「あーーっ!うぅぅ・・・」
圧しつけられた珠が、菊の蕾をグイグイ抉じ開けてきます。
今までの珠より大きいことは、抉じ開けてくる感触でわかります。
「いやーんっ、だめぇーっ、入らなぃーですぅぅぅっ」
シーナさまの両手が私のふたつの乳房をわしづかみ、握りつぶすように揉みしだき始めました。
下半身に集中していた意識が分散し、肛門とバストから疼痛を伴った快感が、ゾクゾクッと全身を駆け巡りました。
「ふぅーっ。なんとかおさまった」
お姉さまの大きなため息。
結局7つめも入っちゃったみたい。
「でも、ここまでで限界みたいね。もう余裕なさそう。お尻全体が小刻みにプルプル震えているもの」
お腹がシクシク痺れる感じ。
お姉さまのつぶやきにシーナさまが応えます。
「抜きに移るのなら、これも使うといいわ」
シーナさまからお姉さまに手渡されたのは、もう一種類のほうのビーズでした。
珠の大きさがランダムでつらなっているやつ。
最初の珠が直径2センチくらい、次が5ミリくらい小さくなって、1センチくらい大きくなって、という具合に凸凹した形状。
真ん中へんの一番大きな珠は4センチくらいありそうです。
「どこに挿れるかは、わかるわよね?抜きながら挿れたり、両方同時に抜いたり、いろいろ試してみるといいわ」
薄く微笑むシーナさま。
「はうぅっ!」
ランダムビーズを左手に持ったお姉さまが早速、溢れるばかりの蜜をたたえた私の膣口に最初の珠を圧しつけてきました。
同時にお尻のほうのテグスがピンと張り、内側から抉じ開けられる感触。
「ううぅーーーっ!」
再びあの排泄時に似た、背徳的な感覚に下半身が包まれました。
「あああー、だめぇー」
何かが一緒に溢れ出てしまいそうな、羞恥と屈辱に満ちた禁断の刺激。
珠の直径どおりに肛門が広がった、そのときがピークでした。
「だめー、視ないでーっ、でちゃうでちゃうでちゃうーっ!」
珠がスポンと抜けたとき、頭の中に閃光がスパークし、意識が一瞬飛びました。
肛門から珠が抜け出るのと同じタイミングで、一番大きな珠がお姉さまの手で膣内に圧し込まれ、同時に充血しきってパンパンに腫れたクリトリスにもカリッと爪を立てられたのです。
シーナさまの指が両乳首を思い切り捻り潰したのも同時でした。
達成感+苦痛=絶頂。
凄まじい快感の余韻で、全身はヒクヒクといつまでも痙攣しつづけ、口からはよだれが、性器からは白濁した愛液が、トロトロ滴り落ちていました。
すぐにまた、お尻のテグスが緊張しました。
アソコから覗くテグスも、お姉さまの同じ指に繋がっています。
今度は2本同時に引っ張るおつもりみたい。
そのとき、今まで感じなかった特徴ある匂いが鼻腔をくすぐりました。
何かが焦げるような臭い・・・
シーナさまの右手に、火の点いた赤いローソクが握られていました。
「これもトッピング、ね?」
乳首に赤い蝋が垂れました。
「はぁうっ!」
「ほらほら、あんまり暴れると、蝋がお顔にまで垂れてしまってよ?」
「ひぃっ!」
肌を襲う熱さは、爪を立てて皮膚をつねられたような一瞬の鋭い痛み。
ポタポタ、ポタポタ・・・
尖立した乳首を頂点として、左おっぱいがみるみる赤く染まっていきます。
「あふぅ」
上半身には熱の刺激、下半身は摩擦の刺激。
肛門の内側と膣壁を大きさの珠う珠がゴツゴツ擦ってきます。
お尻とアソコに圧し込まれた珠たちが、ほんの少しの隔たりで互いに干渉し合い、私の下半身の内側で嬲るように粘膜を蹂躙してきます。
「あうっ、いやー」
「だめだめだめ、ゆるしてーーー」
「でちゃうでちゃうでちゃうーー」
「許して、ゆるして、ゆるしてーーー」
「あっ、あっ、あっ、あーーーーっ」
「うーーんっ、うーーんっ、くるぅううぅーーーっ」
傍から視ていたら私はまさしく、発情期のケダモノそのものだったことでしょう。
ひっきりなしに喘ぎ、叫び、唸り、嗚咽し、身悶えました。
肛門に、膣に、珠が何度も埋め込まれては抜かれました。
おっぱいを赤く染めて固まった蝋は、そのたびにわしづかみで崩され取り除かれて、すぐに新たな熱の刺激が垂れてきました。
