2017年8月20日

夏休み自由研究観察会 06

「おおおっ・・・」
 という短かい歓声の後、またしばらく沈黙がつづきました。

 うつむいた自分の目線の先には、両腿の付け根から恥丘の盛り上がりくらいまで、ショーツの布地がグッショリ濡れそぼって肌が半透けになるほどベッタリ貼り付いるのが確認出来ます。
 
 私のマゾマンコの形通り、膨らむところは露骨に膨らみ、凹んだところはクッキリ凹み・・・
 欧米の隠語で言うところのキャメルトゥ状態。
 ある意味、脱いだ状態より卑猥に見えます。

 白の綿パンて、濡れるとこんなに透けちゃうんだ・・・
 凛子大先生がクロッチの裏地を剥いでしまったせいもあるでしょうが。

 あまりにリアクションが無いので、ドン引きされちゃったかと不安になってきました。
 おそらく全員、私のその部分を凝視されているのでしょうけれど、恥ずかし過ぎて顔が上げられません。
 そろそろ淑女らしく股間を手で隠したほうがいいかな、と腕を動かそうとしたとき、お声がかかりました。

「そ、それではシンサツを・・・」
 掠れ気味なミツル先生のお声に、もうひとつのお声がかぶさってきました。

「ねえ、おおせんせい?」
 マサヒデくんの、いつになく不安そうなお声に、私も思い切って顔を上げました。

「ん、なあに?」
 立っている私のほぼ真横で、余裕綽々なご表情で腕組みされている凛子大先生が、おやさしげに尋ね返されました。

「ミコトお姉さん、お漏らししちゃったの?パンツが濡れてるよ・・・」
 その心配そうなマサヒデくんのお声に、私はひたすらただ恥じ入るばかり。
 対照的に心底ご愉快そうな凛子大先生がマサヒデくんに笑顔を向け、ご説明が始まります。

「やっぱりそうくるよね、あんなに濡れていたら。でもあれはね、オシッコのお漏らしじゃないんだ」
「えーっ!?」
 子供たち全員、訝しげなお顔からビックリ顔を経て興味津々顔になり、私の股間と凛子大先生のお顔を交互に見比べつつ、お話のつづきを待つ態勢。

「これも大人の女性のことなんだけど、女性はね、えっちな気分になったり、気持ち良かったりすると、マンコからオシッコではない、もっとヌルヌルした液体を分泌するの。あ、分泌ってわかる?汗みたいに、出そうと思っていなくても水分が出てきちゃうことね」
「人間て、けっこういろんな水分を分泌するでしょ?汗とか涙とか鼻水とかよだれとか。そういうののマンコから出るおツユをミコトさんは、出しただけなの」

「なぜ出たかって言うと、あんたたちがさっきまで、ミコトさんのおっぱいを触ったり揉んだりしてたでしょ?スースーする薬塗ったり。それでミコトさんは、気持ちいい、って思ったんだね。それであんなにマンコが濡れちゃったんだ」
 
 身も蓋もなく正しいご説明ですが、果たして子供たちに理解出来るのでしょうか。

「本当にオシッコじゃないの?」
 少なくともマサヒデくんには、難しいお話のようです。

「オシッコじゃないよ。嘘だと思ったらさわってごらん。よだれみたいにヌルヌルしてるから」
 さすがにさわりに来る勇者さまはいません。

「あんたたちだって、もう少し大人になったら、ちんちんからオシッコ以外の水分も出るようになるんだよ?ヌルヌルしたのやベトベトしたのが、オシッコと同じ穴から」
「えーーーっ!!」
 大げさにご反応されたのは4年生のお三かた。

「オシッコと同じ穴って、汚いじゃん」
「何のために、そんな液、出すの?」
「大人になったらって、何歳くらいでそうなるの?」
「ちんちんがおっ勃っちゃうのと関係あるの?」
 さすがに自分たちのからだのこととなるとお気になるようで、かまびすしいお三かた。

「まあ落ち着けって。ちんちんの成長具合や役目については、4年生ならもうそろそろ習う頃だから、学校の保健体育のこれからの授業をしっかり聞いておきな」
「ちんちんからオシッコ以外のものが出るようになるのは、人それぞれで結構違いがあるみたいだな。早いと小学4、5年頃、遅いと中学3年ぐらい」
「別に早いから偉いってわけじゃないし遅いからおかしいわけでもない。まあ、ちんちんの周りに毛が生え始めるのと同じ頃、って思ってればいい」
 
 ちんちんに毛、という表現がウケたのか、子供たちが引き気味に笑いました。
 それにしても凛子大先生の意外な分野での博識ぶりに、ちょっとビックリ。

「女の子のオシッコって、ちんちん無いのに、どこから出るの?」
 おひとりだけマイペースのマサヒデくんに、大先生も苦笑い。

「マサヒデは、女の人のオシッコがすごく気になるみたいだな?」
「うん、だって・・・」
 とおっしゃりながら、隠すタイミングを失なってずっと公開中な私のキャメルトゥ股間を、じーっと視つめてきます。

 そんなマサヒデくんをニヤニヤ笑いでしばらく見ていた大先生が、マサヒデくんから視線を外し、他のお三かたに問いかけました。

「マサヒデ以外のあんたたちが、ちんちんの話題に食らいつくから、なんか雰囲気が学校の授業みたいになっちゃったし、いったんお医者さんごっこ中断して、アタシが先生になって、あんたたちの好きそうなお勉強の授業ごっこでもやろっか?」

「えーーっ!」
「反対ーっ!」
「やだーっ!」
 と一斉のブーイング。

「あれ?見たくないの?あんたたちが興味津々なマンコを観察する授業。もちろんミコトさんに手伝ってもらうんだよ?」

「賛成ーっ!」
「やるーっ!」
「見るーっ!」
「リンねーちゃんサイコーっ!」
 一転して賞賛の嵐。

「じゃあ、学校でもたぶん男子には教えない保健体育の授業、ってことでやってやるよ。ミツルには悪いけどお医者さんごっこはいったん中断な。がっかりするなって。再開したらミツル先生には、ミコトさんのお尻に注射、打たせてやるからさ」

「うわっ!本当に?ミコトさんのお尻に触れるんだっ!?やったー!」
 凛子大先生の余計な計らいに、ムッツリ、から、あからさま、へと変わりつつあるイケメンミツル先生大興奮。

「それじゃあミツル先生、ミコトさんに下着も脱いでもらって、そのまま、あちらのベッドまでご案内してあげて。あと助手のキミたちは、そのワゴンもベッド脇まで押してきなさい」
 
 突然お芝居口調になられた大先生。
 大沢病院の大先生から、今度は大沢小学校の保健体育の先生に変身なされたようです。

 ちゃんとミツル先生のお口から私に下着を脱ぐようご命令させるなんて、さすが大先生、私の嗜好性癖を知り尽くしていらっしゃいます。
 あらためて全員のご期待の視線が、私に注目していました。

「そ、それじゃあミコトさん、そ、そのパンツ、あいや、下着も脱いで、あちらのベッドに行ってください・・・あ、あとは、おおせんせいがやりますので」
 日焼けしたお顔をもっと茶色く染めて、しどろもどろなミツル先生。

「あ、は、はい・・・」
 遂に全裸になりなさいのご命令が下されました。
 男の子たちは、一番手前の特等席なミツル先生以外全員立ち上がられ、一瞬たりとも見逃さない、というような勢いで私のほうを凝視されています。

 本来のコンセプトであった清楚な淑女なら、ここは羞じらいながら背中を向けて縮こまりつつモジモジと脱ぐところでしょうが、凛子大先生のエスっぽさが増したお振る舞いや、この後に予定されている授業内容を考えると、そういうのを求められているようには思えません。
 ここは、しっかり前を向いて、だけど男の子たちが一番見たい秘部は出来る限り隠しながら脱ぐ、が正解と判断しました。

 私はまず、おもむろに右手をショーツの中に滑り込ませ、右手のひらで恥丘の上を覆い隠しました。
 思っていた以上にその周辺は濡れそぼっていて、右手のひらも甲も、あっという間にヌルヌルのグショグショ。

 右手はそのままにして、左手だけでショーツの左端をつまみ、左太腿の側面へと布地をずり下げます。
 それ以上下がらないところまできたら、右手の甲に左手のひらを重ねてから、素早くガードを左手にチェンジ。
 今度は右手でショーツの右端をつまみ、右太腿の側面を滑らせます。

