2017年1月8日

非日常の王国で 12

「あ、勢い良く回しすぎて1時間23分になっちゃった。ま、いいか」
 里美さまがニヤニヤを私に投げかけつつ、タイマーのダイアルをポンと押しました。

「はい。これでこのあと約80分間、マゾ子ちゃんはみなさんにされるがままのモルモット。さっきどなたかがおっしゃったけど、まさに生贄状態ね」
 里美さまの右手が私の下腹部に伸び、菱形を作る縄をつまんでグイッと引っ張りました。
「あうぅっ!」
 大股開きの裂け目に食い込んだ縄が手前に動き、ラビアの中に埋もれていた結び目のコブが、テラテラに腫れ上がった肉芽をザラッと押し潰すように擦りました。

 三つ折りソックス以外一糸まとわぬ裸身を菱形模様の麻縄で飾り、ほぼ180度に広げられたM字開脚で椅子に磔られた私。
 中学生の頃、好奇心に駆られて図書館でこっそり見て後悔した生き物図鑑の、解剖される蛙さんの図版を思い出していました。

 里美さまはとても嬉しそうに、つまんだ縄を引っ張っては緩め引っ張っては緩め、そのたびにコブが敏感過ぎる肉芽の上を猛々しく行ったり来たり。
 屈辱と被虐で飽和寸前まで昂ぶっているからだに、里美さまがくりかえす股間の綱引きは、まるで拷問でした。

「あっ、あーんっ、ひっ、いやっ、だめっ、だめぇーっ・・・」
 グングン積み上がる快感に、押し殺そうとしても喉奥から淫声が零れ出てしまいます。

「ほら、いい声で啼くでしょう?みんなも遠慮しないで虐めちゃっていいのよ?」
 里美さまがお誘いになっても、お三かたはじーっと、コブに嬲られる私の股間に見入るばかり。
 ピーク寸前の兆候を見せている私のマゾマンコから、目が離せないのでしょう。

「内腿がヒクヒク痙攣してるね・・・」
「滲み出てくる愛液が白く濁ってきた。これってアレだよね?本気汁・・・」
「穴がパックリ口開けちゃって、別の生き物みたいにビラビラごとヒクついてる・・・」
「クリをこれだけ擦られて、痛くないのかな・・・」
「お腹までプルプルしてきた。もうすぐイッちゃうんじゃない?・・・」
 頼んでもいない実況中継をしてくださるお三かた。

 視られてる・・・私が一番淫らになる瞬間を待ち侘びて、みなさまが固唾を呑まれている・・・
 里美さまの綱引きがスピードアップして、私はもはや限界でした。
「あっ、あーーっ、だめっ、いいっ、いーーっ、イキますぅ、イッちゃいますぅーーーっ」
「あぁーーーーーっ!!!」

 背もたれに背中を押し付けるように頭をのけぞらせ、みなさまに喉仏を見せながら果てました。
 真っ白になった頭の中を、パチパチとまだ小さな星たちが爆ぜているような、強烈なエクスタシーでした。

「あーあ。あっさりイッちゃった。まあ今のは、今日のレクチャーへのギャラ、ご褒美みたいなものと思ってね」
 里美さまが私の顔にお顔を近づけ、笑顔でおっしゃいました。

「マゾ子って、一回イッた後からが凄いらしいじゃない?愉しみだわ」
 私の呼び方から、ちゃん、が消え呼び捨てにした里美さまが、からかうようにおっしゃって、お三かたのほうをお向きにまりました。

「あなたたちも遠慮なさらないで、何でもしたいことしちゃっていいのよ?」
「あ、はい・・・」
 と応えたものの、なんとなく及び腰ふうな倉島さまたち。
 イッたばかりのテラテラな私のマゾマンコを、不安そうに眉根を寄せて、ただじっと見つめるばかり。

「あ、そっか。そうよね。わたしにデリカシーが足りなかったかも。ちょっと待ってて、ちょうどいいものがあるから」
 何かしら思いつかれたらしい里美さまが、おひとりだけご納得のお顔で近くのキャビネットを開け、大きめなダンボール箱を取り出しました。

