2011年3月27日

メールでロープ 14

入浴後の身繕いもそこそこに、今日買ってきたお道具を再びベッドの上に並べました。

バスタブに浸かりながら、お道具をどういう順番で使おうか、今夜のオナニーをどうやって盛り上げようか、ってことばかり考えていました。
ハケで撫ぜてみたい、トングでつまんでみたい、花瓶を挿れてみたい、塗り薬で悶えたい・・・
想像しているだけで乳首は尖り始め、アソコの中がピクピク震え、シャワーの水流やバスタブのお湯のゆらぎ、タオルの摩擦にさえ全身がビンビン感じてしまい困りました。
この浴室で軽くオナニーしちゃいたい、っていう欲求をなんとかガマンして、髪とからだをざっと洗っただけであわただしく自分のお部屋に戻ってきました。
バスタオル一枚の姿で。

お部屋のドアに鍵をかけ、照明を二段落としてから、音声を消したテレビにやよい先生からのレポート課題DVDを映します。
選んだのは、自分で自分のからだを苛めながらのオナニー映像集。
出てくる女性たちがさまざまに工夫をこらしたSMっぽい責めをしながらオナニーしている映像集です。
薄暗いお部屋の中、テレビのモニター周辺だけが浮き上がるように明るくなり、光に誘われた私の目に飛び込んでくるのは、裸の女性のあられもない姿だけ。
画面には、自分のおっぱいに赤いローソクを垂らして身悶えているキレイなお姉さんが映っています。
その画面を眺めながらも頭の中では、昨日まで飽きるほど見た6枚のDVDからのさまざまなお気に入り場面が渦巻いていました。
今夜はそれらを自分のからだで思う存分体験出来る・・・
ワクワクどきどき最高潮。
今日一日、絶えず欲情していた私のからだが、やっとありつける快楽への期待に喜び震えているのが自分でわかりました。

テレビモニターの隣に姿見を配置してから、テレビに背を向けてベッドを見下ろします。
巻いていたバスタオルをはずして全裸になりました。

ベッド上のお道具をざっと眺め、まっ先に手が伸びたのはアイストング。
右手で持ったトングの先っちょのギザギザで、すでに硬く尖っている左の乳首を軽くつまんでみます。
「はうんっ!」
ステンレスのギザギザがすけべな期待でコチコチになっている乳首に鋭く食い込み、気持ちのいい電流が下半身までビビビってつらぬいて、予想以上のえっち声が出てしまいました。
あわてて左手で口をふさぎつつ、パスタ用の大きめなトングに持ち替えます。
大雑把な櫛みたいな切れ込みが入ったステンレスの先を左右に大きく開き、右の乳房全体を丸いパンを掴み取るように挟んでみます。
「うーーんっ!」
柔らかいお肉に食い込む金属の無機質で冷たい感触。
櫛の切れ込みの間からシマシマにはみ出てくるおっぱいの白い皮膚。
「んふーんっ、んふーんっ!」
おっぱい全体を絞るように、トングを開け閉めていると、必死につぐんだ上に左手で押さえてまでいるのに、唇の端から熱く淫らなため息が出てしまうのを防ぎきれません。
赤くシマシマに跡が残るほどきつくおっぱいを挟んだ後にトングの側面をあてると、ヒンヤリしてすっごく気持ちいい。
左内腿がくすぐったいのは、早くも漏れ出してしまったえっちなおシルのしたたり・・・

今夜の私のムラムラは極限にまで達しているので、知らず知らずいつもより大きな声を出してしまいかねません。
母や篠原さんたちに聞かれでもしたら・・・
うっかり大きな声が洩れないように、先に猿轡をしてみることにしました。

どこか暗い牢屋のような場所で猿轡をされて縛られている女性の姿を課題ビデオで見たとき、その絵面のみじめで無力な佇まいがとても気に入ってしまい、自分でもやってみたくてたまらなくなりました。
その場面に漂っていた、この子は、これまでもこれからも、ずーっとされるがまま、なんだろうなあ、みたいなあきらめ感。
私の好みにピッタリのマゾな装いだったんです。

