2011年9月17日

氷の雫で濡らされて 16

全裸のシーナさまがベッドの右端に浅く腰掛けました。
シーナさまの控えめな胸の隆起の先端は、相変わらずツンと澄まして尖っています。

私の視線を追うように見ていたシーナさまは、挑発するみたいに胸を反らしてフフンと小さく笑ってから、おもむろに私の右胸に手を伸ばし、ワンピースの布の上から手探りで2本の電動ハブラシのスイッチをオンにしました。
「んんーーーっ!」
ブーーンッていう低い震動音とともに、私の右乳首がギザギザチクチクした刺激に包まれました。
何これやだっ、気持ちいいっ!
「あーーーんっ!」
あまりの気持ち良さに思わず大きな声が出てしまいました。

「そうそう、この部屋、ゆりさま言ってたけど一応防音なんだよね?だったらお口は塞がなくてもいいわね?」
「えっ?えーーっと・・・」
「あ、でも、苛められている感て言うか、みじめな気持ちを盛り上げたいなら、猿轡くらいしてあげようか?」
「あ、は、はい。お願い、します・・・」
「あらそうなの?直子さんてば根っからマゾね。おーけー。じゃあそれは、わたしが出ていく前に、してあげる」

電動ハブラシの柄のほうも、おっぱいのお肉に貼り付けられているためにおっぱい全体がプルプル震えて、すっごく気持ちいいです。
いつの間にか私の左側に回っていたシーナさまは、左乳首のハブラシもオンにしました。
「あーーーあーーーっ!」
左右のおっぱいがチクチクプルプル。
私は、鎖に繋がれた手足をジタバタさせて身悶えしてしまいます。

「そうそう。大事なことがもう一つ。このままエアコンつけたままだと、氷が溶けて鍵が落ちてくるまで軽く2時間以上はかかるんじゃないかな?」
「エアコン切っちゃえばもっと早くなるはずよ。夕方だけどまだまだ暑いからねー。この暑さだと1時間くらいかな?」
「でもエアコン切っちゃうと直子さん、即、汗グッショリ。たぶん全身ビチャビチャヌルヌルになっちゃうわね」
「ちなみにこれだけの氷が全部溶けると、小さめなスープ皿一杯分くらいかな。安心して。ソファーや床がビショビショになることは無いわ」
「それより心配なのは、直子さんの汗と愛液のほうね」

言いながらシーナさまは、私のアソコに突き挿さったバイブのスイッチもオンにしました。
「うううううーーーっ!!」
途端にクネクネとショーツの布を踊らせて、私の中で暴れ始める凶悪バイブ。
アソコの粘膜を捏ね繰り回すようにウネウネヌルヌル動き回り、震動も半端ではありません。
「いやーーぁっ、い、い、い、い、いいーーんっ!」
震動に合わせて同じリズムで声が出てしまいます。
左右のおっぱいとアソコの中の震動が一つになって全身で渦を巻いて、これってもうすぐにでもイっちゃいそう。
こんなのが2時間も3時間もつづいたら、本当に私、壊れちゃう・・・

「で、どうするの?切る?切らない?」
「あああーんっ!きって、きって、きてきってーっ!」
「きって、じゃないでしょ?切ってください、でしょ?でもバイブのスイッチを切る気は無いわよ」
あくまでもイジワルなシーナさま。
「エアコンですぅ、エアコンですぅ、切ってぇ、切ってくださいぃ」
「はい、はい、わかりました」
シーナさまの笑い混じりなお声が聞こえてから、パシャッとシャッター音が聞こえました。

「はい。直子さんのケータイで記念撮影しといたわよ。直子さんがクネクネ悶えてるいやらしい姿。で、ケータイはここね」
シーナさまが私の左手首に、私の携帯電話のストラップを落ちないようにしっかり巻きつけてくれました。
その間も私は仰向け大の字のまま、クネクネウネウネ全身を捩じらせて盛大に身悶え中。
溶けた氷の雫が胸や二の腕や顔、いろいろな場所をポタポタ濡らしてきます。

