2010年8月30日

また雨の日にカクレガで 01

私は、雨の日が好きです。
なぜ好きになったのか、という、きっかけのお話から始めます。

あれは、中学三年生のとき。
このあとに、つづいて読んでいただく、忘れられない出来事を私が体験した日と同じような初夏の午後。
蒸し暑い日々がつづく、半袖ブラウスな季節のことです。

その日は朝から空模様が悪く、蒸し暑い曇り空でした。
今にも雨が降り出しそうですが、なんとか午後まで持ちこたえていました。
私が学校を出るときも、まだ降っていませんでした。
片手がふさがるのもイヤだし、持ってきた傘をロッカーに置いたまま下校しました。

学校から私の家までは、徒歩で約15分。
意地悪な雨は、私が5分くらい歩いた頃にぽつぽつ降り始めました。
もしも雨が強くなったら、商店街のコンビニでビニール傘を買おう・・・
そう決めて、小走りに急ぎました。

住宅街を抜けて、商店街を通り抜けて、また住宅街。
それが学校から私の家までの道のりです。
もうそろそろ商店街、というところで急に雨が強くなりました。
大粒の雨が容赦なく私の半袖ブラウスを叩きます。
運良く近くにバス停があったので、その屋根の下に逃げ込み、雨宿りしていくことにしました。
幸い、あまり濡れずにすみました。
私の後からも何人か傘を持っていない同じ中学の子や、降られてしまった大人たちが、そこに避難してきます。
5分くらい待ちましたが、雨足は弱まりません。

そこへ、同じ中学の下級生らしい女の子たちが、三人駆け込んできました。
バス停の端のほうで、ワイワイキャーキャー言っています。
あったくもう、とか、ざけんなよっ、とか。
そのうちに、こんな声が聞こえてきました。

「うわっ。みーこ、濡れてスケスケじゃん!」
「えっ?!あっ!やだー」
「そういうゆかりんだってー」
「うわー!てか、うちら、なんか、エロくね?」
そんなことを言いながら、キャハハハーって笑ってます。
バス停にいる大人たちは苦笑い。
うちの中学の男子たちは皆黙ってうつむいています。

ぴくん!
スケスケ、エロくね、という言葉に、一昨日からムラムラ発情期を迎えていた私の下半身が敏感に反応しました。

雨足は弱まりませんが、その女の子たちは、
「行くよっ!」  
の言葉を残して、雨の中を元気に駆け出していきました。

私は、腕時計を見て、あらあら、もうこんな時間?みたいなお芝居をしてから、髪の毛を後ろに束ねて髪留めゴムでくくりました。
そして、彼女たちを追うように、雨の中に飛び出しました。

商店街の最初に目についた、軒先に屋根が出ているお店まで一気に、激しく降る雨の中を駆け抜けました。
はあ、はあ、はあー。
100メートルくらい全力で走ったので、下を向いて大きく肩で息をしています。

呼吸が落ち着いてから、ゆっくりと視線を自分のブラウスの胸元に向けてみます。
ほぼ、びしょ濡れ。
白いブラウスが濡れて、素肌と、私が今日している水色のレースのブラが、ブラウスにベットリ貼りついて透けていて、確かにこれはエロいです。

私は、学校では『良い子』 にしていたので、ブラウスの裾はスカートにちゃんと入れていました。
なので、ブラのバストトップが左右共ブラウスにこれみよがしに貼りついてしまって、スケスケなんてレベルじゃありません。
「このまま帰ると、道行く人みんなに、私のブラスケ姿を見られちゃうんだ・・・」
一人興奮してると、ふいに声がかかりました。

「あらまあ、お嬢ちゃん。びしょ濡れだねえ。傘貸して上げようか?」
私が逃げ込んだのは、お肉屋さんの店先でした。
人の良さそうなお肉屋さんのおばさまが、私の姿を心配そうに見ています。
「あっ、だいじょうぶです。ありがとうございます」
そう言って、顔を上げると、私から一メートルくらい向こうに、雨宿りの先客がいました。
ポロシャツを着た中年のおじさま二人でした。
私とお肉屋さんのおばさまとの会話を、タバコを吸いながら聞いていたようです。

私と目が合うと、さっと顔をそむけましたが、なんだか顔がニヤついています。
横目でチラチラと私の肌に貼りついたブラウスを見ているようです。
「あんたたちっ!そんなスケベそうな目して、このお嬢ちゃんのこと、見るんじゃないよっ!」
お肉屋さんのおばさまが怒鳴りつけてくれます。
どうやらみんな顔見知りのようです。
おじさま二人は、肩をすくめながらもまだニヤニヤ笑っています。

私は、かーっと頭に血が上ってしまい、何も言わずにまた雨の中へ飛び出しました。
胸を左手でかばうように隠して走っている私は、かえって目立ってしまっているようで、道行く人がみんな振り返ります。
私は、恥ずかしさにジンジン感じながら、そのまま家まで走って帰りました。

「あらあ。なおちゃん、びしょ濡れじゃない。傘は持ってなかったの?」
迎えに出てきた母が玄関口で大きな声を出します。
「はあ、はあ、はあ・・・、学校出るときは、まだ降ってなかったの」
「とにかく早く濡れたお洋服脱いで、シャワー浴びなさい。カゼひいちゃうわよ」
私もそのつもりでした。

そのままバスルームの脱衣所に入って、鏡を見ました。
ブラウスは完全に肌に貼りついて、素肌もブラも丸見えです。
私、こんな姿で町中を走ってきたんだ・・・
いてもたってもいられなくなって、服と下着を全部脱ぎ捨てました。
乳首がツンツンに勃っています。
アソコもすでにヌルヌルです。
シャワーを強くして全身に浴びながら、アソコに指を突っ込んで、でも声は殺して盛大にオナニーしました。

実は、この少し前に、二年生のときに同じクラスだった女の子が露出遊びをしている現場を見てしまったことがありました。
その子とはお友達になって、あれこれとえっちな遊びもしたのですが、私が抱えている性癖をすべて教えることはしませんでした。
その後も何度か、彼女の露出遊びに目撃者の役でつきあいました。
そして私は、町中や誰かに見られそうな場所でこっそりとおっぱいやアソコを晒すその子が、羨ましくてたまりませんでした。
でも、臆病な私には、そんなこと絶対に無理だということもわかっていました。
だから、この不可抗力的な、雨の中のスケ下着露出、が、すごく刺激的だったんです。

その快感が忘れられず、それから、雨が降りそうな日にワザと傘を持たずに出かけるようになりました。
でも、運良くびしょ濡れになれるのは一年に1回か2回くらい。
そのたびに母に叱られていました。

その後、高校二年のときに、私は初めて本格的な野外露出を体験しました。
そのときエスコートしてくれたのは、中学一年のときに始めたバレエのレッスン講師だった女性の先生でした。
そして、その日も雨が降っていました。

その先生のことが私は大好きでしたが、その先生は、ご自身の都合で東京に引越してしまいました。
その後たまに、その先生が住んでいたマンションのある町を訪れて、一人でプチ露出をすることが何度かありました。
これからお話しするのも、そんなプチ露出をやろうと訪れたある日のその町での出来事です。


また雨の日にカクレガで 02

2010年8月29日

お医者さんごっこと私 09

「そ、それなら、これから3人でお風呂入ろうっ!」
「えっ?!」
由美ちゃんと弓子ちゃんがまた同時に、驚きの声をあげました。

「私ね、今日みんなでお風呂入ったら楽しいかな、って思って用意しておいたの」
「みんな、お医者さんごっこで裸になるんだから、ついでに洗いっことかもしたいなって」
「弓子ちゃんも、お風呂なら裸になるの、恥ずかしくないでしょ?」
私は、弓子ちゃんを見つめながら、ゆっくりとやさしく説明しました。
我が家では、毎日、お風呂の準備をするのは私の係りになっていたので、やり方は知っていました。
と言っても、お風呂場にあるスイッチを押すだけなんですけど。

「面白そう。入ろう、入ろう」
由美ちゃんが大きな声で賛成してくれました。
「それって、思い出になるよね。なおちゃんとの」
由美ちゃんは、そう言いながら弓子ちゃんの顔を覗き込みます。
「う、うん」
弓子ちゃんは、そう答えながらも、もじもじしていてまだ決断できないみたいです。

由美ちゃんは、おフロ~おフロ~ってヘンな歌を歌いながらソックスとワイシャツも脱いでしまい、早くも丸裸になっていました。
私もスリップとハイソックスを脱いで丸裸になります。
そんな二人を頬を染めて見つめている弓子ちゃんに、私は右手を差し出しました。
「弓子ちゃんは、お風呂場で脱げばいいからね。行こう?」

弓子ちゃんは、ちょっとためらっていましたが、やがて、私の右手をぎゅっと握ってくれました。

お風呂場は、廊下の突き当たりにあります。
暖かいリビングから廊下に出ると、肌寒い空気が襲ってきました。
「お風呂場は、その突き当りの左側ね」
私が教えると、由美ちゃんは、丸裸のままタッタッタと駆け出しました。
私と弓子ちゃんも手をつないだまま、小走りにつづきます。

脱衣所に入ると、廊下よりはぜんぜん暖かくてホっとしました。
「弓子ちゃんは、いつもお母さんとお風呂に入るの?」
私は、弓子ちゃんにリラックスしてもらおうと、話しかけました。
「うーんとね。お父さんとのほうが多いかな。ときどき兄ちゃんと」
「お兄ちゃんとも入るんだ?」
「うん。兄ちゃん、最近オチンチンとこに毛が生えてきたんだよ。この間見せてくれた」
「へー。じゃあ弓子ちゃん、男の人のオチンチンいつも見てるんだ」
「うん。いつもじゃないけど。なんかカワイイよね。アレ」
弓子ちゃんが嬉しそうに笑います。

私は、浴室のドアを開けて、バスタブのふたを開けました。
大きなバスタブではありませんが、子供3人なら充分肩を並べて浸かれます。
「由美ちゃん、髪の毛濡らしちゃうと後でメンドクサイから、上にまとめたほうがいいよ」
私も髪をまとめながら、由美ちゃんに言います。
弓子ちゃんは、おだんごだからだいじょうぶでしょう。
由美ちゃんは、ゴムで髪の毛を上にまとめて、パイナップルみたいな髪型になってから、ザブンと湯船に浸かりました。
「あったかーい。気持ちいいーー」

私は、また弓子ちゃんに話しかけます。
「お風呂、一人で入ったことある?」
「ううん。まだない。だってひとりだと、なんだか怖いでしょ?夜だし・・・」
「私は、ときどき一人でも入るよ。ママがいないときとか。でもやっぱりなんか寂しいよね」
弓子ちゃんは、私をじっと見つめています。

「だから、弓子ちゃんや由美ちゃんみたいに兄弟がいるの、すごく羨ましいの」
「だから、弓子ちゃん。今日は私の妹になって、一緒にお風呂に入って、ね?」
弓子ちゃんは、やっと決心がついたようで、私を見つめて、
「うん」
と言ってくれました。

「じゃあ、弓子ちゃん、バンザイして」
弓子ちゃんが素直にバンザイしてくれます。
私は、弓子ちゃんのスリップの裾を持って、丁寧にまくり上げて脱がせました。
「右足上げて」
右のソックスを脱がせます。
「左足上げて」
左のソックスを脱がせます。
「パンツは?」
「・・・脱がせて」
「弓子ちゃんは、甘えん坊さんだねえ」
私は、笑いながら弓子ちゃんのショーツのゴムに手をかけて、ゆっくりずり下げました。

ついに、弓子ちゃんのオールヌードを見ることができました。
肌が全体に真っ白で、ちょっとだけお腹の辺りがポッチャリしていてカワイイ。
弓子ちゃんは、別に恥じらう素振りも見せずに、ニコニコ私を見上げています。
やっぱり、お風呂場だと、裸になる恥ずかしさが無くなるのでしょうか?

そのまま手をつないで、由美ちゃんが浸かっているバスタブに向かいます。
「あ、ちょっと待って」
湯船に浸かっていた由美ちゃんが立ち上がって、洗い場に出てきました。
「3人でここに立とう」
洗面の鏡の前に弓子ちゃんを真ん中にして立ちました。
「ほら。やっぱりチユちゃんのも、ちょっと違う」
アソコのスジのことです。
鏡に映った3人のアソコを較べてみると・・・

弓子ちゃんのが一番見えているスジが長くて、次が私。
由美ちゃんのが一番短い。
弓子ちゃんのは、正面から見るとくっきりと4センチくらい、まっすぐなスジが見ていました。
「弓子ちゃんのスジ、クッキリしていてキレイだねえ」
由美ちゃんがしゃがんで、まじまじとソコを見つめると、弓子ちゃんは、えへへと笑って少し頬を染めました。

3人でゆっくり湯船に浸かった後、軽く背中の洗いっこをしてから、また湯船に浸かりました。
私が真ん中で、左右の手で由美ちゃんと弓子ちゃんの手をしっかり握っています。
「わたしたちが大人になったら、また3人で集まって裸の見せっこ、しようね」
由美ちゃんがしみじみと言いました。
私と弓子ちゃんは、同時にコクンと頷きました。

お風呂から出ると4時少し前でした。
バスタオルでお互いの裸を拭きっこして、それがやがてくすぐりっこになって、3人丸裸のまま笑い転げながらリビングに入りました。

リビングに入ると、また急に裸でいることが恥ずかしくなってくるから不思議です。
弓子ちゃんが、胸と股間を手で隠して、頬を染めてもじもじしています。
私は、脱衣所に戻って弓子ちゃんの下着類を持ってきて、着せてあげました。
由美ちゃんと私も身繕いします。

由美ちゃんと弓子ちゃんは、いったんお家に戻って、今度は5時半に由美ちゃんちに集合ということにしました。
二人を玄関まで見送ってから、私は、満ち足りた気持ちでリビングやお風呂場の後片付けをしました。
そして、今日のお楽しみは、まだまだ終わらないんだな、と思うと、すっごくシアワセでした。

その日の夜の由美ちゃんちでのパーティもすごく楽しかったこと。
その後、お引越しが近くなってから我が家で、同じメンバーを招いて開いたパーティもすっごく楽しかったのだけれど、最後に私がワンワン泣いてしまったこと。
お引越しの日に、お見送りに来てくれた由美ちゃん、弓子ちゃんはもちろん、ヒロくんや弓子ちゃんのお兄さんまでがポロポロ泣いてくれたこと。
それらは、このお話とは直接関係ないので詳しく書きません。

今思うと、この小学校3年生のときの由美ちゃんと弓子ちゃん、そしてヒロくんとのちょっとえっちな思い出が、私の露出癖の原点だった気がします。
日常生活の中に『裸』 という非日常を持ってくることで、『恥ずかしさ』 という感覚にすごくコーフンしてしまう性癖。
その扉を開いてしまったのが、幼少時に体験した『お医者さんごっこ』という遊びでした。
ひょっとすると由美ちゃんと弓子ちゃんも、そんな性癖を持ったまま大人になっているかもしれません。
それとももう、忘れてしまったかな?

この約10年後、とある状況に置かれて、今度は大人になったからだで、再びお医者さんごっこを体験することになるのですが、由美ちゃんと弓子ちゃんに抱きついてワンワン泣いていた当時の私には、もちろん知る由もありませんでした。


第二次性徴期と私 01

お医者さんごっこと私 08

「それじゃあ次は、わたしがお医者さんね」
言いながら、由美ちゃんがソファーの上に裸のまま無防備に起き上がりました。
それぞれ赤く火照った顔を、それぞれ3人で見合わせています。

「チユちゃん、白衣貸して。次の患者さんは、なおちゃん・・・」
言い終わらないうちに弓子ちゃんが、勢い良く手をまっすぐに挙げました。
「はいっ。次はワタシが患者さんやりますっ」
だぼだぼワイシャツを脱いで由美ちゃんに手渡しながら、弓子ちゃんがつづけます。
「それで、今日は、大きいお注射もやります。ワタシ、今日はそう決めてきたの」
弓子ちゃんは、私の顔を見つめてニコニコしながら言いました。

「弓子ちゃん、だいじょうぶなの?」
私は、ちょっとビックリして、弓子ちゃんに聞きました。
「うん。だって、なおちゃんとお医者さんごっこできるの、たぶん今日が最後でしょ?」
「だから、最後に、なおちゃんにユミコのお尻、ちゃんと見てもらっておきたい、って思ったの・・・」
「今まで何回も、なおちゃんのお尻、見せてもらったから・・・」
「すっごく恥ずかしいけど、ワタシ、がんばる」

「それにね。この間カゼひいたときにお医者さんで、本当にお尻にお注射もらったの」
「そのとき、すっごく痛かったけど、ユミコ、泣かないようにがんばって、がまんしたの」
「そしたら、お母さんが、すっごくえらかった、って、たくさん誉めてくれたの」
「新しいぬいぐるみまで買ってくれたの」
「すっごく嬉しかった・・・だからワタシ、もうお尻のおチューシャ、ヘーキなの」
弓子ちゃんは、私の顔をまっすぐに見て、カワイク笑いました。

「弓子ちゃん。ありがとうね」
私は、ちょっとウルウルしながら、弓子ちゃんの右手を両手で握りしめました。
お別れの日まで、もう絶対に二人の前では泣かない、って一人でひそかに決めていたので、一生懸命涙をがまんしました。
由美ちゃんは、素肌にワイシャツを羽織りながら、そんな二人をじっと見つめていました。

「お洋服、シワになっちゃうとイヤだから、先に脱いじゃうね」
弓子ちゃんがそう言って、ワンピースの前ボタンをはずし始めました。
由美ちゃんと立てた計画とは、少し違ってきてしまいましたが、弓子ちゃんが自分から脱いでくれるのは、嬉しい誤算です。
ひょっとすると、私のアイデアを実行しなくても弓子ちゃんのソコのスジが見れるかもしれません。
私は、またワクワクしてきました。
「それなら私も脱いじゃおうっと」
弓子ちゃんが脱いだワンピースをハンガーにかけながら、私も明るく言って、自分のワンピースを手早く脱ぎました。

由美ちゃんは、素肌にワイシャツと水玉ソックスで、お医者さん。
弓子ちゃんは、白のスリップに白のショーツと赤いソックスで、患者さん。
私は、ベージュのスリップとショーツに白のハイソックスで、また看護婦さん。
3人は、そんな姿になりました。

上半身のシンサツのとき、弓子ちゃんもスリップ脱いでくれるかなあ、と少し期待したけれど、まくりあげるだけでした。
でも、弓子ちゃんの白くて薄い胸とプックリした乳首がまた見られて、とてもシアワセでした。
弓子ちゃんは、胸やお腹をさわられるたびに、ヤンッとかウフッとか小声で反応して、すっごくカワイかった。

そしていよいよ、お尻へのお注射のときがきました。
スリップ姿の弓子ちゃんの手を取って、ソファーへ誘導します。
「でもね、さっきユミねえがしたみたいな、あーゆー格好は、ワタシ、恥ずかしくて、できないの・・・」
弓子ちゃんは、ちょっと怯えた感じで、私と由美ちゃんの顔をうかがってきます。
「わかってるって。ふつうにうつぶせでだいじょうぶ」
由美ちゃんが明るく言います。
「下着はどうする?自分で脱ぐ?」
と私。

弓子ちゃんは、うつむいたままソファーに上がり、うつぶせに寝転んでから、
「なおちゃん、脱がせて・・・」
小さな声で言いました。

私は、弓子ちゃんのお尻のところにまわり、ショーツのゴムに手をかけます。
すごくドキドキしています。
弓子ちゃんのお尻をじっくりと見るのは、プールのときの着替えでチラチラみたことはありますが、初めてです。
ゆーっくりと、ショーツを膝のところまで下げました。
一気に脱がせてしまおうか?
一瞬迷いましたが、やっぱりなんだかかわいそうに思い、そのままにしました。

弓子ちゃんのお尻は、パン屋さんだからというワケではないでしょうけど、スポンジケーキみたいにフワフワ柔らかそうにこんもりしていて、クリームみたいになめらかスベスベそうで、すごく美味しそうな感じでした。
お尻の左側の山の真ん中へんに、星みたいな形をした小さなホクロがありました。

そーっと手を伸ばして、そのホクロのあたりに濡れタオルをあてがいます。
「ひゃん!」
弓子ちゃんが小さな悲鳴を上げました。
やっぱり柔らかフワフワな感触で、タオル越しにさわってるだけでもいい気持ち。

私がタオルを弓子ちゃんのお尻から離すと、それまで爛々と目を輝かせて弓子ちゃんのお尻を見つめていた由美ちゃんが、注射器を持って、入れ替わりました。
私は、弓子ちゃんの顔のほうに移動します。
弓子ちゃんは、顔を真っ赤にして、タオルを両手で握りしめて、目をぎゅっとつぶっていました。
私は、弓子ちゃんの顔のところにしゃがみ込んで、
「だいじょうぶですからねえ。痛くないですよー」
なんて言いながら、前髪を左手でやさしく撫で撫でしてあげました。
弓子ちゃんが目を開いて、私をじっと見つめてから、左手を伸ばして私の右手を掴んできました。
二人、ぎゅっと手を握り合います。
もう、弓子ちゃんたら、めちゃくちゃ可愛いです。