「ねえ、エミリー?」
気が遠くなりそうになると刺激で目を覚ます、をくりかえしている私の耳に、シーナさまのお声がぼんやりと聞こえました。
「相談があるのだけれど・・・」
「はい?」
お姉さまの声も遠く掠れ気味です。
「直子さんのすけべな喘ぎ声をずっと聞かされていたら、もうどうにもがまん出来なくなっちゃって」
「ああ、それ、あたしもです。さっきからからだがムラムラ疼いちゃって。あたしにしては珍しいのだけれど」
「そうよね?こんないやらしい声を聞かされっぱなしじゃ、誰だってサカっちゃうわよね?」
「ひぃーーっ!」
シーナさまが私の蝋だらけの左おっぱいを乱暴に掴みました。
せっかく固まって、襲い来る熱から守ってくれていた蝋が、またボロボロと崩れてしまいました。
「だからさ、ちょっと直子さん貸してくれないかな?口だけでいいし、もちろんエミリーの後でいいから」
「ああ。そんなことでしたら、さっきも言ったように、どうぞご自由にしてください。あたしに気兼ねなどせずに」
「本当?それならお言葉に甘えちゃおうかな」
「ええ。あたしはいつでもこれに奉仕させることが出来ますし、それに、シーナさんがいらっしゃる前に、一度味わいましたから」
テグスをツンツン引っ張る手は緩めず、シーナさまに微笑むお姉さま。
これ、って、自分が物扱いされたことに、キュンと感じてしまう私。
「直子、シーナさんをちゃんと満足させて差し上げなさい。さっきあたしにしたみたいに」
お姉さまの指が、私のクリトリスをギュウッと摘みました。
「あふうっ!は、はぁい!お姉さまぁ!」
からだ全体が蕩けちゃいそうな苦痛と快感の中で、お姉さまの冷たいお声さえも、いっそう甘く響きます。
お姉さまがお望みなら、どんなことだってやります。
シーナさまは、いったん私から少し離れ、Tバックをスルスルっと脱ぎました。
つづいてエナメルのビスチェまで。
お姉さまがまじまじと、全裸のシーナさまを見つめていました。
「ツルツルなんだ・・・」
小さくつぶやくお姉さま。
再び私に近づいてきたシーナさまは、お姉さまに背を向けて私の顔に跨りました。
「んぐっ!」
私の口にアソコ、鼻の下辺りにクリトリスが押し付けられました。
「直子さん、お願いね」
口を塞がれたら、お返事できません。
シーナさま、されているときのお顔をお姉さまには、見せたくないのかもしれないな。
ふと、そんなふうに考えました。
何ヶ月ぶりだろう。
シーナさまの香り、シーナさまの味。
ツルツルの肌と濡れた粘膜。
舌をありったけ伸ばし、粘膜の中に捻じ込みました。
「はうぅ、いいわ、そこ、そこよっ」
シーナさまの上ずったお声が聞こえ、アソコを口にグイグイ押し付けられます。
シーナさま、いつもよりもずいぶん濡れていらっしゃる。
たぶん今までで一番凄いかも。
無我夢中でシーナさまを味わいました。
「はっ、はっ、はっ、はっ・・・」
シーナさまの息遣いが早くなってきました。
私の舌と唇は、シーナさまの性器のいたるところを舐め上げ吸い上げ、息を吹き込み肉の芽を転がします。
「はあっ、そこ、はっ、はっ、はあっ、そこよそこそこぉ・・・」
「シーナさん?イキそうになったら教えてくださいね。直子も一緒に、イカせますから」
心なしか切なげな感じな、お姉さまのお声が聞こえてきました。
お姉さまのお姿は、シーナさまの股間に遮られて見えません。
今の私に見えるのは、ご自分の裸のバストに両手を遣って激しく揉みしだきながら、眉間にシワを寄せて切なげに歪むシーナさまの可愛らしいお顔を、真下から見上げた構図だけ。
見えなくなってしまったお姉さまは、ビーズを埋め込んだり抜いたりするのがまどろっこしくなられたのか、お尻にいくつかのビーズは埋め込んだまま、責めるお道具をご自分の指に切り替えられたみたい。
何本かの指が激しく暴れながら、私の膣を出たり入ったりしているのが感じられます。
「あっ、イきそう、そう、そこそこ、もっとぉ・・・」