「わたしは、ちょっとシャワー借りて、汗流してすっきりしたらエアコン切って帰るから、その後は一人でせいぜいがんばってね」
シーナさまの裸な背中がリビングのドアの向こうにすーっと消えていきました。
BGMに低く流していたショパンのピアノ曲が雨だれに変わり、妙に大きく、心地良く私の耳に響いてきます。
その他に聞こえるのは、私のからだ3ヶ所を陵辱しつづけるブーンという低い震動音。
2秒に一粒くらい、ワンピースの胸を溶けた氷の雫がポタリと濡らしてきます。

そう言えば今まで私、こんなふうに拘束されて辱められる妄想オナニー、何度もしてたっけなー。
ナワトビやカーテンタッセルで半端に手足を縛って、逃げられないフリをして。
でも今現在の私は、正真正銘の囚われの身。
手首足首はガッチリと鎖に繋がれて、アソコにはバイブ、おっぱいには電動ハブラシ。
吊るされた鍵が落ちてこない限り、この陵辱地獄からは逃げ出せない。
自分の悲劇的な状況に、胸の奥がキューンと疼きます。

そんなことを考えている間も、乱暴に掻き回されるアソコと、激しく震わされるおっぱいへの刺激に、私のからだはどんどんどんどん昂ぶっていました。
どんなに内股にしようとしてもピッタリとは閉じることの出来ない、鎖に繋がれた両脚をクネクネ動かして、今以上の快感から逃れようと試みます。
「あーーーーーっ、あんっ、あんっ」
堪えていのるに、いやらしい声がどんどん出てしまいます。
気持ちのいい波がどんどんどんどん大きくなって、寄せては返します。
許して、ごめんなさい、許して、もうだめぇ・・・
シーナさまという現実のご主人様がいなくなってしまった今、私は心の中で、私を拘束して嬲り者にしている妄想の中のSな女誘拐犯、お顔はまさしくシーナさま、に許しを乞います。
それでも許されるはずはなく、私はあまりの気持ち良さにあがらえなくなって、流されることを決意しました。

「あーーっ、あんっ、あんっ、あんっ!」
知らず知らず、腰が上下にいやらしく動いてしまいます。
突き挿さっているバイブを、より深く迎え入れるみたいに。
顔を上げて、ワンピースの布をいびつに出っ張らせている自分のおっぱいを見ます。
自分の手でめちゃくちゃに揉みしだきたくて仕方ありません。
でも、いくら必死に腕を伸ばしてみても、鎖に繋がれていてはおっぱいに届くはずは無く、無常な鎖がジャラジャラ音を立てるだけ。
「あんっ、いいっ、いいっ、いいーーーっ!」
快感に身を委ねた私に陶酔が訪れます。
からだがフワッと舞い上がる感じがして、頭の中が真っ白になりました。
「いいいぃぃーーーーーっ!!!」
4本の鎖がジャラジャラ激しく鳴りました。

ショパンの子犬のワルツがフェードインするように聞こえてきて、現実が再開されました。
何も変わっていませんでした。
相変わらずアソコとおっぱいをしつこくいたぶってくる強烈な震動。
激しくイってしまったはずなのに、さっきからのつづきみたいに肉体への刺激が快感に変換され、神経は昂ぶり、意識を休ませることなど一瞬も許してくれません。
融点の低い位置から、再び快感の波をさまよい始めることになりました。
「あーんっ、許して、許して、許してーっ、もう許してーっ」
口ではそう言いながらも、私のからだは次の高みへとスロープを急激に登り始めていました。

「直子さん、もう一回目の天国?早いわねー。そんなんじゃきっとからだ、もたないわよ?」
シーナさまの蔑んだお声が聞こえました。
お声のほうへ首を曲げると、シーナさまは、ざっくりとした白いノースリーブの清楚なワンピースを着て微笑んでいました。
「あーさっぱりした。直子さんちのバスルーム、広くていいわね。あっ、ボディソープ、借りたわよ」
のんきにそんなことを言っています。
きっとスッピンなのでしょう、シーナさまのお顔は、お化粧を落としても目鼻立ちがはっきりした可憐で可愛いらしいお顔でした。

