2010年9月5日

また雨の日にカクレガで 04

私は、呼吸を整えながら無理に笑顔を作り、平静を装って答えます。
「な、なんでそう思うの?」 
ちょっと声が掠れてしまいました。

「だって、だってさっきボク見てたんだ。お姉さんが猫と遊んでるの。お姉さんしゃがんでたから・・・でも遠かったから、ちゃんとは見えなかったんだけど・・・パンツ、はいてないみたいだったんだもんっ・・・」 
男の子は、そう早口で言った後に、なぜだか自分が悪いみたいに、
「ごめんなさいっ!」 
と大きな声で言って、うなだれています。
私は、なんだか自分が男の子を苛めてしまったような気がして、あわてて付け加えました。
「ボクがあやまることはないんだけれど・・・」
さあ、どうしましょう?

「ボクの見まちがいだよー」
そう言って、強引におさめることもできそうです。
でも、
「じゃあ、証拠見せて・・・」
そんな展開になってしまったら、私はどうするんでしょう?
怒って帰ることもできるけど、その選択は、さっき消しました。
「えへへ。ごめんねー。お姉さん、嘘ついちゃったー」
と、自らスカートまくる被虐羞恥な展開もいいかな?・・・

みたいなことを、混乱した頭で5秒くらいの間にアレコレ考えていました。

「キ、キミが穿いてないように見えたんなら、お姉さんはきっと、アナタの見たまんま、穿いていないんじゃないっ?かな?」
なんだか典型的な大人の言い訳を、ちょっと強い口調で言ってしまいました。
自分でも笑ってしまうくらい、支離滅裂な言い訳。
男の子のことも、キミだとかアナタだとか・・・ぐだぐだ。
私のマゾ性が、男の子の言葉責めに屈しました。

私は、覚悟を決めました。
この男の子の要求にとりあえず、逆らわないことにします。
私が今日ここに来たのは、この男の子に苛めてもらうため、だったのでしょう。

意味なくしょげている男の子と目線が合うように膝を折って、できる限りやさしく言いました。

「ねえボク?お名前は?」 
「サトナカカズキですっ!」 
なんだかやけくそ気味に叫ぶのが、すごくカワイイ。
「お姉さんの名前は、やましたなおこ」 
ちょっと嘘言ってます。

「ごめんね。カズキくん。さっきお姉さん、絶対怒らないって、お約束したのに・・・」
覚悟を決めた私は、自分の性癖に素直になっています。
「お詫びに、カズキくんが聞きたいこと、なんでも答えてあげる。ね?」
カズキくんは、おずおずと顔を上げ、私の顔をうかがっています。
・・・だいじょうぶ。私はキミの言いなりだよ・・・
心の中で問いかけながら、その頭をやんわりと撫でてニッコリ笑いかけました。
「えへへ・・・」 
カズキくんがやっと嬉しそうに笑ってくれました。

「じゃあお姉さん、やっぱりパンツ、はいてないんだ?」 
復活したカズキくんが興味シンシンな顔で聞いてきます。
「・・・うん」 
「なんで?」 
「なんでかなあ?」 
「寒くない?」 
「うーん、ちょっと寒いかなあ・・・」
私は、極力フレンドリーに答えます。

「でも、スカートまくりされたら、見られちゃうよ?」 
「そうだねー。カズキくんもスカートまくりとかするの?」 
「うん。たまにだけど・・・学校でやると、すぐ女子が先生に言いつけに行くから学校では最近あんまりやんない」
無邪気になったカズキくんは、子供らしく饒舌です。
「オネーチャンにむかつくと、たまにやっちゃうけど・・・ママが叱るのは、いつもボクばっかりなんだ・・・」
カズキくん、また自分の世界へ。

「そっかー。カズキくん、かわいそうだね。お姉さんは、カズキくんに見られるなら、ウレシイ、かな?」 
私も絶好調。
「ほんとっ!?」
カズキくんのHPが大きく復活したようです。

「お姉さんの、見たい?」 
「うんっ!」
ちょっとイジワルしたくなって、聞いてみます
「なんで?」 
「だって・・・」 
「カズキくん、えっちなの?」 
「ボク・・・。えっちじゃない!・・・けど・・・」 
「じゃあ、なんで見たいの?」 
「うーーんと。見たいから見たいのっ!」
思わずまた、ぷっ、と吹き出してしまいます。