「考えてみれば今日会ったばかりの、どこの誰ともわからないマゾ子の汗まみれのからだを素手でいじくるのって、気持ち悪いわよね?」
 サラッとショックなことをおっしゃった里美さま。
 私って、気持ち悪いんだ・・・

「いえ、決してそんなことは・・・」
 あわてて否定される倉島さまのお言葉を遮るように、
「ましてやマンコはイッたばかりで、白濁したヨダレをあんなに垂れ流しているんだもの、生々しすぎて年頃の女の子の腰が引けちゃうのも無理ない話よね」
 私を薄笑いで眺めつつずいぶんイジワルくおっしゃって、ダンボール箱から何かを取り出されました。

「はい。これを着けるといいわ。医療用の使い捨てグローブよ。これすればマゾ子もあなたたちも、安心して触り触られ出来るでしょう?衛生的にもバッチリ」
 半透明な白色の薄いラテックス製らしき手袋が、お三かたに配られました。

「うわ。すっごく薄い。コンちゃんくらい?」
「指にピッタリ密着するんだね。なんか感触が自分の手じゃないみたい」
「こんなのしちゃうと、よく映画とかで見る、悪の組織の非道な禁断の人体実験、ぽい雰囲気が漂ってこない?ワタシそういうシチュ、すんごく萌えるんだ」
 愉しそうにはしゃがれるお三かた。

「うちのネットショップの次回の更新でね、ちょうど予定していた特集があるのよ。そのために今、アイテムをいろいろ集めているの。このグローブもそのひとつ」
 里美さまもグローブをお着けになり、両手で、結んで開いて、をしながらおっしゃいます。

「テーマはね、オトナのお医者さんごっこ。それで医療プレイ用のアイテムを、海外を含めてあちこちから取り寄せているの。まだあまり届いていないのだけれど」
 里美さまのグローブ越しの右手人差し指が、私の左内腿を膝の方へとスーッと撫ぜました。
「はうぅん・・・」
 イッたばかりで敏感になり過ぎている肌への刺激に、思わず鼻が鳴ってしまいます。

「ドクターコートとかナース服みたいなコスプレ系はもちろん、聴診器、ピンセットや脱脂綿とか拘束用の包帯とかの小物でしょ」
「あとは、いろんな浣腸器とか、導尿カテーテルや肛門鏡とかも揃えて、かなり本格的に遊べる、医療プレイマニアには堪らない特集になると思うわ」
 お三かたのご様子を窺うと、とくにヨーコさまが興味津々のワクワク顔をされています。

「たとえばこれ、わかる?ちょうど昨日届いたばかりなの」
 里美さまがダンボール箱から引っ張り出されたのは、一見して事務用のハサミのような大きさ、形状の物体でした。
 ステンレス製らしく全体が銀色で、ハサミであれば刃となっている箇所に刃は無く、代わりに重なり合う先端部分2箇所とも、あいだに何かを挟み込めるリング状になっていました。

「あっ!あたし、外国のボンデージ画像でそれ、見たことあります。それで乳首とか肌とか、挟むんですよね?」
 倉島さまが身を乗り出しながらおっしゃいました。

「へー。よくご存知ね。その通り。これでね、マゾ子の勃起乳首を痛めつけちゃうわけ。ご褒美の後はお仕置き、SMの基本の飴と鞭ね」
 
 先端のリング状に私の右乳首が挟まれ、ハサミを閉じる要領で指を絞る里美さま。
 カリカリッと小さな音をたてて冷たい金属の輪に挟まれた乳首がひしゃげ、麻縄に絞られて尖立している右おっぱいの先端に、その用具がぶら下がりました。

