2013年5月19日

独り暮らしと私 09


 ここはまだ宇宙船の中。
 一回目の人体実験が終わって、宇宙人さんからお食事をふるまわれることになりました。
 ただし、たとえお食事タイムと言えども、その最中にも私に羞恥オーガズムオーラを出させたいと考える、ご自分の健康増進に貪欲な宇宙人さん。
 そのためにセッティングされた、恥辱のランチタイム。

 キッチンに戻った私は、午前中にスーパーで買ったゴーヤを1本のままよーく水洗いしてから水を切り、トレイに載せました。
 それから、余ったホイップクリームが入ったボウルと、皮を剥いていないバナナもよく洗って1本トレイに載せてベッドルームへ移動。
 シーナさまのオモチャ箱から選りすぐって別に保管している、お気に入りグッズ袋を漁り、重め太めな鎖と手錠を一つ、同じトレイに載せました。

 そのトレイをおっぱいの下くらいに両手で持って、しずしずとバスルームへ。
 トレイに載っているものたちを見ているだけで、下半身が期待で熱を帯びてきました。

 スープボウルの脇にトレイをそのまま置いて準備完了。
 鏡に映っているエンジ色の首輪の私を、もうひとりの私が淫らな瞳で見つめています。

「ショクジダヨ、スケベマゾオンナ!」

 宇宙船内の別のお部屋。
 湿気のある少しジメジメした大理石風タイル張りのお部屋に放り込まれた私の首には、いつの間にか首輪みたいなものが巻かれていました。
 宇宙人が私の意識をコントロールするための器具かもしれません。

 お部屋には、これもいつの間にか、あの異国美人さんが一緒でした。
 私の教育係として呼び寄せられたらしい彼女も、転送されてきたのでもちろんオールヌード。
 どこかのえっち漫画家さんが精魂込めて描き上げたような、見事なボンキュッボンのプロポーション。
 ほんのり日焼けした素肌のバストと下半身にだけ、細く紐状に残るかすかな日焼け跡がすっごく卑猥です。

「ナニジロジロミテル?ホントニスケベオンナダナ」
 お尻をバチンとぶたれます。
「ああんっ!」
 さっきとうって変わって、異国美人さんの言葉遣いがずいぶんぞんざいになっています。

「オマエハスケベマゾオンナダカラ、ランチモ、ドッグスタイルデ、レイダウンシテタベル。テヲツカウ、ダメネ」
 右手の人差し指をクイッと曲げて、そばに来るように、のジェスチャー。
 恐る恐る近づきます。
 手に持った鎖をジャラジャラ言わせて、邪悪な笑みを見せつける異国美人さん。

 私は鏡の前に立ち、股縄をする要領で鎖を下半身に巻きつけ始めました。
 お腹から背中のほうへとウエストに巻きつけから、背中側で鎖が交差するお尻のスジ上あたりで結び目を作って鎖の向きを変え、垂直に垂れ下がる鎖をそのまま両腿の間を通して前へ戻し、おへそのあたりを横に通る鎖に再度くぐらせました。
 鎖の余った部分がアソコの前に垂れ下がる形。
 鉄鎖ふんどしの出来上がりです。

 それから、まず左手首に赤いエナメル手錠の片方を嵌めました。
 その左手で股間に垂れ下がっている鎖の真ん中へんを持った後、両手をお腹の前で合わせ、手錠のもう片方を右手首に嵌めました。
 左右の手錠を繋いでいるチェーンは5センチくらい。
 そのチェーンに余った鎖の端のほうをでたらめにグルグル巻きつけます。
 これで、手錠と鎖が繋がった状態になりました。

 ただ、今嵌めたエナメル手錠は、手首に巻きつけてマジックテープで留める式のものなので、その気になれば自分でバリバリッと容易にはずすことが出来ちゃう代物。
 お手軽に拘束感を味わいたいとき、よく使っているものでした。

「ユー、ビッチスレイヴ、ハンズアップ!」
 ご命令通りに両手を挙げた全裸の私の腰に、異国美人さんが手馴れた手つきで太い鎖をふんどしみたいに巻きつけました。
「オマエハドッグダカラ、チェインデツナイデ、ニゲラレナイニスル」
 余った鎖の端を持ってクイッと引っ張る彼女。
「ああんっ!」
 私のおへそからアソコを通過してお尻に至る冷たい鎖が、陰の唇をこじ開けてグイグイ食い込んできます。
「ああん、いやんっ・・・」
「ハハッ。コレハ、オマエノシタノクチノゴチソウダ。ウレシイダロ?」
 鎖をクイクイしながら、上に挙げていた私の両腕を乱暴に掴んで下ろし、瞬く間に手錠をかけられました。

