ペーストの量が多かったせいもあるのでしょうが、ずいぶん念入りに舌で蹂躙してくださるジョセフィーヌさま。
肥大したクリット裏側の辺りにお尻から垂れてくるペーストが溜まるのでしょう、その周辺を執拗に愛撫してくださっています。
「あーんっ、イぃっ、そこっ、そこイーのっ、もっと、もっとーぉっ!!」
大陰唇をなぞるように舐め回され、膨れ上がった肉の芽も頻繁に舌先で転がされて…
前の二回で充分に昂ぶっている性感に加えて、四つん這いというマゾの大好物の屈辱…
私の淫欲が仕上げに向けて加速していきます。
「あんっ、じょ、ジョセフィーヌさまぁ、どうかそのまま、あんっ、そのまま直子をイかせてくださいーっ!!」
知らず知らずに両腕を背中に回し、互いの手首を握リ合っています。
すっかり拘束されている気分になっているんです。
「はっ、はっ、はっ、はぁんっ、そこっ、それっ、だめっ、イやっ、もっと…」
脳内妄想は剣と魔法のファンタジー世界。
悪い魔物に囚われてしまった一国の姫が、魔物の手下のケモノたちによって蹂躙される見世物なのです。
私の周りには無数の群衆が好奇と侮蔑の視線でせせら笑いながら見物しているんです。
快感がどんどんせり上がってくるのがわかります。
こんなに惨めなのは死んでも嫌なのに、肉体が貪る快楽に抗いきれないドマゾ姫。
膣内の肉襞とその上の菊門がパクパク弛緩と収縮をくりかえしているのが自分でわかります。
「あっ、イキそうっ、んーーーっ、んんーーーっ、んーーーーっ!!!」
頭の中に真っ白な花火が散り、お尻がビクンと跳ね上がります。
遠退きそうになる意識と、それを食い止めようとする意識。
ふたつがせめぎ合うあいだも股間のくすぐったさはつづいています。
「あんっ、ジョセフィさまぁ、もうだめ、もうやめてっ、んふぅーっ、んーーっ!!!」
後者がなんとか勝って、戻った皮膚感覚を愚弄するようにつづく執拗な愛撫責め。
ジョセフィーヌさまが私のマゾマンコから離れてくださらないのです。
「んっ、あっ、いやっ、もうだめっ、ゆるしてっ、ああんっ!!!」
一度しっかりイッて全身が敏感になっているところに追い討ちを掛けてくる苦痛寄りの快感。
内腿を撫ぜられただけでも全身がゾワゾワ粟立ち、ビクンビクンと小さく何度もイッてしまいます。
「んーっ、ゆるしてっ、もうっ、もうゆるしてくださぃーーーっ、イーーーっ、んぬぅーーーっ!!!」
腫れ上がったクリットに、おそらくジョセフィーヌさまのおヒゲでしょう、何かチクッと刺さるような刺激を感じたとき、二回目の花火が盛大に飛び散りました。
その後に股間への愛撫も止んだみたい。
「はぁはぁ、はぁはぁ…」
右頬を芝生に押し付けたまま荒い息をくりかえす私。
意識はどうにか飛ばさずに済んだようです。
ジョセフィーヌさまが私の顔のところまでいらしてくださり、不思議そうに覗き込まれます。
それからペロッと左頬を舐められました。
「はぁ…はぁっ…ああんっ、ジョセフィーヌさまぁっ」
よろよろとからだを起こし、女の子座りの格好で懐にジョセフィーヌさまを抱き寄せます。
もちろん私は全身汗みずく火照りっ放しですが、嫌がらずに抱かれてくださるジョセフィーヌさま。
フワフワした毛並みが敏感素肌にすごく気持ちいい。
しばらくそうしていたら呼吸も落ち着いてきたので、フリスビー遊びに戻ることにしました。
でもこんなイキ癖のついた状態だと、ご褒美でどこを舐められてもまたすぐにイッてしまいそう…
そんなことを考えてゾクゾクムラムラ疼いてしまうのは、私の心がもはやマゾ性一色に染まり切っているからでしょう。
ゆっくりと立ち上がり、芝生に放り出したままのフリスビーを拾おうと二歩三歩踏み出したとき…
横から飛び出されたジョセフィーヌさまが一足早くお口で拾い上げられ、私に持ってきてくださるのかな、と思っていたら東屋のほうへと駆け出されました。
東屋のベンチにピョンと跳び乗られたジョセフィーヌさまは、テーブルの上にペッとフリスビーをお捨て置きになり、そのまま私のもとへとまっしぐらに駆け戻っていらっしゃいます。
あれ?これってもうフリスビーはしたくない、帰ろうよ、っていうことなのかな?