外は、少し雨が強くなったようです。
こんな雨なら、この場所に近づいてくる人も、たぶん、いないでしょう。
私は、完全に覚悟を決めました。

「そっかー。じゃあ、お姉さんのスカート、めくって、見ていいよ・・・」
念のため、じりじりと軒先から奥のほうに移動しながら言いました。
あんまり奥に入っちゃうと今度は暗すぎでつまらなそうなので、猫さんをいじっていた場所から2メートルくらい奥へ。
カズキくんも、たぶん自分でも無意識のうちに、じりじりついてきてます。

「さっき、カズキくんを怒っちゃった罰だから、お姉さん、カズキくんの邪魔しないように両手を上に上げてるね・・・」 
私の大好きな『囚われのマゾ』 のポーズ。
両手を組んで精一杯上に伸ばすと、手の先がちょうど軒下の天井に届きました。

「うん・・・」 
言われた意味がわかっているのかいないのか、カズキクンの視線は、私のスカートの裾に釘付けです。
「でもね・・・」
やっぱり、言っておいたほうがいい、と思って言葉をつづけました。
「カズキくん、がっかりしちゃうかもしれないよ・・・」
カズキくんは、何も答えずに私のスカートだけをじーっと見つめています。

「じゃあ、カズキくん。お姉さんのスカート、めくって・・・」
言ったとたんに、私のからだ中をしびれるような快感が駆け巡りました。
なんて、はしたない言葉・・・

カズキくんは、私のスカートの裾をおそるおそるな感じで両手でつかみ、そろそろとめくり上げていきます。
カズキくんの背丈は、私の胸のちょっと下くらいなので、カズキくんが中腰になってスカートの裾をつまんだ両手を私のおへそくらいまで上げると、ちょうど私のアソコがカズキくんの目線の位置になります。
スカートを頭にかぶるような格好でカズキくんが動かなくなりました。

上から見おろす形になっているので、私にはよくわかりませんが、きっとカズキくんは、薄暗がりの中、目を爛々と輝かせて私のアソコを食い入るように見ているのでしょう。
ちょっと上付き気味な私の無毛のアソコ。
さっきからの展開で充分に潤ってしまい、今にもしたたり落ちそうな私のいやらしいおシルのにおいも、カズキくんの鼻腔をくすぐっているはずです。
カズキくんは、どう思っているのでしょうか?
万が一、『キモチワルイ』 と感じていたら、私は、この素直そうな幼い男の子の、この先の人生を狂わせてしまうかもしれません・・・

私は、ヘンタイです。
さっきは、猫さんの前でノーパンの股間を開いて喜び、今は、幼い男の子にスカートをめくらせてノーパンのアソコを見てもらってコーフンしている、恥ずかしいことをするのが、されるのが大好きなドMのヘンタイです・・・
そして今、行なっている行為は、おそらくハンザイです。
一般的には、チカンとかヘンシツシャと呼ばれる、ハンザイ・・・

カズキくんがこの状況を喜んでいてくれるのなら、誰も傷つかない、ツミの無いハンザイ行為で終わりますが、もしも『キモチワルイ』 になってしまったら・・・
私は、自分が昔されてトラウマになってしまったようなことを、性別は逆ですが、カズキくんにしてしまったことになるのです。

私の理性が怖気づいて、もうおしまいにしようね、と言おうとしたとき、ふいに、
「ねえ?・・・」 
私のスカートをかぶったままのカズキくんから、くぐもった声がかかりました。
私は、ピクンと小さく震えます。


また雨の日にカクレガで 05

2010年9月4日

また雨の日にカクレガで 03

その小さな影は、小学校低学年くらいの子供のようです。
右手で黄色い傘をさして、私と同じようにしゃがんで、私のほうをじーっと見ています。
男の子かな?
私は、ホっとしました。
見たところ小学校2、3年生くらい?
そのくらいの子供なら、男性でも怖くはありません。
それに私は、たとえば親戚で集まったときとか、小さな子供たちになぜだか慕われるほうなんです。

しゃがんだまま、
「こんにちはー」 
と声をかけてみました。
その男の子は、ちょっと驚いたみたいで、瞬間、固まっていましたが、かわいらしいソプラノ声で、
「こんにちわー」 
と返してくれました。
「まだ雨降ってるの?」 
と私。
見ればわかります。
「うん」 
と男の子。

これからこっそり野外思い出しオナニー、と意気込んでいたのをジャマされて、ちょっと脱力気味な私ですが、猫さんで癒された後だから、ちょうどいい暇つぶし相手かもしれません。
「じゃあ、こっちに来て雨宿りすれば?」 
私は、ゆっくりと立ち上がりながら誘ってみました。
男の子は、ちょっと迷ったみたいですが、すぐに、たったったっ、と小走りで軒下に入ってきました。

「こんにちは」 
「こんにちわー」
男の子は傘をたたんでから、私を見上げました。
「ボクは何年生?」
中腰になってそう聞くと、 
「3年生ですっ」 
と元気良く答えます。
「ボクひとりなの?」 
「うん」
「お母さんは?」 
「ママは6時まで帰ってきませんっ。パートに行ってますっ」
無理にハキハキ答えようとしているところが、ほほえましくてかわいいなー。
俗に言う『カギっ子』 くんなのかな?

