再び両腕を半端なバンザイの形で拘束されてしまった私。
両方の手首に縄跳びの綿ロープが、しっかり絡みついています。
それも今度は、シーリングライトが煌々と照らす、昼間と同じくらいに明るい照明の下で。
Xの字に開き切った全く無防備な全身は、首を飾る細い白色エナメルチョーカー以外、何ひとつ肌を覆うものない全裸。
私の周りを取り囲んだ男の子たちが、再び配られた医療用ゴム手袋を嬉しそうに嵌め直しています。
「おーけー。それじゃあ、悪の組織に捕まったミコトさんへの、お仕置き磔全身ショクシンタイムな」
大先生がわざとらしく、お仕置き、なんてお言葉を使われ、私のマゾ心をくすぐってくださいます。
「さっきも言ったけど、大人の女性は気持ち良ければ良いほど、切なそうで泣きそうな顔と声になるけど、ビビんないでつづけるんだぞ?でないとミコトさんが本当に気持ち良くはなれないからな」
男の子たちを見回しつつ、念を押される大先生。
美咲センパイへの配信用カメラ付きメガネは、大先生とマサヒデくんがかけられています。
「それで、女性が本当に気持ち良くなると、アクメ、っていう状態になる。あんたたちの使命は、ミコトさんにアクメを味あわせてあげること」
「あく?め?」
マサヒデくんが不思議そうに問い返します。
「そう。フランス語だけど、英語だとオーガズム、ドイツ語だとオルガスムスって呼ぶな。日本語だと何だろ?・・・・性的絶頂?」
「せーてきぜっちょー?」
キョトンとしたお声での、マサヒデくんの無邪気なオウム返し。
「ま、とにかく、気持ち良すぎてからだがヒクヒク痙攣しちゃうような状態のことな。大人の女性は、おっぱいやマンコをたくさん弄られてると、どんどん気持ち良くなって、最後にそのアクメの状態になっちゃうわけ」
私の顔をニヤニヤ眺めながら、子供たちにご説明される大先生。
「だから、あんたたたちは、そこにある道具とか工夫して使って、ミコトさんをアクメにしてあげなさい。今までいろいろミコトさんのからだ触ってきたんだから、どうすればミコトさんが切ない顔になってえっちな声を出すのか、だいたいわかったでしょ?」
「本当に何でもしていいの?・・・」
ミツルくんの、おずおずという感じでのご質問。
「だとえば、あの、お尻を叩く、とか・・・」
「あれ?ミツルはミコトさんのお尻、叩いてみたいの?」
からかうようなお声で嬉しげな大先生。
「叩いてみたい、ってほどじゃないけど、大先生が、お仕置き、って言ったから、お仕置きって言ったら、お尻ペンペンかなーって思って・・・」
ミツルくんが、少しきまり悪そうに弁解されます。
「それに、オレたち悪の軍団なんでしょ?悪の軍団なら、捕虜にそういうイジメっぽいことをするのもアリかなー、って思ったんだ」
私の顔をすまなそうに盗み見ながら、ミツルくんが付け加えられました。
「学校とか友達同士では、イジメ、ダメ、ゼッタイ、だけど今してるのは、ごっこ遊び、だから、今日のミコトさんになら、何してもいいよ」
恐縮気味のミツルくんを諭すみたいに、おやさしくおっしゃった大先生。
「さっきも言ったと思うけど、基本的にミコトさんが、イヤっ、とか、痛い、とか、やめてっ!とか言わない限り、いくら泣きそうな顔になってても、喜んでいる、って思っていいんだ。そうよね?ミコトさん?」
大先生に念押しを迫られ、ドギマギしてしまう私。
「あ、はいっ・・・その通りです・・・」
消え入りそうな声でか細く承諾する私は、もはやマゾ度全開。
・・・どうぞ思う存分にイジメてください・・・と付け加えたくて仕方ありませんでした。
「あっ、それと、何をしても、と言っても、唇にキス、だけはダメ。ミコトさんにもちゃんとした恋人がいて、そういうことは恋人とだけするもんだからな」
冷やかすように、妙にロマンティックなことを口走られる大先生。
お言葉の意味をご理解されたのかされないのか、キョトンとされている男の子たち。
わざわざお断りをされなくても、私にキスしようなんていうお気持ちはどなたも毛頭なかったみたい。
「それで、ミコトさんがアクメになりそうなときは、イクぅー、とか、イキますぅー、とか言うはずだから、その声が出たら、あんたたちの勝ち。悪の軍団がミコトさんを征服した、ってことになるわけだ」
「イク、ってどこへ行っちゃうの?」
マサヒデくんお得意のオウム返し疑問符。
「うーん、アクメにたどり着く、っていうことだな。一番気持ち良い感じになった、ってこと」
「ボクたちがセーフクしたら、ミコトお姉さんはどうなるの?」
「そうだなー、セーフクされたらミコトさんは、あんたたちのドレイ、ってことになるから、あんたたちが帰るまでずっとハダカでいなきゃいけないことになるね」
心底愉しげな大先生のお応えに、やったー、と盛り上がる男の子たち。
「それにドレイだから、あんたたちの命令に絶対従わなくちゃならなくもなるけれど、それはその後、何かゲームでもしながら盛り上がろう」
「ま、今はとにかくさっさと、ミコトさんをアクメにしちゃうことだけを考えればいいよ」
凛子大先生ったら完全に、私のマゾ性を前提にしてお話を進めていかれます。
大先生のお話が一段落し、あらためて男の子たちの視線が、私の裸身に注がれます。
普通にしていると男の子たちの目線は私の肩先あたりでしたが、今は私も八の字に大きく両足を広げているため身長も縮み、目線がほぼ対等となっています。
辱めそのものな格好の私を、顔からからだへと舐めるように見つめてくる好奇の視線たち。
シンイチくんの手には電マ、ユタカくんの手には書道筆と鳥の羽箒、ミツルくんの手にはピンセット、そしてマサヒデくんの手にはスースーするお薬の容器。
これから私は、震わされ、くすぐられ、つままれて、スースーされちゃうんだ・・・
そのあいだにも肌を撫ぜられ、揉まれ、叩かれ、挿入され・・・
想像しただけで、ゾゾゾっと肌が粟立つほど、からだが皮膚刺激を待ち焦がれていました。
「よーし。じゃあ、あんたたち、えっちな捕虜を存分に可愛がっておやりっ!」
悪の軍団の親玉に成りきった大先生のお芝居がかった号令と共に、男の子たちが一斉に私のからだに群がってきました。
「あはぁん、あうぅぅ・・・」
刺激に飢えていた素肌をペタペタ触られ、早くも淫らな声がだだ漏れ。
マサヒデくんが指にたっぷりと盛ったお薬を、左右の乳首に丹念に擦り込んでくださっています。
ユタカくんの鳥の羽箒が、お腹や脇腹をこそばゆく愛撫してくださいます。
ミツルくんのピンセットが、スースーする乳首をギュッとつまんで引っ張ってくださいます。
そして、シンイチくんの電動マッサージ器がお尻の割れスジに沿って当てられ、ブーンという悩ましい振動に下半身が包まれます。
「あっ、あっ、あーーんっ・・・」
おっぱいとお尻を同時に責められ、今まで焦らされた分を取り戻すかのような昂ぶりがグングン急上昇。
おっぱいを揉みしだいているのはユタカくん?あんっ、脇腹くすぐったい、どなたかの手が恥丘を滑ってる、振動がお尻の穴に近づいてくる・・・
どなたに何をされているのかわからないまま、からだのあちこちで起こる刺激や快感にクネクネ身を委ねる私。
「あはーぁっ!」
不意にマゾマンコを撫ぜられ、見事に剥き出しのクリットをヒットされ、一際大きな声をあげてしまいます。
視線を下げると、ユタカくんが私の股の前にしゃがみ込み、マゾマンコを覆うように手のひらを当てていました。
「うわっ、マンコ、すげー熱い」
嬉しそうなユタカくんのお声と共に、マゾマンコ全体をニギニギと揉まれます。
ユタカくんの指のあいだがちょうどクリットを挟む感じで、微妙にもどかしく擦れています。
「あうっ、ふーぅんっ、い、いいぃ・・・」
電マが右おっぱいに押し当てられ、房全体がプルプル震わされています。
背後ではどなたかに尻肉を、肛門を押し広げるみたくモニュモニュ揉みしだかれ・・・
「あーっ!」
唐突に指が一本、膣穴に侵入してきました。
「おおっ、マンコの中もやっぱり熱いー。それにグチュグチュだー」
ユタカくんの弾んだお声がして、犯人がわかりました。
「あっ、あっ、あぁっ・・・」
指を潜り込ませたユタカくんの手のひらは、ずっと私の肉の芽に押し付けられています。
押し潰される私のクリット。
ユタカくんが膣の中を指でグルグル掻き回すのと同じリズムで、淫声を歌い上げてしまう私。
「あー、いいなー、マンコの穴、次、ボクね」
マサヒデくんのお声はユタカくんへ向けたものでしょう。
「じゃあ、オレはお尻の穴に指、挿れてみーよーっと」
ミツルくんかな?
「よーし、それじゃあオレは最強にして、しつこくおっぱいマッサージっ!」
左おっぱいを震わせる振動が強まり、ブーンというバイブレータ特有の淫靡な振動音が私の官能まで揺さぶってきます。
肛門にズブリと指が挿入されたのを感じたとき、もはや限界でした。
からだ中の毛穴がゾクリと一斉に開くような、凄まじい快感が押し寄せてきました。
「あーーっ、い、いぃ、いぃーーーっ!いぃって、うぅぅ・・・」
いつものクセで、イってもよろしいでしょうか?と懇願しそうになり、慌てて後の言葉を濁します。
こんなに早々とイク宣言をしてしまったら、この待ち侘びていた夢の陵辱があっさり終わってしまいます。
まだ始まってから数分くらいしか経っていません。
大先生と子供たちに嘘をついてでも、もっともっと味わっていたい・・・
ヘンタイドマゾの本能が切実にそう望んでいます。
「あんっ、いぃーーっ、いいですぅ、気持ちいいですぅぅ・・・もっとマンコ掻き回して、もっと乳首引っ張って、お尻たたいてくださいーっ!」
「はあっ、はあっ、ああーっ、もっとぉー、もっとぉっ、いいぃぃぃーーーっ!!!」
最初のオーガズムはイク宣言無しで、おねだりしながらの内緒イキでした。
今まであれやこれやで焦らされつづけ、溜まっていたムラムラが一気に放出されたような、失神寸前の超快感スパーク。
真っ白くなった脳内が、そのまま虚空へと吸い込まれていきそうなほど。
突然の私のおねだり、それもドマゾ丸出しで露骨過ぎるえっちなおねだりに、男の子たちも少しビックリされたようでしたが、手の動きだけは止めずにいてくださいました。
一度目の快感の余韻に浸る間もなく、より敏感になった淫乱素肌が新たな刺激に再びあっさり高まり始めます。
「ねえ?今ミコトさんのからだ、ビクンって跳ねなかった?」
「うん。おなかの筋肉がヒクヒクって何度も痙攣してた」
「マンコに突っ込んでいる指がキューって締め付けられた」
「ねえ、大先生?今、ミコトお姉さん、アクメ?になったんじゃないの?」
男の子たちが蹂躙をつづけつつ、大先生に不審そうに尋ねます。
「でもミコトさん、イクーって宣言しなかったから、まだなんじゃないかなあ?」
大先生が呆れたようなお声で、それでも私の意を汲んで白々しくフォローしてくださいます。
「あんたたち、まだミコトさんに遠慮してるんじゃない?ミコトさん、もっと激しくされるのが好きみたいよ?」
挑発するように子供たちを煽る大先生。
「そう言えば今、お尻ぶって、って言ったよね?」
「チクビも引っ張って、って」
「今度はオレがマッサージ器な」
「オレもマンコに指つっこむー」
ますます張り切ったご様子になられた男の子たちが、躊躇なく私の下半身に群がりました。
どなたかの指で大陰唇を大きく抉じ開けられ、小陰唇を掻き分けられ。
どなたかにお尻をパチンパチンと叩かれ、どなたかの指で両方の乳首をいっぺんにギューと引っ張られ。
マッサージ器は下腹部に押し付けられ、淫靡な振動をちょうど子宮の真上辺りから体内に送ってきています。
すぐに膣内に指が侵入してきました。
それもどうやら違うかたが一本づつで、同時に二本。
思い思いに気まぐれに、私の膣壁を好きなように擦りまくってきます。
慣れたこともあるのでしょうが、男の子たちの私のからだのまさぐり方が、どんどんぞんざいになっているように感じます。
ゴム手袋をしている安心感と、たぶん私が何をしても嫌がらない、完全な言いなり状態なので、したいことしちゃえ、という、下に見る感、が芽生えてきたのだと思います。
そんな扱われ方に、一層マゾ性を滾らせてしまう私。
身悶えるたびに、ピンと張り詰めた2本の縄跳びロープが左右の手首を締め付けてきます。
大きく開いた両脚は腰が落ち、みっともない大開脚ガニ股となって男の子たちに陰部を晒しています。
足元は、汗と唇からのよだれとマゾマンコのよだれが一体となった、大きな水溜り状態。
「ああぁ、うぅぅ、いいっ、いいぃぃ・・・」
「何か、マンコのよだれが白く濁ってきたよ」
私の膣穴をゴシゴシでたらめに擦りながらの、ユタカくんのご報告。
「マンコの中って、ヌメヌメだけど、ちょっとでこぼこもしてるんだ」
「ああ、白く濁るのは本気汁って言って、ミコトさんがどんどん気持ち良くなっている証拠。もう少しだと思うから、がんばんな」
私を正面に見据えながら、嬉しそうにお応えになる大先生。
「大先生?ボク、ミコトお姉さんのチクビ、吸ってもいい?」