「由美ちゃん先生。それでは、お願いします」
弓子ちゃんの頭を左手で撫ぜながら私がそう言うと、由美ちゃんの上半身が弓子ちゃんのお尻に覆いかぶさりました。
一際強く私の右手を握ってきたときが、たぶん注射器がお尻に触れたときだったのでしょう。
しばらくぎゅーーと握られてから、フっと握る力が抜けました。

「はい。終わりです。チユちゃん、泣かないで、エラかったですね」
由美ちゃんが大きな声でやさしく言いました。
弓子ちゃんは、ホッとしたように笑って、
「あー恥ずかしかったー」
って言いながら、うつぶせに寝たまま両手でショーツを素早くずり上げました。
それからソファーに起き上がって正座して、大役を果たしたような顔でニコニコしています。
私たちは、少しガッカリ。

さて、次は私の番。
どうやって恥ずかしい格好になろうか?
と考えていたら、由美ちゃんが弓子ちゃんの前に立って言いました。

「ねえ、チユちゃん。知ってる?」
弓子ちゃんが由美ちゃんに顔を向けます。
「女の子のココって・・・」
言いながら、左手でワイシャツの裾をまくって、露になった自分の股間を右手で指さします。
「ここのスジって、女の子でも少しずつ違うみたいなのね」
裾をまくって股間を弓子ちゃんに晒したまま、由美ちゃんが私の顔を見ます。
どうやら由美ちゃんは、真正面から攻めていくことにしたようです。

「こないだ、なおちゃんと二人でココの見せっこしたのね・・・」
「そしたら・・・」
そう言いながら、赤くなった顔で私に後を促しています。
私も立ち上がって、由美ちゃんと並びました。

それから、思い切って両手でショーツを足元まで一気にずり下げました。
スリップの裾が両腿の付け根より5センチくらい長いので、私も左手でスリップの裾をピラっとまくり上げます。

「ほら。正面から見ると、なおちゃんのほうがちょっとだけスジが長いでしょ?」
由美ちゃんと私は、ソファーに座った弓子ちゃんの前で、おのおの自ら裾をまくり上げて、弓子ちゃんにアソコを見てもらっています。
弓子ちゃんも至近距離から、食い入るように二人のアソコを見比べています。
「ほんとだ・・・なおちゃんのほうが少し長い・・・」
頬を染めた弓子ちゃんが、そう小さな声でつぶやきました。

「・・・チユちゃんのは・・・どう?・・・」
由美ちゃんが真っ赤になりながら、弓子ちゃんの目を見つめて訴えかけます。
「・・・チユちゃんのも・・・見せて・・・」

「えっ!?・・・でもでも・・・ここじゃ・・・は、恥ずかしいし・・・」
弓子ちゃんの目に、怯えの色が戻ってきてしまいました。
「でもさあ・・・」
由美ちゃんがちょっと強い口調で何か言おうとしています。
マズイです。
私は、自分のアイデアを実行するなら今しかない、と思い切って二人に問いかけました。


お医者さんごっこと私 09

2010年8月28日

お医者さんごっこと私 07

「なおちゃんとわたしが先に裸ん坊になっちゃえば、弓子ちゃんもなりやすいんじゃないかなあ?」
由美ちゃんのそんな提案で、その日のお医者さんごっこの段取りを二人で詳しく決めました。
それとは別に、私もあるアイデアを思いついていました。
でも、当日ビックリさせちゃおうと思い、それは由美ちゃんにも言わないでおきました。

結局その日は、由美ちゃんのお母さんが気を使ってくれて、夕方から弓子ちゃんのご家族も由美ちゃんちに来て、私たち家族のさよならパーティみたいなことをやることになりました。

その日は、よく晴れた、2月中旬にしては暖かい日でした。
母は、くれぐれも戸締りと火の始末に気をつけるように、あと、由美ちゃんのお母さんにご迷惑をおかけしないように、としつこく言って、朝の9時頃に父と一緒に家を出て行きました。
今日は、お昼ご飯を食べた後に、由美ちゃんと弓子ちゃんが私の家にやって来る予定です。
私は、お気に入りのピンクのワンピースに着替えて、思いついたアイデアの準備をしてから、一人で母が作っておいてくれた昼食を温めて食べました。

1時15分くらいに、弓子ちゃんがやって来ました。
真っ赤な厚手のステキなワンピースに、ピンクのショールを巻いています。
髪の毛は、可愛くおだんごに結ってあります。
「これ、お母さんがお土産にって」
ケーキの箱らしいものを手渡してくれます。

私は、弓子ちゃんをリビングに案内しました。
今日のお医者さんごっこは、私のお部屋ではなくて、せっかくだからリビングでやろうと決めていました。
リビングのエアコンを調整して、裸ん坊になっても寒くないくらいの温度になっています。
窓は、すりガラスなので外から見えちゃう心配はありません。
せっかくの晴れの日だし、カーテンは開けたままにしておきました。

二人で並んでソファーに座っておしゃべりしていると、5分くらい後に、由美ちゃんもやって来ました。
淡いグリーンのサロペットの下に、淡いピンクのブラウスとその上に白い毛糸のカーディガンを着ています。
髪は、オールバックにして黄色いカチューシャで留めています。
大き目の布製のバッグを肩にかけて、ニコニコ笑いながら登場しました。

冷蔵庫からフルーツジュースを出してきて、弓子ちゃんのお土産のケーキを三人で食べました。
一息ついてから、
「そろそろ、始めようか?」
由美ちゃんが言って、バッグの中からお医者さんごっこのおもちゃを取り出しました。

「今日は、最初にわたしが患者さんをやらせてね。チユちゃんがお医者さんで、なおちゃんは看護婦さん」
バッグの中から取り出した、白衣代わりのワイシャツを弓子ちゃんに渡しながら、由美ちゃんが言います。
由美ちゃんは、3人で遊ぶときは、由美ちゃんと弓子ちゃんの名前が似ていて紛らわしいので、弓子ちゃんのことを『小さいほうのユミちゃん』 という意味で『チユちゃん』 と呼んでいました。

リビングに隣接したダイニングのテーブルが、今日はお医者さんの机です。
椅子だけを向かい合うように置いて、ワイシャツを羽織った弓子ちゃんとカーディガンを脱いだ由美ちゃんが向き合いました。
私は、二人の傍らに立っています。

いつもは、家族でご飯を食べている私んちのダイニングで、これから由美ちゃんが裸になります。
そして、その後には私も・・・
外の陽射しとお部屋の電気のせいで、ダイニングもリビングもとても明るいです。
私の胸は、早くもドキドキしてきました。

弓子ちゃんの、
「今日はどうしました?」
の言葉で、お医者さんごっこが始まりました。

由美ちゃんは、上半身のシンサツのとき、サロペットの肩紐を両方はずして胸当てを下げてから、ブラウスのボタンを全部はずして腕も抜いて、完全に脱いでしまいました。
脱いだブラウスを看護婦さん役の私が受け取り、ハンガーにかけます。
それから、そろそろと自分でスリップの裾をまくり上げます。
由美ちゃんの白くてきれいな胸が露になりました。
由美ちゃんは、おっぱいの乳首の上のところまでまくり上げたスリップの裾を両手でつかんだまま、弓子ちゃんに胸を突き出しています。
弓子ちゃんが聴診器をペタペタと由美ちゃんの肌に押し付けます。
由美ちゃんは、気持ち良さそうに目をつぶって、その感触を楽しんでいるようです。

「それでは、背中を向けてください」
弓子ちゃんがそう言うと、その言葉を待っていたかのように、
「ねえ、チユちゃん。わたし、スリップ、ずっとまくっているの疲れちゃうから、脱いじゃうね」
返事も待たずに由美ちゃんが立ち上がり、バンザイの形をしてスルスルっとスリップを頭から抜きました。
また私が受け取って、ハンガーにかけます。

由美ちゃんが上半身裸になりました。
恥ずかしそうに腕を胸の前で交差して隠しながら、また弓子ちゃんと対面します。
弓子ちゃんにとっては、初めての展開です。
弓子ちゃんは、由美ちゃんの上半身裸を間近で見て、まぶしそうに、ちょっと照れたように頬を染めています。
由美ちゃんが胸を隠したままからだを回転させて、弓子ちゃんに背中を向けました。
気を取り直したように、弓子ちゃんが由美ちゃんの背中に聴診器を這わせていきます。

「はい。それではお注射を一本しておきましょうか」
ひさしぶりのお医者さんごっこで楽しそうな弓子ちゃんがそう言うと、由美ちゃんは、弓子ちゃんのほうに向き直って、胸を隠していた両腕をはずしました。
由美ちゃんの小さな乳首を、弓子ちゃんがマジマジと見つめています。
「先生。わたしお腹が痛いので、お尻のほうに大きなお注射をしてください」
由美ちゃんがワケのわからない理由を言って、お尻へのお注射をおねだりします。
「そ、そうですね。ではお尻にお注射しましょう」
「弓子先生、ベッドはこっちです」
私の誘導で3人は、リビングへ移動しました。

さっき座っていたソファーの背もたれを倒して平らにして、大きいバスタオルを敷いておきました。
「そこのベッドにうつぶせに寝てくださいね。あ、おズボンは脱いでください」
看護婦役の私がリードします。
由美ちゃんは、私たちに背を向けてから腰をかがめて、サロペットの下半身を脱ぎ始めました。
脱いだサロペットを私に渡すと、由美ちゃんは、ピンクのショーツと水玉のソックスだけの裸ん坊になりました。
リビングにあるサイドボードのガラスに自分の姿が映っているのに由美ちゃんが気づいたらしく、顔を真っ赤に染めて、また、両腕で胸を隠しました。

「では、ベッドに寝てください」
私は、大きな注射器を弓子ちゃんに手渡し、濡らしたハンドタオルを手に持ちました。
うつぶせになった由美ちゃんの腰のところにかがんで、ショーツに手をかけます。
由美ちゃんのショーツを私の手で脱がすのは、これで二度目です。
なんだかすごくワクワクして、ドキドキして、顔が火照ってしまいます。
ゴムのところを少し伸ばして、ショーツをいったん膝まで下ろします。
由美ちゃんもお腹を浮かせて協力してくれます。
白くてまあるい由美ちゃんのお尻が、明るいお部屋の中で露になりました。

それを見つめていたら、この間のことを思い出して、急にちょっとイジワルがしたくなってしまい、付け加えました。
「寝たままだと、ちょっと、先生がお注射しづらいので、四つん這いになってくれますか?」
「えっ?!」
由美ちゃんと弓子ちゃんが同時に声をあげます。

由美ちゃんとの打ち合わせでは、とにかく二人とも先に丸裸になってしまおう、ということと、二人ができるだけ恥ずかしい格好をすれば、弓子ちゃんの恥じらいが和らいで見せやすくなるだろうから、二人が患者さんのときは、そういう指示をしよう、と決めていました。

由美ちゃんは、やっぱりそれは恥ずかしい、みたいな顔をして私を一瞬見ましたが、覚悟を決めたように、おずおずと肘と膝を立てて、四つん這いになりました。
顔が真っ赤です。
その間に私は、由美ちゃんのショーツを両脚から抜き取って、由美ちゃんの枕元に置きました。

とうとう由美ちゃんは、私の家のリビングで、ソックスだけの丸裸になりました。
その上、お尻を突き出した四つん這いの恥ずかしい格好で、弓子先生のお注射をプルプル震えながら待っています。

私は、由美ちゃんのお尻全体を濡れたタオルで優しく拭いてから、お尻の穴近く右側の柔らかいお肉を入念にタオルでスリスリしました。
「先生、ここにお注射してあげてください」

弓子ちゃんも、由美ちゃんのお尻を至近距離でしげしげと見つめて、顔を真っ赤にしています。
由美ちゃんのお尻の穴とアソコのスジが丸見えです。
弓子ちゃんの目が爛々と光って、興味シンシンっていう感じです。
おそるおそる注射器をかまえて、私が指示した由美ちゃんのお尻の穴近くに持っていきます。
注射器の先端が肌に触れたとき、由美ちゃんは、
「はうん」
って、小さなため息をつきました。

弓子ちゃんは、注射器のピストンをゆっくり押してから、注射器を肌から離しました。
その間も弓子ちゃんの目は、由美ちゃんのお尻の穴とスジに釘付けです。
それから、弓子ちゃんは、またおそるおそるという感じで由美ちゃんのお尻に両手を近づけていき、今お注射したあたりの肌を、頬を染めたすごく嬉しそうな顔で、やさーしくニギニギ、モミモミしています。
また由美ちゃんが、
「はふん」
と小さく啼きました。


お医者さんごっこと私 08

お医者さんごっこと私 06

「ねえ。なおちゃん・・・」
由美ちゃんが視線を落としたままポツリと言いました。
「弓子ちゃんのスジも見てみたいね・・・」
私もそう思っていました。
でも、それはたぶん無理。
「でも、弓子ちゃん、大きなお注射だってイヤがるでしょ?お尻見せるのもイヤなんだから、前はもっと無理なんじゃ・・・」
「無理矢理脱がせるのはかわいそうだし、第一、泣かせちゃったりしたら、あのお兄さんに叱られちゃうよ」
「お兄さんに嫌われるのはやだなー」
由美ちゃんが真剣に言います。

「弓子ちゃんて、パン屋さんの子だよねえ」
「ヒロも何度も会ったことあるでしょ?確か一年生のときは同じ組だったんじゃない?」
「ボク、一年生のときはあまり学校行かなかったから・・・でも知ってるよ。運動会の練習のとき、一緒になったし」
「あの子、カワイイよね。ボクもあの子の裸、見たいなあ」
「ぜーーったい、ダメ!同じ学校の男子になんか、わたしたちの裸、見せるもんですか」
「だって、ボクも男子だよ?」
「あんたは弟じゃん」
「それじゃあ、直子お姉ちゃんの裸は?」
「あっ!」
私は、また急に恥ずかしくなって、胸と股間を隠してしまいます。

「こら、ヒロ、あんた学校行って、なおちゃんの裸見た、とか言いふらしちゃダメだからね!もしそんなことしたら・・・」
由美ちゃんがビンタのバックスイングポーズで威嚇します。
「ボ、ボク、そんなことしないよー。直子お姉ちゃんも可愛くてキレイだから、大好きだもん」
私は、またまた違う恥ずかしさに火照ってしまいます。

「ゆみーーっ、ひろゆきぃーーっ、いるの?----」
突然、階下から大きな声がしました。
「あーー。ママが帰ってきちゃった!」
時計を見ると4時55分でした。

「ほら、ヒロユキ、早くパンツとズボン穿いて、下に降りてって、ママが上がって来ないように食い止めて!」
由美ちゃんが素早く立ち上がって、私にお洋服のかかったハンガーを渡しながら、ヒロくんに指示します。
「うん。わかった。まかせて」
ヒロくんも素早く立ち上がり、さっき由美ちゃんにパンツごと脱がされた半ズボンを目にも止まらぬ早さでパンツごと穿いて、
「ママーー、おかえりーーー」
と大きな声を出しながら、バタバタと階段を駆け下りていきました。
「今ねー、直子お姉ちゃんが来てるのー。3人でトランプしてたのー」
ヒロくんがワザとらしいくらい大きな声をあげています。

私もあわてて、机の上のショーツを取って穿いてから、スリップ、ブラウス、ジーンズの順に大急ぎで身に着けました。
由美ちゃんは、とりあえず裸の上にワンピースをかぶって、お医者さんごっこのお道具とワイシャツを片付けてから、トランプを床の上にばら撒きました。
姉弟のコンビネーションは、バッチリのようです。

それから、由美ちゃんがゆっくりとショーツを穿こうとしたときに、ドアがバタンと開きました。
由美ちゃんは、ショーツをあわててワンピースのポケットに突っ込みます。

「あら、直子ちゃん、いらっしゃい」
「こんばんはー。おじゃましてまーす」
私は、床にペタリと座り込んだまま、ペコリと頭を下げます。
「さっき、駅前のスーパーで直子ちゃんのママに会ったわよ。まだ帰らなくていいの?」
「はい。5時半までには帰ることになってます」
由美ちゃんは、顔を伏せたまま、床に散らばったトランプを集めています。

「そう。じゃあこれ飲んでって。もうお夕食近いからジュースだけね」
「ありがとうございます。ごちそうになります」
「あら、由美。裸足で寒くないの?」
由美ちゃんのお母さんが、トランプをきっている由美ちゃんに目を向けて聞きます。
「うん。このお部屋暖かいし、勝負が白熱してるから、だいじょうぶ」
由美ちゃんが顔をあげて、ニコっと笑いました。
「そう。ならいいけど。じゃあ直子ちゃん、ごゆっくりね」
そう言って、由美ちゃんのお母さんは、部屋を出て行きます。
お母さんの後ろからついてきたヒロくんがペタンと床に座ります。
ドアがパタンと閉じた瞬間、私たち3人は同時に顔を見合わせて、ニーーって笑いました。

私はその日、お家に帰ってからも、いろいろと思い出しては、その恥ずかしさに興奮してしまい、なかなか眠れなくて困りました。

それからしばらくの間は、お医者さんごっこをやるチャンスがありませんでした。

由美ちゃんちなら、一度チャンスがあったのですが、ヒロくんも家にいるので話が別です。
一応、弓子ちゃんに、
「明日、由美ちゃんち誰もいないんだけど、お医者さんごっこ、やる?」
って聞いてみました。
弓子ちゃんは、しばらくやっていなかったので嬉しそうに、
「うん」
て言いました。
「でも、弟がいるかもしれないんだよね・・・」
由美ちゃんが、言いにくそうに付け加えました。
「弟って、ヒロユキくん?」
弓子ちゃんが不安そうに聞き返します。
「それだと・・・ちょっと、イヤかな・・・見られたら恥ずかしいし」
「そうだよね。じゃあ普通に遊ぼうか」
「うん」
結局、その日は4人でトランプとゲームで遊びました。
ヒロくんは、本気で弓子ちゃんのことが好きみたいで、照れながらもすごく嬉しそうでした。

相変わらず3人で誰かの家に集まっては遊んでいましたが、季節も冬になって、寒くて厚着になっていましたし、お医者さんごっこを是が非でもやりたいって雰囲気は薄れていました。
それでも、由美ちゃんと私の間では、弓子ちゃんのスジを見よう計画、をことあるごとに練っていました。

実行場所は私の家。
それだけは決まっていました。
3人だけの秘密にするには、かわいそうだけれどヒロくんは邪魔者です。
問題は、どうやって弓子ちゃんが自分から脱ぐようにしむけるか、です。
いいアイデアが浮かばないまま二学期の終業式を終えて、年が変わっていました。

1月に入って、始業式から帰ったとき、私の4年生進級に合わせて、遠くへ引越すことになった、と母から告げられました。
ショックでした。
私は、ずーっと由美ちゃんと弓子ちゃんと一緒に遊べると思い込んでいたから。
さんざん泣いて両親を困らせました。

しばらくは誰にも言わずに、落ち込んだ日々を過ごしていました。
由美ちゃんと弓子ちゃんだけには、早めに言わなくちゃ、と思っていると、由美ちゃんのほうから言われてしまいました。

「なおちゃん、3月に引越しちゃうんだって?」
「うん。そうなんだけど、なんで知ってるの?」
「うちのママが言ってた・・・残念だねえ・・・」
母親ルートを忘れていました。

「私、悲しくて・・・」
「うん。でもしょうがないよ。親の都合だもん・・・」
「私、由美ちゃんと弓子ちゃんと、ずっと一緒に遊んでいたい・・・」
「わたしももちろんそうなんだけどさ・・・」
由美ちゃんは、うつむいてちょっと泣きそうな顔になりましたが、顔を上げて無理に明るく大きな声で言いました。
「でもさ、悲しんでてももったいないよ。これから3月まで、絶対3人で毎日遊ぼうよ」
「いっぱい思い出作れば、きっと大人になったとき、また会えるよ」
「・・・そうだよね・・・」
私は、由美ちゃんに抱きついてワンワン泣いてしまいました。

それから本当にほとんど毎日、3人の誰かの家で遊びました。
トランプをやってても、ゲームをやってても、楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。
そうしているうちに、お医者さんごっこをやる絶好のチャンスが訪れました。

2月の真ん中へんの土曜日、私の両親がお引越しの関係で遠くへ出かけなければならなくなりました。
私も連れて行くつもりだったらしいのですが、私が由美ちゃんと弓子ちゃんと遊ぶために頑として、イヤ、と言いはったので、私を残して行くことになりました。
その日は、夕方になったら由美ちゃんちに行ってお夕食をご馳走になり、夜の9時過ぎくらいに母が迎えに来る、ということになりました。
ということは、その日の日中は誰もいない私の家で遊べる、ということです。

早速、由美ちゃんと計画を練りました。


お医者さんごっこと私 07

2010年8月21日

お医者さんごっこと私 05

「すごくお腹が痛くなって、ママに言ったら、近所のお医者さんに連れていかれたのね」
「そしたら、さっきやったシンサツみたいのをされて、丸裸にされて、お浣腸されたの」
「・・・でもね、その病院でされたときは、もっと恥ずかしい格好をさせられたの」
「ベッドの上でね、仰向けに寝てね、両脚を上に大きく上げてね・・・」
「なんか、赤ちゃんがオムツ代えるときみたいな格好にされたの」
「・・・やってみるね・・・」