「じゃあ、おうちには誰もいないのかあ。おにいちゃんとか、いもうとさんとかは、いないの?」 
男の子は、少しもじもじしてから、
「さっき、オネーチャンとケンカしたの。ボクは悪くないのに・・・それで一緒にいたくないから雨だけどお外に出てきたの」 
しょげた感じで打ち明けてくれます。
「ふーん。そうなんだあ」 
「ボク、オネーチャンきらいっ。いっつもボクのせいにするし、えばってるし・・・」
男の子は、しばし自分の世界にこもっちゃったようです。

私は、そんな男の子をなるべく怯えさせないように、えくぼを作りながら黙って見ていました。
しばらく私の顔をじっと見ていた男の子は、沈黙が耐え切れなかったみたいで、私に聞いてきます。
「お姉さんはここで、なにしてるの?」 
「うん?雨宿り、かな?」 
「なんで?」 
「うん?雨が降ってるから、かな?」 
「ふーん」
またしばし沈黙。

もじもじしたままの男の子がなんだかかわいそうになったので、私から話題を振ってみます。
「ボクのおうちは、この近くなの?」 
「うん。あっちの踏み切りを渡って、ちょっと行ったところ」
このへんの地理をぜんぜん知らないので、そこがどこなのか私には、ぜんぜんわかりません。
「お姉さんのおうちは?」 
男の子の口調が心持ちやわらかくなってきました。
だんだんと慣れてきてくれてるみたいです。
「私はねえ、ちょっと遠いの。ここの駅から電車に乗って、7つめかな」 
「じゃあ、なんでここにいるの?」 
「うん?なんでかなあ?ここが好きだから、かなあ?」
「ふーん。ヘンなの」 
「ヘンかな?」 
「ヘンじゃない?」 
「ヘンじゃないよ」 
「・・・そうだね。じゃあヘンじゃないっ!」 

私と男の子は、お友達になれたみたいです。
経験上わかります。
たぶんこの子はこの後、お友達口調になります。
私は、メガネをはずしてバッグにしまいました。

男の子の顔をじーっと観察してみます。
目が大きくてキラキラ、赤みを帯びたほっぺがプクっな坊ちゃん刈り。
なんだかとっても素直に育った子みたいです。
と言っても私、子供を顔で判断できるほどの経験は持っていないのですが、なんとなーくね、いい子じゃないかと・・・
私は、完全にリラックスしていました。

「なんでオネーチャンとけんかしちゃったの?」 
「あのね、ボクがひとりで、お父さんが買ってくれた○○戦隊○○レンジャーのDVD見てたの。そしたらオネーチャンが入ってきて、勝手にテレビに変えちゃったんだ。この時間は、あたしがテレビを見るの。そう決まっているの。って・・・そんな法律ないのに・・・」
ぷっ、と思わず吹き出してしまいます。
なにそれ?ほほえましいなー。

「それはオネーチャンが悪いよねえ」 
私は、男の子の目線までしゃがんで頭を軽く撫でながら言いました。
「そうだよねっ?ボク悪くないよねっ?」
「ボク、オンナって大きらいだ。うるさいし、勝手だし・・・」 
男の子は、本気で憤慨しています。
ちょっとイジワルしたくなっちゃいました。
「そうなんだ、残念だなあ。お姉さんのことも?」 
男の子は一瞬、あっ、いけね、みたいな顔をしてから、あわてて言いました。
「ううん。お姉さんは、ボク好きだよ。キレイだし、やさしそうだし・・・」 

うわー、なんか嬉しいー。
考えてみると私、面と向かって男性から、キレイ、と言われたの生まれて初めて?
でも、子供の頃はいくらカワイラシクても、男の子は大人になったら、アレがアレになっちゃうんですよね・・・

「お姉さんもボクのこと好きだよ。とってもカワイイから」
私は、心の中で騒ぎ始めた複雑な気持ちを抑えつけながら、安っぽいドラマの誘拐犯みたいなことを言ってしまいました。
男の子は、照れくさそうに私の顔を見上げてから、視線を下に落としました。
やっぱり、カワイイなあ。

