな」
「シンちゃんが言うと、ぜってーワルモノな悪のカガクシャだよな?」
 ワイワイかまびすしいのは、男の子たちが喜々としてゴム手袋を嵌められているのでしょう。

「よし、じゃあ、お医者さんごっこ再開。ミツルのお医者さん役の締めは、約束通り、ミコトさんのお尻に注射な」
 大先生の、お尻に注射、というお言葉に、ビクッと小さく震える私。

「あ、わかった。これでしょ?」
 ミツル先生が何かを大先生にお見せしたようです。
 おそらくワゴンの上にあったプラスティックのオモチャの注射器でしょう。
 針は無く、先っちょが丸まった筒状ピストン型のチープな注射器。

 私がミツル先生くらいの年頃だった頃、お友達としたお医者さんごっこで、あの先っちょをお尻の穴に突き立てられたっけな。
 でもあれは、お注射じゃなくて、お浣腸ごっこだったんだっけ。
 その後、今度は私がお友達のお尻の穴に注射器を押し当てて・・・
 
 はしたなくも懐かしい、遠い思い出がよみがえります。
 思えばあの頃のお医者さんごっこ体験が、私の露出症性癖の原点?

 だけど、さすがの凛子さまも、オモチャの注射器でお浣腸ごっこなんて破廉恥なご指示はされないでしょう。
 今までお浣腸というお言葉は、子供たちとの会話の中に出てこなかったし、何よりそういうディープな知識はまだ教えたくないとおっしゃっていたし。
 たぶんお尻にオモチャの注射器を押し当てるくらいでおしまいだろうな、と幾分がっかり気味に高をくくっていた私の思惑は、つづいた大先生のお言葉で雲散霧消しました。

「何言ってるの?痛くないですよーとか言いながら、そんなオモチャの注射器をお尻の肉に押し付けるだけで面白がるほど、あんたたちもガキじゃないでしょう?」
 呆れたようなお声の大先生。

「さすがに本当に針を射す注射は無理だけれど、お医者さんごっこなんだから、ミツルには本当のお医者さんがするシンサツをさせてあげるよ。ほら、これ」
 大先生が何かをお見せになったらしく、男の子たちの、おぉーっ、というどよめきが聞こえました。

「これが何だかわかる人?」
 私も気になり、再度首を捻ってお声の方を見ます・・・えっ!?

「体温計?」
 ミツル先生の自信なさげなつぶやき。
「ピンポーン。正解」

「でも、なんで体温計なの?体温計でお尻をどうするの?」
 マサヒデくんの素朴で率直な疑問形がつづきます。
 私はハッと感づいて、途端にお尻がキュン!

「普通は体温計って腋の下に挟んで使うよね?あとは口で咥えたり。でも赤ちゃんとか病気で挟んだり咥えたりの力が弱っている人とかだとお尻を使うんだ。さて、どうするんでしょうか?」
 大先生のクイズコーナーがつづきます。

「わかった!お尻のスジに挟むんだ!」
 元気良いお答えのマサヒデくん。
「うーん、半分正解。でも挟んだだけじゃ、落ちちゃうかもしれないでしょ?だから?」
 ご愉快そうな大先生のお言葉に、一瞬静まり返り、まさか・・・というシンイチくんの驚いたようなお声がつづきました。

「そう、そのまさか。正解はお尻の穴に挿す。これは、直腸体温計って言って、それ用の体温計なんだ」
 心底嬉しそうにご説明される大先生の弾んだお声。

「犬とかネコとか、ペットの体温を計りたいときもお尻に挿すでしょ?見たことない?動物病院では見慣れた光景だよ」
 先ほどのオシッコシートといい、何かとペットを強調される凛子大先生。
 まるで子供たちに向けて、この女は動物扱いしていいペットなんだよ、とさりげなくサジェスチョンしているようにも聞こえてしまいます。

「それって、カンチョー、とは違うの?」
 ユタカくんのご遠慮気味なお声が聞こえました。
「へー、ユタカ、浣腸なんて言葉、知ってるんだ?」
 大先生の純粋に驚いたようなお声。

「浣腸って、具体的に何をどうするかまで知ってるの?」
「うーん、よくは知らないけど、3年のときクラスで流行ったんだ。両手組んで人差し指だけ立てて、カンチョーって言って誰かのお尻の穴狙ってつっつく遊び」

「ああ、あったあった。確か、何かのマンガでやってたってオカちゃんか誰かが始めて、流行らせたんだよね?」
「そうそう。でも結局、女子が先生に言いつけて、すぐ禁止になっちゃったんだった」
 他の男の子たちも、お話にノッてきました。

「ふーん。それって、アタシが小学生の頃にも男子がやってた遊びだから、世代を超えてガキンチョ心を揺さぶる魅力か何かがあるのかねえ・・・」
 感心されたようなお声でつぶやかれた大先生。

「ま、いつの時代も、それくらいの年頃の男子はバカばっか、ってことだとも思うけれど、それはそれとして・・・」
 苦笑いから薄笑いに切り替えた大先生が、お言葉をつづけます。

「本当の浣腸って言うのは、便秘とかでうんちが出なくなっちゃった人に、お尻から薬を流し込んで、薬の力でうんちを出させることなんだ」
「だから今もしも、ミコトさんに浣腸したら、ミコトさんはあんたたちの目の前で、うんち漏らしちゃうことになっちゃうんだけど、あんたたち、そんなミコトお姉さんの姿も見たいの?」
 イジワルいお声を男の子たちに投げかける大先生。

「やだーっ!」
「オシッコならいいけどうんちはやだーっ」
「そんなのミコトお姉さんが可哀想じゃん」
 一斉に抗議のお声をあげてくださる子供たち。
 ごめんなさい、私ついさっき、大先生にお浣腸されたばっかりです・・・

「でしょ?だから今回は、この体温計検診でがまんしなさい。ま、浣腸の道具が今ここに無いから、見たいと言われても困るんだけどさ」
 
 シレッと少しの嘘を混ぜつつ、見たいのなら見せてあげるのに、というニュアンスも残しているような。大先生の意味深なお言葉。
 なんとなく、子供たちに私への嗜虐を煽るようなご誘導が増えている気がします。

「いきなり肛門に体温計を挿せ、って言われても尻込みしちゃうだろうから、最初にアタシがミツルにお手本を見せる。ミツルはよく見て覚えて、その通りやればいい」
 大先生がツカツカと私の頭のほうへ近寄りました。

「ミコトさん?悪いけど四つん這いになってくれる?」
 私の背中を軽くパチンと叩き、顔を覗き込んでくる大先生。
「あ、はい・・・」

 そうなるだろうとわかってはいましたが、子供たちの前で四つん這いは、かなりの恥辱です。
 その上、肛門に体温計を挿入され、そのみじめで滑稽な姿を、間近で見物されちゃうのですから。
 膣壁がキュンキュンとわななき、淫らなよだれが粘膜からフツフツと湧き出ているのがわかるほどです。