「それじゃあこれで、エアコン消しておいとまするわね。あっ、そっか、その前に・・・」
シーナさまが私の枕元に腰掛けました。
「少し顔を上げて、口を開きなさい」
私が言われた通りすると、シーナさまは、豆絞りの手ぬぐいをクルクルっと細長くたたみ、真ん中で一度縛ってコブを作った後、そのコブを私の口に押し込んでから頭の後ろで手ぬぐいの両端をギュッと結びました。
「んっぐっ」
「お約束の猿轡。とってもみじめでお似合いだわ」
シーナさまが私の左手首から携帯電話をはずし、パチパチっと数枚写真を撮って再び左手首に巻きつけてくれました。
それと同時に、私が左手に握っていたローター類のリモコンスイッチが奪われました。

「それでは直子さん、今日は楽しかったわ。また遊びましょうね。ごきげんよう」
シーナさまが私の顔を覗き込んで、ニヤリと笑いました。

「んーぐぅぅーーーっ!!んっんっんっんーーーっ!!!」
突然、クリトリスと腋の下と脇腹とお尻の穴に強烈な震動が襲いました。
シーナさまがリモコンスイッチを入れたのでしょう。
それまでに高まっていた快楽の波が一気にレッドゾーンを振り切りました。
猿轡をかまされた喉の奥から、獣のような悦びの声がほとばしりました。
とくに、クリトリスを吸引したスポイトへの震動は、あまりに強烈でした。
上半身と下半身が別々の方向へビクンビクンとのたうち、頭の中が真っ白にスパークして意識が吹っ飛びました。

「んぬぐぅーーっ!!!」
「んんーーーーーーっ!!!」
何度も何度も強烈な絶頂感が襲ってきました。
シーナさまは、リモコンスイッチを私の左手には戻してくれず、オンにしたまま私の左胸辺りにポイッと放り投げ、背中を向けてスタスタとリビングから出て行きました。
リモコンスイッチを投げたとき、同時にシーナさまが何か言ったようですが、自分の喘ぎ声が大き過ぎて聞こえませんでした。
その後ピピッてエアコンが切れた音は、聞こえたような気がしました。

でもそんなことより今は、早くこのクリ責め器具を止めなくちゃ!
「んふーっ、んふーーっ!」
私は、上半身をめちゃくちゃに捩って、胸の上のスイッチの小箱を左手が届くところまで誘導しようと試みます。
そうしている間も、全身を全力で陵辱してくる各器具がくれる快感に、意識が持っていかれそうになります。
クリトリスを小刻みに震わすスポイト、穴を掻き回すバイブ、お尻の穴に貼られたローターがくれる震動。
この3ヶ所責めに、私の下半身は別の生き物と化して、ウネウネ蠢いていました。
「んふーんっ、んふーんっ、んふーんっ・・・」
呼吸を荒くして小さく唸りながら上半身をくねらせ、リモコンスイッチの小箱をまずベッドまで落とし、左肩と肘を使って左手の指先が届くところまで押していきました。

もし誤って、このリモコンスイッチをベッドの下に落としてしまったら・・・
もう絶望的です。
こんなクリトリスへの刺激が2時間もつづいたら、間違いなく私は壊れてしまうでしょう。
イってもイっても終わらない快楽の果てには、何が残るのでしょうか?
意識がトンで悶絶して、目覚めたら不感症になっちゃってたりして・・・


氷の雫で濡らされて 17

2011年9月11日

氷の雫で濡らされて 15

「さてと、お待たせ。やっと準備が終わったわ」
シーナさまは、ダイニングのほうから何かの入ったボウルを両手で持ってソファーベッドに近づいてきて、そのボウルを椅子の上に置いてから問いかけてきました。

「これから直子さんを天国へ連れて行ってくれるお道具たちを紹介するわね。まずこれ」
にゅっ、と目の前に突き出されたのは、私の電動ハブラシでした。
でも、それはただの電動ハブラシではなくなっていました。

「直子さんのオモチャ箱にもこれが3本もあったから、わたし、ピーンて閃いちゃった。面白いものが作れたわ」
シーナさまがニヤリと笑いました。
シーナさまが差し出した改造電動ハブラシは、ブルーとピンク2本のハブラシのブラシ部分を向き合わせて重なり合うように、ブラシ近くの部分と柄の部分が輪ゴムで束ねられていました。