また、しばし沈黙。

「・・・ねえ・・・」
しばらく二人、降る雨を眺めるとも無く眺めてたら、男の子は、これ聞いていいのかな?みたいな感じで、おずおずと口を開きました。
「なあに?」 
「お姉さんに聞きたいことがあるの・・・」 
「なあに?」 
「・・・怒らない?」 
「なにを?」 
「絶対、怒らない?」 

私は、ふいに気がつきました。
そっちだったの?
私に近づいてきたのは、それだったのか・・・
すっかり忘れてました。
ノーパンのこと。

私は、かなり動揺していたと思います。
こんな小さな子に、何をどう説明したらいいのでしょう?
でも、ここであんまり恥ずかしがるのもヘンですし、怒って帰るのも大人気ない上にかわいそうだし・・・
私は、自分の心が落ち着くのを待つために、顔を上に向けて少し考えるフリをしてから、つとめて明るい声で、
「うん。絶対怒らない」 
と答えました。
「絶対の絶対?」 
男の子はしつこいです。
「うん。絶対の絶対。もしお姉さんが嘘ついたら、ボクの言うこと、なんでもきいてあげる」
うわっ。
なんかマゾっぽいこと、言ってしまいました。

私は、男の子から何を聞かれるか100パーセントわかっていました。
そして、その状況にからだ全体がゾクゾクしていました。
今日ここに来たのは、こういう状況な妄想を求めてのことなんですが、なにしろ相手が相手です。
私は、まだ決めかねてました。

覚悟を決めたように、男の子が口を開きました。
「お姉さん、パンツ、はいてないの?」 
内緒話みたいに、私の耳に口を寄せて、ひそめた声で聞いてきました。
ゾクゾクゾクーっ!!!
私の被虐スイッチがバチッと音をたてて、入ってしまいました。
小学生男子からの言葉責め・・・
アソコの奥が派手にヌルっときました。


また雨の日にカクレガで 04

また雨の日にカクレガで 02

こまかい雨が降ったりやんだりという空模様の学校お休みな土曜日。
蒸し暑いお昼過ぎ。
そろそろ梅雨も終わってくれるかな?

ムラムラ期を迎えていた私は、受験勉強の息抜きに小さな冒険をしちゃおうと思い、その町に降り立ちました。
ネイビーブルーのノースリワンピースと素足にヒール低めな白いサンダル。
手に持ったスクールバッグには、あえて、えっちなおもちゃとかは入れてきてなくて、いつも持ち歩いているバスタオルやウエットティッシュなんかと一緒に、ムラムラ期対応な着替えが詰め込んであります。

駅のトイレの個室で着替えます。
ワンピースの前ボタンを開いて両腕を抜いてから、足元に落としました。
水色レースでお揃いのブラとショーツ姿で、バッグの中から用意してきた服をガサゴソと取り出します。
地味め膝丈のヒラヒラに細かいプリーツが入った紺色ラップスカートと、白のコットン半袖ブラウス。
この服装は、この駅近くにある公立高校の女子の制服によく似ています。
万が一、私のえっちな姿をこの町で誰かに目撃されたとき、その高校の女子生徒だろうと思わせるための、私の浅薄な自己防衛です。

ブラウスだけ先に着てから、便器に座ってショーツを下ろしてオシッコをした後、そのままショーツを脱ぎました。
オシッコをビデでよく洗い流してトイペで拭い、しばらく下半身裸のまま立ちつくします。
この瞬間が、いつもたまらなく好きです。
更に今日は、昨夜お風呂に入りながら、久しぶりにアソコの毛を全部剃り落としてきました。
なので、今の私のアソコは隠すものが何も無い、つるっつる状態。
久しぶりの丸見えな土手ちゃんが私の羞恥心をいつもに増して煽ります。
個室の外では、用を足す人たちが出たり入ったりしているみたい。
私は、すでに少し熱を帯びているアソコの中の湿りを確認して、軽くティッシュで拭ってから、ショーツは穿かずにゆっくりとラップスカートを巻きました。
それから、後ろ髪をまとめてパープルのシュシュで留め、赤いセル縁の素通しメガネをかけます。

