桜子さまは、さらに前のめりになって私の土手にお顔を近づけてきました。
「場所が場所なのに肌ツルツルなのねえ。毛穴のブツブツ、ほとんど無いじゃない?」
桜子さまの鼻先に私のスジの割れ始めがあります。
その状態で桜子さまがお話しされると、吐息が直に敏感な部分にかかります。
シャツまくり上げのほぼ全裸な姿で桜子さまの後頭部を見下ろしながら、私のムラムラが下半身にグングン集まってきました。
「このへんに貼るからね」
「ぁぁんっ!」
不意に土手麓のキワドイ場所を指でツツーッと撫ぜられ、そのはがゆい感触に私の両膝がガクンと崩れました。
「動かないでっ!」
お顔を離した桜子さまがピシャリ。
「すぐに終わるから、ガマンしててよねっ!動かれたら失敗しちゃうじゃない?」
デスクに向いてなにやら準備しながらの不機嫌そうなお声。
でも、こちらに振り向いた桜子さまは、ニンマリ笑っていました。
「さっきナオがガクンとなったときにさ、スジがぱくって割れて中のピンクの具が丸見えだっわよ?濡れてヌメヌメ光ってて、ほんとにいやらしかった」
ギャラリーのみなさまに呆れたようなクスクス笑いが広がりました。
「始めるからね」
アーティストのそれに戻った桜子さまのお顔が再び、私の股間に近づいてきます。
「んぅぅ」
濡れティッシュのようなもので下腹部右側の内腿近くを撫ぜられました。
私は唇を真一文字に結び、こそばゆい愛撫で折れそうになる両膝を踏ん張って必死に耐えます。
「そんなに力入れてたら皮膚まで突っ張って、シールが歪んじゃうわよ?リラックスリラックス」
生真面目な桜子さまのお声。
「は、はいっ・・」
でも、濡れティッシュの水気にはアルコールのような成分が含まれているらしく、撫ぜられたところがスースーし始めて、もどかしい快感に拍車を掛けてくるんです。
どんどんどんどんヘンな気分になってきて、もっと内側、もっと内側までさわってください、って、頭の中で叫んでいました。
濡れティッシュで拭かれた部分に台紙ごとシールがあてがわれ、台紙の上からスースーする液体がさらに塗られました。
液体を伸ばすために私の皮膚を撫ぜる桜子さまの指は、おっぱいのときとは違ってスムースではなく、なんて言うか、無駄に指先に力が入っている感じでした。
その部分がへこむほどの力で、皮膚が外へ外へと引っ張られます。
ワザとだと思いました。
内腿すぐそばの皮膚を外向きに引っ張られれば、中央の亀裂部分の唇までつられて引っ張られ、お口が開いてしまいます。
上からでは桜子さまの頭に遮られて見えませんが、私のアソコの唇が小さくパクパクしているのを感じていました。
あぁんっ、桜子さまが私の中までじっくり視ているうぅ・・・
恥ずかしさと嬉しさがごちゃまぜの、すっごく甘酸っぱい気分。
だけどそれもすぐに終わり、ガーゼみたいなものでその上をポンポンと叩いてから、桜子さまのお顔が離れました。
台紙がスルッと剥がされると、4センチ四方くらいの鮮やかな青色模様の綺麗な蝶々が現われました。
「はい!一丁上がり!」
桜子さまの大きなお声が響いて、今まで桜子さまの頭で隠れていた私のソコに、ギャラリーのみなさまの視線が一斉に注がれるのを感じました。
「ワタシ、なんだか無性にチーズケーキ、食べたくなっちゃった。それもすっごくコッテリしたやつ」
クルッと後ろを振り向いて、冗談っぽい口調でおっしゃった桜子さまのお言葉に、ギャラリーのみなさまがドッと湧きました。
「そんなに間近ならそれはそうでしょうねー。ここまでだってけっこう匂っているもの・・・」
お気の毒に、とでもつづきそうな同情まじりのシーナさまの合の手に、私の全身がカッと火照りました。