 観念して両手をタオルに付き、両膝も立てました。
 潰れていたおっぱいとのあいだに空間が空き、腫れた乳首がその空間に垂れ下がります。

「ほらマサヒデ、これならおっぱいも見えるでしょ?マンコだって今すぐさっきより見えやすくしてやるから」
 私が完全に見世物扱いな、大先生からの無慈悲な一言。

「もうちょっと肩を下げて、その分お尻を突き上げて、両脚と膝はもっと開いて」
 大先生の両手で各部所の姿勢を細かく直され、私はベッドの上で尻上げ土下座をしているような格好になっていました。

 突っ伏した顔はドア上の監視カメラで、膝立ちでハの字になった両脚のあいだにそびえる押し広げたお尻と股間は、ミツル先生と大先生の伊達メガネレンズで、美咲センパイのパソコンに動画配信されているはずです。

 下りに傾斜した上半身は、垂れ下がった乳首がギリギリでタオル地に擦れています。
 男の子たちの頭が群がっているお尻側では、露になった肛門と包皮を脱ぎ捨てて腫れきった肉芽、そして脚を広げたために指一本分くらい開いてしまったピンク色の粘膜が、白日の下、赤裸々にさらけ出されているはずです。
 なんて屈辱的な、なんて恥ずかし過ぎる姿・・・

「まず最初に、ウェットティッシュで肛門の周りを軽く拭くこと。消毒のためね」
「はぅんっ!」
 
 唐突にひんやりとしたものが肛門に押し付けられ、思わず淫ら息が零れてしまいます。
「んっ、あっ、あんっ・・・」
 菊の花弁周りを冷たいティッシュでくすぐるように撫ぜ回され、だらしない淫ら顔をレンズに向ける私。

「肛門を拭き終えたら、使ってないキレイなところで体温計の先っちょも拭いておくこと。これも消毒のためね」
 不意にお尻から冷たい感触が離れ、同時に内腿を愛液が滑り落ちる感覚がありました。

「あ、ミコトお姉さん、お尻さわられて、またえっちな気分になってるんだね?マンコからまた、よだれが垂れた」
 マサヒデくんの無邪気なお言葉責めが、私の燃え盛るマゾ性炎に油をどんどん注いできます。

「そしたら今度は温度計の先を肛門に挿し込む。このときちゃんとミコトさんに声をかけてね。そしたらミコトさんが力を抜いてくれるから」
「力が入っているときに無理矢理挿れようとするとケガのもと。ミコトさん?挿れるよ?」
「あ、はい・・・」

 お答えすると同時に、肛門の中心に小さくて冷たいものが当たりました。
「んっ!」
「あ、今ミコトさんのコーモン、ヒクヒクって動いた」
 マサヒデくんの炎に風を送る実況中継。

「押し込むんじゃなくて、こうして探るように少しグリグリ動かしながらゆっくりとね・・・」
 何か細い管のようなものが、肛門から直腸へと侵入してくるのがわかります。
 
 ちょうどさっきされた、果実似容器のお浣腸薬の侵入と同じ感覚。
 ただ、体温計は先細りで全体が細長い涙型のため、奥深く入ってくるほどに入口付近は太く固くなり、圧迫感が増しています。

「んんっ、んーっ、ううう・・・」
 羞恥と被虐感で、いやらしい声を抑えることが出来ません。

「体温計全体の三分の一くらい、そうね、先から5センチくらいまで挿入しちゃっていいわ」
「えっ?そんなに挿れちゃって大丈夫?」
 ミツル先生の、少し引き気味なお声。

「うん。大人の女性だからね。ただ、角度が大事だから、今挿さっているこの角度をよく覚えておきなさい。ミコトさん?手を放すわよ?」
「あ、はいぃ・・・」

 お尻の中で体温計の先っちょが動いた気がして、肛門入口の皮膚に異物がひっかかったような重力がかかり、アヌスへの異物挿入感が一層増しました。
 おそらく今、どなたの支えもない体温計が肛門にぶら下がるように突き挿さっているのでしょう。
 自分では見れませんが、想像すると、なんてみじめで屈辱的な姿・・・

「これは電子体温計だから、あとは計れたら電子音が鳴って教えてくれる。だいたい30秒から1分くらいかな?これで説明終わり。じゃあミコトさん?抜くわよ」
「あ、はい・・・」
 体温計があっさりと引き抜かれ、また内腿をよだれがトロリ。

「てなわけでミツル、ミコトさんの肛門、じっくりシンサツしてあげなさい」
「あ、うん・・・」
 少し頼りなげなミツル先生のお返事が聞こえてきました。

「ではミコトさん?シンサツのためにこれから体温を計りますから、お尻を触りますよ?」
「あ、はい・・・ミツル先生・・・よろしくお願いします・・・」

 昨日までまったくお顔も知らなかった小学4年生の男の子によって、これから私のふしだらなアヌスが体温計でイタズラされちゃうんだ・・・
 そして、その一部始終を他の男の子たちにもじっくり見物され、おまけにビデオにまで録画され、ずっと残ってしまうんだ・・・

 羞恥、屈辱、被虐、背徳感・・・
 私のマゾ性を構成するアブノーマルな感情が綯い交ぜとなってひとつの淫欲と化し、全身を駆け巡っています。
 その淫欲は快感への昇華を欲し、一刻も早い素肌への物理的な刺激を切望していました。


夏休み自由研究観察会 11


2017年9月18日

夏休み自由研究観察会 09

「直子、今、イキたくって仕方なくなっているでしょう?」
 バスルームに入り、ドアに鍵をして振り向きざま、凛子センパイがオフィスにいるときのような口調で尋ねてきました。
「は、はい・・・とてもいろいろ、恥ずかし過ぎることが多すぎて・・・」

「そうよね。アタシもあのガキンチョどもが、こんなにストレートにスケベ全開で直子を辱めてくるとは思わなかったさ。いい意味での誤算」
 
 広めの脱衣スペースの壁に寄りかかり、全裸な私の全身を眺めてくる凛子センパイ。
 オシッコ観察授業のときにはマサヒデくんがかけていた盗撮レンズ付き伊達メガネを、いつの間にかかけ直されています。

「だからアタシもちょっと方針変更。本当はここで軽く直子を弄ってサクッとイカせて、直子の淫乱モードのタガを外してから後半戦突入のつもりだったけど、やめた。今日アタシは一切手出ししないで、やつらに任せる」
「あ、そのタオルは浴室で軽く水洗いして絞ってから、そこの脱衣籠に入れておいて」
 棚に置いてある籐製の脱衣籠を指さされる凛子センパイ。

「直子がからだをいじくられるのは、あの子たちの無自覚な好奇心からくる性的イタズラでだけ、ってことになるから、ずっと生殺しのまんまかもね」
「だから、イカせて欲しかったら直子からも、露骨にならない程度になら、ガキンチョたちを誘導してもいいよ」
 