「ここをこうやって開いて・・・」
シーナさまが重なり合ったブラシ部分を指で開き、私の左おっぱいに近づけてきます。
「えっ?」
ブラシ部分が乳首を左右から挟むようにして、指を離しました。
「あんっ!」
輪ゴムの張力でブラシのギザギザが左右から乳首側面を挟んできます。
乳首全体にザラッとした刺激がまとわりつきました。
「ね?これでスイッチ入れたら、どんな感じなんでしょうねえ?」
シーナさまが楽しそうに小首をかしげました。

「途中で乳首からはずれちゃったらツマンナイから、テープで固定しておくわね。安心して。医療用の粘着テープだからお肌に害はないわ。絆創膏みたいなもんだから」
シーナさまが私の左おっぱい周辺の汗をタオルで拭いてくれてから、下乳に押し付けるみたいにハブラシの柄部分をテープで直接おっぱいの肌に、入念に貼り付けました。

仰向けの顔だけ上げて、恐る恐る自分の左胸を見てみます。
乳首からぶら下がるように、長さ15センチくらいの筒がおっぱいに白いテープで貼り付けてあります。
なんだか異様な感じ・・・
人体実験、という単語がふと、頭に浮かびました。

「右おっぱいには、わたしが持ってきたハブラシね。こっちのほうがいくらか震動、強いかも」
シーナさまがそう言って、右乳首も同じ細工を施された少しデザインの違う電動ハブラシの毛先で噛まれ、テープで固定されました。
こちらのハブラシの柄の色は、グリーンとシルバー。

「おっぱいはこれで良し、っと。次はオマンコね。じゃーん!」
シーナさまが私の目の前に突き出したのは、直径4~5センチ、長さ17~18センチのピンク色したほぼ円錐形の筒でした。
ほぼ円錐形と言ったのは、その形状が直径4~5センチの球を4つ連ねたようなウネウネしたデザインだったからです。

「直子さん、男性器の形自体がNGだっていうからさ。それだと普通のバイブレーターは使えないじゃない?確かにわたしもペニス型のバイブって好きになれない、って言うか、なんだか笑っちゃうのよね、あの形で」
「それで、これにしたの。でも、これで正解よ。わたしの一推しバイブ。スゴイのよ。わたしの知り合いや奴隷たちにも大好評!」
シーナさまが笑いながら言って、その円錐形の底部分をクイッってひねりました。
途端にブーンって唸りながら、根元を含めて4箇所ある球と球のつなぎ目の所を軸に円錐全体がクネクネとランダムにうねり始めました。

「ね?スゴイでしょ?これが直子さんのオマンコの中で暴れ回るってワケ」
言いながらシーナさまは、私の下半身のほうへ移動してベッドに乗ると、無造作に私のピンクのショーツを腿まで下ろしました。
「きゃっ!」
そんな私の悲鳴には無頓着に、スイッチを切って動かなくなったバイブを無造作に、ヌプッと私のアソコに挿し込んでから再びショーツを上げました。
「こうやってパンツの布で押さえておけば、どんなにこのバイブが暴れたって抜けちゃう心配はないでしょ?」

私のアソコの奥深くまで挿し込まれたバイブレーターは、それでも柄部分が5~6センチ、外に出ていました。
その柄部分の底をショーツのクロッチ部分の布が押さえている、言わばストッパーというわけです。
ショーツの布が柄の形に突っ張って飛び出していて、なんとも卑猥な下半身・・・

「あとは、カワユイ直子さんのための大サービス的な、オプションプランね」
つづいてシーナさまが取り出したのは、不思議な形をしたものでした。
手のひらに乗るくらいの大きさで、ほおずきくらいの赤くて丸いスポイト状のものが付いています。
スポイトの先っちょはプラスティックの小さな溝になっていて、その溝の中にケバケバが仕込んであります。
その下に小さな電池ケースのようなもの。

「これはねえ・・・」
シーナさまが再びベッドに乗り、私の下半身に覆いかぶさりました。
ショーツのゴムのところがめくられ、無毛な土手部分まで露になります。
あっ!わかった!
私が思った瞬間、スポイトの先っちょが、大きく腫れてツヤツヤな私のクリトリスにかぶせられました。
間髪を入れず、キューッとクリトリスが吸い込まれます。
「ああーーんっ!」
スポイトの吸い付く力で、パンパンに腫れた私のクリトリスが吸われた状態のままプラスティック溝の中に固定されてしまいました。
そんなに痛くはなくて、ゾクッとする感じ。