私の発情した性器の臭いが、このお店中に漂っているんだ・・・
奥がキュンキュン、性懲りも無く蠢きます。
「でもやっぱりこれだけだとなんか物足りないなあ・・・」
再び私の股間に向き直った桜子さまが、ソコを凝視してきます。
「やっぱり少し手を加えたいな・・・そうだ、鱗粉を散らしてみよっか。そうすれば蝶々にもっと躍動感が出るはず」
「ナオ、まだ動かないでね、もう少しだけ。それとちょっと反り気味になって、蝶々の部分をもっとこっちに近づけてくれる?」
細いブラシを手にした桜子さまが、真剣なまなざしに戻っておっしゃいました。
「あ、は、はぃ・・・」
私は、クラクラしちゃう甘美な疼きを感じながら、ご指示通り素直に、と言うよりむしろ悦んで、胸を張るように背中を反らしました。
まるでギャラリーのみなさまに、自ら露出させているおっぱいを、さらにのけぞって見せつけるかのように。
背中の弓なりに比例して腰がグイッと前に出て、桜子さまの眼前すぐにまでアソコを突き出す格好です。
私の股間にお顔を埋めるようにして、桜子さまのブラシによるチロチロ愛撫が始まりました。
この時点で、もはや私の中に理性や常識は、まったく残っていませんでした。
この至福の時間がずーっとつづいて欲しい・・・
そんなふうに思っていました。
恥丘を思い切り前に突き出して桜子さまのブラシの愛撫を感じながら、私を取り囲んでいるみなさまのお顔を順番に盗み見ました。
シーナさまのニヤニヤ笑い、純さまの呆れたような苦笑い、試着のお客様の軽蔑しきったまなざし、新しいギャラリーさまたちの好奇に爛々と輝くお顔・・・
いつの間にかシルヴィアさまとエレナさまも輪に加わっていました。
おふたかたともさっきよりももっと肌も露でキワドイ原色のドレス姿で、私に笑いかけていました。
レジ側のハンガーラックのほうには、さらに新しいお客様が数人増えて、こちらを視ているみたいでした。
みなさまからの視線のシャワーを浴びて、私のからだ全体いたるところが、ビクンビクンと淫らに反応していました。
普通の女の子なら、絶対人前で外気に曝け出すようなことの無いはずな部分を、見せびらかすようにみなさまに晒している私。
肌に突き刺さってくるすべての視線が、私のからだを容赦なく値踏みして嘲弄と共に陵辱してきます。
そんな陵辱を例えようも無いほど心地よく感じている私は、もっともっと、さらなる恥辱をも望んでいました。
今の私は、ここにいらっしゃるどなたの、どんなご命令にも、従順に従うことでしょう。
脚をもっと開けと言われれば、思い切り大きく開きます。
四つん這いになれと言われれば、即座に額突きます。
そのままお店の外に出ろと言われたとしても、素直に歩き出すことでしょう。
鞭でも洗濯バサミでもローソクでも、お浣腸だって喜んでいただきます。
だから、その代わりに、私のこの、どうしようもないくらいに疼いているムラムラを解消して欲しい。
昂ぶりきって今にも爆ぜそうな欲情を開放させてください。
もっと虐めて、もっと辱めて、もっといたぶって。
そのためなら何だってしますから。
身も心も、私のすべてがマゾヒズム一色に染まっていました。
「うん、だいぶ良くなったわ!」
爆発寸前の昂ぶりは、桜子さまの一言で現実に戻されました。
「ほら、こんな感じよ」
桜子さまがまあるい手鏡をかざして、私のアソコ周辺を映してくださいました。
青い蝶々は、私の割れ始め3センチくらい右側で、やや左斜め上に向いて綺麗な羽を広げていました。
私の左おっぱいに描かれた山百合へと、キラキラした鱗粉を撒き散らして飛び立ったところ、といった感じの構図でした。
