恥ずかしがりたがり。
直子のブログへお越しいただきまして、ありがとうございます。ここには、私が今までに体験してきた性的なあれこれを、私が私自身の思い出のために、つたない文章で書きとめておいたノートから載せていくつもりです。
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オートクチュールのはずなのに
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2016年4月24日
オートクチュールのはずなのに 47
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即席のメイクルームとした場所は、リビングルーム中央にあるダイニングテーブルのすぐ脇。 リビングへ入った途端、真っ先に視界へと飛び込んでくる場所で、私はご丁寧にもリビングの入口のほうに向いて立っていました。 先頭を歩いていらした早乙女部長、いえ、綾音さまと目が合うと同時...
2016年4月17日
オートクチュールのはずなのに 46
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「ふーん。マゾね。裸を視られるだけで感じちゃうんだ?」 しほりさまが、私の背後に立たれ、正面の鏡越しに視線を合わせてきました。 「あの、えっと・・・」 「でも、相手が男ならともかく、女同士じゃない?そんなのでいちいち感じていたら、お友達と温泉旅行にも行けないんじゃない?...
1 件のコメント:
2016年4月11日
オートクチュールのはずなのに 45
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盛大にあわてました。 えっ!?ど、どうしよう・・・私今、裸だし・・・メイクの人って?お会いしたこと、たぶんないし・・・あっ、今私、頭にタオル巻いたままだった・・・取ったほうがいいかな?でもまだ全然乾いていないし・・・ 初対面でタオル巻いたままなんて、失礼よね?でも、濡...
2016年4月3日
オートクチュールのはずなのに 44
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「凄いわね。最初はギクシャクしていたけれど、今はもう、歩きかたも仕草も、プロのモデル顔負けじゃない?」 マンションに着き、部室の階まで昇るエレベーターホールで、やっとお姉さまと向き合いました。 「後ろから見ていて、惚れ惚れしちゃった。すれ違う人のほとんど、男も女も、みんな直...
2016年3月27日
オートクチュールのはずなのに 43
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「あたし今、本気で外に出るところだった!」 ご自分でもびっくりされたようなお顔で、お姉さまが私の顔をまじまじと見つめてきました。 「なぜ直子も何も言わないのよ?あなた今、真っ裸なのよ?普通は、何か着せてください、とか、あたしを引き留めるものでしょ?まさか、そのまま...
2016年3月20日
オートクチュールのはずなのに 42
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「せっかく直子のために手に入れたのに、ずっと使いそびれていたのよ」 お姉さまが魔法少女の変身シーンみたいに、魔法のステッキならぬ乗馬鞭を軽やかに振り回すと、ヒュンヒュンッ!と空気が切り裂かれる煽情的な悲鳴が私の鼓膜を揺らしました。 私はもうそれだけで、全身鳥肌立つほ...
2016年3月14日
オートクチュールのはずなのに 41
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「・・・はい、お姉さま」 私がコクンとうなずくと、お姉さまが私のそばまで寄ってこられ、応接テーブルの傍らで向き合うような形になりました。 お姉さまにじっと見つめられながら、おずおずと両手を動かし始めます。 まず、スーツの上着から両腕を抜きました。 お姉さまが無言...
2016年3月6日
オートクチュールのはずなのに 40
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「責任感じちゃっているのよ。絵理奈さんをモデルに決めたの、アヤだから」 閉ざされたドアを見つめたまま、チーフがポツリとおっしゃいました。 「仕方ないのにね、急病なんて誰のせいでもないわ。不可抗力よ。盲腸なんて、当人にだって気をつけようが無いもの」 ご自分に言い聞かせる...
2016年2月28日
オートクチュールのはずなのに 39
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翌朝は、いつもより少し遅めの8時過ぎに起床。 カーテンを開けると、お空はどんよりと曇り、パラパラと小雨まで舞っていました。 せっかくのイベントなのだから、晴れて欲しかったな。 梅雨時なので仕方ないことではあるけれど、ちょっとがっかり。 気を取り直す意味で、ゆっ...
2016年2月22日
オートクチュールのはずなのに 38
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「うわーっ!」 思わず感嘆の声をあげてしまうほど、予想外にオシャレな空間が、目の前に広がっていました。 バスケットボールのコートが二面は取れそうな、広い長方形の空間。 入って真正面が、階段にして三段分くらい高いステージになっていて、大きなお花スタンドが両サイドに...
2016年2月14日
オートクチュールのはずなのに 37
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翌日は、明後日に迫ったイベントのゲネラールプローベ、つまり、最終の通しリハーサル。 チーフと早乙女部長、そして企画開発部のおふたりは、午前中から小石川のアトリエへ直行されました。 営業部のおふたりは出張中で、ほのかさまだけ、お昼頃にオフィスへ戻られるご予定、間宮部長さま...
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