2011年2月26日

メールでロープ 08

「んんーーーっ!」
左手のひらを唇に強く押し付け、必死に声を出すまいと口をつぐみますが、それでもくぐもったえっち声が洩れてしまいます。
やっぱり強は、強烈です。
たまらず両膝がガックリと折れて、その場にしゃがみ込んでしまいました。
「んっ、んっ、んーっ!」
すでに充分に昂ぶっているからだは、より高みへとどんどん誘導されていきます。
そう言えば今日は、ほとんどおっぱいとクリトリス責めばっかりで、中イキするのは初めてかな・・・
このままだと、もうあと少しでイってしまいそう・・・
でも、せっかくのお外なんだから、お日様の下へ歩かなきゃ・・・
私は、なんとかしゃがみ込んだ腰を持ち上げようと、テーブルに右手を伸ばし、縁に手をついて力を入れました。

中腰くらいまで立ち上がったとき、急にアソコの中の震えが弱まり、みるみるどんどん弱くなっていきました。
あれ?
と思う間もなく、震動がピタッと止まってしまいます。
えーーっ!?

コントローラーの電池切れでした。
コントローラーに点灯していた赤いランプが消えています。
んーっもうっ!!
期せずしての焦らし責めに、大声で泣き出したい気持ちでした。

私は、しゃがみ込んだまま、イジワルなおあずけ状態に疼くからだを持て余します。
このまま、指を突っ込んでイっちゃいたくてたまりません。
でも、それをなんとかがまんして、考え直しました。
これもSな女ご主人様のイジワルの一環なのです。
「イきたいのなら、そのままそこでレインコートも脱いで、全裸で郵便受けを見てきなさい」
どこからか、ご命令が聞こえてきました。

立ち上がった私は、コートの前をかき合わせながらウッドデッキの屋根下から出て、もう一度注意深くあたりの様子を見渡します。
変わったところはありません。
相変わらずお隣の二階の窓は、ピッタリとカーテンが閉じられています。
決心しました。
その場でそそくさとレインコートの両袖から両腕を抜きます。
レインコートは、放り投げるようにテーブルの上に置きます。
スーッと一回、大きく息を吸ってから、転がるように郵便受けのほうへ駆け出しました。

郵便受けは門の脇。
周囲は2メートル以上の塀で囲われているので、道行く人がもしいても、見えちゃう心配は無いはず。
芝生の上に足を一歩踏み出すたび、おっぱいがプルンプルンと揺れています。
サンダルだけの裸のからだのどこもかしこもを、真夏の陽射しが焦がすように照りつけてきます。
17歳間近にもなって、オールヌードで真昼間に自宅のお庭に出ている私。
なんて恥ずかしい娘・・・

郵便受けの中には、投げ込みらしい何かの宣伝チラシが二、三枚入っていました。
考えてみれば今日は日曜日、郵便屋さんの配達があるわけありません。
ひったくるようにそれらを片手に掴んで、また一目散にウッドデッキのほうに駆け出そうとしたとき・・・
「ワンッワンッ!」
突然、塀の向こうでワンちゃんの元気な鳴き声がしました。
表の通りを誰かが散歩させていて、他のワンちゃんでもみつけたのでしょうか?
「ウーーッ、ワンッワンッワンッ!」
ワンちゃんはしつこく吠えています。

青空の下、私が素っ裸になっている、その一メートルもしない向こうに誰か知らない人がいる・・・
それを隔てているのはこの塀一枚だけ・・・
そう気づいたとき、強烈な羞恥心が私の全身を襲いました。
真っ赤に火照りながら全速力でウッドデッキの下に逃げ込みます。

「ハア、ハア・・・」
息が盛大に切れています。
だいぶぬるくなってしまったスポーツドリンクを喉の奥に放り込みながら、早くお部屋に戻って、今のはしたない行動のご報告をSな女ご主人様にして、苛めてもらって今度こそイかせてもらわなくちゃ、と考えていました。
一息つく暇もなくテーブルの上のレインコートとペットボトルを掴み、コートは着ずに裸のまま玄関に向かいました。
玄関に入り、ドアを閉じて鍵をかけます。
全身汗ビッショリなので、滴る汗をハンドタオルでざっと拭いてからお家に上がり、階段を駆け上ります。
お部屋に入ると、エアコンがヒンヤリと心地良く迎えてくれました。