 手で覆い隠した股間から、ずり下げたショーツのクロッチ部分裏側へと、粘質なか細い糸が、まるで納豆の粘りみたいに糸を引いては千切れます。
 子供たちにもそれが見えているはずなのに、驚きや冷やかしのお言葉は無く、ただただ股間を覆う手の甲を、穴が空きそうなほど凝視されているのを感じます。

 同じことを数度くりかえしてショーツの両端が膝頭を超えたとき、布片は引力に引かれてスルスルと足元まで滑り落ち、私の恥丘の上には左手が残っていました。
 男の子たちにはまだ、私の生ワレメは目撃されていない状態が保たれたはずです。
 ショーツのゴムはずいぶんと伸びてしまったでしょうけれど。

 私の足元に落ちたミニスカートとショーツを凛子大先生が回収され、男の子たちのほうへと持って行かれました。
「ほら、ヌルヌルしているし、オシッコの臭いもしないでしょ?さわってみ?」

 盛大に濡れそぼったクロッチ部分をよく見えるように広げて、子供たちにお見せになる大先生。
 それって今日で一番恥ずかしいかも・・・

「うわー!」
「なんか酸っぱい臭いがするね」
「ほんとだ、確かにベトベトっぽい」
「おおせんせいか言った通り、見た目がよだれに近い感じがする」

 私の脱ぎ捨てたショーツに引き気味にお顔を寄せ、口々にご感想をおっしゃる子供たちですが、やっぱり、その粘液に指先で触ろうとするまでの勇者さまはいらっしゃいませんでした。

 私は、左手で股間を押さえ右腕でおっぱいを庇い、出来損ないのヴィーナスの誕生みたいな絵面で、子供たちの前に立ち尽くしています。
 こうして全裸になってしまうと、人間ていうのはつくづく、何かしらの着衣で性器だけは隠しておくべき動物なんだな、と思います。
 ほんの僅かな布面積の紐ビキニでも、濡れそぼった綿100パンツでも、着けているのといないのでは心細さが段違い。

 とくに私はそう思う傾向が強いようで、ひとりお家でオナニーをするときですら、下半身スッポンポンになった途端、不安感とマゾ度が増してしまいます。
 ノーパンミニスカでも股縄褌でも、何かしらの衣類でその部分を隠そうとしているならまだ人間で、そんな頼りない衣類まで取って、もしくは取られてしまったらもう動物と同じ、人間の形をしていても人間扱いしなくていい、人間性をすべて剥ぎ取られた性的人形、みたいに思えてしまうマゾ性の物悲しさ。

 ひとりのときでもそう思うのですから、今のようにちゃんと着衣した人が大勢いる中での全裸、性器剥き出しは格別です。
 その集団の中で最下層。
 もともと始めから、凛子さまと子供たち全員に服従する心づもりはあったのですが、私が全裸になったことで、主従関係が絶対的になった、と感じていました。

「それではミコトさん、ベッドへ行ってください」
 ミツル先生のお言葉にうなずき、ヴィーナスの誕生の形のまま、しずしずとカウチソファのほうへ歩きます。

「お尻だ、お尻」
 後ろから控え目に囃し立てるような、どなたかのお声が聞こえます。
 生尻を初めて視姦され、両頬にジワッと血液が集まってきます。
 今の私は、ここに来てから一番、全身からマゾオーラを発していると思います。

 カウチソファは、シンサツシツを設えた場所から向かって左にある壁に掛けられた大きな壁掛けディスプレイの前にあったのですが、入口ドア上のカメラで映せることを考慮されたのでしょう、シンサツシツの並びでもっと奥の窓際に寄った位置に移動されていました。
 窓際に寄ったことで周辺に陽が射し、ソファの上もシンサツシツより一段と明るくなっています。

「そこに仰向けに寝そべってください。両脚はピッタリ閉じたままでね」
 相変わらず少し気取ったお芝居口調で保健体育の先生に成り済ました凛子大先生が、大き目のバスタオルが敷かれ、頭の側だけちょっと高く傾斜したカウチソファを指し示されます。

「はい・・・」
 まずカウチソファの真ん中辺りに腰を下ろし、お尻を滑らせて両脚を揃えたままソファに乗せます。
 あくまでも左手は股間に、右腕でおっぱいを庇った恥ずかしがり屋さんポーズのまま。
 それから背中をソファーへと倒して仰向けに寝そべりました。

 ドア上のカメラレンズに足先を向ける形。
 全身を真夏の午後の眩しい陽射しが包んでいますが、エアコンが良く効いているので、さほど暑くはありません。

 男の子たちは、おふたりづつに分かれてソファ左右の縁に寄ってこられ、頭だけ垂れてじーっと私の全裸のからだを見下ろしてきます。
 なんだか異星人の円盤内に拉致されて、これから背の低い異星人たちによって興味本位な人体実験を始められちゃいそうな雰囲気。

「それではここからは、アタシ、凛子おおせんせいが講師、あ、講師っていうのは授業をする先生のことね、講師となって、みなさんに女性のマンコについての授業を始めたいと思います」
 ノリノリな凛子大先生のお芝居口調。
 小学校ではまずあり得ない授業内容に、わーいっ、と歓声をあげる子供たち。

「じゃあ早速ですがミコトさん、まずその両手を脇にどけてください。寝そべったままで、気をつけ、みたいな姿勢になり、そのまま動かないでください」
 大先生のお言葉が、どんどんご命令っぽくなっている気がします。

「は、はい・・・」
 お返事して、最初におっぱいを隠していた右腕をソファに敷かれたタオルの上へと下ろしました。
 
 再び丸出し露となった私の生おっぱいに群がってくる見下ろし視線。
 ベッドの頭の側が少しだけ高くなるよう傾斜しているので、相変わらずはしたなく尖りきって天を突いている自分のふたつの乳首が、顔を動かさずとも自分の目線に否応なく飛び込んできます。

 それから恥丘を覆っていた左手をゆっくりと左太腿の皮膚のほうへと滑らせ、タオル地の上にパタンと落としました。
 それまで私のおっぱいに群がっていた子供たちの頭が、素早く一斉に腰のほうへと移動しました。

 ああん、とうとう全部視られちゃってる・・・
 おっぱいも無毛のマゾマンコも、何も隠すもの無しで、明るい陽射しの中に晒しちゃってる・・・
 手足を縛られたり拘束されたりの無理矢理でも無いのに、凛子大先生のお言葉によるご命令だけで、自分から全裸姿を、子供たちにご披露しちゃっているんだ・・・
 
 からだ中がゾワゾワと疼いて仕方ありません。
 恥ずかしさの洪水が理性や知性をざぶんと洗い流し、心の奥底でくすぶっていた本能と情欲がここぞとばかりに暴れ出し、みるみる全身の肌をピンク色に染め上げていきます。

 子供たちの四つの頭は私の腰の真上で、覆いかぶさるように一点を見つめているのがわかります。
 ぷっくり膨らんだ恥丘のカーブから突然刻まれ始める一筋のワレメ。
 やがておひとつの頭が少し上がり、独り言のようなつぶやき。

「本当に女の人って、ちんちんもタマキンも付いていないんだなあ・・・」
 それをお耳にされ、たまらずプッと吹き出される凛子大先生。

「なにミツル?今更そこからなの?あんただってママとお風呂ぐらい入っているでしょう?」
 お芝居から素に戻らざるをえない大先生の、心底呆れたようなお声。

「それはそうだけど、そんなお母さんのなんてジロジロ見れないよ、恥ずかしくって・・・それにマン毛もあるから隠れてよくわからないしっ!」
 お顔を真っ赤、いえ、日焼けされているので濃茶に染めて、ムキになってご反論されるイケメンミツルくん。

「オレは知ってたもんね。ママのもねーちゃんのもじっと見たことあるから」
 ご自慢出来ることでは無いとも思うのですが、威張りん坊口調のユタカくん。

「ボクはママが入院しちゃったから、ずいぶんママとは一緒にお風呂、入ってないんだ・・・」
 お寂しそうなマサヒデくんと、その横でうなずかれるシンイチくん。

 急にしんみりしちゃった雰囲気を振り払うように、はいっ!と元気良く右手を挙げられたユタカくん。
「なにユタカ?」
 どうせロクでもないことしか言わないんでしょ、とでもおっしゃりたげな大先生が、ジロッとユタカくんを睨みました。