歳上のお三かたに私の下半身を占領され、弾き出される形になって、ずっとおっぱいを弄ってくださっていたマサヒデくんのお願い声。
私に直接訊くのではなく、まず大先生にお許しを乞うのは、マサヒデくんも子供ながらに、凛子大先生と私との言いなり主従関係にうすうす感づいていらっしゃるから、なのでしょうか。
「あはは、マサヒデはミコトさんのおっぱい、しゃぶりたくなっちゃったか。アタシはかまわないけど、一応ミコトさんにも訊いてみな」
大先生の苦笑い混じりなアドバイスに、素直に応じるマサヒデくん。
「ねえ、ミコトお姉さん?おっぱい吸っていい?」
下半身への執拗な責めが限界寸前で、思い切り泣きそうな顔になっている私を覗き込むマサヒデくん。
「あんっ、はひいぃ・・・もちろんですぅ、吸うのも舐めるのも、噛んじゃってもいいですから、どうぞ、ご自由にしてくださいぃぃ・・・あっ、あーっ!」
一刻も早くおっぱいを虐めて欲しくて、あからさまにおっぱいを突き出す私。
私は子供たちの前で完全に、一匹のド淫乱ヘンタイマゾメスになりきっていました。
マサヒデくんはまず、私の乳首を丁寧にウェットティッシュで拭いました。
さっき塗り込んだスースーするお薬の油が気になったのでしょう。
ティッシュ越しに乱暴に捏ねられる私の乳首。
「あひっぃっ!」
マサヒデくんのお口で左乳首を含まれると同時に、どなたかの指で腫れ上がったクリトリスをグニュッとつままれる感覚。
「あっ、そ、そこはぁ・・・そこは、ダ、ダぁ・・・」
あやうくいつものように、ダメぇ、と言ってしまいそうになり、グッと言葉を呑み込みます。
「・・・メぇじゃないですぅ!ダメじゃないですぅぅ・・・もっと、もっと強くぅぅ・・・クリット潰してぇーーっ、お尻ぶってぇーっ!乳首噛んでぇぇぇっ!!」
蹂躙を止めて欲しくなくてマゾ本能のおもむくままな陵辱願望を、あられもなく口にするヘンタイマゾ女=私。
それに忠実にお応えくださる、頼もしい男の子たち。
「このおマメ、意外と見た目より硬いんだ」
「本当だ。茹でたお豆の感触に似てるね」
「男のちんちんと同じような役目、って言ってたけど」
「おっ勃ったちんちんのさわり心地にも似てる」
研究熱心な男の子たちが代わる代わるに、違う強さで私のクリットを摘んでは離し、摘んでは離し。
マサヒデくんの唇は右おっぱいに移動し、左おっぱいを揉みしだきつつ右乳首が吸われます。
下半身の男の子たちは、ときどき思い出したように、私のお尻を平手でパッチーンとひっぱたいてくださいます。
「あっ、あっ、あっ、んーーーっ!!」
乳首に強めに歯を立てられ、肥大したクリットをグニュグニュ潰され、そのあいだも膣内は掻き回され、お尻はバチンとぶたれ・・・
私、今、小学生の男の子たち4人に、いいようにもてあそばれて、イカされようとしているんだ・・・
そう思った瞬間、高3のカクレガのときのカズキくんのお顔が鮮明に甦り、した行為の数々を思い出し、やがてカズキくんのシルエットが目前の男の子たちの姿にオーバーラップしていきました。
と同時に、さっきよりも凄まじい、背徳感を伴った快感の渦がマゾマンコから全身へとせり上がってきます。
「あっ、あーっ、イクっ、イッちゃいますっ、なおこイッちゃいますぅぅぅ・・・」
私がイクと発言した途端に、男の子たちの手や指の動きがフッと弱まりました。
「あーっ!、イッちゃうけどっ、やめないでっ!どうかそのままやめないでくださーぃ、もっとつよくぅ、もっとぉ、そう、そう、いい、いいいーーっくぅぅぅーーー!!!」
私の、もっと、という言葉に急かされるように、男の子たちの蹂躙がより激しくなり、すべての皮膚への感触が快感へと昇華され、高みへと吸い込まれ・・・
自分でも驚くくらいガクンガクンと腰全体が飛び跳ね、全身がヒクヒク引き攣る中、頭の中で無数の火花が盛大に飛び散っていました。
「あー、これが女の人の、アクメ、なんだ・・・」
「うわーっ、ミコトお姉さん、お口あんぐり開けちゃって、だらしないお顔・・・」
「マンコからよだれがダラダラ垂れて、息遣いがマラソンした後みたいにハアハアしてる・・・」
私のはしたないアヘ顔に対する子供たちのご感想が遥か遠くから聞こえ、意識がスーッと消えかかっていたとき・・・
「ほら、ミコトさん、イクけどやめないで、って言ってたじゃん。そのマッサージ器、マンコに当ててあげな」
私があまり電マに免疫がないことをご存知なはずの凛子大先生、悪魔の囁き。
マゾマンコに激しい振動を感じて意識が戻り、ユタカくんの手が電マを私の股間に押し当ててるのが見えました。
ちょうどクリトリスの上ですからたまりません。
しかも振動は最強のままのよう。
「んっーーーっ!またイッちゃうっ!またイッちゃうっ!いいーーーっ!!!」
腰がガクガク震え、膣内がウネウネ蠢いているのがわかります。
「今度は穴のほうに移動してみて。その大きさならズッポリ頭が入っちゃうんじゃないかな」
大先生のお言葉通りに電マがお尻側に移動し、膣穴にブニュッと埋め込まれました。
「ああまたくる、またくるぅ、イクぅぅああああああああーーーーっ!!!」
「ほうら、すっかり咥え込んだ。その感じなら手を放しても落ちないから、しばらくみんなでミコトさんの連続アクメっぷりを鑑賞しましょう」
私の膣穴がしっかり咥え込んだ電マは、少し窮屈な分、膣壁全体を満遍なくブルブル震わせ、マゾマンコが壊れちゃうんじゃないかというほどの振動っぷり。
もはやどなたからも触れられておらず、大の字ガニ股に電マを突っ込まれたまま磔放置された私は、取り囲む男の子たちに見守られながら、淫声を盛大に吐き出しつつ、何度も何度も昇り詰めました。
真っ白になった頭の中では、もうダメ、と、もっともっと、の鬩ぎ合い。
でも、完全に中イキトランススパイラルに陥ったマゾマンコ粘膜は、ただただ快楽の連続だけを欲していました。
「ミコトさん、さっきまでと違う人みたい、すっごくいやらしい・・・」
「顔がすっごくえっちだし、チクビがまた一回りおっきくなってる・・・」
「なんか苦しそうにも見えるけど、これって気持ちいいんだよね?」
「だろうね、だってえっちな声がすげー出てるもん」
「あんなに濡らしちゃったら、マッサージ器のほうが壊れちゃうんじゃないかな・・・」
そんな、明らかに侮蔑の混じった男の子たちのご感想が、遠く微かに聞こえていました。
*
*夏休み自由研究観察会 15へ
*
直子のブログへお越しいただきまして、ありがとうございます。ここには、私が今までに体験してきた性的なあれこれを、私が私自身の思い出のために、つたない文章で書きとめておいたノートから載せていくつもりです。
2017年11月5日
2017年10月29日
夏休み自由研究観察会 13
「えっ!?もう来たんだ?今日はずいぶん早いな」
訝しげにつぶやかれる大先生。
視線が壁際のデジタル機器のLED表示に走りました。
「ありゃ、もうこんな時間なんだっ!ミコトさんを縛るのに時間くっちゃったか。どうりで部屋も薄暗いはずだわ」
おっしゃるなりパタパタと、インターフォンの応答口に駆け寄る大先生。
つられて私も時計表示を見遣ると、18:46という数字が薄闇に浮かび上がっていました。
て言うか大先生、いつピザをご注文なされたんだろう?ぜんぜん気づかなかった。
「お待たせしましたー。ご注文ありがとうございまーす。ピザのお届けでーす」
ハキハキ明るい女性のお声がインターフォンのスピーカーから聞こえてきました。
「はいはーい、今出るから、ちょっと待っててー」
大先生がお応えと同時に、室内照明のスイッチを入れられたのでしょう、唐突にお部屋内がパッと明るくなりました。
幻想的な宇宙船妄想から一転して、紛れも無いふしだらな現実に引き戻されます。
大きなシーリングライトに煌々と照らし出された現実の中での私は、ただひとり真っ裸で縄跳びのロープに両手首を磔拘束され、4人の小学生に取り囲まれた見られたがりの露出狂女。
男の子たちが手に手にお持ちになった蠱惑的なお道具で、自分のからだにイタズラされるのを今か今かと待ち侘びていた淫乱ヘンタイマゾ女。
せっかくこれから薄闇の中で思う存分辱めていただけると思っていたのに・・・
その寸前に水を差され、期せずして絶妙の焦らしプレイ突入。
その切な過ぎるがっかりさ加減に、明るくなったことでの羞じらいが加わり、身動き取れないからだの疼きは最高潮。
お財布片手の大先生が、いそいそとお部屋の出入り口ドアへと向かわれます。
そのドアに目を遣ったとき、ハッと思い出しました。
このお家の、玄関からリビングダイニングルームまでの構造に。
私の痴態を映し出している監視カメラが上部に取り付けられたリビングのドアを開けると、短く直線につづく廊下、そして玄関ホール。
玄関ドアとリビングのドアは一直線上にありました。
すなわち、もしリビングのドアを開け放しにされたら、玄関ホールの訪問者から私の裸身は丸見えのはず・・・
ドキンと心臓が跳ねました。
ドアを出て廊下に出られた大先生は、当然のことのようにドア開けっ放し。
廊下の電気が点き、玄関ホールの電気も点き。
首を右側に向けた私から、ハッキリ玄関のドアが見えているということは、玄関からもハッキリと私の姿が見える、ということでしょう。
おそらく何もかも、大先生のご計算通り。
この位置に拘束されたのは、始めからピザの配達員さまに、私の裸体を晒すおつもりだったのでしょう。
配達員さまが男性ではないことが、私の不幸中の幸い?
手首を縄跳びロープで括られて晒し者のように大の字拘束されている、私の横向きの生まれたままの姿。
横向きですから、存在を誇示するみたいに尖り切って胸の膨らみから飛び出している、私の恥ずかしく腫れ上がったふたつの乳首が、悪目立ちしているはずです。
「ピザ、来ちゃったみたいだね?」
「うん。ってことはいったん中断して、つづきは食べてからかな?」
「そう言えばオレ、かなりハラへってた」
「うん。夢中になってたから気づかなかったけど、オレも」
私の周りでのんきに語り合う男の子たち。
ガチャッ!
大先生が玄関ドアを開けた音が、やけに大きく私の耳に響きました。
「こんばんはー。いつもありがとうござますー」
インターフォンから流れたお声と同じ、快活な女性のお声が聞こえてきました。
野球帽型の真っ赤な帽子から覗く少し明るめに色を抜いたショートヘア、ピザ屋さんの制服なのでしょう、赤いツナギがよくお似合いな可愛らしい感じの女の子。
玄関口から私まで、だいたい4、5メートルくらいの距離。
そこまで確認したところで恥ずかしさに耐えきれなくなり、ドアとは反対の左側へと顔を背けました。
視られちゃうにしてもせめて顔だけは、見られたくない、覚えられたくない、と思ったのです。
そして、なるべくこちらに注意を惹かないよう、その場でじっと固まっていようと決めます。
あわよくば裸の私を、マネキン人形か何かと見間違ってくださることを願って。
配達員さまが大先生に、ご注文のお品をひとつひとつご確認されているお声が聞こえてきます。
同時に宅配ピザ特有の美味しそうな香りがリビングまで漂ってきました。
「あっ!いい匂い!」
「急にハラへってきたー」
シンイチくんとユタカくんが持っていたお道具をワゴンに戻し、玄関のほうへ駆け出して行きました。
私が配達員さまを盗み見たときには、彼女はまだリビング内部の状況には気づかれていないご様子でした。
でも今、男の子たちがドアから駆け寄れば、彼女も視線を上げ、ドアの向こうに見えるものに気づいてしまうことでしょう。
ふと途切れる配達員さまと大先生との会話。
それにつづく、奇妙な短い沈黙の間。
すぐにおふたりの、うふふ、という微かな忍び笑い。
見られてる・・・視られちゃってる・・・
ぜんぜん見ず知らずなピザのデリバリースタッフさまに、私の全裸姿が視られちゃっている・・・
もちろん、顔をそちらに向けることは出来ませんが確かに、視られている、という体感を素肌、とくにバスト周辺に強烈に感じていました。
拘束され、焦らされて、更に明るいお部屋で見知らぬ第三者への全裸晒し者状態・・・
マゾマンコの粘膜がひっきりなしにヒクヒクとざわめき、内腿をダラダラと粘液が滑り落ちていきます。
想定外の辱めが陶酔を呼び、眉根に深くシワを寄せた、とても淫らな顔になっていたと思います。
細めた両目の視界の先に、マサヒデくんの不思議そうなお顔がありました。
こっちからもずっと視られていたみたい・・・
被虐の快感に没入したヘンタイメスマゾそのものとなっているであろう、私の恍惚顔を・・・
心の底から沸き出た羞恥が、瞬く間にカァーッと全身を染め上げるのがわかりました。
つぶらな瞳でしばらくじーっと私の顔を見つめていたマサヒデくんは、ふとドアの方を向き、それからハッとしたお顔になりました。
すぐに無言でドアのほうへと駆け出すマサヒデくん。
どうやらマサヒデくんだけ、今の私の恥辱的な立場に気がついてくださったみたい。
リビングのドアを閉めてくださるのかな?
