「さてと。それじゃあ、またそこにお尻をついてお座りなさい」
私は鏡を背に、体育座りの格好で座り込みました。
紙ショーツが入っていた紙袋をガサゴソさせていたお姉さまが、やがて何かを取り出しました。
「その格好でゆっくり脚を広げてちょうだい。あなた、がまん出来なそうだから、口は押さえておいたほうがいいかもね」
イタズラっぽく笑っています。
私はドキドキしながら、ゆっくり両膝を割っていきました。
俗に言う、M字開脚の形になりました。
「そのままの格好で、お尻だけ上げなさい」
両膝を広げたまお尻だけ浮かせると、両足裏を床にペッタリ着けてしゃがみ込んだ格好、野球のキャッチャーさんみたいな恰好になりました。
アソコのスジがパックリ割れてしまっています。
ピンクの中身が丸見えです。
両手は無意識のうちにまた、頭の後ろで組んでいました。
お姉さまが私の両膝のあいだにしゃがまれました。
お姉さまの両膝が私の両膝をさらに押し広げるように、あてがわれます。
お姉さまのワンピースの裾がたくし上がり、ストッキング越しに黒いパンティが覗きました。
お姉さまは、さっき取り出した細長い何かを右手に持ち、しゃがんだまま私のアソコを覗き込んでいます。
そして、ご自分の左手を私の口にかぶせて塞ぎながら、右手だけでゆっくりと、それを私の穴に挿入してきました。
「むんっ、うっうぅー」
後頭部に組んだ両手で自分の頭全体をお姉さまの左手のひらに押し付けながら、必死に悦びの声を押し殺しました。
私の穴に挿入されたのは、タンポンでした。
「これ入れておけばしばらくの間、あなたがどんなに感じちゃっても、そのはしたないオマンコが垂れ流す、スケベなおツユを吸いこんでくれるのじゃなくて?」
わざとお下品なお言葉遣いで、薄笑いのお姉さまが私を罵ります。
「試着をつづけましょう」
立ち上がりながらそうおっしゃると、私の手を取って引っぱり、私も立ち上がらせてくれました。
それからチラッと、ご自分の左腕にはめた腕時計をご覧になりました。
この試着室にふたりでこもってから、もうかれこれ一時間近くは経過していると思います。
お姉さまも、これはちょっとマズイと思われたのかもしれません。
「でもまあ、試着しても、どうせこれは全部あなたにあげるのだし、どれもあなたに似合うことは決まっているから。なんてったって、あたしの見立てだから、ね?」
「ねえ、あなた、この中のどれを穿いて帰りたい?それをあたしが穿かせてあげるっていうのは、どう?」
私は、ピンクのサテンぽいピカピカしたやつを選びました。
「それね?了解。じゃあまたいつものポーズになりなさい」
両脚を少し開き気味にして、両手を頭の後ろで組み、お姉さまの目の前に立ちました。
「そうね。でも今度は反対向きになりましょう」
お姉さまは私の肩を軽く押して、鏡のほうに向けさせました。
「もうちょっと前に出て」
私が一歩前に出て鏡の真正面に立ち、お姉さまは私の背後にまわりました。
鏡に映った私の姿は、さっきとちょっとだけ違っていました。
茂みのない両脚の付け根から、タンポンの白い紐が顔を覗かせているところです。
「そのままの姿勢でいなさい」
鏡に映るお姉さまの一挙一動を、私はじーっと見つめていました。
お姉さまは、これから穿かせるピカピカパンティの紐を左右ともはずして、一枚の布にされました。
そして、背後から私の両脚の間に布を挟み込み、前とお尻にぴったりとあてがったあと、食い込ませるように上にひっぱりました。
「んーっ!」
私が唸るのにもかまわず慣れた手つきで、まず左の腰骨あたりにきつく紐を結びました。
「キツクない? あ、キツイほうがいいのよね?あなたは」
鏡の中のお姉さまのイジワルな微笑。
左腰側は固定されましたが、パンティはまだその形を成してはいません。
アソコとお尻を半分くらい隠したピンク色のピカピカした布地が、私の下半身の前と後に、左寄りに垂れて揺れています。
これもなんだか、中途半端な脱がされかけ、みたいで、かなりえっちな絵だと思います。
