カーテンを閉じると、個室内が薄暗くなりました。
薄暗くなったことで、お部屋の照明が灯っていたことに初めて気づきました。
間接照明なので光源が隠れて、妖しい薄暗さのなんだかセクシーなムード。
あらためてお姉さまに覆いかぶさりご奉仕再開。
乳首を舌で転がし、右手の指の腹を裂けめに沿って這わせます。
お姉さまの弱点は4つ。
キュッとくびれた両脇腹への刺激、会陰=アソコとお尻の穴のあいだ=蟻の戸渡りへの愛撫、そして乳首とラビアへの甘噛み。
クリットと膣内への刺激を焦らしつつこれらの部位を愛撫することで、発情されているお姉さまならカンタンに昇り詰めてくださいます。
「あんっ、いいっ、いいわよっ、そこっ、もっとっ!」
「あぁ、んぅ、きっ、ぃもちいぃっ!いぃっ!…ぅくぅぅ!!!」
「はぁ…はぁ…あぁ、またっ、すぐっ、すぐっ、また、スゴいのくるうぅぅっ!!!」
お姉さまがアクメに達されると、腰とお尻と太腿と腟内が同時にヒクヒクキュンと強ばるので、すぐわかります。
ギュッと目をつむり眉を深く寄せて、半開きになったお口から漏れる切ないお声。
駅に停車しているあいだはさすがに我慢されていたみたいですが、列車が動き出すと、堰を切ったように荒い息遣いがお部屋を満たします。
お姉さまも私に絡めた両手で、私のからだをあれこれ愛撫してはくださるのですが、私はお姉さまが気持ち良くなってくださることだけに専念しています。
だって、お姉さまがオーガズムを迎えられているときのお顔って、めったに拝見出来ない超貴重なもの。
その神々しいまでにお美しいお顔は、私だけが拝見することの出来る私だけの宝物なのですから。
「そう、そこ、もっと、もっと…」
「いいっわ、いいのっ、もっと深くぅ…もっと強くぅぅっ!!」
「だめ、止めちゃダメ、そのままそのままぁ、いいっ!いいぃぃっっ、ぅくくくぅぅっ!!!」
陶酔しきっていらっしゃる淫らなお声が私の官能をゾクゾク揺さぶります。
それは肉体的な絶頂とは異なる精神的な、内側からの快楽。
しとどに濡らしていらっしゃるお姉さまの膣内の感触が、私を至福の高揚感に導いてくださいます。
不意に、どうしてもお姉さまのアソコを舐めて差し上げたい欲求が湧き上がってきました。
でもどうしましょう…
シックスナインの態勢を取るのが一番安直ですが、それだと舐めているあいだ、お姉さまのお顔が拝見出来ません。
それに私のマゾマンコもお姉さまのお顔の前にいってしまい、お顔を無駄に汚してしまって失礼。
両膝を立てていただき、座席の隅から顔を埋めるには、両端の肘掛けが邪魔になり、座席の長さ的に無理そう。
結局私は、お姉さまのお背中に腕を差し入れて誘導し、座席のドア側のほうのお席に座っていただく姿勢になっていただきました。
ぐったりなお姉さまは、されるがまま。
私は座席から降り、テーブルの下に潜り込む形で絨毯の床に跪きます。
お姉さまの足首にまだ丸まって絡みついていたスウェットパンツの残骸を抜き取り、お姉さまの両膝をガバっと押し広げます。
「ぁあんっ!」
可愛らしく呻いたお姉さまのお背中が背もたれを滑り、つられて腰も座席を滑り、より私の眼前に突き出すようにお姉さまの秘唇が迫ってきます。
最初は手を使わずに、顔だけを寄せてくちづけするみたいに自分の唇を重ねます。
「んふぅっ」
愛液でねっとりとコーティングされた熱っぽい唇のスジに沿って、入念に唇を這わせます。
ヘアーが途切れた少し下のところで、皮をかぶったまま腫れている可愛らしい突起は、あえて無視して。
「ああっ、なめて、かんで、もっと上、もっとうえぇ」
はしたないお願いを私にくださるお姉さま。
私はお姉さまの甘い蜜を存分に舐めつくしてから、舌で裂けめを抉じ開けます。
開いた口で膣口を塞ぎ熱い吐息を送り込みます。
「んんっ、んふぅーんっ!」
上目遣いでお姉さまを視ると、尖りきったふたつのニップル越しに、苦悶するようなお姉さまの悩ましいお顔。