シーナさまの息遣いがどんどん激しくなり、その鼻にかかった可愛らしいお声に、私のはしたない喘ぎも重なります。
「あうっ、んんんんーーっふぅぅーっ!」
「あっ、あっ、もっと、もっと、そこそこ、イク、イクぅーーーっ!!」
シーナさまの腰の上下が激しくなり、それに合わせて私もどんどん高まっていきます。
「いっ、いいっ、いいのっ、いいのっ、イクッ!イクぅぅぅーーーーっ!!!」
「あぁん、お姉さま、イキます、イっちゃいますぅ、イクぅぅぅーーーっ!!!」
シーナさまのお声の昂ぶりに合わせるように、お姉さまの指が私のクリトリスを集中攻撃してきました。
始めは撫ぜるように擦られ、摘まれ、やがて爪でカリカリひっかくように。
私も急激に高まり、シーナさまとほぼ同時にイったみたいです。
そのとき、んんーーっ!って、艶っぽく唸るような、お姉さまのお声も一緒に聞こえたような気がしました。
今夜何度目だったのかは、もはやわからないけれど、たぶんベスト3に入るくらい強烈な頭の中の閃光スパークを味わった後、しばらくして目を開けると、私の目前にシーナさまの股間はありませんでした。
聞こえてくるのは荒い息遣いだけ。
はあ、はあ、はあ、はあ・・・
これは自分が出しているものだと思ったのですが、よく聞いてみると、私の頭の後方、そして前方からも聞こえていました。
ゆっくり顔を上げると、私の股間の向こう側でお姉さまが、横座りの形で激しく肩を上下させていました。
それも、いつの間に脱がれたのか、ビスチェもTバックも着けていない生まれたままのお姿で。
えっ!?なぜお姉さまが全裸になっているの!?
後方からの息遣いはシーナさま。
少しくぐもっているのは、私の頭ギリギリのところにペタンと内股でお尻を落とし、前のめりに突っ伏しておられるからのようでした。
「はぁぁ、気持ち良かった・・・直子さんのクンニテクは、人間国宝級よね。指もオモチャも使わず、舌だけで強烈にイカせちゃうんだもん」
掠れたお声でおっしゃいながら、シーナさまがゆっくりと立ち上がられたようでした。
私の顔を跨ぐように立たれたシーナさまの視線が、私の開いた股間の先でうずくまっているお姉さまのお姿をみつけたようです。
「あらあら。エミリーもがまん出来なかったみたいね。ひょっとして自分でしちゃったの?」
シーナさまの嬉しそうなお声に、お姉さまのうなだれていたお顔がこちらに向きました。
「ええ。お恥ずかしながら、どうにもがまん出来なかったのよ。シーナさんの上ずったヨガリ声がまた、とても可愛らしいのだもの」
照れ臭そうに微笑んだお姉さまも、ユラリと立ち上がりました。
「うわー。エミリーのオールヌード、初めて見たわ。やっぱりプロポーションいいわねぇ」
「あたしもシーナさんの裸、初めて見ましたよ。ハイジニーナだったのですね。知りませんでした」
「わたしは天然なの。直子さんと違ってお手入れ要らずよ。エミリーのヘアもかっこいいわよ」
おふたりとも、イってスッキリ、ご機嫌なご様子で、あいだで寝転んでいる私のことなんか忘れたみたいに、楽しげにおしゃべりしています。
それにしてもお姉さまったら、ご自分で慰めてしまうなんて、もったいない。
私に言ってくだされば、全身全霊を込めてご奉仕して差し上げたのにぃ。
だけどさっき、たぶん3人ほぼ同時にイったことがなんだか無性に嬉しくて、おふたりの会話を聞きながら私の顔も自然にほころんでしまいます。
「エミリーのイキ顔も見たかったなー」
シーナさまがイタズラっぽくおっしゃると、お姉さまもすかさず。
「あたしもシーナさんがイクところ、拝見したかったです。この次にもし機会があったらぜひ」
「そうね。今度は直子さんだけ緊縛放置プレイでそのへんに転がしておいて、わたしたちがイチャイチャしてイカせ合うところを見せつけてやりましょうか?」
ふたりの女王さまの楽しげな笑い声を聞きながら、あ、それもいいかな、なんて思う私。
「さあ、スッキリもしたことだし、アナルビーズの使い方も教えたしでお役目終わり。わたしはそろそろ自分の部屋に帰ろうかな」