ビデオでは、脱がされたショーツを丸めて口の中に押し込まれ、その上から猿轡をされていたのですが、あの日、やよい先生に同じことをされたとき、かなり息苦しかったのを覚えているので、その夜は猿轡だけにしときました。
日本手ぬぐいを細長く折って、半開きにした口の歯と歯の間にかませてから、後頭部のポニーテールにした髪の結び目下あたりに、両方の頬っぺたもへこむほどキツク縛りました。
口が半開きのまま固定され、舌が自由に動かせず、喉の奥で唸ることしか出来なくなってしまいます。
口中に湧き出るよだれは手ぬぐいが吸ってくれるので、今のところ垂れちゃう心配は無いみたい。
姿見に自分の顔を映して見ると、声を封じられて絶望的な顔になった可哀想な女の子が恨めしげな目で私を見つめていました。

そのまま姿見の前で、右手にパスタトング、左手にアイストングを持ち、おっぱいを集中的に苛めます。
おっぱいのお肉をつまみ、乳首をつまみ、肌に金属の冷たい側面をグリグリ滑らせて蹂躙します。
頭の中では、未知の異星人に誘拐されて裸にされ、ロボットの金属的な触手によって興味本位によってたかっての生体実験をされている妄想がくりひろげられています。

やめてください、お願いですぅ・・・
言葉が封じられているので、心の中で懇願します。
でもムダです。
パスタトングの柄のところで乳首の側面を往復ビンタするみたいに小刻みに弾いていると、涙が出そうなくらいジンジン感じてきてしまいます。
「んーーっ、んんーーーーっ!」
手で撫ぜたり揉んだりするのとは全然違う、私が大好きな金属からの乱暴な愛撫。
指ほど器用にコントロールできないお道具のもどかしさが、自分でではなく誰かから責められている妄想に拍車を掛けます。
二本のトングは不器用に操られ、やみくもに気持ち良くなれる場所、反応が激しくなる場所を探し、みつけると徹底的に責め立ててきます。
コリコリ乳首を執拗に挟んでくる冷たいギザギザ。
「うぅん、うぅん、んんーっ!」
挟まれるたびにアソコから内腿へとヌルヌルヌルヌルおシルが滑り落ちています。
そ、そんなに強くしたら、乳首に穴が開いてしまいますぅ・・・
どうか、どうか許してくださいぃ・・・

そんな姿を鏡に映して、自分のみじめな姿にますます欲情してしまう自分の恥ずかしいヘンタイ性。
それでも手を止めることができずに快感を貪欲に欲している私の本能。
トングの触手に苛まれる可哀想な自分を見て、より一層の加虐にいそしむもう一人の私。
自虐の果てにあるはずの快楽・・・

鏡のこちら側の私は、異星人の側に立ち、鏡の向こうの私にとどめを刺すことを決心します。
「んぐぅ、んぬんーーっ」
より乱暴に、より激しくおっぱいを嬲りながら、左手のアイストングが徐々にからだの下のほうに移動を開始しました。
「ぬーーーんっ、んーーっ!」
だめぇ、そっちに行っちゃだめぇ、そこはイヤッ、お願い、許してぇ・・・
心の中でそう叫んでも、言葉の通じない金属の侵略者は知らんフリで、1ミリにも満たないくらいの陰毛がようやくポツポツと生え始めたゆるやかな土手をジワジワと滑りながら下に進んでいきます。
ぬるんだおツユを湛えた沼のほとりに、ピンク色の大粒な真珠みたくテラテラと光る突起。
アイストングでつまむのにちょうどいい大きさになっているその真珠が、左右のギザギザの間に入りました。

だめだめぇ、お願い、それだけは許して、他のことなら何でもしますからぁ・・・
本当に挟む気なの?直子のクリトリス、潰れちゃうぅ・・・

鏡の中の女の子は、猿轡の手ぬぐいで抑え切れなくなったよだれを顎の端からおっぱいにポタポタ垂らしながら、がに股で踏ん張っている両脚をプルプル震わせて涙ぐんでいます。
汗ばんだ首筋の下、白くてまあるい二つのおっぱいのあちこちが、腫れたように、ひっかかれたように赤くなっています。
左のおっぱいは、全体を大きな銀色のハサミで挟まれてグリグリとせわしなく揉みしだかれ、痛々しいほどに尖った乳首もプルプル震えています。
両腿の付け根が交わるあたりに逆V字型のままピッタリあてがわれた小さめの銀色触手は、4センチくらい左右に開いたギザギザのハサミを、あとは閉じるだけの状態でスタンバイしています。
女の子は、観念したようにゆっくり目を閉じました。