でもそのわりに戻られたジョセフィーヌさまは、また私にまとわりじゃれつかれ、まだまだ遊ぶ気満々なご様子。
うーん、どうすればいいのでしょう…
私が困惑していると不意に首輪が引っ張られます。
リードの先を咥えられているのは、もちろんジョセフィーヌさま。
引かれるままに付いていくと、少し離れた芝生の上にご褒美用おやつのチューブが転がっています。
知らないあいだに私がでたらめに投げ出していたみたい。
それを私が拾い上げるとジョセフィーヌさまも、リードの先を離してくださいました。
再び元の場所、ビデオカメラの設置場所、まで戻られるジョセフィーヌさま。
ははーん、なんとなくわかった気がします。
つまりこんな炎天下の朝早くからでは、さすがのジョセフィーヌさまでも何度もフリスビーを追いかけて駆け回るのはキツイ、と。
だからフリスビー遊び無しで、ご褒美プレイだけでもう少し遊ぼうよ、と。
オナ子もフリスビーより、そういうことのほうがしたいのでしょ?と。
もしもう帰りたいというのであれば、私のリードを引っ張って出口に向かわせるようなアピールをすればいい、ということを、賢いジョセフィーヌさまならご理解されているはずです。
それをせず、私におやつチューブを拾わせただけでご満足された、ということは、つまりそういうことなのでしょう。
この推理は正しい、と、そのとき私は確信していました。
そういうことならば、私もとことんおつきあいさせていただきます。
私の生足にまとわりつかれるジョセフィーヌさまの頭をわしわし撫ぜながら、萎みつつあったマゾ性がぐんぐん息を吹き返しています。
「ジョセフィーヌさま?では、もう少しだけ、オナ子を虐めてくださいね」
媚びるようにお願いして、タオル上に置いた肥後ずいきと洗濯ばさみを芝生の枕元となる位置に移動します。
そう、今度は仰向けに寝そべるつもりなのです。
ビデオモニターに全身が映るよう、慎重に調整します。
「ジョセフィーヌさま?ステイです。オナ子が準備するあいだ、ちょっと待っていてください」
昨日の昼間のあるじさまとジョセフィーヌさまとのやりとりを思い出し、お願いしてみます。
賢いジョセフィーヌさまは、その場にチョコンとお座りになられ、舌をハアハアさせつつちゃんと、待て、のご態勢。
芝生の上にお尻をついた私は、そのまま背中を倒して仰向けに寝そべります。
そうしてから両膝を立て、更に両膝のあいだを広げていきます。
そう、つまり仰向けでの秘部全開放M字開脚状態。
首輪に繋がれているリードは、私の頭のほうに丸めておくことにします。
脳内妄想は、魔物世界での野外見世物パート2。
囚われの姫が実はとんでもない淫乱マゾ女ということがバレてしまい、そういうことなら皆でよってたかって性的なおもちゃにして滅茶苦茶にしてやろう、という公開拷問ショー。
もちろん私はこの格好で身動き出来ないように拘束されています。
右手に持ったおやつチューブには、まだ中身が半分以上残っています。
ペーストを私が舐めて欲しい箇所に塗れば、ジョセフィーヌさまは必ずそこを舐めてくださるでしょう。
そして今度は仰向け。
ジョセフィーヌさまとお顔を突き合わせ見下されながら、その眼前にあられもない痴態とアヘ顔をさらけ出すこととなるのです。
最初は、私のふしだらなおっぱいを虐めていただくことにします。
右手と左手をおっぱいの上で交差してチューブのキャップを緩めると、お座りされていたジョセフィーヌさまのお顔がピクッと動きました。
「ジョセフィーヌさま?まだですよ?まだステイです」
ジョセフィーヌさまはお座りされたまま、お顔だけお首ごと乗り出すようにこちらへ向けられ、私の両手の動きに釘付けです。