「サア、タベロ。シッダウン!イータァップ!」
 背中を押されて、よろめくようにスープボウルの前にひざまずきます。
 今まで見たことも無い不思議な食べ物。
「ゼンブノコザズタベタラ、コッチノクチニモ、モットイイモノヤル。ゴホウビダ」
 私の股間を這う鎖をクイクイ引っ張りつつ、彼女の視線がトレイの上のゴーヤを捉えていました。

 スープボウルの手前、バスルームの冷たいタイルの上に正座している私。
 その向こうには、私の姿を映す大きな鏡。
 両手は手錠で拘束され、その手錠から伸びた鎖が股間へとつづいています。
 腕を胸の前くらいまで上げると、たわんでいた鎖がピンと張って、股間の唇に食い込んできます。

「いただきます」
 小さく言ってから、スープボウルに顔を近づけようと、膝立ちで上体だけ前へ傾けていきます。
 前のめりの上半身を腹筋だけでは支えきれなくなってバランスが崩れ、まず拘束された両手がスープボウルのすぐ左隣に腕から着地しました。
 四つん這いでお尻だけ高く突き上げた、いやらしい格好。
 手錠と股間との距離が今までに無く開き、その間を繋ぐ鎖が張りつめて股間に食い込み、閉じていたワレメを強引に押し開きました。
「ああーーっ!」
 閉じ気味だった両膝が知らずに大きく開き、鎖がますます深くめり込んできます。

 幸い、溢れるほどの蜜が潤滑剤となり、鎖が擦れてもたいして痛くはなかったのですが、小さな唇もこじ開けられ、粘膜に直接当たっているのがわかりました。
 それどころか、熟しきって外へ飛び出していたつぶらな果実が、ちょっと動くたびに、鎖のデコボコにズリズリ翻弄されちゃっています。
「あんっあん、だめぇーん」
 こんなんじゃ、お食事どころじゃありません。
 両手を手前に引き寄せ、鎖の張力を緩めました。
 とりあえずはまず、食べるほうが優先です。

 こんもり盛られたホイップクリームを、舌を思い切り伸ばしてペロリとすくい上げました。
 はあんっ、おいしー。
 甘くって、フワフワやわらかくて。
 やっぱりちゃんと、お腹へってたみたい。
 最初は恐々だったのですが、やがてスープボウルに顔を突っ込むように、しばらく夢中でクリームだけベロベロ舐め上げました。

 クリームを舐め、スープボウルの縁を舐め、立っているバナナの側面を舐め、自分の口の周りを舐め。
 そうしているうちになんだかどんどん、狂おしい気持ちになってきました。
 四つん這いになって、手を使わずに食べるお食事。
 何て言ったらいいのか、野性的な感情?
 性的なコーフンにも似ているような、動物的な昂ぶり。

 上目遣いで鏡を見ると、床にひれ伏した自分の顔のあちこちに白いクリームがついています。
 ほっぺ、鼻のアタマ、あご、おでこ、髪の毛にも・・・
 顔が汚れるのもおかまいなしに、口だけでものを食べる自分の姿。
 お尻だけ高く突き出して、これって後ろから見たら絶対、広がったアソコも肛門も丸見えのはず。
 そんな自分のあさましく恥ずかしい姿に、もっと辱めて欲しい、むちゃくちゃにして欲しい、っていうマゾの性分がいっそう駆り立てられます。
 同時に、感情がどんどん野生的になってきて、ウガーッって、意味も無く吼えてみたい気分。
 夢中で舐めていたらいつの間にかピチャピチャピチャ、舌がミルクに届くようになっていました。

 ミルクを舌だけで飲むのって、すっごくまどろっこしいんです。
 一度で口の中に入る量はごくわずか。
 何度も何度も舌ですくい上げなくてはなりません。
 その行為に段々イライラしてきて、わざともっと大きな音が出るように舌を鳴らして舐めつづけます。
 そしてまた、このピチャピチャというお下品な音が、凶暴な感情をさらに煽ってくるのです。