お姉さまも私の背後でしばらく、そのえっちな絵を見つめていましたが、不意に腰を落とし、右手のひらをお尻のほうから、私の内腿のあいだに差し入れてきました。
そして、本来布地が覆うべきデリケートな部分を包み込むように、ご自分の手のひらで覆いました。
「あっ?!」
それから、指、たぶん人差し指と中指のあいだに、私のはちきれんばかりに充血しきったクリトリスを挟み、ゆっくりと、10数秒間くらい、弱く、強く、ぐりぐりぐりぐり蹂躙し始めました。
お姉さまの手のひらに私の亀裂も擦れて割れて、チュプチュプチュプチュプ音がしていました。
「んぬぐっうー!、んんうっふんふうっうっうっー!!!」
鏡の中のお姉さまの右手が不穏な動きを始めそうな予感がした瞬間、反射的に、組んでいた両手をほどき、自分の口を塞いでいました。
タンポンがみるみるうちに膨張していくのが、私の中ではっきりわかりました。
その綿が吸いきれなかった雫たちが、出口を求めて次々に顔を出していました。
「これは特別サービス、ねっ?」
鏡の中で、お姉さまがイタズラっ子みたく笑っています。
「はううぅう~ん、イジワルぅ・・・うぅ~ん」
肩で息をしながら、押さえた手の隙間から掠れた声で答えました。
私のクリトリスは、欲情するとかなり大きくなっちゃいます。
皮もすぐに剥けて鞘から飛び出してしまい、パイパンで上付きでラビアが地味ですから、少し脚を広げて普通に立っているだけでもモロ、わかっちゃうくらい目立つんです。
私自身でさえ、鏡に映った自分の姿を見て、どうしてもそこに目がいってしまい、気になって気になって、すっごく恥ずかしかったのに、お姉さまは今まで、そのことにはまったくふれませんでした。
気がついていないはずはありません。
タイミングを計っていたのだと思います。
私の欲情が再びピークになる頃を。
お姉さまがすごく憎たらしくなりました。
そしてもちろん、お姉さまをもっともっと大好きになりました。
「もうしないから、安心して」
ニヤニヤ笑ったまま、お姉さまが右側の紐もキツク結んでくださいました。
もうしない、というお言葉がすごく残念。
でも、ここであれをもっとつづけられたら、私はもう湧き出る声をがまんできず、結果、大変なことになってしまうでしょうから、仕方ありません。
ようやく、ピカピカパンティを着け終わりました。
イカせていただいた余韻が落ち着いていくのが、とても寂しい・・・
「そうだっ」
お姉さまが突然、少し大きな声をあげました。
「あなた、ブラジャーも変えなくちゃ。あんなブラ着けていたらだめよ?せっかくえっちなおっぱいしているのだから」
「ねえ、どんなのが欲しい?」
お姉さまったら、イジワルなのか、おやさしいのか・・・
私は、さっきお店の売り場で考えた、私が欲しい下着のことを隠さずにお話しました。
「あなた、そんなことを考えていたの?どこでも脱げる下着って。呆れた」
お姉さまがお言葉通りの呆れたお声でおっしゃいました。
「正真正銘の、本当に視られたがりのヘンタイさんなのね?」
そうおっしゃったあと、あらためてまじまじと、私の顔を見つめてきました。
私は恥ずかしさで、いてもたってもいられないほど。
だけどからだはまた、どんどん欲情していました。
「まっ、いいか」
フッと笑うお姉さま。
「街中で脱ぎやすい下着、そういうコンセプトなのね?それで下が紐パン、上はストラップレスのフロントホック・・・了解っ!サイズは、っと・・・」
私の背後からおもむろに両腕を伸ばし、私の両方のおっぱいをやんわりと揉みしだき始めました。
「んふぅんっ」
いやらしい声が洩れてしまいます。
両手の人差し指と中指の間に私の大きな乳首を逃がし、時々その指で軽く挟んだりしてきます。
「あんっ、ああんっ!」
10秒くらいそうした後、
「わかったわ。しばらくそのままの格好で待っていて」
カーテンをザザッと全開にして、フロアに出て行かれました。
でも今回はカーテンを閉じてくれませんでした。
全開のまま。
えーっ!?だ、だいじょうぶ!?・・・なの?・・・かな?