左手のひらに多めに乗せたペーストを、まずは左おっぱいの裾野から頂上まで、満遍なく塗りつけます。
乳首が軟骨かと思うくらい硬く大きくいやらしく、突起しています。
つづいて右おっぱいも同じようにコーティングした後、仕上げとして両乳首の頂がペーストで隠れるくらいの増量トッピング。
手のひらに残ったペーストは脇腹や腋の下になすりつけます。
「あ…あの、ジョセフィーヌさま?お、オーケーです、ご、ゴーです…」
本当にこれから魔界のケモノたちに襲われてしまうかのような、ドマゾ全開の被虐的な気持ちでジョセフィーヌさまにご合図しました。
私の右側におられたジョセフィーヌさまは、任せなさい、みたいなご様子で、そのまま側面から私の胸の上にまでお首を伸ばされ、まずは右おっぱいが餌食となります。
「あっ、あんっ、んふっ、んふぅぅ、あんっっ、ああんっ…」
ヌメヌメした軟体生物におっぱいを這い回られている感じ。
幾分垂れ気味でぽてっとした下乳の裏側にまで舌を挿し込まれ、乳房の付け根をくすぐられるのがたまりません。
それ以上に、コリコリ硬い乳首が乱暴に弾かれる刺激に、思わず淫ら声が…
「あぁんっ、イやっ、そこっ、だめっ、イぃっ、もっと、そこぉ…」
右おっぱいがあらかた舐め尽くされ、ジョセフィーヌさまのご興味は左おっぱいへ。
私の右側からいっそう身を乗り出され、懸命に舌を伸ばされます。
「んふぅ、イぃっ、そうっ、そこっ、ああんっ、んーーっ…」
私の右脇腹と右おっぱいはジョセフィーヌさまのフワフワなお腹の体毛でくすぐられ、左おっぱいの頂点が重点的に責められています。
放って置かれている右おっぱいにも、ときどきおヒゲがチクチク刺激をくださいます。
そのうちにジョセフィーヌさまの右前肢が私のみぞおち辺りに置かれ、体勢によってジョセフィーヌさまの体重がかけられるのか、ときたまギュギュッと踏み込まれてしまいます。
そんなふうに蹂躙されている感じが、私のどうしようもないマゾ性を益々昂ぶらせてくださいます。
「あうっ、もっと、もっぉと、んふーーっ!」
やがてジョセフィーヌさまは両前肢ともに私のお腹に乗せられ、私は組み伏せられたようにされるがまま。
ペーストが塗られていないはずの首筋や顔までペロペロ舐められます。
両おっぱいへの蹂躙がひと段落ついてしまったようなので、そろそろ他の箇所にも愛撫と陵辱が欲しいところ…
右手に持っているおやつチューブはキャップを外したまま。
タイミングを見計らって、そっとその右手を下腹部へ伸ばします。
恥丘の辺りに直にペーストをひねり出し、素早く左手で股間周辺に塗りたくります。
私のマゾマンコからはすでに愛液がトロトロ溢れ出し、芝生を汚していたようです。
恥ずかしいくらいに火照ったそこに左手が届いた瞬間、弄り回したくて仕方なくなってしまいます。
だけど本来この状況はジョセフィーヌさまへのご褒美遊びであり、私如きの勝手な行動は許されません。
愛液にまみれて味が薄くなってしまっているであろうペーストを、内腿やアヌス付近など、自分がもどかしい場所になすりつけます。
匂いで気づかれたらしいジョセフィーヌさまのお顔がピクンと動き、私の股間へと向きました。
そう、そこです…早く虐めてください…
心の中でお願いするのとジョセフィーヌさまの行動は、ほぼ同時でした。
私のお腹に乗せていた両前肢を私のウエスト左右の芝生に下ろされ、後肢はそれぞれ私の首の両脇の芝上。
すなわち私の顔面上にジョセフィーヌさまの下半身が覆いかぶさり、フワフワな尻尾が私の頬から額の辺りをユラユラ撫ぜています。
これって人間で言えばまさしくシックスナインの体位そのもの。
ジョセフィーヌさまに完全征服されてしまったような屈服感に、私のマゾ性が大騒ぎ。
ピチャピチャピチャピチャ…