大きなバスタオルで全身の汗を拭っていると、今の全裸全力疾走で火照りきったからだをどうしてもまさぐり始めてしまいます。
時間にすれば僅か1、2分の間でしたが、オールヌードで昼間のお庭に出てしまったという事実が、私を異様にコーフンさせていました。
「直子は、本当にはしたない露出狂マゾ女です・・・」
恥ずかしい台詞を実際に声に出した途端にキュンとからだが騒いで、バスタオル越しにおっぱいをぎゅうぎゅう揉んでしまいます。
「あーんっ」
とりあえずこのまま、もう一回イっとこうかな・・・
姿見の前で立ったまま、焦らされたからだにバスタオルを滑らせてまさぐっている私の視界の端に、さっき郵便受けから取ってきた一枚のチラシが入りました。

家電ショップのバーゲンのチラシみたいで、洗濯機と青空に翻るお洗濯もののキレイなイメージ写真。
いっけなーい!
唐突に思い出しました。
4時頃になったら、お洗濯もの取り込んでおいて、って母に頼まれていたことを。
今何時?
4時5分過ぎでした。

と同時に閃きました。
ベランダもお外じゃない?
次のアソビの妄想が瞬く間に頭の中に広がりました。

早速準備を始めます。
止まってしまったリモコンローターをアソコから抜きます。
「んーっ!」
ヒモをひっぱってヌポンと抜けたローターはベトベトでした。
ティッシュで丁寧に拭いてから、床の上のバスタオルに戻します。
今回のパートナーは、子猫ちゃんのマッサージ器に決めました。
さっき中イキ出来なかったので、今回は絶対アソコに何か入れたままイこうと思ったんです。
念のため、やよい先生が作ってくれた固定用のリングがついた紐も持っていくことにします。
洗濯バサミは・・・
これからしまうお洗濯ものにたくさん付いているはずだから、ま、いいか。

我が家のベランダは、けっこう広くて6帖分くらいあるのかな?
庇には覆われていなくて、庇が無いのはバルコニーっていうんだよ、って父が言っていましたが、みんな普通にベランダって呼んでいました。
日当たりのいい東南のほうに設えてあって、まわりに建物も無く、ベランダを囲む柵も高めに作ってあるので、あそこなら裸になっても、誰かに見られることはまず無さそうです。
今まで何度もお洗濯物の取り込みとかでベランダに出ているのに、そこでえっちなアソビをする、っていう発想がなぜだか今まで一度も浮かびませんでした。
私としたことが・・・
引越してきたばっかりの頃、夏にはここで水着になって日光浴とかも出来るわねえ、なんて母も言っていたのに。
初挑戦・・・どきどきものです。

それでもやっぱり、最初から裸で行くのはなんだか不安です。
さっきまで着ていたレインコートは、ナイロンだから汗をまったく吸わないので、炎天下では、からだが汗でビチャビチャになってしまって今一だったし。
うーん・・・
とりあえず、バスタオルを一枚巻いて行こうか?
それともやっぱりワンピースか何か、一応着ていったほうが無難かな・・・

私は、一生懸命、使い慣れているベランダのまわりの状況がどうだったかを、あらためて思い出そうとします。
たぶん、ベランダの中まで見られちゃうような建物はまわりに無かったと思うけど・・・
ベランダの下は、お庭と通りを挟んで市営グラウンドの駐車場で、その先にはグラウンドがあって、右側は小さな林になってて・・・
いざ思い出そうと思うと、意外と思い出せないものです。
下の通りから見上げても、柵だけ見えて中にいる人は見えなかったはずだし・・・
とにかく、柵の中を覗き込めるような構造ではなかったはず。
悩んでいるうちにどんどん時間が経ってしまいます。
もう4時15分。
まあいいやっ!