「むぅんんんーーーーぅっ!」
ギザギザの先端が左右から同時に、今にも弾けそうな肉の芽の表皮にチクリと食い込んだ瞬間、私は喉の奥から、それでも精一杯に押し殺す努力をして、喜びの唸り声をあげていました。
「んんーーぅっ、んんーーぅっ!!」
左手で持ったアイストングの側面を親指と人差し指でカニさんのように開け閉めしつつ、右手は開いたトングごとおっぱいをわし掴み、滅茶苦茶に揉みしだきます。
「ぬーん、ぬーん、ぬうぅーーーーっ!!!」
クリトリスへの痛みに似た刺激は、からだの内側で痺れるような快感に変換され、その気持ち良すぎる波は、瞬く間にからだ中の四方八方に飛び散りました。
トングのギザギザがクリトリスに食い込むたびにその波が寄せては返し、たぶん5回目か6回目の波で、ついに私は両膝から崩れ落ち、イき果てました。

「んーーーん」
快感の余韻の中で目を開けると、姿見の横にあるテレビの画面ではナワトビオナニーの真っ最中でした。
余韻にピクピク細かく震えていたからだが、ビクンって大げさに反応しました。
これもやってみなくっちゃ・・・

今夜、鏡の中の可哀想な猿轡の女の子は、まだまだ眠ることを許してもらえません。


メールでロープ 15

2011年3月26日

メールでロープ 13

レジの店員さんは、ちょっと派手めで色っぽい感じの、若奥様風なキレイな女性でした。
私が置いたお買い物カゴの商品を一つ一つ取り出しては、機械をあててバーコードを読み込んでいきます。
私は、その作業をうつむいてどきどきしながら眺めていました。
店員さんは、事務的に、いたって普通な感じで次々に品物をお買い物袋に詰めていきます。
どうやら勘付かれないですみそう・・・

少しホッとしていたら、店員さんの手が一瞬止まり、私のほうに顔を向けてくるような気配がしました。
私は内心ビクッとしながらも、店員さんの手元に合わせていた視線を、顔を上げないようにうつむいたままそらして、肩にかけたバッグからお財布を探すフリをしてやりすごしました。
店員さんの手を止めたさせた商品は、オモチャの手錠でした。

全部で三千円ちょっとのお買い物でした。
「ありがとうございましたっ」
店員さんがおつりをくれながら、平坦な声で言いました。
上目遣いに店員さんを見ると、私と私が手にしているお買い物袋を交互に見つつ、真っ赤なルージュの口元がニヤニヤ笑っているような気がしました。
やっぱり見透かされちゃったみたい・・・
頬っぺたが一気にカーッと熱くなって、うつむいたままお買い物袋を受け取り、逃げるようにその場を離れました。

あの店員さん、絶対このお買い物の目的、わかっちゃってる・・・
エスカレーターで階下に降りながら、私のどぎどきはおさまりませんでした。
そのコーフンは、私の恥ずかしいお買い物を見破られてしまった、という恥ずかしさから来るものでしたが、その店員さんがかなりキレイな女性で、私を蔑むようなニヤニヤ笑いになんとなくSぽい雰囲気も感じていたので、羞恥プレイをさせられた、みたいなえっちで甘美な陶酔が含まれていたのも事実でした。
小さい頃から私の中に居る、恥ずかしいことをして恥ずかしがっている自分をもっと苛めたいと思っている、もう一人の自分・・・
ジーンズの下のショーツがジーンズ表面にまで染み出してしまうんじゃないか、って思うくらいヌレヌレになっているのが自分でわかりました。