「あぁぁぁーんぅぅぅーーーんっ!!」
期せずして恥丘からクリトリスへと、ピアノ演奏の高速トリルみたいに小刻みな集中攻撃が加えられ、思いも寄らず大きな淫声を洩らしてしまいました。
クリットの苞片やラビアの襞に溜まったペーストを嬉々として舐め取られているのだと思います。
その舌技が絶妙で呆気なく私は小さくイッてしまいました。
私の唐突な大淫声にびっくりされたのか束の間、ジョセフィーヌさまの舌が私の皮膚から離れました。
私はもちろんつづけていただきたい一心で極力、淫ら声をがまんすることに決めます。
そんな私が、んーんー唸り始めると、すぐに股間に愛撫が戻ってきました。
ピチャピチャピチャピチャ…
「んーっ、んーーっ、んふぅーーーっ!」
組み伏せられている私は屈服している身ですから、ジョセフィーヌさまを驚かせてしまった罰は当然、受けなければなりません。
昨日あるじさまがしてくださった私へのお仕置きを思い出し、手探りで肥後ずいきを手に取り、自分の口に横向きで咥えて口枷とします。
「んっ、んぐぅーっ、んふぅーん…」
これでいくら気持ち良くても、喉鳴りと鼻息と唇の端からよだれが洩れるだけです。
ジョセフィーヌさまの舌使いは私が四つん這いのときとは変わって、恥丘から膣口へ向けてのストローク。
上から下への舐め方では、どうも効率的ではなさそう。
「んふぅんっ!んぬぐぅっ!」
ジョセフィーヌさまも同じように考えられたらしく、後肢が私の右おっぱいと左脇腹を思い切り踏み付けてシックスナイン状態をお解きになり、ぐるっと回られ私の両脚のあいだに位置を移されます。
私のM字、もはや両腿が180度近くまで割られてM字とさえ言えなくなっていますが、の真正面、マゾマンコを至近距離真正面から堪能出来る位置にジョセフィーヌさまのお顔があります。
早速、私の菊門からラビア、恥丘まで、舐め上げモードに移行されたジョセフィーヌさま。
ペチャペチャペチャペチャ…
「んんーっ、んふぅーん、んぐぅーーぅーぅぅんっ!!!」
たちまちの花火で全身痙攣。
それなのにより腰を浮かせてペーストをその部分に補充してしまう私。
ごめんなさいジョセフィーヌさま、舐めにくかったですよね?全部直子のせいです…
言葉は発せないため、心の内で勝手に謝罪して勝手にお仕置きを受ける私。
洗濯ばさみさまたちに両方の乳首とその周辺を噛んでいただきます。
「んーぐぅーーっ、ふぬぅーんっ、ふぅぅーーんっぅぅぅぅっ!!!」
「んふぅんーーーんっ、んぐぅうーーっ、んむーーーーーーっ!!!」
「ぬぅーぅーんっ、んっぐぅっ、んぬぅーーぐぅむぅーーーっ!!!」
「んぁーーっ、イぃーーーっ、いゃっ、だめっ、んぁーーーっ!!!」
もうさっきから何度も何度もイッていました。
それでも何度もチューブからペーストをひねり出して全身になすりつけ、全身が性感帯。
ジョセフィーヌさまのおからだの一部、舌でもお鼻先でも体毛の毛先、尻尾でも、が私の皮膚に触れたらそれだけでイッてしまうようなド淫乱マゾ牝恍惚状態。
妄想の中で私は、性別不明な異形の魔物たちに囲まれ、見るからに卑猥でおぞましい器具によって性的刺激を施されて何度も何度も絶頂するさまを嘲笑われながら、ぐったり意識を手放そうとしていました…
「…ンゥーンッ、ワンッ!」
どなたかに耳元で呼ばれている気がして、目が開きます。
朦朧とした意識で、ここはどこ私は誰状態。
右頬を舐められるような感触でそちらを向くと、舌を伸ばされたワンちゃんのお顔。
あっ、ジョセフィーヌさま?…
途端に意識がスーッとクリアになっていきます。
私が気がついたことをご確認されたジョセフィーヌさまは、プイッとお顔を逸らされ、そのまま東屋の方向に駆け出されました。
えっ?何?