「今度は、洗濯ものを取り込んできてちょうだい。裸に、バスタオル一枚だけ巻いていいわ」
Sな女ご主人様のご命令です。
「後であたしも行くから。青空の下でたっぷり苛めてあげるわ」
「は、はい・・・」
私は、お風呂上りみたくバスタオルを胸から巻き、子猫ちゃんとリング付き紐を持ってベランダに向かいました。


メールでロープ 09

2011年2月20日

メールでロープ 07

お掃除は、ちゃんと真剣にやりました。
二階のトイレにある洗面台でタオルを濡らして固く絞り、二階の廊下から、四つん這いになって丁寧に拭き掃除しました。
私のいろいろな液体は、けっこうあちこちに垂らしてしまっていて、注意深く探しながら拭き取っていきました。
お部屋の外だとエアコンが効いていないので、すっごく暑いです。
なので、拭いているそばから汗がポタポタ垂れてしまいます。
私は、もう一回お部屋に戻り、乾いたバスタオルを首からかけて、自分の顔やからだの汗を拭きつつお掃除に専念しました。
何度も最寄の洗面台に戻ってはタオルをゆすいでキレイにしつつ、階段、一階の廊下、リビングの床、ダイニングの床と、私が立ち寄った場所を一通り拭いて回ってお部屋に戻ると30分くらい経っていました。

お掃除をしている間、ガラスや鏡に映る自分の姿・・・首にかけたタオルだけの全裸で四つん這いになって、下に垂れたおっぱいをユラユラ揺らしながら、生理でもないのにワレメから紐をプラプラさせたお尻を高く突き上げて拭き掃除をしている、みじめな女の子の姿・・・をチラチラ確認して、えっちな気分がどんどん高まっていました。

なんだか本当にご主人様から罰を受けている、えっち奴隷な女の子みたい。
この子は、家にいる間、服を着ることは一切禁じられ、家事も食事も勉強も何もかも全裸でしなければならないのです。
そして、Sな女ご主人様が気が向いたときだけ、その場でえっちなアソビのお相手をさせられているのです。

お部屋に戻った私の頭の中には、すでに次のアソビのシナリオが出来上がっていました。
冷蔵庫から持ってきた二本目のスポーツドリンクを一口飲んでから、私は、再び妄想の世界に入り込みました。

「門のところの郵便受けを見て来てちょうだい」
Sな女ご主人様が突然言います。
「えっ?」
「今日は一回もチェックしてないのよ。ほら、さっさと行って!」
「こ、この格好で、ですか?・・・」
「そうよ。裸のまま。さっと行ってさっと帰ってくればだいじょうぶよ・・・って言いたいとこだけど、お隣さんに見られたらあたしがヘンな目で見られちゃうから、これを羽織っていいわ」
ピンク色のレインコートです。
「ただし、ボタンはどっか一か所だけしか留めちゃダメだからね」
「そ、そんな・・・」
クロゼットからピンクのレインコートを取り出しました。

「それと、今度はこれを入れて行きなさい。そこに座って膝を大きく開いて!」
私は、また姿見の前にしゃがみ込みます。
まず、タンポンの紐をゆっくりひっぱります。
本体がヌルヌルの膣壁をじわじわ滑ってヌルンと顔を出しました。
タンポンはグズグズになっていました。
代わりに、リモコンローターの卵型なローター部分をヌプッと挿し込みます。
「あんっ」
右手の人指し指でゆっくり奥まで押し込みます。
同時に一瞬スイッチが入りました。
「ああーんっ!」
すぐに切れて、Sな女ご主人様が言います。
「あたしは、この窓から監視しながら、ときどきスイッチを入れるから、あんた、大きなヨガリ声とか出して、あたしのご近所さんから恥かかせないでよね!」

ピンクのレインコートに袖を通します。
ナイロンのペラペラでツルツルした感触が肌をヒンヤリ滑り、なぜだか官能的な気持ちが昂ぶります。
ポンチョみたいに末広がりのストンとしたシルエットで、裾は私の膝上10センチくらい。
パチっとはめる式のボタンは、それぞれの間隔が長めで全部で4つ。
襟元と、胸元、おへそのあたり、そして一番下。
少し迷ってから、胸元のボタンだけはめました。
すでに固く尖ってる両乳首が、薄いナイロンを露骨に突っ張らせます。
長袖を二の腕くらいまで折りたたんでまくりました。