ホッとするような残念なような、フクザツな気持ちが胸に渦巻きます。
マサヒデくんの行動を確認したいのですが、今更玄関の方へ顔を向けるわけにはいきません。
「さあ、あんたたちは、これをテーブルの上に運びな」
マサヒデくんが私のそばを離れてすぐに大先生のお声が聞こえ、結局ドアの閉じる音は聞こえないまま、マサヒデくんも何かの箱を持ってリビングに戻ってこられました。
「今日はずいぶん賑やかなんですね?パーティか何かですか?」
配達員さまの冷やかすような、心なしかイタズラっぽく聞こえるお声。
「うん、まあね。親戚の甥っ子とその友達のガキンチョたちなんだ。夏休みだからってアネキにお守り頼まれてさ」
ちょっと照れたような凛子大先生のお声。
「それでは、どうもありがとうございました。またのご注文を、お待ちしてまーすっ!みなさんパーティを楽しんでくださーいっ!」
一際大きく軽やかなお声が響き、すぐに玄関ドアがガチャンと開き、バタンと閉じる音がつづきました。
そのあいだ中、男の子たちはワイワイせっせと、ピザ類の箱をテーブル上に運び込んでいました。
「さてと、ピザ来ちゃったから先に夕飯にしよっか。お愉しみは食後ということで」
大先生が玄関からお戻りになり、子供たちに呼びかけます。
「ねえ?大先生がそこのドア閉めなかったから、ミコトお姉さんのハダカ、ピザ屋さんにも見られちゃったよ?」
「ミコトお姉さん、ずっと泣きそうなお顔になっちゃってたんだからー」
マサヒデくんが私と大先生を半々に見ながらご心配そうに、私に代わって抗議してくださいます。
「うん。バッチリ視てたみたいだね。でも大丈夫。アタシんちはよくあの店から取ってるし、あの子とも顔見知りだから」
ほとんど意味を成さない理由で、その抗議を嬉しそうに却下される大先生。
「ミサミサと一緒のときによく来てるし、アタシがどんな仕事をしてるのかも知ってるから、もう慣れちゃってると思うよ」
「それに最初に言ったじゃない?ミコトさんは誰かに裸を視られるのが好きなんだって」
「泣きそうな顔って、視られて気持ち良かったからなんじゃないかなー、なんてね」
ますます意味不明なキワドイ理由を挙げられて、その話題は終わりになりました。
でも、裸の女がお部屋にロープで括られていて、その周りをゴム手袋を嵌めた小学生男子が4人もワラワラしている状況って、もしもピザ屋さまからツッコまれたときには、どうご説明されるおつもりだったのでしょう・・・
「いったん手袋取って、このビニール袋に捨てな。捨てたらキッチンでちゃんと手を洗いなよ」
「あ、ユタカとミツルはその前に、ミコトさんの手首のロープを解いてやって」
「ドアと窓のほうは繋いだままでいいからね。食べ終わったらまた、ミコトさんには縛られてもらうから」
大先生のご指示で子供たちが右往左往。
ユタカくんとミツルくんの手で、私の拘束も解かれました。
裸足な私の足元のフローリングには、はしたないよだれで出来た小さな水溜りがポツリポツリ。
ユタカくんとミツルくんがキッチンへ向かったのを確認してから、傍らにあったウェットティッシュのボトルを取って素早くしゃがみ込み、丁寧に拭き取りました。
その使用済みウェットティッシュを手のひらに丸めて掴んだまま後ろ手に隠し、少し離れたダイニングテーブルのほうを眺めます。
大の字磔を晒した身ですから、今更羞じらいのヴィーナスポーズを取る気にもなれず、全裸の後ろ手でその場に立ち尽くしています。
大先生と子供たちの手で、次々とごちそうがテーブルに並べられていきます。
一際大きなLサイズのピザが一枚、その両脇にMサイズが二枚。
すべてトッピングが異なっているようです。
更にチキンやポテトの揚げ物類と青物の葉っぱが盛られたサラダ、それにペットボトルのコーラやジュース。
広めなテーブル上がごちそうで一杯になり、お部屋が美味しそうな匂いで満たされました。
長方形のテーブルの周りに椅子が六脚。
長い辺に沿って向かい合う形で三脚づつ並べられ、窓に向いた側の真ん中の椅子にだけ、折りたたんだバスタオルが敷かれています。
「ほら、ミコトさんもキッチンで手洗って。みんなで夕飯にしましょう」
「あ、はい・・・」
凛子大先生に促され、しずしずとキッチンへ向かいます。
大先生が、ひとつだけタオルの敷かれた席に私が座る、と男の子たちに告げられたようで、その両脇にどなたが座るか、で揉められているご様子。
男の子たちが元気良く、ジャンケンポン、とはしゃぐお声が聞こえてきます。
テーブルに戻ると、私の席の左隣にマサヒデくん、右隣にユタカくんがすでにお座りになり、ニコニコ顔で待ち受けられていらっしゃいました。
私の正面にはシンイチくん、向かって右にミツルくん、向かって左端に大先生。
自分の椅子を引き、全裸のまま着席する私。
「じゃあ食べ始めよっか。こんなに頼んだんだのはあんたたちなんだから、残さず食べ尽くせよ。そんじゃー、いただきまーす!」
「いっただきまーすっ!」
ご唱和とともに、小さな手が一斉にテーブル上へと伸びました。
「あっ、ミコトお姉さん?何飲む?」
左隣のマサヒデくんが、おやさしく聞いてくださいます。
「あ、えっと、ではオレンジジュースをお願いします・・・」
腕が触れ合いそうなほどの近くから、チラチラと乳首に視線を感じつつ、お答えします。
「シンイチにーちゃん、ミコトお姉さんにオレンジジュース、注いであげて」
ペットボトルのそばに座られたシンイチくんにご指示されるマサヒデくん。
「おっけー。ミコトさん?コップをこっちにください」
「あ、はい・・・」
目の前に置かれた空のガラスコップを右手で取り、少し腰を浮かせて右斜め前のシンイチくんへと差し出します。
私の右隣のユタカくんの目の前に、伸ばした腕の下で私の剥き出し右おっぱいがたゆんとぶら下がる格好。
ピザにかぶりついたまま、視線だけ目前のおっぱいに釘付けなユタカくん。
日常生活ではまずお目にかかれない、あまりに破廉恥ではしたない構図。
頭の中で客観的にその場面を見ている私。
デジャブ?
確かこんな場面、幼い頃に妄想したことがあったっけ・・・
私が小学校高学年のとき、母に連れられて映画館で一緒に観た、とある海賊映画の印象的なセリフを、唐突に思い出していました。
それは、こんな場面でした。
お話のヒロインである若くて美しいお嬢様っぽい役柄の女性が、海賊船に囚われてしまいます。
海賊船の乗組員は皆、おどろおどろしい風貌の不気味で粗野な感じの人ばかり。
囚われたその夜に、海賊の親玉である船長とお食事をするようにと、部下たちが呼びにきます。
お食事のときにはこの服を着るように、とドレスが差し出されますが、ヒロインは断わります。
別にえっちな感じの服でもなく、どちらかと言えばゴージャスめなドレスだったのですが、海賊なんかの言いなりにはならないわ、という気丈なヒロインの反抗心なのでしょう。
すると部下たちが下卑た笑みを浮かべ、そう言うと思ったと告げた後、こうつづけます。
「断ったら船長がこうしろってさ。オレたち部下どもと一緒に食事させろ、素っ裸にしてな」
日本語吹き替えで観て、細かい言い回しまでは覚えていませんが、そんな意味合いのセリフでした。
当時は初潮もまだ、オナニーだって知らない思春期前、トラウマ前のからだでしたが、低学年のときのお医者さんごっこ以来、恥ずかしさ、に対する感受性がひと一倍敏感な子供となったみたいで、そのセリフ、とくに、素っ裸にしてな、というセリフを聞いたとき、映画館でゾゾゾっと、身の毛がよだったのを憶えています。
あんな野卑な海賊たちに囲まれて、ひとりだけ裸でお食事をするなんて、きっと死ぬほど恥ずかしいのだろうな・・・
裸にされて性的にナニかされちゃう、というところまでは、まだ考えが及ばない年頃でしたが、ありきたりな恐怖や嫌悪という感情のもう一歩向こう側にある、すごくいけないことをさせられる、という禁断の異常性に惹かれる感情も、その頃の自分にすでにあったような気がします。
お食事という日常的な行為と、集団の中でひとりだけ裸、という異常性。
それが組み合わさったとき生まれる、とてつもなくエロティックな背徳感。
幼いころにそんなことにまで気づいてしまっていた私は、やっぱりなるべくしてなったヘンタイなんだな、と今になって思います。
事実私は、日常生活の中でひとりだけ裸、というシチュエーションに異常に興奮する性癖となってしまい、妄想にとどまらず現実でも、そういう状況に自らを追い込むことを欲し、そんな状況を悦ぶようなヘンタイマゾ女になってしまったのですから。
映画のヒロインはもちろん、そのドレスを嫌々着て船長とお食事をするほうを選びましたが、ヘンタイの私は違います。
今まさに、その異常な状況を全身で味わっています。
着衣の成人女性おひとりと小学生の男の子たち四人の中、たったひとり全裸でモソモソとサラダをつついてる私。
お食事そっちのけで、大好物なシチュエーションにマゾマンコをヌルヌル潤ませています。
男の子たちは、ときにチラチラ、ときにジーっと私の裸身に視線を走らせつつ、ごちそうをもりもりたいらげ、ワイワイおしゃべりに余念がありません。
「本当にちゃんとハダカを見せてもらえるとは、正直言って思ってなかったよ」
「ミコトさん、キレイだしね。それなのに本当に脱いじゃうから」
「最初はすげー焦ったよ。パンツは濡れているし、スケちゃってるし、毛が無いみたいだし、ミコトさんはうつむいちゃってるし。ただただ、じーっと視ることしか出来なかった」
「おっぱいって本当にやわらかいよね。早く食べちゃって、またミコトさんのおっぱい、思う存分さわりてー」
「ミコトさんがさわられるのをイヤがってないってわかってからは、さわりたくて仕方ないよね。オレ、今度はマンコに指挿れてみるんだ」
「ピンセットで乳首つまんだら、ミコトさん喜んでくれるかな?」
「泣きそうな顔が気持ちいい顔だってわかったから、あのマッサージ器を使うのがすごく楽しみ」
喜々として私の裸と私への責め方を語り合う男の子たち。
そのあいだも着々とテーブル上のごちそうは減っていきます。
「ミコトお姉さんは、ずっとハダカんぼだけど、もう恥ずかしくないの?」
テーブルに伸ばす手のペースが落ちてきた左隣のマサヒデくんが、無邪気な瞳で尋ねてきます。
「そ、それは・・・やっぱり恥ずかしいです・・・よ?・・・」
ストレート過ぎるご質問に、なるべくマゾっぽくならないよう、努めてにこやかにお答えする私。
あらたまって、恥ずかしくないの?と問われると、自ら辱めを欲して裸を晒す自分こそがアブノーマルで恥ずかしい存在なんだと思い知らされ、余計に恥ずかしさを感じてしまう、羞恥のスパイラル状態・・・
斜め右前のシンイチくんが、余計なこと聞くな、服を着ちゃうかもしれないだろ?という目でマサヒデくんを睨んでいます。
「それはあたりまえでしょう?おっぱいもマンコも全部、あんたたちにしげしげと視られてるんだから。普通の女の子はあんたたちなんかに、そんなの絶対、見せてくれないよ?」
「それともミコトさんが、恥ずかしいっ!って言って裸を見せてくれなくなるほうが、マサヒデはいいの?」
リンコさまがからかうようにおっしゃいます。
あわててぶんぶんと首を左右に振るマサヒデくん。
「で、でも・・・マサヒデさ、あ、くんたちの、お、お勉強のためですから、恥ずかしいのも、今日は、が、がまんしています・・・」
隠しきれないマゾな私の本心を、ニヤニヤ笑いで眺める大先生。
「それにしてもあんたたち、凄い勢いの食べっぷりだったな?そんなに早く食べ終わって、ミコトさんのからだを触りたいんだ?」
「うんっ!」
力強いユニゾンのお返事。
「ミコトお姉さんだって、早くさわって欲しいんでしょ?」
天然でエスっ気の萌芽を垣間見せられるマサヒデくん。
「は、はい・・・」
お答えすると同時に、他の3人の男の子たちのお顔もニマーッと嬉しそうに歪みました。
いただきますから15分もしないうちに、テーブルの上のお料理はすっからかんとなり、ご満足そうな男の子たち。
欲情中は食欲まで気が回らない私は結局、Mサイズのピザ二片とサラダを少々口にしただけ。
お尻に敷いたバスタオルの股間部分だけ、陵辱再開を待ち焦がれるように、じっとりジワジワお湿りが広がっていました。
「あー美味しかった。イベリコ豚って、超オイシーよね」
「チーズの匂いって、やっぱりマンコのよだれのに似てる。あとマンコの中ってベーコンぽくね?」
「サラダのプチトマトがミコトさんの乳首みたいだったよね」
「早くショクシンやろうぜ。オレ、食ってるあいだもずっと、ちんちんムズムズしっぱなしだったよ」
お腹一杯になられて気が緩んだのか、お下品度が増した感じな男の子たち。
ごちそうさまもそこそこに、テキパキとお片付けを始められます。
「あんたたち、親が死んでも食休み、って言葉、知らないの?・・・でもまあ、食欲が満たされたら、次は性欲になるか・・・」