「それでこれは、リモコンでオンオフできるのね。オンにすると・・・」
「あああああーーーっ!」
吸引されたままのクリトリス全体に激しい震動が響き、プラスティック溝の中のケバケバがせわしなくサワサワと充血したクリトリスを撫ぜてきます。
「んんーーーっ!!」
思わず下半身全体でジタバタしてしまうほどの強烈な快感!
もうだめー、と思ったところで震えがピタリと止まりました。

「ね?これもスゴイでしょ?でもこれは入れっぱにしたら、本当に直子さん、イキ過ぎて死んじゃうかもしれないから、自分でコントロールさせてあげる」
シーナさまがそう言って、鎖に繋がれている左手にリモコンコントローラーを握らせてくれました。

「それとついでに、直子さんの大好きなこれもてきとーに貼っておきましょう」
卵形のローターが左右の腋の下と脇腹、そして腰を浮かせられてショーツを少し下げられ、お尻の穴の上にも直接テープで貼られました。
「今貼ったローターも、そのコントローラーで動くから、お好みに合わせて自分でスイッチ入れなさい」

シーナさまは、私のショーツを元通りにした後、ボディコンワンピースの裾も元通りに腰のところまで戻してくれました。
「布地が伸びちゃうかもしれないけど、いいわよね?もともとわたしが買ったものなんだし」
「あ、はい・・・」
おっぱいに取り付けられた電動ハブラシの筒が、ジャストフィットなワンピの布の張力でおっぱいに押し付けられておっぱいが潰れ、ロープで縛られているのとはまた違う被虐感を感じてしまいます。

顔を上げて自分の胸元を見ると、ワンピの布がいびつに凸凹していて、何かを服の下に取り付けられていることは一目瞭然。
なんだか本当に、どこかの変態科学者にさらわれて、不気味な人体実験の検体にされてしまった気分です。

「もうとっくにわかっているとは思うけど、これからわたしは、直子さんに取り付けたおっぱいとオマンコ陵辱装置のスイッチを全部オンにして、放置したまま、おいとましようと思っているのね」
シーナさまがベッド縁に浅く腰掛けて、私の髪を軽く撫ぜながらニヤニヤ笑います。
「電池は全部、新品に換えたばっかりだから、少なくとも3~4時間は、乳首とオマンコが震えっぱなしになるわ。嬉しいでしょ?」
私は、はい、とも、いいえ、とも答えず、すがるようにシーナさまの目を見つめます。

「いったい、何度イけるかしらねえ?イキ過ぎて気を失っちゃったりして・・・」
うふふ、と笑ったシーナさまが、傍らからストローをさしたコップを手に取り、ストローを私の口元に寄せてくださいました。
ストローを銜えて吸うと、冷たいレモンソーダが喉に流れ込んできました。
喉がかなり渇いていたので、たくさんたくさん吸いました。

「それで、直子さんがそんな状況から脱出するためには、この鍵が必要なのね」
コップを床に置いたシーナさまが、今度は私の鼻先に小さな金属製の鍵をぶら下げました。
その鍵は、長さ10センチくらいの糸で直径5~6センチの金属リングに繋がれていました。
「この鍵は、直子さんの手枷、足枷と四方の鎖を繋いでいる4つの南京錠共通の鍵なの」
そう言いながらシーナさまが立ち上がりました。

「一回しか説明しないから、よくお聞きなさい」
シーナさまがボウルの中から何かを取り出しました。
「ほら、これ」
それは、黒いストッキングに氷、さっきシーナさまが買ってこられたロックアイス、を詰め込んだものでした。
ストッキングは、両端細りで真ん中部分だけ膨らむような形で、長さ10数センチくらい氷を詰め込まれていました。
一番膨らんでいるところの幅が10~12センチくらい。
ぶら下げるように持った腿側の先っちょは縛られて、袋状になった爪先のほうからは、ポタポタと雫が垂れてきています。