姿見に映すと、胸の二つのポッチだけがやけに目立ちます。
少し動くとすぐに裾が割れて、私のツルツルなアソコが丸出しになってしまいます。
恥ずかしいー。
でも、遠目に見れば、普通のワンピースかロングパーカー姿に見えないこともないでしょう。
リモコンローターのコントローラーとハンドタオルを一枚ポケットに入れて、スポーツドリンクのボトルを手にお部屋の外に出ました。

玄関ドアを開けるとき、コートの一番下のボタンも一応留めました。
お外に出てまわりを見渡し、お隣さんの2階のお部屋やベランダに人影があるようだったら、この計画は中止するつもりでした。
ペッタンコなサンダルを突っかけて玄関ドアを開き、石畳を5メートルくらい歩いてからまわりを見渡しました。
抜けるような青空が広がっています。
両隣とも見える範囲の2階のお部屋の窓は、カーテンがピッタリ閉じていました。
ベランダはこちらからは見えないところにあるみたい。
だいじょうぶそうです。

それにしても、なんていいお天気なんでしょう。
少しだけ西に傾いたお日様は、まったく輝きが衰えることなくギラギラと地上を炙っています。
私の家は住宅街なので、ほとんどまわりの物音がせず、時おり前の通りを自動車が過ぎていく音が聞こえるだけ。
あと、遠く近くにセミの声。
ゆるーい風がたまーに吹いて、私の束ねたポニーテールを微かに揺らしていきます。
なんて健康的な真夏の昼下がり。

それにひきかえ、今の私の格好の不謹慎なことと言ったら・・・
薄いペラペラのレインコートの下は丸裸。
乳首はツンと尖って、アソコの中もヌルヌル。
おまけに、アソコの中には、自分でもっと気持ち良くなるためのえっちなオモチャまで入れてるんです。

門へとつづく石畳を途中で下りて、芝生を突っ切ってウッドデッキのほうへ向かいます。
ウッドデッキの屋根の下に置かれている木製の椅子に腰掛け、テーブルにスポーツドリンクのボトルを置きました。
これからしようとしていることにワクワクドキドキが高まります。
ナイロンのレインコートは、通気性が悪いので、コートの下は汗で全身がしっとり濡れている感じです。
からだもどんどん熱くなっています。
でも、私のからだが上気しているのは、真夏の熱気のせいだけではありません。

意を決してゆっくりと立ち上がり、コートの一番下のボタンをパチンとはずします。
裾がパサッと割れて、私の無毛なアソコが一瞬目に入りました。
右内腿の洗濯バサミ痕の青紫がすごく目立ちます。
ポケットからリモコンローターのコントローラーを取り出し、左手で自分の口を押さえながら、まず弱に入れてみました。
アソコの中に緩い震動が伝わってきてムズムズしてきますが、声が出ちゃうほどじゃありません。

おもむろに中まで上げてみます。
「んっ!」
さっきより明らかに強くなった振動にビクンと両肩が揺れ、手のひらで押さえた口から小さな吐息が洩れてしまいます。
両腿がどうしても内股になってしまいます。

そのままコントローラーをテーブルの上に置きました。
たぶんこっち側から電波が出ているんだろうと思うほうをお庭に向けて。
同時にウッドデッキの屋根下から一歩踏み出し、お庭の芝生を門のほうへ一歩一歩ゆっくりと歩いて行きます。
ウッドデッキから門までは、だいたい15~20メートルくらい?
これで、このコントローラーがどのくらいの距離まで電波が届くのかがわかるはずです。

股間を震動で刺激されながら歩くのは、とてもつらくて、でも一歩歩くたびにコーフンが昂ぶってきちゃうような、甘美な拷問でした。
やよい先生と露出アソビをして神社から駐車場まで一緒に歩いて行ったときも、ローターは震えっぱなしだったなあ。
あのときも中だったのかな?
あのときは、赤いワンピの前裾をまくり上げたまま洗濯バサミで留められて、アソコ丸出しで、はだけた両胸の乳首も洗濯バサミに噛ませたまま、やよい先生と相合傘で神社の境内を歩いたのでした。