呆れたような大声で、でも後半部分だけはつぶやくようにおっしゃった凛子大先生。
「じゃあ、ざっと片付けたら綺麗に手洗いな。手袋着けたい人はここにあるから」
「それでまたミコトさんの両腕を縛っちゃって、今度こそたっぷり気持ち良くしてあげなさい」
獲物へのいたぶりを部下たちに言いつける海賊の親玉のような、大先生の容赦無いご命令。
その嗜虐的なお声に、執拗に焦らされつづけた私の淫らな昂ぶりが、一気に全身によみがえり、細胞の隅々までをドマゾ色に染め上げます。
時計表示を見ると19:19の文字。
私を生贄とした恥辱の女体観察会閉会まで、まだたっぷり100分近い時間が残されていました。
*
*夏休み自由研究観察会 14へ
*
訝しげにつぶやかれる大先生。
視線が壁際のデジタル機器のLED表示に走りました。
「ありゃ、もうこんな時間なんだっ!ミコトさんを縛るのに時間くっちゃったか。どうりで部屋も薄暗いはずだわ」
おっしゃるなりパタパタと、インターフォンの応答口に駆け寄る大先生。
つられて私も時計表示を見遣ると、18:46という数字が薄闇に浮かび上がっていました。
て言うか大先生、いつピザをご注文なされたんだろう?ぜんぜん気づかなかった。
「お待たせしましたー。ご注文ありがとうございまーす。ピザのお届けでーす」
ハキハキ明るい女性のお声がインターフォンのスピーカーから聞こえてきました。
「はいはーい、今出るから、ちょっと待っててー」
大先生がお応えと同時に、室内照明のスイッチを入れられたのでしょう、唐突にお部屋内がパッと明るくなりました。
幻想的な宇宙船妄想から一転して、紛れも無いふしだらな現実に引き戻されます。
大きなシーリングライトに煌々と照らし出された現実の中での私は、ただひとり真っ裸で縄跳びのロープに両手首を磔拘束され、4人の小学生に取り囲まれた見られたがりの露出狂女。
男の子たちが手に手にお持ちになった蠱惑的なお道具で、自分のからだにイタズラされるのを今か今かと待ち侘びていた淫乱ヘンタイマゾ女。
せっかくこれから薄闇の中で思う存分辱めていただけると思っていたのに・・・
その寸前に水を差され、期せずして絶妙の焦らしプレイ突入。
その切な過ぎるがっかりさ加減に、明るくなったことでの羞じらいが加わり、身動き取れないからだの疼きは最高潮。
お財布片手の大先生が、いそいそとお部屋の出入り口ドアへと向かわれます。
そのドアに目を遣ったとき、ハッと思い出しました。
このお家の、玄関からリビングダイニングルームまでの構造に。
私の痴態を映し出している監視カメラが上部に取り付けられたリビングのドアを開けると、短く直線につづく廊下、そして玄関ホール。
玄関ドアとリビングのドアは一直線上にありました。
すなわち、もしリビングのドアを開け放しにされたら、玄関ホールの訪問者から私の裸身は丸見えのはず・・・
ドキンと心臓が跳ねました。
ドアを出て廊下に出られた大先生は、当然のことのようにドア開けっ放し。
廊下の電気が点き、玄関ホールの電気も点き。
首を右側に向けた私から、ハッキリ玄関のドアが見えているということは、玄関からもハッキリと私の姿が見える、ということでしょう。
おそらく何もかも、大先生のご計算通り。
この位置に拘束されたのは、始めからピザの配達員さまに、私の裸体を晒すおつもりだったのでしょう。
配達員さまが男性ではないことが、私の不幸中の幸い?
手首を縄跳びロープで括られて晒し者のように大の字拘束されている、私の横向きの生まれたままの姿。
横向きですから、存在を誇示するみたいに尖り切って胸の膨らみから飛び出している、私の恥ずかしく腫れ上がったふたつの乳首が、悪目立ちしているはずです。
「ピザ、来ちゃったみたいだね?」
「うん。ってことはいったん中断して、つづきは食べてからかな?」
「そう言えばオレ、かなりハラへってた」
「うん。夢中になってたから気づかなかったけど、オレも」
私の周りでのんきに語り合う男の子たち。
ガチャッ!
大先生が玄関ドアを開けた音が、やけに大きく私の耳に響きました。
「こんばんはー。いつもありがとうござますー」
インターフォンから流れたお声と同じ、快活な女性のお声が聞こえてきました。
野球帽型の真っ赤な帽子から覗く少し明るめに色を抜いたショートヘア、ピザ屋さんの制服なのでしょう、赤いツナギがよくお似合いな可愛らしい感じの女の子。
玄関口から私まで、だいたい4、5メートルくらいの距離。
そこまで確認したところで恥ずかしさに耐えきれなくなり、ドアとは反対の左側へと顔を背けました。
視られちゃうにしてもせめて顔だけは、見られたくない、覚えられたくない、と思ったのです。
そして、なるべくこちらに注意を惹かないよう、その場でじっと固まっていようと決めます。
あわよくば裸の私を、マネキン人形か何かと見間違ってくださることを願って。
配達員さまが大先生に、ご注文のお品をひとつひとつご確認されているお声が聞こえてきます。
同時に宅配ピザ特有の美味しそうな香りがリビングまで漂ってきました。
「あっ!いい匂い!」
「急にハラへってきたー」
シンイチくんとユタカくんが持っていたお道具をワゴンに戻し、玄関のほうへ駆け出して行きました。
私が配達員さまを盗み見たときには、彼女はまだリビング内部の状況には気づかれていないご様子でした。
でも今、男の子たちがドアから駆け寄れば、彼女も視線を上げ、ドアの向こうに見えるものに気づいてしまうことでしょう。
ふと途切れる配達員さまと大先生との会話。
それにつづく、奇妙な短い沈黙の間。
すぐにおふたりの、うふふ、という微かな忍び笑い。
見られてる・・・視られちゃってる・・・
ぜんぜん見ず知らずなピザのデリバリースタッフさまに、私の全裸姿が視られちゃっている・・・
もちろん、顔をそちらに向けることは出来ませんが確かに、視られている、という体感を素肌、とくにバスト周辺に強烈に感じていました。
拘束され、焦らされて、更に明るいお部屋で見知らぬ第三者への全裸晒し者状態・・・
マゾマンコの粘膜がひっきりなしにヒクヒクとざわめき、内腿をダラダラと粘液が滑り落ちていきます。
想定外の辱めが陶酔を呼び、眉根に深くシワを寄せた、とても淫らな顔になっていたと思います。
細めた両目の視界の先に、マサヒデくんの不思議そうなお顔がありました。
こっちからもずっと視られていたみたい・・・
被虐の快感に没入したヘンタイメスマゾそのものとなっているであろう、私の恍惚顔を・・・
心の底から沸き出た羞恥が、瞬く間にカァーッと全身を染め上げるのがわかりました。
つぶらな瞳でしばらくじーっと私の顔を見つめていたマサヒデくんは、ふとドアの方を向き、それからハッとしたお顔になりました。
すぐに無言でドアのほうへと駆け出すマサヒデくん。
どうやらマサヒデくんだけ、今の私の恥辱的な立場に気がついてくださったみたい。
リビングのドアを閉めてくださるのかな?
ホッとするような残念なような、フクザツな気持ちが胸に渦巻きます。
マサヒデくんの行動を確認したいのですが、今更玄関の方へ顔を向けるわけにはいきません。
「さあ、あんたたちは、これをテーブルの上に運びな」
マサヒデくんが私のそばを離れてすぐに大先生のお声が聞こえ、結局ドアの閉じる音は聞こえないまま、マサヒデくんも何かの箱を持ってリビングに戻ってこられました。
「今日はずいぶん賑やかなんですね?パーティか何かですか?」
配達員さまの冷やかすような、心なしかイタズラっぽく聞こえるお声。
「うん、まあね。親戚の甥っ子とその友達のガキンチョたちなんだ。夏休みだからってアネキにお守り頼まれてさ」
ちょっと照れたような凛子大先生のお声。
「それでは、どうもありがとうございました。またのご注文を、お待ちしてまーすっ!みなさんパーティを楽しんでくださーいっ!」
一際大きく軽やかなお声が響き、すぐに玄関ドアがガチャンと開き、バタンと閉じる音がつづきました。
そのあいだ中、男の子たちはワイワイせっせと、ピザ類の箱をテーブル上に運び込んでいました。
「さてと、ピザ来ちゃったから先に夕飯にしよっか。お愉しみは食後ということで」
大先生が玄関からお戻りになり、子供たちに呼びかけます。
「ねえ?大先生がそこのドア閉めなかったから、ミコトお姉さんのハダカ、ピザ屋さんにも見られちゃったよ?」
「ミコトお姉さん、ずっと泣きそうなお顔になっちゃってたんだからー」
マサヒデくんが私と大先生を半々に見ながらご心配そうに、私に代わって抗議してくださいます。
「うん。バッチリ視てたみたいだね。でも大丈夫。アタシんちはよくあの店から取ってるし、あの子とも顔見知りだから」
ほとんど意味を成さない理由で、その抗議を嬉しそうに却下される大先生。
「ミサミサと一緒のときによく来てるし、アタシがどんな仕事をしてるのかも知ってるから、もう慣れちゃってると思うよ」
「それに最初に言ったじゃない?ミコトさんは誰かに裸を視られるのが好きなんだって」
「泣きそうな顔って、視られて気持ち良かったからなんじゃないかなー、なんてね」
ますます意味不明なキワドイ理由を挙げられて、その話題は終わりになりました。
でも、裸の女がお部屋にロープで括られていて、その周りをゴム手袋を嵌めた小学生男子が4人もワラワラしている状況って、もしもピザ屋さまからツッコまれたときには、どうご説明されるおつもりだったのでしょう・・・
「いったん手袋取って、このビニール袋に捨てな。捨てたらキッチンでちゃんと手を洗いなよ」
「あ、ユタカとミツルはその前に、ミコトさんの手首のロープを解いてやって」
「ドアと窓のほうは繋いだままでいいからね。食べ終わったらまた、ミコトさんには縛られてもらうから」
大先生のご指示で子供たちが右往左往。
ユタカくんとミツルくんの手で、私の拘束も解かれました。
裸足な私の足元のフローリングには、はしたないよだれで出来た小さな水溜りがポツリポツリ。
ユタカくんとミツルくんがキッチンへ向かったのを確認してから、傍らにあったウェットティッシュのボトルを取って素早くしゃがみ込み、丁寧に拭き取りました。
その使用済みウェットティッシュを手のひらに丸めて掴んだまま後ろ手に隠し、少し離れたダイニングテーブルのほうを眺めます。
大の字磔を晒した身ですから、今更羞じらいのヴィーナスポーズを取る気にもなれず、全裸の後ろ手でその場に立ち尽くしています。
大先生と子供たちの手で、次々とごちそうがテーブルに並べられていきます。
一際大きなLサイズのピザが一枚、その両脇にMサイズが二枚。
すべてトッピングが異なっているようです。
更にチキンやポテトの揚げ物類と青物の葉っぱが盛られたサラダ、それにペットボトルのコーラやジュース。
広めなテーブル上がごちそうで一杯になり、お部屋が美味しそうな匂いで満たされました。
長方形のテーブルの周りに椅子が六脚。
長い辺に沿って向かい合う形で三脚づつ並べられ、窓に向いた側の真ん中の椅子にだけ、折りたたんだバスタオルが敷かれています。
「ほら、ミコトさんもキッチンで手洗って。みんなで夕飯にしましょう」
「あ、はい・・・」
凛子大先生に促され、しずしずとキッチンへ向かいます。
大先生が、ひとつだけタオルの敷かれた席に私が座る、と男の子たちに告げられたようで、その両脇にどなたが座るか、で揉められているご様子。
男の子たちが元気良く、ジャンケンポン、とはしゃぐお声が聞こえてきます。
テーブルに戻ると、私の席の左隣にマサヒデくん、右隣にユタカくんがすでにお座りになり、ニコニコ顔で待ち受けられていらっしゃいました。
私の正面にはシンイチくん、向かって右にミツルくん、向かって左端に大先生。
自分の椅子を引き、全裸のまま着席する私。
「じゃあ食べ始めよっか。こんなに頼んだんだのはあんたたちなんだから、残さず食べ尽くせよ。そんじゃー、いただきまーす!」
「いっただきまーすっ!」
ご唱和とともに、小さな手が一斉にテーブル上へと伸びました。
「あっ、ミコトお姉さん?何飲む?」
左隣のマサヒデくんが、おやさしく聞いてくださいます。
「あ、えっと、ではオレンジジュースをお願いします・・・」
腕が触れ合いそうなほどの近くから、チラチラと乳首に視線を感じつつ、お答えします。
「シンイチにーちゃん、ミコトお姉さんにオレンジジュース、注いであげて」
ペットボトルのそばに座られたシンイチくんにご指示されるマサヒデくん。
「おっけー。ミコトさん?コップをこっちにください」
「あ、はい・・・」
目の前に置かれた空のガラスコップを右手で取り、少し腰を浮かせて右斜め前のシンイチくんへと差し出します。
私の右隣のユタカくんの目の前に、伸ばした腕の下で私の剥き出し右おっぱいがたゆんとぶら下がる格好。
ピザにかぶりついたまま、視線だけ目前のおっぱいに釘付けなユタカくん。
日常生活ではまずお目にかかれない、あまりに破廉恥ではしたない構図。
頭の中で客観的にその場面を見ている私。
デジャブ?