ンーッて背伸びしながらシーナさまがおっしゃいました。
「はりきりすぎて疲れたのか、眠くなってきちゃった」
「あ、お帰りになってしまうのですか?最後にシャワーでもゆっくり浴びて、サッパリしていかれればいいのに」
お姉さまがお引き止めします。
「いいのよ。わたしんち、ここの上だし、これ以上おふたりの邪魔しちゃ悪いもの」
「それに、明日の夜からしばらく出張なの。また東南アジア。このあいだ持ち帰った案件のいくつかが本決まりになって、もう一度現地で詰めてこなくちゃならないの」
「その準備もあるから、ちょうど眠くもなったことだし、ここはひとまず、ひとりでゆっくり眠っておいたほうが建設的なのよ。起きたらやること、いっぱいあるしね」
「だから邪魔者は消えるわ。あとはふたりで、眠くなるまで思う存分イチャイチャするがいいわ」
おっしゃりながらシーナさまは、私のからだを自由にしてくださいました。
手枷と足枷を外し、棒枷を外し、首輪を外し。
途中からお姉さまも加わり、私の上半身に貼り付いた蝋の残りカスを丁寧に剥がしてくださいました。
蝋は、思いの他容易に、キレイに剥がれました。
シーナさまがローションを塗ってくださったのは、このための下準備だったんだ、って今更ながら気がつきました。
まだお尻に埋まったままだった珠2個も、無造作に引きずり出されました。
私のお尻の穴は、直径1センチの珠が2個埋まったままでも、ぜんぜん違和感を感じないようになってしまったみたいです。
これがつまり、開発、っていうことなのかな。
久々に自由に動かせるようになったからだで、私も仰向けに寝転んだままンーッて伸びをひとつ。
「片付けるのを手伝わなくてごめんなさいね。今は一刻も早くベッドに倒れこみたい気分なの」
「いえいえ、そんなことは気になさらないで。直子が気持ち良くなるために散らかしたのだから、全部直子にやらせますから」
お姉さまが笑いながら私を見ました。
「ありがと。それとあと、一応注意事項ね」
シーナさまも笑いながら私を見て、つづけました。
「くれぐれもローソクのカスはバスルームに流さないこと。シートごと丸めてゴミに出すといいわ」
「あと、使ったオモチャ類はよーく洗って常に清潔に保つこと。お尻関係のはとくにね。寝る前にシャワーを浴びがてらにでも、洗っとくといいわ。エネマリンジは使用前に熱湯消毒するのよ」
「今日撮ったビデオ類はエミリーが持っていて。そのうちダビングしにオフィスのほうにでも行くから」
子供にお留守番を頼む母親のような口調のシーナさまは、おっしゃりながら素肌に白いバスローブのようなガウンを羽織りました。
「それだけ着てお部屋に帰るのですか?」
呆れたようなお姉さまのお声。
「そうよ。来たときもこの下はビスチェとTバックだけだったし。部屋まで1分もかからないもの」
そのビスチェとTバックしか入っていないのであろうペッタンコのバッグを片手に持ち、リビングを突っ切って玄関のほうへスタスタ歩き出すシーナさま。
シーナさまの背中を追う私とお姉さま。
時計は深夜の2時32分。
「それではごきげんよう。おやすみなさい、エミリー、直子。末永くおしあわせに」
サンダルを履いたシーナさまがいったん振り返り、ニッコリ笑いかけてくださいました。
「おやすみなさい。シーナさま」
「ごきげんよう。シーナさん」
ふたりほとんど同時のご挨拶。
玄関前の大きな鏡に、全裸のお姉さまと私の等身大の姿が、室内灯に照らされて明るく浮かび上がっています。
「よそんちの玄関で、まっ裸の女性ふたりに見送られるのって、なんだかシュールで不思議な感じよね」
シーナさまが照れたみたいにおっしゃって、クルッと踵を返しました。
バタン。
シーナさまの白くて小さな背中が闇に紛れ、玄関ドアが閉じました。
私とお姉さまは軽くつないでいた手を、どちらからともなくギューッと握り合いました。
*
*面接ごっこは窓際で 01へ
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