そんな思い出を切なく反芻しながら、それでもときたままわりを見渡して警戒しながら、内股気味にゆっくり歩きます。
門まであと7~8メートル、っていうところで、ふいにピタッと震動が止まりました。
電波が届く範囲を超えたのでしょう。
コントローラーを置いたテーブルから10メートルくらいの場所でした。

一歩だけコントローラのほうに近づくとまた震え始めます。
一歩退くと止まります。
振動が始まるたびにビクンとからだが震えてしまいます。
それが面白くて、電波の限界域あたりを今度は横に移動してみます。
動くだびにスイッチが入ったり切れたりしてもどかしくって、じれったくて・・・
振動って、ずーっと震えているより断続的なほうが刺激に緩急があって、より感じちゃうみたい。
私は、ビクンビクン肩を震わせ、そのたびにウッ、ウッ、て押し殺した声をあげながらしばらく、そのアソビに熱中しました。
コントローラーは、電波を扇状に発しているらしく、幅で言うと7~8メートルくらいの範囲が有効でした。

よーし、それじゃあまたウッドデッキに戻って、今度は強でやってみよう。
電波の届く範囲に戻った私は、もう一度顔を上げてまわりを見渡してから、思い切ってコートの胸のボタンもはずしました。
ペラペラのナイロンは弱い風にも軽やかにそよぎ、途端に私の生おっぱいがはだけました。
あーんっ、いやん!
心の中で声をあげます。
ついに、昼下がりの自宅のお庭で生おっぱいを青空の下に晒してしまいました。
ビンビンに上を向いた乳首にお日様の光が燦燦と降り注ぎます。
あーん、もうっ!
アソコを刺激してくる震動の気持ち良さと、いてもたってもいられない恥ずかしさが旋律を紡ぎ合う被虐羞恥で甘美なハーモニーにからだをブルブル震わせながら、小走りな内股でウッドデッキに逃げ帰りました。

激しい運動とかまったくしていないのに、私の息は、熱病にかかったみたいにはあはあと荒くなっていました。
頭の中は、イクことしか考えていませんでした。
私の淫らが最高潮に達したときの、いつもの症状。
もうどうにでもしてっ!
っていう、理性が吹っ飛んだ状態。
これからスイッチを強に入れて、お庭の真ん中まで歩いて行って、私は何をするつもりなのでしょう?
自分でもわかりません。
でも、それはやらなくてはならないことなんです。

最後の理性が辛うじて働き、私は再び左手で自分の口を覆いました。
目線を下に向けると、私の全身は汗ビッショリ。
おっぱいと言わず内股になっている太腿と言わず、汗の筋がヌルヌルと幾筋も滑り落ちています。
だらーんとだらしなく垂れ下がったコートの裏には、いくつもの水滴がついて、背中にだけナイロンがベッタリへばりついています。

アソコの中がひっきりなしにヒクヒク動いているのが自分でもわかります。
両脚が股間の震動に共鳴してプルプル、小刻みに震えています。
私は、口を強く押さえたまま、これまた微かに震えている右手を伸ばし、ギュッと目をつぶってからコントローラーのスイッチを強に合わせました。


メールでロープ 08

2011年2月19日

メールでロープ 06

私を起こしてくれたのは、床の上でカタカタとうるさく音をたててまだ震えている子猫ちゃんでした。
振動を止めようと左手を子猫ちゃんのほうに伸ばすと、なぜだか右手も同じ方向にグイッとひっぱられ、おまけに股間をロープがスルリと撫ぜて、コブがクリトリスを下から上に乱暴に擦って通過しました。
「んぐぅっ!」
その刺激で私は、完全に意識を取り戻しました。
私、今、両手と両脚、繋がれているんでした。

子猫ちゃんのスイッチを切り、上半身を起こします。
舌と両方の乳首にまだ、洗濯バサミが揺れています。
とりあえず右手首の輪っかを緩めて右手を抜き、それから左手、両足首と輪っかを緩めてロープをはずしました。