由美ちゃんは、私に足先を向けて、その場に仰向けに寝そべると、両脚を揃えて上に大きく上げてから少し頭のほうにそらして、お尻を私のほうに突き出しました。
なんだか、でんぐり返しの途中みたいな格好。
お尻の穴だけではなくて、オシッコのところのスジも正面から丸見え。
確かに、見ているだけでもすごく恥ずかしいです。

「私の脚を看護婦さんが押さえててね、おじいちゃんなお医者さんが私のお尻にチューブみたいのを挿して、なんか水みたいのをお尻に入れるの」
由美ちゃんは、そのままの格好でそこまで言ってから、起き上がりました。
由美ちゃんの頬が赤くなっています。

「それでね、お浣腸すると、しばらくするとすごくウンチがしたくなるの」
「お腹がゴロゴロ鳴ってね、すごく痛くなってきて、わたし、すぐおトイレに入って・・・」
「お医者さんもついてきて、お医者さんの目の前でウンチしなきゃならないんだよ・・・」
「わたし、恥ずかしいからがまんしたんだけど、しきれなくって・・・」
「すっごくたくさん出たよ・・・はじめ出すときちょっと痛かったけど、すっごく気持ち良くって・・・なんかスッキリしちゃった」
由美ちゃんは、ウットリした顔になりました。

「その日は、お家に帰ったのね。わたしはベンピっていう病気だったらしいの」
「パパが帰ってきたら、なんだかママがすごい勢いでパパに怒っていてさ。いまどき、小学生の女の子にあんな格好させてお浣腸する医者はいない、って」
「あのオイボレヤブイシャはロリコンのヘンタイだ、ってワケわかんないこと言ってた・・・もう二度と行かない、って」

「それで、一応ちゃんと検査をしておこうって、次の日からパパの勤めている病院に入院して調べてもらったのね」
「そこでも一回お浣腸されたんだけど、横向きに寝てお尻だけ出せばよかったから、あんまり恥ずかしくなかった」
「結局、少しベンピがちだから、ウンチが2日くらい出なかったら、お浣腸するようにすれば自然に治るでしょう、って言われて退院したの」
私とヒロくんは、体育座りの格好で熱心に聞いています。
ときどき私の視線は、ヒロくんと由美ちゃんの股間に泳ぎます。
ヒロくんも、私と由美ちゃんのソコをときどきチラチラ見ています。

「それで、帰ってきた次の日に、今度はママにお浣腸してもらったのね」
「ママは看護婦さんだったから、そういうのうまいのよ」
由美ちゃんは、ちょっと得意そうです。
「お風呂入る前にしちゃいましょう、って、ママたちのベッドで裸ん坊になってね。ママたちの寝室はおトイレに近いから」
「そのときは四つん這いになったの。横向きだとちょっとやりずらい、ってママが言ったから。わたしも最初のときのオムツポーズよりかは、ぜんぜん恥ずかしくなかったしね」
「家にあるお浣腸の道具は、本当にこの大きい注射器みたいなやつなの」
「なんかのお水みたいのをチューって吸ってね、お尻にあててピストンとこ押して、またチューってお尻に入れるの」
「空気だけ入れるお浣腸も本当にあるんだって。でもアブナイから絶対やっちゃダメって言われた。やったらオナラが止まらなくなるんだって」
「それで、ヒロと二人でママのいないときに、こっそり練習したの」
「ヒロがヘマして、わたしに少し空気入れちゃったのよ。そしたら本当にオナラ出ちゃった」
由美ちゃんは、えへへと笑って、ヒロくんの頭を軽くこずきました。

「そんなふうにいろいろケンキューしてから、今日、なおちゃんをシンサツしたのよ」
「なおちゃんにいきなりオムツポーズしてもらうのは無理だろうなあ、って思って、四つん這いポーズにしたの」

あのとき、オムツポーズを要求されたら・・・私は、従ったでしょうか?
さすがの私も無理だったような気がします。
きっと本気で泣き出しちゃったことでしょう。

「由美ちゃんとヒロくんは、二人でもお医者さんごっこよくやってるの?」
私は、さっきから気になってたことを素直に口にしてみました。
ヒロくんは、少し赤くなってうつむいちゃったので、由美ちゃんが答えます。
「夏休み終わってから弓子ちゃんと3人でやったじゃない?あのときヒロ、隣の部屋に寝てて聞こえていていたらしいのね、わたしたちのセリフとか」
「それで、ボクもやってみたいって言い出して」
「ヒロも夏休みにゆっくり入院したおかげで、その後は体調いいみたいだから、わたしがつきあってあげたの」

「最初は、お尻見せっこ、だったよね」
ヒロくんが、ようやく口を開きました。
「お尻見せっこ?」
と私。
「うん。二人で一メートルくらい離れて背中合わせに立って、前屈みになってから、いっせーのせ、で自分でパンツ下ろして振り向いて、相手のお尻を見るの。5秒間」
「へーー。なんだか面白そう」
私は、そう答えながら、やっぱり弟妹がいるのっていいなあ、って羨ましくなります。

「それから、おもちゃ使ってお医者さんごっこもやるようになったのね。ヒロ、病院行きなれてるから、お医者さん役うまいのよ。難しい言葉とかもよく知ってるし。私が先生のときに、それ違うよ、とかナマイキ言ったりもするのよ」
そう言って、由美ちゃんはヒロくんのオチンチンをピンっと指で弾きました。
「いったいなあ」
「あははは」

「そうだっ!」
由美ちゃんが大きな声をあげました。
「せっかく3人裸ん坊なんだから、3人でオムツポーズしようよっ!」
「えーっ。私、は、恥ずかしい・・・」
私は、今更ながら胸と股間を両腕で隠して恥らいます。
内心では、ドキドキし始めて、やってもいいかな、って思っています。
「いいじゃん。わたしはさっきやったんだから。なおちゃんもやらないとズルいよー」
由美ちゃんがちょっとだけ命令っぽく強い口調で言います。
私は、真っ赤になりながらコクンと頷いてしまいます。
「じゃ、じゃあ、一回だけなら・・・」
またドキドキが最高潮に達して、それがとっても気持ち良くて・・・

「それじゃあ、ここに輪になって座って」
由美ちゃんの命令で、3人がつま先をつきあわすように体育座りで輪になりました。
「いっせーのせ、で後ろに寝転んで両脚を上に上げるのね。お尻は突き出すようにして。5つ数えたら終わりね」
私のドキドキは、自分でも聞こえるくらい高鳴っています。

「いっせーの」
由美ちゃんの声に、3人が同時に仰向けにゴロンと寝転びます。
「せっ」
由美ちゃんとヒロくんの号令で、3人の両脚が上にスッと伸びました。
私は、仰向けのまま顔だけ上げて、由美ちゃんのソコのスジを見ます。

「いーち」
由美ちゃんも数を数えながら顔を上げて、私のソコをジーっと見ています。
ヒロくんの視線も私のソコに注がれています。

「にー」
私は、視線を動かしてヒロくんのソコを見てみました。
タマタマの小さな袋の裏側がプクっとふくらんでいて、カワイイのだけれどあんまり面白くはありません。
二人の視線は、ずーっと私のソコに釘づけです。
そう、二人はいつも見せ合ってる仲だから、今日は私に集中するのはあたりまえです。
ズルイ・・・恥ずかしい・・・

「さーん」
私は、また由美ちゃんのソコに視線を動かしました。
由美ちゃんは、疲れてきたのか、両脚が少し開き気味になっています。
おかげで、ワレメの綴目が少し開いちゃっています。
中のピンクがちょびっとだけ見えちゃっています。
ヒロくんの視線も由美ちゃんのほうに動きました。
私もワザと少しだけ両脚を開きました。

「よーん」
ヒロくんの視線がまた私に戻っています。
由美ちゃんは、私のを見て気がついたのか、両脚に力を入れてピタっと閉じるように努力しているようです。
私は、またワザともう少し両脚を開きました。
きっと中がかなり見えちゃってると思います。
恥ずかしさに、ぎゅーっと目をつぶってしまいます。

「ごっ」
最後のカウントを終えて、由美ちゃんは一回両脚を大きく広げてから、上体を起こして体育座りに戻りました。
由美ちゃんが両脚を開いた瞬間、私は由美ちゃんの中のピンクの部分をしっかり見ました。
ヒロくんはとっくに起き上がっていて、由美ちゃんの動きを追った後、私の少し開いているソコを食い入るように見つめています。
私は、一テンポ遅れて、由美ちゃんと同じように、一回両脚を大きく広げてから、起き上がりました。
私の両脚が大きく開いたとき、二人の顔が、まるで二匹の猫が目の前で振られているネコじゃらしの動きを追ってるときみたいに、二人とも同じ動きで動いて、おかしかったです。
とにかく、私の中は、バッチリ二人に見られてしまったことでしょう。

「あー疲れた。あの姿勢はけっこう疲れるね、なおちゃん」
3人とも顔が真っ赤です。
ヘンな姿勢に疲れたせいもありますが、すごく恥ずかしいことをしたせいのほうが大きいと思います。

しばらく3人は、顔の火照りを冷ますように無言でいました。
由美ちゃんは、まだ私のソコのスジのあたりをジーっと見つめています。
私は、裸でいることに少し慣れてきていたのですが、その視線に気がついて、いつまでたっても火照りがひきません。


お医者さんごっこと私 06

お医者さんごっこと私 04

耳たぶがすごく熱くって、火がついて燃えてしまいそうです。

由美ちゃんが再度、大きいお注射を私のお尻の穴にあてがったとき、私はとうとう力尽きて、上げていたお尻の力が抜けてしまい、ベッドに横向けに崩れ落ちました。
恥ずかしさで真っ赤になった顔を両手で覆い、イヤイヤをするように顔を振っていると、勢い余ってもう半回転して、仰向けになってしまいました。

「あー。直子お姉ちゃんのワレメちゃん、ユミねえのよりスジが長く見える」
ヒロくんが小さな声でそう言うと、私のオシッコのところの筋を土手の上から下へスルスルっと指で撫ぜました。
「きゃーんっ!」
ゾクゾクっとする感覚が私のからだをつらぬきます。
一瞬ピクッと震えてから、私は、あわてて右手を伸ばしてそこを隠しました。
左手はまだ顔を覆ったまま、ギュッと目をつぶっています。
つぶった目から涙が溢れてきました。

「あれ?直子お姉ちゃん、泣いちゃってるみたいだよ」
ヒロくんが由美ちゃんに心配そうに言っています。
由美ちゃんは、あわてて私の枕元に来て、私に覆いかぶさるように顔を近づけてきました。

「なおちゃん、ごめんね。ひょっとして痛かった?わたし、痛くしないようにやったつもりなんだけど・・・」
「ごめんね。本当にごめんね。痛かったのならごめんね・・・」
「あと、ヒロにさわられるのもイヤだった?わたしたち、いつも二人でお医者さんごっこやってるから・・・」
おたおたした声で、真剣に謝ってきます。

私は、顔から左手をはずして、胸を隠してから目を開けて、由美ちゃんの顔を見ました。
自分でも、なんで涙が出てきたのか、わかっていませんでした。

「ほら、ヒロも謝りなさい」
「ごめんなさい」
ヒロくんも謝ってきます。
私の顔を真剣に、心配そうに見つめています
やっぱりヒロくんのお顔は、すごく可愛いです。

「そうだ。次はなおちゃん、お医者さんの役していいから。わたし患者さんになるから」
由美ちゃんは、無理に元気な声でそう言うと、羽織っていたワイシャツを脱いで私の素肌にフワっとかけてくれました。
それから、茶色のワンピースをスルスルっと脱いでハンガーにかけ、スリップと靴下も脱いでショーツ一枚になりました。
「わたしが今度はベッドに寝るから、なおちゃん、お医者さんね。わたしにお浣腸して」
「ヒロ、なおちゃんにやり方教えてあげなね」
「うんっ」

私は、ベッドの上に起き上がり、だぶだぶのワイシャツに袖を通して、前のボタンを一番上を除いて全部留めました。
裾が私の膝下まで来ています。
袖もすごく余るので、何重にもまくりました。
ようやく、丸裸をヒロくんに見られた恥ずかしさは治まってきましたが、だぶだぶワイシャツの下は、下着もつけていない素肌なので、また違う恥ずかしさを感じてきました。

私がベッドから降りると、入れ替わりに由美ちゃんがベッドに上がり、四つん這いの格好になりました。
「直子お姉ちゃん、こっちに来て」
ヒロくんが私の手を取って、由美ちゃんのお尻のほうに二人で移動します。
「最初にね、ユミねえのお腹に手をあててさすってから、パンツを脱がせて、お尻の穴をこの綿を濡らしてショードクするの」
「それから、このカンチョーキをお尻の穴にあてて、ちょっとだけここを押すの」
「たくさん押しちゃうと、お尻に空気が入っちゃって、後でオナラがたくさん出ちゃうのね。えへへ。ボク、ユミねえのオナラ聞いちゃった」
「こら、ヒロ。余計なことは言わないのっ!」
由美ちゃんが四つん這いのまま、大きな声で怒鳴りました。

私は、ヒロくんに教えてもらった通りに、由美ちゃんをシンサツしました。
由美ちゃんのショーツを脱がせるときは、すごくドキドキしてしまいました。
やがて目の前に現れた、由美ちゃんのお尻の穴とアソコ。
誰かのその部分をこんな間近でマジマジと見たのは、生まれて初めてでした。
由美ちゃんのお尻は、真っ白で、ところどころにホクロがあって、とてもキレイでした。

由美ちゃんのお尻の穴を脱脂綿越しにスリスリしたときと、大きな注射器をあてがったときに、由美ちゃんは小さな声で、
「あはんっ」
と言いました。
私には、その声がすごくカワイク聞こえて、ますます由美ちゃんのことが好きになりました。

シンサツが終わると、由美ちゃんはベッドの上で丸裸のまま上体を起こしました。
「ねえ、由美ちゃん?」
「なあに?」
「由美ちゃんのソコ、よく見ていい?」
「い、いいけど、なんで?」
「さっきヒロくんが・・・」
「ああ。なおちゃんのほうがスジが長いって言ってたっけね」

私と由美ちゃんは、ベッドに隣り合って、脚を揃えたまま前に投げ出して座りました。
私は、そろそろとシャツの裾をまくりあげます。
お互いに自分の股間と相手の股間を見比べます。
確かに私のほうが、見えているスジが由美ちゃんより1センチくらい長いみたいです。
ヒロくんが私たちの正面から、二人のソコをジーーっと見つめています。

今度は二人とも立ち上がって、お部屋にある鏡台の鏡の前に二人並んで立ってみました。
また私はワイシャツをまくりあげます。
やっぱり私のほうが、由美ちゃんより1センチくらい長いです。
「へー。女の子でもちょっとずつ違うんだねー」
由美ちゃんが感心したように、言いました。

鏡に映った丸裸の由美ちゃんとシャツを自分でまくりあげて下半身だけ見せている私。
それをジッと見ているヒロくん。
私は、また違う種類の恥ずかしさを感じて、顔が赤くなってきてしまいます。

「わたしたちが裸になっているのに、ヒロだけ見せないのはズルいよね」
私に同意を求めるように由美ちゃんが言うと、裸のままヒロくんに襲いかかり、手馴れた感じでパンツごと半ズボンを下ろしてしまいました。
「やめてよユミねえ、恥ずかしいよー」
下半身だけ裸にされたヒロくんは、裸の由美ちゃんに後ろから羽交い絞めにされています。
「ほら。なおちゃん、男の子のオチンチン。見たことないでしょ?」

確かに、こんな間近でそれを見たのも、生まれて初めてでした。
もっと小さい頃に父と何回か一緒にお風呂に入った記憶はあるけれど、その部分に関しては何も覚えていませんでした。

それは、両脚の付け根からぴょこんと飛び出したように小さく付いていて、女性の私から見ると、なんだか余計なモノ、に見えました。
でも、ちょっとカワイラシイ感じもしました。
「さわってみてもいいよ。オシッコ出るところだからキタナイかもしれないけど」
由美ちゃんが笑いながら言います。
「だから、やめてよユミねえ、恥ずかしいからー」
ヒロくんが顔を真っ赤にしてジタバタしています。

私は勇気を出して、指の先でチョコンとサオの真ん中あたりを突っついてみました。
なんだかふにゃっとした感触でした。

「もうーボク怒ったからねー」
首から上がすっかり真っ赤になったヒロくんは、大きな声でそう言うと、羽交い絞めされた両手を器用に曲げて、由美ちゃんの裸の腋の下へんをくすぐり始めました。
「ひゃはははー」
由美ちゃんが、大きな笑い声を上げてヒロくんを解放し、私に抱きついてきて、そのまま二人でベッドに倒れこみました。
その上からヒロくんがのしかかってきて、3人でくすぐりっこが始まりました。

3人がベッドの上でかたまりになって、腕を伸ばして触れた誰かの肌を手あたりしだい、くすぐり合います。
誰のどこをくすぐっているのかもわからないまま、3人とも狂ったように笑いながら、くんずほぐれつしていました。
私が羽織っていたワイシャツは、ボタンがいつのまにか全部はずれてしまっていました。
からだのいろんなところをさわられて、いろんなところをさわりました。
「きゃははははー」
「やめて、やめてー」
「くすぐったいーー」
「だめ、だめ、だめーーっ」
「しんじゃう、しんじゃうーー」

しばらく盛大に騒いだ後に、3人ともハアハア息をきらして、目尻に涙を溜めて、ベッドに仰向けにひっくりかえりました。
私のワイシャツは、とっくに脱がされて部屋の隅のほうに投げ捨てられています。
「あーーっ、面白かったーー」
由美ちゃんが大きな声で言って、上体を起こしました。

3人ともベッドを降りて、フローリングの床に輪になってペタンと座り込みます。
私はハイソックスだけの裸、由美ちゃんは丸裸、ヒロくんは下半身だけ裸です。

「わたし、この間学校お休みしたとき、本当のお浣腸されたんだ」
由美ちゃんが突然語り始めました。


お医者さんごっこと私 05

2010年8月16日

お医者さんごっこと私 03

「うーーん。これは大変かもしれません。そのおズボンも脱いでベッドに来てください」
由美ちゃんがすごく深刻そうな顔をして私に言います。
「ええーっ!?」
この上、ジーンズまで脱げという要求です。
「ねえ由美ちゃん。お母さんとか、絶対入って来ないよね?」
私は念を押しました。
「だいじょうぶ。まだ3時半だし、この家には私たちしかいないもの」
由美ちゃんが素に戻って答えます。

私は観念して、恥ずかしさにドキドキしながらジーンズをソロソロと脱ぎました。
また由美ちゃんがハンガーにかけてくれます。
私は、とうとうショーツ一枚と白いハイソックスだけの裸になってしまいました。

「ではこのベッドにうつぶせに寝てください」
由美ちゃんは、自分が座っていた椅子をベッドの脇にひっぱってきて腰掛けました。
私は言われた通りに、由美ちゃんのベッドに上がり、うつぶせになりました。
由美ちゃんは立ち上がって、私の裸の背中からショーツのゴムのあたりまでを右手でペタペタと撫ぜています。
そして、左手をベッドのシーツと私のお腹の間にすべりこませ、またグイグイとお腹を押してきました。
しばらくそうした後、左手を抜いて私の枕元にしゃがみこみ、言いました。
「やっぱりそうですね。でも安心してください。この病気は、お浣腸をすれば治ります」

「えっ!?」
お浣腸、っていうのがどういう行為なのか知らなかった私は、どう反応していいのかわからずドギマギしていました。
その間に由美ちゃんは、私のショーツに手をかけてスルスルっと脱がせてしまいました。
「えーーっ!?あ、あのーっ!やだーーーーっ!」
私は、とうとう丸裸にされてしまいました。
身に着けているのは、白いハイソックスだけです。
脱がされたショーツは、勉強机の上に置かれました。

私は、もっと怒ったり、抵抗したり、泣いたりもできたはずです。
でも、なぜだかそういう気持ちにはなりませんでした。

遊びに来たお友達のお部屋で夕方、着てきた服を全部脱いで丸裸になっている私。
お友達がジーっと見ている前で、お友達のベッドの上で裸のお尻を晒している私。
普通なら、そんなこと絶対ありえないのに、そうなってしまった私。
そんな私がとてもみじめで、かわいそうで、死にそうなくらい恥ずかしくて・・・
でも、そんな私をドキドキしながら見ているもう一人の自分がいて・・・
そっちの自分には、この恥ずかしさがとても気持ち良かったんです。

私は、真赤に染まった顔をシーツにうずめて、からだをピクピクさせながら、言いようのない恥ずかしさに耐えていました。

「それでは、そこで四つん這いになってください」
由美ちゃんがまた、信じられないくらい恥ずかしい要求を口にしました。
「そ、そんなあ・・・」

でも、私はその要求に素直に応じる気です。
ブルブルと震えながら、お尻を持ち上げてベッドに膝を付きます。
同時に両手をベッドに付いて踏ん張り、背中を上げて行きます。
隠していた火照った顔も、由美ちゃんに見られてしまいます。

「もう少しお尻を上にあげてください」
由美ちゃんが容赦なく追い討ちをかけてきます。
「は、はい・・・」
私は、上半身を支えていた両手を両肘に切り替えて落とし、お尻だけををグイっと突き上げる格好になりました。
まるで、伏せを命令されている大きなワンちゃんみたいな格好です。
これだと由美ちゃんに、お尻の穴もオシッコのところも丸見えになっていることでしょう。