 私はただのケモノ。
 食欲も性欲も、したいときにしたいようにしたいだけ。
 もはや理性は、遠い宇宙の彼方へ完全に消え去っていました。
 気持ちの昂ぶりがはっきりと、性欲にも繋がっていました。

 ミルクをピチャピチャ舐め上げながら、拘束された両手をジリジリと前へ滑らせて鎖の張力を復活させます。
 アソコに食い込んでくる鎖をより奥へと迎え入れるように、上下左右に腰を振り始めてしまいます。
 冷ややかな鎖に粘膜とつぶらな果実を蹂躙されながら、お皿をベロベロ舐め回し、立っているバナナをあんぐりと咥え込み、そのままムシャムシャと歯を立て、ゴックンと喉を鳴らして咀嚼します。
 一つ食べたらすかさず次の獲物へ。
 バナナが全部なくなったらスープボウルに顔を突っ込み、キスするみたいに尖らせた唇でふやけたシリアルもろとも、残りのミルクをチュルチュルと音をたててすすりこみます。

 シリアルの最後の一かけらまでキレイに舐め上げて、スープボウルが洗い立てみたく真っ白のツルツルになったとき、食欲は消え失せ、私のからだは、性欲だけの塊となっていました。
 高く突き上げた腰を絶え間なく上下に動かし、お尻の割れスジに沿って張りつめている鎖をヌルヌル滑らせます。
 上半身も床を擦り、へばりついたおっぱいがタイルを磨き、尖った乳首が刺激してもらおうとタイルの境目を探していました。
「ふーんっ、ぅふーんっ」
 ああーんもう・・・早くイっちゃいたい・・・
 身悶えしながら目を閉じて、異国美人さまのごほうびを待ちわびます。

「ユー、クレイジービッチ!オオサワギシテ、ホントニドッグミタイダナ。ハズカシイオンナダ」
 うすら笑いの異国美人さまに鎖をグイグイ引っ張られ、私はそれに合わせてワンちゃんみたいに、しっぽならぬお尻を激しく振っています。
「ホラ、ゴホウビダ。コレガホシイカ?」
 目の前でプラプラ、ゴーヤを振られます。
「コノビターメロン、オマエノシェイヴドプッシーデタベロ。オンザバック!」
 異国美人さまのしなやかな素足に腰の辺りを軽く蹴られ、私は仰向けになりました。

「デモ、コレハビターダカラ、スコシスイートニシテアゲルヨ」
 異国美人さまは、いったんゴーヤをトレイに戻し、代わりにクリームの入ったボウルを手にしました。
 ボウルに残ったホイップクリームをホイッパーですくい、仰向けの私のからだにポタポタ垂らし始める彼女。
 私のおっぱいがみるみる、白く染まっていきます。
 ホイッパーごとクリームを肌になすりつけられ、ホイッパーのワイヤーが固くなった乳首をピンピン弾きます。
「ああん、やめてくださいぃ、いたいですぅー・・・」

 バスルームのタイルに仰向けになった私は、手錠の両手でボウルをつかみ、自分のからだにトロトロとホイップクリームを垂らしました。
 おっぱい、おへそ、お腹、土手・・・
 ボウルが空になったらホイッパーで、肌にクリームをでたらめになすりつけます。

 バルーン状のワイヤーが私の肌をヌルヌル滑り、その無機質な感触にからだがビクンビクン反応してしまいます。
 おっぱいの頂上をシャカシャカすると、乳首が弾力のあるワイヤーにプルプル弾かれてどんどん尖ります。
 土手のクリームをホイッパーですくい取り、鎖をずらしてホイッパーの頂上部をアソコの入口に直に押し付けます。
 私の蜜とクリームが混ざり合ってヌルヌルベトベト。
 直径5センチくらいのホイッパーがツルっとアソコに入っちゃいそう。
 もちろん、萼から飛び出たつぶらな果実はワイヤーの餌食。
 横殴りに蹂躙するとすっごく気持ちいい。
「あんっ、あんっ、あんっ!」

 手錠で両手を拘束されているので、一度に一箇所しか責められないもどかしさ。
 異国美人さまにおねだりして、そろそろフィニッシュを迎えさせてもらおう。
 私の蜜とクリームとのブレンド味がついたホイッパーをペロペロ舐めながら、目をつぶりました。


独り暮らしと私 10


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