シーナさまは、鍵が繋がれた直径5~6センチの金属リングをその先っちょからストッキングに通しました。
リングは、氷の塊に阻まれ途中で引っかかりました。
「このストッキングの中の氷があらかた溶けてしまえば、リングがストッキング布を通るようになって、鍵が落ちてくる、っていう仕組みはわかるわよね?」
「は、はい・・・」
「これを、直子さんの胸のあたりにぶら下げておいてあげる。氷が溶けて鍵が落ちてきても、直子さんの手に届かなかったら意味ないから、鍵に紐を付けて、ちょうど直子さんの右手あたりに落ちてぶら下がるようにして」

「これはね、欧米ではアイスタイマーとかアイスリリースって呼ばれている、主にセルフボンデージ、自縛遊びのテクニックなの」
「氷が溶けて、鍵が手元に落ちてくるまでは、からだをいたぶる陵辱から直子さんは、自由になれない、ってワケ。萌えるでしょ?」
言いながらシーナさまは、私の右側枕元あたりにマイクスタンドを立て、上に一杯に伸ばした後、ブームの先に氷詰めストッキングを結び付けました。
ブームを斜め上横向きに調整して、氷詰めストッキングが私のおっぱいのあたりに来るまでブームを伸ばし、固定するためにギュッとネジを締めました。
スタンドの脚が倒れないように、シーナさまのカートを重石としてマイクスタンドの脚の上に乗せました。
ポタリポタリと氷の雫が私のワンピの胸元を濡らし始めました。

「鍵が落ちてきたら、まず右手で掴んで、それから顔を近づけて鍵を口に咥えて、手首の南京錠の鍵穴に突っ込むといいわ。手首と口、届くわよね?」
シーナさまに言われて私は、寝たまま出来るだけ手首を顔に近づけ、顔も起こして右側にひねり、出来るだけ右手首に近づけてみます。
だいじょうぶ、ラクショーです。

「右手さえ自由になっちゃえば、あとは他の鍵をはずすだけで、直子さんは自由になれるわ」
「ただし、たとえば右手で鍵を取り損ねちゃったり、咥えた鍵を落としちゃって鍵が手の届かないところに行っちゃったりしたら、ゲームオーバーね。電池が切れるまで快楽に身を任せるしか手は無くなっちゃう・・・」
シーナさまがうふふ、って笑い、私の鼻にキスしました。

「注意事項は、こんなところね。一応サイアクの事態のために、直子さんの左手が届くところに直子さんの携帯電話を置いておいてあげるけど、鎖に繋がれたままの手でうまく使えるのかは、私にはわっかりませーん」
シーナさまがすっごく嬉しそうに笑いました。


氷の雫で濡らされて 16

2011年9月10日

氷の雫で濡らされて 14

「さっきから直子さんがとても気持ち良さそうに喘いでるの見ていたら、わたし、らしくもなくムラムラしてきちゃった」
シーナさまが剥き出しの下半身を大きく開いて、ソファーベッドの上に乗ってきました。
「こんなになっちゃったのは直子さんの責任だから、当然、直子さんに責任をとっていただくわよ?」
仰向けで見上げる私の顔の上を、シーナさまの細くてしなやかな右脚がまたぎました。

私の顔の真上をシーナさまの両腿の付け根が塞いでいます。
まったく毛が生えていない、ツヤツヤでスベスベそうな真っ白な肌に一筋、縦の亀裂が走っています。
その亀裂が徐々に私の顔に近づいてきました。
その亀裂は、私の顔に近づくに連れて左右に割れ始め、私の顔のすぐ前まで来たときにはパックリとピンク色の中身を晒していました。

「んぐっ!」
私の唇にピンク色が押し付けられました。
「直子さん、さっきわたしにキス、したがってたわよね?上の唇は許さないけど、こっちの唇なら、いくらでも舐めていいわよ?」
シーナさまは、私の顔面上に野球のキャッチャーさんのみたく両膝を左右に大きく広げてしゃがみ込み、アソコを私の唇に押し付けてきました。
俗に言う、顔面騎乗。
「ほら、舐めて。舌を挿れて。わたしを気持ち良くしてちょうだい!」
腰を軽く前後に動かして、私の顎から鼻先あたりまでにアソコを擦り付けてきます。
「むぅーっ!」
私はベロを精一杯伸ばして、シーナさまのパックリ開いたアソコを舐め始めました。