私はだんだんと、自分をもっともっとイジメたい気持ちになってきました。

ねえ、由美ちゃん、直子のこの恥ずかしい格好、もっとよく見て・・・
直子のお尻の穴とオシッコのところ、どう?・・・
直子、恥ずかしいことするの、好きみたいなの・・・
直子にもっと恥ずかしい格好、させて・・・
そう言いたくてたまりませんでした。

由美ちゃんは、私のお尻にペタンと両手をついて、軽くモミモミしていました。
それから、右手を伸ばして椅子の上に置いてあったピンセットで脱脂綿をつまみ、コップの水に浸してから、私のお尻のほうにソロソロと持っていきます。
水のしずくがポトポトと私のお尻を濡らします。
「ひゃんっ!」
思わず大きな声が出てしまいました。

濡れた脱脂綿がお尻の穴のところにあてがわれました。
「ひーんっ」
冷たい感触がお尻の穴を包みます。
由美ちゃんは、脱脂綿の上から指をあてて、お尻の穴をやんわりとスリスリしてきます。
「あ~ん。ちょ、ちょっと由美ちゃん、そ、そこは、キ、キタナイよ?・・・」
「だいじょうぶです。安心しててくださいね」
由美ちゃんは、大人の人のような落ち着いた声で、私に答えました。

脱脂綿がふいにお尻の穴から離れました。
外気にさらされて、お尻の穴周辺が湿っていることが自分でもわかります。
「それでは、力を抜いていてください」
由美ちゃんはそう言って、私のお尻の穴の両脇のお肉をグイっと左右に押し開きました。
「いやーん」
お尻の穴が広がる感覚に、身悶えするほどの恥ずかしさが全身を駆け巡ります。
私は、右頬をシーツ越しのお布団に押し付けて、両手でシーツをギューっとつかんで、お尻は大きく上に上げたまま、この屈辱的な状況の恥ずかしさに必死に耐えました。

「それでは、やりますよ、お尻の力を抜いてくださいね」
由美ちゃんの声が聞こえて、お尻の穴に何か冷たいものが押しあてられました。
たぶん、あの大きな注射器です。
先っぽの丸まったところが、私のお尻の穴に少しだけめりこんでいるみたい。
「あーんっ、いやーっ!」
由美ちゃんは、そのまま注射器のピストンのとこをゆっくりと少しずつ押しているようで、お尻の穴からからだの中にちょっとだけど空気が入ってくるような感じもします。
「だめだめだめーっ!」

そのとき、お部屋のドアがバタリと開く音がしました。
私は、あんまりビックリしすぎて固まってしまいました。
「あ、ヒロユキ。おかえりー」
由美ちゃんが手を止めて、ドアのほうを振り返りながら言います。

ヒロくんは、由美ちゃんの弟くんです。
この1、2年病気がちなので、由美ちゃんちに遊びに来ても、あまり顔を合わすことはありませんでした。
「ちょうどよかった。今なおちゃんとお医者さんごっこやってるの。ヒロもまざる?」
「やるーっ!」
「じゃあ、ヒロは患者さんのお尻を支える係りね。こっちに来て」
二人は、それがさも当然のように、丸裸の私をはさんで普通に会話をしています。
私は、思いもよらない展開に裸を隠すことにも頭がまわらず、そのままの格好で恥ずかしさにプルプル震えていました。

「なおちゃん、ヒロユキもまざるって。ヒロ、ずっと入院してたから、なおちゃんが会うのも久しぶりだよね」
私は、ベッドのシーツにうずめていた顔をおそるおそる上げて、その男の子の顔を見ました。

えーーーっ!?
あの、運動会のときに私が見つけた可愛い男の子がヒロくんでした。
私がヒロくんに最後に会ったのは、確か私が3年生に進級したとき。
ヒロくんの頭は坊主刈りで、由美ちゃんと弓子ちゃんと4人で由美ちゃんちでトランプしたとき以来のはずです。
そんなことを考えている間に、ヒロくんはベッドにあがって来て、私のお尻をペタリとさわり、お尻の穴を広げてきます。

まさか、私が毎日校庭で姿を探していた、あの憧れの男の子が、今まで何度も会ったことのある由美ちゃんの弟くんだったなんて・・・
その憧れの男の子の前で、今の私の格好ときたら・・・
丸裸にされて、お尻の穴を広げられて・・・
どうして、なんで私がこんな目にあわなきゃいけないの?・・・
そんな自分がすごくかわいそうで、みじめで、でもそれがなぜだか気持ち良くて・・・

私の恥ずかしさは、頂点に達していました。


お医者さんごっこと私 04

2010年8月15日

お医者さんごっこと私 02

イケナイコトをするのですから、時と場所を選ばなければなりません。
母親や家族には絶対みつからないように、お医者さんごっこをやるためには、
『家族がみんな出かけて家にいなくて、いつごろ帰ってくるかだいたいわかっている時』
という条件が必要です。

弓子ちゃんちは、お店屋さんなのでご両親がいないことはめったにありません。
必然的に私の家か由美ちゃんちになります。
私の家では、おもちゃや遊び用具がたくさんあったためか、あまりお医者さんごっこはしなかったように記憶しています。
なので、普通に遊んでいる時に由美ちゃんが、
「あさっては、うち誰もいないんだ」 
って言うと、私と弓子ちゃんに何か特別な用事がない限り、その日は確実に3人でお医者さんごっこをすることになります。

患者さん役は、最初のうちは一応3人でかわりばんこにやるルールだったはずでした。
でも、由美ちゃんは、お医者さん役が一番やりたいみたいで、弓子ちゃんは、患者さん役をいつもすごく恥ずかしがり、大きいお注射のハンデもあったので、いつのまにか私ばかり、患者さん役になるようになっていました。

私ももちろん、胸やお尻を出すのはすごく恥ずかしいんですが、その恥ずかしさで得られるドキドキ感が気持ちいいことに、いつしか気づいてしまったみたいです。
私が患者さんをやれば、3人でいつまでもお医者さんごっこがつづけられる・・・
そんな変な使命感も持っていたみたい。

弓子ちゃんも看護婦さん役ばかりではやっぱりつまらないらしく、いつの間にか、まず弓子ちゃんが患者さんになって胸をはだけて小さいお注射をもらった後、今度は私が患者さんになって、小さいお注射と大きいお注射をしてもらう、というルーティーンが1セットになっていました。

と言っても、そんなに毎日できるわけじゃなくて、1カ月に一、二回くらいだったかな?
確か、初めてやったのが5月のお休みの後だったと思います。

夏の間は、プールに一緒に行っていたりしたので、お互い裸になり慣れていたせいか、あまりやりませんでした。
9月に入って久しぶりに由美ちゃんちでやったときは、由美ちゃんも患者さんをやりたがりました。
ルーティーン1セットの後に、今度は弓子ちゃんがお医者さんで、由美ちゃんが患者さんていう組合わせが追加されました。

お互いが日に焼けていて、水着で隠れていた肌のとこだけ白くて妙に艶かしくも生々しくて・・・
それをシャワー室とかお風呂場ではなくて、由美ちゃんちのお部屋の蛍光灯の下で見てる、見られている、っていう非日常感にすごく興奮したことを覚えています。

そんな日々の中、10月の運動会で、私はすごく可愛い男の子を見つけました。
徒競走のとき、一生懸命走っていたその男の子は、背中のゼッケンから2年3組の子だとわかりました。
まっすぐな髪のぼっちゃん刈りで、華奢で小さくて、目が大きくて女の子みたいな顔をした大人しそうな子でした。
あんな弟がいたらなあ・・・毎日可愛がるのになあ・・・
私は運動会の間中、その男の子の姿ばかりを目で追っていました。
私の初めての恋、だったかもしれません。
もちろん誰にも言わずに、教室の窓から下級生の体育の授業が見えるとその子を探す、くらいの恋でしたが。
この頃が一番、私が母に弟妹をねだって困らせていた時期だと思います。

11月の始め、由美ちゃんが何かの病気で2、3日欠席したことがありました。
幸いたいしたことはなくて、次の週には学校に元気に顔を出しました。
その日、一緒に下校した私は、
「後でわたしの家に来て。二人でお医者さんごっこやろう」
と由美ちゃんに誘われました。
「弓子ちゃんは?呼ばなくていいの?」
「うん。ちょっと新しいシンサツをしてみたいの」
由美ちゃんは、これは内緒よ、という感じで私の耳に口を近づけて囁きました。
私は、なんだかゾクゾクっとしてしまいました。

寒い日だったので、スリップの上にブラウスを着て、ジーンズを穿き、カーディガンも着てきました。
由美ちゃんのお部屋は二階で、六畳間の洋室。
勉強机とベッド、本棚と鏡台がきちんと整頓されていました。

由美ちゃんが持ってきてくれたお菓子とジュースでしばらくは、クラスの他の子の噂やテレビ番組のお話をしていました。
今日はご両親は、5時までは絶対帰って来ないそうです。
「そろそろ、お医者さんごっこ、始めようよ」
由美ちゃんが嬉しそうに言いました。

由美ちゃんは、かわいい茶色のワンピースの上にお父さんのものらしい白いだぶだぶのワイシャツを羽織って、すっかりお医者さんの先生に変身しています。
勉強机の上には、いつものお医者さんごっこセットの他に、ピンセットや脱脂綿、お水の入ったコップなど、見慣れないものも置いてあります。
私は、もう一つの椅子に腰掛けて由美ちゃんと対面しています。
由美ちゃんの部屋は、エアコンが効いて暖かかったので、カーディガンはもう脱いでいて、ハンガーにかけてありました。

「今日はどうされました?」
いつものように由美ちゃん先生が聞いてきます。
「このへんがちょっと痛くて・・・」
私は、適当にお腹のあたりを押さえて答えます。
「それはいけませんねえ。ちょっと見てみましょう。お腹を出してください」
私は、ブラウスのボタンを全部はずしてはだけてから、スリップを胸の上くらいまでまくりあげます。
私はこの、まくりあげる瞬間の恥ずかしさが大好きでした。
由美ちゃんがいつものように、耳にかけたおもちゃの聴診器をペタペタと、私のお腹や胸に押し付けます。
聴診器のからだにあてる部分は、おもちゃと言えどもアルミみたいな金属でできていました。
ヒンヤリとした感触が心地いいです。

「背中を向けてください」
私が椅子を回転させると、由美ちゃんは自分で私のブラウスとスリップをまくり上げて、私の背中に聴診器を押し当ててきます。
「はい。それではこっちを向いてください」
いつもならここで小さいお注射を打つことになるのですが、由美ちゃんは下を向いて考え込んでいます。

「シンサツしずらいので、上を全部取ってください」
「えっ!?」
今までのお医者さんごっこでは、胸をはだけても、ブラウスや下着を脱ぐことはありませんでした。
今日の由美ちゃんは、ブラウスとスリップを完全に脱ぐように要求しています。
私はちょっと迷いましたが、やがてドキドキしながらブラウスの袖を腕から抜きました。
脱いだブラウスを持ったまま、スリップの裾をジーンズから出して、上にまくりあげて脱ぎました。
私の上半身が完全に裸になりました。
胸をかばうように持っているブラウスとスリップをどうしようか?とキョロキョロしていると、由美ちゃんが受け取ってハンガーにかけてくれました。
私は、両腕を胸の前で交差して隠しながら、赤くなってうつむいています。

「それではもう一度、シンサツしてみます」
胸を隠している私の両腕をどかしながら、由美ちゃんはそう言うと、今度は聴診器ではなく自分の右手で私の裸の上半身をさわってきます。
肩からだんだんと手が下がってきて、胸、あばら、おへそとやさしく撫でています。
「あーーん。由美ちゃん、くすぐったーいー」
私はワザとおどけて言ってみますが、由美ちゃんの顔はいたって真剣です。
お腹のあたりに手のひらをあてると、力を入れてグイグイ押してきます。

「それではまた、背中を向けてください」
今度は背中をやさしく撫でられました。
背骨のあたりを撫でられたとき、ゾクゾクゾクっと、くすぐったい気持ち良さがからだに走りました。

再び由美ちゃんと向かい合いました。
私は、もう胸を隠すことはしませんでした。
由美ちゃんに裸の胸をジーッと見られることが、なんだか嬉しかったんです。


お医者さんごっこと私 03

お医者さんごっこと私 01

小学校3年生の頃、私たち一家は、父の会社が用意してくれた一軒家二階建ての借家に住んでいました。
とある地方都市のベッドタウンに位置する町です。
私がものごころついて、幼稚園から小学校3年生の終わりまで、その町にいました。
まわりにはまだ自然も多くて、住宅街を少し離れると、のどかな田園風景が広がるのんびりした町でした。

ご近所には、同年齢くらいの子供を持っている家族が多く住んでいたので、私は毎日、その子たちと元気に遊んでいました。
その中でも、とくに仲良し幼馴染な遊び友達の女の子が2人いました。
同い年で小学校3年のときはクラスも一緒だった由美ちゃんと、一つ年下の弓子ちゃん。
母親同士も仲が良く、お互いのお家も近かったので、母親ぐるみでよく行き来していました。
お誕生日的に年長さんな由美ちゃんがリーダーシップをとって、学校から帰った後、誰かのお家に集まっては3人で仲良く遊んでいました。

由美ちゃんのお父さんは、お医者さんでした。
と言っても開業医ではなくて、その町から一番近い大きな駅の駅前にある総合病院に勤めていました。
お母さんも元看護婦さんだそうです。
一つ違いの弟くんが一人いて、やっぱりお姉ちゃん気質というか、今思えば何かと仕切りたがる性格でした。

弓子ちゃんちはパン屋さんで、遊びに行くといつもキレイなお母さんが甘い菓子パンとジュースを出してくれて、嬉しかった。
弓子ちゃんには、4つ上の当時小6になるカッコイイお兄さんがいて、そのお兄さんが弓子ちゃんのことをすごく可愛がっていました。
弓子ちゃんが学校で男の子に泣かされて帰ってきたりすると、お兄さんがすぐに、その泣かせた子をとっちめに行っていました。
弓子ちゃんは、背が小さくて甘えん坊で、すっごく可愛いのだけれど、わがままが過ぎたりちょっとテンポがずれているところもあったので、そのへんが男の子としてはイジメ甲斐があったのかな?

その3人の中では、私だけ一人っ子。
家に帰っても遊び相手がいる二人が羨ましくて、当時、兄弟姉妹が欲しくてたまりませんでした。
兄や姉はもう無理だとわかっていたので、弟か妹が欲しいと、ずいぶん母にねだった記憶があります。
母はいつも、
「なおちゃんがいい子にしていれば、来てくれるかもしれないわねえ」
って笑っていました。
その数年後には、赤ちゃんが生まれるまでの過程のことを知ってしまい、恥ずかしくなってパッタリ言わなくなりましたが・・・

学校でも、窓際の席になったときは、校庭で下級生が体育の授業をしていると、可愛らしい子はいないかなあ、みたいな感じでじーっとお外を眺めていて、先生によく叱られた記憶があります。
可愛い子をみつけると、あの子が私の妹だったら、弟だったら、こんな風にして遊ぶのになあ、なんて空想して。
どっちかって言うと妹が欲しかったな。
そんな感じだったので、私は、弓子ちゃんのことを妹のように可愛がっていました。

由美ちゃんと弓子ちゃんと何して遊んでいたか思い出してみると、おままごとや、お人形遊び、なわとび、トランプやゲームなど、その年頃の女の子が普通に好んでする遊びばかりだったと思います。
弓子ちゃんちで遊ぶときは、トランプやゲームのときに、たまに弓子ちゃんのカッコイイお兄さんもまざってくれて一段と楽しかった。
私もそうでしたが、由美ちゃんは、すごく弓子ちゃんのお兄さんのこと、好きだったんじゃないかな?

で、きっかけは忘れてしまったけれど、私が小学3年生のとき、お医者さんごっこ、が仲良し3人組の遊びのレパートリーに加わりました。
今思うと、由美ちゃんのお父さんがお医者さんだったことや、由美ちゃんが大きくなったら看護婦さんになりたい、っていつも言っていたからかもしれません。
それと、由美ちゃんが 『お医者さんセット』 のおもちゃを持っていたから。
おもちゃの聴診器や注射器、お薬の袋なんかがセットになってるやつです。

お医者さんごっこ、と言っても女の子3人で、です。
一人がお医者さん、一人が看護婦さん、一人が患者さんの役。

お医者さん役が、
「今日はどうしました?」 
「はい、それじゃあ見せてください」 
みたいなことを言って、患者さん役がブラウスやシャツをまくってお腹や胸を出すと、おもちゃの聴診器をあてて診察のフリをします。
ひとしきりさわった後、
「では、お注射をしておきましょう」
お医者さん役が言って、看護婦さん役が濡らしたハンカチかなんかで腕の脈のところとか二の腕を拭きます。
その後、お医者さん役がおもちゃの注射器を拭いた場所に突き立てます。

由美ちゃんが持っていた『お医者さんセット』 には、小さな注射器と大きな注射器が入っていました。
大きな注射器は、お尻用、ってなぜだか決まっていました。

お医者さんが、
「これはちょっと悪いですね。大きなお注射をしておきましょう」
て言うと、患者さんは、その場にうつぶせになって、お尻を出さなければいけません。
お尻の柔らかいところにおもちゃの注射器をあてて、
「ちょっと痛いですけど、がまんしてくださいね」 
みたいな台詞を言いながら押し付けて、終わるとお尻をモミモミしてくれます。

看護婦さん役は、お注射の場所を拭く以外は、そういうお道具を先生に渡したり、診察が終わった後、患者さんの名前を呼んでお薬の袋を渡すのがお仕事です。

看護婦さんがお薬を渡すと、その日のお医者さんごっこは終了して、なにごとも無かったように、またいつものお人形遊びとかに戻りました。

今思えば他愛もないものです。
でもそれが、私はなぜだかすごく好きだったんです。

女の子は小さいときから、人前で裸の胸を見せてはいけない、と躾けられます。
プールのときとか、男の子は下半身だけを覆う海パンなのに、女の子はワンピースの水着で、ふくらんでもいない胸も隠します。
私も普通に、胸とお尻とオシッコのところを誰かに見られるのはすごく恥ずかしいこと、と刷り込まれて育ちました。

なので、トイレやお風呂以外で裸になることや、お友達同士で恥ずかしいところを見せ合う遊びは、すごくイケナイコト、って子供なりに感じていました。
でも、イケナイコトをするのって楽しいんです。
そして私は、由美ちゃんや弓子ちゃんに胸をはだけて見せたり、お尻を見せたりすることが好きでした。
すごく恥ずかしいくせに、好きでした。
由美ちゃんや弓子ちゃんの裸を見るのも好きでした。

由美ちゃんもたぶん私と同じだったと思います。
弓子ちゃんは、患者さん役になると、ものすごく恥ずかしがりました。
とくに大きなお注射だけは本気でイヤがるので、弓子ちゃんが患者さんのときは、小さなお注射だけ、って暗黙の了解ができていました。
でも、お医者さんごっこ自体をイヤだと弓子ちゃんが言ったことは、一度もありませんでした。
今思うと、イケナイコトをしているというスリルと、それを共有しているという3人の共犯者意識と言うか仲間意識が、子供心を大きくくすぐっていたのでしょう。


お医者さんごっこと私 02

2010年8月14日

グノシエンヌなトルコ石 43

「それでねママ。今日ね、百合草先生とお話してて、決めたの。私、ピアノ習う。それで幼稚園の先生になる」
「へえー。なおちゃん小学校まで習ってたよね。それじゃあピアノ買わなきゃね。ピアノの先生ならママのお友達にうまい人いるから、任せて」

「そうなの。なおちゃん、百合草先生とそんな将来のお話をしてたの・・・」
「百合草先生。何から何まで本当にありがとうございます。直子の将来の相談相手にまでなっていただいて。それに、直子がこんなにキレイなプロポーションに育ったのも先生のレッスンのおかけですし」
「いえいえ。森下さんがこんなに素直で賢くて、ものわかりのよいお嬢さんにお育ちになったのは、こんなステキなご家庭で、奥様の愛情をたっぷりお受けになったからですわ」

ちょ、ちょっと、その本人を前にして、くすぐったくなるような誉め殺し合戦はやめて欲しい・・・

「だ、だからね、私、百合草先生にこれ、プレゼントするの」
私は、二人の会話に強引に割り込んで、ポケットからイヤリングの箱を取り出して、やよい先生の手に押しつけました。
やよい先生がそーっとふたを開けます。
「わあー、綺麗。なおちゃん、本当にもらっていいの?」
言ってから、やよい先生は、いけない、って顔をして口を押さえました。
「なおちゃんは、百合草先生にも、なおちゃん、て呼ばれてるのねえ。良かったねえ」

「あらー。このイヤリングを差し上げるの?」
「うん。百合草先生と私、お誕生日、5日違いなの」
「あらー。それなら、百合草先生もターコイズがお誕生石なのね。ちょっと待っててね」
母が席を立って、自分の部屋のほうに向かいました。

やよい先生は、その間にイヤリングを自分の耳に着けてくれます。
「どう?似合う?」
トルコ石と金の鎖がキラキラ光ってすごくキレイです。
「なお子。ありがとうね」
やよい先生が席を立って、私のおでこにチュっとしてくれました。