「なんでミコトお姉さんのソコにはマン毛が生えていないの?マン毛って大人になったら生えてくるんでしょ?ママだってモジャモジャだし。オレ、ミコトお姉さんがパンツのときからずっと気になってたんだ、マン毛が無いみたいだなー、って」
 大先生の視線にぜんぜんめげない、ユタカくんのどストレートなご質問。

「ユタカもあんたたちも、さっきからマン毛マン毛って、もうちょっと奥床しい言い方出来ないの?ヘアーとかインモーとか」
「インモー?」
 呆れ声の大先生に、無邪気なオウム返しはマサヒデくん。

「カゲの毛って書いて陰毛。って言っても、あんたたちにはまだ無理か・・・いいわ、今日だけはマンコもマン毛も好きなだけ言っていいから、インモーも覚えて帰って、明日からはちゃんと奥床しい言葉を使うこと。マンコはアソコかジョセーキ、マン毛はヘアーかインモーね、わかった?」
 お手上げ状態の大先生に、はーいっ、明日からは言いませーん、とお道化るように返される子供たち。

「それでミコトさんに陰毛、マン毛が無い理由だけど、たぶん今日、あんたたちにマンコをよく見てもらえるように剃ってきてくれたんだと思うよ。ミコトさん、優しいから」
 さすがに、マゾだから、と本当の理由はお教えされない大先生ですが、それもどうかと思うようなご説明。

「へー、そうなんだ」
「ミコトさんて、いい人だね・・・」
 と感心しきりな子供たち。

「で、どう思った?ミコトさんのマンコを見て」
「うーん・・・」
「なんかつまんないよね、何もなくて」
「うん。脚のあいだがスジになってて、スジの先っちょに何か膨らんでいるのがちょこっと見えてるだけなんだもん」
「マンコのこと、なんでワレメっていうのかわかった」

 スジの先っちょに、っていうのは、パンパンに腫れて鞘をめくり上げ、襞を抉じ開けるように少し顔を出してしまっている、私のやんちゃなクリトリスのことでしょう。
 ううっ、恥ずかしい・・・

「確かにミコトさんのマンコは、見た人みんなから柏餅って呼ばれちゃうくらい、外見は地味で質素だからねえ」
 可笑しそうに含み笑いをしながら同意される大先生。

「えっ?ミコトさんて、いつもそんなにみんなにマンコ、見せちゃってるの?」
 ギクッ!
 シンイチくんからの、大先生のお言葉尻を逃さない鋭いご質問。

「えっ?あ、えっと、もちろん女同士でのことよ。会社でほら、着替えのときとかお風呂のときとかで、ねっ?」
 凛子大先生、そんなに取り乱されたら、却って怪しまれちゃうと思うんですけれど・・・

「女の人の中には、脚をピッタリ閉じていても、いろいろはみ出しちゃってる人もけっこういるんだよね、これが」
 なんとか持ち直してイタズラっぽく微笑んだ大先生がつづけました。

「やっぱりマンコはね、このワレメを開いて中身まで見ないと、マンコを見た、っていうことにはならないんだな。中を見れば、オシッコがマンコのどこから出るかもわかるし」
 ご愉快そうにマンコを連呼される凛子大先生。

「見たい?」
「うんっ!」
「見たい見たいーっ」
「オシッコがどこから出るのか見たいーっ!」

「でもねえ・・・」
 焦らすようにわざとらしいしかめ顔をお作りになられ、子供たちのお顔を見渡す大先生。

「マンコの中見たらあんたたち、気持ち悪い、ってなっちゃうかもよ?けっこうグロいし、ある意味、内臓みたいなもんだから」
「えーっ!?」
 素直に引き気味になられてザワザワされる子供たちの中で、唯一マサヒデくんだけが、間髪を入れずご反論されてきました。

「ボク大丈夫。だってボク大きくなったらお医者さんになるつもりだもん。それでママがまた病気になっても絶対にスグに治してあげるんだ。だから保健室のジンタイモケーだって、ぜんぜん怖くも気持ち悪くもないんだっ!」
 一番歳下のマサヒデくんが健気な勇気をお見せになったので、歳上のお三かたも尻込みしていられません。

「オレだってだいじょぶだもんね。パパがやってたゾンビの頭とか切っちゃうグロいゲームだって、横で見ててもヘーキだったし」
「オレも。マサヒデより先にお医者さんになりたい、って言ったのオレだし」
「ぼくもぼくも・・・マンコの中見てみたい」

 子供たちのご様子をニヤニヤ眺められていた凛子大先生が、静まれ静まれという感じに両手を動かされ、つづけてこうご提案されました。

「おーけー。それじゃあんたたち、ちょうどふたり一組になってるから、お互いに向き合って、口の中の見せっこしな」
「ひとりが大きく口を開けて、もう片方がその口の中を覗き込む。奥のノドチンコまでしっかり目を背けずに覗き込むんだぞ?」

 大先生のご提案に、早速従う子供たち。
 うがーっ、うわーっ、うひゃーっ、といった甲高く賑やかな大騒ぎがしばらくつづきました。

「どうだった?人の口の中っていうのもヌラヌラウネウネしていて、けっこう気味悪いもんだろう?」
 興奮された面持ちで、うんうんとうなずかれる子供たち。

「マンコの中っていうのはな、今見た口の中から歯だけ消しちゃったようなもんなんだ。それでも見たいか?」
「うんっ、見たいーっ!」
「後悔しないか?」
「しないーっ!」
 示し合わせたように綺麗なユニゾンでの甲高いお返事。

「よーし。そこまで言うならミコトさんのマンコの中、見せてやろう」
 すっかりご自分の所有物のように、私のマゾマンコを見世物として扱われる凛子大先生。
 
「それではミコトさん?」
 伊達メガネのツルを気取った指先で少し押し上げて、凛子大先生が唐突に学校の先生風に戻られます。

「そこでハッピーベイビーのポーズになって指でラビアを開いて、この子たちに女性器の中身を見せてやって」

 まるで学校の授業で教科書を忘れてきてしまった隣の席の子に、あなたの教科書を一緒に見せてやって、とご指示される先生みたいな、さも当然という感じの凛子大先生のご命令口調により、子供たちへのマゾマンコの御開帳を余儀なくされてしまう私なのでした。


夏休み自由研究観察会 07


2017年8月15日

夏休み自由研究観察会 05

「はあんっ、あんっ、あんっ、あぁんっ・・・」
 おっぱいのあらゆるところが、たくさんの小さな手で同時に弄られています。
 お肉をムニュッと掴まれ、乳首をそっとつままれ、谷間をなぞられ、下乳をやんわりと持ち上げられ・・・

「ミコトお姉さん?気持ちいい?」
「あんっ、はいっ、はいぃぃ・・・」
「やらけー、おっぱいぷにょぷにょ」
「汗ばんで、肌がスベスベツルツルだね」

「もっと強く揉んでもいい?」
「はいぃ、いっぱい、揉んでみてくださいぃぃ・・・」
「痛くない?」
「はいぃ、へーきですぅぅ・・・」
「このくらいでも?」
「あっ、いいっ、うふぅぅ・・・」
「気持ちいいの?」
「はいぃぃぃ・・・」

 ときに優しく、ときにちょっと乱暴に、たくさんの小さな手で無秩序に蹂躙されまくる私の生おっぱい。
 こんなときこそ、いやっ、だめぇ、そこそこっ、もっと強くぅ、なんて自由に乱れたいのに、それが禁じられているもどかしさ。
 
 女体観察用生身フィギュアの私に許される反応は、あいう、の三文字を駆使した淫声と、肯定と服従を示す、はい、から始まるオウム返し、そして喉奥からほとばしり出てしまう溜息吐息だけ。

 おっぱいにちょっと飽きたらしい手は気まぐれに、脇腹やおへそ、首筋や背中まで愛撫してきます。
 鎖骨を撫でられ、肋骨を辿られ。
 腋の下をコショコショくすぐってくるイタズラなお手ても。
 そしてまたすぐ、おっぱいへと戻っていきます。

 つねったりはたいたりしてくるやんちゃなお手てが無いのが少し物足りないですが、ぎこちないながらも好奇心全開の全力でそこら中を触りまくってくるプリミティヴで無秩序な愛撫の感触がとても新鮮。
「うふぅんっ、あっ、あっ、いいっ、いいぃぃ・・・」

「肌が火照って熱くなってきてる」
「おっぱいのお肉がやわらかくって、指がめり込んじゃう」
「ぷにゅぷにゅしててグミみたい。いつまででも揉んでいたいなぁ」

 乳首を捏ねられるたびにビクンと震え、乳首を放っておかれるとキュンキュン疼き、5分間という時間が永遠とも感じられるくらいの甘美な拷問でした。

「あんっ!・・・んふぅぅ・・・んっ・・・いいっ・・・んくぅぅ・・・うっうっ・・・あはぁぁ・・・」

「はい、時間終了。マサヒデ先生以外は席に戻ってー」

 凛子大先生の号令でお手て軍団が引き上げたとき、私はせわしく肩を上げ下げするほどハアハア息切れしていました。
 大先生がグラスに冷たいスポーツドリンクを入れて手渡してくださり、私は一息にグーッ、ハアッ、美味しいっ!