 おっしゃりながら浴室へのドアが開けられました。
 シックな大理石調のタイルで統一された、意外に広めで落ち着いた雰囲気のバスルーム。

「でも、凛子センパイは私に、マゾっぽい素振りを極力見せないようにって、おっしゃいましたよね?子供たちにヘンなこと、お教えしたくないから、って」
「うん。言ったけど、あいつら、今までの直子のどう考えたって非常識なヘンタイっぷり見ても、そういうものなんだ、って素直に受け入れちゃうくらい何も考えてないみたいだからさ、もうちょっと踏み込んじゃっても、まだ伸び代あるかな、って思ったんだ」

「だから、これからもあいつらの言うことを、ものわかりの良いお姉さん、みたく唯々諾々と従いつつ、直子ももっと愉しめばいい」
 薄い笑顔でおっしゃった凛子センパイが、入れ、というご命令のように、浴室内のほうへ顎を突き出されました。

「直子のオシッコをたっぷり吸い込んだシートは、ぬるま湯に浸してクサい臭い薄めてからギューッと絞って、このビニール袋に密閉しなさい」
「バスタオルは、さっき言ったようにお湯で軽く洗って脱衣籠に。それが終わったら軽くシャワーを浴びて汗やら愛液やら流していいわ。髪は濡らさないように」
 
 ご説明の後に蛇口やシャワー類の使い方を教えてくださった凛子センパイは、浴室まで入られる気は無いらしく、脱衣スペースで着衣のまま。

「あ、それで直子?今日の朝、うんこしてきた?」
 突然のあけすけなご質問。

「あ、はい・・・朝食後に・・・」
「ちゃんと固形物が出た?」
「あ・・・はい、おかげさまで・・・」
 洗面台の収納を開けて、何やらガサゴソされる凛子センパイ。

「ランチはバナナとヨーグルトとか言ってたよね?なら、一個でいいかな」
 センパイが取り出したのは、果実の形をしたお浣腸薬。

「今日の直子用に、里美っちのネットショップ経由で取り寄せといたんだ。余りはオフィスに常備するから」
 私が普段使っているのより一回り大きい、容量40ミリのタイプでした。

「えっ?今ここで、するんですか?」
「そう。念には念を入れて、ってこと」
 悪魔的な微笑みをお見せになる凛子センパイ。

「直子はこの後、あいつらからお尻のシンサツを受けることになる。ガキンチョってお尻とか大好きだから、好奇心丸出しになると思うんだよね」
「それで、いろいろ弄られてるうちに、見せてはいけない茶色いものが見えちゃったり付いちゃったりして、せっかく慕ってくれているガキンチョどもを幻滅させたくないでしょ?」
 
 慕ってくださっているのかは別としても女子として、確かにそれは絶対避けたい事態です。
「だからこれは予防注射。ここで全部出してスッキリして、心ゆくまでガキンチョどもにイタズラしてもらいなさい」
 
 ニマっと笑った凛子センパイが、右手の人差指をまっすぐ立てて私の目の前に突き出してから、手招きのような手首の動きで指先を床に向けられました。
 四つん這いになりなさい、という合図です。

「手順はこうよ。浣腸したら最低10分間我慢。我慢しつつ、さっき言ったようにバスタオルとオシッコシートを浴室で水洗い処理」
「終わっても10分経っていなかったら、まだ我慢。そうね、そのあいだ、気を紛らわせるために乳首だけ弄っていいわよ。直子のスケベ気分も高まるように、特別に許してあげる」

「10分過ぎて、どうしても出したくなったらアタシに言ってから、シャワー出しっ放しにして、しゃがんですること」
「排水口は向こうの端だから、あっちにシャワーが流れるように。つまり、アタシのほうを向きながら、ってこと」
「排泄が終わるまで、乳首は弄っていていいわ。今の直子なら乳首だけでもイケるんじゃない?垂れ流しながらイクのなら、許してあげる」

 四つん這いの背中に、凛子センパイの冷たいご命令口調が降り注ぎます。
 最後のお言葉には、隠すおつもりのない嘲笑も混ざっていました。

「ほら、ケツをもっとこっちに突き出して、自分で肛門開きなさい」
 脱衣スペースの床に這いつくばり、お尻だけ持ち上げる私。
 背中から両手をお尻に回し、お尻の割れスジを左右に引っ張って肛門を差し出します。

「いいおねだりっぷりだこと。挿れるよ?」
 お言葉と共に細長い管がヌプっと5センチくらい、体内に侵入してきた感覚。
 つづいて生ぬるい液体が直腸に流れ込む感覚。
「あぁうぅぅ・・・」

 挿し込まれていた管がスッと抜かれ、右の尻たぶを軽くパチンと叩かれました。
「あふぅっ!」
「ほら、悶えてないでさっさと立ち上がって。ちゃっちゃと仕事しちゃいなさい」
「はい・・・」

 立ち上がった私がお風呂桶とタオルを持って浴室へ入ろうとすると、呼び止められました。
「見て。先っちょのところが黄色く汚れてる。やっぱり浣腸して正解でしょ?」

 私に使ったお浣腸薬の容器を、鼻先に突きつけてくる凛子センパイ。
 確かに私の中に入っていた管部分の先1センチくらいのところが、薄っすら黄色っぽくなって少し臭いました。
「あぁ、ぅぅ・・・」

 わざわざそんなもの、お見せくださらなくていいのに・・・
 喩えようのない恥ずかしさが全身を駆け巡ります。
 そんな私をニヤニヤ笑いで眺めている、どこまでもイジワルな凛子センパイ。
 その瞳は、オフィスで美咲センパイと一緒になって、喜々として私を辱めているときと同じ、嗜虐の炎が揺らめいていました。

「これも一緒に洗って捨てるから」
 私が持っているお風呂桶の中に、その使用済みお浣腸薬容器も放り込まれました。

 浴室のレバー式給湯蛇口の前に全裸でしゃがみこみ、バスタオルのお洗濯から始めます。
 お水の温度を調節し、ぬるま湯にしてから揉み洗い、ゆすぎ、揉み洗いを二、三度くりかえし、最後にギューっと絞ります。
 腿の上で綺麗に折りたたんでから立ち上がり、凛子センパイに手渡し。
 この時点ではお腹はまだ、なんともありません。

 再びしゃがみ込んで、今度はお風呂桶の中のものの処理。
 お風呂桶にジャーっとぬるま湯を流し込んだ途端、なんとも言えない臭いがあたりに立ち込めました。

「うわっ、クサい!直子のアンモニアの臭い」
 ワザとらしくお顔を歪め、お鼻をつまんでからかってくるセンパイ。
「そりゃあ、オシッコがたっぷり沁み込んだオムツシートをお湯に浸したら、臭いが湯気になって立ち込めちゃうわな。早くゆすいじゃいな」

 センパイのご指示に、あわてて溜まったお湯を流し、再びお湯を桶に溜めつつ両手を突っ込んで揉み洗いする私。
 目前の鏡に、全裸でしゃがみこみ、自分の排泄物の後始末をする哀れな女の姿が映っています。
 自分で汚したお浣腸容器の先を指で拭い、吸水シートを濡らしては絞り・・・
 
 そのみじめさにゾクゾク感じていたとき、しゃがみ込んだお腹がグルグルーッと、切なげに哭きました。
 しゃがんでいると肛門が勘違いして、勝手に排泄態勢に移ってしまいそうなので、大あわてで立ち上がり、絞り切った吸水シートの束を凛子センパイにお渡ししました。