「そのイヤリングなら、このネックレスが合うと思うわ」
大きな声で言いながら、母がリビングに戻ってきました。
やよい先生は、あわてて自分のソファーに戻ります。

母が持ってきたのは、細い3重の金の鎖に、小さなトルコ石と白い石が交互にいくつもぶら下がった綺麗なネックレスでした。
全体にキラキラしていて、本当にキレイです。

「奥様、こんなにお高そうなもの、いけません」
やよい先生が真剣な顔で辞退しています。
「いえいえ。受け取ってくださいな。直子を5年間も見守ってくれたのですもの。森下家からの心ばかりの贈り物と思って。私も2、3回着けたことがあるので、新品ではなくて心苦しいのですけれど」
「そうですよ。先生、受け取ってください。先生ならとっても似合うと思うよ」
「だ、だってなおちゃん、こっちの白いほうの石はダイヤモンドだよ・・・」
「へー。これ、ダイヤモンドなんだ。キラキラしてキレイー」

母は、そのネックレスを手にとって、やよい先生の後ろにまわり、やよい先生の首にかけてあげました。
やよい先生は、今はタンガリーシャツなので、今一ミスマッチですが、キレイなことには変わりありません。
やよい先生もそう思ったのか、シャツのボタンを3つめまで開けて、ネックレス全体がじかに肌に触れるようにしました。
そのおかげで、やよい先生の胸の谷間も半分くらい見えるようになりました。
「ほらー。やっぱりお似合いになるわー。ステキですわー」

「そ、それでは、奥様。遠慮なくいただきます。ありがとうございます」
やよい先生が深くお辞儀したので、シャツの隙間からノーブラのおっぱいがこぼれ落ちそうでハラハラしてしまいます。
「はい。それじゃあ、ね?」
そう言って、母はやよい先生に顔を突き出しています。
「あら?私にはチュっ、はしてくれないの?」
やよい先生は顔を真っ赤にして、母のおでこに軽く唇をあてました。
私も顔が真っ赤になっています。
母は、嬉しそうにきゃっきゃと笑っています。

「それで、百合草先生は、東京でお店をお始めになるのね?」
「はい」
やよい先生は、持ってきたビニール袋から菓子折りみたいのを取り出しました。
「これ、つまらないものですが、開店のお知らせの粗品です。お受け取りください」
熨斗紙には、『BAR 百合草』 と書いてあります。

「それは、やっぱり旦那様とご一緒に?それともお友達と?」
やよい先生は、返答に困っているようです。
「あら。私、不躾なことをお聞きしてしまいましたわね。先生は、ご結婚されてなかったのでしたっけ?」
やよい先生は、しばらく母の目をじっと見つめてから、私に視線を向けて、決心したように一度頷いて、口を開きました。
「お店は、あたしのパートナーとやるんです」
そこで一度言葉を切ってから、一呼吸置いてつづけました。
「あたしは、名前の通り、女性のほうが好きなんです。お店は新宿2丁目に開きます」
私は、えっ?言ってしまっていいの?って、ドキドキし始めます。

母は、一瞬きょとんとしていましたが、すぐにいつもの調子で、
「あらー。それはますますステキねえー」
と答えました。

「私も、もう少し若ければ先生のお相手になれたかしら?先生とだったらそういう関係にもなってみたかったわー」
あっさりと大胆なことをカミングアウトする私の母です。
「いえいえ。奥様でしたら、今でも充分に魅力的ですしー」
「あらー。それなら今度お願いしようかしらー」
二人であはははーと笑っています。
私は、かなりドキドキしていましたが、二人が笑っているのを見て、また幸せな気持ちが戻ってきました。

「長々とお邪魔しちゃって、すいません。そろそろおいとましないと・・・」
時計は6時半を示していました。
「あらー。8時までにお戻りになれば良いのでしょう?まだゆっくりしていってくださいな」
「ええ。でも道が混むといけないので・・・」
「7時にここを出ればだいじょうぶよね?それなら最後に3人で記念撮影しましょう」
母はそう言うと、ソファーを立って、また自分の部屋に戻っていきました。

「なおちゃんのお母様って、さばけた人ねえー」
やよい先生がまたヒソヒソ声を出してきます。
「あたし気に入っちゃった。いや、別にそういう意味ではなくてね。ああいうお母様だから、なおちゃんみたいなステキな子になったのねー」
「なお子。あなた、お母様大事にしなさいよ。お母様泣かせるようなことしたら、あたしが絶対許さないからねっ!」
最後にお説教までされてしまいました。

「お待たせー」
母がデジカメと三脚を持って戻ってきました。
「ここがいいかな?」
母は、リビングの壁にかかっている大きなロートレックの絵の前に三脚を立てています。
すごくウキウキしていて、プリクラを撮るときの私とお友達のようです。
「構図を決めるから、お二人ともその絵の前に立って」
母は、ファインダーを覗いては、三脚ごと前に行ったり、後ろに下がったりしています。

「こんな感じかなー。ウエストから上の構図だから、そのつもりでねー」
母は、三脚から離れて、私たちのところに戻ってきました。
「先生が真ん中で、なおちゃんは右、私は左ね。一枚目は一番いい笑顔よ」
そう言うと、またカメラのところに戻ってタイマーをセットしました。
「あのカメラが3、2、1ってカウントダウンしてくれるから、そしたら一番いい笑顔ねー」
母が戻って来て、やよい先生の左側に立ちました。
私は、右手をやよい先生の背中に回して右のウエストを軽く掴み、母は左手で同じことをしています。
やよい先生は、両腕を左右に広げて、母と私のウエストに手をやっています。
カメラが本当に英語で3、2、1と言って、私たちは、いっせいにニッコリ微笑みました。
パシャっとシャッターの音と同時にフラッシュが光りました。

母がまたカメラのところに行って、今撮った写真をモニターで見ています。
「うん。いい感じに撮れてるわ。次は一番セクシーな顔ねー」
私は、帰り際にユマさんたちと撮った写真のことを思い出して、クスっと笑ってしまいます。
あのときみたいな顔を母にも見せていいのかな?
やっぱりちょっとマズイと思い、パチンとウインクすることにしました。

「三枚めー。ラストはなおちゃんは右から、私は左から、先生のほっぺにチュウね」
やよい先生がまた真っ赤になって、テレテレになっています。
あの、苛め上手なやよい先生をここまで動揺させる、私の母ってスゴイ・・・

「先生。この写真大きくプリントして、先生の新居に送ってあげるねー」
「うん。ありがとう、なおちゃん。楽しみにしてる」
ガレージまで母とお見送りに出て、やよい先生が車に乗り込む前に、みんなでそれぞれとハグしました。

「奥様。ごちそうさまでした。本当に今日はこんな高価なものまでいただいてしまって。なおちゃんのイヤリングとセットで、一生大切にします」
「東京に出て来られることがあれば、ぜひ寄ってやってくださいね」
母はニコニコ笑って、うんうんって頷いています。
「なおちゃんも一生懸命お勉強して、東京の大学においでね。あたしがまたいろいろ、遊んであげるから」
やよい先生がパチンとウインクしました。
「百合草先生。お気をつけて行ってらっしゃい。またお逢いできる日を楽しみにしていますわ」
母は、そう言うと、やよい先生のおでこにチュッとキスをしました。

やよい先生が車に乗り込み、ゆっくりとバックで道路に出ました。
母と私も道に出て、やよい先生の車が曲がって見えなくなるまで手を振っていました。
曲がり角を曲がる直前に停止して、車のお尻のライトを5回点滅させました。

「あら、なおちゃん。あれ、何のお歌だったっけ?あれ、サインなのよね?」
「うん。確かお歌だと、アイシテルだったっけかな?コンニチワ?」
私はとぼけます。
「アリガトウ、かもしれないわね。それともサヨウナラ?」
母もとぼけたことを言っています。

「あー、今日は楽しかった。先生って本当にステキねー。なおちゃん、百合草先生にめぐり逢えて良かったねー」
お庭を歩いて、玄関に戻りながら母がしみじみと言います。
私と母は手をつないでいます。
「うん。私、やよい先生大好き」
私もしみじみ答えます。

たぶん、母はこの二日間、私たちが何をしていたか、うすうす勘付いていると思います。
ただ、あんなにヘンタイなことまでやっていたとは夢にも思っていないでしょうけど・・・
母の目は、何度もしっかりとやよい先生の肌に残るキスマークを見ていました。
それでも、私には何も言わず、やよい先生のことをステキだと言い切ってしまう母のほうこそ、もっとステキだと私はあらためて思いました。

「さ、早くお風呂に入っちゃいなさい。なおちゃん、少しだけ汗くさいわよ」
母が意味ありげに笑いながら、私の背中を軽くパチンと叩きました。


メールでロープ 01

グノシエンヌなトルコ石 42

車をガレージの扉の前の車止めに停めてもらいました。

「へーー。本当に大きなお家だねえ。すごーい」
やよい先生が素で驚いています。
「そ、そんなことありません。それより先生、あがって冷たいものでも飲んで行ってください。母も先生の大ファンなんです」
「うーん。やめとくよー。あたしそういうの苦手だし」
「だいじょうぶですよー」
「いやいや、悪いしー」

「それじゃあ私、家に戻ってトルコ石のイヤリング取ってきますから、ここで待っていてくださいね。母も連れてきますから」
「うん。わかったわ。その前にじゃあこれを渡しとく」
やよい先生が大きなブティックのビニール袋を渡してくれました。

「イヤリングとか子猫ちゃんとか写真とかローターとか、その他いろいろ。あの黄色いわっかの洗濯バサミはミーチャン作のオリジナルで一つしかないから、今はあげられないけど、ミーチャンに言ってもう一つ作ってもらったら送ってあげる。今日撮った写真もね」
「ヤバそうなものは、下のほうに入ってるから。くれぐれもご家族にみつからないように保管場所に知恵を絞りなさい。上のほうは、あたしのお古の洋服。なお子に似合いそうなのを選んだつもりだけど、気に入らなかったらあっさり捨てちゃっていいからさ」
「ありがとうございます。一生大切にします」
「いやいや。それほどのもんじゃないからさー」

「あのー。はしたないんですけど、その赤いワンピもいただけますか?私すっごく気に入っちゃったんです」
後部座席に放ってある、さっきまで着ていた赤いワンピースを指さして、おずおずと言いました。
「あ。これ気に入ってくれたんだ。いや、いろいろ汚れちゃったからいらないかなーと思ってさ。どうぞどうぞ。着てちょうだい。ついでにこれもあげちゃう」
ピンクのレインコートもビニール袋に押し込んでくれます。

一瞬二人で沈黙して、見つめ合いました。
どちらからともなく唇を近づかせていき、しっかりと重なり合わせました。
お互いに軽く肩を抱き合い、舌をゆったりとからませて、静かに深くくちづけ合います。
時間が止まってしまったように、しばらくそうしていました。
私の目から涙がポロポロ落ちて頬をつたいます。

始まったときと同じように、どちらからともなく唇が離れました。
私は頬の涙を手で拭い、無理矢理笑顔を作ります。
「じゃあ先生、ちょっと待っててくださいね」
私は、もらったビニール袋を手に持って、万が一、先生が帰ってしまわないように、持ってきたボストンバッグは後部座席に置いたまま助手席のドアを開けて外に出ました。

そのとき、ガレージの扉がスルスルと左右に開いていきました。
開いた隙間から玄関のほうを見ると、母が部屋着にガウンをひっかけてこちらへ歩いて来るところでした。
私は、また助手席側のドアを開けて、やよい先生に呼びかけます。
「先生、ママが出てきちゃった」

「なおちゃん、おかえりなさいー。あらー。三つ編みおさげに結ってもらったの?かっわいいわー。とっても似合ってるわよー」
母は上機嫌で、やよい先生の車の前までやって来ました。

「百合草先生。ようこそおいでくださいました。このたびはうちの直子がご迷惑をおかけして・・・」
やよい先生は、頭をかきながら車から降りて、直立不動になってから、母にペコリと頭を下げました。
「いつもいつも直子がお世話になりっぱなしで。百合草先生、お夕食は?どうぞあがって召し上がっていって」
「ありがとうございます。でもあたし8時までには帰って、引越し屋さんと打ち合わせをしなければならないもので・・・」
「あらー。でもまだ6時前ですわよ。篠原さんがご実家に戻っているので、たいしたおもてなしもできませんけれど、どうぞ遠慮なさらず一休みしていってくださいませ」
母は、身内にしかわからない言い訳をしています。
「私、一度でいいからゆっくりと百合草先生とお話してみたかったんですの。今日は嬉しい日になるわー」
「さ、とにかく、こんなところで立ち話もアレですから、さ、お車を中に入れて」
父の車は、海外出張で空港に停めてあるので、一台分スペースが空いています。

やよい先生が車を中へ入れている間に、私はお庭で尋ねました。
「ねえママ。なんで私たちが外にいること、わかったの?」
「もうそろそろ帰ってくる頃かなー、って、門の監視カメラのモニターつけっ放しにいといたの。そしたら赤い自動車がスルスルスルって来て、ガレージの前にずっと停まっているから、ガレージの扉を開けてみたの」
「あのカメラ首振りだから、ずっと同じところは映らないのよね。ちょうどなおちゃんがお外に出てきたところが映ったから、私も出てきたの」

良かった。
やよい先生とのキスは映ってなかったみたい。
たぶん。

やよい先生が車を駐車し終えたので、私は車に走って行って、自分のボストンバッグをおろしました。
やよい先生は、また別のブティックのビニール袋を持って、車から降りてきます。
母は、玄関のところでニコニコしながら手を振っています。

「なお子、本当にスゴイお家ねー。なお子って本当にお嬢様だったんだねー」
「もう、先生ったらー、やめてくださいよー」
私は、いつもの調子でやよい先生にからだをすり寄せます。
そこで、あっ、そうだ、母が見てるんだった、と思い出し、あわててからだを離しました。

「さ、どうぞどうぞ。お掃除してなくて汚れてて、お恥ずかしいのですけれど」
やよい先生は、玄関に入ってからリビングに着くまで、落ち着き無くキョロキョロと周囲を見回しています。
「さ、そちらにお掛けになって。お時間が無いのでしたら、何かつまむものでも持ってまいりますわ。今日もお暑いですからお飲み物は冷たいのがよろしいですわね?」
「いえいえ、どうぞ、おかまいなく・・・」
やよい先生は、緊張しているみたいです。
母がダイニングに消えました。

私は、やよい先生を一人にしてしまうのもかわいそうなので、ボストンバッグとお土産の入ったビニール袋を持ったまま、ソファーのやよい先生の隣に腰掛けます。
なんていう偶然なのか、家のリビングにもサティのジムノペディが流れています。

「本当に広いお家ねえ。ここに3人で住んでいるの?」
やよい先生がヒソヒソ声で話しかけてきます。
「はい。あとハウスキーパーの篠原さんとその子供の可愛いともちゃんもいるんだけど、今は田舎に帰ってます」
「へー。ハウスキーパーねえ。なお子の部屋は2階?」
「そうです。後で見ます?」
そんなことを話していると、母がグレープフルーツの切ったやつと、大きなお皿に盛ったサンドイッチをまず運んで来てから、つづいてアイスペールとグラスとリンゴジュースの大きなペットボトルを持ってきて、テーブルに置きました。

「あらあら、なおちゃん。そちらはお客様のお席でしょう?なおちゃんはこっちに座って、お飲み物を作ってちょうだい」
おしぼりをやよい先生に渡しながら、私に言いました。
私は母の隣に座り直して、両手を冷たいおしぼりで拭いてから、人数分のグラスに氷を入れてリンゴジュースを注いでかきまわします。
「直子が帰ってきたら一緒に食べようと思って、作っておいたものなんですけど。このサンドイッチ。どうぞ召し上がって」
「はい。いただきます」
やよい先生は、パクリとサンドイッチを食べました。

もう大丈夫かな。
私は立ち上がって、母に言いました。
「私、自分のお部屋に荷物置いてくるね」
私がビニール袋を手に取ると、母が、
「あら、なおちゃん。それはなあに?」

ぎくっ!

「先生にいただいたの。先生が着ていたお洋服なの。とってもキレイなのばかり」
「あらー。百合草先生、ありがとうございます。本当にお世話かけっぱなしで。ママにも後で見せてね」
「うん。整理したら見せてあげる」
そう言いながら、私は小走りに階段を上がって、自分の部屋に飛び込みました。

ビニール袋を逆さにしてベッドに中身を投げ出して、お洋服の下のヤバソウナモノ袋を中身も見ずに他の袋に移し変えてから、とりあえずベッドの下に押し込んで隠しました。
それからもう一度お洋服だけビニール袋に押し込んで、机の上に置きました。
次に、やよい先生にプレゼントするトルコ石のイヤリングをアクセサリー箱から取り出して、タオルで軽く磨いてから、大事にとっておいたケースに収めてワンピースのポケットに入れました。

ワンピースのポケットには、昨日の午後、やよい先生と最初のプレイを始めるとき、あのユルユルレオタに着替える前に、私が期待に昂ぶって濡らした、いやらしい液を拭ったティッシュが丸められて入っていました。
テイッシュはもうすっかり乾いていました。
それをみつけた瞬間、私は、昨日と今日で体験したさまざまなプレイを一気に思い出して、あらためて、その恥ずかしさに、どこかに身を隠してしまいたいほど赤面してしまいます。

火照った頬を洗面所で洗ってからリビングに戻ると、母が熱心にやよい先生に語りかけていました。
どうやら、3月に開催されたバレエ教室の発表会で、最後にやよい先生がメインで踊った「花のワルツ」がいかに素晴らしかったかを語っているようです。
やよい先生は、グレープフルーツをスプーンで突っつきつつ、テレテレになりながらも時折冗談を交えて、まんざらでもないようです。
確かにあのときのやよい先生、すごくステキでした。
でも、母がそんなに熱心に見ていたこと、そして、それをこんなに嬉しそうに、楽しそうに語っているのが意外でした。
母がこんなに楽しそうに誰かとお話しているのを見るのは、久しぶりな気がします。

母とやよい先生。
私の大好きなキレイな大人の女性二人が、楽しそうに会話しているのを見ていると、私もなんだか幸せな気分になってきて、急にお腹が空いてきました。
サンドイッチをパクパク食べて、リンゴジュースをゴクゴク飲みます。

ガウンを脱いだ母は、下は黒のピッチリしたレギンスで上はゆったり長めの無地な黒いTシャツでした。
どうもノーブラみたいです。
胸のところが二箇所、ポチっと浮き出ているように見えます。
見ていると、やよい先生もときどき、そこに視線を泳がせているみたい。
私はますます幸せな気持ちになってきます。

ようやく会話が途切れたところで、私が口を挟みます。
「でもママ。ママがサティって珍しいね」
「あら、私サティ大好きよ。ほら、今日は午後から雨だったじゃない?こんな日は気分が滅入りがちになるから、サティを聞いて落ち着かすのよ。サティのピアノ曲聞いてると心が落ち着くの。選曲間違えるともっと滅入ったりもするけどね」
そう言って、母は、あははって笑いました。
やよい先生も、そうそう、って感じで頷いています。


グノシエンヌなトルコ石 43

2010年8月8日

グノシエンヌなトルコ石 41

「メール調教、っていうのですね。ネットで見たことあります。ご主人様がM奴隷に、ノーパンで公園に行ってオナニーしてきなさい、とか。私、ちょっと憧れてたんです」

「えーとね。まず、調教、って言葉は、あたしあんまり好きじゃないの。なんだか傲慢で。ヤル側の目線よね。英語で言うとトレーニングなんだけどさ。そっちのほうがまだマシ」
「プレイ中なら使うこともあるけどね。あと、そういう侮蔑的な言葉を言われたほうが、より萌えちゃう、っていうMな人が多いみたいだけどさ。あたしは、素のときはあんまり使いたくない。それがSとしては甘いって、ミーチャンにもよく言われるんだ・・・」
「でも、あたしが本当に好きな人となら、プレイ中はともかく日常では・・・ね。だから、あたしがなお子に出すのは、課題、ね」

「それと、ネットのメール調教の告白文なんて、たいていSMプレイを実際にしたこともないような男の妄想作文よ。あんなの真に受けると、ご近所の笑いものになるか、すぐケーサツに捕まっちゃうから」
「もちろん、妄想の中でならどんなに非常識なことだって、やっちゃってかまわないんだけどさ。ただ、それを現実でもできると思って、やろうとするおバカさんがけっこういるのよね」
「ネットで野外露出の写真を披露してる人たちだって、たいがいちゃんとしたパートナーがいつも傍らにいて、見つからない場所探したり、マズイ事態に陥らないように目を光らせてるの。なお子も今日やってみてわかったでしょ?」
「・・・はい・・・」

「なお子は、けっこうネットでえっちなページ、見てるの?」
「はい。高校入学のときにパソコン買ってもらって、両親も制限ロックとかとくにかけなかったんで、自由にいろいろ見てみました」
「もちろんキャッシュはいちいち全部消すようにして。気に入った画像や動画は、外付けのハードディスクに保存するようにして」
「あらあ、キャッシュとか知ってるんだ。なお子らしいわあ。パソコンの使い方にも研究熱心ね」
やよい先生が笑います。