「どうだった?ミコトお姉さんの生おっぱいは」
「やべえ、やべえよ。オレ今夜、思い出して眠れないかも・・・」
「やわらかかったー。それで、なんだかすごくえっちだった・・・」
「汗ばんでた。それですげーいい匂いがした・・・」
「ミコトさんの声がえっちでえっちで・・・もうどうしようかと思った・・・」
 興奮を隠さず、口々に生々しいご感想を投げつけてくださる子供たち。

「それでマサヒデ先生、シンサツしてみてミコトさんのおっぱいにシコリ、おっと、硬くなってるところはあったかな?」
「うん。あったー」

 大先生のご質問に元気良くお返事されたマサヒデ先生。
 えっ!?まさか・・・と私は瞬間、真顔に戻ってしまいます。

「どこらへん?」
「あのね、チクビが両方とも、腫れちゃったみたいに熱くて大きくなってて、ボクがいくらマッサージしても、腫れは治らないし硬いまんまなんだ」

 ホッとすると同時に、乳首が丹念に捏ね繰り回されていたのは、マサヒデ先生の仕業だったのか・・・と腑に落ちました。

「それはね・・・」
 凛子大先生が苦笑いを浮かべて、ご説明を始めます。

「女の人の乳首は、男の人のよりもともと大き目なの。なぜかって言うと、ママになったとき、赤ちゃんにミルクを上げなくちゃいけないでしょ?」
「それで、乳首を弄られたりしゃぶられたりするともっと大きくなるの。乳首はここですよー、って、生まれたばかりでまだ目が悪い赤ちゃんに教えるために」

「あんたたちだって、もっとちっちゃい頃ママのおっぱい飲むとき、先っちょがだんだん大きくなってるなって、感じなかった?」
 あっ、そう言えば、という感じに、お顔を見合わせる子供たち。

 そのご説明をお聞きして、私より凛子センパイのほうが絶対、小さな子供たちの先生に向いてらっしゃるな、と思いました。

「それとは別にね・・・」
 大先生のお顔つきがイタズラっぽく変わって、つづけます。

「これも大人になった女の人のことだけど、気持ち良かったり、えっちな気分になったりすると、乳首が勃起して硬くなるんだ。あんたたちがぶら下げてるちんちんと同じようにね」
 え~~っ!?とざわつく小学生軍団。

「じゃあ、ミコトお姉さんも今、えっちな気持ちになってるんだ?」
 シンイチくんからの、やけに嬉しそうなお声でのストレートなご質問。

「うーん、単純にそうとは言えないかな。ぜんぜんえっちな気分じゃなくても、シャツに乳首が擦れただけで硬くなっちゃったりもするから。ほら、さっき教えたでしょ?しゃぶられたり触られたりでも大きくなっちゃうって」
「シンイチだって、たとえば学校でユタカたちに寄って集ってパンツ脱がされてちんちん弄られるイタズラされたら、そんな気が無くても硬く大きくなっちゃうでしょ?そういうことよ」

 ゲーッ、気持ちわりー、シンちゃんにそんなことぜってーしねーよ、オレだってさせねーよ、とあからさまな嫌悪を示す小学生軍団。
 私のマゾ気質を匿しておくためであろう大先生のフォローと言えなくもないフォローは、つづいたお言葉でぜんぜんフォローではなくなりました。

「ただ、触られて気持ち良くなって乳首が硬くなって、それでえっちな気分になっちゃって、もっともっと、っていうことはあるかもね、ミコトさんなら」

 おおっ、とどよめいて、隠すのを忘れていた私のまだ尖っている乳首を、あらためてまじまじと見つめてくる子供たち。
 ミコトお姉さん今、えっちな気持ちになってるんだ、もっともっと、ってなってるんだ、と決めつけるように、驚きの中に若干の侮蔑が入り混じったような好奇に満ちたまなざし。

 あわてて両腕でおっぱいを隠す動作をしつつ、心の中で大先生にツッコミを入れます。
 子供たちの前でマゾ性を見せるな、とおっしゃっておきながらそれでは、いくらお淑やかに普通の女性っぽく振る舞っても無駄な気がするのですが・・・と。

「あ、それでボク、ミコトお姉さんの腫れたチクビのチリョー法を思いついたんだ」
 唐突にマサヒデ先生が手を挙げました。

「ここにちょうどこれがあったから。ほら、蚊に刺されて腫れちゃってカユイとき、スースーするやつ塗ると治るでしょ?だからこれ」
 マサヒデ先生がトレイの上からつまみ出したのは、小さくて丸い蓋に可愛いナースさんの絵が描かれた、有名なスースーする塗り薬でした。

「へー。いいものに気がついたねえ。今までの中でマサヒデ先生が一番、お医者さんらしいんじゃない?」
 マサヒデ先生が無邪気にご提案された残酷な思いつきを、その強烈な効能効果を充分に知りながら無責任に持ち上げられる大先生。
 大先生に褒められて、得意満面な笑顔のマサヒデ先生。

 私、それを乳首に塗ったこと、塗られたこと、何度もあるんです・・・
 腫れが引くどころか気持ち良過ぎて、ますます硬く尖っちゃうと思います・・・
 そして、ますます淫らな姿をお見せすることになっちゃいます・・・

 心の中でマサヒデ先生に訴えかけますが、もちろん、そんなことは伝えられませんので、流れに身を任せるしかありません。

「そろそろまた、お医者さん交代しようかと思ってたけど、いいアイデアが出たから、その治療はマサヒデ先生に任せるわ。シンサツをつづけて」
 大先生に促され、私と向き合うマサヒデ先生。

「それでは腫れちゃったチクビのチリョーをしますので、ミコトお姉さん、またおっぱいをこっちに突き出してください」
「あ、はい・・・ありがとうございます、マサヒデさ、あ、いえ、マサヒデ先生・・・」
 今日はマゾ語は禁止なのに、気を抜くとスルッと出そうになってしまうまでに、私の体内マゾ度は上がってきていました。

 マサヒデ先生がお薬の蓋を開けると、ツーンと漂ってくる強めなハッカの香り。
 新品の開けたてのようなので、効能効果も一番キツイはずです。
 そのクセになる刺激を覚えているふたつの乳首が、塗って欲しいのか欲しくないのか決めかねたまま、香りだけでウズウズと疼き始めています。

「たっぷり塗り込んであげるといいよ」
 大先生の余計なアドバイス。
 ガーゼを一枚手に取り、お言葉通り容器からたっぷり山盛りにすくい取るマサヒデ先生。

「あれって結構スースーするよな?」
「ユタカって、あれを乳首に塗ったことある?」
「あるわけねーだろ。でもユーコねーちゃんが間違ってまぶたにちょこっとつけちゃったとき、ヒリヒリして痛いくらいだって大騒ぎしてた」
「ミコトさん、大丈夫かな?」

 ギャラリーのお三かたがご心配くださっているようですが、凛子大先生のお墨付きをいただいている治療法なので、どなたも止めるまではいきません。
 お三かたのお声も聞こえていないのか、大先生に褒められて上機嫌なマサヒデ先生のお薬を盛ったガーゼ越しの右手が、私の左乳首に近づいてきます。

「はうんっ!」
 ガーゼごと私の左乳首に貼り付いたマサヒデ先生の右手。
 そのまま少し押し付けるようにした後、今度は肌に塗り込むように、小さな右手をグリグリ動かしてきました。

 最初は、乳首に油っぽいクリーム状の粘液がまとわり付く感触だけ。
 右手を動かされ、乳首をもてあそばれる感覚とともに、ジワジワとヒリつく刺激が乳首から乳輪までを覆ってきます。
 熱いような冷たいような、毛穴のひとつひとつに氷の針が突き刺さっているような、ある種官能的な痛みを伴う皮膚刺激。