「今、お腹がグルグル鳴ったよね?まだ5分くらいしか経ってないよ、我慢だからね。余った時間は約束通り、直子のお愉しみタイムの始まり始まりー」
 受け取った洗い済みシートをビニール袋に詰め込んでギュッと口を縛ってから脱衣籠に置いた後、裸足で浴室の床まで下りてこられた凛子センパイ。

「そのシャワーヘッドをアタシに渡して。流すのはアタシがやってあげるから、直子はゆっくりと愉しむといいよ。ほら、早く乳繰りなさい」
「は、はい・・・」

 シャワーヘッドを私に向けて構えた凛子センパイから2メートルくらい離れた真正面に立ち、おずおずと両手を自分の乳首に近づけていきます。
「あふぅっ!」

 ずっと弄って欲しくて仕方のなかった乳頭に指先が触れた瞬間、得も言われぬ甘美な電流が全身を駆け巡りました。
 全身が硬直して肛門もマゾマンコも窄み、便意までもが悦び勇んで引っ込みます。

 それからはもう無我夢中。
 左右の親指と人差し指の先で、左右の乳首を、捻り、引っ張り、抓り、押し潰し・・・

「あうっ!・・・いいっ!・・・あんっ!・・・んぐぅぅ・・・」
 知らずに洩れる淫ら声と、欲求の赴くままにまさぐって昇華出来るありがたさ。
 マゾマンコがキュンキュン疼き、みるみる昂ぶっていく私。

 だけど窄んだものは、やがて開くのが世の定め。
 時間が経つごとにお腹の痛みも増してきていました。
 
 グル、グルグルグルーッ!
「あふっ、あ、いやっ、だめっ・・・」
 乳首への快感ではカバーしきれないほどの便意が、下半身を震わせてきます。

「り、凛子さまぁ、そ、そろそろダメですぅ・・・そろそろ、だ、出していいですかぁ・・・」
「まだ駄目よ。まだ10分経ってないもん。ほら、乳首を弄る手がお留守になってるよ?」
 これ以上快感に身を委ねるとお尻を制御しきれないと思い、休めていた手を咎められます。

「そ、そんなぁ、もうだめ・・・もう、本当にだめなんですぅ・・・」
「あらら、両脚がガクガク震えちゃってるじゃん。マジで限界っぽいね。そんじゃ10分経ったことにしてやろっか」

 のんきにそんなことをおっしゃるセンパイ。
 そう言えばセンパイ、腕時計もされていないし、ちゃんと時間を計っているご様子もありませんでした。

「じゃあそこにしゃがんで、アタシの顔をじっと見つめながら排泄なさい」
 蔑みきったセンパイのお言葉を聞き終えるや否や、勢い込んでしゃがみ込みました。
 その途端にプシャッと音がしてチョロっと黄色いお水が・・・

「あ、直子、漏らしたっ!」
「いやぁーっ!!!」

 すぐに肛門から吐き出すようにお水がほとばしり出て、床のタイルに当たるプシャーッという音。
 ワンテンポ遅れてセンパイがシャワーのコックをひねってくださったのでしょう、ザザーッという音と共に足元をお湯が流れていきます。
 
 目の前に見えていた黄ばんだものが混ざった恥ずかしい水溜りも、あっという間に背後へと流されました。
 そのあいだ中、私は再び自分の乳首を思い切り捏ね上げ、排泄の開放感と屈辱の高揚感に酔い痴れました。

「ほら、スッキリしたんなら立って、もっとこっちに来なさい。シャワーで洗ってあげるから」
 近づいた私の下半身にセンパイの手によるシャワーの放水。
 かなり強めの水圧が下腹から太腿に当たります。

「もっと股広げないと、キレイになんないよ?」
 そのお言葉で両足を開き、中腰ガニ股でぬるま湯シャワーを浴びる私。
 マゾマンコに当たる水圧が気持ちいい。

「ふふ、いい格好。じゃあ今度はお尻ね。背中向けて」
「あ、はい、ありがとうございますぅ・・・」
 
 マゾマンコへの水圧嬲りが名残惜しかったのですが、ご命令通り背中を向けます。
 ガニ股のまま少し前傾姿勢になって、センパイにお尻を突き出すように。

 しばらくして、お尻に当たるお水の範囲が狭くなったような気がしました。
 それにつれて水圧も上がっているみたい。
 振り向くと水流は一直線。
 痛いくらいの水鉄砲が私の尻たぶを叩いていました。

「このシャワーヘッドは絞ると出方が調節出来るんだ。今はシャワーじゃなくてホース状態。これで仕上げにケツの穴の中までキレイにしてあげるから、自分で肛門、開いてなさい」
 心底ご愉快そうにご命令なさる凛子センパイ。

「ヒャッハー!汚物は消毒だーっ!」
 私が両手で押し広げたお尻の穴に、ピンポイント命中で水流を注ぎ込んできます。

「ああっ、うぅぅ・・・」
「気持ち良さそうね。この水圧だとけっこう中まで水が入っていってると思うから、アタシが的を外しているときにアヌスに力を込めて出すようにしなさい」
 ご指示通り、水圧が右の尻たぶに逸れたとき、力んでみるとお水が排出される感覚。

「その調子よ。アヌスがヒクヒク蠢いて、本当にうがいしてるみたい。じゃあもう一回」
 お言葉が終わるか終わらないかのうちに、再び水圧が肛門直撃。
「ひぃっ!」

「ついでにマゾマンコも洗っといてあげる」
 水圧が肛門から少し下に逸れ、今度は膣口直撃。

「あひぃっ!あっ、あっ、あぁーんっ・・・」
「ほらほら、そんなよがっていないで、ちゃんとアヌスのうがいもしなさい」
 そんなふうに数分間もてあそばれ、水圧シャワー陵辱タイムが終わりました。

「これで下半身もキレイになったし、マゾペット直子はここでひとまず封印ね。ここを出たら、何でも言うことを聞いてくれるお淑やかなミコトお姉さんに戻って、あと数時間、がんばんな」
 新しいバスタオルを手渡してくださりながら、センパイがからかうようにおっしゃいました。

「で、直子?今のでイケた?」
「あ・・・えっと・・・」

 自分でもよくわかりませんでした。
 お浣腸の排泄時は、乳首虐めとも相俟ってすっごく気持ち良かったのですが、オーガズムと言うよりも我慢からの開放感、爽快感が勝っていたような・・・
 水圧責めがクリトリスに当たったとき、ビビビッと快感電流が走ったけれど、イッたというほどでも・・・

「うーん・・・小さくはイッたような気もしますけれど・・・」
「つまり、ぜんぜん物足りない、っていうことね?」
 おっしゃりながら右手の人差し指を私のマゾマンコにツルッと潜らせた凛子センパイ。
「あふぅぅ!」