カーテンを閉じてもらえなければ、半裸の私と、ランジェリーショップの売り場フロアを仕切るものが何もありません。
日常風景の中にパンティ一枚で取り残された私。
お客さまなら誰でも、自由にここまで入って来れるのです。
試着室の鏡に映る範囲を見る限り、付近に人の目は無いようですが。
動揺で心臓がバクバクし始めます。
いつ、誰がこちらへやって来てもおかしくありません。
試着室の向かいには可愛いキャミソールがたくさん飾ってあります。
それがお目当てのお客さまが来たら・・・
他のお客さまが試着を希望したら・・
私がリクエストしたブラを探すのにお姉さまが夢中になって、こちらへやって来る人を見逃したら・・・
パンティ一枚で裸の背中をお外に向けた、服従マゾポーズの私を見られてしまいます。
奥の鏡まで覗けば、私の顔もおっぱい丸出しで乳首尖らせている姿も全部、見られてしまうのです。
それでも私は、姿勢を崩したり、カーテンを閉じに行ったりすることはしませんでした。
じっとそのままの姿勢で立ち尽くしていました。
からだの底から喘ぎだしたくなるような陶酔感が、私のからだを支配していました。
そして、もし誰かに見られたとしても、あのお姉さまなら、その場をうまく取り繕ってくれるだろう、という根拠のない信頼と安心感も感じていました。
それでもやっぱり臆病な私に、この現実は刺激が強すぎました。
両脚がプルプル震えて、からだ中がじっとり汗ばんでいました。
心の中でお姉さまに、早く帰ってきてください、と必死に哀願していました。
怖くて怖くて仕方ないのに、感じまくっていました。
タンポンの許容量をとっくに超えちゃっていました。
「あら?カーテン閉めてもよかったのに。閉めないで待っていてくれたの?」
お姉さまがまたイジワルく笑っています。
「でもあなた、こういうのがお望みなのでしょう?」
すべて見透かしたようなお姉さまのお顔。
「あらあら、汗びっしょりじゃない?」
おっしゃりながらバスタオルで全身を軽く拭ってくださいました。
実際は3分くらいだったでしょうか?
私にとっては永遠にも思えた晒し者放置プレイの末、お姉さまが持ってきてくださったのは、素材は違うようですが、今穿いているピンクのパンティと似た色合いのストラップレスブラでした。
お姉さまが私の背後から、今度はブラでやさしく私のおっぱいを包んでくださいます。
「こっち向いて」
振り返った私の胸元で、パチンとフロントホックをはめてくれました。
今回は何もイタズラもされませんでした。
「どう?」
お姉さまが尋ねました。
ストラップレスブラは、肩紐の代わりに軽い締め付けで胸から落ちないようにする仕組なので、どうしても若干の窮屈感があるものですが、お姉さまが持ってきてくださったブラは、その締め付け感がすごく気持ちいいんです。
布少なめなカップも、まるで私のおっぱいに合わせて作られたようにジャストフィット。
今は乳首が盛大に勃っているので、若干違和感ありですが、落ち着けばまさに、着けているのを忘れそう、です。
さすが、プロは違います。
私のおっぱいを少しさわっただけで、最適なものを選んでくださるなんて。
そんな感想をつたない言葉で告げました。
「そう言ってくれるとうれしいわ」
お姉さまがニッコリ笑ってくださいました。
「はい。これでいいわよね?長い間お疲れさまでした」
お姉さまが試着室の中で、まるでお外の誰かに聞かせるかのように、大きめなお声でおっしゃいました。
私には、すっごく名残惜しい気持ちになるお言葉です。
でも、いつまでもここにいるわけにはいかないことも、わかっています。
「本当にありがとうございましたっ!」
つとめて明るく告げて頭を下げ、ハンガーにかけてあったブラウスを取りました。
私が身支度を整えているあいだ、お姉さまは試着室から出ずに、じーっと私の身繕いを眺めていました。
鏡に映る私の背後に、お姉さまのお顔。
ブラウスのボタンをはめてスカートを身に着けます。
もちろん今度は折り返したりしないで、普通の膝上5センチ丈のままです。
鏡の中で、私の身支度を見守ってくれていたお姉さまと視線が合いました。
お姉さまの唇が動きました。
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*ランジェリーショップ 08へ
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