「あうぅっ!」
 強めの洗濯バサミほどの疼痛がジンジンと右おっぱいを苛みます。
 さっきカリカリと音がしたところが、ハサミの閉じ具合を調節するストッパーらしく、一度噛み付いたらそのまま、バネ仕掛けの洗濯バサミのように緩むことは無いみたい。
 そのもの自体にけっこう重さがあり、挟まれた乳首が下向きにうなだれて引力に引っ張られています。

「わたしずっと、それって何なんだろう?って思っていたんです。何か化学の実験用具なのかなと思って東急ハンズとかで探しても売っていないし」
 倉島さま、とても嬉しそう。

「これはね、ぜつかんし、っていうの。ぜつは舌のこと。で、かんしは、手術とかで使う鉗子。れっきとした医療用具よ」
 里美さまがもう一本お出しになりながらご説明してくださいます。

「本来は舌を挟んで引っ張り出すための鉗子。ほら、事故とかの緊急時に舌噛んじゃって喉に詰まったりするでしょ?そんなときに気道を確保するために、これで挟んで舌を引っ張り出して出しっ放しにするの」
「この先っちょがリング状のはコラン氏式とかマッチュー氏式って呼ばれるみたい。先っちょの形状がもっと面積広く挟めるように大きくUの字状になっているのがホッチ氏式。そっちは口腔手術に使うんだって」
 おっしゃりながら倉島さまを手招きされる里美さま。

「ほら、これでマゾ子のもう片方のいやらしい乳首も、お仕置きしてあげて」
 舌鉗子を渡された倉島さまがマジマジとそれを見つめています。
「なるほどー。こういう仕組みなんですね」
 何度かカチカチいわせては開き、ご満悦なご様子。

 里美さまに軽く肩を押され、倉島さまが私の上半身のほうへいらっしゃいました。
「し、失礼します・・・本当に挟んじゃっていいんですか?」
 倉島さまが幾分おどおどされながら、私に尋ねてきました。

「ほら、マゾ子?お客様がわざわざお尋ねくださっているのよ?ちゃんとマゾらしくお願いしなさいっ!」
 右乳首の舌鉗子をビューっと引っ張りながらの、里美さまのドSなお声。

「ああんっ、はい・・・どうぞ、私のからだをお好きなだけ、いたぶってやってください・・・」
 もうひとつの乳首にも早く痛みが欲しくて、被虐まみれの科白がスラスラ出てしまいます。

「これって、どのくらい強く挟んでいいものなのですかね?」
 倉島さまが里美さまに振り向きます。
「先っちょがちょこっと浮いてるぐらい締め付けちゃっていいわよ。この子はマゾだから、痛いほど悦ぶわ」
 私に向けて嘲笑うようにお答えになる里美さま。

「このくらい、ですかね・・・」
 倉島さまがお持ちになった舌鉗子の先が、背伸びしている左乳首の裾野にひんやり触れました。
「あふぅっ!」
 期待と不安にいやらしい声が、思わず洩れてしまいます。

 リングが肌にギュウっと押し付けられ、カチカチっと小さな金属音。
 乳首の側面が両側から押し潰されて、切ない痛みが広がっていきます。
「あ、ああっ、あうぅぅっ・・・」
 乳首がグンと引っ張られる感覚がしたのは、倉島さまの手が舌鉗子から離れたからで、舌鉗子は、そのまま左乳首にぶら下がりました。

「やっぱり医療用具っていいわね。洗濯バサミとかSM用のクリップとかいかにもなやつとは違って、インモラルなアート的気品があるわ」
 里美さまがビデオカメラを向けながらおっしゃいました。

「確かにその舌鉗子?がぶら下がっただけで、ますます人体実験ぽい絵面になったっすよね?アタシこういうの、すっごく好きなんです」
 ヨーコさまが、うっとりなお顔でおっしゃいました。

「あと2本あるから、下半身も飾ってあげるわね」
 おっしゃった里美さまが、ツカツカと私の動かせない下半身に歩み寄りました。

 マゾマンコに右手が伸びてきて裂け目上を走る2本の縄をつまみました。
 その縄をクリット下の結び目から大陰唇の外側へと左右に分ける里美さまのグローブの指。
 そうすることによって、だらしなく楕円形の半開きになったマゾマンコ穴とすぐ下のお尻の穴まで、みなさまの眼前で遮るものの無い、剥き出し状態となりました。
 あらためて視線がソコに集まってきます。