「あれだけ水鉄砲浴びせたのに、直子のマンコの中、相変わらずヌルヌルのホカホカで、ちゃんと吸い付いてくるじゃん。呆れちゃう」
 すぐに指を引き抜かれたセンパイが指先をペロリと舐め、ニマっと笑われました。

 それから、ふっと無表情になり、ンーッと大きく伸びをされ、やわらかなご表情に戻られました。
 表に出しすぎていた嗜虐オーラを意識して引っ込められたようにも見えました。

「それじゃあ戻るよ、ミコトさん?」
「はい・・・」
 
 からだを拭き終えた真っ白なバスタオルを胸の上から、からだに巻き付けます。
 センパイは、それをご覧になっても何もおっしゃいませんでした。

 私たちがバスルームに籠っていたのは20分間弱くらいでしょうか。
 リビングに戻ると男の子たちは、ワゴンに並べたお医者さんごっこグッズをあれこれ弄って遊ばれていました。

「お待たせー。あ、なんだおまえら?ちゃんと喰いたい物、選んだのか?」
 バスルームでのサディストオーラ凛子センパイから、シレッと、子供たちの姉貴分=凛子大先生、に戻っての上から詰問。
 
 私たちがバスルームで何をしてきたか露とも知らないであろう男の子たちが、無邪気にじゃれ合うのを止めて、一斉にこちらを振り向きました。
 バスタオル一枚姿の私に、痛いほどの視線の束が刺さってきます。
 
「おせーよ。もうとっくに選んじゃってるよ。はい、これ」
 ユタカくんが近づいてこられ、宅配ピザ屋さんのメニューとメモを大先生に渡しました。

「うわっ、こんなにたくさん?本当に食いきれるんだろうな?」
「ピザはリンねーちゃんたちが好きそーなのも選んで入ってるから、多分大丈夫だよ」

「ま、残ったら分けて持って帰らせればいーか。夕食7時前くらいとしたら、まだちょっと、頼むの早いな」
 大先生がメニューとメモを、そのままダイニングテーブルに置きました。

「それよりさ、これ、面白いね」
 マサヒデくんが手に持ってご自分の左肩に押し当てている器具を指さして、ユタカくんがおっしゃいました。
 さっきからヴーンという不穏な振動音が低く響いていて、少しドキドキしていたところでした。

「ああ、それはマッサージ器な。今マサヒデがやってるみたいに、肩とか腰とか凝ったところに当ててほぐすために使うのが正解だけど、ガキンチョはあんまり肩凝ったりしないだろ?」
 失笑気味にお答えになる大先生。

 それは、私のような種類の女には違う用途でおなじみの電動マッサージ器、通称、電マ、と呼ばれる器具でした。
 普通のバイブレーターなどと比べると振動がかなり強めなので、私がこれを当てられると呆気なくイキつづけてしまうため、一応持ってはいるけれど、あまり使わないようにしている、私にしては珍しく苦手な部類の性玩具。

 今マサヒデくんがお使いになっている電マは、よくある全長3~40センチくらいのものより二回りくらい小さいやつでした。
「次、オレな」
 シンイチくんがマサヒデくんに手を伸ばしています。
 
 好奇心に目を輝かせて、喜々として代わる代わるに振動を楽しんでいらっしゃる男の子たち。
 その好奇心の対象が私に向いたら・・・
 無理をすれば私のマゾマンコにすっぽり入ってしまいそうな大きさなので、無駄にゾクゾクしてしまいます。

「あと、これも凄い。一回挟んだら絶対緩まないんだね?」
 ミツルくんが手に持たれているのは、さっき私の大陰唇を挟んでいたコラン氏式舌鉗子。

「この筆とか羽根とか笛とか洗濯バサミとかは、何に使うの?」
 マサヒデくんの相変わらず素朴で率直なご質問。

 放って置かれてご退屈気味だったらしい子供たちからの堰を切ったようなご質問攻めに、嬉しそうな苦笑いの凛子大先生。
 まあまあ、となだめるように両手を振って、ご自分に子供たちの注目を集めます。

「だから、最初に言っただろ?ここにあるものは何でも、お医者さんごっこのシンサツに使っていいんだよ?あんたたちが自分で考えて、こう使ったら面白いかな、って思ったことを、どんどんミコトお姉さんのからだに試してみればいいじゃん」
 絶好のタイミングで、私にとっては絶望的なサジェスチョンをされる凛子大先生。

「あ、そっかー!!!」
 と、脳天気に盛り上がる男の子たち。

 私がバスタオルを纏って現われたことで、子供たちのあいだには、がっかりしたような、ホッとしたような、お医者さんごっこを始める前のときにも似た、微妙な空気が流れているような気がしていました。
 
 その分、空元気で無理してはしゃいでるようにも見えた男の子たちが、今の大先生のお言葉で一気に、この女の人には何をしてもいいんだった、と思い出し、男子の性的好奇心全開、な躁状態、えっちな無礼講的雰囲気に傾いた気がしました。

「先生役はミツルだっけ?それじゃあ、お医者さんごっこを再開するから、ミコトさんが巻いているタオルをベッドに敷いて、今度はお尻のシンサツだから、うつ伏せで寝てもらって」

 凛子大先生の無慈悲なご指示により、再び私は生贄の祭壇に、禊を済ませた無防備な裸身を差し出すことになるのでした。


夏休み自由研究観察会 10


2017年9月10日

夏休み自由研究観察会 08

 そんなふうに考えて、恥辱感にムラムラ疼いていたら、ユタカくんの素っ頓狂なお声が耳に飛び込んできました。

「オレわかった!女の人ってきっと、お尻の穴からオシッコとうんち、出し分けることが出来るんじゃないかなっ!?」
 世紀の大発見、みたいに興奮気味なお声で叫ばれたユタカくんに、アハハハと乾いた笑い声でお応えになる他のお三かた。

「んなわけねーだろっ!」
 という大先生の無慈悲なツッコミで、敢えなく瞬殺されました。

「しょーがねーな。ちゃんと穴が見えてるじゃん。よく目を凝らして視なさいよ?」
 大先生のお言葉でテレビ画面にグンと近づく4つの頭。
 これはすなわち、私のマゾマンコ大アップ映像が、しげしげと念入りに観察されているということに他ありません。
 言葉で言い表わしようのない、人間として、女性として消え去ってしまいたいほどの恥ずかしさ・・・

「あっ、ひょっとしたらこの、くりとりす?とおっきめな穴のあいだくらいにある、ちょこっと窪んでいるところじゃないかな?濡れててよくわかんないけど、なんだか穴になってるっぽい」
 マサヒデくんの小さな指がテレビ画面上で、正しく私の尿道口を指さしていました。

「おおっ!さすがお医者さんになりたいだけあるな?マサヒデ、大正解っ!」
 またまた大先生に褒められて、マサヒデくんニッコニコ。

「えーっ?穴なんてないじゃん?」
「その後ろにおっきな穴があるのに、なんでこんな中途半端なところからオシッコが出るんだよ?」
 ご不満そうな他のお三かたがますますテレビ画面にお顔をくっつけて、私のマゾマンコ粘膜をガン見です。