確かこんな場面、幼い頃に妄想したことがあったっけ・・・
私が小学校高学年のとき、母に連れられて映画館で一緒に観た、とある海賊映画の印象的なセリフを、唐突に思い出していました。
それは、こんな場面でした。
お話のヒロインである若くて美しいお嬢様っぽい役柄の女性が、海賊船に囚われてしまいます。
海賊船の乗組員は皆、おどろおどろしい風貌の不気味で粗野な感じの人ばかり。
囚われたその夜に、海賊の親玉である船長とお食事をするようにと、部下たちが呼びにきます。
お食事のときにはこの服を着るように、とドレスが差し出されますが、ヒロインは断わります。
別にえっちな感じの服でもなく、どちらかと言えばゴージャスめなドレスだったのですが、海賊なんかの言いなりにはならないわ、という気丈なヒロインの反抗心なのでしょう。
すると部下たちが下卑た笑みを浮かべ、そう言うと思ったと告げた後、こうつづけます。
「断ったら船長がこうしろってさ。オレたち部下どもと一緒に食事させろ、素っ裸にしてな」
日本語吹き替えで観て、細かい言い回しまでは覚えていませんが、そんな意味合いのセリフでした。
当時は初潮もまだ、オナニーだって知らない思春期前、トラウマ前のからだでしたが、低学年のときのお医者さんごっこ以来、恥ずかしさ、に対する感受性がひと一倍敏感な子供となったみたいで、そのセリフ、とくに、素っ裸にしてな、というセリフを聞いたとき、映画館でゾゾゾっと、身の毛がよだったのを憶えています。
あんな野卑な海賊たちに囲まれて、ひとりだけ裸でお食事をするなんて、きっと死ぬほど恥ずかしいのだろうな・・・
裸にされて性的にナニかされちゃう、というところまでは、まだ考えが及ばない年頃でしたが、ありきたりな恐怖や嫌悪という感情のもう一歩向こう側にある、すごくいけないことをさせられる、という禁断の異常性に惹かれる感情も、その頃の自分にすでにあったような気がします。
お食事という日常的な行為と、集団の中でひとりだけ裸、という異常性。
それが組み合わさったとき生まれる、とてつもなくエロティックな背徳感。
幼いころにそんなことにまで気づいてしまっていた私は、やっぱりなるべくしてなったヘンタイなんだな、と今になって思います。
事実私は、日常生活の中でひとりだけ裸、というシチュエーションに異常に興奮する性癖となってしまい、妄想にとどまらず現実でも、そういう状況に自らを追い込むことを欲し、そんな状況を悦ぶようなヘンタイマゾ女になってしまったのですから。
映画のヒロインはもちろん、そのドレスを嫌々着て船長とお食事をするほうを選びましたが、ヘンタイの私は違います。
今まさに、その異常な状況を全身で味わっています。
着衣の成人女性おひとりと小学生の男の子たち四人の中、たったひとり全裸でモソモソとサラダをつついてる私。
お食事そっちのけで、大好物なシチュエーションにマゾマンコをヌルヌル潤ませています。
男の子たちは、ときにチラチラ、ときにジーっと私の裸身に視線を走らせつつ、ごちそうをもりもりたいらげ、ワイワイおしゃべりに余念がありません。
「本当にちゃんとハダカを見せてもらえるとは、正直言って思ってなかったよ」
「ミコトさん、キレイだしね。それなのに本当に脱いじゃうから」
「最初はすげー焦ったよ。パンツは濡れているし、スケちゃってるし、毛が無いみたいだし、ミコトさんはうつむいちゃってるし。ただただ、じーっと視ることしか出来なかった」
「おっぱいって本当にやわらかいよね。早く食べちゃって、またミコトさんのおっぱい、思う存分さわりてー」
「ミコトさんがさわられるのをイヤがってないってわかってからは、さわりたくて仕方ないよね。オレ、今度はマンコに指挿れてみるんだ」
「ピンセットで乳首つまんだら、ミコトさん喜んでくれるかな?」
「泣きそうな顔が気持ちいい顔だってわかったから、あのマッサージ器を使うのがすごく楽しみ」
喜々として私の裸と私への責め方を語り合う男の子たち。
そのあいだも着々とテーブル上のごちそうは減っていきます。
「ミコトお姉さんは、ずっとハダカんぼだけど、もう恥ずかしくないの?」
テーブルに伸ばす手のペースが落ちてきた左隣のマサヒデくんが、無邪気な瞳で尋ねてきます。
「そ、それは・・・やっぱり恥ずかしいです・・・よ?・・・」
ストレート過ぎるご質問に、なるべくマゾっぽくならないよう、努めてにこやかにお答えする私。
あらたまって、恥ずかしくないの?と問われると、自ら辱めを欲して裸を晒す自分こそがアブノーマルで恥ずかしい存在なんだと思い知らされ、余計に恥ずかしさを感じてしまう、羞恥のスパイラル状態・・・
斜め右前のシンイチくんが、余計なこと聞くな、服を着ちゃうかもしれないだろ?という目でマサヒデくんを睨んでいます。
「それはあたりまえでしょう?おっぱいもマンコも全部、あんたたちにしげしげと視られてるんだから。普通の女の子はあんたたちなんかに、そんなの絶対、見せてくれないよ?」
「それともミコトさんが、恥ずかしいっ!って言って裸を見せてくれなくなるほうが、マサヒデはいいの?」
リンコさまがからかうようにおっしゃいます。
あわててぶんぶんと首を左右に振るマサヒデくん。
「で、でも・・・マサヒデさ、あ、くんたちの、お、お勉強のためですから、恥ずかしいのも、今日は、が、がまんしています・・・」
隠しきれないマゾな私の本心を、ニヤニヤ笑いで眺める大先生。
「それにしてもあんたたち、凄い勢いの食べっぷりだったな?そんなに早く食べ終わって、ミコトさんのからだを触りたいんだ?」
「うんっ!」
力強いユニゾンのお返事。
「ミコトお姉さんだって、早くさわって欲しいんでしょ?」
天然でエスっ気の萌芽を垣間見せられるマサヒデくん。
「は、はい・・・」
お答えすると同時に、他の3人の男の子たちのお顔もニマーッと嬉しそうに歪みました。
いただきますから15分もしないうちに、テーブルの上のお料理はすっからかんとなり、ご満足そうな男の子たち。
欲情中は食欲まで気が回らない私は結局、Mサイズのピザ二片とサラダを少々口にしただけ。
お尻に敷いたバスタオルの股間部分だけ、陵辱再開を待ち焦がれるように、じっとりジワジワお湿りが広がっていました。
「あー美味しかった。イベリコ豚って、超オイシーよね」
「チーズの匂いって、やっぱりマンコのよだれのに似てる。あとマンコの中ってベーコンぽくね?」
「サラダのプチトマトがミコトさんの乳首みたいだったよね」
「早くショクシンやろうぜ。オレ、食ってるあいだもずっと、ちんちんムズムズしっぱなしだったよ」
お腹一杯になられて気が緩んだのか、お下品度が増した感じな男の子たち。
ごちそうさまもそこそこに、テキパキとお片付けを始められます。
「あんたたち、親が死んでも食休み、って言葉、知らないの?・・・でもまあ、食欲が満たされたら、次は性欲になるか・・・」
呆れたような大声で、でも後半部分だけはつぶやくようにおっしゃった凛子大先生。
「じゃあ、ざっと片付けたら綺麗に手洗いな。手袋着けたい人はここにあるから」
「それでまたミコトさんの両腕を縛っちゃって、今度こそたっぷり気持ち良くしてあげなさい」
獲物へのいたぶりを部下たちに言いつける海賊の親玉のような、大先生の容赦無いご命令。
その嗜虐的なお声に、執拗に焦らされつづけた私の淫らな昂ぶりが、一気に全身によみがえり、細胞の隅々までをドマゾ色に染め上げます。
時計表示を見ると19:19の文字。
私を生贄とした恥辱の女体観察会閉会まで、まだたっぷり100分近い時間が残されていました。
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*夏休み自由研究観察会 14へ
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2017年10月16日
夏休み自由研究観察会 12
男の子たちのまっすぐな瞳が私の剥き出しの、女性たる部分、を食い入るように、無言で凝視しています。
あれほどキャイキャイ弾んでいたお声も、体温計のスイッチを入れた途端にピタリと静まり、肩寄せ合うように身を乗り出した至近距離から固唾を呑んで。
体温計の挿さった陰唇を抉じ開けてくるような視線の圧。
まさに視姦という表現がピッタリ。
これから先しばらく、この子たちが思春期となり、ネットなどでこっそり無修正のアダルトビデオを鑑賞出来るようになったり、セックス込みのガールフレンドと巡り逢うときまで、女性器とかオマンコという単語を見たり聞いたりするたびに、今日の私のパイパンマゾマンコを思い出すことになるのだろうな・・・
そんなはしたないことを考えて、より強く体温計を締め付けてしまうヘンタイな私。
恥ずかし過ぎる静寂を破り、唐突にピピピッという電子音が軽やかに鳴り響きました。
「おっ、計れたみたい。マサヒデ、抜いて」
大先生のご指示でマサヒデ先生の右手が私の股間に伸びてきます。
「あふぅんっ・・・」
温度計の先端が名残惜しそうに膣壁を擦り、か細い糸を引きつつ皮膚から離れました。
「うわー、体温計がベチョベチョだぁー」
なぜだかとても楽しそうなお声を出されるマサヒデ先生。
「何度?」
「えっとね、えっ?37てん3度?お尻のときよりずいぶん上がっちゃってる」
純粋に驚いたお声をあげられるマサヒデ先生。
自分の淫乱さを数値で突きつけられ、カーッと恥じ入る私。
「へー。ミコトさんのマンコ、ずいぶん熱持っちゃってるんだ。平熱より1度近くも高いだなんて、お尻とマンコ視られて弄られて、かなりコーフンしちゃったみたいだね」
大先生のからかい口調は、主に私に向けられたもの。
「そっか、気持ち良くてコーフンしちゃったから、体温が上がっちゃったんだ」
「ミコトさん、マンコに体温計が挿さっているあいだ中、ずっとジェットコースターの顔してたもんね」
「うん。マンコの中も動いてたみたいで、体温計の頭のところが、ときどきピクピク動いてた」
「そうそう、それに合わせてお尻の穴もヒクヒクって」
みなさま、とても注意深く私のマゾマンコを観察してくださっていたよう。
その恥ずかしいお言葉の数々に、私の菊座がまたヒクヒク蠢いてしまって恥の上塗り。
「これであんたたちもひと通り注射はしたから、最後は約束通りみんなでミコトさんのお尻とマンコをショクシンして、お医者さんごっこは終わりにしよっか」
大先生のお言葉に、わーいっ!と、えーっ!?で、子供たちの反応がふた手に分かれました。
「まだ夕方じゃん。今日は夜の10時までに帰ればいいんでしょ?もっとずっとお医者さんごっこやろーよっ!」
一番大きく、えーっ!?と叫んだユタカくんが、大先生に詰め寄るように猛抗議。
「わかってるって。あんたたちがミコトさんのショクシン終わる頃には、たぶんピザが届くから、そこで夕飯にして一息入れよう、っていう意味だから」
凛子大先生が余裕のニヤニヤ笑いで子供たちにご説明されます。
「ユメコママには、あんたたちを遅くとも10時までには家に送り届ける、って約束したから、まあ9時にここを出ればラクショー」
「今6時過ぎだから、まだまだたっぷり時間はあるし、夕飯終わった後、みんなで何するかもアタシがちゃんと考えてあるから」
大先生のお言葉に一斉の、やったーっ!