「舌鉗子のいいところはね、さすがに医療用だけあって、どんなにヌルヌルしていてもしっかり噛み付いてくれるの。こんなにグショグショなマゾ子のラビアでもね」
 里美さまの指が無造作に私の左側のラビアをつまみ上げ、舌鉗子のリングで挟みました。
 ラテックス越しの指の感触は、生身の指よりも無機質な感じがして、粘膜が戸惑いにわななきました。

「うわ、マゾ子のマンコ、湯気が見えそうなほど熱くなっておねだりしてる。さすが色情淫乱マゾマンコね。ステンレスのひんやりが気持ちいいでしょう?」
 どんどんお下品になっていく里美さまの口調。

「あ、いやんっ!」
 舌鉗子に挟まれたラビアがグイッと外側に引っ張られました。
 見る見る半円形に口を開ける私の粘膜。

「ダメダメ、いやっ、いやーっ」
 大陰唇を太腿側に引っ張ったまま、舌鉗子の胴体ごと白い包帯で左太腿に巻き付けられ、粘膜開きっぱなしで固定されました。
 挟まれたラビアにさほど痛みは感じませんが、グイーっと引っ張られて予想外に伸びだビラビラが恥ずかしすぎます。

「これが最後の1本ね」
 心底嬉しそうな里美さまの手が右側のラビアをつまみ、舌鉗子を噛み付かせました。
「ああん、そんな、さ、里美さまぁ、恥ずかしいですうぅ、赦してくださいぃぃ」
 私の懇願なぞどこ吹く風の里美さまが、手際良く右太腿にも包帯を巻きつけました。

 M字大股開きで精一杯に開かれた私の股間。
 それでも飽き足らず大陰唇に噛み付いた左右2本の舌鉗子に依って、中身を奥底まで覗けるように押し広げられた、粘膜丸見えな私のマゾマンコ。
 正面から見れば、股間の中央にピンク色の穴がポッカリ大きく口を空けているはずです。

「うん。一段と恥ずかしい姿になった。これこそマゾ子のあるべき姿だわ」
 ひとり悦に入る里美さまが、またもやビデオカメラを向けてきました。

「すごーい。奥まで全部見えちゃってる。オシッコの穴まで広がって・・・あたし、自分のも含めて誰かの女性器を、こんなに奥までまじまじ観察したことなかった・・・」
 倉島さまが感に堪えないという面持ちでつぶやかれました。

「こんなことされてるのに、本当にマゾ子、悦んでるよね?ほら見て、ピンクの襞の奥からトロトロ溢れ出てくる・・・」
 私より歳下のメグさまが、呼び捨てで呆れたように蔑んでくださいます。

「うん。お尻の穴までヒクヒク蠢いちゃって、クリトリスは今にも弾けそうなくらい腫れてるし・・・確かにこんなの見せられたら、どんどん虐めたくなっちゃうわー・・・」
 ヨーコさまのメガネ越しの瞳にも、嗜虐の妖しい炎が灯ってきた気がします。
 
 私は、泣き出したい気持ちになっていました。
 それは、悲しいわけでも悔しいわけでもなく、どちらかと言えば感動の部類。
 今の自分の惨め過ぎる姿を客観的に見ているもうひとりの自分が感じている、キュンと胸を締め付けるような切ない思いからくる感情でした。
 
「あの、マゾ子って、お尻の、えっと、アナルも虐めていいんですか?」
 ヨーコさまが、我慢しきれなくなったかのように、媚びるような少し照れたご様子で里美さまにお尋ねになりました。

「ええ。マゾ子はベテランマゾだから、それはもちろんオーケーなのだけれど、なあに?あなたはアナルに興味があるの?」
 里美さまが、ちょっとからかうような口調でヨーコさまにご質問返し。