「そこが尿道口っていって、オシッコの出口なの」
 おっしゃりながら凛子大先生が私に近づいてこられ、いったんビデオカメラのスイッチをお切りになりました。
 真っ暗になる画面。
 当然、男の子たちの視線は、生身の私と凛子大先生に向けられます。

「ちょっと待ってな。嘘じゃないって証拠を見せてやるから」
「はうぅっ!」
 開かれた粘膜にウェットティッシュがあてがわれ、その周辺の愛液が拭われました。

 それから大先生が私の背後に回り、大陰唇を挟んでいる2本の舌鉗子を、より外側に2センチ位づつ、引っ張りました。
 つまり私のマゾマンコの粘膜が、より広く大きく面積を伸ばすように引っ張れた、ということです。
 引っ張られた粘膜が引き攣り、空気の当たる感触も広がりました。
「あうぅっ・・・」

 次にビデオカメラのスイッチが入ったとき、テレビ画面には、より露出面積が拡がった私のマゾマンコ内部が鮮明に映し出されました。
 尿道口周辺の粘膜が左右により引っ張られたおかげで平らになり、クッキリ窪んだいかにもオシッコが出そうな感じの黒くて小さな穴がハッキリ見えています。
 その上、もっと恥ずかしいことは、その下の穴まで物欲しそうにあんぐりと、いやらしい洞窟を覗かせていることでした。

「ほんとだ!穴が空いてるっ!」
「ちんちんの先っちょと同じくらいの穴だね?本当にここからオシッコするんだ・・・」

「でもこれじゃやりにくそう。ちんちんみたいに棒がないと手で持てないから、出すときの狙いがつけられないじゃん。あっ!だから女はわざわざしゃがんでオシッコするのか」
「これって、ストローを挿して飲む紙パックのジュースにストロー挿さないで、ストローの穴から直接出す、っていう感じだよね?ジュースが飛び散っちゃいそう」

 最後の喩えはミツルくん。
 男の子たち全員のご感想に、なんとなく女性のオシッコ事情をバカにしたようなニュアンスが感じられました。
 すかさずそこに突っ込む凛子大先生。

「ミツルの喩え方はずいぶんユニークだけど、でもそんなに不自由でもないんだよ?女性はみんなちゃんと、この構造でも狙ったところにオシッコ出来るんだ。小さい頃から慣れているから」
「嘘だーっ!」
 大先生のお言葉に、信じられない、という面持ちで一斉に反発される男の子たち。

「嘘じゃないよ?だったらあんたたちの前でミコトさんにオシッコしてもらって、証拠を見せてやろっか?」
 誘導尋問がまんまと大成功、とでもおっしゃりたげに私をニヤニヤ顔で見遣りつつ、更に子供たちを挑発される凛子大先生。

「ミコトさんだって、人前でオシッコするのは、すっごく恥ずかしいけど、あんたたちの勉強のためなら、きっと悦んでしてくれるはず。どうする?」
 子供たちのお答えは、もちろん全員歓声をあげての大賛成。

「ミコトさんがオシッコするんだって!?」
「オレ、女の人がオシッコする姿を見るの、初めてだ」
「本当にあの穴から出てるのか、テレビでわかるのかな?」
「まさか。トイレでするんだからカメラで映せるわけないじゃん。カメラが濡れちゃうし」
 口々に思いついたことを口走りつつ、興奮を隠さない男の子たち。

「聞いての通りだからさ、悪いけれどミコトさん、こいつらに、ミコトさんがエレガントにオシッコするところ、見せてやって」
 まったく悪びれていないご様子の大先生が、小動物をいたぶる猛禽類のような妖しい光を瞳にたたえて、私におっしゃいました。
 もちろんマゾな私に、ノー、とお答え出来る権限なんてありません。

「あ、はい・・・」
 ちょうど尿意を催してきたところだったので、タイミングを見計らって大先生にお許しを得なくちゃ・・・と考えていたところではありました。
 ただ、オシッコしたい、なんて言うと、それじゃあみんなで見ましょう、とか言われちゃうかな?とも思ってもいたので、そういう意味で今がそのタイミングだったのかもしれません。

「するのね?じゃあ早速準備しなくちゃ。ユタカ?お風呂場から桶持ってきて。プラスティックの大きいほうね。黄色いやつ」
「えっ!?」
 凛子大先生の意表を突いたご指示に、私と子供たちが同時に驚きの疑問符を投げかけました。

「なによ?」
 私たちのリアクションがお気に召さなかったらしく、何か文句あるの?とでもおっしゃりたげなご様子で、代表として私だけを睨みつけてくる大先生。

「あの、おトイレで、す、するのでは、ないのですか?」
 その迫力に気圧されて、マゾ性全開の卑屈さで上目遣いにお尋ねしてしまう私。

「トイレって・・・いくらガキンチョとは言え4人とアタシらふたり、いっぺんに入れるわけないじゃない。便座に座ってるの遠巻きに視てたって面白くもなんともないでしょ?」
 あんたたち、そんなこともわからないの?とつづきそうな、大先生の呆れ声。

「ここですればいいじゃん。みんなで取り囲んでゆったり視れるし。そのための段取りは、ちゃんとアタシが考えてあるから」
 わざとらしく諭すようなお優しげなご表情で私におっしゃった大先生が、子供たちのほうに向き直りました。

「ミコトさんはね、会社の仕事忙しいときはトイレまで行かないで、空のペットボトルにジョボジョボってオシッコ出来ちゃうんだ。一滴もこぼさずに」
 バレエを習っていた、とお教えしたときみたく、凄いでしょ?というニュアンスを込めたお言葉なのでしょうが、そんなのただのはしたないヘンタイ女です。
 それに、みなさまの前でペットボトルに放尿したのは、イベントショーの楽屋での一回きりですし・・・

 それでも、すげー、と驚愕と賞賛?のまなざしを私に向けてくださる純粋無垢な男の子たち。
 ユタカくんが無言で、お風呂場のほうへとダッシュで跳んでいかれました。

「このままだと壁際に集まっちゃうことになるから、ミコトさんの向きを変えよう。あんたたち、ちょっと手伝って」
 私の股間を狙うビデオカメラをいったん退避させ、私の左横に立たれた大先生に手招きされた男の子たちが、傍らに寄ってきます。

「椅子の肘掛けを持って、ミコトさんの向きを椅子ごとこのまま180度、ひっくり返すよ?つまり、あっちのテーブルに向くようにね」
 どうやら私は、今の格好のまま、みなさまの目の前でオシッコをしなくてはいけないようです。

 椅子の左側の肘掛けを大先生が持ち、右側をミツルくんとシンイチくんで持つことになりました。
 今までで一番の至近距離まで接近されてきた、おふたりのおからだ。
 股間や乳首に痛いほどの視線を感じます。
 肘掛けには私の両膝裏が乗っかっていますので、太腿におふたりの腕が触れ、その高めな体温が伝わってきます。

「まず持ち上げて、それから時計回りにターンするからね?せ-のっ!」」
 大先生の号令で私が腰を下ろしたディレクターズチェアがフワッと持ち上がり、そのままぎこちなくゆっくりと左に旋回します。