気がつけば、さすがの真夏の陽射しもやや翳り、窓から射し込む光がずいぶんやわらいでいました。
かと言ってまだ、電気を点けるほどの暗さでもなく、なんとも妖しく艶めかしい淫靡な薄暗さ。
そんな中私はまだ、後ろ手を突いてマゾマンコを差し出した格好で、みなさまと対峙しています。
「じゃあ、これからもずっと、ボクらが帰るまで、ミコトお姉さんはハダカんぼでいてくれるんだねっ?」
何が、じゃあ、なのか脈絡のわからないマサヒデくんの念押し。
「そうだね、あんたたちがそうして欲しいなら、ミコトさんもきっとそうしてくれるよ。ね?ミコトさん?」
イジワルく私に承諾を迫る大先生。
「あ、はい・・・マサヒデさ、いえ、マサヒデくんたちが、そんなに私の裸を視たいと、おっしゃってくださるのであれば・・・」
危うくマサヒデさま、とお呼びしそうになるほどに、わたしのマゾ度は昂ぶりきっています。
「それで次のショクシンだけど、ミコトさんは腰が凝ってだるいって、さっき言っていたから、みんなでお尻とか腰周辺をマッサージしてあげるといいよ」
私のマゾマンコ周辺を指差しつつの、大先生からのアドバイス。
覚えている限り、子供たちと出会ってから私は一言も、そんなこと言っていません。
おそらくこれは、大先生が男の子たちに、さっき弄っていたマッサージ器=電マ、を私に使わせようという目論見のご誘導暗示。
案の定、次にこんなお言葉がつづきました。
「あそこにある、さっきあんたたちがイタズラしてたいろんなオモチャ使ってさ、ミコトさんをいろいろ気持ち良くさせてあげるといい」
大先生のお言葉で、子供たちの視線が一斉にワゴンへと走りました。
「で、その前にあんたたちがビビんないように、あらかじめ教えておくんだけどさ」
子供たちと私を交互に見遣ってニヤニヤ顔の大先生。
「大人の女の人って、本当に気持ち良くなると、さっきからちょっと聞こえていたみたいな、えっちな声がいっぱい出ちゃうんだ。切ないみたいな苦しいみたいなやつね」
真剣なお顔でウンウンうなずく男の子たち。
「それで、からだがビクンビクン震えたり、のけぞっちゃったりもするんだけど、それは決してイヤがっているわけじゃなくて、気持ち良すぎて身悶えちゃっうからなんだ」
「あんたたちがくすぐりっこしてふざけているようなもん。そうよね?ミコトさん?」
「あ、はい・・・」
他にお答えのしようがありません。
「だから、あんたたちがショクシンしてて、ミコトさんがどんなに切なそうに身を捩ったり大きな声出しても、ビビって止めないこと。それはミコトさんが悦んでいるシルシだから」
「ただ、さっきマサヒデがオシッコの穴に体温計を突っ込もうとしたときみたいに、本当にイヤなときは、ミコトさんが、痛い、とか、やめて、って言うから、そのときはサクっとやめて、ごめんなさいをすること。わかった?」
「はーいっ!」
大先生のご忠告に元気良く同意される男の子たち。
どうやら大先生、子供たちの責めで私をイカせてくださるご決断をされたみたい。
と同時に、今まで自分の中だけの決め事だった、痛い、いや、やめて、と口走ることも公式に禁じられてしまいました。
気持ちいいときの口癖みたいになっているそれらの言葉を、口走らずに最後まで耐えられるかしら・・・
一抹の不安がよぎります。
「それで、どんな格好でミコトさんにショクシンを受けてもらうか、なんだけど」
思わせぶりに男の子たちを見渡す大先生。
「ほら、寝たままだと、おっぱいかお尻のどっちかが触りにくくなっちゃうじゃない?」
「えっ!?おっぱいもまた、さわっていいの?」
飛びつくような勢いで大先生に尋ね返すシンイチくん。
「あたりまえじゃない。おっぱいだってミコトさんの気持ちいい場所だもん。触ってあげなきゃ可哀想でしょ?」
「よかったー。オレ、あのおっぱいの感触、大好きなんだー」
「オレはマンコに指、挿れてみたいな」
「ボクはお尻の穴に挿れてみたい」
「オレは、あのマッサージ器使って、ミコトさんの腰をほぐしてあげるんだ」
口々に私への責め方を、あらかじめ教えてくださる男の子たち。
それらをお聞きしているだけで、快感への期待にからだの疼きがグングン高まってしまいます。
「そう言えばさっきマサヒデ、映画でミーコが悪者に捕まって縛られてた、って言ってたよね?」
弾む子供たちの会話に、意外な方向から割り込んでくる大先生。
「うんっ!」
「どんなふうに縛られていたの?」
マサヒデくんがお目々をキラキラさせて大先生を見上げます。
「えっとね、ミーコがディーにさらわれて、ザウルスの中に閉じ込められてね、木のツルみたいなやつで両手を広げて繋がれて、こんなふうに縛られてた」
マサヒデくんが、バンザイと大の字の中間くらいに両手を広げ、映画の中でミーコさんがされていたのであろう縛られ方を再現されました。
「ああ、磔みたいな感じか。それは裸で?」
「まさかー。ちゃんと服は着てたよ。ライブのときと同じやつ。上着は脱がされててミニスカートで、両方の肩とおっぱいの谷間はちょっと見えてた」
じっと私のからだを視ながら、照れたようにお答えになるマサヒデくん。
「ふーん。そんなミーコを見て、マサヒデはどう思った?」
「うーん・・・ミーコが可哀想、とも思ったけれど・・・本当はなんだかえっちだな、とも思ってた・・・」
うわー、マサヒデのスケベー、と一斉にあがる冷やかしのお声。
「だって、その格好でミーコはディーにお歌の力を吸い取られて、苦しそうに何度もえっちなお顔になってたでしょ?そこんとこが・・・」
怒ったように弁明されるマサヒデくんと、かまわず、えっちー、スケベー、と冷やかされるひとつ歳上のお三かた。
今ここで、こんなアソビを楽しんでいるのですから、子供たち全員、充分平等にえっちでスケベだと思うのですけれど。
「でも、オレもあの縛られてる場面は、えっちだと思ったな」
冷やかしに飽きたらしいユタカくんが、クルッと手のひらを返してマサヒデくんに賛同の意を表します。
「それにオレがディーだったら、ミーコをさらってきたらすぐに、まずハダカにしちゃう」
その上、マサヒデくん以上のスケベさをご披露。
「だってハダカにしちゃえば、恥ずかしくて外に逃げられなくなるじゃん?ミーコは捕虜なんだからさ。それに、縛って動けなくしちゃえば、じっくりハダカが見れるし」
ユタカくんのあけすけなご意見に、またひとしきり、えっちー、スケベーの冷やかし声。
明らかに呆れ顔の大先生。
「ま、ユタカがしょーもないドスケベなのは仕方ないから置いとくとして、面白そうだから今ここで、ミコトさんにミーコの役を再現してもらおっか?」
子供たちのお話をニヤニヤお聞きになられていた大先生が、ここぞとばかりにご提案。
間髪入れず、さんせーっ!の大合唱。
「ユタカが言ったみたいにミコトさんは捕虜、っていうことで、悪の親玉のユタカによって逃げられないように真っ裸にされちゃった、っていう設定でどう?スケベなあんたたちには、正義の味方より悪の軍団のほうがお似合いだし」
笑い混じりの大先生のディスりに、んなことねーよ、とかおっしゃりつつ大盛り上がりされる男の子たち。
「でも、ミコトお姉さんは、本当に縛られちゃってもいいの?」
おやさしいマサヒデくんが、私の顔を心配そうに覗き込みながらお尋ねくださいます。
「あ、は、はい・・・みなさまがお望みでしたら、縛られても大丈夫です。私は、捕虜になったみたいですし、捕虜はよく縛られてますし・・・」
自分でもよくわけのわからない理由で、自らの拘束願望を口走る私。
それよりも凛子センパイはよろしいのでしょうか?
縛る、なんていうSMの領域にまで、男の子たちを引き込んでしまって・・・
「ミコトさんも大丈夫って言ってくれたから、最後のショクシンは、映画のミーコと同じ格好で、捕虜として縛られて受けてもらうことにしよう」
どうやら子供たち以前に大先生自身が、私を縛らせたくて仕方ないようです。
「じゃあミコトさん?ベッドを下りて立ってくれる?」
やっと大先生のお許しが出て、後ろ手マゾマンコ差し出し姿勢を解くことが出来ました。
いったんお尻をタオルに着地させ一息ついてから、ゆっくりと両足を床に下ろし、ヨロヨロと立ち上がります。
「ただし、今日は特別だぞ?女の人を裸にして縛って触りまくる、なんてことをするのはヘンタイだし、女の人が嫌がっていたら、それは立派なハンザイで、おまわりさんに捕まって牢屋に入れられることなんだからな」
一応、子供たちに釘を刺しておくことも忘れない凛子大先生。
「今のあんたたちは悪の組織で、やさしいミコトさんがやっていいって言ってくれたから、そんなヘンタイなごっこアソビが出来るんだからな?学校や家で女の子相手には絶対やるなよ?大人になってからもだぞ?」
珍しく厳しい口調でおっしゃった大先生に、はーいっ!と元気の良いユニゾンのお返事。
でも、その後すぐ、やーいヘンタイー、オレたちってヘンタイなんだー、とワイワイなぜだか嬉しそうな男の子たち。
「まあ、縛るって言っても、今はこんなのしかないんだけどね・・・」
私にお顔を向けて、すまなそうに言い聞かせるみたくおっしゃりながら、大先生が取り出されたのは荷造り用のビニール紐でした。
よくある小ぶりのキャベツ玉くらいの大きさに巻かれた、白色の梱包紐。
たぶん、このお部屋のどこかにSM緊縛用麻縄の一本や二本はご用意されてそうな気もするのですが、さすがにそういう本格的なお道具は、子供たちにお見せになりたくないのかもしれません。
「ただ、ビニール紐って細い上に伸びるから、手首を直に縛っちゃって暴れると激しく肌に食い込んじゃって、ミコトさんが痛そうなんだよなー」
大先生が私の肌を傷つけまいと真剣に悩んでいらっしゃるところを見ると、私を縛っちゃうシチュエーションは、本来のご予定に無かったアドリブな思いつきなのかもしれません。
「そうだ、テニス用のコットンのリストバンドが一組あったはずだから、それ嵌めて、その上から縛ろうか・・・」
大先生が弾んだお声をお出しになったとき、シンイチくんが、あのぅ・・・とお声をかけてきました。
「オレ今、縄跳び持ってる。2本か3本なら・・・」
おおっ、とどよめく一同。
「いいね、いいね、それ。ナイス、シンちゃんっ!」
ホッとされたように、一番嬉しそうな笑顔をお見せになった大先生。
私たちの元を離れ、入口ドア近くに置いたご自分のバックパックをガサゴソされるシンイチくん。
やがて確かに縄跳びらしきロープの束を持って、戻ってこられました。
「シンちゃん、なんでそんなもん、持ち歩いてんの?」
ユタカくんがストレートに尋ねます。
「オレ、新学期にやる体育のテストの二重跳び、まだ出来なくてっさ。時間あったら練習しようと思って、夏休みのあいだ持ち歩いてんの。でもほとんど練習してないんだけどね・・・」
気弱そうに笑うシンイチくん。
「こんな重そうな縄跳び、使ってるからじゃない?」
ミツルくんが、シンイチくんの縄跳びの束をチェックしながらダメ出しします。
シンイチくんが持ってこられた縄跳びは3本。
ずいぶん汚れてるのと真新しそうなのの2本は、綿ロープっぽい感じで、もう1本は青いビニール製。
そのうちの綿ぽくて汚れたほうを、ミツルくんが指し示しています。
「だから、ビニールのほうででも出来ないのっ。だから重い縄跳びで練習すれば、軽いのなら楽勝かな、って」
ちょっと怒ったように弁明されるシンイチくん。
「ボクもう、二重跳び3連続だって出来るもんねー」
ムダにお兄さまを苛立たせるマサヒデくん。
「シンちゃん、ちょっとデブいからなー。ダイエットしたほうがいいんじゃね?」
「だから、スイミングスクールにも通ってるだろっ?」
からかい口調のユタカくんに、ムキになって言い返すシンイチくん。
「まあ、まあ、まあ・・・」
苦笑いの大先生が割って入ります。
「シンイチのダイエット問題も今は置いといて、この縄跳び、本当に使っていいのか?使うとしたらこっちの綿ロープ二本になるけど、こっちは買ったばっかりだろう?」
「うん。古いのが汚れちゃったから一昨日買ったばかりで、まだ長さも合わせてないんだけど、ミコトさんを縛るんなら、ぜんぜんいいよ。この縄跳びでミコトさんを縛ったんだなー、って思い出せば、練習も楽しくなりそうだし・・・」
可愛らしいことをおっしゃってくださるシンイチくん。
それに、古い縄跳びの汚れ方を見ると、人知れずけっこう練習されているみたいで、いじらしく思えます。
「おーけー。じゃあシンイチのご厚意に甘えて、この縄跳びを使わせてもらおう。その代わりシンイチには、真っ先にミコトさんのからだを触らせてあげる」
大先生が汚れた方の縄跳びの縄をウェットティッシュで拭きながら、粋な計らい。
「ほんと?だったらオレ、これ使いたいっ!」
ワゴンに駆け寄って他のものには目もくれず、電マを掴み取るシンイチくん。
「あ、ずりい。オレも狙ってたのに・・・」
「交代制だかんな。最初がシンちゃんていうだけで」
「ボクもボクも」
一斉ブーイングのお三かた。
「まあ、そうあわてるなって。他の道具だって使い方次第で面白いことになるから」
苦笑いが止まらない大先生。
「はいはい、それじゃあ捕虜を磔にするよ。ミツルはこの縄跳びの端をあそこに結んできて。ユタカはこれの端をあそこな」
入口ドアの上に取り付けられたハンガーレールのスチールパイプと、反対側の窓の上のハンガーレールを順番に指さされた大先生。
「届かないだろうからダイニングの椅子使って、しっかり結びつけて」
汚れたほうの縄跳びをミツルくん、新品のほうをユタカくんが持ち、それぞれ椅子に乗って縄跳びのグリップ部分をハンガーレールに縛り付けています。
「結び終わったらもう片方の端を持って再集合」
椅子から下りたおふたりが、再び私たちに近づいてこられます。