一階のスーパーマーケットの食品売り場を横切って、建物の出口に向かいます。
その途中に、さまざまなお野菜が並べられていました。
キュウリ、ニンジン、ダイコン、ナス、ゴーヤ・・・
こういうのをアソコに挿れてオナニーしていた人もいたなあ・・・
頭の中にビデオで見た、裸エプロンでお台所のシンクに上がり、さまざまなお野菜をアソコに突っ込んで延々とオナニーしていた女性の場面が鮮やかに甦ります。
あのお野菜、後でちゃんと食べたのかなあ?・・・
お野菜売り場で立ち止まり、しばし妄想していると、知らないおばさまに肩をぶつけられて我に返り、足早に出口へ。

外に出た私は、もう一度量販店に戻って、もっと理想に近いナワトビを探してみよう、と考えていました。
グリップの形がもうちょっとちゃんとえっちな形のやつを・・・

雨は、降っているか降っていないかわからなくらいの小降りになっていました。
私は、火照ったからだと頭をクールダウンしたくて、傘はささず、相変わらずお買い物客でごったがえす大通りをゆっくりと量販店へと歩いていきます。
それでも今日の私の発情は、おさまることを知らないようでした。

駐車場に置いてある赤い三角錐のパイロンを見つけると、これに跨って気づかれないように街中でオナニーしていた女の子がいたなあ、って思い出しながらフラフラと近づいてしまいます。
電話ボックスを見ると、この中でセーラー服からスクール水着に着替えることを命ぜられたシーンがあったなあ・・・あの女の子は、どんな気持ちだったんだろう?って考えながらフラフラと近づいてしまいます。

靴屋さんで靴を試しながらノーパンの奥を無防備に見せつけていた奥様・・・
アソコにローターを入れたまま接客するブティックの店員さん・・・
街角の証明写真のボックスで全裸写真を撮る羞恥プレイ・・・
歩道橋の階段の途中でスカートをまくられてお浣腸されていた白いお尻・・・
タクシーの後部座席でアソコを弄られながら、えっち声を必死にがまんする人妻の歪んだ顔・・・

ビデオで見た場面と街の風景が重なるたびに、そのシーンを思い出しては、ムラムラが昂ぶりつづけます。
早くお家に帰って、思いっきり自分のからだを弄りまわしたい・・・
きっと今の私は、全身から淫乱オーラを強烈に発しているはずです。

量販店に戻った私は、スポーツ用品売り場で、ビデオで見たのと同じような、女性のからだみたくなだらかな曲線を描く理想的な形のグリップが付いたナワトビをみつけることができました。
お金を払うとき、売り場のお姉さん・・・見るからに快活そうなボーイッシュな感じの人が、
「何のスポーツ、やってるの?」
って、私のからだを上から下まで舐めるようにジロジロ見た後、聞いてきました。
「あ、えっと、バレエを少し・・・」
小さな声で答えます。
「ああ、なるほどー。どうりでステキなプロポーションしてると思った。トレーニング、がんばってね!」
お姉さんは、私の肩を軽くポンッてたたいて、ニッコリ笑ってくれました。
キレイな笑顔・・・
「あっ、はいっ」
答えながら頭の中では、そのお姉さんと裸で抱き合っているところを咄嗟に妄想してしまっているのですから、今日の私は重症です。

その日ほど、夜中になるのが待ち遠しい日はありませんでした。

お家に帰ってお夕飯になるまで、しばらく時間がありました。
買ってきたお道具をベッドの上に並べ、はやる気持ちを抑えながら、どれを試してみようか?って考えていると、知らず知らずに両手が胸と下に伸びてしまいます。
ジーンズのジッパーを下ろして、しっとり濡れたショーツのアソコのスジに沿って指を這わせます。
お道具を使うまでも無く、手で弄っているだけでビクンビクン感じてしまい、服を着たまますぐに軽くイってしまいました。