シーナさまの中は、すでにヌルヌルに濡れていました。
シーナさまのおシルは、少ししょっぱくて少しほろ苦くて、とても美味しいものでした。
私は、舌先をすぼめてシーナさまの中まで夢中になって舐め上げました。
「そう、そこよ。あっ、気持ちいいっ!」
おシルは後から後から、湧き出てくるみたいでした。

シーナさまが見下ろしてくる視線が、私の見上げる視線とぶつかります。
シーナさまは両方の眉の間を少し曇らせて、その可愛らしいお顔を少し歪めて、せつなげな表情になっていました。
さっきまでしていたブラジャーがいつのまにかはずれていました。
下から見上げたシーナさまのバストは、ごくごく控えめな膨らみでしたが、ピンと尖った可愛らしいピンク色の乳首がシーナさまのコーフン具合を如実に顕していました。

「んーーっ、もっと奥まで、舌を潜らせてちょうだい。舌を出したり挿れたりしてちょうだい」
私は、唇に押し付けられるアソコに夢中で舌を這わせ、穴のほとりで唾液に濡れてキラキラ息づいている肉の芽に唇をすぼめて吸い付きました。
ずずずーっ。
「ああーーっ、そこ、そこそこーっ。もっと吸って、もっと舐めてーっ」
シーナさまのクリトリスは、さほど大きくはありませんが、充分な存在感を放って膨れ上がり、小粒な真珠のようにテラテラと気高く輝いていました。
「もっと、もっと、もっとぉーっ!」

シーナさまが私の顔を押し潰すみたいに、強烈にアソコを押し付けてきます。
私の唇にぴったり密着した粘膜の襞に舌を捻じり入れ、私も夢中でシーナさまの粘膜を貪ります。
シーナさまの上半身が後ろにのけぞって、わたしの胴体の両脇に両手をついた状態になりました。
首を起こし気味にした私は、真正面からシーナさまのアソコを舐める格好になります。
「うまいわ。うまいわよ直子さん。もっとペチャペチャ音立てて舐めてーっ」
シーナさまの上半身がブリッジしているみたいな姿勢になって乳首が天を衝き、全身をプルプル震わせてコーフンされています。

「ちょ、ちょっと待ってね直子さん。からだを入れ替えるから、今度はお尻の穴まで舐めてちょうだい」
シーナさまのからだが寝ている私の右側に翻った、と思ったら素早く体勢を入れ替え、今度は私にお尻を突き出す形でまたがってきました。
「ほら、お尻の穴も舐めて。お尻の穴からオマンコまでジュルジュル舐めてーっ!」
シーナさまのお尻の穴は、小さくてひっそりとしていて、すっごくキレイでした。
お尻の穴の周辺、蟻の門渡り、アソコ周辺、どこにも毛一本無いツルッツルのスッベスベ。
私は、シーナさまのお尻のスジに沿って下を這わせ、すぼめたお口のようなちっちゃなシワシワを丁寧に舐めました。
「あーーっ、いいっ、いいっー!オマンコも舐めて、オマンコ舐めてーーっ!」

シーナさまが両手で私のおっぱいをワンピースの上から鷲づかみして乱暴に揉みしだきながら、腰を前後に激しく振ってきました。
私の鼻から顎にかけてまでにシーナさまの粘膜が行ったり来たりして、激しく擦りつけられます。
シーナさまの指で激しく乳首がつままれ、捻られ、私もどんどんコーフンしてきました。
「ああっー、ああんーっ」
「あーー、いいわ、いいわ、イク、イきそうーっ!」
私は、舌を伸ばしきった状態にして、行き来する粘膜に刺激を与えつづけました。
「いい、いい、いーーーー、イーークゥーーーーっ!!!」

私の唇にアソコを押し付けた状態でシーナさまの腰の動きが止まりました。
私の舌はシーナさまのアソコの中。
ときどきヒクヒク中が引きつっているのがわかりました。
やがて、私の顔からシーナさまの下半身が離れていきます。
私の顔は、全体がヌルヌルのベトベトでした。