「ミコトさん?こっち来て」
大先生に呼ばれ、全裸で近づく私。
どうせもうすぐ両腕全開のおっぱい開けっぴろげで拘束されてしまうのですから、今更ヴィーナスの誕生ポーズも取っていません。
ドア側の汚れた縄跳びのほうが幾分短いようで、ベッドの場所より2歩分くらいドア寄りの場所で左手を取られ、大先生によって手首に縄跳びのグリップ部分を巻き付けられました。
左腕を斜め上にまっすぐ伸ばした格好で、今度は右側へカニさん歩き。
窓からの縄跳びロープは、私の右手首までの長さがギリギリで、両脚も大きく開き横幅を稼ぐことでやっと、右手首にロープが巻き付きました。
大の字の横線部分だけがYの形となったようなバンザイ磔状態で、全裸拘束されてしまった私。
磔と言っても壁際にではなく、前後に充分空間がある状態。
したがって、おっぱいもお尻も触り放題揉み放題な磔です。
両手首に絡みつく縄跳びロープは、左右のハンガーレールからピンと張り詰め、たとえ数歩でさえ前後に動くことは出来ません。
それは大の字に踏ん張った両脚も同じことで、無理に閉じようとすれば綿ロープが容赦無く、手首に食い込んできます。
そんな姿は、さっきよりレンズに近づいた入口ドア上の監視カメラで、全裸横向き状態の全身として、美咲センパイのパソコンへと配信されているはずです。
「これで捕虜は身動きできないね。彼女は敵のスパイだから、容赦無く泣き叫ぶまでたっぷり悦ばせてあげなさい」
悪の組織のラスボスそのものといった感じで、凛子大先生のイジワルいお芝居声が響きます。
虐める、というお言葉を使わないところに、教育的な配慮が窺えます。
「何か重要なものを隠し持っているかもしれないから、からだ中の穴という穴は、とくに念入りにじっくり調べるんだよ・・・」
最後に、うふふ、とゾッとするような艶っぽい冷笑を漏らされた大先生。
気がつくと、お部屋内は更に薄暗くなり、お部屋のあちこちにポツンポツンとやけに明るく光るデジタル機器のライトが、なんだかSFっぽい。
薄暗さで輪郭が曖昧になった男の子たち。
束の間、自分がどこにいるのか、なんで裸で縛られているのか忘れてしまい、途端に妄想が広がります。
まるで見知らぬ異星人の宇宙船に連れ込まれちゃったみたいで幻想的、と思うと同時に、自分より背の低い異星人たちによる、人体実験的と言うか、猟奇的な淫猥さを欲している自分がいます。
電マ片手のシンイチくん。
書道筆片手のユタカくん。
ピンセットをカチカチされるミツルくん。
スースーするお薬の容器片手のマサヒデくん。
身動き取れない全裸姿を4人の異星人たちに取り囲まれ、ああ、これからこの異星人たちから興味本位の人体実験をされ、淫らなイキ顔をはしたなくご披露することになるんだ・・・
マゾ性全開で恥辱に埋没する覚悟を決めた、そのとき・・・
ピンポーンッ!
インターフォンの音がやけに大きく、お部屋中に響き渡りました。
*
*夏休み自由研究観察会 13へ
*
あれほどキャイキャイ弾んでいたお声も、体温計のスイッチを入れた途端にピタリと静まり、肩寄せ合うように身を乗り出した至近距離から固唾を呑んで。
体温計の挿さった陰唇を抉じ開けてくるような視線の圧。
まさに視姦という表現がピッタリ。
これから先しばらく、この子たちが思春期となり、ネットなどでこっそり無修正のアダルトビデオを鑑賞出来るようになったり、セックス込みのガールフレンドと巡り逢うときまで、女性器とかオマンコという単語を見たり聞いたりするたびに、今日の私のパイパンマゾマンコを思い出すことになるのだろうな・・・
そんなはしたないことを考えて、より強く体温計を締め付けてしまうヘンタイな私。
恥ずかし過ぎる静寂を破り、唐突にピピピッという電子音が軽やかに鳴り響きました。
「おっ、計れたみたい。マサヒデ、抜いて」
大先生のご指示でマサヒデ先生の右手が私の股間に伸びてきます。
「あふぅんっ・・・」
温度計の先端が名残惜しそうに膣壁を擦り、か細い糸を引きつつ皮膚から離れました。
「うわー、体温計がベチョベチョだぁー」
なぜだかとても楽しそうなお声を出されるマサヒデ先生。
「何度?」
「えっとね、えっ?37てん3度?お尻のときよりずいぶん上がっちゃってる」
純粋に驚いたお声をあげられるマサヒデ先生。
自分の淫乱さを数値で突きつけられ、カーッと恥じ入る私。
「へー。ミコトさんのマンコ、ずいぶん熱持っちゃってるんだ。平熱より1度近くも高いだなんて、お尻とマンコ視られて弄られて、かなりコーフンしちゃったみたいだね」
大先生のからかい口調は、主に私に向けられたもの。
「そっか、気持ち良くてコーフンしちゃったから、体温が上がっちゃったんだ」
「ミコトさん、マンコに体温計が挿さっているあいだ中、ずっとジェットコースターの顔してたもんね」
「うん。マンコの中も動いてたみたいで、体温計の頭のところが、ときどきピクピク動いてた」
「そうそう、それに合わせてお尻の穴もヒクヒクって」
みなさま、とても注意深く私のマゾマンコを観察してくださっていたよう。
その恥ずかしいお言葉の数々に、私の菊座がまたヒクヒク蠢いてしまって恥の上塗り。
「これであんたたちもひと通り注射はしたから、最後は約束通りみんなでミコトさんのお尻とマンコをショクシンして、お医者さんごっこは終わりにしよっか」
大先生のお言葉に、わーいっ!と、えーっ!?で、子供たちの反応がふた手に分かれました。
「まだ夕方じゃん。今日は夜の10時までに帰ればいいんでしょ?もっとずっとお医者さんごっこやろーよっ!」
一番大きく、えーっ!?と叫んだユタカくんが、大先生に詰め寄るように猛抗議。
「わかってるって。あんたたちがミコトさんのショクシン終わる頃には、たぶんピザが届くから、そこで夕飯にして一息入れよう、っていう意味だから」
凛子大先生が余裕のニヤニヤ笑いで子供たちにご説明されます。
「ユメコママには、あんたたちを遅くとも10時までには家に送り届ける、って約束したから、まあ9時にここを出ればラクショー」
「今6時過ぎだから、まだまだたっぷり時間はあるし、夕飯終わった後、みんなで何するかもアタシがちゃんと考えてあるから」
大先生のお言葉に一斉の、やったーっ!
気がつけば、さすがの真夏の陽射しもやや翳り、窓から射し込む光がずいぶんやわらいでいました。
かと言ってまだ、電気を点けるほどの暗さでもなく、なんとも妖しく艶めかしい淫靡な薄暗さ。
そんな中私はまだ、後ろ手を突いてマゾマンコを差し出した格好で、みなさまと対峙しています。
「じゃあ、これからもずっと、ボクらが帰るまで、ミコトお姉さんはハダカんぼでいてくれるんだねっ?」
何が、じゃあ、なのか脈絡のわからないマサヒデくんの念押し。
「そうだね、あんたたちがそうして欲しいなら、ミコトさんもきっとそうしてくれるよ。ね?ミコトさん?」
イジワルく私に承諾を迫る大先生。
「あ、はい・・・マサヒデさ、いえ、マサヒデくんたちが、そんなに私の裸を視たいと、おっしゃってくださるのであれば・・・」
危うくマサヒデさま、とお呼びしそうになるほどに、わたしのマゾ度は昂ぶりきっています。
「それで次のショクシンだけど、ミコトさんは腰が凝ってだるいって、さっき言っていたから、みんなでお尻とか腰周辺をマッサージしてあげるといいよ」
私のマゾマンコ周辺を指差しつつの、大先生からのアドバイス。
覚えている限り、子供たちと出会ってから私は一言も、そんなこと言っていません。
おそらくこれは、大先生が男の子たちに、さっき弄っていたマッサージ器=電マ、を私に使わせようという目論見のご誘導暗示。
案の定、次にこんなお言葉がつづきました。
「あそこにある、さっきあんたたちがイタズラしてたいろんなオモチャ使ってさ、ミコトさんをいろいろ気持ち良くさせてあげるといい」
大先生のお言葉で、子供たちの視線が一斉にワゴンへと走りました。
「で、その前にあんたたちがビビんないように、あらかじめ教えておくんだけどさ」
子供たちと私を交互に見遣ってニヤニヤ顔の大先生。
「大人の女の人って、本当に気持ち良くなると、さっきからちょっと聞こえていたみたいな、えっちな声がいっぱい出ちゃうんだ。切ないみたいな苦しいみたいなやつね」
真剣なお顔でウンウンうなずく男の子たち。
「それで、からだがビクンビクン震えたり、のけぞっちゃったりもするんだけど、それは決してイヤがっているわけじゃなくて、気持ち良すぎて身悶えちゃっうからなんだ」
「あんたたちがくすぐりっこしてふざけているようなもん。そうよね?ミコトさん?」
「あ、はい・・・」
他にお答えのしようがありません。
「だから、あんたたちがショクシンしてて、ミコトさんがどんなに切なそうに身を捩ったり大きな声出しても、ビビって止めないこと。それはミコトさんが悦んでいるシルシだから」
「ただ、さっきマサヒデがオシッコの穴に体温計を突っ込もうとしたときみたいに、本当にイヤなときは、ミコトさんが、痛い、とか、やめて、って言うから、そのときはサクっとやめて、ごめんなさいをすること。わかった?」
「はーいっ!」
大先生のご忠告に元気良く同意される男の子たち。
どうやら大先生、子供たちの責めで私をイカせてくださるご決断をされたみたい。
と同時に、今まで自分の中だけの決め事だった、痛い、いや、やめて、と口走ることも公式に禁じられてしまいました。
気持ちいいときの口癖みたいになっているそれらの言葉を、口走らずに最後まで耐えられるかしら・・・
一抹の不安がよぎります。
「それで、どんな格好でミコトさんにショクシンを受けてもらうか、なんだけど」
思わせぶりに男の子たちを見渡す大先生。
「ほら、寝たままだと、おっぱいかお尻のどっちかが触りにくくなっちゃうじゃない?」
「えっ!?おっぱいもまた、さわっていいの?」
飛びつくような勢いで大先生に尋ね返すシンイチくん。
「あたりまえじゃない。おっぱいだってミコトさんの気持ちいい場所だもん。触ってあげなきゃ可哀想でしょ?」
「よかったー。オレ、あのおっぱいの感触、大好きなんだー」
「オレはマンコに指、挿れてみたいな」
「ボクはお尻の穴に挿れてみたい」
「オレは、あのマッサージ器使って、ミコトさんの腰をほぐしてあげるんだ」
口々に私への責め方を、あらかじめ教えてくださる男の子たち。
それらをお聞きしているだけで、快感への期待にからだの疼きがグングン高まってしまいます。
「そう言えばさっきマサヒデ、映画でミーコが悪者に捕まって縛られてた、って言ってたよね?」
弾む子供たちの会話に、意外な方向から割り込んでくる大先生。
「うんっ!」
「どんなふうに縛られていたの?」
マサヒデくんがお目々をキラキラさせて大先生を見上げます。
「えっとね、ミーコがディーにさらわれて、ザウルスの中に閉じ込められてね、木のツルみたいなやつで両手を広げて繋がれて、こんなふうに縛られてた」
マサヒデくんが、バンザイと大の字の中間くらいに両手を広げ、映画の中でミーコさんがされていたのであろう縛られ方を再現されました。
「ああ、磔みたいな感じか。それは裸で?」
「まさかー。ちゃんと服は着てたよ。ライブのときと同じやつ。上着は脱がされててミニスカートで、両方の肩とおっぱいの谷間はちょっと見えてた」
じっと私のからだを視ながら、照れたようにお答えになるマサヒデくん。
「ふーん。そんなミーコを見て、マサヒデはどう思った?」
「うーん・・・ミーコが可哀想、とも思ったけれど・・・本当はなんだかえっちだな、とも思ってた・・・」
うわー、マサヒデのスケベー、と一斉にあがる冷やかしのお声。
「だって、その格好でミーコはディーにお歌の力を吸い取られて、苦しそうに何度もえっちなお顔になってたでしょ?そこんとこが・・・」
怒ったように弁明されるマサヒデくんと、かまわず、えっちー、スケベー、と冷やかされるひとつ歳上のお三かた。
今ここで、こんなアソビを楽しんでいるのですから、子供たち全員、充分平等にえっちでスケベだと思うのですけれど。
「でも、オレもあの縛られてる場面は、えっちだと思ったな」
冷やかしに飽きたらしいユタカくんが、クルッと手のひらを返してマサヒデくんに賛同の意を表します。
「それにオレがディーだったら、ミーコをさらってきたらすぐに、まずハダカにしちゃう」
その上、マサヒデくん以上のスケベさをご披露。
「だってハダカにしちゃえば、恥ずかしくて外に逃げられなくなるじゃん?ミーコは捕虜なんだからさ。それに、縛って動けなくしちゃえば、じっくりハダカが見れるし」
ユタカくんのあけすけなご意見に、またひとしきり、えっちー、スケベーの冷やかし声。
明らかに呆れ顔の大先生。
「ま、ユタカがしょーもないドスケベなのは仕方ないから置いとくとして、面白そうだから今ここで、ミコトさんにミーコの役を再現してもらおっか?」
子供たちのお話をニヤニヤお聞きになられていた大先生が、ここぞとばかりにご提案。
間髪入れず、さんせーっ!の大合唱。
「ユタカが言ったみたいにミコトさんは捕虜、っていうことで、悪の親玉のユタカによって逃げられないように真っ裸にされちゃった、っていう設定でどう?スケベなあんたたちには、正義の味方より悪の軍団のほうがお似合いだし」
笑い混じりの大先生のディスりに、んなことねーよ、とかおっしゃりつつ大盛り上がりされる男の子たち。
「でも、ミコトお姉さんは、本当に縛られちゃってもいいの?」
おやさしいマサヒデくんが、私の顔を心配そうに覗き込みながらお尋ねくださいます。
「あ、は、はい・・・みなさまがお望みでしたら、縛られても大丈夫です。私は、捕虜になったみたいですし、捕虜はよく縛られてますし・・・」
自分でもよくわけのわからない理由で、自らの拘束願望を口走る私。
それよりも凛子センパイはよろしいのでしょうか?