お風呂に入る前に、ローソクを試してみようと思いました。

買ってきたのは、長さ10センチくらい直径1.5センチくらいのお仏壇用ローソクと長さ約4センチ、直径も約4センチくらいのアロマキャンドル。
お仏壇用のローソクにマッチで火を点けて右手に持ち、左手を開いて手の甲に30センチくらいの高さから恐る恐る蝋を垂らしてみます。
「あっ!」
思わず声が出てしまうような強烈な刺激が肌を刺して、反射的に左手をぶんぶん振ってしまいました。
なんて言うか、爪楊枝をギュッと押し付けられたような、誤ってナイフで肌を軽く切ってしまったときのような鋭い痛みの刺激。
一瞬、熱いっ、と思いますが、その刺激はすぐに去っていきました。

気を取り直して、左手を動かさないようにがまんしながら蝋を垂らします。
二粒、三粒と滴るたびに、その刺激がくりかえされます。
そのたびにゾクゾクッとからだが震えます。
この刺激、けっこう気持ちいい・・・
肌に付いた蝋はすぐに冷めて固まり、付いた部分の肌をひっぱるように付着して少しだけ肌をひきつらせます。
そのもどかしい感覚もなんだかマゾ心をくすぐります。

慣れてきたので、左手を裏返して、手のひらから半袖の肘のあたりまでに順番に垂らしてみます。
蝋が垂れるたびに、んっ、とか、むん、とか声が出てしまいます。
これをおっぱいに垂らしたら・・・アソコに垂らしたら・・・って想像するだけで、どんどん濡れてきてしまいました。

ただ、さっきから気になっていたのは匂いでした。
ローソクを燃やしていると意外とお部屋にキナ臭い匂いがこもるんです。
今、たとえば母がこのお部屋に入ってきたら、間違いなく、何してたの?って聞かれてしまうほど匂っています。
もう一つのは、アロマキャンドルだからなおさらのはず。

それに、肌に付いた蝋を剥がすのもかなりの手間の上、誤って机の上に垂らしてしまったのを剥がすのは一苦労。
その上、後には溶けた蝋のゴミが大量に出てしまいます。
うーーん・・・
ローソクプレイは、ちゃんと計画を練って、万が一にも邪魔が入らないときに、後始末のことも考えて決行したほうが良さそうです。

そう結論を出した私は、とりあえずさっさとお風呂に入っちゃうことにしました。
ベッドの上のお道具をいったん全部袋に入れ直してクロゼットに隠し、そそくさとバスルームに急ぎました。


メールでロープ 14

2011年3月21日

メールでロープ 12

やよい先生が送ってくれたDVDを見ていると、身の回りにあるさまざまな日用品が、オナニーやSM責めのために使われていました。
たとえば乳首を苛めるのに、洗濯バサミはもちろんですが、事務用のクリップで、とか、割り箸を割って両端を輪ゴムで留めたので挟んで揺らしたり、タコ糸でギュッと縛ってひっぱったり、とか。
日用品ではないですが、手術とかで使う鉗子で挟んでいたり、化学の実験で使うピペットのスポイト部分で乳首を吸い込んでいたり、なんていうのもありました。
その他にも、こんなものをそんな風に使うの?っていうのがいろいろあったのですが、私が一番、これ、やってみたい、って思ったのは、ナワトビのナワを使ったオナニーでした。

私が見たビデオでは、カワイイ感じの女優さんが裸の全身にビニール製のナワトビをでたらめにグルグル巻いて、片方のグリップを左手に持ってギュウギュウとナワを締めつけながら、もう片方のグリップをアソコに突っ込んでオナニーしていました。
身悶えするたびに肌に食い込むビニールのナワ。
ナワに絞られてたわむおっぱい。
握りやすいように曲線な凹凸のある形のグリップもなんだかえっちで、そのグリップが女優さんのアソコを出たり入ったりしていました。
その様子がすっごく気持ち良さそうだったので、すぐにでもそのナワトビが欲しくなってしまいました。

また違うAV女優さんは、オナニーをする前のインタビューのときに、その人もすごいオナニー好きなのだそうで、100円ショップやホームセンターに行くと、知らず知らず自分を気持ち良くしてくれそうなものを探してしまう、って言っていました。
日用品をみんなオナニーに結び付けてしまうのだそうです。
なるほど・・・
それを聞いて私は、早速パソコンの前に座り、近隣の品揃えが良さそうな100円ショップやホームセンターの場所を検索していました。