私の露出願望は、お外で、町中で、こっそりといやらしいことをしている、っていう恥ずかしさの自虐感に自分が酔い痴れたい、というだけの極めて自己満足的なものです。
もしも、信頼するパートナーがその場にいるなら、その人にだけ見て欲しい。
知らない他人や日常で顔見知りの知人には、むしろ、絶対見られたくない。
そんな臆病なヘンタイ性癖。
ですから、人知れずノーパンになって町中を歩き回るだけでも、充分刺激的で、とても気持ちいいんです。
後で家に帰ってから、妄想の材料になってくれればそれで満足。
今日の冒険も、一通り雨の町をブラついた後、初めて野外露出をやった思い出の場所に行って、運良く誰もいなければ、こっそりスカートまくり上げてみようかな、くらいの計画でした。

トイレの洗面鏡でもう一度、自分の姿をチェックして、ドキドキしながら改札を出ました。

雨は、降っているのかいないのか、ちょっと見ではわからないくらい。
一応傘をさして、思い出の町を気の向くままにブラつきます。
ノーパンで歩いているということだけで、自分がすごくいやらしい女の子に思えて、顔が上気してしまいます。

突然強い風が吹いて、スカートがまくれちゃったらどうしよう・・・
足を滑らせて転んじゃったらどうしよう・・・
感じすぎて、いやらしいおツユが内腿からしたたっちゃったらどうしよう・・・
人とすれちがうたびに、ドキドキきゅんきゅんしてしまいます。

去年の今頃この町で、大好きなバレエの先生やそのお友達と行なったさまざまなヘンタイ的行為を思い出しては、頬を火照らせながら、あの神社へと自然に足が向いていました。

長い石の階段をバッグでお尻を隠しながらゆっくり上がります。
見覚えのある駐車場が見えてきました。
この神社の本殿裏手には、高床式の大きな建物があります。
そこの軒先で約一年前、私は、生まれて初めて野外でイきました。

あの日と同じように、まわりに人影は皆無です。
チャンス。
ここで、こっそり思い出しオナニーしちゃおうかな?

建物の軒先に入って傘をたたみ、そんなことを考えていると、トコトコトコって、どこからかちょっぴり太めな三毛猫さんが私の足元にすり寄ってきました。
そして、自分の雨に濡れたからだを私のふくらはぎや脛あたりにスリスリしながら、私の両脚を軸にして、私のまわりをグルグルまわり始めました。
くすぐったくて、気持ちいい。

「あらあ。濡れちゃったの?キミ、どこからきたの?」
私の足元を八周くらいして、スリスリには一応満足したらしく、私の正面にちょこんと座り込んだ猫さんに話しかけながら、私もゆっくりとその場にしゃがみました。
猫さんの顎の下をしばらく撫ぜてあげてたら、猫さんは、また急に起き上がって、今度はしゃがみ込んでる私のまわりをグルグルと、濡れたからだを私のスカートに押しつけながらまわりはじめました。
しっぽがぴゅんと立って、にゅるにゅる動いています。
首輪をしてないから、人懐っこい野良猫さんのようです。
猫さんは、私のスカートにからだをなすりつけるようにまわっているので、スカートのプリーツがその動きにひっぱられて、だんだんまくれてきています。
しゃがみ込んだときには膝まで隠していたスカートが今は、膝の上までたくし上げられちゃっています。
そう言えば私、今ノーパンでした。

両膝を閉じてしゃがんでいる私。
猫さんの目線の高さは、私のノーパンのアソコの真正面。
グルグルに飽きたのか、また私の目の前に座りこんで、撫でれ、と目線を送ってくる猫さんの顎の下をうりうりしながら、
「キミなら、いくらでも見ていいよ」
声に出して言ってみました。
そして、ゆっくりと両膝を左右に開きます。
猫さんは、顎へのうりうりがよっぽど気持ちいいらしく、目を細めていて、私のアソコには興味無さそう。

そう言えば三毛猫って、メスがほとんどでオスはすごく珍しいんでしたよね。
じゃあキミもきっと女の子だね。
なんて考えながら、うりうりしてる手をいったん止めて顎からはずし、私のアソコの前で、手のひらをヒラヒラさせてみます。
つられて下がる猫さんの視線。
「どう?私のツルツルなアソコ」
猫さんに聞くと、みゃあ、と答えて、ヒラヒラしている私の手のひらに左前肢で軽く猫ぱんち。
「あはは。わかった、わかった」
私の右手は、猫さんの顎をうりうりする仕事に戻ります。

ふと気配を感じて、猫さんから視線を上げると、猫さんの10メートルくらい向こうに小さな影が見えました。
私はあわてて、ほとんど真横まで広げていた両膝をピタっと閉じます。
猫さんも一緒にビクっとして起き上がり、私の顔を見上げた後、影のほうを振り向くなり、ぴゅーん、と矢のようなスピードでどこかへ逃げて行ってしまいました。


また雨の日にカクレガで 03