縛る、なんていうSMの領域にまで、男の子たちを引き込んでしまって・・・
「ミコトさんも大丈夫って言ってくれたから、最後のショクシンは、映画のミーコと同じ格好で、捕虜として縛られて受けてもらうことにしよう」
どうやら子供たち以前に大先生自身が、私を縛らせたくて仕方ないようです。
「じゃあミコトさん?ベッドを下りて立ってくれる?」
やっと大先生のお許しが出て、後ろ手マゾマンコ差し出し姿勢を解くことが出来ました。
いったんお尻をタオルに着地させ一息ついてから、ゆっくりと両足を床に下ろし、ヨロヨロと立ち上がります。
「ただし、今日は特別だぞ?女の人を裸にして縛って触りまくる、なんてことをするのはヘンタイだし、女の人が嫌がっていたら、それは立派なハンザイで、おまわりさんに捕まって牢屋に入れられることなんだからな」
一応、子供たちに釘を刺しておくことも忘れない凛子大先生。
「今のあんたたちは悪の組織で、やさしいミコトさんがやっていいって言ってくれたから、そんなヘンタイなごっこアソビが出来るんだからな?学校や家で女の子相手には絶対やるなよ?大人になってからもだぞ?」
珍しく厳しい口調でおっしゃった大先生に、はーいっ!と元気の良いユニゾンのお返事。
でも、その後すぐ、やーいヘンタイー、オレたちってヘンタイなんだー、とワイワイなぜだか嬉しそうな男の子たち。
「まあ、縛るって言っても、今はこんなのしかないんだけどね・・・」
私にお顔を向けて、すまなそうに言い聞かせるみたくおっしゃりながら、大先生が取り出されたのは荷造り用のビニール紐でした。
よくある小ぶりのキャベツ玉くらいの大きさに巻かれた、白色の梱包紐。
たぶん、このお部屋のどこかにSM緊縛用麻縄の一本や二本はご用意されてそうな気もするのですが、さすがにそういう本格的なお道具は、子供たちにお見せになりたくないのかもしれません。
「ただ、ビニール紐って細い上に伸びるから、手首を直に縛っちゃって暴れると激しく肌に食い込んじゃって、ミコトさんが痛そうなんだよなー」
大先生が私の肌を傷つけまいと真剣に悩んでいらっしゃるところを見ると、私を縛っちゃうシチュエーションは、本来のご予定に無かったアドリブな思いつきなのかもしれません。
「そうだ、テニス用のコットンのリストバンドが一組あったはずだから、それ嵌めて、その上から縛ろうか・・・」
大先生が弾んだお声をお出しになったとき、シンイチくんが、あのぅ・・・とお声をかけてきました。
「オレ今、縄跳び持ってる。2本か3本なら・・・」
おおっ、とどよめく一同。
「いいね、いいね、それ。ナイス、シンちゃんっ!」
ホッとされたように、一番嬉しそうな笑顔をお見せになった大先生。
私たちの元を離れ、入口ドア近くに置いたご自分のバックパックをガサゴソされるシンイチくん。
やがて確かに縄跳びらしきロープの束を持って、戻ってこられました。
「シンちゃん、なんでそんなもん、持ち歩いてんの?」
ユタカくんがストレートに尋ねます。
「オレ、新学期にやる体育のテストの二重跳び、まだ出来なくてっさ。時間あったら練習しようと思って、夏休みのあいだ持ち歩いてんの。でもほとんど練習してないんだけどね・・・」
気弱そうに笑うシンイチくん。
「こんな重そうな縄跳び、使ってるからじゃない?」
ミツルくんが、シンイチくんの縄跳びの束をチェックしながらダメ出しします。
シンイチくんが持ってこられた縄跳びは3本。
ずいぶん汚れてるのと真新しそうなのの2本は、綿ロープっぽい感じで、もう1本は青いビニール製。
そのうちの綿ぽくて汚れたほうを、ミツルくんが指し示しています。
「だから、ビニールのほうででも出来ないのっ。だから重い縄跳びで練習すれば、軽いのなら楽勝かな、って」
ちょっと怒ったように弁明されるシンイチくん。
「ボクもう、二重跳び3連続だって出来るもんねー」
ムダにお兄さまを苛立たせるマサヒデくん。
「シンちゃん、ちょっとデブいからなー。ダイエットしたほうがいいんじゃね?」
「だから、スイミングスクールにも通ってるだろっ?」
からかい口調のユタカくんに、ムキになって言い返すシンイチくん。
「まあ、まあ、まあ・・・」
苦笑いの大先生が割って入ります。
「シンイチのダイエット問題も今は置いといて、この縄跳び、本当に使っていいのか?使うとしたらこっちの綿ロープ二本になるけど、こっちは買ったばっかりだろう?」
「うん。古いのが汚れちゃったから一昨日買ったばかりで、まだ長さも合わせてないんだけど、ミコトさんを縛るんなら、ぜんぜんいいよ。この縄跳びでミコトさんを縛ったんだなー、って思い出せば、練習も楽しくなりそうだし・・・」
可愛らしいことをおっしゃってくださるシンイチくん。
それに、古い縄跳びの汚れ方を見ると、人知れずけっこう練習されているみたいで、いじらしく思えます。
「おーけー。じゃあシンイチのご厚意に甘えて、この縄跳びを使わせてもらおう。その代わりシンイチには、真っ先にミコトさんのからだを触らせてあげる」
大先生が汚れた方の縄跳びの縄をウェットティッシュで拭きながら、粋な計らい。
「ほんと?だったらオレ、これ使いたいっ!」
ワゴンに駆け寄って他のものには目もくれず、電マを掴み取るシンイチくん。
「あ、ずりい。オレも狙ってたのに・・・」
「交代制だかんな。最初がシンちゃんていうだけで」
「ボクもボクも」
一斉ブーイングのお三かた。
「まあ、そうあわてるなって。他の道具だって使い方次第で面白いことになるから」
苦笑いが止まらない大先生。
「はいはい、それじゃあ捕虜を磔にするよ。ミツルはこの縄跳びの端をあそこに結んできて。ユタカはこれの端をあそこな」
入口ドアの上に取り付けられたハンガーレールのスチールパイプと、反対側の窓の上のハンガーレールを順番に指さされた大先生。
「届かないだろうからダイニングの椅子使って、しっかり結びつけて」
汚れたほうの縄跳びをミツルくん、新品のほうをユタカくんが持ち、それぞれ椅子に乗って縄跳びのグリップ部分をハンガーレールに縛り付けています。
「結び終わったらもう片方の端を持って再集合」
椅子から下りたおふたりが、再び私たちに近づいてこられます。
「ミコトさん?こっち来て」
大先生に呼ばれ、全裸で近づく私。
どうせもうすぐ両腕全開のおっぱい開けっぴろげで拘束されてしまうのですから、今更ヴィーナスの誕生ポーズも取っていません。
ドア側の汚れた縄跳びのほうが幾分短いようで、ベッドの場所より2歩分くらいドア寄りの場所で左手を取られ、大先生によって手首に縄跳びのグリップ部分を巻き付けられました。
左腕を斜め上にまっすぐ伸ばした格好で、今度は右側へカニさん歩き。
窓からの縄跳びロープは、私の右手首までの長さがギリギリで、両脚も大きく開き横幅を稼ぐことでやっと、右手首にロープが巻き付きました。
大の字の横線部分だけがYの形となったようなバンザイ磔状態で、全裸拘束されてしまった私。
磔と言っても壁際にではなく、前後に充分空間がある状態。
したがって、おっぱいもお尻も触り放題揉み放題な磔です。
両手首に絡みつく縄跳びロープは、左右のハンガーレールからピンと張り詰め、たとえ数歩でさえ前後に動くことは出来ません。
それは大の字に踏ん張った両脚も同じことで、無理に閉じようとすれば綿ロープが容赦無く、手首に食い込んできます。
そんな姿は、さっきよりレンズに近づいた入口ドア上の監視カメラで、全裸横向き状態の全身として、美咲センパイのパソコンへと配信されているはずです。
「これで捕虜は身動きできないね。彼女は敵のスパイだから、容赦無く泣き叫ぶまでたっぷり悦ばせてあげなさい」
悪の組織のラスボスそのものといった感じで、凛子大先生のイジワルいお芝居声が響きます。
虐める、というお言葉を使わないところに、教育的な配慮が窺えます。
「何か重要なものを隠し持っているかもしれないから、からだ中の穴という穴は、とくに念入りにじっくり調べるんだよ・・・」
最後に、うふふ、とゾッとするような艶っぽい冷笑を漏らされた大先生。
気がつくと、お部屋内は更に薄暗くなり、お部屋のあちこちにポツンポツンとやけに明るく光るデジタル機器のライトが、なんだかSFっぽい。
薄暗さで輪郭が曖昧になった男の子たち。
束の間、自分がどこにいるのか、なんで裸で縛られているのか忘れてしまい、途端に妄想が広がります。
まるで見知らぬ異星人の宇宙船に連れ込まれちゃったみたいで幻想的、と思うと同時に、自分より背の低い異星人たちによる、人体実験的と言うか、猟奇的な淫猥さを欲している自分がいます。
電マ片手のシンイチくん。
書道筆片手のユタカくん。
ピンセットをカチカチされるミツルくん。
スースーするお薬の容器片手のマサヒデくん。
身動き取れない全裸姿を4人の異星人たちに取り囲まれ、ああ、これからこの異星人たちから興味本位の人体実験をされ、淫らなイキ顔をはしたなくご披露することになるんだ・・・
マゾ性全開で恥辱に埋没する覚悟を決めた、そのとき・・・
ピンポーンッ!
インターフォンの音がやけに大きく、お部屋中に響き渡りました。
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*夏休み自由研究観察会 13へ
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