「でもでも、私の場合、難しいんです。男の人がダメだから・・・」
「最初の頃、調子に乗ってワクワクしながらいろんなサイト見ていたんです。百合とか露出とかレズSMとかって検索して」
「今思うと運が良かったんだと思います。注意深くやってたのもあるんでしょうけど、私好みのサイトがけっこう順調にみつかって・・・」
「だけど、ある日、なんのサイトだったか、いきなり無修正の男の人のアレが出てきて・・・」
「私、あわててパソコンの電源コード抜いちゃいました」
やよい先生が声をあげて、あっはっは、と笑いました。

「笑いごとじゃないんですう。私、その後しばらく恐くてネット見れなかったんですからー」
「それからすごく慎重になって、あの、グロテスクな形のバイブレーターもあんまり見たくないし・・・」
「今は女の人しか絶対出てこない外国のレズビアンSMのサイトとか、文字だけのサイト、さっき言った調教告白のとか官能小説とかばっかりを見ています」
「でも、文字だけのやつも、結局男の人が出てきちゃうのが多いんですよね。男の人が苛めているまではだいじょうぶなんですけど、少しでも男の人のアレがからみそうな気配の描写が出てきたら閉じちゃいます」

「ふーん。なお子はなお子なりに、いろいろと苦労があるんだねえ。なお子の場合は、トラウマが絵で刷り込まれちゃってるからねえ・・・」
「わかった。あたしがなお子でもだいじょうぶなえっちサイトをいろいろ教えてあげるよ。あと、なお子用に編集したオススメビデオとかも送ってあげる」
「ありがとうございます。すごく助かります」
私は、本気で感謝しています。

「それと、縛りのほうも、なお子のからだはまだ完全に成長しきってはいないから、そんなにハードなことはまだしないほうがいいと思った。もう少しからだが成長して、熟してからのほうが、苛め甲斐もあるからね」
「だからバレエのストレッチとか、これからもサボっちゃダメよ。常時ノーブラもまだ早いわね」
「はーい」
「そんなことを踏まえて課題を考えてあげるわ。もちろん、なお子の被虐心が満足できて、すごく気持ち良くなれるように工夫してね。まかせておいて。あたしも無駄にミーチャンのパートナー7年もやってきたわけじゃないから」
「だから、私の課題をやっておけば、近い内になお子は、世界中のレズビアンのためのセクシーMアイドルになれるわよ」
やよい先生が冗談めかして、私にウインクしました。

「あ、でも、何かの拍子でなお子のトラウマが治って、男性を受け入れられるようになったら、スグに言ってね。人間的にはそっちのほうが喜ばしいことだろうし。あたしも絶対怒らないから。すごくがっかりはするだろうけど・・・」
「それは、絶対にない、です」
私は、力強く断言してしまいました。

「それじゃあ、とりあえず最初の課題ね。なお子は、あたしが次に許すまでマン毛を剃らないこと」
「なお子、ずいぶん気に入ってたみたいだから、ちょろっと生えてきたらすぐ剃っちゃいそうだからね。その年であんまり頻繁にカミソリあてるのも良くないような気がするし」
「はいっ!。わかりましたっ!ゆり様っ!」
私の陰毛は、やよい先生にコントロールされるんだ、と思ったらゾクゾクしてきて、思わず元気良く答えてしまいました。

車はようやく渋滞を抜け出して、国道を私の家のほうへ快調に進んで行きます。

「おーけー。これで本当にヘンタイなお子モードは終了ね。お家に入る前に通常なお子モードに切り替えなきゃ。まじめな質問するわよ」
「はい。先生」
「なお子は高校卒業したら、どうするつもりなの?」
「一応、女子大に進もうかな、って思ってます。できれば東京の」
「でも私、どこかの会社に入って、男の人にまざってOLさんとかできそうもないんで、保育園か幼稚園の先生を目指そうかな、ってこの前から考えてたんです」
「うん。それはいいねえ。なお子ならピッタリだよ。でも、あなたピアノ弾ける?」
「えっ?」
「幼稚園の先生になるなら、ピアノは必須だよ」
「そうなんですか?私小学校3年までは習っていたのだけど・・・」
「なら基本は知ってるんだ。じゃあだいじょうぶそうね。なお子の飲み込みの早さなら、ちょっと練習すれば、ちょちょいのちょいだよ」

「がんばってお勉強して、東京においで。それでまた、みんなでえっちな遊びをしようよ」
「あ、でもなお子だったら、その前にいいパートナーが見つかっちゃいそうな気もするな」
「そんな。無理です。私はやよい先生が一番いいです」
「ううん。なお子には、あたしよりもっとしっくり来る女性が現れるはずよ。だから焦らないで、じっくりいい人探しなさい。その間は、あたしがミーチャンの目を盗んで、出来る限り遊んであげるから」
私は、ミーチャンさんが本当に羨ましいです。

「バレエはどうするの?」
「つづけるつもりです。夏休みが終わったら、また通うことにしました。今度の先生は・・・」
私がその先生の名前を告げると、
「あらー。彼女が次にあたしのマンションの部屋に入るのよ。あたしの友達よ。やさしくってすごくキレイ。踊りもうまいわ」
「はい。先週お会いしてきました。やさしそうなかたでした」
「でも彼女は、ちゃんと男性の恋人がいるマジメな女性だからね。なお子、ヘンなことして困らせちゃダメよ」
やよい先生は、笑いながら左手で私の右手を握りました。

気がつくと、私の家のすぐそばまで来ていました。
時計は5時15分。
ちょっと早いかな、とも思いましたが、車はどんどん家に近づいていきます。

「あっ、あの信号を左です」
私は、正直に道順を告げました。
「ここを道なりに。あの高い塀の家です」


グノシエンヌなトルコ石 42

グノシエンヌなトルコ石 40

ずいぶん久しぶりに、ちゃんと下着を着けて服を着た私は、なんだかうまく服に馴染めなくて、そんな自分がおかしくてクスクス笑ってしまいます。

「あらー、なお子、なんだかリラックスしてるわね、スッキリした感じ?」
「はい。先生。すっごく楽しい二日間でした。ユマさんともお友達になれたし」
「でも、やよい先生とお別れかあ、と思うと悲しいです」
「何言ってるの。二度と逢えなくなるワケじゃないんだから」
「でもお・・・」

ユマさんに手を引かれて、あの小柄で愛らしいけどSならしいウエイトレスさん、シーナさんがやって来ました。
「悪いね、シーナ。仕事中に」
「いいえ。ゆり様のためならいつでも、どこへでも」
シーナさんは、やよい先生に向けてニッコリ笑ってから、私の顔を見ました。
「おかえりなさい。楽しかった?」
「は、はい・・・とっても」
私は、どぎまぎしてしまいます。

「あ。私はシーナ。百合草先生とは古くからおつき合いさせてもらってるの。あなたは、なお子さんよね?」
「は、はい。もりしたなお子です。やよい、いえ、百合草先生のバレエレッスンの生徒です。よ、よろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしくね。それで、今日はどんな風に苛めてもらったの?子猫ちゃん」

「それは、あたしが後でゆっくり聞かせてあげるわよ。写真もいっぱい撮ったから、ね」
やよい先生が、お話に割って入ってきて、シーナさんにパチンとウインクしてみせました。
「なお子ったら、シーナにも苛めてもらいたいみたいよ。いつかあたしがチャンス作るわ」
「それより記念写真を撮っちゃいましょう。悪いけどシーナ、カメラマンね。なお子、ケータイ貸して」
私のケータイをシーナさんに渡すと、私とユマさんの手を引いて、やよい先生の車をバックに、私を真ん中にして3人並びました。

「なお子の待ち受けにしてもらうんだから、ユマ、おっぱいとか出しちゃダメよ。じゃあシーナ、お願いね。チーズ!」
カシャ。
シーナさんがシャッターを押してくれました。
「じゃあ次は3人とも一番色っぽい顔をしましょう」
やよい先生が提案します。
私は、眉根にシワを寄せて、悩ましげな顔を作りました。
他の2人がどんな顔をしたかはわかりませんが、シーナさんはプっと吹き出して、笑いながらシャッターを押しました。

それから、やよい先生、ユマさん、シーナさんの順に私とツーショット撮影をしました。
やよい先生とは、頬と頬をくっつけてニッコリ笑って。
ユマさんとは、お互いに背中から手を回して、お互いのおっぱいに手を置いて。
シーナさんとは、私は少し緊張しましたが、シーナさんが私の左肩に頭をもたれかけて甘えてくれました。
どうしてもSとは思えない、あどけない仕草でした。
やよい先生がシャッターを押してくれました。

「はいはい。シーナ、ありがとね。それじゃあここでひとまず解散しましょう。ユマ、気をつけて帰んなさいよ。今日事故ったら、あなたカッコ悪いわよー。その下、裸なんだから」
「あー。そーなんだー」
シーナさんがそう言って、ユマさんのレインコートのボタンとボタンの間から手を入れてモミモミしています。
「あーんー。シーナさまあ、お許しくださいー」
なんだかみんな、大胆です。

「子猫ちゃん。アタシのケータイ番号とメアドはもう子猫ちゃんのケータイに登録してあるからねー。さみしくなったらいつでも電話してねー」
そう大声で言いながら、ユマさんが小脇に脱いだお洋服を抱えて、ブルーのレインコートの裾をヒラヒラさせながら自分の車のほうに歩いて行きました。

ユマさんの車は、ペッタンコな白いスポーツカーでした。
なんていう名前のやつか私は知りませんが、とにかく超有名なカッコイイやつです。
左ハンドルで二人乗りで、たぶん、すっごく高いはずです。
駐車場に入ったとき、一番最初に目についた車でした。
あれ、ユマさんのだったんだ。
「ユマさん、すごい車に乗っているんですねえ」
「あれはユマのダーリンのもの。でもユマもああ見えて、すっごく運転うまいのよ」
やよい先生が私の肩に手を置いて、ユマさんを見送りながら言いました。

ユマさんは、運転席の窓を開けて左手を出してヒラヒラさせながら駐車場を出て、ブオンと一回大きな音をたてて、国道を走り去っていきました。
カッコイイー。

「それでは、なお子さん。またきっと逢いましょうね」
シーナさんは、そう言うと、私の唇をチュッと軽く唇で塞いでから、お店の中に戻っていきました。
シーナさんのルージュも甘い味がしました。
「あたしたちも帰ろうか?」
やよい先生と私は、しっかり手をつないで、赤くてまあるい車のほうへ歩いて行きます。

「ねえ、なお子・・・」
私が助手席に座って、車が走り出し、しばらくの間二人とも無言でした。
私は、目を閉じて、まったりとサティの旋律に耳を傾けていました。
ターミナル駅前で渋滞に捕まったとき、やよい先生が口を開きました。

「この二日間、どうだった?楽しめた?」
「はい。すっごく楽しかったです。でも、ちょっとやり過ぎちゃったかな、とも思ってます」
「そう。良かった。少しは反省もあるのね。やっぱり、なお子はいい子ね」
やよい先生がやさしく微笑んでくれます。

「なお子は、一人でやるとき、自分で自分を縛ったりしてるの?」
「は、はい。カーテンタッセルとか、電気の延長コードとかで・・・でも今日みたいにきっちりと縛ったことはありませんでした。勉強になりました」
「勉強はいいんだけど、ね・・・」

「ねえ、なお子。昨日今日とさんざんあんなことやっといて、あたしがこんなこと言うのもおかしいんだけどさ・・・」
「はい?」
「なお子はね、人前で裸になることや、誰かに苛められることに慣れちゃダメ。って思うのよ」
「なお子の性癖はわかっているけど、それを無闇に人前で出さないで、普通のときは、普通でいるようにしていたほうが、魅力的だと思うのよね。なんかうまく言えないけど・・・」
「なお子はきっと、自分の恥ずかしい姿を誰かに見られてしまうかもしれない、知られちゃうかもしれない、っていうスリルが好きなのよね。でも男性を含む誰にでも見られたい、知られたいってワケではないでしょ?」
「はい。もちろんです」

「あたしが思ったのは、あなたのいやらしいからだを見たり、ヘンタイプレイで苛めたりすることができるのは、あなたに選ばれた、限られた人たちだけなのよ。それが今は、あたしであり、ユマなの」
「なお子のからだ、ううん、からだだけじゃなくて、性格も含めたなお子という女には、それだけの価値があるし、選ぶ権利も持っているの」
「もちろん、なお子の人生だから、あなたがそんなのイヤだ、私はみんなの前で脱ぎたいの、苛められたいのって思うなら、それはそれだけどね」
「見てもらうことに喜ぶのは、あなたの性癖だからいいんだけど、ありふれた言葉だけど、恥じらい、だけは忘れないでいて欲しいのよ」

「男向けのアダルトビデオによく出てくる、街中で大勢の前で裸になって、ひどいことされてるのにヘラヘラ笑って、いたずらに下品なことして男に媚びているような目線の女が、あたしはキライなの。男に言われてやらされてるにしても、いくらお金のためでもね。もちろん、なお子はそんな風にはならないでしょうけど」
「性欲、性癖は人それぞれだし、中には不特定多数の男にめちゃくちゃにされて、本気で喜ぶ女もいるらしいけど」
「人前で裸になる、とか、自分でイケナイことだとわかっているんだけどやってみたいなあと思ってることは、普通の人から見たらすごく恥ずかしいことなんだ、っていう根本を忘れなければ、なお子はもっといやらしくなれるし、過剰に下品なことしなくても、もっと気持ち良くなれるはずよ」
「なんて言えばいいのかなあ。あたしは、なお子にずっとエレガントな女性でいて欲しいの。なお子がエレガントでいるうちはあたしが絶対、何があっても守ってあげるから。遠くに離れていたって、何かあったらすぐ相談してくれれば、守ってあげることはできるから・・・」

「私、中学のときに母からも、エレガントでいなさい、って言われたことあります」
「エレガントって、どういうことなんだろう?って私もよくわからなかったけれど、今のやよい先生のお話でなんとなくだけど、わかった気がします」
「この二日間、あんなにヘンタイなことばっかりやった私でも、まだエレガントだって先生が言ってくれて、私すごく嬉しいです」
「でも・・・これからまた一人遊びに戻って、ムラムラしたときに、何か突拍子もないことをやってしまいそうで、そんな自分が怖いのもあります・・・」
「とくにこの二日間で、SMプレイや露出遊びの楽しさと怖さを知ってしまったので・・・なおさら・・・」

やよい先生は、ちょっと考え込むような顔をしてから、ふいに明るい声で言いました。

「そうだ。あたしが東京行って落ち着いたら、メールや電話で課題を出してあげるよ。なお子がムラムラしてるときに、こうやって遊びなさい、って」


グノシエンヌなトルコ石 41

2010年8月7日

グノシエンヌなトルコ石 39

気がつくと、雨は小降りになっていました。
空もまた、明るくなりつつあります。
濡れた地面に、木製の洗濯バサミが二つ、転がっています。

そうなると、ここに全裸でいることが急に怖くなってきました。
ここは、私の通っている学校の裏門前なんです。

「ユマさん、先生が、いない・・・」
私は不安になって、ユマさんの裸のからだに寄り添いながら聞きます。
「だいじょうぶよー。あの先生、またなんかイタズラ考えてるのよー」
ユマさんは、自分の髪を軽く絞りながら、あまり気にしていない様子です。

雨で全部メイクが流れてしまっているはずですが、ユマさんは相変わらずカワイイです。
くっきりした二重瞼とパッチリした大きな瞳もそのままです。
「ユマさんて、素顔でもカワイイんですね」
「あー。それって誉めてんのかビミョー。あれ?でも、でも、だから誉めてんのか。うれしいー」
ユマさんは、いつでもマイペースです。

ふと遠くに目をやると、遥か向こうに車のヘッドライトが光りました。
あの道を道なりに来ると、ここの前を通ることになるはずです。
「ちょっとマズイねー。車に戻ろうかー」
ユマさんはそう言うと、私の手を引いて門の前を離れ、道路に出ました。

当然、二人とも全裸です。
私は、つないでいる方じゃない手でどっちを隠すか、一瞬迷いましたが、アソコを隠すことにしました。
「今更隠してもしょうがないんじゃないー?」
て言いながら、ユマさんも前屈みになって茂みを隠しています。

20メートルくらい先に止まっているはずの赤い車が見当たりません。
「あれ?」
私たちは前屈みのまま立ち止まり、あたりを見回します。
さすがのユマさんも動揺しているのか、私の手をぎゅーっと握ってきます。

遠くに見えた車のヘッドライトは、私たちが向かおうとしている方向からやって来ます。
私たちは後ずさりして、また裏門の前のスペースに戻り、隠れる場所を探します。
でも、そんな場所、とりあえず無さそう。
私たちに気がつかず、車が通り過ぎて行ってしまってくれればいいのですが・・・
「塀を乗り越えて、学校の中に入っちゃおうかー?」
ユマさんがそう言ったときに、裏門のスペースを塞ぐように、やよい先生の赤い車が止まりました。

「あなたたち、ぜんぜん気がつかないんだから。あたしは車をバックさせて、あっちに移動してたのに」
やよい先生が運転席から助手席側の窓を開けて、大きな声で怒鳴りました。
やよい先生は、私たちが向かおうとしていた逆方向に車を移動していました。
「ちょっと振り向けばわかるのに、あなたたちぜんぜん気づかずに裸のお尻向けてへっぴり腰で震えてるから、笑わせてもらったわ。証拠写真もバッチリ撮ったわよ。さあ、はやく後ろの席に乗っちゃいなさい」
こちらへやって来る車のヘッドライトは、かなり近づいて来ていました。

ユマさんが助手席のドアを開けて、シートを倒して後部座席に乗り込みました。
つづいて私が乗り込もうとすると、その車はすぐそこまで近づいていました。
農家の人の軽トラックのようでした。
私は、思わずその場にしゃがみ込み、やよい先生の車の陰に隠れてやりすごしました。

やよい先生に後から聞いたら、その軽トラックに乗っていたのは60前後のおじさまで、運転手側の窓を開けて、やよい先生の車をまじまじと見ながら、ゆっくり通り過ぎて行ったそうです。

私が乗り込むと、やよい先生が乾いたバスタオルを投げてくれて、ゆっくりと車が走り出しました。
私とユマさんは、一枚のバスタオルを分け合って髪を拭い、それから順番にからだを丁寧に拭きました。
エアコンが調整されていて、びしょ濡れのからだでも寒くはありません。
雨は小降りになっていて、そろそろやみそうな感じです。
時計は4時過ぎを示していました。

「雨がひどいもんだから、車をバックさせて車の中からズームで写真撮っていたの」
「あなたたちのヘンタイ行為もいろいろアップで撮らせてもらったわよ。なお子がイった瞬間もね」
「どうだった?なお子、自分が通っている学校の前で全裸になって、イった気分は?」
「ユマも自分で自分のオマンコさすってたでしょう?」
「あなたたちって、なんだか姉妹みたいね。ヘンタイ姉妹」

「ゆり先生。アタシ、子猫ちゃんに告白されちゃったよー。大好きーってー」
ユマさんが私の三つ編みを直しながら、嬉しそうに言ってくれます。
「アタシ、子猫ちゃんのために歌書くよー。子猫ちゃん、もうカワイクって大好きだからー。それで絶対ヒットさせるー」
「わあ。嬉しいです。ユマさん、ありがとーっ」
私は、ユマさんに抱きついて、ユマさんの真似をしてブチューっと唇にキスしました。
「あらあら、仲がお良ろしくって結構だこと。ユマ、あたしが東京行ったら、なお子のことよろしくね。ときどきイジメテあげて。そうしてくれないとこの子、一人で何しでかすかわからないから」
「いえす、まーむ。よろこんでー」
車はまた、ターミナル駅のほうに向かっているようです。

「じゃあ、そろそろヘンタイなお子のSM合宿はおしまいね。からだを拭ったら、なお子の服に着替えて、素直で賢い通常なお子モードに戻りなさい」
「ユマもいつまでもHカップ、見せびらかせてないで、服を着て。あたしが縛りたくならないうちに」
やっぱりやよい先生も、このおっぱい見てると縛りたくなるんだあ。
私はクスっと笑います。
「えー。アタシはいいや。今更服着るのメンドクサイから、このレインコート借りるねー。それで家帰ったら今日のをオカズにしてまた悶えまくるのー」
ユマさんはそう言って、ブルーのレインコートに付いた水滴をバスタオルで拭い始めました。

私は、またちょっとだけ切なくなってきます。
どんなに楽しい時間にも、終わりはやって来てしまいます。
やよい先生やユマさんと、こんなに仲良くなれたのになあ。

「ほらあ、早く服を着なさい。もりしたなお子さん?」
やよい先生にうながされて、私はのろのろと自分のボストンバッグをひきずり出しました。

「アタシが着せてあげるー」
ユマさんが裸のまま、まずは私のブラジャーをやさしくおっぱいにあてがって、後ろのホックを留めてくれました。
「子猫ちゃんのおっぱい、尖った乳首、だーい好きー」
ユマさんがヘンなメロディで即興らしい歌を歌いながら、私の頬にキスします。
さすがに声楽科卒だけあって、よく通るソプラノな美声です。
次にショーツを穿かせてくれます。
「子猫ちゃんのオマンコ、おっきなクリちゃん、えっちなお尻も、だーい好きー」
今度はおでこにキスをくれます。
最後に、昨日着てきた濃いブルーのワンピースを頭からかぶりました。
ユマさんが背中のジッパーをジーーっと上げながら歌います。
「子猫ちゃんはヘンタイ、マゾっ子なおちゃん、そーんな子猫ちゃんがー、だーい好きーなーのー」
歌い終わると、私の唇をブチューっと塞ぎました。
この歌は、ぜったいヒットしないな、と私は思いました。