「あ、意外に軽い・・・」
 シンイチくんが、思わずお声に出た、という感じにつぶやかれました。

「さすがにビデオカメラが濡れちゃうと壊れそうだから、テレビに映すことは出来ないけど、これなら正面から肉眼で、じっくり視ることが出来るでしょう?」
「たぶんこれから先、あんたたちに恋人が出来たとしても、滅多に見せてもらえないほど女性にとって恥ずかしい姿なんだから、しっかり目に焼き付けておきなさいよ?」
 
 大先生から男の子たちに向けてのからかうようなご忠告は、そんなことを今、直子はしようとしているんだよ?と、私の羞恥心を煽るためのお言葉責めと受け取りました。
 
 向きを変えた私の目の前は、ダイニングテーブルまで4メートルくらいのフローリングの空間。
 ドア上のカメラからは、放尿姿がさっきとは反対向きの横向きでバッチリ映るであろう位置です。

 ユタカくんがお風呂場から持ってこられた、直径30センチほどの黄色いプラスティック製お風呂桶の内側に、凛子大先生が何やら白い紙みたいなものを敷き詰めています。
「それはなあに?」
 マサヒデくんが無邪気にご質問。

「これはね、ペット用のオシッコ吸水シート。何も敷かないまま直にプラスティックにオシッコを受けるとピチャピチャ跳ねて、床まで飛び散っちゃいそうでしょ?だから」
「えっ?リンねーちゃん、ペットなんて飼ってるの?オレ、何も聞いてないよ?」

 お身内のユタカくんから素朴な疑問が投げかけられました。
 確かに、ペットのいないお宅にペット用のオシッコシートがあるなんて、用意周到過ぎます。
 凛子センパイ、今日のこの鑑賞会をするにあたって、かなり綿密なご計画を錬られたのだなー、と感心しつつ、どんな言い訳をされるのかにも興味津々な私。

「うちの会社のオフィスでね、ペットを一匹飼ってるんだ。飼い主は一応社長だから、基本的に社長が面倒見るんだけど、会社が休みの日に社長が自宅へ連れて帰れないときは、社員が一時預かるときもあるんだ」
 私の顔をニヤニヤ見つつ、スラスラとご事情をご説明されます。

「だからうちにも、一応こういうものが用意されているわけ。こんなふうに役に立つとは思ってなかったけどね」
 最後だけ心にも無いことをおっしゃった凛子大先生。

 だけど、今のご説明で嘘はおっしゃっていませんでした。
 その、ペット、とは、私のこと。
 オシッコシートは、まさに私のためにご用意くださったもの。

 ふーん、と、あっさりご納得顔の男の子たち。
 そのペットって、犬?ネコ?ってご質問されたら、何とお答えされるおつもりだったのでしょう?
 赤い首輪のサカリっ放しなメス犬よ、とお答えになる凛子センパイのイジワルイお声が私の脳内で聞こえました。

 私の股間から5~60センチくらいの床に吸水シートを敷き詰めたお風呂桶が置かれました。
 その桶のすぐ背後に、4人の男の子とおひとりの成人女性。
 全員が私の、二本の舌鉗子で大きく抉じ開けられた粘膜まで剥き出しの女性器を注視しています。
 私の尿意も、幸か不幸か、いい感じに高まっていました。

「あんまり身を乗り出してると、ミコトさんのオシッコがひっかかっちゃうよ?」
 大先生が桶にかぶさらんばかりに前屈みになっているマサヒデくんに、苦笑いを浮かべながらお声をかけます。

「ちょっとぐらいかかってもいいんだ。ボク、本当にあの穴からオシッコが出るのかどうか、ちゃんと見て、確かめたいんだ」
 探究心旺盛な、さすがお医者様志望のマサヒデくん。

「おおっ!はりきってるねえ。じゃあ、顔のほうに飛んできても大丈夫なように、このメガネを貸してあげよう」
 ご愉快そうに笑いながら、レンズ付きメガネをマサヒデくんにバトンタッチする大先生。
 これで美咲センパイに配信される映像は、マサヒデくん視点とミツルくん視点となりました。

「でもさ、桶がこんなに離れていていいの?真下にポタポタ垂れちゃったりしない?」
 私の股間とお風呂桶を交互に見ながらの、ユタカくんからご質問。

「大丈夫。マンコはこっち向いてるでしょ?ミコトさんが力を込めて、ちゃんとあの桶に入るようにコントロールしてくれるから」
 大先生が無責任におっしゃいます。

「普通、女の人が立ったままオシッコすると、ほぼ真下に落ちるんだ。しゃがむと斜め前くらい。ミコトさんは今ほぼ正面にマンコを向けているから、放物線を描いてこのくらいの距離まで飛ぶはず」
「ミコトさんは上付き気味だから、オシッコが出る様子がよく視えるはずよ。下付きの人だと、もう少しマンコをグイッと斜め前に突き出さないとだめかな」

「上付き、ってなあに?」
 すかさずマサヒデくんから無邪気なご質問。

「女の人のマンコはね、人によってそれぞれある位置がちょっとづつ違ったりするんだ。お尻の穴に近い方にある人が下付き、前の方に寄っているのが上付き。ミコトさんは上付きだから、マンコが見えやすくて、あんたたちの観察にもピッタリなんだ」
 わけのわからないご説明をされる大先生。

「おーけー、それじゃあミコトさん?オシッコを出す態勢になって。思い切って一気にここまで飛ばして、なるべく床にこぼさないように」
 凛子大先生が半分ご命令口調でおっしゃいます。

「出口で溜めて、出すときには、出しまーす、って宣言してね。こっちも身構えるから」
「あんたたちも、ミコトさんが、出しまーす、って言ったら離れなよ?オシッコがかかったとか文句言ったら、その場で今日のお医者さんごっこは終了、帰らせるからな?」

「はーいっ!それまでは、もっと近くで見ててもいいんだよね?」
 マサヒデくんの屈託ない笑顔。

 一メートルにも満たない至近距離にある8つのつぶらな瞳が、私のマゾマンコへ熱い視線を注いでいます。
 左右のラビアを舌鉗子で挟まれ、無理矢理中身のすべてを晒しっ放しの私のマゾマンコ。

 こんな明るい真夏の昼下がりに、今日初めて訪れた他所様のお家のリビングルームで、ただひとりだけチョーカーひとつの全裸姿になって、小学生男子4名に放尿姿をご披露しようと股間に力を込めているマゾ女・・・
 今日お家を出るときに、まさかこんなことにまでなろうとは、思ってもいませんでした。

 ムラムラと性感が昂ぶるにつれ、ウズウズと尿意も高まっていました。
 このくらいの力を入れて、このくらいの角度で・・・
 少し腰を浮かせ、マゾマンコをみなさまにもっと突き出すみたいにして、位置を調節します。

「中のビラビラがヒクヒク動いているね」
「うん。ビラビラが動いて、さっき確かにちっちゃな穴もピクピク動くのが見えた」
「お尻の穴も窄んだり開いたり、一緒にヒクヒクしてる」
「ミコトお姉さんのお顔、なんだか切なそう」