満を持してラビアを甘噛み、唇をすぼめて肉の芽に吸い付きます。
もちろん舌で皮を剥くのも忘れずに。
お姉さまの両腿の筋肉がビクビクンと痙攣し、私の顔を挟んできます。
膣内から白濁した蜜がトロリと溢れ、舐め取ろうとした私の舌をギュンギュン締め付けてきます。
「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」
お姉さまの荒い吐息だけがしばらく個室内を満たしていました。
そろそろ落ち着かれたかな?それじゃあ今度は…
私が次のご奉仕に移ろうとしたとき、次の停車駅接近を告げる車内アナウンスが個室内に響きました。
ビクンと震えたお姉さまのおからだ。
「…あら、もうそんなとこまで来ちゃったんだ…」
スウェットの前をアンニュイに掻き合わせ、汗で額に張り付いた髪を掻き上げたお姉さま。
「となるともうあと30分もしないうちに着いちゃう。そろそろ降りる準備をしなくちゃ、だわ」
お姉さまが床で正座姿勢の私を避けるように立ち上がられ、私に脱がされたスウェットパンツをお手に取られました。
「ありがとうね、直子。すごく良かったわ。なんだかからだが軽くなった感じ」
座席に敷いていたタオルをお手に取られ下半身を軽く拭きながら、おやさしくおっしゃってくださったお姉さま。
スウェットパンツを両脚にくぐらせ、前開きのジッパーも首元までお上げになります。
「あたしはこれからまたおトイレに行って身だしなみ整えてくるから、直子もそのタオルでからだの汗、拭いておきなさい」
私の席のお尻に敷いたバスタオルを指さされるお姉さま。
「あ、はい…それであのぅ、私はいつまで、裸でいるのでしょうか…」
私が着てきたワンピースや下着はお姉さまに没収され、お姉さまのバッグの中にあるはずです。
「ああ、そうだったわね。いくら直子でも温泉地の駅をすっ裸で闊歩する勇気は無いわよね」
スッキリされたというお姉さまに、いつものイジワルさも復活しています。
「安心して。直子のバカンスにぴったりな、直子らしいコーデを特別に用意してきたから。絶対気に入るはず」
ご自分のバッグからうちのブランドのショップ袋を取り出されたお姉さま。
テーブルの上に置かれたそれはずいぶん小さく、たとえばその中にワンピースが、どんな薄い生地だったとしても入っているようには見えません。
「直子はそれを着て、あたしが帰ってくるまで大人しくしてなさい」
スウェットスーツをしっかり着込んだお姉さまがバッグを肩に提げ、つかつかと窓際に歩み寄りました。
ザザザー。
カーテンを開くと途端に個室がまばゆい光に満たされます。
今更ながら裸で居ることが無性に恥ずかしくなってきます。
「それじゃあ、よろしくねー」
おトイレへ向かわれたお姉さまをお見送りして、ひとり明るい個室で全裸の私。
とにかく早く身繕いをしなくちゃ。
バスタオルの乾いている部分で全身の汗や体液をまず拭いました。
テーブルに手を伸ばしお姉さまが置いていかれたショップ袋を手に取ります。
シールを剥がして右手をツッコミ、中身を取り出しました。
出てきたのは…
妙にクタッとした布地の白くて小さなTシャツ?
デニム地のショートパンツだけれど布地部分がすごく少ない?
Tシャツを広げてみると、襟元が真っ二つに切れていて、前開きのシャツ、と言うかショートガーディガンのよう。
それなのにボタンは一つも付いていません。
背中側の丈は凄く短く、肩甲骨もはみ出るくらい。
それに比べて前側は、ふたつに割れた布地が先細りでお腹の辺までつづいています。
ボトムのほうは、どう見てもローライズショートパンツ。
とにかく股上が浅く、前ボタンの下にジッパーさえありません。
ビキニパンツをデニム地で作った感じ。
おまけにダメージ加工してあるので、ところどころメッシュになっています。
これを、これだけを着て駅に降りるの?