「あぁんっ!んっ、んっ、んーーっ・・・」
 ガーゼにたっぷり盛られた淡い黄色のクリームをすべて皮膚に染み込ませようとでもしているかのように、執拗に捏ね繰り回される左乳首。

「んふっ、んぐっ、うふぅぅ・・・」
 乳輪の外周を超えて乳首を中心にした直径5センチくらいの範囲が、メントールの強烈な刺激で覆われました。
 時間が経つほどにヒリヒリチクチクした刺激は増してきて、左乳首全体に火がついたよう。

 ようやくガーゼが乳首から離れ、左乳首が赦されても、今度はすぐに右乳首。
 同じようにガーゼにたっぷり媚薬を盛られ、敏感になり過ぎている尖った珊瑚色のてっぺんからふもとへと、同じように執拗に擦り込まれます。

「あふぅ、んふぅ、んっ、んんーっ・・・」
 マサヒデ先生の手がガーゼごとそこから離れてしまった途端、もっと弄っていて欲しいという強烈な欲求が生まれます。

「これで少しアンセイにしていてください」
 ひと仕事終えた、とでもおっしゃりたげな、マサヒデ先生のご満足そうな笑顔と、辺り一面に漂う鼻を突くハッカの刺激臭。

「んふぅ、あふぅ、うくぅぅ・・・」
 もはやどなたにも弄られてはいないのに、オイル状のネットリした粘液にコーティングされたふたつの乳輪とその突端がズキンズキンと痛覚を脈打たせながら疼きまくっています。

「マサヒデ先生?ミコトさんの乳首をフーフー吹いてあげて。そのほうがお薬の効きがよくなるから」
 大先生の悪魔のサジェスト。
 マサヒデ先生が私のおっぱいにお顔を近づけ、小さなお口でフーフー息を送ってきます。

「あうっ!んふぅーっ!いぃあぁぁ・・・」
 少し弱まりかけていた刺激が、息のおかげで息を吹き返し、こそばゆいような息の感触と相俟って、思わず身悶えるほどのどうしようもない快感が全身に走りました。

「ミコトさん、また映画のミーコの顔になってる」
「本当だ。きっとすごく気持ちいいんだね」
「ジェットコースターと同じくらいの気持ち良さって、どんなんだろう・・・」

 子供たちにオーガズム寸前の顔を晒していることにも、かまってはいられないほど私のからだは昂ぶっていました。
 今すぐに自分のふたつの乳首を捻り潰して高みまで昇りつめ、ラクになりたいと思っていました。

 でも、凛子大先生がそんなことを許してくださるはずがありません。
「おーけー。ミコトさんの乳首の腫れも治療したことだし、お医者さん交代しよっか。最後はミツルか。いい順番引いたじゃない?」

 私はと言えば昂ぶりを昇華すること無く、徐々にお薬の効果が薄れていくのを虚しく実感しつつ、ただそのままの放置プレイ。

 目の前には、マサヒデくんから受け取った白衣を着込むミツルくん。
 凛子大先生が、ボーイッシュな女の子みたいな顔したイケメンくん、と評されたユタカくんのご近所さん。
 
 確かに、細面でいつも少し笑ったような表情にウルフヘアは、女子ウケしそうなお顔立ち。
 黒縁メガネをかけると、そこに頭良さそうなインテリさん風、まで加わります。

 でもミツル先生、なんだか浮かないお顔つき。
「大先生?ぼく、これ以上、どんなシンサツすればいいんですか?」
 さわやかなイケメンボイスで、始めから凛子大先生を頼るミツル先生。

 確かに、おっぱいのシンサツからショクシン、お薬の治療を終えて一段落ついてはいたのですが、やっぱり最近の子供たちは控え目淡白なのかな、なんて思っていたら、さすが大先生、すんなり場をつなげてくださいました。

「あれ?始めるときにミコトさんが言ったこと、忘れちゃった?」
 大先生がニヤニヤしつつ、ミツル先生を見つめます。

「ミコトさんは、ここ、と、ここ、が痛い、って言ってたじゃない?」
 最初の、ここ、のところでご自分の胸を、次の、ここ、の部分でご自分の下腹部を押さえられました。

「あ、そっか!」
 今更ながらに笑顔が広がるミツル先生。

「だからさっき、いい順番引いたじゃん、って言ったんだよ。まだ、ここ、のシンサツが残ってるでしょ?それとも誰かに代わってもらう?」
「あ、やりますやります。ぼく、やります」
 ご自分の下腹部を押さえながらの大先生のからかいに、あわててお返事されるミツル先生。

「どうせ今日あんたたちは、女の子のおっぱいとマンコが見たくてここに来たんでしょ?早くミコトさんに脱いでもらって、さっさとマンコも見せてもらいなさいな」
 
 凛子大先生が暴走し始めているような気がします。

「オレ、女の人がはっきり、マンコ、って言うの、生まれて初めて見た」
 シンイチくんが素朴に驚いたお声をあげました。
 お隣のユタカくんも驚き顔。

「あんたたちにアカデミックな言い方しても通じないし、わかるように言うなら他に呼びようが無いんだから、仕方ないでしょ?そもそも今日ここでやってることが、えっちで下品で不純なシモネタアソビ以外の何物でもないんだから、今更気取ってられないわよ」
 
 呆れたようにおっしゃってから、ニヤッと笑って男の子たちを見渡す凛子大先生。

「でもね、今日この場は仕方ないとして、普段の生活では、あんまりマンコとかちんちんとか、下品な言葉は使わないほうがいいよ。アタマ空っぽのエロガキ、って思われるから」

「どうしても言わなきゃなんないときは、アレとかアソコとかぼかして奥床しくね。それか、多分もう少ししたら習うと思うけど、セイキとかセイショクキとか、お医者さんが使う言葉ね。それがエロガキじゃない人たちの常識的なエチケットだから。男同士では知らんけど」
「これもさっきの約束に加えちゃおう。下品な下ネタ言葉を人前で使わないこと」

「その約束も守ったら、今度はミコトさんのマン、えっとアソコも触り放題?」
 ユタカくんからニヤニヤ顔でのご質問。
「うーん、それはこれからの成り行き次第かな」
 否定はされない大先生。

「ま、とにかく今日は、あんたたちの頭の中でくすぶってるえっちなモヤモヤを、全部ミコトさんにぶつけて、すっきりして帰って、明日からまた勉強や遊びにがんばりなさい、ということよ」
 
 男の子たちに向けておっしゃった後、私をまっすぐ見つめてくる凛子大先生。
「そうよね?ミコトさん?」

「あ、はい・・・私に出来ることであれば、今日は何でもお手伝いする覚悟、あ、いえ、つもりですので・・・」
 私のマゾ性が、だんだん表に出てきちゃってる気もするのですが・・・

 ということで、ミツル先生とのお医者さんごっこが始まりました。
 それはつまり、女体観察用生身フィギュアである私のストリップショーが、とうとう最終段階に突入した、というのと同じ意味でした。

 対面したミツル先生は、ニッと私に笑いかけながらウェットティッシュのボトルを差し出して、おっぱいが、とだけおっしゃいました。
 もはや効果はすっかり消え失せ、たた乳首周辺をヌラヌラ光らせているだけの油汚れと成り果ててしまった塗り薬の粘液を、拭き取れということでしょう。

「あ、ありがとうございます」
 一見イケメンさんらしいおやさしいお振る舞いだけど、ミツル先生ムッツリっぽいから、そのままだと次におっぱい触るとき気持ち悪い、と思われただけなのかもしれないな、なんて思いながらウェットティッシュを数枚引き抜く、性格悪い私。

 自分の生おっぱいの先端付近を、真剣に丁寧にティッシュで拭っている女の姿を、男の子たちが興味深そうにじっと見つめています。
 拭き取り終えたウェットティッシュは大先生が回収してくださり、あらためてミツル先生と向き合いました。

「それでミコトさんは、ここも痛いんですね?」
 ご自分の下腹部のずいぶん下のほうに手を添えてお尋ねになるミツル先生。
「あ、はい・・・なんだかムズムズジンジンして・・・」

「それではシンサツしますので、下も取ってください」
 ニコッと笑ってあっさり爽やかにおっしゃったミツル先生。
 スカートとおっしゃらず、下、とおっしゃったところが、なんだか本当のお医者様っぽい。