お盆明けの小雨がぱらつく蒸し暑い昼下がり。
私は、電車に乗ってこのあたりでは一番大きな繁華街がある駅へと向かっていました。
バレエ教室がある駅前にも、大きめの100円ショップがあるのだけれど、今日は目的が目的ですから、時間はかかりますが少し遠出をすることにしました。
今日の目的は、まずリモコンローターのコントローラー用の電池を買うこと。
そして、ナワトビのナワ。
あと、100円ショップとかでオナニーに使えそうなものを探すこと。

駅前に出た私は、あらかじめ調べておいた、一般雑貨から電気製品までなんでも扱っている大きな量販店へ向かいました。
この街に出るためには、電車で40分くらいかかるので、お友達と映画を見るときとか、大きなお買い物をするために両親と来るくらいで、私もそんなには来たことはありません。
でも、今日行くべきお店の場所は、昨夜ネットでしっかり調べてきたので、バッチリ頭の中に入っています。
小雨模様なのに街の大通りには、たくさんの人たちが行き交っていました。

量販店に着いた私は、まずファッション雑貨のコーナーで赤いセル縁の素通しなファッショングラスを買いました。
その足で女子トイレに急ぎます。
今日の私は、頭の中がえっちなことで一杯になっているので、万が一にでも知っている人には会いたくありません。
だから、もし会ってもわからないように変装しておこうと思ったんです。
髪を全部後ろに束ねてポニーテールにベースボールキャップ、白いTシャツの上に半袖Gジャン、下はジーンズにスニーカー、肩に大きめなトートバッグっていう、普段お友達の前ではあまりしないラフなファッションの私が、女子トイレの鏡に映っています。
ファッショングラスをかけてキャップを深めにかぶり直しました。
お化粧もリップ以外はすっぴんです。
これなら、私を知っている人でも一目では私ってわからないはず・・・

その格好で電気製品の売り場へ向かいます。
なるべく優しそうな女性の店員さんを探して、
「こういう電池はありますか?」
って言いながら一枚のメモ紙を見せました。
そのメモには、電池23A×10個、って書いてあります。

胸がどきどきしてきます。
なんだかすごく恥ずかしい・・・
私の頭の中では、この種類の電池を買う人はリモコンローター遊びをしている人って思われるんじゃないか、という疑念が昨夜からぐるぐる渦巻いていました。
だからいかにも、人から頼まれてきました、っぽくメモを用意することにしたのですが・・・

ちょっぴりふくよかなその女性店員さんは、
「それなら、あのコーナーのところにあるはずですよー」
って、指をさしつつ普通の感じでにこやかに教えてくれました。
ふー。
そんなに心配することでも無かったのかな?
恥ずかしさと緊張が解けた私は、言われた通りの場所で無事、電池を手に入れることができました。
普通の電池よりちょっとお高めのお値段だったのが誤算でしたが、無事第一目標達成です。

この量販店にも日用品やバラエティグッズなどがいろいろ売っているのですが、やっぱりお安くいろいろ買えたほうが嬉しいので、いったん量販店を出て、今度は100円ショップに行くことにします。

その100円ショップは、スーパーマーケットの3階にあって、フロアがとても広くて、日曜大工用具とか自転車まで売っているホームセンターと併設していました。
100円ショップでは、ほとんどのものはもちろん100円、でも200円から500円くらいのものも豊富に揃っています。
店内にはお買い物に来た家族連れなどのお客さんで一杯でした。

えっちな目線で棚に並べられている商品を眺めていると、確かにいろいろな妄想が浮かんできます。

お台所用品のコーナーで、シロップを塗るためのシリコン製のハケを見て、これでおっぱい撫ぜたら気持ち良さそうだなあ、とか、泡立てるためのホイッパーを見て、これアソコに入るかなあ?とか・・・
先がギザギザになったステレンスのアイストングやパスタトングで乳首を挟んだら・・・
マドラーや菜ばしでアソコを掻きまわしたら・・・
目にするもののほとんどが私を苛めるお道具に変身していきます。
私は、中学生の頃からバターナイフをアソコに入れてオナニーをしていたように、金属的なものでからだを弄るのが大好きな性癖なので、ステンレスのお道具を前にするとすっごくコーフンしてしまいます。