背筋がゾクゾクッと疼いたのと同時に、電車が減速を始めました。
あ、駅に着いてしまう。
何でもいいからとにかく着なくちゃ。
急いでまず、ショートパンツに足を通します。
案の定でした。
私の股の付け根周囲を、ほんの幅5センチ位に隠してくださるデニム地ビキニ。
前ボタンを嵌めないと恥丘のほぼ全貌が露呈しています。
普通にヘアのある方であれば絶対人前には出られない、パイパン専用ボトム。
お尻の側はフルバックとはいかないまでも、お尻の割れスジ四分の三くらいは覆ってくださっているみたい。
ただ、ご丁寧にダメージ加工されているゆえ、お尻のお肉ところどころがメッシュ状にシースルー。
いくらずり上げても、お尻の上に刻印された日焼け跡のイタズラ書きを隠すことも出来ないみたい。
そうこうしているちに列車の速度がグンと緩みました。
そろそろ駅に着くみたい…
思う間もなくホームに滑り込む電車。
おまけに窓側が乗降ホームのよう。
いやんっ…
あわてて窓に背中を向け、大急ぎでTシャツのような布片に袖を通します。
腕部分は普通のややルーズな半袖
両袖を通した途端わかりました。
これはあれです。
前を布地で結ぶ式のシャツ。
よくプールとかで水着のビキニトップの上からルーズに羽織っているショートガウンと言うかボレロと言うか。
取り急ぎ胸前に垂れ下がっている2枚の布地をおっぱいの下辺りで結んでみます。
うわっ!露骨…
クッタリした生地な上に伸縮性に富んだフィット感が完璧で、ふたつの乳房をその形通りにまあるく包んだ布の頂点に、これみよがしなふたつの突起が、これまた形通りに君臨していました。
そうか、きつく結び過ぎるとこうなっちゃうんだ。
それなら今度は…
結び目を解き、今度はふうわりおっぱいを包むくらいの感じなルーズフィットで。
露骨さは減少しました。
そのときホームに停車していた列車が、ガタンと動き始めました。
油断していた私は、トットットと少しつんのめります。
その途端にやんわりおっぱいを包んでいたクッタリ布地の端から、暴れた左生おっぱいが見事にこんにちは。
いやんっ!
あわてて前を掻き合わせます。
うーむ…
「お待たせっ!わっ!やだっ、直子っ、ずっぱまりじゃない!」
私が途方に暮れているところに、テンション高くお姉さまがお戻りになられました。
スウェットに着替える前にお召しになられていたニットとサブリナパンツにお戻りになり、メイクもバッチリ、もちろん下着もきちんと身に着けていらっしゃるはず。
「でも、トップスの着こなしがだらしないわね。とてもレディスアパレル勤務とは思えないわ」
「直子、こういうタイプ着るの初めて?任せて、あたしがバッチリ着こなさせてあげる」
お姉さまの右手でスルスルと結び目が解かれ、それから両手の布がわたしのおっぱいを包み始めます。
お姉さまの着付けは私が独り試したときよりも大胆でした。
両肩先からおっぱいのふくらみを斜めに横切るように大きなVの字を作り、下乳少し下でまずひと結び。
これで胸元は大胆にがら空きとなり、正面からも下乳が少し覗く仕様。
それから私の胸元に手を入れ左右それぞれ、クッタリ布とおっぱい皮膚がシワひとつ出ないよう入念に調整されました。
「可愛くリボン結びにしてあげましょう」
からかうようにおっしゃったお姉さまが、余分に垂れ下がっていた布片を器用にまとめ、確かに可愛いリボンの白い結び目が私の剥き出しなお腹を飾りました。
「お、お姉さま…私、本当にこの姿で、駅で降りて温泉旅館さんか、ホテルさんかは知らないですけれど、そこまで行くのですか?」
うつむいた自分の視界に映る自分の姿に、思わず上ずった声で抗議してしまいます。
おっぱいはそのものズバリの姿形で薄く柔らかい白い布に包まれただけ。
おへそはおろか恥丘の大部分まで晒し、僅かに亀裂部分のみを覆うようなショートパンツに腰回りを覆った私の姿。
「あら、何か可笑しい?せっかくのバカンスだもの、ちょっと大胆に冒険していんじゃない?旅先で出会うひとたちなんて、どうせ行きずりなんだし」