 それに、下も、とおっしゃったことで、つまり上はずっとこのまま、イコール、おっぱいのシンサツは終わったけれど服を着直して隠してはいけない、イコール、全裸になれ、というご命令的なニュアンスを感じ取り、私のマゾ性がキュンキュンと咽び泣いてしまっています。

「はい・・・それでは失礼して・・・」
 ゆっくり立ち上がり、スカートのホックに手をかけたところで自分の脚を見て、思い直しました。

 まずは、このニーハイストッキングを先に脱いでしまおう。
 どうせ最終的にショーツまで脱ぐことになるのであれば、半端にストッキングなど残さず、マゾのシルシのエナメルチョーカーだけの生まれたままの姿、全裸をみなさまに視ていただくのが一番私らしい、と思ったからです。

 世の中には、全裸にタイツやストッキングだけとかソックスだけとか、そういう姿をお好みになるフェチのかたがいらっしゃることも知っていましたが、今の男の子たちのお歳で、早くもその手の扉を開けてしまうことは、凛子大先生もお望みでは無いでしょうし。

 一回深呼吸してからミツル先生のほうを向き、最初に右足を、座っていた丸椅子に乗せて前屈みになりました。
 気分はすっかりストリッパー。

 膝頭少し上のところまでのフィッシュネットストッキングを、ゆっくり丁寧に足元のほうへとずり落としていきます。
 ミニスカートで足先を椅子の上に乗せているので、子供たちの目線からはスカートの中がチラ見え、もしくは丸見えになっているはずです。

 男の子たち全員、少し首を横に傾けるようにして、一所懸命スカートの中を覗き込もうとしています。
 もう少し待てばそのスカートも脱ぎ捨てられ、パンチラどころかショーツ全体を、いえ、ショーツの中身まで容易に視ることが出来るようになるのに、今この一瞬のパンチラに全力で必死な男の子たち。
 カワイイな、と思いました。

 ゆっくり時間をかけて左右のストッキングを脱ぎ去り生足に。
 それから、あらためてスカートのホックに手をかけたとき、今度は、ずっと気にしていた懸念事項が頭をがよぎりました。

 お医者さんごっこを始めてから、私は何度もはしたない快感を得ていました。
 当然マゾマンコは敏感かつ活発に反応し、愉悦のおツユを分泌しつづけています。
 
 その液体は容赦なく下着を汚し、今でも恥丘から肛門のあたりまで、濡れてベッタリ布地が肌に貼り付いているのが実感出来ています。
 穿いているショーツは純白で、クロッチの補強は剥がしてあります。

 確実にパッと見で容易に、その部分が湿っていることに気づくレベルでしょうし、時間の経ったシミは黄ばみに変化しているかもしれません。
 幾度か昇り詰める寸前まで達していたので、白濁液になっていたり、スカートを脱いだ途端に布地に溜まったおツユが腿を滑り落ちてしまうかもしれません。
 どうしようか・・・

 一番の安全策は、スカートを取ってから間髪を入れずショーツもずり落としてしまい、濡れた下着を子供たちに見せないことです。
 だけど・・・

 こんなふうに書くと、私が長いあいだ逡巡していたように見えてしまうでしょうけれど、ごめんなさい、再度スカートのホックに手をかけたとき、すでに私の心は決まっていました。

 子供たちに、ショーツの布地を股間にベッタリ貼り付けた浅ましい姿をご覧いただきたい、と思っていました。
 子供たちに、なんでパンツがそんなに濡れちゃっているの、と呆れたお声でご指摘されたい、と望んでいました。
 そして子供たちのお口から、その下着も脱いでください、という非情なご命令をいただいて全裸を晒し、好奇の視線の生贄となりたい、と願っていました。

 ストッキングを脱ぎ終えると、座っていた丸椅子の前に立ちました。
 これで子供たちとの距離は、私が座っていたときよりも50センチくらい近くなりました。

 子供たちは全員、前のめりになって私を注視していますので、実際はもっと距離が縮まっているはずです。
 スカートを取ったら、子供たちの目線の高さのまっすぐ先が、私のショーツ。

 ミニスカートのホックを外し、ジッパーをゆっくりと下げます。
 微かなジジジという音以外、静まり返っています。
 一番下まで下げ終えたらスカートを押さえていた手を外し、両手を背中の真ん中へんまで回して後ろ手に組みます。
 手錠でもされているかのように。

 手を放した途端に腰周りを覆っていた真っ白な布地がストンと足元まで落ち、俗に言うところのパンツ一丁に。
 そのままの姿勢でもう一度後ろ手をキツく組み直し、うつむいてただ、立ち尽くします。


夏休み自由研究観察会 06

2017年8月13日

夏休み自由研究観察会 04

 スリークォーターカップのブラジャーは、フルカップの上1/4がカットされているので、おっぱいの膨らみ始め部分の肌は露出しています。
 ワイヤーで下から持ち上げて寄せる感じになるので、膨らみ始めの谷間がよりクッキリ強調されて浮かび上がることになります。

 ノースリーブを脱ぎ終えると、私が上半身に身に着けているのは、白のエナメルチョーカーと純白ブラジャーだけ。
 ブラを隠すように胸の前に両腕を交差させて恥ずかしがり屋ポーズの私。
 その腕からはみ出しているおっぱいの谷間が作るスジに、子供たちの瞳が釘付けでした。

 そこまで脱いで私はちょっとイタズラ心を起こし、そのままストンと椅子に腰掛けました。
 あれっ、ブラジャーは取らないの?とでも言いたげな、拍子抜け気味なお顔になられる子供たち。
 ブラジャーも脱いでください、って子供たちのお声でご命令されたい、と思ったのです。

 だけど、シンイチ先生のお口から、そのお言葉は聞けませんでした。

「そ、それでは聴診器を当てますから、その手をどけてください」
「あ、はい・・・」

 いささか戸惑い気味なシンイチ先生のご命令で、胸を隠していた両腕をゆっくりどかしました。
 ブラの白い布に隠された私のおっぱいの谷間に吸い寄せられる、目、目、目たち。
 いつもの習性で、どかした両手を後頭部に持っていきかけてしまい少し焦りましたが、途中でごまかして背中で組むことにしました。

 4人の中では一番ぽっちゃり気味なシンイチ先生の小さな手に握られた聴診器の金属部分が、恐る恐るな感じで私の肌に近づいてきます。
 最初は右おっぱいの下あたり。

「ひゃんっ」
 予想以上に冷たい金属の感触に、思わず淫らな声が出てしまいました。

 私の声にビクンと一瞬怯んだようなお顔になられたシンイチ先生でしたが、すぐに立ち直り、ブラの周りをさまようようにペタペタと無造作に、聴診器を押し付けてきました。
 この聴診器は本物ですから、私のドキドキ高鳴っている心音もシンイチくんに聞こえてしまっているんだなー、なんて思いながら、されるがままの私。

 シンイチ先生は、ひとしきりブラのカップ周りに聴診器を当て終えた後、次はどうしたらいいかわからない、という感じになってしまわれました。
 これは私から、ブラも取ったほうがいいですか?って聞かなくちゃダメかな?なんて思っていたら、凛子大先生のご指示が入りました。

「おーけー、そのへんでお医者さん交代しようか。次は誰?」
「はーい!オレオレっ!」
 やる気マンマンな坊ちゃん刈りのユタカくんがピンッと右手を挙げています。
「なんだ、ユタカか。じゃあアドバイスするのやめた。勝手にやんな」

 大先生の冷淡なお言葉もぜんぜん気にせず、シンイチ先生からひったくるように白衣とメガネを譲り受け、私の目の前に座ったユタカ先生。
 ふたつのお目々がすごく嬉しそうに笑っていて、確かに4人の中では彼が一番、スケベそうな雰囲気です。
 私は再びブラの上から両腕を交差させ、恥ずかしい、見ないで、のポーズ。

「今、シンちゃん先生から聞いたんですが、病気かどうかよくわからないみたいなので、もっとよくシンサツしたいと思います」
 お芝居がかったお声でカルテを見ながらおっしゃったユタカ先生。
 一呼吸置いて、こうつづけました。