下からかざされた手鏡には、私の内腿奥のほうまでもが映っていて、アソコ周辺が粘性の液体でヌメヌメ濡れそぼっているのが丸分かりでした。
両内腿には下へ向かって、カタツムリさんが這ったような跡が幾筋も。
私に向けて鏡をかざす桜子さまの嬉しそうなお顔が、ほら、ナオはこんなにオマンコ周辺をビチャビチャに濡らしたはしたないヘンタイ女なんだよ、っておっしゃっているように見えて、たちまち昂ぶりが戻ってきました。
「じゃあ最後にお尻ね。今度は背中向けてお尻を突き出しなさい」
桜子さまのご命令。
私は、もうすっかりその気でした。
そのご命令をワクワク待っていました。
もっとたくさんの人に視てもらいたい、見せたい。
今の私のこんな恥ずかしい姿、こんな昼間にこんなお店でひとり裸になっているヘンタイな私の姿を、通りすがりの見知らぬ人たちにも気づいて欲しい、驚いて欲しい、笑って欲しい、蔑んで欲しい。
もうどうなったってかまわない・・・
「ごめんナオコ!ちょっと待ってくれる?」
桜子さまのご命令に頷いて回れ右をしようとしたとき、純さまからあわてたようなお声がかかりました。
「盛り上がっているところに水を差すみたいで申し訳ないのだけれど・・・」
純さまが桜子さまの隣に歩み出て、主にシーナさまに向けて語りかけました。
「こんなオッパイ丸出しの子を、オッパイ丸出しのまんま外からバッチリ見えるように放置するのは、やっぱちょっとマズイかなーって、お店的に・・・」
「いえ、個人的には面白いと思うんですけど、ほぼマッパでしょ?外を誰が通るかわからないし・・・」
今までに無く歯切れの悪い純さま。
「そうね。確かにちょっと、リスキーかもしれないわね」
真面目なお顔でシーナさまが引き継ぎました。
「万が一ケーサツやら商店街の自治会みたいな人に見られたら、純ちゃんのお店に迷惑かかっちゃうものね」
「それに、こんな直子のしょうもないヘンタイ性癖のために、純ちゃんのお店にヘンな噂がたったり、営業停止とかなっちゃったら理不尽だし、割に合わないわよね」
シーナさまが私を睨みつけるように見ながら、冷ややかにおっしゃいました。
「でもほら、直子はわかっていないようよ。視てもらう気マンマンのマゾ顔全開だもの」
薄ら笑いを浮かべて私を見ながらシーナさまがつづけます。
「まったく、本当にはしたない子。わたしのほうが恥ずかしいわよ」
ギャラリーのみなさまのクスクス笑いがさざ波みたいに広がりました。
確かに私は、純さまのご提案を聞いて、がっかりした顔になっていたと思います。
シーナさまには、全部お見通し。
「それならこうしましょう」
シーナさまがギャラリーのみなさまに説明するみたく、少し大きなお声でおっしゃいました。
「桜子さん、直子の胸のペイントはもう乾いているわよね?」
「ええ。普通、描いて5分もすれば完全に乾いていますよ。だからナオは、ずっとそうやってシャツをたくし上げている必要なんて、ぜんぜん無かったんです、本当は」
嘲るような桜子さまの口調。
「でもきっと、ナオはそうしていたいんだろうな、って思って何も言わなかったんです」
再びギャラリーのみなさまの嘲笑のさざ波。
「おっけー。それじゃあ直子、そのシャツ下ろしていいわよ、残念でしょうけれど」
シーナさまも冷ややかな嘲り口調。
「とりあえずそのはしたないおっぱいはしまいましょう。あ、でも直子が自分で空けたっていうシャツの穴から、そのいやらーしく尖りきっている乳首は露出させていいわよ」
「乳首だけなら、ショーウインドウ越しならたいして目立たないでしょう?その格好ならお店のリスクも減るし、直子の見せたがり願望も少しは満たされるんじゃない?どう?純ちゃん」