「あー、気持ち良かったわー、直子さん。あなた、舐めるのうまいのねー」
シーナさまが全身をタオルで拭きながら、もう一枚のタオルを私に渡してくれました。
私も上半身を起こし、渡されたタオルで顔を拭きます。
「久しぶりに本当に気持ち良かったわ。ありがとうね、直子さん」
オールヌードのシーナさまが身を屈め、私の頬にチュッて唇をあててくれました。
「これで心置きなく、直子さんをここに置き去りに出来るわ。さ、最後の仕上げをしちゃいましょう」

「たぶん直子さんは今のでまた、ムラムラな欲求不満が跳ね上がったことでしょうね?」
「でも安心して。これから先は、ずーーっと直子さんのターンだから」
シーナさまは、上半身を起こしていた私の左手首を掴むや否や、乱暴に引っぱってエナメル製の手枷を嵌めました。
私の背中がベッドに戻り、シーナさまは手枷の金具をベッド脚から伸びる鎖に南京錠で留めました。
つづいて右手も同様に拘束され、私はベッドに仰向け大の字で拘束されてしまいました。
と言ってもキツキツで身動き出来ないほどではなく、腕は肘を軽く曲げるくらい、脚も膝を少し曲げるくらいは出来ます。
ただ、いくら肘を曲げても指先が肩に届くほどではなく、膝を曲げても股間が30度以下に閉じることは無い、というくらいの余裕です。

「直子さんはね、これから思う存分イってもらうことになるの。もうイヤっって思うくらい」
シーナさまがイタズラ顔でベッド脇から身を乗り出し、ボディコンワンピースの裾に手をかけて、ジワジワと胸元までめくり上げました。
私のおっぱいが露になります。
「相変わらず元気のいい乳首ねー。まだビンビン」
右手を伸ばして左乳首をギューッと潰して捻ります。
「あーーんっ!」
「いい声。わたし、直子さんのその声、好きよ」

「ねえ、直子さん?あなた、電動ハブラシで遊ぶとき、ブラシのほうで擦るの?それとも柄のほう?」
「あ、えっと、乳首だったら、ブラシのほうで・・・」
「ふーん。じゃあ、こんな感じ?」
シーナさんが私のオモチャ箱からブルーの電動ハブラシを取り出してキャップをはずし、ブラシを私の左乳首にあててからスイッチを入れました。
ブーーン。
微かな震動音とともにハブラシが震動し始め、毛先のザラザラとした触感が乳首の皮膚を細かく擦り始めます。
「ああふーーんっ」
その気持ち良さに、私は思わず身を捩ってハブラシから逃げてしまいます。
「へー。すごい反応ねー。ますます楽しみだわ」

「さっき、乳首だったら、って直子さん言ったけど、乳首以外だったら、どこにあてるの?」
「あ、あの、えっとクリトリス・・・」
「あー。そうね。それも気持ちいいわよね。そっちはブラシじゃないの?」
「はい。ブラシをあてると、すぐイっちゃうから、楽しむときは柄のほうで・・・」
「なるほどねえ。すぐイっちゃうのもつまんないものねえ?」
シーナさまがまたハブラシのスイッチを入れて、今度は私の下半身のほうへ腕を伸ばしてきます。
でも、途中でスイッチを切って、プイッと背中を向けました。

「それじゃあわたし、直子さんを壊しちゃう準備をするから、直子さんはしばらくそこでリラックスしていて。準備が終わって本番が始まっちゃったら、あなた、それこそ休むこと出来なくなっちゃうから」
「あ、は、はい・・・」
私、壊されちゃうみたいです・・・
何をされちゃうんだろう?
あまりのドキドキに意味も無くからだを捩って、無駄に鎖の音をジャラジャラさせてしまいます。

「あ、そうだった森下さん。ベッドルームのエレピの前にマイクスタンドがあったわよね?あれ、ちょっと借りるからね」
学校の課題の弾き歌いの練習のために揃えた機材でした。
「はい。ご自由にそうぞ・・・」
ワンピースを胸までまくり上げられて、おっぱい丸出しの仰向けで、私は大の字になったまま首だけ横に向け、シーナさまの動きを目で追いました。

シーナさまは全裸のまま、ベッドルームに入ったり、ダイニングに行ったり、私のオモチャ箱を漁ったり、ご自分のカートから何か取り出したり、しばらくの間、あわただしく動き回っていました。


氷の雫で濡らされて 15