「だから、そのブラジャーも取ってください」

 その刺激的なお言葉に一瞬凍りつく、後ろで見守るお三かた。
 その待ち侘びていたお言葉にジワッと濡れてしまう、どうしようもない私。

「はい・・・わかりました」
 私の従順な隷属で、子供たちのあいだにホッとした空気が流れました。

 ブラを外すとき背中を向けたほうがお淑やかかな、とも思いましたが、あんまり焦らしてばかりだともっと萎縮しちゃいそうなので、子供たちのほうを向いたまま取ることにしました。
 椅子に座ったまま、ブラのホックを外すために背中に回していた両手を上へと動かし始めると、ググッと身を乗り出してくる子供たち。
 
 それこそお皿のように見開いたつぶらな瞳たちが、私のバストだけを見つめてきます。
 一様にお口を真一文字につぐみ、ゴクリというツバを呑み込む音まで聞こえてきそう。

 ホックを外すと、生おっぱいがまだまともに見えないように片腕づつで隠しながら、肩紐を左右それぞれ外しました。
 両腕を交差しておっぱいを庇うような形になったとき、胸と腕のあいだに挟まっていたブラジャーを、凛子大先生が回収してくださいました。

 交差した腕と腕のあいだから、わざと右の乳首だけ少し覗くように動かすと、すべての視線がそこに吸い寄せられるように集まってきます。
 そのまましばらく、ユタカ先生と見つめ合います。

「・・・えっと、あの、シンサツが出来ないので、聴診器が当てられないので、その、その腕をどけてもらえますか?」
 先ほどの、ブラジャーも取ってください、のときみたいな余裕はもう無いようで、少しお声が震えていました。

「あ、はい・・・恥ずかしいですけれど、シンサツのためなら仕方ありませんね・・・」
 ゆっくりと両腕を左右に引いていき、手のひらで乳首を隠す手ブラ状態へ。
 そこで数秒、間を置いて、うつむいたまま思い切って一気に両手を背中に回しました。

「おおっ!」
 小さくあがるどよめき。
「おっぱいだ・・・」
「ミーコのおっぱい・・・」
「チクビ・・・」

 うつむいた視線の先で、私のおっぱいが隠すもの無く子供たちの視線に晒されていました。
 自分でも恥ずかしくなるくらい、子供たちに向けて硬く精一杯その乳首を尖らせて。

 もはや、私の上半身の素肌を覆い隠すものは、首のか細いエナメルチョーカーしかありません。
 私、今、小学生男子4人の前で、生おっぱいを丸出しにしているんだ・・・
 ねっとり絡みつくような視線が、そこに集まっているのを感じます。
 得も言われぬホロ苦甘酸っぱい快感が、マゾマンコを起点に全身を駆け巡ります。

「そ、それでは、シンサツします」
 思い切るようにおっしゃって、ユタカ先生の聴診器の先が剥き出しの左おっぱいに近づいてきます。

「あんっ!」
 乳首の少し下、乳輪の端に最初のひんやりが押し付けられ、またもや淫ら声。
「・・・やべえ、ちんちん勃ってきちゃった・・・」
 ユタカ先生の肩越しに見つめているシンイチくんが、独り言みたいにつぶやきました。

 ユタカ先生は、なぜだか絶対乳首には触れないようにしているみたいで、その周辺、乳輪をなぞるように聴診器を押し付けてきます。
 左を終えると今度は右へ。
 それがなんだかわざと焦らされているみたいで、もどかしくもすごく気持ちいい。

 普段オフィスのみなさまとするプレイであれば、私のマゾ性がみなさまに理解されていることに甘えて、早く乳首を虐めてください、なんておねだりしてしまうところでしょう。
 だけど、今日はそれを禁じられているので、されるがままに任すしかありません。
 
 自分の無力さが却って被虐を煽り、余計にマゾの血が滾ってしまう悪循環。
 自分ではどうにもコントロール出来ない状況、から来る、純粋な羞じらい、の感情も倍増して新鮮です。

 聴診器をギュウギュウ押し付けてくるユタカくんの小さな手を見ながら、今日の私は、この子たちにもてあそばれるだけでイカせてはもらえない、ただの女体観察用生身フィギュアなんだ、と内心ではマゾ性全開な私。
 出したい声を必死に我慢しつつ、乳首への刺激を待ち侘びていました。

 しばらく熱心に聴診器を押し付けてくださったユタカ先生でしたが、結局乳首に触れること無く、この後どうすればいいかわからない状態、に陥りました。
 そこでまた、凛子大先生のご登場です。

「はい、じゃあまたお医者さん交代ね。次は誰?」
「はいっ!ボク!」

 私は、ユタカ先生のシンサツが終わると同時に、再び胸の前に両腕を交差して生おっぱいを隠しました。
 隠してしまうと、一様にがっかりしたようなご表情になる、とてもわかりやすい子供たち。

 自分へのマゾ扱いに慣れ過ぎて、一度出したら出しっ放しな状態が普通になっていたオフィスでのプレイでは忘れかけていた、羞じらいの感覚。
 恥ずかしい、見ないで、もう許して、と普通の女性らしく振る舞うことで、子供たちのリアクションも含めて、中学生の頃から私が妄想を描いて探していた、理想の被虐的な状況のひとつに、より近づいているような気がしていました。

 元気よく小さなお手てを挙げた、この場の最年少、3年生のマサヒデくん。
 この子だと、私のほうからリードしてあげないと、このまま何も進まないかも、なんて考えていたら、大先生からご指導が入りました。

「マサヒデ君か。よし、がんばりな。マサヒデ君はひとりだけ3年生だから、おおせんせいが特別にアドバイスしてあげる」
 ユタカくんのときとは打って変わって、フレンドリーな凛子大先生。

「女の人のおっぱいはね、こわーい病気になりかけていないか確かめるために、触診、ていうシンサツの仕方があるんだ」
「ショクシン?」
 ブカブカの白衣に袖を通しながら、あどけなくオウム返しされるマサヒデくん。

「ショクシンていうのはね、手で直接触ること・・・」
「えーっ!?手で触ってもいいのっ!?」
 凛子大先生のご説明に、シンイチくんとユタカくんがおふたり同時に同じセリフで、大きなお声でご反応されました。

「手でペタペタ触ってニギニギ揉んでみたりして、おっぱいの中にシコリ、えっと、ちょっと硬くなっているようなところが無いか、確かめるの」
 シンイチくんとユタカくんの大げさなリアクションは完全無視して、マサヒデくんだけにおやさしく語りかける大先生。

「揉んでもいいんだってー?」
「ああー失敗したー!思い切って手で触っちゃえばよかったー」
 すでにお医者さん役を終えてしまったおふたりが、後ろの席で大きなお声で悔しがっています。

「触っても揉んでもいいのよね?ミコトさん?」
 大先生からイタズラっぽく尋ねられ、おっぱいを庇う両腕を緩め、素早く乳首だけを手で隠す手ブラ状態になり、努めて羞じらいをにじませつつ、こうお答えしました。

「は、はい・・・とても恥ずかしいですけれど、シンサツのためなら、仕方ありませんから・・・」
 あーあ、と、逃したお魚を悔いるような、シンイチくんとユタカくんの盛大な溜息。

「わかった。ボク、ショクシン、やってみる」
「あ、でもマサヒデ君はさっきユタカがお医者さんだったとき、こっそりポテチを食べてたでしょう?」
「あ。うん・・・ちょっとお腹空いちゃって・・・」

「だったらちゃんともう一度、両手をキレイにしなくちゃダメ。さっき言ったでしょ?女の人のからだを触るときは清潔に、って」
「ほら、このウェットティッシュで手を拭きなさい。ポテチの油が残らないように丁寧にね」

 凛子大先生がマサヒデくんにボトルごと手渡されたウェットティッシュに、なぜだか群がる他のお三かた。
 全員真剣に両手を拭いているということは、全員、シンイチくんとユタカくんもまだ、私のおっぱいに触る気マンマンということなのでしょう。
 手ブラしている左手に、自分の心臓のドキドキ具合が大きく伝わってきます。

 そのお顔には明らかに大きくてずり落ちがちな黒縁メガネをかけたマサヒデ先生と、手ブラ姿で対面します。

「それでは、ショクシンをしますので、その手をどけて、ボクの手が届くところまで、おっぱいを突き出してください」
 精一杯のお芝居口調はカワイらしいのですが、おっしゃった内容はセクハラそのもの。

「あ、はい・・・」
 両手を尾てい骨のところで組み、丸椅子を少し前に出し、腰を引いて胸を張るようにして、マサヒデ先生のお鼻先に剥き出しの乳房を差し出す私。
 どうぞ、思う存分もてあそんでくださいませ、と心の中で懇願までしてしまいます。