「あ、はい。って言っても自分でするのはちょっとカンベンなんですけれど、ひとのを弄って、その反応を見てみたいっていうのは、すごくあって・・・でも、そんなこと、身近な人には頼めないし」
 照れが消えたヨーコさまは、好奇心いっぱいのお顔。

「うちらって、たまにBLものも書くのですけれど、BLだと使える穴はこっちだけじゃないですか?こんなとこにツッコんで本当に気持ちいのかな、なんて懐疑的になりながら書いていたりして」
「まあ、うちらは男性器が達したときの気持ち良さだってわからないですから、ひっくるめて妄想で書くのも愉しいんですけど、でも、せっかくの機会だし、手袋もしてることだし・・・」

「いい作品を書くために研究熱心なのは、とても良いことよ」
 学校の先生のような若干上から口調でおっしゃった里美さまが、私に目を向けてつづけました。

「マゾ子は、アナルでもちゃんとイケるのよね?」
 なんてストレートなご質問。
「はいぃ・・・」
 なんてはしたないお答え。

「今日はちゃんとキレイにしてきた?」
「あの、えっと一応、こちらへ伺う前にお浣腸は、してきました・・・」
 ランチもバナナだけにして、オフィスを出る前に念の為にと思い、おトイレでぬるま湯のお浣腸を自分でしてきたのでした。

「ほらね。ちゃんとそのつもりだったみたいだから、思う存分、実験してみるといいわ」
 里美さまが、なぜだか妙に誇らしげにヨーコさまにおっしゃいました。

「あ、でも浣腸の実演は勘弁してね。ここ一応お店だからさ、クサイものぶちまけられちゃうと後始末が大変だから。もちろん聖水プレイもだめよ」
 ご冗談めかして笑う里美さま。

「それとローソクプレイもNGね。どんなに注意深くやっても床に垂れちゃうものだから。床にこびりついた蝋をキレイに剥がすのって一苦労なのよ」
「そうそう、ローソクプレイと言えば、セルフボンデージでひとりきりのときに拘束したままするのも、やめておいたほうがいいわよ。火がカーテンとかに燃え移って、拘束してるからうまく消せなくて、それで火事出しちゃった人もいるらしいから」

「浣腸とかローソクプレイをしてみたかったら、事前に言っておいてくれれば場所を用意するなりしてまた、マゾ子を貸し出すからさ」
 完全に、レンタルセイドレイ=モノ扱いの私です。

「あのテーブルに、アナルビーズもバイブもディルドも、他にもいろいろ面白いオモチャを用意しておいたから、好きなだけ持ってきて、自縛の講義をしてくれたマゾ子先生の淫らなからだを存分に労ってあげて」
「はーいっ!」
 里美さまがテーブルを指さすと、お三かたが我先にという勢いでテーブルに駆け寄られました。


非日常の王国で 13


2 件のコメント:

  1. 里美さんの冷静できちんと考えられた責めの流れも良いけれど、やっぱり、彼女の楽しそうで冷たく残酷な責め言葉が読みどころですね。
    ところで、そういう責め言葉は、S側の気持ちになって書かれてらっしゃるのでしょうか? 私はS小説を書いていても、元々はM資質ですから(笑)、両方の側に立って書くことができるのですが…直子さんは書いている内に、Sとしても楽しんでみたいという気持ちになることはありませんか?

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  2. 鵺(ぬえ)さま

    コメントありがとうございます。

    S側の気持ちになる、と言うか、私の場合、自虐妄想歴が長いので、こんな風にされたら恥ずかしい、とか、こんな責めをされてみたい、という願望を、お話の中のお相手に言ってもらったり、してもらったりしている、という感じです。
    自虐って、自分で自分を虐めるわけですから、自分の中に虐めたい側も虐められたい側もいるのですよね。なので、お相手が悦ぶツボがわかっているくらいの仲なら、Sの側でも愉しめます。

    直子

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