 男の子たちの実況お言葉責めにマゾ性が反応し過ぎて、なかなか排尿行為に集中出来ません。
 でも、高まる生理的欲求で着実に、オシッコが尿道口へと集まりつつありました。

 その姿を視られること前提で自分から放尿開始を宣言する、という行為も、かなり恥ずかしいことでしたが、大先生のご命令なので破るわけにはいきません。
 もう少し、というところまで来て、目前のみなさまを見遣り、舌先で素早く唇を濡らしました。

「ぅあぅぅ、そろそろです・・・そろそろ出ます・・・もうちょっとで・・・」
 掠れ気味に発した私の言葉に、お風呂桶より前に出ていた子供たちがあわてて、桶の後ろまで退避しました。
「あっ・・・出ます、出ちゃうぅく、あーっ、出しまぁーすぅぅ!」

 言い終わると同時に、前方でポタッというような音がしました。
 自分のマゾマンコから桶の中央付近へと、ほとばしり出たオシッコが緩い放物線を描いています。
 
 シートが敷かれた桶の中にボタボタッという音をたてて飛び込んで行く私の恥ずかしい排泄液体。
 桶の背後で呆然としたように、私の顔とマゾマンコとオシッコの軌道を眺めている子供たち。

 一度解き放たれた排泄欲は、意に反してなかなか収まらず、なかなかオシッコが止まりません。
 後から後から湧き出てくる排尿の爽快感は、オーガズム時のシオフキの感覚にも似ています。

「あぁいいぃーやぁぁぁーんっふぅ!」
 その永遠とも思われる排尿姿ご披露の恥辱時間の中で、思わず淫猥な声が漏れてしまいました。

 気がつくと排尿は終わり、私は異常な性的昂ぶりの真っ只中でした。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
 吐息は荒ぶり、全身が火照り、今すぐどなたかにからだ中、めちゃくちゃにいたぶって欲しい気分でした。

「凄かったー。本当に女の人もオシッコ、コントロール出来るんだ!」
「桶の中のシートがけっこう黄色くなってる」
「ヤバイ、オレ、なんかコーフンしてる!?」

「本当にあのおマメの下くらいのちっちゃな穴から出てた。ボク、ちゃんと見たっ!」
「そのおマメ、さっきよりもっと、大きくなってない?」
「オシッコしてるときのミコトさんの顔が、なんだかすっごくえっちだった。オシッコしてるだけなのに、なんでそう見えたんだろう?」

 子供たちのお声にマゾマンコの襞が、いちいちヒクヒク反応してしまいます。
 どなたかこの大きくなったおマメ、思い切り捻り潰してください・・・
 そうお願いしたくてたまりません。

 そのとき私の股間に、ヒラヒラッと何か白いものが舞い落ちました。
「はい、お疲れさん。こいつらも満足したみたいだから、もうM字解いていいわよ。そのウエットティッシュでマンコ拭って」
 私の足元にひざまずき、舌鉗子を外してくださりながら、大先生が普通におっしゃいました。

「あんたたちも勉強になっただろ?女のオシッコ姿見れて、よかったよな?」
「うんっ!」
「ならちゃんとミコトお姉さんにお礼を言いな。ミコトお姉さん、オシッコするとこ見せてくれてありがとう、って。ほれ、せーのっ!」

「ミコトお姉さん、オシッコするところ、見せてくれてありがとーっ!!!!」
 四声ユニゾンの甲高い感謝のお言葉をいただけただけで、私の性的昂ぶりの物理的昇華は、当然ながらおあずけのようです。

 包帯と舌鉗子を外され、やっと閉じることの出来たマゾマンコからは、収斂した洞穴から絞り出されるかのように、ふしだらなよだれが溢れ出て内腿を滴ります。
 肘掛けに乗せていた両脚も下ろし、やっと人間らしい普通の腰掛け姿に。
 と言っても相変わらず、チョーカーひとつの全裸姿ではありますが。
 股間にウエットティッシュを滑らせ、オシッコの雫と愛液を拭き取っている私の姿を、男の子たちがジーっと見つめているのがわかります。

「やっぱり少し床にも垂れちゃったみたいだから、ミコトさん?今お尻の下に敷いているタオルで、軽く床も拭いといて」
「あ、はい・・・」

 凛子大先生に素っ気なくご命令されて、あわてて立ち上がる私。
 バスタオルは、私のマゾマンコの下になっていた部分だけ、愛液と垂れたオシッコでグッショリ濡れ、少しだけ黄ばんでいました。

「これでアタシの特別授業はおしまい。これからアタシとミコトさんは、お風呂場行って、その桶の後始末とかミコトさんの汗ばんだからだを軽く洗ったりしてくるから、そのあいだ、あんたたちは休み時間な」
 使ったお道具をテキパキとお片付けされながら、大先生がおっしゃいました。

「アタシたちが戻ったら、お医者さんごっこのつづきをするから、ミツル、ベッドを整えておけよ」
 上から目線で子供たちに指図される凛子大先生の傍らで、全裸でひざまずき、自分のオシッコが飛び散った床をタオルで拭き掃除する私。

「マサヒデ、ミコトさんのオシッコ、服にちょっとかかってたじゃん?やーい、エンガチョーっ!」
 シンイチくんが私のオシッコを吸い込んで黄色く変色した桶内のシートを見下ろしながら、マサヒデくんをからかいます。

「ボク、ミコトお姉さんのオシッコならぜんぜんかまわないもん。シンイチにーちゃんだってさっき、オシッコ飛び散ったとこ裸足で踏んでたじゃん。エンガチョ切った、バリアーっ」
「へー、最近の小学生にも、エンガチョ、って通じるんだ?」
 ご兄弟でじゃれ合うおふたりに、なんだか嬉しそうな凛子大先生。

「あ、それで、あんたたちの夕飯、宅配ピザでいいよな?ほら、アタシらがお風呂場に居るあいだに、この中から選んで、食べたいモノ紙に書き出しておきな」
 宅配ピザ屋さんのメニューチラシとメモ用紙、鉛筆をユタカくんに手渡される大先生。
「何でも好きなもの選んでいいけど、食べ切れる量だけにしておけよ?飲み物は冷蔵庫にコーラとかジュースとかまだいろいろあるから、選ばなくてよし」

 そのお言葉にふと、近くにあったオーディオ機器のデジタル時計表示を見ると、すでに午後5時を過ぎていました。
 お医者さんごっこが始まってからすでに二時間以上が経過していました。
 それでもまだ窓から射し込む真夏の陽射しは少し翳ったかなと思うくらいには明るく、私の裸身を照らしています。

「わーいっ!何食う?」
 一斉にメニューに群がる子供たち。
 すぐにワイワイとトッピング選び検討会が始まりました。

「それじゃあミコトさん、ついてきて」
 自分の尿がたっぷり染み込んだシートが入ったお風呂桶とバスタオルを抱えた私は、凛子大先生のお背中を全裸姿でしずしず追いつつ、お風呂場へと向かうのでした。


夏休み自由研究観察会 09