「でもこれ、やりすぎじゃないですか?世間的にもいろいろマズイのでは…」
「あら、公序良俗に反するような部位はちゃんと布地で包んでいるのだから、文句は言わせないわ。れっきとしたファッションよ。今年の夏は暑いから、それレベルの服装なリゾート女子なんて、海やら街でもたくさん見かけたものよ」
「で、でも、私の背中のイタズラ書き、完全に読めちゃいますぅ…」
「ほら、旅の恥はなんとやら、って言うじゃない?もっとも直子にとっては恥辱のじょくのほう、はずかしめ、のほうでしょうけれど」
何を訴えても暖簾に腕押しなお姉さま。
テキパキとテーブルに散らばった空き瓶やゴミをレジ袋にまとめ、あらためて最初にお座りなったお席に腰掛けられました。
私も促されるように対面の席に歩み寄ります。
「今は一応、ボトム穿いているのだから、タオルもいらないわね」
お姉さまが差し出された右手にバスタオルを差し出してから、座席にちんまりと座り込む私。
この座席、直だとこんなにフカフカ柔らかいんだ。
窓を過ぎる風景は、もうすっかり山間の景色でした
時折過ぎ去る白樺並木が、避暑地に向かっているんだなぁ、と思わせてくれます。
避暑地と露天温泉が両立するのかはわかりませんが。
「そうそう、さっきおトイレから戻る途中、他の個室の様子をチラ見してみたんだけれどさ」
お姉さまがお愉しそうに身を乗り出され、私に語りかけてきました。
「ものの見事に全室カップル。一番端の部屋までは行かなかったけれど、うちを除いた4部屋はみんな若い男女のつがい」
「凄かったわよ。片方の座席の隅で抱き合っちゃってずっとキスしていたり、完全に寝そべってからだ重ねていたり。通路側の窓のことなんてまるでおかまいなしみたい」
「大学はまだ夏休みだから、学生さんたちでしょうね。あの調子じゃ直子に説明できないような不埒な行為に及んだカップルもきっといるはずよ」
「ま、あたしたちだって他人の事とやかく言える立場じゃないけどさ」
そこで一区切りつかれたおねえさま。
わざとらしい事務的な声色でこうおっしゃいました。
「さて、このことから導き出される結論は何でしょう?はい、森下さん」
「えっ!?あの、えっと…」
「ブッブー。時間切れー。答えは、これから私たちが行く温泉地には若いカップルが多いだろう、ってことよ」
勝ち誇ったように端正なお顔を反らされるお姉さま。
「まあ、全部が全部大学生カップルってわけではないだろうけれど、こんな平日の真昼間から暇なのは、リーサラや家族連れはまずありえない。百歩譲って老いらくのリビドーに狂った年の差不倫カップル、ってとこなんじゃないかな」
「となると直子?あなたのその格好には、同性から最大限の厳しい視線が注がれると思うわ」
「へっ?」
間の抜けたお答えを返す私。
「あら、わからない?そんな格好で屋外を闊歩する、誰とでもヤリそうなふしだら淫乱女なんて、カレシ持ち女性共通のエネミーじゃない。防衛本能よ。今までの街中プレイじゃ浴びせられたことなかった憎悪100%の熱い視線に射抜かれるはず」
嬉しそうに口角を上げられるお姉さま。
でも、私はあんまりピンときていませんでした。
だって私はずっと、同性に恥ずかしい姿を視られることに悦びを感じてきたのですから。
「まあ、あんまり目に余るようなのがいたら、あたしがキッチリフォローしてあげるから、直子は安心して恥辱の視線にまみれなさい」
お姉さまのお優しいお声が私の耳朶を震わせ、スイっと離れると再び、ご自分のバッグ内をガサゴソ探し始められました。
「はい」
嬉しい。
これだからお姉さまのことが大好きなんです。
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*肌色休暇一日目~幕開け 07へ
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