舌の洗濯バサミをはずします。
「ふはーっ!」
滞っていた血液が動き出す感覚とともに、舌全体の痺れがジーンと大きくなります。
意味もなく口の中で舌をいろいろ動かしてみます。
「あえいうえおあおー」
まだちょっと舌がもつれている感じですが、普通に声が出せるのって、すっごく気持ちいい。
乳首の洗濯バサミもはずします。
「んんんーっ!」
はずした途端にジワリと血流が戻る激しい刺激がツーンとおっぱい全体を襲い、大げさな声が出てしまいます。

よろよろ立ち上がり、ベッドの上に置いたバスタオルを手に取って、汗やよだれでヌルヌルになったからだ全体を入念に拭いました。
洗濯バサミが噛んでいた箇所と、ロープの輪っかが食い込んでいたところが痛々しい感じに赤くなっています。
右内腿の一か所は、噛ませた場所が悪かったのか内出血みたく薄っすらと青黒い痕になってしまっていました。
これはちょっとマズイ。
バレエのときレオタードになると目立つだろうな。
今度のレッスンは濃い色のタイツ、持っていかなきゃ。
それまでに消えるといいけど・・・

ベッドの縁に腰掛けて、まだ充分冷たいスポーツドリンクをゴクゴク飲みながら、心地良い疲労感と満足感を感じていました。
時計を見ると3時ちょっと前。
母と篠原さん親娘は、たぶん6時くらいに帰ってくるはずです。
母がデパ地下でお惣菜をたくさん買ってくるから、今晩は、それをみんなで一緒に食べましょ、って言っていたのを思い出しました。
ともちゃんがおいなりさんと出汁巻き卵をリクエストしてたっけ。

5時にヘンタイ直子モードから通常モードに復帰してシャワーを浴びるとしても、まだ2時間はあります。
少し休んでから、次のアソビを考えよう。
スポーツドリンクを全部飲み干して、ベッドの上に裸のままゴロンと仰向けに寝転び、ンーンッて伸びをしてからうつ伏せに寝返りました。
ベッド傍のフローリングを濡らしている数滴の水滴が目に入りました。

そうだった!
さっき、滴る汗やなんかで汚してしまった廊下や階段を拭いておかなくちゃ。
この暑さだから、水滴なんてすぐ乾いてしまうだろうし、乾いちゃったら跡をみつけるの大変そうだし、今のうちやっちゃおう。
思い立ってしまったので、ムクッと上半身を起こし、髪の毛を後ろにまとめて一つにくくります。
ベッドを下りて、クロゼットへ向かいました。

何か雑巾代わりになる古いタオル、使い捨てちゃってよさそうなやつ、あったかなあ?
クロゼットの扉を開けたとき、ふんわりとやよい先生の匂いが香った気がしました。
あれ・・・?
あっ、そうかっ!
やよい先生からいただいたお洋服を昨日全部、とりあえずハンガーにかけて吊るしておいたのでした。
そのお洋服たちに残っているやよい先生ご愛用のパフュームの残り香がまだ、そこはかとなく香っているようです。
なんだか胸がキュンとしてしまいました。

やよい先生との野外露出アソビで使ったナイロン製のポンチョみたいなピンク色のレインコートと、ちょうどその下に転がっていた、あるもの、の包みを見たとき、さっきまでしていた誘拐、監禁妄想のつづきのストーリーが、スラスラスラッと頭の中に浮かんできました。

私は、雑巾代わりに使う用の少しくたびれたフェイスタオルを二枚確保してから、まず床の上に散らかしたポラロイド写真を全部拾い集めて封筒に入れ直し、机の引き出しの中に戻しました。
さっきから、ちょっとよろけた拍子にでも踏んでしまいそうで、気になっていたんです。
やよい先生との思い出の、大切な大切な写真たちですから。
同じように、いろんなところに散らかしていた、輪っか付ロープや子猫ちゃん、洗濯バサミも床の上のバスタオルに戻しました。
クロゼットは開け放したままにして、微かに漂ってくるやよい先生の香りにお鼻をひくつかせながら、再び妄想の世界に入っていきます。