東屋に到着されたジョセフィーヌさまがテーブルに跳び乗られてこちらを向かれ、私を呼ぶように大きなお声でもう一度、ワンッ!
えっ?どうしたの?またフリスビーがしたいの?それともお水が飲みたいの?
困惑している私の耳に、風に乗って微かなお声、木々のざわめきでも鳥さんの囀りでも蝉さんの鳴く声でもない、確かに人間の日本語、女性のお声が聞こえてきました。
え?嘘、まさか…誰かいるの?
「…まで、どうぞ、じっくり、視てください……これが直子のマゾマンコです…奥の奥まで、どうぞ、じっくり、視てください……これが直子のマゾマンコです…奥の奥まで、どうぞ、じっくり、視てください……これが直子のマゾマンコ…」
耳を澄ませばクッキリ聞き取れるのは、来るときの電車で私が吹き込んだ、と言うかお仕置きとして吹き込むようにご命令された、恥ずかし過ぎる着信音。
ということは私のスマホが着信しているのです。
「いやーーーーっ!」
後から思えば、その場にいたのは私とジョセフィーヌさまだけで、他のどなたに聞かれる憂いも無かったのですが、そのときはあまりの恥ずかしさにガバっと立ち上がり、つんのめるみたいに東屋に走りました。
果たして着信画面には、私が自ら膣口を押し広げているM字開脚写真、発信者はお姉さまでした。
「あ、もしもし…直子です…」
走ってきたからか喘ぎすぎたのか、声が掠れてしまいます。
「ちょっと、いつまでジョセと遊んでる気?もうとっくに9時回って半近くなんだけど?」
呆れていらっしゃるようなお姉さまのお声。
「…あ、はい…ごめんなさい…」
「息弾ませて声嗄らしちゃって、どうせジョセとスケベなことしてたんでしょ?」
「あ、いえ…あの、えっと、はい…」
「今日はランチタイムにみんなで街に繰り出すことになったから。準備もあるし、早く戻ってらっしゃい」
そのとき、お姉さまの背後からどなたかがお呼びになったような気配があり、しばらく無言がつづきました。
ただ当惑しているうちに再びお姉さまのお声。
「あ、もしもし?散歩用の道具は広場に置きっ放しでいいって。ビデカメと日傘だけ持って帰ってきてって。あとのもろもろは適当にバッグに詰めて東屋のテーブルの下に置いておいて、ってさ」
「それと、今のその状態のままで帰ってきなさい。からだをタオルで拭いたり、水道で洗ってはだめ。からだの汚れ方を見ればそこで直子が何していたか、だいたいわかるからね」
「そういうことで、今から10分以内に戻ってきなさい。うーんと、今9時24分だから、あたしの時計で9時35分ジャストまでね。玄関のインターフォンを押したらゴール。1秒でも遅れたら罰としてドライブの途中、ひと気の多い場所を見繕って素っ裸で放り出して置き去りにするからそのつもりで」
一方的にそれだけおっしゃって電話が切れました。
そのとき初めて、私の両乳首と右脇腹に洗濯ばさみさまがまだ噛み付いていらっしゃることに気づきました。
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