私が台所用品をあれこれ手にしてえっちな思いに耽っている間にも、見知らぬ奥様やおばさま、たまにおじさまが私の傍らにひっきりなしに来ては、思い思いのお道具を自分の買い物カゴの中に入れていきます。
これだけたくさんのお買い物客の中で、並べられた日用品をこんなにすけべな目で選んでいるのは、たぶん私だけでしょう。
なんてはしたない女・・・
自分の淫らで貪欲な性欲が恥ずかしすぎて、どうしてもからだ中が火照ってしまい、まわりのお客さんと顔が合わせられずにうつむいてしまいます。
ブラの下の乳首が暴れて、ショーツの奥がヌメってしまいます。
私は、いやらしいヘンタイ女・・・
それでも妄想を止めることはできず、精一杯そ知らぬ顔を作って、商品をカゴの中に入れていきます。

サニタリーのコーナーでは、普通より大きめな洗濯バサミと渋い模様の日本手ぬぐい。
日本手ぬぐいは、ビデオの中で猿轡をされていた女性が綺麗だったので、やってみようと思って。
お医者さんがしているような使い捨ての極薄ゴム手袋、っていうのも売っていて、医療プレイのビデオの中でしてたのが艶かしい感じだったのでカゴに入れました。
レジャー用品のコーナーでは、大きめのレジャーシートと非常用ローソクにアロマキャンドル。
これはもちろん、ローソクプレイをやってみようと思って。
手芸や大工用具のところでは、ペンキを塗る毛足の長い刷毛とギザギザが細かいルレット。

ホームセンターの中にあるペットコーナーには、各種のペット用首輪や鎖やリードが並んでいました。
SMビデオ中には、首輪をさせられて四つん這いで鎖につながれ、ペットのように扱われている女性の場面もたくさんありました。
欲しい、とは思ったのですが、まさかその売り場で自分の首に合うかどうか、ワンちゃんの首輪をあててみるわけにもいかないので、あきらめました。

ワンちゃんと言えば、ビデオの中で、女の人を裸にして動けないように縛ってから、からだ中にバターを塗りつけてワンちゃんに舐めさせる、っていう責めもありました。
乳首やアソコの周辺にたっぷりバターを塗りつけると、ワンちゃんが嬉しそうにハアハア言いながら長い舌でペロペロ舐めつづけていました。
女の人は、泣きそうになりながらもいやらしく身悶えしていました。
ワンちゃんが間違ってアソコに噛み付いちゃったりしないのかな・・・
私は、ハラハラしながらもゾクゾクっと感じてしまい、これもちょっとやられてみたいな、なんて思っちゃいました。

子供用の玩具のコーナーに、ナワトビがありました。
カラフルなビニール製のチープな感じのやつ。
グリップもただのプラスティックな円柱で今一なのですが、100円だったのでピンクとブルーの二本をカゴに入れました。
玩具の棚をずーっと見ていくと、プラスティックの手錠がありました。
思わず手が伸びて、二つカゴの中に入れました。

もう2時間近く、100円ショップとホームセンターのあちこちをうろうろしていました。
細長い一輪挿しのガラスの花瓶をみつけると、アソコに入りそう、と思ってカゴに入れ、タコ糸をみつけてカゴに入れ、スースーする塗り薬をカゴに入れ・・・

買い物カゴの中は、一見何の脈絡もない品物で一杯になっていました。
トング、ハケ、洗濯バサミ、ホイッパー、綿棒、ローソク、手ぬぐい、オモチャの手錠、ビニールシート、ナワトビ、花瓶、ルレット、塗り薬、ゴム手袋、アンテナペン・・・
でも、これって見る人が見ると、なんとなく用途がバレてしまいそうな品々でもあります。

もうこのくらいでレジに並ぼう、と思っていた私は、すっごくドキドキしてきてしまい、あわててたいして必要も無いノートやボールペン、お皿、なぜだかミトンなども足して、おずおずとレジに向かいました。


メールでロープ 13