「そうですね。そのくらいなら大丈夫そう。それでいきましょう」
純さまも同意されました。
ここにいらっしゃるギャラリーのみなさまのうち、お店にお買い物にいらした見ず知らずのお客様のかたたち全員は、すでにおっぱい全体をはだけてほぼ全裸姿の私しか見ていません。
このお店に来たときの、自ら破廉恥な細工を施した恥ずかしすぎる着衣、を、ここでみなさまに暴露されることになってしまいました。
「ほら、そうと決まったら早くシャツを下ろしなさい」
「は、はい・・・」
私は、自らたくし上げていたTシャツの裾をズルズルと下ろし始めました。
「この子はね、東池袋の自宅からこんな格好して、その姿を誰かに見せたくってここまで来たのよ?」
「ピチピチTシャツの上にコート一枚だけ羽織って、下半身は裸。お股にはタンポン突っ込んでね。どうしようもないヘンタイでしょう?」
「全部自分で考えた、ヘンタイアッピールのためのコーディネートなのよ」
ギャラリーのみなさまにシーナさまがわざわざご説明されるお言葉を聞きながら、ピチピチTシャツをゆっくりウエストまで下ろしました。
とくに調節するまでも無く、大きな乳首は布地に擦れながらも自分で穴を探り当て、Tシャツ姿に戻ったときにも、2つの乳首だけは相変わらず外気に晒されていました。
「ね?いやらしい女でしょ?自分からすすんでシャツに穴空けたのよ?乳首穴」
シーナさまはご丁寧にも、シルヴィアさまとエレナさまにも同じ内容を外国語で説明されているようです。
チビT姿に戻った私も、今更ながらにそのいやらしさを実感していました。
自分で考えたことながら、やっぱりこれってある意味、全裸より恥ずかしい・・・
「なにボーッとしてるの?桜子先生にお尻向けるのよ、お尻!」
傍らに来たシーナさまが私の左の尻たぶを右手のひらでピシャリとはたきました。
シーナさまもかなりコーフンされているみたい。
完全にエスの目になっています。
「あうっ!はい!」
あわてて回れ右すると、眼前に広がるお外の景色。
数メートル先に素通しの大きなガラス。
街路樹、標識、向かいの雑居ビルの入口。
その向こうを自動車がゆっくり横切って行きました。
ああん、見られる、見られちゃう!
「もうちょっとこっちにお尻突き出してよ」
桜子さまのお声に上体を少し屈めて下腹部を引きます。
両足は、休め、で40センチくらいに開いていますから、お尻を突き出すと間違いなく肛門まで見えちゃうことでしょう。
両手は、誰にご命令されたのでもなく自然に、頭の後ろで組んでいました。
お尻にシールを貼られているあいだ、私は異空間に旅立っていました。
目の前に広がる街の日常の風景、通り過ぎる車と人々。
私の背後でざわめくギャラリーのみなさま、時折鳴る来店を告げるチャイム。
それらを皮膚で感じながら、頭の中には、ずっと同じ言葉が渦巻いていました。
見て、見て、見て、見て、見て・・・
直子のいやらしく歪んだ顔を、尖った乳首を、濡れた性器を、広げたアヌスを、膨れたクリトリスを・・・
見て、見て、見て、見てください・・・
どうしようもないヘンタイ女の恥ずかしい姿を・・・
ショーウインドウの向こうでは、けっこうたくさんの人が通り過ぎて行きました。
こちらを見る人もいれば素通りの人も。
そのすべての人たちに心の中でお願いしていました。
見て、見て、見て、見てください・・・
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*コートを脱いで昼食を 32へ
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