やがて車は、さっきのファミリーレストランの駐車場に到着しました。
「それじゃあ、ユマ、お疲れさまね。また来週連絡するから。片付け手伝ってね」
「あと、今日撮った写真とかは全部あたしのパソコンに送っておいたから。ユマのケータイの分もね。あとでCDに焼くか、USBメモリで渡してあげる。なお子にもね」
私とユマさんにケータイを返しながら、やよい先生が言います。
「だから、そのケータイの写真フォルダは今は空っぽよ。あーいう写真はいつまでも入れといちゃダメ。もしケータイ落したとき大騒ぎになっちゃうからね」

「なので、なお子のために健全な記念写真を撮っておきましょう」
やよい先生が車を降りながら言いました。
私も助手席側からお外に降り立ちます。
雨はすっかり上がって、西に傾いた陽射しが雲間から覗いています。
「わかったー。じゃあアタシ、シーナちゃん、呼んで来るー」
ブルーのレインコートを素肌に着ただけのユマさんが、ファミレスの入口に走って行きました。


グノシエンヌなトルコ石 40

グノシエンヌなトルコ石 38

暗い窓からお外を覗くと、雨が少し強くなっていました。
雨雲が厚くなったのか、あたりが一段と暗くなって、遠くでゴロゴロと雷様も鳴っています。
そして、窓から見える景色に、私は見覚えがありました。

突然やよい先生が、レインコートのフードをすっぽりかぶった姿で助手席側のドアを開けました。
「ほら。だいじょうぶみたいだから、なお子もユマもそのレインコートだけ着て降りてきなさい。フードかぶってね」
ユマさんがブルーのレインコートをいそいそと素肌の上に着始めました。
私もピンクのを手に取って、急いで着始めます。
フードをかぶってから、サンダルをつっかけて車の外に出ました。

さっきより大粒になった雨が、パチパチと薄いナイロンのレインコートを叩きます。
少し風も強くなっています。
レインコートの裾は、私の膝上10センチくらい。
強い風が吹いたらカンタンにめくれてしまうでしょう。
その下は一糸まとわぬ裸です。
なんだかすごくエロティックな気分です。
パチっとはめる式のボタンは全部で4つ。
一つ一つのボタンの間隔が長いので、隙間から素肌が見えそうでドキドキします。
ストンとしたシルエットで全体はダブダブなのに、尖ってる両乳首だけ、薄いナイロンを突っ張らせています。

そして、この場所は私の思った通り、私の通っている女子高の裏門のところでした。
道路の向こう側は、見渡す限りの田んぼになっていて、民家は遥か遠くにポツリポツリある程度です。
「さすがに正門のほうは、雨でも人通りありそうだからさ。こっちなら誰も来ないでしょう」
私たちの隣に来たやよい先生が、いたずらっぽく笑っています。
手には小さなデジカメを持っています。

「ほら、なお子、ユマ、そこに並んで」
私の通っている高校の名前と『通用門』 と書かれたプレートの前のスペースを指さします。

「並んだら、レインコートの前をバっと開いてね。露出狂の変質者みたいにね」
デジカメを構えたやよい先生に言われて、ユマさんが嬉しそうに私に話しかけてきます。
「ここって子猫ちゃんが通ってる高校でしょう?うわー、コーフンするうー」
言いながらレインコートの前を両手で掴み、左右にバっと大きく広げました。
ユマさんたら、ボタン一つしかしないでお外に出てきたみたい。

「ほらー。子猫ちゃんも早く~」
私は、ドキドキに震える手でゆっくりと4つのボタンをはずしてから、恥ずかしさにキュンキュンしながら思い切って左右に開きました。
「はい、そのままよ。なお子、もうちょっと左に行って。もっとオマンコ突き出しなさいよ。見てーっ、って感じにね」
やよい先生は、高校のプレートが真ん中に来るように二人の位置を調整してから、カシャカシャとシャッターを押しました。

雨雲で薄暗くなった夏の午後に、フラッシュの光が私とユマさんの裸体を浮き上がらせています。
露になった私の肌を雨が強く叩いていきます。
私はジンジンジンジン感じてきています。

「じゃあユマ、なお子をイジメちゃって」
何枚か写真を撮った後、やよい先生がユマさんにウインクしました。
「いえす、まーむ!」
ユマさんはおどけて敬礼してから、私の足元にしゃがみ込み、私の両脚を持って開かせると、真下から私のアソコに右手の指を突っ込みました。
「あーーっ!だめーーっ!」
私は両手でコートの左右を開いたまま、少し大きな声を出してしまいます。
「立ったままよ。コートも自分で開いたままね。もし閉じたらそのコート脱がせて裸んぼのまま置き去りにするからね」
「あんっ、あーーん、は、はい~っ」
やよい先生はカシャカシャ写真を撮りつづけ、ユマさんはちゅぷちゅぷと私のアソコを陵辱しつづけ、雨はパチパチと私のおっぱいやお腹を叩きつづけます。

「あーあーあーあーーーんっ」
もうすぐイク、となったときに、急に雨が一層強く激しくなりました。
雨粒が大きくなって、ザーーーという大きな音にあたりが包まれます。
レインコートを叩く雨音もバチバチに変わっていました。

いつの間にか私の背後に来ていたやよい先生が、スルスルっと私のレインコートのフードをひっぱって脱がせてしまいました。
「あーーん、いやーーーっ」
雨音が大きいので、私も躊躇せず大きな声が出せます。
「ちょうどいいシャワーじゃない?これであなたのいやらしい液や汗を流してもらってサッパリしなさい」
やよい先生が私の耳元に囁きながら、両乳首に洗濯バサミをくれました。
「あーーっんんー!」

足元を見ると、ユマさんも自分でレインコートを脱ぎ捨てていました。
白くてまあるいキレイなお尻が私の足元にうずくまって、激しく私のアソコを掻き回しています。
私の視線に気づいたのか、顔を上げるとニィっと笑いました。
「子猫ちゃんのオマンコ、すっごく熱いよー。ほら、指ふやけちゃったー」
私を蹂躙する指を、右手の指から左手の指に切り替えて、右腕を伸ばして私の顔に近づけてきます。
ユマさんの右腋の下の豊満なおっぱいが、激しい雨に打たれてプルプル揺れています。
私は夢中でユマさんの右の指をしゃぶります。

やよい先生は、ユマさんのレインコートも拾って、雨の中で何度か振ってから、ゆっくりと車のほうに戻って行きました。
この場所から車まで約20メートル。
車に戻るときは、否が応でも二人は全裸のまま歩いて行かなくてはならないようです。

どしゃ降りの雨の中、真夏の昼下がり。
おさげ髪をびしょ濡れにした全裸の女の子が、ポニーテールをびしょ濡れにした全裸の女の子に股間を責められています。
おさげ髪は、脚を大きく広げて立ち、ポニーテールは、その足元にしゃがみ込んでいます。
場所は、おさげ髪の女の子が通っている高校の裏門前です。
その子の乳首には洗濯バサミまではさまれています。
その子のアソコはパイパンです。
その子はなぜか、両手を頭の後ろに組んでいます。
激しい雨が二人のいやらしいからだを容赦なく打ちつけます。
尖った乳首に挟まれた木製の洗濯バサミも雨に叩かれるたびにフルフルと揺れています。
さっきまでは、命令して、見守ってくれる人もいましたが、今は誰もいません。
それでも二人は止めようともせず、逆にもっと狂ったように激しく行為に没頭しています。

私たちは、まぎれもないヘンタイです。

私は、もはやどうしようもない恥ずかしさで気がヘンになりながら、ピークを迎えようとしていました。
「あーーーっ、あーーーっ、もっと、もっと、もっとーーー」
「そう、そう、そう、そこ、そこ、そこーっ」
「イきます、イきますイきます、ユマさん、ユマさんーーイーきまーすう」
「んんんんんんんんーーーーーーっ!!!」

崩れるようにしゃがみ込んで、ユマさんの裸の背中に顔をうずめました。
ユマさんは、私のからだを支えながら立ち上がり、私のウエストに手を回して、びしょびしょの頭を撫ぜた後、洗濯バサミをはずしてくれました。
「子猫ちゃん、かわいかったー」
すごく色っぽく耳元で囁いてくれます。

私は顔を上げて、ユマさんの顔を見るなり、正面から固く抱きつきました。
「ユマさん、ユマさん、ユマさんー、大好き、大好き、大好きーーっ!」
そう叫びながら、激しく唇を重ねました。
ユマさんも舌を伸ばして応えてくれます。

「うふふー。子猫ちゃんに告られちゃったー。うれしいなあー」
ユマさんの唇を離した後、今度はユマさんが思いっきり力をこめて私を抱きしめながら、言ってくれました。


グノシエンヌなトルコ石 39

2010年8月1日

グノシエンヌなトルコ石 37

ユマさんは、シートに仰向けで膝を曲げて寝転び、私は、覆いかぶさるようにからだを密着させて、舌でユマさんの右乳首を転がします。
「はふ~ん」
ユマさんのキレイな声が車内に響きます。

二人ともファッショングラスは、はずしています。
私は、両手でユマさんのショートパンツを下ろし、脚から抜き取りました。
ユマさんの茂みは、密度が濃く、鋭角な逆三角形にキレイに切り揃えられていました。
からだ全体にほどよく脂肪が乗っていて、フワフワ柔らかそうな裸体です。

私は、ワンピースを脱いでしまおうと思い、いったん起き上がって両腕を抜き、裾からまくりあげ始めました。
ふと暗い窓の外を見ると、ちょうど信号待ちで止まっていて、窓のすぐ横を傘をさした高校生くらいの男の子3人が歩いているところでした。
私は、一瞬ビクっとして手を止めてしまいます。

「だいじょうぶよ。見えないから。さっさと脱ぎなさいよ」
私の一連の動きに気づいていたらしいやよい先生が、声をかけてきます。
私もさっき確認したので、見えないことはわかっているのですが、こんな街中で裸になろうとしている自分がとてつもなくえっちな女に思えて、恥ずかしさにキュンと感じてしまいます。

「さっさと脱がないと、その窓開けちゃうわよ。このボタンで、そっちの窓も開けられるんだから」
やよい先生が運転席のドアのところのボタンをカチっと押すと、歩道側ではないほうの後ろの窓が2センチくらい下りて、外の雑踏が聞こえてきました。
ユマさんは、下から手を伸ばして、まくり上げたままの裾から露になっている私のアソコに指を入れてクニクニ動かしています。
「あは~んっ」
私は、身悶えしながらワンピースを大きくまくり上げて頭を抜き、すぐにユマさんの肌に覆いかぶさりました。
窓がピタっと閉じられます。

しばらくユマさんの柔らかいからだを、両手と舌で味あわせてもらいました。
本当にフワフワしてて、さわっているだけで私も気持ち良くなってしまいます。
覆いかぶさったままギューっと抱きしめると、私のおっぱいがユマさんのおっぱいにめり込むように溶け合います。
「うふーんー。子猫ちゃんの乳首がとっても固くてアタシのおっぱいが犯されてるみたいー。もっとギューーッとしてえー」
ユマさんは、いちいち言うことがカワイイです。

ユマさんは、私のからだにはまったく攻撃を仕掛けてこないで、受けに徹しています。
私ははりきって、ユマさんの上半身のいたるところ、顔からおへそまで、ペロペロと舐めあげます。
「あはー、あはー、あはーーんっ!子猫ちゃん、じょーずーっ~、腋の下あー、ねえ、腋の下が好きーーっ!」
ユマさんが自白したので、重点的に責めます。
ここならキスマーク付けてもダーリンさんにバレないかな、と思い、左腕を上げさせて腋の下をチューっと吸いました。
「うふーん、うふーん、ねえ、噛んで、そこを、そこ噛んでー」
私は、赤青くなったそこの皮膚をつまんで軽く前歯で噛んでみます。
「あーーーーっ!ありがとうーありがとー子猫ちゃーーんっ!」

そうしながらも私の左手は、じりじりとユマさんのアソコ周辺をさまようだけで、クリトリスや中には近づきませんでした。
陰毛を引っぱったり、土手を撫ぜたり、ラビアを軽く広げるだけです。
「あ~~ん。子猫ちゃん、アタシのオマンコに指入れてよー」
私は、太腿の内側を撫ぜたり、お尻の穴周辺を弄るだけで、まだ焦らすつもりです。
「ふえ~~んっ。子猫ちゃんはイジワルされるほうなんだから、イジワルしちゃいけないんだよー。お願いしますー子猫ちゃ~あん、あんっ!」

私が聞こえないフリで右の腋の下をチュウチュウ吸っていると、ユマさんはがまんできなくなったのか、私のからだに手を回して、強引に体勢を逆転しました。
私が仰向けになると、ユマさんは上半身を起こし、自分の両腿の間を私の顔に押し付けてきます。

「子猫ちゃんがイジワルするからいけないんだよー。ユマのオマンコ舐めなさいー。一生懸命舐めなさーいー」
私は、舌を精一杯伸ばして、ユマさんのアソコに侵入させました。
ユマさんのお汁も、また少し違った味がします。
しょっぱさ強めでほんのり甘い。
美味しいです。

舌をいったん抜いてから唇をすぼめて、私ほどではないけれど、やよい先生よりは大きめのクリトリスをしゃぶったり、軽く噛んでみます。
「あーーーっ、いいイーいいイーーいいーーそこそこそこそこーっ!」
ユマさんが私の上で大きく上体を反らします。
ユマさんのポニーテールの毛先がちょうど私のアソコやクリトリスをコソコソ撫で回して、私も声が出てしまいます。
「あーんっー」
「まだ子猫ちゃんの番じゃないんだよー。アタシをイかせてくれないと、子猫ちゃんイジメてあげないよーっ~んんんーっ」

私は自分の顔の前に右手を持ってきて、指三本を目の前のユマさんのアソコにぬぷっと挿しこみました。
「あーーーっ、やっと子猫ちゃんが犯してくれたー。グリグリしてーグリグリしてーーえっ!」
ユマさんは上体はのけぞったまま、激しく腰を使って私の指を入れたり出したりしています。
ユマさんが揺れるたびに、私が大きく広げた内腿の間を、ユマさんのポニーテールが激しく叩きます。
私が立てている親指にクリトリスを擦りつけながら、ユマさんの腰が私の顔の上で上下します。
だんだんペースが上がってきました。
ユマさんは、自分の左手でおっぱいをめちゃくちゃにもみしだきながら、かわいいお顔を歪ませてのぼりつめていきます。

「あはんっ、あはんっ、あはんっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっー」
「いや、いや、いや、いや、いく、いく、いく、いく、いくいくー」
「んーーーんんーーーんんーーんんーーっ!」
「いっちゃういっちゃういっちゃういっちゃういっちゃういっちゃうーーーーーっ!!!」

私の顔は、ユマさんのお汁でビチャビチャです。
ユマさんの中に入れたままの私の指が、キュッキュと締め付けられます。

「はーんっ、子猫ちゃんサイコーよー。昨日のオナニーよりもぜんぜん良かったあー。なんだかスッキリしちゃったー。ありがとねー」
全裸のまま後部座席に並んで座りなおした私とユマさんは、やよい先生のくれたバスタオルでお互いの顔やからだを拭き合っています。

「よーし今度は、アタシが子猫ちゃんをたっぷりイジメテあげるからねえー」
ユマさんはそう言うと、いきなり私をシートに押し倒して、右手の指を2本、私のアソコに突っ込んできました。
「あ~~んんんんー」
「ほんとだ。子猫ちゃんのオマンコ狭くて浅いー。かわいいいーー」
ちゅぷちゅぷとピストン運動させながら、私の乳首をひねってきます。
「あう、あう、あう、あう~んっー」
「子猫ちゃんの弱点はもう、だいたい知ってるもんねー」
「ほらー、もっとニャーニャー鳴きなさーい」
「はうーん、はうーん、はうーーーんっ」

そのとき、車がガタンと揺れて、止まりました。
シートベルトをはずしたやよい先生は、ベージュのレインコートを広げ、からだにはおってからドアをバタンと開き、エンジンはかけたまま何も言わずに外へ出て行きました。

何かあったのかしら?
私とユマさんは、起き上がって顔を見合わせます。


グノシエンヌなトルコ石 38

グノシエンヌなトルコ石 36

「さーてと、子猫ちゃん。アタシを喜ばせて、くーださいなー」

私に向き合うようにからだをひねって、私の右おっぱいにユマさんのやわらかい左おっぱいをなすりつけてきます。
私は、ポケットの右手をグイっとより深く進入させて、指先で入口を捉えます。
ユマさんの陰毛はわりと豊富です。
それを掻き分けて一番敏感な場所を探します。
場所を確認した後、満を持して二本指を挿入しながら、ユマさんの唇を私の唇で塞ぎます。
「はうっ!」
くぐもったユマさんの声を聞きながら舌をからませつつ、左手でユマさんの右おっぱいを少し乱暴に掴みました。
ユマさんのかわいらしいお顔の眉根にシワが寄ります。

ユマさんのおっぱいは、本当にやわらかくて、モミモミしているだけで私のほうが気持ち良くなってきます。
私が唇を離すと、ユマさんは真一文字に唇を結んで、必死に声が出ないようにがまんしています。
そのお顔がすごくセクシーなんです。
私は右手の親指でユマさんの敏感な場所を擦りつつ、右乳首も右手で強くつまんで、ユマさんに声を出させようと試みます。
「んふーんふーんふーんふんーっ」
ユマさんは鼻で激しく息をしながら、私の顔をトロンとした目付きで見つめています。
すごくかわいくて、抱きしめたくなっちゃいます。
私は右手のピストンの速度を上げて、唇でユマさんの左乳首を転がしました。
「はふん、はふん」
私の背中に回した左手に力を入れて、私を抱きしめてきます。
右手はショートパンツの上から、私の右手を掴んで一緒に激しく動かしています。

ちょっとテーブルがガタガタ鳴っていて、マズイかな?と思ったとき、やよい先生がファッショングラスをはずしました。
「ちょっとユマ、やまだ、やまだっ!」
やよい先生が押し殺した声で叫んでいます。
ユマさんはそれどころじゃないようです。
私はあわててユマさんのチューブトップを左手でずり上げておっぱいを隠してから、自分も胸をかき合わせます。
ユマさんもやっと事態が飲み込めたようで、左手でチューブトップの上部分を押さえ、私のポケットの右手に自分の右手を重ねたまま、私の右肩に頭を預けて寝たフリをしました。
その寝顔が、なんとも悲しそうな、もうちょっとだったのに・・・って顔に書いてあるような表情だったので、私は思わず小さく吹き出してしまいました。

遠くからガヤガヤと、おばさまたち特有のとりとめのないおしゃべり声が聞こえてきます。
そのガヤガヤがどんどんこっちに近づいてきます。
どうやら、私たちと通路を隔てた向こう側、私たちに椅子の背もたれを向けているボックスに座るようです。
ボックスを隔てた一番向こう側の通路をゾロゾロとおばさまたちが歩いてきます。
何かのスポーツサークルの人たちみたい。
みなさん、お揃いの派手なジャージをお召しになり、手に手にスポーツバッグとタオルを持っています。
おばさまたちが座ってしまえば、私たちは見えなくなりますが、立っていると丸見えです。
あなたがこっちへ、いえあなたこそあっちへ、と、これまたおばさま特有の譲り合いをなさっています。
その中の一人のおばさまが、私に寄り添うように寝ているユマさんの姿を見つけて、あれまあ、という顔をしながら、私の視界から消えました。

ようやくおばさまたち全員が席に座りました。
これにしましょう、いえこっちが美味しそう、とメニューを選ぶ声も姦しいです。

ユマさんがそろそろと顔を上げました。
悲しそうな顔のままです。
さっきの小柄なウエイトレスさんが小走りに近づいてきて、ユマさんの隣に腰掛けました。

「百合草先生、ごめんなさい。急な団体さんがいらっしゃって。ご近所のバレーボールクラブのかたたちなんですけど、一箇所にまとまって12名座れるのって、あそこのボックスしかなくて・・・」
小柄なウエイトレスさんは、申し訳なさそうに、やよい先生に謝っています。
「ううん。土曜日なのに空いてるなあとは思ってたの。良かったじゃない、売り上げ増えるし。気にしないで」
「でも百合草先生、お引越しされるんですよね?だから今日はゆっくり遊んでいってもらいたかったんですけど・・・」
「うん。来週ね。来れたらもう一回くらい来るからさ、ミーチャンと」
「お待ちしています。私も東京、遊びに行きますから」

小柄なウエイトレスさんは、今度はユマさんに向かって、
「ユマさんも、ごめんなさいね」
そう言いながら、ユマさんのチューブトップ越しに、両手でおっぱいをムニュっと掴みました。
「あはん。アタシはこっちにいるからー、またこのお店使わせてもらうわよん。チャンスがあったらこっちの子猫ちゃんも連れてねー」