 マサヒデ先生がおもむろに両手を伸ばし、そのままペタリと私の肌に密着させました。
 左右の手のひらで、私の左右の乳首を包むような形でした。

「あふぅん!」
 いきなりの待ち侘びていた頂上攻撃に、思わず喉の奥からはしたない声がほとばしり出ました。
 そんな声など気にも留めないマサヒデ先生の小さな手のひらが、おやさしくニギニギし始めました。

 小さな手のひらに擦れる勃起乳首。
 左右とも乳輪の外周くらいから頂点までをひとまとめにして手の内に握られ、熱心に揉みしだかれます。
 やがてマサヒデ先生の両手はおっぱい全体へと伸び、下乳、横乳、少し垂れ下がった裏側まで、気ままにモミモミしながらさまよいつづけます。

「あっ・・・」
「んふーぅ・・・」
「いぃっ・・・」
「はあっ・・・」
 堪らえようと思っても、どうしても洩れてしまう淫らなため息。

「痛いですか?」
 私の淫ら声が余程うるさくて、やっと気に留められたのでしょう、マサヒデ先生が心配そうに尋ねてくださいます。

「あっ、いえ、大丈夫です、痛くないです・・・つづけてください・・・」
 快感でどうしても眉間にシワが寄ってしまうのを気にしながらの作り笑い。

 私は今日この場に臨むにあたり、いやっ、とか、だめっ、やめてっ、許して、などの否定的に聞こえる嬌声は一切あげないことに決めていました。
 このくらいの年頃だと、その言葉の意味通りにとって、手を止めてしまいがちですから。
 それを私は、高校生のときのカズキくんとのことで学んでいました。

 かといって、もっと、とか、そこが気持ちいい、とか積極的におねだりしちゃうと、凛子センパイご指定の、清楚なお姉さん、からは程遠いメス犬ビッチとなってしまいます。
 
 したがって、触られた気持ち良さをそのまま声にする、意味を持たない感嘆詞しか口に出せなくなっていました。
 自分の望むことを言葉で誘導できないもどかしさを感じつつ、おっぱいのそこかしこを這い回るマサヒデ先生の小さなお手てに身を任せ、目をつぶってふんふん身悶えていました。

 そのお手てが不意に両方のおっぱいから離れました。
 ん?どうしたのかな?
 しばらく待っても戻ってこないようなので、目を開けてマサヒデ先生を見ました。
 マサヒデ先生は、椅子の上で上半身を少しひねり、横に立っていた凛子大先生を見上げていました。

「ねえ、おおせんせい?」
 マサヒデ先生が大先生に呼びかけます。

「ボク、ミコトお姉さんはやっぱり、ボクにさわられるのイヤなんじゃないかな、って思うんだ」
 真剣なお顔つきのマサヒデ先生と、キョトンとしたお顔の凛子大先生。

「えっ?どうして?」
「だってミコトお姉さん、ボクがおっぱいをさわっていると、とっても苦しそうなお顔になるでしょ?映画のミーコみたいに」
「映画のミーコ?」

「うん。ミーコが敵にさらわれて、ザウルスの中で縛られて、ディーの笛でいじめられていたときのお顔が、ボクがさわっているときのミコトお姉さんのお顔にそっくりなんだ」
「へー、ミーコって縛られて、笛でいじめられるんだ。どんなふうに?詳しく教えて」
 なんだか嬉しそうな凛子大先生。

「えーとね、ミーコの歌のエネルギーを奪うために、縛ったミーコに光線を浴びせるんだ。それを浴びたときのミーコのお顔と声が、さっきのミコトお姉さんとそっくりだった。うっ、うっ、って苦しそうで、ここにこんなにシワを寄せちゃって」
 ご自分の眉間を指差して、しかめ顔を作られるマサヒデ先生。

「ああ、あれかー。あれ、なんだかえっちっぽかったよな?」
「オレは悪役のエムネラがえっちに感じたな。服が」
「白いほうね。黒いほうのもえっちだったじゃん」
 後ろのお三かたが、つられて今日観た映画のお話をされているみたい。

 私にはちんぷんかんぷんなご説明でしたが、大先生はご理解されたよう。
 ニコッと笑って私の背後に回られ、男の子たちと向き合う形になられました。

「たぶん映画のミーコは、本当に苦しかったのでしょうけれど、大人になるとね、女の人は気持ちいいときにも、苦しいような顔になっちゃうときがあるのよ」
 
 シンサツの中断で再び両腕でおっぱいを隠している私の無防備な背中を、背骨に沿ってツツッと撫ぜる大先生。
「ひゃぅっ!」

「そうね、たとえばあんたたちが遊園地でジェットコースターに乗ったら、乗ってるあいだは怖いとか苦しいみたいな表情になるでしょ?でもスリルがあって実際はすっごく楽しくて喜んでるよね?つまりそういうこと」

 それから大先生の両手が私に覆いかぶさるように降りてきて、私が交差している両腕に割り込むように、ふたつのおっぱいをワシづかみにしてきました。
「あうっ!」
 そのまま乱暴に両方のおっぱいを同時に揉みしだいてくる大先生の両手。

「あっ、あぁーっ・・・」
「ほら、こんな顔と声のことでしょ?」
 うんうんと真剣に頷かれる男の子たち。

「どう?ミコトさん、イヤ?」
 おっぱいをモミモミしたま尋ねられます。

「あんっ、いいえ、イヤじゃないですぅ・・・」
「やめてほしい?」
「ううっ、いえ、あっ、やめなくていいですぅ・・・」
「気持ちいいの?」
「あぁん、はいぃぃ、すごくぅ・・・」

 唐突に腕を引っ込めた大先生が、念を押すみたいに子供たちに同意を求めました
「ね?」

「本当だ、女の子って気持ちがいいと、ジェットコースターに乗ったみたいになるんだっ!?」
 マサヒデ先生が、心底驚いた、みたいな興奮気味のお声をあげ、一同ザワザワ。

「ただしっ!」
 語気強くザワザワを鎮められた大先生。

「これはミコトさんみたいな大人の女の人に限った話よ。あんたたちのクラスメイトや上級生、中学生、高校生以上でも、女子は好きでもない男の人にからだを触られるのはイヤだし、大人になっても、見ず知らずの男に無理矢理触られるのは絶対イヤ」

「そういうことをするとチカンとかセイハンザイシャって呼ばれて、おまわりさんに捕まって牢屋に入れられちゃうの」
「ミコトお姉さんの場合は、アタシと友達で、アタシがユタカの親戚で、みんながユタカの友達だから、ミコトさんもみんなに触られてもイヤじゃなくて、気持ちいいになるわけ」

「だから、これからは、学校やお家で女子がイヤがるえっちなイタズラは一切しないこと。シンイチだっけ?さっき、ちんちん勃ってきちゃった、なんて言ってたでしょ?そういう生々しいことも女の人のいる前では言わないこと」

 良いことを言っているふうで、よく考えるとわけのわからない理屈ですが、真剣に聞き入っている子供たち。
 凛子大先生が私の横まで出てこられ、私と男の子たち両方に向けてニコっと微笑まれました。

「今アタシが言ったことを守るって、ここでアタシと約束してくれるんなら、約束出来る人だけ、ミコトさんのおっぱい、好きなだけショクシンしていいよ」
 イタズラっぽく言い放った大先生に、やる、やる、やる、と一斉の大歓声。

「ちゃんと約束は守るんだぞ?学校の女子がイヤがる迷惑をかけない。ユタカのママからあんたたちのことは、いつでも話聞けるんだからな?」
 釘を刺す大先生を尻目に、我先にとウェットティッシュのボトルに手を伸ばし、両手を再度拭っているのがカワイイと言えばカワイイ小学生軍団。

 私の右横にユタカくんとマサヒデくん、左横にシンイチくんとシンサツ初登場のミツルくん。
 観念したように背中で両手を組み、おっぱい丸出しでうなだれる私。
 それを正面から、おそらく伊達メガネのレンズで美咲センパイのパソコンへとライブ動画配信される凛子大先生。

「今3時15分だから、20分まで5分間な。ミコトさんの上半身ならどこ触ってもいいぞ。それじゃあショクシン、開始っ!」

 大先生の号令で、私の無防備剥き出しおっぱいに、8本の日焼けしたしなやかな手が一斉に襲い掛かってきました。


夏休み自由研究観察会 05