私を誘拐したSな女の人が外出から戻ってきました。
「ちょっと!廊下や階段、いたるところにポタポタ何か水みたいのが垂れてるじゃない?あんた、何してたの?」
女の人は、すごく怒ってる顔で私を睨みます。
「あたしのいない間に、どうせまたなんかいやらしいこと、してたんでしょう?あんたのソコから垂れたえっちなおツユなの?あー汚いっ!本当にすけべな娘ね!」
私は、何も言えずに身をすくませます。
「今すぐキレイに掃除しなさい。裸のまま四つん這いになって這いつくばって、廊下も階段もキレイに拭き掃除なさい!」
「は、はい・・・」
「でもその前にお仕置が必要ねっ!そこに前屈みになって、そのいやらしいお尻をこっちに突き出しなさい!」

私は、右手に50センチのプラスティック定規を握り、姿見にお尻が映るように前屈みになります。
「それじゃあいくわよ。10発だからね。ちゃんと反省しなさい」
鏡の中が見れるように首を右側から捻じ曲げて、右手で持った定規を自分のお尻に容赦なく打ちつけます。
バッチーン!
「ああんっ!」
バッチーン!
「あっつぅーん!」
バッチーン!
「んんんんーっ」

鏡の中の私のお尻が見る見る赤く腫れ上がっていき、熱を持ってヒリヒリ火照ってきます。
私のからだもまたどんどん、いやらしく火照ってきます。
左右の尻たぶを交互に5発ずつ打ち終わる頃には、私のアソコの中がまたもやヌルヌルビチョビチョになっていました。
「まったく、叩かれても喜んでオマンコ濡らしちゃうんだから、どうしようもないヘンタイ娘よね。ほら、さっさと掃除してきなさい!」

「でも、そんなグッショリオマンコだと、廊下を拭き取るそばから垂れちゃって、ぜんぜん掃除にならなそうね・・・」
「あんた、そのはしたないオマンコに、これ、突っ込んでおきなさい」
さっきクロゼットでみつけた、あるもの・・・それは、私がめったに使わないタンポンでした。

私がタンポンを初めて使ったのは、中学3年の夏でした。
それまでも、すっごく興味はあったのですが、なんとなく怖い感じもするし、買うのが恥ずかしい気もして手が出せませんでした。
母もナプキン派みたいだったし。
中三の夏に、お友達の愛ちゃんたちとのおしゃべりで何かの拍子に、愛ちゃんとユッコちゃん、それに曽根っちが使ってるっていうことを聞かされて、私も思い切って使ってみることにしたのでした。
愛ちゃんは、陸上部なスポーツ少女でしたから、先輩とかに気軽に相談して、生理が来るようになってすぐの頃から普通に使っていたようでした。
「最初はやっぱり違和感あったけど、もう馴れちゃったから・・・馴れるとラクチンだよ」
そう言ったときの照れたような、はにかんだ愛ちゃんの可愛らしいお顔は、今でも鮮明に思い出せます。

でも、私はやっぱり、アソコに何か入っているという状態を、なんて言うか、えっちな方向でばかり意識してしまって、ナプキンのときよりも数段落ち着けない感じでした。
幸い私は量が少ないほうらしい・・・多い日にはタンポンしてからナプキンもしないといけない、っていう子もいました・・・ので、ナプキンだけで全然不都合は無かったので、そのとき以降は、運悪く生理中にバレエ教室が重なってしまったときとかくらいしか使用しませんでした。
あと、生理中だけどちょっとムラムラな気分のときは、わざとタンポンにしてみたり・・・

「ほら、入れるとこ見てて上げるから、自分でやんなさい。ヘンな声、出すんじゃないわよ?」
姿見の前にバスタオルを敷いてペタンとお尻をついて座り、両膝をM字に軽く広げて、ツルンと先端を挿入しました。
アプリケーターをソロソロと押していくと、タンポンが中のほうへ挿し込まれて行く感覚がして、抜いたキャップとアプリケーターはベッタリとヌルヌルになっていました。
「ああーんっ!」
アソコの入口から紐の先がプラプラ覗いています。

「さ、早く掃除してらっしゃい!」
パチンと平手でお尻を自分で叩いて、雑巾代わりのタオルを二枚手に持ち、真夏の熱気が充満した廊下に再び全裸で出ていきました。


メールでロープ 07