小柄なウエイトレスさんと目が合った私は、ペコリとお辞儀をしました。
小柄なウエイトレスさんはニッコリ笑い返してくれてから立ち上がり、もう一度やよい先生にお辞儀をすると、また小走りに戻っていきました。

「しょうがないわねえ。じゃあつづきはあたしの車の中でやりなさい」
「その代わり、あたしの車の後部座席は、なお子のアソコ並みに狭いからね。覚悟しといてね」
「アタシ知ってるもんー。子猫ちゃんとピッタリ密着できて楽しみー。て、子猫ちゃんのアソコってそんなに狭いんだー?」
私は赤くなってうつむきながら、ワンピースのボタンを留めています。

「やよい先生は、あの小柄なウエイトレスさんともお知り合いなんですか?」
ボタンを留め終えて、お話をそらすために聞いてみます。
「まあね。て言ってもあたしのお相手じゃないわよ。ミーチャンの。シーナも百合属性のS寄り」
「えー!?あんな可愛らしくて、Sなんですか?」
「なーに?苛めてもらいたいの?」
やよい先生がニヤニヤ笑っています。

「さ、出ましょう」
やよい先生が伝票を掴んで、ファッショングラスをかけてからバッグを肩にかけ、スタスタとレジに向かいました。
ユマさんもブラウスをはおり直して、同じようにファッショングラスをかけて後を追います。
私は、お尻に敷いていたバスタオルをたたんで小脇に抱え、ユマさんのCDを持って、同じようにファッショングラスをかけてつづきました。

お店を出るとき、小柄なウエイトレスさんが小さく手を振って、私に向かってパチンとウインクしてくれました。
外は相変わらずムっとした湿気と熱気で、シトシトとこまかい雨が降っています。

駐車場に停めてある、やよい先生の赤い車のまわりをグルッとまわってみました。
確かに後ろの窓は全体が黒っぽくなっていて、中はよほど目を凝らさないと覗けません。
私は安心して、助手席側のドアのところに戻りました。

助手席の背もたれを前に倒して、ユマさんが慣れた感じで後部座席に乗り込んでいきます。
やよい先生は、私のケータイとユマさんのケータイをなにやらいじくっています。
私が後部座席に乗り込むと、ユマさんはシートに大きなバスタオルを広げて敷いて、準備万端、早くもチューブトップを脱ぎかけていました。
確かに狭いですが、横たわってしまえば、密着感と閉塞感が心地良さそうです。

「ほらー、子猫ちゃん早くー。アタシのズボン脱がせてよー」
ユマさんが両手を広げて、その豊満なおっぱいを私のほうに突き出しています。
「たぶんだいじょうぶと思うけど、エマージェンシーのときは、このレインコートはおってね。あらかじめボタンははずしときなさい」
ケータイ弄りを終えたやよい先生が、ピンクとブルーのナイロン製らしい布を後部座席に投げました。
「合言葉は?わかってるわよね?」
「やまだーっ!」
ユマさんが大きな声で叫んでからブルーを取ったので、私はピンクのを拾ってボタンをはずすために広げてみます。
ポンチョみたいなかわいい感じのレインコートです。
ユマさんがレインコートをリアウインドウのところに置いたので、私も真似します。

「なんで緊急事態の合言葉が、やまだ、なんですか?」
と、私。
「なんでだっけっか?」
と、やよい先生。
「アタシがゆり先生たちと遊ぶようになったときは、もうそうなってましたよー。とにかくピンチのときは、やまだ、なのよー」
ユマさんが嬉しそうに言ってから、私に唇を重ねてきました。

「それじゃあ、出発するわよ。ゆっくり楽しみなさい。あたしが退屈しないように大きな声出してね」
やよい先生は、BGMのサティのボリュームを少し上げてから、すべるように車を発進させました。


グノシエンヌなトルコ石 37

グノシエンヌなトルコ石 35

ドリンクバーから帰ってきたユマさんは、チーズケーキを頬張りながら、唐突にさっきのつづきを話し始めました。
声の音量は普通に戻っていました。

「それでね先生、アタシすごくムラムラしてるから、一人で裸になって始めちゃったの、子猫ちゃんとイタスの想像しながらねー。えへへー。子猫ちゃん、あなたアタシのオナペットになっちゃたよー。かなり興奮したよー」
何て答えていいかわかりません。
やよい先生が助けてくれました。
「そうだったの。それなら今日は予定を変更して、まずユマをイかせてあげましょう。なお子、できるわよね?」
「はい。がんばります」
「わあー。嬉しいなあー。子猫ちゃんお願いねー」

「ユマ、今はエヌピーエヌビー?」
「なんですかそれ?ユマさんのバンドの名前?」
「キャハハハーっ!」
ユマさんに大受けしています。
「違うわよ、なお子。エヌピーエヌビーっていうのはノーパンノーブラの略。NPNBね」
苦笑いしながら、やよい先生。
「いいなあ、それー。アタシ次バンド組んだら、その名前にしよー。で、答えはもちろんイエスでーす」

「とりあえずその前に、少しあたしとなお子の記念写真を撮ってくれない?ユマがこっちに座って」
「いいですよー。アタシもケータイ出しておこうーっと」
そう言いながらユマさんは、はおっていたブラウスを脱ぎました。
タンクトップではなくてチューブトップでした。
すごく大きくて、たぶん形も良さそう。
見蕩れてしまいました。
「やだあー。子猫ちゃんがアタシの胸ジーーーっと見てる。えっちー」
ユマさんが無邪気に笑いながら、やよい先生と席を交換しました。

私の隣にぴったりと寄り添ったやよい先生は、まずファッショングラスをはずしました。

やよい先生がゆっくりとタンガリーシャツの胸元のボタンをさらに二つはずしました。
私も真似して前ボタンを全部はずしました。
やよい先生がシャツを大きくはだけて、おっぱいを晒してにっこり。
やっぱりやよい先生もノーブラだったんだ。
私も真似しておっぱいを晒します。
すかさずユマさんが私のケータイでカシャ、ユマさんのケータイでカシャ。
やよい先生が胸をはだけたまま、私に唇を重ねてきます。
すかさずユマさんが私のケータイでカシャ、ユマさんのケータイでカシャ。
やよい先生が私のおっぱいを両手でぎゅっと掴みます。
私は声を押し殺します。
すかさずユマさんが私のケータイでカシャ、ユマさんのケータイでカシャ。

するとユマさんがケータイをテーブルに置いて、ファッショングラスをはずしました。
やよい先生がシャツの前をかきあわせて私のほうを向きます。
私もあわててかきあわせて、手で押さえます。

ほどなく、小さな女の子の手を引いた若奥様風の人が現れて、女子トイレに消えていきました。
やよい先生は、下のほうからシャツのボタンを留めています。
私も留めようとすると、やよい先生は私の手を止めて、黙って首を振りました。
そして、胸のポケットからリモコンローターのコントローラーを出して、テーブルの上に置きました。
私はあわてて右手で口を、左手で胸元を押さえます。

やよい先生の指がスイッチをひねります。
「うぐっ!」
「あんっ!」
ユマさんまで小さく声をあげました。

「ちょっと、ユマも入れてるの?」
「だってー。きっと先生がスイッチ持ってると思ったからー」
二人でヒソヒソ声でしゃべっています。
やよい先生はスイッチを戻して、
「それじゃあ見張りになんないじゃない。後でちゃんとやってあげるから、今は出しなさい」
「えー、でもー」
「出しなさい」
ユマさんは悲しそうな顔をして、ショートパンツとお腹の隙間から右手を入れて、ローターを引っ張り出そうとしています。

そのとき、さっきトイレに入った親子が通路に現れました。
小さな女の子が私たちを見て立ち止まり、ニコニコしながら、こんにちわー、って声をかけてきます。
私たちも小さく手を振って、こんにちはー、と愛想笑いをします。
お母さんらしき人もニコニコしています。
すぐに手を引かれて、バイバイー、とまた女の子が手を振りながら遠ざかっていきました。
私たちもまた、バイバイー、って手を振ります。
ユマさんもからだをひねったまま空いている左手をニコニコしながら振っています。

3秒後くらいに3人ともテーブルに突っ伏して
「ククククククーっ」
と、笑いをかみ殺していました。

「ハアハア・・・あーおかしかったー。やっと抜けたわー」
ユマさんが目尻に涙を溜めながら、ローターをやよい先生に渡しました。
やよい先生はそれをツルっとしゃぶった後、自分の胸ポケットに入れました。
「じゃあ、あと5分くらい、なお子を苛めてからユマタイムね。見張りお願いね」
「はいはいー」

やよい先生は、ローターのスイッチを入れ直してから、私の胸をはだけさせました。
やよい先生の胸でもローターが低く唸っています。
「同じメーカーの同じ製品だとワイヤレスの周波数が同じらしくって、みんな動いちゃうのよねえ」
そんなことを言いながら、ユマさんのローターをポケットから取り出し、私の乳首に押し付けてきます。
私は声を押し殺すのに必死です。
やよい先生は、私のおっぱいをもんだり乳首を噛んだり、容赦なく責めてきます。
ユマさんは、私のケータイと自分のケータイと交互にカシャカシャと写真を撮っています。
私はたぶん小さくはイっていたと思います。
「まあ、こんなもんでいいか」
やよい先生の一言で、私への責めは終わりました。

「じゃあ次はユマの番ね。ローター入れる?」
「ううん。子猫ちゃんがやってくれるんならいらないー。子猫ちゃんの指がいいー」
「じゃあ、なお子も出しなさい」
私は自分でワンピースの裾をめくってローターを引っ張り出しました。
「あらあ。ぐっしょぐっしょ。さすがなお子ね」
そう言いながらやよい先生は、またツルっとしゃぶって胸ポケットにしまいました。

やよい先生がファッショングラスをかけて元の席に戻り、ユマさんが私の隣に戻って、ピタっとからだを寄せてきます。
「子猫ちゃーん。よろしくねー」
私の唇にブチューっとキスをくれました。

「なお子、ユマの腰を抱くような感じであなたの右腕をユマの背中からまわして、ズボンの右ポケットに右手を入れてごらんなさい」
私は、恐る恐る言われた通りにしてみます。
「あっ!?」
ポケットの袋がなくて、手にさわったのはユマさんの下半身の素肌でした。
少し奥まで手を入れると陰毛の感触があって、その少し奥まで行くと、熱くてもう濡れているアソコに届きます。
ユマさんがニっと笑ってまた唇を重ねてきます。
今度は私も舌をからめて、夢中でユマさんの唇を吸いました。
ポケットの右手は、サワサワとユマさんのアソコ周辺を撫ぜています。
「んふんんーっ」
ユマさんが押し殺したため息を吐いて、少し顔がのけぞりました。
唇が離れるのを待って、やよい先生が声をかけてきます。
「驚いたでしょう?そういうこと。エヌピーエヌビー。じゃあまず記念撮影ね」

ユマさんは躊躇無く両手でペロンとチューブトップをずり下げました。
弾力ありそうな豊か過ぎるおっぱいが、文字通りボヨヨーンという感じで現われました。
乳輪はやや大きめですが色素が薄いので、あまり目立ちません。
その先に控えめな乳首が、それでも精一杯背伸びしていて、ユマさんがもう感じていることがわかります。
大きなカップの形に、おっぱい以外が薄っすらと日焼けしていることもわかりました。
なんだか欧米のアダルト女優さんのおっぱいみたいです。
このおっぱいをきつーく縛ったらいやらしいだろうなあ・・・
なんて考えながら、ポケットの中の右手を動かすのも忘れて見蕩れてしまいました。

「ほらあ、子猫ちゃんも出してよー」
少し火照った顔をしたユマさんが、私の耳元で囁きます。
私はあわてて左手で胸をはだけました。
「あー。縄の跡がついてるー。それにこれ、キスマークでしょー。ゆり先生の首にもついてるし、昨夜はスゴかったみたいだねー。うらやましーーっ!」
ユマさんも左腕を私の肩を抱くようにまわして、指先で私の左の乳首をつまみます。
「ああんっ」

そんな二人をやよい先生がケータイでカシャカシャと写真におさめています。
「ユマがデビューしてスターになったら、この写真売りに行きましょうねー」
やよい先生が笑いながら、私に同意を求めます。
「ゆり先生のお仲間は、そんなことしないって、アタシ知ってるもーん」
ユマさんは、無邪気に笑いながらカメラに向かって右手でピースサインをしています。


グノシエンヌなトルコ石 36

グノシエンヌなトルコ石 34

車は、電車の線路沿いの国道を走っているようです。
私に自動車の道の土地勘はぜんぜんありませんが、たぶんこのへんは私の通う女子高のあたりだと思います。

車の中で、やよい先生と私は、やよい先生の個人的なお話をしていました。
やよい先生がレズビアンになった理由は、私が中二のときに詳しく聞いていました。
かんたんに言えば、もっと若いときに男の人にひどいことをされたからなのですが、これは誰にも言わないという約束で聞いたお話なのでここには書けません。
車の中で話していたのは、その頃は男の人全体をすごく憎んでいたのだけれど、ミーチャンさんと過ごすようになって、そんなことどうでもよくなってきて、男の人全体を憎むのはやめた、というお話です。
「もちろん、好きになんか絶対なれないけどね」
そう言って、やよい先生は笑いました。

もうそろそろバレエ教室のあるターミナル駅じゃないかなあ?
と思っていると、やよい先生がハンドルを切り、とあるファミリーレストランの駐車場に入りました。
時計は2時ちょっと過ぎでした。

やよい先生と私は、ファッショングラスをかけ直し、やよい先生は大きなトートバッグを肩にかけ、私は手ぶらで車を降りました。
お店に入ると、やよい先生は慣れた感じで、L字型になった店内の一番奥のほうへずんずん歩いていきます。
お客さんはまばらで、全部で4組くらい?
接客の人たちは、みんな女性のようです。

「こっちに座ってね」
やよい先生が肩にかけていたトートバッグから赤いバスタオルを出して、生尻じか座り用に渡されました。
「このファミレス、ちょっと変わっているでしょう?」
一番奥壁際の四人がけの席に座ってから、やよい先生が聞いてきます。
そう言われてあたりを見回すと、なるほど。

まず、それぞれの席が、向かい合わせの四人がけか六人がけで1セットのベンチシートになったボックスみたいになっています。
そして、ベンチの背もたれがとても高いので、隣のボックスに人がいるのかいないのか、立ち上がらないと見えません。
私たちが座った突き当たりの席は、脇が通路になっていて、その向こう側の席は背もたれをこちら側に向けたボックスになって並んでいるので、私たちの席からは誰の姿も見えません。
逆に言うと、私たちの席は他の席に座っている誰からも見えない、ということです。

「一つネックなのは、突き当たりのこの裏が女子トイレ、ってことなのよね」
「だからときどき女性がその通路を歩いて来て、この裏のトイレに消えていくの」
「男子トイレは、ずっと向こうの反対側、喫煙席の裏。ヘンなつくりよね」
やよい先生がそう笑ったとき、ショートカットで背も小さくスレンダーで、あどけない感じのウエイトレスさんが注文を聞きにきました。
ニッコリとやよい先生に会釈しています。

「あたしはクラブハウスサンドとドリンクバー。なお子は?」
何も考えていなかったので、ちょっとあわてました。
「えーと、チーズケーキとアイスティーを・・・」
「アイスティーならドリンクバーよ。じゃあドリンクバー二つとクラブハウスサンドとチーズケーキね」
「かしこまりました。ありがとうございます」
小柄なウエイトレスさんがまたニッコリ笑って、去っていきました。
「今の子ともなじみだから、安心して」
やよい先生は、ときどき謎なことを言います。
「あたしがドリンク取って来てあげる。アイスティーでいいのね?」
「はい」
やよい先生は、スタスタと入口のほうに歩いて行ってしまいました。

この状況だと・・・
私はここでもおっぱいを出すことになりそうです。
出すだけですむのでしょうか?
ワクワクどきどきが止まりません。

やよい先生がアイスティを持ってきてくれて、しばらくするとさっきのウエイトレスさんが、チーズケーキとクラブハウスサンドを持ってきてくれました。
「ごゆっくりどうぞ」
小柄なウエイトレスさんがまたニッコリ笑います。

「さてと。じゃあちょっと練習しておこっか?」
運ばれてきたサンドイッチに手をつけず、やよい先生が言います。
今は、やよい先生が女子トイレ側、私が反対側に向かい合って座っています。
「なお子はなるべく、そっちの壁際に座ってね。メガネははずしなさい」
そう言いながら、やよい先生は通路側ギリギリに座りなおしました。
私たちの位置は対角線上斜めになりました。
「ここで何やるか、もうわかってるとは思うけど、また、なお子の恥ずかしい写真を撮るのね」
「それで、おっぱいとか出しているとき、あたしがこのメガネをはずしたら、すぐにしまいなさい。なるべくさりげなく」
「つまり、誰かがこっちに来そうになったら、あたしがメガネはずすから、あなたはがんばって見られないように努力するってこと。ユーシー?」

「それじゃあ、やってみるわよ。前のボタンはずして」
私は5つ全部はずしてから、ウエストのリボンを少し緩めました。
「左のおっぱいを出しなさい」
私は、肩はずらさず、前の布だけ開いて左おっぱいを露出しました。
やよい先生がケータイを構えて、カシャっと写します。
そのまましばらく無言の時間が過ぎました。
やがておもむろに、やよい先生がファッショングラスをはずして、紙ナプキンで拭き始めました。
私はあわてて前をかきあわせて押さえながら、アイスティのストローを口に含んでそっぽを向きました。
小柄なウエイトレスさんが通路をツカツカと見回りに来て、またニッコリ笑いかけながら、引き返して行きました。

「まあ、そんなものね。どう?」
「すっごくドキドキしました。スリルあって楽しいです」
「おっけーね。じゃあ、とりあえず食べちゃいましょう」
私は、胸ボタンを下から2つだけはめてから、チーズケーキを食べ始めました。
昨日のプレイ中の他愛もないお話をしながら、やよい先生もサンドイッチを食べ終わり、さて、となったとき、
「こんにちわあー!」
と大きな声がしました。

「あらー、意外と早かったわねえ」
と、やよい先生。
え?誰?

ふわっとした長めなポニーテールに、私たちと同じデザインの薄いブルーが入ったファッショングラス。
おっぱいの裾野ギリギリな白のタンクトップの上に、ひらひらした薄物のピンクの長袖ブラウスをひっかけてウエストで軽く縛っています。
胸がすごく大きいです。
下は、ゆったりめの濃い茶色のショートパンツを細いエナメルのベルトで止めています。
私ややよい先生よりかちょっと小柄なグラマーでセクシーな感じの人です。

その女の子は、遠慮なく私の隣に座りました。
「誰?って顔してるー。ひどーい。もう忘れちゃったのー?」
その人懐っこい顔としゃべり方に覚えがありました。
「・・・ひょっとして・・・ピザ屋さんのお姉さん?」
「よかったー、覚えててくれたあー」
私のホッペにブチューっとキスをします。
いつの間にか傍らに来ていた、小柄でスレンダーなウエイトレスさんが笑いながら見ています。
「えーと、アタシもチーズケーキとドリンクバーね」

「あらためて紹介するわね。元あたしの隣人で、今はロックバンドのヴォーカリストとしてメジャーデビュー寸前のピザ屋のお姉さんこと高林真由美さん」
やよい先生がおどけて紹介してくれます。

「もりしたなお子です。やよいせ、あ、百合草先生のバレエの生徒です。ピザ屋さんの制服のときとぜんぜん印象が違ってたので・・・髪型も昨日はツインテールだったし・・・すぐに思い出せなくてごめんなさい。高林さん」
私はペコリと頭を下げました。

「アタシ、バンドでの芸名はユマなんだー。真由美だからユマ。子猫ちゃんもユマって呼んで。あとこれうちのバンドのインディーズで出したCD。メジャーからは9月末に出る予定だから、買ってねー」
ユマさんはよく通る大きな声でよくしゃべります。

「ユマは、それでなくても声でかいんだから、ちょっと抑えてね。テンション高すぎ」
やよい先生が苦笑いしています。
「だって、子猫ちゃんにこんなにすぐまた逢えるなんて思ってなかったからー。先生からメールもらって、キャッホーって叫んじゃったよー」
「それで先生聞いてよー。昨夜早めにバイトふけてお家帰ったらさー、ダーリンったらレコーディング押してて帰れないだってー。アタシ、ムラムラの絶頂だよーっ」
そう言ったとき、小柄でスレンダーなウエイトレスさんが、お待たせしましたー、と言いながら、チーズケーキを笑顔で差し出しました。
ユマさんは、さすがにまずいと思ったのか自分で口を押さえてマズイって顔になります。
それがとってもかわいいんです。

「あっ。アタシ、ドリンクバー行ってくるー。子猫ちゃんはアイスティーね。先生は?」
「冷たいグリーンティがいいわ」
「おっけー、グリーンデイねー、よろこんでー」
ユマさんが謎なことを言って、跳ねるようにドリンクバーに向かいました。

「テンション高い人ですねー。でもなんだかかわいらしい」
と私。
「うん。ちゃんと空気が読めるいい子よ。なお子なら絶対仲良くなれるわ」
やよい先生は、なんだかとても嬉しそうです。


グノシエンヌなトルコ石 35